JP2021150582A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部分的に伸縮可能に構成された電子機器を提供する。【解決手段】第1部分、及び、第2部分が一体的に形成された伸縮性を有する絶縁基材と、前記第1部分においてマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子と、前記第2部分においてマトリクス状に配列された複数の第2電気的素子と、を備え、前記第1電気的素子の配列ピッチは、前記第2電気的素子の配列ピッチより小さい、電子機器。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
近年、可撓性及び伸縮性を有したフレキシブル基板の利用が種々の分野で検討されている。一例を挙げると、マトリクス状に電気的素子が配列されたフレキシブル基板を電子機器の筐体や人体等の曲面に貼り付ける利用形態が考えられる。電気的素子としては、例えばタッチセンサや温度センサ等の各種センサや表示素子が適用され得る。
フレキシブル基板においては、屈曲や伸縮による応力で配線が損傷しないように対策を講じる必要がある。このような対策としては、例えば、配線を支持する基材にハニカム形状の開口を設けることや、配線を蛇行した形状(ミアンダ形状)とすることが提案されている。
特開2015−198101号公報 特開2015−198102号公報 特開2017−118109号公報 特開2017−113088号公報
本実施形態の目的は、部分的に伸縮可能に構成された電子機器を提供することにある。
本実施形態の電子機器は、
第1部分、及び、第2部分が一体的に形成された伸縮性を有する絶縁基材と、前記第1部分においてマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子と、前記第2部分においてマトリクス状に配列された複数の第2電気的素子と、を備え、前記第1電気的素子の配列ピッチは、前記第2電気的素子の配列ピッチより小さい。
本実施形態の電子機器は、
第1部分と、前記第1部分に接続され伸縮可能な第1帯状部と、前記第1帯状部に接続された第1島状部と、を備えた絶縁基材と、前記第1部分においてマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子と、前記第1島状部に配置された第2電気的素子と、前記第1部分、前記第1帯状部、及び、前記第1島状部に亘って配置され、前記第1電気的素子の少なくとも1つ及び前記第2電気的素子と電気的に接続された第1配線と、を備える。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の概略的な平面図である。 図2は、フレキシブル基板2を構成する絶縁基材10の概略的な平面図である。 図3は、フレキシブル基板2の第2部分10Bを拡大した平面図である。 図4は、第2電気的素子E2を駆動する駆動回路PCを説明するための図である。 図5は、島状部Iを含むフレキシブル基板2の概略的な断面図である。 図6は、帯状部Bを含むフレキシブル基板2の概略的な断面図である。 図7は、フレキシブル基板2の他の一例を示す概略的な平面図である。 図8は、第2部分10Bに適用される基本構造を説明するための図である。 図9は、サンプルの条件例を説明するための図である。 図10は、各サンプルの引張試験の結果を示す図である。 図11は、R*/W1と伸長度との関係を説明するための図である。 図12は、帯状部B10の断面図である。 図13は、伸長率と抵抗変動率との関係を説明するための図である。 図14は、本実施形態の電子機器1の適用例を示す図である。 図15は、本実施形態の電子機器1の他の適用例を示す図である。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の概略的な平面図である。本実施形態においては、図示したように第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zを定義する。第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Zは、互いに直交しているが、90度以外の角度で互いに交差していてもよい。第1方向X及び第2方向Yは、例えば電子機器1の主面に平行な方向に相当し、また、第3方向Zは、電子機器1の厚さ方向に相当する。
電子機器1は、フレキシブル基板2と、回路基板3と、コントローラ4と、を備えている。回路基板3は、例えばフレキシブルプリント回路基板であり、フレキシブル基板2の端子領域TAにおいて各端子と電気的に接続されている。コントローラ4は、回路基板3に実装されているが、フレキシブル基板2に実装されていてもよい。
