JP2021157652A - 配送支援サーバおよび配送支援方法 - Google Patents

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英二 福宮
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Abstract

【課題】配送員に配送先付近の駐車場所を案内する配送支援サーバを提供する。【解決手段】本開示に係る配送支援サーバは、配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定するサーバであって、配送物管理部と取得部と決定部とを備える。配送物管理部は、配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理する。取得部は、配送車両が駐車可能であり配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得する。経路情報は、少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路に存在する段差、経路に存在する階段数、経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含む。決定部は、配送物情報と、経路情報とに基づき、配送車両の駐車場所を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、配送支援サーバおよび配送支援方法に関する。
従来、宅配便などの各種の配送において、配送員に配送先付近の駐車場所を案内する技術が開示されている。特許文献1の配送計画生成システムでは、配送車両の停車後の配送にかかる時間に基づき、配送計画を生成する。
特開2019−149116号公報
しかしながら、配送における特有の事情から、配送員に案内する駐車場所を決定する場合、駐車場所の決定方法に関し更なる改善が必要であった。
本開示は、配送員に案内する駐車場所を決定する場合に、より改善された配送支援サーバおよび配送支援方法を提供することを目的とする。
本開示に係る配送支援サーバは、配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定するサーバであって、配送物管理部と取得部と決定部とを備える。
配送物管理部は、配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理する。取得部は、配送車両が駐車可能であり配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得する。経路情報は、少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路に存在する段差、経路に存在する階段数、経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含む。決定部は、配送物情報と、経路情報とに基づき、配送車両の駐車場所を決定する。
本開示に係る配送支援方法は、配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定する方法であって、配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理し、配送車両が駐車可能であり配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得し、経路情報は、少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路に存在する段差、経路に存在する階段数、経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含み、配送物情報と、経路情報とに基づき、配送車両の駐車場所を決定する。
本開示に係る配送支援サーバおよび配送支援方法によれば、配送員に案内する駐車場所を決定する場合に、より改善された配送支援を行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係る配送支援システム1のネットワーク構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る配送支援システム1の構成を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る配送支援システム1の処理動作を示すフローチャートである。 図4は、第1の実施形態に係る1つ以上の配送経路の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る評価値の一例を示す図である。
(本開示に至った知見)
宅配便などの各種の配送において、配送員に配送先付近の駐車場所を案内する技術が知られている。一例として、配送車両の停車後の配送にかかる時間に基づき、配送計画を生成する技術が知られている。
しかしながら、従来技術の駐車場所の決定方法においては、配送車両の駐車後、駐車場所から配送先に配送物を配送する迄に、配送員が通る経路は考慮されていない。配送の実情を鑑みると、駐車場所は、配送員が通る経路を考慮して決定されることが望ましい。例えば、配送において、配送物の数、大きさ、重量によっては、配送員が台車を使用する場合が考えらえる。一方で、配送経路によっては、配送員が台車を使用することが困難な配送経路が存在する。例えば、配送経路に階段が存在する場合に台車を使用すると、配送員は台車を持ち上げながら階段をのぼる必要があり、配送員にとっては重労働で、かつ、配送時間がかかる。つまり、台車を使用する場合、配送員は、段差、階段、急勾配を避けて配送する必要があるため、駐車場所の決定方法においては、駐車場所から配送先迄の経路に段差、階段、急勾配が少ない駐車場所を決定することが望ましい。言い換えれば、駐車場所から配送先迄の経路が、より平坦な経路である駐車場所を決定することが望ましい。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら、本開示に係る第1の実施形態について説明する。なお、本開示において、配送車両は、配送員が運転する配送車両として例示するが、配送車両は、配送車両に備えられた制御部が配送車両の駆動または操舵を制御する自動運転車両であってもよい。また、配送車両は、小型のトラック車両、中型のトラック車両、大型のトラック車両、軽自動車などの車両である。
