JP2021119392A - より正の度数の1つ又は複数の領域を有した視力矯正用の眼科用光学レンズ - Google Patents
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Abstract
Description
「Optical Lens for Vision Correction Having One or More Areas of More Positive Power」というタイトルの2012年12月10日に出願されたオーストラリア仮特許出願第2012905371号明細書は、記載内容全体が本明細書に援用される。「Ophthalmic Optical Lens for Vision Correction Having One or More Areas of More Positive Power」というタイトルの2013年10月10日に出願された米国仮特許出願第61/889,189号明細書もまた、記載内容全体が本明細書に援用される。
ほんの一例として、添付の図面を参照して、本開示をさらに説明する。
図6は、レンズのオプティックゾーンの度数プロファイルの例示的な実施形態を示す。オプティックゾーン全域の度数は、オプティックゾーンの中心からの半弦距離に対して示される。図6の例は、
一次光学度数を有する一次領域101と、
中心部分111と、
第1の二次光学度数を有する中心部分111内の第1の二次領域102と、
一次領域101から第1の二次領域102への第1の度数遷移を有する第1の度数遷移領域104と、
周囲部分110と、
第2の二次光学度数を有する周囲部分110内の第2の二次領域103と、
一次領域101から第2の二次領域103への第2の度数遷移を有する第2の度数遷移領域105と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
一次光学度数は、屈折補正の処方に従って選択され、第1の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、第2の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、
第1の度数遷移は、少なくとも、第1の二次領域102における第1の二次光学度数から一次領域101における一次光学度数への度数の変化率が、第1の度数遷移104内の第1の遷移領域112と第1のステップ106との間の第1の境界点113において急速に変化し(これは、例えば、レンズの幅方向の距離に対する度数の変化率の大きさの変化の大きさが20D/mm2以上となり得ることを意味する)、その後、第1の度数遷移104内の第2の遷移領域115と第1のステップ106との間の第2の境界点114において、度数の変化率の急速な変化が続く、第1の度数遷移領域104内の第1のステップ106と、少なくとも、第2の二次領域103における第2の二次光学度数から一次領域101における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移105の第3の遷移領域119と第2のステップ107との間の第3の境界点118において急速に変化し、その後、第2の度数遷移105内の第4の遷移領域116と第2のステップ107との間の第4の境界点117において、度数の変化率の急速な変化が続く、第2の度数遷移領域105内の第2のステップ107とを
含む、眼科用レンズに関する。特定の実施形態では、レンズの幅方向の距離に対する度数の変化率の大きさは、少なくとも0.5D/mm、1D/mm、2D/mm、4D/mm、又は8D/mmでもよい。
図10は、レンズのオプティックゾーンの度数プロファイルの例示的な実施形態を示す。オプティックゾーン全域の度数は、オプティックゾーンの中心からの半弦距離に対して示される。図10の例は、
一次光学度数を有する一次領域501と、
中心部分511と、
第1の二次光学度数を有する中心部分511内の第1の二次領域502と、
一次領域501から第1の二次領域502への第1の度数遷移を有する第1の度数遷移領域504と、
周囲部分510と、
第2の二次光学度数を有する周囲部分510内の第2の二次領域503と、
一次領域501から第2の二次領域503への第2の度数遷移を有する第2の度数遷移領域505と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
一次光学度数は、屈折補正の処方に従って選択され、第1の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、第2の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、
第1の度数遷移は、少なくとも、第1の二次領域502における第1の二次光学度数から一次領域501における一次光学度数への度数の変化率が、第1の度数遷移504内の第1の遷移領域512と第1のステップ506との間の第1の境界点513において急速に変化し、その後、第1の度数遷移504内の第2の遷移領域515と第1のステップ506との間の第2の境界点514において、度数の変化率の急速な変化が続く、第1の度数遷移領域504内の第1のステップ506と、
少なくとも、第2の二次領域503における第2の二次光学度数から一次領域501における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移505の第3の遷移領域519と第2のステップ507との間の第3の境界点518において急速に変化し、その後、第2の度数遷移505内の第4の遷移領域516と第2のステップ507との間の第4の境界点517において、度数の変化率の急速な変化が続く、第2の度数遷移領域505内の第2のステップ507とを含む、眼科用レンズに関する。
式中、
Xは、半弦距離であり、
Pは、半弦距離Xにおける度数であり、
Rは、半弦距離Xにおける度数Pの変化率の大きさであり、
度数の変化率の大きさの単位は、D/mm(1ミリメートル当たりのジオプター)である。
度数の変化率の大きさの変化の大きさ(すなわち、Xに対するRの導関数の絶対値)の単位は、D/mm2(1平方ミリメートル当たりのジオプター)である。
図10では、第1のステップ506は、第1の遷移領域512と第1のステップ506との間の第1の境界点513において、度数の変化率において緩やかな変化を有し、第2の遷移領域515と第1のステップ506との間の第2の境界点514においても度数の変化率において緩やかな変化を有する。図11では、第1の二次領域502から第1のステップ506に近づいたのち、一次領域501に向けて第1のステップを離れる度数の変化率の大きさは、第1の遷移領域512及び第1の境界点513において度数の変化率の大きさの減少として見られ、その後、第2の境界点514及び第2の遷移領域515において度数の変化率の大きさの増加が続く。この例示的な実施形態では、境界点513及び514における度数の変化率の大きさの変化は緩やかで、第1の境界点513の場合、約7D/mm2であり、第2の境界点514の場合、9D/mm2である。