フレキシブル基板2は、全体的に可撓性を有するとともに、部分的に伸縮性を有するように構成されている。このようなフレキシブル基板2は、第1領域A1と、第1領域A1に隣接する第2領域A2と、を備えている。例えば、第1領域A1は可撓性を有し、第2領域A2は可撓性を及び伸縮性を有している。伸縮性を実現するための具体的な構成例については後述する。
図1に示す例では、第1領域A1はフレキシブル基板2のほぼ中央に位置し、第2領域A2は第1領域A1を囲む額縁状の領域に相当する。なお、第2領域A2は、第1領域A1を囲んでいなくてもよい。例えば、第1領域A1が四角形などの多角形状に形成されている場合、第2領域A2は、第1領域A1の少なくとも一辺に接するように設けられる。
フレキシブル基板2は、第1ドライバDR1、第2ドライバDR2、X配線WX、Y配線WY、第1電気的素子E1、第2電気的素子E2などを備えている。
第1ドライバDR1及び第2ドライバDR2は、第2領域A2に配置されているが、回路基板3、コントローラ4、あるいは、他の基板に配置されてもよい。X配線WXは、概ね第1方向Xに沿って延びる配線の総称であり、少なくとも一部のX配線WXは第1ドライバDR1と電気的に接続されている。複数のX配線WXは、第2方向Yに並んでいる。Y配線WYは、概ね第2方向Yに沿って延びる配線の総称であり、少なくとも一部のY配線WYは第2ドライバDR2と電気的に接続されている。複数のY配線WYは、第1方向Xに並んでいる。これらのX配線WX及びY配線WYとしては、走査線、信号線、電源線、種々の制御線など複数の種類の配線が含まれる。
X配線WXは、第1領域A1及び第2領域A2に亘って配置されるX配線WX1と、第1領域A1に配置されることなく第2領域A2に配置されるX配線WX2と、を含んでいる。Y配線WYは、第1領域A1及び第2領域A2に亘って配置されるY配線WY1と、第1領域A1に配置されることなく第2領域A2に配置されるY配線WY2と、を含んでいる。
複数の第1電気的素子E1は、第1領域A1において、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列され、X配線WX及びY配線WYと電気的に接続されている。例えば、1つの第1電気的素子E1は、X配線WX1及びY配線WY1と電気的に接続されている。
複数の第2電気的素子E2は、第2領域A2において、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列され、X配線WX及びY配線WYと電気的に接続されている。例えば、1つの第2電気的素子E2は、X配線WX2及びY配線WY2と電気的に接続されている。
第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2は、例えば、センサ、半導体素子、又はアクチュエータなどである。例えばセンサとしては、可視光や近赤外光を受光する光学センサ、温度センサ、圧力センサ、又はタッチセンサなどを適用することができる。例えば半導体素子としては、発光素子、受光素子、ダイオード、又はトランジスタなどを適用することができる。なお、第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2は、ここで例示したものに限られず、その他にも種々の機能を有する素子を適用し得る。また、第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2は、コンデンサや抵抗などであってもよい。
第1電気的素子E1は、第2電気的素子E2と同等の機能を有する素子であってもよいし、第2電気的素子E2とは異なる機能を有する素子であってもよい。例えば、第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2は、いずれも発光素子であってもよいし、いずれもセンサであってもよい。また、第1電気的素子E1が発光素子であり、第2電気的素子E2がセンサであってもよい。
第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2が発光素子である場合、可撓性及び伸縮性を有するフレキシブルディスプレイを実現することができる。発光素子は、例えば、最長の一辺の長さが100μm以下のマイクロLED(Light Emitting Diode)であってもよいし、最長の一辺の長さが100μmより大きく300μm未満のミニLEDであってもよいし、最長の一辺の長さが300μm以上のLEDであってもよい。また、発光素子は、有機エレクトロルミネッセンス素子などの他の自発光素子であってもよい。
フレキシブル基板2は、後述する絶縁基材10を備えている。一例では、第1ドライバDR1、第2ドライバDR2、X配線WX、Y配線WY、第1電気的素子E1、及び、第2電気的素子E2は、絶縁基材10の上に配置されている。
