JP2021125264A - 情報処理装置 - Google Patents

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純司 大石
Junji Oishi
純司 大石
甚太郎 池上
Jintaro Ikegami
甚太郎 池上
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Abstract

【課題】ユーザにとってさらに利便性の高いRPAを定着させる手法を提供すること。【解決手段】代理部101は、オンライン、オフライン問わず第1ライセンスを第2ライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う。可視化部102は、RPAツールのロボットのログデータを可視化する。費用対効果提示部103は、ロボットの価値を示す指標として、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する。アドバイス提示部104は、ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する。構成部105は、複数のツールの構成を行う。これにより、上記課題を解決する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
近年、深刻な人手不足等を理由に、RPA(Robotic Process Automation /ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入する企業等が増えてきおり、今後もさらに増えることが予想されている。
「RPA」とは、AI(人工知能)やルールエンジン等の技術が適用されたソフトウェアのロボットが、主にホワイトカラーに属する労働者のデスクワーク(例えば定型作業)を代行して自動化する概念をいう。
RPAによれば、企業等における業務の効率化、生産性の向上、人的ミスの防止、コスト削減、人材不足の解消等を実現させることが期待されており、関連する技術も提案されている(例えば特許文献1)。
特開2019−159556号公報
しかしながら、ユーザにとってさらに利便性の高いRPAを定着させる要望がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザにとってさらに利便性の高いRPAを定着させる手法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
オンライン、オフライン問わず第1ライセンスを第2ライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う代理手段と、
RPAツールのロボットのログデータを可視化する可視化手段と、
ロボットの価値を示す指標として、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する第1提示手段と、
ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する第2提示手段と、
複数のツールの構成を行う構成手段と、
を備える。
本発明によれば、ユーザにとってさらに利便性の高いRPAを定着させることができる。
本発明の情報処理装置が適用される情報処理システムにより実現可能な本サービスの一例の概要を示す図である。 本発明の情報処理装置が適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2の情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3のサーバの機能的構成のうち、図1の本サービスを実現させるための処理を実行するための機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 本サービスを構成する各種サービスのうち、ダイナミックライセンスの内容を示す図である。 本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットヒートマップの内容を示す図である。 本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットハイライトの内容を示す図である。 本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットアドバイザーの内容を示す図である。 本サービスを構成する各種サービスのうち、ビルドアップツールの内容を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず図1を参照して、後述する図2の情報処理システムにより実現可能なサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)の概要について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムにより実現可能な本サービスの一例の概要を示す図である。
本サービスは、オンライン、オフライン問わず、他社サービスのライセンスをRPATライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う。
また、本サービスは、RPAツールのロボットのログデータを可視化する。
また、本サービスは、新しいロボットの価値を示す指標として、削減時間などを総合して、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する。
また、本サービスは、ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する。さらに、修正案を提示する。
また、本サービスは、複数のツール群の構成を行うツールにより、構築SE(Systems Engineer)の負担を軽減させる。
