JP2021164172A - 無人航空機の充電装置、及び、充電システム - Google Patents

無人航空機の充電装置、及び、充電システム Download PDF

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Abstract

【課題】充電された電力によって飛行する無人航空機を、停電が発生しても長時間に亘って活用できること。【解決手段】第1の蓄電装置28から供給される電力によって飛行するドローン13を充電する充電装置10であって、第2の蓄電装置32と、第2の蓄電装置32から供給される電力によって第1の蓄電装置28を充電する第2の充電部34と、を備える、ドローン13の充電装置10。【選択図】図4

Description

無人航空機の充電装置、及び、充電システムに関する。
近年、ドローンなどの無人航空機の活用が多岐に亘って検討されている。例えばドローンによって地上の情報を収集すること、ドローンによって農薬を散布すること、ドローンによって荷物を配送すること(例えば、特許文献1参照)などが検討されている。
特許文献1に記載のドローンはバッテリパックが着脱可能に装着されるものであり、バッテリパックから供給される電力によって飛行する。特許文献1にはドローンが着陸するドッキングステーションが記載されている。ドッキングステーションにドローンが着陸すると、ドローンに装着されているバッテリパックが充電済みの別のバッテリパックと交換される。
米国特許第9387928号明細書
従来は停電時に長時間に亘ってドローンを活用する上で改善の余地があった。
本明細書では、充電された電力によって飛行する無人航空機を、停電が発生しても長時間に亘って活用できる技術を開示する。
第1の蓄電装置から供給される電力によって飛行する無人航空機を充電する充電装置は、第2の蓄電装置と、前記第2の蓄電装置から供給される電力によって前記第1の蓄電装置を充電する充電部と、を備える。
充電された電力によって飛行する無人航空機を、停電が発生しても長時間に亘って活用できる。
実施形態1に係る充電システムの模式図 ドローン及び着陸台の斜視図 ドローンの電気的構成を示すブロック図 ケーブルテレビの中継装置の電気的構成を示すブロック図 管理コンピュータの電気的構成を示すブロック図 第2の蓄電装置の電気的構成を示すブロック図 ドローンの充電の流れを示すシーケンスチャート
(本実施形態の概要)
(1)第1の蓄電装置から供給される電力によって飛行する無人航空機を充電する充電装置は、第2の蓄電装置と、前記第2の蓄電装置から供給される電力によって前記第1の蓄電装置を充電する充電部と、を備える。
前述した特許文献1に記載の技術は商用電源から供給される電力によってバッテリパックを充電するものであると推測される。商用電源から供給される電力によってバッテリパックを充電する場合は、停電が発生するとバッテリパックを充電できなくなる。このため、停電時に長時間に亘ってドローンを活用する上で改善の余地があった。
本発明の一局面によれば、上記の充電装置は、第2の蓄電装置を備えており、第2の蓄電装置から供給される電力によって無人航空機の第1の蓄電装置を充電するので、停電が発生しても無人航空機を充電できる。このため、停電が発生しても無人航空機を長時間に亘って活用できる。
例えば地震や火災などの災害が発生した場合、無人航空機によって被災地の情報をある程度長い時間に亘って収集することが望まれる。しかしながら、災害が発生するとそれによって停電が発生する可能性がある。商用電源から供給される電力によって無人航空機の第1の蓄電装置を充電する場合は、停電が発生すると第1の蓄電装置を充電できなくなる。上記の充電装置によると、停電が発生しても無人航空機の第1の蓄電装置を充電できるので、災害時に無人航空機によって長時間に亘って情報収集する場合に特に有用である。
(2)前記第2の蓄電装置は、停電時に前記無人航空機以外の電気負荷に電力を供給するバックアップ用の蓄電装置を兼ねていてもよい。
複数の充電装置を広域に亘って分散設置すれば、停電時に無人航空機を長時間に亘って、且つ、広域に亘って活用するインフラストラクチャ(以下、インフラと略す)を構築できる。しかしながら、複数の充電装置を新たに設置するためには多くの費用が必要となる上、設置場所の確保も必要になるため、インフラの構築が円滑に進まない可能性がある。
停電時に負荷に電力を供給する蓄電装置は既に多く設置されている。例えばケーブルテレビの通信網は複数の中継装置(電気負荷に相当)が広域に亘って分散設置されている。これらの中継装置には停電時に電力を供給するためのバックアップ用の蓄電装置を備えているものがある。本発明の一局面によれば、そのようなバックアップ用の蓄電装置を第2の蓄電装置として用いれば、新たに複数の充電装置を設置する場合に比べて設置のための費用を抑制できる上、設置場所を確保する手間も低減される。このため、インフラの構築が円滑に進む可能性が高くなる。
(3)無人航空機の充電装置は、前記無人航空機が着陸する着陸台を備え、前記着陸台は地上から所定の高さ以上の位置に設置されていてもよい。
