JP2021140508A - 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザへの異常の通知を容易にすることができる。【解決手段】情報処理装置10は、第1制御部11と記憶部12と第2制御部13とを有する。記憶部12および第2制御部13は、第1電力供給によって電源1から電力が供給される。第1制御部11は、第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって電源1から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、一連の処理の実行段階を示すコードを記憶部12に出力する。第2制御部13は、少なくとも、起動指示入力の前で第1電力供給が行われている間には、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力可能である。デバッグボード20は、表示部21と処理部22とを有する。処理部22は、外部出力ポート14からコードを取得し、コードに基づいた情報を表示部21に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、デバッグボードおよびプログラムに関する。
コンピュータは、起動時にBIOS(Basic Input Output System)を実行することがある。コンピュータは、BIOSを実行することで、コンピュータ内のデバイスやコンピュータに接続された周辺機器に異常が発生していないかの診断を行ってからOS(Operating System)をブートする。このようなデバイスや周辺機器の診断を、POST(Power On Self Test)ということがある。
POSTに関する技術としては、例えば、起動時に装置内の障害を検出するプログラムの処理を高速化することおよび装置内の障害を検出する可能性を高めることができる情報処理装置が提案されている。
特開2017−122997号公報
POSTでは、コンピュータの各部分が順番に診断され、行った診断に対応するPOSTコードが出力される。ユーザがPOSTコードを確認することができれば、コンピュータのどこに異常が発生しているかを特定できる。
例えば、ディスプレイやあらかじめBIOSによって設定された出力ポートからPOSTコードを出力することで、ユーザにPOSTコードを確認させることが考えられる。しかしながら、POSTの実行中にコンピュータがシャットダウンしてしまうと、ディスプレイやBIOSによって設定された出力ポートからはPOSTコードが出力されない。よって、この場合、コンピュータは、異常発生箇所をユーザに通知することができない。
1つの側面では、本件は、ユーザへの異常の通知を容易にすることを目的とする。
1つの案では、情報処理装置とデバッグボードとを有する情報処理システムが提供される。情報処理装置は、記憶部と第1制御部と第2制御部とを有する。記憶部は、第1電力供給によって電源から電力が供給される。第1制御部は、第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、一連の処理の実行段階を示すコードを記憶部に出力する。第2制御部は、第1電力供給によって電源から電力が供給され、少なくとも、起動指示入力の前で第1電力供給が行われている間には、記憶部に記憶されたコードを外部出力ポートから出力可能である。デバッグボードは、表示部と処理部とを有する。処理部は、外部出力ポートからコードを取得し、コードに基づいた情報を表示部に表示させる。
1態様によれば、ユーザへの異常の通知を容易にすることができる。
第1の実施の形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。 ユーザ端末のハードウェアの一構成例を示す図である。 デバッグボードのハードウェアの一構成例を示す図である。 コネクタの一例を示す図である。 ユーザ端末およびデバッグボードの機能例を示すブロック図である。 ユーザ端末とデバッグボードとの間で送受信されるデータの一例を示す図である。 ユーザ端末からデバッグボードへのPOSTコードの送信方法の一例を示す図である。 起動時処理の手順の一例を示すフローチャートである。 接続時POSTコード表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。 接続中POSTコード表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
まず第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。第1の実施の形態は、情報処理装置10がOSのブート前に行う一連の処理の実行段階を示すコードがデバッグボード20に表示されるものである。情報処理装置10は、ユーザが操作するコンピュータである。情報処理装置10は、電源1から電力を供給される。電源1は、情報処理装置10の内部にあってもよいし外部にあってもよい。電源1は、例えば、情報処理装置10のバッテリや商用電源である。
情報処理装置10は、第1制御部11と記憶部12と第2制御部13と外部出力ポート14とを有する。記憶部12および第2制御部13は、電源1から電力が供給される(第1電力供給)。第1制御部11は、第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって電源1から電力が供給される。起動指示入力は、情報処理装置10を起動させるための入力である。起動指示入力は、例えば、ユーザによる情報処理装置10の電源スイッチの押下操作である。このように、電源1は、起動指示入力に関わらず記憶部12および第2制御部13に電力を供給し、起動指示入力の後第1制御部11に電力を供給する。
第1制御部11は、情報処理装置10を制御し、所要の処理を実行可能である。第1制御部11は、例えば、情報処理装置10が有するプロセッサまたは演算回路である。第1制御部11は、オペレーティングシステム(OS)のブート前の一連の処理を実行する。OSのブート前の一連の処理は、例えば、パワーオンセルフテスト(POST)である。
第1制御部11は、OSのブート前の一連の処理の実行段階を示すコードを記憶部12に出力する。OSのブート前の一連の処理の実行段階を示すコードは、例えば、POSTコードである。例えば、第1制御部11は、OSのブート前の一連の処理の1段階の処理を実行するときに、記憶部12に記憶されたコードを、実行する1段階の処理に対応するコードに更新する。
記憶部12は、第1制御部11から出力されたコードを記憶しておくための記憶領域である。記憶部12は、例えば、電源1から情報処理装置10に供給される電力を制御するマイコンが有するバッファである。第2制御部13は、第1制御部11が起動していない場合でも動作可能であり、情報処理装置10の一部の制御処理を実行可能である。第2制御部13は、例えば、電源1から情報処理装置10に供給される電力を制御するマイコンが有するプロセッサまたは演算回路である。
第2制御部13は、少なくとも、起動指示入力の前で第1電力供給が行われている間には、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力可能である。なお、第2制御部13は、起動指示入力の後で第1電力供給が行われている間、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力可能であってもよい。
