JP2021147142A - コンベヤチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】大重量の搬送物品Wに適用する。【解決手段】金属製の外リンク10、内リンク20と、樹脂製の支持部材30とを備え、支持部材30は、ピン孔31a、31a付きの取付部31と、上部の受け部32とを一体に形成し、取付部31を外プレート11の内面側に対応させ、受け部32を外プレート11の上縁に載せるようにして外リンク10に組み合せる。【選択図】図1

Description

この発明は、たとえば大重量で表面に傷が付き易い搬送物品用に特に好適なコンベヤチェーンに関する。
一般的な金属製のローラチェーンのコンベヤチェーンは、金属製の搬送物品に適用すると、コンベヤチェーンと搬送物品との直接的な接触により、搬送物品の表面を不用意に傷付けたり、過大な騒音を発生したりすることが少なくない。
そこで、ローラチェーンの各外プレートを樹脂製の板材の外面側に埋め込むようにして一体にインサート成形し、樹脂製の板材を介して搬送物品を支持するコンベヤチェーンが実用されている(特許文献1)。また、ローラチェーンの各外プレート、各内プレートの上縁にそれぞれ外向きの旗状の舌片を設け、これらの舌片上に掛け渡すようにして梯子状にねじ止めする樹脂板を搬送物品の支持部材として使用するコンベヤチェーンも提案されている(特許文献2)。
実公平2−10849号公報 実用新案登録第3153576号公報
かかる従来技術の前者によるときは、搬送物品が大重量であると、外プレートを埋め込む樹脂製の板材の強度が不足し、板材が剥がれたり損傷したりすることがあるという問題があった。また、後者によるときは、大重量の搬送物品に対して容易に適合し得るとしても、多数の樹脂板を各外リンク、各内リンク上に梯子状にねじ止めするため、コンベヤチェーンの全体寸法が大形化したり、所要組立工数が過大になったりしがちであるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、各外プレートと別体の樹脂製の支持部材を各外プレートごとに組み込むことによって、大重量の搬送物品に好適に適用できる上、全体寸法が極端に大形化したり、所要組立工数が大幅に増大したりするおそれがないコンベヤチェーンを提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、交互に連結する金属製の外リンク、内リンクと、外リンクの各外プレートごとに設け、外プレートと別体の樹脂製の支持部材とを備えてなり、支持部材は、ピン孔付きの平板状の取付部と、取付部の片面側の上部の搬送物品用の受け部とを一体に形成し、外リンクのピンをピン孔に挿通することにより、取付部を外プレートの内面側に対応させるとともに受け部を外プレートの上縁に載せるようにして外リンクに組み合わせることをその要旨とする。
なお、受け部は、上面側を平坦面に形成し、下面側を外プレートの上縁の形状に適合させることができる。
また、受け部は、外プレートの全長相当の長さ、外プレート、取付部の各厚さの合計相当の幅に形成してもよい。
さらに、支持部材の正面形状は、ピン孔より上の上半部を実質的に長方形に形成してもよく、上面の両端部を円弧状に形成してもよく、ピン孔より下の下半部を外プレートの形状に合わせてもよい。
かかる発明の構成によるときは、各外プレートごとに設ける樹脂製の支持部材は、外プレートの上縁上に載せる受け部を介して搬送物品を支持するので、大重量の搬送物品に対し、支障なく適用することができる。また、支持部材は、取付部のピン孔に外リンクのピンを挿通することにより外プレートの内面側に適切に位置決めして対応させることができ、格別に過大な組立工数を要しない上、コンベヤチェーンの全体寸法を過大にすることもない。なお、支持部材は、たとえばポリアミド樹脂(PA)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)などの一般的な各種のエンジニアリングプラスチックにより一体成形することができる。ただし、内リンクは、ローラ付きの前後のブシュを介して左右の内プレートを連結するローラリンクとし、ローラ、ブシュ、内プレートの全部を金属製とする。外リンクは、前後のピンを介して左右の外プレートを連結するピンリンクとし、ピン、外プレートの全部を金属製とする。
受け部は、外プレートの上縁に適合する下面側を外プレートの上縁に安定に載せるとともに、平坦面の上面により搬送物品を安定に支持することができ、このとき、搬送物品の重量は、外プレートの上縁上の受け部を介して支持され、ピン孔付きの取付部に負荷されることがない。なお、外プレートは、小判形、ひょうたん形のいずれであってもよい。また、受け部は、外プレートの全長相当の長さに形成することにより、隣接する他の支持部材の受け部との間に生じる隙間を最小に抑えることができ、外プレート、取付部の各厚さ相当の幅に形成することにより、受け部、外プレートの各外面側を同一平面に整えることができる。
支持部材の正面形状は、外プレートの形状に拘らず、上面側を平坦面にして上半部を実質的に長方形に形成することができる。また、上面の両端部を円弧状に丸めて形成することにより、搬送物品などによる損傷の機会を最少にすることができ、下半部を外プレートの形状に合わせることにより、全体形状を端正に整えることができる。
一部分解全体構成斜視図 要部分解斜視図 支持部材の正面図 図1のX−X線矢視相当拡大断面図 全体構成説明図 使用状態説明図
