JP2021143891A - 音波出力装置、音波出力方法、及びプログラム - Google Patents

音波出力装置、音波出力方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置において、互いに異なる識別情報を含む音波を出力する複数の領域の数や範囲を変更可能な音波出力装置を提供する。【解決手段】音波出力装置は、所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置であって、前記音波を前記音波出力装置の外部に出力する開口部の方向を変更する方向変更部と、前記開口部の方向と前記識別情報との対応関係を管理し、前記開口部の方向に応じて前記音波に含まれる前記識別情報を変更する出力制御部と、前記識別情報を含む前記音波を発生する音波発生部と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、音波出力装置、音波出力方法、及びプログラムに関する。
所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置を配置して、音波を取得した端末装置に、端末装置が音波を取得した領域に関する情報を提供する位置情報システムが知られている。
また、複数のスピーカを備えた1つの音波出力装置を用いて、複数の領域に互いに異なる識別情報を含む音波を出力可能な音波出力装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された音波出力装置により、1つの音波出力装置で複数の領域に、互いに異なる識別情報を含む音波を出力することができるようになる。
しかし、この方法では、音波出力装置が備えるスピーカの数に対応する領域に対して互いに異なる識別情報を含む音波を出力可能になるに留まり、領域の数や範囲を変更することができないという問題がある。
本発明の一実施形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置において、互いに異なる識別情報を含む音波を出力する複数の領域の数や範囲を変更可能な音波出力装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る音波出力装置は、所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置であって、前記音波を前記音波出力装置の外部に出力する開口部の方向を変更する方向変更部と、前記開口部の方向と前記識別情報との対応関係を管理し、前記開口部の方向に応じて前記音波に含まれる前記識別情報を変更する出力制御部と、前記識別情報を含む前記音波を発生する音波発生部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置において、互いに異なる識別情報を含む音波を出力する複数の領域の数や範囲を変更可能な音波出力装置を提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。 一実施形態に係る音波の周波数について説明するための図である。 一実施形態に係る音波出力装置のハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係る音波出力装置の機能構成の例を示す図である。 第1の実施形態に係る音波出力装置の外観のイメージを示す図である。 第1の実施形態に係る音波出力装置のアクチュエータAの構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域の例について説明するための図である。 第1の実施形態の応用例について説明するための図である。 第2の実施形態に係る音波出力装置の外観、及びアクチュエータの構成例を示す図である。 第2の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域の例について説明するための図である。 第3の実施形態に係る音波出力装置の外観、及びアクチュエータの例を示す図である。 第3の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域の例について説明するための図である。 第4の実施形態に係る音波出力方法の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る音波出力装置の動作イメージを示す図である。 第5の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域について説明するための図である。 第6の実施形態に係る音波出力装置の外観のイメージを示す図である。 第6の実施形態に係る音波出力方法と、形成する領域の例を示す図である。 第7の実施形態に係る音波出力方法の流れを示すフローチャートである。 第7の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域について説明するための図である。 第8の実施形態に係る音波出力装置の外観のイメージを示す図である。 第8の実施形態に係る音波出力方法と、形成する領域の例を示す図である。 第8の実施形態の応用例について説明するための図(1)である。 第8の実施形態の応用例について説明するための図(2)である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る音波出力装置102の利用シーンの一例である情報処理システムについて説明する。