外部出力ポート14は、起動指示入力に関わらずデータを外部出力可能なポートである。外部出力ポート14は、例えば、USB(Universal Serial Bus) Type−Cコネクタである。外部出力ポート14は、電力供給ラインと制御ラインとを含む。電力供給ラインは、第1電力供給が行われている間に電源1からデバッグボード20に電力を供給するためのものである。つまり、電源1は、起動指示入力に関わらず、電力供給ラインを介してデバッグボード20に電力を供給することができる。制御ラインからは、電源1からデバッグボード20への電力供給を制御するためのデータが出力される。第2制御部13は、記憶部12に記憶されたコードを制御ラインから出力可能である。
デバッグボード20は、表示部21と処理部22とを有する。表示部21は、コードを表示するための機器である。表示部21は、例えば、複数の7セグメントLED(Light Emitting Diode)である。処理部22は、デバッグボード20を制御する。処理部22は、例えば、マイコン内のプロセッサまたは演算回路である。処理部22は、外部出力ポート14からコードを取得する。そして、処理部22は、取得したコードに基づいた情報を表示部21に表示させる。例えば、処理部22は、取得したコードを16進数で示したものを表示部21に表示させる。
例えば、表示部21は、以下のように、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたときに、コードを表示する。処理部22は、情報処理装置10とデバッグボード20とが外部出力ポート14を介して接続されると、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたことを示す情報を情報処理装置10に送信する。第2制御部13は、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたことを示す情報を受信すると、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力する。そして、処理部22は、外部出力ポート14からコードを取得し、取得したコードに基づいた情報を表示部21に表示させる。
また、例えば、表示部21は、以下のように、第1制御部11がOSのブート前の一連の処理を実行中にリアルタイムでコードを表示する。第2制御部13は、第1制御部11がOSのブート前の一連の処理を実行中に、記憶部12に記憶されたコードが更新されると、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力する。そして、処理部22は、コードを取得し、取得したコードに基づいた情報を表示部21に表示させる。
第1の実施の形態の情報処理システムによれば、第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて電源1から電力が供給される第1制御部11は、OSのブート前の一連の処理を実行し、一連の処理の実行段階を示すコードを記憶部12に出力する。また、第1電力供給によって電源1から電力が供給される第2制御部13は、少なくとも、起動指示入力の前で第1電力供給が行われている間には、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力可能である。そして、処理部22は、外部出力ポート14からコードを取得し、コードに基づいた情報を表示部21に表示させる。これにより、第1の実施の形態の情報処理システムは、第1制御部11が起動していなくても、OSのブート前の一連の処理の実行段階を示すコードをユーザに確認させることができる。よって、第1の実施の形態の情報処理システムは、ユーザへの異常の通知を容易にすることができる。
また、外部出力ポート14は、第1電力供給が行われている間に電源1からデバッグボード20に電力を供給するための電力供給ラインと、電源1からデバッグボード20への電力供給を制御するためのデータが出力される制御用ラインとを含む。第2制御部13は、記憶部12に記憶されたコードを制御用ラインから出力可能である。このように、電力供給の制御用ラインからコードが送信されるため、情報処理装置10は、備える部品数を少なくして、簡便にデバッグボード20にコードを送信することができる。
また、処理部22は、情報処理装置10とデバッグボード20とが外部出力ポート14を介して接続されると、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたことを示す情報を情報処理装置10に送信する。そして、第2制御部13は、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたことを示す情報を受信すると、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力する。これにより、第1の実施の形態の情報処理システムは、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されることで、前回行われたOSのブート前の一連の処理の実行段階を示すコードをユーザに確認させることができる。
また、第2制御部13は、起動指示入力の後で第1電力供給が行われている間も、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力可能である。これにより、第1制御部11が起動している場合でも、OSのブート前の一連の処理の実行段階を示すコードをユーザに確認させることができる。
また、第1制御部11がOSのブート前の一連の処理の1段階の処理を実行するときに、記憶部12に記憶されたコードを1段階の処理に対応するコードに更新すると、第2制御部13は、記憶部12に記憶されたコードを外部出力ポート14から出力する。これにより、第1の実施の形態の情報処理システムは、OSのブート前の一連の処理の実行中に、異常の発生をリアルタイムでユーザに通知することができる。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、ユーザ端末がPOSTを実行し、POSTコードをデバッグボードに表示するものである。POSTは、コンピュータがOSをブートする前に実行する処理であり、例えば、メモリなどのデバイスが正常であるかの検証、デバイスの検出、デバイスの初期化などが含まれる。POSTコードは、例えば、16進数2桁で示され、POSTに含まれる処理のいずれかに対応する。POSTは、第1の実施の形態に示した、OSのブート前の一連の処理の一例であり、POSTコードは、第1の実施の形態に示した、一連の処理の実行段階を示すコードの一例である。
図2は、第2の実施の形態に係る情報処理システムの一例を示す図である。第2の実施の形態の情報処理システムは、ユーザ端末100およびデバッグボード200を有する。ユーザ端末100とデバッグボード200とは、ケーブル31を介して接続されている。ケーブル31は、USB Type−Cケーブルである。
ユーザ端末100は、ユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末100は、起動するときにPOSTを実行する。ユーザ端末100は、POSTコードをデバッグボード200に送信する。デバッグボード200は、ユーザ端末100から受信したPOSTコードを7セグメントLEDに表示する。
図3は、ユーザ端末のハードウェアの一構成例を示す図である。ユーザ端末100は、電源101、電源スイッチ102、スイッチ回路103、電源制御マイコン110、PD(Power Delivery)コントローラ130およびType−Cコネクタ140を有する。また、ユーザ端末100は、SoC(System on a Chip)120と、SoC120にバス120iを介して接続される周辺機器とを有する。
