JP2021170185A - 指図書類作成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】知識や経験の浅いユーザであっても短時間で簡単に指図書類データを作成することができる指図書類作成システムを提供する。【解決手段】サーバ2は、2次元又は3次元の目標データ5、各指図書類データ7を作成する際に必要な仕様設定項目データ12、及び、仕様設定項目データ12において入力が必要な仕様情報を選択肢形式でまとめた複数の仕様選択肢データ13が予め保存されたデータ保存部1aと、情報処理端末3にて選択された目標データ5に対応する各仕様設定項目データ12を情報処理端末3に提示するとともにその提示する各仕様設定項目データ12に対応する各仕様選択肢データ13を情報処理端末3に選択可能に提示する仕様選択提示部1b〜1iとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、衣服を縫製する際に縫製工場等に対して、縫い方の指示や使用する糸、或いは、生地やボタン等の品番、色番等が記載された縫製仕様書等の指図書類データの作成を支援する指図書類作成システムに関する。
従来より、アパレル業界では、服飾デザイナーが作成するデザイン画等の目標データと簡単な縫製情報とからパターン(型紙)と縫製仕様書等の複数の指図書類とをそれぞれ作成し、当該パターンと各指図書類とを基にして縫製工場等にて衣服等を製造するのが一般的である。
そして、近年では、特許文献1に開示されているように、CADやCAM等のアパレルシステムを利用してパターンと指図書類とを電子データとして作成するとともに、作成した各データを各ユーザの情報処理端末の間において転送し合うことで衣服の縫製期間を短くする取り組みがなされている。
特開2001−357099号公報
ところで、上述の如きパターンや指図書類は、作成に高い技術と多くの知識及び経験とが必要であり、特に指図書類は、作成経験の少ないユーザが作成すると、縫製が出来ない質の低い指図になってしまうおそれがある。したがって、知識や経験の浅いユーザの場合、知識や経験の豊富な人に指図書類の作成を依頼せざるを得ず、両者間で意思の疎通を図るための打ち合わせ回数が増えるなど、指図書類の作成に多くの時間が費やされてしまうという問題があった。
本発明は、懸かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、知識や経験の浅いユーザであっても短時間で簡単に指図書類データを作成することができる指図書類作成システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、縫製の設定等を選択形式で簡単に行えるようにしたことを特徴とする。
具体的には、ネットワークに接続されたサーバと、上記ネットワークに接続されるとともに上記サーバに対してデータを送受信可能な少なくとも1つの情報処理端末とを備え、当該情報処理端末を用いてユーザが複数の指図書類データを作成するのを上記サーバが支援するよう構成された指図書類作成システムを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、上記サーバは、多数の2次元又は3次元モデリングデータ、当該各モデリングデータにそれぞれ対応するように設定され、上記各指図書類データを作成する際に必要な少なくとも1つの仕様設定項目データ、及び、当該仕様設定項目データにおいて入力が必要な仕様情報を選択肢形式でまとめた複数の仕様選択肢データが予め保存されたデータ保存部と、上記情報処理端末にて選択された上記モデリングデータに対応する上記各仕様設定項目データを上記情報処理端末に提示するとともにその提示する各仕様設定項目データに対応する上記各仕様選択肢データを上記情報処理端末に選択可能に提示する仕様選択提示部とを備えていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記仕様選択肢データは、縫製仕様情報が図柄で表示された図柄データであることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は2の発明において、上記仕様選択肢データは、生地の種類を決める際に必要な生地種類データであることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記サーバは、上記仕様選択提示部にて提示する上記各仕様設定項目データについて上記情報処理端末において入力を行うか否かを選択可能に提示する入力選択提示部を備えていることを特徴とする。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、上記サーバは、選択された上記仕様選択肢データに対して具体的な数値データを入力可能に提示する仕様数値入力部と、選択された上記モデリングデータ、上記仕様設定項目データ、上記仕様選択肢データ及び上記数値データのうちの少なくとも2つの組み合わせが予め決められた所定の組み合わせに該当するか否かを判定可能な組み合わせ判定部と、該組み合わせ判定部にて所定の組み合わせに該当すると判定された際、上記情報処理端末に注意喚起の表示を出力する注意喚起表示部とを備えていることを特徴とする。