JP2021129281A - アナログデジタル変換器、撮像素子、及び撮像装置 - Google Patents

アナログデジタル変換器、撮像素子、及び撮像装置 Download PDF

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    • H04N25/75Circuitry for providing, modifying or processing image signals from the pixel array

Abstract

【課題】 信号及びノイズの段差を発生させることなく、高速にAD変換を行えるようにすること。
【解決手段】 参照信号を生成する生成手段と、
時間と共に電圧が変化する参照信号と、外部から入力した電圧とを比較し、参照信号の電圧が変化し始めてから、比較結果が反転するまでの時間をカウントするアナログデジタル変換器において、参照信号が、電圧が変化し始めてから予め決められた第1の時間に、一定の傾きで電圧が変化し、第1の時間経過後の第2の時間に、時間と共に電圧の傾きが大きくなるように制御する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、アナログデジタル変換器、及びアナログデジタル変換器を搭載した撮像素子及び撮像装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、CMOSイメージセンサ等の撮像素子が広く使用されている。これらの撮像素子において、最近では、行列状に配列された画素の列毎にアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換器を備えることで、高速に信号を読み出すことを可能とした撮像素子が多く使用されている。そのAD変換の一つの方法として、列毎に配置された比較器で、各画素から出力された画素出力電圧と時間的に電圧が変化する参照信号とを比較することで、画素出力電圧に応じたAD変換結果を取得する方法が知られている。
特許文献1では、この方法を用いた更なる高速化技術として、異なる傾き(時間に対する電圧の変化率)を有する2種類の参照信号を用いる方法が開示されている。この方法では、AD変換を行う前に画素出力電圧が高輝度信号と低輝度信号のいずれに該当するかを判定し、その判定結果に基づいて、画素出力電圧に適した傾きの参照信号を比較処理に使用する。
このような構成のAD変換器を有する撮像装置では、電圧からデジタル信号に変換する際の変換ゲインが異なるため、デジタル信号を撮像素子から読み出した後に、使用した参照信号に応じたデジタルゲインをかけることで、トータルのゲインを合わせている。
また、参照信号の傾きが小さいほどAD変換器に入力した画素出力電圧に対する変換ノイズの割合は小さくなり、参照信号の傾きが大きいほど高い画素出力電圧を短い時間で変換することができる。そのため、低輝度の画素出力電圧(すなわち、低い電圧)に傾きが小さい参照信号を使用し、高輝度の画素出力電圧(すなわち、高い電圧)に傾きが大きい参照信号を使用する。
このようにすることで、低照度時の読み出しノイズの抑制と、大きい信号振幅を持つ高輝度信号のAD変換時間の短縮を両立することができる。
特開2013−009087号公報
しかしながら、上記構成では、変換ゲイン比をデジタルゲインで補正する際の精度や、2種類の参照信号の配線レイアウトの差等により、次のような信号及びノイズの段差が発生することがある。すなわち、変換ゲインとデジタルゲインを掛け合わせたトータルのゲインの誤差により、判定閾値付近の画素出力電圧において、一方の参照信号を用いて変換されたデジタル信号と、他方の参照信号を用いて変換されたデジタル信号との間に信号段差が発生する。そのため、光強度とAD変換して得られるデジタル信号の大きさとの間は、理想的には一定の関係(例えば、比例する)があるべきであるところ、判定閾値付近で発生する信号段差により、この一定の関係が崩れてしまうという問題があった。