電源101は、ユーザ端末100に電力を供給する。電源101は、例えば、ユーザ端末100のバッテリや商用電源である。なお、電源101は、ユーザ端末100の外部に設けられていてもよい。電源スイッチ102は、ユーザ端末100を起動させるためのスイッチである。スイッチ回路103は、SoC120と、SoC120にバス120iを介して接続される周辺機器とに供給される電力を制御するためのスイッチ回路であり、電源制御マイコン110によって制御される。
電源制御マイコン110は、電源101からユーザ端末100への電力供給を制御するマイコンである。電源制御マイコン110は、電源スイッチ102が押下される前から電源101から電力が供給されている。電源101から電源制御マイコン110への電力供給は、第1の実施の形態に示した第1電力供給の一例である。電源制御マイコン110は、電源スイッチ102が押下されると、電源101からSoC120と、SoC120にバス120iを介して接続される周辺機器とに電力が供給されるようにスイッチ回路103を制御する。電源101からSoC120への電力供給は、第1の実施の形態に示した第2電力供給の一例である。
電源制御マイコン110は、プロセッサ110aによって全体が制御されている。プロセッサ110aには、バス110eを介してメモリ110b、不揮発性メモリ110cおよびバッファ110dが接続されている。プロセッサ110aは、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ110aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、またはDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ110aがプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現してもよい。
メモリ110bは、電源制御マイコン110の主記憶装置として使用される。メモリ110bには、プロセッサ110aに実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ110bには、プロセッサ110aによる処理に利用する各種データが格納される。メモリ110bとしては、例えばRAM(Random Access Memory)などの揮発性の半導体記憶装置が使用される。
不揮発性メモリ110cは、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。不揮発性メモリ110cは、電源制御マイコン110の補助記憶装置として使用される。不揮発性メモリ110cには、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、不揮発性メモリ110cとしては、例えばフラッシュメモリを使用することができる。バッファ110dは、電源制御マイコン110に受け渡すデータを一時的に記憶しておくためのバッファである。
SoC120は、プロセッサ120aおよびメモリ120bを有する。プロセッサ120aは、ユーザ端末100全体を制御する。プロセッサ120aは、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ120aは、例えばCPU、MPU、またはDSPである。プロセッサ120aがプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC、PLDなどの電子回路で実現してもよい。
メモリ120bは、ユーザ端末100の主記憶装置として使用される。メモリ120bには、プロセッサ120aに実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ120bには、プロセッサ120aによる処理に利用する各種データが格納される。メモリ120bとしては、例えばRAMなどの揮発性の半導体記憶装置が使用される。
バス120iに接続されている周辺機器としては、ストレージ装置120c、フラッシュメモリ120d、グラフィック処理装置120e、入力インタフェース120f、媒体リーダ120gおよびネットワークインタフェース120hがある。
ストレージ装置120cは、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ストレージ装置120cは、ユーザ端末100の補助記憶装置として使用される。ストレージ装置120cには、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、ストレージ装置120cとしては、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)を使用することができる。
フラッシュメモリ120dは、内蔵した記録媒体に対して、電気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。フラッシュメモリ120dには、BIOSが格納される。フラッシュメモリ120d内のBIOSは、プロセッサ120aによってメモリ120bにロードされて、実行される。
グラフィック処理装置120eには、モニタ41が接続されている。グラフィック処理装置120eは、プロセッサ120aからの命令に従って、画像をモニタ41の画面に表示させる。モニタ41としては、有機EL(Electro Luminescence)を用いた表示装置や液晶表示装置などがある。
入力インタフェース120fは、ユーザ端末100に接続された入力デバイス42から入力信号を取得し、プロセッサ120aに出力する。入力デバイス42としては、マウス・タッチパネル・タッチパッド・トラックボールなどのポインティングデバイス、キーボード、リモートコントローラ、ボタンスイッチなどを用いることができる。また、ユーザ端末100に、複数の種類の入力デバイスが接続されていてもよい。
媒体リーダ120gは、記録媒体43に記録されたプログラムやデータを読み取る読み取り装置である。記録媒体43として、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)、半導体メモリなどを使用できる。磁気ディスクには、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDが含まれる。光ディスクには、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。
ネットワークインタフェース120hは、ネットワーク40に接続されている。ネットワークインタフェース120hは、ネットワーク40を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
PDコントローラ130は、Type−Cコネクタ140を介した電力の供給を制御する。PDコントローラ130は、電源スイッチ102が押下される前から電源101から電力が供給されている。PDコントローラ130は、Type−Cコネクタ140に接続されたケーブル31を介してデバッグボード200に電源101から供給される電力を制御する。なお、Type−Cコネクタ140は、USB PDの規格に準拠する。
ユーザ端末100は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した情報処理装置10も、図3に示したユーザ端末100と同様のハードウェアにより実現することができる。また、電源スイッチ102の押下は、第1の実施の形態に示した、起動指示入力の一例である。また、プロセッサ110aは、第1の実施の形態に示した第2制御部13の一例である。また、バッファ110dは、第1の実施の形態に示した記憶部12の一例である。また、プロセッサ120aは、第1の実施の形態に示した第1制御部11の一例である。また、Type−Cコネクタ140は、第1の実施の形態に示した外部出力ポート14の一例である。
