JP2021148583A - Stroke sensor module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はストロークセンサモジュールに関する。 The present invention relates to a stroke sensor module.
自動車のブレーキペダルやアクセルペダルの踏み込み量など、直線的に移動する部材の変位を測定するストロークセンサが知られている。特許文献1には、収容体の内部を移動可能な移動体と、収容体に取り付けられた磁気検出素子と、を備えた位置検出装置が開示されている。移動体は磁石を内蔵し、検出対象物と連動して移動可能である。移動体の変位に伴い変化する磁界を磁気検出素子が検出することで、移動体の変位、すなわち検出対象物の変位を検出することができる。移動体は磁石を内蔵する本体部と、本体部に接続されたロッドとを有し、ロッドは収容体の貫通孔を貫通して、収容体の内外を延びている。この位置検出装置は収容体と移動体と磁気検出素子とが一体的に構成され、移動体と磁気検出素子を別々に取り付ける必要がない。また、キャリブレーションも事前に行うことができる。
Stroke sensors that measure the displacement of linearly moving members such as the amount of depression of a brake pedal or accelerator pedal of an automobile are known.
移動体の本体部は収容体の内部を摺動するため、本体部と移動体の摺動によって微粉が発生することがある。微粉は収容体の内部に堆積し、移動体の円滑な動きを妨げることがある。 Since the main body of the moving body slides inside the housing, fine powder may be generated due to the sliding of the main body and the moving body. Fine powder can accumulate inside the containment and interfere with the smooth movement of the moving body.
本発明は、本体部と移動体の摺動部の面積を低減したストロークセンサモジュールを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a stroke sensor module in which the area of a sliding portion between a main body portion and a moving body is reduced.
本発明のストロークセンサモジュールは、第1の方向に移動する移動体と、移動体と連動して第1の方向に移動する磁気発生体と、磁気発生体の移動を検出する磁気検出素子と、移動体の一部と磁気発生体とを収納する収納体と、を有している。移動体と磁気発生体の少なくともいずれかは、第1の方向からみて互いに異なる角度位置に設けられた複数の突起を有し、収容体は突起をガイドするガイド部を備える。 The stroke sensor module of the present invention includes a moving body that moves in the first direction, a magnetic generator that moves in the first direction in conjunction with the moving body, and a magnetic detector element that detects the movement of the magnetic generator. It has a storage body for storing a part of the moving body and a magnetic generator. At least one of the moving body and the magnetic generator has a plurality of protrusions provided at different angular positions from each other when viewed from the first direction, and the housing body includes a guide portion for guiding the protrusions.
本発明によれば、本体部と移動体の摺動部の面積を低減したストロークセンサモジュールを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a stroke sensor module in which the area of the sliding portion between the main body portion and the moving body portion is reduced.
図面を参照して、本発明のいくつかの実施形態について説明する。各実施形態において、移動体5の移動する方向をX方向(第1の方向)とする。移動体5が磁気発生体2を押す方向を+X方向、その反対方向を−X方向という。X方向と直交しストロークセンサモジュール1の取付面と平行な方向をY方向、X方向及びY方向と直交する方向、すなわち取付面と垂直な方向をZ方向とする。
