JP2021133926A - リンク寿命を延ばすための棚部の設計 - Google Patents

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Abstract

【課題】寿命を延ばした可能性のある下部構造で使用される軌道リンクを提供する。【解決手段】軌道リンクは、その間の高さを規定する上面及び下面、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面、ならびその間の長さを規定する近位端及び遠位端を含む本体部を含む。本体部はまた、遠位端に隣接する第1のボアと、近位端に隣接する第2のボアとを規定する。棚部は、第2の側面から横方向に延在することができ、上面まで垂直に測定された所定の距離だけ上面から離間された支持面を含み得る。【選択図】図1

Description

本開示は、無限軌道駆動装置を使用する重機の下部構造で使用される軌道リンク、スプロケットセグメント、及びアイドラーに関する。具体的には、本開示は、寿命を延ばした可能性のあるそのような下部構造で使用される軌道リンクに関する。
現在の多くの用途では、軌道リンクは、土木業、建設業、及び鉱業などで無限軌道駆動装置を使用するような重機の重量を支持する。使用中、軌道リンクは、スプロケット、アイドラー、軌道ローラーを含む、軌道チェーンアセンブリの他の様々な構成要素と接触することがよくある。
最終的に、軌道リンクが摩耗するか、スカラップなどの望ましくない摩耗パターンが発生し、軌道リンク、軌道チェーンの交換、あるいは機械の下部構造のメンテナンスを行うために、機械が使用できなくなる。これは、この機械の使用による経済的貢献にとっては、コストの増加及び生産の減少といった望ましくない結果をもたらす可能性がある。
米国特許第9,045,180号は、機械のための地面係合軌道システムを開示している。このシステムは、回転可能な軌道係合要素の周りに延び、複数の細長リンクを付けた軌道チェーンを有する軌道を含み、それぞれが犠牲摩耗材料で形成された上部レール表面を含み、その中のスカラップの形成を遅らせるように構成された凸状の縦方向のプロファイルを有する。そのような軌道チェーン用のリンク及び関連する方法論も開示されている。
理解できるように、’180特許は、レール表面に特別設計による幾何形状を使用することを目的としているが、軌道リンクの摩耗寿命を改善するための他のメカニズムを開示していない。
本開示の一実施形態に係る軌道リンクは、その間の高さを規定する上面及び下面、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面、ならびその間の長さを規定する近位端及び遠位端を含む本体部を含む。本体部はまた、遠位端に隣接する第1のボアと、近位端に隣接する第2のボアとを規定する。棚部は、第2の側面から横方向に延在することができ、上面まで垂直に測定された所定の距離だけ上面から離間された支持面を含み得る。
本開示の一実施形態に係るアンダーキャリッジアセンブリの交換キットは、複数の軌道ピン及び軌道ピンの周りに配置された軌道ブッシュを含む軌道チェーンアセンブリと、軌道ピン又は軌道ブッシュのいずれかによって互いに連結された複数の軌道リンクとを備える。少なくとも1つの軌道リンクは、上面、下面、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面、近位端及び遠位端を規定する本体部を含む。本体部はまた、遠位端に隣接する第1のボア及び近位端に隣接する第2のボアを規定し、第2の側面から横方向に延在し、上面から垂直に測定された所定の距離だけ上面から離間した支持面を有する棚部を含む。
本開示の一実施形態に係るアンダーキャリッジアセンブリは、複数の軌道ピン及び軌道ピンの周りに配置された軌道ブッシュと、軌道ピン又は軌道ブッシュのいずれかによって互いに連結される複数の軌道リンクとを含む軌道チェーンアセンブリを備える。少なくとも1つの軌道リンクは、上面、下面、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面、近位端及び遠位端を規定する本体部を含む。本体部はまた、遠位端に隣接する第1のボア及び近位端に隣接する第2のボア、ならびに第2の側面から横方向に延在しかつ上面から垂直に測定された所定の距離だけ上面から離間した支持面を含む棚部とを規定する。アンダーキャリッジアセンブリは、少なくとも1つの軌道リンクの棚部にのみ接触するように構成されたアイドラーと、最小隙間距離だけ少なくとも1つの軌道リンクの棚部から横方向に離間されたノッチを規定するスプロケットであって、複数の軌道ブッシュのみに接触するように構成されたスプロケットと、軌道リンクの上面に接触するように構成されたローラーであって、少なくとも1つの軌道リンクの棚部及び複数の軌道ブッシュから離間されているローラーと、をさらに備え得る。
