JP2021153249A - Electronic apparatus and method for controlling the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は電子機器に関し、特にタッチパネルへのタッチ位置の移動に基づき所定の処理を実行する技術に関する。 The present invention relates to an electronic device, and more particularly to a technique of executing a predetermined process based on the movement of a touch position on a touch panel.
ファインダを覗きながら、カメラの背面にあるタッチパネルへのタッチ操作を行うことにより撮影に関する処理を実行する技術がある。特許文献1では、ファインダを覗いた際のタッチパネルへの操作で絞り値、シャッター速度、ISO感度、露出補正値、ホワイトバランスなどの撮影に関する処理を実行することが開示されている。このとき、特許文献1では、所定時間内のタッチの移動量が所定の範囲内であれば、そのタッチ操作を有効とし、ファインダを覗いている際に鼻などの顔の一部がタッチパネルに接触した際のタッチ操作が無効になるようにすることが開示されている。
There is a technology to execute processing related to shooting by touching the touch panel on the back of the camera while looking through the viewfinder.
特許文献1の方法では、ユーザが所定の範囲内の速さでタッチ位置を移動させなければ、タッチ操作が有効とならず、ユーザが例えば細かくタッチ操作を行いたい場合などには、そもそもタッチ操作が有効にならない。また、条件に当てはまる速さでタッチ位置を移動できない場合には、何度かタッチ操作を行う必要がある。
In the method of
そこで、本発明の目的は、ユーザの意図しない処理が実行される可能性を低減しつつ、ユーザの操作性を低減させない電子機器を提供することである。 Therefore, an object of the present invention is to provide an electronic device that does not reduce the operability of the user while reducing the possibility that a process not intended by the user is executed.
本発明の電子機器は、タッチパネルへのタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段と、前記タッチパネル上への押圧を検出可能な押圧検出手段と、前記タッチパネルとは異なる位置に設けられる第1の表示部に所定のアイテムが表示されている際に、前記押圧検出手段が所定以上の押圧を検出し、さらに前記タッチ検出手段がタッチ位置の移動を検出した場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動し、前記タッチ検出手段が前記タッチ位置の移動を検出した場合であっても、前記押圧検出手段が前記所定以上の押圧を検出していない場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする。 The electronic device of the present invention includes a touch detecting means capable of detecting a touch operation on a touch panel, a pressing detecting means capable of detecting a pressing on the touch panel, and a first display unit provided at a position different from the touch panel. When a predetermined item is displayed on the Even when the predetermined item is moved and the touch detecting means detects the movement of the touch position, if the pressing detecting means does not detect the pressing of the predetermined or more, the touch position of the touch position is moved. It is characterized by having a control means for controlling the predetermined item so as not to move based on the movement.
ユーザの意図しない処理が実行される可能性を低減しつつ、ユーザの操作性を低減させない電子機器を提供することができる。 It is possible to provide an electronic device that does not reduce the operability of the user while reducing the possibility that a process not intended by the user is executed.
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
(デジタルカメラ100の構成)
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の外観図である。デジタルカメラ100は、電子機器の一例であり、静止画像及び動画像を撮影することができる。図1(a)は、デジタルカメラ100の正面からの斜視図である。図1(b)は、デジタルカメラ100の背面からの斜視図である。以下、デジタルカメラ100の構成について説明する。
(Configuration of Digital Camera 100)
FIG. 1 is an external view of the
背面表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部であり、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、背面表示部28の表示面(操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダ外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。シャッターボタン61は、操作部70に含まれ、撮影指示を行うための操作ボタンである。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、外部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続するコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
The
メイン電子ダイヤル71は、操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は、操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は、操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な4方向に押し込み可能な押しボタンを有する十字キー操作部材(4方向キー)である。十字キー74の押下した方向に押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は、操作部70に含まれる押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
The main
動画ボタン76は、操作部70に含まれる押しボタンであり、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は、操作部70に含まれる押しボタンであり、撮影待機状態で押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFFを行うための操作ボタンである。拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像の拡大、縮小を行える。また、再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。
The moving