また、参照信号の傾きは変換ノイズに影響するため、どちらの参照信号を用いて変換されたかによって読み出しノイズが異なってしまう。さらに、相関二重サンプリング前の信号を用いてどちらの参照信号を使うかを決定するため、各画素に含まれる増幅トランジスタの閾値ばらつきや、電荷電圧変換部のリセットノイズ等によっては、同じ光量に対しても異なる参照信号を用いることがあり、同光量におけるノイズ感の差が生じることがある。更に、どちらの参照信号を使うかを決定するための時間が必要であった。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、信号及びノイズの段差を低減しつつ、高速にAD変換を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアナログデジタル変換器は、時間と共に電圧が変化する参照信号であって、前記電圧が変化し始めてから予め決められた第1の時間に、一定の傾きで電圧が変化し、前記第1の時間経過後の第2の時間に、時間と共に電圧の傾きが大きくなる参照信号を生成する生成手段と、前記参照信号と、外部から入力した電圧とを比較し、比較結果を出力する比較手段と、前記参照信号の電圧が変化し始めてから、前記比較結果が反転するまでの時間を、予め決められた第1の周期でカウントするカウント手段とを有する。
本発明によれば、信号及びノイズの段差を低減しつつ、高速にAD変換を行うようにすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像素子の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る撮像素子の画素の等価回路図。 第1の実施形態に係る撮像素子のAD変換回路の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る参照信号生成回路の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る撮像素子の読み出しのタイミング図。 第1の実施形態に係る低ノイズ読み出し時の撮像素子の読み出しタイミング図。 第2の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係るリセットレベル電圧が異なる2つの画素のPDに同じ電荷が蓄積された時のVOLの変化の様子を示すタイミング図。 第2実施形態に係るリセットレベルが高い場合と低い場合の出力信号1のΔVOL依存性と、補正後信号を概略的に示す図。 第2実施形態に係る補正部の概略構成を示すブロック図。 第2実施形態に係る補正関数の一例を示す図。 第2実施形態に係るΔVOLと補正後の信号との関係を概略的に示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像素子100の概略構成を示すブロック図である。
撮像素子100は、画素アレイ部101、アナログデジタル(AD)変換部111(アナログデジタル変換器)、垂直選択回路121、水平選択回路131、出力部141を有する。
画素アレイ部101には、複数の画素102が、2次元アレイ状に配置されている。垂直選択回路121の出力が画素駆動パルス配線103を介して行方向に並んだ画素に入力されることにより、所定の行の画素の選択スイッチがオンになり、当該行の画素の増幅トランジスタが出力線104に接続される。なお、各画素102の構成は、図2を参照して後述する。出力線104は、画素列毎、複数の画素列毎に1つ、もしくは画素列毎に複数設けることが可能である。また、画素数と同数のAD変換回路113を配置して、出力線104を画素毎に設けることも可能である。
AD変換部111は、参照信号生成回路112、出力線104毎に配置された複数のAD変換回路113、ADカウンタ114を有する。
AD変換回路113は、出力線104を介してAD変換回路113の外部より入力される、垂直選択回路121により選択した行の対応する列の画素の出力電圧をデジタル信号に変換して保持する。そして、水平選択回路131により順次選択した列のデジタル信号を、出力部141を介して撮像素子100の外に出力する。この読み出し動作を、垂直選択回路121で選択する行を変更しながら順次行うことで、2次元の画像信号を撮像素子100から読み出す。
図2は、本実施形態における画素102の等価回路図、図3は、各列に1つずつ配置した本実施形態におけるAD変換回路113の概略構成を示すブロック図である。
図2において、画素102は、入射した光量に応じて電荷(またはホール、電気信号)を生成する光電変換素子であるフォトダイオード(PD)201、信号電荷を信号電圧に変換する電荷電圧変換部(FD)202、PD201に蓄積された電荷をFD202に転送する転送スイッチ203を有する。更に、FD202をリセット電圧にリセットするリセットスイッチ204、画素を選択する選択スイッチ205、FD202により変換された信号電圧を画素から出力する増幅トランジスタ206を有する。
転送スイッチ203は制御信号φTXによって制御され、High(H)時にオン、Low(L)時にオフとなる。リセットスイッチ204は制御信号φRESによって制御され、H時にオン、L時にオフとなる。選択スイッチ205は制御信号φSELによって制御され、H時にオン、L時にオフとなる。
