JP2021129891A - 端末装置、感情解析装置、感情解析システム、及び感情解析方法 - Google Patents

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智哉 前川
春彦 林
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春彦 林
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Sachie Sugitani
幸愛 杉谷
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Ayumi Ikemoto
歩 池本
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Naoki Koyanazu
直樹 小柳津
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Abstract

【課題】ユーザに違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することのできる端末装置を提供する。
【解決手段】端末装置は、接着面を有し、かつシート状をなす端末装置であって、前記接着面が接触する面の形状の変化の度合いを示す物理量を計測するセンサ部と、前記センサ部により計測された前記物理量を無線により送信する無線通信部と、前記センサ部及び前記無線通信部を駆動するための電力を供給する電源部とを備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、端末装置、感情解析装置、感情解析システム、及び感情解析方法に関する。
従来、ユーザが装着するウェアラブル端末などを用いて、ユーザの感情を解析する情報処理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2017/064891号
"薄型フレキシブル電池(Air Patch Battery)(開発中)"、[online]、マクセルホールディングス株式会社、[2019年12月9日検索]、インターネット<URL:https://biz.maxell.com/ja/primary_batteries/air_patch_battery.html>
しかしながら、従来の情報処理システムにおいて、ユーザは、スマートウォッチ、スマートバンド、スマートアイグラスなどのウェアラブル端末を装着しなければならない。このようなウェアラブル端末を装着することは、ユーザにとって違和感があり、自身の感情を読み取られるという拒否感又は恐怖感などの抵抗感を引き起こす可能性がある。また、イベントの開催者(以下、「イベンター」という)にとっては、イベントの開始時及び終了時にウェアラブル端末を配布及び回収する負担が生じる。また画像解析により感情を解析する場合、一度に数百人規模の解析を行うことは困難である。また、イベンターがこのようなウェアラブル端末を多数のユーザに利用目的も告げずに配布することは困難である。このため、複数のユーザのデータを効率的に収集し、感情を正確に解析することは困難である。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザに違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することのできる端末装置、感情解析装置、感情解析システム、及び感情解析方法を提供することを目的とする。
本開示の一実施態様に係る端末装置は、接着面を有し、かつシート状をなす端末装置であって、前記接着面が接触する面の形状の変化の度合いを示す物理量を計測するセンサ部と、前記センサ部により計測された前記物理量を無線により送信する無線通信部と、前記センサ部及び前記無線通信部を駆動するための電力を供給する電源部とを備える。
本開示の他の実施態様に係る感情解析装置は、上述の端末装置と中継器を介して接続され、前記端末装置から、前記中継器を介して、当該端末装置を顔に接着させたユーザの前記顔の形状の変化の度合いを示す物理量を受信する通信部と、前記中継器ごとに、当該中継器により中継された前記物理量に基づいて、前記ユーザの感情を解析する処理部とを備える。
本開示の他の実施態様に係る感情解析システムは、電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備え、前記複数の端末装置の各々は、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測し、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信し、前記感情解析装置は、前記複数の端末装置から前記物理量を受信し、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析する。
本開示の他の実施態様に係る感情解析方法は、電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備える感情解析システムによる感情解析方法であって、前記複数の端末装置の各々が、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測するステップと、前記複数の端末装置の各々が、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信するステップと、前記感情解析装置が、前記複数の端末装置から前記物理量を受信するステップと、前記感情解析装置が、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析するステップとを含む。
本開示によると、ユーザに違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することができる。
図1は、実施形態1に係る感情解析システムの全体構成を示す図である。 図2は、実施形態1に係る感情解析システムを構成するシール型センサ及びサーバのそれぞれの機能構成を示すブロック図である。 図3は、表示装置の画面に表示される表示データの一例を示す図である。 図4は、表示装置の画面に表示される表示データの他の一例を示す図である。 図5は、表示装置の画面に表示される表示データの他の一例を示す図である。 図6は、シール型センサの構成を示す図である。 図7は、回路層へのひずみゲージの配置位置の一例を示す図である。 図8は、実施形態1に係る感情解析システムによるひずみ量の収集処理の手順の一例を示すシーケンス図である。 図9は、サーバによる感情解析処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、時間と喜び度との関係を示す図である。 図11は、実施形態2に係る感情解析システムを構成するシール型センサ及びサーバのそれぞれの機能構成を示すブロック図である。 図12は、実施形態2に係る感情解析システムによるひずみ量の収集処理の手順の一例を示すシーケンス図である。 図13Aは、シール型センサの保管時におけるシール型センサの一部の断面を模式的に示した図である。 図13Bは、シール型センサの利用時におけるシール型センサの一部の断面を模式的に示した図である。
