JP2021163175A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】オーナーが、自己のオンラインサロンの活性を上げ、またサロン内の議論を盛り上げることを容易に実現する情報処理装置の提供。【解決手段】オンラインサロンサーバ10は、SNSサーバ20において記録されている、SNS内のグループにおいて投稿されたコンテンツやコメントに対するアクションに関する情報を定期的に取得する。取得した情報とメンバーがログインの際に送信する情報とに基づき、トークンの発行又は移動の取引処理を行う。トークンの取引処理の情報はプライベート型ブロックチェーンの形式で保存される。【選択図】図1

Description

本発明は、オンラインサロンなどのWeb上のクローズドなコミュニティにおけるコミュニケーションの活発化に資する情報処理装置及びプログラムに関する。
[オンラインサロン]
「オンラインサロン」とは、Web上で展開されるクローズドなコミュニティであり、一般的には月額会費制で運営されることが多い。タレントやアーティスト、モデル、アスリート、投資家や事業家など、特定の分野において優れた知識や経験を有している人や認知度の高い人がオーナーとしてオンラインサロンを開設し、多くの参加者(メンバー)を集めている(例えば、非特許文献1)。オンラインサロンは会員制のコミュニティであるため、一般に流通していない情報を受け取ることができる点、また普段接することがほぼない運営者、或いは同様な趣味や共通意識を有するメンバーとのコミュニケーションをとる機会が生じる点で参加者にはメリットがある。基本Web上でやり取りが行われるため地理的な距離も関係なくコミュニケーションを取ることができるが、一方で会員限定のイベントなどで直接接触する機会がある場合もある。このようにオンラインサロンはいわば「同好の士」が集う場として機能する。
[SNS]
「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)」とは、個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、ウェブを利用したサービスのことである。ユーザはPCやスマートフォン等を介しサービスにログインし、他のユーザとの情報の授受を行うことができる。
既存のSNSとしてはTWITTER(登録商標)、FACEBOOK(登録商標)、LINE(登録商標)、mixi(登録商標)、Instagram(登録商標)等が挙げられる。これらのサービスの利用にあたってユーザはアカウント登録を行う。SNSの機能はその種類に応じて委細異なる部分もあるが、概ね共通する機能として以下が挙げられる。
1)プロフィール登録:アカウントと紐づけられた、名前・年齢・性別・出身地・職歴等自己の属性情報を登録し公開する。
2)コンテンツ投稿:テキスト・画像・動画等を自己のアカウントと紐づけて公開する。
3)コメントの付与:他ユーザ或いは自身の投稿したコンテンツに対してコメント(感想)を付与する。
4)アクションの付与:コメントの付与に代え、或いはこれとともに、又はコメントに対して付与するフラグであり、SNSの種類に応じて単一種類(例えば「いいね」)しかないものと複数種類あるもの(例えば「いいね」に加え「超いいね」「ひどいね」「すごいね」など)が存在する。
5)メッセージの送受信:公開することなく限定した特定のユーザ間でのコンテンツの授受を行う。
6)グループの作成:共通の趣味や目的を有するユーザ同士が特定のテーマのもとコミュニケーションを取る場としてグループを作成する。通常、グループの運営を行う管理人が定められ、グループの運営ルールを規定する。管理人は複数設定され得る。規定される運営ルールとして、グループへのユーザの参加条件や投稿内容のルールが挙げられる。管理人には通常、ユーザが該グループへの参加を希望する場合の許否権限が付与されている。グループ内でユーザはコンテンツ投稿を行い得るほか、コメントやアクションの付与を行い得る。
[SNS内グループとオンラインサロンとの親和性]
オンラインサロンを運営するにあたっては、会員の基本情報の把握と、会員相互のコミュニケーションを行うためのプラットフォームの提供が必要となってくる。この点、上述したSNSにおけるグループ機能は、オンラインサロンの運営に利便性が高く、実際多くのオンラインサロンはSNS内のグループ機能を用いて運営されることが多い。具体的には、オンラインサロンのメンバー情報、会費管理情報等の管理自体は別途管理サーバにて行い、入会申込と実際のコミュニケーションはSNS内グループで行う、という形式が取られる。
[ブロックチェーン技術について]
一般にブロックチェーンとは、分散型ネットワークを構成する複数のコンピュータに暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを同期して記録する技術をいう。一定期間の取引データをブロック単位にまとめ、コンピュータ同士で検証し合いながら正しい記録をチェーン(鎖)のようにつないで蓄積する仕組みであることから、ブロックチェーンと呼ばれる。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。
[ブロックチェーン技術の種類と適用場面]