図3に示すAD変換回路113は、比較器301、N信号用ラッチ回路302、N+S信号用ラッチ回路303、差分回路304、信号ビット選択回路305を有し、そのAD変換方式はシングルスロープAD変換方式である。
図4は、参照信号生成回路112の概略構成を示すブロック図である。参照信号生成回路112は、多数の抵抗から成る直列抵抗群401、電圧選択回路402、ボルテージフォロア403から成る。本実施形態では、直列抵抗群401は、抵抗R1〜RNから成り、その両端は、参照信号の上限電圧VREFHと参照信号の下限電圧VREFLと接続されている。そして、各接点411〜417は、VREFHとVREFLとの間の電圧を、抵抗R1〜RNにより分圧された電圧となっている。
また、AD変換期間中、電圧選択回路402は、選択電位をVREFH(接点411、両端の一方)から一定の周期で、接点411、接点412、接点413、・・・のようにVREFL側(両端の他方)へ順次移動させていく。選択された電圧は、ボルテージフォロア403へ出力され、ボルテージフォロア403は、受け取った電圧を各出力線104毎に配置された比較器301へ伝送する。
ここで、直列抵抗群401の抵抗R1〜RNのうち、VREFHに近い側から所定の数の抵抗は同じ抵抗値であり、所定の数よりVREFL側の抵抗は、VREFLに近づくにつれて、徐々に抵抗値が大きくなっている。このように構成することで、電圧選択回路402の動作中、参照信号電圧は、時間に対して始めは一定の変化量で小さくなっていき、所定の時間経過後に変化量が徐々に大きくなっていく。
図5は、本実施形態における画素信号の読み出しを説明するタイミング図である。図5において、φSEL、φRES、φTXは、図2に示す選択スイッチ205、リセットスイッチ204、転送スイッチ203にそれぞれ印加する信号を示している。VREFは、参照信号生成回路112から出力される参照信号の電圧の変化の様子を示しており、VOLは、出力線104の電圧の変化の様子を示している。なお、以下の説明では、参照信号の電圧を、単に「参照信号」と呼ぶ。
また、「比較器出力」は、比較器301の出力を、「カウント値」はADカウンタ114から入力するカウント値を、「N信号」は、後述するN信号に対応するカウント値を、また「N+S信号」は、後述するN+S信号に対応するカウント値を表している。
画素信号の読み出しは、N信号読み出しとN+S信号読み出しとからなる。N信号はPD201に蓄積された電荷を転送する前にリセットしたFD202の電圧に対応した信号であり、N+S信号はPD201に蓄積された電荷を転送した後のFD202の電圧に対応した信号である。N信号とN+S信号の差分を計算することで、PD201に蓄積された電荷量に対応した信号を得る。以下、図5のタイミング図に沿って、N信号読み出し、N+S信号読み出しの順で行う動作を説明する。
・N信号読み出し(t501〜t506
まず、選択スイッチ205をオンにして(t501)、増幅トランジスタ206と出力線104を接続し、リセットスイッチ204をオン(t502)/オフ(t503)することで、FD202を電荷転送前にリセットする。これにより、出力線104の電圧VOLは、リセット電圧に対応した電圧VRESとなる(t503)。
その後、カウント値が一定の周期でカウントアップするようにADカウンタ114を駆動し、参照信号VREFの、時間またはカウント値に対する変化量(傾き)が一定となるように参照信号生成回路112を駆動する(t504〜t506)。本実施形態では、この期間(t504〜t506)を「N変換期間」と呼ぶ。ここで、参照信号VREFは、増幅トランジスタ206の閾値ばらつき、及び、FD202のリセット時の熱ノイズ等から決定したマージン電圧VM1を用いて、
RES±VM1
分の電圧降下を含むように、高い電圧(VREFH)から降下させる。なお、このN変換期間に対応する間、図4に示す直列抵抗群401に含まれる、抵抗値が変化しない所定の数の抵抗間の接点が選択されるように、接点を移動させる周期を調整することで、参照信号VREFの傾きを一定にすることができる。
なお、本実施形態ではPD201に電子を蓄積するため、参照信号VREFを高い電圧から降下させているが、PD201にホールを蓄積する場合は、低い電圧から上昇させる。
比較器301は、参照信号VREFと出力線104の電圧VOLとの比較結果を出力するが、同じ電圧になると、比較器301の出力が反転し、カウント値がN信号用ラッチ回路302に保存される(t505)。なお、本実施形態では、ADカウンタ114を共通回路とし、ADカウント値を各列のラッチ回路に伝送する構成としたが、ADカウンタ114を各列に配置し、クロック信号を伝送することで、比較器301が反転するまでの時間をカウントしても良い。