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、上記サーバは、1つ以上のキーワードに基づいて上記データ保存部に保存された上記各モデリングデータにそれぞれ紐付けされた情報を検索するとともに所定の基準値に基づいて上記キーワードとの関連性が高いと判定した各モデリングデータか、或いは、衣服の仕上がり時における目標とする目標データと上記データ保存部に保存されている各モデリングデータとをそれぞれ演算処理するとともに予め決められた所定の閾値に基づいて比較して類似すると判定した上記データ保存部に保存されている各モデリングデータを上記情報処理端末に選択可能に送信して提示するモデリングデータ選択提示部を備えていることを特徴とする。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、上記サーバは、上記仕様選択提示部にて表示される上記各仕様設定項目データの上記各仕様選択肢データを選択する際、上記仕様設定項目データにそれぞれ対応する上記モデリングデータの仕様設定部位の拡大表示及び色彩変更表示の少なくとも一方を行う表示変更部を備えていることを特徴とする。
第1の発明では、ユーザが選んだモデリングデータに対応して、指図書類データを作成するのに必要な項目とその項目の具体的な仕様とを選択肢形式でサーバが自動で抽出してユーザに提案するので、ユーザはサーバから提案される各選択肢の中から1つずつ選んでいくだけで指図書類データが完成される。したがって、ユーザは、知識や経験が浅くても時間を掛けることなく簡単に指図書類データを作成することができる。
第2の発明では、縫製仕様の判断が図柄を見て行われるようになるので、ユーザのイメージを縫製仕様書データに反映させ易くすることができる。
第3の発明では、生地の仕様を選択肢の中から選べるようになるので、ユーザは生地に対する深い知識が無くても時間を掛けることなく生地の仕様を決めることができる。
第4の発明では、例えば、ユーザが他の経験のある人に仕様を決めて欲しいとする項目がある場合等において、情報処理端末側で入力しないという意思表示ができる。したがって、サーバ側においてユーザに確認することなくその項目に対する選択肢を自由に選ぶことができるようになり、効率良く指図書類データを作成することができる。
第5の発明では、例えば、ユーザが選択したモデリングデータ、仕様設定項目データ、仕様選択肢データ及び数値データの組み合わせが通常実施することが少ない仕様だった場合、そのことを指図書類データを完成させる前にユーザが知ることができるようになる。したがって、ユーザは、例えば、サーバを管理する知識や経験のある人に仕様の意見を求めたりすることができるようになり、知識や経験の浅いユーザであっても知識や経験を積んだ人の意見を取り込んだ質の良い指図書類データを得ることができる。
第6の発明では、サーバがキーワードに関連する、又は、衣服の仕上がり目標とする目標データに類似する複数のモデリングデータを抽出するとともに、ユーザは、サーバが抽出する複数のモデリングデータの中から1つのモデリングデータを選ぶという手順になる。したがって、ユーザは、指図書類データを作成する時間を短縮できるとともに、サーバが選ぶモデリングデータがそのまま採用されるのを回避してユーザの感性に最も近いモデリングデータを時間を掛けずに選ぶことができるようになり、知識や経験の浅いユーザに関わらず誰であっても簡単に指図書類データを作成することができる。
第7の発明では、ユーザが各仕様設定項目データにおける仕様選択肢データを選択する際においてモデリングデータのどの部位の仕様を設定しているのかが直感的に分かるようになり、操作性の高いシステムにすることができる。
本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを用いたビジネスモデルの概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムのブロック図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、基本情報を入力している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にてデザインの企画をし始めた直後の状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて衣服の仕上がり時の目標とする目標データに対応するモデリングデータを選択している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータに対して補足説明を付けている状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて入力を行わない項目を決めている状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて縫製に使用する生地の種類を選んでいる状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータと生地の種類との組み合わせに対する注意喚起がなされた状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータの縫製仕様における各必要設定項目のうちの1つを選んでいる状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータのアームホールの縫製仕様を選択している