JP2021141521A - 広告配信装置、広告配信方法、及び、広告配信プログラム - Google Patents

広告配信装置、広告配信方法、及び、広告配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高める。【解決手段】広告配信装置50は、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、番組の放送信号から抽出された、当該番組を識別可能な番組識別情報501と、当該番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報502と、を受信する受信部51と、当該番組の内容を表す番組情報503を取得する番組情報取得部52と、番組識別情報501と番組情報503と所定の基準530とに基づいて、広告識別情報531を決定する決定部53と、当該番組を当該通信ネットワークにより配信する通信信号の当該タイミングにおける広告の素材を、広告識別情報531が示す広告の素材541に差し替える差替部54と、を備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、広告配信装置、広告配信方法、及び、広告配信プログラムに関する。
インターネット等の通信ネットワークの普及、進展に伴い、放送局は、通信ネットワークを介して、番組に関連する様々な情報、あるいは様々なコンテンツを配信するサービスを提供している。このようなサービスの提供において、CM(Commercial Message)の配信状況を正確に管理すること、あるいは視聴するコンテンツの選択において視聴者の利便性を向上すること等は、番組を制作する放送局や番組を提供するスポンサーにとって重要な課題である。したがって、この課題をより適切かつ効率的に解決する技術が求められている。
このような技術に関連する技術として、特許文献1には、映像コンテンツの放送と並行して、当該映像コンテンツに関連した補助情報を提供する情報提供システムが開示されている。このシステムは、1以上の補助情報の中から特定される補助情報を提供するCM補助広告サーバと、放送を介して、映像コンテンツと、補助情報を特定するための第1特定情報とを受信するテレビと、テレビから受信した第1特定情報をCM補助広告サーバに送信し、かつ、アプリサーバから受信した第2特定情報をCM補助広告サーバに送信する端末装置とを備える。このシステムにおいて、CM補助広告サーバは、端末装置から受信した第1特定情報又は第2特定情報によって特定される補助情報を端末装置に送信する。このシステムは、さらに、第1特定情報と第2特定情報とを判別して、端末装置が第1特定情報を受信した回数を管理する。
また、特許文献2には、VOD(Video On Demand)コンテンツを記憶し、送信するVODサーバと、VODコンテンツを受信するVOD受信装置からなるVOD送受信システムが開示されている。このシステムにおいて、VODサーバは、デジタル放送を受信し、受信したデジタル放送の番組識別IDとVODサーバに記憶されているVODコンテンツを関連付けたVODコンテンツリストデータを作成して記憶する。VOD受信装置がデジタル放送から受信した番組識別IDをVODサーバに送信した場合、VODサーバは、送信された番組識別IDと一致する番組識別IDをもつVODコンテンツリストデータをVOD受信装置に送信し、VOD受信装置は、VODコンテンツリストデータを表示する。
特開2016−072879号公報 特開2008−312084号公報
上述した通信ネットワークの普及、進展に伴い、放送局は、さらに、放送番組を通信ネットワークを介して並列(同時)に配信するビジネスを開始しようとしている。このようなビジネスを開始するのにあたって、広告に関する費用対効果をできるだけ高くすることが重要である。即ち、より具体的には、このようなビジネスの開始に伴う放送システムの改修費用を抑制するとともに、広告効果を向上させるCM配信制御を実現することが課題である。特許文献1及び2は、番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高めるための技術に関して特に言及していない。
本発明の主たる目的は、番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高めることを実現する広告配信装置等を提供することである。
本発明の一態様に係る広告配信装置は、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信する受信手段と、前記番組の内容を表す番組情報を取得する番組情報取得手段と、前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定する決定手段と、前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告の素材に差し替える差替手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本発明の一態様に係る広告配信方法は、情報処理装置によって、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信し、前記番組の内容を表す番組情報を取得し、前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定し、前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告の素材に差し替える。
