JP2021146203A - 脊椎プレート - Google Patents

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Abstract

【課題】脊椎プレートを提供すること。【解決手段】本発明は、整形外科および神経外科において脊椎に対して固定手術を行うために使用される脊椎プレートを提供する。本発明によれば、プレートの長手方向端部のいずれか1つ以上を任意の角度で回転させて固定することによって使用されるように回転装置およびロック装置が設置され、これにより、医師は、手術中に脊椎プレートの形状を医師が所望する形状に変更し、患者の様々な脊椎形状に対応して手術を行うことができる。さらに、本発明によれば、脊椎プレートの形状を任意の角度で回転させることができるので、患者の様々な脊椎形状に対応することができる。【選択図】図1

Description

開示の内容
〔発明の背景〕
1.発明の分野
本発明は、脊椎プレートに関し、より具体的には、整形外科および神経外科において脊椎に対して固定手術を行うために用いられる脊椎プレートに関する。
2.関連技術の説明
一般に、脊椎は身体の柱を形成し、その上方部分は、上方の頭蓋骨と下方の骨盤とを接続する、人体の背骨を形成する部分である。脊椎は、上から、7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙椎、および3個〜5個の尾骨を含む。このような脊椎では、椎間板疾患および腰椎椎間板ヘルニアなどの症状が、長期または過剰使用により起こりやすい。一般に、脊椎骨折および脱臼などの脊椎障害を有する患者は、各椎骨を、互いに対して動かないように固定することによって、治療および矯正を受ける。このために、脊椎固定装置は、当技術分野で、癒合中に椎骨を固定するために広く使用されている。
このような脊椎プレートは、一般に、脊椎障害の治療に使用される植え込みプレートを指す。脊椎インプラントは、様々な脊椎障害により損傷した椎間板が除去された椎骨間に人工インプラントの癒合ケージを挿入して、椎骨間の間隔を修復および維持する、脊椎癒合に用いられる。従来の場合、椎骨間に挿入された癒合ケージは、椎体の背面に同時に適用される骨ねじおよびロッドと同時に使用されるか、または、ケージがプレートおよび椎骨にねじ込まれる接続ボルトによって連結および固定されるようにして、使用されるか、あるいは、ケージ自体が、ケージを椎骨に直接固定するために骨ねじを取り付けることができる骨ねじ孔を備えている。
しかし、脊椎形状(spin shape)は手術中の患者の状態によって非常に多様であるため、医師が各状況に応じて脊椎プレートの形状を変更することによって脊椎プレートを使用する必要がある事例が生じる。しかし、患者の様々な脊椎形状に応じて脊椎プレートの形状を正確に変更することは容易ではない。そのため、実際に手術を行う際には、脊椎プレートが椎骨に付着せずに剥がれるか、またはいくらか不完全に付着することによって、副次的作用が生じるか、または手術を再度行わなければならなくなるという問題がある。
米国特許出願公開第2018−0235671 A号 米国特許出願公開第2013−0060283 A号
〔発明の概要〕
本発明の目的は、脊椎プレートを提供することであり、この脊椎プレートでは、プレートの長手方向端部のいずれか1つ以上を任意の角度で回転させて固定することによって使用されるように回転装置およびロック装置が設置され、これにより、医師は、手術中に脊椎プレートの形状を医師が所望する形状に変更することにより脊椎プレートを使用し、患者の様々な脊椎形状に対応して手術を行うことができる。
上記目的を達成するために、本発明のある態様によると、脊椎プレートが提供され、これは、中央本体と、中央本体の両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじが受容される1つ以上の固定用ねじ孔を有する一対の端部本体と、を含み、一対の端部本体のうちの少なくとも一方は、中央本体に端部本体を選択的に回転可能に固定するように構成された回転装置と、回転装置をロック解除状態またはロック状態に維持するように構成されたロック装置と、を含む。
ここで、中央本体は、これに形成された1つ以上の固定用ねじ孔を含み得、椎骨に挿入される固定用ねじが、この固定用ねじ孔に受容される。
さらに、回転装置は、中央本体の両端部に形成された中央ピン継手と、端部本体の端部に形成された端部ピン継手と、中央ピン継手および端部ピン継手に貫通するようにして挿入される回転ピンと、を含み得る。
さらに、ロック装置は、回転ピンの外側に位置するように中央ピン継手に形成された中央ロック部と、回転ピンの外側に位置するように端部ピン継手に形成された端部ロック部と、回転ピンの外側で、中央ピン継手および端部ピン継手に挿入されて、その回転を防止するように端部ロック部および中央ロック部に留められるロック管と、を含み得る。
さらに、ロック管は、その外周に形成されて端部ロック部と中央ロック部とに接触し、かつ、端部ロック部と中央ロック部との相対位置を固定するように構成された管ロック部と、その一端部に形成されたノブと、を含み得る。