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の一実施形態に係る端末装置は、接着面を有し、かつシート状をなす端末装置であって、前記接着面が接触する面の形状の変化の度合いを示す物理量を計測するセンサ部と、前記センサ部により計測された前記物理量を無線により送信する無線通信部と、前記センサ部及び前記無線通信部を駆動するための電力を供給する電源部とを備える。
この構成によると、例えば、端末装置の接着面をユーザの顔に接触させることにより、顔の形状の変化の度合いが物理量として計測及び送信され、物理量に基づいて感情を解析することができる。このため、ユーザは、顔にシールを貼る感覚で端末装置を装着することができる。特に、スポーツ観戦会場やアトラクション会場などにおいては、ユーザは、顔にシールを貼ることへの抵抗感が少ない。よって、ユーザに違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することができる。
(2)好ましくは、前記センサ部は、ひずみゲージを含む。
この構成によると、ユーザが笑ったり、驚いたりしたときの顔の動きを電圧として計測することができる。これにより、計測された電圧に基づいてユーザの喜怒哀楽等の感情を解析することができる。
(3)さらに好ましくは、前記電源部は、生体のエネルギーを利用して発電を行う。
この構成によると、ユーザの生体エネルギーを用いて発電された電力により、センサ部及び無線通信部を駆動することができる。このため、端末装置に電池を設けなくても、物理量を送信することができる。
(4)また、前記無線通信部は、外部より送信される電磁波により発電する前記電源部として機能してもよい。
この構成によると、外部により送信される電磁波により発電された電力により、センサ部及び無線通信部を駆動することができる。このため、端末装置に電池を設けなくても、物理量を送信することができる。
(5)また、前記接着面の反対側に文字及び画像の少なくとも一方を印刷可能な印刷面を有してもよい。
この構成によると、端末装置を顔に装着した際に、顔の表面に印刷面が来る。このため、端末装置を、顔面を装飾するフェイスシールとして利用することが可能となり、ユーザへの端末装置の装着の抵抗感を少なくすることができる。
(6)また、前記端末装置は、前記接着面を有するシート状の接着層と、前記印刷面を有するシート状の印刷層と、前記接着層と前記印刷層とに挟まれるシート状の回路層とを備え、前記回路層に、前記センサ部、前記無線通信部及び前記電源部が配置されてもよい。
この構成によると、接着層と印刷層との間に回路層を設けることにより、回路層が顔に接触したり、外部に露呈したりすることを防止することができる。これにより、ユーザに、フェイスシールと同様に違和感なく端末装置を装着させることができる。
(7)また、上述の端末装置は、前記電源部による電力の供給経路上に設けられる取り外し可能な絶縁部材をさらに備えてもよい。
この構成によると、絶縁部材を取り外すことで、絶縁状態であった電源部とセンサ部及び無線通信部とを導通させることができる。これにより、ユーザの顔に端末装置を装着するときまで絶縁状態を維持することができる。例えば、電源部がシート型電池の場合には、不要な電力消費を避けることができる。
(8)また、前記絶縁部材は、接着面を覆う剥離シートを含んでもよい。
この構成によると、剥離シートが絶縁部材を兼ねることができる。このため、端末装置の顔への装着時に確実に絶縁状態から導通状態に変化させることができ、絶縁状態の解除忘れを防止することができる。
(9)また、前記無線通信部は、前記端末装置の識別子とともに前記物理量を送信してもよい。
この構成によると、端末装置の識別子と対応付けて物理量を送信することができる。このため、端末装置ごと、つまりユーザごとに感情を解析することができる。
(10)また、前記無線通信部は、前記物理量の送信周期、送信時刻及び送信場所の少なくとも1つを定義した条件に従って、前記物理量を送信してもよい。
この構成によると、物理量の送信タイミング又は送信場所を限定することができる。これにより、不必要に物理量が送信され通信トラフィックが増大するのを防ぐことができ、必要な送信タイミング又は送信場所において、物理量を送信することができる。よって、所定時刻又は所定場所におけるユーザの感情を正確に解析することができる。
(11)また、上述の端末装置は、前記センサ部により計測された前記物理量を記憶する記憶部をさらに備え、前記無線通信部は、複数の時刻において計測された前記物理量を前記記憶部から読み出し、読み出した前記物理量を送信してもよい。
この構成によると、複数の時刻において計測された物理量をまとめて送信することができる。このため、毎時刻に物理量を送信する場合に比べ、送信に要する電力を削減することができる。また、ネットワーク障害により物理量を送信することができない場合であっても、タイミングをずらして物理量を送信することができる。
(12)また、上述の端末装置は、時刻を計時する計時部をさらに備え、前記記憶部は、前記センサ部により計測された前記物理量を計測時刻とともに記憶し、前記無線通信部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記物理量を前記計測時刻とともに送信してもよい。
この構成によると、計測時刻とともに物理量をまとめて送信することができる。このため、計測時刻ごとに物理量を送信しなくても、計測時刻ごとの感情を解析することができる。
(13)本開示の他の実施形態に係る感情解析装置は、上述の端末装置と中継器を介して接続され、前記端末装置から、前記中継器を介して、当該端末装置を顔に接着させたユーザの前記顔の形状の変化の度合いを示す物理量を受信する通信部と、前記中継器ごとに、当該中継器により中継された前記物理量に基づいて、前記ユーザの感情を解析する処理部とを備える。
この構成によると、中継器ごとに中継された物理量に基づいて、ユーザの感情を解析することができる。このため、中継器の設置場所が事前にわかっている場合には、ユーザの感情を場所ごとに解析することができる。例えば、アトラクションが複数設置されているアミューズメントパークなどにおいては、アトラクションごとにユーザの感情を解析することができる。
(14)本開示の他の実施形態に係る感情解析システムは、電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備え、前記複数の端末装置の各々は、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測し、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信し、前記感情解析装置は、前記複数の端末装置から前記物理量を受信し、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析する。