ブロックチェーン技術を適用しうる原始的かつ典型的事例はいわゆる仮想通貨であるが、現在はそれだけではなく、決済や送金、証券取引などの金融業界、ポイント管理など小売業界、不動産業界等々に広がりつつある。ブロックチェーンの種類分けに明確な定義があるわけではないが、事実上以下に分類され得る。
1)パブリック型ブロックチェーン:管理者が存在せず、不特定多数のノードによりブロックチェーンネットワーク(BCN)が構成される。Proof of Work、Proof of Stakeなど合意形成にあたっては厳格な承認が必要とされる。
2)コンソーシアム型ブロックチェーン:複数主体が管理者として存在し、特定の複数参加者がBCNを構成する。合意形成において複数の主体を必要とさせることで一定程度の合意形成の妥当性を確保し得る。
3)プライベート型ブロックチェーン:特定の人又は団体により許可されたコンピュータが取引(ブロック)の承認者となるブロックチェーンである。リアルタイム性を実現する上での性能面の課題を解決し得る。ポイント管理についていえば、例えばECサイト等でポイントが付与される場面があるところ、セール等で注文が集中する場合、その処理に高負荷がかかることになり処理遅延等の問題が生じる。しかしブロックチェーン技術によればこうした問題が生じずスムーズなポイント処理が行われ得る他、セキュリティ性が向上する(例えば特許文献1、非特許文献2)。
特開2018−049428
DMMオンラインサロン(URL=https://lounge.dmm.com/) ブロックチェーン技術を活用したサービスに関する国内外動向調査報告書(URL=https://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160428003/20160428003-2.pdf)
[オンラインサロンの運営事情]
上述のとおり、プライベートサロンはその道の著名人がオーナーとなって運営される、クローズドな集合である。ところでオンラインサロン(以下単に「サロン」ということがある。)においては、オーナーがサロン自体の活性を上げたい場合やサロン内の議論を盛り上げたい場合、或いは関心を特定の話題に集中させたい場合がある。影響力を有するオーナー自身がサロン内で積極的に投稿しサロンのメンバーとの交流を行うことでこうした意図を実現させることもしばしば行われるところであるが、著名人は著名人として他の多くの活動に従事する中、より効率的にサロンの活発化を図る手段が希求されていた。
上記課題を解決すべく、本発明に係る情報処理装置は以下の構成を有する。
(1)SNSサーバからアカウント情報を取得し登録されているユーザ情報と照合する照合部、
SNS内のグループにおける前記アカウント情報で特定されるアカウントのアクション及び被アクションの情報を取得し記録するアクション情報記録部、
前記取得したアクション及び被アクションの情報に基づいてトークンを発行又は移動する、トークン処理部
前記ユーザ情報と、前記アクション及び被アクションの情報、前記トークンの関係とを記録するアクション−トークン関係記録部
を有することを特徴とする情報処理装置。
(2)前記トークン処理部は、前記照合されたユーザ情報が特定のユーザ情報である場合、トークンを発行することを特徴とする、(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記トークン処理部は、前記照合されたユーザ情報が特定のユーザ情報以外のユーザ情報である場合、トークンを移動することを特徴とする、(1)に記載の情報処理装置。
(4)トークンの発行/移動がプライベート型ブロックチェーン技術で実現されることを特徴とする(1)から(3)に記載の情報処理装置。
(5)前記トークンを特典と交換するトークン−特典交換部を更に有することを特徴とする、(1)から(4)のいずれか1に記載の情報処理装置。
なお本発明の実施形式としては、コンピュータを上記(1)から(5)のいずれか一の情報処理装置として機能させるプログラムの形式を有しても良い。
本発明に係る情報処理装置によれば、SNS内のグループにおいてアクションを行うことにより、サロンのオーナーがサロン内の意図したメンバーに対してトークンを発行し得ることで、サロンの活発化を図ることができる。特に良い投稿を行ったメンバーに対してアクションを行うことでトークンが発行されることが認知されれば、メンバーには競って良い投稿を行う動機が生じるため、投稿の質・量とも向上し、サロンの活発化が期待できる。発行される仮想資産の記録形式がブロックチェーンのデータ構造を有していることで、対改ざん性セキュリティが向上し、オーナー、メンバーとも信頼してコミュニティ内の取引を行うことができる。
[用語定義]
なお本発明において、
(1)「トークン」とは、オンラインサロン内で限定的に取引に使用可能な価値代替物に相当するデータ、仮想資産をいう。ブロックチェーンデータとして発行されることで改ざんがされにくくセキュリティがより高い。
(2)「SNSサーバ」とは、例えば、facebook(登録商標)のサーバ装置、LINE(登録商標)のサーバ装置等をいう。複数のユーザ間でコミュニケーションを提供することが可能なサービスを提供する情報処理装置であってもよい。