さらに、中央ロック部は、中央ピン継手において、その内周に沿って形成された中央セレーションであってもよく、端部ロック部は、端部ピン継手において、その内周に沿って形成された端部セレーションであってもよく、管ロック部は、中央セレーションおよび端部セレーションの両方に接触するようにロック管の外周に形成された管セレーションであってもよい。
さらに、中央ロック部は、中央ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であってもよく、端部ロック部は、端部ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であってもよく、管ロック部は、中央ロック部と端部ロック部との相対位置を固定するようにロック管の外周上に細長い形態で形成されたキー溝またはキー突起であってもよい。
さらに、ノブは、握りやすいように、多角形に形成され得るか、または、その外周上に突起もしくは溝が形成されてもよい。
さらに、ノブは、装置との連結のために、ノブの内面に形成された装置連結部を有し得る。
さらに、装置連結部は、ノブの内面に形成された雌ねじであってもよい。
さらに、装置連結部は、ノブの内面に形成された連結凹部または連結突起であってもよい。
さらに、回転装置は、1つおよび/または2つの端部ピン継手と、2つおよび/または1つの中央ピン継手と、を含み得、1つの端部/中央ピン継手は、2つの中央/端部ピン継手間に挿入される。
さらに、2つの中央/端部ピン継手の1つの端部/中央ピン継手にのみ回転ピン支持座部を形成してもよい。
さらに、回転装置は、中央本体内に回転可能に配置され、端部ピン継手の外面に接触して端部本体の回転を防止する、回転ロックユニットを含み得る。
さらに、中央本体は、中央本体内に形成された、回転ロックユニットが挿入される回転ロックユニット座部と、回転ロックユニットの側面を端部ピン継手に向けて露出するために各回転ロックユニット座部の片側に形成された開口部と、を含み得る。
さらに、回転ロックユニットは、回転ロックユニット座部に形成された回転突起座部に挿入される回転突起と、回転突起と一体的に形成された回転ロックユニット本体と、端部ピン継手に接触するように回転ロックユニット本体の外面の一部分に形成された接触表面と、回転ロックユニット本体の外面のその他の部分に形成され、端部ピン継手に接触することなく接触表面を連続的に形成する非接触表面と、を含み得る。
本発明によれば、回転装置およびロック装置は、プレートの長手方向端部のいずれか1つ以上を任意の角度で回転させて固定することによって使用されるように設置され得、それによって、医師は、脊椎プレートの形状を医師が所望する形状に変更し、患者の様々な脊椎形状に対応して手術を行うことができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および他の利点は、添付の図面に関連して理解される以下の詳細な説明からより明確に理解されるであろう。
本発明の実施形態1による脊椎プレートを示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートの中央本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートの端部本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートの回転ピンを示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートのロック管を示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートにおいてロック管が解放された状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1による脊椎プレートにロック管が留められた状態を示す斜視図である。 端部本体を中央本体に対して回転させた後、ロック管を留めて、本発明の実施形態1による脊椎プレートの端部本体をロックした状態を示す斜視図である。 端部本体を中央本体に対して回転させた後、ロック管を解放して、本発明の実施形態1による脊椎プレートの端部本体をロック解除した状態を示す斜視図である。 ロック解除されている、本発明の実施形態2による脊椎プレートを示す斜視図である。 本発明の実施形態2による脊椎プレートの中央本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態2による脊椎プレートの端部本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態2による脊椎プレートの回転ロックユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態2による脊椎プレートの回転ピンを示す斜視図である。 回転ロックユニットが解放されている、本発明の実施形態2による脊椎プレートの部分拡大斜視図である。 回転ロックユニットが留められている、本発明の実施形態2による脊椎プレートの部分拡大斜視図である。 ロックされている、本発明の実施形態2による脊椎プレートを示す斜視図である。
〔発明の詳細な説明〕