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータのアームホールにおける縫製のステッチに係る数値データを入力している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にてボタンの詳細を決めている状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて特殊領域の仕様を選択している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて特殊領域の仕様について具体的な詳細を記述している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて縫糸の詳細を決めている状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて洗い加工の仕様を選択している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にてネームプレートの仕様を選択している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、ユーザが情報処理端末にて選んだモデリングデータの各部位の寸法を記入している状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、管理者がサーバにてユーザが記入した内容について検討している状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、管理者がサーバにて縫製仕様書データ等の指図書類データを印刷する直前の状態を示す。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、縫製仕様書データが作成された直後の状態を示す図である。 本発明の実施形態1に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、特殊仕様書データが作成された直後の状態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、衣服の仕上がり目標である目標データを取り込んだ状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、衣服の仕上がり目標である目標データに類似する4つのモデリングデータが選択可能に提示されている状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る指図書類作成システムを作動させるアプリケーションソフトウェアの表示画面であり、衣服の仕上がり目標である目標データに類似するモデリングデータを選択する直前の状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る指図書類作成システム1を示す。該指図書類作成システム1は、ユーザ4が仕上がりの目標とする2次元のデザイン画や3次元のCADデータ等の目標データ5を基にして複数の指図書類データ7を簡単に作成できるよう支援するのを目的として作られたものであり、例えば、図1の場合では、パタンナー4Bがシステム管理者であり、服飾デザイナー4Aが自身でデザインした2次元のデザイン画の指図書類データ7を作成する概念図が描かれている。尚、システム管理者はパタンナーでなくてもよく、指図書類データ7を作成するのは服飾デザイナー以外の人でもよい。
指図書類作成システム1は、ネットワークEに接続されたサーバ2と、ネットワークEに接続されるとともにサーバ2に対してデータを送受信可能な多数の情報処理端末3とを備えている。サーバ2及び各情報処理端末3には、指図書類作成システム1のアプリケーションソフトがそれぞれインストールされていて、ユーザ4が情報処理端末3を用いて複数の指図書類データ7を作成するのを上記サーバ2が支援するよう構成されている。尚、以下では、服飾デザイナー4Aが所有する情報処理端末3を情報処理端末3Aと呼ぶことにする。
指図書類作成システム1は、図2に示すように、データ保存部1a、モデリングデータ選択提示部1b、生地仕様選択提示部1c、縫製仕様選択提示部1d、付属品仕様選択提示部1e、特殊仕様選択提示部1f、縫糸仕様選択提示部1g、加工仕様選択提示部1h、ネーム仕様選択提示部1i、入力選択提示部1j、仕様数値入力部1k、表示変更部1m、組み合わせ判定部1n、注意喚起表示部1p、寸法反映部1q及び指図書類作成部1rを有している。
データ保存部1aには、図3乃至図18に示すように、所定の情報が紐付けされた多数のモデリングデータ6と、該各モデリングデータ6にそれぞれ対応する各指図書類データ7を作成する際に必要な複数の仕様設定項目データ12と、当該仕様設定項目データ12にそれぞれ対応する当該仕様設定項目データ12において入力が必要な複数の仕様選択肢データ13とが予め保存されている。
仕様設定項目データ12は、生地仕様を設定するのに必要な生地仕様設定項目データ12aと、縫製仕様を設定するのに必要な縫製仕様設定項目データ12bと、ボタン等の付属品の仕様を設定するのに必要な付属品仕様設定項目データ12cと、ボタンホール等の特殊部位の仕様を設定するのに必要な特殊仕様設定項目データ12dと、縫糸の仕様を設定するのに必要な縫糸仕様設定項目データ12eと、洗い加工等の加工の仕様を設定するのに必要な加工仕様設定項目データ12fと、ネーム仕様を設定するのに必要なネーム仕様設定項目データ12gとを有している。
