JP2021137175A - サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能な情報処理システムを提供する。【解決手段】情報処理システムは、サーバ装置と端末装置とを備える。サーバ装置は、賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信し、ユーザの端末装置からゲームへの参加申請を受け付け、ユーザの端末装置からゲームの操作情報を取得し、ゲームの結果に基づいてユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定し、配当条件を満たしているユーザの端末装置に賞金または賞品を受け取る権利があることを表示するための第2表示データを送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
不当景品類及び不当表示防止法(以下、景表法という)第四条では、内閣総理大臣が、不当な顧客の誘引を防止し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を確保するため必要があると認めるときは、景品類の価額の最高額もしくは総額、種類もしくは提供の方法その他景品類の提供に関する事項を制限し、または景品類の提供を禁止することができる旨を定めている。
これを受け、「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」(昭和52年3月1日公正取引委員会告示第3号)第二項および第三項では、一般懸賞における景品類の限度額について、懸賞により提供する景品類の最高額は、懸賞に係る取引の価額の20倍の金額(当該金額が10万円を超える場合にあっては、10万円)を超えてはならない旨、および、懸賞により提供する景品類の総額は、当該懸賞に係る取引の予定総額の2%を超えてはならない旨、規定されている。
特許文献1には、消費者がスポーツやゲームなどのイベントに関連してグッズ、チケット、飲食物等を購入したときに、その支払い額に応じて消費者に賭け(ベット)をする権利を設定し、賭け(ベット)の成績に応じて消費者に賞金を提供する技術であって、上記法規制の下で、支払い相当額の合計値に予め定められた比率(2%)を乗算することによって賞金の合計値の上限値を算出し、支払い相当額の個別値に予め定められた係数(20)を乗算することによって賞金の個別値の上限値を算出し、賞金の合計値が算出した賞金の合計値の上限値以下となり、賞金の個別値が算出した賞金の個別値の上限値以下かつ予め定められた金額(10万円)以下となるように、消費者ごとの賞金を設定する技術が開示されている。
特許第6346708号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、上記法規制の下で、賞金の上限値の総額がグッズ、チケット、飲食物等を購入したときの支払い相当額の総額の2%以下に制限され、たとえば100人の消費者が1000円分ずつグッズ、チケット、飲食等を購入して賭け(ベット)をする権利が設定されるイベントにおける賞金の総額は、100×1000×0.02=2000円以下に制限され、(スポーツ観戦、ゲーム観戦等のイベントそのものを楽しむことではなく)賞金の獲得を主たる目的とした消費者にはリターンが少なすぎるという不満が生じる可能性がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものである。本発明の目的は、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能になりやすいサーバ装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様に係るサーバ装置は、
賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を備える。
このような態様によれば、有料ゲームに関しては、当該ゲームのユーザに対して、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることが通知されるため、当該ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で(賞金または賞品を獲得することを目的として)有料ゲームに参加することになり、言い換えれば、当該ゲームは、賞金または賞品の獲得を主たる目的としたユーザのみを対象として想定して提供されることになるため、当該賞金または賞品の提供は、「正常な商慣習に照らして取引本来の内容をなす」もの(「景品類等の指定の告示の運用基準について」(昭和52年事務局通達第7号)第四項(4))であって、「取引に付随して提供する」ものとはいえず、景表法上の「景品類」への該当性を否定する方向に働くことになる。「景品類」への該当性が否定されやすくなることにより、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザに対し、景表法上の規制によって制限される金額を超えて賞金または賞品を提供することが可能となりやすくなり、当該ユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。また、無料ゲームに関しては、当該ゲームのユーザーは、ゲーム参加権利の購入等が不要であることから、無料ゲームで提供される賞品は、「取引」に付随するものではないため、景表法は適用されず、賭博罪などの刑法上の問題も生じない。
本発明の第2の態様に係るサーバ装置は、
参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させる参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を備える。
このような態様によれば、ユーザに対して、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることが通知されるため、ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で(賞金または賞品を獲得することを目的として)ゲームに参加することになり、言い換えれば、当該ゲームは、賞金または賞品の獲得を主たる目的としたユーザのみを対象として想定して提供されることになるため、当該賞金または賞品の提供は、「取引に付随して提供する」ものとはいえず、景表法上の「景品類」への該当性を否定する方向に働くことになる。「景品類」への該当性が否定されやすくなることにより、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザに対し、景表法上の規制によって制限される金額を超えて賞金または賞品を提供することが可能となりやすくなり、当該ユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。なお、有料ゲームにおいて、賞金または賞品は、(チケットの購入代金を受け取るゲームの運営者ではなく、)第三者であるスポンサーから提供されるものであるため、「財物を賭けてその得喪を争う」という構造になく、賭博罪などの刑法上の問題も生じない。
本発明の第3の態様に係るサーバ装置は、
参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を備える。
このような態様によれば、ゲーム参加権利の購入等が不要となることから、無料ゲームで提供される賞品は、「取引」に付随するものではないため、景表法は適用されず、賭博罪などの刑法上の問題も生じない。
本発明の第4の態様に係るサーバ装置は、第2の態様に係るサーバ装置であって、
前記ユーザの端末装置から前記賞金または賞品の受取申請を受信すると、前記ゲーム参加権利の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から、前記賞金または賞品の支払い処理を行う支払処理部
