JP2021124966A - データ収集装置、プロセッサコアの配分方法 - Google Patents

データ収集装置、プロセッサコアの配分方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021124966A
JP2021124966A JP2020018141A JP2020018141A JP2021124966A JP 2021124966 A JP2021124966 A JP 2021124966A JP 2020018141 A JP2020018141 A JP 2020018141A JP 2020018141 A JP2020018141 A JP 2020018141A JP 2021124966 A JP2021124966 A JP 2021124966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
processor cores
processing
time
data collection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020018141A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 有田
Makoto Arita
誠 有田
信二 野上
Shinji Nogami
信二 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2020018141A priority Critical patent/JP2021124966A/ja
Publication of JP2021124966A publication Critical patent/JP2021124966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

【課題】マルチコアプロセッサを効率的に利用する。【解決手段】工場などに設置されるデータ収集装置100において、入力するデータの数、サンプリング周波数、記録時間を基に、データの記録処理の処理量を示すスコアを算出する。算出したスコアに基づき、リソース配分パターンを検索して、プロセッサコア14の配分を決定する。決定した配分に基づき、ロギング処理を行うプロセッサコア14には、リアルタイムOS15とロギング機能17を実装し、その他の処理を行うプロセッサコア14には、非リアルタイムOS16と汎用機能18を実装する。【選択図】図4

Description

本発明は、複数のプロセッサコアを備えたデータ収集装置、及びプロセッサコアの配分方法に関する。
工場や事業所などで使用される産業用の機械を産業機械という。産業機械は、複写機やカメラなどの消費者向けの機械と異なり、複数のセンサが取り付けられている。産業機械のユーザは、振動や温度などのセンサが取得したデータと、機械の駆動速度、負荷、部品の移動量など機械内部のデータと、を監視及び記録している。産業機械のエンジニアは、これらのデータを解析することで、産業機械の故障を防止したり、製品の品質を確認したり、生産管理の改善に活用したりしている。
このように産業機械のデータを収集する装置をデータ収集装置という。近年のデータ収集装置は、データを収集するという特定機能の他に、通信機能を用いて外部機器とデータの送受信をしたり、視覚的なユーザインターフェースを提供したりしている。
工業製品にはマイクロプロセッサ(CPU(Central Processing Unit)/MPU(Micro Processing Unit))が設けられている。マイクロプロセッサには、1つのパッケージに単一のプロセッサコアを集積したシングルコアプロセッサと、2つ以上のプロセッサコアを1つのパッケージに集積したマルチコアプロセッサがある。
従来、複数のプロセッサコアに処理(スレッド)を分散させて、演算効率を上げる発明が多く提案されている。例えば、1つのCPUと複数のGPGPU(General Purpose Graphics Processing Unit)を備えたマイクロプロセッサにおいて、各プロセスで行われるメソッドごとに計算所要時間を計測して保持し、計測された計算所要時間に基づいて平均実行時間を計測し、メソッドの呼出回数、平均実行時間、及び処理時間に基づいてスコアを算出し、スコアに基づいてメソッドを割り当てるプロセッサを決定する技術が知られている。例えば、特許文献1参照。
また、マルチコアプロセッサ(メニーコアプロセッサ)のスケジューリング方法として、グローバルスケジューラとローカルスケジューラとの2段階のスケジュールを設定し、グローバルスケジューラは生成された全てのスレッドのうち高優先度の上位M個(Mはスレッドを割当可能なコアの数)のスレッドを、互いに異なるコアにマップし、優先度の高い順に実行し、リアルタイム性を確保する技術が知られている。例えば、特許文献2参照。
