JP2021125726A - 受信方法、受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】TLVストリームの受信を高速にする。【解決手段】一実施形態に係る受信装置は、TLVストリーム抽出手段と、IPアドレスを取得する取得手段と、PLT抽出手段とを備え、TLVストリーム抽出手段は、MMT/TLV方式に基づく放送信号を受信してTLVストリームを得て、前記取得手段は、前記TLVストリームに含まれるNTPデータが含まれるUDP/IPパケットからIPアドレスを取得し、PLT抽出手段は、前記IPアドレスを用いてPLTを特定する。【選択図】図5
Description
実施形態は、受信方法、受信装置に関する。
高度広帯域衛星デジタル放送は、受信対応のテレビ受信装置において、PLTを伝送するUDP/IPパケットの送信元IPアドレスを含むマルチキャストグループを特定するためにAMTが送出運用されている。テレビ受信装置の設置時などに必要なチャンネル設定は、通常AMTの情報に基づいて行われる。
ARIB STD−B39 2.3版 「高度広帯域衛星デジタル放送運用規定」
ARIB STD−B63 1.9版 「高度広帯域衛星デジタル放送用受信装置 標準規格」
しかしながら、AMTの送出間隔は10秒と長く、チャンネル設定時にはAMTを用いて対象放送メディア内の全TLVストリームを順次受信してスキャンするために、チャンネル設定に時間を要する。
本発明が解決しようとする課題は、TLVストリームの受信を高速にする受信方法、受信装置を提供する。
一実施形態に係る受信装置は、TLVストリーム抽出手段と、IPアドレスを取得する取得手段と、PLT抽出手段とを備え、TLVストリーム抽出手段は、MMT/TLV方式に基づく放送信号を受信してTLVストリームを得て、取得手段は、TLVストリームに含まれるNTPデータが含まれるUDP/IPパケットからIPアドレスを取得し、PLT抽出手段は、IPアドレスを用いてPLTを特定する。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るMMT/TLV方式に基づくデジタル放送対応のテレビ受信装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るMMT/TLV方式に基づくデジタル放送対応のテレビ受信装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
テレビ受信装置1は、MMT/TLV方式に基づくデジタル放送の放送信号を受信し、放送信号で送信されてきたコンテンツ(もしくはサービスとも記載する)を得て、得たコンテンツをモニタやスピーカからユーザに提示する。
TLVストリーム抽出部11は、チューナ部111、復調部112、デスクランブル部113、CASモジュール114を含み、放送信号を受信し、デジタルデータであるTLVストリームを出力する。
チューナ部111は、図示せぬアンテナまたはケーブル放送による光回線などの有線で受信した放送信号から、所望の周波数帯(放送チャネル)の信号を抽出し、必要に応じて周波数変換などをし、復調部112へ出力する。復調部112は、入力された放送信号に対して復調や誤り訂正復号などを行い、TLV(Type Length Value)形式のデジタルデータを取得し、出力する。取得したデジタルデータは通常はスクランブルによる暗号化が施されており、デスクランブル部113は、スクランブルされたデジタルデータ(スクランブルデータ)をデスクランブルし、TLVストリームとして出力される。CASモジュール114は、デスクランブル部113がスクランブルデータをデスクランブルする際に必要となる暗号キーなどを所有しており、必要に応じてデスクランブル部113に提供する。
TLV/MMT分離処理部12は、TLVストリーム抽出部11が出力するTLVストリームから各種制御信号やサービス(コンテンツ)を構成する符号化されたアセットデータ(以降、符号化アセットデータと称する)を取得し、出力する。TLV/MMT分離処理部12は、入力されたTLVストリームをIP/UDPストリーム、さらにはMMT(MPEG Media Transport)ストリームへと変換し、符号化アセットデータと制御情報データであるSI(Signaling Information)データに分離することでもよい。また、TLV/MMT分離処理部12は、TLVストリーム中からIP/UDP形式で格納されているNTP形式の時刻情報データを分離し、出力することでもよい。また、TLV/MMT分離処理部12は、入力されたTLVストリームから抽出したTLVパケット(もしくは抽出したTLVストリーム)を出力することもある。
コンテンツ出力部15は、符号化アセットデータをデコードし、音声、映像、文字などのコンテンツデータを出力する。
音声デコード部131は、符号化アセットデータのうち符号化された音声データを復号再生し、音声コンテンツデータを出力する。映像デコード部132は、符号化アセットデータのうち符号化された映像データを復号再生し、映像コンテンツデータを出力する。
また、符号化アセットデータのうち符号化された文字データは、図示せぬ文字デコード部にて復号再生され、文字コンテンツデータとして出力される。