再生ボタン79は、操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200(図2)に記録された画像のうち最新の画像を背面表示部28に表示させることができる。メニューボタン81は、操作部70に含まれる操作ボタンであり、押下することにより各種の設定可能なメニュー画面が背面表示部28に表示される。ユーザは、背面表示部28に表示されたメニュー画面と、十字キー74やSETボタン75、又はマルチコントローラー(以下、MC)65を用いて直感的に各種設定を行うことができる。MC65は、八方向への方向指示と、中央部分の押し込み操作を受け付け可能な操作部材である。
The
通信端子10は、デジタルカメラ100が後述するレンズユニット150(着脱可能)と通信を行うための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダ(覗き込み型のファインダ)の接眼部である。ユーザは、接眼部16を介してファインダ内に設けられるEVF(Electric View Finder)29に表示された画像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザが接眼しているか否かを検知する接眼検知センサーである。蓋202は、記録媒体200(図2)を格納したスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73が配置されている。
The
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。なお、図1及び図2と同一の構成は、同一符号を付してその説明を適宜省略する。
デジタルカメラ100には、レンズユニット150が装着される。レンズユニット150は、レンズ103と、絞り1と、絞り駆動回路2と、AF駆動回路3と、レンズシステム制御回路4と、通信端子6とを備えている。レンズ103は、通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。レンズシステム制御回路4は、通信端子6と前述の通信端子10とを介してデジタルカメラ100と通信し、絞り駆動回路2を介して、絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103を変位させて焦点を合せる。
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of the
A
デジタルカメラ100は、シャッター101、撮像部22、A/D変換器23、画像処理部24、メモリ制御部15、メモリ32を備えている。
シャッター101は、システム制御部50の制御で、撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、後述するメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部24により得られた演算結果に基づいて、システム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて、システム制御部50がTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
The
The
メモリ制御部15は、A/D変換器23、画像処理部24、メモリ32間のデータ送受を制御する。A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、背面表示部28、EVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。メモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、メモリ制御部15を介して背面表示部28、EVF29により表示される。背面表示部28、EVF29は、LCDや有機EL等の表示器上に、メモリ制御部15からの信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデータを、背面表示部28又はEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV表示)を行える。以下、ライブビューで表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
The
デジタルカメラ100は、ファインダ外表示部43、ファインダ外表示部駆動回路44、システム制御部50、不揮発性メモリ56、システムメモリ52、システムタイマー53を備えている。
ファインダ外表示部43には、ファインダ外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばFlash−ROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータープログラムのことである。
The
The outside
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサー又は回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100の全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、例えばRAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、背面表示部28、EVF29等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
The
また、モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード等に切り替える。モード切替スイッチ60により、ユーザは動作モードを何れかのモードに直接切り替えることができる。なお、動作モードを切り替える方法は、モード切替スイッチ60により撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、一覧画面に表示されたモードの何れかを選択し、他の操作部材を用いて切り替える方法でもよい。
Further, the
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの一連の撮影動作を開始する。
The
The
操作部70は、ユーザからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、シャッターボタン61、MC65、タッチパネル70a、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81等が含まれる。
The
デジタルカメラ100は、電源制御部80、電源部30、記録媒体I/F18、記録媒体200、通信部54、姿勢検知部55、接眼検知部57を備えている。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
The
The power
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線又は有線ケーブルによって外部機器に接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)を用いて外部機器と通信可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(ライブビュー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信したり、外部機器から画像やその他の各種情報を受信したりすることが可能である。
The recording medium I / F18 is an interface with a
The
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。システム制御部50は、姿勢検知部55である、加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
The
接眼検知部57は、ファインダの接眼部16に対する目(物体)161の接近(接眼)および離脱(離眼)を検知する接眼検知センサーである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、背面表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくともデジタルカメラ100が撮影待機状態、かつ、撮像部22で撮像されたライブビュー画像の表示先の切替設定が自動切替設定である場合において、非接眼中は表示先を背面表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、背面表示部28は非表示とする。
The
接眼検知部57は、接眼状態(接眼部16への物体の接近状態)と非接眼状態(接眼部16への物体の非接近状態)を検知し、検知された状態をシステム制御部50に出力する。具体的には、非接眼状態から、接眼部16に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出する。また、接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出する。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。
The
