JP2021151378A - Medical device - Google Patents
Medical device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021151378A JP2021151378A JP2020052931A JP2020052931A JP2021151378A JP 2021151378 A JP2021151378 A JP 2021151378A JP 2020052931 A JP2020052931 A JP 2020052931A JP 2020052931 A JP2020052931 A JP 2020052931A JP 2021151378 A JP2021151378 A JP 2021151378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding
- holding portion
- medical device
- moving
- catheter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
Description
本発明は、医療装置に関する。 The present invention relates to a medical device.
患者を外科的に治療する方法としてPCI(Percutaneous Coronary Intervention:経皮的冠動脈形成術)が知られている。PCIによる従来の手技では一例としてシースイントロデューサからガイディングカテーテルを進入させ、ガイディングカテーテルを冠動脈等にエンゲージさせ、治療デバイスを用いてステント等を留置することが行われる(特許文献1参照)。 PCI (Percutaneous Coronary Intervention) is known as a method for surgically treating a patient. In the conventional procedure using PCI, as an example, a guiding catheter is inserted from a sheath introducer, the guiding catheter is engaged in a coronary artery or the like, and a stent or the like is placed using a therapeutic device (see Patent Document 1).
PCI手技においてステントやバルーンカテーテル等の治療デバイスを使用する際には、一般的に左手にガイディングカテーテル後端を、右手に治療デバイスのシャフト部を把持する。そして、治療部位に治療デバイスを送達するためにガイディングカテーテル内の先端側に向けて挿入する動作を行う。この際、ガイディングカテーテルが治療デバイスとの摩擦により先端側に従動するのを防止するため、左手は治療デバイスの摩擦力と同等の反力をガイディングカテーテルに付与している。しかしながら、治療デバイスの挿入は例えば数cm刻みで複数回にわたって行われ、左手はガイディングカテーテルに都度反力を付与する必要があり、意図せず反力が不足することがある。また、過度な反力を付与することによりガイディングカテーテルは先端方向もしくは後端方向に移動することがある。これにより、ガイディングカテーテルの生体に対する位置が変わってしまうおそれがある。さらに、生体内において治療デバイスの設置位置を調整する際に、前記のように反力を調整できないことにより、例えば1mm単位等のような精密な前後移動を行うことが困難となり得る。 When using a therapeutic device such as a stent or balloon catheter in a PCI procedure, the rear end of the guiding catheter is generally held in the left hand and the shaft portion of the therapeutic device is held in the right hand. Then, the operation of inserting the therapeutic device toward the distal end side in the guiding catheter is performed in order to deliver the therapeutic device to the therapeutic site. At this time, in order to prevent the guiding catheter from moving to the distal end side due to friction with the treatment device, the left hand applies a reaction force equivalent to the frictional force of the treatment device to the guiding catheter. However, the insertion of the therapeutic device is performed multiple times, for example, in increments of several centimeters, and the left hand needs to apply a reaction force to the guiding catheter each time, which may unintentionally lack the reaction force. In addition, the guiding catheter may move in the distal end direction or the posterior end direction by applying an excessive reaction force. As a result, the position of the guiding catheter with respect to the living body may change. Further, when adjusting the installation position of the treatment device in the living body, the reaction force cannot be adjusted as described above, so that it may be difficult to perform precise back-and-forth movement such as in units of 1 mm.
本発明は、医療従事者がガイディングカテーテルと治療デバイスのような医療器具を併用する際の操作性を向上させることを目的とする。 An object of the present invention is to improve operability when a medical worker uses a guiding catheter and a medical device such as a therapeutic device in combination.