特開2017−37533号公報 特開2014−96024号公報
産業機械や自動車、家電製品など、ほとんどの工業製品には、製品の機能を実現するために組み込みシステムというコンピュータシステムが内蔵されている。近年、高機能化に伴い、組み込みシステム用のOS(組み込みOS(Operating System))を備えた工業製品が多く存在する。組み込みOSは、パソコンやサーバ向けのOSとは異なり、対象の機械に固定的に内蔵されるため、必要な機能が予め限定し、できる限り少ないリソース動作させる。
OSには、時間的な制約がある処理を実行するための機能や特性を備えたリアルタイムOSと、時間的な制約のない非リアルタイムOSが存在する。
リアルタイムOSは、複数スレッドを並行して動作させることが可能であり、最悪応答時間が決まっている。リアルタイムOSの機能は最低限に絞り、必要な機能にリソースを配分している。
非リアルタイムOSは、他のデバイスとのソフトウェアインターフェース、通信機能、ユーザインターフェース、メモリ管理など、機械の特性に限定されない、汎用的な機能を提供する。
現在、マルチコアプロセッサにリアルタイムOSと非リアルタイムOSの両方を実装した組み込みシステムが存在する(図9参照)。
例えば、デジタルカメラでは、シャッター制御やオートフォーカスなど即時性が必要な機能をリアルタイムOS上で実行し、レタッチ機能や画像送信などの即時性が不要な機能は非リアルタイムOS上で実行する。
自動車では、安全性が重要である。そのため、各種制御や近接センサなどの確実性が問われる機能ではリアルタイムOSの使用が適している。一方で、運転手の表情で居眠り運転を検知など、車内環境に対する画像処理やカーナビゲーションシステムのインターネット接続機能などの各種アプリケーションは、非リアルタイムOSで実行する。
高精度の部品を製造する工作機械では、精密なサーボモータ制御や加工制御が必須であり、そのためのセンサ情報の取得もリアルタイムOSが適している。一方で、オペレータの操作に必要なGUI(Graphical User Interface)を提供するには、非リアルタイムOSを利用するほうが効率がよい。
このように、マルチコアプロセッサを備えた工業製品の開発では、複数のプロセッサコアに機能を分配し、効率的に活用する技術が提案されてきた。
情報処理の分野では、マルチコアプロセッサを効率的に利用する技術が望まれている。
本開示の一態様におけるデータ収集装置は、複数のプロセッサコアと、外部機器からのデータを入力する入力部と、外部機器からのデータを記録するデータ記録部と、を有し、複数のプロセッサコアのうちの所定の個数のプロセッサコアにデータ記録部にかかる処理を実行させる、データ収集装置であって、所定の個数は、前記データ記録部の処理量に応じて決定される。
本開示の一態様におけるプロセッサコアの配分方法は、複数のプロセッサコアを有するデータ収集装置におけるプロセッサコアの配分方法であって、データの記録処理の処理量に関する値を算出し、処理量に関する値を基に、記録処理に必要なプロセッサコアの個数を決定し、決定した個数のプロセッサコアを記録処理に配分する。
本発明の一態様によれば、マルチコアプロセッサを効率的に利用することができる。
本開示のデータ収集装置と外部機器との関係を示す図である。 本開示のデータ収集装置の内部構成を示す図である。 マルチコアプロセッサの内部構成を示す図である。 各プロセッサコアにOSがインストールされた状態を示す図である。 リソース配分パターンの一例を示す図である。 スコアの算出方法を示す図である。 従来のリソース配分と本開示のリソース配分の対比を示す図である。 リソース配分の決定方法を示すフローチャートである。 リアルタイムOSと非リアルタイムOSとの両方を実装したマルチコアプロセッサを示す図である。
以下、図1を参照して本開示のデータ収集装置100について説明する。本開示のデータ収集装置100は、工場の設備や機械のデータを収集する。工場の設備や機械には複数のセンサが設けられている。データ収集装置100は、これらのセンサ200と有線又は無線で接続されており、センサ200が検出したデータを収集して記録する。データ収集装置100は、工場の機械やロボットからもデータを収集する。
本開示のデータ収集装置100は、数値制御装置300に接続され、センサ200からのデータを取得すると同時に、工作機械400の運動状態や加工状態などのデータを取得する。本開示のデータ収集装置100は、工場の設備や機械の状態を分析するためにデータを収集する。しかしながら、データを収集する対象や分析内容は本開示の例に限定されず、分析対象や分析内容に応じて変更してもよい。
データ収集装置は、機械の種類や測定対象に応じたデータを収集する。収集したデータは、パーソナルコンピュータ500などのソフトウェアで分析する。図1ではデータ収集装置100は1つのみであるが、工場に複数のデータ収集装置100を設置し、複数のデータ収集装置100が収集したデータをまとめて分析してもよい。