(3)「SNS内のグループ」とは、SNS内に設定された、趣味やビジネスなどの共通のテーマのもとにメンバーを集め、情報を共有したり交流したりできるツールをいい、例えばfacebook(登録商標)グループやmixi(登録商標)コミュニティ等が該当する。通常、プライバシー設定を「公開グループ(=検索で見つけることができ、メンバー以外も投稿を閲覧できる)」、「非公開グループ(=検索で見つけることはできるが投稿はメンバーにならないと見られない)」、「秘密のグループ(=検索結果にも出てこずメンバーに追加・招待してもらわなければ存在がわからない)」から選択できる。オンラインサロンとして活用する場合、「非公開グループ」となっているのが一般的であるがこれに限られない。
(4)「アカウント情報」とは、ここではSNSにログインするための情報をいう。本発明の情報処理装置で提供されるサービスにおいてはSNSのアカウント情報を用いてログインすることから、初期登録の段階でアカウント情報とサービスのユーザ情報とが紐づけられる。
(5)「登録されているユーザ情報」とは、本発明の情報処理装置で提供されるサービスにメンバーが登録する際の基本情報をいう。
(6)「アクション」とは、SNS内のコンテンツ(=投稿されたテキストや画像、動画等)やコメント(=コンテンツに対するリアクションとしてコンテンツが含まれるもの)に対して他のユーザ(場合により投稿したユーザ本人)が付与するフラグをいう。SNSの種類に応じて単一種類(例えば「いいね」)しかないものと複数種類あるもの(例えば「いいね」に加え「超いいね」「ひどいね」「すごいね」など)が存在する。「被アクション」とは、当該ユーザが投稿したコンテンツ等に対して付与されたフラグをいう。
(7)「特定のユーザ情報」とは、SNS内のグループ機能を用いて運営されるオンラインサロンであって本発明に係る情報処理装置で管理するサロンにおいて運営者ないし管理者に相当するメンバー(「オーナー」ということがある)のユーザ情報をいう。同一のユーザであっても関与するサロンによってオーナーにあたる場合もあれば一般のメンバーにあたる場合もある。
本実施形態におけるオンラインサロン管理システムの全体構成例を示す図である。 本実施形態におけるオンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末30を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成図である。 本実施形態における、オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末30の機能を明示したブロック図である。 メンバー情報DBの登録内容を説明する図である。 サロン情報DBの登録内容を説明する図である。 アクション/トークン情報DBの内容であり、オンラインサロンサーバ10における、SNS上のアクションの情報とトークンの情報の管理状態を示す図である。 ユーザ情報の記録内容の一例を説明する図である。 グループ情報の記録内容の一例を説明する図である。 コンテンツ情報の記録内容の一例を説明する図である。 オンラインサロンサービスへのサロンの登録処理の流れを示すフローチャートである。 開設済みサロンへのメンバーの入会処理の流れを示すフローチャートである。 SNSグループにおけるアクションを行う場面の例を示す画像イメージ図である。 トークン発行/移動処理の流れを示すフローチャートである。 メンバーによる特典購入の処理の流れを示すフローチャートである。 サロン開設完了時にオーナーメンバーに送信される情報の画面イメージである。 オンラインサロンサービスへのログイン画面の例を示す図である。 オンラインサロンサービスのトップ画面の例を示す図である。 オンラインサロンサービスにおけるトークンを受領する際の画面を示す図である。 オンラインサロンサービスにおいてオーナーとなっているサロンの情報を表示する画面の例を示す図である。 オンラインサロンサービスにおいてオーナーが特典の登録を行う際の画面の例を示す図である。 オンラインサロンサービスにおいてオーナーがトークンの単価設定を行う際の画面の例を示す図である。 メンバーのトークンの履歴を表示する画面の例を示す図である。 サロンオーナーが登録した特典の交換状況を表示する画面の例を示す図である。 メンバーが交換した特典の履歴を表示する画面の例を示す図である。 メンバーによるプロフィール入力画面の例を示す図である。 ブロックチェーンのデータ構造を示す図である。
[1 ネットワーク構成]
図1は、本発明の一実施形態におけるオンラインサロン管理システムの全体構成例を示す図である。オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末群30(メンバー端末301、302、・・、以下単に「メンバー端末30」ともいう。)はネットワークNWを介して相互に情報の授受が可能である。メンバー端末は電気通信端末、いわゆるパーソナルコンピュータのほか、スマートフォン、タブレット、PDAなどを用いることができる。