をさらに備える。
このような態様によれば、ユーザ(ゲームのプレイヤ)に対する賞金または賞品の支払い処理が、ゲームへの参加申請時に消費されるゲーム参加権利の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から行われるため、ゲームの運営者ではなく、第三者であるスポンサーから、ユーザ(ゲームのプレイヤ)に対して賞金または賞品が提供されることが明確化され、刑法上の問題が生じないことがより明確になる。
本発明の第5の態様に係るサーバ装置は、第1または2の態様に係るサーバ装置であって、
ゲームに初めてユーザ登録するユーザの端末装置に、参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームと参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームがあり、前記有料ゲームは前記賞金または賞品を獲得するためのゲームであり、前記無料ゲームは当該賞金または賞品が提供されないゲームであることを説明するチュートリアルを表示するための第3表示データを送信するチュートリアル送信部
をさらに備える。
このような態様によれば、ゲームそのものを楽しむユーザは(ゲーム参加権利が不要な)無料ゲームに参加し、賞金または賞品の獲得を目的とするユーザは有料ゲームに参加することを促すことができ、言い換えれば、ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で有料ゲームに参加することがより確実になる。したがって、有料ゲームにおける当該賞金または賞品の提供が、景表法上の「景品類」への該当性を否定する方向に働くことがより明確になる。
本発明の第6の態様に係るサーバ装置は、第1〜5のいずれかの態様に係るサーバ装置であって、
前記操作情報取得部は、前記スポンサーの広告の表示を含んでいるゲーム画面を表示するためのデータを前記ユーザの端末装置に送信し、当該ユーザの端末装置から前記ゲーム画面を介して入力された前記ゲームの操作情報を取得する。
このような態様によれば、ゲームのプレイヤは、ゲームの操作時にゲーム画面を介してスポンサーの広告を必ず目にすることになるため、スポンサーの宣伝広告を効果的に行うことができる。これにより、スポンサーから賞金または賞品を提供してもらえやすくなる。
本発明の第7の態様に係るサーバ装置は、第6の態様に係るサーバ装置であって、
前記ゲーム画面は、実際の試合にて活躍しそうな選手を予想して指定するための1または2以上のドラフト領域を含み、
前記判定部は、前記ドラフト領域にて指定された選手の実際の試合中での活躍に応じて前記ユーザにポイントを付与し、前記試合終了後に前記ポイントの合計に応じてユーザをランキングし、ユーザのランキングの順位が前記配当条件を満たしているか否かを判定する。
本発明の第8の態様に係るサーバ装置は、第7の態様に係るサーバ装置であって、
前記判定部は、前記選手の実際の試合中での出場時間、ゴール/アシストの有無、イエローカード/レッドカードの有無、予め定められた特殊プレーの有無、当該選手を指定したユーザ数に基づく人気度のうちの1つまたは2つ以上に基づいてポイントの割り振りを行う。
このような態様によれば、ゲームの運営者にとってゲームの難易度の調整が可能となり、適切な難易度に設定することで、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。
本発明の第9の態様に係るサーバ装置は、第7または8の態様に係るサーバ装置であって、
前記ドラフト領域の数は、ゲームの運営者による設定操作に応じて、実際の試合におけるピッチ上の1チームの選手の数以下の任意の値に設定可能である。
このような態様によれば、ゲームの運営者にとってゲームの難易度を容易に調整することが可能となり、適切な難易度に設定することで、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。
本発明の第10の態様に係るサーバ装置は、第7〜9のいずれかの態様に係るサーバ装置であって、
各ドラフト領域にはそれぞれ特定のポジションが紐づけられており、当該ポジションで実際のチームに登録されている選手の中から1の選手を指定可能となっている。
本発明の第11の態様に係るサーバ装置は、第7〜10のいずれかの態様に係るサーバ装置であって、
前記ドラフト領域のうちの1つには特定のポジションが紐づけられておらず、実際のチームで登録されているポジションに関係なく1の選手を指定可能となっている。
このような態様によれば、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のチームで登録されているポジションとは関係なくお気に入りの選手を常に指定することが可能となり、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。
本発明の第12の態様に係るサーバ装置は、第6の態様に係るサーバ装置であって、
前記ゲーム画面は、クイズの回答を選択するための回答選択ボタンを含み、
前記判定部は、前記回答選択ボタンを介して選択されたクイズの回答に応じて前記配当条件を満たしているか否かを判定する。
本発明の第13の態様に係る情報処理システムは、
サーバ装置と端末装置とを備え、
前記サーバ装置は、
賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を有する。
本発明の第14の態様に係る情報処理システムは、
サーバ装置と端末装置とを備え、
前記サーバ装置は、
参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させる参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を有する。
本発明の第15の態様に係る情報処理システムは、
サーバ装置と端末装置とを備え、
前記サーバ装置は、
参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
を有する。
本発明の第16の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、
賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を含む。
本発明の第17の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、
参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を含む。
本発明の第18の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、
参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を含む。
本発明の第19の態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、
賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を実行させる。
本発明の第20の態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、
参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を実行させる。
本発明の第21の態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、
参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
