JP2021138407A - container - Google Patents
container Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021138407A JP2021138407A JP2020037637A JP2020037637A JP2021138407A JP 2021138407 A JP2021138407 A JP 2021138407A JP 2020037637 A JP2020037637 A JP 2020037637A JP 2020037637 A JP2020037637 A JP 2020037637A JP 2021138407 A JP2021138407 A JP 2021138407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- side wall
- state
- frame
- support structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、移動が可能なコンテナに関する。 The present invention relates to a movable container.
貨物輸送の需要は一般に地域間において非対称であるため、コンテナを利用する貨物輸送では、コンテナが往路または復路で空荷となることがしばしば発生する。コンテナは、貨物が積まれているか否かに拘わらず同一の容積を占有するため、空のコンテナを大量に輸送する場合、スペース的な無駄が大きく輸送効率が著しく低下する。このような問題に対して、本願発明者は、ドライコンテナを上下方向に潰し込み可能とし、その容積を低減可能とした積荷コンテナを提案した(特許文献1、2)。 Since the demand for freight transportation is generally asymmetric between regions, in freight transportation using containers, it often happens that the container becomes empty on the outbound or inbound route. Since containers occupy the same volume regardless of whether cargo is loaded or not, when a large number of empty containers are transported, a large amount of space is wasted and the transportation efficiency is significantly reduced. In response to such a problem, the inventor of the present application has proposed a cargo container in which the dry container can be crushed in the vertical direction and the volume thereof can be reduced (Patent Documents 1 and 2).
このようなコンテナでは、容積の変更を、少人数で簡単、迅速に行える必要があるとともに、十分な強度を維持する必要がある。 In such a container, it is necessary to change the volume easily and quickly with a small number of people, and it is necessary to maintain sufficient strength.
本発明は、より簡単に容積を変更でき、十分な強度を備えた簡略なコンテナを提供することを目的としている。 An object of the present invention is to provide a simple container whose volume can be changed more easily and which has sufficient strength.
本発明のコンテナは、コンテナ本体の下部を構成するコンテナ下部と、コンテナ下部に対して、第1位置と第1高さよりも低い第2位置との間で昇降可能なコンテナ上部と、コンテナ本体の少なくとも一方の妻面を閉鎖可能なシャッタとを備えることを特徴としている。 The container of the present invention includes a lower part of the container that constitutes the lower part of the container body, an upper part of the container that can be raised and lowered between a first position and a second position lower than the first height with respect to the lower part of the container, and a container body. It is characterized by having a shutter capable of closing at least one end face.
例えば、コンテナ下部およびコンテナ上部が直方体形状を呈し、第2位置において、コンテナ下部がコンテナ上部の内側に収容される。 For example, the lower part of the container and the upper part of the container have a rectangular parallelepiped shape, and in the second position, the lower part of the container is housed inside the upper part of the container.
例えば、コンテナ本体の側面が、その下辺がコンテナ下部に回転可能に取り付けられた下部側壁と、その下辺が下部側壁の上辺およびその上辺がコンテナ上部に回転可能に取り付けられた上部側壁とから構成され、第2位置において、下部側壁および上部側壁が内側に折り曲げられる。 For example, the side surface of the container body is composed of a lower side wall whose lower side is rotatably attached to the lower part of the container, and an upper side wall whose lower side is rotatably attached to the upper side of the lower side wall and whose upper side is rotatably attached to the upper part of the container. , At the second position, the lower and upper sidewalls are bent inward.
