JP2021124515A - Karaoke device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、音声入力されたコマンドワードに従って、所定の動作を行うためのコマンドを実行することが可能なカラオケ装置に関する。 The present invention relates to a karaoke device capable of executing a command for performing a predetermined operation according to a command word input by voice.
下記の特許文献1には、マイクロフォンから所定のコマンドワード(キーワード)が音声入力されたとき、そのコマンドワードに対応するコマンド(操作コマンド)を実行して所定の動作を行う機能を有するカラオケ装置が記載されている。例えば、「オワリ」というコマンドワードには、「演奏中止」のコマンドが対応している。カラオケ装置は、「オワリ」というコマンドワードが音声入力されたとき、「演奏中止」のコマンドを実行して楽曲の演奏を中止する。
In
このような機能を有するカラオケ装置においては、楽曲の演奏中における利用者のカラオケ歌唱の音声に基づき、利用者の意に反してコマンドが実行されることが考えられる。例えば、「オワリ」という文字列が楽曲の歌詞に含まれている場合に、利用者がその楽曲のカラオケ歌唱中に、歌詞の一部として「オワリ」と発声した瞬間に、「演奏中止」のコマンドが実行され、カラオケ装置が利用者の意に反して楽曲の演奏を中止してしまうことが考えられる。 In a karaoke device having such a function, it is conceivable that a command is executed against the intention of the user based on the voice of the user's karaoke singing during the performance of the music. For example, when the character string "Owari" is included in the lyrics of a song, the moment the user utters "Owari" as part of the lyrics while singing the karaoke of the song, "Stop playing". It is conceivable that the command is executed and the karaoke device stops playing the music against the user's will.
この点、同文献に記載されたカラオケ装置は、利用者がある楽曲のカラオケ歌唱を行っている間、ある時点において、その歌唱音声からコマンドワードが検出されたとき、そのコマンドワードを形成する文字列と、当該楽曲のその時点における歌詞とを比較し、両者が一致しないときには、そのコマンドワードに対応するコマンドを実行し、両者が一致したときには、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を禁止する機能を有している。 In this regard, the karaoke device described in the same document is a character that forms a command word when a command word is detected from the singing voice at a certain point in time while the user is singing a karaoke song of a certain song. The column is compared with the lyrics of the song at that time, and if they do not match, the command corresponding to that command word is executed, and if they match, the execution of the command corresponding to that command word is prohibited. It has a function.
しかしながら、特許文献1に記載されたカラオケ装置においては、コマンドワードと聴覚的に似た文字列が楽曲の歌詞に含まれている場合、利用者がその楽曲の歌唱中に、その文字列を発声したときに、カラオケ装置が、その文字列に似たコマンドワードを誤って検出してしまうことが考えられる。この場合には、誤検出されたコマンドワードを形成する文字列は、そのコマンドワードに似た文字列が発声された時点における楽曲の歌詞と一致しないので、カラオケ装置は、そのコマンドワードに対応するコマンドを実行する。その結果、カラオケ装置は利用者の意に反する動作をすることとなる。
However, in the karaoke device described in
例えば、「ストップ」というコマンドワードに、「演奏中止」のコマンドが対応しているとする。一方、楽曲の歌詞には「ストック」という文字列が含まれているとする。「ストップ」と「ストック」とは聴覚的に似ているので、利用者がその楽曲の歌唱中に「ストック」と発声したときに、カラオケ装置は、「ストック」を「ストップ」として誤って検出してしまう可能性がある。この場合、利用者が「ストック」と発声した時点における楽曲の歌詞には「ストップ」の文字列は含まれていないので、カラオケ装置は「演奏中止」のコマンドを実行し、利用者の意に反して楽曲の演奏を中止してしまう。 For example, assume that the command word "stop" corresponds to the command "stop playing". On the other hand, it is assumed that the lyrics of the music include the character string "stock". Since "stop" and "stock" are aurally similar, the karaoke device mistakenly detects "stock" as "stop" when the user utters "stock" while singing the song. There is a possibility of doing it. In this case, since the lyrics of the music at the time when the user utters "stock" do not include the character string "stop", the karaoke device executes the command "stop playing" to the user's will. On the contrary, the performance of the music is stopped.
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、カラオケ歌唱中にコマンドワードが誤検出された場合でも、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を抑制することができるカラオケ装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, for example, and an object of the present invention is to suppress execution of a command corresponding to a command word even if a command word is erroneously detected during karaoke singing. The purpose is to provide a karaoke device that can be used.
上記課題を解決するために、本発明のカラオケ装置は、音声入力されたコマンドワードに従って、所定の動作を行うためのコマンドを実行することが可能なカラオケ装置であって、音声入力された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行しない第1のモード、および音声入力された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行する第2のモードのうちのいずれかを選択する選択部と、入力された利用者の音声から前記コマンドワードを検出する検出部と、楽曲の演奏中に入力された利用者の音声から前記検出部により前記コマンドワードが検出されたときに前記選択部により前記第1のモードが選択されている場合に、当該検出された前記コマンドワードの前記楽曲における位置を示す検出位置情報を前記楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶装置に記憶する記憶制御部と、前記楽曲の演奏中に入力された利用者の音声から前記検出部により前記コマンドワードが検出されたときに前記選択部により前記第2のモードが選択されている場合に、当該検出された前記コマンドワードの前記楽曲における位置と、前記記憶制御部により前記楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶された前記検出位置情報とに基づいて、当該検出された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行するか否かを判断する判断部とを備えている。 In order to solve the above problems, the karaoke device of the present invention is a karaoke device capable of executing a command for performing a predetermined operation according to a command word input by voice, and the command is input by voice. From the selection unit that selects one of the first mode in which the command is not executed according to the word and the second mode in which the command is executed according to the command word input by voice, and the input user's voice. The first mode is selected by the detection unit that detects the command word and the selection unit when the command word is detected by the detection unit from the user's voice input during the performance of the music. In this case, a storage control unit that stores the detected command word, which indicates the position of the command word in the music, in association with the music identification information of the music and stores the command word in the storage device, and the command word are input during the performance of the music. When the command word is detected by the detection unit from the user's voice and the second mode is selected by the selection unit, the position of the detected command word in the music and the position of the detected command word in the music. A determination unit for determining whether or not to execute the command according to the detected command word based on the detection position information stored in association with the music identification information of the music by the storage control unit is provided. ing.
本発明によれば、カラオケ歌唱中にコマンドワードが誤検出された場合でも、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を抑制することができる。 According to the present invention, even if a command word is erroneously detected during karaoke singing, execution of a command corresponding to the command word can be suppressed.