また、上記目的を達成する更なる見地において、本発明の一態様に係る広告配信プログラムは、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信する受信処理と、前記番組の内容を表す番組情報を取得する番組情報取得処理と、前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定する決定処理と、前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告の素材に差し替える付加処理と、をコンピュータに実行させる。
更に、本発明は、係る広告配信プログラム(コンピュータプログラム)が格納された、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記録媒体によっても実現可能である。
本発明は、番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高めることを可能とする。
本発明の第1の実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る付加部221によって、CMトリガー情報及びイベントIDが付加されたSCTE−35信号を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る番組情報133の内容を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る基準131の内容を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に放送システム1の動作を示すフローチャート(1/2)である。 本発明の第1の実施形態に放送システム1の動作を示すフローチャート(2/2)である。 本発明の第2の実施形態に係る広告配信装置50の構成を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に係る広告配信装置あるいは番組配信信号生成装置を実行可能な情報処理装置900の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。放送システム1は、テレビ番組を、放送(放送波)と通信ネットワークとによって並列(同時)に配信するシステムである。尚、本実施形態の以降の説明において、通信ネットワークによる配信を、ネット配信と称する場合がある。
放送システム1は、大別して、広告配信装置10、マスタシステム20、営放システム30、バンクシステム31、CDN(Content Delivery Network)40、広告素材記憶装置41、及び、視聴者端末装置42を有する。上述した構成要素のうち、マスタシステム20、営放システム30、及び、バンクシステム31は、放送局内のシステムである。広告配信装置10及び広告素材記憶装置41は、放送局外の装置でもよく、たとえばクラウドコンピューティングによって構成された装置でもよい。
営放システム30は、民間放送局(民放)に設けられる基幹業務系システムであり、民放が放送する番組やCM(広告とも称する)などを一元的に管理するシステムである。バンクシステム31は、CMバンク310と番組バンク311とを備えている。CMバンク310及び番組バンク311は、順に、CM及び番組をスケジュールに沿って放送できるように、CM及び番組の素材(映像/音声データ)を蓄積する設備である。
マスタシステム20は、放送信号生成装置21と番組配信信号生成装置22とを備える。放送信号生成装置21は、CMバンク310及び番組バンク311に蓄積されているデータを用いて放送信号を生成し、営放システム30による制御を受けて、放送信号を配信する。
上述した営放システム30、バンクシステム31、及び、放送信号生成装置21は、放送局における既存の設備であるので、本実施形態ではその詳細な説明を省略する。
番組配信信号生成装置22は、放送するテレビ番組を、通信ネットワークによって配信する(ネット配信する)ための通信信号を符号化(エンコード)することにより生成する装置である。本実施形態では、当該通信信号として、ブロードキャスト標準として周知であるSCTE(Society of Cable and Telecommunications Engineers)−35信号を用いることとする。番組配信信号生成装置22は、抽出部220と付加部221とを備えている。
抽出部220は、放送信号生成装置21によって生成された放送信号から、番組においてCMが挿入されるタイミングを表すCMトリガー情報、及び、当該番組(イベントとも称する)を識別可能なイベントID(Identification)を抽出する。
