JP2021141609A - ピアツーピア接続方法、装置、電子デバイス、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ピアツーピア接続方法、装置、電子デバイス、記憶媒体及びプログラムを提供する。【解決手段】方法は、サービス発見及びピア発見を起動することと、先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、サービス端末デバイスの識別情報を保存することと、先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、ピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、デバイスに対してピアツーピア接続を開始することと、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、ネットワーク技術の分野に関し、特に、無線接続技術の分野に関する。
無線接続(Wi−Fi)ピアツーピア(Peer to Peer、略称P2P)技術は柔軟性が高い、遠隔接続が可能、伝送データ量が大きい等の特徴から、注目を集めるようになり、効率的でかつ安定的で、正確な接続方式を確立することが重要な課題である。Wi−Fi P2P技術はアンドロイド(android)システムを搭載したスマートデバイス間の接続に適用される。
従来のWi−Fi P2Pには一般に2種の接続形態がある。
形態1は、サービス発見(discoverServices)で、即ちローカルサービスを発見することである。まず2つの端末をサービス側及びクライアントに設定し、両方が特定の名称を取り決める。サービス側がWi−Fi P2P接続をオンし、当該名称でローカルサービスを作成し、クライアントがローカルサービスの発見を開始し、発見したサービスの中から、当該特定の名称とのマッチングで接続すべきサービス側であるかどうかを判断し、その上で接続を確立する。
形態2はピア発見(discoverPeers)で、即ちピアを発見することである。まず2つの端末をサービス側及びクライアントに設定し、サービス側がWi−Fi P2P接続を起動する。クライアントがピア(Peers)発見を行い、Wi−Fi P2Pをオンした周辺デバイスリストを得る。次に、当該デバイスリストのデバイスを走査して接続することで、ターゲットのサービス側デバイスを見つける。
前記形態1は効率が悪く、長時間にわたってターゲットデバイス見つけられないことがある。形態2ではWi−Fi P2P接続をオンした周辺デバイスを全て検出しなければならず、その後ポーリングしてどのデバイスがターゲットのサービス側デバイスであるかを決定し接続を確立する。このような方法は効率が悪く欠点がある。
本開示は、ピアツーピア接続方法、装置、電子デバイス及び記憶媒体を提供する。
本開示の一態様では、
サービス発見及びピア発見を起動することと、
先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、サービス端末デバイスの識別情報を保存することと、
先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、ピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、当該デバイスとのピアツーピア接続を開始することとを含む、ピアツーピア接続方法を提供する。
さらに、本開示の一態様では、
サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動することと、
サービス発見に対する監視方式又はピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、当該接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックすることとを含む、別のピアツーピア接続方法を提供する。
さらに、本開示の一態様では、
サービス発見及びピア発見を起動するための同時スキャンモジュールと、
先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、サービス端末デバイスの識別情報を保存するための第1接続モジュールと、
先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、ピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、当該デバイスとのピアツーピア接続を開始するための第2接続モジュールとを備える、ピアツーピア接続装置を提供する。
さらに、本開示の一態様では、
サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動するための同時監視モジュールと、
サービス発見に対する監視方式又はピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、当該接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックするための接続確立モジュールとを含む、ピアツーピア接続装置を提供する。
本開示の実施形態では、ピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスがサービス発見及びピア発見を同時に起動し、先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見した場合には、当該サービス端末デバイスとの接続を確立し、当該サービス端末デバイスの識別情報を保存し、先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見した場合には、当該リストから事前に保存したサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスを見つければ、当該デバイスをターゲットデバイスに決定し、当該デバイスとの接続を確立することができる。よって、このような方法は毎回の接続でサービス発見(discoverServices)を用いるため長時間にわたってターゲットデバイスを見つけられないことや、ピア発見(discoverPeers)のにより、発見した各デバイスにポーリングを行うことが避けられるため、Wi−Fi P2P接続の確立効率が向上する。