本明細書に含まれ、その一部を構成する添付の図面は、本開示の幾つかの実施形態を示し、本説明と一緒に本開示の原理を説明する役割をする。図面において、
本開示の一実施形態に従って構成された軌道リンク、アイドラー、及びスプロケットセグメントを備えた軌道アセンブリ(アンダーキャリッジアセンブリとも呼ばれる)を使用することができる掘削機などの機械の側面図である。 図1の機械のアンダーキャリッジアセンブリの側面図である。 図2のアンダーキャリッジアセンブリの斜視図である。 本開示の一実施形態に係る図3のアンダーキャリッジアセンブリから取り外された軌道ローラー、キャリアローラー、及びアイドラーと嵌合する軌道チェーンアセンブリの斜視図である。 図4の軌道チェーンアセンブリの背面図であり、アイドラーに接触する軌道リンクの棚部を示している。 図4から取り外されたアイドラーの円周の拡大詳細図であり、その単純な構成を示している。 本開示の一実施形態に係る軌道チェーンアセンブリから取り外された図4の軌道チェーンアセンブリで使用される軌道リンクの斜視図である。 本開示の一実施形態に係る図3のアンダーキャリッジアセンブリから取り外されたスプロケット及びそのスプロケットセグメントと嵌合する図4の軌道チェーンアセンブリの斜視図である。 図8の軌道チェーンアセンブリの上面図であり、スプロケットセグメントと軌道リンクの棚部との間の隙間を示している。 本開示の一実施形態に係る単独で示されている図9のスプロケットセグメントの背面斜視図である。 図9の軌道チェーンアセンブリで使用することができる本開示の別の実施形態に係る単独に示された別のスプロケットセグメントの背面斜視図である。 軌道チェーンアセンブリ及び軌道アンダーキャリッジの様々な構成要素間の様々な接触領域を示すグラフである。より具体的には、ブッシュとスプロケットセグメントとの間の接触領域、軌道リンクの棚部とアイドラーとの間の接触領域、及び軌道リンクのレールとローラーとの間の接触領域が示されている。
ここで本開示の実施形態に対して詳細に参照されるが、これらの例は、添付図に示されている。可能な限り、図面全体にかけて同一の参照番号が同一又は類似部分を指すために使用されるであろう。幾つかの場合、参照番号が本明細書に表示され、図面は文字の後に付してある参照番号、たとえば、100a、100b又はプライムの後にある参照番号、たとえば100’、100”などを示すことができる。参照番号の後に次ぐ文字又はプライムの使用は、これらの特徴が類似した形状であり、たまに幾何学的構造が対称平面に対してミラーリンクされる場合のように類似する機能を有していることを理解されたい。本明細書では説明の便宜のために、文字及びプライムが本明細書に含まれない場合もたまにあるが、記述された本明細書内で説明される類似又は同一の機能又は幾何学的構造を有する特徴の重複を表示するために図面に示すこともできる。
次に、本開示の様々な実施形態に従って構成された軌道リンクを備えた軌道チェーンアセンブリを使用することができるアンダーキャリッジアセンブリについて説明する。幾つかの実施形態では、軌道チェーンアセンブリ、アイドラー、スプロケット/スプロケット部材、及び/又は軌道リンクを含む交換キットが提供され得る。本開示の他の実施形態では、軌道チェーンアセンブリ、アイドラー、スプロケット/スプロケット部材、及び軌道リンクの他の構成が可能である。
図1は、本開示の原理に従って構築された軌道チェーンアセンブリ300を利用するアンダーキャリッジアセンブリ200の一実施形態を含む掘削機の形態の無限軌道式機械20の一実施形態を示す。他の用途の中でも、作業現場からバケットを使用して物質を取り除くために掘削機を使用することができる。
より具体的には、図1は、本開示のある実施形態と一致する、軌道チェーンアセンブリ300を備えたアンダーキャリッジシステム200を含む機械20を示している。機械20は掘削機として示されているが、機械20は、無限軌道式アンダーキャリッジアセンブリを含む他の任意のタイプのものであり得ることを理解されたい。本明細書で使用される場合、「機械」という用語は、土木、建設、造園、林業、鉱業、農業などの特定の産業に関連する物理的運動を伴う駆動操作を実行する移動機械を指す。