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。情報処理システム100は、例えば、管理サーバ101、複数の音波出力装置102a、102b、102c、・・・、ゲートウェイ103、及び端末装置104等を含む。なお、以下の説明の中で、複数の音波出力装置102a、102b、102c、・・・のうち、任意の音波出力装置を示す場合、「音波出力装置102」を用いる。また、図1に示す音波出力装置102、ゲートウェイ103、及び端末装置104の数は一例である。
管理サーバ101は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク105に接続された、コンピュータ、又は複数のコンピュータを含むシステムである。管理サーバ101は、ネットワーク105、及びゲートウェイ103等を介して複数の音波出力装置102と通信を行い、複数の音波出力装置102による音波の出力を制御する。
また、管理サーバ101は、音波出力装置102が出力した音波を取得した端末装置104から、端末装置104が取得した音波の情報と、端末装置104を識別する識別情報とを受信し、端末装置104の位置情報を管理する。また、管理サーバ101は、端末装置104に、端末装置104の位置を示す位置情報、経路情報、周辺の施設の情報等を提供する機能をさらに有していても良い。
音波出力装置102は、例えば、施設の天井、壁、床等に設置され、1つ以上の領域に、各領域に対応する識別情報(以下、音波IDと呼ぶ)を含む音波を出力する。好ましくは、音波出力装置102は、無線通信、又は有線通信でゲートウェイ103に接続され、ゲートウェイ103を介して管理サーバ101と通信可能である。また、音波出力装置102は、管理サーバ101からの制御に応じて、出力する音波に含まれる音波IDや、音波の出力方法等を変更する。
ゲートウェイ103は、ネットワーク105を介して管理サーバ101と接続されており、また、複数の音波出力装置102と、無線通信、又は有線通信によるネットワークを形成している。ゲートウェイ103は、音波出力装置102と管理サーバ101との間の通信を中継すると共に、必要に応じて、音波出力装置102と管理サーバ101との間のプロトコル変換を行う。
上記の構成により、複数の音波出力装置102a、102b、102c、・・・は、互いに異なる複数の領域に、互いに異なる音波IDを含む音波を出力する。
端末装置104は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末等の情報端末である。端末装置104は、所定のプログラムを実行することにより、内蔵されたマイク等を用いて、音波出力装置102が発信する音波を取得し、取得した音波に含まれる音波IDを取得することができる。また、端末装置104は、取得した音波IDと、端末装置104を識別する識別情報とを、管理サーバ101に送信する。
管理サーバ101は、各領域に出力されている音波IDを管理しており、端末装置104から受信した情報により、端末装置104の位置を特定することができる。好ましくは、管理サーバ101は、端末装置104の位置に対応する情報(例えば、位置情報、経路情報、周辺の施設の情報等)を、端末装置104に提供する。
図2は、一実施形態に係る周波数について説明するための図である。この図は、端末装置104が備えるマイクが取得した音波をFFT(Fast Fourier Transform)解析したイメージを示す図である。マイクが取得する音波には、図2に示すように、様々な周辺ノイズ201が含まれる。
好適な一例として、音波出力装置102は、端末装置104が備えるマイクロフォン(以下、マイクと呼ぶ)で取得可能な音声周波数帯域のうち、図2に示すように、16kHz以上の周波数で、音波IDを含む音波202を出力する。音波は、高い周波数ほど指向性が高く、16kHz以上の周波数は人間にはほとんど聞こえないため、所定の領域に向けて、音波IDを含む音波を出力するために好適である。また、図2に示すように、16kHz以上の周波数は、周辺ノイズ201が比較的少ないというメリットもある。ただし、これに限られず、音波出力装置102は、16kHz以下の可聴音帯域に、音波IDを含む音波202を出力しても良い。
上記のような情報処理システム100において、例えば、特許文献1に開示された複数のスピーカを有する音波出力装置を適用することにより、1つの音波出力装置で複数の領域に、互いに異なる音波IDを含む音波を出力することができる。
しかし、この方法では、音波出力装置が備えるスピーカの数に対応する領域に対して互いに異なる識別情報を含む音波を出力可能になるに留まり、領域の数や範囲を変更することができないという問題がある。
本実施形態では、1つの音波出力装置102で、互いに異なる音波IDを含む音波を出力可能な領域の数や、範囲を変更可能にする音波出力装置102、及び音波出力方法について説明する。
<ハードウェア構成>
図3は、一実施形態に係る音波出力装置のハードウェア構成の例を示す図である。音波出力装置102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)301、メモリ302、ストレージデバイス303、スピーカ304、音波出力回路305、アクチュエータA306、方向センサ307、アクチュエータB308、人感センサ309、及びシステムバス310等を有する。
