JP2021153031A - 燃料電池システムおよび燃料電池システムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】相互に性能の異なる複数の燃料電池セルスタックを含み、簡素な構成で制御することができる燃料電池システム、およびそのような燃料電池システムの製造方法を提供する。【解決手段】燃料電池システム1は、複数の燃料電池セルスタックCS1〜CS3を備え、うち少なくとも一部は、同じ電圧に対応する出力電流が相互に異なっている。セルスタックCS1〜CS3は、複数のバンドルB1〜B3に組分けされ、各バンドルを構成する燃料電池セルスタックCS1〜CS3が、電気的に並列接続されるとともに、バンドル間が、電気的に直列接続されている。各バンドルB1〜B3は、全ての燃料電池セルスタックCS1〜CS3を出力電流順に並べた序列において、出力電流が隣接しているか同一である燃料電池セルスタックCS1〜CS3より構成されており、出力電流が小さい燃料電池セルスタックを含むバンドルほど、燃料電池セルスタックを多数含んでいる。【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池システムおよび燃料電池システムの製造方法に関し、さらに詳しくは、複数の燃料電池セルスタックを含む燃料電池システムおよびその製造方法に関する。
燃料電池を長期にわたって使用し続けると、劣化が進行し、所定の出力が得られなくなる場合が多い。家庭用燃料電池や燃料電池自動車の普及に伴い、使用済みの燃料電池が多く発生することが想定される。燃料電池は、燃料電池単セルを複数積層したセルスタックを主要部として構成されているが、セルスタックは高価な製品であり、使用済み品をそのまま廃棄するのではなく、再利用することが望まれる。燃料電池の再利用方法として、例えば特許文献1に、セルスタックを含む使用済み車両用燃料電池から、一部分の複数セルからなる部分スタックを抜き出して再加工した再加工燃料電池を、車両以外の低出力用途用電池として再利用することが開示されている。
使用済みの燃料電池を再利用するにあたり、特許文献1のように、セルスタックを分解して、所望される出力に応じて、セルスタックを再構築するとすれば、セルスタックの分解と再構築の工程に、大きな労力と費用がかかる。そこで、使用済みのセルスタックを、分解することなく、複数を電気的に接続して、再利用することが考えられる。複数の燃料電池セルスタックを接続することで、各燃料電池セルスタックの性能の低下を補える可能性がある。しかし、各使用済みセルスタックは、使用履歴等により、劣化の程度が異なっているため、得られる性能が個体ごとに異なっている可能性が高い。それら出力の異なる使用済みセルスタックを電気的に接続し、電流制御装置でそれらのセルスタックを制御する形態が考えられるが、電流制御装置を1つのみ用いて、制御を行う場合には、低性能になったセルスタックに合わせて、制御を行おうとすれば、比較的高性能を維持しているセルスタックの性能を、十分に発電に活用することができない。一方で、比較的高性能を維持しているセルスタックに合わせて、制御を行おうとすれば、低性能になったセルスタックに、過剰な負荷がかかり、損傷が発生する可能性がある。
あるいは、図5に示す燃料電池システム100のように、セルスタックCSごとに電流制御装置Cを設け、それらの電流制御装置Cをさらに、全体制御装置C’で制御する形態とすることも考えられる。図5においては、太い実線が電流線、破線が信号線を示している。このように、セルスタックCSごとに電流制御装置Cを設ける場合には、各電流制御装置Cによって、各セルスタックCSが有している性能に合わせた制御を行うことで、各セルスタックCSにおいて、損傷を避けながら、十分な性能を引き出すことができる。しかし、この場合には、電流制御装置Cが多数必要になるため、燃料電池システム100の構築に、多大な費用を要することになる。費用低減の観点から、簡素な構成で、性能の異なる複数のセルスタックを制御し、損傷を避けながら各セルスタックの能力を有効に活用できるように、燃料電池システムを構成することが望まれる。
本発明が解決しようとする課題は、相互に性能の異なる複数の燃料電池セルスタックを含み、簡素な構成で制御することができる燃料電池システム、およびそのような燃料電池システムの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる燃料電池システムは、複数の燃料電池セルスタックを備え、前記複数の燃料電池セルスタックのうち少なくとも一部は、同じ電圧に対応する出力電流が、相互に異なっており、前記複数の燃料電池セルスタックは、複数のバンドルに組分けされ、前記複数のバンドルのそれぞれを構成する前記燃料電池セルスタックが、電気的に並列接続されるとともに、前記複数のバンドルの相互間が、電気的に直列接続されており、前記複数のバンドルのそれぞれは、全ての前記燃料電池セルスタックを前記出力電流順に並べた序列において、前記出力電流が隣接しているか同一である前記燃料電池セルスタックより構成されており、前記出力電流が小さい前記燃料電池セルスタックを含むバンドルほど、前記燃料電池セルスタックを多数含んでいる。