出力処理部133は、映像コンテンツデータ(音声コンテンツデータ、文字コンテンツデータなども含めてよい)の出力タイミング、表示方法などを調整して、出力する。なお、出力処理部133は、TLV/MMT分離処理部12が出力するNTPデータ(時刻情報データ)を取得し、クロック同期信号を再生し、タイミング制御に利用してもよい。
上記の各種デコード部には符号化アセットデータの他、制御データや後述する制御部163から各種コマンドが入力されてもよい。制御データは、放送番組に関する情報や、UDP/IPパケットの多重に関する制御情報などの放送システムに関する制御情報であってもよい。各種デコード部は、制御部163が指定する番組やコンテンツデータのアセットデータをSIデータを利用して選択し、選択したアセットデータをデコードしコンテンツデータを得てもよい。
パーシャルTLVストリーム生成部14は、TLV/MMT分離処理部12にて分離取得されたTVLストリームやMMTストリームから、選択されたコンテンツ(放送番組)を構成するアセットデータや制御情報データを抽出、編集してパーシャルTLVストリームを生成する。
提示部15は、コンテンツ出力部13が出力するコンテンツデータを、コンテンツとしてユーザに提示する。スピーカ部151は、音声コンテンツデータや文字コンテンツデータなどを音声として出力する。表示部152は、例えばモニタであり、映像コンテンツデータや文字コンテンツデータなどを表示する。
周辺機能16は、ユーザインターフェース部161、制御部162、インターフェース部163を含む。
ユーザインターフェース部161は、例えば、テレビ受信装置1の本体、スピーカ部151や表示部152などに設置されているスイッチ、ボタンなどである。ユーザは、ユーザインターフェース部161を介して、画面調整、音量調整、チャネル選択などテレビ受信装置1に対してさまざまな設定、調整などができることでもよい。
インターフェース部162は、テレビ受信装置1の外部との各種インターフェースであり、例えば、赤外線通信、マウス、キーボード、イーサーネット、DLNA(登録商標)、HDMI(登録商標)、Wifi(登録商標)、第5世代移動体通信(5G)などの有線、無線の各種通信インターフェースなどを含んでもよい。インターフェース部162は、インターフェース3による通信インターフェースを含む。インターフェース部162は、入力されたデジタルデータに対して、予め決められた通信規約に応じたフレームデータの生成を行い、有線や無線などの媒体による送信を行う。また、有線や無線などの媒体により受信した信号を復調してデジタルデータを取得し、通信規約に応じたフレームデータの分解を行い、デジタルデータを出力する。インターフェース部162は、デジタルデータに対してスクランブルなどの暗号化及び暗号化復号機能を有していても良い。
制御部163は、ユーザインターフェース部161やインターフェース部162などから入力される制御信号に基づいて、テレビ受信装置1内部の各種機能を制御することでも良い。
システムバス17は、テレビ受信装置1内部の各種機能間のデータのやり取りをするためのデータ伝送路であり、例えばシリアルバスである。なお、テレビ受信装置1内部の各種機能間のデータのやり取りは、システムバス17に限定されず、他の伝送路があってもよい。
リモコン18は、テレビ受信装置1に付属のリモートコントローラであり、ユーザはリモコン18を用いて、テレビ受信装置1に対して各種操作が可能である。例えば、ユーザがリモコン18で操作指定すると、リモコンから制御コマンドが出力される。制御コマンドは、インターフェース部162の赤外線通信を介してテレビ受信装置1で受信される。インターフェース部162は受信した制御コマンドを制御部161に出力し、制御部161は、受信した制御コマンドを解析し、制御情報として取り出し、制御情報に基づいてテレビ受信装置1内部の各種機能を制御することでもよい。
図2は、同実施形態に係るテレビ受信装置におけるTLV/MMT分離処理部の機能構成の一例を示すブロック図である。
TLV/MMT分離処理部12は、TLVストリームをIP/UDPパケットやMMTパケットへと分離し、符号化アセットデータと制御情報データであるSIデータに分離する機能であることから、各ストリーム、パケット、データなどの関係を用いて、機能構成を説明する。
図3は、同実施形態に係るテレビ受信装置が処理するTLVストリームの多重構成の一例を示す図であり、ARIB TR−B39 2.3版(第五分冊)第四編 高度広帯域CSデジタル放送SI運用規定 13章に準拠する。
表示枠50は、物理層であるトランスポンダを示している。トランスポンダはCS衛星(Communication Satellite衛星)に設置され、高度広帯域CSデジタル放送の放送電波信号を出力する。
表示枠51は、表示枠50に示すトランスポンダによって送信されるTLVストリームのレイヤを示している。
表示枠52は、表示枠51に示すTLVストリームに格納されるUDP/IPのレイヤを示している。
表示枠53は、表示枠51に示すTLVストリームに格納されるTLV−NIT(Network Information Table)を示している。TLV−NITは、TLVストリームに格納されるTLV−SIの一部である。TLV−NITには、放送メディア内の各トランスポンダ、さらにはそこで伝送されるTLVストリームの物理的な構成や、指定サービスまたは指定コンテンツがどのTLVストリームに属するかなど、TLVストリームのロケーション解決のための情報が格納されている。