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。各図面の構成要素への参照符号を示すにあたり、同じ要素は、異なる図面で例示されているが、同じ参照符号で示されることに注意されたい。本発明の実施形態においては、本発明の趣旨を不必要に曖昧にし得ると判断される公知の機能および構成については説明しない。
本発明の実施形態1による脊椎プレート100について、図1〜図9を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100を示す斜視図である。図1に示すように、脊椎プレート100は、基本的に、中央本体102と、中央本体102の長手方向において両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじが受容される1つ以上の固定用ねじ孔110が形成された、一対の端部本体104および106と、を含み、一対の端部本体104および106のうちの少なくとも一方は、その端部本体を中央本体102に選択的に回転可能に固定する回転装置と、回転装置をロック解除状態またはロック状態に維持するロック装置と、を含む。
脊椎プレート100は、チタン、Co−Cr合金等の既知の材料で作られ得るが、これらに限定されるものではない。
固定用ねじ孔110は、受容された固定用ねじの頭部(不図示)を支持するようにねじ支持部108を含んでもよい。脊椎プレート100を一対の隣り合う椎体間に使用する場合には、両側の端部本体104および106に形成された固定用ねじ孔110であれば十分であるが、脊椎プレートを3つ以上の椎体に使用する場合には、中央本体102に、椎骨に挿入される固定用ねじを受容するための1つ以上の固定用ねじ孔をさらに形成することができる。
図2は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100の中央本体を示す斜視図である。図2に示すように、中央本体102は、その両端部に形成された中央ピン継手118および124と、中央ピン継手118および124に形成された中央ロック部と、中央本体の中央部分に形成された窓128と、を含み得る。
図3は、本発明の実施形態1による脊椎プレートの端部本体を示す斜視図である。図3に示すように、端部本体104および106は、1つ以上の固定用ねじ孔110を含み得、これは、中央本体102の長手方向において両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじを受容する。さらに、端部本体104および106は、その端部に形成された端部ピン継手112と、端部ピン継手112に形成された端部ロック部と、を含み得る。
端部ロック部は、端部ピン継手112の内周上に形成された端部セレーション114であってよく、端部ピン継手112の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起(不図示)であってもよい。
回転装置は、中央本体102の両端部に形成された中央ピン継手118および124と、端部本体104および106の端部に形成された端部ピン継手112と、中央ピン継手118および124ならびに端部ピン継手112に、貫通するように挿入される回転ピン130と、を含み得る。
実施形態1では、回転装置は、1つの端部ピン継手112と、互いに離間した2つの中央ピン継手118および124と、を含むことができ、端部ピン継手112は、2つの中央ピン継手118および124の間に挿入される。一方、1つの変形例では、回転装置は、2つの端部ピン継手と、1つの中央ピン継手と、を含み得、中央ピン継手が2つの端部ピン継手間に挿入される。さらに、回転装置は、1つの中央ピン継手と、1つの端部ピン継手と、を含んでもよく、上記構成以外にも種々の変形例が可能である。
ロック装置は、回転ピン130の外側に位置するように中央ピン継手118および124に形成された中央ロック部と、回転ピン130の外側に位置するように端部ピン継手112に形成された端部ロック部と、回転ピン130の外側で、中央ピン継手118および124ならびに端部ピン継手112に挿入されて、その回転を防止するように端部ロック部および中央ロック部に留められるロック管140と、を含み得る。
中央ロック部は、中央ピン継手118および124の内周上に形成された中央セレーション120および126とすることができる。中央セレーション120および126のピッチを小さくするにつれて、様々な角度を実現することができるが、その一方で、ピッチは、小さくされて機械的性能の悪化を引き起こす。したがって、性能試験により安定性が確保され得るとともに、角度変化の範囲が小さくなり得るように、中央セレーション120および126のピッチを決定することが重要である。
さらに、中央ロック部は、中央ピン継手118および124の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起(不図示)であってもよい。
窓128は、手術中に脊椎プレートと接触する椎骨表面をチェックするためのビューポートとして機能することができ、また、窓128を通して装置を連結するためのアプリケーションとして利用することもできる。