数値制御装置300は、工作機械400に組み込まれている。数値制御装置300は、例えば、加工モード、加工開始、加工停止など、工作機械400の制御内容に関するデータ、工具経路や主軸の回転数、射出の圧力や液体濃度など工作機械400の運動状態に関するデータ、アラームの種類などのアラームに関するデータ、冷却水の量や温度、モータの温度、軸受けの温度、電源や通信の状態などの工作機械400の内部状態に関するデータなど、様々なデータをデータ収集装置100に出力する。センサ200には、温度センサ、加速度センサ、変位センサ、音センサ、画像センサなどがある。センサ200を用いて、温度、振動、傾き、動作音などの工作機械400の外部から検知できるデータ(本開示では、外部状態データと呼ぶ)を取得する。このデータを解析することで、工作機械400の発熱、異常振動、異常音、正常位置からの変位などを検出する。
図2にデータ収集装置100の内部構成を示す。データ収集装置100は、複数のプロセッサコア14からなるマルチコアプロセッサ11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13からなるコンピュータシステム部10と、ユーザからの入力を受け付ける操作受付部20と、ユーザインターフェースとしての表示部30と、センサ200や数値制御装置300からアナログデータを入力するアナログ入力部40と、入力したアナログデータをデジタルデータに変換するAD変換部50と、センサ200や数値制御装置300からデジタルデータを入力するデジタル入力部60と、LAN(Local Area Network)を構成する通信部70と、データの記録処理を行うロギング部80と、正確な時間を取得するためのリアルタイムクロック90と、を含む。
ROM12は、後述する組み込みOSやアプリケーションプログラムを記録する。マルチコアプロセッサ11は、ROM12から読み出したプログラム、アナログ入力部40、デジタル入力部60などの外部入力から入力したデータをRAM13に展開して処理を行う。
操作受付部20は、キーボード21、ボタン22、ダイヤル23、タッチパネル24などであり、ユーザからの操作入力を受け付ける。アナログ入力部40は、センサ200や数値制御装置300などの外部機器と接続するコネクタ41を含み、外部機器から入力したアナログデータをAD変換部50に出力する。デジタル入力部60は、センサ200や数値制御装置300などの外部機器と接続するコネクタ61を含み、外部機器から入力したデジタルデータをマルチコアプロセッサ11に出力する。
通信部70は、有線LANに接続するためのイーサネット(登録商標)コントローラ71や、無線LANに接続するための無線モジュール72などを含む。表示部30は、LCD(Liquid Crystal Display)表示パネル32と、LCDコントローラ31を含む。LCD表示パネル32はタッチパネル24の機能を備えてもよい。
データ収集装置100が入力するデータの伝送路をチャンネルという。データ収集装置100では、チャンネルの数が多いほど、入力するデータの種類が多くなる。入力するデータの種類が多いほど、ロギング処理の処理量が増加する。
ロギング部80は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−only Memory)81などの書き換え可能な記録媒体と、書き換え可能な記録媒体へのデータの読み書きを制御するドライバ82とを含む。ロギング部80は、センサ200や数値制御装置300から送信されたデータを記録媒体に記録する。
マルチコアプロセッサ11は、図3に示すように、複数のプロセッサコア14から構成される。図3の例では8個のプロセッサコア14を含む。それぞれのプロセッサコア14には、図4に示すように、リアルタイムOS15又は非リアルタイムOS16がインストールされる。リアルタイムOS15には、主に、ロギング処理を実行するために必要な機能(ロギング機能17)が実装される。ロギング処理では、センサ200や数値制御装置300からデータを入力し、リアルタイムクロック90から時刻を取得し、データを時系列に並び替えて、入力したデータに時刻を付加して、CSV(Commma Separated Values)などの所定のフォーマットでEEPROM81に記録する。
非リアルタイムOS16は、ロギング処理を除く機能、例えば、ファイルシステムの管理や通信機能、LCDコントローラの制御、操作入力部への入力に応答する機能などの汎用機能18が実装される。
なお、本開示の非リアルタイムOSという用語は、最悪応答時間を設定しないOSという意味ではない。ロギング処理は高速な処理であるため、最悪応答時間も短い。本開示の非リアルタイムOSとは、ロギング処理に求められるよりも時間的な余裕をもって動作するOSを意味する。
本開示では、ロギング処理に必要なプロセッサコア14の個数を算出し、算出された個数のプロセッサコア14にリアルタイムOS15とロギング機能17を実装し、残りのプロセッサコア14に非リアルタイムOS16と汎用機能18とを実装する。