仕様選択肢データ13は、生地の種類を決める際に必要な生地種類データ13aと、縫製仕様が図柄で表示された第1図柄データ13bと、付属品の種類を決める際に必要な付属品種類データ13cと、特殊部位が図柄で表示された第2図柄データ13dと、縫糸の種類を決める際に必要な縫糸種類データ13eと、加工の種類を決める際に必要な加工種類データ13fと、タグの種類等が図柄で表示された第3図柄データ13gとを有している。
モデリングデータ選択提示部1bは、図4及び図5に示すように、1つ以上のキーワードky1にそれぞれ紐付けされた各モデリングデータ6を情報処理端末3に選択可能に送信して提示するようになっている。例えば、図4に示す各キーワードky1の中で「シャツ」を選択すると、図5に示すように、シャツに関する多数のモデリングデータ6が選択可能に表示されるようになっている。
尚、モデリングデータ選択提示部1bは、1つ以上のキーワードに基づいてデータ保存部1aに保存された各モデリングデータ6の情報をそれぞれ検索するとともに所定の基準値に基づいてキーワードとの関連性が高いと判定した各モデリングデータ6を情報処理端末3に選択可能に送信して提示するようにしてもよい。
生地仕様選択提示部1cは、図8及び図9に示すように、各生地仕様設定項目データ12aを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各生地仕様設定項目データ12aに対応する各生地種類データ13aを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、図8に示すように、生地を在庫から選ぶ際、在庫生地が複数の種類の中から選択可能に表示されるようになっている。
縫製仕様選択提示部1dは、図10乃至図12に示すように、情報処理端末3にて選択されたモデリングデータ6に対応する縫製仕様設定項目データ12bを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各縫製仕様設定項目データ12bに対応する各第1図柄データ13bを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、図10に示すように、モデリングデータ選択提示部1bにて提示された「シャツ」に関するモデリングデータ6の1つを選ぶと、当該モデリングデータ6に対応する「前ヨーク」や「アームホール」等の各縫製仕様設定項目データ12bが選択可能に提示され、縫製仕様設定項目データ12bとして「アームホール」を選択すると、図11に示すように、ステッチの仕方等が図柄で表示された複数の第1図柄データ13bが選択可能に表示されるようになっている。尚、本発明の実施形態1では、縫製仕様選択提示部1dの仕様選択肢データ13が図柄データであるが、文字データであってもよい。
付属品仕様選択提示部1eは、図13に示すように、各付属品仕様設定項目データ12cを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各付属品仕様設定項目データ12cに対応する各付属品種類データ13cを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、「ボタン」に関する項目を選択すると、ボタンを付ける箇所や品番等の各付属品種類データ13cが選択可能に提示されるようになっている。
特殊仕様選択提示部1fは、図14及び図15に示すように、各特殊仕様設定項目データ12dを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各特殊仕様設定項目データ12dに対応する各第2図柄データ13dを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、図14に示すように、選んだモデリングデータ6に対応するボタンホールの「前立て」や「前ポロ」等の各特殊仕様設定項目データ12dが選択可能に提示され、特殊仕様設定項目データ12dとして「前立て」を有りに選択すると、前立ての形状が図柄で表示された複数の第2図柄データ13dが選択可能に表示されるようになっている。
縫糸仕様選択提示部1gは、図16に示すように、各縫糸仕様設定項目データ12eを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各縫糸仕様設定項目データ12eに対応する各縫糸種類データ13eを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、各縫製箇所の1つを選択すると、ピッチ間隔やメーカー等の各縫糸種類データ13eが選択可能に表示されるようになっている。
加工仕様選択提示部1hは、図17に示すように、各加工仕様設定項目データ12fを情報処理端末3に提示するとともにその提示する各加工仕様設定項目データ12fに対応する各加工種類データ13fを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、「加工の種類」の項目において、洗い加工等の各加工種類データ13fが選択可能に表示されるようになっている。
ネーム仕様選択提示部1iは、図18に示すように、各ネーム仕様設定項目データ12gに対応する各第3図柄データ13gを情報処理端末3に選択可能に提示するようになっている。例えば、選んだモデリングデータ6にタグを取り付ける場合、タグの種類が図形で表示された複数の第3図柄データ13gが選択可能に表示されるようになっている。
