JP2021131772A - 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム - Google Patents

情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021131772A
JP2021131772A JP2020027412A JP2020027412A JP2021131772A JP 2021131772 A JP2021131772 A JP 2021131772A JP 2020027412 A JP2020027412 A JP 2020027412A JP 2020027412 A JP2020027412 A JP 2020027412A JP 2021131772 A JP2021131772 A JP 2021131772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disk device
unit
information processing
unused area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020027412A
Other languages
English (en)
Inventor
州治 岡野
Shuji Okano
州治 岡野
裕喜 寺倉
Hiroyoshi Terakura
裕喜 寺倉
豊 安井
Yutaka Yasui
豊 安井
弘章 佐藤
Hiroaki Sato
弘章 佐藤
透 石川
Toru Ishikawa
透 石川
敦 辻井
Atsushi Tsujii
敦 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2020027412A priority Critical patent/JP2021131772A/ja
Publication of JP2021131772A publication Critical patent/JP2021131772A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】SSDを用いたディスク装置のエミュレーションにおいてウェアレベリング機能の低下を防ぐこと。【解決手段】ディスクエミュレータ22が、メインフレームのディスク装置32としてディスクイメージファイル31をディスク装置3に作成してディスク装置32をエミュレートする。そして、ディスクイメージ管理デーモン23が、ディスク装置32の未使用領域を特定し、特定した未使用領域を「0」で初期化し、ディスク装置32としてディスクエミュレータ22により作成されたディスクイメージファイル31を圧縮する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラムに関する。
ディスク装置を別のディスク装置を用いてエミュレートする技術がある。例えば、メインフレームの外部ディスク装置を内蔵ディスク装置を用いてエミュレートする技術がある。また、内蔵ディスク装置をSSD(Solid State Drive)で実現する技術がある。また、フラッシュメモリアレイが固定ディスクドライブ又はフロッピーディスクドライブをエミュレートする技術がある。
なお、SSDに関する従来技術として、SSDに記憶された情報の機密性を保つとともに、書き込み回数を減らすことができる情報処理装置がある。この情報処理装置は、上書き対象のデータのファイル情報に基づいて、上書き対象のデータ全部を上書き消去の対象とするか、上書き対象のデータの部分を上書き消去の対象とするかを判定する。そして、この情報処理装置は、上書き対象のデータ全部を上書き消去の対象とすると判定した場合には、上書き対象のデータに対応する仮想アドレスの全てのページに対して上書き消去用データを上書きするように、SSDに指示して上書き消去を行う。一方、上書き対象のデータの部分を上書き消去の対象とすると判定した場合には、この情報処理装置は、上書き対象のデータのファイル情報に基づいて、復元不可能な状態にするためには消去すればよいデータの部分を決定する。そして、この情報処理装置は、上書き対象のデータのうち、決定したデータの部分に対応する仮想アドレスのページに、上書き消去用データを上書きするようにSSDに指示して、上書き消去を行う。
また、SSDを用いるストレージ装置について、論理アドレスを物理アドレスに変換する情報の更新により発生する不使用領域を回収するストレージ制御装置がある。このストレージ制御装置では、メタ管理部が、メタアドレス及び論物メタを用いて、仮想ボリュームの論理アドレスとSSDの物理アドレスの変換処理を行う。メタ管理部は、論物メタ管理部と、メタアドレス管理部とを有し、論物メタ管理部が、論理アドレスと物理アドレスを対応付ける論物メタの情報を管理する。そして、データ処理管理部が、論物メタの情報についてGC(Garbage Collection)を行う。
特開平5−241741号公報 特開2010−79736号公報 特開2018−181213号公報
ディスク装置Aをディスク装置Bを用いてエミュレートする場合、ディスク装置Aはディスク装置Bにおいてファイルとしてエミュレートされ、ディスク装置Aに未使用領域があっても、ディスク装置Aの大きさのファイルがディスク装置Bに作成される。このため、エミュレートされる複数のディスク装置A1、A2、・・・Anの容量の合計がディスク装置Bの容量に近いとディスク装置Bの空き領域が少なくなる。
ディスク装置BがSSDで実現される場合、空き領域が少なくなるとウェアレベリング機能が低下するという問題がある。ここで、ウェアレベリング機能とは、SSDには書き換え回数に上限があるため、書き換え回数を平準化する機能である。
本発明は、1つの側面では、SSDのように書き換え回数に上限がある不揮発性記憶装置を用いたディスク装置のエミュレーションにおいてウェアレベリング機能の低下を防ぐことを目的とする。
