JP2021134502A - クサビ緊結型足場用クランプ - Google Patents

クサビ緊結型足場用クランプ Download PDF

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伸介 松本
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一彦 表
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龍男 栗栖
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【課題】 クサビ緊結型の足場用クランプは、2つのクサビ溝により布材を緊結していたので、布材連結においての自由度が低い。例えば直線的な連結しかできない。【解決手段】 クサビ緊結型の足場用クランプである。支柱パイプの外周面に直脱自在に固定される。第1挟持材、第2挟持材が開閉する。これら挟持材が支柱パイプを挟圧するとき平面視して4つのクサビ溝が周方向に90°間隔で形成されている。クサビ溝に打ち込まれた布材のクサビ端部は、挟持材の垂直板部に形成したビード状の凸部と支柱パイプ外面との間に圧入されて強固に緊結される。凸部により面強度も高まる。【選択図】 図1

Description

この発明はクサビ緊結型足場用クランプ、詳しくは建設工事現場などの足場において鋼管(支柱パイプなど)と布材端部のクサビ部との緊結固定に使用されるクサビ緊結型足場用クランプの改良に関する。
従来の足場用クランプ、特に布材を支柱パイプに固定する場合、支柱パイプに外付けされたフランジ形状の足場用クランプ(着脱自在のクランプ)としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、仮設足場を構成する支柱(鋼管)に、水平材(布材)をクサビにより連結するための継手金具である。すなわち、支柱の外周面に2つ割りの挟着材の内周面を当接させた状態でこれらの挟着材の端部同士をボルト・ナットで連結することにより、継手金具を支柱に固定する。そして、継手金具の一対のクサビ溝に水平材の端部フックを掛け、このフックをクサビにより固定することなる。
この場合、1枚板からなる一対の挟着材は、その一端部同士がボルト・ナットで連結されるとともに、各他端部は中間金具にそれぞれ一対のピンで結合されている。
特開2016−156242号公報
しかしながら、特許文献1に記載の足場用のクランプは、2つ割りの板材(所定厚さ)の内側に半円状の当接面を対向して形成し、これらの板材の他端部が支持される中間部材は垂直断面がコの字形状の板材で形成されてその内周面は曲面で支柱パイプの外面の一部に当接する構成とされている。このとき、上記半円状の当接面においてはクサビ孔となる切り欠き部分が各板材内周面に形成されている。すなわち、クサビ孔はパイプ外周については180°離間した位置に一対形成されている。
よって、支柱パイプ外周面へのクランプ側の当接面は、1枚板の2つ割片(挟着材)の内周面(その一部はクサビ用の切り欠きで欠落)と、コの字形状で上下2枚の板材内周面とで構成されていることとなる。この結果、足場用クランプ全体としては部材点数が増加しており、コスト高となる。また、クサビ用の切り欠きは、パイプ外周に対してその円周方向にて180°離間した位置に一対形成されており、布材の掛止においては例えば左右方向にのみ展張可能である。言い換えれば平面内での2方向に布材パネルを掛止することができるが、同一平面内の4方向に同時に掛止することはできない。これは現場においての足場としての不便さ、また、設置、取り付け作業での煩雑さを引き起こすこととなる。
そこで、発明者は、鋭意研究の結果、足場クランプを水平板部分と垂直板部分とで構成し、またこれを2つ割りとし、各挟持材の水平板部分には各2個のクサビ溝(クサビ挿入用開口)を、垂直板部分にはクサビ溝に対応して布材のクサビ部下端部が摺接する凸部を形成することにより、一平面内に4個のクサビ溝を形成すること、ひいては縦横に布材を連結可能となることを知見し、この発明を完成させた。