表示枠54は、表示枠51に示すTLVストリームに格納されるAMT(Address Map Table)を示している。AMTも、TLVストリームに格納されるTLV−SIの一部である。AMTには、TLVストリーム内の全サービスを記述するとともに、PLTを伝送するIPデータフロー(IPプロトコル種別、送信元および宛先IPアドレス、送信元および宛先UDPポート番号がすべて同一のUDP/IPパケットの集合)の送信元IPアドレスなどのIP情報が格納されている。
表示枠55は、表示枠52に示すUDP/IPストリームのレイヤで送信されるNTP形式専用のUDP/IPパケットのストリームを示している。表示枠55のうち、表示枠52に重なる部分を、UDP/IPパケットのヘッダ(単にIPヘッダと称する場合もある)とみなしてもよい。表示枠551は、UDP/IPパケットのペイロードとみなしてもよく、表示枠551にNTPデータが格納される。
表示枠56は、表示枠52に示すUDP/IPストリームのレイヤで送信されるMMTPのレイヤを示している。
表示枠57は、表示枠51に示すTLVストリームに格納されるSIデータ専用のUDP/IPストリーム(IPデータフロー)を示している。特に表示枠55のうち、表示枠52に重なる部分は、UDP/IPパケットのヘッダ(IPヘッダと称する場合もある)とみなしてもよい。また、表示枠57の表示枠56より上部は、UDP/IPパケットのペイロードとしてMMTPパケットの形式で送信されるデータとみなしてもよい。PLTをはじめとするTLVストリーム内の全サービス、すなわちコンテンツ(番組)に共通する制御信号データが格納されて伝送される。
表示枠58A、表示枠58B、表示枠58C(特に区別しない場合は、表示枠58と称する)は、それぞれTLVストリームに格納されるサービスごとのUDP/IPストリーム(IPデータフロー)を示している。特に表示枠55のうち、表示枠52に重なる部分は、UDP/IPパケットのヘッダ(IPヘッダと称する場合もある)とみなしてもよい。表示枠58において表示枠56より上部は、UDP/IPパケットのペイロードとしてMMTPパケットの形式で送信されるデータとみなしてもよい。表示枠58A、表示枠58B、表示枠58CのUDP/IPストリーム(IPデータフロー)は、通常、それぞれ異なるサービス(図ではそれぞれサービス1、サービス2、サービス3)、すなわち異なるコンテンツ(番組)に関連するデータが格納される。表示枠58A、表示枠58B、表示枠58CのUDP/IPストリーム(IPデータフロー)はIP情報、特にそれぞれ送信元のIPアドレスが異なる。
表示枠59は、表示枠58同様のUDP/IPストリームを示しているが、特にサービス共用のUDP/IPストリームを示している。例えば、表示枠58A、表示枠58B、表示枠58CのUDP/IPストリームには、それぞれサービス1、サービス2、サービス3が送信されるが、表示枠59のUDP/IPストリームには、サービス1、サービス2、サービス3の全部または一部で共用されるデータ(図では文字スーパMPUが示されている)が送信される。表示枠59のUDP/IPストリームのIP情報、特に送信元のIPアドレスは、表示枠58A、表示枠58B、表示枠58CのUDP/IPストリームの送信元のIPアドレスと異なる。
図2に戻り、TLV/MMT分離処理部12の機能構成を説明する。
TLVストリーム選択処理部120は、例えば、1つのトランスポンダ上に複数のTLVストリームが送信されている場合に、TLV−NITのデータを基にユーザが指定したコンテンツ(番組)が送信されているTLVストリームを選択する。
TLVパケット分離部121は、TLVストリーム選択処理部120が出力するTLVストリームをTLVパケットごとに、TLV−SIデータ(表示枠53、表示枠54)と、NTPデータ(表示枠55)を格納するUDP/IPパケットと、MMTPパケット(表示枠53、表示枠54)を格納したUDP/IPパケットとの3つの系統に分離する。TLVパケット分離部121は、表示枠51のTLVストリームのレイヤにおける図示せぬTLVストリームのヘッダ(TLVヘッダと称する場合もある)に格納されているパケット識別(識別子:packet_type)に基づき、TLVストリームを3つの系統に分ける。
TLV−SI抽出部122は、TLVパケット分離部121が出力するTLV−NITとAMTを抽出し、出力する。
NTP抽出処理部123は、TLVパケット分離部121が出力する表示枠55のUDP/IPパケットからNTPの情報を抽出し、出力する。抽出されたNTPの情報は、受信機のシステムクロック再生に利用される。
IPパケットヘッダ伸長部124は、TLVパケット分離部121が出力するMMTPパケット(表示枠53、表示枠54)を格納したヘッダ圧縮方式のUDP/IPパケットのIPヘッダ(表示枠52に相当)を処理する。具体的には、MMTPパケットに付加されるIPヘッダは、IPアドレスやポート番号のIP情報を含むヘッダ(図4B下段、フルヘッダと称する場合もある)と、IP情報を含まないヘッダ(図4B中段、圧縮ヘッダと称する場合もある)との2種類ある。フルヘッダのIPパケットは少なくとも500[msec]に1回は伝送する規定になっている。IPパケットヘッダ伸長部124は、同じIP情報を持つUDP/IPパケット(IPデータフロー)ごとに、過去に受信したフルヘッダの情報を利用して、圧縮ヘッダを持つUDP/IPパケット(圧縮UDP/IPパケットと称する場合もある)をフルヘッダのUDP/IPパケット(単にUDP/IPパケットと称する場合もある)に変換して、出力する。もしくはIPデータフローごとに圧縮UDP/IPパケットのまま一連のUDP/IPストリームとして出力してもよい。
