JP2021150138A - 蓄電装置 - Google Patents

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博之 宮▲崎▼
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Abstract

【課題】設置の際に制約が生じるのを抑制することができる蓄電装置を提供する。【解決手段】蓄電装置200は、蓄電素子310を有する蓄電ユニット300を含む複数の電気機器と、複数の電気機器が収容される外装体220と、を備え、外装体220は、複数の電気機器のうちの第一電気機器(蓄電ユニット300)が収容される第一収容室221と、第一収容室221の第一方向(X軸方向)に配置され、複数の電気機器のうちの第二電気機器(電気機器ユニット400(制御機器))が収容される第二収容室222と、を有し、第二収容室222は、第一方向と交差する第二方向(Y軸方向)において第一収容室221よりも突出して配置される突出部222aを有し、突出部222aは、第二方向の先端部に配置され、第二方向に対して傾斜した傾斜面223を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、蓄電素子を有する蓄電ユニットと、蓄電ユニットが収容される外装体とを備える蓄電装置に関する。
従来、蓄電素子を有する蓄電ユニットを含む複数の電気機器が外装体に収容された構成の蓄電装置が広く知られている。例えば、特許文献1には、単電池(蓄電素子)を有する蓄電池ユニット(蓄電ユニット)と、単電池の充放電制御等を行う電気部品とが外装ケース(外装体)に収容されて、車両に設置された構成(蓄電装置)が開示されている。
国際公開第2016/042783号
蓄電装置は、狭いスペースに設置されることが多いため、例えば長さが長いと、設置スペースに設置できない、または、設置できる数が限定されてしまうなど、設置の際に制約が生じるおそれがある。例えば、上記特許文献1では、蓄電装置が車両に設置されるが、車両の設置スペースには制約があることが多い。このため、蓄電ユニット及び電気部品等の電気機器を収容する外装体の長さが長い等により、蓄電装置を設置するのが困難、または、設置できる蓄電装置の数が限定されてしまうなど、蓄電装置の設置の際に制約が生じるおそれがある。
本発明は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、設置の際に制約が生じるのを抑制することができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子を有する蓄電ユニットを含む複数の電気機器と、前記複数の電気機器が収容される外装体と、を備え、前記外装体は、前記複数の電気機器のうちの第一電気機器が収容される第一収容室と、前記第一収容室の第一方向に配置され、前記複数の電気機器のうちの第二電気機器が収容される第二収容室と、を有し、前記第二収容室は、前記第一方向と交差する第二方向において前記第一収容室よりも突出して配置される突出部を有し、前記突出部は、前記第二方向の先端部に配置され、前記第二方向に対して傾斜した傾斜面を有する。
これによれば、蓄電装置において、外装体は、第一電気機器が収容される第一収容室と、第一収容室の第一方向に配置され第二電気機器が収容される第二収容室と、を有し、第二収容室は、第一収容室よりも第二方向に突出し、先端部に傾斜面が形成された突出部を有している。このように、蓄電装置の外装体を、第一電気機器を収容する第一収容室と、第二電気機器を収容する第二収容室とに分けて、第二収容室を第一収容室よりも第二方向に突出して配置する。これにより、外装体を第二方向に突出させることで外装体の第一方向の長さを短くすることができるため、設置スペースの第一方向の長さに制約がある場合でも、蓄電装置を設置することができる。また、第二収容室を第一収容室よりも第二方向に突出させることで、第二収容室の突出部が、他の部材等と干渉するおそれがある。このため、第二収容室の突出部の先端部を傾斜させる。これにより、第二収容室の突出部が、他の部材等と干渉するのを抑制することができる。これらにより、蓄電装置を設置する際に制約が生じるのを抑制することができる。
また、前記傾斜面は、前記先端部における、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に対向する面に形成されていることにしてもよい。
蓄電装置が、第一方向及び第二方向と交差する第三方向に傾くと、第二収容室の先端部の第三方向に対向する面が他の部材等と干渉するおそれがある。例えば、蓄電装置が第一方向に移動する車両等の移動体に設置されている場合、当該移動体がカーブを曲がる等によって第三方向に傾くと、第二収容室の先端部の上面または下面が天井または地面等に接触するおそれがある。このため、第二収容室の突出部の傾斜面を、突出部の先端部における、第三方向に対向する面に形成する。このように、当該突出部の先端部の第三方向側の面を傾斜させることにより、当該突出部の先端部が、他の部材等と干渉するのを抑制することができる。
また、前記第一電気機器は、前記蓄電ユニットであり、前記第二電気機器は、前記蓄電ユニットを制御する制御機器であることにしてもよい。
蓄電装置において、複数の蓄電ユニットを配置する際には、同じ大きさ及び形状の蓄電ユニットを効率的に並べたり、バスバーまたは配線を効率的に配置したりするために、配置の自由度が低くなるが、制御機器は、比較的配置の自由度が高い。このため、第一電気機器として蓄電ユニットを第一収容室に収容し、第二電気機器として制御機器を第二収容室に収容する。これにより、第二収容室の方が第一収容室よりも形状の自由度が高くなるため、第二収容室に突出部を形成させやすい。したがって、第二収容室を容易に形成することができるため、蓄電装置を設置する際に制約が生じるのを容易に抑制することができる。
また、前記第二収容室は、前記第二方向の両方向において、前記第一収容室よりも突出して配置されることにしてもよい。
これによれば、外装体において、第二収容室は、第一収容室よりも第二方向の両方向に突出して配置される。このように、第二収容室を、第二方向の両方向で第一収容室よりも突出させることで、外装体の第一方向の長さをさらに短くすることができる。これにより、蓄電装置を設置する際に制約が生じるのをさらに抑制することができる。
また、前記第二収容室は、前記第一方向における長さよりも前記第二方向における長さの方が長いことにしてもよい。
これによれば、外装体において、第二収容室は、第一方向における長さよりも第二方向における長さの方が長く形成されている。このように、第二収容室を、第一方向よりも第二方向を長くすることで、外装体の第一方向の長さをさらに短くすることができる。これにより、蓄電装置を設置する際に制約が生じるのをさらに抑制することができる。
なお、本発明は、このような蓄電装置として実現することができるだけでなく、外装体としても実現することができる。
本発明における蓄電装置によれば、設置の際に制約が生じるのを抑制することができる。
実施の形態に係る蓄電装置を備える車両の外観を示す正面図である。 実施の形態に係る蓄電装置を備える車両の構成を示す平面図である。 実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓄電装置の内部の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る電気機器ユニットの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(及びその変形例)に係る車両及び蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、製造工程、製造工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、各図は、模式図であり、寸法等は必ずしも厳密に図示したものではない。さらに、各図において、同一または同様な構成要素については同じ符号を付している。