・N+S信号読み出し(t507〜t512
転送スイッチ203をオン(t507)/オフ(t508)して、PD201に蓄積された電荷をFD202に転送する。これにより、リセット電位にリセットされたFD202の電圧が、転送された電荷数におおよそ比例した電圧(ΔVFD)分降下し、出力線104の電圧VOLがΔVFDにおおよそ比例した電圧(ΔVOL)分降下する。すなわち、ΔVOLは、光量におおよそ比例した電圧となる。また、本実施形態では、蓄積期間中にPD201に光が照射されなかった場合における、転送スイッチ203をオン(t507)/オフ(t508)後のFD202の電圧に対応した出力線104の電圧VOLを、VDCと呼ぶ。
その後、カウント値を一定の周期でカウントアップするようにADカウンタ114を駆動し、参照信号VREFの傾きが一定となるように参照信号生成回路112を駆動する(t509〜t510)。本実施形態では、この期間(t509〜t510)を、「第1のN+S変換期間」と呼ぶ。この期間に、参照信号VREFを、暗電流のばらつき、増幅トランジスタ206の閾値ばらつき、FD202のリセット時の熱ノイズ等から決定したマージン電圧VM2を用いて、
DC±VM2
を含むように、高い電圧から降下させる。VM2は、VM1に加えて蓄積期間中にPD201に蓄積される暗電流ばらつきを考慮し、VM2>VM1とするとよい。すなわち、第1のN+S変換期間はN変換期間より長くするとよい。
また、暗電流ばらつきは、PD201の蓄積期間(露光時間)が長い程大きいため、蓄積期間が長い場合は蓄積時間が短い場合と比較して、第1のN+S変換期間を長くするとよい。また、暗電流ばらつきは、撮像素子100の温度が高い程大きいため、撮像素子100の温度が高い場合は撮像素子100の温度が低い場合と比較して、第1のN+S変換期間を長くするとよい。
なお、この第1のN+S変換期間に対応する間、図4に示す直列抵抗群401に含まれる、抵抗値が変化しない所定の数の抵抗間の接点が選択されるように、接点を移動させる周期を調整することで、参照信号VREFの傾きを一定にすることができる。また、N変換期間における参照信号VREFの傾きと同じにするためには、N変換期間において移動する接点の数が少なくなるように、接点を移動させる周期を予め調整しておけばよい。
続いて、ADカウンタ114による一定周期のカウントアップは継続したまま、参照信号VREFの傾きを、連続的に大きくしていく(t510〜t512)。本実施形態では、この期間(t510〜t512)を、「第2のN+S変換期間」と呼ぶ。なお、この第2のN+S変換期間に、図4に示す直列抵抗群401の抵抗のうち、所定の数以降の抵抗値が変化する抵抗間の接点が順次選択されるように調整しておくことで、参照信号VREFの傾きを連続的に大きくすることができる。
第1のN+S変換時間と第2のN+S変換時間中(t509〜t512)、参照信号VREFと出力線104の電圧VOLが同じ電圧になると、比較器301が反転し、カウント値がN+S信号用ラッチ回路303に保存される(t511)。第2のN+S変換期間において参照信号VREFの傾きを連続的に大きくすることで、参照信号の段差によるデジタル信号段差を抑制しつつ、一定の傾きの参照信号を用いた場合のAD変換期間と比較して、AD変換期間を短縮することができる。
画素信号の読み出し完了後は、水平選択回路131で順次列を選択することで、選択された列からデジタル信号を読み出し、出力部141を介して撮像素子100から出力する。なお、デジタル信号の読み出し時には、差分回路304を用いてN+S信号用ラッチ回路303に保存されたデジタル信号からN信号用ラッチ回路302に保存されたデジタル信号を減算した信号を出力信号1として読み出す。また、読み出し前に予め信号ビット選択回路305に設定されたビット数に応じて、N信号用ラッチに保存された信号の上位ビットまたは全ビットを出力信号2として読み出す。また、予め設定されたビット数が0の場合は、出力信号2を読み出さない。
ここで、AD変換時にデジタル信号に重畳する読み出しノイズについて説明する。本明細書中では、特に記載のない場合、読み出しノイズとは読み出し回路に重畳するランダムノイズのことであり、読み出しノイズ同士の比較は後述する補正信号におけるAD変換回路113の入力換算での比較とする。
本実施形態におけるN変換期間では、参照信号VREFの時間に対する変化量が一定であるため、出力線104の電圧VOLの大きさによらず一定の読み出しノイズとなる。すなわち、増幅トランジスタ206の閾値ばらつき、FD202のリセット時の熱ノイズ等によるFD202の電圧のばらつきによらず、N信号の読み出しノイズは一定となる。