タッチパネル70aは、背面表示部28と一体的に構成されている。例えば、タッチパネル70aは光の透過率が背面表示部28の表示を妨げないように構成され、背面表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、背面表示部28の表示画面上の表示座標とが対応付けられる。これにより、あたかもユーザが背面表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)が構成される。
The
システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作、又は状態を検出できる。本実施形態において、システム制御部50は、タッチパネル70aへのタッチ操作を検出可能なタッチ検出手段に相当する。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
The
-A finger or pen that has not touched the
-The
-The
-The finger or pen that was touching the
-A state in which nothing is touched on the
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、タッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。 When touchdown is detected, it is also detected that it is touch-on. After touchdown, touch-on continues to be detected unless touch-up is detected. Touch move is also detected when touch on is detected. Even if touch-on is detected, touch move is not detected unless the touch position is moved. After it is detected that all the fingers and pens that have been touched are touched up, the touch is turned off.
上記のような操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
The above operation / state and the position coordinates of the finger or pen touching the
タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
接眼状態でタッチムーブ操作が行われると、ユーザはタッチムーブ操作に応じた位置指標の位置の指定方法(以下、位置指定方法という)を、絶対位置指定と相対位置指定のいずれかに設定することができる。例えば位置指標がAF枠とすると、絶対位置指定の場合、タッチパネル70aがタッチされると、タッチされた位置(座標入力された位置)に対応付けられたAF位置が設定される。つまり、タッチ操作が行われた位置座標と、タッチパネル70aの位置座標とが対応づけられる。一方相対位置指定の場合は、タッチ操作が行われた位置座標とタッチパネル70aの位置座標とは対応付けられない。相対位置指定では、タッチパネル70aに対するタッチダウン位置に関わらず、現在設定されているAF位置から、タッチムーブの移動方向にタッチムーブの移動量に応じた距離だけ移動させた位置に、AF位置が設定される。
The
When the touch move operation is performed in the eyepiece state, the user sets the position designation method (hereinafter referred to as the position designation method) of the position index according to the touch move operation to either absolute position designation or relative position designation. Can be done. For example, assuming that the position index is an AF frame, in the case of absolute position designation, when the
圧力センサー59は、タッチパネル70aに対する押圧力を検知する。圧力センサー59は、タッチパネル70aの操作面に対するタッチ操作によって押圧された場合の押圧力の強度を連続的に検知することができる。圧力センサー59としては、タッチパネル70aに対する押圧力によって歪む部分に、歪みゲージセンサを設置し、この歪みゲージセンサからの出力値によってタッチパネル70aに対する押圧力を検知する構成とすることができる。又は、タッチパネル70aの操作面と平行に備えられた静電容量センサにより、タッチパネル70aに対する押圧力によって操作面が歪んだことによる、操作面上の指と静電容量センサとの距離を静電容量値から算出する構成としてもよい。そして、この距離に基づいて圧力を算出、或いは距離を圧力と同等に扱うものとしてもよい。また、圧力センサー59は、タッチパネル70aに対する押圧力を検知可能なものであれば、他の方式のものでもよい。更に、圧力センサー59は、タッチパネル70aと一体に構成されるものであってもよい。以下、タッチパネル70aに対する押圧操作をタッチプッシュと称する。本実施形態において、圧力センサー59が、タッチパネル70aへの押圧を検出可能な押圧検出手段に相当する。
The
タッチパネル70aを備えたモニター部は、ヒンジ部25(図1(a))を介してデジタルカメラ100の本体部に回動可能に取り付けられている。即ち、タッチパネル70aを含むモニター部は、バリアングルモニターである。モニター部は、本体部に対して少なくとも以下の4つの位置に変更可能である。
・タッチパネル70aの表示面が被写体側と反対側である背面側を向いて折り畳まれた位置である反転閉じ位置(図1(b)に図示した位置)。
・反転閉じ位置から、モニター部をヒンジ部25を中心として上下軸回りに180°回転させて開き、タッチパネル70aの表示面を被写体側に向けた対面位置。なお、対面位置では、ライブビュー画像は、ミラー反転して表示される。
・対面位置からモニター部をヒンジ部25を中心として左右軸回りに180°回転させて裏返し、タッチパネル70aの表示面が背面側に向いた開位置。
・開位置からモニター部をヒンジ部25を中心として上下軸回りに180°回転させ、タッチパネル70aの表示面が本体部に対向し、背面側に露出しないように閉じられた閉じ位置。
The monitor portion provided with the
A reverse closing position (position shown in FIG. 1B), which is a position where the display surface of the
-From the inverted closed position, the monitor unit is rotated 180 ° around the vertical axis around the
-Open position where the monitor unit is rotated 180 ° around the left and right axes from the facing position and turned inside out, and the display surface of the
-A closed position in which the monitor unit is rotated 180 ° around the vertical axis around the
バリアングル状態検知部58は、タッチパネル70aのデジタルカメラ100の本体部に対する相対位置を検出する。バリアングル状態検知部58は、例えば、タッチパネル70aが所定の位置に移動した場合にオンになるスイッチにより構成される。又は、タッチパネル70aのヒンジ部25を中心とした上下軸回りの回転角度を検出する角度センサーと、タッチパネル70aのヒンジ部25を中心とした左右軸回りの回転角度を検出する角度センサーなどにより構成される。バリアングル状態検知部58の検出結果は、システム制御部50に出力される。
The vari-angle
(デジタルカメラ100の動作)
以下、図3〜図8のフローチャートを参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の動作について説明する。図3〜図8のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行し、各機能ブロックを制御することにより実現される。システム制御部50が制御手段として機能する。
(Operation of digital camera 100)
Hereinafter, the operation of the