IP/UDPパケット分離部125は、IPパケットヘッダ伸長部124から入力からUDP/IPストリーム(IPデータフロー)を選択し、選択したUDP/IPストリームのUDP/IPパケットを分離して、MMTPパケットを抽出し、MMTPパケットのストリーム(MMTPストリームと称する場合もある)を出力する。より詳細にはIP/UDPパケット分離部125は、IPヘッダに含まれるCIDを利用してUDP/IPストリーム(IPデータフロー)を選択する。図3においては、表示枠57、58、59がMMTPストリームを伝送している。IP/UDPパケット分離部125は、UDP/IPパケットを選択分離する際に、AMTに格納されているIP情報や、後段処理で得られるPLT、MPTなどに格納されるIP情報を用いる場合もある。
IP/UDPパケット分離部125は、受信したTLVパケットから選択したTLVパケットの形でも出力する。出力されるTLVパケットは、IP/UDPヘッダ伸長部124へ入力されたTLVパケット(フルヘッダに変換されていない圧縮IPパケットが格納されているTLVパケット)でもよい。
MMTPパケット分離部126は、IP/UDPパケット分離部125から入力されるMMTPストリームから制御信号データや符号化アセットデータを出力する。図3においては、表示枠58の映像MPU、音声MPU、字幕MPU、アプリケーションMPU、表示枠59の文字スーパーMPUが符号化アセットデータに相当する。また、表示枠58の符号化アセットデータ以外のデータや、表示枠57のデータが制御信号データに相当する。
MMT−SI抽出部127は、MMTPパケット分離部126から入力される制御信号データであるMMT−SIから、PLT、MPTなどの制御情報を抽出して、出力する。PLTには、TLVストリーム内の全サービス(またはコンテンツ)に対し、対応するMPTを伝送するMMTPパケットのパケットID(図4AのMMTPパケット63を参照)、さらにはそれを格納するUDP/IPパケットの送信元IPアドレスをはじめとするIP情報といったMPT伝送のロケーション解決のための情報が格納されている。MPTには、サービスを構成する各アセットに対するMMTPのパケットIDなど、アセット伝送に対するロケーション解決のための情報が格納されている。PLTやMPTに格納されている情報は、IP/UDPパケット分離部125にて用いられてもよい。またMMT−SI抽出部127は、MMT−SIからEPG情報などを抽出し、出力する。
サービス/アセット選択制御部128は、テレビ受信装置1内の各機能から、情報を受信し、受信した情報に基づいて制御信号を出力したり、さらなる詳細情報を抽出して出力したりする。またユーザがリモコン18を介してテレビ受信装置1に制御命令をした場合に、制御部163が解釈した制御命令をサービス/アセット選択制御部128に出力する。サービス/アセット選択制御部128は、制御命令に従って、各機能に制御信号や詳細情報を出力する。
図4Aは、同実施形態に係るTLVストリームに格納される各パケットの構成の一例を示す図である。
TLVパケット61は、ヘッダとペイロードから構成され、ヘッダには固定ビット、い識別子であるpacket_type、lengthが格納されている。
UDP/IPパケット62は、IP/UDPヘッダとIP/UDPペイロードから構成され、特にヘッダ圧縮IPパケットのIP/UDPヘッダには識別子CID、SN、CID_header_typeが格納されている。IP/UDPヘッダの「部分IPv6ヘッダ/部分/UDPヘッダ」には、フルヘッダ時に使用されるヘッダ情報が含まれている。
MMTPパケット63は、MMTPヘッダとMMTPペイロードから構成され、MMTPヘッダには識別子であるpacket_idが格納されている。
TLVパケット61のペイロードには、UDP/IPパケット62が格納され、IP/UDPペイロードには、MMTPパケット63が格納される。MMTPペイロードには、アセットデータ、SIデータなどのデータが格納される。
TLVパケット61のペイロードには、UDP/IPパケット62が格納され、IP/UDPペイロードには、MMTPパケット63が格納される。MMTPペイロードには、アセットデータ、SIデータなどのデータが格納される。
図4Bは、同実施形態に係るTLVストリームに格納されるUDP/IPパケットのヘッダ情報の一例を示す図であり、図4AのUDP/IPパケット62のヘッダ情報の詳細である。図4Bに示されるようにヘッダ圧縮IP/UDPパケットにはIP/UDPヘッダ部に送信元IPアドレス(source_address)、宛先IPアドレス(destination_address)が配置されている。又, 通常のIP/UDPパケットはIPヘッダ部に送信元IPアドレス(source_address)、宛先IPアドレス(destination_address)が配置されている。NTP伝送はIPヘッダ圧縮を適用せず、通常、33msec間隔で伝送される。MMTPパケット伝送はIPヘッダ圧縮を適用し、500msec間隔でフルヘッダで伝送される。
NTP専用IPデータフローにおける送信元IPアドレス(source_address)とSI専用IPデータフローにおけるソースアドレスとは同一の送信元IPアドレス(source_address)とが用いられる。