また、N+S変換期間では、出力線104の電圧VOLの大きさが、
OL≧VDC−VM2
の時、第1のN+S変換期間に比較器301が反転する。第1のN+S変換期間では参照信号VREFの傾きがN変換期間と同等なため、N変換期間と同等の読み出しノイズとなる。すなわち、光照射が十分に小さい場合は第1のN+S変換期間に比較器301が反転し、読み出しノイズは一定となる。
また、出力線104の電圧VOLの大きさが、
OL<VDC−VM2
の時、第2のN+S変換期間に比較器301が反転する。第2のN+S変換期間では参照信号VREFの傾きは、出力線104の電圧VOLが低い程大きくなる。シングルスロープAD変換方式での読み出しノイズは、参照信号VREFの時間に対する変化量が小さい程小さく、参照信号VREFの時間に対する変化量が大きい程大きくなることから、読み出しノイズはVOLが小さい程大きくなる。すなわち、光強度に沿って連続的に、光強度が小さく読み出しノイズの影響を受けやすい場合に読み出しノイズが小さく、光強度が大きく読み出しノイズの影響を受けにくい場合には読み出しノイズが大きくなる。
また、参照信号VREFの傾きが十分に大きい時には、参照信号VREFの傾きに比例して読み出しノイズが大きくなる。また、光子の分布はポアソン分布であることから、信号雑音比(SNR)は光量増大とともに光量の0.5乗で大きくなる。そのため、光量増大に対してSNRが下がらないようにするためには、第2のN+S変換期間の参照信号VREFの傾きの増大は、光量増大によるSNR向上効果より小さくすることが好ましい。すなわち、参照信号VREFの時間またはカウント値による微分が時間またはカウント値の0.5乗とすることで、光量増大に対してSNRが下がらないようにすることが可能である。以上より、第2のN+S変換期間の参照信号VREFを、時間またはカウント値の1.5次関数とすることが好ましい。
また、図6は、N+S信号読み出しにおいてAD変換を行う電圧範囲を小さくすることで読み出しノイズを低減した場合の画素信号読み出しを説明するタイミング図である。なお、図6に示す各信号は、図5に示す各信号と同じものを表しているため、ここでは説明を省略する。
図5に示した通常の読み出し時と比較して、参照信号VREFの傾きが小さくなっており、また、第2のN+S変換期間終了時の参照信号VREFが高くなっている。図4に示す接点を移動させる周期を長くすることで、参照信号VREFの傾きを小さくすることができる。
このようにすることで、通常の読み出し時と比較して、AD変換可能な出力線104の電圧VOLの電圧幅は小さくなるものの、参照信号VREFの傾きが小さいため、読み出しノイズが小さくなる。
また、通常の読み出し時と比較して、参照信号VREFの傾きが小さいため、VOL
OL=VDC−VM2
となるまでの時間が大きくなるため、第1のN+S変換期間を長くすることが好ましい。
上記の通り第1の実施形態によれば、信号及び読み出しノイズの段差を発生させることなく、高速にAD変換することができる。
なお、上述した例では、AD変換回路が列ごとに構成されている場合について説明したが、本発明はこれに限られるものでは無く、公知のAD変換回路に適宜適用することが可能である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、撮像装置の具体的な構成例について説明する。
図7は、第1の実施形態で説明した撮像素子100を搭載した、例えば、デジタルカメラ等の撮像装置の構成例を示すブロック図である。
撮影レンズ701は、被写体の光学像を撮像素子100に結像させる。レンズ駆動部702は、撮影レンズ701のズーム制御、フォーカス制御、絞り制御等を行う。全体制御演算部703は、撮像素子100から出力される出力信号1と出力信号2を用いた補正信号や画像の生成等の処理を行う信号処理部として機能し、また、撮像装置全体の制御を行う。
メモリ部704は画像データを一時的に記憶するためのメモリとして機能する。表示部705は各種情報や画像を表示するデバイスである。記録部706は、画像データの記録や読み出しを行うための着脱可能な、例えば半導体メモリである。操作部707は、撮像装置の各種インターフェースであり、操作部707を介したユーザからの指示に従って、全体制御演算部703が、撮像システムの各構成を制御する。
図8は、N信号読み出し時のリセット電圧のレベル(以下、「リセットレベル」と呼ぶ。)が異なる2つの画素のPD201に、同じ電荷が蓄積された時の出力線104の電圧VOLの変化の様子を示した図である。リセットレベルが高い場合の出力線104の電圧VOLの変化の様子を一点鎖線821、リセットレベルが低い場合の出力線104の電圧VOLの変化の様子を点線822でそれぞれ示している。