CPU301は、例えば、ストレージデバイス303等に格納された音波出力装置102用のプログラムを実行することにより、音波出力装置102の各機能を実現する演算装置である。メモリ302には、例えば、CPU301のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリであるRAM(Random Access Memory)や、音波出力装置102の起動用のプログラム等を予め記憶した不揮発性のメモリであるROM(Read Only Memory)等が含まれる。ストレージデバイス303は、例えば、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量で不揮発性の記憶装置である。
スピーカ304は、音波出力回路305から出力される音波信号を、音波に変換して出力する。音波出力回路305は、CPU301からの制御に従って、音波IDを含む音波の音波信号をスピーカ304に出力する。
アクチュエータA306は、スピーカ304が発生した音波を、音波出力装置102の外部へ出力する開口部の方向を変更する駆動部(例えば、モータ、減速機等)である。方向センサ307は、アクチュエータA306が駆動する開口部の方向を検出するセンサ(例えば、角度センサ等)である。アクチュエータB308は、例えば、開口部の開口量を変更する駆動部である。
人感センサ309は、音波出力装置102の周辺の人を検知するセンサである。なお、人感センサ309には、音波出力装置102の複数の方向に対応した複数の人感センサが含まれていても良い。システムバス310は、上記の各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
<機能構成>
図4は、一実施形態に係る音波出力装置の機能構成の例を示す図である。音波出力装置102は、例えば、図3のCPU301で所定のプログラムを実行することにより、音波発生部401、方向変更部402、方向検出部403、出力制御部404、開口量変更部405、人検出部406、及び記憶部407等を実現している。なお、上記の各機能構成のうち、少なくとも一部は、ハードウェアによって実現されるものであっても良い。
音波発生部401は、例えば、図3の音波出力回路305、スピーカ304等を用いて、音波IDを含む音波を発生させる。例えば、音波出力装置102の記憶部407には、音波IDを含む音波を発生させるための音波データ413が予め記憶されており、音波発生部401は、出力制御部404から指示された音波IDに対応する音波データ413を用いて、音波IDを含む音波を発生する。
方向変更部402は、例えば、図3のアクチュエータA306を制御して、音波発生部401が音波出力装置102の内部で発生した音波を、音波出力装置102の外部に出力する開口部の方向を変更する。方向検出部403は、例えば、図3の方向センサ307を用いて、方向変更部402が変更した開口部の方向を検出する。
出力制御部404は、開口部の方向と、音波IDとの対応関係を記憶した音波ID情報411を記憶部407に記憶して管理し、開口部の方向に応じて、音波発生部401が発生する音波に含まれる音波IDを変更する。
開口量変更部405は、例えば、図3のアクチュエータB308を制御して、開口部の開口量(大きさ)を制御する。なお、アクチュエータB308、及び開口量変更部405はオプションであり、必須ではない。
人検出部406は、例えば、図3の人感センサ309を用いて、音波出力装置102の周辺の人を検出する。なお、人感センサ309、及び人検出部406はオプションであり、必須ではない。
記憶部407は、例えば、図3のCPU301で実行されるプログラム、及びストレージデバイス303、メモリ302等によって実現され、音波ID情報411、設定情報412、及び音波データ413等の様々情報やデータを記憶する。
音波ID情報411には、例えば、開口部の方向と音波IDとの対応関係が記憶されている。設定情報412には、例えば、音波出力の発信/停止、音量、出力開始/停止時間、使用周波数等の情報が記憶されている。音波データ413には、各音波IDを含む音波を発生するための音波データが記憶されている。
なお、音波出力装置102には、例えば、図1のゲートウェイ103を介して、管理サーバ101と通信するための通信部が含まれていても良い。また、通信部は、ゲートウェイ103を介さずに、管理サーバ101と通信を行うものであっても良い。
続いて、音波出力装置102、及び音波出力方法について、複数の実施形態を例示して説明する。
[第1の実施形態]
(外観のイメージ)
図5は、第1の実施形態に係る音波出力装置の外観のイメージを示す図である。図5(A)の例では、音波出力装置102は、スピーカ304を内蔵した本体部501と、スピーカ304で発生した音波504を音波出力装置102の外部に出力する開口部503を備えた回転部502とを有する。図5(A)の例では、音波出力装置102の方向変更部402は、本体部501を基準として、回転部502を所定の回転角度で回転させることにより、開口部503の方向を変更する。
なお、図5(A)の例では、回転部502の形状が円筒形になっているが、これは一例であり、回転部502の形状は、例えば、図5(B)に示すように円筒形以外の形状(例えば、ドーム型等)であっても良い。
また、図5(A)、(B)の例では、音波出力装置102は、回転部502が、本体部501に対して所定の回転角度で回転するように構成されているが、これは一例である。例えば、音波出力装置102の方向変更部402は、図5(C)に示すように、土台部505を基準として、本体部501、及び回転部502を所定の回転角度で回転することにより、開口部503の方向を変更するもの等であっても良い。
