JP2021144618A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021144618A
JP2021144618A JP2020044449A JP2020044449A JP2021144618A JP 2021144618 A JP2021144618 A JP 2021144618A JP 2020044449 A JP2020044449 A JP 2020044449A JP 2020044449 A JP2020044449 A JP 2020044449A JP 2021144618 A JP2021144618 A JP 2021144618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
similar
model
album data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020044449A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7451242B2 (ja
Inventor
貴之 山田
Takayuki Yamada
貴之 山田
惇平 武市
Jumpei Takeichi
惇平 武市
寛康 國枝
Hiroyasu Kunieda
寛康 國枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2020044449A priority Critical patent/JP7451242B2/ja
Priority to US17/191,540 priority patent/US11509777B2/en
Publication of JP2021144618A publication Critical patent/JP2021144618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7451242B2 publication Critical patent/JP7451242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00132Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
    • H04N1/00161Viewing or previewing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00132Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture in a digital photofinishing system, i.e. a system where digital photographic images undergo typical photofinishing processing, e.g. printing ordering
    • H04N1/00185Image output
    • H04N1/00196Creation of a photo-montage, e.g. photoalbum
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/0044Display of information to the user, e.g. menus for image preview or review, e.g. to help the user position a sheet
    • H04N1/00442Simultaneous viewing of a plurality of images, e.g. using a mosaic display arrangement of thumbnails
    • H04N1/00456Simultaneous viewing of a plurality of images, e.g. using a mosaic display arrangement of thumbnails for layout preview, e.g. page layout

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

【課題】 ユーザが所望とするアルバムを容易に作成する技術が求められていた。【解決手段】 画像処理装置は、お手本アルバムデータのレイアウト結果と、類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域を、他の領域よりも強調して表示する。【選択図】 図2

Description

本発明は、画像処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1では入力した画像群の情報を用いてアルバムを生成する技術が開示されている。
特開2019−215593
近年、ユーザが所望とする印刷物を容易に生成する技術が求められていた。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、お手本となるお手本アルバムデータに含まれるお手本画像を解析して、第1解析結果を取得する第1取得手段と、複数の候補画像を解析することで得られる第2解析結果を取得する第2取得手段と、前記第1解析結果と前記第2解析結果に基づいて、前記複数の候補から前記お手本画像に類似した画像を類似画像として選択する選択手段と、前記選択された類似画像データに基づいて類似アルバムデータを生成する生成手段と、前記お手本アルバムデータのレイアウト結果と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域を、他の領域よりも強調して表示する表示制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが所望とする印刷物を容易に出力することができる。
画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 アルバムデータの構造を示す図である。 アルバムレイアウトを示す図である。 アルバム作成アプリケーションのGUIを示す図である。 自動レイアウト処理のフローチャートである。 レイアウト結果の一例を示す図である。 アルバム作成アプリケーションのGUIを示す図である。 画像処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 自動レイアウト処理のフローチャートである。 シーン分類方法を説明する図である。 アルバム作成アプリケーションのGUIを示す図である。
[第1の実施形態]
本実施形態では、画像処理装置において、アルバム作成のためのアプリケーション(以下、「アプリケーション」または単純に「アプリ」ともいう)を動作させ、該アプリケーション上で複数の写真画像が自動でレイアウトされたアルバムデータを生成する。そして、このアルバムデータを印刷装置に送信することで印刷物としてアルバムを作成する。本実施形態では、お手本となるアルバムデータに基づいて、お手本アルバムデータと類似する類似アルバムデータを作成する。より詳しく説明すると、類似アルバムデータは、お手本アルバムデータと同じページ数を持つ。さらに、お手本アルバムデータの各ページに配置されたお手本画像と類似した類似画像が類似アルバムデータに配置される。また、お手本画像がお手本アルバムデータに配置される位置と、類似画像が類似アルバムデータに配置される位置も同じである。例えば、お手本画像がお手本アルバムデータの3ページ目の左上に配置されている場合、類似画像は類似画像データの3ページ目の左上に配置される。なお、お手本アルバムデータの生成に使用された画像群と、類似アルバムデータの生成に使用される画像群は異なる。
<画像処理装置のハードウェア構成について>
以下、本実施形態における画像処理装置のハードウェア構成について、図1を用いて説明する。尚、以下では、画像処理装置が情報処理装置(PC)のケースを説明するが、画像処理装置として、スマートフォン等の他の装置を採用してもよい。
図1に示すように、画像処理装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、ディスプレイ105と、キーボード106と、マウス107と、データ通信装置108と、を有する。これらの部品は、データバス109により接続されており、相互にデータを送信または受信することができる。
CPU101は、画像処理装置100全体を制御する。また、CPU101は、本実施形態で説明する画像処理方法をプログラムに従って実行する。尚、図1では、画像処理装置が1個のCPUを有するが、画像処理装置は複数のCPUを有してもよい。