本発明によれば、より簡単に容積を変更でき、十分な強度を備えた簡略な構成のコンテナを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a container having a simple structure having sufficient strength and whose volume can be changed more easily.
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1、図2は、本発明の第1実施形態に係る変形可能なコンテナの変形前後の斜視図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
1 and 2 are perspective views of the deformable container according to the first embodiment of the present invention before and after deformation.
第1実施形態のコンテナ10は、例えば貨物輸送に使用される略直方体形状のドライコンテナである。コンテナ10は、例えばISO規格に準拠するコンテナであってもよいが、その他の規格、または独自の仕様で製造されたコンテナでもよい。コンテナ10は、略半分の高さで上下に二分され、上半部を構成するコンテナ上部10Aと下半部を構成するコンテナ下部10Bとで主に構成される。コンテナ上部10Aは、コンテナ下部10Bに対して昇降可能とされる。コンテナ上部10Aが下降されると、コンテナ下部10Bは、コンテナ上部10Aの内側に収容され、コンテナ10の高さおよび容積が低減される。
The
図1には、コンテナ上部10Aが上昇され、貨物積載容積が最大化された第1状態が示される。図2には、コンテナ上部10Aが下降され、コンテナ容積が最小された第2状態が示される。本実施形態では、第2状態のコンテナ10の第2高さ(第2位置)は、第1状態のとき第1高さ(第2位置)の略半分であり、コンテナ容積も略半分となる。なお通常、貨物は第1状態としたコンテナ10に積み込まれ、空荷のときにはコンテナ10は第2状態とされるが、第2状態においても貨物を積載することができる。
FIG. 1 shows a first state in which the
図1、図2に示されるように、コンテナ上部10Aは、天面12Aと、天面12Aを支える長方形に組まれた上部フレーム14Aと、上部フレーム14Aの4隅から下方に向けて延出する4本の角部材16Aと、上部フレーム14Aの各側辺、および前後の角部材16Aに取り付けられる上部側壁18Aとを備える。一方、コンテナ下部10Bは、底面12Bと、底面12Bを支える長方形に組まれた下部フレーム14Bと、下部フレーム14Bの4隅から上方に向けて延出する4本の角部材16Bと、下部フレーム14Bの各側辺、および前後の角部材16Bに取り付けられる下部側壁18Bとを備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the container
コンテナ下部10Bの角部材16Bおよび下部側壁18Bは、それぞれコンテナ上部10Aの角部材16Aおよび上部側壁18Aの内側に配置される。これにより、第2状態では、角部材16Bおよび下部側壁18Bは、角部材16Aおよび上部側壁18Aの内側に収容され、第1状態では、角部材16Bおよび下部側壁18Bの上端部が、それぞれ角部材16Aおよび上部側壁18Aの下端部の内側に配置される。
The
コンテナ10の一方または両妻面には、上下に開閉可能なシャッタ20が設けられる。本実施形態では、両妻面にシャッタ20が設けられ、シャッタ20は、例えば図示しないローラを介して天面12Aの下面に沿って収容可能である。シャッタ20は、第1状態、第2状態の何れにおいても開閉可能であり、コンテナ10内には、第1、第2状態の何れにおいても貨物を積載可能である。なお、シャッタ20は、妻面上方に設けられた巻取りシャフトにより巻き取る構成であってもよい。
A
角部材16A、16Bには、対応する両部材間の位置を固定するための固定機構22が各々設けられる。本実施形態では、固定機構22にトグル機構を備えるスナップ錠が用いられる。例えばコンテナ上部10Aの角部材16Aの下端部に、ラッチ金具22Aが設けられ、コンテナ下部10Bの角部材16Bには、第1状態、第2状態に対応する位置に、トグル機構を備えるラッチ金具22Aと係合する孔などの係合部22Bが設けられる。固定機構22により、コンテナ上部10Aとコンテナ下部10Bは、各状態において上下に一体化される。また、コンテナ10には、従来のコンテナと同様に、上下に積み重ねられるコンテナとの連結を行うための連結機構24が上部フレーム14A、下部フレーム14Bの4隅にそれぞれ設けられる。
The
図3は、第2状態にあるコンテナ10から、上部側壁18A、下部側壁18B、および図面右側奥を除く角部材16A、16Bを取り除いた斜視図であり、その内部構造を示す。図4は、コンテナ10の角部周辺の拡大水平断面図である。また、図5は、妻面周辺の構成を示す上方からの斜視図、図6は妻面周辺の構成を示す下方からの斜視図である。なお、図5、6において、シャッタ20は省略されている。
FIG. 3 is a perspective view in which the
コンテナ10の4隅には、それぞれ油圧シリンダ26が配置される。図4に示されるように、上部フレーム14A、下部フレーム14Bの内側の角には、それぞれ油圧シリンダ26の端部を取り付けるためのシリンダ取付部26Aが設けられる。各油圧シリンダ26の下端は下部フレーム14Bの各シリンダ取付部26Aに取り付けられ、上端は上部フレーム14Aの各シリンダ取付部26Aに取り付けられる。各油圧シリンダ26の昇降は、床面12B下に配置された油圧システム27(図5)により行われる。
また、前後妻面近傍の上部フレーム14Aには、それぞれ支柱構造体28が回転自在に取り付けられる。前後一対の支柱構造体28は、第1状態において、上部フレーム14Aの4隅を下部フレーム14Bの4隅で支持する4本の支柱28Aを備え、各支持構造体28の左右一対の支柱28Aは、上端が上部横部材28Bによって連結され、下端が下部横部材28Cによって連結される。すなわち、各支持構造体28は矩形を呈する一体構造として形成される(図5、6等参照)。各支持構造体28は、上部横部材28Bを中心に水平軸に周りに回転可能であり、下部横部材28Cは、コンテナ下部10Bの床面12Bに沿ってコンテナ10の内側に向けて移動可能である。第1状態では、支持構造体28はコンテナ上部10Aとコンテナ下部10Bの間に直立され、コンテナ上部10Aからの垂直荷重は、4本の支柱28Aによって支持される。支持構造体28は、上部横部材28Bの両端から外側に突出する回転軸29を中心に回転され、回転軸29は、上部フレーム14Aに設けられた軸受け部材31に回転自在かつ昇降自在に支持される(後述)。なお、図3では、コンテナ下部10Bの床板が取り外された状態で示される。床面12Bは、下部フレーム14Bの幅方向に掛け渡される根太部材15によって支持される。