第1領域A1に配列された第1電気的素子E1の精細度は、第2領域A2に配列された第2電気的素子E2の精細度より高い。換言すると、第1電気的素子E1の第1方向Xに沿った配列ピッチPX1は、第2電気的素子E2の第1方向Xに沿った配列ピッチPX2より小さい。また、第1電気的素子E1の第2方向Yに沿った配列ピッチPY1は、第2電気的素子E2の第2方向Yに沿った配列ピッチPY2より小さい。
第1電気的素子E1及び第2電気的素子E2が発光素子である場合、第1領域A1は高精細度の画像を表示することができるメイン表示部を形成し、第2領域A2は低精細度の画像を表示できるサブ表示部を形成することができる。
フレキシブル基板2は、複数の第1領域A1を備えていてもよい。例えば、並んだ2つの第1領域A1が第2領域A2で接続されることにより、複数のメイン表示部がサブ表示部で接続されたフレキシブルディスプレイを実現することができる。
図2は、フレキシブル基板2を構成する絶縁基材10の概略的な平面図である。伸縮性を有する絶縁基材10は、平板状の第1部分10Aと、伸縮可能な第2部分10Bと、を備えている。第1部分10A及び第2部分10Bは、一体的に形成されている。ここでの伸縮可能とは、伸び縮みすることができる性質、すなわち、常態である非伸長状態から伸長することができ、この伸長状態から解放したときに復元することができる性質をいう。非伸長状態とは、引張応力が付加されていないときの状態である。
また、第2部分10Bは、第1部分10Aより高い伸長率を有している。一例では、第1部分10Aの伸長率はほぼゼロ%である。ここでの伸長率とは、引張試験を行うことにより得られる値である。引張試験では、配線を備えた試験片を作製し、この配線が破断するまで引っ張る。そして、引張応力が付加されていない状態の長さをL0とし、引張応力が付加されることで伸びた状態の長さをL1としたとき、長さの増加分(L1−L0)を長さL0で除した値が伸長率として算出される。つまり、伸長率は、(L1−L0)/L0で与えられる。例えば、伸長率50%とは、引張応力が付加されることで長さL0の1.5倍の長さL1まで弾性変形可能であることに相当する。一例では、第2部分10Bは、20%以上の伸長率を有している。
第1部分10Aは図1に示した第1領域A1に対応して形成され、第2部分10Bは図1に示した第2領域A2に対応して形成されている。つまり、図1の第1領域A1はほとんど伸縮しないのに対して、第2領域A2は伸縮可能である。
第2部分10Bは、第1部分10Aに隣接している。図2に示す例では、第2部分10Bは、第1部分10Aを囲んでいる。第2部分10Bは、メッシュ状に形成されている。このような第2部分10Bは、第1島状部I1及び第2島状部I2を含む複数の島状部Iと、第1帯状部B1、第2帯状部B2、及び、第3帯状部B3を含む複数の帯状部Bと、を有している。つまり、第2部分10Bは、絶縁基材10を貫通する複数の開口部OPを有している。なお、第1部分10Aにおいては、絶縁基材10を貫通する孔がほとんど存在しない。
帯状部Bは、概ね第1方向Xに沿って形成されたものと、概ね第2方向Yに沿って形成されたものと、を含んでいる。図示した第2部分10Bは、四角形の第1部分10Aを囲んでおり、複数の帯状部Bは、第1部分10Aの四方にそれぞれ接続されている。帯状部Bの各々は、伸縮可能である。一例では、帯状部Bは、蛇行している。
複数の島状部Iは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列されている。第1方向Xに隣接する島状部I、及び、第2方向Yに隣接する島状部Iは、いずれも帯状部Bによって接続されている。島状部Iは、正方形、長方形、ひし形などの四角形であってもよいし、他の多角形であってもよいし、円形あるいは楕円形など他の形状であってもよい。帯状部Bは、島状部Iの角部に接続されてもよいし、島状部Iの辺に接続されてもよい。
図中の第1帯状部B1及び第2帯状部B2は、概ね第1方向Xに沿って形成され、第2方向Yに並んでいる。これらの第1帯状部B1及び第2帯状部B2は、第1部分10Aに接続されている。第3帯状部B3は、概ね第2方向Yに沿って形成されている。
図中の第1島状部I1及び第2島状部I2は、第2方向Yに並び、第1部分10Aに隣接している。第1島状部I1は第1帯状部B1に接続され、第2島状部I2は第2帯状部B2に接続されている。また、第1島状部I1及び第2島状部I2は、第3帯状部B3によって接続されている。
島状部Iの各々の面積、及び、帯状部Bの各々の面積は、第1部分10Aの面積より小さい。第1部分10Aにはマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子E1が配置される一方で、1つの島状部Iには第1電気的素子E1の個数より少ない個数の第2電気的素子E2が配置されている。例えば、1つの島状部Iには、1個の第2電気的素子E2が配置されている。あるいは、1つの島状部Iには、最小単位(例えば表示装置における画素単位)の第2電気的素子E2が配置されている。