1つの態様では、情報処理装置は、書き換え回数に上限がある不揮発性記憶装置にディスク装置としてファイルを作成して該ディスク装置をエミュレートする。この情報処理装置は、特定部と、初期化部と、圧縮部とを有する。特定部は、前記ディスク装置の未使用領域を特定する。初期化部は、前記特定部により特定された未使用領域を所定の値で初期化する。前記圧縮部は、前記初期化部により未使用領域が初期化されたディスク装置として作成されたファイルを圧縮する。
1つの側面では、本発明は、ウェアレベリング機能の低下を防ぐことができる。
図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す図である。 図2は、ディスクイメージ管理データベースの一例を示す図である。 図3は、ディスクイメージ管理部の機能構成を示す図である。 図4は、ディスク装置の未使用領域を特定する方法を説明するための図である。 図5は、ディスクエミュレータによるREAD及びWRITE処理のフローを示すフローチャートである。 図6は、ディスクイメージ管理部による処理のフローを示すフローチャートである。 図7は、空き容量概算処理のフローを示すフローチャートである。 図8は、未使用領域初期化処理のフローを示すフローチャートである。 図9は、情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に、本願の開示する情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係る情報処理装置の構成について説明する。図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す図である。図1に示すように、実施例に係る情報処理装置1では、オープンOS(Operating System)2がホストOSとして動作する。また、実施例に係る情報処理装置1は、ディスク装置3を有する。
オープンOS2では、メインフレームOS21がゲストOSとして動作し、ディスクエミュレータ22と、ディスクイメージ管理デーモン23が動作する。ディスクエミュレータ22及びディスクイメージ管理デーモン23は、ディスクイメージ管理データベース24にアクセスする。
メインフレームOS21は、メインフレームを制御するOSである。オープンOS2でメインフレームOS21を動作させることで、メインフレームのアプリケーションを情報処理装置1で実行することができる。
ディスクエミュレータ22は、ディスク装置3にディスクイメージファイル31を作成し、作成したディスクイメージファイル31を用いてメインフレームのディスク装置32をエミュレートする。論理的には、メインフレームOS21の制御のもとにディスク装置32がある。
ディスク装置32の容量は、例えば、約1.2GB(ギガバイト)、約1.8GB、約2.7GB等である。ディスクイメージファイル31は、ディスク装置32の容量の大きさでディスク装置3に作成される。ディスク装置3は、SSDで実現される。
ディスクイメージ管理デーモン23は、ディスクイメージ管理データベース24を用いて、ディスクイメージファイル31の圧縮を管理する。ディスクイメージ管理デーモン23は、各ディスク装置32の未使用領域を特定し、未使用領域を「0」で初期化することでディスク装置32として作成されたディスクイメージファイル31を圧縮する。
ディスクイメージ管理データベース24は、ディスク装置32及びディスクイメージファイル31の情報を記憶する。図2は、ディスクイメージ管理データベース24の一例を示す図である。図2に示すように、ディスクイメージ管理データベース24は、LUN(Logical Unit Number)と、イメージファイル名と、最終アクセス日時と、空き容量概算と、更新フラグと、圧縮フラグとをディスクイメージファイル31すなわちディスク装置32毎に記憶する。
LUNは、ディスク装置32を識別する番号である。イメージファイル名は、ディスクイメージファイル31を識別する名前である。最終アクセス日時は、ディスク装置32が、アクセスされた最終日時である。空き容量概算は、ディスク装置32の未使用領域の大きさの概算値である。単位はMB(メガバイト)である。
更新フラグは、空き容量概算が計算された後にディスク装置32が更新されたか否かを示すフラグである。空き容量概算が計算された後にディスク装置32が更新された場合には更新フラグの値は「ON」であり、更新されていない場合には更新フラグの値は「OFF」である。圧縮フラグは、ディスクイメージファイル31が圧縮されているか否かを示すフラグである。ディスクイメージファイル31が圧縮されている場合には圧縮フラグは「ON」であり、圧縮されていない場合には圧縮フラグは「OFF」である。
例えば、LUNが「1」であるディスク装置32は名前が「ディスクA」であるディスクイメージファイル31を用いてエミュレートされ、このディスク装置32がアクセスされた最終日時は「2019−1−15:14:30:00」である。このディスク装置32の未使用領域の概算は「1000」MBであり、このディスク装置32は空き容量概算が計算された後に更新されていない。また、このディスクイメージファイル31は圧縮されていない。
次に、ディスクイメージ管理部の機能構成について説明する。ディスクイメージ管理部は、ディスクイメージ管理デーモン23が情報処理装置1で実行されることにより実現される。図3は、ディスクイメージ管理部の機能構成を示す図である。図3に示すように、ディスクイメージ管理部23aは、特定部41と、概算部42と、選択部43と、初期化部44と、圧縮部45とを有する。