具体的には、図3のNTP専用IPデータフローとSI専用IPデータフローには送信元IPアドレスとしてSrc.add0が用いられ、図3のサービス1のデータフローには送信元IPアドレスとしてSrc.add1が用いられ、サービス2のデータフローには送信元IPアドレスとしてSrc.add2が用いられ、サービス3のデータフローには送信元IPアドレスとしてSrc.add3が用いられる。
よって、NTP専用IPデータフローのIP/UDPパケット送信元IPアドレス(source_address)に基づいて、多重化されたストリームの中からSIのIP/UDPパケットを特定することができる。
本実施形態に係るシステムの動作例を説明する。
図5は、同実施形態に係るテレビ受信装置におけるTLV/MMT分離処理部の処理動作の一例を示すフローチャートである。
テレビ受信装置1からスキャン開始を指定するために、ユーザがリモコン18で指定操作をする。リモコン18はサービスを指定するための制御コマンドを出力し、テレビ受信装置1のインターフェース部162が、制御コマンドを受信する。インターフェース部162は、受信した制御コマンドを制御部163に出力し、制御部163は、制御コマンドを解析してユーザが指定したサービスの情報(指定サービス情報)を抽出し、サービス/アセット選択制御部128へ出力する。サービス/アセット選択制御部128は、指定サービス情報(service_id)をTLV/MMT分離処理部12に出力する(ステップS11)。TLV/MMT分離処理部12において、TLVストリーム選択処理部120は、TLVストリームを選択し、TLVパケット分離部121に出力する(ステップS12)。
TLVパケット分離部121は、TLVパケットごとに、図4AのTLVパケット61のヘッダに格納されているパケット識別(識別子:packet_type)に基づいて、TLVストリーム選択処理部120から入力されたTLVストリームを3つの系統に分離する(ステップS13)。具体的にはTLV−SIデータと、NTPデータを格納するUDP/IPパケットと、MMTPパケットを格納したUDP/IPパケットとの3つの系統に分離し、それぞれTLV−SI抽出部122、NTP抽出処理部123、IPパケットヘッダ伸長部124に入力される。
TLV−SI抽出部122は、TLV−NITデータを抽出する。また、NTP抽出処理部123は、NTPデータを格納するUDP/IPパケットのIPヘッダからNTPデータを抽出し、そのUDP/IPパケットのヘッダ情報からNTPデータの送信元IPアドレスを抽出する(ステップS14)。運用規定において、NTPデータの送信元IPアドレスとPLTを伝送するSIデータ(制御情報データ)専用IPデータフローのUDP/IPパケットの送信元アドレスは同一であり、その他のIP情報は固定値であることが規定されている。そのためPLTを伝送するSI専用IPデータフローのIPアドレスが特定する(ステップ15)。こうして、TLVストリー内の全サービスの受信が可能になり、TLV−NITの情報からこれをメディア(ネットワーク)内の全TLVストリームに対して順次実行していくことでスキャン処理が可能になる。
以上の手順により、テレビ受信装置1は、指定したチャンネル(番組)のTLVストリームが受信されているかどうかを検知することができる。通常は高度広帯域衛星デジタル放送の規格においては、TLVストリームに含められているAMTを利用してチャンネルの特定をする。AMTの送出間隔(10秒)に比べNTPの送出間隔(33msec)は格段に短い。本実施形態によれば、NTPのIPアドレスを用いることで、より高速に指定のチャンネルを検知することが可能になる。
なお、本実施形態では高度広帯域CSでの受信処理に関して記載したが、高度広帯域BSでも同様にして、AMTに依らずPLTを伝送するIPデータフローのIPアドレスの特定が可能になり、高速にスキャン処理が実行できる。
以下に、上記した実施形態に関連するAMT、PLTについて示す。ARIB STD−B60に基づく。
以下に、上記した実施形態に関連するAMT、PLTについて示す。ARIB STD−B60に基づく。
図6Aは、同実施形態に係るAMTのデータ構造を示す図であり、AMTに含まれるデータが行ごとに、ビット数、データ表記とともに示されている。各データの内容は下記のようになる。
・table_id(テーブル識別):テーブル識別拡張の値によりテーブルを識別することを示す0xFEとする。
・section_syntax_indicator(セクションシンタクス指示):拡張形式を示す「1」とする。
・section_length(セクション長):セクション長フィールドの直後からCRC_32を含む最後までのセクションのバイト数を規定する。
・table_id_extension(テーブル識別拡張):アドレスマップテーブルを示す0x0000とする。
・version_number(バージョン番号):テーブルのバージョン番号を書き込む領域とする。テーブル内の情報に変化があった場合に1加算される。その値が31になった場合は、その次は0に戻る。
・current_next_indicator(カレントネクスト指示):「1」の場合はそのテーブルが現在有効であることを示す。「0」の場合は、送られているテーブルはまだ適用されず、次に有効となる予定のテーブルであることを示す。
・section_number(セクション番号):セクションの番号を表す。最初のセクションのセクション番号は0x00である。セクション番号は同一のテーブル識別とテーブル識別拡張を持つセクションの追加ごとに1加算される。