すなわち、この発明は、支柱パイプに対して着脱自在のクサビ緊結型足場クランプにおいて4つのクサビ溝(ポケット)を実現し、その足場作業また足場での利便性を高めたクサビ緊結型の足場用クランプを提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、足場の支柱パイプに布材をそのクサビ部を介して緊結するための足場用クランプであって、以下の1)〜5)の構成を含む。
1)足場用クランプは、第1,第2の挟持材で構成されている。
2)第1,第2の挟持材の一端部同士はピボットピンによって回動自在に連結されている。
3)第1,第2の挟持材はそれらの対向する中間部の間に支柱パイプを挟み込み、それらの他端部同士を連結材で連結することで支柱パイプに固定される。
4)この固定状態で、布材が足場クランプに緊結される。
5)第1,第2の挟持材は水平板部と垂直板部とをそれぞれ有し、これら第1,第2挟持材が支柱パイプに固定された状態でこれらの水平板部には、周方向に90度間隔で半径方向に延びるクサビ挿入口が形成されているとともに、垂直板部には上記クサビ挿入口に挿入された布材のクサビ部を支柱パイプの外周面との間に挟圧する傾斜面を有する凸部が形成されている。
すなわち、第1の発明は、足場における支柱パイプに、その先端部に下方に突出するクサビ部を有する布材を固定するための足場用クランプであって、支柱パイプに対して足場用クランプが着脱自在であり、この足場用クランプは、水平板部とこれから略垂直に延びて設けられた垂直板部とを有し、この水平板部には、平面視して4つのクサビ溝(クサビ挿入口)が円周方向において90°間隔で配置されており、各クサビ溝は半径方向に延びて上記布材のクサビ部が挿入可能であり、上記垂直板部には、上記各クサビ溝の下方にあって、傾斜面を有する凸部がそれぞれ設けられており、上記各クサビ溝に上記クサビ部が挿入されたとき支柱パイプの外面とこれらの凸部の傾斜面との間には上記クサビ部の下端部が圧入され、上記足場用クランプは2つの第1,第2の挟持材に2分割され、各挟持材には上記2つのクサビ溝がそれぞれ形成されており、上記各挟持材の水平板部における各内周縁(挟持材の中間部)は上記支柱パイプの外周面に当接し、各挟持材が支柱パイプを挟持し、これらの挟持材はその一端部同士がピボットピンにて回動自在に連結されているとともに、その他端部同士は連結材により緊結可能とされている。
ここに、足場とは、建設工事、塗装工事、清掃作業などにおいて、ビル、家屋、構造物などの躯体の外面に、または内部にて仮設されて作業者の足場となるもので、多数の垂直な支柱パイプ、これらの支柱パイプ間に掛け渡される多数の布材(水平材)などで構成されている。支柱パイプ、布材はいずれも金属製である。
足場用クランプは、全体として支柱パイプの任意の位置に固定された場合、支柱パイプの外面から大略円形状に突出するいわゆるフランジ型であって、その足場用クランプは2つ割りの一対の挟持材で構成されている。各挟持材は一端部に配したピボットピンにより回動自在(ピンを支点として回動自在)に構成されている。その他端部はボルト・ナットなどの連結材で強固に締結可能とされている。
また、クランプの本体は、水平板部とこれと一体の垂直板部とを有しており、各挟持材についても同様に水平板部および垂直板部を有して構成されている。具体的には、みぞ形鋼の底板を折り曲げて形成することができる。
一対の挟持材同士はその一端部のピンを中心(支点)として回動することで、その他端部同士が接近離隔動し、それらの対向する中間部により支柱パイプを挟み込むことができるよう、いわゆる開閉自在とされている。
すなわち、これらの挟持材にあっては,水平板部の内周縁(所定曲率で湾曲した面)は支柱パイプの外周面に係合、当接することにより、足場用クランプは支柱パイプに取付け、固定されることとなる。この場合、一対の挟持材の他端部同士は、これら挟持材が支柱パイプを外側から挟み込んだ後で連結材(例えばボルトおよびナット)により強固に連結される。
一対の挟持材の内周縁の形成面は、平面視した場合、支柱パイプ(例えば断面円形の鋼管でその直径は48.6mm)の外周面に隙間なく当接する形状(略半円形状)に形成されている。