充電装置を地上に設置すると、無人航空機が離着陸するときに充電装置の近くに人がいる可能性があるため安全上望ましくない。
本発明の一局面によれば、上記の充電装置は、充電装置が地上から所定の高さ以上の位置に設置されるので、無人航空機が離着陸するときに近くに人がいる可能性が低くなる。このため地上に設置する場合に比べて安全性が向上する。
(4)前記充電部は前記第1の蓄電装置を非接触充電してもよい。
無人航空機の第1の蓄電装置に人手で充電ケーブルを接続して充電する場合は充電ケーブルを着脱する作業員が必要となる。本発明の一局面によれば、上記の充電装置は、無人航空機の第1の蓄電装置を非接触充電するので、作業員が充電ケーブルを着脱しなくてよい。これにより充電を省力化できる。
着陸台が地上から所定の高さ以上の位置に設置されている場合は、第1の蓄電装置を非接触充電すると次のような効果もある。
着陸台が高い位置に設置されている場合は作業員が無人航空機に充電ケーブルを接続することが困難であるが、非接触充電では充電ケーブルを接続しなくてよいので、着陸台が高い位置に設置されている場合に特に有用である。
着陸台を高い位置に設置した場合、非接触充電では接触式充電に比べてより確実に充電できるという利点もある。具体的には、着陸台に無人航空機が着陸すると充電コネクタが自動で嵌合するようにすれば、接触式充電であっても人手を介さずに無人航空機を充電できる。しかしながら、着陸台を高い位置に設置すると風などによって着陸台が揺れる可能性がある。着陸台が揺れると充電コネクタが嵌合しない可能性がある。これに対し、非接触充電では接触式充電に比べて着陸台に対する無人航空機の位置ずれの許容度が大きいので、接触式充電に比べてより確実に充電できる。
(5)無人航空機の充電装置は、制御部と、外部のコンピュータと通信する第1の通信部と、を備え、前記制御部は、前記充電部によって前記第1の蓄電装置に充電された電気量を表す電気量情報を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信してもよい。
本発明の一局面によれば、上記の充電装置は、第1の蓄電装置に充電された電気量を外部のコンピュータによって管理できる。
(6)無人航空機の充電装置は、制御部と、外部のコンピュータと通信する第1の通信部と、を備え、前記制御部は、前記第2の蓄電装置の充電状態を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信してもよい。
本発明の一局面によれば、上記の充電装置は、例えば外部のコンピュータが無人航空機から現在位置と第1の蓄電装置の充電状態とを受信する。外部のコンピュータが、各充電装置から第2の蓄電装置の充電状態を受信することにより、無人航空機の第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置を無人航空機に指示することが可能になる。
あるいは、残りの飛行距離を考慮すると満充電にしなくてもよいケースや、充電にあてることのできる時間に制約があるケースも考えられる。その場合は、例えば残りの飛行距離を飛行するために必要な電力量あるいは充電にあてることのできる時間の範囲で充電可能な電力量を無人航空機が判断して外部のコンピュータに通知する。外部のコンピュータは、無人航空機から通知された電力量がある充電装置を無人航空機に指示することが可能になる。
ただし、現在の無人航空機の位置と充電装置の位置とが離れていると、充電装置まで飛行する間に第1の蓄電装置の電力が無駄に消費される。上記の充電装置によると、外部のコンピュータが、第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置あるいは無人航空機から通知された電力量がある充電装置の中から無人航空機の現在位置に最も近い充電装置を指示することにより、充電装置まで飛行する間の第1の蓄電装置の充電状態の低下を抑制できる。これにより無駄な電力消費を抑制できる。
(7)前記制御部は、当該充電装置の位置情報を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信してもよい。
無人航空機の第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置を無人航空機に指示する場合、その充電装置の位置情報を無人航空機に通知することが望ましい。予め外部のコンピュータに各充電装置の位置情報が登録されていれば位置情報を無人航空機に通知することが可能であるが、そうでない場合は位置情報を通知できない。
本発明の一局面によれば、充電装置の制御部は、当該充電装置の位置情報を、第1の通信部を介して外部のコンピュータに送信する。外部のコンピュータは、予め各充電装置の位置情報が登録されていなくても、無人航空機の第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置の位置情報を無人航空機に通知できる。
(8)無人航空機の充電装置は、制御部と、前記無人航空機と無線通信する第2の通信部と、を備え、前記制御部は、複数の前記無人航空機の飛行を整理するための飛行整理情報を、前記第2の通信部を介して前記無人航空機に送信してもよい。