図10では、第2のステップ507は、第4の遷移領域516と第2のステップ507との間の第4の境界点517において、度数の変化率の大きさにおいて急速な変化を有し、第3の遷移領域519と第2のステップ507との間の第3の境界点518において、度数の変化率の大きさにおいてより急速な変化を有する。図11では、第2の二次領域503から第2のステップ507に近づいたのち、一次領域501に向けて第1のステップを離れる度数の変化率の大きさは、第3の遷移領域519及び第3の境界点518において度数の変化率の大きさの減少として見られ、その後、第4の境界点517及び第4の遷移領域516において度数の変化率の大きさの増加が続く。この例示的な実施形態では、境界点517及び518における度数の変化率の大きさの変化の大きさは、急速から非常に急速の範囲で、第4の境界点517の場合、約20D/mm2であり、第3の境界点518の場合、35D/mm2である。
図7は、レンズのオプティックゾーンの度数プロファイルの例示的な実施形態を示す。オプティックゾーン全域の度数は、オプティックゾーンの中心からの半弦距離に対して示される。図7の例は、
一次光学度数を有する一次領域201と、
中心部分211と、
第1の二次光学度数を有する中心部分211内の第1の二次領域202と、
一次領域201から第1の二次領域202への第1の度数遷移を有する第1の度数遷移領域204と、
周囲部分210と、
第2の二次光学度数を有する周囲部分210内の第2の二次領域203と、
一次領域201から第2の二次領域203への第2の度数遷移を有する第2の度数遷移領域205と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
一次光学度数は、屈折補正の処方に従って選択され、第1の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、第2の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、
第1の度数遷移は、少なくとも、第1の二次領域202における第1の二次光学度数から一次領域201における一次光学度数への度数の変化率が、第1の度数遷移204内の第1の遷移領域212と第1のステップ206との間の第1の境界点213において急速に変化し、その後、第1の度数遷移204内の第2の遷移領域215と第1のステップ206との間の第2の境界点214において、度数の変化率の急速な変化が続く、第1の度数遷移領域204内の第1のステップ206と、
少なくとも第2のステップ207及び第3のステップ208と、を含み、
第2のステップ207は、第2の二次領域203における第2の二次光学度数から一次領域201における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移205内の第3の遷移領域219と第2のステップ207との間の第3の境界点218において急速に変化し、その後、第2の度数遷移205内の第4の遷移領域216と第2のステップ207との間の第4の境界点217において、度数の変化率の急速な変化が続く、第2の度数遷移領域205内に位置し、第3のステップ208は、第2の二次領域203における第2の二次光学度数から一次領域201における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移205内の第5の遷移領域221と第3のステップ208との間の第5の境界点221において急速に変化し、その後、第2の度数遷移205内の第3の遷移領域219と第3のステップ208との間の第6の境界点220において、度数の変化率の急速な変化が続く第2の度数遷移領域205内に位置する、眼科用レンズに関する。
図8は、レンズのオプティックゾーンの度数プロファイルの例示的な実施形態を示す。図8の例は、
一次光学度数を有する一次領域301と、
中心部分311と、
第1の二次光学度数を有する中心部分311内の第1の二次領域302と、
一次領域301から第1の二次領域302への第1の度数遷移を有する第1の度数遷移領域304と、
周囲部分310と、
第2の二次光学度数を有する周囲部分310内の第2の二次領域303と、
一次領域301から第2の二次領域303への第2の度数遷移を有する第2の度数遷移領域305と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
一次光学度数は、屈折補正の処方に従って選択され、第1の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、第2の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、
第1の度数遷移は、少なくとも、第1の二次領域302における第1の二次光学度数から一次領域301における一次光学度数への度数の変化率が、第1の度数遷移304内の第1の遷移領域312と第1のステップ306との間の第1の境界点313において変化し、その後、第1の度数遷移304内の第2の遷移領域315と第1のステップ306との間の第2の境界点314において、度数の変化率の変化が続く、第1の度数遷移領域304内の第1のステップ306と、
少なくとも第2のステップ307及び第3のステップ308と、を含み、
第2のステップ307は、第2の二次領域303における第2の二次光学度数から一次領域301における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移305内の第3の遷移領域319と第2のステップ307との間の第3の境界点318において変化し、その後、第2の度数遷移305内の第4の遷移領域316と第2のステップ307との間の第4の境界点317において、度数の変化率の変化が続く、第2の度数遷移領域305内に位置し、第3のステップ308は、第2の二次領域303における第2の二次光学度数から一次領域301における一次光学度数への度数の変化率が、第2の度数遷移305内の第5の遷移領域321と第3のステップ308との間の第5の境界点321において変化し、その後、第2の度数遷移305内の第3の遷移領域319と第3のステップ308との間の第6の境界点320において、度数の変化率の変化が続く第2の度数遷移領域305内に位置する、眼科用レンズに関する。
図9は、レンズのオプティックゾーンの度数プロファイルの例示的な実施形態を示す。図9の例は、
一次光学度数を有する一次領域401と、
中心部分411と、
第1の二次光学度数を有する中心部分411内の第1の二次領域402と、
一次領域401から第1の二次領域402への第1の度数遷移を有する第1の度数遷移領域404と、
周囲部分410と、
第2の二次光学度数を有する周囲部分410内の第2の二次領域403と、
一次領域401から第2の二次領域403への第2の度数遷移を有する第2の度数遷移領域405と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
第1の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、第2の二次光学度数は、一次光学度数と比べてより正であり、
第1の度数遷移は、少なくとも、第1の度数遷移領域404内の第1のステップ406と、
少なくとも、第2の度数遷移領域405内の第2のステップ407と、を含み、
一次領域401は、一次領域とは異なる光学度数を有する光学領域409を含む、眼科用レンズに関する。
