JP2021156008A - ワイヤロープ寿命予測システムとそれを備えた機械式駐車設備 - Google Patents

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献 有岡
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司 龍口
恵介 中山
Keisuke Nakayama
恵介 中山
亮 沢村
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亮 沢村
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学 石田
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Masahiro Nanba
政浩 難波
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Abstract

【課題】 機械式駐車設備におけるワイヤロープの寿命を予測することが可能なワイヤロープ寿命予測システムを提供する。【解決手段】 複数のプーリで複数回屈曲させられたワイヤロープで搬器を昇降させる機械式駐車設備におけるワイヤロープ寿命予測システムであって、搬器が入出庫階にあるときに、搬器の前部を吊下げているワイヤロープを吊下げているプーリおよび搬器の後部を吊下げているワイヤロープを吊下げているプーリの少なくとも一方のプーリの搬器側近傍におけるワイヤロープの一部分を屈曲特定部分として設定し、搬器の昇降動作に基づいて屈曲特定部分がプーリおよび搬器を昇降動作させる駆動装置の駆動シーブを通過する回数から屈曲特定部分の屈曲回数をカウント部でカウントし、カウントした屈曲特定部分の屈曲回数と屈曲回数の閾値とを比較し、比較した結果からワイヤロープの寿命を予測するように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、搬器を昇降させるワイヤロープの寿命を予測するシステムと、それを備えた機械式駐車設備に関する。
機械式駐車設備には、車両を載せたパレットを搬器で所定の階や格納場所まで搬送するものがある。例えば、エレベータ式駐車設備においては、車両を載せたパレットを搬器で昇降させて所定の駐車階に格納している。地下式駐車設備においては、車両を載せたパレットを搬器で地上階と地下の駐車階との間で昇降させている。以下、エレベータ式駐車設備を例に説明する。
エレベータ式駐車設備においては、搬器を昇降させるワイヤロープを所定の間隔で保守員が点検している。この点検は、保守員が専用検査具(例えば、特開2007−22765号公報参照)を用いて素線切れを点検し、その結果をもとにワイヤロープの点検、交換時期を判断している。しかし、保守員による点検は、保守員が専用検査具を持ってワイヤロープの全長にわたって点検する作業となるため、多くの時間と労力を要している。
一方、乗用エレベータに関しては、例えば、エレベータのロープが綱車を通過して曲げられる曲げ部分を判定し、その曲げ部分が曲げられる曲げ回数を計算する曲げ回数計算手段を備えさせ、曲げ回数が所定の回数よりも多くなった場合は報知手段で報知するエレベータ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、エレベータの走行時間データに基づいて演算した主ロープの曲げ回数計測値と実験等により確認した主ロープの寿命曲げ回数判定値とを比較して曲げ回数計測値が寿命曲げ回数判定値に達するか、主ロープの累積停止時間計測値と実験等により確認した主ロープの寿命判定停止時間とを比較して累積停止時間計測値が寿命判定停止時間に達するか、のいずれか一方の状態になったときに主ロープが寿命であると判定するエレベータ用主ロープの寿命診断装置もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−113931号公報 特開2003−252541号公報