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
コンベヤチェーンは、金属製の外リンク10、10…、内リンク20、20…を交互に屈曲自在に連結し、外リンク10の各外プレート11ごとに樹脂製の支持部材30を組み合わせてなる(図1、図2)。
外リンク10は、左右の外プレート11、11と、外プレート11、11を連結する前後のピン12、12とから構成されている。各外プレート11には、前後のピン孔11a、11aが開口され、各ピン12の両端は、それぞれ左右の外プレート11、11の対応するピン孔11aに挿通され、かしめ加工により抜止めされている。なお、外プレート11は、図示の小判形に限らず、ひょうたん形などであってもよく、外プレート11、11、ピン12、12は、いずれも金属製である。
内リンク20は、左右の内プレート21、21と、内プレート21、21を連結する前後のブシュ22、22と、各ブシュ22に相対回転自在に装着する前後のローラ23、23とから構成されている。各内プレート21には、前後のブシュ孔21a、21aが開口され、各ブシュ22の両端は、それぞれ左右の内プレート21、21の対応するブシュ孔21aに圧入されている。なお、内プレート21は、図示の小判形に限らず、ひょうたん形などであってもよく、内プレート21、21、ブシュ22、22、ローラ23、23は、いずれも金属製である。
外リンク10の前後のピン12、12は、一方の外プレート11の前後のピン孔11a、11aに立設し、前後に隣接する内リンク20、20の各一方のブシュ22、22に挿通して他方の外プレート11のピン孔11a、11aに取り付けることにより、外リンク10、内リンク20、20を屈曲自在に連結することができる。
各支持部材30は、平板状の取付部31の片面側の上部に受け部32が一体に形成されている。また、取付部31には、前後のピン孔31a、31aが開口されている。
左右の支持部材30、30は、それぞれのピン孔31a、31aに外リンク10のピン12、12を挿通することにより、左右の外プレート11、11の各内面側に取付部31の外面側を対面させるようにして外リンク10に外向きに組み合わされている。なお、各支持部材30は、対応する外プレート11の上縁に受け部32を載せるようにして、ピン孔31a、31aを通るピン12、12を介して位置決めされている。
支持部材30の前後の長さは、外プレート11の前後の長さに一致している。また、支持部材30は、ピン孔31a、31aの中心線CLより下の下半部の正面形状が外プレート11の形状に合わされており(図2、図3)、中心線CLより上の上半部の正面形状が実質的に横長の長方形に形成されている。なお、受け部32の上面側は、両端部を小径の円弧状に丸める平坦面に形成され、下面側は、外プレート11の上縁の形状に適合する左右対称の下向きの曲面に形成されている。また、受け部32の幅wは、外プレート11の厚さt1 、取付部31の厚さt3 として(図1、図4)、w=t1 +t3 相当に設定されており、したがって、受け部32、外プレート11の各外面側は、実質的に同一平面になっている。
コンベヤチェーンの全体外観は、たとえば図5のとおりである。ただし、図5(A)〜(C)は、それぞれ上面図、正面図、下面図である。
コンベヤチェーンは、左右の各外プレート11、11上に露出する支持部材30の受け部32、32…の平坦面の上面側が小さい隙間dを介して前後に一直線状に複列に整列されている。なお、図5(A)〜(C)において、左端の外リンク10は、割ピン13、13を介して前後のピン12、12の各一端を抜止めする継手リンクとして図示されている。
そこで、コンベヤチェーンは、図示しないスプロケットを介し、たとえば2条を平行に同一高さに配置して同方向に同期走行させることにより(図6)、それぞれの受け部32、32…を介し、双方のコンベヤチェーンに掛け渡すようにして搬送物品Wを支持して安定に搬送することができる。なお、搬送物品Wとしては、たとえばアルミニウム押出形材製や鋼材製の建材などのように、表面に傷が付き易い大重量の物品が殊に好適であるが、他の任意の物品であってもよい。ただし、図6において、コンベヤチェーンは、3条以上を平行に配置してもよい。
以上の説明において、支持部材30の受け部32の下面側の形状は、上面側に負荷される搬送物品Wの重量を外プレート11の上縁に適切に分散して負荷させることができればよく、外プレート11の上縁の形状に必ずしも厳密に一致させる必要がない。たとえば、図3の受け部32の下面側の形状は、左右の両端部が小径の円弧状に丸められて斜め上向きに切り上げられており、この点で、外プレート11の上縁の形状と一致していない。
また、支持部材30の下半部の正面形状は、ピン孔31a、31aのまわりの強度が過大に損なわれない限り、外プレート11の外形より小さくしてもよく、スプロケットなどの他の部材との有害な干渉を生じない限り、外プレート11の外形より大きくしてもよい。
なお、コンベヤチェーンは、必要に応じ、搬送物品Wを走行中のコンベヤチェーン上に停滞させるアキュムレート動作を実現することも可能である。
この発明は、樹脂製の支持部材を組み込むことによって、たとえばアルミニウム押出形材の建材などを含む表面に傷が付き易い大重量の搬送物品などを搬送する用途に対し、広く好適に適用することができる。
W…搬送物品
t1 、t3 …厚さ
w…幅
10…外リンク
11…外プレート
12…ピン
20…内リンク
30…支持部材
31…取付部
31a…ピン孔
32…受け部