を実行させる。
本発明によれば、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 図2は、サーバ装置の構成の一例を示す図である。 図3は、端末装置の構成の一例を示す図である。 図4は、一実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、支払処理部による支払い処理を説明するための概念図である。 図6は、端末装置に表示されるゲーム開催通知画面の一例を示す図である。 図7は、端末装置に表示される参加受付画面の一例を示す図である。 図8は、端末装置に表示されるゲーム画面の一例を示す図である。 図9は、端末装置に表示されるゲーム画面の別例を示す図である。 図10は、ポイントの配分ルールの一例を示す図である。 図11は、ポイントの配分ルールの一例を示す図である。 図12は、ポイントの配分ルールの一例を示す図である。 図13は、端末装置に表示されるゲーム画面の一変形例を示す図である。 図14は、端末装置に表示されるゲーム画面の一変形例を示す図である。 図15は、端末装置に表示されるゲーム画面の一変形例を示す図である。 図16Aは、端末装置に表示されるチュートリアル画面の一例を示す図である。 図16Bは、端末装置に表示されるチュートリアル画面の一例を示す図である。 図16Cは、端末装置に表示されるチュートリアル画面の一例を示す図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。また、以下の説明において「ドラフト」とは、ゲームにおいて実際の試合で活躍しそうな選手を予想することをいう。
図1は、一実施の形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、サーバ装置2と、複数の端末装置3a〜3cとを有している。サーバ装置2と端末装置3a〜3cとは、インターネット等のネットワーク4を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク4は、有線回線と無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。なお、サーバ装置2および端末装置3a〜3cの少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。
端末装置3a〜3cは、ユーザが使用するものであり、たとえば、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末、ノートブックコンピュータ、またはデスクトップコンピュータなどの電子機器である。端末装置3a〜3cの構成は互いに同様であり、以下、端末装置に符号3を付して代表して説明することがある。
図3は、端末装置3の構成の一例を示す図である。図3に示すように、端末装置3は、端末通信部31と、端末制御部32と、端末記憶部33と、端末入力部34と、端末表示部35とを有している。各部は、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
端末通信部31は、端末装置3とネットワーク4との間の通信インターフェースである。端末通信部31は、ネットワーク4を介して端末装置3とサーバ装置2との間で情報を送受信する。
端末制御部32は、端末装置3の各種処理を行う制御手段である。端末制御部32は、端末装置3内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
端末記憶部33は、たとえばフラッシュメモリ等の不揮発性データストレージである。端末記憶部33には、端末制御部32が取り扱う各種データが記憶される。
端末入力部34は、ユーザが端末装置3に情報を入力するためのインターフェースであり、たとえばモバイル端末におけるタッチパネルやマイクロフォン、ノートブックコンピュータにおけるタッチパッド、キーボードまたはマウスなどである。
端末表示部35は、端末装置3からユーザに対して各種情報を表示するインターフェースであり、たとえば液晶ディスプレイ等の映像表示手段である。具体的には、たとえば、端末表示部35は、ユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示してもよい。
次に、サーバ装置2について説明する。サーバ装置2は、ゲームの運営者が使用するものである。図示された例では、サーバ装置2は、1台のコンピュータから構成されているが、これに限定されるものではなく、ネットワークを介して互いに通信可能に接続された複数台のコンピュータから構成されていてもよい。
図2は、サーバ装置2の構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ装置2は、サーバ通信部21と、サーバ制御部22と、サーバ記憶部23と、サーバ入力部24と、サーバ表示部25とを有している。各部は、バスやネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
このうちサーバ通信部21は、サーバ装置2とネットワーク4との間の通信インターフェースである。サーバ通信部21は、ネットワーク4を介してサーバ装置2と端末装置3a〜3cとの間で情報を送受信する。
サーバ入力部24は、ゲームの運営者がサーバ装置2に情報を入力するためのインターフェースであり、たとえばキーボードやタッチパネル、マウスなどである。
サーバ表示部25は、サーバ装置2からゲームの運営者に対して各種情報を表示するインターフェースであり、たとえば液晶ディスプレイ等の映像表示手段である。具体的には、たとえば、サーバ表示部25は、ゲームの運営者からの操作を受け付けるためのGUIを表示してもよい。
サーバ記憶部23は、たとえばフラッシュメモリ等の不揮発性データストレージである。サーバ記憶部23には、サーバ制御部22が取り扱う各種データが記憶される。たとえば、サーバ記憶部23は、ユーザ情報記憶部23aと、ゲーム参加権利売上管理口座情報記憶部23bと、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座情報記憶部23cと、ゲーム仕様情報記憶部23dとを含んでいる。
ユーザ情報記憶部23aは、ユーザのIDごとに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利の情報を紐づけて記憶している。なお、本明細書において「ゲーム参加権利」とは、ユーザのIDに紐づけられて記憶されるとともに、有料ゲームの参加申請時に所定数量消費される情報であり、以下の説明では、チケットをゲーム参加権利の一例として説明することがあるが、ゲーム参加権利はチケットに限定されるものではなく、コイン、メダル、ポイント、電子マネー、仮想通貨等を含む概念である。ユーザ情報記憶部23aは、ユーザのIDごとに、当該ユーザが受け取る権利を有する賞金または賞品の情報(賞金の総額または賞品の名称・数量等)を紐づけて記憶していてもよい。
ゲーム参加権利売上管理口座情報記憶部23bは、ユーザがゲーム参加権利(たとえばチケット)を購入するために支払った代金が入金されるゲーム参加権利売上管理口座の情報を記憶している。たとえば、ゲーム参加権利売上管理口座情報記憶部23bは、ユーザがゲーム参加権利(たとえばチケット)を購入するために支払った代金が入金される実際の銀行の口座情報を当該銀行のサーバから自動的に取得して記憶(更新)していてもよい。
賞金または賞品の一時預かり口座情報記憶部23cは、スポンサーから提供される賞金または賞品が一時的に預け入れられる一時預かり口座の情報を記憶している。たとえば、賞金または賞品の一時預かり口座情報記憶部23cは、スポンサーから提供される賞金または賞品が一時的に預け入れられる実際の銀行の口座情報を当該銀行のサーバから自動的に取得して記憶(更新)していてもよい。