オンラインサロンサーバ10は、メンバー端末30及びSNSサーバ20からの情報を受け取り、データベース10aに保存する。メンバー端末30からはメンバーに関する基本情報、開設するサロンに関する情報、サロン内での特典提供に関する情報及び提供された特典の購入に関する情報が送信される。SNSサーバ20からは、サロンとして機能するSNS内のグループに関する情報、及びグループにおけるアクションの情報を取得する。これらの情報の授受の詳細については後述する。
SNSサーバ20は、メンバー端末30からの情報を受け取り、データベース20aに保存する。メンバー端末30からはメンバー(SNSにおけるユーザ)に関する基本情報、投稿するコンテンツに関する情報、コメント及びアクションに関する情報、開設又は参加するグループに関する情報が送信される。これらの情報の授受の詳細については後述する。
[2 サーバ相互の連携について]
[2−1 ハードウェア構成]
図2を用いて、オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末30を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信インタフェースH11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
通信インタフェースH11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェース等である。
入力装置H12は、利用者等からの入力を受け付ける装置であり、例えばマウスやキーボード等である。表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイ等である。タッチパネルディスプレイ等は、入力装置H12、表示装置H13として機能する。
記憶部H14は、オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末30の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置である。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末30における各処理を制御する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各サービスのための各種プロセスを実行する。
[2−2 各サーバの機能構成及びデータ授受]
図3は、オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20、メンバー端末群30の機能を明示したブロック図である。オンラインサーバ10は、上述のハードウェア構成に基づき機能する各機能部(通信部11、操作部12、表示部13、記憶部14、制御部15)を有する。記憶部14にはメンバー情報DB141、サロン情報DB142、アクション/トークン情報DB143が存在する。
SNSサーバ20は、上述のハードウェア構成に基づき機能する各機能部(通信部21、操作部22、表示部23、記憶部24、制御部25)を有する。記憶部24にはユーザ情報DB241、グループ情報DB242、コンテンツ情報DB243が存在する。なお説明の便宜上、オンラインサロンサーバ10に登録される者を「メンバー」、SNSサーバ20に登録される者を「ユーザ」と称している。本実施例にかかるオンラインサロンサービスを利用する者はSNSにおけるアカウントを有しており、SNS内のグループ機能を用いたオンラインサロンの利用者及び利用状況管理の用に供するべく、オンラインサロンサーバ10が機能する。
メンバー端末群30は、上述のハードウェア構成に基づき機能する各機能部(通信部31、操作部32、表示部33、記憶部34、制御部35)を個々に有する複数のメンバー端末から構成される。メンバー端末301はコンピュータを、メンバー端末302はスマートフォンを例示的に示したものであるがこれに限られず、上述の各機能を果たし得る情報処理端末であれば種別を問わない。各メンバーは、メンバー端末の操作部32から入力操作を行い、通信部31を介して各サーバ(オンラインサロンサーバ10、SNSサーバ20)と情報の授受を行う。
(サロン登録処理)
図10は、オンラインサロンサービスへのサロンの登録処理の流れを示すフローチャートである。新たにオンラインサロンを開設しようとするメンバーによる外部からの基本情報入力(ステップS1001)を受け付けたメンバー端末は、入力された基本情報をオンラインサロンサーバ10に送信する(ステップS1002)。ここで入力される基本情報は、当該サロンでオーナーとなるメンバーのメンバー名、SNS上のユニークURL、SNSログインメールアドレスといったオーナーに関する情報の他、開設するサロン名、及びその内容説明が含まれる。
オンラインサロンサーバ10にて受け付けられた基本情報に基づき審査が行われ、外部から基本情報の承認入力が行われると(ステップS1003)、オンラインサロンサーバ10はその旨の通知とともに更なる情報エントリフォームを当該メンバー端末30に送信する(ステップS1004)。メンバー端末30は外部からの入力によりサロン開設に関する詳細情報を受け付け(ステップS1005)、オンラインサロンサーバ10に送信する(ステップS1006)。ここで入力される詳細情報は、オンラインサロンサービス提供者からオーナーへの通知連絡先、月会費等の支払先口座情報、想定メンバー数、サロンの紹介文やヘッダ写真、付与される仮想資産であるトークンの名称等が含まれてよい。