図3は、本実施形態のデジタルカメラ100の実行する撮影モード処理を示すフローチャートである。この撮影モード処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、撮影待機状態となった場合に開始する。
S301において、システム制御部50は、ユーザ操作に応じて、背面表示部28に設定画面を表示する。この設定画面とは、タッチ&ドラッグAF機能に関する設定を行うための画面である。タッチ&ドラッグAF機能とは、タッチパネル70aへのタッチムーブ操作に応じて、EVF29に表示されているAF枠を移動させるための機能である。
FIG. 3 is a flowchart showing a shooting mode process executed by the
In S301, the
図9は、S301で表示される設定画面900の一例を示す図である。
設定内容901としては、タッチ&ドラックAF設定が表示される。
設定項目902は、タッチ&ドラッグAF機能の設定項目であり、「する」又は「しない」のいずれかを設定可能である。「する」に設定した場合は、タッチ&ドラッグAFが有効(ON)となり、「しない」に設定した場合は、タッチ&ドラッグAFが無効(OFF)となる。
設定項目903は、設定項目902においてタッチ&ドラッグAF「する」と設定した場合の、AF枠の位置指定方法の設定項目であり、「絶対位置」又は「相対位置」のいずれかを設定可能である。
設定項目904は、設定項目902においてタッチ&ドラッグAF「する」と設定した場合の、タッチパネル70aにおけるタッチ操作を受け付ける有効領域を限定する設定項目である。選択肢については図10を用いて後述する。
設定項目905は、設定項目902においてタッチ&ドラッグAF「する」と設定した場合の、タッチプッシュによる制御機能の設定項目であり、「する」又は「しない」のいずれかを設定可能である。「する」に設定した場合は、タッチプッシュによる制御機能が有効(ON)となり、「しない」に設定した場合は、タッチプッシュによる制御機能が無効(OFF)となる。タッチプッシュによる制御機能とは、タッチプッシュに基づいて、タッチムーブ操作の有効又は無効を制御するための機能である。
FIG. 9 is a diagram showing an example of the setting screen 900 displayed in S301.
As the setting
The setting
The setting
The setting
The setting
図10は、図9の設定項目904で設定されるタッチ操作を受け付ける有効領域を選択するための設定画面1001の一例である。
設定画面1001では、タッチ操作を受け付ける有効領域として、「全体」、「右」、「左」、「右上」、「右下」、「左上」、「左下」が選択可能である。本実施形態では、タッチパネル70aの「全体」、「右」、「左」、「右上」、「右下」、「左上」、「左下」の各領域が選択可能であるが、選択肢はこれらに限られるものではない。選択された設定値が、図9の設定項目904に反映される。
FIG. 10 is an example of the
On the
図3のフローチャートの説明に戻る。S302において、システム制御部50は、操作部70によって、タッチ&ドラッグAF機能(図9の設定項目902)について、有効/無効(ON/OFF)の切替操作が検知されたか否かを判定する。システム制御部50が切替操作が検知されたと判定した場合、処理はS303に進む。システム制御部50が切替操作が検知されていないと判定した場合、処理はS304に進む。
S303において、システム制御部50は、S302での切替操作に応じて、タッチ&ドラッグAF機能の設定値を、有効又は無効に切り替えて、システムメモリ52に保持する。
Returning to the description of the flowchart of FIG. In S302, the
In S303, the
S304において、システム制御部50は、操作部70によって、タッチ&ドラッグAF機能の位置指定方法(図9の設定項目903)について、絶対位置指定/相対位置指定の切替操作が検知されたか否かを判定する。システム制御部50が切替操作が検知されたと判定した場合、処理はS305に進む。システム制御部50が切替操作が検知されていないと判定した場合、処理はS306に進む。
S305において、システム制御部50は、システム制御部50は、S304での切替操作に応じて、位置指定方法の設定値を、絶対位置指定又は相対位置指定に切り替えて、システムメモリ52に保持する。
In S304, the
In S305, the
S306において、システム制御部50は、操作部70によって、タッチ&ドラッグAF機能の有効領域(図9の設定項目904、図10)の切替操作が検知されたか否かを判定する。システム制御部50が切替操作が検知されたと判定した場合、処理はS307に進む。システム制御部50が切替操作が検知されていないと判定した場合、処理はS308に進む。
S307において、システム制御部50は、システム制御部50は、S306での操作に基づいて、有効領域の設定値を、選択された設定値に切り替えて、システムメモリ52に保持する。
In S306, the
In S307, the
S308において、システム制御部50は、操作部70によって、タッチプッシュによる制御機能(図9の設定項目905)について、有効/無効(ON/OFF)の切替操作が検知されたか否かを判定する。システム制御部50が切替操作が検知されたと判定した場合、処理はS309に進む。システム制御部50が切替操作が検知されていないと判定した場合、処理はS310に進む。
S309において、システム制御部50は、S308での切替操作に応じて、タッチプッシュによる制御機能の設定値を、有効又は無効に切り替えて、システムメモリ52に保持する。
In S308, the
In S309, the
S310において、システム制御部50は、撮影処理を行う。撮影処理については図4を用いて後述する。
S311において、システム制御部50は、操作部70によって、終了操作が検知されたか否かを判定する。システム制御部50が終了操作が検知されたと判定した場合、一連の撮影モード処理が終了する。システム制御部50が終了操作が検知されていないと判定した場合、処理はS302に戻る。
In S310, the
In S311 the
図4は、図3のS301で実行される撮影処理の詳細を示すフローチャートである。
S401において、システム制御部50は、EVF29上にライブビュー画像を表示する。ライブビュー画像にはAF枠が表示される。AF枠は、ライブビュー画像のうち、所定の処理を実行するための領域を示す。所定の処理とは、撮影に関する処理であり、例えばAF処理である。EVF29が第1の表示部に相当する。AF枠が所定のアイテムに相当する。
S402において、システム制御部50は、タッチパネル70aのタッチダウンを検出したか否かを判定する。システム制御部50がタッチダウンを検出したと判定した場合、処理はS403に進む。システム制御部50がタッチダウンを検出していないと判定した場合、処理はS429に進む。
S403において、システム制御部50は、接眼検知部57が接眼状態を検知したか否かを判定する。システム制御部50が接眼状態を検知したと判定した場合、処理はS404に進む。システム制御部50が非接眼状態を検知したと判定した場合、ライブビュー画像の表示先をEVF29から背面表示部28に切り替えて、処理はS421に進む。このライブビュー画像にも、EVF29に表示される場合と同様にAF枠が表示される。背面表示部28が第2の表示部に相当する。
FIG. 4 is a flowchart showing details of the photographing process executed in S301 of FIG.
In S401, the
In S402, the
In S403, the
S404において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ&ドラッグAF機能の設定値を参照し、タッチ&ドラッグAF機能が有効であるか否かを判定する。システム制御部50がタッチ&ドラッグAF機能が有効であると判定した場合、処理はS405に進む。システム制御部50がタッチ&AF機能が無効であると判定した場合、処理はS413に進む。
S405において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持した有効領域の設定値を参照し、S402で検出されたタッチ位置(タッチダウンの位置座標)がタッチ&ドラッグAF機能の有効領域内にあるか否かを判定する。システム制御部50が有効領域内にあると判定した場合、処理はS406に進む。システム制御部50が有効領域外であると判定した場合、処理はS413に進む。
In S404, the
In S405, the
S406において、システム制御部50は、バリアングル状態検知部58の検出結果に基づいて、タッチパネル70aが開いている位置にあるか否かを判定する。システム制御部50がタッチパネル70aが開いている位置(タッチパネル70aが本体部に収納されていない位置)にあると判定した場合、処理はS418に進む。システム制御部50がタッチパネル70aが閉じている位置(タッチパネル70aが本体部に収納されている位置)にあると判定した場合、処理はS407に進む。タッチパネル70aが閉じている位置とは、例えば反転閉じ位置である。タッチパネル70aが本体部に収納されている位置は、第1の位置に相当する。タッチパネル70aが本体部に収納されていない位置は、第2の位置に相当する。