ゲーム仕様情報記憶部23dは、ゲームごとに、そのゲームの仕様を紐づけて記憶している。ゲームの仕様は、たとえば、当該ゲームの開催日時、スポンサーから提供される賞金または賞品の総額、その配当ルール(配当条件)、ドラフトの難易度、定員制か否かなどの設定項目を含む。ここで、ドラフトの難易度は、たとえば、ドラフトの人数(後述するドラフト領域の数)、ポイントの配分ルール(図10〜図12参照)、各選手のドラフトの人気度(当該選手をドラフト領域にて指定したユーザ数)に応じたオッズなどの要素から構成されている。各設定項目は、ゲームの運営者によるサーバ入力部24を介した入力によって設定される。
サーバ制御部22は、ゲーム開催通知部22aと、参加申請受付部22bと、操作情報取得部22cと、判定部22dと、受取権利通知部22eと、支払処理部22fと、チュートリアル送信部22gとを有している。これらの各部は、サーバ装置2内のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。
ゲーム開催通知部22aは、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信する。一例として、ゲーム開催通知部22aは、参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信してもよい。別例として、ゲーム開催通知部22aは、参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信してもよい。ゲーム開催通知部22aは、参加にはチケットが必要な有料ゲームと参加にはチケットが不要な無料ゲームの両方が開催され、有料ゲームはスポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームであり、無料ゲームは当該賞金または賞品が提供されないゲームであることを通知するための第1表示データをユーザの端末に送信してもよい。
図6は、ユーザの端末装置3に表示されるゲーム開催通知画面40の一例を示す図である。図6に示す例では、ゲーム開催通知画面40は、参加には5枚のチケットが必要な有料ゲームである第1ゲームの表示41と、参加には5枚のチケットが必要な有料ゲームである第2ゲームの表示42と、参加にはチケットが不要な無料ゲームである第3ゲームの表示43とを、ゲーム開催日時までの残り時間の表示44とを含んでいる。このうち、第1ゲームの表示41では、先着100名まで参加できる定員制のゲームであって、スポンサーから提供される賞金を獲得するためのゲームであることが表示されている。また、第2ゲームの表示42では、不特定多数が参加できる(定員制限がない)ゲームであって、スポンサーから提供される賞金を獲得するためのゲームであることが表示されている。また、第3ゲームの表示43では、優勝景品としてチケットが提供される(スポンサーから賞金または賞品が提供されない)ゲームであることが表示されている。また、図6に示す例では、ゲーム開催通知画面40は、有料ゲーム(第1ゲームおよび第2ゲーム)が賞金獲得を主たる目的としているユーザのみを対象にしているという方針を示すために、「サッカー選手の活躍を予想するだけで賞金が稼げるゲーム」「ゲームに参加して、賞金獲得を目指そう!」という文言の記載を含んでいる。
図6に示すように、ユーザに対して、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることが通知されることで、ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で(賞金または賞品を獲得することを目的として)有料ゲーム(第1ゲームまたは第2ゲーム)に参加することになり、言い換えれば、有料ゲーム(第1ゲームまたは第2ゲーム)は、賞金または賞品の獲得を主たる目的としたユーザのみを対象として想定して提供されることになるため、当該賞金または賞品の提供は、「正常な商慣習に照らして取引本来の内容をなす」ものであって、「取引に付随して提供する」ものとはいえず、景表法上の「景品類」への該当性を否定する方向に働くことになる。
参加申請受付部22bは、ユーザの端末装置3からゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該参加申請が有料ゲームへの参加申請である場合には、当該ユーザが保有するゲーム参加権利としてのチケット(すなわち、ユーザ情報記憶部23aにおいて当該ユーザのIDに紐づけられて記憶されているチケットの枚数情報)を予め定められた枚数だけ消費させる。
図7は、ユーザの端末装置3に表示される参加受付画面50の一例を示す図である。図7に示す例では、参加受付画面50は、有料ゲームの仕様として設定されている、ドラフトの人数および消費チケット枚数の表示53と、賞金総額の表示51と、賞金の配当ルール(配当条件)の表示52とを含んでいる。参加受付画面50に表示された有料ゲームの仕様51〜53を確認したユーザが「ゲームに参加する」のボタン54をタッチすると、ユーザの端末装置3からサーバ装置2へと当該有料ゲームへの参加申請が送信され、サーバ装置2の参加申請受付部22bが当該参加申請を受け付けると、当該ユーザが保有するチケット(ゲーム参加権利)を予め定められた枚数消費させる。
操作情報取得部22cは、ゲーム画面を表示するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信し、ユーザの端末装置3から当該ゲーム画面を介して入力されたゲームの操作情報を取得する。
図8は、ユーザの端末装置3に表示されるゲーム画面60の一例を示す図である。図8に示す例では、ゲーム画面60は、実際の試合にて活躍しそうな選手を予想して指定するための1または2以上(図示された例では8つ)のドラフト領域621〜628を含んでいる。
ゲーム画面60に含まれるドラフト領域621〜628の数は、ゲームの運営者による設定操作に応じて、実際の試合におけるピッチ上の1チームの選手の数以下の任意の値に設定可能である。たとえば、サッカーを対象とするゲームの場合には、ゲームの運営者による設定操作に応じて、ゲーム画面60に含まれるドラフト領域621〜628の数は、11人以下の任意の値(3人、5人、8人、11人など)に設定される。
図9は、ユーザの端末装置3に表示されるゲーム画面60の別例を示す図である。図9に示す例では、ゲーム画面60に含まれるドラフト領域631〜633の数は、3人に設定される。このように、ドラフト領域の数がゲームの運営者による設定操作に応じて任意の値に設定可能であることで、ゲームの運営者にとってゲームの難易度を容易に調整することが可能となり、適切な難易度に設定することで、ゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能となる。
図8に示すように、各ドラフト領域621〜628にはそれぞれ特定のポジション(サッカーを対象とするゲームの場合には、FW(フォワード)、MF(ミッドフィルダー)、DF(ディフェンダー)、GK(ゴールキーパー)のうちのいずれか)が紐づけられており、当該ポジションで実際のチームに登録されている選手の中から1の選手を指定可能となっている。図8に示す例では、符号621、622のドラフト領域にはFWのポジションが紐づけられており、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のサッカーチームにてFWとして登録されている選手(スターリング、ヴァーディ、ヒメネス、・・・)の中からそれぞれ1の選手を指定可能となっている。また、符号623、624のドラフト領域にはMFのポジションが紐づけられており、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のサッカーチームにてMFとして登録されている選手(マウント、デ・ブライネ、・・・)の中からそれぞれ1の選手を指定可能となっている。また、符号625、626のドラフト領域にはDFのポジションが紐づけられており、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のサッカーチームにてDFとして登録されている選手(アスビリクエタ、森重真人、・・・)の中からそれぞれ1の選手を指定可能となっている。また、符号627のドラフト領域にはGKのポジションが紐づけられており、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のサッカーチームにてGKとして登録されている選手(A・ベッカー、ファンダイク、・・・)の中からそれぞれ1の選手を指定可能となっている。
