JP2021122991A - 三次元造形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の構造と比較して簡潔な構造とすることにより、造形槽において造形ステージとして機能する昇降板の高さ方向における高さ位置の検出精度を向上するとともにコスト低減を図る。【解決手段】側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、造形槽の側壁部を非磁性体材料により形成し、側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサーを昇降板の裏面に配置した。【選択図】 図6

Description

本発明は、三次元造形装置に関する。さらに詳細には、本発明は、粉末材料を原料として三次元造形物を作製する三次元造形装置に関する。
従来より、粉末材料を原料として三次元造形物を作製する手法として、粉末固着積層方式が知られている。
一般に、こうした粉末固着積層方式による三次元造形装置は、上部が開放した粉末材料を貯留する供給槽と、槽の底板として上下方向に相対的に移動可能に構成されるとともに供給槽から粉末材料を供給されて三次元造形物が造形される造形ステージとして機能する昇降板を備えてなる上部が開放した造形槽と、供給槽から造形槽に供給された粉末材料のうちで造形槽に充填しきれなかった粉末材料や造形槽において造形に用いられなかった粉末材料を回収する上部が開放した排出槽と、造形槽に供給された粉末材料に対して当該粉末材料を硬化するバインダーを吐出する単数または複数の吐出ヘッドとを有して構成されている。
上記した構成を備えた粉末固着積層方式による三次元造形装置において、所望の三次元造形物を作製する際には、まず、造形槽の造形ステージたる昇降板上に粉末材料よりなる所定の厚さの粉末材料層を形成するために、造形槽の造形ステージたる昇降板を所定の厚さ分だけ下方に移動し、その後に供給槽から造形槽に粉末材料を供給して造形ステージたる昇降板上に敷き詰め、造形槽の造形ステージたる昇降板上に粉末材料よりなる所定の厚さの粉末材料層を形成する。
次に、この造形ステージたる昇降板上に形成された所定の厚さの粉末材料層に対して、予め作成した所望の三次元造形物の断面形状の断面画像データに基づいて、単数または複数の吐出ヘッドから粉末材料を硬化するバインダーを吐出して、所定の厚さの粉末材料層に当該断面画像データに基づく断面形状を形成する。
その後に、断面形状が形成された粉末材料層上に所定の厚さの新たな粉末材料層を形成するために、造形槽の造形ステージたる昇降板を所定の厚さ分だけ下方に移動し、その後に供給槽から造形槽に粉末材料を供給して造形ステージたる昇降板上に敷き詰め、造形ステージたる昇降板上における断面形状が形成された粉末材料層上に、粉末材料よりなる所定の厚さの新たな粉末材料層を形成する。
それから、この所定の厚さの新たな粉末材料層に対して、上記により形成した断面形状の次の断面形状を表す画像データに基づいて、吐出ヘッドからバインダーを吐出し、当該所定の厚さの新たな粉末材料層に当該画像データに基づく断面形状を形成する。
そして、上記した処理を繰り返し行い、全ての断面画像データに基づく断面形状を順次に形成される粉末材料層上にそれぞれ形成することで、所望の三次元造形物を造形して作製する。
なお、供給槽から造形槽に供給された粉末材料のうちで造形槽に充填しきれなかった粉末材料や造形槽において造形に用いられなかった粉末材料は、排出槽へ移動されて当該排出槽内に落下することにより排出され、当該排出槽内に回収される。
上記したような粉末固着積層方式による三次元造形装置としては、各種のタイプのものが知られており、例えば、特開2017−154491号公報などに開示されているものがある。
ところで、上記したような粉末固着積層方式による三次元造形装置において、精度の高い三次元造形物を作製するためには、造形槽における造形ステージたる昇降板の高さ方向(上下方向)における高さ位置を高精度で検出して管理する必要がある。
ここで、図1乃至図3には、従来の三次元造形装置における造形槽の要部の構成を模式的に示す構成説明図があらわされている。
より詳細には、図1には、従来の三次元造形装置における造形槽の要部の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図があらわされている。なお、図1は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も低い状態にある場合を示している。
また、図2には、図1のA矢視における構成を模式的に示す一部破断構成説明図があらわされている。
さらに、図3には、一部の構成を取り除いて示した図1に相当する構成説明図があらわされている。なお、図3は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も高い状態にある場合を示している。
この従来の三次元造形装置における造形槽100は、予め設定された厚さT1の端面102aを備えるとともに上面視(B矢視)において略矩形状の平坦な表面たる造形面102bを備えた板状体よりなり造形ステージとして機能する昇降板102と、昇降板102の端面102aを取り囲むように配設されるとともに上下方向に延長して形成された側壁部104とを有して構成されている。
昇降板102の端面102aと側壁部104の内面104aとの間にはパッキン106が配設されており、昇降板102と側壁部104とはパッキン106を介して相対的に上下方向に摺動自在に形成されている。