[第1の実施形態]
(カラオケ装置の基本構成)
図1は本発明の第1の実施形態のカラオケ装置1の構成を示している。図1において、カラオケ装置1は、カラオケ装置本体2、リモートコントロール(リモコン)装置3、マイクロフォン5、複数のスピーカ6およびディスプレイ7を備えている。マイクロフォン5、複数のスピーカ6およびディスプレイ7はカラオケ装置本体2に例えばケーブルを介してそれぞれ接続されている。また、カラオケ装置本体2は、制御部8、記憶部9、無線通信部11、有線通信部12、音響処理部13および表示処理部14を備えている。
[First Embodiment]
(Basic configuration of karaoke equipment)
FIG. 1 shows the configuration of the
制御部8は、カラオケ装置本体2を制御する装置であり、マイクロプロセッサ等により構成されている。具体的には、制御部8は、利用者の操作入力に従って各種処理を実行する。また、制御部8は、楽曲データに基づいて、カラオケ装置本体2に設けられた音源(シンセサイザ)を制御し、楽曲の演奏を行う。
The
記憶部9は、情報を記憶する装置であり、半導体メモリまたは磁気ディスク装置等により構成されている。記憶部9には楽曲データおよび楽曲の歌詞データを含む種々の情報が記憶されている。なお、記憶部9は「記憶装置」の具体例である。
The
無線通信部11は、カラオケ装置本体2とリモコン装置3との間の無線通信を実現するための近距離無線通信回路を有している。有線通信部12は、カラオケ装置本体2と、例えばカラオケ店舗管理者が管理するサーバ装置との間のローカルエリアネットワーク通信、またはカラオケ事業者が管理するサーバ装置との間のインターネット通信等を実現するための通信回路を有している。
The wireless communication unit 11 has a short-range wireless communication circuit for realizing wireless communication between the karaoke device
音響処理部13は、音響に関する処理を行う回路または装置である。具体的には、音響処理部13は、マイクロフォン5を介して入力された音声をアナログ/デジタル変換して制御部8へ出力する処理、マイクロフォン5を介して入力された音声にエコー等のエフェクトを付加する処理、マイクロフォン5を介して入力された音声と音源から出力された音声とを混合して各スピーカ6に出力する処理等を行う。表示処理部14は、歌詞および映像等をディスプレイ7に表示する制御を行う回路または装置である。
The
リモコン装置3は、カラオケ装置本体2と無線通信を行うことにより、カラオケ装置本体2を遠隔操作する装置である。リモコン装置3は、例えばタブレット端末により構成されている。また、リモコン装置3はタッチパネルディスプレイ4を有している。
The
利用者がリモコン装置3を操作したとき、利用者の操作に対応する操作信号が、リモコン装置3からカラオケ装置本体2へ無線送信され、無線通信部11を介して制御部8に入力される。制御部8は、入力された操作信号に従って処理を行う。例えば、利用者はリモコン装置3を操作して、カラオケ歌唱を行いたい楽曲の指定、楽曲の演奏の開始および中止、楽曲のキーおよびテンポの調節、並びに音量の調節等を行うことができる。
When the user operates the
(音声操作に関する機能)
カラオケ装置1は、マイクロフォン5を介して音声入力されたコマンドワードに従って、コマンドを実行し、所定の動作を行う音声操作機能を有している。図2は、音声操作機能を実現するために用いられるコマンドテーブル31および各コマンドの説明を示している。
(Functions related to voice operation)
The
図2において、コマンドとは、制御部8を操作するための指令である。例えば、コマンドには、楽曲の演奏を開始する、楽曲の演奏を中止する、楽曲のキーを半音上げる、楽曲のキーを半音下げる、楽曲のテンポを1単位上げる、楽曲のテンポを1単位下げる、音量を1単位上げる、音量を1単位下げる等のコマンドがある。
In FIG. 2, the command is a command for operating the
コマンドワードとは、利用者により発せられた音声に基づいてコマンドを識別するためのキーワードである。コマンドワードは各コマンドに割り当てられている。例えば、楽曲の演奏を開始するコマンドには、コマンドワード「スタート」が割り当てられている。また、楽曲の演奏を中止するコマンドには、コマンドワード「ストップ」が割り当てられている。また、楽曲のキーを半音上げるコマンドには、コマンドワード「キーアゲテ」が割り当てられている。また、楽曲のキーを半音下げるコマンドには、コマンドワード「キーサゲテ」が割り当てられている。 A command word is a keyword for identifying a command based on a voice issued by a user. Command words are assigned to each command. For example, the command word "start" is assigned to a command to start playing a musical piece. In addition, the command word "stop" is assigned to the command to stop the performance of the music. In addition, the command word "key agete" is assigned to the command to raise the key of the music by a semitone. In addition, the command word "key sagete" is assigned to the command to lower the key of the music by a semitone.
コマンドコードとは、各コマンドに割り当てられた識別符号である。例えば、楽曲の演奏を開始するコマンドには、コマンドコード「wwwww」が割り当てられている。また、楽曲の演奏を中止するコマンドには、コマンドコード「xxxxx」が割り当てられている。 The command code is an identification code assigned to each command. For example, a command code "wwwwww" is assigned to a command to start playing a musical piece. Further, a command code "xxxxxx" is assigned to a command for stopping the performance of a musical piece.
コマンドテーブル31は、各コマンドにおけるコマンドワードとコマンドコードとの対応付けを示すデータである。コマンドテーブル31は記憶部9に記憶されている。
The command table 31 is data showing the correspondence between the command word and the command code in each command. The command table 31 is stored in the
例えば、利用者がマイクロフォン5に向かって「スタート」と発声したとき、その音声は、マイクロフォン5によりアナログ信号に変換されて音響処理部13に入力され、続いて音響処理部13によりデジタル信号に変換されて制御部8に入力される。制御部8は、入力された「スタート」の音声に対応するデジタル信号に対して音声認識処理を行い、このデジタル信号からコマンドワード「スタート」を検出する。続いて、制御部8は、コマンドテーブル31を参照し、検出したコマンドワード「スタート」に対応するコマンドコード「wwwww」を特定し、特定したコマンドコード「wwwww」に対応するコマンド、すなわち演奏を開始するコマンドを実行する。その結果、カラオケ装置1において、楽曲の演奏が開始される。
For example, when the user utters "start" to the
また、カラオケ装置1は、利用者の操作入力に従って音声操作機能のオン、オフを切り替える機能を有している。すなわち、カラオケ装置1には、音声操作機能に関するモードとして、音声入力されたコマンドワードに従ってコマンドを実行しない音声操作オフモードと、音声入力されたコマンドワードに従ってコマンドを実行する音声操作オンモードとが用意されている。利用者がリモコン装置3を用いて音声操作機能をオンにする操作をしたとき、制御部8は音声操作オンモードを選択する。また、利用者がリモコン装置3を用いて音声操作機能をオフにする操作をしたとき、制御部8は音声操作オフモードを選択する。なお、音声操作オフモードは「第1のモード」の具体例であり、音声操作オンモードは「第2のモード」の具体例である。
Further, the
また、カラオケ装置1は、音声操作オンモードが選択されている状態で、楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われ、カラオケ歌唱を行っている利用者の音声からコマンドワードが検出された場合に、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を制限するコマンド実行制限機能を有している。これについては後に詳しく述べる。
Further, the
図1において、制御部8は、以上説明した音声操作に関する機能を実現するための構成として、モード選択部21、コマンドワード検出部22、記憶制御部23、実行判断部24およびコマンド実行部25を有している。これらの構成は、制御部8のマイクロプロセッサが例えば記憶部9に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って実行することにより実現される。なお、モード選択部21は「選択部」の具体例であり、コマンドワード検出部22は「検出部」の具体例であり、実行判断部24は「判断部」の具体例である。
In FIG. 1, the
モード選択部21は、利用者の操作入力に従って、音声操作オフモードおよび音声操作オンモードのうちのいずれかを選択する機能を有している。すなわち、モード選択部21は、利用者がリモコン装置3を用いて音声操作機能をオンにする操作をしたとき、音声操作オンモードを選択し、利用者がリモコン装置3を用いて音声操作機能をオフにする操作をしたとき、音声操作オフモードを選択する。
The
コマンドワード検出部22は、入力された音声(楽曲の演奏中に入力されたカラオケ歌唱の音声を含む)からコマンドワードを検出する機能を有している。すなわち、コマンドワード検出部22は、マイクロフォン5を介して入力され、音響処理部13によりデジタル信号に変換された音声に対して音声認識処理を行い、この音声からコマンドワードを検出する。
The command
記憶制御部23は、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出されたときにモード選択部21により音声操作オフモードが選択されている場合に、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置を示す検出位置情報等を楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶部9に記憶する機能を有している。これについては後に詳しく述べる。
The
実行判断部24は、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出されたときにモード選択部21により音声操作オンモードが選択されている場合に、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置、および記憶制御部23により楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶された検出位置情報等に基づいて、当該検出されたコマンドワードに従ってコマンドを実行するか否かを判断する機能を有している。これについては後に詳しく述べる。
When the command word is detected by the command
コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワードに従ってコマンドを実行する機能を有している。すなわち、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出されたとき、コマンドテーブル31を参照し、当該検出されたコマンドワードに対応するコマンドコードを特定し、特定したコマンドコードに対応するコマンドを実行する。コマンド実行部25によるコマンドの実行は、コマンド実行制限機能により制限されることがある。この点については後述する。
The
(コマンド実行制限機能)
上述したように、カラオケ装置1は、音声操作オンモードが選択されているとき、カラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出された場合に、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を制限するコマンド実行制限機能を有している。コマンド実行制限機能は次のような方法により実現される。
(Command execution restriction function)
As described above, the
(1) 音声操作オフモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間、コマンドワード検出部22は、利用者のカラオケ歌唱の音声からコマンドワードの検出を行う。この間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、記憶制御部23が、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置を示す検出位置情報と、当該コマンドワードが検出された位置においてコマンドワードが検出された回数を示す検出回数情報とを楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶部9に記憶する。
(1) While the music is being played and the karaoke singing is performed with the voice operation off mode selected, the command