ROM102には、CPU101が実行するプログラムが記憶されている。RAM103は、CPU101によるプログラムの実行時に、各種情報を一時的に記憶するためのメモリを提供する。HDD104には、画像ファイルや画像解析等の処理結果を保持するデータベース等が記憶され、本実施形態では、このHDD104に、アルバム作成のためのアプリケーションプログラムが記憶されている。尚、このアプリケーションプログラムについては、アルバム作成アプリと呼ばれることもあり、図5等を用いて後述する。
ディスプレイ105は、本実施形態のユーザインターフェイス(以下UI)や画像のレイアウト結果を表示して、ユーザに提示するための装置である。ディスプレイ105は、タッチセンサー機能を有してもよい。キーボード106は、画像処理装置100が有する入力装置の1つであり、例えば、ディスプレイ105に表示されたGUI上に所定の情報を入力するために用いられる。本実施形態では、ユーザは、キーボード106を介してアルバムの見開き数を入力する。マウス107は、画像処理装置100が有する入力装置の1つであり、例えば、ディスプレイ105に表示されたGUI上のボタンをクリックして押下するために用いられる。
データ通信装置108は、プリンタやサーバ等の外部装置と通信するための装置である。例えば、自動レイアウトされた結果であるアルバムデータは、データ通信装置108を介して、画像処理装置100に接続されたプリンタやサーバに送信される。なお、サーバに送信されたアルバムデータは、サーバに接続されたプリンタにより印刷される。データバス109は、上述した各構成要素とCPU101とを接続する。以上が、本実施形態における画像処理装置のハードウェア構成についての内容である。
<画像処理装置のソフトウェア構成について>
以下、本実施形態における画像処理装置のソフトウェア構成、言い換えると、画像処理装置にインストールされているアルバム作成アプリケーションにより実現される機能構成について、図2を用いて説明する。アルバム作成アプリケーションは、ディスプレイ105に表示されているアプリケーションのアイコンがユーザによりマウス107を使ってダブルクリックされることにより起動する。アルバム作成アプリケーションは様々な機能を有するが、以下では主に、本実施形態において特に重要な機能である、自動レイアウト処理部201により提供される自動レイアウト機能を説明する。
図2に示すように、アルバム作成アプリケーションは、アルバム作成条件設定部202と、自動レイアウト処理部201と、アルバム表示部210と、を有する。「自動レイアウト機能」とは、撮影された写真の画像群から、各画像の内容や属性に基づいてアルバムデータの生成に適した画像を選択した上でレイアウトして、アルバムデータを作成する機能である。作成されたアルバムデータは、ディスプレイ105に表示される。
アルバム作成条件設定部202は、ユーザのマウス操作に応じたアルバム作成条件を、自動レイアウト処理部201に設定する。本実施形態では、アルバム作成条件として、お手本となるアルバムデータ、アルバムに使用する画像群、アルバム商材を設定する。お手本となるアルバムデータは、例えばファイルやディレクトリの指定により設定されても良い。また、アルバムデータがアルバム作成アプリケーション特有のファイル構造で保存されている場合、ファイル構造に基づいてアルバム作成条件が設定されても良い。また、アルバム作成条件は、アプリにプリセットとして予め登録された選択肢の中から選ぶことで設定されてもよい。画像群は、例えば撮影日時など個別の画像データの付随情報や属性情報を用いて設定されてもよい。また、画像群は、アルバムデータがアルバム作成アプリケーション特有のファイル構造で保存されている場合、ファイル構造に基づいて設定されても良い。アルバム商材とはアルバムに使用する紙の種類や製本時の綴じ部の処理のことである。
ここで、本実施形態で作成するアルバムについて説明する。本実施形態で作成されるアルバムは、表紙および複数の見開きで構成される。「見開き」とは、例えば表示においてはひとつの表示用ウィンドウに相当し、印刷においては、異なるシートに印刷された、互いに隣接する1対のページに相当する。また、1枚の用紙に画像を印刷し真ん中で折ることでアルバムを形成することもある。その場合は、「見開き」とは、同一シートに印刷された、互いに隣接する1対のページに相当する。ここでは、このような見開きの概念を用いて説明するが、ページでもよい。本実施形態では、アルバム作成条件設定部202により設定されたお手本アルバムデータおよび候補画像群に基づき、お手本アルバムデータと類似する類似アルバムデータが作成される。
また本実施形態におけるアルバムデータとは、アルバムに配置される画像と、該画像が配置される見開き番号や位置、サイズ等の情報を含む。図3は、本実施形態で用いるアルバムデータの例である。図3(a)はアルバム全体に関する情報を表す商材テーブルの例を示す。商材テーブルはアルバムのページ数やサイズ、印刷する紙の種類や製本方法が記録されている。図3(b)は紙面に配置される画像とその位置を表すスロットテーブルの例を示す。スロットテーブルは、各行にアルバムに配置する画像と、画像が配置される見開き番号、見開きページにおいて画像が配置される位置、画像のサイズ及び角度が記録されている。以降、図3の表で1行分の情報をスロット情報と呼び、お手本アルバムデータにおいて同じ見開き番号に属するスロット群をまとめてテンプレートと呼ぶ。なお、アルバムデータに含まれる情報はこれに限らない。画像が重なった際の表示順を表すレイヤー情報や、トリミング量、エフェクトの種類、文字情報や図形情報などをスロット情報に含めてもよい。
図4は図3のアルバムデータをレイアウトした例である。表紙401、見開き403、見開き404、見開き405は、それぞれ図3(b)の見開き番号0、1、2、10に対応する。尚、表紙401は左側が裏表紙、右側が表紙に相当する。図4の塗りつぶされた領域はスロットを表し、図3(b)のimagepathに記録された画像データが配置される。例えばスロット402には、image1.jpgが配置される。後述する自動レイアウト処理では、お手本アルバムデータに配置された画像の構図やオブジェクト、色味等の画像特徴に類似する画像を、お手本アルバムデータと同様の位置に配置した類似アルバムデータを作成する。
お手本アルバムデータ取得部203は、HDD104に保存されているアルバムデータの中から、アルバム作成条件設定部202により設定された設定内容に基づいてお手本アルバムデータを取得する。
お手本画像解析部204は、お手本アルバムデータ取得部203が取得したお手本アルバムデータに使用されるお手本画像群を解析する。本実施形態では、画像の特徴量を導出し、画像内のオブジェクト判定、構図判定、顔検出、検出した顔の表情認識、検出した顔の個人認識を実行する。さらに、お手本画像解析部204は、HDD104から取得した画像データに付随したデータ(例えば、Exif情報)を参照して、撮影日時の情報を取得する。尚、お手本画像解析部204がお手本画像を解析した結果得られる情報を「解析情報」と呼ぶ。なお、解析情報は、各お手本画像と関連付けて管理される。例えば、図3(b)のスロット情報の一部として解析情報が管理されても良い。
候補画像取得部205は、HDD104に保存されている画像の中から、アルバム作成条件設定部202により設定されたアルバム作成条件を満たす画像群を取得する。ここでいう画像群とは、アルバム作成の際にレイアウト候補となる画像群を指す。本実施形態でいえば、類似アルバムデータのレイアウト候補となる画像群である。例えば、撮影日時として、XX年1月1日が指定された場合は、XX年1月1日に撮影された画像全てが、レイアウト候補の画像群に該当する。HDD104に保存されている画像としては、静止画像や、動画から切り出された切り出し画像が挙げられる。静止画像や切り出し画像は、デジタルカメラやスマートデバイス等の撮像デバイスから取得したものである。撮像デバイスは、画像処理装置100が備えていてもよいし、画像処理装置100の外部装置が備えるものであってもよい。尚、撮像デバイスが外部装置である場合は、候補画像取得部205は、データ通信装置108を介して画像を取得する。また、静止画像や切り出し画像は、外部のネットワークやサーバからデータ通信装置108を介して取得した画像であってもよい。ネットワークやサーバから取得した画像としては、ソーシャルネットワーキングサービス画像(以下、SNS画像)が挙げられる。尚、CPU101はOSのプログラムを実行することで、各画像に対して、画像データに付随するデータを解析し、画像の取得先である保存元を求める。但し、アプリケーションを介してSNSから画像を取得することで、アプリケーション内で該画像の取得先を管理してもよい。尚、候補画像取得部205が取得する画像は、上述したものに限定されるものではなく、他の種類の画像であってもよい。また、本実施形態では、類似アルバムデータのレイアウト候補となる画像群を候補画像群と呼ぶ。
