JP2021154262A - ファインバブル液生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体中に効率よく微小気泡を発生させる。【解決手段】本開示のファインバブル液生成装置1は、液体中にファインバブルが含有されたファインバブル液を生成するファインバブル液生成装置1であって、多数の細孔を有する多孔質のエレメント33を有し、エレメント33の一方の側に配され、液体供給部11から供給される液体とガス供給部9から供給されるガスとを貯留する第1領域70と、エレメント33の一方の側と他方の側との間に差圧を付与することで第1領域70内から一方の側に液体を供給し、エレメント33で生成されたファインバブル液を他方の側に供給する差圧付与部10と、差圧付与部10を制御する制御部60と、を備え、制御部60は、差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部10を制御する。【選択図】図1

Description

本開示は、ファインバブル液生成装置に関する。
近年、ファインバブルと呼ばれる微小気泡を含む液体(すなわちファインバブル液)の有用性が注目されている。ファインバブルは、国際標準化機構(ISO)による定義である直径100μm(10−4m)以下の気泡であり、直径が1μm以上100μm未満のマイクロバブルや直径が1μm未満のウルトラファインバブルが含まれる。なお、ファインバブルに含まれる気体としては、水素、酸素、二酸化炭素、空気等の、各種の気体が挙げられる。液体としては、水(例えば、純水、水道水、脱イオン水)、アルコール、海水、水溶液、洗浄液、有機溶剤等を採用できる。
この微小気泡を含む液体を用いた技術として、例えば、部品等の洗浄、水の除菌や脱臭、オゾンガスによる殺菌、健康や医療分野、湖沼や養殖場の水質浄化、工場や畜産等の各種の排水処理、農水産業における成長促進、水素水などの機能性水製造などへの利用が検討されている。
このような微小気泡を発生させる装置として、近年では、構造がシンプル等の利点があることから、多孔質材料を用いて微小気泡を発生させる微細孔方式の装置が提案されている。
例えば、特開2017−170278号公報(下記特許文献1)には、多孔質パイプの内側(すなわち貫通孔)に液体を流すとともに、多孔質パイプの外側に高圧に気体を供給して、多孔質パイプ中の液体に微小気泡を発生させる技術が開示されている。
また、特開2017−47374号公報(下記特許文献2)には、多孔質パイプを液体中に沈め、多孔質パイプ中に高圧に気体を供給することによって、多孔質パイプの外側の液体に微小気泡を発生させる技術が開示されている。
さらに、上記以外にも、例えば、特開2002−301345号公報(下記特許文献3)、特開2017−217585号公報(下記特許文献4)には、樹脂や金属からなる多孔質部を用いて、前段タンクの水に含まれる気泡を微細化する技術が開示されている。この技術は、前段タンクの水に含有されている大きい気泡をせん断し(すなわち気泡を細かく切って小径化し)、微小気泡とする技術である。
特開2017−170278号公報 特開2017−47374号公報 特開2002−301345号公報 特開2017−217585号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2に記載の技術では、液体中に高い圧力で混入させる気体の量(ガス量)に対して、発生させることができる微小気泡が少なかった。すなわち、液体中に効率よく微小気泡を発生させることができなかった。
また、特許文献3、4に記載の技術では、前段タンクにある気泡をせん断する必要があり、装置構成や作業工程が複雑になり好ましくない。
本開示は、前記課題を解決するためになされたものであり、液体中に効率よく微小気泡を発生させることを目的とする。
本開示のファインバブル液生成装置は、液体中にファインバブルが含有されたファインバブル液を生成するファインバブル液生成装置であって、多数の細孔を有する多孔質のエレメントを有し、前記エレメントの一方の側に配され、液体供給部から供給される前記液体とガス供給部から供給されるガスとを貯留する第1領域と、前記エレメントの一方の側と他方の側との間に差圧を付与することで前記第1領域内から前記一方の側に前記液体を供給し、前記エレメントで生成された前記ファインバブル液を前記他方の側に供給する差圧付与部と、前記差圧付与部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように前記差圧付与部を制御する、ファインバブル液生成装置である。
本開示によれば、液体中に効率よく微小気泡を発生させることができる。