具体的には、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、記憶制御部23は、演奏されている楽曲の楽曲識別情報と、検出位置情報と、検出回数情報とを、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32に追加する。コマンドワード検出情報群32は、例えば図3(A)に示すように、楽曲の楽曲識別情報と、検出位置情報と、検出回数情報とがそれぞれ対応付けられた状態で配列された情報群であり、記憶部9に記憶されている。楽曲識別情報は、例えば楽曲ごとに固有な数桁の数値である。また、検出位置情報は、例えばコマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号を示す情報である。また、検出回数情報は、コマンドワードが検出された小節においてコマンドワードが検出された回数を示す情報である。
Specifically, when a command word is detected from the voice of the karaoke singing by the command
例えば、音声操作オフモードが選択された状態で、楽曲識別情報「aaaaa」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われ、その間に、当該楽曲の16小節目において、初めてカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出された場合、記憶制御部23は、楽曲識別情報「aaaaa」と、検出位置情報「16」と、検出回数情報「1」とをそれぞれ対応付けて、記憶部9に記憶されたコマンドワード検出情報群32に追加する。その後、音声操作オフモードが選択された状態で、楽曲識別情報「aaaaa」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が再び行われ、その間に、当該楽曲の16小節目において、カラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出された場合には、記憶制御部23は、記憶部9に記憶されたコマンドワード検出情報群32において、楽曲識別情報「aaaaa」の検出位置情報「16」に対応する検出回数情報を「1」から「2」に書き換える。なお、図3(A)に示すコマンドワード検出情報群32においては、楽曲識別情報「aaaaa」の検出位置情報「16」に対応する検出回数情報が「5」である。これは、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲識別情報「aaaaa」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が5回以上行われ、その間に、当該楽曲の16小節目において、カラオケ歌唱の音声からコマンドワードが合計5回検出されたことを意味する。
For example, while the voice operation off mode is selected, the music of the music identification information "aaaaaa" is played and the karaoke singing is performed. When detected, the
(2) 一方、音声操作オンモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間、コマンドワード検出部22は、利用者のカラオケ歌唱の音声からコマンドワードの検出を行う。この間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、実行判断部24が、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置、および記憶制御部23により楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶された検出位置情報等に基づいて、当該検出されたコマンドワードに従ってコマンドを実行するか否かを判断する。
(2) On the other hand, while the music is being played and the karaoke singing is performed with the voice operation on mode selected, the command
この判断の具体的な方法は次の通りである。すなわち、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32の中に、現在演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在し、かつ、その楽曲識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が所定の判断基準値以上であるときに、実行判断部24は、当該コマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する。上記判断基準値は例えば「1」に設定されている。一方、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32の中に、現在演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在しないとき、または記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32の中に、現在演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在するが、その楽曲識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が上記判断基準値未満であるときには、実行判断部24は、当該コマンドワードに対応するコマンドを実行すると判断する。
The specific method of this judgment is as follows. That is, in the command word
例えば、図3(A)に示すコマンドワード検出情報群32が記憶部9に記憶されているとする。この状態で、音声操作オンモードが選択され、かつ楽曲識別情報「aaaaa」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われ、その間に、当該楽曲の16小節目において、利用者のカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとする。この場合には、図3(A)に示すコマンドワード検出情報群32の中に、楽曲識別情報「aaaaa」に対応し、かつ小節番号「16」と一致する検出位置情報が存在し、かつ、その楽曲識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数「5」が上記判断基準値以上であるので、実行判断部24は、当該コマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する。
For example, it is assumed that the command word
実行判断部24により、コマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断された場合、コマンド実行部25は当該コマンドを実行しない。一方、実行判断部24により、コマンドワードに対応するコマンドを実行すると判断された場合には、コマンド実行部25は当該コマンドを実行する。
When the
(動作例1)
図4はコマンド実行制限機能を実現するためのカラオケ装置1の動作を示している。以下、図4を用いて、カラオケ装置1の4つの動作例について説明する。
(Operation example 1)
FIG. 4 shows the operation of the
まず、動作例1について説明する。動作例1は、音声操作オフモードが選択されている状態で、楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われる場合の動作例である。楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲における24小節目および48小節目の歌詞には、コマンドワード「ストップ」と同じ語である「ストップ」が含まれている。しかし、これら以外に、この楽曲の歌詞に「ストップ」という語は含まれていない。また、動作例1の動作開始時において、記憶部9には、図3(A)に示すコマンドワード検出情報群32が記憶されている。また、カラオケ装置1における音声操作機能のモードのデフォルトの設定は音声操作オフモードであり、動作例1の動作開始時においては、音声操作オフモードが選択された状態が維持されている。
First, operation example 1 will be described. The operation example 1 is an operation example in which the music of the music identification information “bbbbbb” is played and the karaoke singing is performed in the state where the voice operation off mode is selected. The lyrics of the 24th and 48th measures in the music of the music identification information "bbbbbb" include "stop" which is the same word as the command word "stop". However, other than these, the word "stop" is not included in the lyrics of this song. Further, at the start of the operation of the operation example 1, the command word
利用者Gが、カラオケ装置1の設置されたカラオケルームに入室した。利用者Gは音声操作機能の利用を希望せず、それゆえ、音声操作機能に関するモードを切り替える操作を行わなかった。この場合、カラオケ装置1におけるモード選択部21は音声操作機能に関するモードの切替を行わない(ステップS1:NO)。
User G entered the karaoke room where the
その後、利用者Gは、リモコン装置3を用いて、楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲を指定し、この楽曲の演奏を開始する指示を入力した。この場合、カラオケ装置1の制御部8は、利用者Gにより指定された楽曲識別情報「bbbbb」を記憶部9に記憶した後、記憶部9に記憶されている楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の楽曲データに基づいて当該楽曲の演奏を開始する(ステップS3)。
After that, the user G uses the
利用者Gは、マイクロフォン5を手に取り、カラオケ歌唱を開始した。楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間、マイクロフォン5を介してカラオケ装置本体2に入力された利用者Gの音声は、音響処理部13によりデジタル信号に変換され、制御部8に入力される。そして、コマンドワード検出部22は、デジタル信号に変換された利用者Gの音声に対して音声認識処理を行い、この音声中に含まれているコマンドワードの出現を監視する。また、楽曲の演奏が行われている間、制御部8は、演奏している楽曲の小節番号をカウントする。
User G picked up the
演奏が楽曲の24小節目に達したとき、利用者Gが、楽曲の歌詞の一部として「ストップ」と発声した。この場合、コマンドワード検出部22は、演奏が楽曲の24小節目に達したときに、コマンドワード「ストップ」を検出する(ステップS4:YES)。
When the performance reached the 24th bar of the song, user G uttered "stop" as part of the lyrics of the song. In this case, the command
続いて、制御部8は、音声操作機能に関するモードとして音声操作オフモードが選択されているか否かを判断する(ステップS5)。動作例1の開始時から音声操作機能に関するモードの切替は行われていないので、現時点においては音声操作オフモードが選択されている(ステップS5:YES)。この場合、記憶制御部23が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32に、楽曲識別情報「bbbbb」と、検出位置情報「24」と、検出回数情報「1」とをそれぞれ対応付けて追加する(ステップS6)。なお、音声操作オフモードが選択されている状態では、コマンドワード検出部22がコマンドワードを検出しても、コマンド実行部25はそのコマンドワードに対応するコマンドを実行しない。続いて、制御部8は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し、楽曲の演奏が終了していない場合には(ステップS7:NO)、処理をステップS4へ戻す。
Subsequently, the
続いて、演奏が楽曲の48小節目に達したとき、利用者Gが、再び、楽曲の歌詞の一部として「ストップ」と発声した。この場合、コマンドワード検出部22は、演奏が楽曲の48小節目に達したときに、コマンドワード「ストップ」を検出する(ステップS4:YES)。このとき、音声操作オフモードが選択されているので(ステップS5:YES)、記憶制御部23は、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32に、楽曲識別情報「bbbbb」と、検出位置情報「48」と、検出回数情報「1」とをそれぞれ対応付けて追加する(ステップS6)。続いて、制御部8は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し、楽曲の演奏が終了していない場合には(ステップS7:NO)、処理をステップS4へ戻す。