放送信号生成装置21によって生成された放送信号(一般的なデジタル放送ではTS(Transport Stream)とも称する)は、SDT(Service Description Table)とEIT(Event Information Table)という情報を含んでいる。SDTは、あるTSに含まれる全てのサービスの一覧が記述されたテーブルである。EITは、イベントIDを含むテーブルであり、SDTによってTSにおける位置などが特定される。また、放送信号は、デジタル放送の標準規格が示すANC(Ancillary)領域に、CMトリガー情報を含んでいる。したがって、抽出部220は、放送信号におけるANC領域から、CMトリガー情報を抽出するとともに、SDT及びEITを参照することによってイベントIDを抽出することが可能である。
付加部221は、番組配信信号生成装置22によって生成されたSCTE−35信号に、抽出部220によって抽出されたCMトリガー情報とイベントIDとを、互いに関連付けた状態で付加する(組み込む)。
図2は、本実施形態に係る付加部221によって、CMトリガー情報及びイベントIDが付加されたSCTE−35信号を例示する図である。図2に示す例では、CM−A、CM−B、CM−Cに関するイベントIDは全て、「00000001」である。付加部221は、CM−A、CM−B、CM−Cのそれぞれに関して、CMトリガー情報とイベントIDとを関連付けて、CMトリガー情報とイベントIDとをSCTE−35信号に付加する。付加部221は、例えばSCTE−35信号に含まれるProgram ID等に、CMトリガー情報と10桁CMコードとを付加すればよい。
付加部221は、CMトリガー情報及びイベントIDが付加されたSCTE−35信号を、図1に示す広告配信装置10へ送信する。
広告配信装置10は、番組配信信号生成装置22から受信したSCTE−35信号を用いて、CDN40(通信ネットワーク)により配信する番組におけるCMの配信を制御する装置である。広告配信装置10は、パッケージャ11と、SSAI(Server Side Ad Insertion)サーバ12と、ADサーバ13とを備えている。パッケージャ11、SSAIサーバ12、及び、ADサーバ13は、それぞれ個別の装置として構成されてもよいし、1つの装置が有する個々の機能として構成されてもよい。
パッケージャ11は、受信部110を備える。受信部110は、受信手段の一例である。
受信部110は、CMトリガー情報及びイベントID(番組識別情報とも称する)が付加されたSCTE−35信号を受信し、SCTE−35信号に含まれるCMトリガー情報及びイベントIDを、SSAIサーバ12を介して、ADサーバ13へ出力する。但し受信部110には、SCTE−35信号のどの部分にCMトリガー情報及びイベントIDが含まれているのかを示す情報が与えられていることとする。
SSAIサーバ12は、属性取得部120及び差替部121を備える。属性取得部120及び差替部121は、順に、属性取得手段及び差替手段の一例である。
属性取得部120は、視聴者端末装置42から、図示しない通信ネットワークを経由して、視聴者端末装置42の利用者(視聴者)の属性を特定可能な情報を受信(取得)する。視聴者端末装置42は、SCTE−35信号によって配信される番組の映像及び音声を出力する(表示する)、例えばパーソナルコンピュータやスマートフォンのような情報処理装置である。視聴者の属性は、例えば、その視聴者の性別や年齢等である。属性取得部120は、視聴者の属性を特定可能な情報として、例えば、視聴者を識別可能な視聴者のID(Identification)を受信する。視聴者のIDは、例えば、視聴者がSCTE−35信号によって配信される番組を視聴するサービスを利用する際に、視聴者端末装置42を用いて、視聴者により入力される。
属性取得部120は、視聴者のIDを受信すると、例えば、視聴者のIDと当該視聴者の属性とを関連付けて管理する装置(不図示)等から当該視聴者の属性に関する情報を取得することによって、視聴者の属性を特定可能である。属性取得部120は、あるいは、当該視聴者の属性に関する情報を、視聴者端末装置42から直接受信してもよい。属性取得部120は、得られた視聴者の属性を示す情報を、ADサーバ13に出力する。SSAIサーバ12における差替部121の動作については後述する。
ADサーバ13は、決定部130及び番組情報取得部132を備える。決定部130及び番組情報取得部132は、順に、決定手段及び番組情報取得手段の一例である。
番組情報取得部132は、例えば放送局のシステムと通信可能な専用の通信ネットワークを介して、放送局から番組情報133を取得する。番組情報取得部132は、例えば当該専用の通信ネットワークが構築されておらず、当該通信ネットワークを介して番組情報133を取得することができない場合、放送波に含まれる番組情報133を取得してもよい。放送波に含まれる番組情報133は、例えばEPG(Electronic Program Guide)として周知である。