・last_section_number(最終セクション番号):そのセクションが属するテーブルの最後のセクション(すなわち、最大のセクション番号を持つセクション)の番号を規定する。
・num_of_service_id(サービス識別数):このアドレスマップテーブルに記述されるservice_idの数を示す。
・service_id(サービス識別):サービスを識別するためのラベルの役割をする。サービスリスト記述子に記述されるサービス識別と同一の役割を持つ。
・ip_version(IPバージョン):リストに記述するIPパケットのバージョンを示し、表5−3に従って符号化される。
・table_id(テーブル識別):テーブル識別拡張の値によりテーブルを識別することを示す0xFEとする。
・section_syntax_indicator(セクションシンタクス指示):拡張形式を示す「1」とする。
・section_length(セクション長):セクション長フィールドの直後からCRC_32を含む最後までのセクションのバイト数を規定する。
・table_id_extension(テーブル識別拡張):アドレスマップテーブルを示す0x0000とする。
・version_number(バージョン番号):テーブルのバージョン番号を書き込む領域とする。テーブル内の情報に変化があった場合に1加算される。その値が31になった場合は、その次は0に戻る。
・current_next_indicator(カレントネクスト指示):「1」の場合はそのテーブルが現在有効であることを示す。「0」の場合は、送られているテーブルはまだ適用されず、次に有効となる予定のテーブルであることを示す。
・section_number(セクション番号):セクションの番号を表す。最初のセクションのセクション番号は0x00である。セクション番号は同一のテーブル識別とテーブル識別拡張を持つセクションの追加ごとに1加算される。
・last_section_number(最終セクション番号):そのセクションが属するテーブルの最後のセクション(すなわち、最大のセクション番号を持つセクション)の番号を規定する。
・num_of_service_id(サービス識別数):このアドレスマップテーブルに記述されるservice_idの数を示す。
・service_id(サービス識別):サービスを識別するためのラベルの役割をする。サービスリスト記述子に記述されるサービス識別と同一の役割を持つ。
・ip_version(IPバージョン):リストに記述するIPパケットのバージョンを示し、表5−3に従って符号化される。
図6Bは、同実施形態に係るIPバージョンを示す図である。
IPバージョンが0の場合は、IPv4を示し、IPバージョンが1の場合は、IPv6を示す。
・service_loop_length(サービスループ長):このフィールドの直後から、次のサービス識別フィールドの直前までのバイト長を示す。
・src_address_32(送信元IPv4アドレス):サービスを構成するIPv4パケットの送信元IPアドレスを記述する。
・src_address_mask_32(送信元IPv4アドレスマスク):送信元IPv4アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。32より大きな値を取らない。
・dst_address_32(宛先IPv4アドレス):サービスを構成するIPv4パケットの宛先IPアドレスを記述する。
・dst_address_mask_32(宛先IPv4アドレスマスク):宛先IPv4アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。32より大きな値を取らない。なお、サービスを構成するマルチキャストグループは、送信元IPv4アドレスマスクにより有効と識別される送信元IPv4アドレス及び宛先IPv4アドレスマスクにより有効と識別される宛先IPv4アドレスの両方のアドレスに合致するマルチキャストグループとする。
・src_address_128(送信元IPv6アドレス):サービスを構成するIPv6パケットの送信元IPアドレスを記述する。
・src_address_mask_128(送信元IPv6アドレスマスク):送信元IPv6アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。128より大きな値を取らない。
・dst_address_128(宛先IPv6アドレス):サービスを構成するIPv6パケットの宛先IPアドレスを記述する。
・dst_address_mask_128(宛先IPv6アドレスマスク):宛先IPv6アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。128より大きな値を取らない。なお、サービスを構成するマルチキャストグループは、送信元IPv6アドレスマスクにより有効と識別される送信元IPv6アドレス及び宛先IPv6アドレスマスクにより有効と識別される宛先IPv6アドレスの両方のアドレスに合致するマルチキャストグループとする。
・private_data_byte:個別に定義されたデータを格納する。
CRC_32(CRC):ITU−T勧告H.222.0に従うものとする。