図4は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100の回転ピン130を示す斜視図である。図4に示すように、回転ピン130は、回転ピン中央部分132と、回転ピン端部分134および136と、を含み、また、中央ピン継手118および124ならびに端部セレーション114を通過して、中央ロック部および端部ロック部に挿入され得る。回転ピン130の長さは、2つの中央本体継手118および124の外側に露出されないように、2つの中央本体継手118および124の最も外側の端部間の距離以下とすることができる。
さらに、端部ピン継手112は、これに形成された回転ピン支持座部116を有し得、回転ピン130は、回転ピン支持座部上に、これと接触した状態で、回転可能に据えられる。回転ピン支持座部116を端部ピン継手112に形成することにより、回転ピン130が外側に抜けるのを防ぐように、回転ピンを安定して支持することができる。さらに、この目的のために、回転ピン支持座部116と接触する、回転ピン130の部分の断面は、長手方向においてその部分より外側の部分の断面よりも小さくなるように形成され得る。
図5は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100のロック管140を示す斜視図である。図5に示すように、ロック管140は、その外周上に形成されて端部ロック部および中央ロック部と接触し、かつ端部ロック部と中央ロック部との相対位置を固定するように構成された管ロック部と、その一端部に形成されたノブ144と、を含み得る。
管ロック部は、中央セレーション120および126ならびに端部セレーション114の両方に接触するように歯143を有する、ロック管140の外周上に形成された管セレーション142とすることができる。
さらに、管ロック部は、中央ロック部と端部ロック部との相対位置を固定するように、細長い形態でロック管140の外周上に形成されたキー溝またはキー突起(不図示)とすることができる。すなわち、管ロック部として、ロック管140の外周上に、2つ以上のキー溝またはキー突起が形成されて、中央ロック部として中央ピン継手118および124の内周上にならびに端部ロック部として端部ピン継手112の内周上に、半径方向に形成された複数の突起または溝に、管ロック部のキー溝またはキー突起に対応する任意の角度で挿入される。
管ロック部、中央ロック部、および端部ロック部の形状は前述したものに限定されず、種々の改変が可能である。
ノブ144は、多角形に形成され得るか、またはその外周上に形成された突起もしくは溝を有し得、それによって握りやすくする。ノブ144は、ロック管140を中央ロック部および端部ロック部に挿入する際の挿入を容易にするためのグリップとして機能してもよい。
さらに、ノブ144は、装置と連結するためにノブの内面に形成された装置連結部146を有し得、装置連結部146は、ノブ144の内面に形成された雌ねじ、連結凹部または連結突起とすることができる。本発明では、雌ねじ、連結凹部または連結突起を装置連結部146としてノブ144に形成することにより、ロック管140が、中央ロック部および端部ロック部に留められてロック状態とされた後であっても、ロック管140は、ノブ144に形成された装置連結部146に装置(不図示)を連結して、これを再びロック解除状態に戻すことによって、解放される。このとき、回転ピン130を片側に押圧した状態で、装置(不図示)を装置連結部146に連結するか、または、回転ピン130の長さが、中央ピン継手118および124ならびに端部ピン継手112の全長よりも短くなるように形成される。
図6は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100においてロック管140を解放した状態を示す斜視図であり、図7は、本発明の実施形態1による脊椎プレート100にロック管140を留めた状態を示す斜視図である。図6および図7に示すように、回転ピン130は、中央ピン継手118および124ならびに端部ピン継手112を通って挿入され、端部ピン継手112に形成された回転ピン支持座部116によって安定して挿入され得る。
図6に示すように、ロック管140が中央ロック部および端部ロック部に完全に留められる前の状態である、ロック解除状態では、端部本体104および106が中央本体102に対して所望の角度で位置付けられるように、調節することができる。さらに、図7に示すように、ロック管140が中央ロック部および端部ロック部に完全に留められた状態である、ロック状態では、中央本体102に対する端部本体104および106の回転が防止され、固定状態にされる。
図8は、端部本体104および106を中央本体102に対して回転させた後、ロック管140を留めて、本発明の実施形態1による脊椎プレート100の端部本体104および106をロックする状態を示す、斜視図であり、図9は、端部本体104および106を中央本体102に対して回転させた後、ロック管140を解放して、本発明の実施形態1による脊椎プレート100の端部本体104および106をロック解除する状態を示す、斜視図である。図8および図9に示すように、本発明によれば、端部本体104および106は、中央本体102に対して所望の角度で位置付けられるように調節され得る。図8に示すロック状態の後であっても、ロック管140のノブ144に形成された装置連結部146によってロック管140を解放して、図9に示すようなロック解除状態に再び戻すことができる。