Some embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In each embodiment, the moving direction of the
(第1の実施形態)
図1(a)はストロークセンサモジュール1の全体斜視図を、図1(b)はストロークセンサモジュール1の分解斜視図を示している。図2(a)はストロークセンサモジュール1の移動体5の側からみた側面図を、図2(b)はストロークセンサモジュール1のカバー部材9の側からみた側面図(ただし、カバー部材9と内部構造物は図示していない)を示している。図3(a)はストロークセンサモジュール1の断面図を、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿った断面図を示している。ストロークセンサモジュール1は、磁気を発生する磁気発生体2と、磁気発生体2の移動を検出する磁気検出素子3と、これらを収容する収納体4と、磁気発生体2と連動してX方向に移動する移動体5と、を有している。ストロークセンサモジュール1は収容体4に設けられた取付け部49でX−Y面と平行な取付面に取り付けられている。以下、これらの部品について詳細に説明する。
(First Embodiment)
FIG. 1A shows an overall perspective view of the
図4(a)は磁気発生体2の斜視図を、図4(b)は図4(a)のA方向からみた磁気発生体2の側面図を、図4(c)は図4(a)のB方向からみた磁気発生体2の上面図を、図4(d)は図4(a)のC方向からみた磁気発生体2の正面図を示している。磁気発生体2は、X方向に細長い概ね円筒形状の本体部21と、本体部21に沿ってX方向に延びる板状の基部22と、を有している。本体部21は磁石25とヨーク26を除き樹脂で形成される。本体部21は、後述する移動体5とバネ部材8とによって、+X方向と−X方向に移動することができる。本体部21は、X方向における両側に2つの磁石25を備えている。2つの磁石25の、磁気検出素子3と対向する面の極性は互いに異なる。このため、図3(a)に示すように、2つの磁石25の間には概ね正弦波状の磁束が発生する。2つの磁石25は軟磁性体からなるヨーク26に支持されている。ヨーク26は磁石25が発生する磁界の強度を高める。基部22はX方向に関し、本体部21の一端から他端まで延びている。基部22(及び後述の第1の突起23)は本体部21の頂部と底部に設けられている。すなわち、X方向からみて頂部を0度としたときに、基部22(及び第1の突起23)は0度の角度位置θと180度の角度位置θに設けられている(角度位置θの定義は図4(b)参照)。基部22(及び第1の突起23)の個数と設置位置はこれに限定されない。例えば、基部22(及び第1の突起23)は90度と270度の角度位置θに設置してもよい。3つ以上の基部22を設けることもできる。その場合、基部22(及び第1の突起23)は均等な角度間隔で配置されていることが好ましい。例えば、3つの基部22(及び第1の突起23)は120度間隔で設けることができる。
4 (a) is a perspective view of the
基部22の頂部には複数の第1の突起23が形成されている。基部22を設けることによって、本体部21から長く突き出した突起を設ける場合と比べて、第1の突起23の強度が向上する。第1の突起23は基部22のX方向における両端にそれぞれ形成されている。従って、磁気発生体2は合計4つの第1の突起23を備え、その一部と他の一部は互いに異なる角度位置θに設けられている。第1の突起23を基部22のX方向における両端に設けることで、磁気発生体2の動きが安定する。また、第1の突起23の一部と他の一部を互いに異なる角度位置θに設けることで、磁気発生体2がY方向及びZ方向に拘束され、磁気発生体2の動きが安定する。特に、本実施形態では第1の突起23を磁気発生体2の互いに反対側の角度位置θに設けているため、最小の数の第1の突起23で磁気発生体2を安定させることができる。
A plurality of
第1の突起23はすべて同一の形状を有している。第1の突起23はY方向に延びる突条である。第1の突起23はY方向に長軸ないし中心軸C1を有し、基部22の両面間をY方向に延びている。基部22と第1の突起23は樹脂で形成され、本体部21とともにインサート成形で形成される。磁気発生体2のX方向各端部に設けられた磁石25は対応する第1の突起23と対向している。例えば、磁石25と第1の突起23は、Z方向と平行に延びる同一直線上に位置している。各第1の突起23は中心軸C1と平行な方向(Y方向)の両端に、曲面状の第1の端部突起24を有する。
The
収容体4はX方向に細長い概ね円筒状の内部空間41を備え、内部空間41に磁気発生体2が収容されている。収容体4は樹脂で形成されている。内部空間41の0度及び180度の角度位置θに、磁気発生体2の第1の突起23をガイドする第1のガイド部42が形成されている。第1のガイド部42は、磁気発生体2の各第1の突起23を収容する、X方向に延びる第1の溝部42である。図2(b)に示すように、第1の溝部42はX方向にみてT字形状の断面を有している。第1の溝部42は、内部空間41に接続され基部22を収容する基部収容部42Aと、基部収容部42Aに接続され両側の第1の突起23を収容する突起収容部42Bと、を有している。基部収容部42Aは内部空間41の内周面から径方向(Z方向)に延び、突起収容部42Bは基部収容部42Aの端部から内部空間41の接線方向(Y方向)に延びている。
