JP2021168890A - Toilet bowl upper unit - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書が開示する技術は、便器上部ユニットに関する。 The techniques disclosed herein relate to the toilet bowl upper unit.
特許文献1に、便座装置が開示されている。便座装置は、便器本体に対して回転可能であるとともに、便器本体に対して前後方向に移動可能な便座を備える。 Patent Document 1 discloses a toilet seat device. The toilet seat device includes a toilet seat that is rotatable with respect to the toilet body and is movable in the front-rear direction with respect to the toilet body.
便座のように便器本体の上部に配置される便器上部部材は、便器の利用者が直接的に接する部材である。このため、便器上部部材の挙動によって、利用者の利便性が変化し得る。本明細書は、利用者の利便性が低下することを抑制する技術を提供する。 The upper part member of the toilet bowl, which is arranged on the upper part of the main body of the toilet bowl like the toilet seat, is a member that the user of the toilet bowl comes into direct contact with. Therefore, the convenience of the user may change depending on the behavior of the upper member of the toilet bowl. The present specification provides a technique for suppressing a decrease in user convenience.
本明細書が開示する便器上部ユニットは、トイレ装置に含まれる便器本体の上方に位置する便座と、前記便座を覆って前記便器本体を覆う蓋部と、の少なくとも一方を含む便器上部部材と、前記便器上部部材を前記便器本体に対して回転可能に支持する回転機構と、前記便器上部部材が前記便器本体に対して回転する回転動作から独立して、前記回転機構と前記便器上部部材とを前記便器本体に対して前後方向に移動可能な移動機構と、を備えていてもよい。 The toilet upper unit disclosed in the present specification includes a toilet upper member including at least one of a toilet seat located above the toilet body included in the toilet device and a lid portion covering the toilet seat and covering the toilet body. The rotation mechanism that rotatably supports the toilet upper member with respect to the toilet body, and the rotation mechanism and the toilet upper member independently of the rotational operation in which the toilet upper member rotates with respect to the toilet body. A moving mechanism that can move in the front-rear direction with respect to the toilet body may be provided.
(第1実施形態)
図1から図8を参照して、第1実施形態の便器上部ユニット10を説明する。本明細書では、便宜上、後述する便座14にトイレ装置100の利用者が着座している状態における利用者の前方を「前」、利用者の背側を「後」、利用者の右側と左側のそれぞれを「右」、「左」と定義する。
(First Embodiment)
The toilet bowl
図1に示すように、便器上部ユニット10は、便器装置2に搭載されている。便器装置2は、トイレ装置100に含まれる。トイレ装置100は、便器装置2の他に、カウンター部80、90を備える。カウンター部80と便器装置2とカウンター部90とは、左右方向に順に並んで配置されている。カウンター部80は、上板82と、収容部84と、を備える。上板82は、平板形状を有している。収容部84は、前後方向にスライド可能に配置されている。収容部84の上面は開放されている。収容部84の上方の開口は、上板82で覆われている。利用者は、収容部84を前方に引き出して、収容部84に物品を収容したり、収容部84に収容されている物品を取り出したりすることができる。カウンター部90は、カウンター部80に対して便器装置2を挟んで配置されている。カウンター部90は、カウンター部80と同様の構成を有する。カウンター部90は、上板82と同様の上板92と、収容部84と同様の収容部94と、を備える。
As shown in FIG. 1, the toilet bowl