ユーザ端末100は、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。ユーザ端末100に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、ユーザ端末100に実行させるプログラムを不揮発性メモリ110cやストレージ装置120cに格納しておくことができる。プロセッサ110aは、不揮発性メモリ110c内のプログラムの少なくとも一部をメモリ110bにロードし、プログラムを実行する。プロセッサ120aは、ストレージ装置120c内のプログラムの少なくとも一部をメモリ120bにロードし、プログラムを実行する。
また、ユーザ端末100に実行させるプログラムを、記録媒体43に記録しておくこともできる。記録媒体43に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ120aからの制御により、不揮発性メモリ110cまたはストレージ装置120cにインストールされた後、実行可能となる。また、プロセッサ110a,120aが、記録媒体43から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
図4は、デバッグボードのハードウェアの一構成例を示す図である。デバッグボード200は、マイコン210、7セグメントLED220、PDコントローラ230およびType−Cコネクタ240を有する。
マイコン210は、デバッグボード200全体を制御する。マイコン210は、プロセッサ210aによって制御されている。プロセッサ210aには、バス210eを介してメモリ210b、不揮発性メモリ210cおよびバッファ210dが接続されている。プロセッサ210aは、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ210aは、例えばCPU、MPU、またはDSPである。プロセッサ210aがプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC、PLDなどの電子回路で実現してもよい。
メモリ210bは、マイコン210の主記憶装置として使用される。メモリ210bには、プロセッサ210aに実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ210bには、プロセッサ210aによる処理に利用する各種データが格納される。メモリ210bとしては、例えばRAMなどの揮発性の半導体記憶装置が使用される。
不揮発性メモリ210cは、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。不揮発性メモリ210cは、マイコン210の補助記憶装置として使用される。不揮発性メモリ210cには、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、不揮発性メモリ210cとしては、例えばフラッシュメモリを使用することができる。バッファ210dは、マイコン210に受け渡すデータを一時的に記憶しておくためのバッファである。
7セグメントLED220は、プロセッサ210aからの命令に従って1以上の英数字を表示する。7セグメントLED220は、7つのセグメントのうち、プロセッサ210aによって指定されたセグメントを点灯させ、点灯しているセグメントの組み合わせで1つの英数字を表す。
PDコントローラ230は、Type−Cコネクタ240を介して供給された電力を、デバッグボード200全体に供給する。なお、Type−Cコネクタ240は、USB PDの規格に準拠する。
デバッグボード200は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示したデバッグボード20も、図4に示したデバッグボード200と同様のハードウェアにより実現することができる。また、プロセッサ210aは、第1の実施の形態に示した処理部22の一例である。また、7セグメントLED220は、第1の実施の形態に示した表示部21の一例である。
デバッグボード200は、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。デバッグボード200に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、デバッグボード200に実行させるプログラムを不揮発性メモリ210cに格納しておくことができる。プロセッサ210aは、不揮発性メモリ210c内のプログラムの少なくとも一部をメモリ210bにロードし、プログラムを実行する。
また、デバッグボード200に実行させるプログラムを、可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。デバッグボード200に接続された、ユーザ端末100等の他の情報処理装置に接続された可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えば、他の情報処理装置の制御により、不揮発性メモリ210cにインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ210aが、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に、Type−Cコネクタ140について説明する。
図5は、コネクタの一例を示す図である。Type−Cコネクタ140は、CC(Configuration Channel)1ピン141a、CC2ピン141b、VBUSピン142a,142b、伝送用ピン143,144a,144b、GND(GrouND)ピン145a,145b、SBU1ピン146aおよびSBU2ピン146bを有する。
CC1ピン141aまたはCC2ピン141bからは、電源101からデバッグボード200への電力供給をPDコントローラ130が制御するためのデータが送信される。なお、PDコントローラ130による電力供給を制御するためのデータの送信をCC通信ということがある。CC1ピン141aおよびCC2ピン141bの何れのピンがCC通信に利用されるかは、Type−Cコネクタ140にケーブル31が挿入される向きで決定される。また、CC1ピン141aおよびCC2ピン141bのうち、CC通信に利用されないピンは、ケーブル31への電力供給に用いられる。以下では、CC1ピン141aがCC通信に用いられ、CC2ピン141bがケーブル31への電力供給に用いられるものとする。なお、PDコントローラ130は、CC1ピン141aからVDM(Vendor Defined Message)も送信可能である。
VBUSピン142a,142bは、電源101からデバッグボード200へ電力供給を行うために用いられる。例えば、電源101は、PDコントローラ130がCC通信によって決定した電流値や電圧値で、VBUSピン142a,142bを介してデバッグボード200へ電力を供給する。
伝送用ピン143,144a,144bは、データの伝送に用いられるピンである。GNDピン145a,145bは、GNDとして用いられるピンである。SBU1ピン146aおよびSBU2ピン146bは、USB Type−Cとは異なるプロトコルでデータを送信するために用いられるピンである。