昇降板102は造形槽100の底板としても機能するものであるが、昇降板102の端面102aと側壁部104の内面104aとの間にパッキン106が配設されているので、造形槽100内に粉末材料が存在する状態で昇降板102を上下方向に移動させても、造形槽100の外部に粉末材料が漏出することが防止される。
符号108は、一方の端部108a側を略平板状の基底部110に取り付けられるとともに、他方の端部108b側を昇降板102の裏面102cに取り付けられたパンタグラフである。
このパンタグラフ108は、マイクロコンピュータ(図示せず。)などの制御に基づきモーター112を駆動することによって、高さ方向(上下方向)における伸縮量(上下方向における一方の端部108aと他方の端部108bとの間の距離)L1を制御され、伸縮量L1応じて昇降板102の造形面102bの上下方向の高さ位置H1が設定されることになる。
昇降板102の上下方向の高さ位置H1は、パンタグラフ108の一方の側面側において、略平板状の基底部110上から垂直方向上方に延長するように立設された読み取りセンサー支持部材114に取り付けられた読み取りセンサー116により、造形ステージ102の裏面102cから垂直方向下方に延長するように配設されたリニアスケール支持部材118に取り付けられたリニアスケール120を読み取ることにより検出される。
しかしながら、従来の三次元造形装置における上記した読み取りセンサー116とリニアスケール120との取り付け構造によれば、構成部品の個数が多くなるとともに形状や構造などが複雑になることが主な要因となって、構成部品の組み立て精度や剛性により造形ステージたる昇降板102の高さ位置H1の検出精度に大きな影響が出やすいとともにコストも嵩むことになるという問題点があった。
特開2017−154491号公報
本発明は、従来の技術の有する上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、従来の構造と比較して簡潔な構造とすることにより、造形槽において造形ステージとして機能する昇降板の高さ方向(上下方向)における高さ位置の検出精度を向上するとともにコスト低減を図るようにした三次元造形装置を提供するものである。
上記の目的を達成するために、本発明による三次元造形装置は、造形槽の側壁部を非磁性体材料により形成するとともに当該側壁部に磁気により高さ方向(上下方向)における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、当該リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサーを造形ステージとして機能する昇降板の裏面に配置するようにしたものである。
従って、上記した本発明による三次元造形装置によれば、造形槽の側壁部を非磁性体材料により形成しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサーにより読み取ることができる。
また、本発明による三次元造形装置は、造形槽の側壁部に磁気により高さ方向(上下方向)における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、当該リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサーを造形ステージとして機能する昇降板の裏面に配置し、側壁部におけるリニアスケールを配置した領域を非磁性体材料により形成するようにしたものである。
従って、上記した本発明による三次元造形装置によれば、側壁部におけるリニアスケールを配置した領域を非磁性体材料により形成しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサーにより読み取ることができる。
また、本発明による三次元造形装置は、磁気により高さ方向(上下方向)における高さ位置を記録したリニアスケールを造形槽の側壁部に取り付け、リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサーを造形ステージとして機能する昇降板の裏面に配置し、さらに、リニアスケールと読み取りセンサーとの間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材を配置し、非磁性体材料により形成された遮蔽部材を介してリニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサーにより読み取るようにしたものである。
従って、上記した本発明による三次元造形装置によれば、リニアスケールと読み取りセンサーとの間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材を配置しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケールに磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサーにより読み取ることができる。
そして、上記した本発明による三次元造形装置のいずれにおいても、従来の構造と比較すると構成部品の個数が低減されるとともに形状や構造などがシンプルとなるので、部品の組み立て精度や剛性により及ぼされる造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置の検出精度への影響が出にくくなって当該高さ位置の検出精度を向上することができ、かつ、コスト低減を図ることができるようになる。