カウンター部80、90の間には、便器装置2が配置されている。便器装置2は、便器上部ユニット10と、便器本体20と、付加機能部30と、を備える。便器本体20は、利用者の屎尿を受け入れる便鉢23と、下水管等の外部の処理部に放出する配管24と、を備える。便器本体20は、外部からの給水によって、便鉢23内の屎尿を、水洗して、配管24を介して外部に放出する。
A
図2に示すように、便器本体20の上方には、付加機能部30が配置されている。付加機能部30は、便器装置2の後端部に配置されている。付加機能部30は、屎尿を水洗する水洗機能以外の付加機能を利用者に提供するための装置である。付加機能部30は、後述する便座14を加熱する暖房機能、利用者に向けて放水するシャワー機能、利用者に付着した水分を乾燥する乾燥機能、及び、脱臭機能等の付加機能のうち、少なくとも1個の機能を含む。付加機能部30は、例えば、ヒータ、ノズル、送風機等の付加機能を実行するための機能実行部と、機能実行部を収容するケースと、を備える。図2では、付加機能部30の内部構造を表す断面は省略されている。付加機能部30の上方には、上板18が配置されている。これにより、付加機能部30は、視認されないように上板18によって覆われている。上板18は、蓋部16と同一平面上に配置されている。上板18の上面は、蓋部16の上面と統一の意匠で構成されている。複数の付加機能が便器装置2で提供される場合、1個以上の付加機能を実行するための装置が付加機能部30に配置され、他の1個以上の付加機能を実行するための装置が付加機能部30以外に配置されていてもよい。
As shown in FIG. 2, an
(便器上部ユニットの構成)
付加機能部30には、便器上部ユニット10が取り付けられている。便器上部ユニット10は、便器上部部材12と、図3に示す移動機構40と、回転機構50と、発光部32と、図示省略した制御部と、を備える。便器上部部材12は、便座14と、蓋部16と、を備える。便座14は、便器本体20の上端に沿った環形状を有している。便座14の上方は、蓋部16で覆われている。蓋部16は、便座14を挟んで、便器本体20の上方に配置されている。蓋部16は、便器本体20を覆っている。蓋部16の前面は、蓋部16が便器本体20を覆っている状態で、便器本体20の前面26と同一平面上に配置されている。これにより、便器装置2の審美性が向上されている。
(Composition of the upper unit of the toilet bowl)
The toilet bowl
図2に示すように、蓋部16及び便座14は、回転機構50によって、便器本体20に対して回転可能に配置されている。回転機構50は、蓋部16及び便座14の後端に配置されている。回転機構50は、付加機能部30の上面に載置されている。回転機構50は、付加機能部30の前側に取り付けられている。回転機構50は、蓋部16及び便座14を回転させるモータと、モータの回転軸に取り付けられるギア機構と、を備える。モータは、蓋部16と便座14とに共通する回転軸を有する。ギア機構は、モータの回転軸と蓋部16とを連結する状態と、モータの回転軸と便座14とを連結する状態と、モータの回転軸と蓋部16及び便座14の両者とを連結する状態と、を切り換える。これにより、回転機構50は、蓋部16と便座14とを個別に回転させることができるとともに、蓋部16と便座14との両者をともに回転させることができる。変形例では、回転機構50は、蓋部16を回転させるモータと便座14と回転させるモータとを別々に有していてもよい。
As shown in FIG. 2, the
図3に示すように、付加機能部30の下端には、移動機構40が配置されている。移動機構40は、便器本体20と付加機能部30との間に配置されている。移動機構40は、電動アクチュエータ42と、一対のレール44、46と、を備える。電動アクチュエータ42は、モータ42aと、ボールねじ軸42bと、を備える。ボールねじ軸42bは、前後方向に配置されている。ボールねじ軸42bには、図示省略したスライドブロックが螺合している。ボールねじ軸42bは、モータ42aによって回転される。モータ42aによってボールねじ軸42bが回転すると、スライドブロックが前後方向に移動される。スライドブロックの上面には、付加機能部30が取り付けられている。これにより、モータ42aが駆動すると、ボールねじ軸42bが回転されて、付加機能部30が前後方向に移動される。この結果、付加機能部30に取り付けられている蓋部16と便座14とが前後方向に移動される。図2では、移動機構40の断面が省略され、位置を表す仮想線で示されている。
As shown in FIG. 3, a moving
発光部32は、回転機構50の後方に配置されている。発光部32は、付加機能部30の上面に取り付けられている。発光部32は、左右方向に互いに間隔を有して並ぶ複数のLEDを備える。発光部32は、付加機能部30が後端に配置されている状態で、上板18の下方に配置されている。これにより、発光部32は、外部から視認されないように覆われている。
The
移動機構40と回転機構50と発光部32は、制御部によって制御されている。制御部は、付加機能部30のケース内に配置されている。制御部は、移動機構40と回転機構50のそれぞれと通信可能に接続されている。制御部の位置は、付加機能部30のケース内に限られない。制御部は、CPUとメモリとを備える。メモリは、移動機構40と回転機構50と発光部32を制御するためのコンピュータプログラムが格納されている。CPUは、メモリに格納されているコンピュータプログラムに従って、移動機構40と回転機構50と発光部32とを制御する。
The moving
