JP2021117949A - 判定装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】Cookieを使用することなく、端末を識別するための情報をブラウザに記憶させる。【解決手段】端末から通信を介してサーバから取得される第1の画像と、端末に保存された第1の画像のキャッシュとして取得される第2の画像とが、同一の画像情報であることに基づいて、第1及び第2の画像に含まれる画像情報から、端末の識別情報を判定する判定部を備える判定装置である。【選択図】図3
Description
本発明は、端末の識別情報としてのCookieに代わる判定システム、判定方法、判定装置及びコンピュータプログラムに関する。
端末は、ブラウザの動作によってサーバに接続する。ブラウザの動作によってサーバに接続する場合に、端末の識別情報としてCookieが使用されることが一般的である。サーバは、端末が送信するCookieを取得することで、ブラウザの動作に応じて、ブラウザに情報を提供したり、そのブラウザの動作の履歴を追跡することができる。
端末は、ブラウザの動作によってJavaScriptを使用することにより、端末の識別情報としてCookieを使用することができる。JavaScriptは、端末に記録されるCookieを取得することで、ブラウザの動作に応じて、ブラウザに情報を提供したり、そのブラウザの動作の履歴を追跡することができる。
しかしながら、ブラウザの設定や仕様によっては、Cookieは容易に削除できるため、端末を識別するための情報としてのCookieの性能は低い。
特許文献1では、ブラウザの動作によって、端末にインストールされたアプリケーションに、端末の識別情報としてのCookieを転送し、サーバプロセス用のメモリ領域に記憶する方法が開示されているが、このシステムは、端末に専用のアプリケーションがインストールされていることが前提となっており、利用できる機会は少ない。
上記事情に鑑み、本発明は、端末の識別情報としてのCookieに代わる判定システム、判定方法、判定装置及びコンピュータプログラムに関する技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、端末から通信を介してサーバから取得される第1の画像と、端末に保存された第1の画像のキャッシュとして取得される第2の画像とが、同一の画像情報であることに基づいて、第1及び第2の画像に含まれる画像情報から、端末の識別情報を判定する判定部を備える判定装置である。
本発明の一態様は、上記判定装置であって、前記画像情報は、画像に含まれる色情報である。
本発明の一態様は、上記の判定装置であって、前記画像情報は、画像の縦又は横の少なくとも一方のサイズ情報である。
本発明の一態様は、上記の判定装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明により、Cookieを使用することなく、端末を識別するための情報をブラウザに記憶させ、ブラウザの動作によってJavaScriptを使用することにより、端末の識別情報を取得することが可能となる。
図1は、判定システムのシステム構成を表すシステム構成図である。判定システムは、サーバ100及び複数の端末200を備える。サーバ100及び各端末200は、ネットワーク300を介して互いに通信可能に接続される。ネットワーク300は、例えば、インターネットで構成されていてもよい。
サーバ100は、メインフレームやワークステーションやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。サーバ100は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。サーバ100は、画像生成プログラムを実行することによって、通信部101、入力部102、出力部103、制御部104及び画像生成部105を備える装置として機能する。なお、サーバ100の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。画像生成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。画像生成プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。画像生成プログラムはクラウドや仮想マシンで実行されてもよい。サーバ100は、複数台の情報処理装置を用いて構成されてもよい。
端末200は、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータ又はスマートフォン等の情報処理装置を用いて構成される。端末200は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備える。端末200は、以下に示す機能を備えることが可能な装置であればどのような装置もなり得る。端末200は、通信プログラムを実行することによって、通信部201、入力部202、出力部203、制御部204、画像読取部205及びキャッシュ記憶部206を備える装置として機能する。なお、端末200の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。通信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。通信プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部101は、ネットワークインタフェースである。通信部101はネットワーク300を介して端末200と通信する。
通信部201は、ネットワークインタフェースである。通信部201はネットワーク300を介して判定装置100と通信する。通信部201は、さらに、ネットワーク300を介して他の装置(例えばWEBサーバ、コンテンツサーバ等)と通信する。
入力部102は、キーボード、マウス、トラックボール等の入力装置を用いて構成される。入力部102は、入力装置をサーバ100に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部102は、入力装置において入力された入力信号から入力データを生成しサーバ100に入力する。
入力部202は、タッチパネル、ボタン、スイッチ等の既存の操作装置を用いて構成される。入力部202は、入力装置を端末200に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部202は、入力装置において入力された入力信号から入力データを生成し端末200に入力する。
出力部103は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の出力装置である。出力部103は、出力装置を判定装置100に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、出力部103は、出力データから出力信号を生成し自身に接続されている出力装置に出力信号を出力する。
出力部203は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の映像出力装置である。出力部203は、出力装置を端末200に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、出力部203は、出力データから出力信号を生成し、自身に接続されている出力装置に出力信号を出力する。
制御部104は、端末200で動作するブラウザが、通信部201とネットワーク300を介して、通信部101が受信した通信に応じて、画像生成部105に対し、画像の生成の処理に関する制御を実行する。画像は、インターネットで一般に利用されるPNG(Portable Network Graphics)フォーマットや、JPEG(Joint Photographic Experts Group)フォーマットの画像であってもよい。