以下の説明及び図面中において、車両の進行方向、または、蓄電装置の長手方向を、X軸方向と定義する。車両の幅方向、または、蓄電ユニットの長手方向を、Y軸方向と定義する。車両本体及び蓄電装置の並び方向、または、車両若しくは蓄電装置の上下方向(鉛直方向)を、Z軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。なお、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるが、以下では説明の便宜のため、Z軸方向を上下方向として説明する。
また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対方向を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。また、以下では、X軸方向を第一方向とも呼び、Y軸方向を第二方向とも呼び、Z軸方向を第三方向とも呼ぶ場合がある。さらに、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が直交している、とは、当該2つの方向が完全に直交していることを意味するだけでなく、実質的に直交していること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
(実施の形態)
[1 車両10及び蓄電装置200の概略説明]
まず、車両10及び蓄電装置200の概略構成について、説明する。図1は、本実施の形態に係る蓄電装置200を備える車両10の外観を示す正面図である。図2は、本実施の形態に係る蓄電装置200を備える車両10の構成を示す平面図である。具体的には、図2は、車両10のうちの車両本体100を透視して、車両本体100に蓄電装置200が取り付けられた状態を上方から見た図である。
図1及び図2に示すように、車両10は、電気鉄道用の鉄道車両であり、車両本体100と蓄電装置200とを備えている。車両本体100は、鉄道車両の本体部である。なお、当該鉄道車両としては、電車の他に、モノレール、リニアモーターカー、並びに、ディーゼル機関及び電気モーターの両方を備えるハイブリッド電車等も例示することができる。蓄電装置200は、車両本体100の下方に設けられた設備であり、電力貯蔵用途や電源用途等に使用される。つまり、蓄電装置200は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる電源設備である。
本実施の形態では、車両本体100の底部に、複数(具体的には、6つ)の蓄電装置200からなる電源設備(蓄電設備)が取り付けられている。つまり、車両10の幅方向(Y軸方向)に、2つの蓄電装置200が並んで配置され、かつ、車両10の進行方向(X軸方向)に、当該2つの蓄電装置200が3組並んで配置されている(図2参照)。具体的には、蓄電装置200は、上面に、車両本体100に取り付けられる取付部210を備えている。そして、取付部210が車両本体100の底部に取り付けられることにより、蓄電装置200が車両本体100から吊り下げられた状態で固定されている。なお、蓄電装置200の配置位置及び個数は、特に限定されない。
図2に示すように、蓄電装置200は、X軸方向に長尺な外装体220を備え、外装体220は、X軸方向に長尺な第一収容室221と、Y軸方向に長尺な第二収容室222と、を有している。第一収容室221及び第二収容室222は、X軸方向に並んで配置されている。本実施の形態では、複数の蓄電装置200のうちのY軸マイナス方向側の蓄電装置200は、第一収容室221のX軸プラス方向に第二収容室222が配置され、Y軸プラス方向側の蓄電装置200は、第一収容室221のX軸マイナス方向に第二収容室222が配置されている。つまり、Y軸プラス方向側の蓄電装置200と、Y軸マイナス方向側の蓄電装置200とは、180°回転した姿勢で配置されている。
第二収容室222は、Y軸方向の両方向において第一収容室221よりも突出する突出部222a及び222bを有している。このような構成により、蓄電装置200は、上面視で(Z軸方向から見て)T字状の形状を有している。本実施の形態では、Y軸マイナス方向側の蓄電装置200においては、突出部222aは、第一収容室221よりもY軸マイナス方向に突出し、突出部222bは、第一収容室221よりもY軸プラス方向に突出して配置されている。Y軸プラス方向側の蓄電装置200においては、突出部222aは、第一収容室221よりもY軸プラス方向に突出し、突出部222bは、第一収容室221よりもY軸マイナス方向に突出して配置されている。
つまり、突出部222aは、Y軸方向において隣り合う蓄電装置200とは反対側(外側)に突出し、突出部222bは、Y軸方向において隣り合う蓄電装置200側(内側)に突出する。また、Y軸方向に並ぶ2つの蓄電装置200が有する突出部222bは、蓄電装置200におけるX軸方向の異なる端部から内側に突出する。さらに、突出部222aは、突出部222bよりも、Y軸方向における長さが長い(Y軸方向への突出量が大きい)。また、図1に示すように、突出部222aは、Z軸マイナス方向の端部に、Y軸方向に対して傾斜した傾斜面223を有している。これら蓄電装置200が有する各部の詳細な説明については、後述する。
なお、本実施の形態では、蓄電装置200は、鉄道車両に用いられる場合を例示しているが、蓄電装置200の用途は、鉄道車両には限定されない。例えば、蓄電装置200は、自動車、自動二輪車、ウォータークラフト、船舶、スノーモービル、農業機械、または、建設機械等の移動体の駆動用またはエンジン始動用等のバッテリ等としても用いることができる。上記の自動車としては、電気自動車(EV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)及びガソリン自動車が例示される。また、蓄電装置200は、家庭用または発電機用等に使用される定置用のバッテリ等としても用いることができる。
[2 蓄電装置200の説明]
次に、蓄電装置200の構成について、詳細に説明する。図3及び図4は、本実施の形態に係る蓄電装置200の外観を示す斜視図である。具体的には、図3は、蓄電装置200のY軸マイナス方向側の面(前面)を斜め上方から見た場合の構成を示す斜視図である。図4は、蓄電装置200のY軸プラス方向側の面(背面)を斜め上方から見た場合の構成を示す斜視図である。図5は、本実施の形態に係る蓄電装置200の内部の構成を示す斜視図である。具体的には、図5は、図3の蓄電装置200から外装体220の側壁240、側壁250、上壁230、及び、側壁270の扉272を取り外して、蓄電装置200の内部の構成を示した図である。
上述の通り、また、図3及び図4に示すように、蓄電装置200は、外装体220を備えており、外装体220は、第一収容室221と、突出部222a及び222bが設けられた第二収容室222と、を有している。また、図5に示すように、第一収容室221の内方には、蓄電ユニット収容部221a及び221bが形成され、蓄電ユニット収容部221a及び221bには、蓄電ユニット300が収容されている。第二収容室222の内方には、電気機器ユニット収容部222cが形成され、電気機器ユニット収容部222cには、蓄電ユニット300を制御する制御機器である電気機器ユニット400が収容されている。蓄電装置200には、蓄電ユニット300または電気機器ユニット400に接続されて外部と充放電を行う端子または配線等が設けられているが、図示及び説明は省略する。
