JP2021131237A - 飛翔体検出装置 - Google Patents

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敏明 吉田
Toshiaki Yoshida
敏明 吉田
健一 平井
Kenichi Hirai
健一 平井
由克 三浦
Yoshikatsu Miura
由克 三浦
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Abstract

【課題】精度よく飛翔体を検出する。【解決手段】本実施形態に係る飛翔体検出装置は、飛翔体を検出する飛翔体検出装置であって、飛翔体からの電波を受信する基準アンテナと、飛翔体からの電波を受信するアレイアンテナと、基準アンテナからの出力信号から、基準アンテナが受信した電波のスペクトラム情報を生成するスペクトラム情報生成手段と、スペクトラム情報から、飛翔体の電波を示す検出信号を検出する検出手段と、基準アンテナとアレイアンテナからの信号に基づいて、検出信号に対するホログラフィデータを生成するホログラフィデータ生成手段と、ホログラフィデータに基づいて、ホログラフィ画像を生成するホログラフィ画像生成手段と、ホログラフィ画像を表示する表示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、飛翔体検出装置に関する。
ドローンなどの飛翔体は、複数のプロペラそれぞれの回転数を制御することで、ホバリングや前後左右への移動が可能である。そのため、無線操縦が可能な無線飛行機やヘリコプターに比べて、姿勢の制御や操作が簡単である。また、構造もシンプルであるため安価に製造することができる。このような理由から、近年では、ホビー用のドローンや商業用のドローンが急速に普及するに至っている。
ドローンを用いることで、例えば、これまで撮影が困難な場所での空撮や、撮影が困難な被写体の撮影を容易に、かつ、低コストで行うことが可能になる。一方で、ドローンを用いた意に反する撮影を防いだり、ドローンの侵入自体を防ぐことは、比較的困難である。特に、モータを動力とするドローンは、エンジンを動力とする無線飛行機などに比べて、静かであるため、夜間などには発見が非常に困難である。そこで、ドローンなどの飛翔体を検出する技術が種々提案されている。
国際公開第2017/216999
飛翔体のなかでもドローンは、飛行音や動作音が比較的小さい。そのため、ドローンの飛行に伴う音などに基づいて、当該ドローンを検出することは比較的困難である。また、周囲環境に音源が分散している場合などには、ドローンの検出精度が著しく低下するおそれがある。
本発明は上述の事情によりなされたもので、精度よく飛翔体を検出することを課題とする。
上記課題を解決するため、本実施形態に係る飛翔体検出装置は、飛翔体を検出する飛翔体検出装置であって、飛翔体からの電波を受信する基準アンテナと、飛翔体からの電波を受信するアレイアンテナと、基準アンテナからの出力信号から、基準アンテナが受信した電波のスペクトラム情報を生成するスペクトラム情報生成手段と、スペクトラム情報から、飛翔体の電波を示す検出信号を検出する検出手段と、基準アンテナとアレイアンテナからの信号に基づいて、検出信号に対するホログラフィデータを生成するホログラフィデータ生成手段と、ホログラフィデータに基づいて、ホログラフィ画像を生成するホログラフィ画像生成手段と、ホログラフィ画像を表示する表示手段と、を備える。
本実施形態に係る飛翔体検出装置のブロック図である。 基準アンテナ、及びアレイアンテナを模式的に示す図である。 サンプル波形と取得波形を示す図である。 基準アンテナ及びアレイアンテナに入射する電波を模式的に示す図である。 基準アンテナと、アレイアンテナのアンテナ素子に入射する電波を模式的に示す図である。 スペクトラムデータの一例を示す図である。 スペクトラムデータを、周波数を基準に分割して得られるデータを模式的に示す図である。 ホログラフィ画像の一例を示す図である。
以下、本実施形態を、図面を用いて説明する。説明には、適宜、相互に直交するX軸、Y軸、Z軸からなるXYZ座標系を用いる。
図1は、本実施形態に係る飛翔体検出装置10のブロック図である。飛翔体検出装置10は、飛翔体から発信される電波を検出して、飛翔体の検出結果を出力する装置である。図1に示されるように、飛翔体検出装置10は、アンテナユニット20、信号処理ユニット30、カメラ40、データ処理ユニット50を備えている。
アンテナユニット20は、基準アンテナ21、アレイアンテナ23、各アンテナからの出力を増幅する増幅器22,26、アレイアンテナ23から増幅器26への出力を切り替えるためのアンテナ切替器25を備えている。また、アレイアンテナ23は、複数のアンテナ素子24〜24を有している。
