JP2021150954A - ファクシミリ装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像情報のうち予め定められた所定処理が実行されていない複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にするファクシミリ装置を提供する。【解決手段】複数の画像情報を記憶する記憶部と、画像情報に対して特定処理(印刷処理、送信処理)を実行可能な実行部と、複数の画像情報のうち所定処理(表示処理)を未実行の未処理情報を特定する特定部と、複数の画像情報のうち複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にする実行制御部とを具備する。【選択図】図4

Description

本発明は、ファクシミリ装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来から、画像情報に対して特定処理(例えば、送信処理)を実行するファクシミリ装置が知られている。例えば、特許文献1には、複数の画像情報を記憶する記憶部を具備し、画像情報の何れかを利用者が指定可能とするファクシミリ装置が開示される。以上の特許文献1の構成では、利用者により指定された画像情報に対して特定処理が実行される。
ところで、記憶部が記憶する複数の画像情報には、所定処理(例えば、表示処理)を未実行の未処理情報(利用者が画像を未読の画像情報)が含まれる場合がある。また、未処理情報については、上述の特定処理が実行されることを、利用者が希望する場合が多いという事情がある。
仮に、特定処理を実行する未処理情報の全てを、利用者が指定する必要がある構成を想定する。以上の構成では、未処理情報が多い場合、未処理情報を指定する操作に要する時間が長期化するという不都合が想定される。以上の事情から、複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能な技術が従来から要望されていた。本発明は、複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のファクシミリ装置は、複数の画像情報を記憶する記憶部と、画像情報に対して特定処理を実行可能な実行部と、複数の画像情報のうち所定処理を未実行の未処理情報を特定する特定部と、複数の画像情報のうち複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にする実行制御部とを具備する。
本発明によれば、複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能になる。
ファクシミリ装置の一例であるMFPのハードウェア構成を説明するための図である。 ファクシミリ装置の機能ブロック図である。 開始画面の具体例の模擬図である。 選択画面および送信先指定画面の具体例の模擬図である。 ファクシミリ装置における一括動作制御処理のフローチャートである。 第2実施形態における各情報を説明するための図である。 第2実施形態における各画面を説明するための図である。 第2実施形態におけるファクシミリ装置の動作の具体例を説明するためのシーケンス図である。
<第1実施形態>
以下、本発明を図面に示した実施形態により詳細に説明する。ファクシミリ機能を具備するMFP(Multifunction Peripheral:複合機)に本発明を適用した例について説明する。ただし、MFP以外に本発明を適用してもよい。以上のMFP1は、ファクシミリ機能に加え、スキャン機能を具備する。
図1は、本実施形態に係るMFP1のハードウェア構成を説明するための図である。図1に示す通り、MFP1はコントローラ10とエンジン部23とを具備する。以上のコントローラ10とエンジン部23とは、PCI(Peripheral Component Interface)バスで接続される。
コントローラ10は、MFP1全体の制御と描画、通信、操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部23は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンを含み、例えば、白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットである。
コントローラ10は、CPU11、ノースブリッジ(NB)13、システムメモリ(MEM‐P)12、サウスブリッジ(SB)14、ローカルメモリ(MEM‐C)17、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16、ハードディスクドライブ(HDD)25を含む。また、ノースブリッジ(NB)13とASIC16とが、AGP(Accelerated Graphics Port)バス15によって接続される。さらに、MEM‐P12は、ROM(Read Only Memory)12a、RAM(Random Access Memory)12bを含む。