図8に示すように、ドラフト領域のうちの1つ(図示された例では、符号628のドラフト領域)には特定のポジションが紐づけられておらず、実際のチームで登録されているポジションに関係なく1の選手を指定可能となっていてもよい。図8に示す例では、MFのドラフト領域623、624には既にMFとして登録されている2人の選手(マウント、デ・ブライネ)が指定された状態で、さらにMFとして登録されている3人目の選手(ヒメネス)が、符号628のドラフト領域に指定されている。これにより、実際のチームで登録されているポジションとは関係なくお気に入りの選手(ヒメネス)を常にドラフトすることが可能となり、ゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能となる。
図8および図9に示すように、ゲーム画面60は、スポンサーの広告の表示61を含んでいてもよい。この場合、ゲームのプレイヤ(ユーザ)は、ゲームの操作時にゲーム画面60を介してスポンサーの広告の表示61を必ず目にすることになるため、スポンサーの宣伝広告を効果的に行うことができる。これにより、スポンサーから賞金または賞品を提供してもらえやすくなる。
判定部22dは、ゲームの結果に基づいてユーザ(ゲームのプレイヤ)が予め定められた配当条件(すなわち、ゲーム仕様情報記憶部23dに記憶されている配当条件)を満たしているか否かを判定する。
たとえば、判定部22dは、ドラフト領域621〜628にて指定された選手の実際の試合中での活躍に応じてユーザにポイントを付与する。より詳しくは、図10〜図12に示すように、判定部22dは、ドラフト領域621〜628にて指定された選手の実際の試合中での出場時間、ゴール/アシストの有無、イエローカード/レッドカードの有無、予め定められた特殊プレーの有無、当該選手を指定したユーザ数に基づく人気度のうちの1つまたは2つ以上に基づいてポイントの割り振りを行ってもよい。そして、判定部22dは、実際の試合終了後(1つの「節」の終了後)にポイントの合計に応じてユーザをランキングし、ユーザのランキングの順位が予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する。
受取権利通知部22eは、配当条件を満たしているユーザの端末装置3に、賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する。
支払処理部22fは、ユーザの端末装置3から賞金または賞品の受取申請を受信すると、ゲーム参加権利(たとえばチケット)の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から、当該ユーザに対する賞金または賞品の支払い処理を行う。すなわち、支払処理部22fによる賞金または賞品の支払い処理にあたって、ゲーム参加権利売上管理口座情報記憶部23bに記憶された口座情報が更新されることはなく、賞金または賞品の一時預かり口座情報記憶部23cに記憶された口座情報のみが更新される。
図5は、支払処理部22fによる支払い処理を説明するための概念図である。図5に示すように、スポンサーから提供される賞金または賞品は実際の銀行の一時預かり口座に一時的に預け入れられる。また、ユーザがゲーム参加権利(たとえばチケット)を購入するために支払った代金は実際の銀行の売上管理口座に入金される。そして、支払処理部22fは、ゲーム参加権利(たとえばチケット)の売上管理口座からではなく、賞金または賞品の一時預かり口座から、ユーザに対する支払い処理を実行する。これにより、有料ゲームにおいて、賞金または賞品は、ゲームの運営者ではなく、第三者であるスポンサーから提供されることが明確化され、「財物を賭けてその得喪を争う」という構造になく、賭博罪などの刑法上の問題も生じないことがより明確になる。
チュートリアル送信部22gは、ゲームに初めてユーザ登録するユーザの端末装置3に、参加にはゲーム参加権利(たとえばチケット)が必要な有料ゲームと参加にはゲーム参加権利(たとえばチケット)が不要な無料ゲームがあり、有料ゲームはスポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームであり、無料ゲームは当該賞金または賞品が提供されないゲームであることを説明するチュートリアルを表示するための第3表示データを送信する。
図16A〜図16Cは、ユーザの端末装置3に表示されるチュートリアル画面の一例を示す図である。図16Aに示すチュートリアル画面では、賞金獲得という目的のために予想を行うという取引内容であること、すなわち賞金獲得を主たる目的としているユーザのみを対象にしているという方針が説明されている。図16Aに示すチュートリアル画面において、画面下部の「次へ」の表示がタッチされると、図16Bに示すチュートリアル画面に遷移する。図16Bに示すチュートリアル画面では、参加には5枚のチケットが必要な有料ゲームと、参加にはチケットが不要な無料ゲームがあり、有料ゲームは(スポンサーから提供される)賞金を獲得することができること、無料ゲームは優勝賞品としてチケットを獲得することができることが説明されており、有料ゲームは賞金を獲得するためのゲームであることが前提となっている。図16Bに示すチュートリアル画面において、画面下部の「次へ」の表示がタッチされると、図16Cに示すチュートリアル画面に遷移する。図16Cに示すチュートリアル画面では、有料ゲームに参加するためにはゲーム参加権利としてのチケットが必要であることが説明されている。
次に、このような構成からなる情報処理システム1による情報処理方法について、図4を参照して説明する。図4は、情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、サーバ装置2にてゲームが作成される(ステップS10)。具体的には、たとえば、ゲームの運営者が、ゲームの仕様として、当該ゲームの開催日時、スポンサーから提供される賞金または賞品の総額、その配当ルール(配当条件)、ドラフトの難易度、定員制か否かなどの項目を設定する。ゲームの運営者により設定されるゲームの仕様は、サーバ入力部24を介してサーバ装置2に入力され、ゲーム仕様情報記憶部23dに記憶される。
次いで、サーバ装置2は、作成したゲームの受付を開始する(ステップS11)。サーバ装置2のゲーム開催通知部22aが、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信する(ステップS12)。一例として、ゲーム開催通知部22aは、参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信してもよい。別例として、ゲーム開催通知部22aは、参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信してもよい。図示された例では、ゲーム開催通知部22aは、参加にはチケットが必要な有料ゲームと参加にはチケットが不要な無料ゲームの両方が開催され、有料ゲームはスポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームであり、無料ゲームは当該賞金または賞品が提供されないゲームであることを通知するゲーム開催通知画面図6(図6参照)を表示するための第1表示データをユーザの端末装置3に送信する。