図2は、基準アンテナ21、及びアレイアンテナ23を模式的に示す図である。基準アンテナ21、及びアレイアンテナ23の各アンテナ素子24(mは1〜Nの整数)は、共通の配線基板27に形成されている。基準アンテナ21、アンテナ素子24は、配線基板27の表面に形成された導体層をエッチングして正方形に整形することにより形成することができる。本実施形態では、64個のアンテナ素子24〜2464によって、アレイアンテナ23が構成される。なお、アンテナ素子の数は一例であり、飛翔体検出装置10の用途や分解能に応じて決定することができる。
アンテナ素子24は、XY平面にマトリクス状に配置され、X軸方向及びY軸方向に等間隔に配列されている。また、基準アンテナ21は、64個のアンテナ素子24〜2464からなるアレイアンテナ23の+X側に形成されている。
図1に戻り、増幅器22は、基準アンテナ21から出力されるRF信号を増幅することにより生成した信号RF1を出力する。
アンテナ切替器25は、アンテナ素子24〜24に接続されている。アンテナ切替器25は、アンテナ素子24〜24から出力されるRF信号を、所定の周期で切り替えて、増幅器26へ出力する。これにより、アンテナ素子24〜24から出力されるRF信号が順番に増幅器26へ出力される。
増幅器26は、アンテナ切替器25から出力されるRF信号を増幅することにより生成した信号RF2を、信号処理ユニット30へ出力する。これにより、増幅器26から信号処理ユニット30へ、各アンテナ素子24〜24からの出力に基づいて生成された信号RF2が順番に出力される。
信号処理ユニット30は、周波数変換器31a,31b,31c、A−D変換器32a,32b,32c、波形判定器34、ホログラフィデータ生成器35を備えている。
周波数変換器31a,31bそれぞれは、増幅器22に接続されている。そして、増幅器22から出力される信号RF1の周波数より低い周波数のベースバンド信号BB1,BB2を生成して、A−D変換器32a,32bへそれぞれ出力する。また、周波数変換器31cは、増幅器26に接続されている。そして、増幅器26から順次出力される信号RF2の周波数より低い周波数のベースバンド信号BB3を生成して、A−D変換器32cへ出力する。
A−D変換器32aは、ベースバンド信号BB1をデジタル信号に変換することでI/Q信号IQ1を生成する。そして、I/Q信号IQ1をデータ処理ユニット50へ出力する。同様に、A−D変換器32bは、ベースバンド信号BB2をデジタル信号に変換することでI/Q信号IQ2を生成する。そして、I/Q信号IQ2を波形判定器34及びホログラフィデータ生成器35へ出力する。また、A−D変換器32cは、ベースバンド信号BB3をデジタル信号に変換することでI/Q信号IQ3を生成する。そして、I/Q信号IQ3をホログラフィデータ生成器35へ出力する。I/Q信号IQ1〜IQ3は、受信信号の振幅、周波数、位相を示す信号である。
波形判定器34は、I/Q信号IQ2の波形(取得波形)と、予め規定された基準波形とを比較する。そして、比較結果をホログラフィ生成部へ出力する。基準波形は、例えば、飛翔体から発信されると考えられる波形を反映したサンプル波形である。I/Q信号IQ2に基づく取得波形とサンプル波形との相関値が閾値以上である場合に、波形判定器34は、I/Q信号IQ2が、飛翔体からの電波に起因する信号であると肯定的な判定をする。一方、I/Q信号IQ2に基づく取得波形とサンプル波形との相関値が閾値を下回る場合には、波形判定器34は、I/Q信号IQ2が、飛翔体からの電波に起因する信号ではないと否定的な判定をする。
図3には、一例として、時間軸でのサンプル波形と取得波形1〜3が示されている。波形判定器34は、サンプル波形と、取得波形1〜3とを比較して、相関値を算出し、相関値に基づいて、サンプル波形と取得波形1〜3とが一致するか否かを判定する。図3に示される例では、取得波形1は、飛翔体からの電波に起因する信号であると判定され、取得波形2,3は、飛翔体からの電波に起因する信号ではないと判定される。
図1に戻り、ホログラフィデータ生成器35は、波形判定器34からの比較結果が肯定的である場合に、ホログラフィデータを生成する。そして、データ処理ユニット50からの要求に応じて、生成したホログラフィデータをデータ処理ユニット50へ出力する。
ホログラフィデータは、受信した電波の発信源が位置する方向を示すデータである。ホログラフィデータ生成器35は、I/Q信号IQ2,IQ3を用いて、ホログラフィデータを作成する。ホログラフィデータは、順次出力されるI/Q信号IQ3の位相差に基づいて生成される。