なお、CC1ピン141aは、第1の実施の形態に示した、制御用ラインの一例であり、VBUSピン142a,142bは、第1の実施の形態に示した、電力供給ラインの一例である。また、Type−Cコネクタ240もType−Cコネクタ140と同様のピンを有する。また、Type−Cコネクタ240もCC1ピンがCC通信に用いられるものとする。
次に、第2の実施の形態の情報処理システムに含まれる各装置の機能について詳細に説明する。
図6は、ユーザ端末およびデバッグボードの機能例を示すブロック図である。ユーザ端末100の電源制御マイコン110は、起動処理部111、接続制御部112およびコード送信部113を有する。起動処理部111、接続制御部112およびコード送信部113は、メモリ110bに記憶されたプログラムをプロセッサ110aが実行することで実現される。起動処理部111は、電源スイッチ102の押下操作を検出すると、電源101からSoC120に電力が供給されるようにスイッチ回路103を制御する。
接続制御部112は、デバッグボード200との接続を制御する。例えば、接続制御部112は、ユーザ端末100にType−Cコネクタ140を介してデバイスが接続されると、接続されたデバイスが所定のベンダのデバイスであるか否かを接続されたデバイスに問合わせる。接続制御部112は、接続されたデバイスが所定のベンダのデバイスであるという応答を受信した場合、所定のベンダのデバイスについて定められた通信で、接続されたデバイスにデバイスの種類を問合わせる。接続制御部112は、接続されたデバイスの種類がデバッグボードであるという応答を受信した場合、ユーザ端末100とデバッグボード200とが接続したと検出する。
コード送信部113は、PDコントローラ130に、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをCC1ピン141aを介してデバッグボード200へ送信させる。例えば、コード送信部113は、接続制御部112がユーザ端末100とデバッグボード200とが接続したと検出した場合、PDコントローラ130に、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをデバッグボード200へ送信させる。また、例えば、コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新された場合、PDコントローラ130に、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをデバッグボード200へ送信させる。
ユーザ端末100のSoC120は、POST処理部121およびブート処理部122を有する。POST処理部121およびブート処理部122は、プロセッサ120aがBIOSを実行することで実現される。
POST処理部121は、POSTを実行する。POST処理部121が実行するPOSTは、例えば、メモリ120bなどのデバイスが正常であるかの検証、デバイスの検出、デバイスの初期化などを含む。また、POST処理部121は、実行する処理に応じたPOSTコードをバッファ110dに出力する。例えば、POST処理部121は、POSTの1段階の処理(1段階のPOST処理)を実行するたびに、バッファ110dに記憶されたPOSTコードを、実行する処理に対応するPOSTコードに更新する。
ブート処理部122は、POST処理部121によるPOSTが終了すると、OSをブートする。例えば、ブート処理部122は、ストレージ装置120cのOSが記憶された領域を特定し、OSをメモリ120bにロードする。
デバッグボード200のマイコン210は、接続制御部211および表示制御部212を有する。接続制御部211および表示制御部212は、メモリ210bに記憶されたプログラムをプロセッサ210aが実行することで実現される。
接続制御部211は、ユーザ端末100との接続を制御する。例えば、接続制御部211は、ユーザ端末100からベンダの問い合わせを受信した場合、デバッグボード200が所定のベンダのデバイスであることを示す情報をユーザ端末100に送信する。また、例えば、接続制御部211は、ユーザ端末100からデバイスの種類の問い合わせを受信した場合、デバッグボード200のデバイスの種類がデバッグボードであるという情報をユーザ端末100に送信する。表示制御部212は、ユーザ端末100から受信したPOSTコードを16進数で7セグメントLED220に表示させる。なお、図6に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。
次に、ユーザ端末とデバッグボードとの間で送受信されるVDMについて説明する。
図7は、ユーザ端末とデバッグボードとの間で送受信されるデータの一例を示す図である。VDM300は、ヘッダ310、VDMヘッダ320およびVDO(Vendor Data Object)330を有する。ヘッダ310は、VDM300のヘッダである。
VDMヘッダ320は、VID(Vendor ID)321、VDMタイプ322およびベンダ利用領域323を有する。VID321には、ベンダを示すIDが格納される。VDMタイプ322には、VDM300のタイプを示す情報が格納される。例えば、VDMタイプ322は、1ビットの情報である。VDMタイプ322が「0」であれば、VDM300は、UVDM(Unstructured VDM)である。また、VDMタイプ322が「1」であれば、VDM300は、SVDM(Structured VDM)である。ベンダ利用領域323は、ベンダによって設定可能な領域である。VDO330には、送信するデータが格納される。
例えば、コード送信部113は、VDMタイプ322が「0」であり、POSTコードであることを示す情報をベンダ利用領域323に格納し、POSTコードをVDO330に格納したVDM300をデバッグボード200に送信する。これにより、コード送信部113は、ポストコードを示すUVDMをデバッグボード200に送信することができる。なお、POSTコードであることを示す情報は、例えば、所定の領域への書き込み命令である。
次に、ユーザ端末100がデバッグボード200へPOSTコードを送信する方法について説明する。
図8は、ユーザ端末からデバッグボードへのPOSTコードの送信方法の一例を示す図である。以下では、ユーザ端末100がPOSTを実行しているときに、デバッグボード200がPOSTコードをリアルタイムで表示する例を示す。
SoC120のPOST処理部121は、1段階のPOST処理を実行する際に、電源制御マイコン110のバッファ110dにPOSTコードを出力する。例えば、POST処理部121は、eSPI(enhanced Serial Peripheral Interface)などの規格のバスを介して、バッファ110dにPOSTコードを書き込む。
電源制御マイコン110のコード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されると、PDコントローラ130にPOSTコードを送信させる。例えば、コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されると、I2C(登録商標)などの規格のバスを介して、PDコントローラ130にPOSTコードを示すUVDMを通知する。PDコントローラ130は、POSTコードを示すUVDMを、CC1ピン141aを介して出力する。すると、PDコントローラ230は、ケーブル31とType−Cコネクタ240のCC1ピンとを介してUVDMを取得する。なお、PDコントローラ130,230間で、CC1ピンを介してUVDMを送受信させることを、UVDM通信ということがある。