即ち、本発明による三次元造形装置は、側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として上記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、上記造形槽の上記側壁部を非磁性体材料により形成し、上記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、上記リニアスケールに磁気により記録した上記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを上記昇降板の裏面に配置したものである。
また、本発明による三次元造形装置は、側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として上記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、上記造形槽の上記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、上記リニアスケールに磁気により記録した上記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを上記昇降板の裏面に配置し、上記側壁部における上記リニアスケールを配置した領域を非磁性体材料により形成したものである。
また、本発明による三次元造形装置は、側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として上記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、上記造形槽の上記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、上記リニアスケールに磁気により記録した上記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを上記昇降板の裏面に配置し、上記リニアスケールと上記読み取りセンサーとの間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材を配置したものである。
また、本発明による三次元造形装置は、上記した本発明による三次元造形装置において、上記リニアスケールと上記読み取りセンサーとは対向するように隣接して配置されたものである。
また、本発明による三次元造形装置は、上記した本発明による三次元造形装置において、上記昇降板の端面と上記側壁部の内面との間にパッキンを配置したものである。
また、本発明による三次元造形装置は、上記した本発明による三次元造形装置において、上記側壁部の上端面の近傍から下端面の近傍まで上記側壁部の高さ方向に沿って延長した凹部を形成し、上記凹部内に上記リニアスケールを配置したものである。
また、本発明による三次元造形装置は、上記した本発明による三次元造形装置において、上記昇降板は、略矩形状の平坦な表面たる造形面を備えるとともに予め設定された厚さの4個の端面を備えた板状体よりなり、上記側壁部は、上記昇降板の上記4個の端面をそれぞれ取り囲むように配設された4個の側壁部よりなり、上記リニアスケールは、上記4個の側壁部のうちのいずれか1個に配置され、上記読み取りセンサーは、上記昇降板の上記裏面において上記リニアスケールに隣接した上記端面近傍に配置されたものである。
本発明による三次元造形装置は、以上説明したように構成されているので、従来の構造と比較して簡潔な構造とすることができ、造形槽において造形ステージとして機能する昇降板の高さ方向(上下方向)における高さ位置の検出精度が向上するとともにコスト低減を図ることができるようになるという優れた効果を奏するものである。
図1は、従来の三次元造形装置における造形槽の要部の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図である。なお、図1は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も低い状態にある場合を示している。 図2は、図1のA矢視における構成を模式的に示す一部破断構成説明図である。 図3は、一部の構成を取り除いて示した図1に相当する構成説明図である。なお、図3は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も高い状態にある場合を示している。 図4(a)(b)(c)は、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図である。なお、図4(a)は、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置の全体的な概略構成を示している。また、図4(b)は、図4(a)におけるC領域の要部を拡大して示している。さらに、図4(c)は、図4(a)におけるD領域ならびにE領域の要部を拡大して示している。 図5は、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置における造形槽の要部の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図である。なお、図5は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も低い状態にある場合を示している。 図6は、図5のF矢視における構成を模式的に示す一部破断構成説明図である。 図7(a)は、図6におけるG領域の要部の拡大説明図である。また、図7(b)は、図7(a)のJ−J線による断面説明図である。 図8(a)(b)は、本発明による三次元造形装置の他の実施の形態を示す拡大説明図である。なお、図8(a)は、図7(a)に相当する拡大説明図である。また、図8(b)は、図8(a)のL−L線による断面説明図である。 図9(a)(b)は、本発明による三次元造形装置の他の実施の形態を示す拡大説明図である。なお、図9(a)(b)は、それぞれ図8(b)に相当する箇所を示す断面説明図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による三次元造形装置の実施の形態の一例を詳細に説明することとする。