ここで、蓄電ユニット300及び電気機器ユニット400(制御機器)は、電気機器の一例である。詳細には、蓄電ユニット300は、第一電気機器の一例であり、電気機器ユニット400(制御機器)は、第二電気機器の一例である。つまり、第一収容室221は、複数の電気機器のうちの第一電気機器(蓄電ユニット300)が収容される収容室(電池室)であり、第二収容室222は、複数の電気機器のうちの第二電気機器(電気機器ユニット400(制御機器))が収容される収容室(制御室)である。
[2.1 外装体220の説明]
まず、外装体220について、詳細に説明する。外装体220は、蓄電装置200の外装体(外装ケース)を構成するX軸方向に長尺の矩形箱状の部材(電池箱)であり、上壁230と、側壁240〜270と、下壁280と、仕切部291〜294と、載置部295と、を有している。これらの外装体220を構成する各部材は、どのような材質で形成されていてもよいが、例えば、強度確保等の観点から、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板等の金属製の部材で形成されている。
上壁230は、外装体220の上部に配置された天井(屋根)を形成する壁であり、側壁240〜270の上方に配置されている。具体的には、上壁230は、外縁が側壁240〜270の上端に接続されて配置された、X軸方向に延設された長尺状かつ矩形状の板状部材である。本実施の形態では、上壁230は、第一収容室221及び第二収容室222の天井を形成する壁であるため、突出部222a及び222bに対応してX軸プラス方向の端部がY軸方向の両方向に突出することにより、上面視で(Z軸方向から見て)T字状の形状を有している。つまり、上壁230は、蓄電ユニット300及び電気機器ユニット400の上方に配置される壁である。
上壁230は、上述の通り、他の部材(本実施の形態では、車両本体100)に取り付けられる取付部210を有している。具体的には、上壁230のZ軸プラス方向の面の外周部分に、略等間隔に8つの取付部210が固定されている。取付部210は、どのような材質で形成されていてもよいが、上壁230等と同様に、例えば、強度確保等の観点から、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板等の金属製の部材で形成されている。この取付部210によって、蓄電装置200が、車両本体100の底部に強固に固定され、かつ、車両本体100から吊り下げられた状態で維持される。
側壁240〜270は、上壁230から下壁280までに亘って下壁280から立設して配置された外装体220の側壁であり、上壁230及び下壁280の外縁に沿って、上壁230及び下壁280を囲うように配置されている。
側壁240は、外装体220の長側面のうちY軸マイナス方向の面を形成する部材であり、矩形状かつ平板状の側壁241〜243を有している。側壁241及び242は、上壁230及び下壁280のY軸マイナス方向の端部における、第一収容室221に対応する位置に、X軸方向に並んで配置されている。具体的には、側壁241及び242は、それぞれ、蓄電ユニット収容部221a及び221bに対向して配置されて、蓄電ユニット収容部221a及び221b内の空間を開閉する、外装体220から取り外し可能(開閉可能)に構成された扉である。つまり、側壁241及び242は、それぞれ、第一収容室221に形成されたY軸マイナス方向に開口する矩形状の開口部241a及び242aの形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部241a及び242aを開閉可能に閉止する。
側壁243は、上壁230及び下壁280のY軸マイナス方向の端部における、第二収容室222に対応する位置に配置されている。具体的には、側壁243は、電気機器ユニット収容部222cに対向して配置されて、電気機器ユニット収容部222c内の空間を開閉する、外装体220から取り外し可能(開閉可能)に構成された扉である。つまり、側壁243は、第二収容室222に形成されたY軸マイナス方向に開口する矩形状の開口部243aの形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部243aを開閉可能に閉止する。
側壁241及び242には、それぞれ、矩形状の吸気部244(図3参照)が形成されている。吸気部244は、外方の空気を外装体220内(第一収容室221内)に取り入れるための複数の開口が形成された空気取入口である。吸気部244は、例えば、側壁241及び242を鎧戸とすることにより形成されている。なお、側壁241及び242には、内方にフィルタが配置されていてもよい。
側壁250は、外装体220の長側面のうちY軸プラス方向の面を形成する部材であり、矩形状かつ平板状の側壁251〜253を有している。側壁251及び252は、上壁230及び下壁280のY軸プラス方向の端部における、第一収容室221に対応する位置に、X軸方向に並んで配置されている。具体的には、側壁251及び252は、それぞれ、蓄電ユニット収容部221a及び221bに対向して配置され、外装体220から取り外し可能(開閉可能)に構成された扉である。つまり、側壁251及び252は、それぞれ、第一収容室221に形成されたY軸プラス方向に開口する矩形状の開口部251a及び252aの形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部251a及び252aを開閉可能に閉止する。
側壁253は、上壁230及び下壁280のY軸プラス方向の端部における、第二収容室222に対応する位置に配置されている。具体的には、側壁253は、電気機器ユニット収容部222cに対向して配置されて、電気機器ユニット収容部222c内の空間を開閉する、外装体220から取り外し可能(開閉可能)に構成された扉である。つまり、側壁253は、第二収容室222に形成されたY軸プラス方向に開口する矩形状の開口部253aの形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部253aを開閉可能に閉止する。
側壁251及び252には、それぞれ、矩形状の排気部254(図4参照)が形成されている。排気部254は、外装体220内(第一収容室221内)の空気を外方に排出する複数の開口が形成された空気排出口である。排気部254は、例えば、側壁251及び252を鎧戸とすることにより形成されている。つまり、外装体220の外方の空気を、吸気部244から外装体220(第一収容室221)の内方に取り入れて、蓄電ユニット300等を冷却する。そして、その際に熱せられた空気を、排気部254から外装体220(第一収容室221)の外方に排出することで、外装体220内(第一収容室221内)の温度上昇を抑制する。なお、側壁251及び252には、内方にフィルタが配置されていてもよい。また、側壁243にも吸気部(及びフィルタ)が配置されていてもよいし、側壁253にも排気部(及びフィルタ)が配置されていてもよい。これにより、第二収容室222内の電気機器ユニット400も冷却することができる。
