JP2021151295A - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能なゴルフクラブヘッド及びそれを備えるゴルフクラブを提供することを課題とする。【解決手段】本発明の一態様に係るゴルフクラブヘッドは、シャフトに取り付け可能なヘッド本体と、前記ヘッド本体に設けられ、ウェイトを取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部とを備えるゴルフクラブヘッドであって、前記複数の取り付け位置が、前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸から等距離をなす経路上にある。【選択図】図1

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブに関する。
ゴルフクラブヘッドとして、位置変更可能にウェイトを取り付けることができるものが使用されている。プレーヤーは、自身の好みに応じてウェイトを調整することで、打球の弾道の高低、左右の方向性の調整、操作性を調整することができる。
例えばゴルフクラブヘッドにおけるシャフトの軸線を中心とする仮想円筒面上に位置する複数の取り付け位置のいずれかに錘部材(ウェイト)を固定することにより、この錘部材の位置をシャフトの軸線から等距離で変更可能なものが提案されている(特開2010−148702号公報参照)。
特開2010−148702号公報
前記ゴルフクラブヘッドでは、錘部材の位置を変更することで重心角を変更することができ、この重心角の変更によってフェース面の角度を変更することができる。しかし、このゴルフヘッドでは、重心角の変更によってプレーヤーが意図しない打球の弾道(曲がり具合)が生じるおそれがある。
本発明は、前記事情に鑑み、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能なゴルフクラブヘッド及びそれを備えるゴルフクラブを提供することを課題とする。
前記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係るゴルフクラブヘッドは、シャフトに取り付け可能なヘッド本体と、前記ヘッド本体に設けられ、ウェイトを取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部とを備えるゴルフクラブヘッドであって、前記複数の取り付け位置が、前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸から等距離をなす経路上にある。
前記ウェイト取付部が、前記ウェイトを案内可能であって前記経路上に延在するレール部を有し、前記ウェイトが前記レール部と移動可能に係合され、かつ前記レール部の任意の位置で固定されるよう構成されることが好ましい。
前記ウェイト取付部が、前記ウェイトと係合可能であって前記経路上に互いに間隔を空けて配置される複数の係合部を有し、前記ウェイトが前記複数の係合部のいずれかと係合されるよう構成されることが好ましい。
前記ウェイト取付部における任意の取り付け位置に前記ウェイトが取り付けられた状態で、かつ前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントが、5500g・cm以上であることが好ましい。
前記取り付け位置が変更されるときの前記慣性モーメントの最小値に対する最大値の差が、前記最小値の5%以内であることが好ましい。
前記課題を解決するためになされた本発明の他の一態様に係るゴルフクラブは、シャフトと、このシャフトに取り付け可能なゴルフクラブヘッドと、このゴルフクラブヘッドに取り付け可能なウェイトとを備えるゴルフクラブであって、前記ゴルフクラブヘッドが、前記シャフトに取り付け可能なヘッド本体と、前記ヘッド本体に設けられ、前記ウェイトを取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部とを有し、前記複数の取り付け位置が、前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸から等距離をなす経路上にある。