(I)本発明による三次元造形装置の全体の構成の説明
図4(a)(b)(c)には、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図があらわされている。
ここで、図4(a)は、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置の全体的な概略構成を示している。また、図4(b)は、図4(a)におけるC領域の要部を拡大して示している。さらに、図4(c)は、図4(a)におけるD領域ならびにE領域の要部を拡大して示している。
以下に、図4(a)(b)(c)を参照しながら、三次元造形装置10の全体の構成について説明する。
この図4(a)(b)(c)に示す三次元造形装置10は、その全体の動作をマイクロコンピューター(図示せず。)により制御されるものであり、マイクロコンピューターを内蔵した基台部12の内部に、粉末材料を供給されて貯留するための供給槽14と、供給槽14から供給される粉末材料を充填されて三次元造形物が作製される造形槽16と、供給槽14から造形槽16に供給された粉末材料のうちで造形槽16に充填しきれなかった粉末材料や造形槽16において造形に用いられなかった粉末材料を回収する排出槽18とがそれぞれ形成されている。
より詳細には、供給槽14と造形槽16と排出槽18とは、XYZ直交座標系におけるY軸方向に沿って並設されており、後方側から前方側に向かって、供給槽14、造形槽16、排出槽18の順で並んで配設されている。
これら供給槽14と造形槽16と排出槽18とはそれぞれ同様な構造を備えており、各槽におけるそれぞれの底板が、当該底板を囲む側壁部に対してXYZ直交座標系におけるZ軸方向(高さ方向(上下方向))に沿って相対的に移動可能な昇降板により構成されている。
こうした供給槽14と造形槽16と排出槽18との詳細な構成については後に詳述するが、以下にその概要について説明する。
供給槽14は、内部に昇降板20が配設されており、この昇降板20は、モーター(図5乃至図7(a)(b)を参照しながら後述する造形槽16におけるモーターと同様である。)により供給槽14内部を昇降可能な構成となっている。
そして、供給槽14では、内部に粉末材料が貯留された状態で、昇降板20が上昇することにより、貯留された粉末材料を上昇させ、これにより上方の開口部14aから所定量の粉末材料を上昇させることとなる。
なお、こうして開口部14aから上昇した所定量の粉末材料は、キャリッジ22がY軸方向を後方側から前方側に移動することにより、キャリッジ22の前方側に設けられたローラー24によって後方側から前方側に押し進められ、供給槽14の前方側に位置する造形槽16に供給されることとなる。
即ち、供給槽14においては、マイクロコンピューターにより、粉末材料を供給槽14内に貯留する際には昇降板20が下降するように制御され、粉末材料を造形槽16に供給するときには昇降板20が上昇するように制御される。
造形槽16は、図5乃至図7(a)(b)を参照しながら後述するように、内部に昇降板26が配設されており、この昇降板26は、モーター27により造形槽16内部を昇降可能な構成となっている。
そして、造形槽16においては、上方の開口部16aと同じ高さ位置たる初期位置に位置する昇降板26を下降することにより、造形槽16内に所定量の粉末材料を充填可能な空間が形成される。
こうして形成された空間には、ローラー24により後方側から前方側に押し進められた所定量の粉末材料が充填されることとなり、これにより、造形槽16に供給槽14から粉末材料が供給されることとなる。
排出槽18は、供給槽14における昇降板20ならびに造形槽16における昇降板26と同様に、内部に昇降板が配設されており、この昇降板は、モーター(図5乃至図7(a)(b)を参照しながら後述する造形槽16におけるモーターと同様である。)により排出槽18内部を昇降可能な構成となっている。
そして、排出槽18においては、上方の開口部18aと同じ高さ位置たる初期位置に位置する昇降板を徐々に下降することにより、排出槽18内に粉末材料を収容可能な空間が徐々に拡大するように形成される。
こうして形成された空間には、供給槽14から造形槽16に供給された粉末材料のうちで造形槽16に充填しきれなかった粉末材料や造形槽16において造形に用いられなかった粉末材料が排出されて回収されることとなる。
即ち、ローラー24により後方側から前方側に押し進められた所定量の粉末材料のうち、造形槽16に充填できなかった粉末材料や造形槽16において造形に用いられなかった粉末材料が、開口部18aから排出槽18に落下して収容されることとなる。
ここで、粉末材料が開口部18aから排出槽18に落下して収容される際に、粉末材料による大量の粉塵が発生する。
三次元造形装置10においては、こうした大量の粉塵の発生を抑制するため、排出槽18に収容されている粉末材料の排出量に応じて昇降板を徐々に下降するようにして、粉末材料が開口部18aから落下する落下距離が短くなるように調整している。
また、三次元造形装置10は、基台部12の上面部12aにおいて、X軸方向において間隔を開けるとともにY軸方向に沿って平行に延長して配設された一対のガイド部材28を備えている。
なお、図4(a)においては、一対のガイド部材28のうちの一方のみを図示し、他方の図示は省略している。
このガイド部材28上に、当該ガイド部材28に沿ってY軸方向にモーター(図示せず。)により移動自在にキャリッジ22が配設されている。