X配線WXは、第1配線WX11及び第2配線WX12を含んでいる。第1配線WX11及び第2配線WX12は、第2方向Yにおいて隣接している。第1配線WX11及び第2配線WX12の各々は、第1ドライバDR1と電気に接続され、第1部分10A及び第2部分10Bに亘って配置されている。また、第1配線WX11及び第2配線WX12の各々は、第1部分10Aにおいて第1電気的素子E1と電気的に接続され、第2部分10Bにおいて第2電気的素子E2と電気的に接続されている。これらの第1配線WX11及び第2配線WX12は、第1部分10Aにおいてはほぼ直線状に形成され、第2部分10Bにおいては蛇行している。具体的には、第1配線WX11は、第1部分10A、第1帯状部B1、及び、第1島状部I1に亘って配置され、第1帯状部B1において蛇行している。同様に、第2配線WX12は、第1部分10A、第2帯状部B2、及び、第2島状部I2に亘って配置され、第2帯状部B2において蛇行している。これらの第1配線WX11及び第2配線WX12は、図1に示したX配線WX1に相当する。
第1部分10Aにおける第1配線WX11と第2配線WX12との第2方向Yに沿った間隔D1は、第2部分10Bにおける第1配線WX11と第2配線WX12との第2方向Yに沿った間隔D2より小さい。あるいは、間隔D1は、第1島状部I1に位置する第1配線WX11と第2島状部I2に位置する第2配線WX12との第2方向Yに沿った間隔より小さい。
Y配線WYは、第3配線WY13を含んでいる。第3配線WY13は、第2ドライバDR2と電気に接続され、第1部分10Aに配置されることなく、第2部分10Bに配置されている。第3配線WY13は、第2部分10Bにおいて蛇行している。具体的には、第3配線WY13は、第1島状部I1、第3帯状部B3、及び、第2島状部I2に亘って配置され、第3帯状部B3において蛇行している。このような第3配線WY13は、図1に示したY配線WY2に相当する。
図2に示す例では、第1ドライバDR1及び第2ドライバDR2の各々を構成する各回路や配線、また、端子領域TAを構成する各端子Tは、それぞれ島状部Iに配置されている。
このように、伸縮性あるいは伸長率が異なる第1部分10A及び第2部分10Bを有する絶縁基材10は、例えばポリイミドによって形成されている。この場合において、第1部分10A、及び、第2部分10Bの島状部I及び帯状部Bは、ポリイミド膜をパターニングすることにより一体的に形成することができる。なお、絶縁基材10の材料は、ポリイミドに限られず、他の樹脂材料を用いることもできる。
上述したように、本実施形態の電子機器1は、可撓性を有する一方でほとんど伸縮性を有していない第1部分10Aと、可撓性及び伸縮性を有する第2部分10Bと、を有する絶縁基材10を用いて形成されている。このため、部分的に伸縮可能に構成された電子機器1を提供することができる。
図3は、フレキシブル基板2の第2部分10Bを拡大した平面図である。第3帯状部B3を含む帯状部Bは、いずれも非直線状である。図3に示す例では、帯状部Bは、大きく2回屈曲し、全体としてS字型に蛇行している。このような形状は、ミアンダパターンと呼ばれることがある。但し、帯状部Bの形状は図3の例に限られず、例えば1回のみ屈曲する形状や3回以上屈曲する形状、あるいは、第1方向X及び第2方向Yと交差する方向へ直線状に延びる形状など種々の形状を適用し得る。帯状部Bは、配置される場所、隣接する島状部Iの間隔、第1部分10Aからの距離などに応じて、図3に示した帯状部Bとは異なる長さを有する場合があり、また、図3に示した形状とは異なる形状を有する場合がある。
第2電気的素子E2は、島状部Iの上に配置されている。第1配線WX11、第2配線WX12、及び、第3配線WY13は、それぞれ異なる帯状部Bの上に配置され、帯状部Bと同様に蛇行している。
このように絶縁基材10の第2部分10Bは、複数の島状部Iと、これらの島状部Iを接続する複数の帯状部Bと、で構成されることにより、第2部分10Bに伸縮性を与えることができる。すなわち、特定の方向への引張応力または圧縮応力が第2部分10Bに付加されると、引張応力または圧縮応力に応じて帯状部Bが伸縮する。これにより、第2部分10Bが引張応力または圧縮応力に応じた形状に変形する。
図4は、第2電気的素子E2を駆動する駆動回路PCを説明するための図である。図示した等価回路は、一例であって、この例に限らない。ここでは、第2電気的素子E2が発光素子(マイクロLED)である場合について説明する。なお、第1電気的素子E1が第2電気的素子E2と同等の発光素子である場合、第1電気的素子E1を駆動する駆動回路は、図4に示す等価回路を適用することができる。