複数の無人航空機が飛行すると混乱する可能性があるため、地上の車両を交通整理するのと同様に、飛行する複数の無人航空機を交通整理することが望まれる。その場合、停電が発生していない場合は専用のコンピュータが無線で指示を送信することによって交通整理することが考えられるが、停電が発生するとそのコンピュータが停止し、混乱が生じる可能性がある。
本発明の一局面によれば、上記の充電装置は第2の蓄電装置を備えているので、停電時でも制御部が動作できる。このため、充電装置が飛行整理情報を送信することにより、停電時に混乱が生じる可能性を低減できる。
(9)前記無人航空機は輸送用航空機であってもよい。
本発明の一局面によれば、無人航空機は輸送用航空機であるので、災害などによって停電が発生した場合に、長時間に亘って支援物資や医療品などを輸送できる。
(10)無人航空機の充電システムであって、(5)に記載の充電装置と、前記充電装置と通信する第3の通信部を有するコンピュータと、を備え、前記コンピュータは、前記無人航空機に対応付けられている請求先に、前記第3の通信部を介して前記充電装置から受信した前記電気量情報に応じた充電料金を請求する、充電システム。
本発明の一局面によれば、上記の充電システムは、充電した電気量に応じた充電料金を請求できる。
(11)無人航空機の充電システムであって、(6)又は(7)に記載の充電装置と、前記充電装置と通信する第3の通信部、及び、前記無人航空機と通信する第4の通信部を有するコンピュータと、を備え、前記コンピュータは、前記第4の通信部を介して前記無人航空機から受信した前記無人航空機の現在位置及び前記第1の蓄電装置の充電状態と、前記第3の通信部を介して前記充電装置から受信した前記第2の蓄電装置の充電状態とに基づいて、前記第1の蓄電装置を充電する前記充電装置を前記無人航空機に指示する、充電システム。
本発明の一局面によれば、上記の充電システムは、無人航空機の第1の蓄電装置の充電状態と、各充電装置の第2の蓄電装置の充電状態とに基づくことにより、無人航空機の第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置を無人航空機に指示できる。
ただし、無人航空機の現在位置と充電装置の位置とが遠く離れていると、充電装置まで飛行する間に第1の蓄電装置の電力が無駄に消費される。本発明の一局面によれば、上記の充電システムは、第1の蓄電装置を満充電可能な電力量がある充電装置の中から無人航空機の現在位置に最も近い充電装置を指示する。充電装置まで飛行する間の第1の蓄電装置の充電状態の低下を抑制できる。これにより無駄な電力消費を抑制できる。
本明細書によって開示される発明は、装置、方法、これらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現できる。
<実施形態1>
実施形態1を図1ないし図7によって説明する。以降の説明では同一の構成部材には一部を除いて図面の符号を省略している場合がある。
(1)充電システム
図1を参照して、実施形態1に係るドローン(無人航空機の一例)の充電システム1について説明する。充電システム1は広域に亘って分散配置されている複数の充電装置10、及び、充電料金を管理する管理コンピュータ11を備えている。実施形態1ではケーブルテレビの中継装置12が充電装置10を兼ねている。具体的には、ケーブルテレビの通信網は信号を増幅するために複数の中継装置12を備えている。各中継装置12はそれぞれ停電に備えてバックアップ用の蓄電装置(第2の蓄電装置という)を備えている。本実施形態ではその第2の蓄電装置を用いてドローン13を充電する。
図1に示すように、中継装置12は電柱14の上や街灯の上などの地上から上方に所定の高さ以上離間した位置に設置される。所定の高さは地上にいる人の手が届かない高さであることが望ましく、例えば3m以上であることが望ましい。図1に示すように各中継装置12はドローン13が着陸する平板状の着陸台15を備えている。
(1−1)ドローンの構成
図2を参照して、ドローン13の構成について説明する。ドローン13はマルチコプターであり、より具体的には4つのプロペラ18を有するクアッドコプターである。ドローン13は機体部分を構成するドローン本体16、ドローン本体16から4方向に放射状に延びる4本のアーム17、各アーム17の先端部に設けられている電気モータ21(図3参照)、各電気モータ21に駆動されて回転するプロペラ18などを備えている。
図3を参照して、ドローン13の電気的構成について説明する。ドローン13は制御部20、電気モータ21、各種センサ22、GPS受信機23、撮像カメラ24、フライトコントローラ25、第5の通信部26、第6の通信部27、第1の蓄電装置28、受電装置29などを備えている。
各種センサ22はドローン13を制御するためのものであり、具体的にはジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサなどである。