実施形態1のファインバブル液生成装置を示す説明図である。 実施形態2のファインバブル液生成装置を示す説明図である。 実施形態3のファインバブル液生成装置を示す説明図である。 実験例1において、純水の供給量と気泡濃度との関係を示すグラフである。 実験例2において、連続運転と間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例3及び4において、異なる差圧下、さまざまなパス数で行われた間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例5において、エレメントBを用いて連続運転とさまざまなパス数で行われた間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例5において、エレメントCを用いて連続運転とさまざまなパス数で行われた間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例5において、エレメントDを用いて連続運転とさまざまなパス数で行われた間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例6において、連続運転と間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。 実験例7において、弁開閉運転と間欠運転により生成されたファインバブル水の気泡濃度を示すグラフである。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示のファインバブル液生成装置は、液体中にファインバブルが含有されたファインバブル液を生成するファインバブル液生成装置であって、多数の細孔を有する多孔質のエレメントを有し、前記エレメントの一方の側に配され、液体供給部から供給される前記液体とガス供給部から供給されるガスとを貯留する第1領域と、前記エレメントの一方の側と他方の側との間に差圧を付与することで前記第1領域内から前記一方の側に前記液体を供給し、前記エレメントで生成された前記ファインバブル液を前記他方の側に供給する差圧付与部と、前記差圧付与部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように前記差圧付与部を制御する、ファインバブル液生成装置である。
制御部によって高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部を制御することにより、一定の差圧でファインバブルを連続的に発生させる場合よりも、液体中に効率よくファインバブルを発生させることができる。つまり、従来よりも、高い気泡濃度を有するファインバブル液を容易に製造することができる。
さらに、制御部によって差圧付与部を制御することで効率よくファインバブルが発生するので、従来の大型のポンプ等を備えた設備を使用しなくても、すなわち小型の装置でも、容易にファインバブルを発生させることができる。
このように差圧付与部を制御することによって、効率よくファインバブルを発生させることができる理由としては、下記の理由が推定される。
断続的に差圧を変化させて、液体が多孔質のエレメントの細孔内(極小領域内)を通過することにより、細孔内で局所的にキャビテーションが発生し、キャビテーションの圧力変化や熱量変化等の急速なエネルギー変化により、多くの気泡核(すなわちファインバブルの元)が生成し、その気泡核から多くのファインバブルが発生すると推定される。
(2)前記高差圧期間は、前記第1領域内が空になるまで前記差圧を付与することが好ましい。
エレメント内の液体が残っている状態よりも液体がなくなった状態で一方の側に液体を供給するほうがファインバブルの生成速度を高くできる。
(3)前記他方の側に配され、前記エレメントから噴射される前記ファインバブル液を貯留する第2領域を備えていることが好ましい。
第2領域において、エレメントで生成されたファインバブル液を貯留することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
[1.実施形態1]
[1−1.全体構成]
本開示の実施形態1を図1によって説明する。ファインバブル液生成装置1は、液体(例えば純水等の水)中にファインバブルを発生させ、ファインバブル液を生成する装置である。
図1に示すように、ファインバブル液生成装置1は、多数の細孔を有する多孔質のエレメント33を有し、エレメント33の一方の側に配された第1タンク3と、エレメント33の他方の側に配された第2タンク5と、第1タンク3にガス(例えば窒素ガス)を供給するガス供給部9と、第1タンク3に液体を供給する液体供給部11と、を備えている。