N+S信号読み出しにおいて、リセットレベルが高い場合(821)はタイミングt811で比較器301が反転し、タイミングt811に対応するADカウント値がN+S信号用ラッチ回路303に保持される。一方、リセットレベルが低い場合(822)はタイミングt812で比較器301が反転し、タイミングt812に対応するADカウント値がN+S信号用ラッチ回路303に保持される。タイミングt812における参照信号VREFの傾きは、タイミングt811における参照信号VREFの傾きと比較して大きい。そのため、リセットレベルが低い場合、同じΔVOLであっても、出力信号1はリセットレベルが高い場合と比較して小さくなる。
図9は、リセットレベルが高い場合(901)と低い場合(902)の出力信号1のΔVOL依存性と、補正後の信号(903)を概略的に示す図である。このように、リセットレベルの差により、ΔVOLとデジタル信号の関係が異なる場合も含め、全体制御演算部703内に設けた補正部703aにて補正を行う。なお、補正部は、撮像素子100内のAD変換部111と出力部141の間に付加して、補正した信号を撮像素子100の出力信号としてもよい。
図10は、補正部703aを概略的に示す図である。補正部703aは、出力信号1に補正を行う補正ブロック1001、ノイズレベル毎の補正関数を保持している補正関数テーブル1002、出力信号2の値に応じて補正関数テーブル1002から補正関数を選択する補正関数選択回路1003からなる。図11は、補正関数1100の一例を示す図であり、同図に示すように、補正後デジタル信号と出力信号1との関係を示す。また、図12はΔVOLと補正後の信号との関係の一例を示す。
まず、補正関数選択回路1003は、出力信号2のビット数とその値に応じて、補正関数テーブル1002より補正関数1100を選択し、補正ブロック1001に送信する。また、出力信号2が出力されない場合も、出力信号2が0ビットであることに対応した補正関数1100を選択し、補正ブロック1001に送信する。補正ブロック1001では、出力信号1を補正関数1100に入力して、補正後の信号を得る。このようにすることで、ΔVOLと非線形な関係である出力信号1から、ΔVOLと線形な関係(1200)の信号を得ることができる。
出力信号2のビット数を大きくすると、補正による誤差を低減でき、出力信号2のビット数を小さくすると撮像素子100から伝送するデータ量を少なくできる。そのため、例えば、操作部707に含まれる撮影モード選択スイッチのユーザ操作により、撮影モードに応じて出力信号2のビット数を変えることが考えられる。一例として撮影モードが単写モードに設定された場合は、出力信号2のビット数を大きくし、撮影モードが連写モードや動画撮影等の連続して撮影を行うモードに設定された場合は、出力信号2のビット数を小さくする。
上記の通り第2の実施形態によれば、信号及び読み出しノイズの段差を発生させることなく、高速にAD変換することができる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:撮像素子、101:画素アレイ部、102:画素、104:出力線、111:アナログデジタル(AD)変換部、112:参照信号生成回路、113:AD変換回路、114:ADカウンタ、121:垂直選択回路、131:水平選択回路、141:出力部、401:直列抵抗群、402:電圧選択回路、403:ボルテージフォロア

Claims (16)

  1. 時間と共に電圧が変化する参照信号であって、前記電圧が変化し始めてから予め決められた第1の時間に、一定の傾きで電圧が変化し、前記第1の時間経過後の第2の時間に、時間と共に電圧の傾きが大きくなる参照信号を生成する生成手段と、
    前記参照信号と、外部から入力した電圧とを比較し、比較結果を出力する比較手段と、
    前記参照信号の電圧が変化し始めてから、前記比較結果が反転するまでの時間を、予め決められた第1の周期でカウントするカウント手段と
    を有することを特徴とするアナログデジタル変換器。
  2. 前記第2の時間における前記参照信号の電圧の変化が、時間または前記第1の周期の1.5次関数であることを特徴とする請求項1に記載のアナログデジタル変換器。
  3. 前記生成手段は、
    抵抗値が等しい予め決められた数の抵抗と、当該抵抗の抵抗値よりも大きく、かつ、抵抗値が互いに異なる複数の抵抗とを、抵抗値の小さい順に直列に接続した抵抗群を有し、