図4は、飛翔体100から発信され、基準アンテナ21及びアレイアンテナ23に入射する電波を模式的に示す図である。また、図5は、基準アンテナ21と、アレイアンテナ23のアンテナ素子2425〜2432に入射する電波を模式的に示す図である。
飛翔体が基準アンテナ21及びアレイアンテナ23からある程度離れている場合には、飛翔体からの電波は、無限遠から発信されたと考えても差し支えない。例えば、図4に示されるように、飛翔体からの電波が、基準アンテナ21及びアレイアンテナ23の+X方向から、鉛直軸S1に対して角度θで入射する場合、図5に示されるように、基準アンテナ21とアンテナ素子2425〜2432へ、入射角θで電波が入射する。基準アンテナ21に入射する電波と各アンテナ素子24に入射する電波とは、位相差Φmが生じる。各アンテナ素子24mの位相差Φmを用いることで、各アンテナ素子相互間での電波の位相差Δ(i,j)を算出することができる。なお、i,jは1からNまでの整数であり、iとjは異なる値である。例えば、位相差Δ(31,32)は、図5に示されるように、アンテナ素子2431に入射する電波とアンテナ素子2432に入射する電波の位相差を示す。ホログラフィデータ生成器35は、位相差Δ(i,j)を用いた演算を行い、電波の発信源の方向を示すホログラフィデータを生成する。なお、ホログラフィデータの生成手順については、特開2006−284356にも開示されている。
図1に戻り、カメラ40は、飛翔体検出装置10の周囲を撮影することにより得られる画像信号をデータ処理ユニット50へ出力する。
データ処理ユニット50は、CPU(Central Processing Unit)、主記憶部、補助記憶部、操作パネル、インタフェース部などを有するコンピュータである。
CPUは、補助記憶部に記憶されているプログラムに従って、所定の処理を実行する。主記憶部は、RAM(Random Access Memory)等を有している。主記憶部は、CPUの作業領域として用いられる。補助記憶部は、ROM(Read Only Memory)、半導体メモリ等の不揮発性メモリを有している。補助記憶部は、CPUが実行するプログラム、及び各種パラメータなどを記憶している。また、補助記憶部は、CPUの処理結果などを記憶する。
データ処理ユニット50では、CPUがプログラムを実行することにより、図1に示されるスペクトラムデータ生成部51、スペクトラムサンプリング部52、サーチ部53、ホログラフィデータ解析部54、ホログラフィ画像生成部55、画像処理部56として機能する。以下、説明の便宜上、データ処理ユニット50にスペクトラムデータ生成部51、スペクトラムサンプリング部52、サーチ部53、ホログラフィデータ解析部54、ホログラフィ画像生成部55、画像処理部56が形成されているものとして説明を行う。
スペクトラムデータ生成部51は、A−D変換器32aから出力されるI/Q信号IQ1に基づいてスペクトラムデータを生成する。スペクトラムデータは、周波数と信号電力値によって示される。図6は、一例として、基準アンテナ21が、3種類のRF信号を同時に受信したときに現れるスペクトラムデータを示す。ここでのスペクトラムデータには、3種類の信号のスペクトラムデータSG1,SG2,SG3が含まれている。
スペクトラムサンプリング部52は、図6の周波数幅d1ずつスペクトラムデータSG1〜SG3をサンプリングすることによる間引き処理を行う。これにより、スペクトラムデータSG1〜SG3の容量が小さくなり、サーチ部53でのデータのハンドリングが容易になる。図1に示されるように、スペクトラムサンプリング部52は、間引き処理を行ったスペクトラムデータSG1〜SG3をサーチ部53へ出力するとともに、間引き処理を行ったスペクトラムデータSG1〜SG3を示す信号D1をパーソナルコンピュータなどの外部装置へ出力する。
サーチ部53は、スペクトラムサンプリング部52によって間引き処理が行われたスペクトラムデータSG1〜SG3から、信号電力値が所定の閾値を超えるスペクトラムデータを抽出する。具体的には、サーチ部53は、まず、信号電力値が閾値TH1を超えるスペクトラムデータを抽出する。図6に示される例では、閾値TH1を示す破線より上の値のデータが抽出される。なお、サーチ部53は、閾値TH1を示す破線より上の値のデータが存在しない場合には、スペクトラムデータの抽出を終了する。
次に、サーチ部53は、閾値TH1を超えるスペクトラムデータを含むスペクトラムデータを特定する。例えば図6に示される場合には、スペクトラムデータSG1,SG2は、閾値TH1を超えるスペクトラムデータを含むが、スペクトラムデータSG3は、閾値TH1を超えるスペクトラムデータを含まない。そのため、サーチ部53によって、スペクトラムデータSG1、SG2が特定される。