なお、「ライ角度」とは、シャフト中心軸の水平面に対する角度を意味する。「ヘッド本体の重心」とは、ウェイトが取り付けられていない状態でのヘッド本体の重心を意味する。「垂直軸」とは、前記水平面に垂直な軸を意味する。「取り付け位置が垂直軸から等距離にある」とは、取り付け位置が垂直軸から全く等しい距離にあることの他、垂直軸から5%以内で異なる距離にあることを意味する。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、前記取り付け位置が前記重心を通る垂直軸から等距離にあることで、慣性モーメントの変化を抑制しつつ重心角を変更することができるため、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整することが可能である。本発明に係るゴルフクラブは、前記ゴルフクラブヘッドを備えているため、前記と同様、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整することが可能である。
本発明の第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドがライ角度60°に据えられた状態を示す模式的斜視図である。 図1のゴルフクラブヘッドを図1の上方から視た模式的平面図である。 重心角を説明するための模式図である。 本発明の第3実施形態に係るゴルフクラブヘッドを図1の下方と同方向から視た模式的平面図である。 本発明の第5実施形態に係るゴルフクラブヘッドを図2と同方向から視た模式的平面図である。 本発明の第7実施形態に係るゴルフクラブヘッドを図4と同方向から見た模式的平面図である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。以下の実施形態では、当該ゴルフクラブヘッドとしてウッド型のゴルフクラブヘッドを例に挙げて示すが、当該ゴルフクラブヘッドは、アイアン型のゴルフクラブヘッド、ユーティリティ型(ハイブリッド型)のゴルフクラブヘッド等であってもよい。
[第1実施形態]
<ゴルフクラブヘッド>
図1及び図2に、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド1を示す。
図1に示すように、当該ゴルフクラブヘッド1は、シャフト50に取り付け可能なヘッド本体2と、前記ヘッド本体2に設けられ、ウェイト40を取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部10とを備える。当該ゴルフクラブヘッド1は、さらにウェイト40を備える。当該ゴルフクラブヘッド1は、さらに第1充填部材(不図示)を備える。図1では、当該ゴルフクラブヘッド1がシャフト50に取り付けられた状態を示す。
なお、図1では、シャフト50が60°のライ角度に据えられた状態、すなわちシャフト50の中心軸S(図3参照)の水平面に対する角度が60°になるように据えられた状態での当該ゴルフクラブヘッド1を模式的に示す。図2は、図1に示す状態の当該ゴルフクラブヘッドを図1の上方から模式的に示す。
(ヘッド本体)
ヘッド本体2は、シャフト50に取り付け可能なものである。ヘッド本体2は、フェース部(打球面)3と、ソール部(底面)4と、クラウン部(上面)5と、シャフト50が挿入固定されるシャフト穴6を有するホーゼル部7とを備える。本実施形態では、ヘッド本体2のクラウン部5に、ウェイト取付部10が設けられる。
ヘッド本体2の材質としては、例えばステンレス鋼、チタン合金、アルミニウム合金、タングステン等を挙げることができる。また、ヘッド本体2は、一部が異なる材質から形成されてもよい。
(ウェイト取付部)
図1及び図2に示すように、本実施形態では、ヘッド本体2のクラウン部5にウェイト取付部10が設けられる。ウェイト取付部10は、シャフト50が60°のライ角度に据えられた状態(図1の状態)でのヘッド本体2の重心G1を通る垂直軸L1から等距離をなす経路P1上にある。重心G1は、ヘッド本体2にウェイト40が取り付けられていない状態でのヘッド本体2の重心である。
本実施形態では、ウェイト取付部10が、ウェイト40を案内可能であって経路P1上に延在するレール部11を有し、ウェイト40がレール部11と移動可能に係合され、かつレール部11の任意の位置で固定されるように構成される。
レール部11は、ヘッド本体2のクラウン部5に、横断面が凹状となるよう溝形状に形成され、前記の通り、ライ角度が60°になるように当該ゴルフクラブヘッド1が据えられた状態で、平面視で重心G1を中心とする円弧形状となるように形成される。図2に示すように、レール部11は、長手方向(円弧の延在方向)に沿った底面部11aと、この底面部11aの幅方向(長手方向に垂直な方向、すなわち円弧の径方向)両端縁からそれぞれ上方に(例えば底面部11aに垂直に)、かつ長手方向に沿って延びる2の側面部11bとを有する。2の側面部11bは、互いに平行に配置される。