そして、キャリッジ22内には、当該キャリッジ22に対して固定的に単数または複数の吐出ヘッド(図示せず。)が配設されている。吐出ヘッドには、バインダーを貯留したカートリッジ(図示せず。)からバインダーが供給される。
なお、ローラー24は、キャリッジ22における吐出ヘッドの前方側の位置に配設されている。
(II)本発明による三次元造形装置における供給槽と造形槽と排出槽との詳細な構成の説明
上記したように、供給槽14と造形槽16と排出槽18とはそれぞれ同様な構造を備えており、各槽におけるそれぞれの底板が、当該底板を囲む側壁部に対してXYZ直交座標系におけるZ軸方向に沿って相対的に移動可能な昇降板により構成されている。
従って、以下の説明においては、造形槽16についてのみ詳細に説明することとし、供給槽14と排出槽18との詳細な説明は適宜に省略する。
図5には、本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置における造形槽の要部の構成を模式的に示す一部破断斜視構成説明図があらわされている。なお、図5は、造形ステージとして機能する昇降板の高さ位置が最も低い状態にある場合を示している。
また、図6には、図5のF矢視における構成を模式的に示す一部破断構成説明図があらわされている。
さらに、図7(a)には、図6におけるG領域の要部の拡大説明図があらわされており、また、図7(b)には、図7(a)のJ−J線による断面説明図があらわされている。
以下に、図5乃至図7(a)(b)を参照しながら、三次元造形装置10の造形槽16について詳細に説明する。
この本発明の実施の形態の一例による三次元造形装置10における造形槽16は、上面視(K矢視)において略矩形状の平坦な表面たる造形面26aを備えるとともに予め設定された厚さT2の4個の端面26bを備えた板状体よりなり造形ステージとして機能する昇降板26と、昇降板26の4個の端面26bをそれぞれ取り囲むように配設されるとともに上下方向に延長して形成された4個の側壁部50とを有して構成されている。
ここで、4個の側壁部50は、その全体がアルミニウムなどの非磁性体材料により形成されている。
昇降板26の端面26bと側壁部50の内面50aとの間にはゴム材料により形成されたパッキン52が配設されており、昇降板26と側壁部50とはパッキン52を介して相対的に上下方向に摺動自在に形成されている。
昇降板26は造形槽16の底板としても機能するものであるが、昇降板26の端面26bと側壁部50の内面50aとの間にパッキン52が配設されているので、造形槽16内に粉末材料が存在する状態で昇降板26を上下方向に移動させても、造形槽16の外部に粉末材料が漏出することが防止される。
4個の側壁部50のうちのいずれか1個の側壁部50の外壁面50bには、Y軸方向における略中央位置において、Z軸方向(高さ方向(上下方向))に沿って側壁部50の上端面50cの近傍から下端面50dの近傍まで高さ方向に延長して形成された凹部50eが形成されている。
そして、この凹部50e内に、Z軸方向に沿って側壁部50の上端面50cの近傍から下端面50dの近傍まで上下方向に延長してリニアスケール54が配設されている。
リニアスケール54は、Z軸方向に沿って側壁部50の上端面50cの近傍から下端面50dの近傍に至る高さ位置を磁気により記憶している。
一方、昇降板26の裏面26cにおけるいずれか1個の端面26bの近傍には、凹部50e内に配設されたリニアスケール54と対向するように隣接して、磁気によりリニアスケール54に記憶された高さ位置を読み取る読み取りセンサー56が配設されている。
ここで、符号58は、一方の端部58a側を基台部12の略平板状の基底部12bに取り付けられるとともに、他方の端部58b側を昇降板26の裏面26cに取り付けられたパンタグラフである。
このパンタグラフ58は、マイクロコンピュータ(図示せず。)などの制御に基づきモーター27を駆動することによって、上下方向における伸縮量(上下方向における一方の端部58aと他方の端部58bとの間の距離)L2を制御され、伸縮量L2に応じて昇降板26の造形面26aの上下方向の高さ位置H2が設定されることになる。
(III)本発明による三次元造形装置における動作および制御方法の説明
以上の構成において、三次元造形装置10は、その全体的な動作をマイクロコンピューターにより制御されるものであるが、三次元造形物を造形する際の動作については上記において引用した特許文献などに開示された技術を用いればよいので、その詳細な説明は適宜に省略するものとして、以下においては、本発明の実施に関連する事項についてのみ説明する。
三次元造形装置10においては、供給槽14と造形槽16と排出槽18とにおけるそれぞれの昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)の高さ位置H2は、磁気によりリニアスケール54に記憶された高さ位置を読み取りセンサー56により読み通って検出することにより、マイクロコンピューターによって管理される。
即ち、三次元造形装置10においては、造形槽14の側壁部50を非磁性体材料により形成しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケール54に磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサー56により読み取ることができる。