図7は、間引き処理を行った後のスペクトラムデータSG1を、模式的に示す図である。当該データは、周波数ごとの信号電力値が棒グラフによって示される単位データの集合で示される。
サーチ部53は、最も信号電力値が大きくなる単位データと、閾値TH1より小さくなり、閾値TH1を超える単位データに隣接する単位データを抽出する。図7に示されるように、ここでは、単位データfpeak_xと、単位データfl_xと単位データfh_xと、が抽出される。なお、単位データfl_xの周波数Lfxと、単位データfh_xの周波数Hfxと、最も信号電力値が大きくなる単位データfpeak_xの周波数Pfxとは、次式に示される関係を満たす。
Lfx<Pfx<Hfx
次に、サーチ部53は、単位データfl_xと、単位データfh_xから、スペクトラムデータSG1の帯域BWと、中心周波数cfを、次式を用いて演算する。
BW(SG1)=Hfx−Lfx
cf(SG1)=(Hfx+Lfx)/2
上述の処理が終わると、サーチ部53は、スペクトラムデータSG1の帯域BW(SG1)以外の帯域について、上述した処理を繰り返し実行する。これにより、スペクトラムデータSG1,SG2の帯域幅BW(SG1),BW(SG2)及び中心周波数Cf(SG1),Cf(SG2)が算出される。サーチ部53では、以上のようにして、各スペクトラムの中心周波数Cf、信号帯域幅BW、最大信号電力値Pxと、が求められる。
次に、サーチ部53は、スペクトラムデータSG1,SG2が、所定の帯域幅フィルタを通過するか否かを判定する。帯域幅フィルタの特性は、検出対象となる飛翔体からの電波が通過する帯域幅に設定される。例えば、スペクトラムデータSG1,SG2等の帯域幅BWが次式を満たす場合に、帯域幅フィルタを通過する。なお、FLx,FHxは、帯域幅フィルタを通過する最低周波数及び最大周波数をそれぞれ示す。
FLx<BW<FHx
サーチ部53は、帯域幅フィルタを通過したスペクトラムを特定するための特定データをホログラフィデータ解析部54へ出力する。
ホログラフィデータ解析部54は、特定データを受信したら、ホログラフィデータ生成器35にホログラフィデータの出力を要求する。これにより、ホログラフィデータ生成器35からホログラフィデータが出力される。ホログラフィデータ解析部54は、ホログラフィデータを受信すると、受信したホログラフィデータをホログラフィ画像生成部55へ出力する。
画像処理部56は、カメラ40から出力される画像信号に基づいて、背景画像データを生成する。背景画像データは、飛翔体検出装置10の周囲の景色を示す画像である。画像処理部56は、背景画像データを生成すると、生成した背景画像データをホログラフィ画像生成部55へ出力する。
ホログラフィ画像生成部55は、ホログラフィデータに基づいて、ホログラフィ画像を生成する。ホログラフィ画像は、飛翔体から発信される電波に基づいて生成された画像であり、アレイアンテナ23を基準とした飛翔体の方向を示す。図8は、ホログラフィ画像の一例を示す図である。ホログラフィ画像は、例えばアレイアンテナ23が向く方向(+X方向)を基準点とし、図4に示される鉛直軸S1の回りの角度と、鉛直軸S1に直交する軸の回りの角度で、飛翔体が位置する方向を示す。ホログラフィデータ解析部54は、ホログラフィ画像を生成すると、生成したホログラフィ画像に、当該ホログラフィ画像に対応する背景画像を重ねることにより、生成される表示データD2を、例えばパーソナルコンピュータなどの外部装置へ出力する。
以上説明したように、本実施形態に係る飛翔体検出装置10は、例えば検出対象となる飛翔体の制御に用いられる電波の帯域や波形を予めサンプリングしてサンプルを準備し、当該サンプルと相関値が一致する受信信号(I/Q信号IQ3)を用いて、ホログラフィ画像を生成することで、飛翔体の位置を視覚化することができる。その結果、精度よくドローンなどの飛翔体を検出することができる。
本実施形態に係る飛翔体検出装置10では、ホログラフィ画像と、飛翔体の周囲の背景画像が重畳されることにより、表示データD2が生成される。このため、飛翔体が位置する実際の位置の確認が容易になる。
本実施形態に係る飛翔体検出装置10では、スペクトラムデータを示す信号D1が生成され外部装置へ出力される。このため、スペクトラムデータとともに、飛翔体の位置を確認することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、データ処理ユニット50が、プログラムと、当該プログラムを実行するCPU等から構成されるコンピュータであることとした。これに限らず、データ処理ユニット50は、ハードウエアからなるスペクトラムデータ生成部51、スペクトラムサンプリング部52、サーチ部53、ホログラフィデータ解析部54、ホログラフィ画像生成部55、画像処理部56を備えていてもよい。