Subsequently, when the performance reached the 48th bar of the music, the user G again uttered "stop" as a part of the lyrics of the music. In this case, the command
一方、ステップS7において、制御部8が楽曲の演奏が終了したか否かを判断した結果、楽曲の演奏が終了した場合(ステップS7:YES)、制御部8は処理をステップS1へ戻す。
On the other hand, in step S7, when the
動作例1の動作により、記憶部9に記憶されたコマンドワード検出情報群32に、楽曲識別情報「bbbbb」に対応する検出位置情報および検出回数情報が追加された。その結果、動作例1の終了時において、コマンドワード検出情報群32は、図3(A)に示す状態から、図3(B)に示す状態となった。
By the operation of the operation example 1, the detection position information and the detection number of times information corresponding to the music identification information "bbbbbb" are added to the command word
(動作例2)
次に、動作例2について説明する。動作例2は、動作例1の動作が行われた後、音声操作機能に関するモードが音声操作オンモードに切り替えられ、その状態で楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われる場合の動作例である。動作例2の動作開始時において、記憶部9には、図3(B)に示すコマンドワード検出情報群32が記憶されている。また、動作例2の動作開始時において、音声操作機能のモードとして、音声操作オフモードが選択されている。
(Operation example 2)
Next, operation example 2 will be described. In operation example 2, after the operation of operation example 1 is performed, the mode related to the voice operation function is switched to the voice operation on mode, and in that state, the music of the music identification information "bbbbbb" is played and karaoke singing is performed. This is an operation example of. At the start of the operation of the operation example 2, the command word
利用者Gと異なる利用者である利用者Hが、カラオケ装置1の設置されたカラオケルームに入室した。利用者Hは、リモコン装置3を用いて、音声操作機能に関するモードを音声操作オフモードから音声操作オンモードに切り替える操作入力を行った。この場合、モード選択部21は、音声操作機能に関するモードを音声操作オフモードから音声操作オンモードに切り替える。すなわち、モード選択部21は音声操作オンモードを選択する(ステップS1:YES、ステップS2)。
User H, who is a different user from user G, has entered the karaoke room in which the
その後、利用者Hは、リモコン装置3を操作して、楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲を指定し、この楽曲の演奏を開始する指示を入力した。この場合、制御部8は、利用者Hにより指定された楽曲識別情報「bbbbb」を記憶部9に記憶した後、記憶部9に記憶されている楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の楽曲データに基づいて当該楽曲の演奏を開始する(ステップS3)。
After that, the user H operates the
利用者Hは、マイクロフォン5を手に取り、カラオケ歌唱を開始した。楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間、コマンドワード検出部22は、マイクロフォン5を介して入力され、デジタル信号に変換された利用者Hの音声に対して音声認識処理を行い、この音声中に含まれているコマンドワードの出現を監視する。また、楽曲の演奏が行われている間、制御部8は、演奏している楽曲の小節番号をカウントする。
User H picked up the
演奏が楽曲の24小節目に達したとき、利用者Hが、楽曲の歌詞の一部として「ストップ」と発声した。この場合、コマンドワード検出部22は、演奏が楽曲の24小節目に達したときに、コマンドワード「ストップ」を検出する(ステップS4:YES)。
When the performance reached the 24th bar of the song, user H uttered "stop" as part of the lyrics of the song. In this case, the command
続いて、制御部8は、音声操作オフモードが選択されているか否かを判断する(ステップS5)。動作例2においては、ステップS2でモード選択部21が音声操作オンモードを選択している(ステップS5:NO)。この場合、実行判断部24が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報「bbbbb」が存在するか否かを判断する(ステップS8)。
Subsequently, the
図3(B)に示すように、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中には楽曲識別情報「bbbbb」が存在する(ステップS8:YES)。この場合、実行判断部24は、続いて、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「bbbbb」と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号「24」と一致する検出位置情報が存在するかを判断する(ステップS9)。
As shown in FIG. 3B, the music identification information “bbbbbb” exists in the command word
図3(B)に示すように、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「bbbbb」と対応する検出位置情報の中には、小節番号「24」と一致する検出位置情報が存在する(ステップS9:YES)。この場合、実行判断部24は、続いて、当該検出位置情報に対応する検出回数情報が上記判断基準値以上であるか否かを判断する(ステップS10)。
As shown in FIG. 3B, in the command word
図3(B)に示すように、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「bbbbb」と対応し、かつ小節番号「24」と一致する検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数は「1」であり、上記判断基準値(例えば「1」)以上である(ステップS10:YES)。この場合、実行判断部24は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しないと判断する(ステップS11)。この場合、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しない。したがって、楽曲の演奏は継続される。続いて、制御部8は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し、楽曲の演奏が終了していない場合には(ステップS7:NO)、処理をステップS4へ戻す。
As shown in FIG. 3B, in the command word
続いて、演奏が楽曲の例えば30小節目に達したとき、利用者Hが、カラオケ歌唱を止め、楽曲の演奏を中止させるために「ストップ」と発声した。この場合、コマンドワード検出部22は、演奏が楽曲の30小節目に達したときに、コマンドワード「ストップ」を検出する(ステップS4:YES)。
Subsequently, when the performance reaches, for example, the 30th bar of the music, the user H utters "stop" in order to stop the karaoke singing and stop the performance of the music. In this case, the command
このとき、音声操作オンモードが選択されているので、実行判断部24は、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報「bbbbb」が存在するか否かを判断する(ステップS8)。
At this time, since the voice operation on mode is selected, the
図3(B)に示すように、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中には楽曲識別情報「bbbbb」が存在するので(ステップS8:YES)、実行判断部24は、続いて、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「bbbbb」と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号「30」と一致する検出位置情報が存在するかを判断する(ステップS9)。
As shown in FIG. 3B, since the music identification information “bbbbbb” exists in the command word
図3(B)に示すように、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「bbbbb」と対応する検出位置情報の中には、小節番号「30」と一致する検出位置情報は存在しないので(ステップS9:NO)、実行判断部24は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行すると判断する(ステップS12)。この場合、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行する(ステップS13)。制御部8は、実行されたコマンドに従い、楽曲の演奏を直ちに中止する。そして、楽曲の演奏の終了により(ステップS7:YES)、処理はステップS1へ戻る。
As shown in FIG. 3B, in the command word
動作例1および動作例2の動作を要約すると、まず、動作例1において、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22により、カラオケ歌唱の音声からコマンドワード「ストップ」が検出されたときに、楽曲の楽曲識別情報、検出位置情報および検出回数情報がそれぞれ互いに対応付けられてコマンドワード検出情報群32に追加される。その後、動作例2において、音声操作オンモードが選択された状態で同じく楽曲識別情報「bbbbb」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22により、カラオケ歌唱の音声からコマンドワード「ストップ」が検出されたときには、動作例1において楽曲の楽曲識別情報、検出位置情報および検出回数情報が追加されたコマンドワード検出情報群32に基づいて、コマンドワード「ストップ」が検出された時点における楽曲の小節番号が楽曲識別番号「bbbbb」に対応する検出位置情報と一致し、かつその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が上記判断基準以上であるか否かが判断される。そして、この判断が肯定された場合には、コマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しないと判断され、当該コマンドは実行されない。これにより、利用者が楽曲のカラオケ歌唱中に、歌詞の一部として「ストップ」と発声した瞬間に、コマンドワード「ストップ」に対応するコマンドが実行されて、利用者の意に反して楽曲の演奏が中止されてしまうことが抑制される。一方、上記判断が否定された場合には、コマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行すると判断され、楽曲の演奏を中止するコマンドが実行される。これにより、楽曲が演奏されている間に、利用者が、楽曲の演奏を中止させるために「ストップ」と発声したときには、楽曲の演奏が中止される。
To summarize the operations of the operation example 1 and the operation example 2, first, in the operation example 1, while the music of the music identification information "bbbbbb" is being played and the karaoke singing is performed in the state where the voice operation off mode is selected. , When the command word "stop" is detected from the voice of the karaoke singing by the command
(動作例3)
次に、動作例3について説明する。動作例3は、音声操作オフモードが選択されている状態で、楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われる場合の動作例である。楽曲識別情報「ccccc」の楽曲における15小節目の歌詞には、コマンドワード「ストップ」と聴覚的に似た語である「ストック」が含まれている。また、動作例3の動作開始時において、記憶部9には、図3(B)に示すコマンドワード検出情報群32が記憶されている。また、動作例3の動作開始時においては、音声操作オフモードが選択されている。