特定部41は、ディスク装置32の未使用領域を特定する。図4は、ディスク装置32の未使用領域を特定する方法を説明するための図である。図4において、DASD(Direct Access Storage Device)制御ラベル51は、ディスク装置32の制御に用いられる情報を示すラベルである。DASD制御ラベル51には、ボリュームラベル52が含まれる。ボリュームラベル52は、ディスク装置32をボリュームとみなすときにボリュームに関する情報を示すラベルである。
ボリュームラベル52には、VTOC(Volume Table Of Contents)53のアドレス及びサイズが含まれる。VTOC53は、ボリュームの目次であり、制御ブロックが登録されたテーブルである。制御ブロックには、データブロック54と未使用ブロック55と他の制御ブロックがある。データブロック54は、ボリューム内の個々のデータに関する情報(アドレス、サイズ等)を含む制御ブロックである。未使用ブロック55は、ボリューム内の個々の未使用領域に関する情報(アドレス、サイズ等)を含む制御ブロックである。
特定部41は、DASD制御ラベル51のボリュームラベル52を解析してVTOC53の位置と大きさを特定する。そして、特定部41は、VTOC53に登録された未使用ブロック55を用いて個々の未使用領域のアドレスとサイズを特定する。
なお、DASD制御ラベル51及びVTOC53のデータ構造は、メインフレームOS21毎に異なる。また、DASD制御ラベル51は、ディスク装置32の所定の位置に記憶される。
概算部42は、特定部41により特定された個々の未使用領域のサイズに基づいて、ディスク装置32の全体の未使用領域のサイズの概算を計算し、ディスクイメージ管理データベース24の空き容量概算に格納する。また、概算部42は、ディスクイメージ管理データベース24の更新フラグを「OFF」にする。
選択部43は、圧縮するディスクイメージファイル31をディスクイメージ管理データベース24が記憶する情報に基づいて選択する。選択部43は、例えば、ディスクイメージ管理データベース24の最終アクセス日時に基づいて、最終アクセス日時から一定期間T以上経過しているディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択する。ここで、Tは、設定により変更可能な値である。
また、選択部43は、例えば、ディスクイメージ管理データベース24の空き容量概算に基づいて、空き容量概算が大きいほうから一定数Nのディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択する。空き容量概算が大きいディスクイメージファイル31は圧縮率が高く、ディスクイメージファイル31のサイズを小さくすることができる。したがって、選択部43は、空き容量概算が上位のディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択することで、ディスク装置3の空き領域を増やすことができる。なお、一定数Nは、設定により変更可能な値であり、ディスク装置3の容量とディスク装置32の容量の合計とに基づいて調整される。
初期化部44は、選択部43により選択されたディスクイメージファイル31のうち圧縮されていないディスクイメージファイル31について、特定部41により特定された未使用領域のアドレスとサイズに基づいて未使用領域を「0」で初期化する。
圧縮部45は、初期化部44により未使用領域が「0」で初期化されたディスクイメージファイル31を圧縮する。そして、圧縮部45は、ディスクイメージ管理データベース24の圧縮フラグを「ON」にする。
次に、ディスクエミュレータ22によるREAD及びWRITE処理のフローについて説明する。図5は、ディスクエミュレータ22によるREAD及びWRITE処理のフローを示すフローチャートである。図5に示すように、ディスクエミュレータ22は、READ命令又はWRITE命令を受け取ると、READ命令又はWRITE命令で指定されたディスク装置32について、ディスクイメージ管理データベース24の圧縮フラグを参照する(ステップS1)。
そして、ディスクエミュレータ22は、ディスク装置32として作成されたディスクイメージファイル31が圧縮されているか否かを判定し(ステップS2)、圧縮されていない場合には、ステップS5に進む。一方、圧縮されている場合には、ディスクエミュレータ22は、ディスクイメージファイル31を伸張し(ステップS3)、ディスクイメージ管理データベース24の圧縮フラグを「OFF」に設定する(ステップS4)。
そして、ディスクエミュレータ22は、WRITE命令か否かを判定し(ステップS5)、WRITE命令でない場合すなわちREAD命令である場合には、ステップS7に進む。一方、WRITE命令である場合には、ディスクエミュレータ22は、ディスクイメージ管理データベース24の更新フラグを「ON」に設定する(ステップS6)。
そして、ディスクエミュレータ22は、ディスクイメージ管理データベース24の最終アクセス日時を更新し(ステップS7)、READ処理又はWRITE処理を行う(ステップS8)。
このように、ディスクエミュレータ22は、READ命令又はWRITE命令で指定されたディスク装置32として作成されたディスクイメージファイル31が圧縮されている場合に、ディスクイメージファイル31を伸張する。したがって、ディスクエミュレータ22は、ディスクイメージ管理部23aによりディスクイメージファイル31が圧縮されても、ディスク装置32をエミュレートすることができる。
次に、ディスクイメージ管理部23aによる処理のフローについて説明する。図6は、ディスクイメージ管理部23aによる処理のフローを示すフローチャートである。ディスクイメージ管理部23aは、図6に示す処理を定期的に行う。
図6に示すように、ディスクイメージ管理部23aは、ディスクイメージ管理データベース24の更新フラグを参照し(ステップS11)、更新されたディスク装置32があるか否かを判定する(ステップS12)。そして、更新されディスク装置32がない場合には、ディスクイメージ管理部23aは、処理を終了する。