ここで、前記燃料電池セルスタックは、使用済み品であるとよい。
前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を、合計出力として、前記複数のバンドルのうち任意に選択した2つのバンドルの間の前記合計出力の差が、前記序列における前記出力電流の最大値と最小値の間の差よりも小さいとよい。
前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を、合計出力として、各バンドルの前記合計出力が、全バンドルの前記合計出力の平均値に対して、±30%に収まっているとよい。
前記燃料電池システムは、出力される電流量を制御する電流制御装置を1つのみ有し、前記電流制御装置は、前記複数のバンドルの群に対して、電気的に直列接続されているとよい。
本発明にかかる燃料電池システムの製造方法は、使用済みの燃料電池システムから燃料電池セルスタックを取り出し、取り出した前記燃料電池セルスタックを原料として用いて、上記の燃料電池システムを製造するものである。
ここで、前記使用済みの燃料電池システムから取り出した前記燃料電池セルスタックのそれぞれについて、電流−電圧特性を評価したうえで、前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する燃料電池セルスタックの前記出力電流が許容誤差の範囲内で同じになり、各バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を合計出力として、前記合計出力が、許容誤差の範囲内で、バンドル間で同じになるとともに、各バンドルの前記合計出力が、所望される電流値に達するように、前記複数のバンドルを設定するとよい。
上記発明にかかる燃料電池システムにおいては、同じ電圧に対応する出力電流が相互に異なる複数の燃料電池セルスタックを、複数のバンドルに組分けしている。組分けに際し、出力電流の序列において、出力電流が隣接しているまたは同一の燃料電池セルスタックより、各バンドルを構成している。各バンドルにおいては、燃料電池セルスタックが、電気的に並列接続されており、電圧が相互に揃うが、同一または近接した出力電流を示すものであるため、バンドル内の一部の燃料電池セルスタックに、過剰な負荷を印加することなく、全燃料電池セルスタックから、効率的に出力を引き出すことができる。一方、出力電流が小さい燃料電池セルスタックを含むバンドルほど、燃料電池セルスタックを多数含んでいるため、バンドルごとの合計の出力電流が、バンドル間で、同一または近接したものとなる。それらのバンドルは、相互に類似した電流−電圧特性を示すものとみなすことができ、直列接続して、一括して制御を行っても、一部のバンドルに過剰な負荷を印加することなく、各バンドルを構成する燃料電池セルスタックの能力を有効に活用して、発電を行うことができる。燃料電池セルスタックごとに、あるいはバンドルごとに、制御装置を設けて制御を行う必要がないので、簡素な構成で、相互に性能の異なる複数の燃料電池を制御できる燃料電池システムとなる。
ここで、燃料電池セルスタックが、使用済み品である場合には、使用履歴等によって、燃料電池システムを構成する各燃料電池セルスタックの性能の劣化の程度が異なっている場合があるが、同一または近接した出力電流を示す燃料電池セルスタックどうしでバンドルを構成し、燃料電池システムに組み込むことで、各燃料電池セルスタックが残している性能を、有効に活用することができる。再利用のために、使用済みの燃料電池セルスタックを構成部品に分解して、再加工することは必要でないので、燃料電池セルスタックの再利用に要する労力と費用を、小さく抑えることができる。
複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する燃料電池セルスタックの出力電流の合計を、合計出力として、複数のバンドルのうち任意に選択した2つのバンドルの間の合計出力の差が、序列における出力電流の最大値と最小値の間の差よりも小さい場合、あるいは各バンドルの合計出力が、全バンドルの合計出力の平均値に対して、±30%に収まっている場合には、バンドル間の合計出力の差が小さく抑えられるので、各バンドルを一括して制御した際に、特定のバンドルへの負荷の集中を抑えながら、各バンドルを構成する燃料電池セルスタックの性能を有効に利用しやすくなる。