マイコン210の表示制御部212は、I2Cなどの規格のバスを介して、PDコントローラ230からPOSTコードを示すUVDMを取得する。そして、表示制御部212は、UVDMに示されるPOSTコードを7セグメントLED220に表示させる。
このように、コード送信部113は、UVDM通信によって、デバッグボード200にPOSTコードを送信することができる。UVDM通信は、PDコントローラ130,230を介して行われるため、SoC120に電力が供給されていなくても、実行される。よって、コード送信部113は、SoC120に電力が供給されているか否かに関わらずデバッグボード200にPOSTコードを送信することができる。
ところで、POSTコードを端末の外部に出力する他の方法としては、POSTコードを示すUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)信号をUSB Type−Aコネクタを介して出力する方法が考えられる。UART信号を用いてPOSTコードを出力する他のユーザ端末は、USB Type−Aのデータ信号が伝送されるラインに、UART信号を伝送するための部品を有する。これに対して、コード送信部113は、電力供給を制御するデータを伝送するための(CC通信のための)CC1ピン141aからPOSTコードを示すUVDMを出力する。よって、ユーザ端末100は、備える部品数を少なくして、簡便にデバッグボード200にPOSTコードを送信することができる。
また、USB Type−Aコネクタは、コンピュータ本体の電源が入っていない場合に動作しない。つまり、他のユーザ端末は、本体に電力が供給されていない場合にPOSTコードを出力できない。これに対して、コード送信部113は、SoC120に電力が供給されていない場合でも、デバッグボード200にPOSTコードを送信することができる。よって、ユーザ端末100は、POSTの際中に異常が発生し、本体がシャットダウンしてしまった場合でも、POSTコードをデバッグボード200に送信することができる。
以下、ユーザ端末100の起動時の処理の手順について、詳細に説明する。
図9は、起動時処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]起動処理部111は、電源スイッチ102の押下操作を検出すると、電源101からSoC120に電力が供給されるようにスイッチ回路103を制御し、SoC120を起動させる。
[ステップS12]POST処理部121は、次に実行する処理に応じたPOSTコードをバッファ110dに出力する。例えば、POST処理部121は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードを、実行する処理に対応するPOSTコードに更新する。
[ステップS13]POST処理部121は、ステップS12で出力したPOSTコードに対応する1段階のPOST処理を実行する。POST処理部121が実行する1段階のPOST処理は、例えば、メモリ120bなどのデバイスが正常であるかの検証、デバイスの検出、デバイスの初期化等である。
[ステップS14]POST処理部121は、ステップS13で実行した1段階のPOST処理がPOSTの最後の処理であるか否かを判定する。POST処理部121は、ステップS13で実行した1段階のPOST処理がPOSTの最後の処理であると判定した場合、処理をステップS15に進める。また、POST処理部121は、ステップS13で実行した1段階のPOST処理がPOSTの最後の処理ではないと判定した場合、処理をステップS12に進める。
[ステップS15]ブート処理部122は、OSをブートする。例えば、ブート処理部122は、ストレージ装置120cのOSが記憶された領域を特定し、OSをメモリ120bにロードする。
このように、ブート処理部122によるOSのブートの前に、POST処理部121は、POSTを実行する。また、POST処理部121は、1段階のPOST処理が終了すると、次に実行する処理に対応するPOSTコードをバッファ110dに出力する。これにより、ブート処理部122によってOSがブートされた場合、バッファ110dは、POSTの最後の処理に対応するPOSTコードを記憶する。また、POSTが途中で止まった場合、バッファ110dは、POSTが止まったときに実行中であった処理に対応するPOSTコードを記憶する。
次に、ユーザ端末100およびデバッグボード200によるPOSTコード表示処理の手順について、詳細に説明する。
図10は、接続時POSTコード表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]ユーザ端末100のPDコントローラ130は、電源101にデバッグボード200へ電力を供給させる。例えば、PDコントローラ130は、CC1ピン141aを介したデバッグボード200のPDコントローラ230とのCC通信により、電流値、電圧値等を決定する。そして、電源101は、CC通信によって決定された電流値や電圧値で、VBUSピン142a,142bを介してデバッグボード200へ電力を供給する。
[ステップS22]ユーザ端末100の接続制御部112は、デバッグボード200にベンダIDを問合わせる。
[ステップS23]デバッグボード200の接続制御部211は、デバッグボード200のベンダIDを示す情報をユーザ端末100に送信する。例えば、接続制御部211は、VID321が所定のベンダに対応するIDを示すVDM300をUVDM通信によって、ユーザ端末100に送信する。
[ステップS24]接続制御部112は、所定のベンダのデバイスが接続されたか否かを判定する。例えば、接続制御部112は、ステップS23でデバッグボード200から取得したVDM300のVID321が所定のベンダのIDを示す場合、所定のベンダのデバイスが接続されたと判定する。接続制御部112は、所定のベンダのデバイスが接続されたと判定した場合、処理をステップS25に進める。また、接続制御部112は、所定のベンダ以外のベンダのデバイスが接続されたと判定した場合、処理を終了する。
[ステップS25]接続制御部112は、デバッグボード200にデバイスの種類を問合わせる。例えば、接続制御部112は、所定のベンダのデバイスについて定められた通信方法で、デバッグボード200にデバイスの種類を問合わせる。
[ステップS26]接続制御部211は、デバッグボード200のデバイスの種類をユーザ端末100に送信する。例えば、接続制御部211は、ベンダ利用領域323にデバイスの種類がデバッグボードであることを示す情報が格納されているVDM300をUVDM通信によって、ユーザ端末100に送信する。なお、接続制御部211がステップS23およびステップS26で送信するVDM300は、第1の実施の形態に示した、情報処理装置10とデバッグボード20とが接続されたことを示す情報の一例である。
[ステップS27]接続制御部112は、デバッグボードが接続されたか否かを判定する。例えば、接続制御部112は、ステップS26でデバッグボード200から取得したVDM300のベンダ利用領域323にデバイスの種類がデバッグボードであることを示す情報が格納されている場合、デバッグボードが接続されたと判定する。接続制御部112は、デバッグボードが接続されたと判定した場合、処理をステップS28に進める。また、接続制御部112は、デバッグボードが接続されなかったと判定した場合、処理を終了する。
[ステップS28]ユーザ端末100のコード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをデバッグボード200に送信する。例えば、コード送信部113は、VDMタイプ322にPOSTコードであることを示す情報が格納され、VDO330にバッファ110dに記憶されたPOSTコードを示す情報が格納されたVDM300をUVDM通信によってデバッグボード200に送信する。