The
収容体4の磁気発生体2と対向するX方向端面には、内部空間41と連通する円形の貫通孔43が形成されている。貫通孔43は、後述する移動体5のロッド6の外径より大きな内径を有している。内部空間41の、磁気発生体2を挟んで移動体5ないし貫通孔43の反対側には、ステンレス鋼で形成されたバネ部材8が設けられている。収容体4の貫通孔43と反対側のX方向端面は開口とされ、樹脂からなるカバー部材9で閉じられている。バネ部材8は磁気発生体2を移動体5に向けて−X方向に付勢する。ストロークセンサモジュール1を組み立てる際は、移動体5を、ロッド6が貫通孔43から出るように、開口から収容体4の内部空間41に設置し、次いで磁気発生体2を内部空間41に収容し、次いでバネ部材8を内部空間41に収容し、最後にカバー部材9で開口を閉じる。バネ部材8は両端を磁気発生体2とカバー部材9に保持されて圧縮されている。
A circular through
図5(a)は移動体5の分解斜視図を、図5(b)は連結部7の斜視図を、図5(c)は移動体5と磁気発生体2の上面図を示している。移動体5は、検出対象物(図示せず)に接続された棒状のロッド6と、ロッド6の先端部に取り付けられた連結部7と、を有している。ロッド6はステンレス鋼で、連結部7は樹脂で形成され、これらはインサート成形によって一体的に形成されている。貫通孔43は連結部7が挿通不能な大きさを有しており、連結部7は内部空間41に保持される。ロッド6は貫通孔43に移動可能に挿通される。連結部7は、ロッド6に取り付けられY方向に延びるベース部71と、ベース部71のY方向両端部からX方向に延びる一対のアーム部72と、を有している。磁気発生体2はバネ部材8の付勢力によってベース部71に当接するとともに一対のアーム部72に挟まれている。連結部7と磁気発生体2は接着などの手段で固定されておらず、磁気発生体2はロッド6の動きに連動してX方向に動くだけである。
5 (a) shows an exploded perspective view of the moving
連結部7は第1の突起23と同様の形状の複数の第2の突起73を備えている。連結部7の上面には、各アーム部72のX方向先端部とベース部71のY方向両端部に4つの第2の突起73が設けられ、連結部7の下面にも同様の位置に4つの第2の突起73が設けられている。第2の突起73はY方向に延びる突条である。アーム部72の先端部に設けられた第2の突起73はY方向に長軸ないし中心軸C2を有し、アーム部72の両面間をY方向に延びている。ベース部71のY方向両端部に設けられた第2の突起73もアーム部72の先端に設けられた第2の突起73と同様の形状を有している。各第2の突起73は中心軸C2と平行な方向(Y方向)の両端に、曲面状の第2の端部突起74を有する。連結部7の第2の端部突起74も磁気発生体2の第1の端部突起24と同様の効果を奏する。収容体4の内部空間41の90度及び270度の角度位置θには、連結部7の第2の突起73をガイドする第2のガイド部44が形成されている。第2のガイド部44は、連結部7の各第2の突起73を収容する、X方向に延びる第2の溝部44である。第2の溝部44はX方向にみて概ね矩形の断面を有している。
The connecting
磁気検出素子3は磁気発生体2の発生する磁界を検出する。磁気検出素子3は内部空間41の外側で収容体4に搭載されている。磁気検出素子3はホール素子であるが、TMR素子などの磁気抵抗効果素子であってもよい。磁気検出素子3はX方向の磁束密度Bxを検出するホール素子31と、Z方向の磁束密度Bzを検出するホール素子32と、処理部33と、を備えている。処理部33は磁界角度=arctan(Bz/Bx)を算出する。磁界角度と、磁石25の磁気検出素子3に対するX方向相対位置との関係は予め求められている。処理部33は変換手段によって、磁界角度をX方向相対位置に対応した出力電圧に変換して出力する。
The
ストロークセンサモジュール1は以下のように作動する。図3(a)において、検出対象物の移動に伴いロッド6と連結部7が+X方向に移動すると、連結部7のベース部71はバネ部材8の付勢力に抗して、磁気発生体2を+X方向に押し出す。磁石25と磁気検出素子3のX方向相対位置が変化し、磁気検出素子3はそれに応じた出力電圧を出力する。ロッド6と連結部7が−X方向に動くと、磁気発生体2はバネ部材8の付勢力によって、−X方向に移動する。バネ部材8の付勢力のため、連結部7と磁気発生体2の接触は維持される。
The
磁気発生体2が収容体4の内部空間41をX方向に移動する際、複数の第1の突起23は第1のガイド部42でガイドされる。第1の突起23と第1の溝部42との間には僅かなギャップが存在するだけである。第1の突起23が第1の溝部42によってY方向及びZ方向に実質的に拘束されるため、磁石25の磁気検出素子3との相対位置はY方向及びZ方向に実質的に不変となる。この結果、ストロークセンサモジュール1の精度が向上する。磁気発生体2のX軸周りの回転も実質的に拘束されるため、磁気発生体2の磁石25の法線はZ方向と一致した状態を維持する。この結果、磁石25の回転による測定誤差を軽減することができる。さらに、磁気発生体2が収容体4の内部空間41をX方向に移動する際、複数の第1の突起23のZ方向頂部は第1のガイド部42と線接触する。これは、第1の突起23のZ方向頂部の第1のガイド部42と線接触する部位が、第1の突起23の中心軸C1から離れる方向に突き出す曲面の一部であるためである。このため、磁気発生体2が収容体4の内壁と摺動する部分の面積は、磁気発生体2が収容体4の内壁と面接触する場合と比べて大幅に低減する。この結果、摺動に伴う微粉の発生が抑制される。さらに、第1の突起23のY方向両側の第1の端部突起24は第1のガイド部42と点接触する。この結果、摺動に伴う微粉の発生がさらに抑制される。摺動に伴う微粉の発生が抑制されるため、磁気発生体2のスムーズな移動が経時的に損なわれることが抑制される。