図2では、底面部11a(すなわちレール部11)は、平面視でその幅方向(径方向)中央が、重心G1を中心とする円弧形状を描くように形成される。この幅方向中央が描く軌跡が経路P1であり、垂直軸L1と経路P1との距離が前記円弧の半径Rに相当する。この経路P1の半径をR[mm]とし、レール部11の幅をX[mm]とすると、レール部11の幅方向両端縁(径方向外側端縁及び内側端縁)の半径は、Rに対して、レール部11の幅Xの1/2の長さを足した長さ(R+X/2)、及び引いた長さ(R−X/2)となる。
なお、前述したように、経路P1が垂直軸L1から等距離にあることには、経路P1に含まれるレール部11の全ての幅方向(径方向)中央位置が垂直軸L1から全く等しい距離にあることの他、経路P1における任意の前記幅方向中央位置が垂直軸L1から5%以内で異なる距離にある場合も包含される。
両側面部11bには、前記長手方向に沿って延びる係合溝13がそれぞれ形成される。これら係合溝13は、底面部11aと平行に形成される。これら係合溝13は、後述するウェイト40の各係合片部40bと係合し、ウェイト40を前記長手方向に案内可能に形成される。
<ウェイト>
ウェイト40は、重心角を調整するためのものである。ウェイト40は、ヘッド本体2に設けられたウェイト取付部10、ここではレール部11に取り付けられることが可能なものである。ウェイト40は、その主体をなす本体部40aと、レール部11の両側面部11bの各係合溝13に係合可能な2の係合片部40bと、本体部40aをレール部11に固定するための第1固定部40cとを有する。
本体部40aは、レール部11の両側面部11bを摺動することが可能に形成される。この本体部40aには、第1固定部40cが螺合しつつ貫通可能なネジ孔が形成される。
各係合片部40bは、レール部11の両側面部11bの各係合溝13と係合し、この各係合溝13に案内されることができるように、平面視で本体部40から前記長手方向に垂直な方向の両外側に突出するように形成される。
第1固定部40cは、例えば先端に平坦部を有するネジ(雄ネジ)によって形成される。この第1固定部40cは、本体部40aのネジ孔に螺合しつつこれを貫通するように形成される。この第1固定部40cは、これをねじ込むことで、その先端がレール部11の底面部11aを押圧し、この押圧により、各係合片部40bが各係合部31bに固定される(ウェイト40がレール部11に固定される)ように形成される。
ウェイト40の密度は、ヘッド本体2の密度よりも大きいことが好ましい。このようにウェイト40の密度がヘッド本体2の密度よりも大きいことで、ウェイト40の取り付け位置を変更したときの重心角の変化量をより大きくすることができる。このように重心角の変化量が大きい場合であっても、ウェイト40の複数の取り付け位置が経路P1上にあることで、取り付け位置の変更による慣性モーメントの変化を抑制することができる。
<第1充填部材>
当該ゴルフクラブヘッド1は、レール部11におけるウェイト40が取り付けられていない領域に充填される第1充填部材(不図示)をさらに備え、前記第1充填部材の質量がウェイト40の質量よりも小さいことが好ましい。また、第1充填部材の比重が、ヘッド本体2の比重以下であることが好ましい。例えば、このような第1充填部材の形成材料としては、例えばヘッド本体2の形成材料がチタンである場合には、チタンの他、樹脂、マグネシウム、アルミニウム等が挙げられる。
レール部11におけるウェイト40が取り付けられていない領域に第1充填部材が充填されることで、外部環境からレール部11内に砂、ゴミ等が入り込むことを抑制することができる。また、第1充填材料がウェイト40よりも軽いため、第1充填材料が慣性モーメントに及ぼす影響を低減することができる。
レール部11の長さ、幅、深さといった寸法は、特に限定されず適宜設定される。例えば、レール部11の寸法は、所望の重心角の変化量が得られるよう、適宜設定され得る。
<重心角の調整>
例えば図3に示すように、シャフト50が取り付けられている一方、ウェイト40が取り付けられていない状態のゴルフクラブヘッド1において、このゴルフクラブヘッド1がシャフト50周りに回転自在な状態でシャフト50を水平に支持したとき、シャフト50の中心軸S方向に視て、この中心軸Sを通る鉛直方向の仮想直線と、フェース部3(打球面)の延在方向とがなす角度が重心角θである。このとき、ウェイト40が取り付けられていない状態での当該ゴルフックラブヘッド1の重心G1は、前記鉛直方向の仮想直線上に存在する。なお、通常、フェース部3は平面ではないため、フェース部3の延在方向は、フェース3中央のリーディングエッジの接線方向を基準(フェース部3の延在方向)とする。