さらに、音波出力装置102は、例えば、図5(D)に示すように、開口部503にスピーカ304が取り付けられた回転部502と、土台部505とを有していても良い。この場合、音波出力装置102の方向変更部402は、土台部505を基準として、回転部502を所定の回転角度で回転することにより、開口部503の方向を変更することができる。
(アクチュエータAの構成例)
図6は、第1の実施形態に係る音波出力装置のアクチュエータAの構成例を示す図である。なお、ここでは、音波出力装置102が、図5(A)に示すような外観を有するものとして、以下の説明を行う。
図6(A)の例では、音波出力装置102の方向変更部402は、モータ601を回転させることにより、減速機602を介して、回転軸603を中心として回転部502を回転させて、開口部503の方向を変更することができるように構成されている。また、図6(A)の例では、方向センサ307として基準角度センサを備えており、例えば、モータ601の制御駆動時間や駆動パルス数等により、開口部503の回転角度を検出することができる。
図6(B)の例では、音波出力装置102は、方向センサ307としてエンコーダセンサを有している。例えば、アブソリュート式のエンコーダセンサでは絶対回転角度が分るので、この絶対回転角度により、開口部503の回転角度を検出する。
なお、本実施形態では、図6(C)に示すように、音波出力装置102の所定の向き(0°)と、開口部503の向き621とがなす角を開口部の回転角度622と呼ぶ。また、開口部503の形状は、開口部503から出力される音波を所定の範囲623内で取得できるように予め大きさが決定されているものとする。
<処理の流れ>
続いて、第1の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れについて説明する。ここでは、音波出力装置102の出力制御部404が、表1に示すような音波ID情報411を記憶部407に記憶して管理しているものとする。
Figure 2021143891
また、出力制御部404は、音波ID情報411の各回転角度(0°、90°、180°、270°)の各々に対して、例えば、図7(A)に示す処理を実行するものとする。
図7(A)は、第1の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS701において、出力制御部404は、音波発生部401に、回転角度に応じた音波IDを設定する。例えば、回転角度「0°」に音波を出力する場合、出力制御部404は、表1に示すような音波ID情報411を参照して、音波発生部401に音波ID「ID1」を設定する。
ステップS702において、出力制御部404は、方向検出部403を用いて、開口部503の回転角度622を検出する。また、ステップS703において、出力制御部404は、回転部502を回転させる。
ステップS704において、出力制御部404は、開口部503の回転角度622が所定の回転角度(例えば、0°)になったか否かを判断し、所定の回転角度になるまで、ステップS702、S703の処理を繰返し実行する。また、ステップS704において、開口部503の回転角度が所定の回転角度になると、出力制御部404は、処理をステップS705に移行させる。
ステップS705移行すると、出力制御部404は、音波発生部401に音波IDを含む音波を発生させる。これにより、音波出力装置102は、所定の回転角度(例えば、0°)の方向に音波IDを含む音波を出力することができる。
なお、次の回転角度(例えば、90°)の音波を出力する場合、出力制御部404は、音波発生部401に音波IDを含む音波の発生を停止し、所定の回転角度を90°として、図7(A)の処理を実行する。
なお、図7(A)に示す処理は一例である。例えば、出力制御部404は、図7(B)に示すように、ステップS702の処理の前にステップS703の処理を実行しても良い。また、出力制御部404は、図7(B)に示すように、ステップS704で、所定の回転角度になったと判断した後に、ステップS701の処理を実行しても良い。
図8は、第1の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域について説明するための図である。例えば、所定の回転角度を「0°」として、図7(A)又は図7(B)の処理を実行することにより、音波出力装置102は図8(A)に示すように、0°の方向に、音波ID「ID1」を取得可能な領域801を形成することができる。なお、開口部503の大きさは、領域801の角度が略90°になるように予め決定されているものとする。
また、所定の回転角度を「90°」として、図7(A)又は図7(B)の処理を実行することにより、音波出力装置102は図8(B)に示すように、90°の方向に、音波ID「ID2」を取得可能な領域802を形成することができる。
同様に、所定の回転角度を「180°」として、図7(A)又は図7(B)の処理を実行することにより、音波出力装置102は図8(C)に示すように、180°の方向に、音波ID「ID3」を取得可能な領域803を形成することができる。また、所定の回転角度を「270°」として、図7(A)又は図7(B)の処理を実行することにより、音波出力装置102は図8(D)に示すように、270°の方向に、音波ID「ID4」を取得可能な領域804を形成することができる。
従って、音波出力装置102は、例えば、図8(E)に示すように所定の時間ごとに回転角度を変更して、図7(A)又は図7(B)の処理を実行することにより、図8(F)に示すように、4つの領域801〜804を形成することができる。