しかし、上記した先行技術は乗用エレベータに関するものであり、機械式駐車設備のように、搬器を吊下げるワイヤロープが複数のプーリで垂直方向と水平方向とに曲げられる構成であるとともに、搬器の運転動作が設備によって異なるような場合、ワイヤロープの寿命を予測することは難しい。例えば、出庫優先の機械式駐車設備の場合、パレットを所定階に格納した状態で搬器は所定階で待機しており、次の入出庫動作はその所定階から始まる。一方、入庫優先の機械式駐車設備の場合、入出庫階に空パレットを配置した状態で搬器は入出庫階に待機しており、次の入出庫作業は入出庫階から始まる。このため、ワイヤロープの曲げ位置は乗用エレベータとは異なる。
また、機械式駐車設備の場合、設備の稼働状況によってワイヤロープの寿命に差が生じるため、機械式駐車設備によっては点検の必要がないタイミングでワイヤロープの点検作業を行っている場合がある。しかも、点検作業のみでは、ワイヤロープの交換時期の予測が難しく、ワイヤロープの交換を計画的に行うことが難しい。
そこで、本発明は、機械式駐車設備におけるワイヤロープの寿命を予測することが可能なワイヤロープ寿命予測システムと、それを備えた機械式駐車設備を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤロープ寿命予測システムは、複数のプーリで複数回屈曲させられたワイヤロープで搬器を昇降させる機械式駐車設備におけるワイヤロープ寿命予測システムであって、前記搬器が入出庫階にあるときに、前記搬器の前部を吊下げている前記ワイヤロープを吊下げている前記プーリおよび前記搬器の後部を吊下げている前記ワイヤロープを吊下げている前記プーリの少なくとも一方の前記プーリの前記搬器側近傍における前記ワイヤロープの一部分を屈曲特定部分として設定し、前記搬器の昇降動作に基づいて前記屈曲特定部分が前記プーリおよび前記搬器を昇降動作させる昇降駆動装置の駆動シーブを通過する回数から該屈曲特定部分の屈曲回数をカウント部でカウントし、前記カウントした前記屈曲特定部分の前記屈曲回数と該屈曲回数の閾値とを比較し、該比較した結果から前記ワイヤロープの寿命を予測するように構成されている。
この構成により、搬器が入出庫階にあるときに搬器を吊下げているワイヤロープを上方から吊下げているプーリの搬器側近傍における、搬器を昇降させるときには必ず曲げられる部分を屈曲特定部分に設定し、その屈曲特定部分における屈曲回数をカウント部でカウントし、その屈曲回数と閾値とを比較する。これにより、搬器の昇降動作によってワイヤロープが曲げられる回数が多い部分の屈曲回数に基づいて、ワイヤロープの寿命を適切に予測することができる。
また、前記屈曲特定部分は、前記搬器を昇降動作させる駆動装置の駆動シーブの近傍における一部分を含む複数箇所に設定されていてもよい。屈曲特定部分として設定される部分は、駆動シーブの近傍の他、ワイヤロープとプーリの接触角を増やすために転向ローラなどで屈曲させている部分などを含む。このように構成すれば、搬器が入出庫階にあるときに搬器を吊下げているワイヤロープを吊下げているプーリの搬器側近傍の他、駆動シーブの近傍などの部分においてもワイヤロープの屈曲回数をカウントして、それらの屈曲特定部分でカウントしたワイヤロープの屈曲回数と閾値とを比較し、比較した結果からワイヤロープの寿命を予測することができる。閾値と比較する屈曲特定部分は、カウントした屈曲回数のうち最も多い屈曲回数の屈曲特定部分とすることができる。
また、前記カウント部でカウントした前記屈曲特定部分の屈曲回数と前記閾値とを比較した結果、前記屈曲特定部分の屈曲回数が前記閾値を越えている場合には発報するように構成されていてもよい。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「発報」は、画面に警告を表示する、警告音を発する、警告灯を点灯させる、所定の宛先にeメールを送信する、インターネットを介して遠隔地の監視センターに情報を送信する、などを含む。このように構成すれば、ワイヤロープの屈曲特定部分における屈曲回数が閾値を越えたことを、発報によって知ることができる。
また、前記カウント部でカウントした前記屈曲特定部分の屈曲回数、前記閾値と比較した結果、予測した前記ワイヤロープの寿命、のうち少なくとも1つを保守画面に表示するように構成されていてもよい。保守画面は、制御装置や運転盤に接続した保守端末に備えさせることも、運転盤に備えさせることもできる。このように構成すれば、保守員などが保守画面を見ることでワイヤロープの屈曲回数、閾値と比較した結果、予測したワイヤロープの寿命などを知ることができる。ワイヤロープの寿命を知ることで、保守管理の予定などを適切に計画することや、顧客へのワイヤロープ交換の提案を適切に行うことができる。