本発明の一態様は、生体管腔に挿入可能な長尺の第1管状部材と、第1管状部材を挿入可能な第2管状部材を併用する際の医療装置である。医療装置は、第1管状部材の基端部を保持する第1保持部と、第1保持部の先端側に、第2管状部材の基端部を保持する第2保持部と、第1保持部と第2保持部のいずれかが固定され、一方が長手方向に移動可能に接続された移動部と、を備える。 One aspect of the present invention is a medical device for using a long first tubular member that can be inserted into a living lumen and a second tubular member into which the first tubular member can be inserted. The medical device includes a first holding portion that holds the base end portion of the first tubular member, a second holding portion that holds the base end portion of the second tubular member, and a first holding portion on the tip end side of the first holding portion. A moving portion in which either the portion or the second holding portion is fixed and one of the portions is movably connected in the longitudinal direction is provided.
上記医療装置によれば、医療従事者がガイディングカテーテルと治療デバイスのような医療器具を併用する際の操作性を向上できる。 According to the medical device, it is possible to improve the operability when a medical worker uses a medical device such as a guiding catheter and a therapeutic device in combination.
以下、各図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。本実施形態に係る医療装置100は、上述したPCI等において生体管腔に挿入可能な長尺の第1管状部材と、第1管状部材を挿入可能な第2管状部材を併用する際に利用される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The dimensional ratios in the drawings are exaggerated for convenience of explanation and may differ from the actual ratios. The
なお、以下では説明にあたり図面に直交座標を図示する。直交座標のXは医療装置100において後述する移動部20を構成するベース23の長手方向に相当し、長手方向Xと称する。直交座標のYはベース23の幅方向に相当し、幅方向Yと称する。直交座標のZは医療装置100の高さ方向に相当し、高さ方向Zと称する。
In the following description, Cartesian coordinates are shown in the drawings. The X of the orthogonal coordinates corresponds to the longitudinal direction of the
図1、図2に示すように、医療装置100は、第1保持部10と、移動部20と、第2保持部30と、を有する。以下、詳述する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
(第1保持部)
第1保持部10は生体管腔に挿入可能な長尺の第1管状部材の基端部を保持するように構成している。第1保持部10は、図2、図4等に示すように第1挟持部材11と、第2挟持部材12と、ヒンジ部13(回転部に相当)と、目盛り部14と、を備える。
(1st holding part)
The
なお、ここでいう第1管状部材としては、患者に対して何等かの処置を行う長尺状の医療器具であれば特に限定されないが、一例としてバルーンカテーテル、アテレクトミーデバイス、ステントデリバリーカテーテル等の治療デバイスを挙げることができる。 The first tubular member referred to here is not particularly limited as long as it is a long medical device that performs some kind of treatment on a patient, but as an example, treatment of a balloon catheter, an atherectomy device, a stent delivery catheter, or the like. Devices can be mentioned.