駆動回路PCは、映像信号線VLに供給される映像信号Vsigに応じて第2電気的素子E2を制御する。このような制御を実現するために、本実施形態における駆動回路PCは、リセットスイッチRST、画素スイッチSST、初期化スイッチIST、出力スイッチBCT、駆動トランジスタDRT、保持容量Cs、及び、補助容量Cadを備えている。補助容量Cadは、発光電流量を調整するために設けられる素子であり、場合によっては不要となることもある。リセットスイッチRST、画素スイッチSST、初期化スイッチIST、出力スイッチBCT、及び、駆動トランジスタDRTは、薄膜トランジスタ(TFT)によって構成されている。これらの薄膜トランジスタの構成については、特に限定されるものではない。
駆動トランジスタDRT及び出力スイッチBCTは、電源線SLaと電源線SLbの間で第2電気的素子E2と直列に接続されている。出力スイッチBCTのドレイン電極は、電源線SLaに接続されている。出力スイッチBCTのソース電極は、駆動トランジスタDRTのドレイン電極に接続されている。出力スイッチBCTのゲート電極は、走査線Sgbに接続されている。これにより、出力スイッチBCTは、走査線Sgbに与えられる制御信号BGによりオン、オフされる。ここで、オンは導通状態を表し、オフは非導通状態を表す。出力スイッチBCTは、制御信号BGに基づき第2電気的素子E2の発光時間を制御する。駆動トランジスタDRTのソース電極は、第2電気的素子E2の一方の電極(ここでは陽極)に接続されている。第2電気的素子E2の他方の電極(ここでは陰極)は、電源線SLbに接続されている。駆動トランジスタDRTは、映像信号Vsigに応じた駆動電流を第2電気的素子E2に出力する。
画素スイッチSSTのソース電極は、映像信号線VLに接続されている。画素スイッチSSTのドレイン電極は、駆動トランジスタDRTのゲート電極に接続されている。画素スイッチSSTのゲート電極は、信号書き込み制御用のゲート配線として機能する走査線Sgcに接続されている。画素スイッチSSTは、走査線Sgcから供給される制御信号SGによりオン、オフされ、駆動回路PCと映像信号線VLの接続および非接続を切り替える。すなわち、画素スイッチSSTがオンされることにより、映像信号線VLの映像信号Vsigが駆動回路PCに取り込まれる。
初期化スイッチISTのソース電極は、初期化配線Sgiに接続されている。初期化スイッチISTのドレイン電極は、駆動トランジスタDRTのゲート電極に接続されている。初期化スイッチISTのゲート電極は、走査線Sgaに接続されている。初期化スイッチISTは、走査線Sgaから供給される制御信号IGによりオン、オフされ、駆動回路PCと初期化配線Sgiの接続および非接続を切り替える。すなわち、初期化スイッチISTがオンされることにより、初期化配線Sgiの初期化電位Viniが駆動回路PCに取り込まれる。
リセットスイッチRSTのソース電極は、リセット配線Sgrに接続されている。リセットスイッチRSTのゲート電極は、リセット制御用ゲート配線として機能する走査線Sgdに接続されている。リセットスイッチRSTは、走査線Sgdから供給される制御信号RGによりオン、オフされる。リセットスイッチRSTがオンに切り替えられることにより、駆動トランジスタDRTのソース電極の電位をリセット配線Sgrのリセット電位Vrstにリセットすることができる。
保持容量Csは、駆動トランジスタDRTのゲート電極とソース電極の間に接続されている。補助容量Cadは、駆動トランジスタDRTのソース電極と電源線SLaの間に接続されている。
以上のような構成においては、走査線Sga,Sgb,Sgc,Sgdに供給される制御信号IG,BG,SG,RGによって駆動回路PCが制御され、映像信号線VLの映像信号Vsigに応じた輝度で第2電気的素子E2が発光する。
例えば、一点鎖線で囲む第2電気的素子E2及び駆動回路PCは、図3に示した島状部Iの上に配置される。また、二点鎖線で囲む走査線Sga、Sgb、Sgc、Sgd、映像信号線VL、電源線SLa、SLb、リセット配線Sgr、及び、初期化配線Sgiは、図1に示したX配線WX及びY配線WYのいずれかに相当し、図3に示した帯状部Bの上に配置される。
図5は、島状部Iを含むフレキシブル基板2の概略的な断面図である。フレキシブル基板2は、第2電気的素子E2の他に、第1電極14と、接続層15と、絶縁層16と、第2電極17と、を備えている。第1電極14は、島状部Iの上に配置されている。第1電極14は、図4に示した電源線SLaと電気的に接続されている。第1電極14と島状部Iの間には、他の絶縁層や他の導電層が介在してもよい。接続層15は、例えば半田であり、第1電極14の上面に接触している。第2電気的素子E2は、接続層15の上に配置されている。
第2電気的素子E2は、陽極ANと、陰極CAと、陽極ANと陰極CAとの間に配置された発光層LIと、を備えている。陽極ANは、接続層15の上面に接触している。絶縁層16は、第1電極14、接続層15、及び、第2電気的素子E2を覆っている。陰極CAは、絶縁層16から露出している。第2電極17は、陰極CA及び絶縁層16の上に配置され、陰極CAと接触している。第2電極17は、図4に示した電源線SLbと電気的に接続されている。発光層LIは、陽極ANと陰極CAとの電位差に応じて光を放つ。