次に、本発明の実施形態2による脊椎プレート200について、図10〜図17を参照して説明する。図10は、本発明の実施形態2による脊椎プレート200を示す斜視図である。図10に示すように、脊椎プレート200は、基本的に、中央本体202と、中央本体202の長手方向において両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじが受容される1つ以上の固定用ねじ孔210を有する、一対の端部本体204および206と、を含み、一対の端部本体204および206のうちの少なくとも一方は、端部本体を中央本体202に選択的に回転可能に固定する回転装置と、回転装置をロック解除状態またはロック状態に維持するロック装置と、を含み、これらは、実施形態1と同じである。
脊椎プレート200は、チタン、Co−Cr合金等の既知の材料で作られ得るが、これに限定されるものではない。
固定用ねじ孔210は、受容された固定用ねじの頭部(不図示)を支持するようにねじ支持部208を含み得る。脊椎プレート200を一対の隣り合う椎体間に使用する場合には、両側の端部本体204および206に形成された固定用ねじ孔210であれば十分であるが、脊椎プレートを3つ以上の椎体に使用する場合には、中央本体202に、椎骨に挿入される固定用ねじを受容するための1つ以上の固定用ねじ孔をさらに形成することができる。
図11は、本発明の実施形態2による脊椎プレート200の中央本体202を示す斜視図である。図11に示すように、中央本体202は、その両端部に形成された中央ピン継手218および224と、中央ピン継手218および224に形成された中央ピン孔220および226と、を含み得る。さらに、窓228が中央本体202に追加的に形成されてもよい。
図12は、本発明の実施形態2による脊椎プレートの端部本体を示す斜視図である。図12に示すように、端部本体204および206は、1つ以上の固定用ねじ孔210を含み得、これは、中央本体202の長手方向において両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじを受容する。さらに、端部本体204および206は、その端部に形成された端部ピン継手212と、端部ピン継手212に形成された端部ピン孔214と、を含み得る。
回転装置は、中央本体202の両端部に形成された中央ピン継手218および224と、端部本体204および206の端部に形成された端部ピン継手212と、中央ピン継手218および224ならびに端部ピン継手212に貫通するようにして挿入される回転ピン230と、を含み得る。
実施形態2では、回転装置は、1つの端部ピン継手212と、互いに離間した2つの中央ピン継手218および224と、を含むことができ、端部ピン継手212は、2つの中央ピン継手218および224の間に挿入される。一方、1つの変形例では、回転装置は、2つの端部ピン継手と、1つの中央ピン継手と、を含み得、中央ピン継手が2つの端部ピン継手間に挿入される。さらに、回転装置は、1つの中央ピン継手と、1つの端部ピン継手と、を含むこともでき、上記構成以外にも種々の変形例が可能である。
本実施形態2の脊椎プレート200は、回転装置が回転ロックユニット240を含み、回転ロックユニットが、中央本体202内に回転可能に配置され、端部ピン継手212の外面に接触して端部本体204および206の回転を防止することを特徴とする。
この目的のために、中央本体202は、回転ロックユニット240が挿入される、中央本体に形成された回転ロックユニット座部252と、回転ロックユニット240の側面を端部ピン継手212に向けて露出するために各回転ロックユニット座部252の片側に形成された開口部254と、を含み得る。さらに、回転ロックユニット座部252に回転突起座部256を形成し、回転ロックユニット240を回転可能に支持することができる。
さらに、図13に示すように、回転ロックユニット240は、回転ロックユニット座部252に形成された回転突起座部256に挿入される回転突起248と、回転突起248と一体的に形成された回転ロックユニット本体242と、端部ピン継手と接触するように回転ロックユニット本体242の外面の一部分に形成された接触表面244と、回転ロックユニット本体242の外面のその他の部分に形成され、端部ピン継手212に接触することなく接触表面244を連続的に形成する非接触表面246と、を含み得る。さらに、回転ロックユニット本体242は、その上側に形成された装置溝250を有し得、これに装置が挿入される。一方、装置突起が、回転ロックユニット本体242に形成されて、装置に挿入されてもよい。