側壁260は、外装体220の短側面のうちX軸マイナス方向の面を形成する、矩形状かつ平板状の部材である。側壁270は、外装体220の短側面のうちX軸プラス方向の面を形成する、矩形状かつ平板状の部材である。側壁270には、開口部271が形成され、かつ、開口部271を塞ぐ扉272が配置されている。開口部271は、側壁270をX軸方向に貫通する矩形状の貫通孔であり、例えば、作業時に作業員が第二収容室222内にアクセスする際に使用される。扉272は、開口部271の形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部271を開閉可能に閉止する。
下壁280は、外装体220の下部に配置された底面(床面)を形成する壁であり、側壁240〜270の下方に配置されている。具体的には、下壁280は、外縁が側壁240〜270の下端に接続されて配置された、X軸方向に延設された長尺状かつ矩形状の板状部材である。本実施の形態では、下壁280は、第一収容室221及び第二収容室222の底面を形成する壁であるため、突出部222a及び222bに対応してX軸プラス方向の端部がY軸方向両側に突出することにより、上面視で(Z軸方向から見て)T字状の形状を有している。つまり、下壁280は、蓄電ユニット300及び電気機器ユニット400の下方に配置される壁である。
下壁280は、突出部222aに対応する位置に、傾斜部281を有している。傾斜部281は、Y軸マイナス方向に向かうほどZ軸プラス方向に向かうように傾斜した矩形状かつ平板状の壁であり、この傾斜部281のZ軸マイナス方向(またはY軸マイナス方向)の面が、上述した傾斜面223となっている。傾斜部281は、側壁243と同様に、電気機器ユニット収容部222cに対向して配置されて、電気機器ユニット収容部222c内の空間を開閉する、外装体220から取り外し可能(開閉可能)に構成された扉である。つまり、傾斜部281は、第二収容室222に形成されたY軸マイナス方向に開口する矩形状の開口部281aの形状に対応した矩形状かつ平板状の開閉扉であり、開口部281aを開閉可能に閉止する。なお、傾斜部281においても、側壁241等と同様に、吸気部(鎧戸等)が形成されていてもよい。
仕切部291及び292は、上壁230から下壁280までに亘って下壁280から立設して配置された、YZ平面に平行な矩形状かつ平板状の部位である。仕切部291は、蓄電ユニット収容部221a及び221bの間に配置されて、載置部295を支持(固定)するとともに、蓄電ユニット収容部221a及び221bの間を仕切る機能を有している。仕切部292は、蓄電ユニット収容部221b及び電気機器ユニット収容部222cの間に配置されて、載置部295及び電気機器ユニット400を支持(固定)するとともに、蓄電ユニット収容部221b及び電気機器ユニット収容部222cの間を仕切る機能を有している。
仕切部293及び294は、上壁230から下壁280までに亘って下壁280から立設して配置された、XZ平面に平行な矩形状かつ平板状の部位である。仕切部293及び294は、蓄電ユニット収容部221a及び221bのY軸プラス方向に配置されて、載置部295を支持(固定)するとともに、蓄電ユニット収容部221a及び221bとそのY軸プラス方向の空間とを仕切る機能を有している。なお、仕切部293及び294には、それぞれの蓄電ユニット300に対向する位置に開口(図示せず)が形成され、当該開口にファン(図示せず)が設けられている。これにより、当該ファンによって、外装体220内の空気がY軸プラス方向に送気される。
このような構成により、上壁230と側壁241及び260と下壁280と仕切部291及び293とで、蓄電ユニット収容部221aが形成され、上壁230と側壁242と下壁280と仕切部291、292及び294とで、蓄電ユニット収容部221aが形成される。また、上壁230と側壁243、253及び270と下壁280と仕切部292とで、電気機器ユニット収容部222cが形成される。
載置部295は、側壁260及び仕切部291〜294に囲まれて固定された、XY平面に平行な矩形状かつ平板状の部位であり、X軸方向及びZ軸方向に複数の載置部295が並んで配置される。載置部295には、蓄電ユニット300が載置されて固定される。なお、載置部295は、矩形状かつ平板状には限定されず、例えば、矩形状以外の平板状でもよいし、湾曲していてもよいし、枠状(フレーム状)または棒状等であってもよい。仕切部291〜294についても同様である。
[2.2 第一収容室221及び蓄電ユニット300の説明]
次に、第一収容室221、及び、第一収容室221に収容される蓄電ユニット300の構成について、詳細に説明する。
第一収容室221は、X軸方向に長尺な直方体形状の部位(電池室)である。具体的には、第一収容室221は、外装体220の側壁241、242、251及び252と、これら側壁に対応する上壁230及び下壁280のX軸マイナス方向側の部位と、側壁260と、仕切部292とで囲まれた部位である。つまり、側壁241及び242と、側壁251及び252とは、第一収容室221の一対の長側壁を構成し、側壁260と仕切部292とは、第一収容室221の一対の短側壁を構成している。
そして、第一収容室221の内方の蓄電ユニット収容部221a及び221bに、複数の蓄電ユニット300が収容されている。本実施の形態では、蓄電ユニット収容部221aには、X軸方向に並ぶ3つの蓄電ユニット300が4段に積み上げられることにより、12個の蓄電ユニット300が配置されている。蓄電ユニット収容部221bには、X軸方向に並ぶ2つの蓄電ユニット300が4段に積み上げられることにより、8個の蓄電ユニット300が配置されている。これにより、第一収容室221の内方には、20個の蓄電ユニット300がX軸方向及びZ軸方向に並べられて配置されている。
蓄電ユニット300は、Y軸方向に長尺な形状を有し、載置部295に載置されて固定されている。図5に示すように、蓄電ユニット300は、複数の蓄電素子310と、複数の蓄電素子310を収容する外装容器320と、一対の外部端子330と、を備えている。なお、蓄電ユニット300は、複数の蓄電素子310を電気的に接続するバスバー等も備えているが、図示及び説明は省略する。また、蓄電ユニット300は、当該バスバーの位置決めを行うバスバーフレーム、蓄電素子310間に配置されるスペーサ、複数の蓄電素子310を拘束する拘束部材(エンドプレート及びサイドプレート)等も備えていてもよいが、これらについても図示及び説明は省略する。
蓄電素子310は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。例えば、蓄電素子310は、直方体形状(角形)の容器と、一対の電極端子(正極端子及び負極端子)とを備えている。また、当該容器の内方には、正極板と負極板とセパレータとが積層されて形成された電極体(蓄電要素または発電要素ともいう)、及び、電極端子と電極体とを接続する一対の集電体(正極集電体及び負極集電体)等が配置され、また、電解液(非水電解質)が封入されている。
なお、図5では、直方体形状(角形)の複数の蓄電素子310が、容器の長側面をY軸方向に向けた状態でY軸方向に並べられて、外装容器320に収容された構成を図示しているが、蓄電素子310の配置位置及び姿勢は、特に限定されない。例えば、蓄電素子310は、容器の長側面をX軸方向に向けた状態でX軸方向及びY軸方向に複数並べられた構成でもよいし、容器の長側面をZ軸方向に向けた状態でY軸方向及びZ軸方向に複数並べられた構成等でもよい。蓄電素子310の形状及び個数についても、特に限定されない。また、蓄電素子310は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。蓄電素子310は、二次電池ではなく、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよい。蓄電素子310は、固体電解質を用いた電池であってもよいし、ラミネート型の電池であってもよい。