図3は、本実施形態に係る番組情報133の内容を例示する図である。番組情報133は、例えば、番組ごとに、イベントIDと、番組名と、番組の種別(ジャンル)と、番組の出演者と、番組のスポンサーという項目を関連付けた、番組の内容を表す情報である。図3に例示する番組情報133によれば、例えば、イベントIDが「00000001」である番組に関して、番組名は「ニュース特番X」であり、番組の種別は「報道」であり、出演者は「キャスターA」等であり、スポンサーは「E社」等である。尚、番組情報133は、図3に例示する項目以外の項目を含んでもよい。
番組情報取得部132は、取得した番組情報133を、例えば、ADサーバ13が備えるメモリあるいは磁気ディスク等の不揮発性の記憶デバイスに格納する。
図1に示す決定部130は、受信部110で受信したイベントIDを番組情報133と照合することによって、当該イベントIDが示す番組の内容(図3の例では、番組名と、番組の種別と、番組の出演者と、番組のスポンサー)を取得する。決定部130は、取得した番組の内容と、属性取得部120で取得された視聴者の属性と、基準131とに基づいてネット配信する番組におけるCMを識別可能な情報(広告識別情報とも称する)を決定する。
図4は本実施形態に係る基準131の内容を例示する図である。基準131は、例えば、ADサーバ13が備えるメモリあるいは磁気ディスク等の不揮発性の記憶デバイスに記憶されていることとする。
図4に例示する通り、基準131は、例えば、番組ジャンル別CM管理テーブル134と、出演者別CM管理テーブル135と、広告素材所在管理テーブル136と、を含んでいる。
番組ジャンル別CM管理テーブル134は、イベントIDが示す番組の種別ごとに、ネット配信する番組におけるCMのCM識別コードを定義するテーブル(情報)である。図4に例示する番組ジャンル別CM管理テーブル134によれば、決定部130は、番組の種別が「料理」である場合、ネット配信する当該番組におけるCMを、CM識別コードが「1234−000001」等であるCMに決定する。ここで、CM識別コードが「1234−000001」等であるCMは、料理と関連性のある商品のCMであり、例えば、食材や調理器具などのCMである。同様に、CM識別コードが「2345−000001」等であるCMは、スポーツ(野球)と関連性のある商品のCMであり、例えば、野球用具などのCMである。
出演者別CM管理テーブル135は、イベントIDが示す番組の出演者ごとに、ネット配信する番組におけるCMのCM識別コードを定義するテーブル(情報)である。図4に例示する出演者別CM管理テーブル135によれば、決定部130は、番組の出演者が「タレントB」である場合、ネット配信する当該番組におけるCMを、CM識別コードが「3456−000001」等であるCMに決定する。ここで、CM識別コードが「3456−000001」等であるCMは、タレントBが出演するCMである。同様に、CM識別コードが「4567−000001」等であるCMは、歌手Cが出演するCMである。
決定部130は、番組ジャンル別CM管理テーブル134と、出演者別CM管理テーブル135と、を組み合わせて、CM識別コードを決定してもよい。即ち、決定部130は、番組の種別と出演者との両方に基づいて、CM識別コードを決定してもよい。
図4に例示する番組ジャンル別CM管理テーブル134及び出演者別CM管理テーブル135は、さらに、視聴者の属性を含んでもよい。例えば、出演者別CM管理テーブル135は、視聴者が男性である場合に、タレントBが出演する男性用の商品のCMのCM識別コードを示し、視聴者が女性である場合に、タレントBが出演する女性用の商品のCMのCM識別コードを示すようにしてもよい。
基準131は、また、番組情報133が示すあるイベントIDの番組に関するスポンサーと、当該番組のネット配信側におけるCMの広告主とが、同一の業種に属する異なる広告主となることを除外することを示す情報を含んでもよい。この場合、基準131は、例えば、イベントIDが示す番組のスポンサーごとに、当該スポンサーと同一の業種に属する異なる広告主のCMのCM識別コードを、ネット配信側の当該番組におけるCMから除外する対象として表せばよい。
また、基準131において、イベントIDが示す番組の内容について、あるいは、イベントIDが示す番組の内容と視聴者の属性との組み合わせについて、ネット配信するCMのCM識別情報が設定されていない場合があってもよい。この場合、決定部130は、例えば基準131とは異なる基準を用いて、ネット配信側において、イベントIDが示す番組の内容とは関連性のないCMを配信することを決定してもよい。関連性のないCMとは、例えば、ネット配信側における専用のスポット契約枠に含まれるCM等である。
広告素材所在管理テーブル136は、CM識別コードにより特定されるネット配信側におけるCMの映像/音声データである広告素材410の所在(アドレス)を表すテーブル(情報)である。広告素材410は、図1に示す通り、CDN40に接続されている広告素材記憶装置41に格納されている。広告素材記憶装置41は、例えば磁気ディスク装置等の不揮発性の記憶デバイスである。尚、放送システム1は、複数の広告素材記憶装置41を有してもよい。