受信したサロン開設情報に基づき、オンラインサロンサーバ管理者はオンラインサロンサーバ10を介してSNSサーバ20に接続し、SNS内のグループ情報を入力し送信する(ステップS1007,S1008)。当該情報を受信したSNSサーバはグループ登録を行い(ステップS1009)、その旨をオンラインサロンサーバ10に送信する(ステップS1010)。グループ登録を確認したことを受けて外部からの入力に基づき、オンラインサロンサーバ10はサロン開設承認情報を生成しサロンオーナーとなるメンバーのメンバー端末30に当該承認情報を送信する(ステップS1011、S1012)。
図15はサロン開設完了時にオーナーメンバーに送信される情報の画面イメージである。サロン内で流通するトークンの発行や移動に必要となる秘密鍵(プライベートキー)が送信される。ここで秘密鍵(プライベートキー)はランダムな長さのユニークな文字列で表される。SNS上のユニークURL、SNSログインメールアドレスといったオーナーメンバーに関する情報がオンラインサロンサーバ10で保管されていることから、オーナーメンバーはオンラインサロンサービスへのログインにあたってはSNSアカウントでログインすることができる。なお、本実施例では、暗号化したプライベートキーをログイン画面へ誘導するURLパラメータへ追加しそのURLからログインした場合、自動的にローカルストレージ(=ブラウザ上の保存領域)へ登録されるようにしている。これにより、一旦当該リンクを介してログイン画面(図16に例示される)に遷移した端末においては、同一のブラウザを介してログインする場合にはプライベートキーも併せて送信されることとなるため操作者の便宜に資する。
(サロン入会処理)
オンラインサロンに入会しようとする場合、自己の端末からネットワークNWを介してオンラインサロンサーバ10にアクセスし、入会登録を行う。図11はメンバーの入会処理の流れを示すフローチャートである。メンバー端末30は操作部32を介した外部からの入力により入会情報としてメールアドレス、及び入会を希望するオンラインサロンの情報を受け付ける(ステップS1101)。ここでメールアドレスはSNSサーバ20において自己のアカウントと紐づけられて管理されているメールアドレスと同一のものを入力する。当該入会情報がオンラインサロンサーバ10に送信されると(ステップS1102)、オンラインサロンサーバ10は決済情報入力画面を生成し当該メールアドレス宛送信する(ステップS1103、S1104)。その後、表示部33の表示内容に従って外部から入力された決済情報がオンラインサロンサーバ10に送信される(ステップS1105、S1106)。オンラインサロンサーバ管理者により、受信した情報に基づき入会登録の可否が判断され、メンバー承認可の旨の登録がなされる(ステップS1107)。その後、メンバー端末30からSNSサーバ20へサロンへの入会申請情報が送信されると(ステップS1108)、申請があった旨がオンラインサロンサーバ10に送信される(ステップS1109)。これに対し承認する旨の情報を返信することで(ステップS1110)SNS内のグループにおけるメンバー登録が承認され(ステップS1112)、当該メンバーに対しその旨通知される(ステップS1113)。またメンバー端末30にはオンラインサロンサーバ10からオンラインサロンの入会承認情報が通知される(ステップS1111)。この通知には図15で示されているのと同様、サロン内で流通するトークンの発行や移動に必要となる秘密鍵(プライベートキー)が送信されるとともに、暗号化したプライベートキーをログイン画面へ誘導するURLパラメータへ追加しそのURLからログインした場合、自動的にローカルストレージ(=ブラウザ上の保存領域)へ登録されるようにしている。
[2−3 各サーバの記録]
ここで、図4から図9を参照しつつ、各サーバに記録される情報について説明する。図4に示すように、メンバー情報DB141にはオンラインサロンサービスを利用するメンバーについてのメンバー情報141dが記録される。メンバー情報141dは、メンバー基本情報、オーナーとして登録されているサロンの情報、メンバーとして登録されているサロンの情報から構成されている。
メンバー基本情報領域には、メンバーID、メールアドレス、当該メンバーの決済情報(クレジットカード情報など)、サービス内での通名であるハンドルネーム、住所情報、性別、職業、サービス内で表示されるアバターの情報が記録される。メンバーID及びメールアドレスは、図11のステップS1101で入力された情報が記録されるとともに、メンバー承認後、サービスにログインしたメンバーが図25に示すプロフィール入力画面を介して入力した情報が記録される。また、各々がオーナーとなっているサロンのサロンID、及びメンバーとなっているサロンのサロンIDが関連付けて記録される。
図5に示すように、サロン情報DB142にはオンラインサロンサービスにおいて管理するサロンについてのサロン情報142dが記録される。サロン情報142dは、サロン基本情報、参加メンバーの保有トークン及び保有特典の情報、管理対象であるSNSサーバ20上のSNSグループのグループID及びこれに参加しているユーザIDの情報から構成される。