また、本サービスは、ロボット開発ツール、実行環境の端末やサーバ登録を行う。具体的には、RPA開発や実行を行うパーソナルコンピュータやサーバを登録して、USB(Universal Serial Bus)キーを挿すことで利用可能にする。また、インストールは自由に行わせるが、USBキーがある場合だけ本サービスを利用させる。また、USBキーは、ユーザとともに使いまわしをさせる共有のUSBキーとすることができる。
また、本サービスは、オンライン上の簡易ロボット作成ツールを提供する。
また、本サービスは、外部BIへのチャートデータに連動させる。
また、本サービスは、ロボットサービスを実施したデータに基づいて、顧客データ分析を実施し、ロボット作成のためのアドバイスを提供する。
また、本サービスは、顧客ロボットに埋め込まれた、特定のデータをオンライン上での一括管理環境を提供する。
また、本サービスは、顧客ロボット同士を繋ぎ、部署間のワークフロー環境を提供する。
本サービスは、以上の内容を実現させるべく、以下の具体的なサービスをユーザに提供する。即ち、本サービスは、ダイナミックライセンス、ロボットヒートマップ、ロボットハイライト、ロボットアドバイザー、及びビルドアップツールの各サービスをユーザに提供する。
「ダイナミックライセンス」は、各種ソフトウェア製品の使用に必要となるライセンスの一括管理を、オンライン、オフライン問わず所定の文字情報(以下、「BizRobo!キー」と呼ぶ)を用いて行うサービスである。
ダイナミックライセンスによれば、従来から行われている各種ソフトウェア製品毎にライセンスを割り当てる煩雑な作業が複合的に行われる。このため、例えばサードパーティのソフトウェア製品を含むライセンス認証処理も自動化される。なお、ダイナミックライセンスの詳細については図5を参照して後述する。
「ロボットヒートマップ」は、RPAツールのロボット(以下、「ロボット」と略称する)の稼働状況を示すログデータを、ヒートマップ等の各種態様で可視化するサービスである。
ロボットヒートマップによれば、従来の数値表記のみのダッシュボードに比べて、より分かり易く、より直感的にロボットの稼働状況を把握することができる。なお、ロボットヒートマップの詳細については図6を参照して後述する。
「ロボットハイライト」は、予め入力された情報と、実際のロボットの稼働状況を示す情報とに基づいて、ロボットにより生み出される価値をチャート等で可視化するサービスである。
ロボットハイライトによれば、ロボットの導入効果をリアルタイムで把握することが可能になる。これにより、例えば開発や社内展開の加速化を図ることができる。なお、ロボットハイライトの詳細については図7を参照して後述する。
「ロボットアドバイザー」は、品質が一定したロボットの作成を支援するためのアドバイスをユーザに提示するサービスである。
ロボットアドバイザーによれば、保守性、効率性、安定性といった観点からロボットの品質が静的に解析される。そして、必要に応じて改善点が指摘される。「保守性」とは、構造が整理されていてシンプルであり保守し易いかどうかを示す観点である。「効率性」とは、冗長さが放置され、動的に無理が生じないかどうかを示す観点である。「安定性」とは、ロボットの特性に不安定要素が含まれていないかどうかを示す観点である。なお、ロボットアドバイザーの詳細については図8を参照して後述する。
「ビルドアップツール」は、ロボットの運用実行環境の構築を支援するツールをユーザに提供するサービスである。
ビルドアップツールによれば、ロボット導入時におけるサーバやデータベース等の複雑な設定作業の負担が軽減されるので、より快適、かつ、よりスムーズなロボット開発を実現させることができる。なお、ビルドアップツールの詳細については図9を参照して後述する。
次に、図2を参照して、上述した本サービスの提供を実現化させる情報処理システム、即ち本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバ1を含む、情報処理システムの構成について説明する。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを含む、情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2に示す情報処理システムは、サーバ1と、ユーザ端末2とを含むように構成されている。
サーバ1、及びユーザ端末2は、インターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
サーバ1は、本サービスの提供者(図示せず)により管理される情報処理装置である。サーバ1は、ユーザ端末2と適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
ユーザ端末2は、ユーザUにより操作される情報処理装置である。ユーザ端末2は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等で構成される。
ユーザUは、ユーザ端末2のブラウザ機能により表示される、本サービスの利用者向けの専用のWebサイト(以下、「専用サイト」と呼ぶ)から本サービスを利用することができる。
なお、以下、断りのない限り、「ユーザUがユーザ端末2を操作する」と表現している場合、それは、ユーザUが、ユーザ端末2のブラウザ機能により表示される専用サイトから本サービスを利用することを意味している。
また、ユーザUは、本サービスの利用者向けの専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)がインストールされたユーザ端末2を用いて本サービスを利用することもできる。
図3は、図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(例えば図2のユーザ端末2等)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2のユーザ端末2も、図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。従って、ユーザ端末2のハードウェア構成の説明については省略する。