ロギング処理に必要なプロセッサコア14の数を算出するために、サンプリング周波数と、チャネル数、ロギング時間を基にスコア(X点)を算出する。スコアとプロセッサコア14の個数との関係パターン(以下、リソース配分パターンという)は、予め用意しておく。図5の例では、スコアが〇点のとき、リソース配分パターンがAとなり、リアルタイム処理側に1コア、非リアルタイム処理側に7コア配分する。スコアが△点のとき、リソース配分パターンがBとなり、リアルタイム処理側に2コア、非リアルタイム処理側に6コアを配分する。同様に、各スコアに応じて、リアルタイム処理に必要なプロセッサコアの数が求められる。
スコアの算出方法は、サンプリング周波数と、チャンネル数、ロギング時間をかけたものである。スコアは、ロギング処理に必要な処理量の目安となる。図6の例では、コア数が8個、サンプリング周波数が最大100MHz、チャンネル数が最大10ch、ロギング時間が無限大となっている。ここで、サンプリング周波数と、チャネル数と、仮想のロギング時間との積であるスコアを求めると100×10×100、すなわち100,000となる。このように算出したスコアを図4のパターンに当てはめ、ロギング処理に必要なプロセッサコアの数を求める。なお、ここで紹介したスコアの算出方法はあくまで1つの例であり、これに限定しない。
必要な個数のプロセッサコア14にロギング機能17を割り当て、残りのプロセッサコア14に汎用機能18を割り当てたことにより、プロセッサコア14の無駄を生じさせず、最適に配分でデータ収集装置100を稼働することができる。
図7を参照して従来のリソース配分と本開示のリソース配分との違いについて説明する。従来、リアルタイムOS15と非リアルタイムOS16とを設けたプロセッサコア14の個数を仕様で固定していた。図7(a)の例では、4個のプロセッサコア14(プロセッサコア1〜4)にリアルタイムOS15を割り当て、4個のプロセッサコア14(プロセッサコア5〜8)に非リアルタイムOS16を割り当てている。
上述したように、ロギング対象の機械の種類や分析目的により、実際にロギング機能17に必要なプロセッサコア14の数が1つであれば、残りの3つのプロセッサコア14(プロセッサコア6〜8)が無駄になってしまう(図7(b))。本開示では、実際の分析内容に基づくサンプリング周波数、チャネル数、ロギング時間を読み出し、ロギング処理に必要な処理量の目安であるスコアを算出する。そして、スコアに対応するリソース配分パターンに基づいて、リアルタイムOS15と非リアルタイムOS16とのプロセッサコア14の配分をすることで、図7(c)に示すように、不要なプロセッサコア14(プロセッサコア6〜8)を生じさせない。非リアルタイム処理に割り当てるプロセッサコア14の数が増加するため、非リアルタイム処理の速度が向上する。
図8を参照して、本開示におけるリソースの配分方法について説明する。まず、データ収集装置100のユーザは、分析したい内容に応じて収集するデータを決定する(ステップS1)。そして、データのサンプリング周波数、チャンネル数、ロギング時間を設定する(ステップS2)。データ収集装置100の設計者は、ステップS2で設定したサンプリング周波数、チャンネル数、ロギング時間を読み込む(ステップS3)。設計者は、設定されたサンプリング周波数、チャンネル数、ロギング時間を基にロギング機能17に必要な処理量を示すスコアを算出する(ステップS4)。スコアが決まれば、リソースの配分パターンが決定する(ステップS5)。リソース配分パターンを基に、プロセッサコア14にリアルタイムOS15と非リアルタイムOS16をインストールする(ステップS6)。リアルタイムOS15にはロギング機能17を実装し、非リアルタイムOS16にはロギング処理以外の汎用機能18を実装する(ステップS7)。OSとアプリケーションをインストールした結果、プロセッサコア14は図4のような状態になる。この状態で最終的なユーザにデータ収集装置100を提供する(ステップS8)。
ロギング処理では、記録対象となる機械の種類や分析内容により、入力チャンネル数やサンプリング周波数が異なる。例えば、ベルトコンベアなどの生産設備では音や振動を記録することにより劣化を検出できる。押出成形の安定性を実現するには、金型の温度や圧力、押出速度や吐出量に加えて成型後の寸法測定器からの出力記録などを解析する。工作機器では、工具の振れ量や振動を記録し、正しく加工ができているときのデータと比較することで工具の劣化や工具のチェックミスなどを検出することができる。このように、機械の種類や分析内容によりチャンネル数やサンプリング周波数が異なる。