図6に示す例では、ゲーム開催通知画面40は、参加にはチケットが必要な有料ゲームである第1ゲームの表示41および第2ゲームの表示42と、参加にはチケットが不要な無料ゲームである第3ゲームの表示43と、ゲーム開催日時までの残り時間の表示44とを含んでいる。第1ゲームの表示41および第2ゲームの表示42ではそれぞれ、スポンサーから提供される賞金を獲得するためのゲームであることが表示され、第3ゲームの表示43では、優勝景品としてチケットが提供される(スポンサーから賞金または賞品が提供されない)ゲームであることが表示されている。また、図6に示す例では、ゲーム開催通知画面40は、有料ゲーム(第1ゲームおよび第2ゲーム)が賞金獲得を主たる目的としているユーザのみを対象にしているという方針を示すために、「サッカー選手の活躍を予想するだけで賞金が稼げるゲーム」「ゲームに参加して、賞金獲得を目指そう!」という文言の記載を含んでいる。
ユーザが、ゲーム開催通知画面40に含まれる各ゲームの表示41〜43と、有料ゲーム(第1ゲームおよび第2ゲーム)が賞金獲得を主たる目的としているユーザのみを対象にしているという方針を確認したのち、いずれか1つのゲームの表示41〜43を選択してタッチすると、まだユーザ登録していないユーザの場合には、まずユーザ登録を行うよう案内される。ユーザが端末入力部34を介してユーザ登録情報を入力すると、端末装置3からサーバ装置2へとユーザ登録情報が送信される(ステップS13)。
チュートリアル送信部22gは、ユーザ登録情報を受信すると、ゲームに初めてユーザ登録する当該ユーザの端末装置3に、参加にはチケットが必要な有料ゲームと参加にはチケットが不要な無料ゲームがあり、有料ゲームはスポンサーから提供される賞金または賞品を獲得することができること、無料ゲームは優勝賞品としてチケットを獲得することができることを説明するチュートリアル画面(図16A〜図16C)を表示するための第3表示データを送信する(ステップS14)。
ユーザが、チュートリアル画面の表示を確認し終えると、図6に示すようなゲーム開催通知画面40に表示が戻される。そして、ユーザが、ゲーム開催通知画面40に含まれる各ゲームの表示41〜43を確認したのち、たとえば有料ゲームである第1ゲームの表示41を選択してタッチすると、図7に示すように、第1ゲーム(有料ゲーム)への参加受付画面50を表示するためのデータが、サーバ装置2から端末装置3へと送信される。
図7に示す例では、参加受付画面50は、第1ゲーム(有料ゲーム)の仕様として設定されている、ドラフトの人数および消費チケット枚数の表示53と、賞金総額の表示51と、賞金の配当ルール(配当条件)の表示52とを含んでいる。ユーザが、参加受付画面50に表示されたゲームの仕様51〜53を確認したのち、「ゲームに参加する」のボタン54をタッチすると、ユーザの端末装置3からサーバ装置2へとゲームへの参加申請が送信される(ステップS15)。
サーバ装置2の参加申請受付部22bが、端末装置3から受信した参加申請を受け付けると、当該参加申請が有料ゲームへの参加申請か否かを判定する(ステップS16)。そして、当該参加申請が有料ゲームへの参加申請である場合には、参加申請受付部22bは、当該ユーザが保有するゲーム参加権利としてのチケット(すなわち、ユーザ情報記憶部23aにおいて当該ユーザのIDに紐づけられて記憶されているチケットの枚数情報)を予め定められた枚数消費させる(ステップS17)。
次いで、サーバ装置2の操作情報取得部22cが、図8に示すように、ゲーム画面60を表示するためのデータをユーザの端末装置3に送信する(ステップS18)。
図8に示す例では、ゲーム画面60は、実際の試合にて活躍しそうな選手を予想して指定するための8つのドラフト領域621〜628を含んでいる。ユーザが各ドラフト領域621〜628をタッチなどすることで、ユーザの操作に応じて各ドラフト領域621〜628に選手が指定される(ドラフトが行われる)。このとき、サーバ装置2の操作情報取得部22cは、ユーザの端末装置3からゲーム画面60を介して入力されたゲームの操作情報を取得する(ステップS19)。
そして、サーバ装置2は、ゲームの開催日時になると、ゲームの受付を締め切る(ステップS20)。そして、ゲームの運営者が、実際の試合結果に基いたゲームの結果を、サーバ入力部24を介してサーバ装置2に入力する(ステップS21)。サーバ装置2は、ゲーム結果をたとえばウェブページ上で発表する(ステップS22)。
また、サーバ装置2の判定部22dは、有料ゲームの結果に基づいてユーザ(ゲームのプレイヤ)が予め定められた配当条件(すなわち、ゲーム仕様情報記憶部23dに記憶されている配当条件)を満たしているか否かを判定する(ステップS23)。たとえば、判定部22dは、ドラフト領域621〜628にて指定された選手の実際の試合中での活躍に応じてユーザにポイントを付与し、実際の試合終了後(1つの「節」の終了後)にポイントの合計に応じてユーザをランキングし、ユーザのランキングの順位が予め定められた配当条件(上位○○位以内か、上位○○%以内かなど)を満たしているか否かを判定する。
そして、サーバ装置2の受取権利通知部22eが、配当条件を満たしているユーザの端末装置3に、賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する(ステップS20)。
次いで、サーバ装置2は、ステップS10に戻って、次回のゲームの作成を行う。
ステップS23ののち、賞金または賞品を受け取る権利があることの表示を確認したユーザが、賞金または賞品の受取申請をサーバ装置2に対して送信すると、サーバ装置2の支払処理部22fが、端末装置3から受信した当該受取申請を受け付ける(ステップS21)。
そして、図5を参照し、支払処理部22fは、ゲーム参加権利(たとえばチケット)の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から、当該ユーザに対する賞金または賞品の支払い処理を行う(ステップS22)。
以上のような本実施の形態によれば、図6に示すように、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることが通知されるため、ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で(賞金または賞品を獲得することを目的として)ゲームに参加することになり、言い換えれば、当該ゲームは、賞金または賞品の獲得を主たる目的としたユーザのみを対象として想定して提供されることになるため、当該賞金または賞品の提供は、「正常な商慣習に照らして取引本来の内容をなす」ものであって、「取引に付随して提供する」ものとはいえず、景表法上の「景品類」への該当性を否定する方向に働くことになる。「景品類」への該当性が否定されやすくなることにより、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザに対し、景表法上の規制によって制限される金額を超えて賞金または賞品を提供することが可能となり、当該ユーザの満足度を向上させることが可能になりやすくなる。なお、有料ゲームにおいて、賞金または賞品は、(チケットの購入代金を受け取るゲームの運営者ではなく、)第三者であるスポンサーから提供されるものであるため、「財物を賭けてその得喪を争う」という構造になく、賭博罪などの刑法上の問題も生じない。