候補画像解析部206は、候補画像取得部205が取得した候補画像データを解析する。なお、候補画像解析部206の処理は、お手本画像解析部204の処理と類似しているため、詳細な説明は省略する。さらに、候補画像取得部205は、アルバムに適した画像かを示す得点を候補画像群に含まれる各候補画像に付与する。なお得点は、例えばコントラストが高い、エッジがシャープである、といった審美性が高い画像や、瞬きしていない、人や建造物などの主題となる被写体が大きく写っているといった画像データ程、高い得点が付与される。ここで、候補画像解析部206の処理により得られた解析情報と、候補画像取得部205により付与された得点が、各候補画像と関連付けて管理される。
類似画像選択部207は、お手本画像解析部204が解析したお手本画像の解析情報と、候補画像解析部206が解析した候補画像の解析情報を基に、候補画像群から類似アルバムデータに使用する類似画像を選択する。つまり、類似画像選択部207は、お手本画像1枚毎に、候補画像群から1枚の類似画像を選択する。類似画像とは、候補画像群の中でお手本画像との類似度が高い画像である。類似度には、例えばお手本画像解析部204が解析した画像特徴量と、候補画像解析部206が解析した画像特徴量の距離が挙げられ、距離が小さいほど類似度が高いと言える。なお、類似画像選択部207は、類似画像の選択時に候補画像解析部206が解析した個人認識の結果を用いたり、候補画像データに付与された得点を用いてもよい。また、類似度に画像特徴量の距離を用いたが、これに限らない。例えば特徴量ベクトル間の成す角度を表すコサイン類似度を用いてもよい。類似画像選択部207は、選択された類似画像をレイアウト作成部208に送り、得られた類似度を差異領域判定部211に送る。
レイアウト作成部208は、お手本アルバムデータ取得部203が取得したお手本アルバムデータのお手本テンプレートに、類似画像選択部207が選択した類似画像を割り当てる。お手本テンプレートに類似画像を割り当てたデータをレイアウトデータと呼ぶ。なお、お手本テンプレートとは、お手本画像が割り当て済みのテンプレートである。つまり、レイアウト作成部208は、お手本テンプレートの各スロットに割り当てられているお手本画像に対応する類似画像を配置することでレイアウトデータを生成する。本実施形態におけるレイアウトデータの作成方法について図7を用いて説明する。図7は、お手本テンプレート701と、レイアウト作成部208が作成するレイアウトデータ707が記載されている。レイアウト作成部208はまず、お手本テンプレート701を取得する。お手本テンプレート701には、お手本画像702と703が配置されている。候補画像群704は候補画像取得部205が取得した画像群を表している。候補画像群704においてお手本画像702と類似すると判定された類似画像705が、お手本テンプレート701のお手本画像702の代わりに配置される。さらに、候補画像群704においてお手本画像703と類似すると判定された類似画像706が、お手本テンプレート701のお手本画像703の代わりに配置される。その結果、レイアウトデータ707が生成される。
アルバムデータ出力部209は、レイアウト作成部208が作成した全見開きのレイアウトデータに基づいてアルバムデータを生成し、出力する。なお、本実施形態において出力とは、アルバムデータに基づく表示処理を指すが、例えば、アルバムデータに基づく印刷処理でも構わない。
アルバム表示部210は、アルバムデータ出力部209が出力したアルバムデータに基づいて、アルバムの画像を作成しディスプレイ105に表示する。アルバムの画像とは、例えば、レイアウトデータに基づくビットマップ形式の画像データであり、見開き画像と呼ばれることもある。差異領域判定部211は、レイアウト作成部208が作成したレイアウトデータについて、お手本テンプレートと差異がある領域を判定する。本実施形態では、差異領域の判定に類似画像選択部207が算出したお手本画像と候補画像との類似度を用いる。図7(a)を用いて説明すると、お手本画像702と、お手本画像702と類似していると判定された類似画像705の類似度が閾値以上か否かを判定する。ここで類似度が閾値以上でないと判定された場合、お手本テンプレートのお手本画像702が配置されていたスロットが差異領域と判定される。本実施形態において、閾値は事前に主観評価による設定した値がアプリに組み込まれているものとする。例えば類似度としてコサイン類似度を用いた場合、類似度が0に近ければ類似しておらず、1に近ければ類似している。事前に複数のペア画像に対して類似しているか否かの主観評価を行うことで、例えばコサイン類似度が0.8以下の場合は差異がある、0.8より大きい場合は差異がない、と判定することができる。あるいは閾値をアプリのGUIを通じてユーザが調整してもよい。さらに他の例では、平均的な類似度との乖離によって閾値を決めてもよい。例えばレイアウト作成部208が選択した全ての類似画像の類似度をもとに、第二四分位数及び第三四分位数を算出する。その後、以下の式1に従って閾値を決定する。
閾値=第二四分位数+(第三四分位数―第二四分位数)×1.5 (式1)
これにより、差異領域判定部211は、類似度の分布に応じて類似度が低い画像を判定することができる。
差異領域強調部212は、差異領域判定部211により差異があると判定された差異領域を、ディスプレイ105に表示されたGUI上で他の領域よりも強調して表示する。表示するGUIについては図8を用いて後述する。
本実施形態におけるアルバム作成アプリケーションのプログラムが、画像処理装置100にインストールされると、画像処理装置100上で動作するOS(オペレーティングシステム)のトップ画面(デスクトップ)上にこのアプリの起動アイコンが表示される。ユーザがディスプレイ105に表示されているデスクトップ上の起動アイコンをマウス107でダブルクリックすると、HDD104に保存されているアルバム作成アプリケーションのプログラムがRAM103にロードされる。そして、RAM103にロードされたプログラムがCPU101によって実行されて、アルバム作成アプリケーションが起動する。以上が、本実施形態における画像処理装置のソフトウェア構成についての内容である。なお、アプリケーションは、別の形態でも良く、例えば画像処理装置100で動作するブラウザ内で画面等を表示するWebアプリでも良い。
<GUI画面について>
以下、本実施形態におけるアルバム作成アプリケーションのGUI画面について、図5及び図8を用いて説明する。図5は、起動したアルバム作成アプリケーションによって提供され、ディスプレイ105に表示されるGUI画面501を示す図である。ユーザは、GUI画面501を介して、アルバムの作成条件を設定することができる。
GUI画面501は、お手本アルバムデータの設定部として、パスボックス502及び選択ボタン503を有する。パスボックス502は、HDD104中に保存されたお手本アルバムデータの保存場所(パス)を示すためのボックスである。選択ボタン503は、お手本アルバムデータを選択するためのボタンである。ユーザが選択ボタン503をマウス107でクリックすると、複数フォルダおよびファイルから構成されるツリーが表示される。そして、お手本とするアルバムデータを保持するファイルをユーザが選択すると、該選択したファイルのファイルパスがパスボックス502に表示される。
パスボックス504及び選択ボタン505は、アルバムに配置される写真画像を選択するために使用される。パスボックス504は、アルバム作成の対象となる画像群の保存場所(パス)を示すためのボックスである。選択ボタン505は、アルバム作成の対象とする画像群を含むフォルダを選択するためのボタンである。ユーザが選択ボタン505をマウス107でクリックすると、複数フォルダから構成されるツリーが表示される。そして、アルバム作成の対象とする画像群を含むフォルダをユーザが選択すると、該選択したフォルダのフォルダパスがパスボックス504に表示される。つまり、本実施形態では、図5の504および505を使って候補画像群が選択される。
商材設定ボックス506及び商材選択ボタン507は、作成するアルバムの商材に関わる設定を受け付ける。商材設定ボックス506は、作成するアルバムの商材情報を示すためのボックスであり、選択ボタン503により選択されたお手本アルバムデータの商材情報が表示される。また、商材選択ボタン507は商材を切り替えるためのボタンである。ユーザが商材選択ボタン507をマウス107でクリックすると、商材の一覧が表示される。そして、ユーザが商材を選択すると、該選択した商材情報が商材設定ボックス506に表示される。
OKボタン508は、選択された条件をアルバム作成条件として決定するボタンである。ユーザがOKボタン508をマウス107でクリックすると、アルバム作成条件が確定し、アルバム作成条件設定部202を介して、自動レイアウト処理部201にアルバム作成条件が伝えられる。具体的に説明すると、お手本アルバムパスボックス502に入力されているパスの情報は、お手本アルバムデータ取得部203に伝えられる。また、ボックス504に入力されているパスの情報は、候補画像取得部205に伝えられる。また、商材設定ボックス506に入力されている商材情報は、アルバムデータ出力部209に伝えられる。