制御部は、図示省略した人感センサ及びリモートコントローラと通信可能に接続されている。人感センサは、赤外線検知部を備える。人感センサは、便器装置2に人が近づいてくると、人を感知したことを示す信号を制御部に送信する。リモートコントローラは、利用者に操作される複数の操作ボタンと、制御部に信号を送信する送信部と、を備える。複数の操作ボタンは、蓋部16と便座14とのそれぞれを開閉するためのボタン、水洗ボタン等を含む。リモートコントローラは、操作ボタンが操作されると、操作された操作ボタンに対応する指示信号を、制御部に送信する。制御部は、指示信号が受信されると、指示信号に従って、便器装置2の各部を制御する。
The control unit is communicably connected to a motion sensor and a remote controller (not shown). The motion sensor includes an infrared detector. When a person approaches the
(移動機構及び回転機構の動作)
次いで、図4から図8を参照して、移動機構40及び回転機構50が、蓋部16と便座14とに対して実行する前後移動動作及び回転動作を説明する。便器装置2は、使用される前の状態では、図1及び図2に示されるように、便器上部部材12が閉じられている閉状態で維持される。閉状態では、便座14は、便器本体20の上端に当接している。蓋部16は、便座14に当接している。
(Operation of moving mechanism and rotating mechanism)
Next, with reference to FIGS. 4 to 8, the back-and-forth movement operation and the rotation operation performed by the
制御部は、人感センサから利用者を感知したことを示す信号を受信すると、まず、回転機構50に、便器上部部材12を若干回転させて、便座14を便器本体20から離間させる。次いで、制御部は、移動機構40に、便器上部部材12を前方に移動させる。図5には、便座14が回転されて、便器本体20との間に小さな隙間が設けられている様子が示されている。この構成によれば、便座14の前方への移動時に、便座14が便器本体20に接触することを回避することができる。これにより、便座14と便器本体20との摺動によって、便座14と便器本体20とが摩耗することを抑制することができる。便座14と便器本体20との間の摩擦が回避されるため、移動機構40の電動アクチュエータ42に過度の負荷が加えられることを防止することができる。さらに、便座14と便器本体20との摺動による異音を防止することができる。
When the control unit receives a signal indicating that the user has been detected from the motion sensor, the control unit first causes the
制御部は、便器上部部材12の前方移動の途中で、発光部32を発光させる。図5に示すように、発光部32は、便器上部部材12の前方移動に伴って、前方に移動され、上板18から外部に露出される。これにより、発光部32の光は、便器上部部材12の後方から外部に放出される。この構成によれば、利用者は、便器上部部材12が前方に移動していることを認識することができる。これにより、利用者は、便器上部部材12の移動の妨げにならないように位置することができる。
The control unit causes the
次いで、制御部は、便器上部部材12が前方まで移動されると、移動機構40の駆動を停止させる。次いで、図6及び図7に示すように、制御部は、回転機構50に、蓋部16を回転させて、蓋部16を、便器本体20を開放させる開状態まで移動させる。さらに、制御部は、利用者からの指示、例えば、図示省略した利用者の操作に応じたリモートコントローラからの指示信号を受けると、図8に示すように、便座14を開状態の蓋部16に当接する位置まで回転させて、便座14を開状態に移動させる。変形例では、通常、便座14は、閉状態から開状態への移動が禁止されていてもよい。この場合、便器上部ユニット10は、便座14を閉状態から開状態へ移動することを禁止する禁止機構を備えていてもよい。禁止機構は、便座14に当接して便座14の開状態への移動を禁止してもよい。あるいは、禁止機構では、回転機構50のモータが、便座14が開状態へ移動されないように動作されていてもよい。禁止機構は、例えば清掃者等の便器装置50の管理者によって、閉状態から開状態への移動の禁止を解除可能であってもよい。
Next, the control unit stops driving the moving
制御部は、人感センサから人が感知されないことを示す信号を受信すると、上記とは逆に、回転機構50を動作させて、便器上部部材12が蓋部16に当接している場合に便座14を回転動作によって、図5に示す位置まで回転させる。次いで、制御部は、移動機構40を動作させて、便器上部部材12を、閉状態まで移動させる。
When the control unit receives a signal from the motion sensor indicating that a person is not detected, the control unit operates the
この構成では、移動機構40と回転機構50とが、それぞれ独立して便器上部部材12を動作させる。この構成によれば、便器上部部材12の前後移動動作と、回転動作と、を独立して制御することができる。これにより、前後移動動作と回転動作とのタイミングを使用態様に合わせて設定することができる。
In this configuration, the moving
回転機構50は、付加機能部30の前側に取り付けられている。このため、蓋部16を、回転機構50を付加機能部30の後方寄りに配置する場合と比較して小型化することができる。回転機構50に取り付けられる蓋部16が開かれる場合に、蓋部16によって、付加機能部30に水分が飛沫することを抑制することができる。