GPS受信機23はGPS(Global Positioning System)から発信される電波を受信してドローン13の現在位置(緯度、経度)を検出する。現在位置はGPS以外の測位衛星から発信される電波に基づいて検出されてもよい。ドローン13の現在位置はGPS受信機23を用いる方法以外の方法で取得してもよい。例えば携帯電話やWi−fi(登録商標)などの無線通信の電波には基地局の位置情報が含まれていることが多い。このため、それらの電波に含まれる位置情報からドローン13のおおよその位置を検出してもよい。
撮像カメラ24は上空から地上などを撮像するためのものである。撮像カメラ24は複数の受光素子が二次元配列されたエリアセンサを備えており、エリアセンサが下を向く姿勢でドローン13に固定されている。
フライトコントローラ25はASICやマイクロコンピュータなどで構成されている。フライトコントローラ25は各種センサ22の検出結果に基づいてドローン13の自律飛行を制御する。
第5の通信部26はドローン13が充電装置10と無線通信するためのものである。
第6の通信部27はドローン13が管理コンピュータ11と無線通信するためのものである。第6の通信部27は携帯電話などの移動体通信網を介して管理コンピュータ11と通信してもよい。
第1の蓄電装置28はドローン13の各部に電力を供給するものである。第1の蓄電装置28の構成については後述する。
受電装置29は第1の蓄電装置28を非接触充電するためのものである。受電装置29は受電コイルを有している。受電装置29と後述する充電装置10の第2の充電部34とは、第1の蓄電装置28を非接触充電する非接触充電装置を構成している。
制御部20は、CPUやRAMが1チップ化されたマイクロコンピュータ20A、ROM20Bなどを備えている。ROM20Bには各種のプログラムやドローン13を一意に識別するための識別情報などが記憶されている。マイクロコンピュータ20AはROM20Bに記憶されているプログラムを実行することによってドローン13の各部を制御する。
(1−2)中継装置の電気的構成
図4に示すように、ケーブルテレビの中継装置12は、増幅器31(無人航空機以外の電気負荷の一例)、第2の蓄電装置32、第1の充電部33、第2の充電部34(充電部の一例)、第1の通信部35、第2の通信部36、GPS受信機38、及び、制御部37を備えている。第2の蓄電装置32、第1の充電部33、第2の充電部34、第1の通信部35、第2の通信部36、及び、制御部37は実施形態1に係る充電装置10を構成している。
増幅器31はケーブルテレビの信号を増幅する装置である。増幅器31は商用電源に接続されており、商用電源から供給される電力によって動作する。増幅器31は第2の蓄電装置32にも接続されており、停電時には第2の蓄電装置32から供給される電力によって動作する。
第2の蓄電装置32は停電時に増幅器31に電力を供給するとともに、停電時にドローン13の第1の蓄電装置28を充電する。第2の蓄電装置32の構成については後述する。
第1の充電部33は商用電源に接続されており、商用電源から供給される電力によって第2の蓄電装置32を充電する。第1の充電部33は商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換する整流回路などを備えている。
第2の充電部34は停電時に第2の蓄電装置32から供給される電力によってドローン13の第1の蓄電装置28を非接触充電するものである。第2の充電部34は送電コイルを備えている。第2の蓄電装置32から送電コイルに電力が供給されると電磁誘導や電磁結合によってドローン13の受電コイルに電力が誘起される。
第1の通信部35は充電装置10が管理コンピュータ11と通信するためのものである。第1の通信部35は有線通信するものであってもよいし、無線通信するものであってもよい。第1の通信部35は携帯電話などの移動体通信網を介して管理コンピュータ11と通信してもよい。
第2の通信部36は充電装置10がドローン13と無線通信するためのものである。
GPS受信機38はGPSから発信される電波を受信して中継装置12の位置(緯度、経度)を検出する。中継装置12の位置はGPS以外の測位衛星から発信される電波に基づいて検出されてもよい。中継装置12は必ずしもGPS受信機38を備えていなくてもよい。例えば他の機器で検出した中継装置12の位置を後述する制御部37のROM37に記憶させておいてもよい。あるいは、携帯電話やWi−fi(登録商標)などの無線通信の電波に含まれている位置情報から中継装置12のおおよその位置を検出してもよい。
制御部37は、CPUやRAMなどが1チップ化されたマイクロコンピュータ37A、ROM37Bなどを備えている。マイクロコンピュータ37AはROMに記憶されているプログラムを実行して充電装置10の各部を制御する。制御部37はFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって構成されてもよい。
(1−3)管理コンピュータの電気的構成
図5に示すように、管理コンピュータ11はCPU40、RAM41、第3の通信部42、第4の通信部43、記憶部44などを備えている。
CPU40は記憶部44に記憶されている各種のプログラムを実行することによって管理コンピュータ11の各部を制御する。RAM41はCPU40が各種のプログラムを実行するための主記憶装置として用いられる。