リセットボタン509は、表示画面上の各設定内容をリセットするためのボタンである。以上が、本実施形態におけるアルバム作成アプリケーションのGUI画面についての内容である。
図8は、起動したアルバム作成アプリケーションによって提供され、ディスプレイ105に表示されるGUIを説明する図である。図8(a)は、アルバム表示部210が表示するGUI画面801を示す図である。ユーザは、GUI画面801を介して、アルバムデータ出力部209が出力したアルバムデータの確認及び編集を行うことができる。
GUI画面801は、見開き一覧802、見開き表示部803、画像一覧804、レイアウト完了ボタン805を有する。
見開き一覧802は、アルバムデータが持つ各見開きのレイアウトデータを基にサムネイル画像を一覧表示する。ユーザはマウス107でサムネイル画像をクリックした場合、見開き表示部803は、見開き一覧802で選択されたサムネイルに対応する見開き画像を表示する。
ユーザは表示された見開き画像をマウス107で操作することにより、画像の配置変更や削除ができる。また、差異領域判定部211が差異領域であると判定した領域を、差異領域強調部212が強調表示する。図8(b)は見開き表示部803において、差異領域強調部212が強調表示する例を示す。差異領域806は、差異領域と判定されたスロットの枠を装飾することで強調表示される例である。例えば赤色や黄色等で、他のスロット表示部に比べて太い枠を表示することで強調表示が行われる。また、差異領域807のように、該スロット全体にエフェクトをかけてもよい。具体的には、該スロットの画像を半透明にする、グレーアウトのように色味を変更する、スロット全体を単色で塗りつぶすなどの画像処理を適用することによって、お手本テンプレートと差異があることを示す。さらに他の例では、差異領域808のように該スロットの一部に警告を示すマークを表示する。いずれの場合も、ユーザがマウス107で該差異領域を操作した際に、ポップアップでお手本と差異がある旨を表示することにより強調表示の原因を示してもよい。
画像一覧804は、アルバム作成条件設定部202で設定された候補画像群に含まれる候補画像データのサムネイルを一覧表示する。ユーザはマウス107でサムネイル画像を見開き表示部803にドラッグ&ドロップすることで、見開き画像に選択された候補画像データを配置できる。
レイアウト完了ボタン805は、アルバムデータの編集を完了するためのボタンである。ユーザがレイアウト完了ボタン805をマウス107でクリックすることで、アルバムデータは、データ通信装置108を介して、画像処理装置100に接続されたプリンタやサーバに送信される。
<自動レイアウト処理について>
以下、本実施形態における自動レイアウト処理について、図6を用いて説明する。図6(a)は、本実施形態に係るアルバム作成アプリケーションの自動レイアウトを実行する処理のフローチャートである。尚、図6に示すフローチャートは、例えば、CPU101がHDD104に記憶されたプログラムをROM102やRAM103に読み出して実行することにより実現される。
ステップS601において、アルバム作成条件設定部202は、アルバム作成条件を設定する。なお以下では、「ステップS〜」を単純に「S〜」と略記する。本実施形態では、アルバム作成条件として、お手本アルバムデータ及びアルバムに使用する候補画像群が設定される。
S602において、お手本アルバムデータ取得部203は、S601で設定されたお手本アルバムデータを読み込み、RAM103に展開する。また、お手本アルバムデータ取得部203は、お手本アルバムデータに記録された画像ファイルパスに従ってHDD104からお手本画像データを読み込み、RAM103に展開する。
S603において、お手本画像解析部204は、S602でRAM103に展開された各お手本画像データを解析する。ここで、本ステップの画像解析について、図6(b)を用いて説明する。
S60301において、お手本画像解析部204は、お手本アルバムデータ取得部203が取得した各お手本画像データに対応する撮影日時の情報を取得する。本実施形態では、各お手本画像データに付随するExif情報に基づき、撮影日時の情報を取得する。
S60302において、お手本画像解析部204は、各お手本画像データに対し、オブジェクト検出および該検出したオブジェクトの分類を行う。本実施形態では、オブジェクトとして顔を検出する。顔の検出方法として、任意の公知方法を採用することができ、このような公知方法として例えば、複数用意した弱識別器から強識別器を作成するAdaBoostが挙げられる。本実施形態では、AdaBoostにより作成した強識別器を用いて人物の顔を検出する。お手本画像解析部204は、顔を検出すると共に、画像における該検出した顔の領域の左上座標値と右下座標値とを取得する。この2種の座標値を求めることにより、顔の位置および顔のサイズが特定される。更に、人物の顔と同様に、犬や猫等の動物と、料理とをそれぞれ検出するAdaBoostも併せて実行することで、人物、動物、料理のオブジェクトを検出すると同時に、画像内のオブジェクトが何か分類することができる。尚、検出対象のオブジェクトは上記のものに限らず、花、建物、置物等であってもよい。また、ここでは、AdaBoostを用いてオブジェクトを分類するケースを説明したが、ディープニューラルネットワークによる画像認識を採用してもよい。
S60303において、お手本画像解析部204は、S60302で検出した顔に対して個人認識を行う。まず、抽出した顔画像と、顔辞書データベースに個人ID毎に保存されている代表顔画像との類似度を導出する。そして、導出した類似度が所定の閾値以上であり且つ最も類似度が高い個人IDを、抽出した顔画像に対応するIDに決定する。つまり、類似度が所定の閾値以上であり且つ最も類似度が高い個人IDに対応する人物が、抽出した顔画像の人物として特定される。尚、個人IDそれぞれに対して導出される類似度の全てが所定の閾値未満の場合、抽出した顔画像の人物を新規の人物とみなし、新規の個人IDを割り振って、顔辞書データベースに登録する。顔辞書データベースは、例えばHDD104に格納されている。
S60304において、お手本画像解析部204は、各お手本画像データに対する特徴量を導出する。画像特徴量としては、例えば、色情報が挙げられる。色情報を画像特徴量として使用する方法として、ヒストグラムを用いることができる。画像データは一般的に1画素毎にRGBの3値が記録されている。この時、画像全体のR値、B値、G値それぞれに対してヒストグラムを作成する。ヒストグラムは、ある値の範囲毎の出現頻度をカウントすることで作成できる。例えば画素値が0〜255で記録されており、16段階(0〜15、16〜31、・・・、240〜255)でカウントする場合、3値×16段階=48次元の特徴量を得られる。尚、画像特徴量はこれに限らない。例えば、ディープニューラルネットワークを使って特徴量を導出してもよい。具体的には、オブジェクト認識を行うディープニューラルネットワークに対してお手本画像データを入力すると、認識結果であるオブジェクトの種類及びその確率を表す数値の他に、演算過程の中間値が得られる。この中間値はオブジェクトを認識するための画像の特徴が圧縮されているため、お手本画像データを表す特徴量として用いることができる。また他には、S60302及びS60303で検出したオブジェクトや個人認識の結果を特徴量として用いてもよい。例えば、画像に写っている人の数を特徴量としてもよいし、個人認識結果を基に写っている人の画像群全体における出現頻度を特徴量としてもよい。図6(a)に戻る。
尚、本実施形態ではお手本画像解析部204は、お手本画像データを解析するがこれに限らない。例えばお手本画像解析部204が解析した結果をHDD104に保存しておく。お手本画像解析部204はHDD104にお手本画像データの解析結果が保存されているかを確認し、保存されている場合は結果を読み込んでもよい。
S604において、候補画像取得部205は、S601で設定された候補画像群をHDD104から読み込み、RAM103に展開する。S605において、候補画像解析部206は、S604でRAM103に展開された候補画像群に含まれる候補画像データを解析する。ここで、本ステップの画像解析について、図6(c)を用いて説明する。尚、S60501〜S60504についてはS60301〜S60304と基本的には同様の解析処理のため詳細は省略する。なお、両者の違いは、対象となる画像データが、お手本画像データであるか候補画像データであるかである。
S60501において、候補画像解析部206は、候補画像取得部205が取得した候補画像群の各候補画像データに対応する撮影日時の情報を取得する。
S60502において、候補画像解析部206は、候補画像取得部205が取得した候補画像群の各候補画像データに対し、オブジェクト検出および該検出したオブジェクトの分類を行う。
S60503において、候補画像解析部206は、S60502で検出した顔に対して個人認識を行う。
S60504において、候補画像解析部206は、候補画像群の各候補画像データに対する画像の特徴量を導出する。