S407において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチプッシュによる制御機能の設定値を参照し、タッチプッシュによる制御機能が有効であるか否かを判定する。システム制御部50がタッチプッシュによる制御機能が有効であると判定した場合、処理はS408に進む。システム制御部50がタッチプッシュによる制御機能が無効であると判定した場合、処理はS418に進む。
In S406, the
In S407, the
S408において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ操作タイマーの値を参照し、タッチ操作タイマーが計時中であるか否かを判定する。タッチ操作タイマーとは、後述するS426において計時が開始されるタイマーである。システム制御部50がタッチ操作タイマーが計時中であると判定した場合、処理はS409に進む。システム制御部50がタッチ操作タイマーが計時中ではないと判定した場合、処理はS411に進む。タッチ操作タイマーは、例えば1秒や2秒といった時間である。
In S408, the
S409において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持した前回タッチアップした位置座標を参照し、S402で検出されたタッチ位置(タッチダウンの位置座標)が前回タッチアップした位置座標の近傍であるか否かを判定する。前回タッチアップした位置座標は、後述するS427において保持される。前記判定は、前回タッチアップした位置座標の所定の範囲内に、タッチダウンの位置座標があるか否かで判定することが可能である。所定の範囲とは、例えば、前回タッチアップした位置座標を中心とした、ある半径の円の内側である。システム制御部50がタッチ位置が前回タッチアップした位置座標の近傍である(所定の範囲内である)と判定した場合、処理はS410に進む。システム制御部50がタッチ位置が前回タッチアップした位置座標の近傍にない(所定の範囲外である)と判定した場合、処理はS413に進む。
このように、システム制御部50は、有効なタッチ操作が離された後、所定の時間内に、離れた位置から所定の範囲内でタッチムーブが開始された場合には、閾値以上の押圧が検出されなくても、AF枠の位置の移動を行う。有効なタッチ操作は、S412の処理で閾値以上の押圧であると判定されたタッチ操作や、S409の処理でタッチ位置が前回タッチアップした近傍であると判定されたタッチ操作や、S411の処理でタッチプッシュ有効判定済みであると判定されたタッチ操作である。有効なタッチ操作には、タッチムーブだけでなく、タッチムーブが検出されていないタッチオンも含まれる。例えば、ユーザはタッチプッシュした後で、タッチプッシュを離した近傍を再びタッチして、タッチ位置を移動させることで、AF枠を移動させることができる。これにより、AF枠の移動を行いやすくなり、操作性が更に向上する。
また、システム制御部50は、有効なタッチ操作が離された後、所定の時間内に、離れた位置から所定の範囲外でタッチムーブが開始された場合には、AF枠の位置の移動を行わない。タッチを離した近傍からタッチ位置の移動を開始する操作は、AF枠の移動を行うための、意図的な一連の操作であると考えられるからである。
In S409, the
In this way, the
Further, the
S410において、システム制御部50は、タッチ操作タイマーの計時を停止する。その後処理は、S415に進む。
S411において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチプッシュ判定情報を参照し、タッチ操作がタッチプッシュ有効として判定済みであるか否かを判定する。タッチプッシュ判定情報は、後述するS414において設定される。システム制御部50がタッチプッシュ有効として判定済みであると判定した場合、処理はS415に進む。システム制御部50がタッチプッシュ有効として判定済みではないと判定した場合、処理はS412に進む。
このように、システム制御部50は、有効なタッチ操作が離されるまでの間に、さらにタッチムーブが開始された場合には、閾値以上の押圧が検出されなくても、AF枠の位置の移動を行う。例えば、ユーザはある指でタッチプッシュしながら、他の指でタッチ位置を移動させることで、AF枠を移動させることができる。これにより、AF枠の移動を行いやすくなり、操作性が更に向上する。
In S410, the
In S411, the
In this way, the
S412において、システム制御部50は、圧力センサー59の検知結果に基づいて、タッチパネル70aに対する押圧力が閾値以上であるか否かを判定する。システム制御部50が押圧力が閾値以上であると判定した場合、処理はS414に進む。システム制御部50が押圧力が閾値未満であると判定した場合、処理はS413に進む。
S413において、システム制御部50は、S402で検出されたタッチダウンが検出されてからS424でタッチアップが検出されるまでのタッチ操作を無効とする。即ち、システム制御部50は、閾値以上の押圧が検出されていない場合には、タッチ位置の移動が検出されても、AF枠の移動を行わない。これにより、ユーザの意図しないタッチ操作を無効にすることができる。従って、ファインダを覗くユーザの鼻などの顔の一部がタッチパネル70aに接触してしまった場合に、意図しない処理が実行される可能性が低減される。そして、処理はS424へ進む。
S414において、システム制御部50は、S402で検出されたタッチダウンが検出されてからS424でタッチアップが検出されるまでのタッチ操作を有効とする。即ち、システム制御部50は、閾値以上の押圧が検出された場合に、タッチ位置の移動に基づいて、AF枠の移動を行う。従って、ユーザは所定以上の押圧をした状態で、又は所定以上の押圧をした後で、タッチムーブすればAF枠を移動できるので、操作性が低減しない。そして、システム制御部50は、システムメモリ52に保持されるタッチプッシュ判定情報を有効に設定する。
In S412, the
In S413, the
In S414, the
S415において、システム制御部50は、タッチムーブを検出したか否かを判定する。システム制御部50がタッチムーブを検出したと判定した場合、処理はS416に進む。システム制御部50がタッチムーブを検出していないと判定した場合、処理はS417に進む。
S416において、システム制御部50は、押し込みタッチムーブ処理を行う。押し込みタッチムーブ処理については、図5を用いて後述する。その後処理はS424に進む。
S417において、システム制御部50は、押し込みタッチダウン処理を行う。押し込みタッチダウン処理については図6を用いて後述する。その後処理はS424に進む。
In S415, the
In S416, the
In S417, the
S418において、システム制御部50は、タッチムーブを検出したか否かを判定する。システム制御部50がタッチムーブを検出したと判定した場合、処理はS419に進む。システム制御部50がタッチムーブを検出していないと判定した場合、処理はS420に進む。
S419において、システム制御部50は、タッチムーブ処理を行う。タッチムーブ処理については、図7を用いて後述する。その後処理はS424に進む。
S420において、システム制御部50は、タッチダウン処理を行う。タッチダウン処理については図8を用いて後述する。その後処理はS424に進む。
このように、システム制御部50は、タッチパネル70aが収納されていない位置にある場合には、閾値以上の押圧が検出されていない場合であっても、タッチ位置の移動に基づきAF枠の移動を行う。タッチパネル70aが収納されていない位置にある場合には、タッチパネル70aの位置がEVF29から離れて、目線をタッチパネル70aに向けやすい。そのため、タッチパネル70aを誤操作しにくい。ユーザは押圧を意識することなくタッチ操作を行うことができるため、操作性が低減しない。
In S418, the
In S419, the
In S420, the
In this way, when the
S421において、システム制御部50は、タッチムーブを検出したか否かを判定する。システム制御部50がタッチムーブを検出したと判定した場合、処理はS422に進む。システム制御部50がタッチムーブを検出していないと判定した場合、処理はS423に進む。なお、非接眼状態では、AF枠の位置指定方法が、絶対位置指定に設定される。
S422において、システム制御部50は、現在設定されているAF枠位置からタッチムーブの移動方向と移動量に応じた距離だけAF枠を移動する。
S423において、システム制御部50は、タッチされた位置に対応づけられた位置にAF枠位置を移動する。
このように、システム制御部50は、背面表示部28にライブビュー画像とAF枠が表示されている場合には、閾値以上の押圧が検出されていない場合であっても、タッチ位置の移動に基づきAF枠の移動を行う。ユーザの目線がタッチパネル70a上にあるため、タッチパネル70aを誤操作しにくいためである。ユーザは押圧を意識することなくタッチ操作を行うことができるため、操作性が低減しない。
In S421, the
In S422, the