構成は掘削機に関連して示されているが、本明細書に開示される構成は、車輪とは対照的に、無限軌道式アンダーキャリッジシステムを使用する他の様々なタイプの機械に普遍的に適用可能である。「機械」という用語は、鉱業、土木、建設などの産業、又は当技術分野で知られている他の産業に関連するある種類の作業を実行する任意の機械を指す場合がある。例えば、機械は、油圧採鉱ショベル、ケーブルショベル、軌道タイプのトラクター、ブルドーザー、又はドラグラインなどであり得る。さらに、1つ又は複数の用具を機械に連結することができる。このような用具は、例えば、吊り上げ、積み込みをはじめとする、様々な作業に利用することができる。
アンダーキャリッジアセンブリ200は、機械20を支持し、機械20を地面、道路、及び他のタイプの地形に沿って移動させるように構成され得る。図2及び図3に示されるように、アンダーキャリッジアセンブリ200は、軌道ローラーフレーム202、軌道ローラーフレーム202に連結された様々な案内構成要素、及び案内構成要素と係合する軌道チェーンアセンブリ300などの無限軌道を含み得る。案内構成要素は、軌道チェーンアセンブリ300を案内することができ、駆動スプロケット204、アイドラー206、軌道ローラー208、軌道ガイド210、及びキャリア212(又は図4に示されるキャリアローラー212’)を含むことができる。とはいえ、他の構成要素も使用可能であり、前述した構成要素の一部は、他の実施形態などでは省略されてよい。
図3及び図4を一緒に見てみると、軌道チェーンアセンブリ300は、複数のシュー304がそこへ固定されたリンクアセンブリ302を含み得る。リンクアセンブリ302は、軌道チェーンアセンブリ300の可撓性バックボーンを形成することができ、シュー304は、様々なタイプの地形に牽引力を提供することができる。リンクアセンブリ302は、駆動スプロケット204、軌道ローラー208、アイドラー206、及びキャリア212又はキャリアローラー212’の周りに無端チェーンで延在することができる。
軌道シュー304は、リンクアセンブリ302の周囲に固定され得る。例えば、1つのシュー304は、それぞれが横方向に間隔を置いた対になった軌道リンク400に取り付けられ得る。軌道シュー304は、様々な方法(例えば、溶接、締付など)を介して軌道リンク400に連結することができる。そのために、締付穴402は、軌道リンク400の底面404(図4を参照)に提供され得る。
図4から始まる、本開示の原理に係るアンダーキャリッジアセンブリ200の一実施形態がここで説明される。
アンダーキャリッジアセンブリ200は、複数の軌道ピン306及び軌道ピン306の周りに配置された軌道ブッシュ308を含む軌道チェーンアセンブリ300を備えることができる。また、軌道ピン306又は軌道ブッシュ308のいずれかによって互いに連結されている複数の軌道リンク400。
図7に最もよく見られるように、上面408(アンダーキャリッジアセンブリの案内構成要素と接触するのでレール表面とも呼ばれる)、底面404、その間の厚さ414を規定する第1の側面410及び第2の側面412、近位端416、及び遠位端418を規定する本体部406を含む少なくとも1つの軌道リンク400が提供される。本体部406は、遠位端418に隣接して配置された第1のボア420と、近位端416に隣接して配置された第2のボア422とをさらに規定することができる。これらのボアのいずれかは、軌道ブッシュ及び/又は軌道ピンを受容するように構成され得る。図4に示されるように、第2のボア422は、軌道ブッシュを受容/接触するように構成され、第1のボア420は、軌道ブッシュ及び軌道ピンの両方を受容/接触するように構成される。
上面408に対して垂直に(すなわち垂直に)測定された所定の距離428だけ上面408から離間している支持面426を含む第2の側面412から横方向(すなわち水平方向)に延びる棚部424が提供される。
図4、図5、及び図12を見ると、少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424の支持面426にのみ接触するように構成されたアイドラー206(単一の材料片から構成され得るか、又はアセンブリとして構成され得る)も提供される。多くの実施形態では、複数の軌道リンク400が提供される。幾つかの実施形態では、軌道リンクのすべて又はほとんどすべては、支持面を備えた棚部を有する。本開示の幾つかの実施形態では、単一の棚部の支持表面積は、200mmから700mmの範囲であり得る。
ここで、図8、図9、及び図12を参照すると、アンダーキャリッジアセンブリ200はまた、駆動スプロケット204(単一の材料片から、又は図8に示されるようなアセンブリとして構成され得る、ハブは図8に示されていないことに留意されたい)を有することができる。駆動スプロケット204は、少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424(図9を参照)から横方向(すなわち水平方向)に最小隙間距離216だけ離間しているノッチ(214)を規定する。したがって、駆動スプロケット204は、複数の軌道ブッシュ308のみに接触するように構成され得る(図12を参照)。幾つかの実施形態では、最小隙間距離は、25.0mmから200.0mmの範囲であり得る。