絶縁基材10の下面10Lは、伸縮部材EM1に接触している。島状部I、第1電極14、絶縁層16、及び、第2電極17は、伸縮部材EM2によって覆われている。島状部Iが無い領域においては、伸縮部材EM2は、伸縮部材EM1の上面EMAに接触している。これらの伸縮部材EM1及びEM2は、例えば伸縮可能な透明の樹脂材料によって形成することができる。
図6は、帯状部Bを含むフレキシブル基板2の概略的な断面図である。X配線WX及びY配線WYの各々は、帯状部Bの上に配置されている。X配線WXと帯状部Bとの間、及び、Y配線WYと帯状部Bとの間には、それぞれ他の絶縁層が介在してもよい。X配線WX及びY配線WYは、同一層に位置していてもよいし、異なる層に位置していてもよい。X配線WX及びY配線WYは、それぞれ絶縁層16によって覆われている。
帯状部B及び絶縁層16は、伸縮部材EM2によって覆われている。帯状部Bが無い領域においては、伸縮部材EM2は、伸縮部材EM1の上面EMAに接触している。
第1電極14は、例えば金属材料で形成されているが、インジウム錫酸化物(ITO)などの透明導電材料で形成されてもよい。第2電極17は、ITOなどの透明導電材料で形成されている。絶縁層16は、感光性アクリル樹脂などの有機絶縁材料で形成されている。絶縁層16は、無機絶縁層を含んでいてもよい。X配線WX及びY配線WYは、金属材料で形成されている。金属材料としては、例えばチタン系(Ti)及びアルミニウム系(Al)の積層体を適用することができる。第1電極14、X配線WX及びY配線WYは、同一材料で形成されてもよい。伸縮部材EM1及びEM2は、例えば、絶縁基材10よりも弾性率(ヤング率)が小さい樹脂で形成されている。
図7は、フレキシブル基板2の他の一例を示す概略的な平面図である。図7に示す例は、図3に示した例と比較して、第2電気的素子E2が複数の発光素子を備えた点で相違している。図7に示す例では、第2電気的素子E2は、第1発光素子Ea、第2発光素子Eb、及び、第3発光素子Ecを備えている。第1発光素子Ea、第2発光素子Eb、及び、第3発光素子Ecは、例えば異なる波長域の光を放つLEDである。一例として、第1発光素子Eaは赤色の波長域の光を放ち、第2発光素子Ebは緑色の波長域の光を放ち、第3発光素子Ecは青色の波長域の光を放つ。第1発光素子Ea、第2発光素子Eb、及び、第3発光素子Ecは、同時に発光してもよいし、それぞれ異なるタイミングで発光してもよい。
なお、第2電気的素子E2が備える発光素子の個数は3つに限られず、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。第1電気的素子E1も同様に、複数の発光素子を備えてもよい。
次に、第2部分10Bの伸長率を制御する手法について説明する。ここでは、以下に説明する基本構造のサンプルを用意し、引張試験を実施して伸長率を算出した。
図8は、第2部分10Bに適用される基本構造を説明するための図である。島状部I11と島状部I12との間を接続する帯状部B10は、S字型に蛇行している。配線Wは、島状部I11、帯状部B10、及び、島状部I12に亘って形成されている。帯状部B10に形成された配線Wは、帯状部B10の形状に応じて蛇行している。帯状部B10は、湾曲部B11乃至B13と、直線部B14と、を有している。
湾曲部B11乃至B13の各々の内周に沿った曲率半径をそれぞれr1乃至r3とする。また、直線部B14の線幅をW1とする。島状部I11に位置する配線Wの一端から島状部I12に位置する配線Wの他端までの直線距離(あるいは島状部I11及びI12のピッチ)をL11とする。島状部I11、帯状部B10、及び、島状部I12に亘る配線Wの全長をL12とする。基本構造のヒンジ長比L’をL12/L11と規定する。
図9は、サンプルの条件例を説明するための図である。なお、ここに示す各サンプルの曲率半径R*は、r1=r2=r3を意味するものである。
サンプル1は、曲率半径R*が15μmであり、幅W1が15μmであり、ヒンジ長比L’が1.75である。
サンプル2は、曲率半径R*が30μmであり、幅W1が15μmであり、ヒンジ長比L’が1.61である。
サンプル3は、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が15μmであり、ヒンジ長比L’が1.78である。
サンプル4は、曲率半径R*が30μmであり、幅W1が20μmであり、ヒンジ長比L’が1.65である。
サンプル5は、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が20μmであり、ヒンジ長比L’が1.78である。
サンプル6は、曲率半径R*が30μmであり、幅W1が25μmであり、ヒンジ長比L’が1.59である。