In S423, the
In this way, when the live view image and the AF frame are displayed on the
S424において、システム制御部50は、タッチパネル70aのタッチアップを検出したか否かを判定する。システム制御部50がタッチアップを検出したと判定した場合、処理はS425に進む。システム制御部50がタッチアップを検出していないと判定した場合、処理はS429に進む。
S425において、システム制御部50は、タッチアップ時のAF枠位置でAF枠位置を確定する。また、システム制御部50は、システムメモリ52に保持されるタッチプッシュ判定情報を無効に設定する。なお、システム制御部50は、閾値以上の押圧を検出していれば、タッチプッシュ判定情報を有効のままにする。
S426において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ操作タイマーフラグ(図5のS502、及び図6のS602で有効に設定される)を参照し、タッチ操作タイマーフラグが有効であるか否かを判定する。システム制御部50がタッチ操作タイマーフラグが有効であると判定した場合、処理はS427に進む。システム制御部50がタッチ操作タイマーフラグが有効ではないと判定した場合、処理はS429に進む。
In S424, the
In S425, the
In S426, the
S427において、システム制御部50は、タッチアップした位置座標をシステムメモリ52に保持する。
S428において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ操作タイマーの値を初期値にリセットし、タイマー計測を開始する。タイマーの計時はシステムタイマー53を用いて行う。
S429において、システム制御部50は、シャッターボタン61の半押しにより、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生し、撮影準備指示が行われたか否かを判定する。システム制御部50が撮影準備指示が行われたと判定した場合は、処理はS430に進む。システム制御部50が撮影準備指示が行われてないと判定した場合、一連の撮影処理が終了し、処理は図3のフローチャートに戻る。
In S427, the
In S428, the
In S429, the
S430において、システム制御部50は、S425で確定されたAF枠の位置に応じて、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を行う。
S431において、システム制御部50は、シャッターボタン61の全押しにより、第2シャッタースイッチ信号SW2が発生し、撮影指示が行われたか否かを判定する。システム制御部50が撮影指示が行われたと判定した場合は、処理はS432に進む。システム制御部50が撮影指示が行われてないと判定した場合、一連の撮影処理が終了し、処理は図3のフローチャートに戻る。
S432において、システム制御部50は、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影動作を行う。そして、一連の撮影処理が終了し、処理は図3のフローチャートに戻る。
In S430, the
In S431, the
In S432, the
図5は、S416で実行される押し込みタッチムーブ処理に関するフローチャートである。
S501において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ&ドラッグAF機能の位置指定方法の設定値を参照し、絶対位置指定であるか否かを判定する。システム制御部50が絶対位置指定であると判定した場合、処理はS504に進む。システム制御部50が相対位置指定であると判定した場合、処理はS502へ進む。
S502において、システム制御部50は、タッチ操作タイマーフラグを有効に設定し、システムメモリ52に保持する。
S503において、システム制御部50は、現在設定されているAF枠位置からタッチムーブの移動方向と移動量に応じた距離だけAF枠を移動する。
S504において、システム制御部50は、タッチされた位置に対応づけられた位置にAF枠位置を移動する。
以上のように、押し込みタッチムーブ処理では、相対位置設定の場合に、AF枠の移動を行うとともに、タッチ操作タイマーの開始と、タッチアップした位置座標の決定が行われる。これにより、タッチムーブ操作のタッチアップ後、タッチアップした位置座標の近傍でタッチ位置の移動の開始が検出された場合には、タッチ圧力が所定以上でなくてもタッチ位置の移動に基づいて、AF枠の移動が行える。これにより、AF枠を細かく移動したい場面で、操作性を更に向上させることができる。
なお、システム制御部50は、押し込みムーブ処理の実行中に、タッチダウンを検出した場合には、当該タッチダウンを無効にするようにしてもよい。
また、押し込みタッチムーブ処理や次に説明する押し込みタッチダウン処理で、絶対値設定の場合には、タッチ操作タイマーは開始されない。絶対位置設定では、AF枠を細かく移動したい場面が少ないためである。
FIG. 5 is a flowchart relating to the push-in touch move process executed in S416.
In S501, the
In S502, the
In S503, the
In S504, the
As described above, in the push-in touch move process, in the case of the relative position setting, the AF frame is moved, the touch operation timer is started, and the touch-up position coordinates are determined. As a result, when the start of the movement of the touch position is detected in the vicinity of the touched-up position coordinates after the touch-up of the touch move operation, the movement of the touch position is based on the movement of the touch position even if the touch pressure is not equal to or higher than a predetermined value. The AF frame can be moved. As a result, the operability can be further improved in a scene where the AF frame is to be finely moved.
If the
Further, in the push touch move process and the push touch down process described below, the touch operation timer is not started when the absolute value is set. This is because there are few scenes in which the AF frame is desired to be finely moved in the absolute position setting.
図6は、S417で実行される押し込みタッチダウン処理に関するフローチャートである。
S601において、システム制御部50は、システムメモリ52に保持したタッチ&ドラッグAF機能の位置指定方法の設定値を参照し、絶対位置指定であるか否かを判定する。システム制御部50が絶対位置指定であると判定した場合、処理はS603に進む。システム制御部50が相対位置指定であると判定した場合、処理はS602へ進む。
S602において、システム制御部50は、タッチ操作タイマーフラグを有効に設定し、システムメモリ52に保持する。
S603において、システム制御部50は、タッチされた位置に対応づけられた位置にAF枠位置を移動する。
以上のように、押し込みタッチダウン処理では、相対位置設定の場合に、AF枠の移動を行わずに、タッチ操作タイマーの開始と、タッチアップした座標の決定が行われる。これにより、押し込みタッチダウンのタッチアップ後に、タッチアップした位置座標の近傍でタッチダウンが検出されて、さらにタッチ位置の移動の開始が検出された場合には、タッチ圧力が所定以上でなくてもタッチ位置の移動に基づいて、AF枠の移動が行える。また、押し込みタッチダウンのタッチアップ前に、タッチダウンが検出されて、さらにタッチ位置の移動の開始が検出された場合には、タッチ圧力が所定以上でなくてもAF枠の移動が行える。押し込みタッチダウンがタッチアップされるまでは、タッチプッシュ判定情報が有効のままだからである。これにより、AF枠を細かく移動したい場面で、操作性を更に向上させることができる。
FIG. 6 is a flowchart relating to the push touchdown process executed in S417.