一方、本発明に係る機械式駐車設備は、前記したいずれかのワイヤロープ寿命予測システムを備えている。この構成によれば、機械式駐車設備の運転情報から搬器の昇降動作に関する情報を得て、機械式駐車設備の運転動作と関連させてワイヤロープの屈曲回数に基づく寿命を適切に知ることができる。
また、前記屈曲特定部分の屈曲回数に関するデータを保存するコンピュータを備え、前記コンピュータは、機械式駐車設備の動作状況と前記屈曲特定部分の屈曲回数に基づいて前記閾値を超過する時期を予測するように構成されていてもよい。このように構成すれば、ワイヤロープの屈曲特定部分の屈曲回数と機械式駐車設備の動作状況から、屈曲特定部分の屈曲回数が閾値に達する時期を予測することができる。
本発明によれば、機械式駐車設備におけるワイヤロープの寿命を適切に予測することが可能なワイヤロープ寿命予測システムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベータ式駐車設備の内部概略を示す全体正面図である。 図2は、図1に示すII−II矢視の概略を示す平面図である。 図3は、図1に示すエレベータ式駐車設備の昇降駆動系の概略を示す斜視図である。 図4は、図1に示すエレベータ式駐車設備のワイヤロープ寿命予測システムに備えられた寿命予測部の概略構成を示すブロック図である。 図5は、図1に示すエレベータ式駐車設備の寿命予測部において屈曲回数をカウントするためのパラメータの一例を示す図面である。 図6は、搬器の昇降時におけるワイヤロープの屈曲動作を模式的に示す図面であり、(a)は搬器が下方に位置する状態を示し、(b)は搬器が上方に移動した状態を示す図面である。 図7は、搬器が図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態に移動したときのワイヤロープの移動量を示す図面である。 図8は、図3に示す昇降駆動系においてワイヤロープの屈曲回数が多い部分を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、機械式駐車設備として下部90度乗入れ方式のエレベータ式駐車設備1を例に説明する。機械式駐車設備は、エレベータ式駐車設備1に限定されるものではなく、また、駆動方式も、下部駆動方式に限定されるものではない。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における前後左右方向の概念は、図2に示す前後左右方向の概念と一致するものとする。
(エレベータ式駐車設備の構成)
図1は、一実施形態に係るエレベータ式駐車設備1の内部概略を示す全体正面図である。図2は、図1に示すII−II矢視の概略を示す平面図である。
この実施形態のエレベータ式駐車設備1は、4隅に設けられた鉛直方向の主柱3と、この主柱3を水平方向に連結する梁4等とによって鉄骨構造体が形成され、この鉄骨構造体の外面に外装板5が設けられた駐車塔2を有している。この駐車塔2は、地上1階が乗入れ部6となっており、乗入れ部6の乗入れ床7にはピット8が形成されている。乗入れ部6は、入出庫階でもある。また、乗入れ部6の左方向には車両Vが入出庫する入出庫口9が設けられ、この入出庫口9には、開閉式の入出庫口扉が設けられている。また、入出庫口9の外部側方には、運転盤10が配設されている。
このようなエレベータ式駐車設備1は、駐車塔2の中央部に、鉛直方向に平面視が矩形状の昇降路11が形成されている。昇降路11は、平面視で駐車塔2の前後方向が長寸で、左右方向が短寸の矩形状となっている。この昇降路11を挟んで図の左右両側の鉛直方向に複数段の駐車階12が設けられている。各駐車階12には、左右方向に延びる棚レール13が設けられている。棚レール13は、主柱3と平行に設けられ鉛直方向に延びる棚柱14と、梁4との間に設けられている。この棚レール13に沿ってパレット60が格納されるようになっている。
また、昇降路11には、パレット60を搬送する搬器15が設けられている。搬器15には、パレット移載機構16が設けられており、このパレット移載機構16によってパレット60を各駐車階12の棚レール13との間で移載できるようになっている。さらに、ピット8内には、搬器15から預けられたパレット60を、持上げて旋回させるパレット持上旋回装置17が備えられており、このパレット持上旋回装置17によって、パレット60が乗入れ部6で90度旋回させられる。パレット移載機構16及びパレット持上旋回装置17は、公知の手段を採用することができる。