サンプル7は、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が25μmであり、ヒンジ長比L’が1.66である。
サンプル8は、曲率半径R*が30μmであり、幅W1が30μmであり、ヒンジ長比L’が1.54である。
図10は、各サンプルの引張試験の結果を示す図である。ここでの引張試験では、サンプルに引張応力が付加され、配線が破断したときの伸長率、あるいは、引張応力が付加されていない状態での抵抗値を100%としたとき、引張応力が付加された状態での抵抗値が105%となる時の伸長率を算出した。
サンプル1の伸長率は44%であり、サンプル2の伸長率は66%であり、サンプル3の伸長率は80%であり、サンプル4の伸長率は60%であり、サンプル5の伸長率は78%であり、サンプル6の伸長率は50%であり、サンプル7の伸長率は73%であり、サンプル8の伸長率は38%であった。
伸長率が高いサンプルは、帯状部B10がほぼ直線状に伸びていることを意味している。このような試験結果によれば、ヒンジ長比L’が大きいほど、伸長率も高い傾向を示すことが確認された。また、伸長率が低いサンプルでは、帯状部B10が十分に伸びず、湾曲部B11乃至B13の上で配線Wが破断することも確認された。
図11は、R*/W1と伸長度との関係を説明するための図である。ここでの伸長度とは、図8を参照して説明したヒンジ長比L’の逆数(=L11/L12)に相当する。他の観点では、伸長度は、帯状部B10の全長に対する、帯状部B10の島状部I11との接続位置から島状部I12との接続位置までの直線距離の割合に相当する。つまり、伸長度が1の場合とは、帯状部B10が完全に直線状に伸びた状態に相当し、伸長度が1未満の場合とは、帯状部B10が直線状に伸びていない状態に相当する。
R*/W1が1.5より大きい場合には、帯状部B10がほぼ直線状に伸びることが確認された。
以上の結果から、第2部分10Bの伸長率は、帯状部B10の曲率半径r1乃至r3、幅W1、ヒンジ長比L’によって制御できることが確認された。
次に、第2部分10Bの伸長率を制御する他の手法について説明する。
図12は、帯状部B10の断面図である。図12の(A)は、帯状部B10の上に配線Wが形成された第1構造体C1を示し、図12の(B)は、帯状部B10と配線Wとの間に有機絶縁層20が介在した第2構造体C2を示している。有機絶縁層20は、絶縁基材10とは異なる材料で形成されており、例えば、絶縁基材10よりも弾性率(ヤング率)が大きい有機絶縁材料で形成されている。これらの第1構造体C1及び第2構造体C2について、引張試験を行い、伸長率を算出するとともに、配線Wの抵抗値を測定した。
図13は、伸長率と抵抗変動率との関係を説明するための図である。
図中のC11乃至C14は、第1構造体C1を適用した場合の測定結果である。なお、C11については、曲率半径R*が30μmであり、幅W1が15μmである。C12については、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が25μmである。C13については、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が20μmである。C14については、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が15μmである。
図中のC21は、第2構造体C2を適用した場合の測定結果である。なお、C21については、曲率半径R*が37.5μmであり、幅W1が25μmである。
第1構造体C1を適用した場合には、第2構造体C2を適用した場合と比較して、伸長率が増加しても配線Wの抵抗値の上昇が抑制されることが確認された。換言すると、同等の抵抗変動率となる伸長率を比較すると、第1構造体C1を適用した場合には、第2構造体C2を適用した場合と比較して、高い伸長率が得られる。このことから、第1構造体C1は、第2構造体C2よりも高い延伸性を有することが確認された。
以上の結果から、第2部分10Bの伸長率は、帯状部B10の断面構造によって制御できることが確認された。
図14は、本実施形態の電子機器1の適用例を示す図である。物体100は、平面101と、曲面102と、を有している。このような物体100に対して、例えば、電子機器1の第1領域A1(あるいは第1部分10A)が平面101に貼り付けられ、電子機器1の第2領域A2(あるいは第2部分10B)が曲面102に貼り付けられる。例えば、電子機器1がフレキシブルディスプレイである場合、物体100の平面101には、高精細度のメイン表示部が設けられ、物体100の曲面102には、低精細度のサブ表示部が設けられる。