この状態から、レール部11内にウェイト40を挿入すると共に、各側面部11bの各係合溝13内にウェイト40の各係合片部40bを挿入する。これにより、レール部11内において、各係合溝13によって各係合片部40bが案内されながら、レール部11の長手方向にウェイト40が移動可能(位置変更可能)に取り付けられる。各係合片部40bがレール部11の各係合溝13と係合しつつウェイト40がレール部11内に挿入されることで、ウェイト40がレール部11から脱落することなくこのレール部11内を移動可能となる。
次いで、ウェイト40をレール部11における任意の取り付け位置に移動させ、第1固定部40cをねじ込むことで、その位置にてウェイト40が固定される。この取り付け位置に応じて、図3に示す状態から、当該ゴルフクラブヘッド1の重心(ウェイト40を取り付け後の重心)の位置が変化するため(不図示)、この変化に応じて重心角θが変更される。
一方、このようにウェイト40が取り付けられたこの状態から、第1固定部40cのねじ込みを緩めることで、ウェイト40の固定が解除され、レール部11内でウェイト40が移動可能となる。それまでの取り付け位置とは異なる任意の取り付け位置にウェイト40を移動し、第1固定部40cをねじ込むことで、ウェイト部40が再度固定される。このウェイト40の取り付け位置の変更に応じて当該ゴルフクラブヘッド1の重心(ウェイト40を取り付けた状態でのゴルフクラブヘッドの重心)の位置が変化し、この変化に応じて重心角θが変更される。
本実施形態では、レール部11に対するウェイト40の取り付け位置が重心G1を通る垂直軸L1から等距離(半径R)をなす経路P1上にあることで、重心角θを変更すべくウェイト40の取り付け位置を変更した場合、慣性モーメントの変化を低減することができる。
ウェイト取付部10(ここではレール部11)における任意の取り付け位置にウェイト40が取り付けられた状態で、かつシャフト50が60°のライ角度に据えられた状態でのヘッド本体2の重心G1を通る垂直軸L1周りの慣性モーメントの下限としては、5500g・cmが好ましく、5700g・cmがより好ましく、5800g・cmがさらに好ましい。前記慣性モーメントが前記下限に満たない場合、オフセンターヒット時の飛距離の落ち幅が大きくなり、その結果、ヘッド本体2がミスショットに弱いものとなるおそれがある。一方、前記慣性モーメントは大きい程良く、その上限は特に限定されるものではない。この慣性モーメントの上限は、例えば用具ルール等によって制限される場合があり得る。このような場合には、前記慣性モーメントの上限は、用具ルール等に応じて適宜設定されればよい。例えば用具ルールにて前記慣性モーメントの上限が5900+100g・cm(すなわち、6000g・cm)と定められているような場合には、その用具ルールに適合すべく、その用具ルールに応じて、前記慣性モーメントの上限が6000g・cmに設定され得る。
前記取り付け位置が変更されるときの前記慣性モーメントの最小値に対する最大値の差としては、前記最小値の5%以内が好ましく、3%以内がより好ましく、2%以内がさらに好ましい。前記差が前記範囲を超える場合、複数の取り付け位置のうち前記慣性モーメントが他よりも小さい取り付け位置が発生し、この取り付け位置にウェイト40が取り付けられたときに、オフセンターヒット時の飛距離の落ち幅が大きくなり、その結果、ヘッド本体2がミスショットに弱いものとなるおそれがある。
<利点>
当該ゴルフクラブヘッド1は、ウェイト40の取り付け位置が重心G1を通る垂直軸L1から等距離(ここでは半径R)であることによって、重心角θを変更すべくウェイト40の取り付け位置を変更した場合に、変更の前後で慣性モーメントの変化を低減することができる。従って、当該ゴルフクラブヘッド1は、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第2実施形態]
<ゴルフクラブ>
本実施形態のゴルフクラブは、シャフト50と、前述した当該ゴルフクラブヘッド1とを備える。シャフト50は、特に限定されず、従来公知のシャフト50を採用し得る。当該ゴルフクラブヘッド1は、前述した通りである。従って、本実施形態のゴルフクラブの詳細な説明を省略する。
<利点>
本実施形態のゴルフクラブは、当該ゴルフクラブヘッド1を備えるため、前述の通り、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第3実施形態]
図4に、本発明の別の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド1’を示す。当該ゴルフクラブヘッド1’は、シャフト50(図1参照)に取り付け可能なヘッド本体2と、前記ヘッド本体2に設けられ、ウェイト40を取り付けるための複数の取り付け位置を有するウェイト取付部10とを備える。当該ゴルフクラブヘッド1’は、さらにウェイト40を備える。当該ゴルフクラブヘッド1’は、さらに第1充填部材(不図示)を備える。