第1挟持部材11は、第2挟持部材12とともに組をなし、ステント等を送達するカテーテルデバイス200(第1管状部材に相当)を挟持するように構成している。第1挟持部材11と第2挟持部材12は、先端側から基端側にかけてカテーテルデバイス200と接触する部分(接触面)を比較的多く確保するように構成している。第1挟持部材11と第2挟持部材12は、エラストマー等の比較的摩擦抵抗の高い材料を含むように構成することができる。これにより、第1保持部10によって保持した際のカテーテルデバイス200の長手方向Xへの移動を防止できる。
The
第1挟持部材11には図5等に示すツメ形状11aを設け、第2挟持部材12には第1挟持部材11のツメ形状11aと係合可能な嵌め込み部12aを設けることによって第1挟持部材11と第2挟持部材12とが接近した状態を維持できる。これにより、第1保持部10がカテーテルデバイス200を挟持した状態を維持することができる。
The
第2挟持部材12は、ヒンジ部13によって第1挟持部材11と接近離間可能に連結している。第2挟持部材12は、カテーテルデバイス200を挟持する際に高さ方向Zにおいて第1挟持部材11と隣接するように構成している。
The
第2挟持部材12は移動部20の構成部品を収容可能な空間を備える。第2挟持部材12は、本実施形態において直方体を中空にした箱型形状に構成し、これにより移動部20を構成するピニオン22を収容可能に構成している。ただし、ピニオン22を収容して移動部20を構成するベース23に対して第1保持部10を相対的に移動できれば、具体的な形状は上記に限定されない。
The
ヒンジ部13は、第2挟持部材12に対して第1挟持部材11を相対的に移動可能であるとともに着脱可能な部材の一例として構成している。ヒンジ部13は、第2挟持部材12に対して第1挟持部材11を回転させるように第1挟持部材11と第2挟持部材12とを回転可能に連結している。これにより、ヒンジ部13を回転軸として第1挟持部材11と第2挟持部材12とを回転方向に接近離間させることができる。第1保持部10は、図5に示すようにツメ形状11a、嵌め込み部12aとヒンジ部13とによって第1挟持部材11と第2挟持部材12とを開閉可能にし、脱着を容易に構成している。
The
目盛り部14は、移動部20に対する第1保持部10の相対的な移動距離(位置関係)の確認を容易にするために設けられる。目盛り部14は、第1保持部10を構成する第2挟持部材12の側面に目盛りを設けることによって構成している。目盛りは本実施形態において1mm間隔で設けているが、移動部20に対する第1保持部10の移動距離の確認が容易にできれば、0.1mm等の他の間隔であってもよい。また、目盛りは1mm間隔に加えて例えば5mm間隔毎に目盛りの大きさを変えるように構成してもよい。
The
(移動部)
移動部20は、第1保持部10及び第2保持部30のいずれか一方を固定し、他方を長手方向Xに移動可能に接続するように構成している。移動部20は、本実施形態において第1保持部10と別に設けている。移動部20は、第1保持部10によってカテーテルデバイス200を保持し、第2保持部30によってガイディングカテーテル300を保持した状態において第2保持部30を固定し、第1保持部10を長手方向Xに移動可能に構成している。移動部20は、図3、図4に示すようにラック21と、ピニオン22と、ベース23と、ダイヤル24と、目盛り部25と、を備える。
(Moving part)
The moving
ラック21は、第1保持部10を移動させる部位としてベース23に設けている。ラック21は、本実施形態においてベース23の上部に設けているが、第1保持部10を移動可能にできればベース23におけるラックの設置位置は上記に限定されない。
The
ピニオン22は、ラック21と係合可能に構成している。ピニオン22はラック21と係合しつつ回転可能であることによって第1保持部10をラック21に対して長手方向Xに段階的に移動可能に構成している。また、ピニオン22にはラッチ機構を設けてもよい。このように構成することによってクリック音により第1保持部10の移動部20に対する移動量を直感的に把握できる、又は把握しやすくできる。
The
ベース23はラック21を設置する部位として構成している。ベース23は、本実施形態において略直方体形状に構成しているが、第1保持部10を移動可能に構成できればベース23の具体的な形状は直方体に限定されない。ベース23は手術室の手術台等に載置できれば大きさは特に限定されないが、例えば長手方向Xの長さを20cm程度に構成できる。
The
ダイヤル24はピニオン22を回転可能に構成している。ダイヤル24は、ピニオン22を回転させることによってラック21に対するピニオン22の位置を相対的に移動させるために設けている。ダイヤル24は医療従事者等の使用者の手指によって把持可能に構成している。
The