このような図3のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ1における、本サービスを利用するための処理の実行が可能になる。その結果、本サービスの提供者は、ユーザUに対し、上述の本サービスを提供することができる。
以下、図4を参照して、本実施形態に係るサーバ1における処理を実行するための機能的構成について説明する。
図4は、図3のサーバを含む情報処理システムの機能的構成のうち、本サービスを提供するための処理を実行するための機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、本サービスを提供するための処理の実行が制御される場合、代理部101と、可視化部102と、費用対効果提示部103と、アドバイス提示部104と、構成部105とが機能する。
また、サーバ1の記憶部18の一領域にはロボットDB181と、ユーザDB182とが設けられている。ロボットDB181には、開発されたロボットに関するあらゆる情報(以下、「ロボット情報」と呼ぶ)が、記憶されて管理されている。ユーザDB183には、本サービスの利用者であるユーザUに関するあらゆる情報(以下、「ユーザ情報」と呼ぶ)が、ユーザUを一意に特定可能なID等に対応付けられて管理されている。
代理部101は、オンライン、オフライン問わず第1ライセンスを第2ライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う。
可視化部102は、RPAツールのロボットのログデータを可視化する。
費用対効果提示部103は、ロボットの価値を示す指標として、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する。
アドバイス提示部104は、ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する。
構成部105は、複数のツールの構成を行う。
図5は、本サービスを構成する各種サービスのうち、ダイナミックライセンスの内容を示す図である。
本サービスにおいて、ロボットは、MC(Management Console)により実行が制御される。「MC」とは、作成されたロボットの動作を管理するためのツールであり、「実行環境」と呼ぶ場合もある。
ダイナミックライセンスは、上述した「BizRobo!キー」を用いてKCU(Kapow Compute Unit)の一括管理を行う。「KCU」は、ロボットが1秒間に実行することができる処理の量を示す単位である。このため、ロボットの処理量が多いとそれだけKCUの数も大きくなる。ユーザが消費できるKCUの数は、各種ソフトウェア製品毎にライセンスされる。ユーザは、各種ソフトウェア製品の夫々のライセンスの範囲内でKCUを消費してロボットを稼働させる。
各種ソフトウェア毎のライセンスの範囲内でロボットが実行できる処理の最大量(以下、「契約可能処理量」と呼ぶ)は、通常1年単位で定められる。このため、ユーザは、1年間の稼働計画を予測したうえで、適切なボリュームのライセンスを購入する。ただし、実際には月単位で業務量が上下するのが通常である。例えば、業務量が4月だけ他の月より2倍、3倍になるような、季節的な要素の影響を受け易いユーザは、ピークをどこに合わせてライセンスを購入するのかを考えなければならない。ダイナミックライセンスは、このような課題を解消させるサービスである。具体的には、ダイナミックライセンスでは、ユーザの業務の繁閑に合わせて、必要なタイミングで必要な数のライセンスが消費される。通常のライセンス契約は、各種ソフトウェア毎に1年間で利用するボリュームを確定させたうえで契約する固定的なライセンス契約となる。これに対して、ダイナミックライセンスに基づくライセンス契約は、利用するボリュームを、ユーザ側で期間指定(例えば月毎)して変更できる変動的なライセンス契約となる。
具体的には例えば、通常の固定的なライセンス契約の場合には、「2021年1月1日〜2021年12月31日までの1年間にわたり1ライセンスとする。」といった契約内容になる。つまり、契約期間中の内容変更は認められず、ライセンスを増やしたい場合には1年単位の追加契約が必要になる。これに対して、ダイナミックライセンスに基づくライセンス契約の場合には、「2021年1月1日〜2021年12月31日までの1年間にわたり1ライセンスをベース契約とする。ただし、4月1日〜5月15日までは1ライセンスを追加する。また、12月15日〜12月31日までは2ライセンスを追加する」といった契約内容になる。これにより、以下のような変動的なライセンス利用が可能になる。即ち、2021年1月1日〜3月31日はベース契約に基づいて1ライセンスが利用でき、2021年4月1日〜5月15日はダイナミックライセンスに基づいて2ライセンスが利用できる。また、2021年5月16日〜12月14日はベース契約に基づいて1ライセンスが利用でき、2021年12月15日〜12月31日はダイナミックライセンスに基づいて3ライセンスが利用できる。
ダイナミックライセンスは、各種ソフトウェア製品のライセンスをクラウド側で管理する。このため、契約変更に伴うライセンス内容の変更の履歴がすべてクラウド側で管理される。例えば、各種ソフトウェア製品の提供者が、オーダーに応じてクラウド上の顧客情報や製品情報を更新すると、クラウドと顧客環境との間の更新処理の連携が行われる。これにより、顧客環境におけるライセンス登録がダイナミックに実行される。
このように、ユーザは、ダイナミックライセンスに基づくライセンスを購入する場合、前提として、ネットワークNを介してオンラインでクラウドに接続できる顧客環境を準備する必要がある。ただし、クラウドで管理されている有効なライセンス数が自動的に顧客環境に反映されるため、ライセンスに関する情報(以下「ライセンス情報」呼ぶ)をユーザ側で都度設定する必要がない。