<第1タンク>
第1タンク3は、液体及びガスを貯留し、内部を加圧できるように構成されている。つまり、後述する、液体の供給や流出、気体の流入部分以外は、液体や気体が流出しないような気密構造となっている。第1タンク3内には、内部の圧力(気圧)を検出するために、第1圧力センサ29が配置されている。
第1タンク3の側壁15には、ガス供給部9から供給されるガスを内部に取り入れるためのガス導入口17が設けられている。第1タンク3の上部19には、液体供給部11から供給される液体を内部に取り入れるため液体導入口21が設けられている。なお、ガス導入口17は、第1タンク3に液体が入れられた場合に、その液面よりも上方の位置に配置されている。
<ガス供給部>
ガス供給部9は、ガスが充填されたガスボンベ43と、ガスボンベ43とガス導入口17とを接続する第1パイプ45と、第1パイプ45の流路を開閉する第1開閉弁47と、ガスボンベ43内の圧力を検出する第3圧力センサ49と、を備えている。
<液体供給部>
液体供給部11は、液体導入口21に接続して液体を第1タンク3側に供給する第2パイプ51と、第2パイプ51の流路を開閉する第2開閉弁53とを備えている。なお、図示しないが、第2パイプ51の上流側には、例えば液体を蓄えるタンク等が配置されている。
<連通パイプ、噴射弁>
第1タンク3の底部23には、液体供給口25を介して、下方に向かって垂直に延びるステンレス製の円筒形の連通パイプ27が設けられている。第1タンク3内の液体は、連通パイプ27を通って、第2タンク5側に供給される。連通パイプ27には噴射弁31が設けられており、連通パイプ27を通る液体及びガスの流量が調節可能となっている。連通パイプ27の下端部には、筒状をなすエレメント33が接続されている。
第1タンク3、連通パイプ27、エレメント33で構成される領域は、第1領域の一例である(以下、第1領域70とする)。
<エレメント>
エレメント33は、下端側(先端側)が閉塞された筒状をなしている。エレメント33の上端は、連通パイプ27に外嵌し、ガラスシール(図示せず)により接合されて、連通パイプ27に隙間なく密着している。エレメント33は、セラミック(例えばアルミナ)を主成分とする多孔質の焼結体であって、焼結体全体には多数の細孔(液体の通過が可能な連通孔)が形成されている。なお、焼結体は、多数の細孔が同様な状態(例えば同様な平均細孔径)で存在する一層構造(すなわち対称構造)である。
<第2タンク>
第2タンク5は、液体を貯留することができるように構成されている。第2タンク5内には、内部の圧力(気圧)を検出するために、第2圧力センサ41が配置されている。また、第2タンク5には、その側壁37の下部に、液体を第2タンク5から外部に取り出すための液体取出口39が設けられている。第2タンク5は、第2領域の一例である。
<液体取出部>
液体取出口39には、液体取出部13が接続されている。液体取出部13は、液体を外部に取り出すための第3パイプ55と、第3パイプ55の流路を開閉する第3開閉弁57とを備えている。
<差圧付与部>
差圧付与部10は、気密構造の第1タンク3、ガス供給部9、液体供給部11、及び噴射弁31によって構成されている。差圧付与部10は、エレメント33の一方の側(第1タンク3側)と他方の側(第2タンク5側)との間に差圧を付与する。
<制御部>
ファインバブル液生成装置1は、制御部60を備えており、差圧付与部10がコンピュータ等によって制御されるように構成されている。具体的には、第1タンク3内に供給される液体の供給量や流量、第1タンク3内の圧力等の計測値に基づいて、制御部60が、第1開閉弁47や第2開閉弁53、噴射弁31等の開閉動作を行い、液体の供給量等や第1タンク3内の圧力をあらかじめ設定された値となるように制御する。
[1−2.ファインバブル液生成装置の動作]
次に、ファインバブル液生成装置1の動作について説明する。以下の操作は、制御部60により自動的に行われる。
まず、第1開閉弁47、第3開閉弁57及び噴射弁31を閉じた状態で、第2開閉弁53を開いて、第2パイプ51から第1タンク3内に所定量の液体を供給する。その後、第2開閉弁53を閉じる。
次に、第1開閉弁47を開いて、高圧の気体をガスボンベ43から第1タンク3内に供給する。これにより、例えば第1タンク3内の圧力が大気よりも高い圧力(例えば、0.5MPa)となる。
この状態で噴射弁31を開くと、第1タンク3内の液体は、連通パイプ27を介して、エレメント33の内部(内側空間59)に流入し、エレメント33の壁面61の細孔を通過して、エレメント33の外部に噴射される。