サロン基本情報領域には、サロンID、サロン名称、オーナーIDが記録される他、オーナーがSNSグループ内でアクションした際に発行されるトークン量を規定するレート情報、サロン内で流通するトークンの総量である流通トークン量、オーナーがサロンメンバーに向けて提供し、メンバーが保有するトークンを対価として取得し得る特典に関する情報である特典情報が記録される。サロンメンバー情報領域には、サロンメンバーのメンバーID、及び各メンバーIDの保有トークン量情報、取得特典情報が記録される。SNS連携情報領域には、当該サロンのコミュニケーションが実際に行われるSNS内のグループのグループID、及び当該グループに参加しているグループユーザID情報が記録される。
図6に示すように、アクション/トークン情報DB143には、SNS内のグループにおけるアクション、すなわち他のサロンメンバーがサロン内で投稿したコンテンツまたはこれに紐づいたコメントに対して行った「いいね」「超いいね」「すごいね」等のフラグの付与に関する情報と、これに基づきオンラインサロンサーバ10において発行又は移動するトークンに関する情報とに関する、アクション/トークン情報143dが記録される。サロン情報領域には、サロンID、サロン名称、当該サロンのオーナーIDが記録される。レート情報領域にはオーナーがSNSグループ内でアクションした際に発行されるトークン量を規定するレート情報が記録される。このレート情報は、オーナーによる1のアクションに基づいて発行されるトークンの量を規定するものであり、オーナーが適宜のタイミングで設定変更可能である。図21はオンラインサロンサービスにおいてオーナーがトークンの単価設定を行う際の画面の例を示す図である。この例では、サロン内で流通するトークンの名称を「コイン」とし、トークン発行の対象となるアクションを「超いいね」とし、1の「超いいね」につき発行されるトークン数を「50」としている。オーナーは1の「超いいね」につき発行されるトークン数を、(ここでは1ないし100の範囲で)任意に設定することができるから、サロン内のコミュニケーションをより活発化させたい場合、より多くのトークンを発行するよう設定することで実現することができる。なお図10のフローで示した通り、トークンの名称はオーナーが適宜設定することができるのでサロンのテーマにちなんだ名称とすることでメンバーにより親しみを持ってもらうことができる。また本例ではトークン付与の対象となるアクションを「超いいね」のみとしているが、アクションの態様が複数あるSNSの場合、その態様ごとにトークンの付与の有無、及びその数をオーナーが設定できるようにしても良い。
図7に示すように、SNSサーバ20内のユーザ情報DB241には、SNSのユーザに関するユーザ情報241dが記録されている。ユーザ基本情報領域には、ユーザID、登録メールアドレス、SNS内での通名であるハンドルネーム、住所、職業等の属性情報が記録されている。投稿情報領域には、投稿コンテンツID、投稿コメントID、コンテンツ及びコメントの内容である投稿情報、これらに対し付与されるフラグであるアクション情報が相互に関連付けられて記録されている。
図8に示すように、グループ情報DB242には、グループに関する情報242dが記録されている。グループID、グループ名、当該グループのプライバシー設定(投稿及びコメント等の公開範囲、グループユーザリストの公開範囲等の設定)と、ユーザID及び投稿コンテンツIDとが関連付けて記録されている。
図9に示すように、コンテンツ情報DB243にはコンテンツに関する情報243dが記録されている。コンテンツID、コンテンツデータ、投稿者のユーザID、コンテンツに対するコメントのコメントID及びコメントデータ、コメント投稿者のユーザID、アクションデータとアクション付与者のユーザIDが相互に関連付けて記録されている。
図12は、SNSグループにおけるアクションを行う場面の例を示す画像イメージ図である。グループ名称1201が表示されたグループのタイムライン(図12(a))には、グループユーザの投稿1202が順次表示される。グループユーザの投稿表示の下部にはアクションボタン1203とコメントボタン1204とが表示されている。閲覧者がアクションボタン1203をタップすると、ネットワークNWを介してコンテンツ情報DB243にその情報が記録される。同様に、コメントボタン1204をタップすると、図12(b)に示すコメント画面に遷移し、既に投稿されているコメント1205を順次閲覧することができるほか、自らもコメントを入力することができる。コメント1205の表示下部にもまたアクションボタン1206とコメントボタン1207が表示されており、それぞれ操作を行うことによりアクション及びコメントが、操作者のユーザIDと関連付けられてコンテンツ情報DB243に記録される。
[3 トークンに関するフロー]
[3−1 トークン発行フロー]