ライセンスの切替作業は、ロボットが動作を開始する直前のタイミングで行われる。このため、例えば日付の変更(深夜12時を経過する)と同時に動作を開始するロボットのライセンスの切替作業は、ロボットが動作を開始する深夜12時の直前のタイミングで行われる。このため、従来、ロボットのライセンスの切替作業を行う担当者は、切替作業を行うタイミングまで待機していなければならなかった。これに対して、クラウドと顧客環境とがオンラインで接続されている場合、契約内容の更新処理は、各種ソフトウェア製品の提供者によってオンラインで実施される。基本的には、ユーザの予算や契約内容との関係があるため、ライセンス契約時に1年分の情報を所定のシステムに入力されるが、ユーザからの急な要請に対して、期中に契約内容を更新することもできる。具体的には例えば、上述の例における、8月1日時点で、8月10日〜9月20日までを1ライセンス追加する登録を行うこともできる。この場合、8月1日中に登録処理が完了すれば、8月2日にはその内容が顧客環境に反映される。
また、本サービスでは、各種ソフトウェア製品の夫々のライセンス管理を「BizRobo!キー」が代表して行う。上述したように、顧客情報、及び製品情報はクラウド側で管理される。本サービスでは、クラウド側からユーザに対して、顧客環境のセットアップを行うための認証用ファイルが提供される。この認証用ファイルは、クラウド側で「BizRobo!キー」に対応付けられている。ユーザは、クラウド側から提供された認証用ファイルを用いて、顧客環境のセットアップを行う。ここで、クラウド側からユーザに対して認証用ファイルが提供される際、ネットワークNの接続状態は問われない。つまり、ネットワークNが接続された状態(以下、「オンライン状態」と呼ぶ)であってもよいし、ネットワークNが接続されていない状態(以下、「オフライン状態」と呼ぶ)であってもよい。
オンライン状態では、顧客環境側からクラウド側に認証用ファイルを取りに行くための検索処理が自動で実行される。対象となる認証用ファイルが抽出されると、クラウド側で「BizRobo!キー」により管理されている1以上のライセンス情報が、認証用ファイルに隠ぺいされた状態で顧客環境側に提供される。
具体的には例えば、図5の例では、A製品ライセンスとB製品ライセンスとの夫々のライセンス情報が、認証用ファイルに隠ぺいされた状態で顧客環境側に提供される。顧客環境側では、認証用ファイルが送信されてくると、そこからライセンス情報が抽出されて登録処理が実行される。
オフライン状態では、ライセンス情報が隠蔽された認証用ファイルが、Eメール等に添付された状態でユーザに提供される。ユーザは、Eメール等を介して提供された認証用ファイルをダウンロードする。すると、認証用ファイルに隠ぺいされた1以上のライセンス情報の抽出処理と、ライセンス情報の登録処理とが実行される。また、ユーザは、認証用ファイルが記憶されたUSBキーの提供を受けることもできる。この場合、ユーザがUSBキーをユーザ端末2に挿入すると、USBファイルに記憶されている認証用ファイルに隠ぺいされた1以上のライセンス情報の抽出処理と、ライセンス情報の登録処理とが実行される。
以上のように、ダイナミックライセンスによれば、ソフトウェア製品毎に「BizRobo!キー」を変える必要がないので、効率の良いライセンス管理を実現させることができる。
図6は、本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットヒートマップの内容を示す図である。
ロボットヒートマップでは、ロボットが処理を実行したときに出力されるログ情報が所定のタイミングで継続的に収集(例えば5分間に1回収集)されて、その収集の結果が実績データとして可視化させる。また、ロボットヒートマップでは、実績が可視化されるだけではなく、クラウドにビッグデータとして集積されたロボットのログ情報に基づく将来の予測データが出力される。具体的には、AI(人工知能)が、ログ情報の分析することで未来予測を行い、過去から未来に向かう予測データとして、例えば図6に示す「時間帯別ロボット混雑状況ヒートマップ」のような態様で可視化させる。そして、「時間帯別ロボット混雑状況ヒートマップ」に基づいて、今後ロボットが混雑しそうな直近のスケジュールや、エラーが発生しそうな時間帯を示す情報が事前にユーザに報知される。
図7は、本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットハイライトの内容を示す図である。
ロボットハイライトでは、ロボットにより生み出される価値の可視化、及び計測によって、3つの観点に基づくRPA及びDX(デジタルトランスフォーメーション)の効果の数値化及び数値の最大化が行われる。即ち、図7に示すように、企業価値の向上を図る2つのBS(Balance Sheet)観点と、企業収益の改善を図る1つのPL(Profit and Loss statement)観点とに基づくRPA及びDXの効果の数値化及び数値の最大化が行われる。具体的には、BS観点として、「価値の創造」という観点と、「価値の増加」という観点があり、PL観点として、「ROI(投資利益率)の向上」という観点がある。このうち、「価値の創造」という観点は、例えばDX領域の見地から、新しい業務のロボット化を実現させることを目的とした観点であるといえる。また、「価値の増加」という観点は、RPAによる価値の向上の見地から、隠れた業務のロボット化を実現させることを目的とした観点であるといえる。また、「ROI(投資利益率)の向上」という観点は、RPAによる効率化の見地から、既存業務のロボット化を実現させることを目的とした観点であるといえる。これらの3つの観点に基づいて出力されるヒストリーデータは、クラウドに集積される。そして、分析が行われて、例えば同業他社の比較データといった態様で提供される。
図8は、本サービスを構成する各種サービスのうち、ロボットアドバイザーの内容を示す図である。