回転突起座部256と回転突起248とは、以下のようになるよう、互いに連結される:回転突起248が回転突起座部256に形成された回転リング、環状リングまたは環状溝に挿入される;回転突起248が、その外周上に形成され、互いにぴったりと適合されるように回転突起座部256に対応する構造を有する;または、回転突起248の端部が、回転突起座部256に形成された孔を貫通し、リベットで留めるか、もしくは固定ボルトを挿入するなど既知の技術を用いてこれに固定される。回転ロックユニット本体242は、全体としてボルト形状を有し得、その上部中央に形成された装置溝250は、六角形または星形等の既知の形状を有し得る。さらに、装置溝250の代わりに、回転ロックユニット本体242に六角形または星形の突起を形成することも可能である。回転ロックユニット本体242の外周は、全体として円筒形状を有し、片側の切り欠き部が、非接触表面246に対応し、切り欠き部でない残りの部分が、接触表面244に対応する。非接触表面246と接触表面244との中心角は、必要に応じて設計者が選択することができる。しかし、実施形態2では、非接触表面246が開口部254に位置付けられると、非接触表面246の幅は開口部254の幅とほぼ等しい。さらに、非接触表面246の切り欠き部の厚さは、非接触表面246が開口部254に位置するときに、周囲の表面と一致する高さを有するように設定されている。
窓228は、中央本体202内に形成され、手術中に脊椎プレートと接触する椎骨表面をチェックするためのビューポートとして機能し、また、窓228を通して装置を連結するためのアプリケーションとして利用することもできる。
図14は、本発明の実施形態2による脊椎プレート200の回転ピン230を示す斜視図である。図14に示すように、回転ピン230は、回転ピン中央部分232と回転ピン端部分234および236と、を含み、中央ピン継手218および224ならびに端部ロック部を通過して、中央ピン孔220および226ならびに端部ピン孔214に挿入される。回転ピン230の長さは、2つの中央ピン継手218および224の外側に露出されないように、2つの中央ピン継手218および224の最も外側の端部間の距離以下とすることができる。
さらに、端部ピン継手212は、これに形成された回転ピン支持座部(不図示)を有し得、回転ピン230は、この回転ピン支持座部上に、これと接触した状態で、回転可能に据えられ、これは実施形態1と同じである。端部ピン継手212に回転ピン支持座部を形成することにより、回転ピン230が外側に抜けるのを防ぐように、回転ピンを安定して支持することができる。さらに、この目的のために、回転ピン支持座部に接触する回転ピン230の部分の断面は、その部分の外側の部分の断面よりも小さくなるように形成され得る。さらに、回転ピン支持座部は、中央ピン継手218および224のいずれかに形成してもよい。加えて、中央ピン継手218および224ならびに端部ピン継手212の双方に回転ピン支持座部を形成することも可能である。
以下、脊椎プレート200の動作について、図15〜図17を参照して説明する。
図15に示すように、回転ロックユニット240の非接触表面246が中央本体202の開口部254に位置している場合、これを開放状態という。この場合、回転ロックユニット240の非接触表面246が端部ピン継手212の表面に接触しないので、端部本体204および206は、中央本体202に対して自由に移動することができる。
これにより、図16に示すように、使用者は、端部本体204および206を中央本体202に対して回転させて脊椎プレートを所望の角度にした後、回転ロックユニット240を回転させ、接触表面244は開口部254を通って突出する。本発明の実施形態2では、4つの回転ロックユニット240が両側に2つずつ配置されているので、上述した動作を4回繰り返す。
その結果、図17に示すように、脊椎プレート200は、端部本体204および206を任意の角度で中央本体202に対して角度回転させた状態で、固定することができる。
好ましい実施形態および変形例を参照して本発明を説明したが、本発明は、上述した特定の実施形態および変形例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲により定められるような本発明の範囲から逸脱することなく、種々の改変および変形が行われ得ることが、当業者には理解されよう。
本発明によれば、手術時に脊椎プレートの形状を医師が所望する形状に改変することによって脊椎プレートを使用することが可能であり、それによって、患者の様々な脊椎形状に対応できる脊椎プレートを開発することができる。
さらに、脊椎プレートの形状が1枚のプレートで様々な角度で変形され得、手術中に操作のたびにプレートを準備する手間を軽減することができ、メーカーの観点からは製品コストを大幅に削減することができる。
〔参照符号の説明〕
100、200:脊椎プレート
102、202:中央本体
104、106、204、206:端部本体
108、208:ねじ支持部
110、210:固定用ねじ孔
112、212:端部ピン継手
114:端部セレーション
118、124、218、224:中央ピン継手
116:回転ピン支持座部
120、126:中央セレーション
128、228:窓
130、230:回転ピン
132、232:回転ピン中央部分
134、136、234、236:回転ピン端部分
140:ロック管
142:管セレーション
143:歯
144:ノブ
146:装置連結部
214:端部ピン孔