この実施形態のエレベータ式駐車設備1は、駐車塔2の乗入れ部6に昇降駆動装置20が設置されている。昇降駆動装置20は、駆動シーブ23に掛けられた複数本のワイヤロープ21が、駐車塔2の最上部に設けられた転向プーリ24に向けて延び、転向プーリ24で水平方向に転向させられている。ワイヤロープ21は、昇降路11の上方に設けられた吊下げプーリ25で下方に曲げられ、このワイヤロープ21に搬器15が吊下げられている。
(搬器の昇降駆動系)
図3は、図1に示すエレベータ式駐車設備1の昇降駆動系の概略を示す斜視図である。エレベータ式駐車設備1の搬器15を昇降させる構成は、搬器15の長手方向の前部と後部の端部下方に設けた動滑車プーリ27で昇降させる動滑車方式となっている。動滑車プーリ27に掛けられたワイヤロープ21は、一方が駐車塔2の固定部29に固定され、他方が吊下げプーリ25と転向プーリ24を介して昇降駆動装置20の駆動シーブ23に巻き掛けられた後、転向プーリ24と吊下げプーリ26を介してプーリ28により動滑車掛けでカウンタウェイト22を吊下げている。
すなわち、昇降駆動装置20の駆動シーブ23に掛けられた複数本のワイヤロープ21は、両端部側のいずれもが駆動シーブ23から上方に延び、駐車塔2の最上部に設けられた複数の転向プーリ24によって水平方向に転向させられている。このワイヤロープ21は、搬器15を昇降させる一端側が昇降路11(図1)の上方に設けられた吊下げプーリ25で下方に曲げられて搬器15に向けて垂下し、搬器15を吊下げている。また、水平方向に延びる他のワイヤロープ21は吊下げプーリ26で下方に曲げられ、昇降駆動装置20による巻上げ力を軽減するカウンタウェイト22の上部に設けられたプーリ28に巻き掛けられた後、端部は駐車塔2に固定されている。
従って、昇降駆動装置20の駆動シーブ23を駆動することにより、ワイヤロープ21で吊下げられた搬器15が昇降路11で昇降させられ、搬器15の昇降と逆方向にカウンタウェイト22が昇降させられる。このように、昇降駆動装置20でワイヤロープ21を駆動することで、搬器15とカウンタウェイト22とはつるべ式に動作し、搬器15が上昇したストローク分、カウンタウェイト22が下降するように駆動される。
(寿命予測部の構成)
図4は、図1に示すエレベータ式駐車設備1のワイヤロープ寿命予測システム40に備えられた寿命予測部30の概略構成を示すブロック図である。
寿命予測部30には、CPU31、揮発性・不揮発性メモリ32、記憶部33、屈曲特定部34、カウント部35及びI/Oインターフェイス36等が含まれる。寿命予測部30は、I/Oインターフェイス36を介して運転盤10と接続されている。寿命予測部30は、不揮発性メモリ32に保存されたプログラムに基づいてCPU31が揮発性メモリ32を用いて演算処理することで実現される。CPU31は、プログラムに基づいて、プーリ、駆動シーブ23に対するワイヤロープ21の移動距離と方向を特定する。CPU31は、後述する各種パラメータに基づいて導き出されたワイヤロープ21の屈曲特定部分がプーリ、駆動シーブ23で屈曲させられたか否かを屈曲特定部34で判断する。CPU31は、屈曲特定部34で屈曲特定部分が屈曲させられたと判断した場合は、その回数をカウント部35によってカウントする。カウント部35のカウント値は、ワイヤロープ21を交換した場合にはリセットされる。寿命予測部30は、カウント部35のカウント値とメモリ32に保存されている閾値とを比較し、比較した結果からワイヤロープ21の寿命を後述するように予測する。閾値は、同様の条件で稼働している機械式駐車設備においてワイヤロープ21を交換した屈曲回数の値を用いることができる。寿命予測部30は、エレベータ式駐車設備1の制御装置に含ませることができる。
(寿命予測部におけるパラメータ)