図15は、本実施形態の電子機器1の他の適用例を示す図である。物体100は、複数の平面101と、複数の曲面102と、を有している。このような物体100に対しては、複数の第1領域A1及び複数の第2領域A2を備えた電子機器1が適用される。例えば、電子機器1の第1領域A1(あるいは第1部分10A)は、それぞれ平面101に貼り付けられ、電子機器1の第2領域A2(あるいは第2部分10B)は、それぞれ曲面102に貼り付けられる。例えば、電子機器1がフレキシブルディスプレイである場合、物体100の各平面101には、高精細度のメイン表示部が設けられ、物体100の各曲面102には、低精細度のサブ表示部が設けられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、部分的に伸縮可能に構成された電子機器を提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電子機器 A1…第1領域 A2…第2領域 2…フレキシブル基板
10…絶縁基材 10A…第1部分 10B…第2部分 I…島状部 B…帯状部
E1…第1電気的素子 E2…第2電気的素子

Claims (14)

  1. 第1部分、及び、第2部分が一体的に形成された伸縮性を有する絶縁基材と、
    前記第1部分においてマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子と、
    前記第2部分においてマトリクス状に配列された複数の第2電気的素子と、を備え、
    前記第1電気的素子の配列ピッチは、前記第2電気的素子の配列ピッチより小さい、電子機器。
  2. 前記第2部分は、前記第1部分を囲んでいる、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2部分は、メッシュ状に形成されている、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記第2部分は、マトリクス状に配列された複数の島状部と、隣接する前記島状部を接続する帯状部と、を有し、
    前記第2電気的素子は、前記島状部に配置されている、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記帯状部の各々は、蛇行している、請求項4に記載の電子機器。
  6. さらに、前記第1部分及び前記第2部分に亘って配置され、前記第1部分においてほぼ直線状に形成され、前記第2部分において蛇行した第1配線を備えている、請求項1に記載の電子機器。
  7. さらに、前記第1部分及び前記第2部分に亘って配置され、前記第1配線に隣接する第2配線を備え、
    前記第1部分における前記第1配線と前記第2配線との間隔は、前記第2部分における前記第1配線と前記第2配線との間隔より小さい、請求項6に記載の電子機器。
  8. 第1部分と、前記第1部分に接続され伸縮可能な第1帯状部と、前記第1帯状部に接続された第1島状部と、を備えた絶縁基材と、
    前記第1部分においてマトリクス状に配列された複数の第1電気的素子と、
    前記第1島状部に配置された第2電気的素子と、
    前記第1部分、前記第1帯状部、及び、前記第1島状部に亘って配置され、前記第1電気的素子の少なくとも1つ及び前記第2電気的素子と電気的に接続された第1配線と、
    を備える、電子機器。
  9. 前記絶縁基材は、さらに、前記第1部分に接続され伸縮可能な第2帯状部と、前記第2帯状部に接続された第2島状部と、を備え、
    さらに、前記第1部分、前記第2帯状部、及び、前記第2島状部に亘って配置された第2配線を備え、
    前記第1部分に位置する前記第1配線及び前記第2配線の間隔は、前記第1島状部に位置する前記第1配線と前記第2島状部に位置する前記第2配線との間隔より小さい、請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記絶縁基材は、さらに、前記第1島状部及び前記第2島状部に接続され伸縮可能な第3帯状部を備え、
    さらに、前記第1部分に配置されることなく、前記第1島状部、前記第3帯状部、及び、前記第2島状部に亘って配置された第3配線を備える、請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記第1帯状部は、蛇行している、請求項8に記載の電子機器。
  12. 前記第1配線は、前記第1部分においてほぼ直線状に形成され、前記第1帯状部において蛇行している、請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記第1電気的素子及び前記第2電気的素子の少なくとも一方は、発光素子である、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記第1電気的素子及び前記第2電気的素子の少なくとも一方は、センサである、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
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