Further, the
コンテナ下部10Bの底面12Bには、長手方向に沿って2本のガイドレール30が設けられ、支持構造体28の下部横部材28Cの下辺には、ガイドレール30に沿って走行する一対のガイドローラ32が各々設けられる。すなわち、コンテナ上部10Aが第2状態に向けて下降される際には、ガイドローラ32がガイドレール30に沿って移動し、支持構造体28はコンテナ10内において内側に向けて傾けられる。支持構造体28の支柱28Aは、支持構造体28が傾けられるときに油圧シリンダ26と干渉しないように、油圧シリンダ26よりも内側に配置される。
Two
下部フレーム14Bの幅方向に延在する部材には、直立された支持構造体28の下部横部材28Cの下辺が収容され、嵌め合わされる溝部33が設けられる。溝部33の底部には、ガイドローラ32に対応する位置に、これらを収容するための穴32Aが各々設けられる。溝部33の深さは、支持構造体28の下部横部材28Cの厚さに略等しく、下部横部材28Cが溝部33に嵌め合わされ、支持構造体28が直立された状態では、下部横部材28Cの上面がコンテナの床面12Bと同じレベルとなる。これにより、第1状態において、下部横部材28Cが床面から突出することがないので、貨物の出し入れが容易になる。
The member extending in the width direction of the
また、本実施形態では、各支柱28Aの上端には、図5、図6に示されるように突起34が設けられ、上部フレーム14Aの対応箇所には、直立時において突起34と嵌合する孔36が設けられる。これにより、第1状態における支持構造体28と上部フレーム14Aの間のずれをより確実に防止できる。なお、支持構造体28と上部フレーム14Aは、回転部を通しても連結されているので突起34と孔36は必須ではなく、ずれを防止する構成であれば、同構成に限定されるものでもない。
Further, in the present embodiment, a
各支柱28Aの下端部内には、各々ラッチ機構(ロック機構)35が設けられる。ラッチ機構35は、バネ等で付勢され、横方向に突出可能なロッド状の係合部材35Aと、付勢力に抗して下端部内に押し込また係合部材35Aを係止し、内側に保持する係止機構と、各支柱28Aの下端面から付勢力により突出し、係止機構による係合部材35Aのロックを解除するトリガー部材35Bとを備える。また、溝部33の左右両端の側壁には、下部横部材28Cが溝部33に陥入されると、支柱28Aから突出される係合部材35Aが嵌合可能な固定孔33Aが各々設けられる。すなわち、下部横部材28Cが溝部33に収容され、トリガー部材35Bが、溝部33の底部に押し当てられて付勢力に抗して支柱28A内に押し込まれると、係止機構による係合部材35Aのロックが解除され、係合部材35Aが支柱28Aの側面から外側へ突出し、固定孔33Aにそれぞれ陥入される。
A latch mechanism (lock mechanism) 35 is provided in the lower end of each
固定孔33Aは、溝部33から下部フレーム14Bの側面外側まで連通する。固定孔33Aには、ロッド37Aが挿通され、ロッド37Aの一端は、下部フレーム14Bの外側面に軸支されるロック解除用の操作レバー37Bに係合される。また、ロッド37Aの他端は係合部材35Aの先端に当接する。係合部材35Aが支柱28Aの側面から突出され固定孔33Aに挿入されると、その先端がロッド37Aを外側へと押し出し、操作レバー37Bが回転される。ラッチ機構35によるロックを解除する場合には、操作レバー37Bを操作し、ロッド37Aを内側に押し込むことで、係合部材35Aを支柱28Aの下端部内へと押し込む。押し込まれた係合部材35Aは、再度トリガー部材35Bが押し込まれるまで、係合部材35Aを係止機構によりその位置に保持する。なお、操作レバー37Bの支点と、ロッド37Aの作用点、レバーを操作する際の力点の係合位置は、目的に合わせて任意であるが、ロック時にレバーが下部フレーム14Bから略突出しない配置とされる。そのため、下部フレーム14Bの側面には、回転する操作レバー37Bを収容する凹部が設けられていてもよい。例えば、作用点、支点、力点の順で配置される場合、ユーザは凹部内に収容された操作レバー37Bを外側に回転操作して、ラッチ機構35による支持構造体28のロックを解除する。
The fixing
また、ラッチ機構35は、支持構造体28がコンテナ10の内側に傾けられた第2状態においても機能する構成であってもよい。この場合、ラッチ機構35の係合部材35Aは、下部フレーム14Bの第2状態における支柱28Aの下端部に対応する位置に設けられた固定孔に係合される。また、下部フレーム14Bの同位置の外側に設けられた操作レバー37Bと同様の構成のレバーを操作することにより、その係合(ロック)は解除される(不図示)。また、この位置において、支柱28Aの下端面は、トリガー部材35Aを下端面内に押し込むための当接部材と係合する。
Further, the
また、コンテナ上部10Aの角部材16Aの内側には、シャッタ20の両側辺を妻面に沿って上下方向にガイドするガイドレール38Aが配置され、コンテナ下部10Bの角部材16Bの内側には、シャッタ20の両側辺を妻面に沿って上下方向にガイドするガイドレール38Bが配置される。ガイドレール38Aは、その上端部が上部フレーム14Aに取り付けられ、ガイドレール38Bは、その下端部が下部フレーム14Bに取り付けられる。本実施形態において、ガイドレール38Bは、ガイドレール38Aの内側に対応する位置に配置され、第1状態では、ガイドレール38Bの上端部がガイドレール38Aの下端部の内側に位置し、第2状態では、ガイドレール38Bの略全体がガイドレール38Aの内側に配置される。
Further, a
図7は、妻面周りのコンテナ10の長手方向に沿った縦断面図である。図7に示されるように、上部フレーム14Aの長手方向の梁には、天面12Aの長手方向に沿ってシャッタ20をガイドするガイドレール40が設けられる。シャッタ20が、持ち上げられ、コンテナ10の妻面が開放されると、シャッタ20は、ガイドレール40により天面12Aに沿って収容される。また、図7に示されるように、軸受け部材31は、上部フレーム14Aの長手方向の梁から下向きに延出する板部材からなり、その中央には、回転軸29が係合されるU字形の穴31Aが設けられる。回転軸29は、U字形の穴31Aに嵌合され、U字の溝に沿って上下移動可能であるとともに、底部の円弧に沿って回転可能である。
FIG. 7 is a vertical cross-sectional view of the
図8、図9は、本実施形態における上部側壁18Aと下部側壁18Bの間の風雨密構造あるいは防水構造を示す拡大断面図である。