In S601, the
In S602, the
In S603, the
As described above, in the push-in touch-down process, in the case of the relative position setting, the touch operation timer is started and the touched-up coordinates are determined without moving the AF frame. As a result, after the touch-up of the push-in touch-down, if the touch-down is detected in the vicinity of the touch-up position coordinates and the start of the movement of the touch position is further detected, the touch pressure is not equal to or higher than the predetermined value. The AF frame can be moved based on the movement of the touch position. Further, when the touchdown is detected before the touch-up of the push-in touchdown and the start of the movement of the touch position is detected, the AF frame can be moved even if the touch pressure is not more than a predetermined value. This is because the touch-push determination information remains valid until the push-in touch-down is touched up. As a result, the operability can be further improved in a scene where the AF frame is to be finely moved.
図7は、S419で実行されるタッチムーブ処理に関するフローチャートである。
図7に示すフローチャートは、図5に示すフローチャートとは、S502の処理を行わない点で異なる。
図8は、S420で実行されるタッチダウン処理に関するフローチャートである。
図8に示すフローチャートは、図6に示すフローチャートとは、S602の処理を行わない点で異なる。
FIG. 7 is a flowchart relating to the touch move process executed in S419.
The flowchart shown in FIG. 7 is different from the flowchart shown in FIG. 5 in that the processing of S502 is not performed.
FIG. 8 is a flowchart relating to the touchdown process executed in S420.
The flowchart shown in FIG. 8 is different from the flowchart shown in FIG. 6 in that the processing of S602 is not performed.
以上のような、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、EVF29にAF枠が表示されている場合に、AF枠の移動は、タッチパネル70aへの所定以上の押圧が検出されたことに応じて行われる。これにより、ファインダを覗く際に顔の一部がタッチパネル70aもあたってもAF枠が移動しにくくなる。従って、ユーザの意図しない処理が実行される可能性が低減される。また、所定以上の押圧をした後で、タッチ位置を移動すればよいので、ユーザはタッチ位置の移動する速さを意識することなく、AF枠を移動することができる。そのため、操作性も低下しない。
According to the
なお、PC(Personal Computer)で上述の実施形態を適用しても有効である。例えば、PCの表示部上にカーソルが表示されている場合に、カーソルの移動は、キーボード付近に設けられるタッチパッドへの操作を所定以上の押圧が検出されたことに応じて行えるようにしてもよい。これにより、キーボードを操作するときに、手や腕の一部がタッチパッドにあたってもカーソルの位置が移動しにくくなる。また、所定以上の押圧をした後にタッチ位置を移動すれば、カーソルの位置を移動することができるので操作性も低下しない。 It is also effective to apply the above-described embodiment on a PC (Personal Computer). For example, when the cursor is displayed on the display unit of the PC, the cursor can be moved even if the touch pad provided near the keyboard can be operated according to the detection of a predetermined or greater pressure. good. As a result, when operating the keyboard, it becomes difficult for the cursor position to move even if a part of the hand or arm touches the touch pad. Further, if the touch position is moved after pressing a predetermined amount or more, the position of the cursor can be moved, so that the operability is not deteriorated.
また、例えばファインダを覗いているときに鼻あたりは、どのくらいの期間タッチをし続けているのかユーザの使い方によって変わる。タッチの継続時間によって、タッチを有効とするか否かを判定するよりも、押圧での判定をすることで、より正確にユーザの意図したタッチ操作を有効とし、ユーザの意図しないタッチ操作を無効とすることができる。所定以上のタッチパネルへの押圧は、ユーザが意図的に行わなければ実行しにくい操作であるが、意図しなければ鼻で強くタッチパネルを押す可能性は低いので、ユーザはより意図したタッチ操作を行えるようになる。例えば指と鼻の2点がタッチしているときに、押し込み後のタッチムーブを受け付けるようにすると、押し込み前では指タッチも鼻タッチも無効であるため鼻による誤動作が発生せず、押し込み後も押し込みした指のムーブだけ有効となるため鼻による誤動作が発生しない。 Also, for example, when looking through the viewfinder, the area around the nose changes depending on how the user uses it for how long he / she has been touching. By making a judgment by pressing rather than judging whether or not to enable the touch based on the duration of the touch, the touch operation intended by the user is enabled more accurately and the touch operation not intended by the user is invalidated. Can be. Pressing the touch panel more than a predetermined value is an operation that is difficult to perform unless the user intentionally performs it, but since it is unlikely that the touch panel is strongly pressed with the nose if the user does not intend, the user can perform a more intended touch operation. Will be. For example, if the touch move after pushing is accepted when two points of the finger and the nose are touching, the finger touch and the nose touch are invalid before pushing, so no malfunction occurs due to the nose, and even after pushing. Since only the move of the pressed finger is effective, no malfunction occurs due to the nose.
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
It should be noted that the above-mentioned various controls described as those performed by the
Further, although the present invention has been described in detail based on the preferred embodiments thereof, the present invention is not limited to these specific embodiments, and various embodiments within the scope of the gist of the present invention are also included in the present invention. included. Furthermore, each of the above-described embodiments is merely an embodiment of the present invention, and each embodiment can be combined as appropriate.
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネルを備え、表示手段を有する電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。 Further, in the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to a digital camera has been described as an example, but this is not limited to this example, and any electronic device having a touch panel and a display means can be applied. Is. That is, the present invention is applicable to personal computers, PDAs, mobile phone terminals, portable image viewers, printer devices equipped with displays, digital photo frames, music players, game machines, electronic book readers, and the like.