    前記抵抗群の両端の一方に第1の電圧を、他方に前記第1の電圧よりも小さい第2の電圧をかけ、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の前記複数の抵抗の複数の接点から、予め決められた第2の周期で、前記抵抗群の両端の一方から、他方に向けて、順次、電圧を読み出すことで前記参照信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアナログデジタル変換器。
  4. 前記生成手段は、前記抵抗値が小さい方から、大きい方に向けて、順次、電圧を読み出すことを特徴とする請求項3に記載のアナログデジタル変換器。
  5. 前記生成手段は、前記抵抗値が大きい方から、小さい方に向けて、順次、電圧を読み出すことを特徴とする請求項3に記載のアナログデジタル変換器。
  6. 前記第2の時間の前記参照信号の電圧が、時間または前記第1の周期の1.5次関数となるように、前記抵抗群の各抵抗の抵抗値及び前記第2の周期を設定したことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載のアナログデジタル変換器。
  7. 入射した光量に応じた電気信号を生成する光電変換素子と、当該光電変換素子から転送された電気信号を電圧に変換する変換部と、をそれぞれが有する複数の画素と、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアナログデジタル変換器と、を有し、
    前記アナログデジタル変換器は、前記画素から出力された電圧を、デジタル信号に変換することを特徴とする撮像素子。
  8. 前記光電変換素子の露光時間が第3の時間である場合に、前記露光時間が当該第3の時間よりも短い第4の時間である場合よりも、前記第1の時間を長くすることを特徴とする請求項7に記載の撮像素子。
  9. 前記撮像素子の温度が第1の温度である場合に、前記撮像素子の温度が当該第1の温度よりも低い第2の温度である場合よりも、前記第1の時間を長くすることを特徴とする請求項7または8に記載の撮像素子。
  10. 前記参照信号の傾きを小さくするように設定された場合に、設定されていない場合よりも、前記第1の時間を長くするように制御することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の撮像素子。
  11. 前記アナログデジタル変換器は、
    前記光電変換素子から電気信号を転送する前にリセットされた前記変換部のリセット電圧に対応する第1のカウント値を記憶する記憶手段と、
    前記光電変換素子から電気信号を転送した後の前記変換部の信号電圧に対応する第2のカウント値を記憶する記憶手段と、を更に有し、
    前記第1のカウント値と前記第2のカウント値との差を出力することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の撮像素子。
  12. 前記比較手段が、前記第1の時間の間に前記リセット電圧と前記参照信号とを比較し、前記第1の時間及び前記第2の時間の間に前記信号電圧と前記参照信号とを比較するように、前記生成手段を制御することを特徴とする請求項11に記載の撮像素子。
  13. 前記リセット電圧と前記参照信号とを比較するために前記参照信号の電圧を変化させる時間は、前記信号電圧と前記参照信号とを比較する際の前記第1の時間よりも短いことを特徴とする請求項12に記載の撮像素子。
  14. 前記アナログデジタル変換器は、更に、前記第1のカウント値を出力し、
    前記第1のカウント値に基づいて、前記差を補正する補正手段を更に有することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像素子。
  15. 請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    前記撮像素子から出力されたデジタル信号を補正する補正手段を更に有し、
    前記アナログデジタル変換器は、更に、予め決められたビット数の前記第1のカウント値を出力し、
    前記補正手段は、前記予め決められたビット数の前記第1のカウント値に基づいて、前記差を補正することを特徴とする撮像装置。
  16. 撮影モードを設定する設定手段を更に有し、
    前記撮影モードとして連続して撮影を行うモードが設定されている場合に、単写モードが設定されている場合よりも、前記予め決められたビット数を小さくすることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
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