8 and 9 are enlarged cross-sectional views showing a wind-raintight structure or a waterproof structure between the
図8には、上部側壁18Aの下端および下部側壁18Bの上端が互いに相手方に向けてL字形に折り曲げられ、上部側壁18Aの水平方向に折り曲げられた面の上面、および下部側壁18Bの水平方向に折り曲げられた面の下面に、長手方向に沿ってシール部材42Aが配置された構成が示される。一方、図9には、上部側壁18Aの下端のみが下部側壁18Bに向けて折り曲げられ、その先端に長手方向に沿ってシール部材42Bが配置された構成が示される。
In FIG. 8, the lower end of the
図8の構成では、第1状態において上部側壁18Aと下部側壁18Bのシール部材42Aが密着して両壁面の間の隙間を密閉し、第2状態では、上部側壁18Aのシール部材42Aから下部側壁18Bに向けて突出する突出部が下部側壁18Bに押接して隙間が密閉される。一方、図9の構成では、第1、第2状態ともに、シール部材42Bの先端が下部側壁18Bに押接して隙間が密閉される。なお、シール部材42A、42Bには、例えばEPDMなどの熱硬化性エラストマーが用いられる。
In the configuration of FIG. 8, in the first state, the
次に図5〜図7を参照して、第1、第2状態間におけるコンテナ10の変形動作について説明する。なお、コンテナ変形時、シャッタ20は開かれた状態に保たれ、妻面は開放された状態とされる。変形作業後、シャッタ20は必要に応じて開閉され、またロックされる。
Next, the deformation operation of the
(第1状態から第2状態への変形)
第1状態にあるとき、回転軸29はU字形の穴31Aの上部に位置する。コンテナ10(コンテナ上部10A)を第1高さにある第1状態から第2高さとなる第2状態へと移行する際には、まず固定機構22を解除し、油圧シリンダ26により、コンテナ上部10Aをコンテナ下部10Bに対して一旦第1高さよりも高い第3高さまで上昇する。その後、コンテナ上部10Aを油圧シリンダ26により第2高さになるまで下降し、支持構造体28を、回転軸29を中心にガイドレール30に沿って内側に傾け図3に示される第2状態にした後、固定機構22により、角部材16A、16Bを連結し、上部コンテナ10Aと下部コンテナ10Bを一体化する。
(Transformation from the first state to the second state)
In the first state, the rotating
すなわち、上部フレーム14Aの上昇が開始すると、上部横部材28Bの突起34が上部フレーム14Aの孔36から抜き取られ、回転軸29が穴31Aの円弧状底部に当接する。更に上部フレーム14Aが上昇すると、軸受け部材31が支持構造体28を持ち上げ、下部横部材28Cの突起34が下部フレーム14Bの孔36から抜き取られるとともに、ガイドローラ32が下部フレーム14Bの穴32Aから抜き取られる。このとき、図示しない機構により、下部横部材28Cが内側に押され、ガイドローラ32がガイドレール30に乗る位置まで支持構造体28が傾けられる。この後、上部フレーム14Aは下降され、これに伴って回転軸29はU字形孔31Aの円弧底部に沿って回転し、ガイドローラ32はガイドレール30上をコンテナ内側に向けて走行し、支持構造体28は図3に示される位置まで傾けられ、コンテナ10は第2状態となる。
That is, when the
第2状態へ変形後、固定機構22により4隅に設けられたコンテナ上部10Aの角部材16Aとコンテナ下部10Bの角部材16Bとが締結される。第2状態において、角部材16A、16Bの一方または両方は、他方のフレームに当接し、上部フレーム14Aを下部フレーム14Bで支持するための支持構造体として機能する。すなわち、コンテナ上部10Aとコンテナ下部10Bの間に掛かる圧縮荷重は、補助支柱として機能する角部材16Aおよび/または角部材16Bにより支持され、引張荷重に関しては、固定機構22を通して両部材により支持される。
After the deformation to the second state, the
(第2状態から第1状態への変形)
固定機構22を解除した後、油圧システム27が駆動され、油圧シリンダ26により第2高さにあるコンテナ上部10Aはコンテナ下部10Bに対して上昇される。上部フレーム14Aの上昇により軸受け部材31が上昇すると、これに係合する支持構造体28の回転軸29が引き上げられ、支持構造体28はその下端部が妻面方向へと引きずられながら徐々に立ち上げられる。このとき支持構造体28の下端は、ガイドレール30上を走行するガイドローラ32により、スムースに妻面方向へと移動する。
(Transformation from the second state to the first state)
After releasing the
油圧シリンダ26は、第1高さを超えて第3高にまでコンテナ上部10Aを持ち上げ、支持構造体28は軸受け部材31から垂直に懸架される。このとき、上部横部材28B、下部横部材28Cに各々設けられた突起34は、それぞれ上部フレーム14A、下部フレーム14Bに設けられた孔36に各々相対する位置に、各ガイドローラ32は、下部フレーム14Bに設けられた穴32Aに相対する位置に配置される。
The
その後、上部フレーム14Aは油圧シリンダ26により第1高さまで下降される。このとき、ガイドローラ32がまず孔32Aに収容され、更に支持構造体28の下部横部材28Cの突起34が下部フレーム14Bの対応する孔36に各々嵌合する。下部横部材28Cの底面が下部フレーム14Bに当接すると、支持構造体28の下降は停止し、上部フレーム14A(コンテナ上部10A)のみが更に下降される。すなわち支持構造体28の回転軸29は、下降する軸受け部材31のU字形の穴31Aの底面から離接し、穴31A内を相対的に上昇する。これにより上部フレーム14Aは、支持構造体28の上部横部材28Bに向けて下降し、上部横部材28Bの突起34が対応する上部フレーム14Aの対応する孔36に各々嵌合される。上部フレーム14Aの底面が上部横部材28Bに当接すると、コンテナ上部10Aは第1高さとなりコンテナ10は第1状態となる。
After that, the
第1状態へ変形後、コンテナ下部10Bの角部材16Bの上端部と重なるコンテナ上部10Aの角部材16Aの下端部とが、固定機構22により締結され、コンテナ上部10Aとコンテナ下部10Bが一体化される。すなわち、コンテナ上部10Aとコンテナ下部10B間に働く圧縮荷重は支持構造体28により支持され、引張荷重は角部材16A、16Bとこれを連結する固定機構22により支持される。
After the transformation to the first state, the lower end of the