「配送支援システム1の構成」
図1は、第1の実施形態に係る配送支援システム1のネットワーク構成を示す図である。図2は、第1の実施形態に係る配送支援システム1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態に係る配送支援システム1は、配送支援サーバ100、通信端末200を有する。配送支援サーバ100と通信端末200は、ネットワークNにより相互に接続される。ネットワークNは、インターネット等の公衆ネットワーク、携帯電話網の無線ネットワーク、VPN(Virtual Private Network)等の専用ネットワーク、LAN(Local Area Network)等のネットワークを含む。
「配送支援サーバ100の構成」
配送支援サーバ100は、配送物を配送先に届ける宅配業を提供する宅配業者によって使用されるコンピュータである。配送支援サーバ100は、配送員が有する通信端末200に、配送先付近の適切な駐車場所を表示させる。図2に示すように、配送支援サーバ100は、配送物管理部110と車両管理部120と駐車場所データベース130と経路データベース140と特定部150と取得部160と評価部170と判断部180と決定部190とを備える。なお、本開示における駐車場所には、配送員が配送車両を停車可能な停車場所を含む。
配送物管理部110は、複数の配送先における配送先毎の配送物に関する配送物情報を管理する。配送物情報は、配送物を識別する配送物ID、配送先の住所、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさに関する情報を含む。配送物IDは、配送物を識別するために割り当てられたIDである。配送物の重量は、配送先に配送する配送物の総計の重量を示す。なお、配送物の重量は、配送先に配送する配送物毎の重量であってもよい。配送物の大きさは、配送物の幅、高さ、奥行きによって示される配送物のサイズである。
車両管理部120は、配送車両に関する車両情報を管理する。車両情報は、配送車両を識別する車両ID、配送車両に割り当てられた配送員を識別する配送員ID、配送車両の現在位置情報、配送車両に積載されている配送物の配送物IDに関する情報を含む。
駐車場所データベース130は、配送車両が駐車可能な場所(駐車場所と称する)の情報を記憶するデータベースである。駐車場所の情報は、例えば、道路地図データを提供している外部サーバ等から取得することが可能である。駐車可能な場所は、一例として、配送先の駐車場、公共の駐車場、配送先の停車場、公共の停車場、駐停車禁止の規制がない路側などである。なお、駐車場所データベース130は、外部サーバ等に定期的にアクセスして最新のデータに更新することが望ましい。
経路データベース140は、駐車場所と配送先との間の経路(配送経路と称する)の経路情報を記憶するデータベースである。経路情報は、例えば、道路地図データを提供している外部サーバ等から取得することが可能である。また、経路情報は、経路の高低差を示す情報を含むバリアフリーマップを提供している外部サーバ等から取得することが可能である。経路情報は、一例として、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配、配送経路の距離に関する情報を含む。
特定部150は、車両管理部120から車両ID、配送車両の現在位置情報、配送物IDの情報を受信する。特定部150は、車両IDと配送車両の現在位置情報と配送物IDに基づき、配送員が担当する複数の配送先のうち、配送員が現在配送中の配送先を特定する。なお、配送員が使用する通信端末200などに配送中の配送先を、配送員が入力し、特定部150は入力された配送先の情報を通信端末200から取得する態様であってもよい。
取得部160は、特定部150から、配送員が現在配送中の配送先の情報を取得する。また、取得部160は、駐車場所データベース130から、配送先から所定距離内に存在する1つ以上の駐車場所の情報を取得する。ここで、所定距離内とは、一例として、配送先を中心とした半径100m以内の距離範囲である。なお、所定距離は、半径100mの距離に限らず、半径200mまたは半径500mなど任意に設定することができる。さらに、取得部160は、1つ以上の駐車場所のそれぞれとから配送先までを結ぶ1つ以上の配送経路の経路情報を取得する。言い換えると、取得部160は、1つ以上の配送経路の経路情報として、1つ以上の配送経路毎に、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配、配送経路の距離の情報を取得する。なお、1つの駐車場所と配送先との間に、複数の配送経路があってもよい。
評価部170は、取得部160から、1つ以上の配送経路毎の、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配、配送経路の距離の情報を受信する。評価部170は、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配の情報と各々の評価基準に基づき、1つ以上の配送経路における各々の配送経路の第1の評価値を算出する。ここで配送経路に存在する段差の評価基準は、段差の高さである。配送経路に存在する階段数の評価基準は、階段の段数である。配送経路の勾配の評価基準は、勾配の角度と距離である。また、評価部170は、配送経路の距離の情報と評価基準に基づき、複数の配送経路における各々の配送経路の第2の評価値を算出する。配送経路の距離の評価基準は、配送経路の距離である。