外装容器320は、蓄電ユニット300の外装体を構成する略直方体形状(箱形)の容器(モジュールケース)である。つまり、外装容器320は、複数の蓄電素子310等の外方に配置され、これら蓄電素子310等を所定の位置に配置し、衝撃などから保護する。外装容器320の材質は特に限定されないが、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリフェニレンエーテル(PPE(変性PPEを含む))、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ABS樹脂、または、それらの複合材料等の絶縁部材、または絶縁塗装をした金属等により形成されている。外装容器320は、これにより、蓄電素子310等が外部の金属部材などに接触することを回避する。
なお、外装容器320の形状は、特に限定されず、直方体形状以外の多角柱形状、円柱形状、楕円柱形状、長円形柱形状等、どのような形状であってもよい。また、蓄電ユニット300は、外装容器320を有しておらず、サイドプレート及びエンドプレートで複数の蓄電素子310を拘束する構成を有している等でもよい。
一対の外部端子330は、蓄電ユニット300の外部からの電気を充電し、蓄電ユニット300の外部へ電気を放電するための蓄電ユニット300の総端子(正極外部端子及び負極外部端子)である。外部端子330は、蓄電ユニット300のY軸マイナス方向の端部のY軸マイナス方向の面に配置されている。具体的には、外部端子330は、蓄電ユニット300のY軸マイナス方向の端部のY軸マイナス方向の面に、当該面からY軸マイナス方向に突出した状態で配置されている。外部端子330の材質及び形状等は特に限定されないが、外部端子330は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、または、銅合金等で形成されて、樹脂製のカバーで覆われている。
このような構成により、複数の蓄電ユニット300は、Y軸マイナス方向の面がXZ平面と平行な同一平面上に配置されるように設置される。そして、複数の蓄電ユニット300が有する複数の外部端子330についても、XZ平面と平行な同一平面上に配置される。つまり、X軸方向に並ぶ複数の蓄電ユニット300については、それらが有する複数の外部端子330は、X軸方向と平行な直線上に配置(X軸方向から見て重なる位置に配置)される。Z軸方向に並ぶ複数の蓄電ユニット300については、それらが有する複数の外部端子330は、Z軸方向と平行な直線上に配置(Z軸方向から見て重なる位置に配置)される。これにより、隣り合う蓄電ユニット300の外部端子330同士をバスバーまたは配線等で接続する際に、接続作業を容易にすることができる。
[2.3 第二収容室222及び電気機器ユニット400の説明]
次に、第二収容室222、及び、第二収容室222に収容される電気機器ユニット400の構成について、図6も用いて詳細に説明する。図6は、本実施の形態に係る電気機器ユニット400の構成を示す斜視図である。具体的には、図6は、電気機器ユニット収容部222cに収容される電気機器ユニット400(401〜404)の構成を示している。
第二収容室222は、第一収容室221のX軸方向(第一方向)に配置されるY軸方向に長尺な略直方体形状の部位(制御室)である。つまり、第二収容室222は、Y軸方向(所定方向)に延設された収容室であり、X軸方向(第一方向)における長さよりもY軸方向(第一方向と交差する第二方向)における長さの方が長い。本実施の形態では、第二収容室222は、第一収容室221のX軸プラス方向に、仕切部292を隔てて、第一収容室221に接続されて配置されている。具体的には、第二収容室222は、外装体220の側壁243及び253と、これら側壁に対応する上壁230及び下壁280のX軸プラス方向側の部位と、側壁270と、仕切部292とで囲まれた部位である。つまり、側壁270と仕切部292とは、第二収容室222の一対の長側壁を構成し、側壁243と側壁253とは、第二収容室222の一対の短側壁を構成している。
上述の通り、第二収容室222は、Y軸方向(第二方向)の両方向において、第一収容室221よりも突出して配置され、これにより、第二収容室222は、外方(Y軸方向)に突出する突出部222a及び222bを有している。突出部222a及び222bは、Y軸方向(第二方向)において、第一収容室221よりも突出して配置される、第二収容室222のY軸両方向の端部である。つまり、突出部222aは、第二収容室222のうちの第一収容室221よりもY軸マイナス方向に突出した、X軸方向から見て台形状かつX軸方向に延びる角柱形状の部位である。突出部222bは、第二収容室222のうちの第一収容室221よりもY軸プラス方向に突出した直方体形状の部位である。
突出部222aは、Y軸方向(第二方向)の先端部に、Y軸方向(第二方向)に対して傾斜した傾斜面223を有している。傾斜面223は、突出部222aのY軸マイナス方向の先端部における、Z軸方向(第一方向及び第二方向と交差する第三方向)に対向する面に形成されている。具体的には、傾斜面223は、突出部222aのZ軸マイナス方向の面(下面、底面)に形成され、Y軸マイナス方向に向かうほどZ軸プラス方向に向かうように傾斜した平坦面(平面)である。
本実施の形態では、傾斜面223は、突出部222aのZ軸マイナス方向の端部のほぼ全体に形成されている。つまり、突出部222aのZ軸マイナス方向の面のほぼ全体が、傾斜面223となっている。なお、傾斜面223は、突出部222aのY軸マイナス方向の先端部に形成されていれば、その領域は限定されないが、突出部222aのY軸方向における突出量の1/3以上の部位が傾斜しているのが好ましく、1/2以上の部位が傾斜しているのがより好ましく、全体が傾斜しているのがさらに好ましい。
そして、第二収容室222の内方の電気機器ユニット収容部222cに、複数の電気機器ユニット400が収容されている。本実施の形態では、電気機器ユニット収容部222cには、電気機器ユニット401〜404が収容されている。ここで、第二収容室222は、第一収容室221よりも収容空間が小さい。つまり、電気機器ユニット収容部222cの体積は、蓄電ユニット収容部221a及び221bの合計体積よりも小さい。本実施の形態では、電気機器ユニット収容部222cの体積は、蓄電ユニット収容部221aの体積よりも小さく、蓄電ユニット収容部221bの体積とは同等または当該体積よりも小さい。
電気機器ユニット400は、蓄電ユニット300の充放電を制御したり、蓄電ユニット300に対する電気の流れを遮断したりして、蓄電ユニット300を制御する制御機器である。電気機器ユニット400は、複数の電気機器410、及び、複数の電気機器410が取り付けられた取付部材420を有している。つまり、複数の電気機器410と取付部材420とをユニット化することにより、電気機器ユニット400が構成されている。
電気機器410は、例えば、回路基板、ブレーカ、制御用電源、ヒューズ、リレー、FET(Field Effect Transistor)等の半導体スイッチ、シャント抵抗、電流センサ、サーミスタ等の電気部品である。取付部材420は、複数の電気機器410が取り付けられ、かつ、第二収容室222の内面に取り付けられることで、複数の電気機器410を第二収容室222の内面(電気機器ユニット収容部222c内)に取り付ける部材である。取付部材420は、どのような材質で形成されていてもよいが、例えば、強度確保等の観点から、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、メッキ鋼板等の金属製の部材で形成されている。