なお、上述した内容が本開示の実施形態の重要な特徴を示すためではなく、本開示の範囲の限定にもならない。本開示の他の特徴は下記の説明から理解しやすくなる。
次に記載の各図面は本発明の理解を促すためのもので、本開示の限定にならない。
本開示の実施形態によるピアツーピア接続方法の実現のフローチャートである。 本開示の実施形態によるピアツーピア接続確立プロセスのフローチャートである。 本開示の実施形態による別のピアツーピア接続方法の実現のフローチャートである。 本開示の実施形態によるピアツーピア接続装置400の構造模式図である。 本開示の実施形態によるピアツーピア接続装置500の構造模式図である。 本開示の実施形態によるピアツーピア接続方法を実現するための電子デバイスのブロック図である。
次に、図面を参照して本開示の例示的な実施形態を説明し、中には理解を促すために本開示の実施形態の様々な詳細が含まれるが、それが例示的な内容に過ぎない。したがって、当業者が理解したように、本開示の範囲や趣旨から逸脱せずここに記載の実施形態に対し様々な変更や修正を行うことができる。また、次の説明では簡素化の観点上、周知の機能及び構造の説明は省略する。
本開示の実施形態はピアツーピア接続方法を提供し、当該方法はピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスに適用される。図1は本開示の実施形態によるピアツーピア接続方法の実現のフローチャートである。ステップS101、S102、S103を含む。
ステップS101で、サービス発見(discoverServices)及びピア発見(discoverPeers)を起動する。
ステップS102で、先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、サービス端末デバイスの識別情報を保存する。
ステップS103で、先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、ピアデバイス対象リストにおいて当該サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、当該デバイスとのピアツーピア接続を開始する。
任意選択で、前記ステップS101を実行する前に、まずWi−Fi P2P接続をサポートする2つのアンドロイド(android)デバイスの一方をサービス端末デバイスとして、サービス端末デバイスにサービス側アプリケーション(Application、略称APP)をインストールし、他方をクライアント端末デバイスとして、クライアント端末デバイスにクライアントアプリケーション(APP)をインストールする。
サービス側アプリケーション(APP)を起動して、サービス側アプリケーション(APP)がサービス端末デバイスのWi−Fi P2Pを初期化する。クライアントアプリケーション(APP)を起動して、クライアントアプリケーション(APP)がクライアント端末デバイスのサービス発見(discoverServices)発見方式及びピア発見(discoverPeers)発見方式を同時に起動するとともに、前記2種の発見により発見し、即ち前記ステップS101を実行する。
接続を確立する前に、クライアント端末デバイスとサービス端末デバイスが事前に名称を取り決め、例えば、インスタンス名(InstanceName)である。
任意選択で、前記ステップS102では、クライアント端末デバイスが先にサービス端末デバイス(ServiceDevice)を発見した場合に、インスタンス名(InstanceName)を取得し、Wi−Fi P2Pデバイス(wifiP2PDevice)対象を見つける。当該インスタンス名(instanceName)が事前に取り決めた名称であり、且つ接続中でない場合に、当該デバイスに対して接続を開始する。クライアント端末デバイスがサービス端末デバイスとWi−Fi P2P接続を確立した後、クライアント端末デバイスに当該サービス端末デバイスの識別情報、例えば、一意識別アドレス情報(deviceAddress)を記憶する。
即ち、任意選択で、前記ステップS102でサービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始することは、
サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致し、且つ当該サービス端末デバイスが接続中でない場合に、当該サービス端末デバイスに接続要求メッセージを送信するステップと、
サービス端末デバイスから接続成功メッセージを受信するステップとを含む。
任意選択で、前記ステップS103では、先にピア発見(discoverPeers)でwifiP2PDevice対象を発見した場合に、これらのデバイスを走査し、デバイスが前記ステップで保存した一意識別アドレス情報(deviceAddress)に一致し、且つ接続中でない場合に、当該デバイスに対して接続を開始する。
即ち、任意選択で、前記ステップS103でピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、当該デバイスとのピアツーピア接続を開始することは、
ピアデバイス対象リストにおいて当該サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在し、且つ当該デバイスが接続中でない場合に、当該デバイスに接続要求メッセージを送信するステップと、
当該デバイスから接続成功メッセージを受信するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、サービス端末デバイスはサービス発見(discoverServices)に対する監視及びピア発見(discoverPeers)に対する監視を同時に起動し、クライアント端末デバイスが任意の発見により、クライアント端末デバイスが送信した接続要求メッセージを監視すると、クライアント端末デバイスとの接続を確立する。
図2は、本開示の実施形態によるピアツーピア接続確立プロセスのフローチャートであり、以下のステップを含む。
クライアント端末デバイスがクライアントアプリケーション(APP)を起動し、サービス端末デバイスがサービス側アプリケーション(APP)を起動する。ここで、クライアント端末デバイスとはクライアントアプリケーション(APP)をインストールしたアンドロイドデバイスであり、サービス端末デバイスとはサービス側アプリケーション(APP)をインストールしたアンドロイドデバイスである。クライアント端末デバイス及びサービス端末デバイスがそれぞれのアプリケーション(APP)を起動し、起動時間には特に前後関係が設けられない。