なお、音波出力装置102が4つの領域801〜804を形成するのは一例であり、音波出力装置102は、より多くの領域を形成することも可能である。
図9は、第1の実施形態の応用例について説明するための図である。音波出力装置102は、例えば、図9(A)に示すように、開口部503の回転角度を細分化し、図9(B)に示すように各領域の角度を狭めることにより、より多くの領域を形成することができる。ただし、この場合、開口部の回転角度に合わせて、音波出力装置102の開口部503の形状を、図9(B)に示すような各領域を形成できるように決定する必要がある。
また、音波出力装置102は、例えば、図9(C)に示すように、複数の回転角度で同じ音波IDを含む音波を出力することにより、図9(D)に示すように、各音波IDを取得可能な領域の広さを調整しても良い。
このように、第1の実施形態によれば、所定の識別情報(音波ID)を含む音波を出力する音波出力装置102において、互いに異なる識別情報(音波ID)を含む音波を出力する複数の領域の数や範囲を変更可能な音波出力装置102を提供することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、音波出力装置102が、開口部503の方向に加えて、開口部503の開口量を、開口部503の回転方向に対応する方向に変更可能である場合の例について説明する。
図10は、第2の実施形態に係る音波出力装置の外観、及びアクチュエータの構成例を示す図である。
図10(A)は、第2の実施形態に係る音波出力装置102の外観のイメージを示している。図10(A)に示すように、第2の実施形態に係る音波出力装置102は、例えば、図5(A)で説明した第1の実施形態に係る音波出力装置102と同様である。ただし、第2の実施形態に係る音波出力装置102の開口部503は、開口部503の回転方向1000に対応する方向に、開口部の開口量を変更できるように構成されている。
図10(B)は、第2の実施形態に係る音波出力装置102のアクチュエータBの構成例を示している。なお、図6(A)、(B)で説明したアクチュエータA306(モータ601、減速機602、回転軸603、方向センサ307等)の構成は、第1の実施形態と同様で良いので、ここでは説明を省略する。
第2の実施形態に係る音波出力装置102は、アクチュエータA306に加えて、開閉部材1001と、開閉部材1001を開閉するモータ1002とにより、開口部503の開口量を変更するアクチュエータB308を有している。例えば、図10(B)において、開口部503は、開閉部材1001により、開閉部材1001がなく音波を出力可能な開口部A1003と、開閉部材1001により音波を出力できない開口部B1004とが形成される。
音波出力装置102の開口量変更部405は、モータ1002を用いて、開閉部材1001の駆動することにより、開口部A1003の開口量を変更することができる。
<処理の流れ>
図11は、第2の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。なお、基本的な処理内容は、図7(A)で説明した第1の実施形態に係る音波出力方法と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
第2の実施形態に係る音波出力装置102は、ステップS703の処理と並行して、ステップS1101において、開口部503の開口量を設定する。例えば、音波出力装置102は、記憶部407の音波ID情報411に、複数の回転角度と、各回転角度に対応する音波IDと、各回転角度における開口量と、を予め記憶しておく。また、音波出力装置102の開口量変更部405は、図11のステップS1101において、モータ1002で開閉部材1001を駆動して、開口部A1003の開口量を、回転角度に応じた開口量に設定する。
図12は、第2の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域の例について説明するための図である。第2の実施形態に係る音波出力装置102は、第1の実施形態と同様に、例えば、図12(A)に示すように、開口部503の回転角度を細分化し、図12(B)に示すように複数の領域を形成することができる。
さらに、第2の実施形態に係る音波出力装置102は、開口部A1003の開口量により、形成される領域の角度を変更することができる。従って、例えば、図12(C)に示すように、回転角度ごとに、開口部A1003の開口量を変更して、図12(D)に示すように、回転角度ごとに、形成される各領域の角度を変更することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、音波出力装置102が、開口部503の方向に加えて、開口部503の開口量を、開口部503の回転方向と交差する方向に変更である場合の例について説明する。
図13は、第3の実施形態に係る音波出力装置の外観、及びアクチュエータの構成例を示す図である。
図13(A)は、第3の実施形態に係る音波出力装置102の外観のイメージを示している。図13(A)に示すように、第3の実施形態に係る音波出力装置102は、例えば、図5(B)で説明した第1の実施形態に係る音波出力装置102と同様である。ただし、第3の実施形態に係る音波出力装置102の開口部503は、開口部503の回転方向と交差する方向に、開口部の開口量を変更できるように構成されている。