(Operation example 3)
Next, operation example 3 will be described. The operation example 3 is an operation example in which the music of the music identification information “cccccc” is played and the karaoke singing is performed in the state where the voice operation off mode is selected. The lyrics of the 15th measure in the music of the music identification information "cccccc" include "stock" which is a word audibly similar to the command word "stop". Further, at the start of the operation of the operation example 3, the command word
利用者Gが、カラオケ装置1の設置されたカラオケルームに入室した。利用者Gは、音声操作機能に関するモードを切り替える操作を行わなかった。この場合、モード選択部21は音声操作機能に関するモードの切替を行わない(ステップS1:NO)。
User G entered the karaoke room where the
その後、利用者Gは、リモコン装置3を操作して、楽曲識別情報「ccccc」の楽曲を指定し、この楽曲の演奏を開始する指示を入力した。この場合、制御部8は、利用者Gにより指定された楽曲識別情報「ccccc」を記憶部9に記憶した後、記憶部9に記憶されている楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の楽曲データに基づいて当該楽曲の演奏を開始する(ステップS3)。
After that, the user G operates the
利用者Gは、マイクロフォン5を手に取り、カラオケ歌唱を開始した。その後、演奏が楽曲の15小節目に達したとき、利用者Gが、楽曲の歌詞の一部として「ストック」と発声した。このとき、コマンドワード検出部22は、「ストック」をコマンドワード「ストップ」として誤って検出した。この場合、制御部8は、コマンドワード検出部22によるコマンドワードの誤検出を認識していないので、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが正しく検出された場合と同様に、処理をステップ4からステップS5へ移行させる。
User G picked up the
続いて、ステップS5において、制御部8は、音声操作機能に関するモードが音声操作オフモードか否かを判断する。この時点において、音声操作機能に関するモードは音声操作オフモードであるので(ステップS5:YES)、記憶制御部23は、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32に、楽曲識別情報「ccccc」と、検出位置情報「15」と、検出回数情報「1」とをそれぞれ対応付けて追加する(ステップS6)。
Subsequently, in step S5, the
その後、楽曲の演奏が終了するまで、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出され、またはコマンドワードが誤検出されることはなかった。ステップS7において、制御部8は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し、楽曲の演奏が終了した場合には(ステップS7:YES)、処理をステップS1へ戻す。
After that, the command word was not detected by the command
動作例3の動作により、記憶部9に記憶されたコマンドワード検出情報群32に、楽曲識別情報「ccccc」に対応する検出位置情報および検出回数情報が追加された。その結果、動作例3の終了時において、コマンドワード検出情報群32は、図3(B)に示す状態から、図3(C)に示す状態となった。
By the operation of the operation example 3, the detection position information and the detection number of times information corresponding to the music identification information "cccccc" are added to the command word
(動作例4)
次に、動作例4について説明する。動作例4は、動作例3の動作が行われた後、音声操作機能に関するモードが音声操作オンモードに切り替えられ、その状態で楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われる場合の動作例である。動作例4の動作開始時において、記憶部9には、図3(C)に示すコマンドワード検出情報群32が記憶されている。また、動作例4の動作開始時において、音声操作機能のモードとして、音声操作オフモードが選択されている。
(Operation example 4)
Next, operation example 4 will be described. In the operation example 4, after the operation of the operation example 3 is performed, the mode related to the voice operation function is switched to the voice operation on mode, and in that state, the music of the music identification information "cccccc" is played and the karaoke singing is performed. This is an operation example of. At the start of the operation of the operation example 4, the command word
利用者Hが、カラオケ装置1の設置されたカラオケルームに入室した。利用者Hは、リモコン装置3を用いて、音声操作機能に関するモードを音声操作オフモードから音声操作オンモードに切り替える操作入力を行った。この場合、モード選択部21は音声操作機能に関するモードを音声操作オフモードから音声操作オンモードに切り替える(ステップS1:YES、ステップS2)。
User H entered the karaoke room in which the
その後、利用者Hは、リモコン装置3を操作して、楽曲識別情報「ccccc」の楽曲を指定し、この楽曲の演奏を開始する指示を入力した。この場合、制御部8は、楽曲識別情報「ccccc」を記憶部9に記憶した後、記憶部9に記憶されている楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の楽曲データに基づいて当該楽曲の演奏を開始する(ステップS3)。
After that, the user H operates the
利用者Hは、マイクロフォン5を手に取り、カラオケ歌唱を開始した。その後、演奏が楽曲の15小節目に達したとき、利用者Hが、楽曲の歌詞の一部として「ストック」と発声した。このとき、コマンドワード検出部22は、「ストック」をコマンドワード「ストップ」として誤って検出した。この場合でも、制御部8は、コマンドワード検出部22によるコマンドワードの誤検出を認識していないので、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが正しく検出された場合と同様に、処理をステップ4からステップS5へ移行させる。
User H picked up the
続いて、ステップS5において、制御部8は、音声操作機能に関するモードが音声操作オフモードか否かを判断する。音声操作機能に関するモードは音声操作オンモードに切り替えられている。(ステップS5:NO)。この場合、実行判断部24が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報「ccccc」が存在するか否かを判断する(ステップS8)。
Subsequently, in step S5, the
図3(C)に示すように、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32中には楽曲識別情報「ccccc」が存在する(ステップS8:YES)。この場合、実行判断部24は、続いて、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「ccccc」と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号「15」と一致する検出位置情報が存在するかを判断する(ステップS9)。
As shown in FIG. 3C, the music identification information “cccccc” exists in the command word
図3(C)に示すように、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「ccccc」と対応する検出位置情報の中には、小節番号「15」と一致する検出位置情報が存在する(ステップS9:YES)。この場合、実行判断部24は、続いて、当該検出位置情報に対応する検出回数情報が上記判断基準値以上であるか否かを判断する(ステップS10)。
As shown in FIG. 3C, in the command word
図3(C)に示すように、コマンドワード検出情報群32中において、楽曲識別情報「ccccc」と対応し、かつ小節番号「15」と一致する検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数は「1」であり、上記判断基準値(例えば「1」)以上である(ステップS10:YES)。この場合、実行判断部24は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しないと判断する(ステップS11)。この場合、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しない。したがって、楽曲の演奏は継続される。
As shown in FIG. 3C, in the command word
その後、楽曲の演奏が終了するまで、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出され、またはコマンドワードが誤検出されることはなかった。ステップS7において、制御部8は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し、楽曲の演奏が終了した場合には(ステップS7:YES)、処理をステップS1へ戻す。
After that, the command word was not detected by the command
動作例3および動作例4の動作を要約すると、まず、動作例3において、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22により、カラオケ歌唱の音声からコマンドワードでない語「ストック」が、コマンドワード「ストップ」として誤検出されたときに、楽曲の楽曲識別情報、検出位置情報および検出回数情報がそれぞれ互いに対応付けられてコマンドワード検出情報群32に追加される。その後、動作例4において、音声操作オンモードが選択された状態で同じく楽曲識別情報「ccccc」の楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22により、カラオケ歌唱の音声から、コマンドワードでない語「ストック」がコマンドワード「ストップ」として誤検出されたときには、コマンドワード検出情報群32に基づいて、その誤検出されたコマンドワード「ストップ」に対応するコマンドを実行しないと判断される。これにより、利用者が楽曲のカラオケ歌唱中に、歌詞の一部として「ストック」と発声した瞬間に、コマンドワード「ストップ」が誤検出され、コマンドワード「ストップ」に対応するコマンドが実行され、利用者の意に反して楽曲の演奏が中止されてしまうことを抑制することができる。
To summarize the operations of the operation example 3 and the operation example 4, first, in the operation example 3, while the music of the music identification information "cccccc" is being played and the karaoke singing is performed in the state where the voice operation off mode is selected. , When the command