[ステップS29]接続制御部211は、データを受信したことを示す応答をユーザ端末100に送信する。
[ステップS30]デバッグボード200の表示制御部212は、ユーザ端末100から取得したデータがPOSTコードであるか否かを判定する。例えば、表示制御部212は、ステップS28でユーザ端末100から取得したVDM300のVDMタイプ322にPOSTコードであることを示す情報が格納されている場合、取得したデータがPOSTコードであると判定する。表示制御部212は、取得したデータがPOSTコードであると判定した場合、処理をステップS31に進める。また、表示制御部212は、取得したデータがPOSTコードではないと判定した場合、処理を終了する。
[ステップS31]表示制御部212は、POSTコードを16進数で7セグメントLED220に表示させる。例えば、表示制御部212は、ステップS28でユーザ端末100から取得したVDM300のVDO330に格納されているPOSTコードを読み取る。そして、表示制御部212は、読み取ったPOSTコードを16進数で7セグメントLED220に表示させる。
このように、ユーザ端末100とデバッグボード200とが接続されると、コード送信部113は、UVDM通信によって、POSTコードをデバッグボード200に送信する。そして、表示制御部212は、ユーザ端末100から取得したPOSTコードを7セグメントLED220に表示させる。これにより、表示制御部212は、ユーザ端末100の前回のPOSTにおいて最後に実行された処理を示すPOSTコードをユーザに通知できる。
例えば、ユーザ端末100の前回のPOSTが正常に終了していた場合、表示制御部212は、POSTの最後の処理に対応するPOSTコードを7セグメントLED220に表示させる。また、例えば、ユーザ端末100の前回のPOSTが途中で終了していた場合、表示制御部212は、POSTが止まったときに実行中であった処理に対応するPOSTコードを7セグメントLED220に表示させる。このように、表示制御部212は、ユーザ端末100の前回のPOSTにおいて異常があったか否かをユーザに通知することができる。
また、コード送信部113は、UVDM通信を用いることで、SoC120に電力が供給されていなくてもPOSTコードをデバッグボード200に送信することができる。よって、ユーザ端末100のPOSTが途中で終了し、SoC120への電力供給が停止した場合でも、ユーザ端末100とデバッグボード200が接続されることで、コード送信部113は、デバッグボード200にPOSTコードを送信できる。そして、表示制御部212は、取得したPOSTコードを7セグメントLED220に表示させることで、POSTにおいて異常が発生した処理をユーザに通知できる。
図11は、接続中POSTコード表示処理の手順の一例を示すフローチャートである。図11に示す接続中POSTコード表示処理は、例えば、図10に示した接続時POSTコード表示処理の後、図9に示した起動時処理の実行中に実行される。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS41]ユーザ端末100のコード送信部113は、一定時間待機する。
[ステップS42]コード送信部113は、バッファ110dからPOSTコードを読み出す。
[ステップS43]コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されたか否かを判定する。例えば、コード送信部113は、ステップS42で読み取ったPOSTコードが前回バッファ110dから読み取ったPOSTコードと異なる場合、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されたと判定する。コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されたと判定した場合、処理をステップS44に進める。また、コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されていないと判定した場合、処理をステップS41に進める。
[ステップS44]コード送信部113は、ステップS42でバッファ110dから読み取ったPOSTコードをデバッグボード200に送信する。
[ステップS45]接続制御部211は、データを受信したことを示す応答をユーザ端末100に送信する。
[ステップS46]デバッグボード200の表示制御部212は、ユーザ端末100から取得したデータがPOSTコードであるか否かを判定する。表示制御部212は、取得したデータがPOSTコードであると判定した場合、処理をステップS47に進める。また、表示制御部212は、取得したデータがPOSTコードではないと判定した場合、処理をステップS41に進める。
[ステップS47]表示制御部212は、POSTコードを16進数で7セグメントLED220に表示させる。そして、処理がステップS41に進む。
このように、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されると、コード送信部113は、UVDM通信によって、POSTコードをデバッグボード200に送信する。そして、表示制御部212は、ユーザ端末100から取得したPOSTコードを7セグメントLED220に表示させる。これにより、表示制御部212は、POST処理において実行中の処理を示すPOSTコードをリアルタイムでユーザに通知できる。また、コード送信部113は、UVDM通信を用いることで、ユーザ端末100のPOSTが途中で終了し、SoC120への電力供給が停止した場合でも、デバッグボード200にPOSTコードを送信できる。
第2の実施の形態の情報処理システムによれば、電源スイッチ102が押下されると電源101から電力が供給されるSoC120のPOST処理部121は、POST処理を実行し、処理の実行段階を示すPOSTコードをバッファ110dに出力する。また、電源スイッチ102の押下に関わらず、電源101から電力を供給されている電源制御マイコン110のコード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをType−Cコネクタ140から出力可能である。そして、デバッグボード200の表示制御部212は、POSTコードを取得し、POSTコードを7セグメントLED220に表示させる。これにより、第2の実施の形態の情報処理システムは、SoC120が起動していなくても、POSTコードをユーザに確認させることができる。よって、第2の実施の形態の情報処理システムは、ユーザへの異常の通知を容易にすることができる。
また、Type−Cコネクタ140は、電源101からデバッグボード200に電力を供給するためのVBUSピン142a,142bと、電源101からデバッグボード200への電力供給を制御するためのデータが出力されるCC1ピン141aとを含む。コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをCC1ピン141aから出力可能である。このように、電力供給の制御用ラインからコードが送信されるため、ユーザ端末100は、備える部品数を少なくして、簡便にデバッグボード200にPOSTコードを送信することができる。