一方、更新されたディスク装置32がある場合には、ディスクイメージ管理部23aは、更新されたディスク装置32について、未使用領域の概算を計算する空き容量概算処理を実行する(ステップS13)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、ディスクイメージ管理データベース24の空き容量概算を更新し(ステップS14)、ディスクイメージ管理データベース24の更新フラグを「OFF」に設定する(ステップS15)。
そして、ディスクイメージ管理部23aは、圧縮対象を判断し(ステップS16)、圧縮対象の追加があるか否かを判定する(ステップS17)。そして、圧縮対象の追加がない場合には、ディスクイメージ管理部23aは、処理を終了する。
一方、圧縮対象の追加がある場合には、ディスクイメージ管理部23aは、追加で圧縮する全てのディスクイメージファイル31について、以下のステップS18〜ステップS20を実行する。すなわち、ディスクイメージ管理部23aは、ディスクイメージファイル31の未使用領域を「0」で初期化する未使用領域初期化処理を実行し(ステップS18)、ディスクイメージファイル31を圧縮する(ステップS19)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、ディスクイメージ管理データベース24の圧縮フラグを「ON」に設定する(ステップS20)。
図7は、空き容量概算処理のフローを示すフローチャートである。図7に示すように、ディスクイメージ管理部23aは、DASD制御ラベル51を解析し、VTOC53の位置と大きさを特定する(ステップS31)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53を解析する(ステップS32)。また、ディスクイメージ管理部23aは、概算結果を初期化する(ステップS33)。ここで、概算結果は、空き容量が積算される変数である。
そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53から制御ブロックを1つ取得し(ステップS34)、取得した制御ブロックが未使用ブロック55であるか否かを判定する(ステップS35)。そして、取得した制御ブロックが未使用ブロック55でない場合には、ディスクイメージ管理部23aは、ステップS38へ進む。
一方、取得した制御ブロックが未使用ブロック55である場合には、ディスクイメージ管理部23aは、未使用ブロック55を解析し、未使用領域のサイズを取得する(ステップS36)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、取得したサイズを概算結果に加算する(ステップS37)。
そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53の終端か否かを判定し(ステップS38)、終端でない場合には、ステップS34に戻り、終端の場合には、概算結果でディスクイメージ管理データベース24の空き容量概算を更新する(ステップS39)。
図8は、未使用領域初期化処理のフローを示すフローチャートである。図8に示すように、ディスクイメージ管理部23aは、DASD制御ラベル51を解析し、VTOC53の位置と大きさを特定する(ステップS41)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53を解析する(ステップS42)。
そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53から制御ブロックを1つ取得し(ステップS43)、取得した制御ブロックが未使用ブロック55であるか否かを判定する(ステップS44)。そして、取得した制御ブロックが未使用ブロック55でない場合には、ディスクイメージ管理部23aは、ステップS47へ進む。
一方、取得した制御ブロックが未使用ブロック55である場合には、ディスクイメージ管理部23aは、未使用ブロック55を解析し、未使用領域のアドレスとサイズを取得する(ステップS45)。そして、ディスクイメージ管理部23aは、未使用領域を「0」で初期化する(ステップS46)。
そして、ディスクイメージ管理部23aは、VTOC53の終端か否かを判定し(ステップS47)、終端でない場合には、ステップS43に戻り、終端の場合には、処理を終了する。
このように、ディスクイメージ管理部23aがディスクイメージ管理データベース24を用いて圧縮対象を判断し、圧縮対象と判断したディスクイメージファイル31が圧縮されていない場合に当該ディスクイメージファイル31を圧縮する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、ディスク装置3の空き領域を増やすことができる。
次に、情報処理装置1のハードウェア構成について説明する。図9は、情報処理装置1のハードウェア構成を示す図である。図9に示すように、情報処理装置1は、メインメモリ61と、CPU(Central Processing Unit)62と、LAN(Local Area Network)インタフェース63と、ディスク装置3とを有する。また、情報処理装置1は、スーパーIO(Input Output)65と、DVI(Digital Visual Interface)66と、ODD(Optical Disk Drive)67とを有する。
メインメモリ61は、プログラムやプログラムの実行途中結果等を記憶するメモリである。CPU62は、メインメモリ61からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。CPU62は、メモリコントローラを有するチップセットを含む。