図13(B)は、第3の実施形態に係る音波出力装置102のアクチュエータBの構成例を示している。なお、図6(A)、(B)で説明したアクチュエータA306(モータ601、減速機602、回転軸603、方向センサ307等)の構成は、第1の実施形態と同様で良いので、ここでは説明を省略する。
第3の実施形態に係る音波出力装置102は、アクチュエータA306に加えて、開閉部材1301と、開閉部材1301を開閉するモータ1302とにより、開口部503の開口量を変更するアクチュエータB308を有している。例えば、図13(B)において、開口部503は、開閉部材1301により、開閉部材1001がなく音波を出力可能な開口部A1303と、開閉部材1001により音波を出力できない開口部B1304とを形成する。
音波出力装置102の開口量変更部405は、モータ1302を用いて、開閉部材1301の駆動することにより、開口部A1303の開口量を変更することができる。
図14は、第3の実施形態に係る音波出力装置が形成する領域の例について説明するための図である。図14(B)は、図14(A)に示すように、開口部503に開閉部材1001がない場合に、音波出力装置102によって形成される領域1401の例を示している。
一方、図14(D)は、図14(C)に示すように、開閉部材1001により、開口部503の上方に、音波を出力可能な開口部A1303を形成した場合の領域1402の例を示している。この場合、図14(B)に示した領域1401のうち、より音波出力装置102に近い領域1402に、音波ID「ID1」を取得可能な領域1402を形成することができる。
また、図14(F)は、図14(E)に示すように、開閉部材1001により、開口部503の下方に、音波を出力可能な開口部A1303を形成した場合の領域1403の例を示している。この場合、図14(B)に示した領域1401のうち、より音波出力装置102から遠い領域1403に、音波ID「ID1」を取得可能な領域1402を形成することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、例えば、図5(A)に示すような音波出力装置102において、回転部502を継続的に回転しながら、音波IDを切り替える場合の例について説明する。
なお、第4の実施形態に係る音波出力装置102の機能構成は、例えば、図4で説明した一実施形態に係る音波出力装置102と同様で良い。
<処理の流れ>
図15は、第4の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示している。なお、第4の実施形態では、音波出力装置102の方向変更部402が、例えば、図5(A)に示すような音波出力装置102の回転部502を、常に回転させているものとする。
ステップS1501において、音波出力装置102の方向検出部403は、図5(A)に示すような音波出力装置102の開口部503の方向を検出する。
ステップS1502において、音波出力装置102の出力制御部404は、開口部503の回転角度が、所定の回転角度になったか否かを判断し、所定の角度になっていない場合、ステップS1501の処理を繰返し実行する。また、開口部503の回転角度が、所定の回転角度になった場合、出力制御部404は、処理をステップS1503に移行させる。
ステップS1503に移行すると、出力制御部404は、音波発生部401に、所定の回転角度に対応する音波IDを設定する。
上記の処理により、例えば、図16に示すように、開口部503の回転角度に応じて、音波出力装置102が出力する音波に含まれる音波IDが、連続的に変更される。第4の実施形態では、音波出力装置102が、音波を停止する期間がないので、端末装置104が音波IDを取得できる確率を向上させる効果が期待できる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態では、例えば、図8(A)〜(D)に示すように、各領域801〜804の角度を略90°としたままで、図17(A)に示すように、回転角度を45°単位で変化させた場合の例について説明する。
この場合、例えば、図17(B)に示すように、各領域において、音波IDが2つずつ取得される。例えば、端末装置104が領域1701で取得する音波には、音波ID「ID1」と「ID2」とが含まれる。同様に、端末装置104が領域1702で取得する音波には、音波ID「ID2」と「ID3」とが含まれる。
従って、例えば、図1に示すような情報処理システム100において、管理サーバ101は、端末装置104から送信される2つの音波IDの組合せにより、端末装置104の位置を、例えば、図17(B)に示すように、詳細に管理することができるようになる。
[第6の実施形態]
第1〜5の実施形態では、音波出力装置102は、アクチュエータA306により、開口部503を回転させることで、開口部503の方向を変更していた。ただし、これに限られず、音波出力装置102は、例えば、図18(A)、(B)に示すように、開閉可能なシャッター1800を備えた複数の開口部503を有しているものであっても良い。
図19(A)は、第6の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。なお、ここでは、第1の実施形態と同様の処理内容に対する詳細な説明は省略する。
ステップS1901において、音波出力装置102の出力制御部404は、開口部503の方向に応じた音波IDを、音波発生部401に設定する。