決定部130は、上述した通り、イベントIDが示す番組の内容(番組の種別、あるいは出演者等)と、番組ジャンル別CM管理テーブル134あるいは出演者別CM管理テーブル135と、に基づいて、ネット配信する番組におけるCMのCM識別コードを決定したのち、広告素材所在管理テーブル136に基づいて、決定したCM識別コードにより特定されるCMの広告素材410の所在(広告識別情報に相当)を求める。決定部130は、求めたCMの広告素材410の所在を、そのCMのCMトリガー情報と関連付けて、SSAIサーバ12へ出力する。
SSAIサーバ12における差替部121は、決定部130から入力された、広告素材記憶装置41におけるCMの広告素材410の所在から、広告素材410を取得する。差替部121は、CMトリガー情報が示すSCTE−35信号のタイミングにおける広告の素材を、取得した広告素材410に差し替える。差替部121は、上述した差替処理を行ったSCTE−35信号を、CDN40を介して、視聴者端末装置42へ配信する。
次に図5A、5Bのフローチャートを参照して、本実施形態に係る放送システム1の動作(処理)について詳細に説明する。
番組配信信号生成装置22における抽出部220は、放送信号生成装置21によって生成された放送信号から、CMトリガー情報とイベントIDとを抽出する(ステップS101)。付加部221は、抽出部220によって抽出されたCMトリガー情報とイベントIDとをSCTE−35信号に付加し、SCTE−35信号を広告配信装置10に送信する(ステップS102)。
広告配信装置10のパッケージャ11における受信部110は、番組配信信号生成装置22から受信したSCTE−35信号からCMトリガー情報とイベントIDとを抽出し、抽出したCMトリガー情報とイベントIDとを、SSAIサーバ12を介してADサーバ13へ出力する(ステップS103)。SSAIサーバ12における属性取得部120は、視聴者端末装置42から視聴者の属性を特定可能な情報(例えば視聴者のID)を受信し、受信した情報を用いて特定した視聴者の属性をADサーバ13へ出力する(ステップS104)。
ADサーバ13における番組情報取得部132は、放送局のシステムと通信可能な専用の通信ネットワークを介して、あるいは、放送波に含まれるEPGとして、番組情報133を取得する(ステップS105)。但し、ステップS105が行われるタイミングと、ステップS101乃至S104が行われるタイミングとの間に依存関係はなく、ステップS105は、後述するステップS106よりも前に行われればよい。
決定部130は、受信部110から入力されたイベントIDを、番組情報取得部132によって取得された番組情報133と照合し、イベントIDが示す番組の内容を取得する(ステップS106)。決定部130は、取得した番組の内容と視聴者の属性とを、基準131と照合する(ステップS107)。
基準131において、番組の内容と視聴者の属性との組み合わせについてネット配信するCMが設定されていない場合(ステップS108でNo)、決定部130は、番組と関係のないCMに関する広告素材410の所在と、CMトリガー情報とをSSAIサーバ12に通知し(ステップS109)、処理はステップS111に進む。
基準131において、番組の内容と視聴者の属性との組み合わせについてネット配信するCMが設定されている場合(ステップS108でYes)、決定部130は、ネット配信するCMに関する広告素材410の所在を、CMトリガー情報と関連付けてSSAIサーバ12に通知する(ステップS110)。
SSAIサーバ12における差替部121は、決定部130から通知されたネット配信するCMに関する広告素材記憶装置41における広告素材410の所在から、広告素材410を取得する(ステップS111)。差替部121は、CMトリガー情報が示すSCTE−35信号のタイミングにおける広告の素材を、取得した広告素材410に差し替えたのち、SCTE−35信号を視聴者端末装置42へ配信し(ステップS112)、全体の処理は終了する。
本実施形態に係る放送システム1は、番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高めることができる。その第一の理由は、本実施形態に係る番組配信信号生成装置22は、番組の放送信号からイベントIDとCMトリガー情報とを抽出し、イベントIDとCMトリガー情報とを関連付けて、SCTE−35信号に付加するからである。そして、その第二の理由は、本実施形態に係る広告配信装置10は、番組の放送信号から抽出されたイベントIDとCMトリガー情報とを入手し、さらに番組情報133を入手し、入手したイベントIDと番組情報133と基準131とに基づいて、ネット配信するCMを決定し、SCTE−35信号の当該タイミングにおけるCMを、ネット配信するCMに差し替えるからである。
以下に、本実施形態に係る放送システム1によって実現される効果について、詳細に説明する。
放送番組を通信ネットワークを介して並列に配信するビジネスを開始するのにあたって、広告に関する費用対効果をできるだけ高くすることが重要である。即ち、このようなビジネスの開始に伴う放送システムの改修費用を抑制するとともに、広告効果を向上させるCM配信制御を実現することが課題である。