S60505において、候補画像解析部206は、候補画像群の各候補画像データに対して、画像得点を付与する。画像得点は、例えばピント量が挙げられる。ピント量の判別手法として、エッジの検出手法を用いることができ、エッジの検出方法として、公知のソーベルフィルタを用いることができる。ソーベルフィルタで画像のエッジを検出し、エッジの始点と終点との間における輝度差を、始点と終点との間の距離で割ることで輝度勾配、即ちエッジの傾きを算出する。画像中のエッジの平均傾きを算出して、平均傾きが大きい画像は、平均傾きが小さい画像よりもピントが合っているみなすことができる。本実施形態では、算出したエッジの平均傾きの大きさを測るための複数の閾値を設定し、該算出したエッジの傾きが何れの閾値以上か判定することで、許容できるピント量か判定する。具体的には、異なる2つの傾き閾値として、第1の傾き閾値および第2の傾き閾値(尚、第1の傾き閾値>第2の傾き閾値)を設定し、○△×の3段階でピント量を判別する。画像中のエッジの平均傾きが第1の閾値以上であれば、好適なピント量とする(○で表す)。また、画像中のエッジの平均傾きが第1の閾値未満且つ第2の閾値以上であれば、許容できるピント量とし(△で表す)、画像中のエッジの平均傾きが第2の閾値未満であれば許容できないピント量とする(×で表す)。これにより、ピントが合っている画像の得点を高くすることができる。尚、本実施形態では、画質を表す得点としてピント量を採用したが、これに限らない。例えば、画像サイズを用いてもよいし、撮影時に使用したレンズ情報などの撮影情報を用いてもよいし、アプリケーションに入力される画像の圧縮フォーマットを用いてもよい。
また、画質以外に、画像に写っているコンテンツによって得点が付与されてもよい。例えば、S60502で導出した顔のサイズおよびS60503の個人認識結果を用いることができる。まず、候補画像解析部206は、各候補画像データにおける個人認識による結果、最も出現回数が多い人物を主被写体と設定する。候補画像データ中に主被写体が写っていない場合は、その候補画像データにおける主被写体毎の得点として0点が付与される。一方、候補画像データに主被写体が写っている場合、画像サイズに対して主被写体に設定した個人の顔が占める割合が、その候補画像データにおける主被写体毎の得点として付与される。なお、本実施形態では、顔サイズを用いて主被写体毎の得点付けを行うが、顔サイズ以外のものを用いてもよい。例えば、主被写体である人の表情を判定し、笑顔であれば加点してもよい。また、人以外を主被写体に設定した場合には、S50303でのオブジェクト検出および分類の結果を用いることで、オブジェクトサイズに応じて同様に得点付けを行ってもよい。以上のように、候補画像解析部206は、解析対象の候補画像データにおけるピント量および主被写体が写っているか否かなどに基づいて、候補画像群の各候補画像データに得点を付与する。図6(a)に戻る。
S606において、レイアウト作成部208は、レイアウト作成を行う見開き番号を選択する。本実施形態では、1見開き目から順番に選択する。
S607において、類似画像選択部207は、お手本画像解析部204が解析したお手本画像解析結果と候補画像解析部206が解析した候補画像解析結果を基に、S606で選択した見開き番号に類似画像として配置される候補画像データを選択する。本実施形態ではまず、類似画像選択部207は、お手本画像解析部204が解析したお手本画像解析結果のうち、S606で選択した見開き番号に配置されているお手本画像データに関するお手本画像特徴量を取得する。その後、類似画像選択部207は、取得した各お手本画像特徴量に対して、各候補画像データの画像特徴量の類似度を計算する。類似度は、例えば2つの特徴量のユークリッド距離を用いることで計算できる。最も類似度が高い候補画像データが類似画像として選択される。さらに、同じ候補画像データが重複して選択されないように、一度選択された候補画像データは以降の類似度計算からは除外される。なお、本実施形態では画像特徴量を用いて類似画像を選択したがこれに限らない。例えば、候補画像解析部206が解析した画像得点を用いてもよい。具体的には、お手本画像データの特徴量に対して、類似する特徴量を持つ候補画像データを上位5つ選択する。そのうちの最も得点が高い候補画像データが類似画像として選択されてもよい。さらに他の例では、お手本画像解析部204及び候補画像解析部206が解析した個人認識結果を用いてもよい。例えばお手本画像データに主被写体が写っている場合、主被写体が写っていない候補画像データは、画像特徴の類似度が高くても類似画像データとして選択されないようにする。以上の処理により、お手本アルバムデータのレイアウト結果であるn(nは自然数)番目のページに配置されたお手本画像と、類似アルバムデータのレイアウト結果であるn番目のページに配置された類似画像の類似度が取得される。
S608において、レイアウト作成部208は、S607で選択した類似画像データを、お手本テンプレートに割り当てる。本実施形態におけるレイアウト作成方法について図7(a)を用いて説明する。図7(a)は、S607で選択された見開きのお手本テンプレートと、レイアウト作成部208が作成するレイアウトデータの例である。レイアウト作成部208はまず、お手本テンプレート701を取得する。お手本テンプレート701は、お手本アルバムデータ取得部203が取得したお手本テンプレートのうち、S606で選択された見開き番号で使用されているテンプレートである。お手本テンプレート701は、お手本画像データとその配置情報が記録されている。お手本画像データ702及び703は、お手本画像のコンテンツとその配置を表している。候補画像群704は候補画像取得部205が取得した画像群を表している。類似画像データ705及び706は、S607で選択された類似画像データを表しており、類似画像データ705はお手本画像データ702と類似しており、類似画像データ706はお手本画像データ703と類似している。レイアウト作成部208は、お手本画像702の代わりに類似画像データ705を配置し、お手本画像703の代わりに類似画像データ706を配置することでレイアウトデータ707を作成する。これにより、お手本テンプレートと類似したレイアウトデータが作成される。
S609において、差異領域判定部211は、レイアウト作成部208が作成したレイアウトデータにおいて、お手本アルバムデータ取得部203が取得したお手本テンプレートと差異がある領域を判定する。なお、上述の図2の差異領域判定部211の説明において判定方法が説明されているため、ここでは詳細な説明は省略する。また、図7(b)は、お手本テンプレート701におけるお手本画像データ702に類似する類似画像データが存在しなかった場合のレイアウトデータを示す。この場合、S609において、レイアウトデータ707の点線領域708が、差異がある領域と判定される。
S609において、レイアウト作成部208は、お手本アルバムデータ取得部203が取得したお手本アルバムデータにおいて、全ての見開きに対してS606〜S607の処理が完了したかを判定する(S610)。本ステップの判定結果が真の場合、S611に進む一方、該判定結果が偽の場合、S606に戻る。
S611において、アルバムデータ出力部209は、レイアウト作成部208が作成した全見開きのレイアウトデータと、アルバム作成条件設定部202で設定された商材情報をまとめてアルバムデータとして出力(表示制御)する。アルバムデータは例えば図3のような形式をしており、HDD104に保存する。
そして、この保存されたアルバムデータが、図8(a)のようにレイアウト結果として表示される。なお、レイアウト結果としてアルバムデータが表示される場合、S609の判定結果が反映される。すなわち、図8(a)の見開き表示部803に表示された見開き画像にS609において差異があると判定された差異領域が含まれる場合、図8(b)のように差異領域が他の領域よりも強調して表示される。以上の処理により、お手本アルバムデータのレイアウト結果と、類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域が他の領域よりも強調して表示される。
本実施形態によれば、お手本テンプレートを基に作成された類似アルバムデータに対して、お手本画像データとレイアウトされた類似画像データとの類似性が低い領域が強調表示される。これにより、ユーザはお手本テンプレートと差異があるスロットを容易に確認することが可能となる。その結果、ユーザが所望とするアルバムを容易に出力することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、スロット単位ではなく見開き全体において差異がある場合の強調表示について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、本実施形態におけるアルバム生成についてのブロック図である。なお、第1の実施形態と同じ番号に関しては、同じ装置での同じ処理を表しているため、ここでは説明を割愛する。