LANインタフェース63は、情報処理装置1をLAN経由で他の情報処理装置に接続するためのインタフェースである。ディスク装置3は、ディスクイメージファイル31の他にプログラムやデータを記憶する。なお、プログラムやデータは別のディスク装置が記憶してもよい。スーパーIO65は、マウスやキーボード等の入力装置を接続するためのインタフェースである。DVI66は、液晶表示装置を接続するインタフェースであり、ODD67は、CD−R及びDVDの読み書きを行う装置である。
LANインタフェース63は、PCIエクスプレス(PCIe)によりCPU62に接続され、ディスク装置3及びODD67は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)によりCPU62に接続される。スーパーIO65は、LPC(Low Pin Count)によりCPU62に接続される。
そして、情報処理装置1において実行されるプログラムは、情報処理装置1により読み出し可能な記録媒体の一例であるCD−Rに記憶され、ODD67によってCD−Rから読み出されてコンピュータ60にインストールされる。あるいは、プログラムは、LANインタフェース63を介して接続された他の情報処理システムのデータベース等に記憶され、これらのデータベースから読み出されて情報処理装置1にインストールされる。そして、インストールされたプログラムは、ディスク装置3に記憶され、メインメモリ61に読み出されてCPU62によって実行される。
上述してきたように、実施例では、特定部41が、ディスク装置32の未使用領域を特定する。そして、初期化部44が、特定部41により特定された未使用領域を「0」で初期化する。そして、圧縮部45が、初期化部44により未使用領域が「0」で初期化されたディスク装置32としてディスク装置3に作成されたディスクイメージファイル31を圧縮する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、ディスク装置3の空き領域を増やすことができ、ディスク装置3のウェアレベリング機能の低下を防ぐことができる。
また、実施例では、特定部41は、DASD制御ラベル51を解析することでVTOC53の位置とサイズを特定し、VTOC53に登録された未使用ブロック55に基づいてディスク装置32の未使用領域を特定する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、ディスク装置32の未使用領域を特定することができる。
また、実施例では、選択部43が、圧縮対象として適切なディスクイメージファイル31をディスクイメージ管理データベース24が記憶する情報に基づいて選択し、初期化部44は、選択部43により選択されたディスクイメージファイル31を初期化する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、圧縮対象として適切なディスクイメージファイル31を圧縮してディスク装置3の空き領域を増やすことができる。
また、実施例では、選択部43は、例えば、ディスクイメージ管理データベース24の最終アクセス日時に基づいて、最終アクセスから一定期間以上経過しているディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、アクセスが少ないと推定されるディスクイメージファイル31を圧縮するので、ディスク装置32のアクセス性能への影響を少なくすることができる。
また、実施例では、概算部42が、ディスク装置32の未使用領域の大きさを概算し、選択部43は、例えば、未使用領域の大きさの上位から一定数のディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択する。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、圧縮率の高いディスクイメージファイル31を圧縮するので、ディスク装置3の空き領域を効率よく増やすことができる。
また、実施例では、選択部43は、未使用領域の大きさの上位から一定数のディスクイメージファイル31を圧縮対象として選択する場合に、ディスク装置3の容量とディスク装置32の容量の合計とに基づいて調整された数を一定数として用いる。したがって、ディスクイメージ管理部23aは、ディスク装置32のアクセス性能への影響を抑えつつディスク装置3のウェアレベリング機能の低下を防ぐことができる。
なお、実施例では、ディスク装置3がSSDである場合について説明したが、ディスク装置3は書き換え回数に上限がある他の不揮発性記憶装置でもよい。
1 情報処理装置
2 オープンOS
3 ディスク装置
21 メインフレームOS
22 ディスクエミュレータ
23 ディスクイメージ管理デーモン
23a ディスクイメージ管理部
24 ディスクイメージ管理データベース
31 ディスクイメージファイル
32 ディスク装置
51 DASD制御ラベル
52 ボリュームラベル
53 VTOC
54 データブロック
55 未使用ブロック
61 メインメモリ
62 CPU
63 LANインタフェース
65 スーパーIO
66 DVI
67 ODD

Claims (8)

  1. 書き換え回数に上限がある不揮発性記憶装置にディスク装置としてファイルを作成して該ディスク装置をエミュレートする情報処理装置において、
    前記ディスク装置の未使用領域を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された未使用領域を所定の値で初期化する初期化部と、
    前記初期化部により未使用領域が初期化されたディスク装置として作成されたファイルを圧縮する圧縮部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定部は、前記ディスク装置のラベルを解析することで前記ディスク装置の目次の位置を特定し、特定した位置から前記目次を読み出して解析することで前記未使用領域を特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ラベルはDASD制御ラベルであり、前記目次はVTOCであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定部により未使用領域が特定された複数のディスク装置としてそれぞれ作成された複数のファイルから圧縮するファイルを選択する選択部をさらに有し、