CPU11は、MFP1全体の動作を制御し、NB13、MEM‐P12、SB14を含むチップセットを含む構成であり、当該チップセットを介して他の機器と接続される。NB13は、CPU11とMEM‐P12、SB14、AGPバス15とを接続するためのブリッジであり、MEM‐P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを含む構成である。MEM‐P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとを含む。
ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリとして用いる書き込みおよび読出し可能なメモリである。SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。SB14はPCIバスを介してNB13と接続されており、PCIバスにはネットワークインタフェース(I/F)部が接続される構成であってもよい。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス15、PCIバス、HDD25およびMEM‐C17をそれぞれ接続するブリッジの機能を実現する。ASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM‐C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部23との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとを含む。
ASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)18、USB(Universal Serial Bus)19、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース21が接続される。操作表示部24はASIC16に直接接続されている。MEM‐C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリである。
AGPバス15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM‐P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするものである。
FCU18は、ファクシミリ機能を制御するハードウェアである。具体的には、FCU18は、通信回線N(例えば電話回線)に接続され、ファクシミリ機能を用いて外部装置と通信する。例えば、FCU18は、通信回線Nを介して外部のファクシミリ装置から画像情報を受信する。画像情報は、画像(例えば、文書の画像)を示す画像データである。また、FCU18は、通信回線Nを介して外部装置へ画像情報を送信する。
図1に示す通り、FCU18にはG3端末18aおよびG4端末18bが設けられる。FCU18は、G3端末18aを介してG3プロトコル通信により画像情報Daの送受信ができる。また、FCU18は、G4端末18bを介してG4プロトコル通信により画像情報Daの送受信ができる。ただし、画像情報Daの送受信に用いるインターフェースは以上の例に限定されない。例えば、G3端末18aおよびG4端末18bのうちの何れか一方のみが設けられる構成としてもよい。
コントローラ10のHDD25は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージであり、MFP1において実行されるアプリケーションソフトウェアのプログラムファイルが保存されている。
図2(a)は、本実施形態に係るファクシミリ装置(MFP1)100の機能ブロック図である。例えば、上述したCPU11がプログラムを実行することで、MFP1がファクシミリ装置100として機能する。図2(a)に示す通り、ファクシミリ装置100は、記憶部101、実行部102、特定部103、実行制御部104、操作部105、受付部106、および、態様制御部107を含んで構成される。
記憶部101は、複数の画像情報DGや後述の受信文書管理テーブルTB等の情報を記憶する。具体的にはファクシミリ装置100は、他のファクシミリ装置(対向機)と通信可能に構成される。ファクシミリ装置100は、他のファクシミリ装置から画像情報DGを受信すると、当該画像情報DGを記憶部101に記憶させる。ただし、他のファクシミリ装置から受信された画像情報以外の画像情報が、記憶部101に記憶され得る構成としてもよい。また、ファクシミリ装置100は、他のファクシミリ装置から受信された画像情報DGに関する情報を記録部101に記憶された受信文書管理テーブルTBに登録させる。なお、ファクシミリ装置100は、他のファクシミリ装置から画像情報DGを受信すると限らない。例えば、ファクシミリ装置100は、インターネットファクスを送信するサーバ装置等の情報処理装置から画像情報DGを受信してもよい。
実行部102は、画像情報DGに対して特定処理を実行可能である。具体的には、実行部102は、画像情報DGを外部装置へ送信(転送)するための送信処理を実行する。また、実行部102は、画像情報DGが示す画像を印刷するための印刷処理を実行する。以上の説明から理解される通り、本実施形態では、本発明の「特定処理」の一例として「送信処理」および「印刷処理」が採用される。ただし、特定処理は以上の例に限定されない。