この構成によると、端末装置は、ユーザの顔への接着面を有し、かつシート状をなしており、顔の形状の変化の度合いが物理量として感情解析装置に送信される。感情解析装置は、物理量に基づいて感情を解析することができる。このため、ユーザは、顔にシールを貼る感覚で端末装置を装着することができる。特に、スポーツ観戦会場やアトラクション会場などにおいては、ユーザは、顔にシールを貼ることへの抵抗感が少ない。よって、ユーザに違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することができる。
(15)好ましくは、前記感情解析装置は、解析した感情を、前記物理量の計測時刻、前記ユーザの存在場所、及び前記感情の解析時刻の少なくとも1つに対応付けて表示する。
この構成によると、感情解析装置は、感情の解析結果を時間又は場所と対応付けて表示することができる。これにより、例えば、所定の感情が多く出現する時間帯や場所を知ることができる。
(16)本開示の他の実施形態に係る感情解析方法は、電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備える感情解析システムによる感情解析方法であって、前記複数の端末装置の各々が、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測するステップと、前記複数の端末装置の各々が、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信するステップと、前記感情解析装置が、前記複数の端末装置から前記物理量を受信するステップと、前記感情解析装置が、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析するステップとを含む。
この構成は、上述の感情解析システムが備える構成に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の感情解析システムと同様の作用及び効果を奏することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定するものではない。また、以下の実施形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
また、同一の構成要素には同一の符号を付す。それらの機能及び名称も同様であるため、それらの説明は適宜省略する。
<実施形態1>
〔感情解析システムの全体構成〕
図1は、実施形態1に係る感情解析システムの全体構成を示す図である。
感情解析システム1は、シール型センサ3と、サーバ4とを備える。
シール型センサ3は、端末装置として機能し、接着面を有し、かつシート状をなす。シール型センサ3は、例えば、接着面によりユーザ2の顔に貼り付けられ、表情の変化に応じた顔の形状の変化の度合いを示す物理量を計測する。
なお、図1では、一人のユーザ2に貼り付けられたシール型センサ3のみを示しているが、複数のユーザ2の各々に、シール型センサ3が貼り付けられるものとする。
シール型センサ3は無線通信が可能であり、アクセスポイント7(中継器)を介してインターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワーク6に接続される。
サーバ4は、感情解析装置として機能し、ネットワーク6に有線又は無線により接続され、ネットワーク6を介して複数のシール型センサ3の各々から計測された物理量を受信する。サーバ4は、受信した物理量に基づいて、シール型センサ3を顔に接着させたユーザ2の感情を解析する。サーバ4は、感情の解析結果をサーバ4に接続された表示装置5に表示したり、ネットワーク6を介して他の装置に送信したりする。
例えば、スポーツ観戦会場又はアトラクション会場などのイベント会場への入場時に、イベンターが参加者であるユーザ2にシール型センサ3を配布する。シール型センサ3を受け取ったユーザ2は、自身の顔(例えば、頬の部分)にシール型センサ3を貼る。ユーザ2が抵抗なくシール型センサ3を貼れるように、シール型センサ3の他者から視認可能な面には文字や画像(例えば、応援するチームのマーク)などが印刷されているのが望ましい。これにより、ユーザ2は、フェイスシールを貼る感覚でシール型センサ3を顔に貼ることができる。
アクセスポイント7は、イベント会場の複数の個所に設置されていることが望ましい。これにより、サーバ4は、会場内をユーザ2が移動しても、シール型センサ3から物理量を満遍なく収集することができる。また、サーバ4は、アクセスポイント7の位置と、アクセスポイント7が受信した物理量とを対応付けることができる。このため、アクセスポイント7の位置ごとにユーザ2の感情を解析することができる。なお、アクセスポイント7は、特に、イベンターが感情の解析が必要だと思う場所に配置されるのが望ましい。例えば、アトラクション会場などのアトラクション(例えば、ジェットコースター、メリーゴーランド)毎にアクセスポイント7が設置される。これにより、サーバ4は、アトラクションごとにユーザの感情を分析することができ、例えば、人気のあるアトラクションを分析することができる。
〔シール型センサ3及びサーバ4の構成〕
図2は、実施形態1に係る感情解析システム1を構成するシール型センサ3及びサーバ4のそれぞれの機能構成を示すブロック図である。
シール型センサ3は、電源部31と、センサ部32と、計時部33と、無線通信部34と、記憶部39とを備える。
電源部31は、センサ部32、計時部33及び無線通信部34に、各処理部を駆動するための電力を供給する。電源部31は、例えば、シート型電池又はパッチ型電池である(例えば、非特許文献1参照)。図2では、電力の供給線を破線で示している。
また、電源部31は、生体のエネルギーを利用して発電を行い、発電電力を供給してもよい。電源部31は、例えば、シール型センサ3が貼り付けられるユーザ2の熱エネルギーを利用した温度差発電を行う。より詳細には、電源部31は、ユーザ2の皮膚に接触されるシート状のゼーベック素子(熱電素子)を備え、ゼーベック素子内部の温度差により起電力を生じるゼーベック効果を利用して発電を行う。
また、電源部31は、生体の汗を利用して発電を行ってもよい。より詳細には、電源部31は、ユーザ2の皮膚に接触されるシート状のバイオ燃料電池を備え、バイオ燃料電池が、人間の汗に含まれている乳酸を酸化させる酵素により汗を電流に変換することで発電を行う。
計時部33は、時刻を計時するクロック又はタイマである。