そして、各挟持材が支柱パイプに固定されたとき、その挟持材本体の水平板部にあっては全体として4個の切り欠き(クサビ溝)が平面視して周方向にて90°間隔で配設されている。切り欠きは略矩形で所定幅、所定長さで支柱パイプの半径方向に延びている。これらの一定幅の溝形状の切り欠きが、布材の先端部に形成されたクサビ部が挿入されるクサビ溝とされる。
この場合、水平板部の外周縁から垂直に下方に向かって延びる垂直板部にあっては、上記クサビ溝(切り欠き)の下方に位置してクサビ溝の奥部分の壁の位置より支柱パイプ外面に向かって少しだけ突出した位置に、垂直板部を内側に向かって湾曲させた凸部が、それぞれ配設されている。凸部は湾曲することで傾斜面(垂線に対して斜めとなっている)が形成され、上記布材のクサビ部がクサビ溝に上から挿入されたとき、傾斜したクサビ部の先端部と当接、係合することで、凸部とパイプ外面との間に挟圧されることにより、クサビ部がこの足場用クランプにおいて緊結されることとなる。
請求項2に記載の発明は、上記各挟持材の両端部同士はそれぞれ上下に重ね合わされており、当該重ね合わせ部分が支柱パイプの外周面に当接している請求項1に記載の足場用クランプである。
一方の挟持材の両端部は水平板部が延長して突出し、同じく延長、突出させた他方の挟持材の対応部位とは上下に重ね合わされて、オーバラップ(重ね合わせる)させることとした。そして、このオーバラップさせた重なり部分は、他の中間部(水平板部)とともに支柱パイプの外周面に当接する。また、このオーバラップ部分には上記ピボットピンが垂直に突き抜いた状態で配設される。
挟持材の水平板部分同士の重なりによりその上下方向に作用する負荷に対しても十分な強度を保持することが可能となる。
なお、クランプ本体である挟持材自体はその垂直断面がコの字形状となるよう、上側の水平板部、下側の水平板部、これらを連続させる垂直板部とで大略構成されている。クサビ溝は上下の水平板部を同一形状に切り欠くことで形成されている。
垂直板部(みぞ形鋼における背板部分)は、所定の高さを有し、その半分よりやや上側とやや下側の高さ位置には、外側から押圧して半径方向での内側に向かって突出変形させた断面が略半円形状のビードがその垂直板部の水平方向において上下二つの筋状に(周方向に)形成されている。上側のビードと下側のビードは同じサイズであり、下側のビード外面がクサビ溝にクサビ部が打ち込まれたときの挟圧面(摺接面)として機能する。
また、湾曲した上下の筋状凸部はいわゆる盛り上がり部分(ビード、細長い突起)を形成することとなり、各挟持材の機械的強度(曲げ、せん断力などに対しての強度)を高めることにも寄与する。
布材とは、足場で使用する水平材で、床付き布枠、緊結部付き布枠、手すりなどを含む。
請求項1に記載の足場用クランプにあっては、第1,第2の挟持材を開いて第1の挟持材と第2の挟持材との間に支柱パイプを挟み込むことにより、支柱パイプの任意の高さ位置に、この足場用クランプを固定する。この固定状態での足場用クランプにあっては、支柱パイプを中心として周方向に90°の間隔で4つのクサビ溝(クサビ挿入口)が形成されている。これらのクサビ溝の下方には凸部(盛り上がり部分;ビード部分)が配置されている。クサビ溝に布材のクサビ部を挿入して打ち込むことにより布材は支柱パイプに緊結される。凸部はこの際に支柱パイプ外面とその凸部傾斜面との間に上記クサビ部(先細の下端部)を挟圧することとなる。
垂直板部に凸部を配置することでその面強度を高めることができ、足場用クランプ全体の強度も高めることができる。
また、1本のピボットピンにより一対の挟持材同士を回動自在の構成としたため、従来品の中間部材を廃して、部品点数の削減が可能となった。これはコスト低下に寄与する。
請求項2に記載の足場用クランプにあっては、ほぼ180°離間した両端部を2枚重ねとして支柱パイプ外周面に当接させたため、クランプとパイプとの連結強度が増すとともに、ピボットピンが挿入されるヒンジ孔は2枚の板材(重ね合わせ部分)を貫通することとなり挟持材の一端部であるヒンジ孔形成部における強度維持をも行うことができる。