ステップS1902において、出力制御部404は、音波を出力する方向を選択する。なお、本実施形態では、第1〜5の実施形態とは異なり、例えば、図19(B)、(C)に示すように、複数の方向に同時に音波IDを含む音波を出力することが可能である。
ステップS1903において、出力制御部404は、音波を出力する方向に応じて、シャッター1800を開閉する。例えば、出力制御部404は、方向変更部402を用いて、選択した方向のシャッター1800を開き、選択されていない方向のシャッター1800を閉じる。
ステップS1904において、出力制御部404は、音波IDを含む音波を出力する。例えば、出力制御部404は、音波発生部401に、ステップS1901で設定した音波IDを含む音波を発生させる。
上記の処理により、音波出力装置102は、例えば、図19(B)、(C)に示すように、1つ以上の任意の領域に音波IDを含む音波を出力することができる。なお、音波出力装置102は、音波を出力する方向と、音波IDとを順次に変更することにより、例えば、図8(A)〜(D)に示すように、各方向に異なる音波IDを含む音波を出力することもできる。
[第7の実施形態]
第1〜6の実施形態では、各領域に出力する音波の音量が同じであったが、音波出力装置102は、各領域に出力する音波の音量を変更することも可能である。
図20は、第7の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。なお、基本的な処理内容は、図7(A)で説明した第1の実施形態に係る音波出力方法と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
第7の実施形態に係る音波出力装置102は、ステップS703の処理と並行して、ステップS2001において、音波発生部401が発生する音波の音量の設定を変更する。例えば、音波出力装置102は、記憶部407の音波ID情報411に、複数の回転角度と、各回転角度に対応する音波IDと、各回転角度における音量の設定値と、を予め記憶しておく。また、音波出力装置102の出力制御部404は、図20のステップS2001において、音波ID情報411を参照して、回転角度に対応する音量の設定値を、音波発生部401に設定する。
図20の処理により、例えば、出力制御部404が、図21(A)に示すように、回転角度と音量を変更すると、図21(B)に示すように、大きさが異なる複数の領域が形成される。これにより、音波出力装置102は、例えば、音波が届き難い方向に、より大きな音量で音波を出力する等ができるようになる。
[第8の実施形態]
第8の実施形態では、音波出力装置102が人感センサ309を有している場合の処理の例について説明する。
(外観のイメージ)
図22は、第8実施形態に係る音波出力装置の外観のイメージを示す図である。
図22(A)の例では、音波出力装置102は、例えば、本体部501に、領域を形成する各方向に対応する複数の人感センサ309を有している。この複数の人感センサ309を用いて、音波出力装置102の人検出部406は、各領域にいる人を検出することができる。
図22(B)の例では、音波出力装置102は、例えば、回転部502の開口部503の近傍に人感センサ309を有している。この人感センサ309を用いて、音波出力装置102の人検出部406は、開口部503の方向にいる人を検出することができる。
<処理の流れ>
図23は、第7の実施形態に係る音波出力方法の処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、図22(A)に示すように、音波出力装置102が複数の人感センサ309を備えているものとして、以下の説明を行う。なお、ここでは、第1の実施形態と同様の処理内容に対する詳細な説明は省略する。
ステップS2301において、第8の実施形態に係る音波出力装置102の出力制御部404は、人検出部406を用いて、音波出力装置102の周辺の人を検知する。これにより、例えば、図23(B)の例では、領域2311の方向と、領域2312の方向にいる人2313が検知される。
ステップS2302において、出力制御部404は、方向検出部403を用いて、開口部503の回転角度622を検出する。また、ステップS2303において、出力制御部404は、回転部502を回転させる。
ステップS2304において、出力制御部404は、開口部503の回転角度が、人が検出された回転角度(例えば、90°、180°)になったか否かを判断し、人が検出された回転角度になるまで、ステップS2302、S2303の処理を繰返し実行する。また、ステップS2304において、開口部503の回転角度が、人が検出された回転角度になると、出力制御部404は、処理をステップS2305に移行させる。
ステップS2305に移行すると、出力制御部404は、回転角度に応じた音波IDを、音波発生部401に設定する。
ステップS2306において、出力制御部404は、音波IDを含む音波を出力する。例えば、出力制御部404は、音波発生部401に、設定した音波IDを含む音波を発生させる。
上記の処理により、音波出力装置102は、例えば、図23(B)に示すように人がいる方向の領域2311、2322にのみ、音波IDを含む音波を出力することができるようになる。
(応用例)
図24、25は、第8の実施形態の応用例について説明するための図である。
図24(A)は、第8の実施形態の応用例を処理の流れを示すフローチャートである。なお、図24(A)に示す処理のうち、ステップS2301、S2302〜S2305の処理は、図23で説明した処理と同様なので、ここでは、図23で説明した処理との相違点を中心に説明を行う。
