JP2021130049A - 電動義手の指駆動ユニット - Google Patents

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【課題】指の太さを細くして構成の簡素化が図れる電動義手の指駆動ユニットを提供する。【解決手段】指駆動ユニットの本体28に収容されるモータ8の回転を、減速ギヤを介して回転する送りねじで進退移動するピストンと、ピストンの移動を受けて回動する基節部材21に連接する中節部材23と、中節部材23に連接する末節部材22とを設け、基節部材21の第一摺接部39は、基節部材21が回動すると、中節部材23と本体28との間に架設された第一線材35をくの字に屈曲させ、第一線材35は中節部材23を、第一弾性部材の弾力に抗して第二軸26を中心にして回動させる。また、中節部材23に設けられた第二摺接部50は中節部材23の回動で基節部材21と末節部材22との間に架設された第二線材41をくの字に屈曲させる。この屈曲で第二線材41、第二弾性部材の弾力に抗して第三軸27を中心にして回動させる。【選択図】図3

Description

本発明は、五本の指を個別に動かすことができる電動義手の指駆動ユニットに関する。
五本の指をモータで駆動する電動義手が知られている。この電動義手では親指、人指し指、中指、薬指、小指にそれぞれのモータを設け、モータを正逆回転して指の曲伸ばしを行っている。
引用文献1 特開2015−37713号公報 引用文献2 特開2018−57647号公報
引用文献1の指駆動ユニットでは、モータの回転を減速ギヤを介して回転する送りねじと、この送りねじに螺合して進退移動する第一ロッド(ピストン)とが設けられる。この第一ロッドの移動を受けて、基節骨に該当する基節部材を回動させている。そして、基節部材は、リンク機構を介して末節骨に該当する末節部材と中節骨に該当する中節部材とを回動させている。このようにリンク機構を使った構成では、基節部材だけを回動させるだけで済むので第一ロッドの移動量を少なくでき、電動義手の小型化が図れる。しかし、リンク機構を使った場合、リンクは幅があるので指の太さを細くすることには限界があった。また、複数のリンクを用いるので構成が複雑となっている。
引用文献2の指駆動ユニットでは、腕内に設けたリニアモータで掌内に設けたスライド部材を進退移動させ、このスライド部材と四つの指の末節骨とをワイヤーで繋いでいる。そして、スライド部材が移動するとワイヤーが四つの指の末節骨と中節骨と基節骨との三本の骨を一度に回動させるようにしている。このようにワイヤーを使用すると指の太さを細くすることができる。しかし、一本のワイヤーを使って末節骨と中節骨と基節骨との三本の骨を回動させた場合、スライド板の移動量が大きくなり装置が大型化してしまう。また、五本の指を個別に動かすことは難しい。
本発明は、電動義手の指駆動ユニットの小型化を図りながら指の太さを細く形成でき、構成の簡素化が図れる電動義手の指駆動ユニットを提供することを目的とする。
第一の発明の電動義手の指駆動ユニットは、指駆動ユニットの本体に収容されるモータの回転を、減速ギヤを介して回転する送りねじと、この送りねじで進退移動するピストンと、ピストンの移動を受けて本体に対して回動する基節部材と、基節部材に連接する中節部材と、中節部材に連接する末節部材とを設けている。そして、基節部材に第一摺接部を設け、第一摺接部は、基節部材が回動すると、中節部材と本体との間に架設された第一線材をくの字に屈曲させるようにした。この第一線材の屈曲で第一線材は中節部材を基節部材に対し、第一弾性部材の弾力に抗して第二軸を中心にして回動させる。また、中節部材に第二摺接部を設け、第二摺接部は中節部材の回動で基節部材と末節部材との間に架設された第二線材をくの字に屈曲させる。この第二線材の屈曲で第二線材は末節部材を中節部材に対し、第二弾性部材の弾力に抗して第三軸を中心にして回動させるようにした。
第二の発明の電動義手の指駆動ユニットは、第一の発明の中節部材に第二軸を中心とする第一円弧部と、末節部材に第三軸を中心とする第二円弧部とを設けたものとした。