具体的には、図6に示すように、電気機器ユニット400のうちの電気機器ユニット401は、複数の電気機器410として3つの電気機器411と2つの電気機器412とを有し、取付部材420として取付部材421を有している。電気機器411は、例えば、蓄電ユニット300(蓄電素子310)に電気的に接続されて、蓄電ユニット300(蓄電素子310)の充電状態や放電状態を監視したり、蓄電ユニット300(蓄電素子310)の充放電を制御したりする回路基板である。電気機器412は、例えば、ブレーカである。取付部材421は、これらの電気機器411及び412が取り付けられるYZ平面に平行な扁平な部材であり、これらの電気機器411及び412は、取付部材421のX軸プラス方向の面に取り付けられる。
電気機器ユニット400のうちの電気機器ユニット402は、複数の電気機器410として4つの電気機器413を有し、取付部材420として取付部材422を有している。電気機器413は、例えば、制御用電源(制御電源用コンバータ)である。取付部材422は、これらの電気機器413が取り付けられる天面及び底面を有する直方体形状の枠体であり、これらの電気機器413は、取付部材422の当該天面及び底面に取り付けられる。
電気機器ユニット400のうちの電気機器ユニット403は、複数の電気機器410として3つの電気機器414を有し、取付部材420として取付部材423を有している。電気機器414は、例えば、リレーである。取付部材423は、これらの電気機器414が取り付けられるYZ平面に平行かつY軸方向に延びる板状部材であり、これらの電気機器414は、取付部材423のX軸プラス方向の面に取り付けられる。
電気機器ユニット400のうちの電気機器ユニット404は、複数の電気機器410として電気機器415及び電気機器416を有し、取付部材420として取付部材424を有している。電気機器415は、例えば、ヒューズであり、電気機器416は、例えば、電流センサである。取付部材424は、電気機器415及び電気機器416が取り付けられるXY平面に平行な扁平な部材であり、電気機器415及び電気機器416は、取付部材424のZ軸プラス方向の面に取り付けられる。
ここで、上述の通り、第二収容室222のY軸方向(所定方向)の端部には、開口部243a及び253aが形成されている。具体的には、突出部222a及び222bに、開口部243a及び253aが形成されている。つまり、突出部222aのY軸マイナス方向の面に開口部243aが形成され、突出部222bのY軸プラス方向の面に開口部253aが形成されている。そして、開口部243a及び253aは、電気機器ユニット400が通過可能な形状及び大きさに形成されている。これにより、電気機器ユニット400は、外装体220の第二収容室222における開口部243a及び253a側の端部内に、取付部材420が着脱可能に取り付けられる。つまり、電気機器ユニット400は、取付部材420が突出部222a及び222b内に着脱可能に取り付けられて、少なくとも一部が、突出部222a及び222b内に収容される。
具体的には、図5に示すように、開口部243aは、電気機器ユニット401が通過可能な形状及び大きさに形成されている。このため、電気機器ユニット401は、開口部243aから突出部222a内に挿入されて、取付部材421が、突出部222a内の仕切部292のX軸プラス方向の面に、ボルト締め等によって着脱可能に取り付けられる。これにより、電気機器ユニット401は、少なくとも一部が、突出部222a内に収容される。
また、開口部253aは、電気機器ユニット402及び403が通過可能な形状及び大きさに形成されている。このため、電気機器ユニット402は、開口部253aから突出部222b内に挿入されて、取付部材422が、突出部222b内の下壁280のZ軸プラス方向の面に、ボルト締め等によって着脱可能に取り付けられる。これにより、電気機器ユニット402は、少なくとも一部が、突出部222b内に収容される。電気機器ユニット403についても同様に、開口部253aから突出部222b内に挿入されて、取付部材423が、突出部222b内の仕切部292のX軸プラス方向の面に、ボルト締め等によって着脱可能に取り付けられる。これにより、電気機器ユニット403は、少なくとも一部が、突出部222b内に収容される。
電気機器ユニット404については、開口部243aまたは281aが、電気機器ユニット404が通過可能な形状及び大きさに形成されている。このため、電気機器ユニット404は、開口部243aまたは281aから第二収容室222内に挿入されて、取付部材424が、第二収容室222内の下壁280のZ軸プラス方向の面に、ボルト締め等によって着脱可能に取り付けられる。これにより、電気機器ユニット404は、第二収容室222内に収容される。電気機器ユニット404は、突出部222a及び222b内には収容されないが、突出部222aまたは222b内に収容されることにしてもよい。
なお、電気機器ユニット400の取付部材420を第二収容室222内に着脱可能に取り付ける手法は、ボルト締めには限定されず、係合、嵌合、または、その他の公知の機械的な接続手法を適宜用いることができる。また、側壁270の開口部271から、電気機器ユニット400を挿入してもよい。
[3 効果の説明]
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200によれば、外装体220は、第一電気機器(蓄電ユニット300)が収容される第一収容室221と、第一収容室221の第一方向(X軸方向)に配置され第二電気機器(電気機器ユニット400(制御機器))が収容される第二収容室222と、を有している。そして、第二収容室222は、第一収容室221よりも第二方向(Y軸方向)に突出し、先端部に傾斜面223が形成された突出部222aを有している。このように、蓄電装置200の外装体220を、第一電気機器を収容する第一収容室221と、第二電気機器を収容する第二収容室222とに分けて、第二収容室222を第一収容室221よりも第二方向に突出して配置する。これにより、外装体220を第二方向に突出させることで外装体220の第一方向の長さを短くすることができるため、設置スペースの第一方向の長さに制約がある場合でも、蓄電装置200を設置することができる。特に、車両10は、第一方向の長さが決められているため、蓄電装置200の第一方向における長さには制限があるのに対し、第二方向における長さには余裕がある場合がある。このため、車両10において、より多くの蓄電装置200を車両本体100に設置することができる。
また、第二収容室222を第一収容室221よりも第二方向に突出させることで、第二収容室222の突出部222aが、他の部材等と干渉するおそれがある。このため、第二収容室222の突出部222aの先端部を傾斜させる。これにより、第二収容室222の突出部222aが、他の部材等と干渉するのを抑制することができる。これらにより、蓄電装置200を設置する際に制約が生じるのを抑制することができる。