・service_loop_length(サービスループ長):このフィールドの直後から、次のサービス識別フィールドの直前までのバイト長を示す。
・src_address_32(送信元IPv4アドレス):サービスを構成するIPv4パケットの送信元IPアドレスを記述する。
・src_address_mask_32(送信元IPv4アドレスマスク):送信元IPv4アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。32より大きな値を取らない。
・dst_address_32(宛先IPv4アドレス):サービスを構成するIPv4パケットの宛先IPアドレスを記述する。
・dst_address_mask_32(宛先IPv4アドレスマスク):宛先IPv4アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。32より大きな値を取らない。なお、サービスを構成するマルチキャストグループは、送信元IPv4アドレスマスクにより有効と識別される送信元IPv4アドレス及び宛先IPv4アドレスマスクにより有効と識別される宛先IPv4アドレスの両方のアドレスに合致するマルチキャストグループとする。
・src_address_128(送信元IPv6アドレス):サービスを構成するIPv6パケットの送信元IPアドレスを記述する。
・src_address_mask_128(送信元IPv6アドレスマスク):送信元IPv6アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。128より大きな値を取らない。
・dst_address_128(宛先IPv6アドレス):サービスを構成するIPv6パケットの宛先IPアドレスを記述する。
・dst_address_mask_128(宛先IPv6アドレスマスク):宛先IPv6アドレスに指定するIPアドレスに対し、有効となる先頭(MSB)からのビット数を指定する。128より大きな値を取らない。なお、サービスを構成するマルチキャストグループは、送信元IPv6アドレスマスクにより有効と識別される送信元IPv6アドレス及び宛先IPv6アドレスマスクにより有効と識別される宛先IPv6アドレスの両方のアドレスに合致するマルチキャストグループとする。
・private_data_byte:個別に定義されたデータを格納する。
CRC_32(CRC):ITU−T勧告H.222.0に従うものとする。
図6Cは、同実施形態に係るPLT(パッケージリストテーブル)のデータ構造を示す図であり、PLTに含まれるデータが行ごとに、ビット数、データ表記とともに示されている。PLTは、放送サービスとして提供されるMMTパッケージのPAメッセージを伝送するIPデータフロー及びパケットID並びにIPサービスを伝送するIPデータフローの一覧を示す。PLTに格納する記述子は、規格に規定の記述子とする。
PLTに含まれる各データの内容は下記のようになる。
・num_of_package(パッケージ数):本テーブルにロケーション情報を記載するパッケージの数を示す。
・MMT_package_id_length(パッケージID長):パッケージIDバイトの長さをバイト単位で示す。
・MMT_package_id_byte(パッケージIDバイト):パッケージIDを示す。
・MMT_general_location_info(ロケーション情報):パッケージIDで示すパッケージのPAメッセージを伝送するロケーション情報を示す。
・num_of_ip_delivery(IP配信フロー数):本テーブルにロケーション情報を記載するIPサービスの数を示す。
・transport_file_id(トランスポートファイル識別):伝送するファイルを一意に識別するためのラベルを示す。
・location_type(ロケーションタイプ):ロケーション情報の種類を示す。0x01はIPv4データフロー、0x02はIPv6データフロー、0x05はURLを示す。
・ipv4_src_addr(送信元IPv4アドレス):IPv4データフローの送信元アドレスを示す。
・ipv4_dst_addr(宛先IPv4アドレス):IPv4データフローの宛先アドレスを示す。
・dst_port(宛先ポート番号):IPデータフローの宛先ポート番号を示す。
・ipv6_src_addr(送信元IPv6アドレス):IPv6データフローの送信元アドレスを示す。
・ipv6_dst_addr(宛先IPv6アドレス):IPv6データフローの宛先アドレスを示す。
・URL_length(URL長):ロケーション情報をURLで示す場合のURLのバイト長を示す。
・URL_byte(URLバイト):IPサービスのURLを示す。
・descriptor_loop_length(記述子長):後続の記述子の全バイト長を示す。
・descriptor(記述子領域):IPサービスの詳細な情報を示す記述子のための領域とする。
・num_of_package(パッケージ数):本テーブルにロケーション情報を記載するパッケージの数を示す。
・MMT_package_id_length(パッケージID長):パッケージIDバイトの長さをバイト単位で示す。
・MMT_package_id_byte(パッケージIDバイト):パッケージIDを示す。
・MMT_general_location_info(ロケーション情報):パッケージIDで示すパッケージのPAメッセージを伝送するロケーション情報を示す。