以上のように、第1実施形態によれば、簡単に容積を変更でき、十分な強度を備えた簡略な構成のコンテナを提供できる。また、本実施形態ではコンテナの開口部にシャッタを用いているため、コンテナの容積が変更されても、開口部の開閉を行うことができ、例えば何れの状態においてもコンテナを風雨密に保つことができる。また、本実施形態では、支持構造体の回転軸を軸受け内で上下移動可能とし、第1高さよりも高い第3高さまで持ち上げる構成としたことで、第1状態において回転軸がコンテナ上部からの荷重を受けることがより確実に防止される。 As described above, according to the first embodiment, it is possible to provide a container having a simple structure having sufficient strength and whose volume can be easily changed. Further, since the shutter is used for the opening of the container in the present embodiment, the opening can be opened and closed even if the volume of the container is changed. For example, the container can be kept airtight in any state. Can be done. Further, in the present embodiment, the rotating shaft of the support structure can be moved up and down in the bearing and lifted to a third height higher than the first height, so that the rotating shaft is moved from the upper part of the container in the first state. It is more reliably prevented from receiving a load.
また、本実施形態では、一体的に矩形に組まれた支持構造体が用いられるので、コンテナ上部をしっかりと支えることができ、第2位置において支持構造体が下部フレームに嵌り込むとともにラッチ機構によりロックされるため、構造的に安定し、操作性が高い。 Further, in the present embodiment, since the support structure integrally assembled in a rectangular shape is used, the upper part of the container can be firmly supported, and the support structure is fitted into the lower frame at the second position and is provided by the latch mechanism. Since it is locked, it is structurally stable and has high operability.
図10、図11は、第1実施形態のコンテナの変形例の斜視図である。図10は第1状態の斜視図、図11は、第2状態の分解図斜視図である。第1実施形態では、コンテナの4隅に連結機構を備える構成を前提としたが、変形例のコンテナは、例えば45フィートコンテナのように、コンテナの4隅以外に連結機構を備える。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成に関しては同一参照符号を用いその説明を省略する。 10 and 11 are perspective views of a modified example of the container of the first embodiment. FIG. 10 is a perspective view of the first state, and FIG. 11 is an exploded view perspective view of the second state. In the first embodiment, it is assumed that the container is provided with the connecting mechanism at the four corners, but the container of the modified example is provided with the connecting mechanism other than the four corners of the container, for example, a 45-foot container. In the following description, the same reference numerals will be used for the same configurations as those in the first embodiment, and the description thereof will be omitted.
図10に示される変形例のコンテナ50は、例えば第1実施形態のコンテナ10の長手方向前後に延長部52をそれぞれ設けた構造をなし、長手方向中央断面を対称面として面対称である。コンテナ50は、第1実施形態と同様に矩形の上部フレーム14Aと下部フレーム14Bを備え、その4隅には、連結機構24が各々設けられる。上部フレーム14A、下部フレーム14Bには長手方向外側に向けてフレーム延長部52A、52Bが設けられ延長部52が形成される。延長フレーム52A、52Bの4隅には、それぞれ角部材16A、16Bが設けられるとともに、延長部52の妻面に沿って設けられるシャッタ20をガイドするガイドレール38A、38Bが設けられる。
The
延長部52の妻面はシャッタ20により開閉可能であり、頂部は天面54A、両側部は上部側壁54B及び下部側壁54Cで覆われる。連結機構24が設けられた上部フレーム14Aの4隅の直下または近傍には、支持構造体28が各々配置され、支持構造体28の上部横部材28Bの両端は、上部フレーム14Aの長手方向に延在する梁に設けられた軸受け部材31に、回転軸29を介して昇降自在および回転自在に支持される。支持構造体28は、第1状態において、上部フレーム14A、下部フレーム14Bの間で直立され、第2状態においては、図11に示されるように、ガイドレール30に沿ってガイドローラ32が移動し、内側に向けて傾けられる。なお、第1、第2状態間の変形は、第1実施形態と同様に第3高さを介して行われる。
The end surface of the