燃料電池システムが、出力される電流量を制御する電流制御装置を1つのみ有し、電流制御装置が、複数のバンドルの群に対して、電気的に直列接続されている場合には、燃料電池システムが、多数の燃料電池セルスタックを備えながら、全体として1つの電流制御装置しか有さない、簡素な構成となる。この場合には、各バンドルが、同じ電流量を出力するように制御されることになるが、各バンドルが、同一または近接した合計出力を示すように設定されているため、各バンドルを構成する燃料電池セルスタックに、過剰な負荷を印加することなく、それらの燃料電池セルスタックの性能を効率的に引き出して、発電を行うことができる。
上記発明にかかる燃料電池システムの製造方法は、使用済みの燃料電池セルスタックを用いて、複数の燃料電池セルスタックが出力電流の序列に従ってバンドルを構成した、上記燃料電池システムを製造するものである。使用済みの燃料電池セルスタックは、使用履歴等によって性能が異なる可能性があるが、上記のように、出力電流に応じてバンドルを構成することで、各燃料電池セルスタックに対して個別の制御を行わなくても、過剰な負荷を印加することなく、各燃料電池セルスタックの性能を有効に引き出すことができる。このように、簡素な装置構成で、様々な性能を示す使用済みの燃料電池セルスタックを再活用して、燃料電池システムを製造することができる。
ここで、使用済みの燃料電池システムから取り出した燃料電池セルスタックのそれぞれについて、電流−電圧特性を評価したうえで、複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する燃料電池セルスタックの出力電流が許容誤差の範囲内で同じになり、各バンドルを構成する燃料電池セルスタックの出力電流の合計を合計出力として、合計出力が、許容誤差の範囲内で、バンドル間で同じになるとともに、各バンドルの合計出力が、所望される電流値に達するように、複数のバンドルを設定する場合には、使用済みの燃料電池セルスタックのそれぞれが残している性能を実際に評価したうえで、各セルスタックに過剰な負荷が印加されるのを避けながら、各セルスタックの性能を有効に活用でき、かつ全体として所望の出力が得られる燃料電池システムを、構築することができる。
以下に、本発明の一実施形態にかかる燃料電池システムおよびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
[燃料電池セルスタックの構成]
図1に、本発明の一実施形態にかかる燃料電池システム1の電気回路構成を示す。本燃料電池システム1は、複数の燃料電池セルスタックCS(CS1,CS2,CS3)を含んでいる。図1においては、電流線を太い実線で示し、バンドルを鎖線で表示している。
図1に、本発明の一実施形態にかかる燃料電池システム1の電気回路構成を示す。本燃料電池システム1は、複数の燃料電池セルスタックCS(CS1,CS2,CS3)を含んでいる。図1においては、電流線を太い実線で示し、バンドルを鎖線で表示している。
本燃料電池システム1において、各燃料電池セルスタック(以下、単にセルスタックと称する場合がある)CSは、複数の燃料電池単セルが積層され、それらの燃料電池単セルが電気的に直列接続されたものとして構成されている。燃料電池システム1を構成する複数のセルスタックCSのうち少なくとも一部は、性能が相互に異なっている。つまり、電流−電圧特性において、同じ電圧に対応する出力電流の値が、相互に異なっている。セルスタックCSとしては、使用済み品、つまり他の燃料電池システムに組み込まれて、一旦使用された後、その燃料電池システムから取り出されたものを再利用することが好ましい。使用済みのセルスタックは、多くの場合、劣化を起こしているが、劣化の程度は、使用履歴等によって異なっており、複数の使用済みセルスタックを準備した際に、それらは異なる出力電流を示すことが多い。
セルスタックCSの種類は特に限定されるものではなく、セルスタックCSを構成する燃料電池単セルとして、固体酸化物型燃料電池(SOFC)やプロトン伝導型セラミック燃料電池(PCFC)、固体高分子型燃料電池(PEFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、アルカリ電解質型燃料電池(AFC)、溶融炭酸塩型燃料電池等、様々な種類の燃料電池を用いることができる。
燃料電池システム1を構成するセルスタックCSとしては、上記で列挙したもの等の中から、1種類のものを用いることが、セルスタックCS間での特性の類似性等の観点から好ましい。しかし、本燃料電池システム1では、後に説明するように、各セルスタックCSの出力電流に応じて、バンドルを設定するので、複数の異なる種類のセルスタックCSを用いることもできる。また、セルスタックCSとして使用済みのものを用いる場合に、単一の燃料電池システムを構成していたセルスタックのみを利用しても、複数の燃料電池システムを構成していたセルスタックを合わせて利用してもよい。後者の場合に、同種別個体の燃料電池システムのセルスタックを用いても、あるいは別種の燃料電池システムのセルスタックを用いてもよく、さらには、家庭用と自動車用等、用途の完全に異なる燃料電池システムのセルスタックを用いることもできる。