シーン分類部901は、候補画像解析部206で導出した解析情報を用いて、候補画像群を複数のサブ画像群に分け、サブ画像群毎にシーンのカテゴリを判定する。シーンのカテゴリとして、例えば、屋内、屋外といったシチュエーションや、旅行や結婚式といった写真を撮影した時のイベント等が挙げられる。
具体的にはまず、シーン分類部901は、候補画像解析部206で取得済みの撮影日時の情報を用いて、候補画像群に含まれる候補画像データ間の撮影日時の時間差に基づいて候補画像群を複数のサブ画像群に分割する。実際の分割の例は以下の通りである。
まずシーン分類部901は、候補画像群のうち、最も撮影時間が古い候補画像データを着目画像として特定する。シーン分類部901は、着目画像と、着目画像の次に撮影時間が古い候補画像データ(この段階だと2番目に古い画像)との時間差を算出し、該算出した時間差が所定の閾値以上が判定する。シーン分類部901は、このような処理を、着目画像を撮影時間が新しい候補画像データに順次置き換えながら、全ての候補画像データに対して行う。なお、本実施形態における「分割」とは、2つの画像間を境に撮影時間の新しい方と古い方とで候補画像群を複数のサブ画像群に分割するという意味である。本実施形態では、着目画像の撮影時間と、着目画像の次に古い候補画像データの撮影時間との間の差分が16時間以上の場合、シーン分類部901は、画像群をこの候補画像データ間で分割して、これらの候補画像データを異なるサブ画像群に属させる。
その後、各サブ画像群に対してシーンのカテゴリを判定する。本実施形態では、サブ画像群のシーンとして、旅行、日常、セレモニーの3つに分類する場合を例に挙げて説明するが、分類はこれに限定されるものではない。
図11のテーブル生成方法について説明する。まず、旅行、日常、セレモニーのうちいずれに分類済みのサブ画像群を取得する。ここでは、例えば、旅行に分類済みの複数のサブ画像群、日常に分類済みの複数のサブ画像群、セレモニーに分類済みの複数のサブ画像群が取得される。そして取得された複数のサブ画像群それぞれについて、画像の特徴量を取得する。本実施形態で取得する特徴量は、例えば、撮影期間、撮影枚数、撮影人数である。撮影期間は、サブ画像群の最初の撮影から最後の撮影までの時間差である。撮影枚数は、サブ画像群に含まれる画像データの数(写真の枚数)である。撮影人数は、サブ画像群に含まれる各画像データに写っている顔の数である。すなわち、1つの画像データに含まれる顔の数である。そして、シーン分類部901は、各シーンの複数のサブ画像群の画像の特徴量に基づいて、各シーンの撮影期間の平均値と標準偏差、撮影枚数の平均値と標準偏差、1画像あたりの人数の平均値と標準偏差を求める。なお、本実施形態では、1画像データあたりの顔の数が、1画像データあたりの人数とする。図11は、撮影期間(時間)、撮影枚数(枚)、撮影人数(人)の各平均値と標準偏差の一例を示す。これらの求めた値は、アルバム作成アプリケーションのプログラムに予め組み込んでおく。すなわち、予め集めた画像を使って設計段階で学習によって図11のパラメータを作成して、プログラムに組み込んでおく。
続いて、シーン分類部901は、候補画像群を分割することで生成された複数のサブ画像群毎に、撮影期間、撮影枚数、及び撮影人数の平均値を算出する。そして、シーン毎に、各サブ画像群の撮影期間、撮影枚数、撮影人数の平均値、図11の各シーンの平均値と標準偏差に基づいて、以下の式により得点化する。
シーン及び特徴量毎の得点=50−|10×(シーン及び特徴量毎の平均値−サブ画像群毎の特徴量)/シーン及び特徴量毎の標準偏差| (式2)
シーン毎の平均得点=(シーン毎の撮影期間の得点+シーン毎の撮影枚数の得点+シーン毎の人数の得点)/特徴量項目数 (式3)
式2及び式3により、候補画像群の中の着目サブ画像群の、各シーンおよび各特徴量についての得点が求められる。例えば、着目サブ画像群について旅行シーンの撮影期間、撮影枚数、撮影人数それぞれの得点が求められる。これら得点を式2により平均化して、着目サブ画像群の旅行シーンに関する得点が算出される。同様に、日常、セレモニーという他のシーンについても得点が得られる。以上により、着目サブ画像群の旅行、日常、セレモニー毎の平均得点が算出される。
そして、シーン分類部901は、着目サブ画像群において最高点のシーンをその着目サブ画像群のシーンとして分類する。2以上のシーンが同点の場合は、優先シーンに応じてシーンを分類する。例えば、本実施形態では、日常>セレモニー>旅行の順に優先することが予め決められており、日常の優先度を最も高くする。なお、優先度の順番はこれに限定されるものではなく、また、ユーザが優先度の順番を設定できるようにしてもよい。シーン分類部901は、候補画像群の中の他のサブ画像群を着目サブ画像群と特定して、同様のシーンの判定処理を実行する。
以上の処理により候補画像群から生成された複数のサブ画像群それぞれに対して、本実施例では、日常、セレモニーまたは旅行のシーンが割り当てられる。ここでアルバム作成アプリケーションは、各サブ画像群に対してシーン識別ができるようにシーンIDを関連付けて管理する。
尚、本実施形態では撮影日時の情報を用いて候補画像群からサブ画像群を生成したが、用いる情報はこれに限らない。例えば、撮影位置の情報を用いて、撮影位置が近い画像同士が同一のサブ画像群に属するように、候補画像群を分割してもよい。別の例として、個人認識結果を用いてもよい。例えば、卒業アルバムにおいて、あるグループ(クラスや部活等)に所属する生徒の画像を事前にアプリケーションに登録しておくことで、グループに所属する生徒が写っている画像をまとめた画像群を1つのサブ画像群としてもよい。さらに別の例として、画像情報以外の情報を用いてもよい。ここでは類似するイベントを1つのシーンとしてまとめる方法を説明する。画像が保存されているフォルダ名や、ソーシャルネットワーキングサービス等で付けたタグ情報を画像データに付随するメタ情報として取得する。例えば、「運動会」や「修学旅行」などの検索ワードによって、同じ検索ワードを含むメタ情報を持つ画像データ群を1つのサブ画像群とする。検索ワードの指定に関しては、アルバム作成条件設定部202を介してアプリケーションに予め組み込まれている検索ワードの中から、ユーザが選択してもよいし、テキストボックスに検索ワードを入力してもよい。
また、本実施形態ではシーン分類において撮影期間、撮影枚数、撮影人数を特徴量としたが、これに限らない。例えば、屋内か屋外かを識別するために、機械学習を用いた画像セグメンテーションにより空が写っているか否か、といったフラグを特徴量としてもよい。あるいは、セレモニーの中でも、さらに細かく分類してもよい。例えば結婚式と披露宴に分類する場合、個人認識結果を用いて全画像データ中で最も多く写っている上位二人を新郎新婦として特定する。そして、新郎新婦のみが写っている写真が多いシーンを結婚式、新郎新婦以外の人も共に写っている写真が多いシーンを披露宴のように分類してもよい。さらには、特徴量を機械学習によって取得してもよい。例えば、分類したいシーンとそのシーンを表す画像群を用意し、Convolution Neural Network(CNN)を用いて入力を画像、出力をシーン分類結果となる学習を行うことで、シーン分類を行ってもよい。
類似画像選択部902は、お手本画像解析部204が解析したお手本画像の解析情報と、候補画像解析部206が解析した候補画像の解析情報を基に、候補画像群からアルバムに使用する画像データを選択する。本実施形態では、類似画像選択部207の類似画像選択処理を行う際に、シーン分類部901で判定したシーンIDを使用する。具体的には、お手本画像と同じシーンIDが関連付けられているサブ画像群に含まれる候補画像データの中から、類似画像選択部207で説明した類似画像選択処理を実行する。この際に、お手本画像と同じシーンIDが付与されたサブ画像群が存在しなかった場合は「類似画像なし」というフラグをお手本テンプレートの対象スロットに付けて管理する。尚、類似画像選択処理にシーンIDを使用する方法はこれに限らない。例えば、お手本画像に付与されたシーンIDと関連する複数のシーンIDが付与された画像データを類似画像の選択対象としてもよい。また、シーンIDのみで「類似画像なし」のフラグを判定しなくてもよい。お手本画像と候補画像の類似度を基に選択された類似画像の類似度が低い場合に「類似画像なし」と判定してもよい。
差異領域判定部903は、差異領域判定部211の処理に加え、類似画像選択部902で「類似画像なし」と判定された画像についても差異領域であると判定する。
差異領域強調部904は、差異領域判定部903が差異があると判定した領域について強調表示する。スロットに対する強調表示は差異領域判定部211と同様である。さらに本実施形態では、差異領域判定部903は、見開き全体についても対する差異領域を強調表示する。本実施形態では、ある見開きの全スロットについて、差異領域判定部903が差異領域と判定した場合、該見開き全体を強調表示する。図12は、本実施形態の強調表示について説明する図である。