本実施形態のゴルフクラブヘッド1’では、ウェイト取付部10が、ヘッド本体2のソール部4に設けられる。それ以外の構成は、前述した第1実施形態と同じである。従って、ゴルフクラブヘッド本体1’の詳細な説明を省略する。
<利点>
当該ゴルフクラブヘッド1’は、ウェイト40の取り付け位置が重心G1を通る垂直軸L1から等距離(ここでは半径R)であることによって、重心角θを変更すべくウェイト40の取り付け位置を変更した場合に、変更の前後で慣性モーメントの変化を低減することができる。従って、当該ゴルフクラブヘッド1’は、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第4実施形態]
<ゴルフクラブ>
本実施形態のゴルフクラブは、シャフト50と、前述した当該ゴルフクラブヘッド1’とを備える。シャフト50は、特に限定されず、従来公知のシャフト50を採用し得る。当該ゴルフクラブヘッド1’は、前述した通りである。従って、本実施形態のゴルフクラブの詳細な説明を省略する。
<利点>
本実施形態のゴルフクラブは、当該ゴルフクラブヘッド1’を備えるため、前述の通り、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第5実施形態]
<ゴルフクラブヘッド>
図5に、本発明の別の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド20を示す。当該ゴルフクラブヘッド20は、シャフト50(図1参照)に取り付け可能なヘッド本体2と、前記ヘッド本体2に設けられ、ウェイト45を取り付けるための複数の取り付け位置を有するウェイト取付部30とを備える。当該ゴルフクラブヘッド20は、さらにウェイト45を備える。当該ゴルフクラブヘッド20は、さらに第2充填部材(不図示)を備える。
なお、図5は、図1と同様にシャフト50が60°のライ角度に据えられた状態、すなわちシャフト50の中心軸S(図3参照)の水平面に対する角度が60°になるように据えられた状態での当該ゴルフクラブヘッド20を上方から模式的に示す。
(ヘッド本体)
本実施形態では、ヘッド本体2のクラウン部5にウェイト取付部30が設けられる。それ以外のヘッド本体2の構成は第1実施形態と同じであるため、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
(ウェイト取付部)
本実施形態では、ヘッド本体2のクラウン部5にウェイト取付部30が設けられる。ウェイト取付部30は、シャフト50が60°のライ角度に据えられた状態(図1参照)でのヘッド本体2の重心G2を通る垂直軸L2から等距離をなす経路P2上にある。重心G2は、ヘッド本体2にウェイト45が取り付けられていない状態でのヘッド本体2の重心である。
本実施形態では、ウェイト取付部30が、ウェイト45と係合可能であって経路P2上に互いに間隔を空けて配置される複数の係合部31を有し、ウェイト45が複数の係合部31のいずれかと係合されるよう構成される。
複数の係合部31は、本実施形態では、ヘッド本体2のクラウン部5に形成される。複数の係合部31は、それぞれウェイト45と係合可能であればよく、特に限定されない。例えば複数の係合部31は、凹み穴形状に形成される。これら複数の係合部31は、前記の通り、ライ角度が60°になるように当該ゴルフクラブヘッド20が据えられた状態で、平面視で重心G2を中心とする円弧形状の軌跡上に配置されるように形成される。係合部31は、例えば平面視で円形状、多角形状等(図5では円形)の底面部31aと、この底部部31aの周縁から上方に(例えば底面部31aに垂直に)延びる側面部31aと、底面部31aに形成されるネジ孔部31cとを有する。各係合部31は、同じ形状、同じ寸法に形成される。
図5では、複数の係合部31は、平面視でその各中心(径方向中央)が、重心G2を中心とする円弧形状を描くように配置される。このように前記各中心が描く軌跡が経路P2であり、垂直軸L2と経路P2との距離が半径Rに相当する。このように経路P2の半径をRと[mm]とし、各係合部31の径方向の幅(図5では直径)をX[mm]とすると、各係合部31における重心G2から最も離れた端縁(径方向外側端縁)同士が描く円弧の半径は、Rに、係合部31の幅Xの1/2の長さを足した長さ(R+X/2)となり、各係合部31における重心G2に最も近い端縁(径方向内側端縁)同士が描く円弧の半径は、Rから、係合部31の幅Xの1/2の長さを引いた長さ(R−X/2)となる。