本燃料電池システム1においては、複数のセルスタックCSが、複数のバンドルB(B1,B2,B3)に組分けされている。各バンドルBは、1つまたは複数のセルスタックCSを含んでいる。バンドルBの数は、特に限定されるものではないが、図示した形態では、第一バンドルB1、第二バンドルB2、第三バンドルB3の3つのバンドルBを有している。
複数のセルスタックCSを含むバンドルB1,B2においては、そのバンドルを構成するセルスタックCSが、相互に、電気的に並列に接続されている。そして、各バンドルBの間は、電気的に直列に接続されて、バンドル群Gを構成している。バンドル群Gは、適宜、負荷装置(図略)に接続され、出力を負荷装置に供給することができる。
燃料電池システム1はさらに、電流制御装置Cを含んでいる。電流制御装置Cは、負荷抵抗を調整することで、燃料電池セルスタックから出力される電流量を可変に制御できる装置であり、燃料電池セルスタックを含む装置に設けられる公知の制御装置を利用することができる。電流制御装置Cは、バンドル群Gに対して、電気的に直列に接続されている。本燃料電池システム1は、電流制御装置Cを1つのみ備えている。
燃料電池システム1は、その他、各セルスタックCSでの発電に必要な部材を、適宜含んでいる。例えば、各セルスタックCSに反応ガスを供給するガス流路と、ガス供給の制御装置、各セルスタックCSの温度を調整するための加熱装置および温度制御装置を含んでいる(いずれも図略)。ただし、燃料電池システム1が同種のセルスタックCSを複数含む場合には、それらのセルスタックCSにおいて、共通のガス流路およびガス供給制御装置、温度制御装置を用いるように構成することもできる。また、燃料電池システム1は、各セルスタックCSの運転を補助するために、改質器、脱硫装置、ガス予熱器等の補器類を備えることが好ましく、それら補器類としても、使用済み品を再利用することができる。
[各燃料電池セルスタックの性能とバンドルの設定]
本燃料電池システム1においては、各セルスタックCSが、その性能に応じて、複数のバンドルBに組分けされている。以下に、セルスタックCSの性能に応じたバンドルBの設定について説明する。
本燃料電池システム1においては、各セルスタックCSが、その性能に応じて、複数のバンドルBに組分けされている。以下に、セルスタックCSの性能に応じたバンドルBの設定について説明する。
上記のように、本燃料電池システム1を構成するセルスタックCSは、少なくとも一部において、性能が相互に異なっている。つまり、図2に示すように、相互に異なる電流−電圧特性を示すセルスタックCS1,CS2,CS3が共存している。なお、図2の電流−電圧特性は、燃料利用率(Uf)を一定として評価したものを想定している。相互に異なる電流−電圧特性を示すセルスタックCS1,CS2,CS3においては、同じ評価電圧Vに対応する出力電流が、I1,I2,I3と、相互に異なる。ここで、評価電圧Vとしては、任意の電圧値を採用することができるが、燃料電池システム1を構成するセルスタックCS1,CS2,CS3が、同じ定格電圧を有するものである場合には、その定格電圧を評価電圧Vとして採用すればよい。あるいは、構築される燃料電池システム1に所望される定格電圧に対応する電圧値、つまり燃料電池システム1に所望される定格電圧をバンドル数で除したものを、評価電圧Vとすればよい。ただし、燃料電池を電圧が低い状態で使用し続けると、劣化が加速する可能性や、さらには故障につながる可能性もある。そのため評価電圧Vは、セルスタックCSの劣化の加速が起こる電圧よりも、高く設定しておくことが望ましい。
図1に示した形態では、燃料電池システム1に、異なる電流−電圧特性を示す3水準のセルスタックCS1,CS2,CS3が共存している。セルスタックCS1,CS2,CS3は、評価電圧Vにおける出力電流が、I1,I2,I3となっている。それらの出力電流I1,I2,I3の大きさは、I1<I2<I3の関係にある。つまり、セルスタックCS1,CS2,CS3を、出力電流Iの順番に並べた序列Oは、図3のようになる。ここでは、出力電流が最も小さいI1である第一水準スタックCS1が3個、出力電流が次に小さいI2である第二水準スタックCS2が2個、出力電流が最も大きいI3である第三水準スタックCS3が1個、序列Oを構成している。