ロボットアドバイザーは、品質が一定化されたロボットの作成を支援するロボット添削機能の役割を果たす。ロボットアドバイザーでは、図8の(A)に示すように、顧客サイト毎のデータがクラウド上に集積されて学習が行われる。そして、学習済みのデータが配信される。これにより、アドバイスの精度の向上に寄与させることができる。また、図8の(B)に示すアドバイザー設定画面に対する入力操作を行うことで、アドバイスを求める観点の選択及び設定が可能になる。また、図8の(C)に示すように、「解析結果」として、ロボットの解析結果のレポートと、ロボットの品質を改善するためのアドバイスを表示させることができる。具体的には、様々なロボットを登録して、ロボットの品質(例えば保守性、効率性、及び安定性)が、「OK」又は「NG」のいずれかで判定される。そして、その判定結果に基づいて、ロボットの修正に関するアドバイスや、必要に応じてアラートによる注意喚起が行われる。ロボットハイライトによれば、従来、人の目でチェックしていた事項の自動化を図ることができる。
図9は、本サービスを構成する各種サービスのうち、ビルドアップツールの内容を示す図である。
ビルドアップツールは、図9の(A)に示すように、RPAシステムを構成する個別に独立した複数のシステムを、ワンストップでセットアップ可能にするツールである。RPAシステムをセットアップする場合、事前に定義した「構成レシピ」に基づいて、既に先行して個別インストールされている個々のシステムの状態の確認が実施されて、確認結果が記録される。「構成レシピ」と現状との設定に差分が生じていると、ビルドアップツールによる設定が行われる。これにより、システム全体の自動セットアップが可能になる。また、システム全体の自動リカバリー(即ち、セットアップ失敗時の切り戻し)が可能になる。さらに、ビルドアップツールでは、図9の(B)に示す画面から設定する情報が「構成レシピ」として管理される。「構成レシピ」の情報は、エクスポートしたうえで他の環境にインポートすることができる。これにより、同一の環境を効率的に複数セットアップすることができる。ビルドアップツールによれば、従来、1個ずつ行わなければならなかったセットアップを一括で行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、図2に示すシステム構成や、図3に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図4に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックをユーザ端末2等に移譲させてもよい。逆にユーザ端末2の機能ブロックをサーバ1に移譲させてもよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザ等にプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ等に提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば、図2のサーバ1)は、
オンライン、オフライン問わず第1ライセンスを第2ライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う代理手段(例えば、図4の代理部101)と、
RPAツールのロボットのログデータを可視化する可視化手段(例えば、図4の可視化部102)と、
ロボットの価値を示す指標として、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する第1提示手段(例えば、図4の費用対効果提示部103)と、
ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する第2提示手段(例えば、図4のアドバイス提示部104)と、
複数のツールの構成を行う構成手段(例えば、図4の構成部105)と、
を備える。
これにより、オンライン、オフライン問わず、他社サービスのライセンスをRPATライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行うことができる。また、RPAツールのロボットのログデータを可視化することができる。また、新しいロボットの価値を示す指標として、削減時間などを総合して、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示することができる。また、ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示することができる。さらに、修正案を提示することができる。また、複数のツール群の構成を行うツールにより、構築SE(Systems Engineer)の負担を軽減させることができる。
その結果、ユーザにとってさらに利便性の高いRPAを定着させる手法を提供することができる。
1・・・サーバ、2・・・ユーザ端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、20・・・ドライブ、30・・・リムーバブルメディア、101・・・代理部、102・・・可視化部、103・・・費用対効果提示部、104・・・アドバイス提示部、105・・・構成部、181・・・ロボットDB、182・・・ユーザDB、U・・・ユーザ、N・・・ネットワーク

Claims (1)

  1. オンライン、オフライン問わず第1ライセンスを第2ライセンスとして隠ぺいして、認証代理を行う代理手段と、
    RPAツールのロボットのログデータを可視化する可視化手段と、
    ロボットの価値を示す指標として、経営者向け及び現場向けの費用対効果を示す情報を提示する第1提示手段と、
    ロボット作成のためのアドバイスを示す情報を提示する第2提示手段と、
    複数のツールの構成を行う構成手段と、
    を備える情報処理装置。
JP2021017310A 2020-02-07 2021-02-05 情報処理装置 Pending JP2021125264A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7387066B1 (ja) 2022-11-29 2023-11-27 三菱電機株式会社 ライセンス管理システム、ライセンス管理方法及びプログラム

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