また、ファクシミリ装置100は、上述の特定処理に加え所定処理を実行可能である。具体的には、ファクシミリ装置100は、画像情報DGが示す画像を表示するための表示処理を実行する。表示処理が実行されると、例えば、上述の操作表示部24に画像情報DGが示す画像が表示される。利用者は、例えば操作表示部24を適宜に操作することで、希望する画像情報DGに対して表示処理を実行させることができる。
以上の説明から理解される通り、本実施形態では、本発明の「所定処理」の一例として「表示処理」が採用される。ただし、所定処理は以上の例に限定されない。例えば、利用者が、ネットワークを介してファクシミリ装置100に接続するユーザ端末を適宜に操作することで、ユーザ端末は、ユーザが希望する画像情報DGをファクシミリ装置100から取得して表示することができる。すなわち、利用者は、ファクシミリ装置100がユーザ端末など他の装置に提供した画像情報DGを他の装置で閲覧できる。このため、本発明の「所定処理」は、画像情報DGを他の装置に表示させるために他の装置への「提供処理」であってもよい。
画像情報DGに対して表示処理(所定処理)が実行されると、当該画像情報DGに対応する未処理フラグfがON状態(数値「1」)からOFF状態(数値「0」)に更新される。以上の未処理フラグfは、上述の記憶部101の画像情報DGに対応して記憶される。詳細には後述するが、ファクシミリ装置100は、一括操作を受付可能に構成される。以上の一括操作が受付られると、実行部102は、未処理フラグfがON状態の各画像情報DGに対して送信処理および(または)印刷処理を一括して実行する。
図2(b)は、記憶部101に記憶される画像情報DGおよび未処理フラグfを説明するための図である。図2(b)に示す通り、画像情報DGは、複数のグループに分けて記憶される。具体的には、記憶部101には複数のフォルダFoが設けられる。画像情報DGはフォルダFoの何れかに記憶される。
また、記憶部101には、画像情報DGの各々に対応する各未処理フラグfが記憶される。本実施形態では、記憶部101に画像情報DGが記憶された直後において、当該画像情報DGの未処理フラグfはON状態になる。その後、画像情報DGに対して表示処理が実行されると、当該画像情報DGに対応する未処理フラグfがOFF状態に更新される。すなわち、利用者が既読の画像を示す画像情報DGの未処理フラグfはOFF状態になる。
例えば、図2(b)に示す通り、フォルダFo1に記憶された画像情報DGのうち画像情報DG11の未処理フラグfはON状態であり、画像情報DG12の未処理フラグfはOFF状態である。本実施形態では、未処理フラグfがON状態の画像情報DGの個数が利用者に表示される。具体的には、未処理フラグfがON状態の画像情報DGの個数がフォルダFo毎に表示される(後述の図3(a)参照)。以上の構成は、上述の一括操作により送信処理および印刷処理(特定処理)が実行される画像情報DGの個数が、フォルダFo毎に表示されるとも換言される。
なお、受信文書管理テーブルTBは、画像情報DGのファイル名と、当該画像情報DGの蓄積先フォルダと、当該画像情報DGの既読/未読状態と、当該画像情報DGに関する他の情報(受信日時、送信元、ページ数等)とを対応付けて記憶する。また、受信文書管理テーブルTBは、蓄積先フォルダ項目の項目値として、上述のフォルダFoのファイルパスを格納し、既読/未読状態項目の項目値として、上述の未処理フラグfを格納する。ここで、未読状態は、未処理フラグfのON状態に対応し、既読状態は、未処理フラグfのOFF状態に対応する。
図2(a)に説明を戻す。ファクシミリ装置100の特定部103は、複数の画像情報DGのうち表示処理(所定処理)を未実行の画像情報を特定する。具体的には、特定部103は、記憶部101に記憶される画像情報DGのうち、未処理フラグfがON状態の画像情報DGを特定する。例えば、特定部103は、受信文書管理テーブルTBに格納された情報のうち、既読/未読状態項目の項目値が「未読」のものを検索することで特定する。以下、説明のため、未処理フラグfがON状態の画像情報DGを「未処理情報DG」と記載する場合がある。また、未処理フラグfがOFF状態の画像情報DGを「処理済情報DG」と記載する場合がある。
実行制御部104は、複数の画像情報DGのうち複数の未処理情報DGに対して、送信処理および(または)印刷処理を一括して実行可能にする。具体的には、実行制御部104は、利用者の操作に応じて、後述の開始画面Ma(図3(a)参照)および選択画面Mb(図4(a)参照)を表示する。開始画面Maを表示した後に、選択画面Mbが表示可能になる。また、選択画面Mbが表示される期間において、上述の一括操作が受付可能になる。
操作部105は、利用者が操作可能である。例えば、上述の操作表示部24に表示される一括処理ボタン(後述の図3(a)のBa)が操作部105として機能する。受付部106は、操作部105に対する操作を受付る。具体的には、受付部106は、上述の開始画面Maが表示される期間において、操作部105(一括処理ボタン)のタッチ操作を受付ける。