近年では、通信機能や機械学習の機能などを備えたデータ収集装置100が存在する。例えば、データ収集装置100にHTTPサーバ機能を付加すると、データ収集装置100と同じ画面がパーソナルコンピュータ500のブラウザで見ることがき、ブラウザからデータ収集装置100をリモート操作することができる。FTPサーバ機能を付加すると、記録したデータを転送することができる。FTPクライアント機能を付加すると、測定中の記録データを定期的にFTPサーバに送信することができる。メール機能を付加すると、データ収集装置の状態やアラームの発生をメールで送信することができる。また、多変量解析や機械学習の機能を備えたデータ収集装置100では、外部のパーソナルコンピュータ500や機械学習専用の演算装置などで作成した学習モデルを記憶し、センサや数値制御装置300から取得したデータを学習モデルに当てはめ、機器の異常などを検知することができる。このように、本開示を適用すると、限られたリソースを非リアルタイム処理に割り当てることが可能になり、データ収集装置100の性能の向上につながる。
以上、ここまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態の例にのみ限定されるものでなく、適宜の変更を加えることにより様々な態様で実施することができる。
本開示では、データ収集装置100をデータ記録専用の装置として説明したが、これに限定されず、複数のプロセッサコア14を有する他の情報処理装置にも適用できる。他の情報処理装置に適用した場合でも、ロギング処理に必要な処理量を示すスコアを算出し、リソース配分パターンに応じて、リソースの配分を決定する。
100 データ収集装置
200 センサ
300 数値制御装置
400 工作機械
10 コンピュータシステム部
11 マルチコアプロセッサ
14 プロセッサコア
15 リアルタイムOS
16 非リアルタイムOS
17 ロギング機能
18 汎用機能
20 操作受付部
30 表示部
40 アナログ入力部
50 AD変換部
60 デジタル入力部
70 通信部
80 ロギング部
81 EEPROM
82 ドライバ
90 リアルタイムクロック

Claims (9)

  1. 複数のプロセッサコアと、
    産業機械に関するデータを、前記産業機械を含む外部機器から入力する入力部と、
    前記産業機械に関するデータを記録するデータ記録部と、を有し、
    前記複数のプロセッサコアのうちの所定の個数のプロセッサコアに前記データ記録部にかかる処理を実行させる、データ収集装置であって、
    前記所定の個数は、前記データ記録部の処理量に応じて決定されたデータ収集装置。
  2. 前記データ記録部の処理量を示すスコアと、前記データ記録部にかかる処理を実行するプロセッサコアの個数との関係を示す配分データを記憶し、前記スコアの値に応じて、前記プロセッサコアの個数を決定する、請求項1記載のデータ収集装置。
  3. 前記スコアは、前記入力部が入力するチャンネル数、サンプリング周波数、記録時間を基に算出される請求項2記載のデータ収集装置。
  4. 前記所定の個数のプロセッサコアには、応答時間の制限の厳しいオペレーティングシステムを実装し、前記データ記録部は、前記応答時間の制限の厳しいオペレーティングシステム上でデータの記録処理を行う請求項1記載のデータ収集装置。
  5. 前記所定の個数のプロセッサコアを除くプロセッサコアには、前記所定の個数のプロセッサコアよりも応答時間の制限が低い又は制限のないオペレーティングシステムを実装する、請求項1記載のデータ収集装置。
  6. 前記入力部が入力するチャンネル数、サンプリング周波数、記録時間は、分析内容に応じて変化する、請求項3記載のデータ収集装置。
  7. 複数のプロセッサコアを有するデータ収集装置におけるプロセッサコアの配分方法であって、
    データの記録処理の処理量に関する値を算出し、
    前記処理量に関する値を基に、前記記録処理に必要なプロセッサコアの個数を決定し、
    前記決定した個数のプロセッサコアを前記記録処理に配分する、プロセッサコアの配分方法。
  8. 前記処理量は、入力するチャンネル数、サンプリング周波数、記録時間を基に算出される請求項7の配分方法。
  9. 前記決定した個数のプロセッサコアに、応答時間の制限の厳しいオペレーティングシステムを実装し、前記応答時間の制限の厳しいオペレーティングシステム上でデータの記録処理をさせる、請求項7記載のプロセッサコアの配分方法。
JP2020018141A 2020-02-05 2020-02-05 データ収集装置、プロセッサコアの配分方法 Pending JP2021124966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020018141A JP2021124966A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 データ収集装置、プロセッサコアの配分方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020018141A JP2021124966A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 データ収集装置、プロセッサコアの配分方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021124966A true JP2021124966A (ja) 2021-08-30