図9の例示的な実施形態では、一次領域401の度数は、約−2.5Dであり、一次度数と比べて約0.75D分より正の光学度数を有する環状光学領域409を有する。このような光学領域は、老眼の矯正及び/又は目の成長の低減及び/又は近視の進行の低減のために、近見視力の改善を提供し得る。
請求項に係る発明の内容のさらなる利点は、以下の例示的な実施形態から明らかとなるであろう。
実施例A1.光学度数を有する一次領域と、1つ又は複数の二次領域とを有するオプティカルゾーンを含む眼科用レンズであって、
1つ又は複数の二次領域の少なくとも1つは、一次領域の周囲に位置し、
1つ又は複数の二次領域は、一次領域の光学度数と比べてより正の光学度数を有し、
一次領域と、少なくとも1つ又は1つ又は複数の二次領域との間で、度数の変化率の大きさが減少したのち増加する、一次領域及び1つ又は複数の二次領域の少なくとも1つを含まない少なくとも1つのステップを有して、光学度数がより負の度数とより正の度数との間で漸進的に遷移する、眼科用レンズ。
実施例A2.少なくとも1つの一次光学度数を有する少なくとも1つの一次領域と、
第1の光学度数を有する第1の二次領域と、
第2の光学度数を有する第2の二次領域と、
を含むオプティカルゾーンを含む、眼科用レンズであって、
第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方は、少なくとも1つの一次領域の周囲にあり、第1及び第2の光学度数は、少なくとも1つの一次光学度数と比べてより正であり、
隣接する一次領域と二次領域との間に、度数遷移の変化率の大きさが減少したのち増加する、一次及び二次領域における一次及び二次度数を含まない少なくとも1つのステップを有した、一次光学度数から隣接する二次領域の二次光学度数への度数遷移が存在する、眼科用レンズ。
実施例A3.少なくとも1つの一次光学度数を有する少なくとも1つの一次領域と、
第1の光学度数を有する第1の二次領域及び第2の光学度数を有する第2の二次領域を含む少なくとも2つの二次領域と、
を含むオプティカルゾーンを含む、眼科用レンズであって、
第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方は、少なくとも1つの一次領域の周囲にあり、第1及び第2の光学度数は、少なくとも1つの一次光学度数と比べてより正であり、
少なくとも1つの一次領域が第1の二次領域及び第2の二次領域の一方に隣接する場合に度数遷移の変化率の大きさが急速に減少したのち急速に増加する、少なくとも1つの一次光学度数及び第1及び二次光学を含まない少なくとも1つのステップを有した、少なくとも1つの一次光学度数から第1の光学度数及び第2の光学度数の少なくとも一方への度数遷移が存在する、眼科用レンズ。
実施例A4.目の屈折異常を矯正する及び目の成長を制御するための眼科用レンズであって、光学度数を有する一次領域と、一次領域の周囲に少なくとも1つを含み、一次領域の光学度数と比べてより正の光学度数を有する1つ以上の二次領域とを備えたオプティカルゾーンを含み、一次領域と1つ以上の二次領域との間で、度数の変化率の大きさがレンズによって経験される視覚機能又は視機能の改善に十分な量だけ及び距離にわたって減少したのち増加する、一次領域及び1つ以上の二次領域を含まない少なくとも1つのステップを有して、より負の度数とより正の度数との間で光学度数が漸進的に遷移する、眼科用レンズ。
A5.レンズが目の屈折異常を矯正するためのものである、実施例A1〜A3の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A6.レンズが目の屈折異常を矯正するため及び目の成長を制御するためのものである、実施例A1〜A3の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A7.二次光学度数が、一次光学度数と比べて、0.5D〜3.5D、0.75D〜2.5D、又は1D〜2.5D分だけより正である、実施例A1〜A6の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A8.二次光学度数が、一次光学度数と比べて、少なくとも0.5D、0.75D、1D、2D、2.5D、3D、又は3.5D分だけより正である、実施例A1〜Ax6の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A9.一次領域の幅が、約0.2mm、0.5mm、1mm、2mm、3mm、4mm、又は5mmである、実施例A1〜A8の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A10.一次領域の幅が、0.2mm〜5mm、0.5〜1mm、0.5mm〜2mm、0.5mm〜3mm、1mm〜4mm、又は2mm〜4mmである、実施例A1〜A8の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A11.中心の二次領域の幅が、0mm〜3mm、0.5mm〜3mm、1mm〜2.5mm、又は2mm〜2.5mmである、実施例A1〜A10の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A12.ステップの少なくとも1つの幅が、およそ0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A13.ステップの少なくとも2つの幅が、およそ0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A14.ステップの少なくとも3つの幅が、およそ0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A15.ステップの少なくとも4つの幅が、およそ0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A16.ステップの少なくとも1つの幅が、約0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A17.ステップの少なくとも2つの幅が、約0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A18.ステップの少なくとも3つの幅が、約0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A19.ステップの少なくとも4つの幅が、約0.1mm、0.2mm、又は0.3mmである、実施例A1〜A11の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A20.ステップの1つ又は複数の光学度数の漸進的遷移の変化率が単調に増加する、実施例A1〜A19の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A21。ステップの1つ又は複数の光学度数の漸進的遷移の変化率が単調に減少する、実施例A1〜A19の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A22.ステップの1つ又は複数の光学度数の少なくとも一部の変化率が均一又は実質的に均一である、実施例A1〜A21の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A23.