制御部204は、サーバ100で動作するサーバが、通信部101とネットワーク300を介して、通信部201が受信した通信に応じて、画像読取部205に対し、画像の読み取りに処理に関する制御を実行する。また、制御部204は、画像をキャッシュ記憶部206に格納する処理に関する制御を実行する。
キャッシュ記憶部206は、端末200で動作するブラウザが、通信部201とネットワーク300を介して、サーバ100で動作するサーバから取得したコンテンツを一時的に格納する装置である。キャッシュ記憶部206に格納されたキャッシュは、サーバ100で動作するサーバが、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のLast−Modified、Cache−Control又はPragmaヘッダで指定した時刻を経過した後にパージ(削除)される。
画像生成部105は、制御部104からの要求に応じ、端末の識別情報を埋め込んだ画像を生成する。端末の識別情報は、ランダムな文字列であったり、UUID(Universally Unique Identifier)フォーマットであってもよい。複数の端末200を識別することのできる十分な組み合わせ数があればよい。
画像読取部205は、制御部204からの要求に応じ、端末の識別情報が埋め込んだ画像を読解する。
図2に示される例では、サーバ100は、画像生成部105において、画像に含まれる色情報として、白黒の8ピクセルの正方の画像500を生成したものであり、この画像は白又は黒のドットが描かれている。端末200は、通信部201とネットワーク300を介して、サーバ100から前記画像を取得し、これをキャッシュ記憶部206に格納する。端末200は、前記画像をキャッシュ記憶部206から読み込み、画像読取部205によって、画像に含まれる色情報として、白黒の8ピクセルの正方の画像を、上から下に各行を8ビットの2進数のデータとして、画像の左を上位ビット、画像の右を下位ビット、白のドットを0として、黒のドットを1として読み取る。この画像は、1行目は0を、2行目は1を、3行目は2を、4行目は3を、5行目は4を、6行目は5を、7行目は6を、8行目は7を表す。この画像は01234567という端末の識別情報を表す。
図2の例として、白黒の8ピクセルの正方の画像の例を示したが、サイズは任意である。カラー画像を使用すると、より多くの情報を格納することができる。また、画像に含まれる色情報として、8ビットの2進数のデータの例を示したが、バーコードを利用したり、QRコードを埋め込んでもよい。
図3に示される例では、サーバ100は、画像生成部105において、画像の縦と横のサイズ情報として、横8縦7ピクセルの画像、横6縦5ピクセルの画像、横4縦3ピクセルの画像、横2縦1ピクセルの複数の画像を生成したものである。端末200は、通信部201とネットワーク300を介して、サーバ100から前記複数の画像を取得し、これをキャッシュ記憶部206に格納する。端末200は、前記複数の画像をキャッシュ記憶部206から読み込み、画像読取部205によって、画像の縦と横のサイズ情報として、各画像の縦と横のサイズから1を引いて計算し、各画像の横のサイズ、縦のサイズを順に読み取る。画像600は7と6を、画像601は5と4を、画像602は3と2を、画像603は1と0を表す。前記複数の画像は76543210という端末の識別情報を表す。
図3の例として、一片の長さが8ピクセル以下の画像を用いたが、画像のサイズは任意である。一片の長さが大きな画像を使用すると、端末の識別情報の桁数を大きくすることができる。画像の枚数を4枚としたが、画像の枚数は任意である。枚数を多くすると、端末の識別情報の桁数を大きくすることができる。
図2及び図3では、画像を用いて詳述してきたが、動画であってもよい。動画情報がキャッシュされ、動画情報として、ブラウザに表示される縦又は横サイズ、再生時間が取得できればよい。
図2及び図3では、画像を用いて詳述してきたが、JavaScriptファイルであってもよい。JavaScriptファイルがキャッシュされ、JavaScriptファイルに、端末の識別情報として固定の文字列が埋め込まれていればよい。
図2及び図3では、画像を用いて詳述してきたが、JavaScriptファイルであってもよい。JavaScriptファイルがキャッシュされ、JavaScriptによって、HTMLの特定のタグに端末の識別情報として固定の文字列を埋め込めむことができればよい。JavaScriptによって、特定のタグの幅又は高さを設定するものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
プライバシーの保護やセキュリティの強化を目的として、ITP(Intelligent Tracking Prevention)と呼ばれるCookieを制御する機能がブラウザに導入されたている。この機能により、ウェブサイトを横断して情報を取得していると判断されたドメインのCookieは付与から即時無効となり、サードパーティーCookie(3rd Party Cookie)は保存できなくなったため、ブラウザの動作の追跡が困難になった。
本発明により、Cookieを使用することなく、端末を識別するための情報をブラウザに記憶させ、ブラウザの動作によってJavaScriptを使用することにより、端末の識別情報を取得することが可能となるため、インターネット広告の費用対効果を明らかにするためのコンバージョン(Conversion)の計測が容易に行えるようになる。
1…判定システム、 100…サーバ、 101…通信部、 102…入力部、 103…出力部、 104…制御部、 105…画像生成部、 200…端末、 201…通信部、 202…入力部、 203…出力部、 204…制御部、 205…画像読取部、 206…キャッシュ記憶部、 300…ネットワーク
Claims (4)
- 端末から通信を介してサーバから取得される第1の画像と、端末に保存された第1の画像のキャッシュとして取得される第2の画像とが、同一の画像情報であることに基づいて、第1及び第2の画像に含まれる画像情報から、端末の識別情報を判定する判定部
を備える判定装置。 - 前記画像情報は、画像に含まれる色情報である、請求項1に記載の判定装置。
- 前記画像情報は、画像の縦又は横の少なくとも一方のサイズ情報である、請求項1に記載の判定装置。
- 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の判定装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018356A JP2021117949A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | 判定装置及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020018356A JP2021117949A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | 判定装置及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021117949A true JP2021117949A (ja) | 2021-08-10 |
Family
ID=77175046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020018356A Pending JP2021117949A (ja) | 2020-01-21 | 2020-01-21 | 判定装置及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2021117949A (ja) |
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2020
- 2020-01-21 JP JP2020018356A patent/JP2021117949A/ja active Pending
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