ここで、三次元造形装置10においては、高さ位置H2を検出するための構成を、供給槽14と造形槽16と排出槽18との側壁50を非磁性体により形成するとともに当該側壁50に磁気により高さ位置を記録したリニアスケール54を取り付け、当該リニアスケール54に磁気により記録した高さ位置を読み取る読み取りセンサー16を昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)の裏面に配置するという簡潔な構成により実現している。
(IV)本発明による三次元造形装置の作用効果
三次元造形装置10によれば、高さ位置H2を検出するための構成について、従来の構造と比較すると構成部品の個数が低減されるとともに形状や構造などがシンプルとなるので、部品の組み立て精度や剛性により及ぼされる造形ステージなどとして機能する昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)の高さ位置H2の検出精度への影響が出にくくなって当該高さ位置H2の検出精度を向上することができ、かつ、コスト低減を図ることができるようになる。
(V)他の実施の形態および変形例の説明
なお、上記した実施の形態は例示に過ぎないものであり、本発明は他の種々の形態で実施することができる。即ち、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(5)に示すように変形するようにしてもよい。
(1)上記した実施の形態においては、側壁部50の全体をアルミニウムなどの非磁性体材料により形成するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、リニアスケール54を配置する凹部50eの領域のみをアルミニウムなどの非磁性体材料により形成し、他の領域は磁性体材料により形成してもよい。
あるいは、図8(a)(b)に示すように、リニアスケール54の読み取りセンサー16と対向する面にアルミニウムなどの非磁性体材料により形成した蓋部材60設けるようにして、側壁部50の全体は磁性体材料により形成するようにしてもよい。
図8(a)(b)に示す構成によれば、リニアスケール54と読み取りセンサー60との間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材たる蓋部材60を配置しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケール54に磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサー56により読み取ることができる。
そして、図8(a)(b)に示す構成も、従来の構造と比較すると構成部品の個数が低減されるとともに形状や構造などがシンプルとなるので、部品の組み立て精度や剛性により及ぼされる造形ステージとして機能する昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)の高さ位置H2の検出精度への影響が出にくくなって当該高さ位置H2の検出精度を向上することができ、かつ、コスト低減を図ることができるようになる。
さらに、図9(a)に示すように、側壁部50における内壁側に凹部50eを形成し、蓋部材60の凹部50e側にリニアスケール54を配設し、蓋部材60により凹部50eを遮蔽するようにしてもよい。
さらにまた、図9(b)に示すように、側壁部50における内壁側に凹部50eを形成してリニアスケール54を配設し、蓋部材60により凹部50eを遮蔽するようにしてもよい。
これら図9(a)(b)に示す構成によっても、リニアスケール54と読み取りセンサー60との間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材たる蓋部材60を配置しているので、磁気を妨げることなく、リニアスケール54に磁気により記録した高さ位置を読み取りセンサー56により読み取ることができる。
そして、図9(a)(b)に示す構成も、従来の構造と比較すると構成部品の個数が低減されるとともに形状や構造などがシンプルとなるので、部品の組み立て精度や剛性により及ぼされる造形ステージとして機能する昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)の高さ位置H2の検出精度への影響が出にくくなって当該高さ位置H2の検出精度を向上することができ、かつ、コスト低減を図ることができるようになる。
(2)上記した実施の形態においては、造形槽16と同様な構成により供給槽14と排出槽18とを構成する場合について説明したが、これに限られるものではないことは勿論である。
例えば、昇降板の高さ位置を極めて高精度に検出することが要求される造形槽16については、上記した実施の形態に示す構成を採用し、他の供給槽14と排出槽18とについては、上記した実施の形態に示す構成を採用してもよいし、あるいは、採用しなくてもよい。
(3)上記した実施の形態においては、昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)を昇降させる機構としてパンタグラフ58を用いる場合について説明したが、これに限られるものではないことは勿論である。
昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)を昇降させる機構は、設計条件などに応じて、例えば、テレスコピックなどの種々の機構を用いるようにしてもよい。
(4)上記した実施の形態においては、側壁部50に対して昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)を昇降させる場合について説明したが、これに限られるものではないことは勿論である。
昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)に対して、側壁部50を昇降させるようにしてもよい。