When the
同様に、移動体5の連結部7が収容体4の内部空間41をX方向に移動する際、複数の第2の突起73は第2のガイド部44でガイドされる。第2の突起73が第2の溝部44によってY方向及びZ方向に拘束され、移動体5、特にロッド6のX軸周りの回転も拘束される。さらに、移動体5の連結部7が収容体4の内部空間41をX方向に移動する際、第2の突起73のZ方向頂部は第2のガイド部44と線接触する。また、第2の突起73の第2の端部突起74は第2のガイド部44と点接触する。このため、第1の突起23と同様の理由により、摺動に伴う微粉の発生が抑制され、磁気発生体2のスムーズな移動が経時的に損なわれることが抑制される。第2の突起73と第2の溝部44との間には僅かなギャップがあるため、ロッド6のX軸回りの回転を完全に防止することはできない。しかし、移動体5は磁気発生体2と別体とされ、磁気発生体2にX方向に当接するだけであるため、ロッド6のX軸回りの回転に起因する回転モーメントはほとんど磁気発生体2に伝達されない。この結果、磁石25の回転による測定誤差をさらに軽減することができる。
Similarly, when the connecting
本実施形態では第1の突起23と第2の突起73が設けられているが、いずれか一方の突起23,73を設けるだけでも微粉の発生を抑制することができる。図6(a)に示すように、磁気発生体2は1つの磁石25だけを有することもできる。磁束は磁石25の両側に対称に形成されるためBxを検知することで磁気発生体2の相対位置を検知することができる。この場合、磁石25は磁気発生体2のX方向における中央部に配置することが好ましい。あるいは、図6(b)に示すように、磁気発生体2は、本体部21にX方向に等間隔で離間して設けられた3つ以上の磁石25を有していてもよい。X方向両端の磁石25は対応する第1の突起23と対向していることが好ましい。例えば、磁石25と第1の突起23は、Z方向と平行に延びる同一直線上に位置している。磁石25の個数は制限されず、ストロークセンサモジュール1の使用目的、求められる測定精度などを考慮して適宜決定することができる。第1の突起23の一部は他の第1の突起23と異なる形状を有していてもよい。例えば、上側の第1の突起23の高さを下側の第1の突起23の高さより低くすることで、磁気発生体2の全高(Z方向寸法)を抑えることができる。この結果、ストロークセンサモジュール1を低背化することができる。
In the present embodiment, the
本実施形態では、磁石25と移動体5がストロークセンサモジュール1に組み込まれ、ストロークセンサモジュール1と一体化している。つまり、移動体5が収容体4及び磁気発生体2と一体化されているので、高精度のキャリブレーションが可能である。第1の理由は、ストロークセンサモジュール1を実機に組み込む前に、多点の測定結果を使ってキャリブレーションができることである。例えば、測定対象物が、プランジャのように、可動範囲の両端のみで停止するように構成された部材に接続されることがある。ストロークセンサを実機に組み込んだ後にストロークセンサモジュール1のキャリブレーションを行う場合、キャリブレーションに使用できるのは2点の測定結果だけである。本実施形態では予めキャリブレーションが可能であるため、キャリブレーションの測定精度が向上する。一体型のストロークセンサモジュール1であるため、据付時の誤差を考慮する必要もない。据付時の誤差は余計なマージンにつながるが、このようなマージンも最小化できる。各部材が熱膨張によって位置ずれする場合も熱膨張を考慮したキャリブレーションが可能である。第2の理由は、キャリブレーションが効率的に行えることである。例えば、磁気発生体2と磁気検出素子3を別々に実機に取り付ける場合、多くの部品が周囲に存在する環境でキャリブレーションを行う必要がある。本実施形態では、ストロークセンサモジュール1の製造施設において、専用の設備を使用して、効率的にキャリブレーションを行うことができる。
In the present embodiment, the
(第2の実施形態)
図7(a)は、第2の実施形態のストロークセンサモジュール101の側方断面図を、図7(b)は、磁気発生体102の斜視図を、図7(c)、7(d)はそれぞれ、図7(a)のA−A線とB−B線に沿った断面図を示している。本実施形態は、基部122と第1の突起123の構成が第1の実施形態と異なる。移動体5とバネ部材8の構成は第1の実施形態と同様である。収容体104は、第1の突起123に合わせて第1の溝部142の形状が異なる点を除き、第1の実施形態と同様である。磁気発生体102は1つの磁石125だけを有している。基部122は磁気発生体102のX方向における中央部に配置され、X方向に延びている。第1の突起123は、基部122の先端に形成されX方向に延びる突条である。この結果、第1の突起123は磁気発生体102のX方向における中央部に配置され、1つの磁石125が複数の第1の突起123と対向する。基部122は第1の突起123の基礎として機能する。