220、226:中央ピン孔
240:回転ロックユニット
242:回転ロックユニット本体
244:接触表面
246:非接触表面
248:回転突起
250:装置溝
252:回転ロックユニット座部
254:開口部
256:回転突起座部
〔実施の態様〕
(1) 脊椎プレートにおいて、
中央本体と、
長手方向において前記中央本体の両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじが受容される少なくとも1つの固定用ねじ孔を有する一対の端部本体と、
を含み、
前記一対の端部本体のうちの少なくとも一方は、前記端部本体を前記中央本体に選択的に回転可能に固定するように構成された回転装置と、前記回転装置をロック解除状態またはロック状態に維持するように構成されたロック装置と、を含む、脊椎プレート。
(2) 前記中央本体は、これに形成された少なくとも1つの固定用ねじ孔を含み、椎骨に挿入される固定用ねじが、前記少なくとも1つの固定用ねじ孔に受容される、実施態様1に記載の脊椎プレート。
(3) 前記回転装置は、
前記中央本体の両端部に形成された少なくとも1つの中央ピン継手と、
前記端部本体の端部に形成された端部ピン継手と、
前記中央ピン継手および前記端部ピン継手に貫通するようにして挿入される回転ピンと、
を含む、実施態様1に記載の脊椎プレート。
(4) 前記ロック装置は、
前記回転ピンの外側に位置するように前記中央ピン継手に形成された少なくとも1つの中央ロック部と、
前記回転ピンの外側に位置するように前記端部ピン継手に形成された端部ロック部と、
前記回転ピンの外側で、前記中央ピン継手および前記端部ピン継手に挿入され、その回転を防止するように前記端部ロック部および前記中央ロック部に留められるロック管と、
を含む、実施態様3に記載の脊椎プレート。
(5) 前記ロック管は、
前記ロック管の外周に形成されて前記端部ロック部と前記少なくとも1つの中央ロック部とに接触し、前記端部ロック部と前記中央ロック部との相対位置を固定するように構成された管ロック部と、
前記ロック管の一端部に形成されたノブと、を含む、実施態様4に記載の脊椎プレート。
(6) 前記少なくとも1つの中央ロック部は、前記中央ピン継手において、その内周に沿って形成された中央セレーションであり、
前記端部ロック部は、前記端部ピン継手において、その内周に沿って形成された端部セレーションであり、
前記管ロック部は、前記中央セレーションおよび前記端部セレーションの両方に接触するように前記ロック管の外周に形成された管セレーションである、実施態様5に記載の脊椎プレート。
(7) 前記少なくとも1つの中央ロック部は、前記中央ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であり、
前記端部ロック部は、前記端部ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であり、
前記管ロック部は、前記少なくとも1つの中央ロック部と前記端部ロック部との前記相対位置を固定するように前記ロック管の前記外周上に細長い形態で形成されたキー溝またはキー突起である、実施態様6に記載の脊椎プレート。
(8) 前記ノブは、握りやすいように、多角形に形成されているか、または、その外周上に突起もしくは溝が形成されている、実施態様5に記載の脊椎プレート。
(9) 前記ノブは、装置との連結のために、前記ノブの内面に形成された装置連結部を有する、実施態様5に記載の脊椎プレート。
(10) 前記装置連結部は、前記ノブの前記内面に形成された雌ねじである、実施態様9に記載の脊椎プレート。
(11) 前記装置連結部は、前記ノブの前記内面に形成された連結凹部または連結突起である、実施態様9に記載の脊椎プレート。
(12) 前記回転装置は、1つまたは2つの端部ピン継手と、1つまたは2つの中央ピン継手と、を含み、前記1つの端部/中央ピン継手は、前記2つの中央/端部ピン継手間に挿入される、実施態様3に記載の脊椎プレート。
(13) 回転ピン支持座部が、前記2つの中央/端部ピン継手の1つの端部/中央ピン継手にのみ形成されている、実施態様12に記載の脊椎プレート。
(14) 前記回転装置は、前記中央本体内に回転可能に配置され、前記端部ピン継手の外面に接触して前記端部本体の回転を防止する、回転ロックユニットを含む、実施態様3に記載の脊椎プレート。
(15) 前記中央本体は、
前記中央本体内に形成された、前記回転ロックユニットが挿入される回転ロックユニット座部と、
前記回転ロックユニットの側面を前記端部ピン継手に向けて露出するために各前記回転ロックユニット座部の片側に形成された開口部と、
を含む、実施態様14に記載の脊椎プレート。
(16) 前記回転ロックユニットは、
前記回転ロックユニット座部に形成された回転突起座部に挿入される回転突起と、
前記回転突起と一体的に形成された回転ロックユニット本体と、
前記端部ピン継手に接触するように前記回転ロックユニット本体の外面の一部分に形成された接触表面と、
前記回転ロックユニット本体の前記外面のその他の部分に形成され、前記端部ピン継手に接触することなく前記接触表面を連続的に形成する非接触表面と、
を含む、実施態様15に記載の脊椎プレート。