また、本実施の形態によれば、図5に示すように、ユーザ(ゲームのプレイヤ)に対する賞金または賞品の支払い処理が、ゲームへの参加申請時に消費されるゲーム参加権利(たとえばチケット)の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から行われるため、ゲームの運営者ではなく、第三者であるスポンサーから、ユーザ(ゲームのプレイヤ)に対して賞金または賞品が提供されることが明確化され、刑法上の問題が生じないことがより明確になる。
また、本実施の形態によれば、図16A〜図16Cに示すように、ゲームに初めてユーザ登録するユーザに対して、参加にはチケットが必要な有料ゲームと参加にはチケットが不要な無料ゲームがあり、有料ゲームは賞金または賞品を獲得することができること、無料ゲームは優勝景品としてチケットを獲得することができることを説明し、有料ゲームは賞金を獲得するためのゲームであることを前提とするチュートリアルが表示されるため、ゲームそのものを楽しむユーザは(チケットが不要な)無料ゲームに参加し、賞金または賞品の獲得を目的とするユーザは有料ゲームに参加することを促すことができ、言い換えれば、ユーザは、賞金または賞品を獲得するゲームであるという認識で有料ゲームに参加することがより確実になる。したがって、有料ゲームにおける当該賞金または賞品の提供が、景表法上の「景品類」の該当性を否定する方向に働くことがより明確になる。
また、本実施の形態によれば、図8に示すように、ゲーム画面60がスポンサーの広告の表示61を含んでいるため、ゲームのプレイヤは、ゲームの操作時にゲーム画面を介してスポンサーの広告を必ず目にすることになる。これにより、スポンサーの宣伝広告を効果的に行うことができ、したがって、スポンサーから賞金または賞品を提供してもらえやすくなる。
また、本実施の形態によれば、判定部22dが、ドラフト領域621〜628にて指定された選手の実際の試合中での出場時間、ゴール/アシストの有無、イエローカード/レッドカードの有無、予め定められた特殊プレーの有無、当該選手を指定したユーザ数に基づく人気度のうちの1つまたは2つ以上に基づいてポイントの割り振りを行うため、ゲームの運営者にとって、これらのパラメータを調整することで、ゲームの難易度の調整が可能となり、適切な難易度に設定することで、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ドラフト領域621〜628の数は、ゲームの運営者による設定操作に応じて、実際の試合におけるピッチ上の1チームの選手の数以下の任意の値に設定可能であるため、ゲームの運営者にとってゲームの難易度を容易に調整することが可能となり、適切な難易度に設定することで、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態によれば、ドラフト領域のうちの1つ(符号628のドラフト領域)には特定のポジションが紐づけられておらず、実際のチームで登録されているポジションに関係なく1の選手を指定可能となっているため、ユーザ(ゲームのプレイヤ)は、実際のチームで登録されているポジションとは関係なくお気に入りの選手を常に指定することが可能となり、賞金または賞品の獲得を主たる目的としてゲームに参加するユーザの満足度を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、ゲーム画面60が、実際の試合にて活躍しそうな選手を予想して指定するための1または2以上のドラフト領域621〜628を含み、当該ドラフト領域621〜628にて指定された選手の実際の試合中での活躍に応じてユーザにポイントが付与されるゲームであったが、実施の形態に係るゲームはこれに限定されるものではない。
図13〜図15を参照し、実施の形態の一変形について説明する。実施の形態の一変形例では、ゲーム画面701〜703は、クイズの回答を選択するための回答選択ボタン711〜714を含み、判定部22cは、回答選択ボタン711〜714を介して選択されたクイズの回答に応じて予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する。
具体的には、たとえば、サーバ装置2の操作情報取得部22cは、図13に示すように、第1のゲーム画面701を表示するためのデータをユーザの端末装置3に送信する。
図13に示す例では、第1のゲーム画面701は、実際の試合(たとえばサッカーの試合)に関連する第1〜第5のクイズの表示71〜75と、スポンサーの広告の表示76とを含んでいる。ユーザがたとえば第1のクイズの表示71をタッチすると、サーバ装置2の操作情報取得部22bは、図14に示すように、第2のゲーム画面712を表示するためのデータをユーザの端末装置3に送信する。
図14に示す例では、第2のゲーム画面702は、第1のクイズの回答を選択するための4つの回答選択ボタン711〜714と、参加にはチケットが必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームであることを説明する表示715と、を含んでいる。ユーザが有料ゲームであることの表示715を確認したうえ、いずれか1つの回答選択ボタン711〜714をタッチすると、どの回答選択ボタン711〜714がタッチされたのかを示すゲームの操作情報とともに、当該ゲーム(クイズ)への参加申請が、ユーザの端末装置3からサーバ装置2へと送信される。
サーバ装置2の参加申請受付部22bは、端末装置3から受信した参加申請を受け付けると、当該参加申請が有料ゲームへの参加申請であるか否かを判定し、有料ゲームへの参加申請である場合には、当該ユーザが保有するチケット(すなわち、ユーザ情報記憶部23aにおいて当該ユーザのIDに紐づけられて記憶されているチケットの枚数情報)を予め定められた枚数消費させる。
また、サーバ装置2の判定部22dは、回答選択ボタン711〜714を介して選択されたクイズの回答が正解であるか否かを判定する。そして、サーバ装置2の受取権利通知部22eは、クイズの回答が正解であったユーザ(すなわち配当条件を満たしているユーザ)の端末装置3に、賞金または賞品を受け取る権利があることを表示するための第2表示データを送信する。
具体的には、たとえば、受取権利通知部22eは、図15に示すように、ゲームの結果発表画面703を表示するためのデータをユーザの端末装置3に送信する。図15に示す例では、ゲームの結果発表画面703は、第1のクイズと第3のクイズの回答が正解であったことからそれぞれ賞金(200円)を受け取る権利があることの表示721、722を含んでいる。
以上のような実施の形態の一変形例によっても、上述した実施の形態と同様の作用効果が得られる。
なお、上述した実施の形態および個々の変形例の記載ならびに図面の開示は、特許請求の範囲に記載された発明を説明するための一例に過ぎず、上述した実施の形態および個々の変形例の記載または図面の開示によって特許請求の範囲に記載された発明が限定されることはない。上述した実施の形態および個々の変形例の構成要素は、発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることが可能である。
また、上述した実施の形態に係る情報処理システム1はコンピュータシステムによって構成され得るが、コンピュータシステムに情報処理システム1を実現させるためのプログラムおよび当該プログラムを非一時的(non−transitory)に記録したコンピュータ読取可能な記録媒体も、本件の保護対象である。
1 情報処理システム
2 サーバ装置
21 サーバ通信部
22 サーバ制御部
22a ゲーム開催通知部
22b 参加申請受付部
22c 操作情報取得部
22d 判定部
22e 受取権利通知部
22f 支払処理部
22g チュートリアル送信部
23 サーバ記憶部
23a ユーザ情報記憶部
23b ゲーム参加権利売上管理口座情報記憶部
23c 賞金または賞品の一時預かり口座情報記憶部
23d ゲーム仕様情報記憶部
24 サーバ入力部
25 サーバ表示部
3、3a〜3c 端末装置
31 端末通信部
32 端末制御部
33 端末記憶部
34 端末入力部