ダイヤル24は本実施形態において略円柱形状に構成している。ただし、使用者の手指によって把持しやすければ、ダイヤル24の具体的な形状は円筒に限定されず、上記以外にも例えば円錐台形状等であってもよい。ダイヤル24は、ピニオン22に対して幅方向Yに離間して配置している。
The
また、ダイヤル24は、本実施形態においてピニオン22と同軸に構成している。ただし、ダイヤル24の操作によってピニオン22を回転できればダイヤルはピニオンと同軸でなくてもよい。
Further, the
目盛り部25は、移動部20に設けられ、移動部20に対する第1保持部10の移動距離(位置関係)の確認を容易にするために設けられる。目盛り部25は、本実施形態において移動部20を構成するベース23の側面であって第1保持部10を設置した際に目盛り部14と同一の側に設けるように構成している。また、目盛り部25は、目盛り部14と同様に例えば1mm間隔で設定することができる。
The
このように移動部20はいわゆる一軸タイプのステージとなるように構成している。このように構成することによって、目盛り部25を用いて第1保持部10の移動部20に対する迅速かつ細かな位置調整を容易に行うことができる。
In this way, the moving
(第2保持部)
第2保持部30は、第1保持部10の先端側に設けている。第2保持部30は、カテーテルデバイス200を挿通可能なガイディングカテーテル300(第2管状部材に相当)の基端部を保持するように構成している。第2保持部30は、図1、図2に示すように取り付け部31と、設置部32と、を備える。
(2nd holding part)
The
取り付け部31は、ガイディングカテーテル300等を取り付け可能に構成している。取り付け部31は、本実施形態において中空形状であって、中空形状の内側面がISO等に規定するルアーテーパ等を設けるように構成している。取り付け部31は、ガイディングカテーテル300等のハブと接続可能に構成している。
The
設置部32は、取り付け部31をベース23と連結するように構成している。設置部32は、本実施形態において断面が矩形状の中実形状を取り付け部31とベース23との間に設けることによって構成している。ただし、ベース23に取り付け部31を設置できれば、設置部の具体的な形状は上記に限定されない。
The
(使用方法)
次に本実施形態に係る医療装置100の使用方法について説明する。まず、医療従事者は生体に穿刺部位を形成し、穿刺部位にイントロデューサシースを配置する。
(how to use)
Next, a method of using the
そして、術者はイントロデューサシースからガイドワイヤを生体管腔に進入させて、造影画像等で確認しながら、目的部位まで進入させる。次に術者はガイドワイヤに沿わせてガイディングカテーテル300を挿入し、冠動脈にエンゲージさせる。医療従事者はこの時点でガイディングカテーテル300の基端部を医療装置100の第2保持部30に取り付ける。
Then, the surgeon inserts the guide wire from the introducer sheath into the living lumen and advances it to the target site while checking with a contrast image or the like. The surgeon then inserts the guiding
次に術者はガイディングカテーテル300の内腔に一例としてステントを送達するカテーテルデバイス200を挿入する。そして、カテーテルデバイス200を医療従事者の手指を用いて目的部位近傍まで移動させる。カテーテルデバイス200の先端が目的部位近傍まで移動できたら、医療従事者は、この状態でカテーテルデバイス200の基端部を第1保持部10の第1挟持部材11と第2挟持部材12とによって挟持した状態で保持させる。
The surgeon then inserts a
次に、医療従事者は移動部20のダイヤル24を回転させて第1保持部10を移動させることによって、第1保持部10が保持したカテーテルデバイス200を進退移動させる。このとき、目盛り部14、25を確認しつつ移動させることによってカテーテルデバイス200の細かな位置調整を行うことができる。カテーテルデバイス200を目的部位に位置決めできたら、医療従事者はステントの拡張・留置等の処置を行う。
Next, the medical staff rotates the
処置が終了したら、第1保持部10による保持を解除し、カテーテルデバイス200を生体管腔から抜去する。そして、第2保持部30による保持を解除し、ガイディングカテーテル300を生体管腔から抜去する。
When the procedure is completed, the holding by the first holding
以上説明したように本実施形態に係る医療装置100は生体管腔に挿入可能なカテーテルデバイス200と、カテーテルデバイス200を挿入可能なガイディングカテーテル300を併用する際に用いられる。医療装置100は第1保持部10と移動部20と第2保持部30とを有する。第1保持部10は生体管腔に挿入可能な長尺のカテーテルデバイス200の基端部を保持する。第2保持部30は第1保持部10の先端側においてガイディングカテーテル300の基端部を保持する。移動部20は、第1保持部10と第2保持部30のいずれか一方を固定し、他方を長手方向Xに移動可能に接続している。