基部122を設けることによって、本体部21から長く突き出した突起を設ける場合と比べて、第1の突起123の強度が向上する。第1の突起123のX方向長さは第1の実施形態の第1の突起23のY方向長さより長く、少なくとも磁石125のX方向長さより長いことが好ましい。これによって、磁気発生体102がY方向及びZ方向に効果的に拘束され、ストロークセンサモジュール101の精度が向上する。第1の突起123は0度と180度の角度位置θに設けられているが、第1の実施形態と同様、様々な個数の第1の突起123を様々な位置に配置することができる。第1の突起123はほぼ円筒形の形状を有しているため、第1の溝部142の3面で線接触する。これによって、微粉の発生を抑制することができる。本実施形態では磁石125が一つしか設けられていないため、ストロークセンサモジュール101を小型化することができる。図示は省略するが、第1の実施形態と同様、磁気発生体102は、本体部21の両端付近に2つの磁石を有していてもよいし、第1の方向Xに等間隔で離間して設けられた3つ以上の磁石を有していてもよい。第1の突起123は、Z方向に両端の磁石と対向する位置まで延びていてもよいし、Z方向に両端の磁石と重ならないように、両端の磁石の間に設けてもよい。
(Second Embodiment)
7 (a) is a side sectional view of the
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態のストロークセンサモジュール201の図2と同様の図である。本実施形態では、収容体204は、複数の第1の突起245を備えた第1のガイド部242を有し、磁気発生体202が、第1のガイド部242によってガイドされる複数の面227を備える。同様に、収容体204は、複数の第2の突起243を備えた第2のガイド部244を有し、移動体205の連結部207が、第2のガイド部244によってガイドされる複数の面275を備える。すなわち、本実施形態では、突起とガイド部の関係が第1の実施形態と逆になっている。本実施形態は第1の実施形態と同様の効果を奏する。図示は省略するが、磁気発生体202が複数の第1の突起23を備え、収容体204が複数の第2の突起243を備えてもよい。同様に、収容体204が複数の第1の突起245を備え、連結部207が複数の第2の突起73を備えてもよい。
(Third Embodiment)
FIG. 8 is a diagram similar to FIG. 2 of the
(第4の実施形態)
図9は第1〜第3の実施形態に係るストロークセンサモジュール1をハイブリッド車両に適用した例を示す。ハイブリッド車両はエンジン301と、モータ302と、エンジン301及びモータ302を制御する制御部303と、モータ302に接続されたバッテリー304と、を有している。可動部であるブレーキペダル305は、第1〜第3の実施形態に係るストロークセンサモジュール1と同じ構成の第1のストロークセンサモジュール1Aのロッド6に接続され、同じく可動部であるアクセルペダル306は、第1〜第3の実施形態に係るストロークセンサモジュール1と同じ構成の第2のストロークセンサモジュール1Bのロッド6に接続されている。第1のストロークセンサモジュール1Aはブレーキペダル305の踏み込み量を測定し制御部303に送信する。第2のストロークセンサモジュール1Bはアクセルペダル306の踏み込み量を測定し制御部303に送信する。制御部303はアクセルペダル306の踏み込み量や別途測定された車速等に応じて要求トルクを算出し、この要求トルクに基づきエンジン301とモータ302を制御する。制御部303はブレーキペダル305の踏み込み量や別途測定された車速等に応じてモータ302で回生するエネルギーを算出する。なお、可動部はブレーキペダル305とアクセルペダル306に限定されず、ストロークセンサモジュール1のロッド6に接続されて、ロッド6を直線運動させるものであればよい。
(Fourth Embodiment)
FIG. 9 shows an example in which the
X 第1の方向
1,101,201 ストロークセンサモジュール
2,102 磁気発生体
21 本体部
22,122 基部
23,123,245 第1の突起
25,125 磁石
3 磁気検出素子
4,204 収納体
41 内部空間
42,242 第1のガイド部
43 貫通孔
44,244 第2のガイド部
5 移動体
6 ロッド
7 連結部
71 ベース部
72 アーム部
73,243 第2の突起
8 バネ部材
X 1st direction 1,101,201 Stroke sensor module 2,102
Claims (25)
前記移動体と連動して前記第1の方向に移動する磁気発生体と、
前記磁気発生体の移動を検出する磁気検出素子と、
前記移動体の一部と前記磁気発生体とを収納する収納体と、を有し、
前記移動体と前記磁気発生体の少なくともいずれかは、前記第1の方向からみて互いに異なる角度位置に設けられた複数の突起を有し、
前記収容体は前記突起をガイドするガイド部を備える、ストロークセンサモジュール。 A moving body that moves in the first direction,
A magnetic generator that moves in the first direction in conjunction with the moving body,