ステップの1つ又は複数の光学度数の少なくとも一部の変化率がゼロ又は実質的に均一である、実施例A1〜A21の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A24.ステップの1つ又は複数の光学度数の少なくとも一部の変化率は、急速であり、0.3mm、0.25mm、0.2mm、又は0.15mm未満の境界点幅上で生じる、実施例A1〜A23の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A25.ステップの1つ又は複数の光学度数の少なくとも一部の変化率は、緩やかであり、0.15〜1mm、0.25〜0.75mm、又は0.3〜0.5mmの境界点幅上で生じる、実施例A1〜A23の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A26.レンズが、近視の矯正及び近視の進行の制御のためのものである、実施例A1〜A25の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A27.レンズが、目の以下の屈折異常:近視、遠視、乱視及び老眼の内の1つ又は複数の矯正のためのものである、実施例A1〜A25の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A28.レンズがコンタクトレンズである、実施例A1〜A27の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A29.レンズが眼内レンズである、実施例A1〜A27の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A30.レンズが視覚機能又は視機能を改善させる、実施例A1〜A29の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A31.レンズが以下:視覚の明瞭さ、複視の程度、ゴースティングの程度、歪み、コントラスト、コントラスト感度、視力、及び視覚の全体的な質の内の1つ又は複数を改善させる、実施例A1〜A29の1つ又は複数の眼科用レンズ。
A32.実施例A1〜A29の1つ又は複数のレンズを用いた、近視を矯正する及び近視の進行を制御する方法。
A33.実施例A1〜の1つ又は複数のレンズを用いた、目の以下の屈折異常:近視、遠視、乱視及び老眼の内の1つ又は複数を矯正する方法
A34.実施例A1〜A29の1つ又は複数のレンズを用いた、視覚機能又は視機能を改善させる方法。
A35.実施例A1〜A29の1つ又は複数のレンズを用いた、以下:視覚の明瞭さ、複視の程度、ゴースティングの程度、歪み、コントラスト、コントラスト感度、視力、及び視覚の全体的な質の内の1つ又は複数を改善させる方法。
実施例B1.少なくとも第1の度数プロファイルを有する少なくとも1つの内側部分と、少なくとも第2の度数プロファイルを有する少なくとも1つの外側部分と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
少なくとも1つの内側部分の第1の度数プロファイルは、少なくとも第1のステップを有し、第1のステップは、その両側において、第1の境界点及び第2の境界点と境界を接し、第1の度数プロファイルは、第1の境界点において度数の変化率の第1の変化と、第2の境界点において度数の変化率の第2の変化とを有し、
少なくとも1つの外側部分の第2の度数プロファイルは、少なくとも第2のステップを有し、第2のステップは、その両側において、第3の境界点及び第4の境界点と境界を接し、第2の度数プロファイルは、第3の境界点において度数の変化率の第3の変化と、第4の境界点において度数の変化率の第4の変化とを有する、眼科用レンズ。
B2.少なくとも第1のステップを有する少なくとも1つの内側部分は、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、又は2〜4つのステップを有する、実施例B1の眼科用レンズ。
B3.少なくとも第1のステップを有する少なくとも1つの内側部分は、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、又は2〜4つのステップを有する、実施例B1又はB2の眼科用レンズ。
B4.境界点における度数の変化率の変化が急速である、実施例B1〜B2、又はB3の眼科用レンズ。
B5.境界点における度数の変化率の変化が緩やかである、実施例B1〜B2、又はB3の眼科用レンズ。
B6.ステップ内の度数が、以下:一定、実質的に一定、減少する、及び増加する、の内の1つ又は複数である、実施例B1〜B4、又はB5の眼科用レンズ。
B7.第1のステップ内の度数及び第2のステップ内の度数は、同じ、実質的に同じ、又は異なる、実施例B1〜B5、又はB6の眼科用レンズ。
B8.ステップの幅が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmである、実施例B1〜B6、又はB7の眼科用レンズ。
B9.実施例B1〜B8の1つ又は複数のレンズを用いた、近視を矯正する及び近視の進行を制御する方法。
B10.実施例B1〜B8の1つ又は複数のレンズを用いた、目の以下の屈折異常:近視、遠視、乱視及び老眼の内の1つ又は複数を矯正する方法。
B11.実施例B1〜B8の1つ又は複数のレンズを用いた、視覚機能又は視機能を改善させる方法。
B12.実施例B1〜B8の1つ又は複数のレンズを用いた、以下:視覚の明瞭さ、複視の程度、ゴースティングの程度、歪み、コントラスト、コントラスト感度、視力、及び視覚の全体的な質の内の1つ又は複数を改善させる方法。
実施例C1.少なくとも1つの一次光学度数を有する少なくとも1つの一次領域と、
第1の光学度数を有する第1の二次領域及び第2の光学度数を有する第2の二次領域を含む少なくとも2つの二次領域と、
を含むオプティカルゾーンを含む、眼科用レンズであって、
第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方は、少なくとも1つの一次領域の周囲にあり、第1及び第2の光学度数は、少なくとも1つの一次光学度数と比べてより正であり、
少なくとも第1のステップを有する、少なくとも1つの一次光学度数から第1の光学度数への第1の度数遷移と、少なくとも第2のステップを有する、少なくとも1つの一次光学度数から第2の光学度数への第2の度数遷移とが存在し、これらのステップは、少なくとも1つの一次領域及び第1及び第2の二次領域を含まず、第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、度数遷移の変化率の大きさが減少したのち増加する、眼科用レンズ。
C2.度数遷移の変化率の大きさが急速に減少したのち急速に増加する、実施例C1の眼科用レンズ。
C3.度数遷移の変化率の大きさが緩やかに減少したのち緩やかに増加する、実施例C1の眼科用レンズ。
C4.少なくとも1つの一次領域は、0.2mm〜2mm、0.3mm〜1.75mm、又は0.4mm〜1.5mmの幅を有する、実施例C1〜C2、又はC3の眼科用レンズ。
C5.第1及び第2の光学度数は、少なくとも1つの一次光学度数よりも最大で5D、4D、又は3Dの量分、より正である、実施例C1〜C3、又はC4の眼科用レンズ。