次に図13を用いて、SNSグループ上のオンラインサロンにおけるアクションに応じてトークンが発行される流れを説明する。図13は、トークン発行処理の流れを示すフローチャートである。オンラインサロンサーバ10では、SNSにおけるアクション情報を断続的に取得するアクション取得API17(図3参照)が展開され起動しており、定期的(例えば5分ごと)に、メンバー情報DB141及びサロン情報DB142に記録されているサロン情報及びメンバー情報に対応するSNSサーバ20上のグループ情報及びユーザ情報と関連付けられたアクションの履歴を、そのアクションの内容(種類、アクションを付与したユーザとこれに対応するメンバー情報、アクションを付与されたユーザとこれに対応するメンバー情報)、時点データとともに取得し保存する(ステップS1301、S1302及びS1303)。取得したアクションの履歴と、サロン情報142dにおける取得時点のレート情報とに基づき、発行ないし移動されるべきトークンの量を更新する(ステップS1304)。このステップS1301からステップS1304は繰り返し行われ、都度未処理トークン情報が更新されていく。
メンバー端末からのログインの際(ステップS1305)、SNSのアカウント情報を用いてのログイン、いわゆるソーシャルログインを行う(ステップS1306)。オンラインサロンサーバ10は、SNSサーバ20におけるアカウント情報に基づきログイン承認を行う(ステップS1307)。メンバー端末30はログインの際、プライベートキーをオンラインサロンサーバ10に対し送信する(ステップS1308)。ブラウザの保存領域に保存されている場合、それがそのまま送信される。
オンラインサーバ10は、未処理トークン情報及び当該メンバーのメンバー情報並びに送信されたプライベートキーに基づき、トークンの発行又は移動に対応する処理を行う(ステップS1309)。ここでオーナーからのアクションについては新たなトークンの発行処理が行われる。一方メンバー同士でのアクションについては、アクションしたメンバーが保有するトークンをアクションされたメンバーに移動する。トークンの発行ないし移動は、図26に示すようにブロックチェーンのデータ構造に従って記録される。新たな取引情報が発生する都度、履歴データを複数集め、時系列に並べてブロックを形成する。その際、前のブロックをハッシュ関数に代入して得たハッシュ値とナンスを次のブロックに含める。ハッシュとはデータの「要約」のようなもので、元データが少しでも変わると全く別の値になる性質を持っている。ナンスとは、要約する際に使用するパラメータをいう。この値が決まるとハッシュ値が決まる関係にある。ブロックが作成されると、一つのブロックが前のブロックの情報をハッシュ値の形で持つことになります。これらのブロックを時系列に並んだチェーン状のデータ構造となっているため、一部のみの改ざんを行うことが困難でありデータのセキュリティが高まる。
その後、アクション/トークン情報143dが更新される(ステップS1310)。すなわち、トークンとして発行ないし移動されたアクションは処理済とされ、その後のトークン処理に影響を与えない。
[3−2 特典とトークンの交換フロー]
次に図14を用いて、メンバーが保有するトークンを用いて特典を購入する流れを説明する。メンバーが端末から購入情報を入力し送信すると(ステップS1401、S1402)、オンラインサロンサーバ10はその特典情報の在庫量、決済可能か、提供してよいメンバーか等を確認する(ステップS1403)。確認できた場合、オーナー端末のローカルストレージに保存されているプライベートキーを使ってトークンの移動処理を行う(ステップS1404、S1405、S1406)。メンバーが特典を購入することにより、サロン内に流通するトークンの量はその対価の分だけ減算されることになる。その後購入したメンバーのメンバーIDに紐づけられたトークン残高情報、及び特典在庫情報が更新される(ステップS1407、S1408)。
[4 画面イメージに沿った説明]
次に、表示される画面イメージに沿って各処理を説明する。
[4−1 ログイン画面]
図16はオンラインサロンサービスへのログイン画面の例を示す図である。本実施例におけるオンラインサロンサービスへのログインにあたっては、連携しているSNSのアカウントでログイン可能に構成している(ソーシャルログイン)。
[4−2 トップ画面]
図17はオンラインサロンサービスのトップ画面を表したものである。自らがオーナーとなっているサロン、及びメンバーとして参加しているサロンに関する情報がそれぞれ表示される。自らがオーナーになっているサロンについては、サロン全体で流通しているトークンの量、サロンメンバーの人数、メンバーからの寄付額等が表示される。メンバーになっているサロンについては自らが当該サロンにおいて保有しているトークンの量が表示される。
[4−3 トークン受け取り画面]
図18はオンラインサロンサービスにおけるトークンを受領する際の画面を示す図である。メンバーは、サロンでオーナー又は他のメンバーからアクションを受けたことにより付与された未発行トークン(図13参照)を取得する旨の操作を行うことでトークンの発行を受けることができる。
[4−4 オーナーの処理画面:ステータス、コイン(トークン)単価の設定画面(オーナー)、特典登録]
図19は、自らがオーナーとなっているサロンの情報を表示する画面の例を示した図である。サロン名、流通中のトークン、会員人数、寄付総額が表示されているほか、登録済の特典に関する情報が表示される。「特典を登録」ボタンをタップすると新たな特典の登録画面に遷移する(図20)。また「コイン単価を設定」ボタンをタップするとサロン内でのレート、つまりSNSグループにおけるアクションの単価が設定される(図21)。