即ち、側壁部50と昇降板(供給槽14における昇降板20、造形槽16における昇降板26、排出槽18における昇降板)とは、両者が相対的に昇降すればよい。
(5)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(4)に示す各種の他の実施の形態や変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよいことは勿論である。
本発明は、粉末固着積層方式の三次元造形装置に用いて好適である。
10 三次元造形装置
12 基台部
12a 上面部
12b 基底部
14 供給槽
14a 開口部
16 造形槽
16a 開口部
18 排出槽
18a 開口部
20 昇降板
22 キャリッジ
24 ローラー
26 昇降板
26a 造形面
26b 端面
26c 裏面
27 モーター
28 ガイド部材
50 側壁部
50a 内面
50b 外壁面
50c 上端面
50d 下端面
50e 凹部
52 パッキン
54 リニアスケール
56 読み取りセンサー
58 パンタグラフ
58a 端部
58b 端部
60 蓋部材(遮蔽部材)
100 造形槽
102 昇降板
102a 端面
102b 造形面
102c 裏面
104 側壁部
104a 内面
106 パッキン
108 パンタグラフ
108a 端部
108b 端部
110 基底部
112 モーター
114 読み取りセンサー支持部材
116 読み取りセンサー
118 リニアセンサー支持部材
120 リニアスケール

Claims (7)

  1. 側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として前記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、
    前記造形槽の前記側壁部を非磁性体材料により形成し、
    前記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、
    前記リニアスケールに磁気により記録した前記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを前記昇降板の裏面に配置した
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  2. 側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として前記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、
    前記造形槽の前記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、
    前記リニアスケールに磁気により記録した前記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを前記昇降板の裏面に配置し、
    前記側壁部における前記リニアスケールを配置した領域を非磁性体材料により形成した
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  3. 側壁部に対して上下方向に相対的に移動可能に構成された昇降板を備えるとともに、供給された粉末材料を原料として前記昇降板上に三次元造形物が造形される造形槽を有する三次元造形装置において、
    前記造形槽の前記側壁部に磁気により高さ方向における高さ位置を記録したリニアスケールを取り付け、
    前記リニアスケールに磁気により記録した前記高さ位置を読み取る読み取りセンサーを前記昇降板の裏面に配置し、
    前記リニアスケールと前記読み取りセンサーとの間に非磁性体材料により形成された遮蔽部材を配置した
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  4. 請求項1、2または3のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
    前記リニアスケールと前記読み取りセンサーとは対向するように隣接して配置された
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  5. 請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
    前記昇降板の端面と前記側壁部の内面との間にパッキンを配置した
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
    前記側壁部の上端面の近傍から下端面の近傍まで前記側壁部の高さ方向に沿って延長した凹部を形成し、
    前記凹部内に前記リニアスケールを配置した
    ことを特徴とする三次元造形装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6のいずれか1項に記載の三次元造形装置において、
    前記昇降板は、略矩形状の平坦な表面たる造形面を備えるとともに予め設定された厚さの4個の端面を備えた板状体よりなり、
    前記側壁部は、前記昇降板の前記4個の端面をそれぞれ取り囲むように配設された4個の側壁部よりなり、
    前記リニアスケールは、前記4個の側壁部のうちのいずれか1個に配置され、
    前記読み取りセンサーは、前記昇降板の前記裏面において前記リニアスケールに隣接した前記端面近傍に配置された
    ことを特徴とする三次元造形装置。
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