第一の発明では、第一線材を中節部材と本体との間に架設し、第二線材を基節部材と末節部材とに架設するだけでよいので構成の簡素化が図れ、指を細く形成することができる。
第二の発明では、中節部材に第一円弧部と、末節部材に第二円弧部とを設け、第一円弧部に第一線材を沿わせ、第二円弧部に第二線材を沿わせるようにした。第一線材と第二線材は、中節部材と末節部材とを接線方向から回動力を付与するので末節部材と中節部材とを常に一定の力で回動させることができる。
本発明の電動義手を示す平面図。 指ユニットの構成を示す分解斜視図。 指の構成を示す側面図。 指ユニットの駆動制御回路図。
指駆動ユニットの本体に収容されるモータの回転を、減速ギヤを介して回転する送りねじと、この送りねじで進退移動するピストンと、ピストンの移動を受けて回動する基節部材と、基節部材に連接する中節部材と、中節部材に連接する末節部材とを設けている。そして、基節部材に第一摺接部を設け、第一摺接部は、基節部材が回動すると、中節部材と本体との間に架設された第一線材をくの字に屈曲させる。この第一線材の屈曲で第一線材は中節部材を基節部材に対し、第一弾性部材の弾力に抗して第二軸を中心にして回動させる。また、中節部材に第二摺接部を設け、第二摺接部は中節部材の回動で基節部材と末節部材との間に架設された第二線材をくの字に屈曲させる。この第二線材の屈曲で第二線材は末節部材を中節部材に対し、第二弾性部材の弾力に抗して第三軸を中心にして回動させる。
本発明の電動義手の概要を図1に示す。なお、同一部材は同一符号を使って説明する。左手に該当する筐体1には左側より小指、薬指、中指、人差し指、親指に該当する指駆動ユニット2〜6が並べて取付けられる。各指駆動ユニット2〜6は、中指を除く小指、薬指、人差し指の指駆動ユニット2・3・5は所定範回動可能に筐体1に取付けられ、指駆動ユニット2・3・5は左右に開閉操作することができる。筐体1側方には親指駆動ユニット6が配置される。筐体1の中央には第一駆動機構7が設けられる。この第一駆動機構7にはモータ8の回転を減速ギヤで回転が伝達される送りねじ9と、この送りねじ9に螺合して進退移動するピストン10が設けられる。第一駆動機構7は親指駆動ユニット6の基節骨に該当するホルダ11に係合してピストン10の進退移動で親指を掌正面側と側方との間を回動させる。また親指駆動ユニット6は、ホルダ11の他、中節骨に該当する中間部材12と末節骨に該当する先端部材13とで構成される。そしてホルダ11には第一駆動機構7と同じ構成の第二駆動機構14が設けられ、第二駆動機構14のピストン10は中間部材12に係合し、ピストン10の進退移動で中間部材12を回動させる。中間部材12と先端部材13とには一本のリンク15が結合されており、リンク15は中間部材12が回動すると先端部材13を中間部材12と同方向に回動させる。
また、筐体1の内部には図示しない制御基板が配置され、また手首側に電池室が設けられ、手首側の端面には電源スイッチと充電用のソケットと筐体1を図示しない腕ソケットに取付ける取付板が配置されている。そして、筐体1と各駆動指ユニット2〜6は外方を柔軟な人工皮膚16で覆われている。
図2に指駆動ユニットの構成を分解斜視図で示す。なお、使用されるねじ20とネジ穴20aは同じ符号を使って説明する。指駆動ユニット2〜5は、基節骨に該当する基節部材21と末節骨に該当する末節部材22と中節骨に該当する中節部材23と、第三駆動機構24とで構成される。基節部材21と第三駆動機構24の本体28とは手の甲側(以降、上側とする。)で第一軸25により連結され、基節部材21と中節部材23とは上側で第二軸26により連結され、中節部材23と末節部材22とは上側で第三軸27により連結されている。第三駆動機構24は、モータ8を収容する本体28とこの本体28にモータ8の回転を減速ギヤで回転が伝達される送りねじ9と、この送りねじ9に螺合して進退移動するピストン10とが設けられる。
ピストン10はT字形をしており、縦バーの中心に送りねじ9を挿通する中空孔10aと、横バーの一端側に角孔10b開けられ他端側には小突起10dが設けられている。そして縦方向の一端側には送りねじ9に螺合するナット板がねじ20で取付けられる。また縦バーの他端にはピストン10の動きを基節部材21に伝達する小リンク29が短軸30で取付けられる。