一方、変形例では、油圧シリンダ26が、例えば延長部52の角部材16A、16Bのやや内側に第1実施形態と同様の配置で設けられる。また、第1状態において直立する支持構造体28の両側に対応する外壁部は、上下方向に沿って支持側壁56A、56Bが設けられる。各支持側壁56A、56Bは、例えばU字形の水平断面を有する。支持側壁56A、56Bは、各々U字底部を外側に向けて配置され、支持側壁56Aの上端はコンテナ上部50Aの上部フレーム14Aに取り付けられ、支持側壁56Bの下端はコンテナ下部50Bの下部フレーム14Bに取り付けられる。また、支持側壁56A、56Bの寸法は、第2状態において、コンテナ下部50Bの支持側壁56Bがコンテナ上部50Aの支持側壁56Aの内側に沿って収容されるように設定される。支持側壁56Aの両側には、本体部分の上部側壁18Aと延長部52の上部側壁54Bがそれぞれ連結され、支持側壁56Bの両側には、本体部分の下部側壁18Aと延長部52の下部側壁54Cがそれぞれ連結される。
On the other hand, in the modified example, the
角部16A、16Bおよび支持側壁56A、56Bには、それぞれ第1実施形態と同様の固定機構22が設けられ、第1状態および第2状態において、コンテナ上部50Aとコンテナ下部50Bとを連結し一体化する。すなわち、角部16A、16Bおよび支持側壁56A、56Bは、第1実施形態と同様に、第1状態ではコンテナ上部50A、コンテナ下部50B間の引張荷重を支持し、第2状態では引張荷重に加え圧縮荷重も支持し、補助支柱として機能する。また、支持側壁56A、56BにL字断面部材、U字断面部材、H字断面部材などの圧縮荷重に強い構造を採用し、第2状態において、支持側壁56A、56Bにより略全ての圧縮荷重を支持する構成であってもよい。なお、第1状態における圧縮荷重は、第1実施形態同様に、上部フレーム14Aと下部フレーム14Bの間を支える支持構造体28により支持される。
The
以上のように、変形例の変形可能なコンテナにおいても、第1実施形態と同様の効果が得られる。 As described above, the same effect as that of the first embodiment can be obtained even in the deformable container of the modified example.
また、上記変形例は、略40フィートのコンテナにも応用できる。例えば、40フィートコンテナの連結機構24の直下に支柱28Aを配置するともに、40フィートコンテナの妻面を外側に僅かに延長し(例えば150mm〜400mm程度)、延長部の両側部に油圧シリンダ26を配置するとともに、シャッタ20を延長部の妻面に配置する構成とすることもできる。このように構成すると、各支柱28Aを連結機構24の直下に配置できるので、要求されるフレーム強度を抑えることができる。
The modification can also be applied to a container of approximately 40 feet. For example, the
次に図12〜図16を参照して、第2実施形態の変形可能なコンテナについて説明する。第1実施形態のコンテナでは、上下に側壁がスライドする構成とされたが、第2実施形態のコンテナでは側壁が折り畳まれる構成とされる。なお、第1実施形態と同様の構成に関しては、同一参照符号を用いその説明を省略する。 Next, the deformable container of the second embodiment will be described with reference to FIGS. 12 to 16. The container of the first embodiment has a configuration in which the side wall slides up and down, but the container of the second embodiment has a configuration in which the side wall is folded. Regarding the configuration similar to that of the first embodiment, the same reference numerals will be used and the description thereof will be omitted.
図12、図13は、それぞれ第1状態、第2状態にある第2実施形態の変形可能なコンテナ60の斜視図である。なお、図12、図13では内部が見えるように天面が取り外されて描かれ、支持構造体に係る構成も省略されている。第2実施形態における上部フレーム14A、下部フレーム14Bや支持構造体28の構成は第1実施形態と同様である。コンテナ60の側壁は、上下に2分割された2枚の上部側壁62Aと下部側壁62Bとからなる。
12 and 13 are perspective views of the
第2実施形態の上部側壁62Aおよび下部側壁62Bは、第1状態において同一の垂直面内に配置される。上部側壁62Aには、その上辺内側にヒンジ64Aの一方の羽が取り付けられ、ヒンジ64Aの他方の羽は上部フレーム14Aの長手方向の梁の下辺に取り付けられる。これにより、上部側壁62Aは、上部フレーム14Aに軸支される上辺を中心にコンテナ内側に回動可能である。一方、上部側壁62Aの下辺外側には、ヒンジ64Bの一方の羽が取り付けられる。ヒンジ64Bの他方の羽は下部側壁62Bの上辺外側に取り付けられる。また、下部側壁62Bの下辺内側には、ヒンジ64Cの一方の羽が取り付けられ、ヒンジ64Cの他方の羽65は、図14に示されるように、下部フレーム61の長手方向の梁の下辺に設けられたスロット66に陥入される。
The
コンテナ上部60Aが第1高さおよび第2高さにあるとき、羽65は図14(a)に示されるように、スロット66内に収容されている。コンテナ上部60Aが第1高よりも高く持ち上げられると、上部側壁62A、下部側壁62Bが引き上げられ、羽65は図14(b)に示されるように、スロット66内からその一部が引き出される。コンテナ上部60Aが第1高さかよりも低い位置では、羽65はスロット66内へと収容され、最終的に下部側壁62Bの下端が下部フレーム61に当接する。
When the
これにより下部側壁62Bの下辺のコンテナ幅方向の位置が固定される。なお、本実施形態では、羽65にコンテナ10の垂直方向に沿ってスリット状の孔(溝でもより)65Aが設けられ、孔65Aには下部フレーム61に設けられたピン65Bが係合され、羽65がスロット66から引き抜かれることが防止される。孔65Aの長さは、コンテナ上部60Aの上下方向の移動を妨げない長さとされる。なお、上部側壁62Aおよび下部側壁62Bの上下の端面にはそれぞれシール部材68が設けられており、各端面がフレームや互いに密接するとき、それぞれの隙間が風雨密とされる。第1高さのコンテナ上部14Aが、第2高さに向けて下降されると、上部側壁62Aおよび下部側壁62Bは、ヒンジ64A、64B、64Cの回動により、コンテナ内側に向けてVの字に折り曲げられる。これにより、コンテナ60は、図13に示される第2状態へと変形される。
As a result, the position of the lower side of the