この発明の実施例1に係る足場用クランプを示す斜視図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプを示す平面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプを支柱パイプに固定し、布材のクサビ部をそのクサビ溝に差し込んだ状態を示す図2のA−A矢視図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプを示すもので、図2のB−B矢視断面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプを示すその右側面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプを示すその正面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第2挟持材を示す平面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第2挟持材を示すもので、図7のC矢視図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第2挟持材を示すその正面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第2挟持材を示すもので、図7のD矢視図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第1挟持材を示す平面図である。 この発明の実施例1に係る足場用クランプの一部である第1挟持材を示す正面図である。
この発明に係る足場用クランプは、重ね合わされたそれらの一端部にピボットピンを配し、このピボットピンを支点として、第1,第2の挟持材が開閉自在に設けられている。第1,第2の挟持材が支柱パイプをその中間部で挟圧して閉止した状態(パイプへの固定状態)で、平面視して、4つのクサビ溝(クサビ部挿入口)が90°間隔で形成されている。4つのクサビ溝は、例えば足場用クランプが支柱パイプに取り付けられたとき、この支柱パイプを中心として水平面内で半径方向に延びるとともに、各クサビ溝の下方にはそれぞれ布材のクサビ部(先細り形状)が摺接するビード形状部を配置してある。布材が支柱パイプに取り付けられるとき、布材のクサビ部はこれらビード形状部と支柱パイプの外周面との間に挿入されて挟圧される。この結果、布材は支柱パイプに緊結される。各クサビ溝は第1,第2挟持材の水平板部分に切り欠かれて形成され、各ビード形状部はそれらの垂直板部分にその一部分が支柱パイプに向かって突出するよう折り曲げて形成される。また、第1,第2の挟持材は垂直断面がコの字形状(みぞ形鋼形状)であって上下の水平板部分とこれらを連結する背板部分が垂直板部分とされる。上下の水平板部分の支柱パイプ外面への当接縁は曲面で形成され、垂直板部分において例えば水平方向に延びて形成されるビード形状部は、溶接ビードのように板材の一部が盛り上がる形状とされている。
好ましくは、第1,第2の挟持材にてその水平板部分の各両端部同士は上下に接して重なり合う構成とし、その内周縁部分がパイプ外周面に当接し、さらにこの重なり合う部分(一端部)にピボットピンが配設されている。
以下、この発明の実施例1を、図面を参照して具体的に説明する。
なお、以下の図において、矢印Xは支柱パイプの設置される方向(垂直方向)を示すものとする。支柱パイプはP、布材はN、布材のクサビ部(先端部)をKと記載してある。
図1において、10はこの発明の実施例1に係る足場用クランプを示す。この足場用クランプ10は、建設工事現場などで構造物の躯体に沿って仮設される支柱パイプPに布材(水平材)Nを固定するために使用される。
この支柱パイプPは所定口径の金属パイプであって、例えば直径48.6mm、肉厚2.4mmの一般構造用炭素鋼の鋼管(長尺円筒)である。布材Nは、例えば商品名「ファステック」(東阪工業社製)として知られている水平に延びて並立する支柱パイプ同士を連結するための部材であり、その両端部には下方向かって突出させた三角形状のクサビ部Kを有している。