加えて、図4及び12を見ると最もよく理解されるように、ローラー(例えば、軌道ローラー208又はキャリアローラー212’)は、軌道リンク404の上面408に接触するように構成され得る。また、ローラーは、これらの構成要素との接触を回避して、少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424及び複数の軌道ブッシュ308から(例えば、垂直又は水平方向に)離間している。
図4及び6に最もよく見られるように、アイドラー206は、全体の直径220を規定する単一の連続した円周面218を備えることができる。アイドラー206は、全体の幅222をさらに規定することができ、幾つかの実施形態では、全体の直径220と全体の幅222の比は、10.0から20.0の範囲であり得る。特定の実施形態では、全体の直径220は、500.0mmから1250.0mmの範囲であり得るが、全体の幅222は、幾つかの実施形態では、25.0mmから125.0mmの範囲であり得る。
図4及び図12を見ると、軌道チェーンアセンブリ300は、一連の外側リンク400’及び一連の内側リンク400’’を含み得、棚部424及び複数の軌道ブッシュ308は、一連の外側リンク400’と一連の内側リンク400’’との間に挟み込まれている。また、アイドラー206は、一連の外側リンク400’と内側リンク400’’との間に配置され、その結果、アイドラー206は、少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424に接触する。
さらに、軌道チェーンアセンブリ300は、走行方向310(例えば、図4を参照)を規定し、駆動スプロケット204は、走行方向310に沿って測定されたノッチ長さ224(図9を参照)及び走行方向310に垂直な横方向(すなわち水平方向)に沿って測定されたノッチ幅226を規定する。幾つかの実施形態では、ノッチ長さ224は、80.0mmから175.0mmの範囲であり得るし、ノッチ幅226は、幾つかの実施形態では、18.0mmから50.0mmの範囲であり得る。
本明細書で先に示唆したように、駆動スプロケット204は、半径方向230、230’を規定し、幾つかの実施形態では、6.0度から9.0度の範囲の半径方向230(スプロケットの半径方向及び回転軸を含む平面内)との挟角234を形成する角度付き支持体232(図11を参照)を含むスプロケットセグメント228、228’(図10及び11を参照)を備える。これらのスプロケットセグメントは、スプロケットアセンブリを形成するためにハブに(例えば、締付を介して)取り付けられるように構成され得る。
もう一度図7を参照すると、少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424は、幾つかの実施形態では、20.0mmから60.0mmの範囲の曲率半径432を規定する横方向凸状弓形状表面430を含み得る。
本明細書で先に示唆したように、交換キットは、アンダーキャリッジアセンブリ200用であり得る。そのようなキットは、上記のものと同様又は同一の軌道チェーンアセンブリ300を有し得る。また、上記のものと類似又は同一のアイドラー206を提供することができる。
交換キットはまた、図9から図11までに示されるように、スプロケットセグメント228、228’を含み得る。スプロケットセグメント228、228’は少なくとも1つの軌道リンク400の棚部424に合わせて相補的に成形されたノッチ214を有する。例えば、図9では、ノッチ241は、幾つかの実施形態では、20.0mmから60.0mmの範囲の凹状曲率半径238を規定する横方向凹状弓形状表面236を規定する。
また、軌道リンク400自体を交換部品として提供することができる。
図7では、軌道リンク400の本体部406は、上面408(レール面とも呼ばれる)と、その間の高さ434を規定する底面404と、その間の厚さ414を規定する第1の側面410及び第2の側面412と、その間の長さ436を規定する近位端416及び遠位端418とを含む。
本体部406はまた、本明細書で前述したように、遠位端418に隣接して配置された第1のボア420と、近位端416に隣接して配置された第2のボア422とを規定する。