入力選択提示部1jは、仕様選択提示部1b〜1iにて提示する仕様設定項目データ12において入力を行うか否かを選択可能に提示するようになっている。例えば、図7に示すように、選択したモデリングデータ6の「縫製仕様」をユーザ側で行わずにシステム管理者側で行って欲しいとユーザが考える場合に「縫製仕様」の入力を行わないことを選択することでシステム管理者側にて「縫製仕様」の入力を行う必要があることを理解できるようになっている。
仕様数値入力部1kは、選択された仕様選択肢データ13における具体的な数値データ14を入力可能に提示するようになっている。例えば、図12に示すように、アームホールにおけるステッチの縫製位置を具体的な数値で入力可能に提示できるようになっている。
表示変更部1mは、仕様選択提示部1b〜1iにて表示される各仕様設定項目データ12の各仕様選択肢データ13を選択する際、各仕様設定項目データ12にそれぞれ対応するモデリングデータ6の仕様設定部位の拡大表示(例えば、図11及び図12のX1参照)を行うようになっている。尚、表示変更部1mは、各仕様選択肢データ13を選択する際、モデリングデータ6の仕様設定部位の色彩変更表示を行ってもよいし、拡大表示と色彩変更表示との両方を行ってもよい。
組み合わせ判定部1nは、仕様選択提示部1b〜1iにて選択されたモデリングデータ6、仕様設定項目データ12、仕様選択肢データ13及び数値データ14のうちの少なくとも2つの各組み合わせが予め決められた所定の基準組み合わせに該当するとか否かを判定するようになっている。
注意喚起表示部1pは、組み合わせ判定部1nにて所定の基準組み合わせに該当すると判定された際、情報処理端末3に注意喚起の表示を出力するようになっている。例えば、図9に示すように、選択されたモデリングデータ6と生地種類データ13aの中から選んだ生地との組み合わせにおいて製造後の製品に強度の懸念がある場合、情報処理端末3に注意喚起の表示を出力するようになっている。
寸法反映部1qは、図19に示すように、CADソフトで作成されているパターンデータからモデリングデータ6の各部位の寸法を指図書類データ7に反映するようになっている。
指図書類作成部1rは、各仕様選択提示部1b〜1iにて選択された内容を紙出力が可能なように各指図書類データ7を作成するようになっている。尚、各指図書類データ7は、図21乃至図23に示すように、縫製仕様書データ7a、付属仕様書データ7b、縫糸仕様書データ7c、特殊仕様書データ7d、裁断指図データ7e及びサイズ仕様書データ7fで構成されている。
次に、指図書類作成システム1の動作について詳述する。ここでは、図1に示すように、服飾デザイナー4Aが自身でデザインした目標データ5のパターンデータの作成をパタンナー4Bに依頼するとともに、目標データ5を基に指図書類データ7を作成する場合について説明する。
まず、服飾デザイナー4Aは、指図書類作成システム1のアプリケーションソフトにログインし、図3に示すように、指図書類データ7により縫製される衣服等のブランド名や対象となる性別等を設定する。
次に、服飾デザイナー4Aは、図4に示すように、目標データ5に対応するキーワードky1である「シャツ」を選択する。すると、図5に示すように、モデリングデータ選択提示部1bによって、情報処理端末3Aには、シャツに関する多数のモデリングデータ6が選択可能に表示される。
ここで、服飾デザイナー4Aは、自身がイメージする目標データ5に最も近いモデリングデータ6を選択する。このとき、図6に示すように、選択したモデリングデータ6には、後にパタンナー4Bに指図書類データ7を送信した際に、目標データ5のイメージがパタンナー4Bに伝わり易くなるように、自身が製作したデザイン画やイメージ写真等を貼り付けておくことができる。
服飾デザイナー4Aがモデリングデータ6を選択すると、図7に示すように、各仕様設定項目データ12において入力を行うか否かが情報処理端末3Aに選択可能に提示される。すなわち、服飾デザイナー4Aが各仕様設定項目データ12の入力を自身で行うか、或いは、パタンナー4Bに任せるかをそれぞれ選択する。例えば、服飾デザイナー4Aが経験のあるパタンナー4Bに仕様を決めて欲しいとする項目がある場合等において、情報処理端末3A側で入力しないという意思表示ができる。したがって、サーバ側(パタンナー4B)において服飾デザイナー4Aに確認することなくその項目に対する仕様選択肢データ13を自由に選ぶことができるようになり、効率良く各指図書類データ7を作成することができる。
各仕様設定項目データ12の入力を服飾デザイナー4A自身で行う場合、まず、服飾デザイナー4Aは、「デザイン」の画像を選択する。すると、図8に示すように、生地仕様選択提示部1cによって情報処理端末3Aの画面が生地仕様選択表示画面になる。