C6.第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方は、0mm〜2mm、0.1mm〜1.75mm、又は0.2mm〜1.5mmの幅を有する、実施例C1〜C4、又はC5の眼科用レンズ。
C7.第1の度数遷移及び第2の度数遷移の少なくとも一方は、1〜6つ、1〜5つ、2〜6つ、2〜5つ、又は2〜4つのステップを有する、実施例C1〜C5、又はC6の眼科用レンズ。
C8.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、幅が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmである、実施例C1〜C6、又はC7の眼科用レンズ。
C9.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、度数が一次領域の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分より正でもよい、実施例C1〜C7、又はC8の眼科用レンズ。
C10.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、度数が第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低い、実施例C1〜C8、又はC9の眼科用レンズ。
C11.実施例C1〜C10の1つ又は複数のレンズを用いた、近視を矯正する及び近視の進行を制御する方法。
C12.実施例C1〜C10の1つ又は複数のレンズを用いた、目の以下の屈折異常:近視、遠視、乱視及び老眼の内の1つ又は複数を矯正する方法。
C13.実施例C1〜C10の1つ又は複数のレンズを用いた、視覚機能又は視機能を改善させる方法。
C11.実施例C1〜C10の1つ又は複数のレンズを用いた、以下:視覚の明瞭さ、複視の程度、ゴースティングの程度、歪み、コントラスト、コントラスト感度、視力、及び視覚の全体的な質の内の1つ又は複数を改善させる方法。
D1.少なくとも第1の度数プロファイルを有する少なくとも1つの中心部分と、少なくとも第2の度数プロファイルを有する少なくとも1つの周囲部分と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズであって、
少なくとも1つの中心部分の第1の度数プロファイルは、少なくとも第1のステップを有し、第1のステップは、その両側において、第1の境界点及び第2の境界点と境界を接し、第1の度数プロファイルは、第1の境界点において度数の変化率の第1の変化と、第2の境界点において度数の変化率の第2の変化とを有し、
少なくとも1つの周囲部分の第2の度数プロファイルは、少なくとも第2のステップを有し、第2のステップは、その両側において、第3の境界点及び第4の境界点と境界を接し、第2の度数プロファイルは、第3の境界点において度数の変化率の第3の変化と、第4の境界点において度数の変化率の第4の変化とを有する、眼科用レンズ。
D2.少なくとも1つの中心部分が、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、2〜6つ、2〜4つのステップ、3〜5つのステップ、又は3〜6つのステップを有する、実施例D1の眼科用レンズ。
D3.少なくとも1つの中心部分が、少なくとも2、3、4、5つのステップを有する、実施例D1又はD2の眼科用レンズ。
D4.少なくとも1つの周囲部分が、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、2〜4つのステップ、3〜5つのステップ、又は3〜6つのステップを有する、前述の実施例D1〜D3の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D5.少なくとも1つの周囲部分が、少なくとも2、3、4、又は5つのステップを有する、前述の実施例D1〜D4の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D6.境界点の1つ又は複数における度数の変化率の変化が急速である、前述の実施例D1〜5の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D7.境界点の1つ又は複数における度数の変化率の変化が緩やかである、前述の実施例D1〜D6の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D8.ステップの1つ又は複数内の度数が、以下:一定、実質的に一定、減少する、及び増加する、の内の1つ又は複数である、前述の実施例D1〜D7の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D9.第1のステップ内の度数及び第2のステップ内の度数は、同じ、実質的に同じ、又は異なる、前述の実施例D1〜D8の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D10.ステップの1つ又は複数が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmの幅を有する、前述の実施例D1〜D9の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D11.ステップの1つ又は複数が、少なくとも0.1mm、0.15mm、0.25mm、0.5mm、1mm、又は1.25mmの幅を有する、前述の実施例D1〜D10の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D12.レンズが近視の矯正及び/又は近視の進行の制御のためのものである、前述の実施例D1〜D11の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D13.レンズが老眼の矯正のためのものである、前述の実施例D1〜D12の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D14.少なくとも1つの周囲部分は、少なくとも4つ又は5つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、少なくとも1つの中心部分は、少なくとも2つ又は3つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、前述の実施例D1〜D13の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D15.少なくとも1つの周囲部分は、2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、少なくとも1つの中心部分は、1〜2つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、前述の実施例D1〜D13の少なくとも1つの眼科用レンズ。
D16.少なくとも1つの周囲部分は、2〜4つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、少なくとも1つの中心部分は、2〜3つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、前述の実施例D1〜D13の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E17.少なくとも1つの一次光学度数を有する少なくとも1つの一次領域と、