以上説明した通り、本発明の第1の実施形態のカラオケ装置1において、楽曲の演奏中、利用者の音声からコマンドワードが検出されたときに音声操作オフモードが選択されている場合、記憶制御部23が、演奏されている楽曲の楽曲識別情報と、当該検出されたコマンドワードの楽曲における小節番号を示す検出位置情報と、当該コマンドワードが検出された位置においてコマンドワードが検出された回数を示す検出回数情報とを、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32に追加する。一方、楽曲の演奏中、利用者の音声からコマンドワードが検出されたときに音声操作オンモードが選択されている場合、実行判断部24が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32の中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、かつコマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在し、かつ、その楽曲識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が所定の判断基準値以上であるという条件が満たされるか否かを判断し、このような条件が満たされる場合には、検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する。この構成により、動作例3および4において説明した通り、カラオケ歌唱中にコマンドワードが誤検出された場合でも、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を抑制することができる。すなわち、利用者が音声操作機能を利用する意思がなく、利用者の操作に基づき音声操作オフモードが選択されているにも拘わらず、楽曲演奏中にコマンドワードの検出を行うことにより、楽曲の歌詞中にコマンドワードと同じ語、またはコマンドワードと似た語が存在すること(厳密には、楽曲中においてコマンドワードが検出または誤検出された位置および回数)を認識する。したがって、音声操作オンモードが選択された状態で楽曲が演奏されているときにコマンドワードが検出され、または誤検出されたときには、当該検出または誤検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かを、音声操作オフモードが選択されているときに行った上記認識の結果に基づいて判断することができる。
As described above, in the
[第2の実施形態]
図5は本発明の第2の実施形態のカラオケ装置51の構成を示している。図5において、カラオケ装置51は、第1の実施形態のカラオケ装置1と異なり、カラオケ装置本体52における制御部53が記憶制御部54、実行判断部55および予約部56を有している。カラオケ装置51において、これら以外の構成は第1の実施形態のカラオケ装置1と同じである。図5に示すカラオケ装置51において、図1に示す第1の実施形態のカラオケ装置1と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
[Second Embodiment]
FIG. 5 shows the configuration of the
第2の実施形態のカラオケ装置51において、記憶制御部54は、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置(小節番号)を示す検出位置情報と、当該コマンドワードが検出された位置においてコマンドワードが検出された回数を示す検出回数情報とを楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶部9に記憶する。
In the
具体的には、記憶制御部54は、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、演奏されている楽曲の楽曲識別情報と、歌唱している利用者の利用識別情報と、検出位置情報と、検出回数情報とを、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58に追加する。
Specifically, the
図6は、第2の実施形態におけるコマンドワード検出情報群58の一例を示している。図6に示すように、第2の実施形態におけるコマンドワード検出情報群58では、楽曲の楽曲識別情報と、利用者の利用者識別情報と、検出位置情報と、検出回数情報とがそれぞれ対応付けられた状態で配列されている。
FIG. 6 shows an example of the command word
また、第2の実施形態のカラオケ装置51において、実行判断部55は、音声操作オンモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22によりカラオケ歌唱の音声からコマンドワードが検出されたとき、当該検出されたコマンドワードの楽曲における位置(小節番号)、並びに記憶制御部54により楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶された検出位置情報等に基づいて、当該検出されたコマンドワードに従ってコマンドを実行するか否かを判断する。
Further, in the
この判断の具体的な方法は次の通りである。すなわち、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58の中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、歌唱している利用者の利用者識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在し、かつ、その楽曲識別情報、その利用者識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が所定の判断基準値以上であるときに、実行判断部55は、当該コマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する。一方、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58の中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、歌唱している利用者の利用者識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在しないとき、または記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58の中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応し、歌唱している利用者の利用者識別情報に対応し、かつ当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在するが、その楽曲識別情報、その利用者識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が上記判断基準値未満であるときには、実行判断部55は、当該コマンドワードに対応するコマンドを実行すると判断する。
The specific method of this judgment is as follows. That is, in the command word
また、第2の実施形態のカラオケ装置51において、予約部56は、利用者による楽曲の演奏の予約を行う機能を有している。予約部56は、制御部8のマイクロプロセッサが例えばカラオケ装置本体52の記憶部9に記憶されたコンピュータプログラムを読み取って実行することにより実現される。予約部56は、利用者が楽曲の予約を行う操作入力を行ったとき、利用者の操作入力に従って、楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報を互いに対応付けて記憶部9に記憶(登録)する。具体的には、カラオケ装置51は、利用者が利用開始時に行うログイン操作により当該利用者の利用者識別情報を取得する。また、予約部56は、利用者が楽曲の予約を行う際に、利用開始時に取得した当該利用者の利用者識別情報をリモコン装置3のタッチパネルディスプレイ4に選択可能に表示し、利用者がリモコン装置3を操作して楽曲の指定および自己の利用者識別情報の選択を行ったときに、指定された楽曲の楽曲識別情報と、選択された利用者識別情報とを互いに対応付けて記憶部9に記憶する。なお、利用者識別情報は、例えば利用者ごとに固有な数桁の数値である。
Further, in the
図7はコマンド実行制限機能を実現するためのカラオケ装置51の動作を示している。図7を用いて、カラオケ装置51の動作について説明する。図7において、利用者が、リモコン装置3を用いて、音声操作機能に関するモードを切り替える操作入力を行った場合には(ステップS21:YES)、カラオケ装置51におけるモード選択部21が音声操作機能に関するモードを切り替える(ステップS22)。
FIG. 7 shows the operation of the
また、利用者が、リモコン装置3を用いて、歌唱したい楽曲の楽曲識別情報を入力し、楽曲の演奏を予約した場合(ステップS23)、予約部56が、利用者により入力された楽曲識別情報と、利用者によるログイン操作により取得された利用者識別情報とを互いに対応付けて記憶部9に記憶(登録)する(ステップS24)。
Further, when the user inputs the music identification information of the music to be sung by using the
続いて、制御部53が、予約された楽曲の演奏を開始する(ステップS25)。これに応じ、利用者は、マイクロフォン5を手に取り、カラオケ歌唱を開始する。楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間、コマンドワード検出部22が、マイクロフォン5を介して入力され、デジタル信号に変換された利用者の音声に対して音声認識処理を行い、この音声中に含まれているコマンドワードの出現を監視する。また、楽曲の演奏が行われている間、制御部53は、演奏している楽曲の小節番号をカウントする。
Subsequently, the
コマンドワード検出部22が、マイクロフォン5を介して入力され、デジタル信号に変換された利用者の音声からコマンドワードを検出したとき(ステップS26:YES)、続いて、制御部53は、音声操作オフモードが選択されている否かを判断する(ステップS27)。そして、音声操作オフモードが選択されている場合には(ステップS27:YES)、記憶制御部54が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報と、歌唱している利用者の利用者識別情報と、当該コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号を示す検出位置情報と、当該コマンドワードが検出された小節においてコマンドワードが検出された回数を示す検出回数情報とをそれぞれ対応付けて追加する(ステップS28)。続いて、制御部53は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し(ステップS29)、楽曲の演奏が終了していない場合には処理をステップS26へ戻し、楽曲の演奏が終了した場合には処理をステップS21へ戻す。
When the command
一方、コマンドワード検出部22が、マイクロフォン5を介して入力され、デジタル信号に変換された利用者の音声からコマンドワードを検出したとき、音声操作オンモードが選択されている場合には(ステップS26:YES、ステップS27:NO)、実行判断部55が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報が存在するか否かを判断する(ステップS30)。
On the other hand, when the command
コマンドワード検出情報群58中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報が存在する場合には(ステップS30:YES)、続いて、実行判断部55は、コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応する利用者識別情報の中に、歌唱している利用者の利用者識別情報が存在するか否かを判断する(ステップS31)。
When the music identification information of the music being played exists in the command word detection information group 58 (step S30: YES), the
コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報に対応する利用者識別情報の中に、歌唱している利用者の利用者識別情報が存在する場合には(ステップS31:YES)、続いて、実行判断部55は、コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報および歌唱している利用者の利用者識別情報の双方と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在するかを判断する(ステップS32)。
In the command word
コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報および歌唱している利用者の利用者識別情報の双方と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在する場合には(ステップS32:YES)、続いて、実行判断部24は、当該検出位置情報に対応する検出回数情報が上記判断基準値以上であるか否かを判断する(ステップS33)。
At the time when the command word is detected in the detection position information corresponding to both the music identification information of the music being played and the user identification information of the singing user in the command word
当該検出位置情報に対応する検出回数情報が上記判断基準値以上である場合には(ステップS33:YES)、実行判断部24は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する(ステップS34)。この場合、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行しない。続いて、制御部53は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し(ステップS29)、楽曲の演奏が終了していない場合には処理をステップS26へ戻し、楽曲の演奏が終了した場合には処理をステップS21へ戻す。
When the detection number information corresponding to the detection position information is equal to or more than the above-mentioned determination reference value (step S33: YES), the