生地仕様選択表示画面では、生地仕様設定項目データ12aとして生地を在庫生地から選択するか在庫以外の生地を選択するかが提示される。例えば、生地を在庫生地から選択する場合、生地種類データ13aとして「Nomal cotton」や「Cotton 50/Poil 50」等が選択可能に提示される。服飾デザイナー4Aが生地種類データ13aの1つを選択すると、組み合わせ判定部1nにより選んだモデリングデータ6と生地種類データ13aとの組み合わせが予め決められた所定の基準組み合わせに該当するか否かが判定される。所定の基準組み合わせに該当すると判定された場合、図9に示すように、例えば「縫製時に引き裂けのリスクがある」等の注意喚起の表示が情報処理端末3Aに表示される。このように、生地の仕様を選択肢の中から選べるようになるので、服飾デザイナー4Aは生地に対する深い知識が無くても時間を掛けることなく生地の仕様を決めることができる。また、モデリングデータ6と生地種類データ13aとの組み合わせが通常実施することが少ない仕様だった場合、そのことを指図書類データ7を完成させる前に服飾デザイナー4Aが知ることができるようになる。したがって、服飾デザイナー4Aは、例えば、サーバ2を管理する知識や経験のあるパタンナー4Bに仕様の意見を求めたりすることができるようになり、知識や経験の浅い服飾デザイナー4Aであっても知識や経験を積んだパタンナー4Bの意見を取り込んだ質の良い指図書類データ7を得ることができる。
生地の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「縫製仕様」のタブをクリックする。すると、図10に示すように、縫製仕様選択提示部1dによって情報処理端末3Aの画面が縫製仕様選択表示画面になる。
縫製仕様選択表示画面では、服飾デザイナー4Aが選んだモデリングデータ6に対応する各縫製仕様設定項目データ12bが情報処理端末3Aに表示されるとともに、その表示される各縫製仕様設定項目データ12bに対応する各第1図柄データ13bが情報処理端末3Aに選択可能に表示される。
例えば、縫製仕様設定項目データ12bとして「アームホール」を選択すると、図11に示すように、表示変更部1mによって「アームホール」の拡大表示が画面左側に表示され、その「アームホール」の縫製仕様設定項目データ12bに対応する、例えば、「ステッチ」の種類が図柄で表示された複数の第1図柄データ13bが画面右側に表示される。このように、服飾デザイナー4Aが選んだモデリングデータ6に対応する指図書類データ7を作成するのに必要な項目とその項目の具体的な仕様とを選択肢形式でサーバ2が自動で抽出して服飾デザイナー4Aに提案するので、服飾デザイナー4Aはサーバ2から提案される各選択肢の中から1つずつ選んでいくだけで指図書類データ7が完成される。したがって、服飾デザイナー4Aは、知識や経験が浅くても時間を掛けることなく簡単に指図書類データ7を作成することができる。特に、縫製仕様の判断が第1図柄データ13bを見て行われるようになるので、ユーザのイメージを縫製仕様書データ7aに反映させ易くすることができる。
また、第1図柄データ13bを選択する際、表示変更部1mによって、モデリングデータ6の対応する仕様設定部位の拡大表示がなされる。このように、モデリングデータ6において縫製仕様の設定を行っている部分が拡大表示されるので、服飾デザイナー4Aが各縫製仕様設定項目データ12bにおける第1図柄データ13bを選択する際においてモデリングデータ6のどの部位の縫製仕様を設定しているのかが直感的に分かるようになり、操作性の高いシステムにすることができる。
第1図柄データ13bの選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、図12に示すように、仕様数値入力部1kにおいて、選択された第1図柄データ13bに対応する「ステッチ」の縫製位置を具体的な数値データ14で入力する。
縫製仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「付属」のタブをクリックする。すると、図13に示すように、付属品仕様選択提示部1eによって情報処理端末3Aの画面が付属品仕様選択表示画面になる。
付属品仕様選択表示画面では、付属品仕様設定項目データ12cとして「ボタン」を各取付位置において統一するか否かが提示される。例えば、ボタンを各取付位置において統一させない場合、各取付部位ごとに付属品種類データ13cとしてボタン製造会社の品番等が選択可能に提示される。
付属品仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「特殊」のタブをクリックする。すると、図14及び図15に示すように、特殊仕様選択提示部1fによって情報処理端末3Aの画面が特殊仕様選択表示画面になる。
特殊仕様選択表示画面では、特殊仕様設定項目データ12dによって、例えば、服飾デザイナー4Aが選んだモデリングデータ6に対応する各特殊仕様設定項目データ12dである「ボタンホールの前立て」等が情報処理端末3Aに表示されるとともに、その表示される各特殊仕様設定項目データ12dに対応する各第2図柄データ13dが情報処理端末3Aに選択可能に表示される。
特殊仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「糸」のタブをクリックする。すると、図16に示すように、縫糸仕様選択提示部1gによって情報処理端末3Aの画面が縫糸仕様選択表示画面になる。
縫糸仕様選択表示画面では、各縫糸仕様設定項目データ12eによって、「縫糸」を縫製箇所の違いにおいて統一するか否かが提示される。例えば、縫糸を縫製箇所の違いにおいて統一させない場合、縫製箇所毎に縫糸種類データ13eが選択可能に提示される。
縫糸仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「加工」のタブをクリックする。すると、図17に示すように、加工仕様選択提示部1hによって情報処理端末3Aの画面が加工仕様選択表示画面になる。