態様制御部107は、操作部105の操作を受付可能な期間において操作部105を第1態様に制御し、操作部105の操作を受付不可能な期間において操作部105を第1態様と相違する第2態様に制御する。具体的には、開始画面Maが表示される期間であって、記憶部101に未処理情報DGが記憶される期間(以下「受付可能期間」という)では、操作部105の操作が受付可能である。以上の受付可能期間では、操作部105が第1態様で表示される。
一方、開始画面Maが表示される期間であっても、記憶部101に未処理情報DGが記憶されない期間(以下「受付不可能期間」という)では、操作部105の操作が受付不可能である。以上の受付不可能期間では、操作部105が第2態様で表示される。以上の構成によれば、操作部105の態様(第1態様、第2態様)により、受付可能期間であるか受付不可能期間であるかを利用者が把握できるという利点がある。なお、受付不可能期間としては、記憶部101の全ての画像情報DGが処理済情報DGの期間、および、記憶部101に画像情報DGが記憶されない期間が想定される。
図3(a)は、開始画面Maの具体例の模擬図である。図3(a)に示す通り、開始画面Maには、記憶部101の各フォルダFoに対応する各文字列「Folder」が表示される。具体的には、開始画面Maには、記憶部101のフォルダFo1に対応する文字列(受信文書管理テーブルTBにおける蓄積先フォルダ項目の項目値)「Folder01」、記憶部101のフォルダFo2に対応する文字列「Folder02」…が表示される。フォルダFoに対応する文字列は、当該フォルダFoの名称を示す。また、開始画面Maには、各フォルダFoが記憶部101に設けられた日時(受信文書管理テーブルTBにおける受信日時項目の項目値)が表示される。
本実施形態の開始画面Maには、記憶部101に記憶される未処理情報DGの個数がフォルダFo毎に表示される。具体的に、受信文書管理テーブルTBにおいて、各蓄積先フォルダのうち、既読/未読状態項目の項目値が「未読」の数が表示される。図3(a)の具体例は、フォルダFo1に未処理情報DGが3個記憶され、フォルダFo2に未処理情報DGが1個記憶され、フォルダFo4に未処理情報DGが5個記憶され、フォルダFo3に未処理情報DGが記憶されない場合を想定する。
また、開始画面Maには、特定のフォルダFoに記憶されていない未処理情報DGの個数が示される。図3(a)の具体例は、特定のフォルダFoに記憶されていない10個の未処理情報DGが記憶部101に記憶される場合を想定する。上述した通り、記憶部101に未処理情報DGが記憶される場合、開始画面Maの表示期間は受付可能期間になる。すなわち、図3(a)の具体例は、受付可能期間における開始画面Maを想定する。
図3(a)に示す通り、開始画面Maは、一括処理ボタンBaを含んで構成される。以上の一括処理ボタンBaは、記憶部101に未処理情報DGが記憶される受付可能期間において、第1態様で表示される。したがって、図3(a)の具体例では、一括処理ボタンBaが第1態様で表示される。
図3(b)は、開始画面Maの他の具体例の模擬図である。具体的には、上述の図3(a)は受付可能期間における開始画面Maの具体例を示すのに対し、図3(b)は受付不可能期間における開始画面Maの具体例を示す。上述した通り、受付不可能期間では記憶部101に未処理情報DGが記憶されない。したがって、図3(b)の具体例では、記憶部101に記憶される未処理情報DGが0個である旨が表示される。
上述の図3(a)で説明した通り、受付可能期間では、一括処理ボタンBaが第1態様で表示される。一方、図3(b)に示す通り、受付不可能期間では、一括処理ボタンBaが第2態様で表示される。例えば、受付不可能期間では、受付可能期間と比較して、一括処理ボタンBaの輝度が低くなる。ただし、一括処理ボタンBaの第1態様および第2態様は以上の例に限定されない。本実施形態では、第1態様で表示される一括処理ボタンBaのタッチ操作は受付られ、第2態様で表示される一括処理ボタンBaのタッチ操作は無効になる。
図4(a)は、選択画面Mbの具体例の模擬図である。選択画面Mbは、開始画面Maに表示された一括処理ボタンBaのタッチ操作が受付られると表示される。図4(a)に示す通り、選択画面Mbは、指定ボタンBb、選択ボタンBc(1〜3)および実行ボタンBdを含んで構成される。
選択画面Mbには、上述の開始画面Ma(図3(a)または図3(b)参照)と同様に、記憶部101の各フォルダFoに対応する各文字列「Folder」(フォルダFoの名称)が表示される。ただし、開始画面Maには、記憶部101の各フォルダFoのうち、1個以上の未処理情報DGが記憶されるフォルダFoの名称が抜粋して表示される。
例えば、図4(a)の具体例では、フォルダFo1における未処理情報DGが3個、フォルダFo2における未処理情報DGが1個、フォルダFo4における未処理情報DGが3個、フォルダFo5における未処理情報DGが3個、フォルダFo3における未処理情報DGが0個の場合を想定する。以上の具体例では、フォルダFa1、フォルダFa2、フォルダFa4およびフォルダFa5の名称が選択画面Mbに表示され、フォルダFo3の名称が選択画面Mbに表示されない。選択画面Mbには、各フォルダFoに記憶される未処理情報DGの個数が表示される(上述の開始画面Maと同様)。