このとき、エレメント33の一方の側(第1タンク3側)と他方の側(第2タンク5側)との間の差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部10を制御する。例えば、噴射弁31を開いた状態で、第1開閉弁47を断続的に開閉することで、高差圧期間が断続的に現れるように制御できると考えられる。これにより、一定の差圧でファインバブルを連続的に発生させる場合よりも、液体中に効率よくファインバブルを発生させることができる。つまり、従来よりも、高い気泡濃度を有するファインバブル液を容易に製造することができる。
また、上記の高差圧期間は、第1領域70(すなわち第1タンク3、連通パイプ27、エレメント33で構成される領域)内が空になるまで、差圧を付与するように制御することで、さらに効率よく高密度なファインバブル液を製造することができる。ここで、空の状態とは、第2タンク5に液体が供給されなくなった状態を指し、第1領域70内部に多少液滴が残っている状態も含まれる。
[1−3.エレメントの製造方法]
ここで、エレメント33の製造方法について説明する。なお、このエレメント33については、定法により製造できるので、簡単に説明する。
例えば、エレメント33の固体材料として、平均粒径5μmのアルミナ粉末を97質量%、SiO、MgO粉末等の焼結助剤粉末を3質量%準備した。
そして、これらの固体粉末に、メチルセルロースと水と離型剤とを加えて坏土を作成し、この坏土を用いて、有底の円筒形状の成形体を作成した。
その後、この成形体を乾燥させた後に、大気雰囲気下で、1500℃にて3時間焼成の条件で焼成して、上述した構成のエレメント33を得た。
なお、平均細孔径については、周知のように、原料粉粒径を制御することによって調整できる。また、表面気孔率については、周知のように、固体粉末量や有機物量や水量を制御することによって調整できる。
[1−4.作用効果]
本実施形態によれば、以下の作用、効果を奏する。
本実施形態にかかるファインバブル液生成装置1は、液体中にファインバブルが含有されたファインバブル液を生成するファインバブル液生成装置1であって、多数の細孔を有する多孔質のエレメント33を有し、エレメント33の一方の側に配され、液体供給部11から供給される液体とガス供給部9から供給されるガスとを貯留する第1領域70と、エレメント33の一方の側と他方の側との間に差圧を付与することで第1領域70内から一方の側に液体を供給し、エレメント33で生成されたファインバブル液を他方の側に供給する差圧付与部10と、差圧付与部10を制御する制御部60と、を備え、制御部60は、差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部10を制御する。
制御部60によって高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部10を制御することにより、一定の差圧でファインバブルを連続的に発生させる場合よりも、液体中に効率よくファインバブルを発生させることができる。つまり、従来よりも、高い気泡濃度を有するファインバブル液を容易に製造することができる。
さらに、制御部60によって差圧付与部10を制御することで効率よくファインバブルが発生するので、従来の大型のポンプ等を備えた設備を使用しなくても、すなわち小型の装置でも、容易にファインバブルを発生させることができる。
本実施形態では、高差圧期間は、第1領域70内が空になるまで差圧を付与する。
エレメント33内の液体が残っている状態よりも液体がなくなった状態で一方の側に液体を供給するほうがファインバブルの生成速度を高くできる。
本実施形態のファインバブル液生成装置1は、他方の側に配され、エレメント33から噴射されるファインバブル液を貯留する第2タンク5を備えている。
第2タンク5において、エレメント33で生成されたファインバブル液を貯留することができる。
[2.実施形態2]
次に、本開示の実施形態2を図2によって説明する。なお、実施形態1と同様の内容については、説明を省略する。
本実施形態は、実施形態1とは、エレメントの構成のみが異なっている。
図2に示すように、本実施形態のファインバブル液生成装置81の連通パイプ83の下端には、筒状をなすエレメント85が接続されている。
エレメント85は、筒の延びる方向(図2の図示上下方向)の両端が開放されており、上端が連通パイプ83に接続されるとともに、下端はキャップ87により閉塞されている。キャップ87は、円柱の形状をなし、例えば、アルミナからなる緻密な焼結体である。
このような形状にすると、エレメント85の成形が容易である。
[3.実施形態3]
次に、本開示の実施形態3を図3によって説明する。なお、実施形態1と同様の内容については、説明を省略する。