判断部180は、配送物情報を配送物管理部110から取得する。判断部180は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさの各々に対して各々の閾値を有する。判断部180は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさのいずれかが閾値より大きいか否かを判断する。判断部180は、判断結果を決定部190に出力する。なお、各々の閾値は、任意に設定することができる。一例として、配送物の数の閾値は、2個に設定することができる。一例として、配送物の重量の閾値は、10Kgに設定することができる。一例として、配送物の大きさの閾値は、配送物の幅、高さ、奥行きの3辺の合計長さが200cmに設定できる。ここで、閾値は、配送員が配送において台車を使用するか否かを判断するための基準として用いられる。
決定部190は、判断部180の判断結果に基づき、配送車両の駐車場所を決定する。決定部190は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさのいずれかが閾値より大きい場合、1つ以上の配送経路の中から第1の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を、配送車両の駐車場所として決定する。決定部190は、配送車両の駐車場所と、第1の評価値が最小の配送経路(配送車両の駐車場所と配送先との間の経路)と、を通信端末200に送信する。決定部190は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさのいずれかが閾値以下の場合、1つ以上の配送経路の中から第2の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を、配送車両の駐車場所として決定する。決定部190は、配送車両の駐車場所と、第2の評価値が最小の配送経路(配送車両の駐車場所と配送先との間の経路)と、を通信端末200に送信する。
「通信端末200の構成」
通信端末200は、配送員が使用する通信端末200であり、例えば、スマートフォン及びタブレット端末等の携帯可能な通信端末200である。通信端末200は、荷物を配送する配送員に対して、駐車場所や配送経路など種々の案内画像を表示する。ここで、通信端末200は、配送車両に搭載された通信端末200でもよく、例えば、配送車両が備えるカーナビゲーションシステムに備えられても良い。図2に示すように、通信端末200は、通信部210と、表示部220とを備える。
通信部210は、ネットワークNを介して、配送支援サーバ100の決定部190から、決定部190が決定した配送車両の駐車場所と配送経路を受信する。通信部210は受信した駐車場所と配送経路を表示部220に送信する。
表示部220は、液晶ディスプレイ等により構成される。表示部220は、通信部210から駐車場所と配送経路を受信し、受信した駐車場所と配送経路を液晶ディスプレイ等に表示する。
(配送支援サーバ100の処理動作)
続いて、配送支援サーバ100の処理動作について、図3と図4と図5を用いて説明する。図3は、第1の実施形態に係る配送支援サーバ100の処理動作を示すフローチャートである。図4は、第1の実施形態に係る1つ以上の配送経路の一例を示す図である。図5は、第1の実施形態に係る評価値の一例を示す図である。
まず、特定部150が、配送員が担当する複数の配送先のうち、配送員が現在配送中の配送先を特定する(ステップS300)。一例としては、特定部150は、車両IDと配送車両の現在位置情報と配送物IDに基づき、配送員が現在配送中の配送先を特定する。なお、配送員が使用する通信端末200などに配送中の配送先を、配送員が入力し、特定部150は入力された配送先の情報を通信端末200から取得する態様であってもよい。
次に、取得部160は、駐車場所データベース130から、配送先から所定距離内に存在する複数の駐車場所の情報を取得する(ステップS310)。具体的には、配送員が現在配送中の配送先を中心とした半径100m以内に存在する駐車場所の情報を取得する。図4において、Park01、Park02、Park03が、配送先を中心として半径100m以内に存在する駐車場所である。取得部160は、Park01、Park02、Park03の情報を駐車場所データベース130から取得する。
続いて、取得部160は、経路データベース140から、1つ以上の駐車場所のそれぞれから配送先までを結ぶ1つ以上の配送経路の経路情報を取得する(ステップS320)。具体的には、取得部160は、1つ以上の配送経路毎に、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配、配送経路の距離の情報を取得する。図4において、path01が、Park01と配送先を結ぶ配送経路である。取得部160は、path01において、配送経路に15cmの段差が存在する情報と、配送経路の距離(図示せず)が30mを示す情報を取得する。path02、path03、path04が、Park02と配送先を結ぶ配送経路である。取得部160は、path02において、50段の階段が存在する情報と、配送経路の距離が40mを示す情報を取得する。取得部160は、path03において、角度10度の勾配が3mの距離で存在する情報と、配送経路の距離が50mを示す情報を取得する。取得部160は、path04において、角度10度の勾配が3mの距離で存在し、さらに、30段の階段が存在する情報と、配送経路の距離が45mを示す情報を取得する。取得部160は、path05において、30段の階段が存在する情報と配送経路の距離が40mを示す情報を取得する。取得部160は、path06において、配送経路の距離が50mを示す情報を取得する。