Claims (16)

  1. 脊椎プレートにおいて、
    中央本体と、
    長手方向において前記中央本体の両側に配置され、椎骨に挿入される固定用ねじが受容される少なくとも1つの固定用ねじ孔を有する一対の端部本体と、
    を含み、
    前記一対の端部本体のうちの少なくとも一方は、前記端部本体を前記中央本体に選択的に回転可能に固定するように構成された回転装置と、前記回転装置をロック解除状態またはロック状態に維持するように構成されたロック装置と、を含む、脊椎プレート。
  2. 前記中央本体は、これに形成された少なくとも1つの固定用ねじ孔を含み、椎骨に挿入される固定用ねじが、前記少なくとも1つの固定用ねじ孔に受容される、請求項1に記載の脊椎プレート。
  3. 前記回転装置は、
    前記中央本体の両端部に形成された少なくとも1つの中央ピン継手と、
    前記端部本体の端部に形成された端部ピン継手と、
    前記中央ピン継手および前記端部ピン継手に貫通するようにして挿入される回転ピンと、
    を含む、請求項1に記載の脊椎プレート。
  4. 前記ロック装置は、
    前記回転ピンの外側に位置するように前記中央ピン継手に形成された少なくとも1つの中央ロック部と、
    前記回転ピンの外側に位置するように前記端部ピン継手に形成された端部ロック部と、
    前記回転ピンの外側で、前記中央ピン継手および前記端部ピン継手に挿入され、その回転を防止するように前記端部ロック部および前記中央ロック部に留められるロック管と、
    を含む、請求項3に記載の脊椎プレート。
  5. 前記ロック管は、
    前記ロック管の外周に形成されて前記端部ロック部と前記少なくとも1つの中央ロック部とに接触し、前記端部ロック部と前記中央ロック部との相対位置を固定するように構成された管ロック部と、
    前記ロック管の一端部に形成されたノブと、を含む、請求項4に記載の脊椎プレート。
  6. 前記少なくとも1つの中央ロック部は、前記中央ピン継手において、その内周に沿って形成された中央セレーションであり、
    前記端部ロック部は、前記端部ピン継手において、その内周に沿って形成された端部セレーションであり、
    前記管ロック部は、前記中央セレーションおよび前記端部セレーションの両方に接触するように前記ロック管の外周に形成された管セレーションである、請求項5に記載の脊椎プレート。
  7. 前記少なくとも1つの中央ロック部は、前記中央ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であり、
    前記端部ロック部は、前記端部ピン継手の内周上において、その周方向に形成された複数のロック溝またはロック突起であり、
    前記管ロック部は、前記少なくとも1つの中央ロック部と前記端部ロック部との前記相対位置を固定するように前記ロック管の前記外周上に細長い形態で形成されたキー溝またはキー突起である、請求項6に記載の脊椎プレート。
  8. 前記ノブは、握りやすいように、多角形に形成されているか、または、その外周上に突起もしくは溝が形成されている、請求項5に記載の脊椎プレート。
  9. 前記ノブは、装置との連結のために、前記ノブの内面に形成された装置連結部を有する、請求項5に記載の脊椎プレート。
  10. 前記装置連結部は、前記ノブの前記内面に形成された雌ねじである、請求項9に記載の脊椎プレート。
  11. 前記装置連結部は、前記ノブの前記内面に形成された連結凹部または連結突起である、請求項9に記載の脊椎プレート。
  12. 前記回転装置は、1つまたは2つの端部ピン継手と、1つまたは2つの中央ピン継手と、を含み、前記1つの端部/中央ピン継手は、前記2つの中央/端部ピン継手間に挿入される、請求項3に記載の脊椎プレート。
  13. 回転ピン支持座部が、前記2つの中央/端部ピン継手の1つの端部/中央ピン継手にのみ形成されている、請求項12に記載の脊椎プレート。
  14. 前記回転装置は、前記中央本体内に回転可能に配置され、前記端部ピン継手の外面に接触して前記端部本体の回転を防止する、回転ロックユニットを含む、請求項3に記載の脊椎プレート。
  15. 前記中央本体は、
    前記中央本体内に形成された、前記回転ロックユニットが挿入される回転ロックユニット座部と、
    前記回転ロックユニットの側面を前記端部ピン継手に向けて露出するために各前記回転ロックユニット座部の片側に形成された開口部と、
    を含む、請求項14に記載の脊椎プレート。
  16. 前記回転ロックユニットは、
    前記回転ロックユニット座部に形成された回転突起座部に挿入される回転突起と、
    前記回転突起と一体的に形成された回転ロックユニット本体と、
    前記端部ピン継手に接触するように前記回転ロックユニット本体の外面の一部分に形成された接触表面と、
    前記回転ロックユニット本体の前記外面のその他の部分に形成され、前記端部ピン継手に接触することなく前記接触表面を連続的に形成する非接触表面と、
    を含む、請求項15に記載の脊椎プレート。
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