本体28の下面にはプリント基板31が取付けられる。このプリント基板31にはピストン10の角孔10b嵌合するノブを有するスライド抵抗器32と、ピストン10の移動終端位置でモータ8の回転を停止させる二つのマイクロスイッチ33とが設けられる。また、プリント基板31の裏側には棒バネ34が取付けられている。この棒バネ34は通常はマイクロスイッチ33をオンとなるようにしている。この棒ばね34にピストン10が移動終端の位置で小突起10dが当接すると、棒バネ34は弾性変位してマイクロスイッチ33をオフにする。マイクロスイッチ33がオフになると制御回路はモータ8の回転を停止させる。またスライド抵抗器32はノブの移動で抵抗値を変化させて制御回路の働きでモータ8の回転を所定位置で停止させる。
本体28の端部には基節部材21側に突出部28aが設けられ、この突出部28aの側壁の上側に第一軸25を挿通する第一軸孔28bと、第一軸25より掌側(以降、下側という。)に第一線材35の一端を固定する第一固定部36とが設けられる。第一固定部36はネジ穴20aと第一円筒突起37とで構成され、ネジ穴20aにねじ込まれるねじ20で第一線材35の一端を固定し、第一円筒突起37で固定位置を定めようにしている。また、第一円筒突起37の下には第一軸25を半径とする第一円弧溝38が形成される。
基節部材21は、片側21aと他側21bとに二つに割ったように形成され、中央をねじ20で固定することで片側21aと他側21bとが一体化される。
片側21aには一側面の上側の端部に第一軸25を挿通する第二軸孔26、第二軸孔26より下側の端部に第一ピン39(第一摺接部)、この近くに小リンク29に係合する長ピン29aを挿通する第三軸孔21c、ほぼ中央に片側21aと他側21bを結合するネジ穴20a、中節部材23に対向する側の端部に第二軸26を挿通する第四軸孔40が設けられる。第一ピン39は金属製で先端を第一円弧溝38に収容されるように内側に向けて突出している。
一方、他側21bには片側21aと同様な第二軸孔26、第三軸孔21c、片側21aと他側21bを結合するネジ穴20a、第四軸孔40が設けられる。そして、第四軸孔40より下側に第二線材41の一端を固定する第二固定部42が形成される。第二固定部42はネジ穴20aと第二円筒突起43とで構成される。そしてこの下側に第四軸孔40を中心とする第二円弧溝44が形成される。
中節部材23は一枚の板状ブロックで形成され、片側の側面に、基節部材21に対向する側の上側の端部に第二軸26を挿通する第五孔23aが設けられる。そして、この第五孔23aを中心に1/4円弧を描く第一円弧面45が形成される。そして、中節部材23の上面には第三固定部46が形成される、第三固定部46は第一円弧面45の端面と連接する第一凹部23bとこの第一凹部23bの中心のネジ穴20a孔とで構成される。このネジ穴20aにねじ20を螺合することで第一線材35は他端を中節部材23に固定される。また、中節部材23には第一トーションばね47(第一弾性部材)を収容する第一縦溝23cと末節部材22側の対向面に第二トーションばね48(第二弾性部材)を収容する第二縦溝23dが形成される。
一方、末節部材22に対向する側の上側の端部に、第三軸27を挿通する第六孔23eが設けられる。そして、第六孔23eより下側には末節部材22の第三円筒突起22aを収容する第三円弧溝49が形成されている。一方、他側の側面には第五孔23aの下側に第二線材41に係合する第二ピン50(第二摺接部)が突出形成される。第二ピン50は先端を第二円弧溝44に収容されるように外側に突出しさせて設けられる。第二軸26は第四孔40に挿通後に第五孔23aを介して第一トーションばね47と中節部材23と基節部材21とを連結する。このとき、第二ピン50は第二円弧溝44の一端に第一トーションばね46の弾力で当接することで中節部材23と基節部材21とを平行となる状態にする。