図5は、図1に示すエレベータ式駐車設備1の寿命予測部30において屈曲回数をカウントするためのパラメータの一例を示す図面である。この図では、高さ方向のパラメータとして、最下階の入出庫階に配置された搬器15が最上階まで移動したときの高さL1、最上階に移動した搬器15から駐車塔2の上部固定部までの高さL2、を示している。また、駆動シーブ23の中心から転向プーリ24の中心までの高さL3、転向プーリ24の中心から吊下げプーリ26の中心までの高さL4、吊下げプーリ26の中心からカウンタウェイト22を吊下げているプーリ28の中心までの高さL5、も示している。入出庫階から最上階までの高さL1は、昇降駆動装置20に備えられたモータの回転回数をカウントすることで得ることができる。他のパラメータは、予めエレベータ式駐車設備1のプログラム内に入力されているデータから得ることができる。高さL2は、エレベータ式駐車設備1の操作画面上から設定するようにしてもよい。
また、プーリの関係のパラメータとして、駆動シーブ23の直径(PCD)D1、他のプーリ25の直径(PCD)D2(この例では、全てのプーリ24〜28が同径である例を示している)、を示している。
また、各プーリ24〜27の水平方向の距離に関するパラメータとして以下の距離を示している。搬器15は、下部に設けられた動滑車プーリ27の間の距離W1を示している。また、駐車塔2の上部で水平方向に延びるワイヤロープ21を搬器15に向けて案内するプーリ24,25の間の距離W2、駐車塔2の上部で水平方向に延びるワイヤロープ21をカウンタウェイト22に向けて案内するプーリ24,26の間の距離W3、を示している。これらのパラメータは、エレベータ式駐車設備1が同一機種の場合には同一となる「固定値」でもある。これらのパラメータは、機械式駐車設備が異なれば値も異なる。なお、これらのパラメータは一例であり、他のパラメータを含ませることや、物件毎に異なるパラメータであっても屈曲回数のカウントに影響の小さいパラメータを固定値とすることができる。
(ワイヤロープの屈曲回数)
図6は、搬器15の昇降時におけるワイヤロープ21の屈曲動作を模式的に示す図面であり、(a)は搬器15が下方に位置する状態を示し、(b)は搬器15が上方に移動した状態を示す図面である。図6において、搬器15は、動滑車プーリ27とほぼ同じ高さに位置している。図7は、搬器15が図6(a)に示す状態から図6(b)に示す状態に移動したときのワイヤロープ21の移動量を示す図面である。図7は、(a)が図6(a)の状態を示し、(b)が図6(b)の状態を示している。なお、これらの図では、駆動シーブ23と一部のプーリ27,28を示して説明する。
図6(a)に示すように、搬器15の動滑車プーリ27が下方に位置するときにはカウンタウェイト22を吊下げているプーリ28は上方に位置する。図6(b)に示すように、昇降駆動装置20で駆動シーブ23を回転させ、搬器15の動滑車プーリ27を上方に移動させると、カウンタウェイト22を吊下げているプーリ28は下方に移動する。このような搬器15の昇降動作により、ワイヤロープ21は各プーリ、駆動シーブ23の位置を通過する時に屈曲させられる。エレベータ式駐車設備1の場合、搬器15が1階単位で移動するため、ワイヤロープ21が屈曲する部分は、駆動シーブ23、プーリ27,28の部分を通過するときに屈曲させられる所定範囲となる。
図7に示すように、ワイヤロープ21を一直線として考えると、図6(a)の状態から図6(b)の状態に変化したときに駆動シーブ23とプーリ27,28がワイヤロープ21上を通過した範囲を直線の矢印T1〜T3で示すことができる。
この図では、昇降駆動装置20で駆動シーブ23を回転させ、搬器15を上昇させた場合、カウンタウェイト22を吊下げているプーリ28は、ワイヤロープ21上をS1からS2まで矢印T1の範囲で移動する。また、駆動シーブ23は、ワイヤロープ21上をS3からS4まで矢印T2の範囲で移動する。また、搬器15の動滑車プーリ27は、ワイヤロープ21上をS5からS6までと、S7からS8まで矢印T3の範囲で移動する。すなわち、搬器15の昇降動作によってワイヤロープ21上を通過する駆動シーブ23およびプーリ27,28の通過回数を、ワイヤロープ21の屈曲回数とすることができる。