The
(第2実施形態)
図9を参照して、第2実施形態の便器上部ユニット110を説明する。便器上部ユニット110では、電動アクチュエータ42と同様の電動アクチュエータ142が、カウンター部90の後端側に配置されている。電動アクチュエータ42のスライドブロックは、付加機能部30の左側面に取り付けられている。その他の便器上部ユニット110の構成は、第1実施形態の便器上部ユニット10と同様である。この構成によれば、便器本体20と付加機能部30との間に、電動アクチュエータ142を配置するためのスペースを確保せずに済む。変形例では、電動アクチュエータ142は、カウンター部90の後端側に替えて、カウンター部80の後端側に配置されていてもよく、カウンター部80、90の両方の後端側に配置さていてもよい。
(Second Embodiment)
The toilet bowl upper unit 110 of the second embodiment will be described with reference to FIG. In the toilet bowl upper unit 110, an
(第3実施形態)
図10及び図11を参照して、第3実施形態の便器上部ユニット210は、便器上部部材212と、移動機構240と、回転機構250と、発光部232と、スライド部材234と、図示省略した制御部と、を備える。便器上部部材212は、便座14と同様の便座214と、蓋部16と同様の蓋部216と、を備える。回転機構250は、付加機能部230の上面にスライド部材234を介して取り付けられている。スライド部材234は、回転機構250を支持している。回転機構250の構造は、回転機構50と同様である。
(Third Embodiment)
With reference to FIGS. 10 and 11, the toilet bowl upper unit 210 of the third embodiment includes a toilet bowl
付加機能部230は、付加機能部30と同様の構成を有する。付加機能部230には、移動機構240が配置されている。移動機構240は、付加機能部230の上面に配置される一対のレールと、電動アクチュエータと、を備える。一対のレールは、一対のレール44、46と同様の構成を有する。電動アクチュエータは、電動アクチュエータ42と同様の構成を有する。電動アクチュエータのスライドブロックは、スライド部材234に取り付けられている。
The
移動機構240と回転機構250と発光部232は、制御部によって制御されている。図10に示す閉状態から図11に示す開状態まで便器上部部材212を移動させる場合、制御部は、第1実施形態と同様に、まず、回転機構250によって、便器上部部材212を便器本体20から離間させる。次いで、制御部は、移動機構240によって、スライド部材234を付加機能部230に対して前方にスライドさせることによって、便器上部部材212を前方に移動させる。この構成によれば、付加機能部230は、前後方向に移動しない。このため、付加機能部230に外部から給水のためのホースが連結されている場合に、付加機能部230の前後方向への移動によってホース外れやホースの摩耗等が発生することを防止することができる。
The moving
便器上部部材212の開状態から閉状態への移動は、開状態から閉状態への移動の逆の手順で実行される。
The movement of the toilet bowl
(第4実施形態)
図12及び図13を参照して、第4実施形態の便器上部ユニット310は、便器上部部材312と、移動機構340と、回転機構350、352と、発光部332と、図示省略した制御部と、を備える。便器上部部材312は、便座14と同様の便座314と、蓋部316と、を備える。蓋部316は、便器本体20の前端から後端までを全面的に覆っている。便器本体20と便器上部ユニット310との後端は、トイレ装置が配置される空間の壁4が配置されている。壁4には、配管24と連通する配管(図示無し)が配置されている。
(Fourth Embodiment)
With reference to FIGS. 12 and 13, the toilet bowl upper unit 310 of the fourth embodiment includes a toilet bowl
便座314は、回転機構350を介して付加機能部330に取り付けられている。付加機能部330は、付加機能部30と同様の構成を有する。回転機構350は、付加機能部330の前側に取り付けられている。回転機構350は、便座314を回転させるモータを備える。蓋部316は、便座314を挟んで、便器本体20の上方に配置されている。蓋部316は、便器本体20を覆っている。蓋部316の前面は、蓋部316が便器本体20を覆っている状態で、便器本体20の前面26と同一平面上に配置されている。
The
蓋部316は、回転機構352を介して付加機能部330に取り付けられている。回転機構352は、付加機能部330の後端部に取り付けられている。回転機構352は、蓋部316を回転させるモータを備える。
The
付加機能部330の下端には、移動機構340が配置されている。移動機構340は、便器本体20と付加機能部330との間に配置されている。移動機構340は、移動機構40と同様の構成を有する。これにより、移動機構340のモータが駆動すると、ボールねじ軸が回転されて、付加機能部330が前後方向に移動される。この結果、付加機能部330に取り付けられている蓋部316と便座314とが前後方向に移動される。
A moving