センサ部32は、センサ部32の接着面が接触する面(ユーザ2の顔面)の形状の変化の度合いを示す物理量を計測する。センサ部32は、例えば、ひずみゲージを備える。ひずみゲージはユーザ2の顔の皮膚が動くことによりひずみゲージに加わった力を電圧(以下、「ひずみ量」という。)として計測する。センサ部32は、ひずみゲージが計測したひずみ量を無線通信部34に出力する。
無線通信部34は、小型かつ省電力の無線通信を行う通信インタフェースを備える。無線通信部34は、例えば、Wi−SUN(Wireless Smart Utility Network)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)又はZigBee(登録商標)などの通信規格に従ってデータ通信を行う。無線通信部34は、センサ部32からひずみ量を受け、計時部33からひずみ量の計測時刻を受け、ひずみ量及び計測時刻にシール型センサ3のID(識別子)(以下、「センサID」という。)を付加して、アクセスポイント7及びネットワーク6を経由してこれらのデータをサーバ4に送信する。なお、センサIDは、例えば、記憶部39にあらかじめ記憶されており、無線通信部34は、記憶部39からセンサIDを読み出して、ひずみ量に付加するものとする。
記憶部39は、センサ部32により計測された物理量を記憶するための記憶装置である。
センサ部32は、計測したひずみ量を計時部33から取得したひずみ量の計測時刻と対応付けて、記憶部39に書き込む。
無線通信部34は、記憶部39から、複数の時刻において計測されたひずみ量を読み出し、読み出したひずみ量及び計測時刻にセンサIDを付加してサーバ4に送信する。
サーバ4は、通信部41、処理部42、記憶部43及び表示制御部44を備える。
サーバ4は、CPU、ROM、RAM、HDD、通信インタフェース等を備えるコンピュータにより実現することができる。処理部42及び表示制御部44は、ROM又はHDD等の不揮発性メモリに記憶されたコンピュータプログラムをRAMに展開して、CPU上で実行することにより機能的に実現される。
通信部41は、ネットワーク6を介して、シール型センサ3から、ひずみ量、計測時刻及びセンサIDを受信する。
処理部42は、通信部41が受信したひずみ量、計測時刻及びセンサIDを記憶部43に記憶する。また、処理部42は、記憶部43からひずみ量、計測時刻及びセンサIDを読み出し、読み出したデータに基づいて、センサIDごとに感情を解析する。解析の対象とする感情は、例えば、ユーザ2の喜びである。例えば、処理部42は、時系列のひずみ量と喜びの度合いを数値化した喜び度との関係をあらかじめ学習した学習モデルを用いて、学習モデルに計測時刻及びひずみ量を入力することにより喜び度を決定する。学習モデルは、例えば多層のニューラルネットワークであり、計測時刻とひずみ量とを入力とし、喜びの度合いを出力とする学習セットを用いてディープラーニングによりニューラルネットワークのパラメータが機械学習される。なお、学習モデルはニューラルネットワークに限定されるものではなく、例えば、線形回帰モデル、ロジスティック回帰モデル、サポートベクターマシン、ランダムフォレスト、Ada Boost、ナイーブベイズ、k近傍法等の他の識別器を用いることができる。
処理部42は、さらに、ユーザ2ごとの喜び度の解析結果を表示装置5の画面に表示するための表示データを作成する。表示データは、例えば、複数のユーザ2の喜び度の分布を表形式又はグラフ形式で示すものであってもよいし、喜び度をユーザ2の位置と関連付けてマップ形式で示すものであってもよい。
表示制御部44は、処理部42が作成した表示データを表示装置5の画面に表示する制御を行う。
図3は、表示装置5の画面に表示される表示データの一例を示す図である。
処理部42は、ある期間(例えば、10分間)における複数のユーザ2の喜び度から、喜び度の分布を計算する。処理部42は、当該計算結果に基づいて図3に示すような表示用データを作成し、表示装置5の画面に表示する。表示データはある期間における複数のユーザ2の喜び度の分布を示す。画面の左側には、5段階で数値化された喜び度の割合が表形式で示されている。例えば、喜び度の数値が大きい程、ユーザ2が喜んでいることを示す。喜び度「5」のユーザ2の割合は10%であり、喜び度「4」のユーザ2の割合では22%であり、喜び度「3」のユーザ2の割合は32%であり、喜び度「2」のユーザ2の割合は23%であり、喜び度「1」のユーザ2の割合は13%である。画面の右側には、左側に表形式で示した喜びの分布が棒グラフ形式で示されている。
図4は、表示装置5の画面に表示される表示データの他の一例を示す図である。
処理部42は、ある期間(例えば、3時0分から3時15分までの15分間)において解析された複数のユーザ2の喜び度から、所定時間(例えば、1分間)ごとの喜び度の平均(以下、「平均喜び度」という。)を計算する。処理部42は、当該計算結果に基づいて図4に示すような表示データを作成し、表示装置5の画面に表示する。表示データはある期間における平均喜び度の時間的な推移を示す。表示データの横軸は時間を示し、縦軸は平均喜び度を示す。このグラフによると、3時5分から3時10分の間に平均喜び度が最大になっていることが分かる。例えば、お笑いライブショーの観客の顔にシール型センサ3を貼り付けてもらい、観客の平均喜び度の時間的推移を解析することにより、イベンターは、ライブショーが観客から好評を受けた時間を知ることができる。なお、図4では、横軸を喜び度の解析時刻としたが、ひずみ量の計測時刻とすることも可能である。
図5は、表示装置5の画面に表示される表示データの他の一例を示す図である。
処理部42は、ある期間(例えば、10分間)における複数のユーザ2の喜び度から、ユーザ2の存在場所ごとの喜び度の分布を計算する。処理部42は、当該計算結果に基づいて、図5に示すような表示データを作成し、表示装置5の画面に表示する。表示データはある期間における複数のユーザ2の場所ごとの喜び度の分布を示す。図5には、例えば、4×11個の矩形が示されている。各矩形はユーザ2のいる場所に対応付けられており、各場所にいるユーザ2の喜び度の平均値を示している。例えば、左上の矩形50に対応した場所にいるユーザ2の喜び度の平均値は3であることが示されている。なお、矩形で示される場所とアクセスポイント7とが対応付けられている場合には、各アクセスポイント7で受信されたひずみ量等のデータが、そのアクセスポイント7に対応付けられた場所に存在するユーザ2のデータとして、喜び度が解析される。
また、矩形51〜55に示すように、喜び度が大きいであろうとイベンターが期待する場所を他の場所と区別して、異なる態様で表示してもよい。例えば、矩形51〜55を太枠で示してもよい。これにより、イベンターは、矩形51〜53及び55に対応する場所では、期待通りに喜び度が大きくなったものの、矩形54に対応する場所では、期待が外れ、喜び度が小さかったことを知ることができる。これにより、イベンターは、矩形54に対応する場所で開催されるイベントの改善等の措置をとることができる。