このような矢印T1〜T3は、搬器15の昇降ストローク、プーリ24〜28の配置など、図5に示す各パラメータ(L1〜L5、D1、D2、W1〜W3など)と、各駐車階12のピッチなどで決まる。そのため、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1のレイアウトから搬器15の動作毎におけるワイヤロープ21の屈曲部分を事前に導き出すことができる。例えば、予め動作毎の屈曲部分のテーブルを作成しておくことで、運転時に所得した各種パラメータ(駆動シーブ23の回転角など)に基づき、搬器15がどこを通過するかでワイヤロープ21の最も屈曲回数が多い部分がどの部分であるかを特定することができる。最下階が入出庫階である下部乗入タイプのエレベータ式駐車設備1の場合、入庫車両を駐車階12の格納場所に格納した後、そのまま出庫車両の駐車階12に移動して出庫車両を入出庫階に移送する入出庫連続動作を行う場合でも、搬器15は、入出庫階から最高到達階(一連の動作の間に搬器が移動した最も高い階)まで上昇した後、入出庫階まで下降する動作を行う。すなわち、前記最高到達階に対して、その運転におけるワイヤロープ21の各部の屈曲回数がきまるため、最高到達階に対する屈曲部、屈曲回数がわかるテーブルを作成しておくことで、各運転毎のワイヤロープ21の各部の屈曲回数を容易に求めることができ、この屈曲回数を累積することで所定期間内のワイヤロープ21の各部の屈曲回数がわかる。
そして、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1の仕様などに応じた搬器15の運転を監視して、ワイヤロープ21の屈曲回数が多い部分を屈曲特定部分として設定し、その屈曲特定部分における屈曲回数をカウントする。
(屈曲特定部分の例)
図8は、図3に示す昇降駆動系においてワイヤロープ21の屈曲回数が多い部分を示す斜視図である。上記した図7に示す考え方およびエレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1の仕様から、各階においてパレット60を入出庫させるエレベータ式駐車設備1におけるワイヤロープ21の屈曲回数が多い部分を導き出す。
この結果、搬器15の前部を吊下げているワイヤロープ21を吊下げているプーリ25の搬器側近傍の一部分Aと、搬器15の後部を吊下げているワイヤロープ21を吊下げているプーリ25の搬器側近傍の一部分Bとを導き出すことができる。また、搬器15を昇降動作させる昇降駆動装置20の駆動シーブ23の近傍の一部分Cも屈曲回数が多い部分として導き出すことができる。駆動シーブ23の近傍の一部分Cは、入出庫階から搬器15を上昇させるときに駆動シーブ23によって屈曲させられる側の部分である。これは、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1においては、複数階の駐車階12のどの階の入出庫が多いかによってワイヤロープ21の屈曲部分は変化するが、搬器15を入出庫階から上昇させるときと、搬器15を入出庫階に下降させるときには、必ずプーリ25の搬器側近傍の一部分A、Bと、駆動シーブ23の近傍の一部分Cにおけるワイヤロープ21が駆動シーブ23によって屈曲させられるからである。そして、これらの一部分A〜C、少なくとも一部分Aおよび一部分Bの少なくとも一方は必ず屈曲回数が多くなるため、吊下げプーリ25の搬器側近傍における一部分Aまたは一部分Bについては屈曲特定部分に設定される。このように、搬器15を入出庫階から上昇させる時に、ワイヤロープ21が駆動シーブ23および吊下げプーリ25の部分を通過して1回は屈曲させられる範囲が搬器側近傍の一部分であり、この一部分が屈曲特定部分に設定される。
この実施形態では、屈曲回数が多い一部分の上位3箇所を屈曲特定部分A〜Cとして設定している。屈曲特定部分A〜Cを複数箇所の3箇所に設定することで、エレベータ式駐車設備1の運転動作によって屈曲回数の順位が変動したとしても、最も屈曲回数が多い部分の回数をカウントすることができる。屈曲回数の順位変動は、この実施形態の場合、搬器15の前部を吊下げているワイヤロープ21はプーリ25,25,24で屈曲させているのに対し、搬器15の後部を吊下げているワイヤロープ21はプーリ25,24で屈曲させているため、搬器15が昇降する駐車階12の階数によって屈曲回数に差が生じる場合がある。なお、屈曲特定部分は、エレベータ式駐車設備1の設定や運用方法に応じて適宜変更してもよく、屈曲回数が多いと思われる複数の部分について、蓄積された実績データから屈曲回数に大きな差が出ないと判断できる場合は、このうち一部の屈曲回数のみカウントしてもよい。
そして、これら複数の屈曲特定部分A〜Cにおいて、搬器15の昇降動作に基づいて屈曲特定部分A〜Cにおけるワイヤロープ21の屈曲回数がカウント部でカウントされる。屈曲回数のカウントは、搬器15を昇降させたときのワイヤロープ21の移動量からプーリ25が通過した回数をワイヤロープ21が屈曲させられた回数としてカウントすることができる。