    前記初期化部は、前記選択部により選択されたファイルの前記未使用領域を所定の値で初期化することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記選択部は、最終アクセスから一定期間以上経過しているディスク装置として作成されたファイルを選択することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記特定部により特定された未使用領域の大きさを複数のディスク装置について算出する算出部をさらに有し、
    前記選択部は、前記算出部により算出された大きさが大きい方から所定の数のディスク装置として作成されたファイルを選択することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の数は、前記不揮発性記憶装置の容量と該不揮発性記憶装置にファイルが作成されるディスク装置の容量の合計とに基づくことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    書き換え回数に上限がある不揮発性記憶装置に作成されるファイルによりエミュレートされるディスク装置の未使用領域を特定し、
    特定した未使用領域を所定の値で初期化し、
    未使用領域を初期化したディスク装置として作成されたファイルを圧縮する
    処理を実行させることを特徴とするディスクイメージ管理プログラム。
JP2020027412A 2020-02-20 2020-02-20 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム Pending JP2021131772A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020027412A JP2021131772A (ja) 2020-02-20 2020-02-20 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020027412A JP2021131772A (ja) 2020-02-20 2020-02-20 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021131772A true JP2021131772A (ja) 2021-09-09

Family

ID=77551096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020027412A Pending JP2021131772A (ja) 2020-02-20 2020-02-20 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021131772A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115567A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 Fujitsu Ltd デイスクボリユ−ム互換方式
JPH1124974A (ja) * 1997-07-08 1999-01-29 Canon Inc ファイル管理装置及びファイル管理方法
JP2003323262A (ja) * 1996-01-19 2003-11-14 Hitachi Ltd 計算機システム
JP2008257584A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Hitachi Ltd Ramディスクの処理方法及びシステム
JP2012155428A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Ltd バックアップ装置、バックアップ方法、データ圧縮方法、バックアッププログラムおよびデータ圧縮プログラム
JP2013178764A (ja) * 2012-02-14 2013-09-09 Janus Technologies Inc セキュリティ強化されたコンピュータシステムおよび方法
JP2014527231A (ja) * 2011-08-10 2014-10-09 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 仮想ハードディスクイメージを圧縮する方法
JP2014225153A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社日立製作所 物理計算機、仮想計算機管理方法及びコンピュータプログラム
US20200026539A1 (en) * 2018-07-19 2020-01-23 Centurylink Intellectual Property Llc Method and System for Implementing Virtual Machine (VM) Management Using Hardware Compression

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115567A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 Fujitsu Ltd デイスクボリユ−ム互換方式
JP2003323262A (ja) * 1996-01-19 2003-11-14 Hitachi Ltd 計算機システム