本実施形態は、エレメントとして板状の部材を用いたものである。
図3に示すように、本実施形態のファインバブル液生成装置91は、実施形態1と同様に、第1タンク93の下に第2タンク95が配置された構成を有している。
そして、第1タンク93と第2タンク95との間には、第1タンク93と第2タンク95とを区分するように、平板状のエレメント97が水平に配置されている。なお、エレメント97は、側壁99に設けられた支持部材101によって位置決めされて固定されている。
なお、図3では、その他の構成(例えば第1タンク93にガスや液体を供給する構成等)は省略されている。
本実施形態においても、第1タンク93に液体を供給し、ガスを供給して加圧することによって、液体をエレメント97から噴射して、液体中にファインバブルを発生させることができる。つまり、エレメント97の下方の第2タンク95内にファインバブル液を供給することができる。
[4.実験例]
次に、本開示の効果を確認するために行った実験例について説明する。液体としては、純水を用いた。ファインバブルを発生させる装置として、実施形態2と同様なエレメントを採用し、実施形態1と同様な構造のファインバブル液生成装置を用いた。
以下の実験例では、表1に示されるエレメントを用いた。実験例1から実験例4では、エレメントAを用いた。実験例5では、エレメントB,C,Dを用いた。実験例6及び実験例7では、エレメントDを用いた。
Figure 2021154262
細孔径とは、細孔を円孔とした場合の直径(詳しくは多数の細孔の平均値:平均細孔径)である。ここでは、水銀ポロシメトリを用いて、平均細孔径を測定した。なお、水銀ポロシメトリとして、オートポアIV9510(島津製作所製)を用いた。
表面気孔率は、純水が噴射されるエレメント側面の面積に占める細孔の表面比率である。この表面気孔率は、走査型電子顕微鏡(SEM)等により、エレメント表面の画像を取得し、その画像を解析することにより求めた。詳しくは、画像の明暗を白黒で二値化し、白黒の面積比率(細孔を示す黒の割合)を求めた。
エレメントの長さは、エレメントの軸方向の長さである。エレメントの外径は、軸方向から見たエレメントの外周の直径である。エレメントの内径は、軸方向から見たエレメントの内周の直径である。膜外表面積は、エレメントの外側の側面の面積である。
以下の実験例において、気泡濃度[個/ml]は、NanoSight(登録商標) NS−300(以下単にナノサイトと記す)を用いて測定した。ナノサイトの測定範囲は、気泡径30〜1000[nm]のファインバブルについて、気泡濃度10[個/ml]以上である。
液体中には、通常、周囲の気体等の各種の気体が若干溶解している。そのため、ファインバブル液の1つの定義として、近年、「純水(ブランク水)の段階から、ファインバブル発生処理によって、気泡濃度を1桁以上上げられた水をファインバブル水とする」ということを、標準化する動向がある(FBIA(ファインバブル産業会)にて検討中の内容)。本開示では、この数値基準を満たす場合を、好適な実施例と考えることとする。
[4−1.実験例1]
<実験内容>
実験例1においては、一定の差圧下(0.7MPаG)で、純水の供給量を変化させたときに生成するファインバブル水の気泡濃度の測定を行った。
実験例1で用いた純水(ブランク水)を用いて5サンプル分の気泡濃度を測定したところ、表2に示すように、最大値(Max.)が2.98E+06[個/ml]、平均値(Ave.)が1.22E+06[個/ml]であった。実験例1では、ファインバブル水の基準値を5E+07[個/ml]とした。
Figure 2021154262
実験例1の実験条件、実験結果を表3に示す。
Figure 2021154262
<評価>
表3の結果より、純水の供給量と気泡濃度との関係を、図4に示す。
図4から明らかなように、純水の供給量が少ない方が、気泡濃度増加の効率が高い。本実験例1でのファインバブル水の基準値5E+07[個/ml]は、純水の供給量が500ml以下の場合に達成されており、実験番号1−1〜1−30が好適な実施例であるといえる。
上記の実験結果より、一定の差圧で大量の純水を連続的に第1領域外に噴射するより、少量ずつ第1領域内に純水を供給し、差圧をかけて第1領域内を空にすることを反復する方が、効率よくファインバブル水を生成させることができると推定される。
すなわち、制御部によって高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部を制御するとともに、各高差圧期間において第1領域内が空になるまで差圧を付与すること(以下、間欠運転とする。)が気泡濃度を効率よく向上させる最良の実施例であると推定される。