また、蓄電装置200が、第一方向及び第二方向と交差する第三方向(Z軸方向)に傾くと、第二収容室222の先端部の第三方向に対向する面が他の部材等と干渉するおそれがある。例えば、蓄電装置200が第一方向に移動する車両10等の移動体に設置されている場合、当該移動体がカーブを曲がる等によって第三方向に傾くと、第二収容室222の先端部の上面または下面が天井または地面等に接触するおそれがある。本実施の形態では、蓄電装置200は、車両本体100の底部に設置されるため、車両10がカーブを曲がる等によって傾いた場合に、第二収容室222の先端部が地面に接触するおそれがある。このため、第二収容室222の突出部222aの傾斜面223を、突出部222aの先端部における、第三方向に対向する面に形成する。このように、突出部222aの先端部の第三方向側の面を傾斜させることにより、突出部222aの先端部が、他の部材等(例えば地面)と干渉するのを抑制することができる。
また、蓄電装置200において、複数の蓄電ユニット300を配置する際には、同じ大きさ及び形状の蓄電ユニット300を効率的に並べたり、バスバーまたは配線を効率的に配置したりするために、配置の自由度が低くなるが、電気機器ユニット400等の制御機器は、比較的配置の自由度が高い。このため、第一電気機器として蓄電ユニット300を第一収容室221に収容し、第二電気機器として電気機器ユニット400等の制御機器を第二収容室222に収容する。これにより、第二収容室222の方が第一収容室221よりも形状の自由度が高くなるため、第二収容室222に突出部222a及び222bを形成させやすい。したがって、第二収容室222を容易に形成することができるため、蓄電装置200を設置する際に制約が生じるのを容易に抑制することができる。
また、外装体220において、第二収容室222は、第一収容室221よりも第二方向の両方向に突出して配置される。このように、第二収容室222を、第二方向の両方向で第一収容室221よりも突出させることで、外装体220の第一方向の長さをさらに短くすることができる。これにより、蓄電装置200を設置する際に制約が生じるのをさらに抑制することができる。
また、外装体220において、第二収容室222は、第一方向における長さよりも第二方向における長さの方が長く形成されている。このように、第二収容室222を、第一方向よりも第二方向を長くすることで、外装体220の第一方向の長さをさらに短くすることができる。これにより、蓄電装置200を設置する際に制約が生じるのをさらに抑制することができる。
また、外装体220は、複数の電気機器410が取付部材420に取り付けられた電気機器ユニット400が通過可能な開口部243a及び253aを有している。そして、電気機器ユニット400は、外装体220における開口部243aまたは253a側の端部内に、取付部材420が着脱可能に取り付けられる。このように、複数の電気機器410を取付部材420に取り付けて、電気機器ユニット400としてユニット化する。そして、外装体220に、電気機器ユニット400が通過可能な開口部243aまたは253aを形成し、外装体220の開口部243aまたは253a側の端部内に、取付部材420が着脱可能に取り付けられるように構成する。これにより、複数の電気機器410をユニット化した電気機器ユニット400を、外装体220の開口部243aまたは253aから挿入して外装体220に取り付けたり、開口部243aまたは253aから取り外したりすることができる。したがって、外装体220の外部で電気機器410への配線作業を行うことができる等により、蓄電装置200において、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業を容易にすることができる。
また、外装体220が、第一収容室221と第二収容室222とを有し、第二収容室222内に複数の電気機器410を配置する場合、第二収容室222の収容空間が小さいことにより、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業が困難になる場合がある。この場合、第二収容室222に、電気機器ユニット400が通過可能な開口部243aまたは253aを形成し、第二収容室222における開口部243aまたは253a側の端部内に、電気機器ユニット400の取付部材420が着脱可能に取り付けられる構成にする。これにより、第二収容室222の収容空間が小さい場合でも、複数の電気機器410をユニット化した電気機器ユニット400を、第二収容室222の開口部243aまたは253aから挿入して第二収容室222に取り付けたり、開口部243aまたは253aから取り外したりすることができる。したがって、第二収容室222の外部で電気機器410への配線作業を行うことができる等により、蓄電装置200において、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業を容易にすることができる。
また、外装体220に突出部222aまたは222bを形成し、外装体220の突出部222aまたは222b側に複数の電気機器410を配置する場合、外装体220の突出部222aまたは222b側の収容空間が小さいことにより、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業が困難になる場合がある。この場合、突出部222aまたは222bに、電気機器ユニット400が通過可能な開口部243aまたは253aを形成する。これにより、外装体220の突出部222aまたは222b側の収容空間が小さい場合でも、電気機器ユニット400を、突出部222aまたは222bの開口部243aまたは253aから挿入して外装体220に取り付けたり、開口部243aまたは253aから取り外したりすることができる。したがって、突出部222aまたは222bの外部で電気機器410への配線作業を行うことができる等により、蓄電装置200において、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業を容易にすることができる。
また、複数の電気機器410を外装体220の突出部222aまたは222b内に配置する場合、突出部222aまたは222b内の収容空間が小さいことにより、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業が困難になる場合がある。このため、複数の電気機器410をユニット化して電気機器ユニット400として取り扱い、電気機器ユニット400を突出部222aまたは222b内に収容する。これにより、蓄電装置200において、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業を容易にすることができる。
また、外装体220に、所定方向(Y軸方向)に延設された長尺な収容室(第二収容室222)を形成し、当該収容室に複数の電気機器410を配置する場合、当該収容室の幅が小さいことにより、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業が困難になる場合がある。この場合、当該収容室の当該所定方向(長手方向、Y軸方向)の端部に、電気機器ユニット400が通過可能な開口部243aまたは253aを形成し、当該収容室における開口部243aまたは253a側の端部内に、電気機器ユニット400の取付部材420が着脱可能に取り付けられる構成にする。これにより、当該収容室の幅が小さい場合でも、複数の電気機器410をユニット化した電気機器ユニット400を、当該収容室の開口部243aまたは253aから挿入して当該収容室に取り付けたり、開口部243aまたは253aから取り外したりすることができる。したがって、当該収容室の外部で電気機器410への配線作業を行うことができる等により、蓄電装置200において、電気機器410の取り付けまたは取り外し作業を容易にすることができる。