ある特定の実施形態では、本体部406は、第1のボア420と第2のボア422との間に配置される第1の開口438をさらに規定する。具体的には、第1の開口438は、第2のボア422よりも第1のボア420の近くに配置され得る。また、第2の開口440は、第1の開口438と第2のボア422との間に配置され得る。これらの開口部は、軌道シューを底面404に固定するための止め金具に取り付けられるナットを受け入れるように構成することができ、本開示の幾つかの実施形態では省略してもよい。
第1の支柱442は、第1の開口438を第2の開口440から分離し、第2の支柱444は、第1の開口438を第1のボア420から分離する。ブリッジ446は、第2の開口440及び第2のボア422を分離する。
棚部424は、第2の側面412から横方向に(例えば、内側方向に)延在し、上面408に対して垂直に測定された所定の距離428だけ上面408から離間された支持面426を含む。棚部424はまた、第1の開口438及び第2の開口440の上に配置され得るが、必ずしもそうではない。
図に示されている軌道リンク400はオフセットリンクであり、上から見たときに曲がっていて、「s」又は「z」構成を有するため、そう呼ばれている。軌道リンクは、リンクが上から見たときに「t」構成を有する場合など、他の実施形態では直線リンクであり得る。また、ボアは、本明細書に具体的に示されている、又は記載されているものとは異なって構成及び使用され得る。
幾つかの実施形態では、軌道リンク400の高さ434と所定の距離428との比は、10.0〜30.0の範囲であり得る。そのような実施形態では、所定の距離428は、2.0mm〜18.0mmの範囲であり得るし、棚部424は、60.0mm〜200.0mmの範囲の棚部高さ448を規定する。
同様に、棚部424は、棚部の長さ450(すなわち、最大長)を規定し、棚部の長さ450とリンク436の長さの比は、ある実施形態では4.0〜8.0の範囲であり得る。そのような実施形態では、棚部の長さ450は、30.0mm〜100.0mmの範囲であり得る。
棚部424は、曲率半径238を規定し、第2の側面412〜横方向距離454だけ(例えば水平方向に)離間した横方向先端部452を規定する横方向弓形状表面(例えば、横方向凸状弓形状表面430)を含む(図12を参照)。
幾つかの実施形態では、リンク400の厚さ414と横方向距離454との比は、2.0〜4.0の範囲であり得る。そのような場合、曲率半径238は20.0mm〜60.0mmの範囲であり得、横方向距離454は10.0mm〜50.0mmの範囲であり得る。
本願にて使用されるように、冠詞「a」又は「an」は、1つ以上のアイテムを含むように意図され、「1つ以上の(one or more)」に互換的に使用することができる。1つのアイテムのみが意図されている場合、「1つ」という用語又は同様の言語が使用される。また、本願にて使用されるように、用語「有している(has)」、「有する(have)」、「備える(having)」、「有する(with)」などは制限のない用語として意図される。さらに、他に明記なき限り、文句「基づいて(based on)」は「少なくとも部分的に基づいている」を意味するように意図される。
これらの比及び寸法範囲は、本開示の他の実施形態では異なるように変更され得ることに留意されたい。
多くの実施形態では、軌道リンク、アイドラー、スプロケット、及び/又はスプロケットセグメントは、鉄、ねずみ鋳鉄、鋼、又は他の適切な材料を使用して鋳造することができる。他の材料とともに任意の種類の機械加工、鍛造など軌道リンク、スプロケット、スプロケット部材、及び/又はアイドラーを作製するための他の製造プロセスを使用することができる。また、本明細書で論じられる特徴のいずれかの構成、ならびにそれらの寸法、及び/又はそれらの寸法比は、意図される用途に応じて、本明細書で具体的に述べられているものとは異なる場合がある。
産業上の利用分野
実際には、本明細書に記載のいずれの実施形態による軌道リンク、軌道チェーンアセンブリ、アイドラー、スプロケット、スプロケット部材、及び/又はアンダーキャリッジアセンブリは、販売、購入、製造されてよい、もしくはOEM(相手先ブランド名製造)又は補修部品市場の文脈に沿って取得されてもよい。
軌道リンク、アイドラーなどの様々な実施形態は、ローラーのみが軌道リンクのレールに接触するのでスプロケット及び/又はアイドラーによってこれらの様々な構成要素に加えられる圧力の量を低減することによって、アンダーキャリッジアセンブリに使用されるとき、軌道リンク又は軌道チェーンアセンブリの寿命を改善し得る。具体的には、スカラップなどの望まれていない摩耗形態を減らし、軌道リンク及び/又は軌道チェーンアセンブリの耐用年数を延ばすことができる。