このような課題に対して、本実施形態に係る番組配信信号生成装置22は、抽出部220と付加部221とを備え、例えば、図1乃至図5Bを参照して上述した通り動作する。即ち、抽出部220は、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、番組の放送信号から、当該番組を識別可能なイベントID(番組識別情報)と、当該番組におけるCMトリガー情報(広告が挿入されるタイミングを表す情報)と、を抽出する。そして、付加部221は、当該イベントIDを、当該タイミングと関連付けて、SCTE−35信号(当該番組を通信ネットワークにより配信する通信信号)に付加する。
また、上述した課題に対して、本実施形態に係る広告配信装置10は、受信部110と差替部121と番組情報取得部132と決定部130とを備え、例えば、図1乃至図5Bを参照して上述した通り動作する。即ち、受信部110は、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、当該番組の放送信号から抽出された、当該番組を識別可能なイベントID(番組識別情報)と、CMトリガー情報(広告が挿入されるタイミングを表す情報)と、を受信する。番組情報取得部132は、番組の内容を表す番組情報133を取得する。決定部130は、イベントIDと前記番組情報133と所定の基準131とに基づいて、広告識別情報を決定する。そして、差替部121は、番組をCDN40(通信ネットワーク)により配信するSCTE−35信号(通信信号)の当該タイミングにおける広告の素材を、当該広告識別情報が示す広告素材410に差し替える。
即ち、本実施形態に係る放送システム1では、既存の放送信号からイベントIDとCMトリガー情報とを抽出し、抽出したそれらの情報を、ネット配信において用いるSCTE−35信号に付加して活用するので、ネット配信用のシステムを新たに構築するというような大規模なシステム改修を必要とせずに、ネット配信側においても放送側と連携したCMの配信制御を、低コストで実現することができる。
また、本実施形態に係る広告配信装置10は、例えば放送局のシステムと通信可能な専用の通信ネットワークを介して番組情報133を取得し、当該専用の通信ネットワークが構築されていない場合には、放送波に含まれるEPGを番組情報133として取得する。したがって、広告配信装置10は、番組情報133を確実に取得することができる。
また、本実施形態に係る広告配信装置10は、視聴者の属性を特定可能な情報を取得し、ネット配信側において、視聴者の属性をふまえたCMの配信制御を行う。これにより、広告配信装置10は、広告効果を向上することができる。
また、本実施形態に係る広告配信装置10が用いる基準131の内容は、上述した内容に限定されない。基準131は、例えば、放送側及びネット配信側の広告識別情報と番組の配信時刻とを関連付けた情報を含んでもよい。より具体的には、基準131は、例えば、番組の配信時刻が深夜の時間帯である場合、ネット配信側において、より大人向けの内容のCMを配信することを示す情報を含んでもよい。
本実施形態に係る広告配信装置10は、上述した情報を含む基準131を用いて、柔軟なCMの配信制御を行うことによって、広告効果をより向上させることができる。
また、広告配信装置10による、放送信号から抽出されたイベントIDとCMトリガー情報とを入手する態様は、それらの情報がSCTE−35信号に付加された態様に限定されない。広告配信装置10は、番組配信信号生成装置22とは異なる装置であって、イベントIDとCMトリガー情報とを放送信号から抽出可能な装置から、イベントIDとCMトリガー情報とを入手するようにしてもよい。
また、放送システム1において、番組識別情報は、イベントIDに限定されず、イベントIDとは異なる情報であってもよい。
また、放送システム1において、ネット配信側における通信信号は、SCTE−35信号に限定されず、SCTE−35信号とは異なる信号であってもよい。
また、本実施形態が示す技術が適用される対象は、テレビ放送に限定されず、ラジオ放送にも適用可能である。
<第2の実施形態>
図6は、本発明の第2の実施形態に係る広告配信装置50の構成を示すブロック図である。広告配信装置50は、番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、通信ネットワークによる広告(CM)の配信を制御する装置である。
本実施形態に係る広告配信装置50は、受信部51、番組情報取得部52、決定部53、及び、差替部54を備えている。受信部51、番組情報取得部52、決定部53、差替部54は、順に、受信手段、番組情報取得手段、決定手段、差替手段の一例である。
受信部51は、番組の放送信号から抽出された、当該番組を識別可能な番組識別情報501と、当該番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報502と、を受信する。番組識別情報501は、例えば、第1の実施形態に係るイベントIDのような情報である。広告が挿入されるタイミングを表す情報502は、例えば、第1の実施形態に係るCMトリガー情報のような情報である。受信部51は、番組識別情報501と、広告が挿入されるタイミングを表す情報502とを、例えば、第1の実施形態に係る番組配信信号生成装置22のような装置から入手可能である。