図15は、図12のコンテナ60の妻面近傍の様子を示す一部破断拡大図であり、図16は、第2実施形態のコンテナ60の上下の角部材70A、70Bの構成を示す拡大斜視図である。
FIG. 15 is a partially broken enlarged view showing the state of the
図15、図16に示されるように上部側壁62Aおよび下部側壁62Bの側端部は、例えば、内側にL字状に折り曲げられた形状を呈し、垂直方向に沿ったガイド部72A、72Bを構成する。角部材70A、70Bには、所定間隔を空けてガイド部72A、72Bに相対するガイド部74A、74Bが設けられる。また、下側の角部材70Bは、上側の角部材70Aの中に収容可能とされる。各角部材70A、70Bの内側には、油圧シリンダ26が配置され、コンテナ上部60Aの昇降は、角部材70A、70B内の4本の油圧シリンダ26によって行われる。
As shown in FIGS. 15 and 16, the side ends of the
ガイド部72A、74Aの間およびガイド部72B、74Bの間に設けられる隙間は、開閉されるシャッタ20をガイドする機能を果たす。ガイド部72A、72Bのガイド部74A、74Bに対面する面には、シール部材を設けてもよく、第2状態では、閉じられたシャッタ20の後面にV字に折り曲げられたガイド部74A、74Bのシール部材が当接し、例えば風雨密とされる。
The gaps provided between the
図12〜図16において支持構造体28は省略されているが、第1実施形態と同様に配置される。ただし、第1実施形態では、第1から第2状態へ変形する過程において支持構造体28は傾けられ、コンテナ内に斜めに配置されたが、第2実施形態では、第3高さにまで上昇された状態で支持構造体28が上部フレーム14Aに隣接する位置まで持ち上げられ、下部横部材28Cは上部フレーム14Aに図示しない固定手段により固定される。これにより、上部側壁62A、下部側壁62Bは、支持構造体28に干渉することなくコンテナ60の内側に折り曲げられる。
Although the
以上のように、第2実施形態のコンテナにおいても、第1実施形態と同様の効果が得られる。 As described above, the same effect as that of the first embodiment can be obtained in the container of the second embodiment.
また、第2実施形態の変形例として、第1実施形態の変形例と同様に45フィートコンテナへの応用が考えられるが、この場合、上部側壁62A、下部側壁62Bは、第1実施形態の変形例の支持側壁56A、56Bで分割される。このような変形例では、第2状態において、コンテナ60の外側と内側とを連通するように、支持側壁56A、56Bと上部側壁62A、下部側壁62Bの間にV字形の隙間が形成される。そのため、第2状態においても風密とするには、同隙間を封鎖するための密閉部材を装着する。
Further, as a modification of the second embodiment, application to a 45-foot container is conceivable as in the modification of the first embodiment, but in this case, the
なお、第2実施形態では、下部側壁の下辺に取り付けられたヒンジの下部フレーム側の羽を上下にスライド可能としたが、下部側壁側の羽をスライドすることもでき、あるいは両方ともスライド可能な構成とすることもできる。また、下部側壁下辺のヒンジにかえ、下部側壁と上部側壁を繋ぐヒンジ、上部側壁と上部フレームを繋ぐヒンジの一方を、スライド可能としてもよく、下部側壁下辺のヒンジと組み合わせるなど様々な形態が考えられる。 In the second embodiment, the wings on the lower frame side of the hinge attached to the lower side of the lower side wall can be slid up and down, but the wings on the lower side wall can also be slid, or both can be slid. It can also be configured. Also, instead of the hinge on the lower side of the lower side wall, one of the hinge connecting the lower side wall and the upper side wall and the hinge connecting the upper side wall and the upper frame may be slidable, and various forms such as combining with the hinge on the lower side of the lower side wall can be considered. Be done.
また、本実施形態では下部側壁の下辺にヒンジを設けた。しかし、下部側壁下辺にヒンジを設けず、下部側壁のガイド部下端部の外側に、シャッタと干渉しない程度に外側に吐出する回転軸を設け、下部フレームから垂直方向に吐出する板部材に設けられた縦長の溝または孔にこの回転軸を係合させることでも、下部側壁下端部のコンテナ幅方向の位置を固定しながら、下部側壁を上下移動および回転移動可能にすることができる。 Further, in the present embodiment, a hinge is provided on the lower side of the lower side wall. However, no hinge is provided on the lower side of the lower side wall, and a rotation shaft that discharges outward to the extent that it does not interfere with the shutter is provided on the outside of the lower end of the guide portion of the lower side wall, and is provided on the plate member that discharges vertically from the lower frame. By engaging this rotating shaft with a vertically long groove or hole, the lower side wall can be moved up and down and can be rotated while fixing the position of the lower end of the lower side wall in the container width direction.