一方、コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報および歌唱している利用者の利用者識別情報の双方と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在しない場合(ステップS30:NO、ステップS31:NO、またはステップS32:NO)、または、コマンドワード検出情報群58中において、演奏されている楽曲の楽曲識別情報および歌唱している利用者の利用者識別情報の双方と対応する検出位置情報の中に、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在するが、当該検出位置情報に対応する検出回数情報が上記判断基準値未満である場合には(ステップS33:NO)、実行判断部55は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行すると判断する(ステップS35)。この場合には、コマンド実行部25は、コマンドワード検出部22により検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行する(ステップS36)。続いて、制御部53は、楽曲の演奏が終了したか否かを判断し(ステップS29)、楽曲の演奏が終了していない場合には処理をステップS26へ戻し、楽曲の演奏が終了した場合には処理をステップS21へ戻す。
On the other hand, in the command word
以上説明した通り、本発明の第2の実施形態のカラオケ装置51においては、楽曲の演奏中、利用者の音声からコマンドワードが検出されたときに音声操作オフモードが選択されている場合、記憶制御部54は、当該検出されたコマンドワードの検出位置情報および検出回数情報を、演奏されている楽曲の楽曲識別情報および歌唱している利用者の利用者識別情報と対応付けてコマンドワード検出情報群58に追加する。また、楽曲の演奏中、利用者の音声からコマンドワードが検出されたときに音声操作オンモードが選択されている場合、実行判断部55は、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群32の中に、演奏されている楽曲の楽曲識別情報、および歌唱している利用者の利用者識別情報の双方に対応し、かつコマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号と一致する検出位置情報が存在し、かつ、その楽曲識別情報、その利用者識別情報およびその検出位置情報に対応する検出回数情報が示す検出回数が所定の判断基準値以上であるという条件が満たされるか否かを判断し、このような条件が満たされる場合には、検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行しないと判断する。したがって、第2の実施形態のカラオケ装置51によれば、第1の実施形態のカラオケ装置1と同様に、カラオケ歌唱中にコマンドワードが誤検出された場合でも、そのコマンドワードに対応するコマンドの実行を抑制することができる。
As described above, in the
さらに、第2の実施形態のカラオケ装置51においては、音声操作オフモードが選択されている状態で、複数の利用者が同じ楽曲をカラオケ歌唱し、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出または誤検出された場合には、検出位置情報および検出回数情報が当該楽曲の楽曲識別情報だけでなく、各利用者の利用者識別情報と対応付けられてコマンドワード検出情報群58に追加される。すなわち、実質的に見て、同一の楽曲についての検出位置情報および検出回数情報が、利用者ごとに記憶部9に記憶される。その後、音声操作オンモードが選択されている状態で、当該楽曲をある利用者がカラオケ歌唱し、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出または誤検出されたときには、当該楽曲の楽曲識別情報だけでなく、カラオケ歌唱を行っている当該利用者の利用識別情報に対応する検出位置情報の存在を条件として、当該検出または誤検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かが判断される。すなわち、実質的に見て、当該楽曲のカラオケ歌唱の音声から検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かが、利用者ごとに判断される。カラオケ歌唱の音声は、個々の利用者の声質または歌い方の特徴等に応じて異なるので、複数の利用者により同一の楽曲のカラオケ歌唱がそれぞれ行われた場合に、それらのカラオケ歌唱の音声から誤検出されるコマンドワードが利用者ごとにばらつくことがあり得る。このような場合でも、第2の実施形態のカラオケ装置51によれば、音声操作オフモードが選択されているときにおいては、同一の楽曲についての検出位置情報および検出回数情報の記憶を利用者ごとに行い、音声操作オンモードが選択されている状態で当該楽曲のカラオケ歌唱が行われたときには、カラオケ歌唱の音声から検出または誤検出されたコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かの判断を利用者ごとに行うので、楽曲の演奏中にコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かの判断を精度良く行うことができる。
Further, in the
[第3の実施形態]
図8は本発明の第3の実施形態のカラオケ装置61の構成を示している。図8に示すように、カラオケ装置61においては、カラオケ装置本体62の制御部63が出力部64を有している。カラオケ装置61の構成は、この点を除き、第2の実施形態のカラオケ装置51の構成と同じである。なお、図8において、カラオケ装置61の構成につき、図5に示すカラオケ装置51と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
[Third Embodiment]
FIG. 8 shows the configuration of the
出力部64は、モード選択部21により音声操作オンモードが選択されている場合に、楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報に対応付けられた検出位置情報が記憶部9に記憶されているか否かを判断し、楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報に対応付けられた検出位置情報が記憶部9に記憶されている場合には、当該検出位置情報に基づいたメッセージを利用者に向けて出力する機能を有している。
When the voice operation on mode is selected by the
具体的には、出力部64は、音声操作オンモードが選択されているときに、楽曲の楽曲識別情報および利用者の利用者識別情報に対応付けられた検出位置情報がコマンドワード検出情報群58中に存在するか否かを判断し、当該検出位置情報がコマンドワード検出情報群58中に存在する場合には、楽曲の演奏が開始される前に、楽曲の歌詞にコマンドワードと同じ語、またはコマンドワードと紛らわしい語が含まれていても、カラオケ歌唱中にコマンドが実行されないことを利用者に伝えるメッセージを、リモコン装置3のタッチパネルディスプレイ4に表示する。ここで、コマンドワードと同じ語とは、例えば、第1の実施形態の動作例1および動作例2における「ストップ」である。また、コマンドワードと紛らわしい語とは、例えば、第1の実施形態の動作例3および動作例4における「ストック」である。
Specifically, in the
図9はコマンド実行制限機能を実現するためのカラオケ装置61の動作を示している。なお、図9において、カラオケ装置61の動作につき、図7に示す第2の実施形態のカラオケ装置51と同じ動作には同じ符号を付し、その説明を省略または簡略化する。図9に示すカラオケ装置61の動作においては、図7に示すカラオケ装置51の動作におけるステップS24とステップS25との間に、ステップS41〜S43が追加されている。
FIG. 9 shows the operation of the
図9において、利用者が音声操作機能に関するモードを切り替える操作入力を行った場合には、モード選択部21が音声操作機能に関するモードを切り替える(ステップS21、S22)。また、利用者が、歌唱したい楽曲の楽曲識別情報を入力し、楽曲の演奏を予約したとき、予約部56が、楽曲の楽曲識別情報と利用者の利用者識別情報とを互いに対応付けて記憶部9に記憶する(ステップS23、S24)。
In FIG. 9, when the user inputs an operation for switching the mode related to the voice operation function, the
続いて、出力部64が、音声操作機能に関するモードとして音声操作オンモードが選択されているか否かを判断する(ステップS41)。
Subsequently, the
音声操作オンモードが選択されている場合には(ステップS41:YES)、続いて、出力部64は、利用者により入力された楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報が、記憶部9に記憶されているコマンドワード検出情報群58中に存在するか否かを判断する(ステップS42)。
When the voice operation on mode is selected (step S41: YES), the
利用者により入力された楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報がコマンドワード検出情報群58中に存在する場合には(ステップS42:YES)、出力部64は、当該検出位置情報に基づいたメッセージを利用者に向けて出力する(ステップS43)。具体的には、出力部64は、利用者により入力された楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報をコマンドワード検出情報群58から読み出し、当該検出位置情報が示す小節番号と、楽曲の歌詞にコマンドワードと同じ語またはコマンドワードと紛らわしい語が含まれていてもコマンドが実行されないことを利用者に伝えるメッセージを、リモコン装置3のタッチパネルディスプレイ4に表示する。例えば、記憶部9に図6に示すコマンドワード検出情報群58が記憶されており、利用者により入力された楽曲識別番号が「bbbbb」であり、利用者識別情報が「ggggg」であり、コマンドワード検出情報群58から読み出した2つの検出位置情報が小節番号「24」および「48」をそれぞれ示している場合、出力部64は、「楽曲識別番号bbbbbの楽曲の24小節目および48小節目の歌詞に、コマンドワードと同じか、コマンドワードと紛らわしい語がありますが、歌唱中にこれらの語に基づいてコマンドが実行されることはありません。」というメッセージをリモコン装置3のタッチパネルディスプレイ4に表示する。
When the music identification information input by the user and the detection position information corresponding to the user identification information exist in the command word detection information group 58 (step S42: YES), the
一方、音声操作オフモードが選択されている場合(ステップS41:NO)、または利用者により入力された楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報がコマンドワード検出情報群58中に存在しない場合には(ステップS42:NO)、出力部64は上記メッセージの表示を行わない。
On the other hand, when the voice operation off mode is selected (step S41: NO), or the music identification information input by the user and the detection position information corresponding to the user identification information are present in the command word
その後、制御部53が、予約された楽曲の演奏を開始する(ステップS25)。演奏開始以降の動作は、第2の実施形態のカラオケ装置51の動作と同じである。
After that, the
このように、本発明の第3の実施形態のカラオケ装置61では、音声操作オンモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われる場合に、検出位置情報に基づいたメッセージが利用者に向けて出力される。具体的には、楽曲の歌詞に、コマンドワードと同じ語またはコマンドワードと紛らわしい語が含まれていても、カラオケ歌唱中にコマンドが実行されないことを利用者に伝えるメッセージが表示される。このメッセージにより、カラオケ歌唱を行う利用者は、カラオケ歌唱を行う前に、カラオケ歌唱中にコマンドワードと同じ語またはコマンドワードと紛らわしい語を含む歌詞を歌唱してもコマンドが実行されないことを認識することができる。したがって、カラオケ歌唱を行う利用者は、例えば、楽曲の24小節目または48小節目の歌詞を歌唱したときにコマンドが実行されて楽曲の演奏が止まってしまうのではないかといった心配をすることなく、安心して歌唱することができる。
As described above, in the
なお、上記第3の実施形態において、音声操作オフモードが選択された状態で楽曲の演奏およびカラオケ歌唱が行われている間に、コマンドワード検出部22によりコマンドワードが検出されたときに、図9中のステップS28で、演奏されている楽曲の楽曲識別情報、歌唱している利用者の利用者識別情報、検出位置情報、検出回数情報、および検出されたコマンドワードをそれぞれ対応付けて、記憶部9に記憶されたコマンドワード検出情報群に追加するようにしてもよい。そして、図9中のステップS43で、検出位置情報に基づいたメッセージを出力する際には、利用者が入力した楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報およびコマンドワードをコマンドワード検出情報群から読み出し、読み出した検出位置情報およびコマンドワードを、楽曲の歌詞にコマンドワードと同じ語またはコマンドワードと紛らわしい語が含まれていても、カラオケ歌唱中にコマンドが実行されないことを利用者に伝えるメッセージと共に表示するようにしてもよい。例えば、「楽曲識別番号bbbbbの楽曲の24小節目および48小節目の歌詞の「ストップ」は、コマンドワード「ストップ」と同じですが、この楽曲の歌唱中にこの歌詞に基づいて楽曲の演奏が止まることはありません。」などと表示する。