発光部332は、便器本体20の後端部に配置されている。発光部332は、便器本体20の上面に取り付けられている。発光部332は、発光部32と同様に複数のLEDを備える。発光部332は、付加機能部330が後端に配置されている状態で、付加機能部330の下方に配置されている。移動機構340と回転機構350、352と発光部332は、制御部によって制御されている。
The
図12に示す閉状態から図13に示す開状態まで便器上部部材312を移動させる場合、制御部は、第1実施形態と同様に、まず、回転機構350、352によって、便器上部部材312を便器本体20から離間させる。次いで、制御部は、移動機構340によって、付加機能部330に対して前方にスライドさせることによって、便器上部部材312を前方に移動させる。このとき、発光部332を発光させる。発光部332は、付加機能部330が前方に移動すると、外部に露出される。これにより、発光部332の光が放出される。次いで、制御部は、回転機構352によって、蓋部316を回転させて、蓋部316を開く。蓋部316では、壁4に当接することによって、蓋部316の回転が停止される。回転機構352は、蓋部316が壁4に当接する位置を越えて蓋部316を回転可能な可動範囲を有している。この構成によれば、蓋部316を、回転機構352のロック機構によって停止させずに済む。この結果、利用者が便座314に着座して、蓋部316に寄り掛かる場合に、回転機構352に、過度の負荷が加えられることを防止することができる。
When moving the toilet bowl
便器上部部材312の開状態から閉状態への移動は、開状態から閉状態への移動の逆の手順で実行される。
The movement of the toilet bowl
本実施形態では、蓋部316は、付加機能部330の後端に取り付けられている。この構成によれば、便器上部部材312の開状態において、便座314の後方にスペースが生じる。これにより、利用者は、便座314に着座しやすくなる。
In this embodiment, the
蓋部316は、便器本体20を全体的に覆っている。このため、便器装置の上部に境界線を配置させずに済み、審美性を向上させることができる。
The
(第5実施形態)
図14及び図15を参照して、第5実施形態の便器上部ユニット410は、便器上部部材412と、移動機構440と、回転機構450、452と、発光部432と、スライド部材434と、図示省略した制御部と、を備える。便器上部部材412は、便座314と同様の便座414と、蓋部316と同様の蓋部416と、を備える。
(Fifth Embodiment)
With reference to FIGS. 14 and 15, the toilet bowl upper unit 410 of the fifth embodiment is illustrated with a toilet bowl
便座414は、回転機構450を介して付加機能部430に取り付けられている。付加機能部430は、付加機能部330と同様の構成を有する。回転機構450は、付加機能部430の前側に取り付けられている。回転機構450は、回転機構350と同様の構成を有する。蓋部416は、蓋部316と同様の構成を有する。
The
蓋部416は、回転機構452及びスライド部材434を介して付加機能部430に取り付けられている。回転機構452は、付加機能部430の後端部に取り付けられている。回転機構452は、回転機構352と同様の構成を有する。スライド部材434は、回転機構452を支持している。
The
付加機能部430には、移動機構440が配置されている。移動機構440は、付加機能部430の上面に配置される一対のレールと、電動アクチュエータと、を備える。一対のレールは、一対のレール44、46と同様の構成を有する。電動アクチュエータは、電動アクチュエータ42と同様の構成を有する。電動アクチュエータのスライドブロックは、スライド部材434に取り付けられている。
A moving
発光部432は、付加機能部430の後端部に配置されている。発光部432は、付加機能部430の上面に取り付けられている。発光部432は、発光部32と同様に複数のLEDを備える。発光部432は、付加機能部430が後端に配置されている状態で、スライド部材434の下方に配置されている。移動機構440と回転機構450、352と発光部432は、制御部によって制御されている。
The
図14に示す閉状態から図15に示す開状態まで便器上部部材412を移動させる場合、制御部は、第1実施形態と同様に、まず、回転機構452によって、蓋部416を若干回転させて、便座414から離間させる。次いで、制御部は、移動機構440によって、スライド部材423を付加機能部330に対して前方にスライドさせることによって、蓋部416を前方に移動させる。このとき、発光部432を発光させる。発光部432は、付加機能部330が前方に移動すると、外部に露出される。これにより、発光部432の光が放出される。次いで、制御部は、回転機構452によって、蓋部416を回転させて、蓋部416を開く。蓋部416の開状態から閉状態への移動は、開状態から閉状態への移動の逆の手順で実行される。
When moving the toilet bowl
本実施形態では、第3実施形態と同様に、付加機能部430が便器本体20に対して移動されない。このため、第3実施形態と同様に、ホースの摩耗等を抑制することができる。
In the present embodiment, as in the third embodiment, the