35 端末表示部
4 ネットワーク
60 ゲーム画面
61 スポンサーの広告の表示
621〜628 ドラフト領域

Claims (21)

  1. 賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  2. 参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させる参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  3. 参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  4. 前記ユーザの端末装置から前記賞金または賞品の受取申請を受信すると、前記ゲーム参加権利の売上管理口座からではなく、スポンサーから提供される賞金または賞品の一時預かり口座から、前記賞金または賞品の支払い処理を行う支払処理部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  5. ゲームに初めてユーザ登録するユーザの端末装置に、参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームと参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームがあり、前記有料ゲームは前記賞金または賞品を獲得するためのゲームであり、前記無料ゲームは当該賞金または賞品が提供されないゲームであることを説明するチュートリアルを表示するための第3表示データを送信するチュートリアル送信部
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のサーバ装置。
  6. 前記操作情報取得部は、前記スポンサーの広告の表示を含んでいるゲーム画面を表示するためのデータを前記ユーザの端末装置に送信し、当該ユーザの端末装置から前記ゲーム画面を介して入力された前記ゲームの操作情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のサーバ装置。
  7. 前記ゲーム画面は、実際の試合にて活躍しそうな選手を予想して指定するための1または2以上のドラフト領域を含み、
    前記判定部は、前記ドラフト領域にて指定された選手の実際の試合中での活躍に応じて前記ユーザにポイントを付与し、前記試合終了後に前記ポイントの合計に応じてユーザをランキングし、ユーザのランキングの順位が前記配当条件を満たしているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  8. 前記判定部は、前記選手の実際の試合中での出場時間、ゴール/アシストの有無、イエローカード/レッドカードの有無、予め定められた特殊プレーの有無、当該選手を指定したユーザ数に基づく人気度のうちの1つまたは2つ以上に基づいてポイントの割り振りを行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載のサーバ装置。
  9. 前記ドラフト領域の数は、ゲームの運営者による設定操作に応じて、実際の試合におけるピッチ上の1チームの選手の数以下の任意の値に設定可能である
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のサーバ装置。
  10. 各ドラフト領域にはそれぞれ特定のポジションが紐づけられており、当該ポジションで実際のチームに登録されている選手の中から1の選手を指定可能となっている
    ことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のサーバ装置。
  11. 前記ドラフト領域のうちの1つには特定のポジションが紐づけられておらず、実際のチームで登録されているポジションに関係なく1の選手を指定可能となっている
    ことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載のサーバ装置。
  12. 前記ゲーム画面は、クイズの回答を選択するための回答選択ボタンを含み、
    前記判定部は、前記回答選択ボタンを介して選択されたクイズの回答に応じて前記配当条件を満たしているか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサーバ装置。
  13. サーバ装置と端末装置とを備え、
    前記サーバ装置は、
    賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  14. サーバ装置と端末装置とを備え、
    前記サーバ装置は、
    参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させる参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  15. サーバ装置と端末装置とを備え、
    前記サーバ装置は、
    参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するゲーム開催通知部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付ける参加申請受付部と、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信する受取権利通知部と、
    を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  16. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  17. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  18. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. コンピュータに、
    賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  20. コンピュータに、
    参加にはゲーム参加権利が必要な有料ゲームであって、スポンサーから提供される賞金または賞品を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるとともに、当該ユーザが保有するゲーム参加権利を消費させるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞金または賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  21. コンピュータに、
    参加にはゲーム参加権利が不要な無料ゲームであって、賞品(たとえばゲーム参加権利)を獲得するためのゲームが開催されることを通知するための第1表示データをユーザの端末装置に送信するステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームへの参加申請を受け付けるステップと、
    前記ユーザの端末装置から前記ゲームの操作情報を取得するステップと、
    前記ゲームの結果に基づいて前記ユーザが予め定められた配当条件を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記配当条件を満たしているユーザの端末装置に前記賞品を受け取る権利があることを通知するための第2表示データを送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。

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