この序列Oに従って、バンドルB(B1,B2,B3)が、設定されている。各バンドルBは、出力電流Iが隣接しているか同一であるセルスタックCSを含むように設定されている。図示した例では、各バンドルBが、出力電流Iが同一であるセルスタックCSより構成されている。つまり、第一バンドルB1が、出力電流がI1である第一水準スタックCS1より、第二バンドルB2が、出力電流がI2である第二水準スタックCS2より、第三バンドルB3が、出力電流がI3である第三水準スタックCS3より構成されている。同一のバンドルB内のセルスタックCSは、出力電流Iが相互に近接しているほど好ましく、使用済みのセルスタックを利用する場合に、許容誤差の範囲で同一とみなせる出力電流Iを与えるものを複数準備することができれば、それらを用いて、1つのバンドルBを構成することが好ましい。ここで、出力電流Iに想定される許容誤差としては、おおむね、そのバンドルBを構成する全セルスタックCSの平均値に対して、30%以下、好ましくは10%以下である。
バンドル群Gにおいて、バンドルBを相互間で比較すると、出力電流Iが小さいセルスタックCSを含むバンドルBほど、つまり、序列Oにおいて、出力電流Iが小さい領域に設定されたバンドルBほど、セルスタックCSを多数含んでいる。図示した形態においては、出力電流が最も小さいI1である第一水準スタックCS1を含む第一バンドルB1は3個、出力電流が次に小さいI2である第二水準スタックCS2を含む第二バンドルB2は2個、出力電流が最も大きいI3である第三水準スタックCS3を含む第三バンドルB3は1個のセルスタックを、それぞれ含んでいる。これにより、各バンドルBにおいて、そのバンドルBを構成するセルスタックCSの出力電流Iの値を合計して得られる合計出力を、バンドルBの間で、近い値とすることができる。ここで扱っている例では、第一バンドルB1の合計出力3・I1と、第二バンドルB2の合計出力2・I2と、第三バンドルB3の合計出力I3とを、相互に近い値とすることができる。
好ましくは、バンドル群Gを構成する各バンドルBの間で、合計出力が、許容誤差の範囲内で、同一とみなせるとよい。許容誤差としては、序列Oにおける出力電流Iの最大値と最小値の間の差を例示することができる。図示した例では、I3−I1が、許容誤差となる。バンドル群Gを構成するバンドルBのうち、任意に選択した2つのバンドルBの間の合計出力の差が、この許容誤差よりも小さければよい。つまり、バンドルBからどの2つを選択しても、それらの合計出力の差が、許容誤差よりも小さくなっていればよい。あるいは、許容誤差として、全バンドルBの合計出力の平均値の30%を例示することができる。この場合には、各バンドルBの合計出力が、平均値に対して、±30%に収まっていればよい。図示した形態では、全バンドルB1,B2,B3の合計出力の平均値は、(3・I1+2・I2+I3)/3となる。許容誤差は、全バンドルBの合計出力の平均値に対して、20%以下、また10%以下であると、さらに好ましい。
バンドルBの間で、合計出力が所定の許容誤差の範囲に抑えられれば、各バンドルBを構成するセルスタックCSの具体的な数は、特に限定されるものではない。各バンドルBの合計出力が、燃料電池システム1において所望される電流値に達するように、その数を決定すればよい。例えば、図1の形態では、第一バンドルB1、第二バンドルB2、第三バンドルB3が、それぞれ、3個、2個、1個のセルスタックCSを含んでいるが、燃料電池システム1において所望される電流量が大きい場合には、3:2:1の比率を維持したまま、各バンドルB1,B2,B3を構成するセルスタックCSの数を、多くすればよい。
本燃料電池システム1においては、バンドルBが複数のセルスタックCSを含むことができ、各バンドルBにおいて、セルスタックCSが並列接続されている。そのため、各セルスタックCSが、使用による劣化等によって、十分に大きな出力を有していなくても、バンドル単位で、十分な出力を確保することが可能となる。ここで、各バンドルBを構成するセルスタックCSは、序列Oにおいて、同一または隣接した出力電流Iを有しているものであるため、電流−電圧特性も、類似した挙動を示す蓋然性が高い。特に、各バンドルBを構成するセルスタックCSが同種のものである場合には、電流−電圧特性が相互に類似したものとなりやすい。電流−電圧特性の類似性から、各バンドルBにおいて並列接続された各セルスタックCSにおいて、発電を行った際に、同程度の電流が出力されることになり、一部のセルスタックCSに過剰な負荷を印加することなく、そのバンドルBを構成する各セルスタックCSから、効率的に出力を得ることができる。