本明細書に述べられる装置及び組み立ての方法の実施形態に対して、本発明(単数又は複数)の範囲又は精神から逸脱することなく、様々な修正及び変形を加えることは当業者には明らかであろう。本明細書及び本願に開示した様々な実施を考慮することから、本開示の他の実施形態が当業者には明らかであろう。たとえば、装備の一部は本明細書で説明されたものと異なるように構成され機能することができ、任意の方法の特定の段階は省略されるか、具体的に言及されたものとは異なる手順で行われるか、ある場合は同時又は下位段階で行われることができる。なお、多様な実施形態の特定の態様又は特徴に対する変形や修正が、また他の実施形態を生成するために加えられることができ、多様な実施形態の特徴及び態様がさらなる実施形態を提供するために他の実施形態の他の特徴又は態様に追加又は代替されることができる。
よって、本明細書及び具体例は、単に例示的なものと見なされるべきであり、本発明(単数又は複数)の真の範囲及び精神が以下の特許請求の範囲及びそれらの均等物によって示されることが意図されている。

Claims (10)

  1. その間の高さを規定する上面及び下面、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面、その間の長さを規定する近位端及び遠位端を含む本体部であって、
    前記遠位端に隣接する第1のボアと、前記近位端に隣接する第2のボアとを規定する本体部と、
    前記第2の側面から横方向に延在し、前記上面まで垂直に測定された所定の距離だけ前記上面から離間された支持面を含む棚部と、
    を備える、
    軌道リンク。
  2. 前記本体部は、前記第1のボアと前記第2のボアとの間に配置された第1の開口であって、前記第2のボアよりも前記第1のボアの近くに配置されている、第1の開口を規定し、
    前記本体部が、前記第1の開口と前記第2のボアとの間に配置された第2の開口を規定し、
    前記本体部が、前記第1の開口と前記第2の開口との間に配置された第1の支柱を含み、
    前記本体部が、前記第1の開口部と前記第1のボアとの間に配置された第2の支柱を含み、
    前記本体部が、前記第2の開口部と前記第2のボアとの間に配置されたブリッジを含み、そして
    前記軌道リンクの高さと所定の距離との比は、10.0〜30.0の範囲であり、前記棚部もまた、前記第1の開口及び前記第2の開口の上に配置されている、
    請求項1に記載の軌道リンク。
  3. 前記所定の距離が、2.0mm〜18.0mmの範囲であり、前記棚部は、前記60.0mm〜200.0mmの範囲の棚部高さを規定する、請求項2に記載の軌道リンク。
  4. 請求項1の棚部の軌道リンクは、棚部の長さを定義し、棚部の長さに対するリンクの長さの比率は、4.0〜8.0の範囲である。
  5. 棚部の長さが30.0mm〜100.0mmの範囲である、請求項4に記載の軌道リンク。
  6. 前記棚部が、曲率半径を規定し、前記第2の側面から横方向距離だけ離間した横方向先端部を規定し、前記リンクの厚さと前記横方向距離範囲との比が2.0〜4.0の範囲である、横方向弓形状表面を含む、請求項1に記載の軌道リンク。
  7. 前記曲率半径が20.0mm〜60.0mmの範囲であり、前記横方向距離が10.0mm〜50.0mmの範囲である、請求項6に記載の軌道リンク。
  8. アンダーキャリッジアセンブリ用の交換キットであって、該交換キットが、
    軌道チェーンアセンブリであって、
    複数の軌道ピン及び該軌道ピンの周りに配置された軌道ブッシュと、
    1つの軌道ピン又は1つの軌道ブッシュのいずれかによって互いに連結されている複数の軌道リンクと、を含む軌道チェーンアセンブリと、
    少なくとも1つの軌道リンクであって、
    上面と、下面と、その間の厚さを規定する第1の側面及び第2の側面と、近位端及び遠位端とを規定する本体部であって、
    前記遠位端に隣接する第1のボア及び前記近位端に隣接する第2のボアを規定する、本体部と、
    前記第2の側面から横方向に延在し、前記上面まで垂直に測定された所定の距離だけ前記上面から離間された支持面を含む棚部と、を含む
    少なくとも1つの軌道リンクと、
    を備える
    交換キット。
  9. 全直径を規定する単一の連続円周面を含むアイドラーであって、全幅をさらに規定し、該全直径と該全幅の比が10.0〜20.0の範囲である、アイドラーを更に備える、請求項8に記載の交換キット。
  10. 前記少なくとも1つの軌道リンクの前記棚部に合わせて相補的に成形されるノッチを規定するスプロケットセグメントをさらに備える、請求項8に記載の交換キット。
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