なお、前述したように、経路P2が垂直軸L2から等距離にあることには、経路P2に含まれる全ての係合部31の中心位置が垂直軸L2から全く等しい距離にあることの他、経路P2における任意の係合部31の中心位置が垂直軸L2から5%以内で異なる距離にある場合も包含される。
(ウェイト)
ウェイト45は、重心角を調整するためのものである。ウェイト45は、ヘッド本体2に設けられたウェイト取付部30、ここでは複数の係合部31に取り付けられることが可能なものである。本実施形態では、ウェイト45は、複数の係合部31において異なる係合部31に取り付けられることで、任意の位置で固定されるように構成される。ウェイト45は、ウェイト45の主体をなす本体部45aと、この本体部45aを任意の一の係合部31に固定するための第2固定部45bとを有する。
本体部45aは、係合部31に挿入されることが可能に形成される。この本体部45aには、第2固定部45bが螺合しつつ貫通可能なネジ孔が形成される。
第2固定部45bは、例えば係合部31のネジ孔部31cに螺合可能なネジ(雄ネジ)によって形成される。この第2固定部45bは、本体部45aのネジ孔に螺合しつつこれを貫通するように形成される。この第2固定部45bは、これを係合部31のネジ孔部31cにねじ込むことで、ウェイト45が任意の一の係合部31に固定されるように形成される。
前記第1実施形態と同様、ウェイト45の密度は、ヘッド本体2の密度よりも大きいことが好ましい。このようにウェイト45の密度がヘッド本体2の密度よりも大きいことで、ウェイト45の取り付け位置を変更したときの重心角の変化量をより大きくすることができる。このように重心角の変化量が大きい場合であっても、ウェイト45の複数の取り付け位置が経路P2上にあることで、取り付け位置の変更による慣性モーメントの変化を抑制することができる。
(第2充填部材)
当該ゴルフクラブヘッド20は、複数の係合部31のうちウェイト45が取り付けられていない係合部31に充填される第2充填部材をさらに備え、この第2充填部材の質量がウェイト45の質量よりも小さいことが好ましい。また、第2充填部材の比重が、ヘッド本体2の比重以下であることが好ましい。例えば、このような第2充填部材の形成材料としては、例えばヘッド本体2の形成材料がチタンである場合には、チタンの他、樹脂、マグネシウム、アルミニウム等が挙げられる。
複数の係合部31におけるウェイト45が取り付けられていない領域に第2充填部材が充填されることで、外部環境から係合部31内に砂、ゴミ等が入り込むことを抑制することができる。また、第2充填材料がウェイト45よりも軽いため、第2充填材料が慣性モーメントに及ぼす影響を低減することができる。
複数の係合部31の大きさ、深さといった寸法、数量及び間隔等は、特に限定されず適宜設定される。例えば、これらは、所望の重心角の変化量が得られるよう、適宜設定され得る。
<重心角の調整>
前述した第1実施形態で述べたのと同様、ウェイト取付部30におけるウェイト45の取り付け位置を変更することで、重心角を変更することができる。
本実施形態では、複数の係合部31における任意の一の係合部31にウェイト45を挿入し、ウェイト45の第2固定部45bを前記係合部31のネジ孔部31cにねじ込むことで、ウェイト45を前記係合部31に取り付けることができる。この取り付け位置に応じて、前述した図3に示すような状態から、当該ゴルフクラブヘッド20の重心(ウェイト45を取り付け後の重心)の位置が変化するため(不図示)、この変化に応じて重心角θが変更される。
一方、このようにウェイト45が取り付けられた状態から、第2固定部45bのねじ込みを緩めることで、ウェイト45の固定が解除され、ウェイト45を取り外して移動可能となる。それまでの取り付け位置とは異なる取り付け位置の任意の係合部31にウェイト45を挿入し、第2固定部45bをねじ込むことで、ウェイト45が再度固定される。このウェイト45の取り付け位置の変更に応じて当該ゴルフクラブヘッド20の重心(ウェイト45を取り付けた状態でのゴルフクラブヘッドの重心)の位置が変化し、この変化に応じて重心角θが変更される。
本実施形態では、複数の係合部31に対するウェイト45の取り付け位置が重心G2を通る垂直軸L2から等距離(半径R)にあることで、重心角θを変更すべくウェイト45の取り付け位置を変更した場合、慣性モーメントの変化を低減することができる。
本実施形態においても、前述した第1実施形態と同様、ウェイト取付部30(ここでは複数の係合部31)における任意の取り付け位置にウェイト45が取り付けられた状態で、かつシャフト50が60°のライ角度に据えられた状態でのヘッド本体2の重心G2を通る垂直軸L2周りの慣性モーメントの下限としては、5500g・cmが好ましく、