足場用クランプ10は、支柱パイプPに対して着脱自在であって、所定高さ部位に外付けされたとき、全体として、フランジ状に配設されるもので、平面視して、大略6角形状を呈している。
また、この足場用クランプ10は、後述する第1、第2の挟持材で構成されている。これらはいずれも金属製のクランプ本体11A,11Bを有し、これらのクランプ本体11A,11Bはその垂直断面がコの字形状で(みぞ形鋼と同様の断面)、略同一形状の上側水平板部12A,12Bおよび同じく略同一形状の下側水平板部13A,13Bさらに垂直に延びてこれらを連結する垂直に延びる垂直板部(背板部)14A,14Bとで構成されている。
また、この足場用クランプ10は、平面視して、6角形をその中心線より2等分した山形形状の左側分割片(以下、第1挟持材15)と右側分割片(以下、第2挟持材16)とに2分割されている。これらの第1,第2挟持片15,16同士は、その一端部においてピン結合されており、水平面内にて回動自在(開閉自在)に設けられていることとなる。その他端部同士は、後述する連結材により連結・固定される構成とされている。
第1,第2の挟持材15,16同士が閉止状態(連結状態)に設けられた足場用クランプ10にあって、これら第1,第2の挟持材15,16の上側、下側の各水平板部12A,12Bおよび13A,13Bには、平面視して4つのクサビ溝(クサビ挿入口)20A,20B,21A,21Bが支柱パイプPの円周方向において90°間隔で配置されている。各クサビ溝20A,20B,21A,21Bは、平面視して所定幅での矩形空間を形成する切り欠きであって、支柱パイプPに対して半径方向に延びて上記布材Nのクサビ部Kが上方から挿入可能とされている。これら板材としては、高耐食性鋼板、例えば溶融亜鉛−アルミニウム−マグネシウム合金メッキ鋼板が使用されている。
また、上記各垂直板部14A,14Bには、上記各クサビ溝20A,20B,21A,21Bの下方にあっては、傾斜面を有する凸部22A,22Bがそれぞれ設けられている。上記各クサビ溝20A,20B,21A,21Bに上記布材Nのクサビ部K(先細り形状)が挿入されたとき、支柱パイプPの外面とこれらの凸部22A,22Bの傾斜面との間には上記クサビ部Kの下端部が圧入されるよう構成されている(図3参照)。
上述のように、足場用クランプ10は、2つの第1挟持材15と第2挟持材16とに2分割されているため、分割された第1の挟持材15には上記2つのクサビ溝20A,20Bが互いに90°離間して配置されるとともに、第2の挟持材16には上記クサビ溝21A,21Bが互いに90°離間して切り欠かれて形成されている(図2参照)。
上記第1挟持材15および第2挟持材16の上側、下側の各水平板部12A,13Aおよび12B,13Bにおける各内周縁23A,24Aおよび23B,24Bは、平面視して円周の一部を形成するように湾曲して形成されており、これら内周縁23A,24Aおよび23B,24Bが上記支柱パイプPの外周面に当接することにより、2つの挟持材15,16が支柱パイプPを挟持、挟圧する。このとき、これら挟持材15,16の両端部(上下の水平板部において)は後述のように重ね合わされており、この重ね合わせ部による内周縁についても同様にパイプ外面に当接している。これにより当該両端部での当接部分の面積が増加しておりその両端部における支柱パイプPとの当接における強度が高められている。
詳しくは、これらの第1挟持材15および第2挟持材16は、いずれも、その上側水平板部12A,12B、下側水平板部13A,13Bについては、所定厚さの金属板で略5角形で、外縁側は3つの直線からなる3辺で形成され、内縁側は半円形に湾曲した形状23A,23B(上側水平板部)および24A,24B(下側水平板部)を呈しており、これらの内側の湾曲面はパイプ外周面に当接するため、パイプ外径と同一径の真円の一部を構成している。
これらの左右の挟持材15,16の各上下の水平板部12A,12Bおよび13A,13Bは、これを平面視してその内周面の曲率はパイプ外周の曲率と同じ真円の一部を構成している(図2参照)。