また、接続制御部211は、ユーザ端末100とデバッグボード200とがType−Cコネクタ140を介して接続されると、ユーザ端末100とデバッグボード200とが接続されたことを示す情報をユーザ端末100に送信する。そして、コード送信部113は、ユーザ端末100とデバッグボード200とが接続されたことを示す情報を受信すると、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをType−Cコネクタ140から出力する。これにより、第2の実施の形態の情報処理システムは、ユーザ端末100とデバッグボード200とが接続されることで、前回行われたPOST処理の最後の処理を示すPOSTコードをユーザに確認させることができる。
また、電源スイッチ102の押下後もコード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをType−Cコネクタ140から出力可能である。これにより、第2の実施の形態の情報処理システムは、SoC120が起動しているときも、POSTの実行段階を示すコードをユーザに確認させることができる。
また、ユーザ端末100のPOST処理が実行中に、バッファ110dに記憶されたPOSTコードが更新されると、コード送信部113は、バッファ110dに記憶されたPOSTコードをType−Cコネクタ140から出力する。これにより、第2の実施の形態の情報処理システムは、ユーザ端末100のPOST処理の実行中に、異常の発生をリアルタイムでユーザに通知することができる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 電源
10 情報処理装置
11 第1制御部
12 記憶部
13 第2制御部
14 外部出力ポート
20 デバッグボード
21 表示部
22 処理部

Claims (9)

  1. 第1電力供給によって電源から電力が供給される記憶部と、前記第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって前記電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、前記一連の処理の実行段階を示すコードを前記記憶部に出力する第1制御部と、前記第1電力供給によって前記電源から電力が供給され、少なくとも、前記起動指示入力の前で前記第1電力供給が行われている間には、前記記憶部に記憶された前記コードを外部出力ポートから出力可能な第2制御部と、を有する情報処理装置と、
    表示部と、前記外部出力ポートから前記コードを取得し、前記コードに基づいた情報を前記表示部に表示させる処理部と、を有するデバッグボードと、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記外部出力ポートは、前記第1電力供給が行われている間に前記電源から前記デバッグボードに電力を供給するための電力供給ラインと、前記電源から前記デバッグボードへの電力供給を制御するためのデータが出力される制御用ラインとを含み、
    前記第2制御部は、前記記憶部に記憶された前記コードを前記制御用ラインから出力可能である、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記処理部は、前記情報処理装置と前記デバッグボードとが前記外部出力ポートを介して接続されると、前記情報処理装置と前記デバッグボードとが接続されたことを示す情報を前記情報処理装置に送信し、
    前記第2制御部は、前記情報処理装置と前記デバッグボードとが接続されたことを示す情報を受信すると、前記記憶部に記憶された前記コードを前記外部出力ポートから出力する、
    請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 前記第2制御部は、前記起動指示入力の後で前記第1電力供給が行われている間、前記記憶部に記憶された前記コードを前記外部出力ポートから出力可能である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 前記第1制御部は、前記一連の処理の1段階の処理を実行するときに、前記記憶部に記憶された前記コードを前記1段階の処理に対応する前記コードに更新し、
    前記第2制御部は、前記第1制御部が前記一連の処理を実行中に、前記記憶部に記憶された前記コードが更新されると、前記記憶部に記憶された前記コードを前記外部出力ポートから出力する、
    請求項4記載の情報処理システム。
  6. 第1電力供給によって電源から電力が供給される記憶部と、
    前記第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって前記電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、前記一連の処理の実行段階を示すコードを前記記憶部に出力する第1制御部と、
    前記第1電力供給によって前記電源から電力が供給され、少なくとも、前記起動指示入力の前で前記第1電力供給が行われている間には、前記記憶部に記憶された前記コードを外部出力ポートから前記コードに基づいた情報を表示するデバッグボードへ出力可能な第2制御部と、
    を有する情報処理装置。
  7. 第1電力供給によって電源から電力が供給される記憶部と、前記第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって前記電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、前記一連の処理の実行段階を示すコードを前記記憶部に出力する第1制御部と、前記第1電力供給によって前記電源から電力が供給され、少なくとも、前記起動指示入力の前で前記第1電力供給が行われている間には、前記記憶部に記憶された前記コードを外部出力ポートから出力可能な第2制御部と、を有する情報処理装置に接続可能であり、
    表示部と、
    前記外部出力ポートから前記コードを取得し、前記コードに基づいた情報を前記表示部に表示させる処理部と、
    を有するデバッグボード。
  8. 第1電力供給によって電源から電力が供給される記憶部と、
    前記第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって前記電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、前記一連の処理の実行段階を示すコードを前記記憶部に出力する第1制御部と、
    前記第2電力供給によって前記電源から電力が供給される第2制御部と、
    を有するコンピュータの前記第2制御部に、
    前記起動指示入力の前で前記第1電力供給が行われている間に、前記記憶部に記憶された前記コードを外部出力ポートから前記コードに基づいた情報を表示するデバッグボードへ出力する、
    処理を実行させるプログラム。
  9. 第1電力供給によって電源から電力が供給される記憶部と、前記第1電力供給が行われている間に起動指示入力に応じて開始される第2電力供給によって前記電源から電力が供給され、オペレーティングシステムのブート前の一連の処理を実行し、前記一連の処理の実行段階を示すコードを前記記憶部に出力する第1制御部と、前記第1電力供給によって前記電源から電力が供給され、少なくとも、前記起動指示入力の前で前記第1電力供給が行われている間には、前記記憶部に記憶された前記コードを外部出力ポートから出力可能な第2制御部と、を有する情報処理装置に接続可能なデバッグボードに、
    前記外部出力ポートから前記コードを取得し、
    前記コードに基づいた情報を表示部に表示させる、
    処理を実行させるプログラム。
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