再び図2を参照して、記憶部43は、ひずみ量、計測時刻及びセンサID等の感情解析処理に必要なデータを記憶する記憶装置であり、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ、又はフラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性メモリにより構成される。
図6は、シール型センサ3の構成を示す図である。図6では、シール型センサ3を通常の使用方法で皮膚に貼り付ける場合に、皮膚に近い側を「下方」、皮膚から遠い側を「上方」とする。シール型センサ3は、例えば、シート状の接着層3Aと、シート状の回路層3Bと、シート状の印刷層3Cとの3層により構成される。接着層3Aには、下方に皮膚への刺激が少ない肌用の粘着剤が塗布されている。また、粘着剤の下方には、剥離シート3Dが設けられている。ユーザ2は、剥離シート3Dを剥がした後に、接着層3Aの下方を肌に接触させることによりシール型センサ3を皮膚に貼り付ける。
接着層3Aの上方には、回路層3Bが配置されている。回路層3Bには、上述した電源部31、センサ部32、計時部33及び無線通信部34を実現する回路が構成される。回路層3Bは、例えばフレキシブル基板上にIC(Integrated Circuit)チップを配置することにより構成される。なお、電源部31が温度差発電又は汗を利用した発電を行う場合には、ゼーベック素子又はバイオ燃料電池を皮膚に接触させることが望ましい。このため、ゼーベック素子又はバイオ燃料電池の下方には、接着層3Aは配置されておらず、ゼーベック素子又はバイオ燃料電池が皮膚に接触する構成とする。
印刷層3Cは、回路層3Bの上方に配置され、印刷面を有する。印刷面は、印刷層3Cの上方に位置し、印刷面には、文字及び画像の少なくとも一方が印刷可能である。なお、ユーザ2が印刷面にペン等で文字又は画像を書き込むことができるように、印刷面の一部又は全部が白色等の無地であってもよいし、透明もしくは半透明であってもよい。
図7は、回路層3Bへのひずみゲージ38の配置位置の一例を示す図である。ひずみゲージ38は、センサ部32の一部を構成する。回路層3Bには、例えば、四隅と中央部とにひずみゲージ38が配置されている。このように、複数の個所にひずみゲージ38を配置することにより、ひずみゲージ38を1つ配置する場合に比べて、高精度に顔の形状の変化の度合いを計測することができる。
〔感情解析システム1によるひずみ量の収集処理〕
図8は、実施形態1に係る感情解析システム1によるひずみ量の収集処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
センサ部32は、計時部33から出力される時刻に基づいて、現在時刻が計測タイミングであるか否かを判断する(S1)。例えば、1秒毎に計測する場合には、センサ部32は、時刻が正秒(小数点以下が0である秒)であれば、現在時刻が計測タイミングであると判断し、それ以外の時刻であれば計測タイミングでないと判断する。
センサ部32は、計測タイミングでなければ(S1でNO)、計測タイミングになるまで待機する(S1)。
センサ部32は、計測タイミングであれば(S1でYES)、ひずみ量を計測する(S2)。なお、センサ部32は、回路層3Bに複数のひずみゲージ38が配置されている場合には、複数のひずみゲージ38が計測したひずみ量を計測値としてもよいし、複数のひずみ量から1以上のひずみ量を算出し、ひずみ量の計測値としてもよい。例えば、センサ部32は、複数のひずみ量の平均値を計測値としてもよいし、複数のひずみ量の最大値及び最小値を計測値としてもよい。
センサ部32は、計時部33からひずみ量の計測時刻を取得し、計測したひずみ量と計測時刻とを記憶部39に書き込む(S3)。
無線通信部34は、計時部33から出力される時刻と、送信周期を定義した条件(例えば、1分ごと)又は送信時刻を定義した条件(例えば、12時00分、イベント開始から30分後等)とに基づいて、現在時刻がひずみ量の送信タイミングであるか否かを判断する(S4)。
現在時刻が送信タイミングでなければ(S4においてNO)、ステップS1に戻る。送信タイミングであれば(S4においてYES)、無線通信部34は、センサ部32により計測された未送信のひずみ量と、計時部33により計時されたひずみ量の計測時刻と、センサIDとをサーバ4に送信し、サーバ4の通信部41は、これらのデータを受信する(S5)。具体的には、無線通信部34は、1つのセンサIDと、計測数分の計測時刻及びひずみ量の組とをサーバ4に送信する。
サーバ4の処理部42は、通信部41が受信したデータを受け、当該データを記憶部43に書き込む(S6)。
感情解析システム1は、図8のシーケンス図に示す処理を繰り返し実行することにより、サーバ4の記憶部43にひずみ量を含むデータを蓄積していく。
〔サーバ4による感情解析処理〕
図9は、サーバ4による感情解析処理の手順の一例を示すフローチャートである。
感情解析処理は、所定の周期(例えば、10分毎)に実行されてもよいし、リアルタイムで実行されてもよい。また、作業者の指示するタイミングに実行されてもよい。
処理部42は、ひずみ量、計測時刻及びセンサIDの組み合わせからなるデータを、記憶部43から読み出す(S101)。
処理部42は、センサIDごとに、読み出したひずみ量及び計測時刻を学習モデルに入力し、学習モデルから数値化された喜び度を取得することにより、感情を解析する(S102)。
なお、感情の解析方法はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザ2が普通の顔から、喜んで笑った顔に変化する場合には、ユーザ2の表情筋が変化し、これに伴い、ひずみ量の変化量(例えば、ひずみ量の時間的な微分値の絶対値、又はひずみ量の時間的な差分値の絶対値)は大きくなると考えられる。また、ユーザ2が笑い続けている場合には、表情筋が変化し続けているため、同様に、ひずみ量の変化量は大きくなると考えられる。このため、処理部42は、ひずみ量の変化量の時系列データに基づいて、感情及び感情の大きさを解析することもできる。
例えば、ひずみ量の変化量の時系列データと、感情及び感情の大きさとの関係性をあらかじめ定めたテーブルデータが定義されているものとする。処理部42は、記憶部43から読み出したひずみ量の時系列データから、ひずみ量の変化量の時系列データを算出する。処理部42は、テーブルデータに基づいて、算出したひずみ量の変化量の時系列データに対応する感情及び感情の大きさを決定する。これにより、処理部42は、ひずみ量の変化量が大きい程、感情の大きさが大きいと判断することができる。
図10は、時間と喜び度との関係を示す図である。図10の横軸は時間を示し、縦軸は喜び度を示す。処理部42は、所定時間のひずみ量の変化量の時系列データと、テーブルデータに示されるひずみ量の変化量の時系列データとを比較することにより、最も類似する時系列データに対応する感情及び感情の大きさをテーブルデータから導く。図10では、導かれた感情が喜びであり、感情の大きさである喜び度の時間的な変化が示されている。図10に示すように、ユーザ2を笑わせるパフォーマンスなどの所定のイベント発生タイミングから喜び度が大きくなっていることが分かる。