これらの分離された第1挟持材15および第2挟持材16は、その一端部同士が重ね合わされて上下各2枚板構造となってさらにピボットピン30にて回動自在に連結されているとともに、その他端部同士は同様に重ね合わされてさらには連結材40(後述するボルト・ナット)により緊結可能な構成とされている。
すなわち、第1,第2の挟持材15,16同士が閉じられたとき、足場用クランプ10は平面視して大略6角形を構成するが(図2参照)、2つの挟持材15,16の一端部同士は垂直に延在するピボットピン30(S45C材)により回動自在に連結されている。すなわち、上下の水平板部12A,12Bおよび13A,13Bにピン孔が形成され、これらピン孔に円柱体であるピン30が挿入、固定されている。これら一対の第1挟持材15、第2挟持材16はこのピン30を中心として水平面内にて回動自在とされている。そして、その対向する中間部にて(また両端部にても同時に)支柱ピンPを挟み込むこととなる。
ここで、第1挟持材15の上側水平板部12Aの一端部は延設されて延長部31となし、第2挟持材16の上側水平板部13Aの一端部32に下から密着するように重ね合わされ、この重ね合わされた板材部分に形成されたピン孔に挿通されて上記ピボットピン30が配設されているのである。これはその下側水平板部においても同様の構成である。
図11に示すように、第1挟持材15の他端部は、上下の水平板部12A,13Aから平面にて2つの挟持材15,16を分割する直線に沿って延設(突設)された一対のピン孔形成部33,34を有しており、これらピン孔形成部33,34は上下に所定間隔離れて平行に設けられている。ピン孔形成部33,34にはそれぞれピン孔35,36が形成され、これらピン孔35,36にはボルト支持用のカシメピン44が挿入、固定されている。
第1挟持材15の一端部は、上側水平板部12Aと下側水平板部12Bとの間に挿入用隙間が形成された断面コの字状に形成されている(図12参照)。同じく第2挟持材16の一端部は2枚の板材の間に挿入溝が設けられ、第1挟持材15の一端部はこの挿入溝に挿入されている。
そして、この一端部が挿入溝に挿入された部分(溝幅と板厚とはほぼ同じとする)、すなわち、第1挟持材15の一端部と、第2挟持材16のそれとが嵌合構造となった部分に、上記ピボットピン30がこれらを板厚方向に挿通して配設されている。このピボットピン30は、これらの第1、第2挟持材15,16の上下の水平板部を貫通する長さを有している。また、ピボットピン30はその軸線が板厚の方向に延びて配設されており、第1挟持材15、第2挟持材16は水平面内でこのピボットピン30を中心として回動自在に設けられていることとなる。
これらの第1挟持材15および第2挟持材16の他端部同士は連結材40により連結可能に構成されている。
つまり、図1,図2に示すように、第1挟持材15にあっては、その他端部の上側水平板部12Aおよび下側水平板部13Aがそれぞれ上下方向にクランク状に屈曲されて平行であってこれらの間に所定間隔で離間した隙間が形成されている。これらの上側水平板部12A,下側水平板部13Aには同一軸線上に一対の取付孔がそれぞれ形成されている。
第2挟持材16では、その他端部は、同様に上下にそれぞれクランク形状にて屈曲された上側水平板部12B、下側水平板部13B(これらの屈曲部分はいずれも水平で平行に設けられている)によりその間に隙間が形成されており、これらの上側水平板部12B、下側水平板部13Bに対してこれらの隙間の一方側を封止するように縦板41が固着されている。
また、この縦板41にはU字形状の切り欠き42が形成されている。この切り欠き42は横向きに開口した横U字形状である。
そして、上記連結材40は、第1挟持材15の他端部と、第2挟持材16の他端部とを強固に連結可能とするものであり、ボルト材43、カシメピン44、ナット材45により構成されている。
すなわち、第1挟持材15の他端部における屈曲して水平な部分にそれぞれ形成されて対向する上記取付孔には、垂直にカシメピン44が挿入されてカシメ固着されている。このカシメピン44はボルト材43の一端部に形成されたピン挿入孔に挿入されている。