ステップS2401において、音波出力装置102の人検出部406(又は出力制御部404)は、ステップS2301で検出された人数又は回数をカウントする。
ステップS2302〜S2305の処理を実行した後、ステップS2402において、音波出力装置102の出力制御部404は、音波IDを含む音波を、ステップS2401でカウントした人数又は回数に応じた時間出力する。例えば、出力制御部404は、ステップS2401でカウントした人数/回数が多いほど、音波IDを含む音波を出力する時間が長くなるように、制御する。
上記の処理を、例えば、図24(B)の領域2411、2412、2413、1424のそれぞれに対して実行することにより、例えば、図24(C)に示すように、各領域にいる人の数が多いほど長い時間、音波IDを含む音波を出力することができる。
例えば、図24(B)において、2人の人がいる音波ID「ID3」の領域2413には、1人の人がいる音波ID「ID1」の領域2411、及び音波ID「ID4」の領域2414より長い時間、音波ID「ID3」を含む音波が出力される。また、3人の人がいる音波ID「ID2」の領域2412には、2人の人がいる音波ID「ID3」の領域2413より長い時間、音波ID「ID2」を含む音波が出力される。
なお、図24(A)に示す処理は一例である。例えば、音波出力装置102は、図25に示すように、ステップS2401でカウントした人数/回数が多いほど、音波IDを含む音波を出力する回数が多くなるように、制御を行うものであっても良い。
図25の例では、1人の人がいる音波ID「ID1」の領域2411、及び音波ID「ID4」の領域2414には1回、2人の人がいる音波ID「ID3」の領域2413には2回、音波IDを含む音波が出力されている。また、3人の人がいる音波ID「ID2」の領域2412には、3回音波IDを含む音波が出力されている。
このように、第8の実施形態によれば、人検出部406の検出結果(例えば、検出した人の人数又は回数)に基づいて、音波IDを含む音波を出力する時間や回数を変更することができる。
以上、本発明の各実施形態によれば、所定の識別情報(音波ID)を含む音波を出力する音波出力装置102において、互いに異なる識別情報(音波ID)を含む音波を出力する複数の領域の数や範囲を変更可能な音波出力装置102を提供することができる。
<補足>
上記で説明した各実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含む。
100 情報処理システム
102 音波出力装置
401 音波発生部
402 方向変更部
404 出力制御部
405 開口量変更部
406 人検出部
503 開口部
504 音波
特開2017−037000号公報

Claims (10)

  1. 所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置であって、
    前記音波を前記音波出力装置の外部に出力する開口部の方向を変更する方向変更部と、
    前記開口部の方向と前記識別情報との対応関係を管理し、前記開口部の方向に応じて前記音波に含まれる前記識別情報を変更する出力制御部と、
    前記識別情報を含む前記音波を発生する音波発生部と、
    を有する、音波出力装置。
  2. 前記方向変更部は、前記開口部を回転させることにより前記開口部の方向を変更し、
    前記出力制御部は、前記開口部の回転角度に対応する前記識別情報を含む音波を前記音波発生部に発生させる、請求項1に記載の音波出力装置。
  3. 前記開口部の開口量を変更する開口量変更部を有し、
    前記出力制御部は、前記開口部の開口量をさらに制御する、請求項2に記載の音波出力装置。
  4. 前記開口量変更部は、前記開口部の開口量を前記開口部の回転方向に対応する方向に変更する、請求項3に記載の音波出力装置。
  5. 前記開口量変更部は、前記開口部の開口量を前記開口部の回転方向と交差する方向に変更する、請求項3に記載の音波出力装置。
  6. 前記出力制御部は、前記開口部の回転角度に応じて前記音波発生部が発生する音波の大きさを変更する、請求項2に記載の音波出力装置。
  7. 前記方向変更部は、前記開口部を連続的に回転させる、請求項2に記載の音波出力装置。
  8. 前記音波出力装置の周辺の人を検出する人検出部を有し、
    前記出力制御部は、前記人検出部による検出結果に応じて、前記音波を出力する時間又は回数を変更する、請求項1又は2に記載の音波出力装置。
  9. 所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置が、
    前記音波を前記音波出力装置の外部に出力する開口部の方向を変更する処理と、
    前記開口部の方向と前記識別情報との対応関係を管理し、前記開口部の方向に応じて前記音波に含まれる前記識別情報を変更する処理と、
    前記識別情報を含む前記音波を発生する処理と、
    を実行する、音波出力方法。
  10. 所定の識別情報を含む音波を出力する音波出力装置に、
    前記音波を前記音波出力装置の外部に出力する開口部の方向を変更する処理と、
    前記開口部の方向と前記識別情報との対応関係を管理し、前記開口部の方向に応じて前記音波に含まれる前記識別情報を変更する処理と、
    前記識別情報を含む前記音波を発生する処理と、
    を実行させる、プログラム。
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