In the third embodiment, when a command word is detected by the command
また、この場合、図9中のステップS43で、利用者が入力した楽曲識別情報および利用者識別情報に対応する検出位置情報およびコマンドワードをコマンドワード検出情報群から読み出し、続いて、利用者が入力した楽曲識別情報の楽曲の歌詞を記憶部9から読み出し、続いて、コマンドワード検出情報群から読み出した検出位置情報およびコマンドワードに基づいて、楽曲の歌詞に含まれる、コマンドワードに似た語を特定し、このコマンドワードに似た語を、上記メッセージと共に表示するようにしてもよい。例えば、「楽曲識別番号cccccの楽曲の15小節目の歌詞には、コマンドワード「ストップ」と紛らわしい語、「ストック」が含まれていますが、この楽曲の歌唱中にこの歌詞に基づいて楽曲の演奏が止まることはありません。」などと表示する。
Further, in this case, in step S43 in FIG. 9, the music identification information input by the user and the detection position information and the command word corresponding to the user identification information are read from the command word detection information group, and then the user A word similar to a command word included in the lyrics of a song based on the detection position information and the command word read from the
また、上記第1および第2の実施形態において、実行判断部24がコマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かを判断する際の判断基準値が「1」である場合を例にあげたが、判断基準値を2以上としてもよい。また、判断基準値を楽曲ごとに設定してもよい。その場合、判断基準値を楽曲の演奏回数に応じて変化させてもよい。例えば、判断基準値を1よりも大きく、楽曲の演奏回数の1%以下の値にしてもよい。
Further, in the first and second embodiments, the case where the judgment reference value when the
また、上記各実施形態において、検出位置情報を、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号を示す情報としたが、検出位置情報を、コマンドワードが検出された時点において演奏されている楽曲の小節番号および拍数を示す情報としてもよい。これにより、楽曲においてコマンドワードが検出された位置を細かく記憶することができ、コマンドワードに対応するコマンドを実行するか否かの判断の精度を高めることができる。 Further, in each of the above embodiments, the detected position information is information indicating the bar number of the musical piece being played when the command word is detected, but the detected position information is played when the command word is detected. It may be information indicating the bar number and the number of beats of the music being played. As a result, the position where the command word is detected in the music can be memorized in detail, and the accuracy of determining whether or not to execute the command corresponding to the command word can be improved.
また、上記各実施形態において、コマンドワード検出情報群32(58)をカラオケ装置本体2(52、62)の記憶部9に記憶したが、コマンドワード検出情報群32(58)を、カラオケ装置1(51、61)と通信を行うサーバ装置に記憶してもよい。この場合、複数のカラオケルーム、または複数のカラオケ店舗にそれぞれ設置された複数のカラオケ装置1(51、61)をサーバ装置にコンピュータネットワークを介して接続し、複数のカラオケ装置1(51、61)から検出位置情報等を収集するようにしてもよい。なお、この場合には、サーバ装置が「記憶装置」の具体例となる。
Further, in each of the above embodiments, the command word detection information group 32 (58) is stored in the
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うカラオケ装置もまた本発明の技術思想に含まれる。 Further, the present invention can be appropriately modified within a range not contrary to the gist or idea of the invention that can be read from the claims and the entire specification, and the karaoke device accompanied by such a modification is also included in the technical idea of the present invention. included.
1、51、61 カラオケ装置
2、52、62 カラオケ装置本体
3 リモコン装置
8、53、63 制御部
9 記憶部
21 モード選択部(選択部)
22 コマンドワード検出部(検出部)
23、54 記憶制御部
24、55 実行判断部(判断部)
25 コマンド実行部
64 出力部
1, 51, 61
22 Command word detector (detector)
23, 54
25
Claims (3)
音声入力された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行しない第1のモード、および音声入力された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行する第2のモードのうちのいずれかを選択する選択部と、
入力された利用者の音声から前記コマンドワードを検出する検出部と、
楽曲の演奏中に入力された利用者の音声から前記検出部により前記コマンドワードが検出されたときに前記選択部により前記第1のモードが選択されている場合に、当該検出された前記コマンドワードの前記楽曲における位置を示す検出位置情報を前記楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶装置に記憶する記憶制御部と、
前記楽曲の演奏中に入力された利用者の音声から前記検出部により前記コマンドワードが検出されたときに前記選択部により前記第2のモードが選択されている場合に、当該検出された前記コマンドワードの前記楽曲における位置と、前記記憶制御部により前記楽曲の楽曲識別情報に対応付けて記憶された前記検出位置情報とに基づいて、当該検出された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行するか否かを判断する判断部とを備えていることを特徴とするカラオケ装置。 It is a karaoke device that can execute a command to perform a predetermined operation according to a command word input by voice.
A selection unit that selects one of a first mode in which the command is not executed according to the voice-input command word and a second mode in which the command is executed according to the voice-input command word.
A detector that detects the command word from the input user's voice,
When the command word is detected by the detection unit from the user's voice input during the performance of the music, the detected command word is selected when the first mode is selected by the selection unit. A storage control unit that associates the detected position information indicating the position of the music with the music identification information of the music and stores it in the storage device.
When the command word is detected by the detection unit from the user's voice input during the performance of the music, and the second mode is selected by the selection unit, the detected command Whether or not to execute the command according to the detected command word based on the position of the word in the music and the detected position information stored in association with the music identification information of the music by the storage control unit. A karaoke device characterized by having a judgment unit for determining whether or not the music is used.
前記判断部は、前記楽曲の演奏中に入力された前記利用者の音声から前記検出部により前記コマンドワードが検出されたときに前記選択部により前記第2のモードが選択されている場合に、当該検出された前記コマンドワードの前記楽曲における位置と、前記記憶制御部により前記楽曲の楽曲識別情報および前記利用者の利用者識別情報に対応付けて記憶された前記検出位置情報とに基づいて、当該検出された前記コマンドワードに従って前記コマンドを実行するか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。 When the detection unit detects the command word from the user's voice input during the performance of the music, the storage control unit selects the first mode by the selection unit. The detected position information indicating the position of the detected command word in the music is stored in the storage device in association with the music identification information of the music and the user identification information of the user.
When the detection unit detects the command word from the user's voice input during the performance of the music, the determination unit selects the second mode by the selection unit. Based on the position of the detected command word in the music, and the detected position information stored in association with the music identification information of the music and the user identification information of the user by the storage control unit. The karaoke device according to claim 1, wherein it is determined whether or not to execute the command according to the detected command word.
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