加工仕様選択表示画面では、各加工仕様設定項目データ12fによって、例えば、服飾デザイナー4Aが選んだモデリングデータ6に対応する各加工仕様設定項目データ12fである「加工の種類」等が情報処理端末3Aに表示されるとともに、その表示される各加工仕様設定項目データ12fに対応する、例えば「洗い加工」等の各加工種類データ13fが情報処理端末3Aに選択可能に表示される。
加工仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「ネーム・仕上げ」のタブをクリックする。すると、図18に示すように、ネーム仕様選択提示部1iによって情報処理端末3Aの画面がネーム仕様選択表示画面になる。
ネーム仕様選択表示画面では、各ネーム仕様設定項目データ12gによって、例えば、服飾デザイナー4Aが選んだモデリングデータ6に対応する各ネーム仕様設定項目データ12gである「タグ種類」等が情報処理端末3Aに表示されるとともに、その表示される各ネーム仕様設定項目データ12gに対応するタグの種類が図形で表示された複数の第3図柄データ13gが情報処理端末3Aに選択可能に表示される。
ネーム仕様の選択が終わると、服飾デザイナー4Aは、「寸法」のタブをクリックする。すると、図19に示すように、寸法反映部1qによって、情報処理端末3Aの画面が寸法記入画面になる。
寸法記入画面では、モデリングデータ6の各部位の寸法を記入できる。尚、モデリングデータ6のパターンデータが既に完成している場合には、指図書類作成システム1のアプリケーションソフトにパターンデータを取り込む。すると、パターンデータからモデリングデータ6の各部位の寸法が算出され、指図書類データ7に反映される。このように、モデリングデータ6に対応するパターンデータがCADデータで存在する場合、サーバ2がパターンデータのCADデータからモデリングデータ6の各部位の寸法を自動で抽出するようになる。したがって、指図書類データ7を作成するのに必要な寸法データを簡単に埋めることができる。
そして、服飾デザイナー4Aにより選択可能な全てのデータが選択される(又は入力される)と、各指図書類データ7が仮に完成したとして管理者であるパタンナー4Bに伝えられる。
パタンナー4Bは、各指図書類データ7が仮に完成したことを知ると、その内容をサーバ2上にて確認する。例えば、サーバ2の確認画面には、図20に示すように、縫製仕様選択提示部1dにおける縫製仕様設定項目データ12bとして選択された「前ヨーク」の仕様が表示され、パタンナー4Bは縫製仕様を確認することができる。もし仮に、パタンナー4Bが服飾デザイナー4Aにて選択された各仕様において確認が必要だと思う選択があった場合には、「コメント」を情報処理端末3Aに表示させることができる。
このようにして作成された指図書類データ7は、紙出力が可能であり、図21乃至図22に示すように、例えば、各指図書類データ7のうちの必要な指図書類データ7を選択し、例えばpdfファイルとして出力した後、当該ファイルを印刷することにより得られる。
尚、本発明の実施形態1では、指図書類データ7を作成する際に、モデリングデータ6を選択した後に、生地の種類を選択しているが、生地の種類を選択した後に、モデリングデータ6を選択するようにしてもよい。
《発明の実施形態2》
図24乃至図26は、本発明の実施形態2の指図書類作成システム1を示す。この実施形態2では、モデリングデータ6の選択の仕方が実施形態1と異なるだけでその他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを説明する。
実施形態2のモデリングデータ選択提示部1bは、目標データ5とデータ保存部1aに保存されている各モデリングデータ6とをそれぞれ演算処理するとともに予め決められた所定の閾値に基づいて比較して類似すると判定した各モデリングデータ6を情報処理端末3に選択可能に送信して提示するようになっている。
次に、実施形態2の指図書類作成システム1の動作について詳述する。
服飾デザイナー4Aは、例えば、目標データ5が「ジーンズのボトムス」の写真データである場合、図24に示すように、指図書類作成システム1のアプリケーションソフトに対して自身で用意した「ジーンズのボトムス」の目標データ5を取り込む。すると、画面右側に取り込んだ目標データ5が表示される。
次いで、情報処理端末3Aの画面に表示される目標データ5の下側に配置された「絵型を自動作成」ボタンを押す。すると、モデリングデータ選択提示部1bにおいて、目標データ5とデータ保存部1aに保存されている各モデリングデータ6とがそれぞれ演算処理されるとともに予め所定の閾値に基づいて比較されて類似するか否かがそれぞれ判定される。そして、図25に示すように、類似すると判定された各モデリングデータ6が服飾デザイナー4Aの情報処理端末3Aに選択可能に送信されて表示される。例えば、図25に示すように、情報処理端末3Aの画面上に4つの類似するモデリングデータ6が提示される。