末節部材22は先端側を指先に似せた円弧状に形成され、中節部材23側には中節部材23を収容する第二凹部22bが形成され、上側端部には第三軸27を挿通する第七孔22cが形成される。第三軸27は第七孔22cに挿通後に第六孔23eを介して第二トーションばね48と中節部材23と末節部材22とを連結する。第二凹部22bの一側面には第七孔22cを中心に1/4円弧を描く第二円弧面51が形成されている。そして、末節部材22の上面には第四固定部52が形成される、第四固定部52は第二円弧面51の端面と第二円弧面51に連接する第三凹部22dとこの第三凹部22dの中心に第二線材41の他端を螺合するネジ穴20aとで形成される。このネジ穴20aにねじ20を螺合することで第二線材41は他端を末節部材22に固定される。
また、第二凹部22bの他側面には第三円筒突起22aが設けられ、第三円筒突起22aは先端を第三円弧溝48内に収容される長さとなっている。そして、第三円筒突起22aは第三円弧溝48の一端に第二トーションばね48の弾力で当接することで末節部材22と中節部材23とを平行となる状態にする。
(動作説明)
図3を使って指の動作を説明する。第三駆動機構のピストン10は左方に移動しているとき小リンク29を介して基節部材21をピストン10と平行となる方向に向かう姿勢に留めている。基節部材21と第二軸26で連結された中節部材23は第一トーションばね47のバネ力で基節部材21と平行になる姿勢にとなり、中節部材23と第三軸27で連結した末節部材22も第二トーションばね48のバネ力で中節部材23と平行になる姿勢に留められている。第一線材35は一端を第一固定部36に固定され、他端は第一円弧面45に沿い、第一ピン39に摺接して、ピンと張った状態で緩み無く第三固定部46に固定されている。また、第二線材41は一端を第二固定部42に固定され、第二ピン50に摺接して他端を第二円弧面51に沿わされて、ピンと張った状態で緩み無く第四固定部52に固定されている。
ピストン10が図中右方に移動すると基節部材21は小リンク29に引きずられて第一軸25を中心にして掌側に回動する。この回動で第一ピン39は第一線材35を屈曲させてゆく。そして、ピストン10が右方への移動終端に達すると、で基節部材21は第一軸25を中心にして90度の回動をする。このとき第一ピン39は第一線材35を大きく引き上げるようにして屈曲させる。この屈曲で第一線材35は第一固定部36と第一ピン39との間の長さA分だけ、見かけ上短くなる。この短くなった長さAは中節部材23が第二軸26を中心に回動することで補われる。すなわち、第一円弧面45を短くなった長さAの四倍の円周を直径とする円に合せると、中節部材23は第二軸26を中心にして第一トーションばね47の弾力に抗して90度の回動が行われる。
一方、中節部材23が90度の回動を行うと、第二ピン50は第二線材41を屈曲させてゆく。そして、中節部材23が回動終端で第二ピン50は第二線材41を大きく引き上げるようにして屈曲させる。この屈曲で第二線材41は第二固定部42と第二ピン50との間の長さBが分だけ見かけ上短くなる。この短くなった長さBは末節部材22が第三軸27を中心に回動することで補われる。すなわち、第二円弧面51を短くなった長さBの四倍の円周を直径の円に合せると、末節部材22は第三軸27を中心にして第二トーションばね48の弾力に抗して90度の回動が行われる。
上記実施例においては第一線材35と第二線材41を使って中節部材23と基節部材21とを回動させるようにしたので中節部材23と基節部材21と末節部材22とを細く成型することができ、構成も簡素化することができる。なお、第一線材35および第二線材41は丈夫で可撓性のある釣糸あるいは細い金属製の撚線を使用することが望ましい。また、第一ピンと第二ピン50にコロを装着すると第一線材35と第二線材41の摩耗を防止できる。なお、親指駆動ユニットではリンクを使っているが親指は一般的に他の指より太いのでリンクを使った構成とした。しかし、線材を使う構成としてもよい。
(制御回路)
図4を使って第一から第三駆動機構の動作制御を行う電子回路の説明をする。電池60からの電圧はメインスイッチs16を介して制御回路に通電が行われる。すると電池60の電圧は定電圧IC62で減圧されてモータ制御IC63を介して六つの駆動機構のモータ8に伝達される。モータ制御IC63には第一から第五の操作ボタンS11〜S15の信号が送られる。モータ制御IC63は操作ボタンS11〜S15の信号を受けるとモータ8を所定の方向に回転させる。また、各モータ制御IC63には操作ボタンS11〜S15よりオペアンプを介した信号も送られる。