カウント部35によってカウントしたワイヤロープ21の屈曲回数は、寿命予測部30によってワイヤロープ21の屈曲回数の閾値と比較される。そして、比較した結果からワイヤロープ21の寿命が予測される。寿命予測部30におけるワイヤロープ21の寿命予測としては、例えば、屈曲特定部分A〜Cの屈曲回数に関するデータを記憶部33に保存し、エレベータ式駐車設備1の動作状況と記憶部33に保存した屈曲特定部分A〜Cの屈曲回数に基づいて閾値を超過する時期を予測し、「ワイヤロープの交換時期−何年後」、「ワイヤロープの交換時期−何ヶ月後」などの予測をすることができる。また、閾値にワイヤロープ21の交換に要する時間を含めた余裕を持たせ、屈曲特定部分A〜Cの屈曲回数が閾値に達することで、「ワイヤロープの交換時期」などの予測をすることができる。
このように、このワイヤロープ寿命予測システム40によれば、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1において、搬器15が昇降する移動量、駆動シーブ23とプーリ24〜26の配置に基づく距離などのパラメータから、ワイヤロープ21の屈曲回数が多くなる部分が屈曲特定部分A〜Cとして設定される。そして、その屈曲特定部分A〜Cの屈曲回数をカウントすることで、ワイヤロープ21の寿命を適切に予測することができる。
なお、カウント部35でカウントしたワイヤロープ21の屈曲回数が閾値を越えた場合、警告音の発報や、警告灯の点灯などの発報を行うようにしてもよい。発報は、運転盤10の保守画面などに警告を表示するようにしてもよいし、所定の宛先に屈曲回数が閾値を超えた旨を知らせるEメールを送信してもよい。発報を行うことにより、ワイヤロープ21の屈曲回数が閾値を越えたことを管理者や保守員に知らせることができる。
また、カウント部35でカウントした屈曲回数や屈曲回数の推移グラフを保守画面に表示するようにしてもよい。例えば、運転盤10の保守画面上に表示することで、保守員がワイヤロープ21の交換時期などを予測することができる。なお、ワイヤロープ21を交換した場合、カウント部35のカウント値はリセットされる。
また、ワイヤロープ21の寿命を適切に予測することで、保守員によるワイヤロープ21の点検作業に要する時間と労力を大幅に削減できる。
また、保守員によるワイヤロープ21の点検時に素線切れが発見された時点で、その情報をコンピュータ(図示略)に保存するようにしてもよい。コンピュータは、ネットワークを通じて接続されたものでもよい。素線切れ情報を、その時点でのカウント値(その他、ワイヤロープ21の寿命に関連しそうな種々の情報、例えば、駆動シーブ23、ワイヤロープ21の磨耗状況など、を含めることができる)とともにコンピュータ(例えば、ネットワークサーバ)に保存することができる。素線切れ情報の保存時に関連情報を保存することで、保存されたデータに基づいて、ワイヤロープ21の寿命予測をする機械学習の学習モデルを得ることができる。学習モデルを得ることで、この学習モデルに基づきエレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1の制御装置または外部のコンピュータがワイヤロープ21の素線切れ時期、寿命を予測することもできる。さらに、予測した素線切れ時期、寿命は、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1の保守画面に表示したり、顧客へのレポートに記載して利用することもできる。
(総括)
以上のように、エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1に、上記したようなワイヤロープ寿命予測システム40を備えさせることで、ワイヤロープ21の寿命を適切に予測することが可能となる。ワイヤロープ21の寿命を適切に予測することで、保守員による素線切れ点検の頻度を減らすことができる。また、エレベータ式駐車設備1の管理者に対し、ワイヤロープ21の交換時期を事前に知らせることができ、管理者は早期に予算措置が可能となる。さらに、複数のエレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)1におけるワイヤロープ21の交換時期を把握するようにすれば、ワイヤロープ21の交換作業のスケジュール管理を行うことも可能となる。