As described above, the
カテーテルデバイス200を生体管腔に対して位置決めする際に医療従事者等の使用者は一方の手でガイディングカテーテル300を持ち、もう一方の手でカテーテルデバイス200をもってカテーテルデバイス200等を進退移動させる場合がある。医療従事者はカテーテルデバイス200を移動させる際に無意識のうちにガイディングカテーテル300を手元側に引き抜いてしまう場合があり、そのような場合ガイディングカテーテル300の生体管腔に対するエンゲージの位置がずれてしまう虞がある。また、目的部位である病変部にカテーテルデバイス200が差し掛かった際にはカテーテルデバイス200の先端にかかる抵抗が大きくなり、押し込む力に対して作用・反作用によりガイディングカテーテル300が移動してしまう場合がある。
When positioning the
これに対して上記のように医療装置100に第1保持部10と第2保持部30を設けることによって、手術中にガイディングカテーテル300等の医療器具の位置がずれてしまうことを防止できる。そのため、医療従事者がガイディングカテーテル300およびカテーテルデバイス200のような医療器具を併用する際の操作性を向上させることができる。
On the other hand, by providing the first holding
また、移動部20は第1保持部10を段階的に移動可能に構成している。これにより、第1保持部10によって保持されるカテーテルデバイス200を生体管腔に対して位置決めし易くすることができる。
Further, the moving
また、移動部20は、ラック21と、ラック21と係合するピニオン22とを備えるように構成している。これにより、第1保持部10によってカテーテルデバイス200を保持させた状態であれば、医療従事者が手指によりカテーテルデバイス200を保持しなくても第1保持部10によってカテーテルデバイス200を進退移動させることができる。
Further, the moving
また、移動部20は、ピニオン22を回転可能であって、使用者の手指によってラック21に対するピニオン22の位置を相対的に移動可能なダイヤル24を備えるように構成している。これにより、第1保持部10によってカテーテルデバイス200を保持させた状態であれば、医療従事者等の使用者が手指によってカテーテルデバイス200を保持しなくても、カテーテルデバイス200の生体管腔に対する位置を調整することができる。
Further, the moving
また、第1保持部10および移動部20には移動部20に対する第1保持部10の位置関係を示す目盛り部14、25を設けるように構成している。このように構成することによって、医療従事者等の使用者が第1保持部10に保持させたカテーテルデバイス200を進退移動させる際の移動量を把握しやすくすることができる。
Further, the first holding
また、第1保持部10によってカテーテルデバイス200を保持すると共に、第2保持部30によってガイディングカテーテル300を保持した状態において移動部20は第2保持部30を固定し、第1保持部10を長手方向Xに移動可能に接続している。このように構成することによって、手術中にガイディングカテーテル300等の医療器具の位置がずれてしまうことを防止できる。そのため、医療従事者がガイディングカテーテル300およびカテーテルデバイス200のような医療器具を併用する際の操作性を向上させることができる。
Further, in a state where the
また、第1保持部10はカテーテルデバイス200を保持する一組の第1挟持部材11と第2挟持部材12を備えるように構成している。そのため、医療従事者等の使用者が手技の最中にカテーテルデバイス200を少なくとも一時的に保持せずにすみ、操作性を向上させることができる。
Further, the first holding
また、第1保持部10は第2挟持部材12に対して第1挟持部材11を相対的に移動可能であるとともに着脱可能な部材を備える。当該部材は第2挟持部材12に対して第1挟持部材11を回転可能なヒンジ部13を備えるように構成している。これにより、医療従事者等の使用者が手指によってカテーテルデバイス200を保持しなくてもカテーテルデバイス200を保持した状態にすることができる。
Further, the first holding
また、第2保持部30の取り付け部31には、ルアーテーパを設けるように構成している。これにより、専用のアダプタ等を用いなくてもガイディングカテーテル300のような第2管状部材に一般の医療器具を使用することができる。
Further, the
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made within the scope of the claims.