サービス側アプリケーション(APP)がサービス端末デバイスのWi−Fi P2P接続をオンし、サービス側を作成する。クライアント端末デバイスがサービス発見(discoverServices)及びピア発見(discoverPeers)を起動し、サービス発見(discoverServices)方式及びピア発見(discoverPeers)により同時に行う。また、サービス端末デバイスは前記2種の発見方式に対する監視を開始する。サービス端末デバイス及びクライアント端末デバイスによる前記動作の実行は両側でそれぞれ行われ、両者の実行時間には特に前後関係が設けられない。
先にサービス発見(discoverServices)によりローカルサービスデバイスを監視した場合に、クライアント端末デバイスは当該デバイスの名称が事前に保存したインスタンス名(InstanceName)に一致するかどうか、当該デバイスが接続中でないかを判断し、名称が一致し且つ接続中でない場合に、サービス端末デバイスとの接続を開始する。サービス端末デバイスはサービス発見(discoverServices)に対する監視により当該接続要求を監視し、当該接続要求を受け取る。クライアント端末デバイスが接続成功のコールバック関数を受信し、当該サービス端末デバイスの一意識別アドレス情報(deviceAddress)をローカルにキャッシュすると、接続プロセスが完了する。
先にピア発見(discoverPeers)のによりピア(Peers)デバイス対象リストを発見した場合に、当該リストから、キャッシュしていた一意識別アドレス情報(deviceAddress)に一致するデバイスを検索し、アドレス情報が一致するデバイスが見つかり、当該デバイスが接続中でない場合に、当該デバイスはターゲットのサービス端末デバイスであることを示し、クライアント端末デバイスが当該サービス端末デバイスとの接続を開始する。サービス端末デバイスがピア発見(discoverPeers)に対する監視により当該接続要求を監視し、当該接続要求を受け取り、クライアント端末デバイスに接続成功をフィードバックすると、接続プロセスが完了する。
上述したように、クライアント端末デバイスが既にサービス発見(discoverServices)のによりサービス端末デバイスを発見し、且つ当該サービス端末デバイスとWi−Fi P2P接続を確立した場合に、後に再びWi−Fi P2P接続を確立する時には、先にピア発見(discoverPeers)のによりピア(Peers)デバイス対象リストを発見した場合に、当該リストから事前に保存したデバイスアドレス(deviceAddress)に一致するデバイスを検索し、当該デバイスに対してWi−Fi P2P接続を開始してもよく、当該リスト中の各デバイスをポーリングせずに済むため、P2P接続の確立効率が向上する。
さらに、本開示の実施形態は、ピアツーピア接続型のサービス端末デバイスに適用されるピアツーピア接続方法を提供する。図3は、本開示の実施形態による別のピアツーピア接続方法の実現のフローチャートである。ステップS301、S302を含む。
ステップS301で、サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動する。
ステップS302で、サービス発見に対する監視方式又はピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、当該接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックする。
上述したように、サービス端末デバイスはWi−Fi P2P接続機能をオンした後、2種の発見方式に対する監視を同時に行うことができ、クライアント端末デバイスがサービス発見(discoverServices)発見方式を選ぶか、ピア発見(discoverPeers)発見方式を選ぶかに関らず、いずれもの場合も当該クライアント端末デバイスの接続要求を監視することができる。
さらに、本開示の実施形態はピアツーピア接続装置を提供し、当該装置はピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスであってもよい。図4は本開示の実施形態によるピアツーピア接続装置400の構造模式図である。
サービス発見及びピア発見を起動するための同時スキャンモジュール401と、
先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、サービス端末デバイスの識別情報を保存するための第1接続モジュール402と、
先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、ピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、当該デバイスとのピアツーピア接続を開始する第2接続モジュール403とを含む。
任意選択で、前記事前に取り決めた名称は、ピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスとサービス端末デバイスが事前に取り決めた名称を含む。
任意選択で、前記第1接続モジュール402は、
サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致し、且つサービス端末デバイスが接続中でない場合に、サービス端末デバイスに接続要求メッセージを送信し、当該サービス端末デバイスから接続成功メッセージを受信するために用いられる。
任意選択で、前記第2接続モジュール403は、
ピアデバイス対象リストにおいてサービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在し、且つ当該デバイスが接続中でない場合に、当該デバイスに接続要求メッセージを送信し、当該デバイスから接続成功メッセージを受信するために用いられる。
本開示の実施形態による装置の各モジュールの機能は、前記方法100での対応の記載を参照できるため、ここで重複を避けるために説明を省略する。
さらに、本開示の実施形態は別のピアツーピア接続装置を提供し、当該装置はピアツーピア接続型のサービス端末デバイスであってもよい。図5は本開示の実施形態によるピアツーピア接続装置500の構造模式図である。
サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動するための同時監視モジュール501と、