5700g・cmがより好ましく、5800g・cmがさらに好ましい。前記慣性モーメントが前記下限に満たない場合、オフセンターヒット時の飛距離の落ち幅が大きくなり、その結果、ヘッド本体2がミスショットに弱いものとなるおそれがある。一方、前記慣性モーメントは大きい程良く、その上限は特に限定されるものではない。この慣性モーメントの上限は、例えば用具ルール等によって制限される場合があり得る。このような場合には、前記慣性モーメントの上限は、用具ルール等に応じて適宜設定されればよい。例えば用具ルールにて前記慣性モーメントの上限が5900+100g・cm(すなわち、6000g・cm)と定められているような場合には、その用具ルールに適合すべく、その用具ルールに応じて、前記慣性モーメントの上限が6000g・cmに設定され得る。
本実施形態においても、前述した第1実施形態と同様、前記取り付け位置が変更されるときの前記慣性モーメントの最小値に対する最大値の差としては、前記最小値の5%以内が好ましく、3%以内がより好ましく、2%以内がさらに好ましい。前記差が前記範囲を超える場合、複数の取り付け位置のうち前記慣性モーメントが他よりも小さい取り付け位置が発生し、この取り付け位置にウェイト45が取り付けられたときに、オフセンターヒット時の飛距離の落ち幅が大きくなり、その結果、ヘッド本体2がミスショットに弱いものとなるおそれがある。
<利点>
当該ゴルフクラブヘッド20は、ウェイト45の取り付け位置が重心G2を通る垂直軸L2から等距離(ここでは半径R)であることによって、重心角θを変更すべくウェイト45の取り付け位置を変更した場合に、変更の前後で慣性モーメントの変化を低減することができる。従って、当該ゴルフクラブヘッド20は、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第6実施形態]
<ゴルフクラブ>
本実施形態のゴルフクラブは、シャフト50と、前述した当該ゴルフクラブヘッド20とを備える。シャフト50は、特に限定されず、従来公知のシャフト50を採用し得る。当該ゴルフクラブヘッド20は、前述した通りである。従って、本実施形態のゴルフクラブの詳細な説明を省略する。
<利点>
本実施形態のゴルフクラブは、当該ゴルフクラブヘッド20を備えるため、前述の通り、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第7実施形態]
図6に、本発明の別の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド20’を示す。当該ゴルフクラブヘッド20’は、シャフト50(図1参照)に取り付け可能なヘッド本体2と、前記ヘッド本体2に設けられ、ウェイト45を取り付けるための複数の取り付け位置を有するウェイト取付部30とを備える。当該ゴルフクラブヘッド20’は、さらにウェイト45を備える。当該ゴルフクラブヘッド20’は、さらに第2充填部材(不図示)を備える。
本実施形態のゴルフクラブヘッド20’では、ウェイト取付部30が、ヘッド本体2のソール部4に設けられる。それ以外の構成は、前述した第5実施形態と同じである。従って、ゴルフクラブヘッド本体20’の詳細な説明を省略する。
<利点>
当該ゴルフクラブヘッド20’は、ウェイト45の取り付け位置が重心G2を通る垂直軸L2から等距離(ここでは半径R)であることによって、重心角θを変更すべくウェイト45の取り付け位置を変更した場合に、変更の前後で慣性モーメントの変化を低減することができる。従って、当該ゴルフクラブヘッド20’は、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[第8実施形態]
<ゴルフクラブ>
本実施形態のゴルフクラブは、シャフト50と、前述した当該ゴルフクラブヘッド20’とを備える。シャフト50は、特に限定されず、従来公知のシャフト50を採用し得る。当該ゴルフクラブヘッド20’は、前述した通りである。従って、本実施形態のゴルフクラブの詳細な説明を省略する。
<利点>
本実施形態のゴルフクラブは、当該ゴルフクラブヘッド20’を備えるため、前述の通り、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整可能である。
[その他の実施形態]
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