JPH1124974A (ja) * 1997-07-08 1999-01-29 Canon Inc ファイル管理装置及びファイル管理方法
JP2008257584A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Hitachi Ltd Ramディスクの処理方法及びシステム
JP2012155428A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Ltd バックアップ装置、バックアップ方法、データ圧縮方法、バックアッププログラムおよびデータ圧縮プログラム
JP2014527231A (ja) * 2011-08-10 2014-10-09 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド 仮想ハードディスクイメージを圧縮する方法
JP2013178764A (ja) * 2012-02-14 2013-09-09 Janus Technologies Inc セキュリティ強化されたコンピュータシステムおよび方法
JP2014225153A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社日立製作所 物理計算機、仮想計算機管理方法及びコンピュータプログラム
US20200026539A1 (en) * 2018-07-19 2020-01-23 Centurylink Intellectual Property Llc Method and System for Implementing Virtual Machine (VM) Management Using Hardware Compression

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5452233B2 (ja) フラッシュドライブの寿命の延長
US8130554B1 (en) Securely erasing flash-based memory
US8560791B2 (en) Method and system for optimizing live migration of persistent data of virtual machine using disk I/O heuristics
JP4422652B2 (ja) 漸進的マージ方法及びそれを利用したメモリシステム
US7519806B2 (en) Virtual partition for recording and restoring computer data files
KR101150032B1 (ko) 비교적 한정된 저장 공간을 갖는 컴퓨팅 디바이스 및 그운영 체제/파일 시스템
KR100703807B1 (ko) 블록 방식의 메모리에서 데이터의 변경 유형에 따라 블록을관리하는 방법 및 장치
KR20100015506A (ko) 고상 드라이브 최적화를 위한 리무브-온-딜리트 기법들
JPH096540A (ja) 直接アクセス記憶装置のデータ圧縮用組込みディレクトリ方法及びディレクトリ・レコード
US20080270698A1 (en) Data migration including operation environment information of a host computer
US7350049B1 (en) Method and apparatus for managing access to a file allocation table
US11119912B2 (en) Ordering data updates for improving garbage collection being performed while performing the set of data updates
JP2000298608A (ja) コンピュータデータ記憶媒体及びメモリ管理方法
US11200005B2 (en) Tiering adjustment upon unmapping memory in multi-tiered systems
KR20000022716A (ko) 로그 구조화 목표 저장장치를 사전에 구성하여 볼륨을 효율적으로 복사하는 방법 및 장치
KR20110005817A (ko) 광 디스크 드라이브처럼 동작 가능한 메모리 드라이브 및 메모리 드라이브를 광 디스크 드라이브로 가상화하는 방법
US8473704B2 (en) Storage device and method of controlling storage system
JP4567966B2 (ja) エミュレーションシステムおよびエミュレーション方法
US7610443B2 (en) Method and system for accessing audiovisual data in a computer
JP2021131772A (ja) 情報処理装置及びディスクイメージ管理プログラム
KR102429346B1 (ko) 메모리 업그레이드 시스템 및 방법
US10521156B2 (en) Apparatus and method of managing multi solid state disk system
KR102102248B1 (ko) 솔리드 스테이트 드라이브 에뮬레이터의 동작 테스트 방법
US20060242397A1 (en) Methods of resizing partition
JP2022166986A (ja) ストレージ制御装置およびストレージ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230926

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240319