よって、カシメピン44を中心としてボルト材43は水平面内で回動自在に設けられていることとなる。
このボルト材43の中間部から他端部までにはその外周面にネジ溝が螺刻されている。ナット材45はこのネジ溝に螺合することとなる。
すなわち、第1挟持材15においてはその上側水平板部12Aの他端部に形成した取付孔および下側水平板部13Aの取付孔に、このボルト材43を連結したカシメピン44が挿入されてカシメ固定されている(図1参照)。カシメピン44は第1挟持材15の他端部に垂直に固定されている。よって、カシメピン44の軸部に、その一端部(基部)が回転自在に連結されたボルト材43はこの垂直なカシメピン44を中心としてその軸線回りに(水平面内で)回動可能に配設されていることとなる。
また、このボルト材43の他端部(ネジ溝刻設部)にはナット材45が螺合されているとともに、その先端部は上記第2挟持材16の他端部の横U字形状の切り欠き42に挿入される構成である。このとき、ボルト材43の先端部はU字形状の切り欠き42から突出し、この突出部にナット材45が螺合されている。
なお、ナット材45を螺入した後に、ボルト材43の先端部はカシメ加工(拡径)され、ナット材45の抜け止めとされている。
以上説明したように、一対の挟持材15,16はその一端部のピボットピン30を中心としてこのピン軸線回りに回動自在であって、その結果としてその他端部は開閉される構成とされている。
そして、これらの第1,第2挟持材15,16の他端部の閉止は、第1挟持材15に支持された連結材40のボルト材43の先端部を第2挟持材16のU字形状の切り欠きに挿入してナット材45を締め付けることで行う。
また、上述したように、上記第1挟持材15、第2挟持材16には、その板厚方向に貫通したクサビ溝(略四角形)20A,20B,21A,21Bがそれぞれ形成されている。これらのクサビ溝20A,20B,21A,21Bには、この足場用クランプ10が支柱パイプPの所定高さ位置に強固に固定されたとき、水平材である布材Nの端部(フック)Kが挿入掛止され、さらに打ち込まれたクサビにより強固に連結固定されることとなる(図3)。
こ れらのクサビ溝20A,20B,21A,21Bは、いずれも同一形状、同一サイズであって、図1,図2に示すように、支柱パイプPの外周にてこれを挟むように対向して配置されている。
さらに、図1,図3,図4,図5、図6、図8,図9、図10,図12において示すように、これらの第1挟持材15、第2挟持材16の垂直板部にあっては、上下2つの高さ位置においてビード、盛り上がりないし凸部22A,22Bが形成されている。これら2つの凸部22A,22Bはいずれも垂直板部において周方向に沿って配置されている。これらのビードは折り曲げ加工によりその面強度を高めることを目的としているが、上記クサビ溝20A,20B,21A,21Bの下方に位置するビード22A,22Bは、上述したように布材のクサビ部Kがこれに挿入されたとき、その外面(曲面)とパイプ外面との間において三角形の断面形状を呈するクサビ部Kが圧入されることとなる。クサビ部Kが上からたたき込まれることで布材NとパイプPとの連結は緊結状態として強固になる。
換言すると、ビード部22A,22Bは垂直板材の面強度を高めるものであり、かつ、クサビ部をパイプ外面との間に挟み込んで挟圧して結合させるものである。また、各垂直板部にてビードは上下2筋形成されている。なお、ハンマを使用してそのクサビ部とクランプとの締結またはその解除となる。
以上の構成に係る足場用クランプ10の取り付け、取り外し作業は以下の通りである。