サービス発見に対する監視方式又はピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、当該接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックするための接続確立モジュール502とを含む。
本開示の実施形態による装置の各モジュールの機能は前記方法300での対応の記載を参照できるため、ここで重複を避けるために説明を省略する。
なお、前記サービス端末デバイス及びクライアント端末デバイスというのは機能上の区分に過ぎない。同一のアンドロイドデバイスに対して、クライアントアプリケーション(APP)をインストールした場合に、当該アンドロイドデバイスがクライアント端末デバイスであり、サービス側アプリケーション(APP)をインストールした場合に、当該アンドロイドデバイスがサービス端末デバイスである。したがって、アンドロイドシステムを搭載した同一のスマートデバイスは、クライアント端末デバイスにもなるし、サービス端末デバイスにもなる。
さらに、本開示の実施形態では、電子デバイス及び可読記憶媒体を提供する。
図6は、本開示の実施形態によるピアツーピア接続方法を実現するための電子デバイスのブロック図である。電子デバイスとしては、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバー、ブレードサーバー、大型コンピュータ、他の適切なコンピュータなど、様々な形態のデジタルコンピュータであってもよい。また、パーソナルデジタルアシスタント、セルラーホン、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の類似の計算デバイスなど、様々な形態の移動デバイスであってもよい。本明細書に記載のコンポーネント、その接続関係、及びその機能は例示的なものに過ぎず、本開示の実施に関して本明細書に記載及び/又は主張された内容に限定を加えるためではない。
図6に示すとおり、当該電子デバイスは、1つ以上のプロセッサ601と、メモリ602と、各コンポーネントを接続するためのインタフェース(高速インタフェース及び低速インタフェース)とを含む。各コンポーネントは異なるバスによって互いに接続され、共通のマザーボードに取り付けられてもよいし、必要に応じて他の方法で取り付けられてもよい。プロセッサは外部の入力/出力装置(例えば、インタフェースによって接続された表示デバイス)にGUIのグラフィック情報を表示するようにメモリに記憶されているコマンドなど、電子デバイスにおいて実行されるコマンドを処理することができる。他の実施形態では、必要ならば、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスと複数のメモリを複数のメモリと一緒に使用してもよい。同様に、複数の電子デバイスを接続させ、各デバイスが必要な操作の一部を提供するようにしてもよい(例えば、サーバーアレイ、1群のブレードサーバー、又はマルチプロセッサシステムとする)。図6では、例示的にプロセッサ601が1つあるものである。
メモリ602は、本開示に係る非一時的なコンピュータ可読記憶媒体である。前記メモリには、少なくとも1つのプロセッサが本開示に係るピアツーピア接続方法を実行するように、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコマンドが記憶されている。本開示に係る非一時的なコンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータコマンドが記憶されており、当該コンピュータコマンドはコンピュータに本開示に係るピアツーピア接続方法を実行させる。
メモリ602は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体として、非一時的ソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能プログラム及びモジュール、例えば、本開示の実施形態に係るピアツーピア接続方法に対応するプログラムコマンド/モジュール(例えば、図4に示す同時スキャンモジュール401、第1接続モジュール402及び第2接続モジュール403、又は図5に示す同時監視モジュール501及び接続確立モジュール502)を記憶するために用いることができる。プロセッサ601はメモリ602に記憶されている非一時的ソフトウェアプログラム、コマンド及びモジュールを動作させることにより、サーバーの様々な機能及びデータ処理を実行し、即ち前記方法実施形態に係るピアツーピア接続方法を実現する。
メモリ602はプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよく、プログラム記憶領域はオペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶領域はピアツーピア接続方法を実現するための電子デバイスの使用時に作成されたデータ等を記憶することができる。また、メモリ602は高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、非一時的メモリを含んでもよく、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶素子、フラッシュメモリ素子、又は他の非一時的固体記憶素子である。いくつかの実施形態では、任意選択でメモリ602はプロセッサ601に対して遠隔設置されたメモリを含み、当該遠隔メモリはネットワークを介してピアツーピア接続方法を実行する電子デバイスに接続されてもよい。前記ネットワークの例はインターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、その組み合わせを含むが、これに限定されない。
ピアツーピア接続方法を実行する電子デバイスは、入力装置603及び出力装置604をさらに含んでもよい。プロセッサ601、メモリ602、入力装置603及び出力装置604はバス又は他の方法により接続されてもよく、図6では、例示的にバスによって接続されたものである。