処理部42は、センサIDごとに解析された感情(喜び度)に基づいて、表示装置5の画面に表示するための表示データを作成する(S103)。表示データの一例は、図3から図5に示した通りである。
表示制御部44は、処理部42が作成した表示データを表示装置5の画面に表示する制御を行う。
〔実施形態1の効果等〕
以上説明したように、本開示の実施形態1によると、例えば、シール型センサ3の接着面をユーザ2の顔に接触させることにより、顔の形状の変化の度合いが物理量(例えば、ひずみ量)として計測及びサーバ4に送信され、サーバ4は、当該物理量に基づいて感情を解析することができる。このため、ユーザ2は、顔にフェイスシールを貼る感覚でシール型センサ3を装着することができる。特に、スポーツ観戦会場やアトラクション会場などにおいては、ユーザ2は、顔にシールを貼ることへの抵抗感が少ない。よって、ユーザ2に違和感及び抵抗感を与えることなく、感情を解析することができる。
なお、シール型センサ3が使い捨て可能なタイプの場合には回収が不要である。このため、イベンターによる回収の負担を削減することができる。
また、シール型センサ3のセンサ部32は、ひずみゲージ38を備えているため、シール型センサ3は、ユーザ2が笑ったり、驚いたりしたときの顔の動きを電圧として計測することができる。これにより、サーバ4は、計測された電圧に基づいてユーザ2の喜怒哀楽等の感情を解析することができる。
また、シール型センサ3は、ユーザ2の生体エネルギーを用いて発電された電力により、センサ部32及び無線通信部34を駆動することができる。このため、シール型センサ3に電池を設けなくても、物理量を送信することができる。
また、シール型センサ3を顔に装着した際に、顔の表面に印刷面が来る。このため、シール型センサ3を、顔面を装飾するフェイスシールとして利用することが可能となり、ユーザ2へのシール型センサ3の装着の抵抗感を少なくすることができる。
また、シール型センサ3では、接着層3Aと印刷層3Cとの間に回路層3Bを設けることにより、回路層3Bが顔に接触したり、外部に露呈したりすることを防止することができる。これにより、ユーザ2に、フェイスシールと同様に違和感なくシール型センサ3を装着させることができる。
また、シール型センサ3の識別子と対応付けて物理量を送信することができる。このため、サーバ4は、シール型センサ3ごと、つまりユーザ2ごとに感情を解析することができる。
また、シール型センサ3の無線通信部34は、現在時刻が物理量の所定送信タイミングである場合に、物理量を送信している。このため、物理量の送信タイミングを限定することができる。これにより、不必要に物理量が送信され通信トラフィックが増大するのを防ぐことができ、必要な送信タイミングにおいて、物理量を送信することができる。よって、サーバ4は、所定時刻におけるユーザ2の感情を正確に解析することができる。
なお、無線通信部34は、ユーザ2(シール型センサ3)の場所を特定することができる場合には、ユーザ2の場所が所定送信場所である場合に、物理量を送信してもよい。例えば、会場内にアクセスポイント7とは別にBLEビーコンが設置されているか、アクセスポイント7にBLEビーコンンの機能が備えられている場合には、BLEビーコンから送信されるデータの電波強度を利用して、無線通信部34がユーザ2の位置(場所)を特定してもよい。
なお、無線通信部34は、物理量の送信周期、送信時刻及び送信場所の条件を組み合わせて用いて送信の可否を判断してもよい。例えば、無線通信部34は、送信時刻の条件を満たし、かつ送信場所の条件を満たす場合に物理量を送信するようにしてもよい。
また、シール型センサ3は、複数の時刻において計測された物理量をまとめて送信することができる。このため、毎時刻に物理量を送信する場合に比べ、送信に要する電力を削減することができる。また、ネットワーク障害により物理量を送信することができない場合であっても、タイミングをずらして物理量を送信することができる。
また、シール型センサ3は、計測時刻とともに物理量をまとめて送信することができる。このため、シール型センサ3が計測時刻ごとに物理量を送信しなくても、サーバ4は計測時刻ごとの感情を解析することができる。
また、サーバ4は、アクセスポイント7ごとに中継された物理量に基づいて、ユーザ2の感情を解析することができる。このため、アクセスポイント7の設置場所が事前にわかっている場合には、ユーザ2の感情を場所ごとに解析することができる。例えば、アトラクションが複数設置されているアミューズメントパークなどにおいては、アトラクションごとにユーザ2の感情を解析することができる。
また、サーバ4は、感情の解析結果を時間又は場所と対応付けて表示することができる。これにより、例えば、所定の感情が多く出現する時間帯や場所を知ることができる。
<実施形態2>
実施形態1では、シール型センサ3は、電源部31を備えることとしたが、外部から供給されるエネルギーにより電力を発生可能な場合には、電源部31を備えていなくてもよい。
図11は、実施形態2に係る感情解析システム1を構成するシール型センサ3及びサーバ4のそれぞれの機能構成を示すブロック図である。
サーバ4の構成は、図2に示したものと同様である。
ただし、サーバ4は、RFID(radio frequency identifier)リーダ/ライタ17(中継器)を介して、シール型センサ3と通信を行う。RFIDリーダ/ライタ17は、電磁波を用いて近距離の無線通信を行う装置の一例である。なお、電磁波を用いて近距離の無線通信を行うことのできる装置であれば、RFIDリーダ/ライタ17以外の装置を用いることも可能である。
RFIDリーダ/ライタ17は、ネットワーク6に直接接続されていてもよいし、アクセスポイント7などの他の機器を介して接続されていてもよい。
シール型センサ3は、センサ部32と、計時部33と、無線通信部34と、記憶部39とを備える。
無線通信部34は、RFIDリーダ/ライタ17との間で電磁波を用いた通信を行うアンテナ(例えば、コイル状アンテナ)を備える。また、無線通信部34は、無線通信部34から受信した電磁波をアンテナで受けて電力を発生させる電源部の役割を有する。無線通信部34が発生した電力はセンサ部32、計時部33及び記憶部39に供給される。図11では、電力の供給線を破線で示している。
シール型センサ3は、電力を常時供給可能な電源部31を備えていない。このため、計時部33は、絶対時刻を計時することが困難である。よって、計時部33は、電力が供給されてからの相対的な時刻を計時する。
センサ部32は、計測したひずみ量を記憶部39に書き込む。
無線通信部34は、記憶部39から、複数の時刻において計測されたひずみ量を読み出し、読み出したひずみ量にセンサIDを付加してサーバ4に送信する。
図12は、実施形態2に係る感情解析システム1によるひずみ量の収集処理の手順の一例を示すシーケンス図である。