(その他の変形例)
エレベータ式駐車設備1は、上記した実施形態における構成に限定されない。例えば、駐車塔2の最上階に昇降駆動装置20が備えられた構成であってもよい。搬器15をワイヤロープ21で吊下げる形式も、動滑車方式に限定されるものではなく、他の方式で吊下げる構成であってもよい。昇降駆動装置20の配置、搬器15の吊下げ形式などに応じて屈曲特定部分が設定される。
また、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 エレベータ式駐車設備(機械式駐車設備)
2 駐車塔
6 乗入れ部(入出庫階)
10 運転盤
11 昇降路
12 駐車階
15 搬器
20 昇降駆動装置
21 ワイヤロープ
22 カウンタウェイト
23 駆動シーブ
24 転向プーリ
25 吊下げプーリ
26 吊下げプーリ
27 動滑車プーリ
28 プーリ
30 寿命予測部
31 CPU
32 揮発性・不揮発性メモリ
33 記憶部
34 屈曲特定部
35 カウント部
40 ワイヤロープ寿命予測システム
60 パレット
A〜C 屈曲特定部分
L1〜L5 高さ
D1 直径(PCD)
D2 直径(PCD)
W1〜W3 距離

Claims (6)

  1. 複数のプーリで複数回屈曲させられたワイヤロープで搬器を昇降させる機械式駐車設備におけるワイヤロープ寿命予測システムであって、
    前記搬器が入出庫階にあるときに、前記搬器の前部を吊下げている前記ワイヤロープを吊下げている前記プーリおよび前記搬器の後部を吊下げている前記ワイヤロープを吊下げている前記プーリの少なくとも一方の前記プーリの搬器側近傍における前記ワイヤロープの一部分を屈曲特定部分として設定し、
    前記搬器の昇降動作に基づいて前記屈曲特定部分が前記プーリおよび前記搬器を昇降動作させる駆動装置の駆動シーブを通過する回数から該屈曲特定部分の屈曲回数をカウント部でカウントし、
    前記カウントした前記屈曲特定部分の前記屈曲回数と該屈曲回数の閾値とを比較し、該比較した結果から前記ワイヤロープの寿命を予測するように構成されている、
    ことを特徴とするワイヤロープ寿命予測システム。
  2. 前記屈曲特定部分は、前記搬器を昇降動作させる駆動装置の駆動シーブの近傍を含む複数箇所に設定されている、
    請求項1に記載のワイヤロープ寿命予測システム。
  3. 前記カウント部でカウントした前記屈曲特定部分の屈曲回数と前記閾値とを比較した結果、前記屈曲特定部分の屈曲回数が前記閾値を越えている場合には発報するように構成されている、
    請求項1又は2に記載のワイヤロープ寿命予測システム。
  4. 前記カウント部でカウントした前記屈曲特定部分の屈曲回数、前記閾値と比較した結果、予測した前記ワイヤロープの寿命、のうち少なくとも1つを保守画面に表示するように構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のワイヤロープ寿命予測システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のワイヤロープ寿命予測システムを備えていることを特徴とする、機械式駐車設備。
  6. 前記屈曲特定部分の屈曲回数に関するデータを保存するコンピュータを備え、
    前記コンピュータは、機械式駐車設備の動作状況と前記屈曲特定部分の屈曲回数に基づいて前記閾値を超過する時期を予測するように構成されている、
    請求項5に記載の機械式駐車設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024056933A1 (en) * 2022-09-13 2024-03-21 Kone Corporation Method and elevator arrangement
WO2024062512A1 (ja) * 2022-09-20 2024-03-28 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベーターシステム及び診断装置

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