Family

ID=77459219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020018141A Pending JP2021124966A (ja) 2020-02-05 2020-02-05 データ収集装置、プロセッサコアの配分方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021124966A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wu et al. A fog computing-based framework for process monitoring and prognosis in cyber-manufacturing
EP3553613B1 (en) Learning processing and diagnostics method for a plurality of machine tools
CN110275506B (zh) 异常检测系统、支持装置以及模型生成方法
EP3379358B1 (en) Control system, control device, control program, and control method
JP6724847B2 (ja) 制御装置、制御プログラム、制御システム、および制御方法
Shin et al. Developing a virtual machining model to generate MTConnect machine-monitoring data from STEP-NC
EP3901721B1 (en) Control device and program
US20230315043A1 (en) System and method for instantaneous performance management of a machine tool
US11334045B2 (en) Diagnosis apparatus and diagnosis method
JP2019507931A (ja) 数値制御工作機械と共に使用するためのデータ記憶装置
Sicard et al. Predictive maintenance and condition monitoring in machine tools: An IoT approach
JP2022168706A (ja) 異常検知装置、プログラム、異常検知方法、及び製造方法
CN112654939B (zh) 控制系统以及控制装置
WO2018154605A1 (en) Method and apparatus for performing an automatic health checkup for a cnc turning center
JP6744557B2 (ja) 動作データ収集システム、動作データ収集方法、及びプログラム
JP2021124966A (ja) データ収集装置、プロセッサコアの配分方法
Chan et al. Integrating numerical techniques and predictive diagnosis for precision enhancement in roller cam rotary table
CN117170310A (zh) 一种基于数字孪生的数控机床远程故障诊断方法及系统
KR20230032675A (ko) Cnc 공작기계를 이용한 데이터 수집 시스템
Kumaravel et al. Development of an Internet of Things enabled manufacturing system for tool wear characterization
US20200092182A1 (en) Resource monitoring system, resource monitoring method, and information storage medium
JP6363639B2 (ja) 加工データ一括出力機能を備えた数値制御装置
Engeler et al. Online condition monitoring tool for automated machinery
WO2022190560A1 (ja) 制御装置、制御システム、方法およびプログラム
Sawangsri et al. Concept and development of IoT-based e-maintenance platform for demonstrated system