[4−2.実験例2]
<実験内容>
実験例2は、間欠運転の気泡濃度向上に対する有効性、及びその再現性を確かめるために行った。実験例2においては、同じ200mlの純水を用いて、通常の連続運転と、間欠運転により、ファインバブル水を生成した。ここで、通常の連続運転とは、一定の差圧下(0.7MPаG)で、200mlの純水をエレメントから1度に噴射する運転(すなわち1パス)を意味する。また、ここでの間欠運転は、20mlの純水を10パスで連続運転し、合計200mlのファインバブル水を得ることを意味する。
実験例2で用いた純水(ブランク水)を用いて4サンプル分の気泡濃度を測定したところ、表4に示すように、最大値(Max.)が2.23E+06[個/ml]、平均値(Ave.)が1.87E+06[個/ml]であった。実験例2では、ファインバブル水の基準値を5E+07[個/ml]とした。
Figure 2021154262
実験例2の実験条件、実験結果を表5に示す。
Figure 2021154262
<評価>
表5より、実験例2において生成されたファインバブル水の気泡濃度を、図5に示す。
図5より、連続運転(実験番号2−1〜2−4)よりも間欠運転(実験番号2−5〜2−8)の方が、気泡濃度が著しく大きくなっていることがわかる。間欠運転では、生じる気泡濃度にばらつきが大きいものの、最低値でも2.52E+08[個/ml]であり(実験番号2−8)、ファインバブル水の基準値5E+07[個/ml]の5倍以上と大きくなっている。したがって、間欠運転は、ファインバブル水の気泡濃度を効率よく向上させることにおいて、有効であることが確かめられた。
[4−3.実験例3]
<実験内容>
実験例3では、間欠運転におけるパス数が及ぼす効果についてさらに詳細に検討を行った。すなわち、同じ100mlの純水を用いて、一定の差圧下(0.3MPаG)で、通常の連続運転(すなわち1パス)と、さまざまなパス数での間欠運転を行った。ここでの間欠運転は、50mlの純水を2パスで、または10mlの純水を10パスで、または4mlの純水を25パスで、それぞれ連続運転し、合計100mlのファインバブル水を得ることを意味する。
実験例3で用いた純水(ブランク水)の気泡濃度を測定したところ、4.21E+06[個/ml]であった。実験例3では、ファインバブル水の基準値を4.21E+07[個/ml]とした。
実験例3の実験条件、実験結果を表6に示す。
Figure 2021154262
<評価>
表6より、実験例3において生成されたファインバブル水の気泡濃度を、図6に示す(斜線棒グラフ)。なお、図6には後述する実験例4の結果も示されている(黒塗り棒グラフ)。
図6より、本実験例3においてファインバブル水の基準値4.21E+07[個/ml]を上回ったのは、実験番号3−2〜3−4であり、パス数を増加させるにつれて、気泡濃度が大きくなっていることがわかる。したがって、間欠運転のパス数を増やすことにより、さらに効率的にファインバブル水の気泡濃度を向上させられることが確かめられた。
[4−4.実験例4]
<実験内容>
実験例4では、間欠運転における差圧が及ぼす効果について調べるために、低い差圧下(0.07MPаG)で、実験例3と同様の実験を行った。
実験例4で用いた純水(ブランク水)の気泡濃度を測定したところ、9.80E+06[個/ml]であった。実験例4では、ファインバブル水の基準値を9.80E+07[個/ml]とした。
実験例4の実験条件、実験結果を表7に示す。
Figure 2021154262
<評価>
上述した表7より、実験例4において生成されたファインバブル水の気泡濃度を、図6に示す(黒塗り棒グラフ)。
図6において、高い差圧下(0.3MPаG)での実験例3と、低い差圧下(0.07MPаG)での本実験例4の結果を比較することにより、パス数が同一の場合、差圧が高い方が気泡濃度が大きくなることがわかる。ここで、実験例3と実験例4では同一のエレメントを用いているため、差圧が高いということは、エレメントから吐出される液体の流速が速いとも言える。
また、低い差圧下(0.07MPаG)においても、パス数を増加させることにより、気泡濃度の向上は可能であることがわかる。例えば、実験番号4−3,4−4の気泡濃度は、実験例4におけるファインバブル水の基準値9.80E+07[個/ml]を上回っており、また、これらは実験例3の実験番号3−1,3−2の気泡濃度よりも大きくなっている。したがって、間欠運転のパス数を増やすことにより、低い差圧下においても、効率的にファインバブル水を生成できることが確かめられた。
[4−5.実験例5]
<実験内容>