指定ボタンBbは、印刷処理および(または)送信処理を実行する未処理情報DGを、利用者が指定可能にするために表示される。具体的には、指定ボタンBbは、フォルダFo毎に表示される。例えば、図4(a)の具体例では、フォルダFo1に対応する位置に指定ボタンBb1が表示される。同様に、フォルダFo2に対応する位置に指定ボタンBb2が表示され、フォルダFo4に対応する位置に指定ボタンBb4が表示され、フォルダFo5に対応する位置に指定ボタンBb5が表示される。
以上の指定ボタンBbは、指定状態または非指定状態で表示される。また、指定状態の指定ボタンBbがタッチ操作されると、当該指定ボタンBbは非指定状態に切換る。同様に、非指定状態の指定ボタンBbがタッチ操作されると、当該指定ボタンBbは指定状態に切換る。以下、説明のため、指定ボタンBbのタッチ操作を「指定操作」と記載する場合がある。図4(a)の具体例では、全ての指定ボタンBb(1〜5)が指定状態の場合を想定する。
詳細には後述するが、一括操作が受付られると、指定ボタンBbが指定状態のフォルダFoにおける未処理情報DGに対して送信処理または(および)印刷処理が実行される。上述の指定操作は、一括操作に応じて送信処理または印刷処理が実行される未処理情報DGを指定する操作であるとも換言される。
選択ボタンBcは、一括操作に応じて実行される特定処理(印刷処理、送信処理)の種類を選択可能にするために表示される。本実施形態では、一括操作に応じて、未処理情報DGに対して印刷処理および送信処理の何れか一方、または、双方を実行可能である。
選択ボタンBcは、選択状態または非選択状態で表示される。また、選択状態の選択ボタンBcがタッチ操作されると、当該選択ボタンBcは非選択状態に切換る。同様に、非選択状態の選択ボタンBcがタッチ操作されると、当該選択ボタンBcは選択状態に切換る。以下、説明のため、選択ボタンBcのタッチ操作を「選択操作」と記載する場合がある。図4(a)の具体例では、全ての選択ボタンBc(1〜3)が選択状態の場合を想定する。
図4(a)に示す通り、選択ボタンBcは、選択ボタンBc1、選択ボタンBc2および選択ボタンBc3を含む。選択ボタンBc2が選択状態の期間において、一括操作がされると、未処理情報DGに対して印刷処理が実行される。選択ボタンBc3が選択状態の期間において、一括操作がされると、未処理情報DGに対して送信処理が実行される。
以上の構成では、選択ボタンBc2および選択ボタンBc3の双方が選択状態の期間において、一括操作がされると、未処理情報DGに対して印刷処理および送信処理の双方が実行される。選択ボタンBc1が選択操作により選択状態に切換ると、選択ボタンBc2および選択ボタンBc3を一度に選択状態に切替えることができる。
実行ボタンBbがタッチ操作されると、未処理情報DGに対して印刷処理および送信処理が実行される。すなわち、実行ボタンBbのタッチ操作は、上述の一括操作の一例である。図4(a)の具体例において、実行ボタンBbがタッチ操作されると、フォルダFo1、フォルダFo2、フォルダFo4およびフォルダFo5の未処理情報DGに対して、印刷処理および送信処理の双方が実行される。
図4(b)は、送信先指定画面Mcの具体例の模擬図である。利用者は、送信先指定画面Mcが表示される期間において、一括操作に応じて未処理情報DGを送信(転送)する送信先を指定可能である。図4(b)に示す通り、送信先指定画面Mcは、設定ボタンBeを含んで構成される。
以上の送信先指定画面Mcは、適宜な時期に表示される。例えば、上述の開始画面Maが表示される前に送信先指定画面Mcが表示される構成としてもよい。また、開始画面Maの一括処理ボタンBaが操作された直後に送信先指定画面Mcが表示されてもよいし、選択画面Mbの実行ボタンBdが操作された直後に送信先指定画面Mcが表示されてもよい。さらに、開始画面Maまたは選択画面Mbが表示される期間において切換操作を受付可能とし、切換操作に応じて開始画面Maまたは選択画面Mbが送信先指定画面Mcに一旦切換る構成としてもよい。以上の構成では、未処理情報DGの送信先が指定された後に、元の画面(開始画面Maまたは選択画面Mb)に切換る。
本実施形態のファクシミリ装置100には、複数の送信先のファクス番号が予め記憶(登録)される。送信先指定画面Mcでは、予め記憶された各送信先が表示される。例えば、送信先指定画面Mcに表示された送信先が利用者によりタッチ操作されると、当該送信先が未処理情報DGの送信先として指定される。
また、利用者は、ファクシミリ装置100に設けられた数値入力用の操作部(テンキー)を適宜に操作することで、送信先のファクス番号を直接入力できる。直接入力されたファクス番号は、送信先指定画面Mcの領域Rに表示される。予め登録されていたファクス番号が選択されるか、ファクス番号が直接入力された後に、設定ボタンBeが操作されると、選択または直接入力されたファクス番号が送信先のファクス番号として指定される。
なお、受付部106は、送信先指定画面Mcを介して、ファクシミリ装置100のフォルダ、他の装置のフォルダ、メールアドレスなどの送信先の入力又は選択を受け付けてもよい。