次に、評価部170は、1つ以上の配送経路における各々の配送経路の第1の評価値を算出する(ステップS330)。具体的には、評価部170は、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配の情報と各々の評価基準に基づき、1つ以上の配送経路における各々の配送経路の第1の評価値を算出する。ここで配送経路に存在する段差の評価基準は、段差の高さである。配送経路に存在する階段数の評価基準は、階段の段数である。配送経路の勾配の評価基準は、勾配の角度と距離である。評価部170は、配送経路に存在する段差に対して、段差1cmあたり1点として段差の評価値を算出する。また、評価部170は、配送経路に存在する階段数に対して、階段1段あたり1点として階段数の評価値を算出する。また、評価部170は、配送経路の勾配に対して、勾配の角度(°)と勾配の距離(m)を乗じた値を勾配の評価値として算出する。評価部170は、配送経路に対して、段差の評価値と階段数の評価値と勾配の評価値の各々を足した値を第1の評価値として算出する。一例として、図5に示すように、path01において、階段数の評価値は階段数が存在しないため階段数の評価値は0点、段差の評価値は高さ15cmの段差が存在するため15点、勾配の評価値は勾配が存在しないため0点である。そのため、path01の第1の評価値は、15点として算出される。
続いて、評価部170は、1つ以上の配送経路における各々の配送経路の第2の評価値を算出する(ステップS340)。具体的には、評価部170は、配送経路の距離の情報と評価基準に基づき、複数の配送経路における各々の配送経路の第2の評価値を算出する。配送経路の距離の評価基準は、配送経路の距離である。評価部170は、配送経路の距離に対して、距離1mあたり1点として距離の評価値を算出する。一例として、図5に示すように、path01において、配送経路の距離は30mである。そのため、path01の第2の評価値は、30点として算出される。
次に、判断部180は、配送物管理部110から配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさを示す配送物情報を取得する(ステップS350)。さらに、判断部180は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさのいずれかが閾値より大きいか否かを判断する(ステップS360)。ここで、各々の閾値は、任意に設定することができる。一例として、配送物の数の閾値は、2個に設定することができる。また、一例として、配送物の重量の閾値は、10Kgに設定することができる。また、一例として、配送物の大きさの閾値は、配送物の幅、高さ、奥行きの3辺の合計長さが200cmに設定できる。ステップS370でYesの場合、決定部190は、1つ以上の配送経路の中から第1の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を、配送車両の駐車場所として決定する(ステップS370)。図5に示すように、1つ以上の配送経路の中で、path06の配送経路が第1の評価値が最小であるため、path06が配送車両の駐車場所として決定される。ステップS370でNoの場合、決定部190は、1つ以上の配送経路の中から第2の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を、配送車両の駐車場所として決定する(ステップS380)。図5に示すように、1つ以上の配送経路の中で、path01の配送経路が第2の評価値が最小であるため、path01が配送車両の駐車場所として決定される。決定部190は、決定した駐車場所と、対応する配送経路を通信端末200に送信する(ステップS390)。
なお、実施形態1におけるステップの処理の構成は、上述の構成に限られない。例えば、ステップS360でYesの処理の後に、ステップS330は処理されてもよい。また、ステップS360でNoの処理の後に、ステップS340は処理されてもよい。
(作用効果)
配送支援サーバ100は次のような作用効果を奏する。
配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定する配送支援サーバ100であって、配送物管理部110と取得部160と決定部190とを備える。配送物管理部110は、配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理する。取得部160は、配送車両が駐車可能であり配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得する。経路情報は、少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路に存在する段差、経路に存在する階段数、経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含む。決定部190は、配送物情報と、経路情報とに基づき、配送車両の駐車場所を決定する。これにより、配送支援サーバ100は、配送員に案内する駐車場所を決定する場合に、より改善された配送支援を行うことができる。
また、配送支援サーバ100は、配送員が配送において、台車を利用する場合に有用である。配送において、配送物の数、大きさ、重量によっては、配送員が台車を使用する場合が考えらえる。一方で、配送経路によっては、配送員が台車を使用することが困難な配送経路が存在する。例えば、配送経路に階段が存在する場合に台車を使用すると、配送員は台車を持ち上げながら階段をのぼる必要があり、配送員にとっては重労働で、かつ、配送時間がかかる。そこで、配送支援サーバ100は、配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量が大きい場合に、平坦な配送経路に対応する駐車場所を配送車両の駐車場所として決定する。そのため、配送員は、台車を使用しやすい平坦な配送経路において配送することができ、配送員にとっては軽作業で、かつ、配送効率のよい、配送が実現できる。
また、配送支援サーバ100は、評価部170を更に備え、評価部170は、少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路情報に基づき、第1の評価値を算出する。これにより、配送支援サーバ100は、経路に存在する段差、経路に存在する階段数、経路の勾配に基づき配送経路を評価することができ、平坦な配送経路を精度よく決定することができる。