実験例5では、間欠運転におけるエレメントの側面の面積(膜外表面積)が及ぼす効果について調べるために、長さのみ異なるエレメントB(90mm),C(180mm),D(270mm)を用いて比較実験を行った。すなわち、同じ100mlの純水を用いて、一定の差圧下(0.7MPаG)で、通常の連続運転(すなわち1パス)と、さまざまなパス数での間欠運転を行った。ここでの間欠運転は、1パスの水量を2ml,4ml,10ml,20ml,50mlとして、合計100mlのファインバブル水を得ることを意味する。
実験例5で用いた純水(ブランク水)を用いて3サンプル分の気泡濃度を測定したところ、表8に示すように、最大値(Max.)が3.44E+06[個/ml]、平均値(Ave.)が2.67E+06[個/ml]であった。実験例5では、ファインバブル水の基準値を5E+07[個/ml]とした。
Figure 2021154262
実験例5の実験条件、実験結果を表9から表11に示す。ここで、表9、表10、及び表11は、それぞれエレメントB,C,Dを用いた実験に対応している。
Figure 2021154262
Figure 2021154262
Figure 2021154262
<評価>
表9、表10、及び表11より、実験例5において生成されたファインバブル水の気泡濃度の平均値(Ave.)を、それぞれ図7、図8、及び図9に示す。なお、図7から図9の縦軸は、対数表示となっている。
図7から図9より、いずれのエレメントを用いた場合でも、パス数が増えるにつれて飛躍的に気泡濃度が向上していることがわかる。2パス以上の間欠運転においては、いずれも実験例5におけるファインバブル水の基準値5E+07[個/ml]を上回る気泡濃度となっており、好適な実験条件といえる。
図7、図8、図9の順に、エレメントの長さあるいは膜外表面積は大きくなるが、同じパス数での気泡濃度を比較すると、強いて言えば、図8、図9、図7の順に大きくなっている。しかし、本実験例における気泡濃度の測定間のばらつきが、測定値の数十パーセント程度であることを考慮すると(例えば、実験番号5B−1と5B−2、5D−1と5D−3の差)、図7から図9の気泡濃度の差は有意とは言い難い。これらの結果より、少なくとも本実験例の条件下では、エレメントの長さあるいは膜外表面積は、得られるファインバブル水の気泡濃度とは、相関がないと推定される。
[4−6.実験例6]
<実験内容>
実験例6では、間欠運転において最終的に作成するファインバブル水の総水量が増加した場合における、ファインバブル水の気泡濃度について調べた。このため、実験例2では、総水量は200ml、実験例3から実験例5、及び後述する実験例7では、総水量は100mlとなっているが、実験例6では、それらより多い500mlを総水量とした。すなわち、実験例6では、500mlの純水を用いて、一定の差圧下(0.7MPаG)で、通常の連続運転(すなわち1パス)と、さまざまなパス数での間欠運転を行った。ここでの間欠運転は、1パスの水量を5ml,10ml,20ml,50ml,100ml,250mlとして、合計500mlのファインバブル水を得ることを意味する。
実験例6で用いた純水(ブランク水)は、実験例5(表8参照)と同一のものである。すなわち、実験例6では、ファインバブル水の基準値を5E+07[個/ml]とした。
実験例6の実験条件、実験結果を表12に示す。
Figure 2021154262
<評価>
表12より、実験例6において生成されたファインバブル水の気泡濃度の平均値(Ave.)を、それぞれ図10に示す。なお、図10の縦軸は、対数表示となっている。
図10より、パス数が増えるにつれて、換言すると、1パスの水量が減るにつれて、飛躍的に気泡濃度が向上していることがわかる。1パスの水量が100ml未満の間欠運転においては、いずれも実験例6におけるファインバブル水の基準値5E+07[個/ml]を上回る気泡濃度となっており、好適な実験条件といえる。
ここで、同一のエレメントDを用いた実験例5の図9と、本実験例6の図10を比較すると、1パスの水量が同一の条件(すなわち10ml,20ml,50ml,100ml)での気泡濃度は、ほとんど変わらないことがわかる。したがって、間欠運転において、最終的に作成する総水量が増加しても、1パスの水量が少なければ少ないほど(パス数が増えれば増えるほど)、高い気泡濃度のファインバブル水が得られることがわかる。
[4−7.実験例7]
<実験内容>
実験例7では、制御部によって高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部を制御するのみで、各差圧付与期間において第1領域内を空にしない場合の気泡濃度の変化について検討する。具体的には、第1タンクに100mlの純水を供給した後、一定の差圧下(0.7MPаG)で噴射弁を開閉することにより、第1タンク内の純水を10mlずつエレメントから噴射する操作(以下、弁開閉運転とする。)を行う。すなわち、弁開閉運転においては、ファインバブル水の作成途中は第1領域内に水が残っている状態となる(例えば、最初の10mlを作成する際、第1タンク内には90mlの水が残っている。)。