番組情報取得部52は、当該番組の内容を表す番組情報503を取得する。番組情報取得部52は、例えば第1の実施形態に係る番組情報取得部132のように、放送局のシステムと通信可能な専用の通信ネットワークを介して番組情報503を取得してもよいし、あるいは、放送波に含まれるEPGを取得してもよい。
決定部53は、番組識別情報501と番組情報503と所定の基準530とに基づいて、広告識別情報531を決定する。基準530は、例えば第1の実施形態に係る基準131と同様に、番組ジャンル別CM管理テーブル134や出演者別CM管理テーブル135や広告素材所在管理テーブル136のような情報を含んでもよい。
差替部54は、当該番組を通信ネットワークにより配信する(ネット配信する)通信信号の当該タイミングにおける広告の素材を、広告識別情報531が示す広告の素材541に差し替える付加する。当該通信信号は、例えば第1の実施形態に係るSCTE−35信号である。
本実施形態に係る広告配信装置50は、番組を放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、広告に関する費用対効果を高めることができる。その理由は、本実施形態に係る広告配信装置50は、番組の放送信号から抽出された番組識別情報501と広告が挿入されるタイミングを表す情報502とを入手し、さらに番組情報503を入手し、入手した番組識別情報501と番組情報503と基準530とに基づいて、広告識別情報531を決定し、ネット配信する通信信号の当該タイミングにおける広告を、ネット配信する広告に差し替えるに付加するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1、及び、図6に示した広告配信装置あるいは番組配信信号生成装置における各部は、専用のHW(HardWare)(電子回路)によって実現することができる。また、図1、及び、図6において、少なくとも、下記構成は、プロセッサによって実行される命令を含むソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。
・受信部110及び51、
・差替部121及び54、
・属性取得部120、
・決定部130及び53、
・番組情報取得部132及び52、
・抽出部220、
・付加部221。
但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の各実施形態に係る広告配信装置あるいは番組配信信号生成装置を実行可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図7は、図1、及び、図6に示した広告配信装置あるいは番組配信信号生成装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図7に示した情報処理装置900は、構成要素として下記を備えている。
・CPU(Central_Processing_Unit)901、
・ROM(Read_Only_Memory)902、
・RAM(Random_Access_Memory)903、
・ハードディスク(記憶装置)904、
・通信インタフェース905、
・バス906(通信線)、
・CD−ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記録媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、
・モニターやスピーカ、キーボード等の入出力インタフェース909。
即ち、上記構成要素を備える情報処理装置900は、これらの構成がバス906を介して接続された一般的なコンピュータである。情報処理装置900は、CPU901を複数備える場合もあれば、マルチコアにより構成されたCPU901を備える場合もある。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図7に示した情報処理装置900に対して、次の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給する。その機能とは、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図6)における上述した構成、或いはフローチャート(図5A及び5B)の機能である。本発明は、その後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性のメモリ(RAM903)、または、ROM902やハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。その手順としては、例えば、CD−ROM等の各種記録媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等がある。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記録媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
1 放送システム
10 広告配信装置
11 パッケージャ