第1の光学度数を有する第1の二次領域及び第2の光学度数を有する第2の二次領域を含む少なくとも2つの二次領域と、
を含むオプティカルゾーンを含む、眼科用レンズであって、
第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方は、少なくとも1つの一次領域の周囲にあり、第1及び第2の光学度数は、少なくとも1つの一次光学度数と比べてより正であり、
少なくとも第1のステップを有する、少なくとも1つの一次光学度数から第1の光学度数への第1の度数遷移と、少なくとも第2のステップを有する、少なくとも1つの一次光学度数から第2の光学度数への第2の度数遷移とが存在し、これらのステップは、少なくとも1つの一次領域及び第1及び第2の二次領域を含まず、第1のステップの少なくとも1つ及び第2のステップの少なくとも1つに関して、度数遷移の変化率の大きさがステップの前の境界点において減少したのちステップの後の境界点において増加する、眼科用レンズ。
E18.ステップに関して、ステップの前の境界点における度数遷移の変化率の大きさは、以下の様式:中程度、急速及び緩やかの内の1つ又は複数で減少したのち、ステップの後の境界点において、以下の様式:中程度、急速及び緩やかの内の1つ又は複数で増加する、実施例E17の眼科用レンズ。
E19.度数遷移の変化率の大きさは、ステップの前の境界点において急速に減少したのち、ステップの後の境界点において急速に増加する、実施例E17〜E18の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E20.度数遷移の変化率の大きさは、ステップの前の境界点において緩やかに減少したのち、ステップの後の境界点において緩やかに増加する、実施例E17〜E18の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E21.度数遷移の変化率の大きさは、ステップの前の境界点において中程度に減少したのち、ステップの後の境界点において中程度に増加する、実施例E17〜E18の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E22.少なくとも1つの一次領域は、0.2mm〜2mm、0.3mm〜1.75mm、又は0.4mm〜1.5mmの幅を有する、実施例E17〜E21の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E23.第1及び第2の光学度数が、少なくとも1つの一次光学度数と比べて最大で5D、4D、又は3Dの量分、より正である、実施例E17〜E22の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E24.第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方が、0mm〜2mm、0.1mm〜1.75mm、又は0.2mm〜1.5mmの幅を有する、実施例E17〜E23の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E25.第1の度数遷移及び第2の度数遷移の少なくとも一方は、1〜6つ、1〜5つ、2〜6つ、2〜5つ、又は2〜4つのステップを有する、実施例E17〜E24の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E26.第1の度数遷移及び第2の度数遷移の少なくとも一方は、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、実施例E17〜E25の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E27.第1の度数遷移及び第2の度数遷移は、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、実施例E17〜E26の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E28.第1の度数遷移及び第2の度数遷移の少なくとも一方は、二次領域の1つ又は複数間又は各二次領域間に、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有する、実施例E17〜E27の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E29.二次領域の1つ又は複数間又は各二次領域間に、少なくとも2、3、4、5、又は6つの半径方向に間隔を空けたステップが存在する、実施例E17〜E28の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E30.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、幅が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmである、実施例E17〜E29の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E31.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、度数が一次領域の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分より正である、実施例E17〜E30の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E32.第1のステップ及び第2のステップに関して、度数が一次領域の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分より正である、実施例E17〜E30の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E33.第1のステップ及び第2のステップの少なくとも一方に関して、度数が第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低い、実施例E17〜E32の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E34.第1のステップ及び第2のステップに関して、度数が第1の二次領域及び第2の二次領域の少なくとも一方の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低い、実施例E17〜E32の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E35.第1のステップ及び第2のステップに関して、度数が第1の二次領域及び第2の二次領域の度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低い、実施例E17〜E32の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E36.レンズが近視の矯正及び/又は近視の進行の制御のためのものである、前述の実施例E17〜E35の少なくとも1つの眼科用レンズ。