また、比較のため、100mlの純水を用いて、実験例2から実験例6と同様の間欠運転(10mlの純水を10パスで噴射)及び通常運転(1パス)も行った。間欠運転は、各パス(各差圧付与期間)において第1領域内が空になっている点において、弁開閉運転と異なっている。
実験例7で用いた純水(ブランク水)は、実験例5(表8参照)と同一のものである。すなわち、実験例7では、ファインバブル水の基準値を5E+07[個/ml]とした。
実験例7の実験条件、実験結果を表13に示す。なお、実験番号7−4から実験番号7−6は、弁開閉運転の結果を示す。
Figure 2021154262
<評価>
表13より、実験例7において生成されたファインバブル水の気泡濃度の平均値(Ave.)を、それぞれ図11に示す。
図11より、弁開閉運転及び間欠運転では、いずれも実験例7におけるファインバブル水の基準値5E+07[個/ml]を上回る気泡濃度のファインバブル水が得られており、好適な実験条件といえる。弁開閉運転と間欠運転について比較すると、間欠運転の方が気泡濃度の向上の効果がはるかに大きいことがわかる。したがって、制御部によって高差圧期間が断続的に現れるように差圧付与部を制御することに加えて、各差圧付与期間において第1領域内を空にすることで、気泡濃度をさらに効率よく向上できることが確認された。
<他の実施形態>
(1)実施形態1から実施形態3では、エレメント33,85,97の材質として、アルミナを主成分とするセラミックを採用したが、これに限られることはない。エレメントの材料として、セラミック以外にも、各種の樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラフルオロエチレン)や、金属(例えば、アルミニウム、チタン、鉄、金、銀、銅、ステンレス)等を用いてもよい。
(3)エレメントの形状は、筒状、板状以外にもさまざまな形状を用いることができる。
(4)実施形態1では、エレメント33は1個であったが、これに限られることはなく、複数個のエレメントを設けてもよい。
(5)実施形態1では、ガスボンベ43により、第1領域70を加圧することで差圧を付与したが、これに限られることはなく、例えば、第2領域をポンプで減圧することで差圧を付与してもよい。
1,81,91: ファインバブル液生成装置
3,93: 第1タンク
5,95: 第2タンク
9: ガス供給部
10: 差圧付与部
11: 液体供給部
13: 液体取出部
15,37,99: 側壁
17: ガス導入口
19: 上部
21: 液体導入口
23: 底部
25: 液体供給口
27,83: 連通パイプ
29: 第1圧力センサ
31: 噴射弁
33,85,97: エレメント
39: 液体取出口
41: 第2圧力センサ
43: ガスボンベ
45: 第1パイプ
47: 第1開閉弁
49: 第3圧力センサ
51: 第2パイプ
53: 第2開閉弁
55: 第3パイプ
57: 第3開閉弁
59: 内側空間
60: 制御部
61: 壁面
70: 第1領域
87: キャップ
101: 支持部材

Claims (3)

  1. 液体中にファインバブルが含有されたファインバブル液を生成するファインバブル液生成装置であって、
    多数の細孔を有する多孔質のエレメントを有し、前記エレメントの一方の側に配され、液体供給部から供給される前記液体とガス供給部から供給されるガスとを貯留する第1領域と、
    前記エレメントの一方の側と他方の側との間に差圧を付与することで前記第1領域内から前記一方の側に前記液体を供給し、前記エレメントで生成された前記ファインバブル液を前記他方の側に供給する差圧付与部と、
    前記差圧付与部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記差圧が相対的に高くなる高差圧期間が断続的に現れるように前記差圧付与部を制御する、ファインバブル液生成装置。
  2. 前記高差圧期間は、前記第1領域内が空になるまで前記差圧を付与する、請求項1に記載のファインバブル液生成装置。
  3. 前記他方の側に配され、前記エレメントから噴射される前記ファインバブル液を貯留する第2領域を備えた、請求項1または請求項2に記載のファインバブル液生成装置。
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