見開きページ1201ではお手本テンプレートのスロット位置のみを表示し、画像を割り当てない状態で表示する。その結果、ユーザは、見開きページ1201を見ることで画像データが割り当てられないことを認識し、お手本テンプレートと差異がある見開きページであることを容易に認識できる。なお、図12(a)では、画像が割り当てられていないスロットを表示することで強調表示を行っていたが、他の方法で強調表示を行っても良い。例えば、図12(b)の見開きページ1202のように、スロットも画像データも含まれない見開きページを表示しても良い。また、例えば、見開きページにおける左ページのスロットに割り当てられた類似画像データの類似度が低く、右ページのスロットに割り当てられた類似画像データの類似度が高かった場合、図12(b)の見開きページ1203が表示されても良い。この場合、右ページにおいて強調表示は行われず、左ページ全体に枠を表示すること強調表示が行われる。この結果、ユーザは、見開きページ1203を見ることで左側半分に配置された類似画像データの類似度が低いことを容易に認識できる。
図10は、本実施形態で自動レイアウトを実行する処理のフローチャートである。なお、図6と異なる点について説明する。
S1001において、シーン分類部901は、お手本画像解析部204が解析した解析結果を基に、お手本テンプレートの1つの見開きに対して前述した処理を行うことでシーンを割り当てる。また、シーン分類部901は、候補画像解析部206が解析した解析結果を基に、候補画像群から生成された複数のサブ画像群それぞれに対してシーンを割り当てる。
また、図10のS607においては、図6のS607とは一部の処理が異なる。具体的には、類似画像の選択に、シーンIDが使用される点である。類似画像の詳細な選択方法は上述されているため省略する。それ以外の各ステップの処理は、実施形態1と同じであるため詳細な説明は省略する。
本実施形態によれば、シーンが欠落する等、お手本テンプレートに対して見開き全体でレイアウトが出来なかった場合に、該見開きを強調表示することができる。その結果、ユーザが所望とするアルバムを容易に出力することができる。なお、第2の実施形態では、各サブ画像群に対してシーンを割り当てる処理が含まれる例で説明したがその限りではない。シーンの割り当てが無かったとしても、お手本テンプレートのお手本画像に類似する候補画像データが1つもない場合に、見開きを強調表示しても良い。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、スロットに配置されたお手本画像と、お手本画像の代わりに配置される候補画像データの類似度をもとに差異領域を判定する方法に関して記載しているが、これに限らない。見開きやページ全体を1枚の画像と見做して判定しても良い。例えば、お手本テンプレート701の見開き画像と、レイアウトデータ707の見開き画像の類似度によって差異領域を判定してもよい。さらに、1つの見開き画像を複数の領域に分割し、各領域において差異領域を判定してもよい。
上述した実施形態では、アルバムを生成する際に利用する例を用いて説明したがその限りではない。アルバム以外の出力結果(例えば、カタログ、本など)を得る際に上述した実施形態が使用されても良い。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU、MPU、プロセッサ等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
100 画像処理装置
201 自動レイアウト処理部

Claims (10)

  1. お手本となるお手本アルバムデータに含まれるお手本画像を解析して、第1解析結果を取得する第1取得手段と、
    複数の候補画像を解析することで得られる第2解析結果を取得する第2取得手段と、
    前記第1解析結果と前記第2解析結果に基づいて、前記複数の候補から前記お手本画像に類似した画像を類似画像として選択する選択手段と、
    前記選択された類似画像データに基づいて類似アルバムデータを生成する生成手段と、
    前記お手本アルバムデータのレイアウト結果と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域を、他の領域よりも強調して表示する表示制御手段を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記お手本アルバムデータのレイアウト結果として配置されるお手本画像と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果として配置される類似画像の類似度を取得する第3取得手段と、
    前記類似度に基づいて、前記所定の条件を満たす差異が発生している領域を特定する特定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第3取得手段は、前記お手本アルバムデータのレイアウト結果であるn(nは自然数)番目のページに配置されたお手本画像と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果であるn番目のページに配置された類似画像の類似度を取得することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記所定の条件を満たす差異が発生している領域とは、前記アルバムデータのレイアウト結果である見開きページの一部の領域であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記所定の条件を満たす差異が発生している領域とは、前記アルバムデータのレイアウト結果である見開きページの全体の領域であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記お手本アルバムデータのレイアウト結果として出力されるページ数は、前記類似アルバムデータのレイアウト結果として出力されるページ数と同じであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域に対して他の領域より強調して表示するために、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域に対して他の領域とは異なる画像処理を適用することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域に対して他の領域より強調して表示するために、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域に対して前記類似画像を配置しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. お手本となるお手本アルバムデータに含まれるお手本画像を解析して、第1解析結果を取得する第1取得工程と、
    複数の候補画像を解析することで得られる第2解析結果を取得する第2取得工程と、
    前記第1解析結果と前記第2解析結果に基づいて、前記複数の候補から前記お手本画像に類似した画像を類似画像として選択する選択工程と、
    前記選択された類似画像データに基づいて類似アルバムデータを生成する生成工程と、
    前記お手本アルバムデータのレイアウト結果と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域を、他の領域よりも強調して表示する表示制御工程を備えることを特徴とする制御方法。
  10. コンピュータに、
    お手本となるお手本アルバムデータに含まれるお手本画像を解析して、第1解析結果を取得する第1取得工程と、
    複数の候補画像を解析することで得られる第2解析結果を取得する第2取得工程と、
    前記第1解析結果と前記第2解析結果に基づいて、前記複数の候補から前記お手本画像に類似した画像を類似画像として選択する選択工程と、
    前記選択された類似画像データに基づいて類似アルバムデータを生成する生成工程と、
    前記お手本アルバムデータのレイアウト結果と、前記類似アルバムデータのレイアウト結果に基づいて、前記類似アルバムデータのレイアウト結果における所定の条件を満たす差異が発生している領域を、他の領域よりも強調して表示する表示制御工程を実行させるためのプログラム。
JP2020044449A 2020-03-13 2020-03-13 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Active JP7451242B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020044449A JP7451242B2 (ja) 2020-03-13 2020-03-13 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US17/191,540 US11509777B2 (en) 2020-03-13 2021-03-03 Image processing apparatus, image processing method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020044449A JP7451242B2 (ja) 2020-03-13 2020-03-13 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021144618A true JP2021144618A (ja) 2021-09-24