第3の通信部42は管理コンピュータ11が充電装置10と通信するためのものである。
第4の通信部43は管理コンピュータ11がドローン13と無線通信するためのものである。
記憶部44は電源が供給されなくてもデータを保持する記憶装置である。記憶部44には各種のプログラムやデータベースなどが記憶されている。データベースは、ドローン13の識別情報とドローン13に充電した電気量情報とが対応付けられて登録される電気量テーブル、ドローン13の識別情報と充電料金の請求先(例えば電子メールアドレス)とが対応付けられて登録される請求先テーブルなどを有している。
(1−4)第1の蓄電装置及び第2の蓄電装置の構成
第1の蓄電装置28の構成と第2の蓄電装置32の構成とは実質的に同一であるのでここでは第2の蓄電装置32を例に説明する。
図6に示すように、第2の蓄電装置32は複数の蓄電素子51からなる組電池52と、蓄電素子51を管理するBMS53(Battery Management System)とを備えている。
蓄電素子51は非水電解質二次電池であり、具体的には例えばリチウムイオン二次電池である。蓄電素子51はリチウムイオン二次電池以外の二次電池であってもよい。
BMS53は電流センサ54、電圧センサ55及び管理部56を備えている。電流センサ54は組電池52と直列に接続されており、組電池52の充放電電流の電流値[A]を計測して管理部56に出力する。電圧センサ55は各蓄電素子51の端子電圧[V]を計測して管理部56に出力する。
管理部56はCPU56AやRAM56Bなどが1チップ化されたマイクロコンピュータ56C、ROM56Dなどを備えている。ROM56Dには第2の蓄電装置32を管理するための各種のプログラムやデータが記憶されている。マイクロコンピュータ56CはROM56Dに記憶されているプログラムを実行することにより、以下に説明する推定処理などの各種の処理を実行する。
推定処理は第2の蓄電装置32の充電状態(SOC:State Of Charge)を推定する処理である。SOCを推定する方法としては電流積算法やOCV法などが知られている。電流積算法は、電流センサ54によって組電池52の充放電電流を所定の時間間隔で計測し、計測した電流値を初期値に加減することによってSOCを推定する方法である。OCV法は組電池52の開放電圧(OCV:Open Circuit Voltage)からSOCを推定する方法である。SOCとOCVとには比較的精度の良い相関関係があるので、電圧センサ55によってOCVを計測し、計測したOCVに対応するSOCをSOC−OCVカーブから特定することによってSOCを推定できる。管理部56は電流積算法によってSOCを推定してもよいし、OCV法によってSOCを推定してもよい。
(2)ドローンを用いた情報収集
ここではドローン13を用いた情報収集として、地震や火災などの災害が発生したときにドローン13を用いて地上を上方から撮像(静止画撮影あるいは動画撮影)する場合を例に説明する。
地震や火災などの災害が発生した場合、管理コンピュータ11のオペレータは管理コンピュータ11を操作して各ドローン13に情報収集を指示する。具体的には例えば、オペレータは各ドローン13にそれぞれ飛行区域を指定して情報収集を指示する。情報収集を指示されたドローン13は指定された飛行区域の上空を飛行しながら撮像カメラ24で地上を撮像し、第6の通信部27(管理コンピュータ11と無線通信するための通信部)を介してその画像を管理コンピュータ11に送信する。
ドローン13は画像を管理コンピュータ11に送信するのではなく、第5の通信部26(充電装置10と無線通信するための通信部)を介して充電装置10に送信してもよい。充電装置10はその画像を管理コンピュータ11に転送してもよい。あるいは、ドローン13は画像を管理コンピュータ11や充電装置10に送信するのではなく、記憶装置に記憶し、帰還後にその記憶装置から画像が読み出される構成であってもよい。
(3)ドローンの充電
図7を参照して、飛行中のドローン13の充電について説明する。ドローン13の制御部20は飛行中に所定の時間間隔で第1の蓄電装置28からSOCを取得するとともに、GPS受信機23によってドローン13の現在位置を検出し、取得したSOCと検出した現在位置とを管理コンピュータ11に送信する(S101)。
充電装置10の制御部37も一定時間間隔で第2の蓄電装置32からSOCを取得するとともに、GPS受信機38によって中継装置12の現在位置を検出し、取得したSOCと検出した位置情報とを管理コンピュータ11に送信する(S102)。
管理コンピュータ11は、ドローン13から送信されたSOCが所定値以下である場合は、各充電装置10から受信したSOCに基づいて、ドローン13を満充電可能な電力量がある第2の蓄電装置32を有する充電装置10を抽出する。管理コンピュータ11は抽出した充電装置10の中からドローン13の現在位置に最も近い充電装置10を判断し、ドローン13にその充電装置10を通知して充電を指示する(S103)。