図5は、ファクシミリ装置100の一括動作制御処理のフローチャートである。以上の一括動作制御処理は、未処理情報DGがファクシミリ装置100(記憶部101)に記憶される期間において実行される。ファクシミリ装置100は、一括動作制御処理を開始すると、上述の一括処理ボタンBa(上述の図3(a)参照)が操作されたか否かを判定する(S10)。一括処理ボタンBaが操作されていないと判断した場合(S10:No)、ファクシミリ装置100は、一括動作制御処理を終了する。
一方、一括処理ボタンBaが操作されたと判断した場合(S10:Yes)、ファクシミリ装置100は、選択画面Mb(上述の図4(a)参照)を表示する(S11)。その後、ファクシミリ装置100は、選択操作受付処理(S12)を実行する。選択操作受付処理では、上述の選択操作が受付られ、一括操作に応じて実行される処理(印刷処理、送信処理)が選択可能になる。また、選択操作受付処理では、上述の指定操作が受付られ、一括操作に応じて印刷処理および(または)送信処理が実行される未処理情報DGが指定可能になる。
選択操作受付処理を実行した後に、ファクシミリ装置100は、実行ボタンBd(上述の図4(a)参照)が操作されたか否かを判定する(S13)。ファクシミリ装置100は、実行ボタンBdが操作されるまで(S13:No)、選択操作受付処理を繰返し実行する。実行ボタンBdが操作されたと判断すると(S13:Yes)、ファクシミリ装置100は、ステップS14以降の処理を実行する。すなわち、一括操作がされると、ステップS14以降の処理が実行される。
一括操作がされると、ファクシミリ装置100は、当該一括操作に応じて送信処理を実行するか否かを判定する(S14)。具体的には、ファクシミリ装置100は、一括操作時における選択ボタンBc3が選択状態の場合、送信処理の実行を決定する。一方、一括操作時における選択ボタンBc3が非選択状態の場合、ファクシミリ装置100は送信処理を実行しないことを決定する。
一括操作に応じて送信処理を実行すると判断すると(S14:Yes)、ファクシミリ装置100は、一括送信処理(S15)を実行する。一括送信処理では、未処理情報DGのうち、一括操作時において指示状態の指定ボタンBb(上述の図4(a)参照)に対応するフォルダFoに記憶される未処理情報DGに対して送信処理が実行される。一括送信処理を実行した後に、ファクシミリ装置100は、ステップS16へ処理を進める。一方、一括操作に応じて送信処理を実行しないと判断すると(S14:No)、ファクシミリ装置100は、一括送信処理を省略して、ステップS16へ処理を進める。
ステップS16において、ファクシミリ装置100は、今回の一括操作に応じて印刷処理を実行するか否かを判定する(S16)。具体的には、ファクシミリ装置100は、一括操作時における選択ボタンBc2が選択状態の場合、印刷処理の実行を決定する。一方、一括操作時における選択ボタンBc2が非選択状態の場合、ファクシミリ装置100は印刷処理を実行しないことを決定する。
一括操作に応じて印刷処理を実行すると判断すると(S16:Yes)、ファクシミリ装置100は、一括印刷処理(S17)を実行する。一括印刷処理では、未処理情報DGのうち、一括操作時において指示状態の指定ボタンBb(上述の図4(a)参照)に対応するフォルダFoに記憶される未処理情報DGに対して印刷処理が実行される。一括印刷処理を実行した後に、ファクシミリ装置100は、一括動作制御処理を終了する。一方、一括操作に応じて印刷処理を実行しないと判断すると(S16:No)、ファクシミリ装置100は、一括印刷処理を省略して、一括動作制御処理を終了する。
以上の本実施形態によれば、複数の未処理情報DGに対して、特定処理(送信処理、印刷処理)を一括して実行可能になる。なお、本実施形態では、表示処理が実行されていない画像情報DGを未処理情報DGとして特定したが、未処理情報DGとして特定される画像情報DGは以上の例に限定されない。
例えば、送信処理が実行されていない画像情報DGが未処理情報DGとして特定される構成としてもよいし、印刷処理が実行されていない画像情報DGが未処理情報DGとして特定される構成としてもよい。また、送信処理、印刷処理および表示処理の何れもが実行されていない画像情報DGが未処理情報DGとして特定される構成としてもよい。
以上の各処理を実行する装置は、適宜に変更可能である。また、上述の各機能(記憶部等)は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
<第2実施形態>
本発明の他の実施形態を以下に説明する。なお、以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、第1実施形態の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図6(a)は、振分条件管理テーブルの概念図である。図6(a)に示す通り、振分条件管理テーブルは、送信元情報と蓄積先フォルダとを対応させる。また、各送信元情報にIDが付与される。
第2実施形態のファクシミリ装置100は、画像情報DGを受信すると、当該画像情報DGをフォルダFの何れかに自動で振分ける。具体的には、上述の送信元情報は、画像情報DGの送信元の名称を示す。また、蓄積先フォルダは、フォルダFの何れかを示す。ファクシミリ装置100は、画像情報DGが示す画像から送信元の名称を抽出し、当該送信元の名称を示す送信元情報を振分条件管理テーブルから検索する。