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明した。これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。 The specific examples of the techniques disclosed in the present specification have been described in detail above. These are merely examples and do not limit the scope of claims. The techniques described in the claims include various modifications and modifications of the specific examples illustrated above.
(変形例)
(1)上記の第1実施形態では、便器上部部材12の前後移動は、移動機構40によって実行される。しかしながら、便器上部部材12の前後方向の移動は、利用者によって手動で行われてもよい。この場合、図16に示すように、蓋部16が便器本体20よりも前方に突出していてもよい。この構成によれば、利用者は、蓋部16の前端縁に下方から指をひっかけることによって容易に便器上部部材12を前方に引っ張り出すことができる。上記の第3実施形態から第5実施形態でも同様である。
(Modification example)
(1) In the first embodiment described above, the back-and-forth movement of the toilet bowl
(2)上記の第1実施形態では、便器上部部材12の回転移動は、回転機構50によって実行される。しかしながら、便器上部部材12の回転移動は、利用者によって手動で行われてもよい。上記の第2実施形態から第5実施形態でも同様である。
(2) In the above first embodiment, the rotational movement of the toilet bowl
(3)上記の第1実施形態では、便器上部部材12を前方に移動させる際に、回転機構50によって便座14を回転させて、便座14を便器本体20から離間させる。しかしながら、便座14を便器本体20から離間させるための構成は、これに限られない。例えば、図17及び図18に示すように、離間機構500を備えていてもよい。離間機構500は、電動アクチュエータ502、504と、支持部506と、を備えていてもよい。電動アクチュエータ502、504は、便器本体20に収容されていてもよい。電動アクチュエータ502、504は、支持部506を下方から支持しており、支持部506を上下方向に移動させるシリンダを備えていてもよい。支持部506は、付加機能部30を下方から支持していてもよい。上記の第2実施形態から第5実施形態でも同様である。
(3) In the first embodiment described above, when the toilet bowl
(4)上記の第1実施形態では、便器上部部材12は、蓋部16を備える。しかしながら、便器上部部材12は、蓋部16を備えていなくてもよい。上記の第2実施形態から第5実施形態でも同様である。
(4) In the first embodiment described above, the toilet bowl
(5)上記の第1実施形態では、便器上部部材12が閉状態から開状態に移動される場合、移動機構40による前後移動動作後に、回転機構50による回転動作が実行されている。しかしながら、前後移動動作と回転動作のタイミングは、これに限られない。例えば、前後移動動作と回転動作とが同時に実行されてもよい。上記の第2実施形態から第5実施形態でも同様である。
(5) In the above first embodiment, when the toilet bowl
(6)上記の第1実施形態において、発光部32の位置は、回転機構50の後方に限られない。例えば、発光部32は、上板18及び便器本体20の少なくとも一方に取り付けられていてもよい。便器上部部材12の前後移動動作を利用者に報知する構成としては、発光部32とともに音声や表示を行ったり、発光部32に替えて音声や表示を行ったりしてもよい。
(6) In the first embodiment described above, the position of the
(7)本明細書に記載の便器上部ユニット10は、上記した便器装置2以外の構成の便器装置、例えば便器本体20の後方に水洗用の水タンクを備える便器装置にも適用可能である。
(7) The toilet
本明細書、及び図面の少なくとも何れかに説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書及び図面の少なくとも何れかに例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。 The technical elements described in at least one of the present specification and the drawings exhibit technical usefulness alone or in various combinations, and are limited to the combinations described in the claims at the time of filing. is not it. The techniques exemplified in at least one of the present specification and the drawings can achieve a plurality of objectives at the same time, and achieving one of the objectives itself has technical usefulness.