入力装置603は入力されたデジタル又は文字情報を受信し、ピアツーピア接続方法を実行する電子デバイスのユーザー設定や機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、テンキー、マウス、トラックパッド、タッチパッド、インジケータスティック、1つ以上のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティック等入力装置である。出力装置604は表示デバイス、補助照明装置(例えば、LED)、触覚フィードバック装置(例えば、振動モーター)等を含んでもよい。当該表示デバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ、プラズマディスプレイを含むが、これに限定されない。いくつかの実施形態では、表示デバイスはタッチスクリーンであってもよい。
ここに記載のシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向け集積回路(ASIC)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はその組み合わせにおいて実施できる。前記実施形態は次のものを含んでもよい。1つ以上のコンピュータプログラムにおいて実施され、当該1つ以上のコンピュータプログラムは少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステムにおいて実行及び/又は解釈されてもよく、当該プログラマブルプロセッサは専用又は汎用のプログラマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置及び少なくとも1つの出力装置からデータ及びコマンドを受信し、且つデータ及びコマンドを当該記憶システム、当該少なくとも1つの入力装置及び当該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
前記コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、コードともいう)にはプログラマブルプロセッサ用機械コマンドを含み、且つ高度なプロセス及び/又はオブジェクト指向のプログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語を用いて前記コンピュータプログラムを実施することができる。本明細書で、用語「機械可読媒体」及び「コンピュータ可読媒体」とは機械コマンド及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するあらゆるコンピュータプログラム製品、デバイス、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))であり、機械可読信号としての機械コマンドを受信する機械可読媒体を含む。用語「機械可読信号」とは、機械コマンド及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するためのあらゆる信号である。
ユーザーとのインタラクションを実現するように、コンピュータにおいてここに記載のシステム及び技術を実現することができ、当該コンピュータは、ユーザーに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ))と、キーボードと、ポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)を備え、ユーザーは当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによってコンピュータに入力することができる。他にもユーザーとのインタラクションを実現するための装置がある。例えば、ユーザーへのフィードバックは感覚的なフィードバック(例えば、視覚的なフィードバック、聴覚的なフィードバック、触覚的なフィードバック)など任意の形態であってもよく、また任意の方式(声入力、音声入力、触覚入力)でユーザーの入力を受信することができる。
ここに記載のシステム及び技術は、バックグラウンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバー)、又は中間コンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバー)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザーインタフェース又はウェブブラウザーを備えるパソコンであって、ユーザーは当該グラフィカルユーザーインタフェース又は当該ウェブブラウザーによってここに記載のシステム及び技術の実施形態とインタラクションを行うことができる)、又は前記バックグラウンドコンポーネント、中間コンポーネント、もしくはフロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムにおいて実施することができる。任意の方式又は媒体によるデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によってシステムのコンポーネントを互いに接続させることができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネットを含む。
コンピュータシステムはクライアント及びサーバーを含んでもよい。クライアントとサーバーは一般に遠隔設置され、且つ通信ネットワークによって互いに接続される。コンピュータで実行されるクライアント−サーバー型配置のコンピュータプログラムによってクライアントとサーバーの関係を構成する。サーバーはクラウドサーバーであってもよく(クラウドコンピューティングサーバー、クラウドホストともいう)、クラウドコンピューティングサービスシステムではホストのようなものであり、従来の物理ホスト及び仮想専用サーバー(VPS)サービスでは管理が難しく、業務の拡張性が弱いという欠点を解消するために開発される。
なお、上記の様々なプロセスを踏まえて、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができる。例えば、本開示に記載の各ステップは同時に実行されてもよいし、順に実行されてもよいし、他の順番で実行されてもよく、本開示の技術的解決手段の効果を得られるものであれば、本明細書では特に限定しない。
上記のいくつかの実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものと見なされない。当業者が理解したように、設計上の要件や他の要素に基づいて、様々な修正や、組み合わせ、置き換えを行うことができる。本開示の趣旨においてなされた修正、同等な置き換えや改善等は、いずれも本開示の保護範囲に含まれる。

Claims (13)