図6は本発明の第1変形例に係る医療装置100Aを示す側面図である。図7は図6の7部分を示す拡大図である。
FIG. 6 is a side view showing the
上記ではカテーテルデバイス200を挟持する第1保持部10の第2挟持部材12にダイヤル24を設け、第2挟持部材12の内部にダイヤル24によって回転可能なピニオン22を収容し、ベース23にはピニオン22と係合可能なラック21を設けると説明した。
In the above, the
しかし、第1保持部10を移動部20に対して移動できれば、具体的な構成は上記に限定されない。上記以外にも図6、図7の医療装置100Aに示すように移動部20Aを構成するラック21Aを第2挟持部材12Aに設ける。移動部20Aを構成するベース23Aは上記と同様に高さ方向Zにおいて第1保持部10Aを構成する第2挟持部材12Aと隣接して配置する。
However, the specific configuration is not limited to the above as long as the first holding
移動部20Aを構成するピニオン22Aは、ベース23Aに回転可能に収容する。移動部20Aを構成するダイヤル24Aは、ベース23Aの外側面に回転可能に設ける。第1保持部10Aを構成する第1挟持部材11および第2保持部30等の構成は上記と同様であるため、説明を省略する。
The
このように構成することによって、ダイヤル24Aを回転させればピニオン22Aが回転し、ピニオン22Aと係合するラック21Aを設けた第1保持部10Aを移動させることができる。これにより、医療従事者等の使用者がカテーテルデバイス200とガイディングカテーテル300のような医療器具を併用する際の操作性を向上させることができる。
With this configuration, if the
図8、図9、図10は本発明の第2変形例に係る医療装置100Bを示す図である。上記ではツメ形状11aが嵌め込み部12aに嵌め込まれることによって第1挟持部材11と第2挟持部材12とが接近した状態を維持すると説明した。ただし、第1挟持部材と第2挟持部材とが接近した状態を維持できれば、具体的な形状は図5に限定されない。
8, 9, and 10 are views showing the
上記以外にも図10に示すように医療装置100Bのツメ形状に相当する係合部11bと被係合部12bのように構成することによって第1挟持部材11Bと第2挟持部材12Bとを接近した状態に維持してもよい。ツメ形状11aがヒンジ部13の回転軸に対して径方向の比較的内側を向くように構成していたのに対し、係合部11bはヒンジ部13Bに対して径方向の比較的外側を向くように構成している。
In addition to the above, as shown in FIG. 10, the
被係合部12bは、係合部11bがヒンジ部13Bを軸として回転する際の軌跡上に位置し、係合部11bと当接可能に構成している。被係合部12bは、第2挟持部材12Bの内壁面から突出するように構成している。被係合部12bは、ヒンジ部13Bの回転軸に対して径方向の比較的内側を向くように突出している。
The engaged
また、移動部20Bは図10に示すようにレール26を備え、第1保持部10Bはレール26に沿うスライダ15を備える。
Further, the moving
レール26は、ベース23Bに長手方向Xに沿う溝のような形状を設けることによって構成している。レール26は、図10に示すように長手方向X及び高さ方向Zによって形成される面を幅方向Yに凹ませた凹形状を対になるように設けて構成している。また、レール26を設けたベース23Bには使用者の手指によってレール26に対するスライダ15の位置を相対的に移動可能なダイヤル24Bを回転可能に設けている。
The
移動部20Bを構成するベース23Bに設置される第1保持部10Bは上述した実施形態と同様に長手方向Xに移動する。ベース23Bは、本変形例において医療従事者等の使用者によって持ち運びしやすいようにポータブルに構成している。具体的に言えば、移動部20は、重量が1kg以下、長手方向Xの長さが30cm以下および幅方向Yの寸法が30cm以下程度に構成できる。
The
スライダ15は、長手方向Xに延在し、レール26において対となる凹形状と係合する凸形状を対にして設けるように構成している。スライダ15は、図10に示すように第2挟持部材12Bにおいて幅方向Yの両側に向かって突出するように構成している。
The
なお、第1保持部10Bのその他の構成は、詳細な形状は異なるが、各構成の機能は上述と同様である。すなわち、第1保持部10Bは、カテーテルデバイス200を保持する一組の第1挟持部材11Bと第2挟持部材12Bを備える。そのため、詳細な説明を省略する。
The other configurations of the
また、移動部20Bのその他の構成であるラック21B、ピニオン22B、ベース23B、ダイヤル24B、目盛り部25Bについても詳細な形状は異なるが、各構成の機能は上述したものと同様である。さらに、保持部30Bを構成する取り付け部31Bおよび設置部32Bについても詳細な形状等は異なるが、各構成の機能は上述したものと同様である。そのため、詳細な説明を省略する。
Further, the rack 21B, the
以上のように本変形例では第1保持部10Bがカテーテルデバイス200を挟持する一組の第1挟持部材11Bと第2挟持部材12Bとを備える。そのため、医療従事者等の使用者が手技の最中にカテーテルデバイス200を少なくとも一時的に保持せずにすみ、操作性を向上させることができる。