ドローン13を満充電可能な電力量がある第2の蓄電装置32を有する充電装置10が存在しない場合は、管理コンピュータ11は第2の蓄電装置32のSOCが一定値以上の充電装置10のうちドローン13の現在位置に最も近い充電装置10を通知してもよい。
ドローン13は管理コンピュータ11から充電が指示されると、管理コンピュータ11から通知された充電装置10まで飛行し、当該充電装置10の着陸台15に着陸する(S104)。ドローン13が着陸台15に着陸するとドローン13から第5の通信部26を介して充電装置10に識別情報が送信される(S105)。充電装置10はドローン13から識別情報を受信するとドローン13の充電を開始する(S106)。
ドローン13は第1の蓄電装置28が所定のSOCまで充電されると満充電されたと判断し、情報収集を継続するために再び離陸する(S107)。ドローン13が離陸するとドローン13と充電装置10との無線通信が切断される(S108)。充電装置10はドローン13との無線通信が切断されるとドローン13が離陸したと判断し、非接触充電を終了する(S109)。
充電装置10は、非接触充電を終了すると、ドローン13から受信した識別情報と、充電した電気量を表す電気量情報とを管理コンピュータ11に送信する(S110)。管理コンピュータ11は識別情報と電気量情報とを受信すると、それらを対応付けて電気量テーブルに登録する(S111)。
ここでは無線通信が切断されるとドローン13が離陸したと判断する場合を例に説明した。これに対し、着陸台15にドローン13の有無を検出するセンサを設け、そのセンサの検出結果からドローン13の着陸及び離陸を判断してもよい。
(4)充電料金の請求
管理コンピュータ11は、週1回や月1回などの所定のタイミングで、ドローン13ごとに電気量テーブルから充電料金を集計し、集計した充電料金を表す請求情報を、当該ドローン13の識別情報に対応付けられている請求先に電子メールなどで送信する。これにより、電気量情報に応じた充電料金が請求される。
(5)実施形態の効果
実施形態1に係る充電装置10によると、第2の蓄電装置32を備えており、第2の蓄電装置32から供給される電力によってドローン13の第1の蓄電装置28を充電するので、停電が発生してもドローン13を充電できる。このため、停電が発生してもドローン13を長時間に亘って活用できる。災害が発生すると停電が発生する可能性があるので、充電装置10は災害時にドローン13によって長時間に亘って情報収集する場合に特に有用である。
充電装置10によると、停電時にケーブルテレビの増幅器31に電力を供給する第2の蓄電装置32が、ドローン13を充電するための蓄電装置を兼ねている。このため、複数の充電装置10を新たに設置する場合に比べて設置のための費用を抑制できる上、設置場所を確保する手間も低減される。このため、インフラの構築が円滑に進む可能性が高くなる。
充電装置10によると、着陸台15は地上から所定の高さ以上の位置に設置されているので、ドローン13が離着陸するときに近くに人がいる可能性が低くなる。このため地上に設置する場合に比べて安全性が向上する。
充電装置10によると、ドローン13の第1の蓄電装置28を非接触充電するので、作業員が充電ケーブルを着脱しなくてよい。これにより充電を省力化できる。
着陸台15が地上から所定の高さ以上の位置に設置されている場合は、第1の蓄電装置28を非接触充電すると次のような効果もある。
着陸台15が高い位置に設置されている場合は作業員がドローン13に充電ケーブルを接続することが困難であるが、非接触充電では充電ケーブルを接続しなくてよいので、着陸台が高い位置に設置されている場合に特に有用である。
着陸台15を高い位置に設置した場合、非接触充電では接触式充電に比べてより確実に充電できるという利点もある。具体的には、着陸台15にドローン13が着陸すると充電コネクタが自動で嵌合するようにすれば、接触式充電であっても人手を介さずにドローン13を充電できる。しかしながら、着陸台15を高い位置に設置すると風などによって着陸台15が揺れる可能性がある。着陸台15が揺れると充電コネクタが嵌合しない可能性がある。これに対し、非接触充電では接触式充電に比べて着陸台15に対するドローン13の位置ずれの許容度が大きいので、接触式充電に比べてより確実に充電できる。
充電装置10によると、第2の充電部34によってドローン13の第1の蓄電装置28に充電した電気量を表す電気量情報を、第1の通信部35を介して管理コンピュータ11に送信するので、第1の蓄電装置28に充電した電気量を管理コンピュータ11によって管理できる。
充電装置10によると、管理コンピュータ11は、ドローン13の第1の蓄電装置28のSOCと、各充電装置10の第2の蓄電装置32のSOCとに基づくことにより、ドローン13の第1の蓄電装置28を満充電可能な電力量がある充電装置10をドローン13に指示できる。
ただし、現在のドローン13の位置と充電装置10の位置とが離れていると、充電装置10まで飛行する間に第1の蓄電装置28の電力が無駄に消費される。充電装置10によると、管理コンピュータ11が、第1の蓄電装置28を満充電可能な電力量がある充電装置10の中からドローン13の現在位置に最も近い充電装置10を指示することにより、充電装置10まで飛行する間の第1の蓄電装置28のSOCの低下を抑制できる。これにより無駄な電力消費を抑制できる。