E37.レンズが老眼の矯正のためのものである、前述の実施例E17〜E35の少なくとも1つの眼科用レンズ。
Claims (37)
- 少なくとも第1の度数プロファイルを有する少なくとも1つの中心部分と、少なくとも第2の度数プロファイルを有する少なくとも1つの周囲部分と、
を含むオプティックゾーンを含む、眼科用レンズにおいて、
前記少なくとも1つの中心部分の前記第1の度数プロファイルは、少なくとも第1のステップを有し、前記第1のステップは、その両側において、第1の境界点及び第2の境界点と境界を接し、前記第1の度数プロファイルは、前記第1の境界点において度数の変化率の第1の変化と、前記第2の境界点において度数の変化率の第2の変化とを有し、
前記少なくとも1つの周囲部分の前記第2の度数プロファイルは、少なくとも第2のステップを有し、前記第2のステップは、その両側において、第3の境界点及び第4の境界点と境界を接し、前記第2の度数プロファイルは、前記第3の境界点において度数の変化率の第3の変化と、前記第4の境界点において度数の変化率の第4の変化とを有することを特徴とする眼科用レンズ。 - 請求項1に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの中心部分が、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、2〜6つ、2〜4つのステップ、3〜5つのステップ、又は3〜6つのステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1又は2に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの中心部分が、少なくとも2、3、4、5つのステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの周囲部分が、1〜6つ、1〜5つ、2〜5つ、2〜4つのステップ、3〜5つのステップ、又は3〜6つのステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの周囲部分が、少なくとも2、3、4、又は5つのステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記境界点の1つ又は複数における前記度数の変化率の変化が急速であることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至6の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記境界点の1つ又は複数における前記度数の変化率の変化が緩やかであることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記ステップの1つ又は複数内の度数が、一定、実質的に一定、減少する、及び増加する、の内の1つ又は複数であることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至8の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ内の前記度数及び前記第2のステップ内の前記度数は、同じ、実質的に同じ、又は異なることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至9の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記ステップの1つ又は複数が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmの幅を有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至10の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記ステップの1つ又は複数が、少なくとも0.1mm、0.15mm、0.25mm、0.5mm、1mm、又は1.25mmの幅を有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至11の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記レンズが近視の矯正及び/又は近視の進行の制御のためのものであることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至12の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記レンズが老眼の矯正のためのものであることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至13の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの周囲部分は、少なくとも4つ又は5つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、前記少なくとも1つの中心部分は、少なくとも2つ又は3つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至13の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの周囲部分は、2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、前記少なくとも1つの中心部分は、1〜2つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項1乃至13の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの周囲部分は、2〜4つの半径方向に間隔を空けたステップを有し、前記少なくとも1つの中心部分は、2〜3つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 少なくとも1つの一次光学度数を有する少なくとも1つの一次領域と、
第1の光学度数を有する第1の二次領域及び第2の光学度数を有する第2の二次領域を含む少なくとも2つの二次領域と、
を含むオプティカルゾーンを含む、眼科用レンズにおいて、
前記第1の二次領域及び前記第2の二次領域の少なくとも一方は、前記少なくとも1つの一次領域の周囲にあり、前記第1及び第2の光学度数は、前記少なくとも1つの一次光学度数と比べてより正であり、