2:便器装置 10:便器上部ユニット 12:便器上部部材 14:便座 16:蓋部 18:上板 20:便器本体 30:付加機能部 32:発光部 40:移動機構 50:回転機構 80、90:カウンター部 100:トイレ装置
2: Toilet bowl device 10: Toilet bowl upper unit 12: Toilet bowl upper member 14: Toilet seat 16: Lid part 18: Top plate 20: Toilet bowl body 30: Additional function part 32: Light emitting part 40: Movement mechanism 50:
Claims (10)
前記便器上部部材を前記便器本体に対して回転可能に支持する回転機構と、
前記便器上部部材が前記便器本体に対して回転する回転動作から独立して、前記回転機構と前記便器上部部材とを前記便器本体に対して前後方向に移動可能な移動機構と、を備える、便器上部ユニット。 A toilet upper member including at least one of a toilet seat located above the toilet body included in the toilet device and a lid portion covering the toilet seat and covering the toilet body.
A rotating mechanism that rotatably supports the toilet upper member with respect to the toilet body,
A toilet bowl including a rotating mechanism and a moving mechanism capable of moving the toilet bowl upper member in the front-rear direction with respect to the toilet bowl body, independently of the rotational operation in which the toilet bowl upper member rotates with respect to the toilet bowl body. Upper unit.
前記回転機構は、前記便座と前記蓋部とに共通する回転軸で、前記便座と前記蓋部とを前記便器本体に対して回転可能に支持する、請求項1に記載の便器上部ユニット。 The toilet bowl upper member includes the toilet seat and the lid portion.
The toilet bowl upper unit according to claim 1, wherein the rotation mechanism is a rotation shaft common to the toilet seat and the lid portion, and rotatably supports the toilet seat and the lid portion with respect to the toilet body.
前記回転機構は、
前記便座を前記便器本体に対して回転可能に支持する第1回転機構と、
前記蓋部を前記便器本体に対して回転可能に支持する第2回転機構であって、前記第1回転機構とはずれて配置されている前記第2回転機構と、を備える、請求項1に記載の便器上部ユニット。 The toilet bowl upper member includes the toilet seat and the lid portion.
The rotation mechanism
A first rotating mechanism that rotatably supports the toilet seat with respect to the toilet body,
The first aspect of the present invention, which comprises a second rotation mechanism that rotatably supports the lid portion with respect to the toilet body, and includes the second rotation mechanism that is arranged apart from the first rotation mechanism. Toilet bowl upper unit.
前記蓋部は、前記便器本体を覆っている状態で、前記便器本体の後部に配置されている付加機能部であって、前記トイレ装置の知容赦に対して水洗以外の付加機能を提供する前記付加機能部の上方を覆う、請求項1から9のいずれか一項に記載の便器上部ユニット。 The toilet bowl upper member includes the lid portion.
The lid portion is an additional function portion arranged at the rear portion of the toilet bowl body while covering the toilet bowl body, and provides an additional function other than washing with water for the forgiveness of the toilet device. The toilet bowl upper unit according to any one of claims 1 to 9, which covers the upper part of the additional function unit.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074190A JP2021168890A (en) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | Toilet bowl upper unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020074190A JP2021168890A (en) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | Toilet bowl upper unit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021168890A true JP2021168890A (en) | 2021-10-28 |
Family
ID=78149789
Family Applications (1)
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JP2020074190A Pending JP2021168890A (en) | 2020-04-17 | 2020-04-17 | Toilet bowl upper unit |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021168890A (en) |
-
2020
- 2020-04-17 JP JP2020074190A patent/JP2021168890A/en active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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