図6(a)に示す通り、送信元情報の各々には一致条件が規定される。以上の一致条件には「完全一致」と「部分一致」とが含まれる。ファクシミリ装置100は、画像情報DGから抽出した送信元の名称と完全に一致する名称を示し、且つ、一致条件が「完全一致」の送信元情報を検索する。また、ファクシミリ装置100は、画像情報DGから抽出した送信元の名称と部分的に一致する名称を示し、且つ、一致条件が「部分一致」の送信元情報を検索する。
以上の検索の結果、送信元情報が発見されると、当該送信元情報に対応するフォルダFに当該画像情報DGが記憶(振分ける)される。一方、送信元情報が発見されない場合、予め定められた共通フォルダFに当該画像情報DGが記憶される。
図6(b)は、受信文書管理テーブルTBの概念図である。ファクシミリ装置100は、画像情報DGを受信すると、受信文書管理テーブルTBを更新する。具体的には、ファクシミリ装置100は、画像情報DGを受信すると、受信文書管理テーブルTBに受信情報DTを追加する。受信情報DTは、画像情報DGが受信された日時、当該画像情報DGの送信元の番号情報、当該画像情報DGを記憶したフォルダF、当該画像情報DGの名称および画像のページ数、および、当該画像情報DGに対する表示処理の実行の有無(当該画像情報DGが示す画像を利用者が既読であるか未読であるか)を示す各情報で構成される。
図7(a)は、第2実施形態の開始画面Maの模擬図である。第2実施形態の開始画面Maは、第1実施形態の開始画面Maと同様に、一括処理ボタンBaを含んで構成される。ただし、第1実施形態の開始画面MaではフォルダFの名称を表示したが、第2実施形態の開始画面MaではフォルダFの名称に替えて、当該フォルダFに記憶される画像情報DGの送信元の名称が表示される。また、表示ボタンBf、印刷ボタンBg、転送ボタンBhおよび削除ボタンBiが第2実施形態の開始画面Maに表示される。
後述する通り、利用者は、画像情報DGの何れかを指定できる。表示ボタンBfがタッチ操作されると、利用者が指定した画像情報DGに対して表示処理が実行される。また、印刷ボタンBgがタッチ操作されると、利用者が指定した画像情報DGに対して印刷処理が実行される。同様に、転送ボタンBhがタッチ操作されると、利用者が指定した画像情報DGに対して送信処理が実行される。削除ボタンBiがタッチ操作されると、利用者が指定した画像情報DGが削除される。
なお、画像情報DGが指定される期間において以上の各ボタンB(f〜i)は第1態様で表示され、画像情報DGが指定されない期間において以上の各ボタンBは第2態様で表示される。また、図7(a)においてユーザが一括処理ボタンBaを押下すると、実行部102は、全てのフォルダに記憶された未処理情報DGに対する特定処理を実行する。
図7(b)は、フォルダ内画面Mdの具体例の模擬図である。フォルダ内画面Mdは、上述の開始画面Maの送信元の名称がタッチ操作されると表示される。フォルダ内画面Mdには、タッチ操作された送信元から受信した各画像情報DGに対応する各ファイル情報DFが表示される。ファイル情報DFは、当該ファイル情報DFに対応する画像情報DGの受信日時、当該画像情報DGの送信元の番号情報および原稿数、当該画像情報DGに対して表示処理が実行されているか否かを示す各情報を含む。
以上のファイル情報DFをタッチ操作すると、当該ファイル情報DFに対応する画像情報DGが指定され、上述の表示ボタンBf、印刷ボタンBg、転送ボタンBhおよび削除ボタンBiのタッチ操作が有効になる。本実施形態では、フォルダ内画面Mdの表示期間において一括処理ボタンBaが操作されると、当該フォルダ内画面Mdに表示されるファイル情報DFに対応する画像情報DGに対して印刷処理および送信処理が実行される。
なお、受付部106が一括処理ボタンBaに対する操作を受け付けたことに応じて、実行部102は、予め設定された印刷条件(カラー/白黒、片面/両面などの印刷設定)での未処理情報DGの印刷処理や、予め設定された宛先への送信処理などの特定処理を実行してもよい。すなわち、特定処理に関する設定情報を入力する画面を表示せずに、実行部102が特定処理を実行できる。
さらに、開始画面Ma及びフォルダ内画面Mdは、印刷処理のみ実行するための一括処理ボタンと送信処理のみ実行するための一括処理ボタンとのそれぞれを含んでもよい。すなわち、複数の特定処理のそれぞれに対応する一括処理ボタンが開始画面Ma及びフォルダ内画面Mdに表示されてもよい。
図8は、第2実施形態におけるファクシミリ装置100の動作の具体例を説明するためのシーケンス図である。図8に示す通り、第2実施形態のファクシミリ装置100は、受信部110、判断部111および蓄積制御部112を含んで構成される。
受信部110は、送信機200(他のファクシミリ装置)から画像情報DGを受信する(Sa1)。受信部110は、画像情報DGから送信元情報を抽出し、当該送信元情報を判断部111へ送信する(Sa2)。判断部111は、送信元情報を受信すると検索処理(Sa3)を実行する。検索処理では、ステップSa2で送信された送信元情報が示す送信元を振分条件管理テーブルから検索する。その後、判断部111は、検索処理において発見された送信元に対応するフォルダFを決定する(Sa4)。なお、検索処理において送信元が発見されない場合、共通フォルダが決定される。