RFIDリーダ/ライタ17は、電磁波を常時発信する(S101)。
発信した電磁波はシール型センサ3に送信され(S102)、シール型センサ3の無線通信部34は、RFIDリーダ/ライタ17から電磁波を受信する(S103)。
無線通信部34は、受信した電磁波を、コイル状のアンテナで受けて電力を発生し、センサ部32及び記憶部39に供給する(S104)。
センサ部32は、計時部33から出力される時刻に基づいて、現在時刻が計測タイミングであるか否かを判断する(S105)。ステップS105の処理は、図8のステップS1と同様である。このため、詳細な説明はここでは繰り返さない。
センサ部32は、計測タイミングでなければ(S105でNO)、計測タイミングになるまで待機する(S105)。
センサ部32は、計測タイミングであれば(S105でYES)、ひずみ量を計測する(S106)。
センサ部32は、計測したひずみ量を記憶部39に書き込む(S107)。
無線通信部34は、現在時刻がひずみ量の送信タイミングであるか否かを判断する(S108)。ステップS108の処理は、図8のステップS4と同様である。このため、詳細な説明はここでは繰り返さない。なお、ここでいう現在時刻は、絶対時刻ではなく、計時部33が示す時刻である。例えば、無線通信部34は、ひずみ量の前回の送信時刻から現在時刻までの時間が所定時間間隔(例えば、3分)を経過した場合に、送信タイミングであると判断してもよい。
現在時刻が送信タイミングでなければ(S108においてNO)、ステップS105に戻る。現在時刻が送信タイミングであれば(S108においてYES)、無線通信部34は、センサ部32により計測されたひずみ量と、センサIDとをサーバ4に送信し、サーバ4の通信部41は、これらのデータを受信する(S109)。具体的には、無線通信部34は、1つのセンサIDと、計測数分のひずみ量とをサーバ4に送信する。送信されるひずみ量には、計測順を示す番号が付される。
サーバ4の処理部42は、無線通信部34から受信したひずみ量の計測時刻を推定する(S110)。例えば、処理部42は、シール型センサ3におけるひずみ量の計測周期を知っているものとする。処理部42は、受信したひずみ量の内、計測順が最新のひずみ量の計測時刻をステップS109におけるデータの受信時刻であると推定する。また、それ以外のひずみ量の計測時刻については、ひずみ量の計測順及び計測周期に基づいて推定する。
具体的には、1番目からN番目までのN個のひずみ量(1番目が最も古く、N番目が最も新しいひずみ量)が受信されたものとする。ひずみ量の計測周期をTcとし、データの受信時刻をTrとした場合、i番目のひずみ量の計測時刻Tm(i)は、以下の式1により推定することができる。
Tm(i)=Tr−(N−i)×Tc …(式1)
処理部42は、通信部41が受信したデータに、ステップS110で推定したひずみ量毎の計測時刻Tm(i)を対応付けて、記憶部43に書き込む(S111)。
以上説明したように、本開示の実施形態2によると、シール型センサ3は、RFIDリーダ/ライタ17により送信される電磁波により発電された電力により、センサ部32、計時部33及び無線通信部34を駆動することができる。このため、シール型センサ3に電池を設けなくても、サーバ4にひずみ量を送信することができる。
<実施形態の変形例1>
上述の実施形態1及び実施形態2では、電源部31としてシート型電池又はパッチ型電池を利用可能であることを記載した。電源部31が通電状態のままでは、シール型センサ3の利用時に電池の寿命が到来しており、物理量の計測及び送信ができない場合がある。そこで、シール型センサ3の利用開始時まで電源部31を絶縁状態にしておくのが望ましい。
図13Aは、シール型センサ3の保管時におけるシール型センサ3の一部の断面を模式的に示した図である。図13Bは、シール型センサ3の利用時におけるシール型センサ3の一部の断面を模式的に示した図である。
図13Aは、シール型センサ3の利用開始前の状態を示しており、例えば、回路層3Bには、シート型電池37、正極端子35A、負極端子35B及び弾性部材36が設置される。シート型電池37は正極端子35Aに接触し、シート型電池37は、剥離シート3Dを介して負極端子35Bに接触しているものとする。つまり、接着層3Aに貼り付けられる剥離シート3Dの一部が、シート型電池37と負極端子35Bとを絶縁し、電源部31としてのシート型電池37による電力の供給経路上に設けられる取り外し可能な絶縁部材の役割を果たす。また、負極端子35Bには、印刷層3Cの下端に固定された弾性部材36が設けられている。弾性部材36は、バネ又は可撓性を有する樹脂部材などである。
図13Bを参照して、ユーザ2は、イベンターからシール型センサ3を受け取り、自身の顔に貼り付けるために、剥離シート3Dをシール型センサ3から剥がす。この時、シート型電池37と負極端子35Bとの絶縁が解除され、シート型電池37と負極端子35Bとが接触し、電源部31としてのシート型電池37が通電を開始する。また、弾性部材36により、負極端子35Bがシート型電池37の方向に付勢される。
本変形例によると、剥離シート3Dを取り外すことで、絶縁状態であった電源部31と他の構成部(例えば、センサ部32及び無線通信部34)とを導通させることができる。これにより、ユーザ2の顔にシール型センサ3を装着するときまで絶縁状態を維持することができる。例えば、電源部31がシート型電池37、パッチ型電池又はボタン型電池の場合には、不要な電力消費を避けることができる。
また、剥離シート3Dが絶縁部材を兼ねることができる。このため、シール型センサ3の顔への装着時に確実に絶縁状態から導通状態に変化させることができ、絶縁状態の解除忘れを防止することができる。
<実施形態の変形例2>
上述の実施形態では、複数のひずみ量を記憶部39に蓄積し、送信タイミングにまとめて送信することとした。しかしながら、ひずみ量の計測タイミングと送信タイミングとが等しい場合、又はひずみ量の計測周期と送信周期とが等しい場合には、シール型センサ3は、ひずみ量の計測のたびに、ひずみ量を記憶部39に蓄積することなくサーバ4に送信してもよい。
これにより、ひずみ量を記憶するための記憶部39の記憶領域を削減したり、シール型センサ3に記憶部39を設ける必要がなくなる。
[付記]
以上、本開示の実施形態に係る感情解析システム1について説明したが、本開示は、この実施形態に限定されるものではない。
たとえば、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1又は複数のシステムLSIなどの半導体装置から構成されていてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
上記したコンピュータプログラムを、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD−ROM、半導体メモリなどに記録して流通させてもよい。また、コンピュータプログラムを、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送して流通させてもよい。