As described above, in the present modification, the
また、移動部20Bはレール26を備え、第1保持部10Bはレール26に沿うスライダ15を備えるように構成している。このように構成することによって第1保持部10Bを安定して移動させることができる。なお、本変形例では第1保持部10Bを移動可能に構成したが、第2保持部を移動させる場合、第2移動部にスライダを設けてもよい。
Further, the moving
また、レール26を設けたベース23Bには使用者の手指によってレール26に対するスライダ15の位置を相対的に移動可能なダイヤル24Bを設けるように構成している。このように構成することによって、第1保持部10Bの位置を使用者の手指によって移動させることができる。
Further, the
また、ベース23Bを含む移動部20Bはポータブルであるように構成している。そのため、医療装置100の持ち運びを容易にすることができる。
Further, the moving
このように本変形例においても上記のように構成することによって、ガイディングカテーテルとカテーテルデバイスを併用して医療器具を操作する際の操作性を向上させることができる。 As described above, in this modified example as well, by configuring as described above, it is possible to improve the operability when operating the medical device by using the guiding catheter and the catheter device in combination.
また、上記実施形態では第2保持部30の取り付け部31にはガイディングカテーテル300のハブ等を接続すると説明したが、これに限定されない。上記以外にもガイディングカテーテル300はYコネクタ等の医療器具を介して取り付け部31に取り付ける場合も本発明の一実施形態に含まれる。
Further, in the above embodiment, it has been described that the hub or the like of the guiding
また、第1保持部10は上記においてダイヤル24を用いてピニオン22を医療従事者の手指によって回転させて移動させると説明したが、これに限定されない。上記以外にも移動部のダイヤルの代わりに例えば移動部20のベース23にモータを搭載してピニオンを回転させ、前進、後進、電源オフ等の状態をボタン等で切り替えることによって第1保持部10の移動を制御するように構成してもよい。
Further, although it has been described above that the
また、上記では移動部20が第1保持部10を段階的に移動可能にすると説明したが、手術中にガイディングカテーテル300等の医療器具の位置がずれることを防止できれば、これに限定されない。上記以外にも医療装置において第1保持部を固定し、第2保持部を移動部によって段階的に移動可能とする場合も本発明の一実施形態に含まれる。
Further, although it has been described above that the moving
また、上記では第1保持部の構成として第2挟持部材12に対して第1挟持部材を相対的に移動可能であって着脱可能な部材がヒンジ部13であると説明したが、これに限定されない。上記以外にも直進運動する弾性部材によって第1挟持部材と第2挟持部材を着脱可能に接続することによって、第1挟持部材と第2挟持部材とで第1管状部材を保持するように構成してもよい。より具体的に言えば上記弾性部材はバネなどを含み、第1挟持部材と第2挟持部材は各々弾性部材を取り付ける第1係合部と第2係合部を備える。弾性部材に係るバネ等は収縮時に第1係合部と第2係合部とが係合することによって第1保持部が第1管状部材の基端部を保持する場合も本発明の一実施形態に含まれる。
Further, in the above description, as the configuration of the first holding portion, the
100、100A 医療装置、
10、10A 第1保持部、
11 第1挟持部材、
12、12A 第2挟持部材、
13 ヒンジ部(回転部)、
14 目盛り部、
20、20A 移動部、
21 ラック、
22 ピニオン、
23 ベース、
24 ダイヤル、
25 目盛り部、
30 第2保持部、
31 取り付け部、
200 カテーテルデバイス(第1管状部材)、
300 ガイディングカテーテル(第2管状部材)、
X 長手方向。
100, 100A medical device,
10, 10A 1st holding part,
11 First holding member,
12, 12A 2nd holding member,
13 Hinge part (rotating part),
14 scales,
20, 20A moving part,
21 racks,
22 pinion,
23 base,
24 dials,
25 scales,
30 Second holding part,
31 Mounting part,
200 Catheter device (first tubular member),
300 Guiding Catheter (2nd Tubular Member),
X Longitudinal direction.