上記実施形態では、図2に示されるように、アレイアンテナ23が64のアンテナ素子24を備えている場合について説明した。これに限らず、アレイアンテナ23は、63以下、或いは65以上のアンテナ素子24を備えていてもよい。
上記実施形態では、基準アンテナ21とアレイアンテナ23とが、共通の配線基板27に形成されている場合について説明した。これに限らず、基準アンテナ21とアレイアンテナ23は、別々の配線基板等に形成されていてもよい。また、アレイアンテナ23のアンテナ素子24のうちの1つを基準アンテナとして用いてもよい。
上記実施形態では、基準アンテナ21とアレイアンテナ23が、図3に示されるように、水平面に沿って配置されていることとした。基準アンテナ21とアレイアンテナ23の配置はこれに限定されるものではない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施しうるものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 飛翔体検出装置
20 アンテナユニット
21 基準アンテナ
22,26 増幅器
23 アレイアンテナ
24 アンテナ素子
25 アンテナ切替器
27 配線基板
30 信号処理ユニット
31a〜31c 周波数変換器
32a〜32c A−D変換器
33 I/Qデータ生成部
34 波形判定器
35 ホログラフィデータ生成器
40 カメラ
50 データ処理ユニット
51 スペクトラムデータ生成部
52 スペクトラムサンプリング部
53 サーチ部
54 ホログラフィデータ解析部
55 ホログラフィ画像生成部
56 画像処理部
100 飛翔体
D1 信号
D2 表示データ
S1 鉛直軸

Claims (5)

  1. 飛翔体を検出する飛翔体検出装置であって、
    前記飛翔体からの電波を受信する基準アンテナと、
    前記飛翔体からの電波を受信するアレイアンテナと、
    前記基準アンテナからの出力信号から、前記基準アンテナが受信した電波のスペクトラム情報を生成するスペクトラム情報生成手段と、
    前記スペクトラム情報から、前記飛翔体の電波を示す検出信号を検出する検出手段と、
    前記基準アンテナと前記アレイアンテナからの信号に基づいて、前記検出信号に対するホログラフィデータを生成するホログラフィデータ生成手段と、
    前記ホログラフィデータに基づいて、ホログラフィ画像を生成するホログラフィ画像生成手段と、
    前記ホログラフィ画像を表示する表示手段と、
    を備える飛翔体検出装置。
  2. 前記飛翔体の背景画像を撮影する撮影手段を更に備え、
    前記ホログラフィ画像生成手段は、前記背景画像と前記ホログラフィ画像とが合成された合成画像を生成し、
    前記表示手段は、前記合成画像を表示する請求項1に記載の飛翔体検出装置。
  3. 前記飛翔体からの電波のサンプルと、前記基準アンテナからの信号とを比較して、前記サンプルと前記基準アンテナからの信号との相関を判定する判定手段を備え、
    前記ホログラフィデータ生成手段は、前記サンプルと前記基準アンテナからの信号との相関がある場合に、前記ホログラフィデータを生成する請求項1又は2に記載の飛翔体検出装置。
  4. 前記判定手段は、前記サンプルと前記基準アンテナからの信号との相関値を算出し、相関値が閾値以上である場合に、前記サンプルと前記基準アンテナからの信号との相関があると判定する請求項3に記載の飛翔体検出装置。
  5. 飛翔体を検出する飛翔体検出装置であって、
    前記飛翔体からの電波を受信するアレイアンテナと、
    前記飛翔体から発信された電波のスペクトラム情報を生成するスペクトラム情報生成手段と、
    前記スペクトラム情報から、前記飛翔体の電波を示す検出信号を検出する検出手段と、
    前記アレイアンテナからの信号に基づいて、前記検出信号に対するホログラフィデータを生成するホログラフィデータ生成手段と、
    前記ホログラフィデータに基づいて、ホログラフィ画像を生成するホログラフィ画像生成手段と、
    前記ホログラフィ画像を表示する表示手段と、
    を備える飛翔体検出装置。
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