ここで、服飾デザイナー4Aは、図26に示すように、自身がイメージする目標データ5に最も近いモデリングデータ6を選択する。このように、本発明の実施形態2の指図書類作成システム1は、サーバ2が目標データ5に類似する複数のモデリングデータ6を自動で抽出するとともに、服飾デザイナー4Aは、サーバ2が抽出する複数のモデリングデータ6の中から1つのモデリングデータ6を選ぶという手順になる。したがって、服飾デザイナー4Aは、自らモデリングデータ6を作成する手間が無くなって指図書類データ7を作成する時間を短縮できるとともに、サーバ2が選ぶモデリングデータ6がそのまま採用されるのを回避して服飾デザイナー4Aの感性に最も近いモデリングデータ6が選ばれるようになり、服飾デザイナー4Aの知識や経験が浅くても簡単に指図書類データ7を作成することができる。
本発明は、例えば、縫製工場等に衣服の縫製を依頼する際に提示する指図書類データの作成を支援する指図書類作成システムに適している。
1 指図書類作成システム
1a データ保存部
1b モデリングデータ選択提示部
1c 生地仕様選択提示部
1d 縫製仕様選択提示部
1e 付属品仕様選択提示部
1f 特殊仕様選択提示部
1g 縫糸仕様選択提示部
1h 加工仕様選択提示部
1i ネーム仕様選択提示部
1j 入力選択提示部
1k 仕様数値入力部
1m 表示変更部
1n 組み合わせ判定部
1p 注意喚起表示部
2 サーバ
3、3A 情報処理端末
4 ユーザ
5 目標データ
6 モデリングデータ
7 指図書類データ
12 仕様設定項目データ
13 仕様選択肢データ
13a 生地種類データ
13b 第1図柄データ
E ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークに接続されたサーバと、上記ネットワークに接続されるとともに上記サーバに対してデータを送受信可能な少なくとも1つの情報処理端末とを備え、当該情報処理端末を用いてユーザが複数の指図書類データを作成するのを上記サーバが支援するよう構成された指図書類作成システムであって、
    上記サーバは、
    多数の2次元又は3次元モデリングデータ、当該各モデリングデータにそれぞれ対応するように設定され、上記各指図書類データを作成する際に必要な少なくとも1つの仕様設定項目データ、及び、当該仕様設定項目データにおいて入力が必要な仕様情報を選択肢形式でまとめた複数の仕様選択肢データが予め保存されたデータ保存部と、
    上記情報処理端末にて選択された上記モデリングデータに対応する上記各仕様設定項目データを上記情報処理端末に提示するとともにその提示する各仕様設定項目データに対応する上記各仕様選択肢データを上記情報処理端末に選択可能に提示する仕様選択提示部とを備えていることを特徴とする指図書類作成システム。
  2. 請求項1に記載の指図書類作成システムにおいて、
    上記仕様選択肢データは、縫製仕様情報が図柄で表示された図柄データであることを特徴とする指図書類作成システム。
  3. 請求項1又は2に記載の指図作成システムにおいて、
    上記仕様選択肢データは、生地の種類を決める際に必要な生地種類データであることを特徴とする指図書類作成システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の指図書類作成システムにおいて、
    上記サーバは、
    上記仕様選択提示部にて提示する上記各仕様設定項目データについて上記情報処理端末において入力を行うか否かを選択可能に提示する入力選択提示部を備えていることを特徴とする指図書類作成システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の指図書類作成システムにおいて、
    上記サーバは、
    選択された上記仕様選択肢データに対して具体的な数値データを入力可能に提示する仕様数値入力部と、
    選択された上記モデリングデータ、上記仕様設定項目データ、上記仕様選択肢データ及び上記数値データのうちの少なくとも2つの組み合わせが予め決められた所定の組み合わせに該当するか否かを判定可能な組み合わせ判定部と、
    該組み合わせ判定部にて所定の組み合わせに該当すると判定された際、上記情報処理端末に注意喚起の表示を出力する注意喚起表示部とを備えていることを特徴とする指図書類作成システム。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の指図書類作成システムにおいて、
    上記サーバは、
    1つ以上のキーワードに基づいて上記データ保存部に保存された上記各モデリングデータにそれぞれ紐付けされた情報を検索するとともに所定の基準値に基づいて上記キーワードとの関連性が高いと判定した各モデリングデータか、或いは、衣服の仕上がり時における目標とする目標データと上記データ保存部に保存されている各モデリングデータとをそれぞれ演算処理するとともに予め決められた所定の閾値に基づいて比較して類似すると判定した上記データ保存部に保存されている各モデリングデータを上記情報処理端末に選択可能に送信して提示するモデリングデータ選択提示部を備えていることを特徴とする指図書類作成システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の指図書類作成システムにおいて、
    上記サーバは、
    上記仕様選択提示部にて表示される上記各仕様設定項目データの上記各仕様選択肢データを選択する際、上記仕様設定項目データにそれぞれ対応する上記モデリングデータの仕様設定部位の拡大表示及び色彩変更表示の少なくとも一方を行う表示変更部を備えていることを特徴とする指図書類作成システム。
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