また、コンテナ上部(上部フレーム)とコンテナ下部(下部フレーム)の間にバネなどの付勢部材を複数配置し、コンテナ上部昇降時に油圧シリンダが負担する荷重を低減することもできる。例えば、油圧シリンダの周囲にコイルバネを配置してもよく、油圧シリンダとは別に配置してもよい。また、本実施形態では、支持構造体の支柱下端部にラッチ機構を設け、支持構造体の下端部を自動的に固定できるようにしたが、支柱下端部にラッチ機構を設けず、支柱下端部側面に設けられた孔(係止部材35Aを収容する孔に対応)にロッド(ロッド37Aに対応)を差し込むことで支持構造体をロックする構成でもよい。この場合、例えば下部フレームにも設けられたレバーを回転操作することで、ロッドを支柱下端部側面に設けられた孔に挿入し支持構造体をロックする。
Further, a plurality of urging members such as springs can be arranged between the upper part of the container (upper frame) and the lower part of the container (lower frame) to reduce the load borne by the hydraulic cylinder when the upper part of the container is raised and lowered. For example, the coil spring may be arranged around the hydraulic cylinder, or may be arranged separately from the hydraulic cylinder. Further, in the present embodiment, a latch mechanism is provided at the lower end of the support column of the support structure so that the lower end of the support structure can be automatically fixed. The support structure may be locked by inserting a rod (corresponding to the
本実施形態では、第1位置において、支持構造体28の下部横部材28Cが下部フレーム14Bに設けられた溝部33に嵌め合わせる構成としたが、溝部33に代えて、下部フレーム14Bの横部材の内側に下部横部材28Cを嵌め合わせる段部を設ける構成としてもよい。
In the present embodiment, at the first position, the lower
また、本実施形態のコンテナは、コンテナハウスなどの居住用や倉庫用として利用することもできる。これらの用途においても、保管時の場所を節約するとともに移動時の輸送能力を向上することができる。 Further, the container of the present embodiment can also be used for residential use such as a container house or for a warehouse. Also in these applications, it is possible to save the storage space and improve the transportation capacity during movement.
10、50、60 コンテナ
10A、50A、60A コンテナ上部
10B、50B、60B コンテナ下部
16A、16B 角部材
20 シャッタ
24 連結機構
26 油圧シリンダ
28 支持構造体
10, 50, 60
Claims (2)
前記コンテナ下部に対して、第1位置と前記第1高さよりも低い第2位置との間で昇降可能なコンテナ上部と、
前記コンテナ本体の少なくとも一方の妻面を閉鎖可能なシャッタとを備え、
前記コンテナ下部および前記コンテナ上部は直方体形状を呈し、前記第2位置において、前記コンテナ下部が前記コンテナ上部の内側に収容される
ることを特徴とするコンテナ。 The lower part of the container, which constitutes the lower part of the container body,
An upper part of the container that can be raised and lowered between the first position and a second position lower than the first height with respect to the lower part of the container.
A shutter capable of closing at least one end surface of the container body is provided.
A container characterized in that the lower part of the container and the upper part of the container have a rectangular parallelepiped shape, and the lower part of the container is housed inside the upper part of the container at the second position.
前記コンテナ下部に対して、第1位置と前記第1高さよりも低い第2位置との間で昇降可能なコンテナ上部と、
前記コンテナ本体の少なくとも一方の妻面を閉鎖可能なシャッタとを備え、
前記コンテナ本体の側面が、その下辺が前記コンテナ下部に回転可能に取り付けられた下部側壁と、その下辺が前記下部側壁の上辺およびその上辺が前記コンテナ上部に回転可能に取り付けられた上部側壁とから構成され、前記第2位置において、前記下部側壁および前記上部側壁が内側に折り曲げられる
ことを特徴とするコンテナ。 The lower part of the container, which constitutes the lower part of the container body,
An upper part of the container that can be raised and lowered between the first position and a second position lower than the first height with respect to the lower part of the container.
A shutter capable of closing at least one end surface of the container body is provided.
The side surface of the container body is composed of a lower side wall whose lower side is rotatably attached to the lower part of the container, and an upper side wall whose lower side is rotatably attached to the upper side of the lower side wall and its upper side is rotatably attached to the upper part of the container. A container configured such that, at the second position, the lower side wall and the upper side wall are bent inward.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020037637A JP2021138407A (en) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | container |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020037637A JP2021138407A (en) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | container |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021138407A true JP2021138407A (en) | 2021-09-16 |
Family
ID=77667636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020037637A Pending JP2021138407A (en) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | container |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021138407A (en) |
-
2020
- 2020-03-05 JP JP2020037637A patent/JP2021138407A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6018322B2 (en) | Foldable container | |
US8646639B2 (en) | Device for unlocking swing-action side walls of boxes and/or containers | |
JP7034511B2 (en) | container | |
US20140091541A1 (en) | Roll container | |
JP2018518426A (en) | container | |
JP2011001088A (en) | Foldable container | |
EP2907771A1 (en) | Container cover locking mechanism and container | |
US8167158B2 (en) | Folding container | |
KR20190112769A (en) | Fasteners and pallet boxes with same | |
JP2018144890A (en) | container | |
JP2021138407A (en) | container | |
JP5678646B2 (en) | Assembled container | |
JP5274813B2 (en) | Foldable transport container | |
JP4787423B2 (en) | Pallet container | |
JP3210364U (en) | Assembled container | |
JP5207597B2 (en) | Rail device for loader | |
JP4713768B2 (en) | Pallet container | |
KR102557640B1 (en) | Supporter for packing box | |
JPH0311195Y2 (en) | ||
KR102272292B1 (en) | a folding type container | |
JP2023045222A (en) | Container for transportation | |
WO2015020109A1 (en) | Cargo container | |
JP2001018973A (en) | Transporting container | |
JP6399599B2 (en) | Assembled box | |
JP2023142846A (en) | container |