Claims (12)
前記第1管状部材の基端部を保持する第1保持部と、
前記第1保持部の先端側に、前記第2管状部材の基端部を保持する第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部のいずれかが固定され、一方が長手方向に移動可能に接続された移動部と、を備える医療装置。 A medical device for using a long first tubular member that can be inserted into a living lumen and a second tubular member into which the first tubular member can be inserted.
A first holding portion that holds the base end portion of the first tubular member,
On the tip end side of the first holding portion, a second holding portion that holds the base end portion of the second tubular member, and
A medical device including a moving portion in which either the first holding portion or the second holding portion is fixed and one is movably connected in the longitudinal direction.
前記第1保持部又は前記第2保持部は、前記レールに沿うスライダを備える請求項1に記載の医療装置。 The moving part is provided with rails.
The medical device according to claim 1, wherein the first holding portion or the second holding portion includes a slider along the rail.
The medical device according to any one of claims 1 to 11, wherein the moving unit is portable.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020052931A JP2021151378A (en) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | Medical device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020052931A JP2021151378A (en) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | Medical device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021151378A true JP2021151378A (en) | 2021-09-30 |
Family
ID=77886815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020052931A Pending JP2021151378A (en) | 2020-03-24 | 2020-03-24 | Medical device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021151378A (en) |
-
2020
- 2020-03-24 JP JP2020052931A patent/JP2021151378A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102545869B1 (en) | shaft operating handle | |
US11291515B2 (en) | Device for automatically inserting and manipulating a medical tool into and within a bodily lumen | |
JP4575367B2 (en) | Implant device and its use | |
RU2361627C2 (en) | Applicator for implant introduction | |
US6752753B1 (en) | Brachytherapy instrument and methods | |
US8092468B2 (en) | Deployment handle for an implant deployment device | |
JP5089976B2 (en) | Adjustable and separate stent deployment device | |
US9861739B2 (en) | Systems and methods for accessing the lumen of a vessel | |
CN110248610B (en) | Locking articulating robotic surgical tools | |
JP2004154485A (en) | Trans-endoscopic medical implement | |
US20120190970A1 (en) | Apparatus and method for stabilizing a needle | |
EP2470127A1 (en) | Implantation device with handle and method of use thereof | |
JP2006520653A (en) | Stereotaxic biopsy adapter assembly | |
WO2023109191A1 (en) | Simple slave-side operating device for interventional surgery robot | |
JP2017164423A (en) | Catheter assembly | |
CN114732528A (en) | Intervene operation robot from end device | |
EP3578144A1 (en) | Device and method for safely positioning a coronary stent in the coronary arteries | |
CN116234515A (en) | Haptic feedback for aligning robotic arms | |
JP2021151378A (en) | Medical device | |
CA3056022A1 (en) | Adjustable endoscopic locks | |
CN116636921A (en) | Treatment tool | |
CN219461560U (en) | Prosthesis delivery device and prosthesis system | |
EP4079366A1 (en) | Device for automatically inserting and manipulating a medical tool into and within a bodily lumen | |
WO2021209809A1 (en) | Office endoscope | |
WO2021113085A1 (en) | Image-guided tissue access device |