さらに、本燃料電池システム1においては、複数のバンドルBを電気的に直列に接続しているが、出力電流Iの小さいセルスタックCSを含むバンドルBほど、多数のセルスタックCSを含んでおり、バンドルBごとの合計出力が、バンドルBの間で近接したものとなっている。よって、バンドル単位の電流−電圧特性も、バンドルBの間で、類似した挙動を示す蓋然性が高い。特に、同種のセルスタックCSよりなるバンドルBの間では、電流−電圧特性が相互に類似したものとなりやすい。バンドル単位の電流−電圧特性の類似性から、直列接続された各バンドルBにおいて、発電を行った際に、各バンドルBを構成するセルスタックCSに同程度の負荷が印加されることになる。よって、一部のバンドルBに負荷を集中させることなく、各バンドルBを構成するセルスタックCSを、効率的に発電に利用することができる。
そのため、全バンドルBを電気的に直列接続し、そのバンドル群Gに対して直列に、電流制御装置Cを1つのみ設けておき、全バンドルBにおける電流値を一括で制御することで、各セルスタックCSにおいて、過剰な負荷の印加による損傷を避けながら、各セルスタックCSの性能を効率的に引き出し、所望の出力を得ることができる。電流制御装置CをバンドルBごとやセルスタックCSごとに設ける必要がないので、燃料電池システム1の構成が簡素になり、製造コストも抑制することができる。なお、一部のセルスタックCSおよび/またはバンドルBの電流−電圧特性が他と異なっており、その差が無視できない場合等には、それらを個別に制御する制御装置を別途設けることを妨げるものではない。
本燃料電池システム1においては、各セルスタックCSの性能が相互に異なっていても、バンドル化により、燃料電池システム1全体として、過負荷によるセルスタックCSの損傷を避けながら、各セルスタックCSの性能を有効に活用して、発電を行うことができる。よって、各セルスタックCSの構成原料として、使用済みの他の燃料電池システムから取り出したセルスタックを再活用することができ、それら使用済みのセルスタックの性能が、劣化の程度の差等により、相互に異なっていてもよい。使用済みセルスタックの再利用に際し、各セルスタックCSの電流−電圧特性を実際に評価したうえで、バンドルBの設定を適切に行うことで、所望の出力を有する燃料電池システム1を構築できるので、各セルスタックCSに対して、分解や、部材単位での再加工を行う必要はない。よって、使用済みセルスタックの再利用に要する労力と費用を抑えることができる。多くの燃料電池システムにおいては、各セルスタックが、改質器、脱硫装置、ガス予熱器等の補器類とともに、ケーシングに収容されているが、セルスタックを再利用して、本燃料電池システム1を構築するに際し、セルスタックと補器類の集合体を崩すことなく、そのまま、セルスタック間で電気接続を構築すれば、簡便に、セルスタックを補器類とともに再利用することができる。
以上で説明した形態においては、燃料電池システム1を構成するバンドルBが、複数のセルスタックCSを含む場合に、相互に同じ出力電流Iを有するセルスタック(3つの第一水準スタックCS1または2つの第二水準スタックCS2)より、バンドルBを構成した。しかし、このように、許容誤差の範囲内で同じ出力電流Iを有するセルスタックCSを複数準備できない場合でも、出力電流Iの序列に従ってバンドルBを設定することで、同様に燃料電池システム1を構築することができる。つまり、図4に例示するように、全てのセルスタックCS(CS1〜CS4)を出力電流順に並べた序列O’において、出力電流Iが隣接しているか同一であるセルスタックCSより、バンドルB’(B’1〜B’3)を構成し、出力電流Iが小さいセルスタックCSを含むバンドルB’ほど、セルスタックCSを多数含むようにすればよい。図4でも、図1と同様に、同じ符号を付したセルスタックCS1〜CS4が、同じ出力電流Iを有するものとする。バンドルB’の設定に際して、上記で説明した許容誤差の範囲内で、各バンドルB’の合計出力が同じになるように、また、燃料電池システム1において所望される電流値に達するようにすれば、より好ましい。序列O’に従ってバンドルB’を設定する際に、1つのバンドルB’の中に、異なる出力電流Iを有するセルスタックCSが混在してもよい。例えば、図5で、第一バンドルB’1の第一水準スタックCS1と第二水準スタックCS2や、第二バンドルB’2の第二水準スタックCS2と第三水準スタックCS3が、その状態に該当する。また、同じ出力電流Iを有するセルスタックCSが、異なるバンドルB’に分かれてもよい。例えば、図5で、第一バンドルB’1と第二バンドルB’2のそれぞれに属する第二水準スタックCS2が、その状態に該当する。
本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 燃料電池システム
B1,B’1 (第一)バンドル
B2,B’2 (第二)バンドル
B3,B’3 (第三)バンドル
C 電流制御装置
CS1 (第一水準)セルスタック
CS2 (第二水準)セルスタック
CS3 (第三水準)セルスタック
CS4 (第四水準)セルスタック
G バンドル群