・num_of_ip_delivery(IP配信フロー数):本テーブルにロケーション情報を記載するIPサービスの数を示す。
・transport_file_id(トランスポートファイル識別):伝送するファイルを一意に識別するためのラベルを示す。
・location_type(ロケーションタイプ):ロケーション情報の種類を示す。0x01はIPv4データフロー、0x02はIPv6データフロー、0x05はURLを示す。
・ipv4_src_addr(送信元IPv4アドレス):IPv4データフローの送信元アドレスを示す。
・ipv4_dst_addr(宛先IPv4アドレス):IPv4データフローの宛先アドレスを示す。
・dst_port(宛先ポート番号):IPデータフローの宛先ポート番号を示す。
・ipv6_src_addr(送信元IPv6アドレス):IPv6データフローの送信元アドレスを示す。
・ipv6_dst_addr(宛先IPv6アドレス):IPv6データフローの宛先アドレスを示す。
・URL_length(URL長):ロケーション情報をURLで示す場合のURLのバイト長を示す。
・URL_byte(URLバイト):IPサービスのURLを示す。
・descriptor_loop_length(記述子長):後続の記述子の全バイト長を示す。
・descriptor(記述子領域):IPサービスの詳細な情報を示す記述子のための領域とする。
図6Dは、同実施形態に係るPLTとMPTの参照関係を示す図である。
パケットIDが0x0000のMMTPパケットは、PAメッセージを伝送することを示す(図6Dの左側に示すPAメッセージ)。複数のパッケージを多重する場合、このPAメッセージにパッケージリストテーブル(PLT)が含まれる。パッケージリストテーブルは、他のパッケージのMPTを含むPAメッセージを伝送するMMTPパケットのパケットIDのリストを与える。そのため、パッケージリストテーブルを解析することで、パッケージIDから、そのサービスのエントリーポイントとなるMPTを含むPAメッセージを伝送するMMTPパケットを特定することができる。
以上述べた実施形態によれば、TLVストリームの受信を高速にする受信方法、受信装置を提供する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。さらにまた、請求項の各構成要素において、構成要素を分割して表現した場合、或いは複数を合わせて表現した場合、或いはこれらを組み合わせて表現した場合であっても本発明の範疇である。また、複数の実施形態を組み合わせてもよく、この組み合わせで構成される実施例も発明の範疇である。
また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合がある。ブロック図においては、結線されていないブロック間もしくは、結線されていても矢印が示されていない方向に対してもデータや信号のやり取りを行う場合もある。ブロック図に示される各機能や、フローチャート、シーケンスチャートに示す処理は、ハードウェア(ICチップなど)もしくはソフトウェア(プログラムなど)もしくはハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現してもよい。また請求項を制御ロジックとして表現した場合、コンピュータを実行させるインストラクションを含むプログラムとして表現した場合、及び前記インストラクションを記載したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として表現した場合でも本発明の装置を適用したものである。また、使用している名称や用語についても限定されるものではなく、他の表現であっても実質的に同一内容、同趣旨であれば、本発明に含まれるものである。
1…テレビ受信装置、11…TLVストリーム抽出部、12…TLV/MMT分離処理部、13…コンテンツ出力部、14…パーシャルTLVストリーム生成部、15…提示部、16…周辺機能、17…システムバス、18…リモコン、120…TLVストリーム選択処理部、121…TLVパケット分離部、122…TLV−SI抽出部、123…NTP抽出処理部、124…IP/UDPパケットヘッダ伸長部、125…IP/UDPパケット分離部、126…MMTPパケット分離部、127…MMT−SI抽出部、128…サービス/アセット選択制御部、141…MMT−SI生成部、142…MMT−SI更新部、143…MMTPパケット生成部、144…IP/UDPパケット生成部、145…TLVパケット生成部、146…TLVパケット多重部、147…TLV−SI生成部。
Claims (2)
- MMT/TLV方式に基づく放送信号を受信してTLVストリームを得るTLVストリーム抽出手段と、
前記TLVストリームに含まれるNTPデータが含まれるUDP/IPパケットからIPアドレスを取得する取得手段と、
前記IPアドレスを用いてPLTを特定するPLT抽出手段とを具備する受信装置。 - MMT/TLV方式に基づく放送信号を受信してTLVストリームを得て、
前記TLVストリームに含まれるNTPデータが含まれるUDP/IPパケットからIPアドレスを取得し、
前記IPアドレスを用いてPLTを特定するTLVストリームの受信方法。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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