JP7451242B2 JP7451242B2 (ja) 2024-03-18

Family

ID=77665152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020044449A Active JP7451242B2 (ja) 2020-03-13 2020-03-13 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11509777B2 (ja)
JP (1) JP7451242B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7443107B2 (ja) 2020-03-16 2024-03-05 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005182771A (ja) * 2003-11-27 2005-07-07 Fuji Photo Film Co Ltd 画像編集装置および方法並びにプログラム
JP4504322B2 (ja) * 2005-03-03 2010-07-14 富士フイルム株式会社 画像抽出装置、画像抽出方法、及び画像抽出プログラム
KR101132112B1 (ko) * 2005-07-13 2012-04-05 주식회사 팬택 주제별 앨범 관리 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그방법
JP4762731B2 (ja) * 2005-10-18 2011-08-31 富士フイルム株式会社 アルバム作成装置、アルバム作成方法、およびアルバム作成プログラム
JP4704217B2 (ja) * 2006-01-19 2011-06-15 富士フイルム株式会社 アルバム作成システム、アルバム作成方法およびアルバム作成プログラム
JP5388683B2 (ja) * 2009-05-12 2014-01-15 キヤノン株式会社 画像配置装置、画像配置方法、プログラム及び記憶媒体
JP2012221005A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置におけるフォトブック作成方法およびプログラム
CN104574321B (zh) * 2015-01-29 2018-10-23 京东方科技集团股份有限公司 图像修正方法、图像修正装置和视频系统
US10567598B2 (en) * 2016-11-24 2020-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method of controlling the same
WO2019230275A1 (ja) 2018-06-01 2019-12-05 富士フイルム株式会社 画像処理装置,画像処理方法,画像処理プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
JP7128665B2 (ja) * 2018-06-11 2022-08-31 富士フイルム株式会社 画像処理装置,画像処理方法ならびに画像処理プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
WO2020066291A1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 富士フイルム株式会社 画像処理装置,画像処理方法および画像処理プログラム
CN113366537A (zh) * 2019-03-26 2021-09-07 富士胶片株式会社 图像处理装置,图像处理方法及图像处理程序

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7443107B2 (ja) 2020-03-16 2024-03-05 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7451242B2 (ja) 2024-03-18
US20210289081A1 (en) 2021-09-16
US11509777B2 (en) 2022-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7224774B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7350495B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP7250567B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP7286392B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP6711937B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7341676B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
US11627227B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP7341677B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP7336211B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2022123210A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2022123213A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2022123209A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2022123207A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7336209B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP7027101B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2022086521A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7451242B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US11979523B2 (en) Storage medium, image processing method, and image processing apparatus
JP7446877B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP7446876B2 (ja) プログラム、画像処理方法、及び画像処理装置
JP6700806B2 (ja) プログラム、情報処理装置および制御方法
JP7336212B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
JP7336210B2 (ja) 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
US11978133B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP7350496B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20200616

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230309

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20231213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240306

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7451242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151