I1,I2,I3 出力電流
O,O’ 序列
V 評価電圧
B1,B’1 (第一)バンドル
B2,B’2 (第二)バンドル
B3,B’3 (第三)バンドル
C 電流制御装置
CS1 (第一水準)セルスタック
CS2 (第二水準)セルスタック
CS3 (第三水準)セルスタック
CS4 (第四水準)セルスタック
G バンドル群
I1,I2,I3 出力電流
O,O’ 序列
V 評価電圧
Claims (7)
- 複数の燃料電池セルスタックを備え、
前記複数の燃料電池セルスタックのうち少なくとも一部は、同じ電圧に対応する出力電流が、相互に異なっており、
前記複数の燃料電池セルスタックは、複数のバンドルに組分けされ、
前記複数のバンドルのそれぞれを構成する前記燃料電池セルスタックが、電気的に並列接続されるとともに、前記複数のバンドルの相互間が、電気的に直列接続されており、
前記複数のバンドルのそれぞれは、全ての前記燃料電池セルスタックを前記出力電流順に並べた序列において、前記出力電流が隣接しているか同一である前記燃料電池セルスタックより構成されており、
前記出力電流が小さい前記燃料電池セルスタックを含むバンドルほど、前記燃料電池セルスタックを多数含んでいる、燃料電池システム。 - 前記燃料電池セルスタックは、使用済み品である、請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を、合計出力として、
前記複数のバンドルのうち任意に選択した2つのバンドルの間の前記合計出力の差が、前記序列における前記出力電流の最大値と最小値の間の差よりも小さい、請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を、合計出力として、
各バンドルの前記合計出力が、全バンドルの前記合計出力の平均値に対して、±30%に収まっている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。 - 前記燃料電池システムは、出力される電流量を制御する電流制御装置を1つのみ有し、
前記電流制御装置は、前記複数のバンドルの群に対して、電気的に直列接続されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電流制御装置。 - 使用済みの燃料電池システムから燃料電池セルスタックを取り出し、
取り出した前記燃料電池セルスタックを原料として用いて、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の燃料電池システムを製造する、燃料電池システムの製造方法。 - 前記使用済みの燃料電池システムから取り出した前記燃料電池セルスタックのそれぞれについて、電流−電圧特性を評価したうえで、
前記複数のバンドルのそれぞれにおいて、該バンドルを構成する燃料電池セルスタックの前記出力電流が許容誤差の範囲内で同じになり、
各バンドルを構成する前記燃料電池セルスタックの前記出力電流の合計を合計出力として、前記合計出力が、許容誤差の範囲内で、バンドル間で同じになるとともに、各バンドルの前記合計出力が、所望される電流値に達するように、
前記複数のバンドルを設定する、請求項6に記載の燃料電池システムの製造方法。
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JP2020053629A JP2021153031A (ja) | 2020-03-25 | 2020-03-25 | 燃料電池システムおよび燃料電池システムの製造方法 |
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Citations (3)
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JP2004146138A (ja) * | 2002-10-23 | 2004-05-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料電池 |
JP2010027240A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Toyota Motor Corp | 車両用燃料電池の再利用システム |
JP2014026862A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Kyocera Corp | 燃料電池システム |
-
2020
- 2020-03-25 JP JP2020053629A patent/JP2021153031A/ja active Pending
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