判断部111は、ステップSa4で決定したフォルダFを受信部110に通知する(Sa5)。以上の通知を受信すると、受信部110は、記憶指示を蓄積制御部112へ送信する(Sa6)。記憶指示を受信すると、蓄積制御部112は、上述のステップSa1で受信された画像情報DGを、ステップSa4で決定されたフォルダFに記憶する(Sa7)。
<本実施形態の態様例の作用、効果のまとめ>
<第1態様>
本態様のファクシミリ装置(100)は、複数の画像情報(DG)を記憶する記憶部(101)と、画像情報に対して特定処理(印刷処理、送信処理)を実行可能な実行部(102)と、複数の画像情報のうち所定処理(表示処理)を未実行の未処理情報(DG)を特定する特定部(103)と、複数の画像情報のうち複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にする実行制御部(104)とを具備する。本態様によれば、複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能になる。
<第2態様>
本態様のファクシミリ装置は、操作可能な操作部(105)と、操作部に対する操作を受付る受付部(106)と、具備し、実行制御部は、操作(一括処理ボタンBaのタッチ操作)が受付られると、複数の未処理情報に対して特定処理を一括して実行可能とし(選択画面Mbを表示し)、操作が受付可能な期間において操作部を第1態様に制御(図3(a)参照)し、操作が受付不可能な期間において操作部を第1態様と相違する第2態様に制御(図3(b)参照)する態様制御部(107)をさらに具備する。以上の構成によれば、一括操作が受付可能であるか否かを、利用者が直感的に把握可能になる。
<第3態様>
本態様のファクシミリ装置は、記憶部は、複数の画像情報を複数のグループ(フォルダFo)に分けて記憶(図2(b)参照)し、実行制御部は、一部のグループ(指定されたフォルダFo)の未処理情報に対して、一括して特定処理を実行可能にする。以上の構成によれば、例えば、未処理情報DGの全てに対して一律に特定処理が実行される構成と比較して、希望しない未処理情報DGに対して特定処理が実行される不都合が抑制されるという利点がある。
<第4態様>
本態様の制御方法は、複数の画像情報を記憶するステップと、複数の画像情報のうち所定処理を未実行の未処理情報を特定するステップと、複数の画像情報のうち複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行可能にするステップと、複数の未処理情報に対して、特定処理を一括して実行するステップとを具備するコンピュータにより実現される制御方法である。本態様によれば、上述の第1態様と同様な効果が奏せられる。
<第5態様>
本態様のプログラムは、第4態様に記載の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。本態様によれば、上述の第1態様と同様な効果が奏せられる。
100…ファクシミリ装置、101…記憶部、102…実行部、103…特定部、104…実行制御部、105…操作部、106…受付部、107…態様制御部。
特開2002−027161公報

Claims (5)

  1. 複数の画像情報を記憶する記憶部と、
    前記画像情報に対して特定処理を実行可能な実行部と、
    複数の前記画像情報のうち所定処理を未実行の未処理情報を特定する特定部と、
    複数の前記画像情報のうち複数の前記未処理情報に対して、前記特定処理を一括して実行可能にする実行制御部と
    を具備するファクシミリ装置。
  2. 操作可能な操作部と、
    前記操作部に対する操作を受付る受付部と、具備し、
    前記実行制御部は、前記操作が受付られると、複数の前記未処理情報に対して前記特定処理を一括して実行可能とし、
    前記操作が受付可能な期間において前記操作部を第1態様に制御し、前記操作が受付不可能な期間において前記操作部を前記第1態様と相違する第2態様に制御する態様制御部をさらに具備する
    請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記記憶部は、複数の前記画像情報を複数のグループに分けて記憶し、
    前記実行制御部は、一部の前記グループの前記未処理情報に対して、一括して前記特定処理を実行可能にする
    請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
  4. 複数の画像情報を記憶するステップと、
    複数の前記画像情報のうち所定処理を未実行の未処理情報を特定するステップと、
    複数の前記画像情報のうち複数の前記未処理情報に対して、前記特定処理を一括して実行可能にするステップと、
    複数の前記未処理情報に対して、前記特定処理を一括して実行するステップと
    を具備するコンピュータにより実現される制御方法。
  5. 請求項4に記載の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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