また、配送支援サーバ100は、判断部180を更に備え、判断部180は、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさの各々に対して各々の閾値を有し、配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、閾値より大きいか否かを判断し、前記判断部180が配送物の数、配送物の重量、配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、各々の閾値より大きいと判断した場合に、決定部190は、第1の評価値が最小の経路に対応した駐車場所を配送車両の駐車場所として決定する。これにより、配送支援サーバ100は、配送員が配送において台車を使用する場合(配送物の数、配送物の大きさ、配送物の重量が閾値より大きい場合)を判断することができる為、台車の使用可否に基づいて適切な駐車場所を決定することができる。
<その他の実施形態>
以上、本開示の構成を、第1の実施形態に基づいて説明したが、本開示は上記の実施形態に限られない。第1の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、第1の実施形態に係る配送支援サーバ100の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる配送支援サーバ100であっても良い。さらに、本開示の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、配送支援サーバ100の構成に適宜変更を加えることは可能である。
上記、実施形態で説明した評価部170は、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配の情報に加えて、配送経路の道幅の情報に基づき第1の評価値を算出してもよい。具体的には、経路データベース140が記憶する配送経路の道幅の情報に基づき、評価部170は第1の評価値を算出する。例えば、評価部170は、配送経路の道幅に対して、道幅2mを基準として、道幅が1cm狭くなるにあたり1点として道幅の評価値を算出する。評価部170は、配送経路に対して、段差の評価値と階段数の評価値と勾配の評価値と道幅の評価値の各々を足した値を第1の評価値として算出する。これにより、配送支援サーバ100は、配送員がより配送しやすい配送経路に対応した駐車場所を決定することができる。
また、評価部170は、台車の幅を示す規定値を記憶しておき、配送経路の道幅の情報と規定値を比較し、配送経路の道幅が規定値より狭い配送経路を、第1の評価値の算出対象から除外してもよい。これにより、配送支援サーバ100は、台車が使用できない配送経路に対応する駐車場所を、配送員に案内することを防止できる。
上記、実施形態で説明した決定部190は、第1の評価値が所定値以下の配送経路に対応した駐車場所を配送車両の駐車場所として決定してもよい。ここで、所定値は任意に設定することができる。一例として、所定値は30点に設定すればよい。これにより、決定部190は、所定値以下の配送経路に対応した駐車場所が複数ある場合、複数の駐車場所を通信端末200に送信する。これにより、配送員は、第1の評価値が所定値以下の配送経路に対応した複数の駐車場所を通信端末200で確認することができる。つまり、配送員は、平坦な経路に対応した複数の駐車場所の中から、配送車両の駐車場所を任意に選択できるため、配送の利便性が向上する。
上記、実施形態で説明した決定部190は、1つ以上の配送経路の中から第1の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を配送員に案内する駐車場所として決定する。ここで、第1の評価値が最小の配送経路が複数ある場合、決定部190は、第1の評価値が最小の配送経路の中から、さらに、第2の評価値が最小の配送経路に対応した駐車場所を配送員に案内する駐車場所として決定してもよい。これにより、配送支援サーバ100は、配送員が配送しやすく、かつ、配送距離が短い配送経路に対応した駐車場所を決定することができる。
上記、実施形態で説明した評価部170は、配送経路に存在する段差、配送経路に存在する階段数、配送経路の勾配、配送経路の道幅の情報に加えて、配送経路に存在する信号機の数の情報に基づき第1の評価値を算出してもよい。具体的には、経路データベース140が記憶する配送経路に存在する信号機の数の情報に基づき、評価部170は第1の評価値を算出する。例えば、評価部170は、配送経路に存在する信号機の数に対して、信号機が1機あたり10点として信号機の数の評価値を算出する。評価部170は、配送経路に対して、段差の評価値と階段数の評価値と勾配の評価値と道幅の評価値と信号機の数の評価値の各々を足した値を第1の評価値として算出する。これにより、配送支援サーバ100は、さらに、配送員が配送しやすく、かつ、配送時間が短縮できる配送経路に対応した駐車場所を決定することができる。
上記の実施形態で説明した配送支援サーバ100において、配送物管理部110,車両管理部120,駐車場所データベース130,経路データベース140などの各ブロックは、LSIなどの半導体装置により個別に1チップ化されても良いし、一部又は全部を含むように1チップ化されても良い。
上記の各実施形態の各機能ブロックの処理の一部又は全部は、コンピュータプログラムにより実現されるものであってもよい。上記の実施形態の各処理をハードウエアにより実現してもよいし、ソフトウエア(OS(オペレーティングシステム)、ミドルウェア、あるいは、所定のライブラリとともに実現される場合を含む。)により実現してもよい。更に、ソフトウエア及びハードウエアの混在処理により実現しても良い。
また、上記の実施形態に係る処理方法の実行順序は、必ずしも、上記の実施形態の記載に制限されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができる。