まず、作業者は、この足場用クランプ10(連結材40を装着してある)のボルト材43をU字切り欠きから外した状態、すなわち、クランプの各挟持材15,16を開いた状態で保持・準備する。支柱パイプPの所望の高さ位置において、作業者は、この支柱パイプPを第1挟持材15、第2挟持材16の間に挟み込む。すなわち、各挟持材15,16の中間部として凹部である内周側面(曲面)23A,23Bなどをパイプ外周面に当接させる(密着させる)。そして、連結材のボルト材43をU字形状の切り欠き42に挿入し、ナット材45で強固に締め付ける。この結果、各挟持材15,16の当接面は支柱パイプPの外面に強固に密着して当接することとなる。この場合において、密着する当接面は2枚の上板下板で構成された半円形に延びる内周面に密着して当接する。挟持材15,16はフランジ状にパイプに固定される。この場合、上下内周縁にて当接するため、この当接面の面積が増大されており、きわめて強固な固定となる。また、曲げなどの機械的強度を増すことができ、長期の屋外での使用にあっても耐久性を増すことができる。
この固定の後、クサビ溝に布材の端部のクサビ部(キー形状部分)が挿入、掛止され、さらにクサビ溝にこのクサビ部Kが打ち込まれることにより、その固定はさらに強固になる。締結用のボルト・ナットについてはクサビを打ち込んだ後にさらに増し締めすることもできる。
取り外しは上記取り付けの場合と逆の手順で行う。まず、布材フックをクサビ孔から取り外し、次に、足場用クランプ10を支柱パイプから取り外す。連結材のボルト材を緩めて切り欠きから外すことで各挟持材同士を開いて取り外す。
以上説明したように、この発明は、足場における支柱パイプに、その先端部に下方に突出するクサビ部を有する布材を固定するための足場用クランプである。支柱パイプに対してクランプ本体が着脱自在である。すなわち、第1,第2の挟持材に2分割され、端部ピンを支点として開閉自在に構成し、連結材で緊結する。
このクランプ本体である挟持材は、いずれも断面コの字形状で水平板部とこれから略垂直に延びて設けられた垂直板部とを有する。この水平板部には、平面視して4つのクサビ溝が円周方向において90°間隔で配置されている。各クサビ溝は半径方向に延びて上記布材のクサビ部が挿入可能である。
上記垂直板部には、上記各クサビ溝の下方にあって、傾斜面を有する凸部がそれぞれ設けられており、上記各クサビ溝に上記クサビ部が挿入されたとき支柱パイプの外面とこれらの凸部の傾斜面との間には上記クサビ部の下端部が圧入される。
上記各挟持材の水平板部における各内周縁は上記支柱パイプの外周面に当接し、各挟持材が支柱パイプを挟持する。
これらの挟持材はその一端部同士がピボットピンにて回動自在に連結されているとともに、その他端部同士は連結材により緊結可能である。
この発明は、建設工事などの仮設足場において使用される足場用クランプの技術として有用である。コスト低減、使いやすさの点ではきわめて有用な技術である。
P 支柱パイプ、
N 布材、
K クサビ部、
10 足場用クランプ、
12A,12B 水平板部、
14A,14B 垂直板部、
15,16 第1,第2の挟持材、
20A,20B,21A,21B クサビ溝、
22A,22B 凸部(ビード部)、
30 ピボットピン、
40 連結材。

Claims (2)

  1. 足場の支柱パイプに布材をそのクサビ部を介して緊結するためのクサビ緊結型足場用クランプであって、以下の1)〜5)の構成を含む。
    1)クサビ緊結型足場用クランプは、第1,第2の挟持材で構成されている。
    2)第1,第2の挟持材の一端部同士はピボットピンによって回動自在に連結されている。
    3)第1,第2の挟持材はそれらの対向する中間部の間に支柱パイプを挟み込み、それらの他端部同士を連結材で連結することで支柱パイプに固定される。
    4)この固定状態で、布材が足場クランプに緊結される。
    5)第1,第2の挟持材は水平板部と垂直板部とをそれぞれ有し、これら第1,第2挟持材が支柱パイプに固定された状態でこれらの水平板部には、周方向に90度間隔で半径方向に延びるクサビ挿入口が形成されているとともに、垂直板部には上記クサビ挿入口に挿入された布材のクサビ部を支柱パイプの外周面との間に挟圧する傾斜面を有する凸部が形成されている。
  2. 上記各挟持材の両端部同士はそれぞれ上下に重ね合わされており、当該重ね合わせ部分が支柱パイプの外周面に当接している請求項1に記載のクサビ緊結型足場用クランプ。
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