A magnetic detector that detects the movement of the magnetic generator, and
It has a storage body that houses a part of the moving body and the magnetic generator.
At least one of the moving body and the magnetic generator has a plurality of protrusions provided at different angular positions with respect to the first direction.
The accommodating body is a stroke sensor module including a guide portion for guiding the protrusion.
前記移動体は、前記貫通孔に移動可能に挿通されるロッドと、前記ロッドの先端部に取り付けられるとともに前記磁気発生体に当接する連結部と、を有し、前記連結部は前記内部空間に収容され、前記貫通孔は前記連結部が挿通不能な大きさを有している、請求項11に記載のストロークセンサモジュール。 The accommodating body has an internal space for accommodating a part of the moving body and the magnetic generator, and a through hole communicating with the internal space.
The moving body has a rod that is movably inserted into the through hole, and a connecting portion that is attached to the tip of the rod and abuts on the magnetic generator, and the connecting portion is in the internal space. The stroke sensor module according to claim 11, wherein the through hole is accommodated and has a size such that the connecting portion cannot be inserted.
前記連結部は、前記ロッドに取り付けられたベース部と、前記ベースから前記移動体の移動方向に延びる一対のアーム部と、を有し、前記磁気発生体は前記ベース部に当接し、前記一対のアーム部に挟まれ、前記バネ部で前記移動体に向けて付勢される、請求項12に記載のストロークセンサモジュール。 It has a spring member provided on the opposite side of the moving body across the magnetic generator in the internal space.
The connecting portion has a base portion attached to the rod and a pair of arm portions extending from the base in the moving direction of the moving body, and the magnetic generator comes into contact with the base portion and the pair The stroke sensor module according to claim 12, which is sandwiched between arm portions and urged toward the moving body by the spring portion.
前記移動体と連動して移動する磁気発生体と、
前記磁気発生体の移動を検出する磁気検出素子と、
前記磁気発生体を収納する収納体と、を有し、
前記収容体は複数の突起を備えるガイド部を有し、
前記移動体と前記磁気発生体の少なくともいずれかは、前記ガイド部によってガイドされる複数の面を備える、ストロークセンサモジュール。 With a mobile body
A magnetic generator that moves in conjunction with the moving body,
A magnetic detector that detects the movement of the magnetic generator, and
It has a storage body for storing the magnetic generator and
The housing has a guide portion having a plurality of protrusions, and the housing has a guide portion.
A stroke sensor module in which at least one of the moving body and the magnetic generator includes a plurality of surfaces guided by the guide portion.
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