110 受信部
12 SSAIサーバ
120 属性取得部
121 差替部
13 ADサーバ
130 決定部
131 基準
132 番組情報取得部
133 番組情報
134 番組ジャンル別CM管理テーブル
135 出演者別CM管理テーブル
136 広告素材所在管理テーブル
20 マスタシステム
21 放送信号生成装置
22 番組配信信号生成装置
220 抽出部
221 付加部
30 営放システム
31 バンクシステム
310 CMバンク
311 番組バンク
40 CDN
41 広告素材記憶装置
410 広告素材
42 視聴者端末装置
50 広告配信装置
501 番組識別情報
502 広告が挿入されるタイミングを表す情報
503 番組情報
51 受信部
52 番組情報取得部
53 決定部
530 基準
531 広告識別情報
54 差替部
541 広告の素材
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク(記憶装置)
905 通信インタフェース
906 バス
907 記録媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (10)

  1. 番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信する受信手段と、
    前記番組の内容を表す番組情報を取得する番組情報取得手段と、
    前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定する決定手段と、
    前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告素材に差し替える差替手段と、
    を備える広告配信装置。
  2. 前記番組情報取得手段は、放送局と通信可能な通信ネットワークを介して前記番組情報を取得する、あるいは、放送波に含まれる前記番組情報を取得する、
    請求項1に記載の広告配信装置。
  3. 前記決定手段は、前記番組識別情報と前記番組の内容と前記広告識別情報とを関連付けた前記所定の基準を使用する、
    請求項1または請求項2に記載の広告配信装置。
  4. 前記番組情報は、前記番組の名称と、前記番組の種別と、前記番組の出演者と、前記番組のスポンサーとの少なくともいずれかを表す、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  5. 前記決定手段は、前記番組情報が示す前記番組のスポンサーと、前記広告識別情報が示す広告主とが、同一の業種に属する異なる事業者となることを除外することを示す前記所定の基準を使用する、
    請求項4に記載の広告配信装置。
  6. 前記所定の基準は、
    前記番組の種別と、前記番組の種別に関連する商品の広告を識別可能な前記広告識別情報と、を関連付けた情報、及び、
    前記番組の出演者と、前記番組の出演者が出演する広告を識別可能な前記広告識別情報と、を関連付けた情報、
    の少なくともいずれかを含む、
    請求項4に記載の広告配信装置。
  7. 前記通信信号により配信される前記番組を出力する装置の利用者の属性を特定可能な情報を取得する属性取得手段をさらに備え、
    前記決定手段は、前記広告識別情報と前記属性とを関連付けた前記所定の基準を使用する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  8. 前記番組識別情報はイベントIDであり、
    前記番組情報はEPG情報であり、
    前記通信信号は、SCTE−35信号である、
    請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の広告配信装置。
  9. 情報処理装置によって、
    番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信し、
    前記番組の内容を表す番組情報を取得し、
    前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定し、
    前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告の素材に差し替える、
    広告配信方法。
  10. 番組を、放送と通信ネットワークとによって並列に配信する場合において、前記番組の放送信号から抽出された、前記番組を識別可能な番組識別情報と、前記番組において広告が挿入されるタイミングを表す情報と、を受信する受信処理と、
    前記番組の内容を表す番組情報を取得する番組情報取得処理と、
    前記番組識別情報と前記番組情報と所定の基準とに基づいて、広告識別情報を決定する決定処理と、
    前記番組を前記通信ネットワークにより配信する通信信号の前記タイミングにおける広告の素材を、前記広告識別情報が示す広告の素材に差し替える付加処理と、
    をコンピュータに実行させるための広告配信プログラム。
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