また、サーバ4は、複数のプロセッサ又は複数のコンピュータにより実現されてもよい。
また、サーバ4の一部又は全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。つまり、サーバ4の一部又は全部の機能がクラウドサーバにより実現されていてもよい。
また、センサ部32は、筋電センサでもよい。筋電センサとは、筋肉で発生する微弱な電場の変化を検出するセンサである。
さらに、上記実施形態及び上記変形例の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 感情解析システム
2 ユーザ
3 シール型センサ(端末装置)
3A 接着層
3B 回路層
3C 印刷層
3D 剥離シート
4 サーバ(感情解析装置)
5 表示装置
6 ネットワーク
7 アクセスポイント
31 電源部
32 センサ部
33 計時部
34 無線通信部
35A 正極端子
35B 負極端子
36 弾性部材
37 シート型電池
38 ゲージ
39 記憶部
41 通信部
42 処理部
43 記憶部
44 表示制御部
50 矩形
51 矩形
52 矩形
53 矩形
54 矩形
55 矩形

Claims (16)

  1. 接着面を有し、かつシート状をなす端末装置であって、
    前記接着面が接触する面の形状の変化の度合いを示す物理量を計測するセンサ部と、
    前記センサ部により計測された前記物理量を無線により送信する無線通信部と、
    前記センサ部及び前記無線通信部を駆動するための電力を供給する電源部とを備える、端末装置。
  2. 前記センサ部は、ひずみゲージを含む、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記電源部は、生体のエネルギーを利用して発電を行う、請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記無線通信部は、外部より送信される電磁波により発電する前記電源部として機能する、請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  5. 前記接着面の反対側に文字及び画像の少なくとも一方を印刷可能な印刷面を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記端末装置は、
    前記接着面を有するシート状の接着層と、
    前記印刷面を有するシート状の印刷層と、
    前記接着層と前記印刷層とに挟まれるシート状の回路層とを備え、
    前記回路層に、前記センサ部、前記無線通信部及び前記電源部が配置される、請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記電源部による電力の供給経路上に設けられる取り外し可能な絶縁部材をさらに備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 前記絶縁部材は、接着面を覆う剥離シートを含む、請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記無線通信部は、前記端末装置の識別子とともに前記物理量を送信する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の端末装置。
  10. 前記無線通信部は、前記物理量の送信周期、送信時刻及び送信場所の少なくとも1つを定義した条件に従って、前記物理量を送信する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の端末装置。
  11. 前記端末装置は、前記センサ部により計測された前記物理量を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記無線通信部は、複数の時刻において計測された前記物理量を前記記憶部から読み出し、読み出した前記物理量を送信する、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の端末装置。
  12. 前記端末装置は、時刻を計時する計時部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記センサ部により計測された前記物理量を当該物理量の計測時刻とともに記憶し、
    前記無線通信部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記物理量を前記計測時刻とともに送信する、請求項11に記載の端末装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の端末装置と中継器を介して接続され、
    前記端末装置から、前記中継器を介して、当該端末装置を顔に接着させたユーザの前記顔の形状の変化の度合いを示す物理量を受信する通信部と、
    前記中継器ごとに、当該中継器により中継された前記物理量に基づいて、前記ユーザの感情を解析する処理部とを備える、感情解析装置。
  14. 電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備え、
    前記複数の端末装置の各々は、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測し、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信し、
    前記感情解析装置は、前記複数の端末装置から前記物理量を受信し、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析する、感情解析システム。
  15. 前記感情解析装置は、解析した感情を、前記物理量の計測時刻、前記ユーザの存在場所、及び前記感情の解析時刻の少なくとも1つに対応付けて表示する、請求項14に記載の感情解析システム。
  16. 電源及びユーザの顔への接着面を有するシート状の複数の端末装置と、
    前記複数の端末装置とネットワークを介して接続される感情解析装置とを備える感情解析システムによる感情解析方法であって、
    前記複数の端末装置の各々が、前記顔の変化度合いを示す物理量を計測するステップと、
    前記複数の端末装置の各々が、計測した前記物理量を前記感情解析装置に送信するステップと、
    前記感情解析装置が、前記複数の端末装置から前記物理量を受信するステップと、
    前記感情解析装置が、受信した前記物理量に基づいて、前記複数の端末装置に対応するユーザの感情を解析するステップとを含む、感情解析方法。
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