図20は、オーナーが特典登録を行う際の画面の例を示す図である。商品/サービス名、特典の具体的な説明、交換に必要なトークンの量、在庫数、配送方法等を入力する。
[4−5 コイン(トークン)履歴の表示画面]
図22は、メンバーのトークンの履歴を表示する画面の例を示す図である。メンバーは、自己のトークンの増減履歴を当画面で確認することができる。トークンの増減の要因としてはオーナー又は他メンバーからの自己の投稿コンテンツ/コメントへのアクション、他のメンバーの投稿コンテンツ/コメントへのアクション、特典の交換(購入)が挙げられる。
[4−6 特典交換履歴表示画面(オーナー:購入者情報)]
図23は、サロンオーナーが登録した特典の交換状況を表示する画面の例を示す図である。オーナーは、自らが提供している特典をメンバーがどれだけ積極的に入手しようとしているかを概ねリアルタイムに把握することができる。またサロン全体に流通しているトークンの量を増やすことでより多くのメンバーに特典取得の動機を持ってもらうよう調整することもできる。
[4−7 特典交換履歴表示画面(メンバー:自己の交換履歴)]
図24は、トークンを対価として交換してメンバーが得た特典の履歴を表示する画面の例を示す図である。物品の発送が伴う場合、その発送がすでに行われたかを確認することができるほか、当該画面自体でサービスを享受できる特典の場合もある。
[4−8 プロフィール入力画面]
図25は、メンバーによるプロフィール入力画面の例を示す図である。ここで登録された情報はメンバー情報DB141に記録され、それぞれの属性を有するメンバーがサロン内でどのような行動を取ったかに関する統計的処理に資する情報として利用し得る。
本発明に掛かる情報処理装置によれば、SNSグループを基盤としたオンラインサロンにおけるクローズドな仮想資産の流通をコントロールすることによりサロン自体の活性化を図ることができる。これにより一層多くの主体による有益なコミュニケーションの発生が期待し得る。
1 オンラインサロン管理システム
10 オンラインサロンサーバ
10a データベース(アクション情報記録部、トークン処理部、アクション−トークン関係記録部、トークン−特典交換部)
15 制御部(照合部)
17 アクション取得API(アクション情報取得部)
20 SNSサーバ
20a データベース
30 メンバー端末群
301,302 メンバー端末
NW ネットワーク

Claims (6)

  1. SNSサーバからアカウント情報を取得し登録されているユーザ情報と照合する照合部、
    SNS内のグループにおける前記アカウント情報で特定されるアカウントのアクション及び被アクションの情報を取得し記録するアクション情報記録部、
    前記取得したアクション及び被アクションの情報に基づいてトークンを発行又は移動するトークン処理部、
    前記ユーザ情報と、前記アクション及び被アクションの情報、前記トークンの関係とを記録するアクション−トークン関係記録部
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記トークン処理部は、前記照合されたユーザ情報が特定のユーザ情報である場合、トークンを発行することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記トークン処理部は、前記照合されたユーザ情報が特定のユーザ情報以外のユーザ情報である場合、トークンを移動することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. トークンの発行/移動がプライベート型ブロックチェーン技術で実現されることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1に記載の情報処理装置。
  5. 前記トークンを特典と交換するトークン−特典交換部を更に有することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1に記載の情報処理装置。
  6. コンピュータを、
    SNSサーバからアカウント情報を取得し登録されているユーザ情報と照合する手段、
    SNS内のグループにおける前記アカウント情報で特定されるアカウントのアクション及び被アクションの情報を取得し記録する手段、
    前記取得したアクション及び被アクションの情報に基づいてトークンを発行又は移動する手段、
    前記ユーザ情報と、前記アクション及び被アクションの情報、前記トークンの関係とを記録する手段
    を有する情報処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7418054B1 (ja) 2023-02-16 2024-01-19 株式会社Coクリエイト 情報処理装置およびコンピュータプログラム
WO2024034598A1 (ja) * 2022-08-09 2024-02-15 Gct Japan株式会社 デジタルトークン提供システム、デジタルトークン提供プログラム及びデジタルトークン提供方法

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