オペアンプの入力端にはブリッジ回路が設けられ、固定抵抗5Kと半固定抵抗R1との連結部分の電圧と、固定抵抗5Kとスライド抵抗器32との接続部分の電圧が入力される。オペアンプは入力電圧が等しいと出力端子の電圧がゼロになるのでモータ制御IC63はモータ8の回転を停止させる事ができる。したがい、半固定抵抗R1のあらかじめ抵抗値を設定しておくと指の折り曲げ角度を任意に設定できる。
図中操作ボタンS11はオン操作すると五本の指を真っ直ぐに広げた状態となる。また操作ボタンS12をオン操作すると親指と人差し指で物を摘まむことができる。操作ボタンS13をオン操作すると、人差し指だけくの字に折れ曲がり、その他の指は握られた状態になる。これにより一本指によるキーボードの操作が可能となる。操作ボタンS14をオン操作すると、全ての指がくの字型の折り曲げられた状態になる。この状態は人が無意識の自然体であるときの指の状態となる。操作ボタンS15をオン操作すると、各指は物を握り締めることができる。また、操作ボタンS11〜S15のオン操作の途中でボタンをオフにすると、指を折り曲げ途中で停めることができる。
本発明の電動義手の指駆動ユニットは指の細い人に利用することができる。
8 モータ
10 ピストン
21 基節部材
22 末節部材
23 中節部材
28 本体
25 第一軸
26 第二軸
27 第三軸
35 第一線材
36 第一固定部
39 第一摺接部
41 第二線材
42 第二固定部
46 第三固定部
45 第一円弧部
47 第一弾性部材
48 第二弾性部材
50 第二摺接部
51 第二円弧部
52 第四固定部

Claims (2)

  1. 電動モータ(8)の動力で本体内を進退移動するピストン(10)と、このピストンの動きを受けて前記本体(28)の第一軸(25)に軸支されて回動する基節骨に該当する基節部材(21)と、この基節部材の第二軸(26)に軸支されて前記基節部材の動きを受けて回動する中節骨に該当する中節部材(23)と、この中節部材の第三軸(27)に軸支されて前記中節部材の動きを受けて回動する末節骨に該当する末節部材(22)と、前記基節部材の動きを前記中節部材に伝える第一伝達手段と、前記中節部材の動きを前記末節部材に伝える第二伝達手段とを備え、前記基骨部材と前記中節部材と前記末節部材とを手の甲側で連結した電動義手の指駆動ユニットにおいて、
    前記第一伝達手段を第一線材(35)とし、
    前記第二伝達手段を第二線材(41)とし、
    前記第一軸の近傍で前記第一線材の一端を固定する第一固定部(36)を前記本体に設け、
    前記第一軸の近傍で前記第一線材に摺接する第一摺接部(39)と、前記第二軸の近傍に前記第二線材の一端を固定する第二固定部(42)とを前記基節部材に設け、
    前記第二軸の近傍で前記第一線材の他端を固定する第三固定部(46)と、前記第二線材に摺接する第二摺接部(50)とを前記中節部材に設け、
    前記第三軸の近傍で前記第二線材の他端を固定する第四固定部(52)を前記末節部材に設け、
    前記基節部材と前記中節部材との間に前記中節部材を回動復帰させる第一弾性部材(47)を設け、
    前記中節部材と前記末節部材との間に前記末節部材を回動復帰させる第二弾性部材(48)を設け、
    前記第一線材を前記第一摺接部の外周に接触させて前記第一固定部から前記第三固定部まで架設し、
    前記第二線材を前記第二摺接部の外周に接触させて前記第二固定部から前記第四固定部まで架設したことを特徴とする電動義手の指駆動ユニット。
  2. 前記中節部材に前記第二軸を中心とする第一円弧部(45)と、前記末節部材に前記第三軸を中心とする第二円弧部(51)とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動義手の指駆動ユニット。
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