特許出願人 オリエンタルチエン工業株式会社

Claims (6)

  1. 交互に連結する金属製の外リンク、内リンクと、前記外リンクの各外プレートごとに設け、前記外プレートと別体の樹脂製の支持部材とを備えてなり、該支持部材は、ピン孔付きの平板状の取付部と、該取付部の片面側の上部の搬送物品用の受け部とを一体に形成し、前記外リンクのピンを前記ピン孔に挿通することにより、前記取付部を前記外プレートの内面側に対応させるとともに前記受け部を前記外プレートの上縁に載せるようにして前記外リンクに組み合わせることを特徴とするコンベヤチェーン。
  2. 前記受け部は、上面側を平坦面に形成し、下面側を前記外プレートの上縁の形状に適合させることを特徴とする請求項1記載のコンベヤチェーン。
  3. 前記受け部は、前記外プレートの全長相当の長さ、前記外プレート、取付部の各厚さの合計相当の幅に形成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンベヤチェーン。
  4. 前記支持部材の正面形状は、前記ピン孔より上の上半部を実質的に長方形に形成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のコンベヤチェーン。
  5. 前記支持部材の正面形状は、上面の両端部を円弧状に形成することを特徴とする請求項4記載のコンベヤチェーン。
  6. 前記支持部材の正面形状は、前記ピン孔より下の下半部を前記外プレートの形状に合わせることを特徴とする請求項4または請求項5記載のコンベヤチェーン。
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