[4 変形例の説明]
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置200について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であり、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記実施の形態では、蓄電ユニット300を第一電気機器の一例とし、電気機器ユニット400(制御機器)を第二電気機器の一例とした。しかし、電気機器ユニット400(制御機器)を第一電気機器の一例としてもよいし、蓄電ユニット300を第二電気機器の一例としてもよいし、その他の電気機器を第一電気機器または第二電気機器の一例としてもよい。
上記実施の形態では、傾斜面223は、突出部222aの下面(Z軸マイナス方向の面)に形成された平面(平坦面)であることとした。しかし、傾斜面223は、突出部222aの下面に代えて、または、当該下面に加えて、突出部222aの上面(Z軸プラス方向の面)に形成されてもよいし、X軸プラス方向またはX軸マイナス方向の面に形成されてもよい。また、傾斜面223は、平面(平坦面)ではなく、曲面であってもよい。
上記実施の形態では、開口部243a及び253aは、突出部222a及び222bのY軸方向に対向する面に形成されていることとした。しかし、開口部243aは、突出部222aのX軸方向に対向する面(X軸プラス方向またはX軸マイナス方向の面)に形成されていてもよいし、突出部222aのZ軸方向に対向する面(Z軸プラス方向またはZ軸マイナス方向の面)に形成されていてもよい。開口部253aについても同様である。
上記実施の形態では、突出部222a及び222bの双方に開口部243a及び253aが形成されていることとした。しかし、突出部222a及び222bのいずれか一方にしか開口部が形成されていないことにしてもよい。
上記実施の形態では、第二収容室222は、Y軸方向の両方向において、第一収容室221よりも突出する2つの突出部222a及び222bを有していることとした。しかし、第二収容室222は、突出部222a及び222bのうちのいずれかの突出部を有していなくてもよい。
上記実施の形態では、第二収容室222は、X軸方向における長さよりもY軸方向における長さの方が長く、かつ、第一収容室221よりも収容空間が小さいこととした。しかし、第二収容室222は、X軸方向における長さの方がY軸方向における長さよりも長いことにしてもよいし、第二収容室222の収容空間の大きさは、第一収容室221と同等、または、第一収容室221よりも大きいことにしてもよい。
上記実施の形態では、第一収容室221は、X軸方向における長さの方がY軸方向における長さよりも長い直方体形状であることとした。しかし、第一収容室221は、X軸方向における長さよりもY軸方向における長さの方が長いことにしてもよいし、直方体形状ではなく、第二収容室222と同様に傾斜面を有する等、どのような形状でもよい。また、第一収容室221内には、仕切部291が設けられておらず、1つの蓄電ユニット収容部しか配置されていなくてもよい。
上記実施の形態では、蓄電装置200は、複数の蓄電ユニット300及び複数の電気機器ユニット400を備えており、車両10は、複数の蓄電装置200を備えていることとした。しかし、蓄電装置200は、1つの蓄電ユニット300しか備えていなくてもよいし、1つの電気機器ユニット400しか備えていなくてもよい。また、いずれかの蓄電装置200が上述した構成を有していなくてもよいし、車両10は、1つの蓄電装置200しか備えていなくてもよい。さらに、蓄電ユニット300は、複数の蓄電素子310を有していることとしたが、1つの蓄電素子310しか有していなくてもよい。
上記実施の形態では、複数の電気機器410及び取付部材420がユニット化された電気機器ユニット400が、外装体220の開口部側の端部内に着脱可能に取り付けられていることとした。しかし、電気機器ユニット400は、外装体220の当該開口部から遠い位置に取り付けられてもよいし、外装体220に着脱不能に取り付けられてもよい。また、電気機器ユニット400ではなく、ユニット化されていない電気機器410が個別に外装体220に取り付けられてもよい。
上記実施の形態では、蓄電装置200は、取付部210によって外装体220の上壁230が他の部材(車両本体100)に取り付けられることとした。しかし、蓄電装置200は、外装体220の側壁または下壁が他の部材に取り付けられてもよいし、他の部材に取り付けられなくてもよい。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
また、本発明は、このような蓄電装置200として実現することができるだけでなく、外装体220、または、外装体220及び電気機器ユニット400の組み合わせとしても実現することができる。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を有する蓄電装置等に適用できる。
10 車両
100 車両本体
200 蓄電装置
210 取付部
220 外装体
221 第一収容室
221a、221b 蓄電ユニット収容部
222 第二収容室
222a、222b 突出部
222c 電気機器ユニット収容部
223 傾斜面
230 上壁
240、241、242、243、250、251、252、253、260、270 側壁
241a、242a、243a、251a、252a、253a、271、281a 開口部
280 下壁
281 傾斜部
291、292、293、294 仕切部
300 蓄電ユニット
310 蓄電素子
400、401、402、403、404 電気機器ユニット
410、411、412、413、414、415、416 電気機器
420、421、422、423、424 取付部材

Claims (5)

  1. 蓄電素子を有する蓄電ユニットを含む複数の電気機器と、
    前記複数の電気機器が収容される外装体と、を備え、
    前記外装体は、
    前記複数の電気機器のうちの第一電気機器が収容される第一収容室と、
    前記第一収容室の第一方向に配置され、前記複数の電気機器のうちの第二電気機器が収容される第二収容室と、を有し、
    前記第二収容室は、前記第一方向と交差する第二方向において前記第一収容室よりも突出して配置される突出部を有し、
    前記突出部は、前記第二方向の先端部に配置され、前記第二方向に対して傾斜した傾斜面を有する
    蓄電装置。
  2. 前記傾斜面は、前記先端部における、前記第一方向及び前記第二方向と交差する第三方向に対向する面に形成されている
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記第一電気機器は、前記蓄電ユニットであり、
    前記第二電気機器は、前記蓄電ユニットを制御する制御機器である
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第二収容室は、前記第二方向の両方向において、前記第一収容室よりも突出して配置される
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記第二収容室は、前記第一方向における長さよりも前記第二方向における長さの方が長い
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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