実施形態1に係る充電システム1によると、充電した電気量に応じた充電料金を請求できる。
充電システム1によると、ドローン13の第1の蓄電装置28のSOCと、各充電装置10から受信した第2の蓄電装置32のSOCとに基づくことにより、ドローン13の第1の蓄電装置28を満充電可能な電力量がある充電装置10をドローン13に指示できる。
ただし、現在のドローン13の位置と充電装置10の位置とが離れていると、充電装置10まで飛行する間に第1の蓄電装置28の電力が無駄に消費される。充電システム1によると、第1の蓄電装置28を満充電可能な電力量がある充電装置10の中からドローン13の現在位置に最も近い充電装置10を指示することにより、充電装置10まで飛行する間の第1の蓄電装置28のSOCの低下を抑制できる。これにより無駄な電力消費を抑制できる。
<その他の実施形態>
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができる。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成又は周知技術に置き換えることができる。また、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。また、ある実施形態の構成に対して周知技術を付加することができる。
(1)上記実施形態では無人航空機としてドローン13を例に説明したが、無人航空機はドローン13に限られない。例えば無人航空機は無人ヘリコプターであってもよい。
(2)上記実施形態では第1の蓄電装置28を非接触充電する場合を例に説明したが、第1の蓄電装置28は必ずしも非接触充電されなくてもよい。例えば人手を介さずに自動で充電コネクタを嵌合できる機構を備えている場合は接触式で充電してもよい。
(3)上記実施形態ではケーブルテレビの中継装置12が充電装置10を兼ねている場合を例に説明したが、充電装置10はケーブルテレビの中継装置12とは独立して構成されてもよい。
上記実施形態ではケーブルテレビの中継装置12が充電装置10を兼ねている場合を例に説明したが、ケーブルテレビの中継装置12以外の装置が充電装置10を兼ねてもよい。例えば携帯電話などの移動体通信網の基地局は一般にバックアップ用の蓄電装置を備えているので、移動体通信網の基地局が充電装置10を兼ねてもよい。
(4)上記実施形態では着陸台15が地上から所定の高さ以上の位置に設置されている場合を例に説明したが、着陸台15は地上に設置されていてもよい。その場合は周囲をフェンスで囲むなどによって人が近づけないようにすることが望ましい。
(5)充電装置10は、停電時に、複数のドローン13の飛行を整理するための飛行整理情報を、第2の通信部36(ドローン13と無線通信するための通信部)を介してドローン13に送信してもよい。複数のドローン13が飛行すると混乱する可能性があるため、地上の車両を交通整理するのと同様に、飛行する複数のドローン13を交通整理することが望まれる。その場合、停電が発生していない場合は専用のコンピュータ(例えば管理コンピュータ11)が無線で指示を送信することによって交通整理することが考えられるが、停電が発生するとそのコンピュータが停止する可能性がある。充電装置10は第2の蓄電装置32を備えているので、停電時でも制御部37が動作できる。このため、停電時に充電装置10が飛行整理情報を送信することにより、停電時に混乱が生じる可能性を低減できる。
(6)上記実施形態ではドローン13を用いた情報収集として地上を撮像する場合を例に説明したが、どのような情報を収集するかは適宜に決定できる。例えば情報収集は温度の計測であってもよい。
上記実施形態ではドローン13の活用の一例として災害時にドローン13によって情報収集する場合を例に説明したが、ドローン13の活用はこれに限られるものではなく、任意の目的に活用可能である。例えば、ドローン13は災害時に支援物資や医療品などの輸送に用いられてもよい。これにより災害時に長時間に亘って支援物資や医療品などを輸送できる。
無人航空機がドローン13以外である場合も同様であり、任意の目的に活用可能である。例えば、無人航空機が無人の輸送用航空機(例えば輸送用の無人ヘリコプター)である場合、無人航空機は災害時に支援物資や医療品などの輸送に用いられてもよい。
(7)上記実施形態では停電時に充電装置10によってドローン13を充電する場合を例に説明したが、ドローン13の充電は停電時に限定されるものではなく、通常時(非停電時)に充電装置10によってドローン13を充電してもよい。
(8)上記実施形態ではドローン13が当該ドローン13の第1の充電装置10のSOCを管理コンピュータ11に送信し、管理コンピュータ11が、ドローン13の第1の蓄電装置28を満充電可能な電力量がある充電装置10をドローン13に指示する場合を例に説明した。これに対し、ドローン13の残りの飛行距離を考慮すると満充電にしなくてもよいケースや、充電にあてることのできる時間に制約があるケースも考えられる。その場合は、例えば残りの飛行距離を飛行するために必要な電力量あるいは充電にあてることのできる時間の範囲で充電可能な電力量をドローン13が判断して管理コンピュータ11に通知してもよい。管理コンピュータ11は、ドローン13から通知された電力量がある充電装置10をドローン13に指示してもよい。