配送支援サーバ100で実行される処理方法と、同処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及びそのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本開示の範囲に含まれる。上述した各実施形態における各部の機能は、コンピュータが実行するプログラムにより実現される。コンピュータは、CPU、ROM、RAMを備える。上述した各部は、バスにより接続される。そして、コンピュータは、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶したROMからそのプログラムを読み取る。そして、CPUが、ROMに記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行する。これにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAMまたはROMには、各実施形態で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
1 配送支援システム
100 配送支援サーバ
110 配送物管理部
120 車両管理部
130 駐車場所データベース
140 経路データベース
150 特定部
160 取得部
170 評価部
180 判断部
190 決定部
200 通信端末
210 通信部
220 表示部
N ネットワーク

Claims (8)

  1. 配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定するサーバであって、
    前記配送物の数、前記配送物の大きさ、前記配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理する配送物管理部と、
    前記配送車両が駐車可能であり前記配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、前記少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと前記配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得する取得部と、
    決定部と、
    を備え、
    前記経路情報は、前記少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、前記経路に存在する段差、前記経路に存在する階段数、前記経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含み、
    前記決定部は、前記配送物情報と、前記経路情報とに基づき、前記配送車両の駐車場所を決定する、
    配送支援サーバ。
  2. 前記決定部は、決定した前記配送車両の駐車場所を、通信端末に送信する、請求項1に記載の配送支援サーバ。
  3. 前記決定部は、決定した前記配送車両の駐車場所と前記配送先との間の経路を、前記通信端末に送信する、請求項2に記載の配送支援サーバ。
  4. 評価部を更に備え、
    前記評価部は、前記少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、前記経路情報に基づき、評価値を算出する、請求項1から3のいずれか一項に記載の配送支援サーバ。
  5. 前記経路情報は、前記少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、経路の道幅を示す情報をさらに含み、
    前記評価部は、前記少なくとも1つ以上の経路のそれぞれに対して、前記経路情報と前記経路の道幅の情報に基づき、前記評価値を算出する、請求項4に記載の配送支援サーバ。
  6. 判断部を更に備え、
    前記判断部は、前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの各々に対して各々の閾値を有し、前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、前記各々の閾値より大きいか否かを判断し、
    前記判断部が前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、前記各々の閾値より大きいと判断した場合に、前記決定部は、前記評価値が最小の経路に対応した駐車場所を前記配送車両の駐車場所として決定する、請求項4または5に記載の配送支援サーバ。
  7. 判断部を更に備え、
    前記判断部は、前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの各々に対して各々の閾値を有し、前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、前記各々の閾値より大きいか否かを判断し、
    前記判断部が前記配送物の数、前記配送物の重量、前記配送物の大きさの少なくともいずれか1つが、前記各々の閾値より大きいと判断した場合に、前記決定部は、前記評価値が所定値以下の経路に対応した駐車場所を前記配送車両の駐車場所として決定する、請求項4または5に記載の配送支援サーバ。
  8. 配送先に配送物を配送する車両である配送車両の駐車場所を決定する方法であって、
    前記配送物の数、前記配送物の大きさ、前記配送物の重量、の少なくとも1つ以上を示す配送物情報を管理し、
    前記配送車両が駐車可能であり前記配送先から所定距離内に存在する少なくとも1つ以上の駐車場所と、前記少なくとも1以上の駐車場所のそれぞれと前記配送先との間の少なくとも1つ以上の経路の経路情報を取得し、
    前記経路情報は、前記経路に存在する段差、前記経路に存在する階段数、前記経路の勾配、の少なくとも1つ以上を示す情報を含み、
    前記配送物情報と、前記経路情報とに基づき、前記配送車両の駐車場所を決定する、
    配送支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024075879A1 (ko) * 2022-10-05 2024-04-11 쿠팡 주식회사 주문을 처리하는 방법 및 그 장치

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