例えば前記第1〜第4実施形態では、レール部11の各係合溝13とウェイト40の各係合片部40bとの係合によりウェイト40をレール部11から脱落しないように移動可能である場合について説明したが、レール部11にウェイト40を移動可能に取り付ける方法は、前記実施形態に特に限定されない。また、レール部11の任意の取り付け位置へのウェイト40の固定方法も特に限定されない。
例えば前記第5〜第8実施形態では、係合部31とウェイト45との係合として、ネジ孔部31cと第2固定部45bとの螺合を用いる場合について説明したが、係合部31とウェイト45とを係合する方法は、前記実施形態に特に限定されない。
前記第1実施形態では、当該ゴルフクラブヘッドがシャフトに取り付けられた場合について説明したが、当該ゴルフクラブヘッドは、シャフトに取り付け可能であればよく、取り付けられる前の状態であってもよい。
本発明に係るゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブは、打球の弾道をプレーヤーが意図する弾道に近づくよう調整することが可能である。従って、これらは、操作性に優れる種々のゴルフクラグヘッド及びゴルフクラブとして好適に利用することができる。
1、1’、20、20’ ゴルフクラブヘッド
2 ヘッド本体
3 フェース部
4 ソール部
5 クラウン部
6 シャフト穴
7 ホーゼル部
10、30 ウェイト取付部
11 レール部
11a 底面部
11b 側面部
13 係合溝
31 係合部
31a 底面部
31b 側面部
31c ネジ孔部
40、45 ウェイト
40a 本体部
40b 係合片部
40c 第1固定部
45a 本体部
45b 第2固定部
50 シャフト
G1、G2 ウェイトが取り付けられていない状態でのヘッド本体の重心
L1、L2 垂直軸
P1、P2 経路
S シャフトの中心軸
R 距離(半径)
θ 重心角

Claims (6)

  1. シャフトに取り付け可能なヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に設けられ、ウェイトを取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部と
    を備えるゴルフクラブヘッドであって、
    前記複数の取り付け位置が、前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸から等距離をなす経路上にあるゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ウェイト取付部が、前記ウェイトを案内可能であって前記経路上に延在するレール部を有し、
    前記ウェイトが前記レール部と移動可能に係合され、かつ前記レール部の任意の位置で固定されるよう構成された請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記ウェイト取付部が、前記ウェイトと係合可能であって前記経路上に互いに間隔を空けて配置される複数の係合部を有し、
    前記ウェイトが前記複数の係合部のいずれかと係合されるよう構成された請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記ウェイト取付部における任意の取り付け位置に前記ウェイトが取り付けられた状態で、かつ前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントが、5500g・cm以上である請求項1、請求項2又は請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記取り付け位置が変更されるときの前記慣性モーメントの最小値に対する最大値の差が、前記最小値の5%以内である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. シャフトと、このシャフトに取り付け可能なゴルフクラブヘッドと、このゴルフクラブヘッドに取り付け可能なウェイトとを備えるゴルフクラブであって、
    前記ゴルフクラブヘッドが、
    前記シャフトに取り付け可能なヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に設けられ、前記ウェイトを取り付け可能な複数の取り付け位置を有するウェイト取付部と
    を有し、
    前記複数の取り付け位置が、前記シャフトが60°のライ角度に据えられた状態での前記ヘッド本体の重心を通る垂直軸から等距離をなす経路上にあるゴルフクラブ。
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