(9)上記実施形態では蓄電素子51としてリチウムイオン二次電池を例に説明したが、蓄電素子51は電気化学反応を伴うキャパシタであってもよい。
1…充電システム(無人航空機の充電システムの一例)
10…充電装置
11…管理コンピュータ(コンピュータ、外部のコンピュータの一例)
13…ドローン(無人航空機の一例)
15…着陸台
28…第1の蓄電装置
31…増幅器(無人航空機以外の電気負荷の一例)
32…第2の蓄電装置
34…第2の充電部(充電部の一例)
35…第1の通信部
36…第2の通信部
37…制御部
42…第3の通信部
43…第4の通信部

Claims (11)

  1. 第1の蓄電装置から供給される電力によって飛行する無人航空機を充電する充電装置であって、
    第2の蓄電装置と、
    前記第2の蓄電装置から供給される電力によって前記第1の蓄電装置を充電する充電部と、
    を備える、無人航空機の充電装置。
  2. 請求項1に記載の無人航空機の充電装置であって、
    前記第2の蓄電装置は、停電時に前記無人航空機以外の電気負荷に電力を供給するバックアップ用の蓄電装置を兼ねている、無人航空機の充電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の無人航空機の充電装置であって、
    前記無人航空機が着陸する着陸台を備え、
    前記着陸台は地上から所定の高さ以上の位置に設置されている、無人航空機の充電装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の無人航空機の充電装置であって、
    前記充電部は前記第1の蓄電装置を非接触充電する、無人航空機の充電装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無人航空機の充電装置であって、
    制御部と、
    外部のコンピュータと通信する第1の通信部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記充電部によって前記第1の蓄電装置に充電された電気量を表す電気量情報を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信する、無人航空機の充電装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無人航空機の充電装置であって、
    制御部と、
    外部のコンピュータと通信する第1の通信部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2の蓄電装置の充電状態を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信する、無人航空機の充電装置。
  7. 請求項6に記載の無人航空機の充電装置であって、
    前記制御部は、当該充電装置の位置情報を、前記第1の通信部を介して前記外部のコンピュータに送信する、無人航空機の充電装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の無人航空機の充電装置であって、
    制御部と、
    前記無人航空機と無線通信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記制御部は、複数の前記無人航空機の飛行を整理するための飛行整理情報を、前記第2の通信部を介して前記無人航空機に送信する、無人航空機の充電装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の無人航空機の充電装置であって、
    前記無人航空機は輸送用航空機である、無人航空機の充電装置。
  10. 無人航空機の充電システムであって、
    請求項5に記載の充電装置と、
    前記充電装置と通信する第3の通信部を有するコンピュータと、
    を備え、
    前記コンピュータは、前記無人航空機に対応付けられている請求先に、前記第3の通信部を介して前記充電装置から受信した前記電気量情報に応じた充電料金を請求する、充電システム。
  11. 無人航空機の充電システムであって、
    請求項6又は請求項7に記載の充電装置と、
    前記充電装置と通信する第3の通信部、及び、前記無人航空機と通信する第4の通信部を有するコンピュータと、
    を備え、
    前記コンピュータは、前記第4の通信部を介して前記無人航空機から受信した前記無人航空機の現在位置及び前記第1の蓄電装置の充電状態と、前記第3の通信部を介して前記充電装置から受信した前記第2の蓄電装置の充電状態とに基づいて、前記第1の蓄電装置を充電する前記充電装置を前記無人航空機に指示する、充電システム。
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