  1. サービス発見及びピア発見を起動することと、
    先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、前記サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、前記サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、前記サービス端末デバイスの識別情報を保存することと、
    先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、前記ピアデバイス対象リストにおいて前記サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、前記デバイスとのピアツーピア接続を開始することとを含む、
    ピアツーピア接続方法。
  2. 前記事前に取り決めた名称は、ピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスとサービス端末デバイスが事前に取り決めた名称を含む、
    請求項1に記載のピアツーピア接続方法。
  3. 前記サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、前記サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始することは、
    前記サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致し、且つ前記サービス端末デバイスが接続中でない場合に、前記サービス端末デバイスに接続要求メッセージを送信することと、
    前記サービス端末デバイスから接続成功メッセージを受信することとを含む、
    請求項1又は2に記載のピアツーピア接続方法。
  4. 前記ピアデバイス対象リストにおいて前記サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、前記デバイスとのピアツーピア接続を開始することは、
    前記ピアデバイス対象リストにおいて前記サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在し、且つ前記デバイスが接続中でない場合に、前記デバイスに接続要求メッセージを送信することと、
    前記デバイスから接続成功メッセージを受信することとを含む、
    請求項1又は2に記載のピアツーピア接続方法。
  5. サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動することと、
    前記サービス発見に対する監視方式又は前記ピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、前記接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックすることとを含む、
    ピアツーピア接続方法。
  6. サービス発見及びピア発見を起動するための同時スキャンモジュールと、
    先にサービス発見によりサービス端末デバイスを発見したことに応じて、前記サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致する場合に、前記サービス端末デバイスとのピアツーピア接続を開始し、前記サービス端末デバイスの識別情報を保存するための第1接続モジュールと、
    先にピア発見によりピアデバイス対象リストを発見したことに応じて、前記ピアデバイス対象リストにおいて前記サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在する場合に、前記デバイスとのピアツーピア接続を開始するための第2接続モジュールとを備える、
    ピアツーピア接続装置。
  7. 前記事前に取り決めた名称は、ピアツーピア接続型のクライアント端末デバイスとサービス端末デバイスが事前に取り決めた名称を含む、
    請求項6に記載のピアツーピア接続装置。
  8. 前記第1接続モジュールは、
    前記サービス端末デバイスのインスタンス名と事前に取り決めた名称とが一致し、且つ前記サービス端末デバイスが接続中でない場合に、前記サービス端末デバイスに接続要求メッセージを送信し、前記サービス端末デバイスから接続成功メッセージを受信することに用いられる、
    請求項6又は7に記載のピアツーピア接続装置。
  9. 前記第2接続モジュールは、
    前記ピアデバイス対象リストにおいて前記サービス端末デバイスの識別情報にマッチングするデバイスが存在し、且つ前記デバイスが接続中でない場合に、前記デバイスに接続要求メッセージを送信し、前記デバイスから接続成功メッセージを受信することに用いられる、
    請求項6又は7に記載のピアツーピア接続装置。
  10. サービス発見に対する監視及びピア発見に対する監視を起動するための同時監視モジュールと、
    前記サービス発見に対する監視方式又は前記ピア発見に対する監視により接続要求メッセージを監視できたことに応じて、前記接続要求メッセージを送信したクライアント端末デバイスに接続成功メッセージをフィードバックするための接続確立モジュールとを備える、
    ピアツーピア接続装置。
  11. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続されるメモリとを備え、
    前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能なコマンドが記憶されており、前記コマンドは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに請求項1〜5のいずれか1項に記載のピアツーピア接続方法を実行させる、
    電子デバイス。
  12. コンピュータに請求項1〜5のいずれか1項に記載のピアツーピア接続方法を実行させるコンピュータコマンドが記憶されている非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  13. コンピュータにおいて、プロセッサにより実行されると、請求項1〜5のいずれか1項に記載のピアツーピア接続方法を実現することを特徴とするプログラム。
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