少なくとも第1のステップを有する、前記少なくとも1つの一次光学度数から前記第1の光学度数への第1の度数遷移と、少なくとも第2のステップを有する、前記少なくとも1つの一次光学度数から前記第2の光学度数への第2の度数遷移とが存在し、前記ステップは、前記少なくとも1つの一次領域及び前記第1及び第2の二次領域を含まず、前記第1のステップの少なくとも1つ及び前記第2のステップの少なくとも1つに関して、前記度数遷移の変化率の大きさが前記ステップの前の前記境界点において減少したのち前記ステップの後の前記境界点において増加することを特徴とする眼科用レンズ。 - 請求項17に記載の眼科用レンズにおいて、前記ステップに関して、前記ステップの前の前記境界点における前記度数遷移の変化率の大きさは、中程度、急速及び緩やかの内の1つ又は複数で減少したのち、前記ステップの後の前記境界点において、中程度、急速及び緩やかの内の1つ又は複数で増加することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17又は18に記載の眼科用レンズにおいて、前記度数遷移の変化率の大きさは、前記ステップの前の前記境界点において急速に減少したのち、前記ステップの後の前記境界点において急速に増加することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17又は18に記載の眼科用レンズにおいて、前記度数遷移の変化率の大きさは、前記ステップの前の前記境界点において緩やかに減少したのち、前記ステップの後の前記境界点において緩やかに増加することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17又は18に記載の眼科用レンズにおいて、前記度数遷移の変化率の大きさは、前記ステップの前の前記境界点において中程度に減少したのち、前記ステップの後の前記境界点において中程度に増加することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至21の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記少なくとも1つの一次領域は、0.2mm〜2mm、0.3mm〜1.75mm、又は0.4mm〜1.5mmの幅を有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至22の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1及び第2の光学度数が、前記少なくとも1つの一次光学度数と比べて最大で5D、4D、又は3Dの量分、より正であることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至23の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1の二次領域及び前記第2の二次領域の少なくとも一方が、0mm〜2mm、0.1mm〜1.75mm、又は0.2mm〜1.5mmの幅を有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至24の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1の度数遷移及び前記第2の度数遷移の少なくとも一方は、1〜6つ、1〜5つ、2〜6つ、2〜5つ、又は2〜4つのステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至25の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1の度数遷移及び前記第2の度数遷移の少なくとも一方は、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至26の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1の度数遷移及び前記第2の度数遷移は、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至27の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1の度数遷移及び前記第2の度数遷移の少なくとも一方は、1つ又は複数の前記二次領域間又は各二次領域間に、1〜5つ、2〜4つ、1〜3つ、2〜3つ、2〜5つ、又は2〜6つの半径方向に間隔を空けたステップを有することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至28の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、1つ又は複数の前記二次領域間又は各二次領域間に、少なくとも2、3、4、5、又は6つの半径方向に間隔を空けたステップが存在することを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至29の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップの少なくとも一方に関して、前記幅が、0mm〜1.5mm、0.1mm〜1.25mm、0.1mm〜1mm、又は0.15mm〜1mmであることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至30の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップの少なくとも一方に関して、前記度数が前記一次領域の前記度数よりも最大で5D、4D、又は3D分より正であることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至30の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップに関して、前記度数が前記一次領域の前記度数よりも最大で5D、4D、又は3D分より正であることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至32の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップの少なくとも一方に関して、前記度数が前記第1の二次領域及び前記第2の二次領域の少なくとも一方の前記度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低いことを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至32の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップに関して、前記度数が前記第1の二次領域及び前記第2の二次領域の少なくとも一方の前記度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低いことを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至32の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記第1のステップ及び前記第2のステップに関して、前記度数が前記第1の二次領域及び前記第2の二次領域の前記度数よりも最大で5D、4D、又は3D分、正の度合いが低いことを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至35の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記レンズが近視の矯正及び/又は近視の進行の制御のためのものであることを特徴とする眼科用レンズ。
- 請求項17乃至35の何れか1項に記載の眼科用レンズにおいて、前記レンズが老眼の矯正のためのものであることを特徴とする眼科用レンズ。
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