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
(Other embodiments)
The present invention is also realized by executing the following processing. That is, software (program) that realizes the functions of the above-described embodiment is supplied to the system or device via a network or various storage media, and the computer (or CPU, MPU, etc.) of the system or device reads the program code. This is the process to be executed. In this case, the program and the storage medium that stores the program constitute the present invention.
16:接眼部
29:ファインダ内表示部(EVF)
50:システム制御部
56:不揮発性メモリ
57:接眼検知部
100:デジタルカメラ
16: Eyepiece 29: Display in viewfinder (EVF)
50: System control unit 56: Non-volatile memory 57: Eyepiece detection unit 100: Digital camera
Claims (17)
前記タッチパネル上への押圧を検出可能な押圧検出手段と、
前記タッチパネルとは異なる位置に設けられる第1の表示部に所定のアイテムが表示されている際に、前記押圧検出手段が所定以上の押圧を検出し、さらに前記タッチ検出手段がタッチ位置の移動を検出した場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動し、前記タッチ検出手段が前記タッチ位置の移動を検出した場合であっても、前記押圧検出手段が前記所定以上の押圧を検出していない場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動しないように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。 Touch detection means that can detect touch operations on the touch panel,
A pressure detecting means capable of detecting a pressure on the touch panel and
When a predetermined item is displayed on a first display unit provided at a position different from the touch panel, the press detection means detects a press of a predetermined value or more, and the touch detection means moves the touch position. When detected, the predetermined item is moved based on the movement of the touch position, and even when the touch detecting means detects the movement of the touch position, the pressing detecting means is equal to or higher than the predetermined item. An electronic device comprising: a control means for controlling the predetermined item so as not to move based on the movement of the touch position when the pressing is not detected.
前記制御手段は、前記第2の表示部に前記所定のアイテムに対応するアイテムが表示されている場合には、前記押圧検出手段が前記所定以上の押圧を検出していない場合であっても、前記タッチ位置の移動に基づいて前記アイテムを移動するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 The touch detecting means can detect a touch operation on the second display unit.
When the item corresponding to the predetermined item is displayed on the second display unit, the control means may not detect the pressing more than the predetermined item even if the pressing detecting means does not detect the pressing more than the predetermined item. The electronic device according to claim 1, wherein the item is controlled to move based on the movement of the touch position.
前記制御手段は、前記タッチパネルが前記第1の表示部に対して第1の位置にある場合であって、前記所定以上の押圧が検出された場合に、前記タッチ位置の移動に基づいて前記所定のアイテムを移動し、前記タッチパネルが前記第1の位置にある場合であって、前記所定以上の押圧が検出されていない場合に、前記タッチ位置の移動に基づいて前記所定のアイテムを移動しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 The position of the touch panel with respect to the first display unit can be changed.
The control means is the case where the touch panel is in the first position with respect to the first display unit, and when a pressure equal to or higher than the predetermined value is detected, the control means is based on the movement of the touch position. When the touch panel is in the first position and the pressing more than the predetermined value is not detected, the predetermined item is not moved based on the movement of the touch position. The electronic device according to claim 1, wherein the electronic device is controlled.
前記第1の位置とは、前記カメラに前記タッチパネルが収納されている位置であることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。 The electronic device is a camera
The electronic device according to claim 8, wherein the first position is a position in which the touch panel is housed in the camera.
前記第2の位置とは、前記カメラに対して前記タッチパネルが収納されていない位置であることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。 The electronic device is a camera
The electronic device according to claim 9, wherein the second position is a position where the touch panel is not housed with respect to the camera.
前記タッチパネル上への押圧を検出可能な押圧検出手段と、
前記タッチパネルとは異なる位置に設けられる第1の表示部に所定のアイテムが表示されている際に、前記タッチ検出手段が前記タッチ操作を検出し、さらに前記押圧検出手段が所定以上の押圧を検出した後で、前記タッチ操作が離された場合に、離された位置から所定の範囲内でタッチ位置の移動が開始された場合には、前記タッチ位置の移動に応じて前記所定のアイテムを移動し、離された位置から所定の範囲外で前記タッチ位置の移動が開始された場合には、前記所定のアイテムを移動しないように制御することを特徴とする電子機器。 Touch detection means that can detect touch operations on the touch panel,
A pressure detecting means capable of detecting a pressure on the touch panel and
When a predetermined item is displayed on a first display unit provided at a position different from the touch panel, the touch detecting means detects the touch operation, and the pressing detecting means detects a pressing force of a predetermined value or more. After that, when the touch operation is released and the movement of the touch position is started within a predetermined range from the released position, the predetermined item is moved according to the movement of the touch position. However, when the movement of the touch position is started outside the predetermined range from the separated position, the electronic device is controlled so as not to move the predetermined item.
タッチパネルへのタッチ操作を検出可能なタッチ検出ステップと、
前記タッチパネル上への押圧を検出可能な押圧検出ステップと、
前記タッチパネルとは異なる位置に設けられる第1の表示部に所定のアイテムが表示されている際に、前記押圧検出ステップが所定以上の押圧を検出し、さらに前記タッチ検出ステップがタッチ位置の移動を検出した場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動し、前記タッチ検出ステップが前記タッチ位置の移動を検出した場合であっても、前記押圧検出ステップが前記所定以上の押圧を検出していない場合には、前記タッチ位置の移動に基づき、前記所定のアイテムを移動しないように制御する制御手ステップとを含むことを特徴とする電子機器の制御方法。 It is a control method for electronic devices.
A touch detection step that can detect touch operations on the touch panel,
A press detection step that can detect the press on the touch panel, and
When a predetermined item is displayed on a first display unit provided at a position different from the touch panel, the press detection step detects a press of a predetermined value or more, and the touch detection step further moves the touch position. When detected, the predetermined item is moved based on the movement of the touch position, and even when the touch detection step detects the movement of the touch position, the pressure detection step is equal to or higher than the predetermined item. A method for controlling an electronic device, which comprises a control manual step for controlling the predetermined item so as not to move based on the movement of the touch position when the pressure is not detected.
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