JP2021117801A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】買物中に提示された情報の客による買物後の活用を支援する。【解決手段】情報処理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、送信部とを備える。前記第1の取得部は、購買者の買物に関する決済を示す情報を取得する。前記第2の取得部は、前記第1の取得部による前記決済を示す情報の取得に基づいて、買物中に前記購買者が使用する端末に表示された第1の情報を識別する情報を取得する。前記送信部は、前記第1の情報に対応する第2の情報の出力指示を送信する。【選択図】 図10

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、ショッピングカートにタッチパネル、スキャナ等を備えた情報端末を設けた店舗システムが提案されている。ショッピングカートを使用する客は、購買商品をショッピングカートに載せる際に、その購買商品に付されたコードシンボルをスキャナで読み取らせて商品登録を行う。情報端末で登録された購買商品の商品コードは、サーバに送信される。サーバは、情報端末で登録された購買商品の商品コードに基づいて、当該情報端末を使用している客の購買商品リストデータを作成する。買物を終えた客は、情報端末から会計指示を行う。この会計指示を受けてサーバは、当該情報端末を使用している客の購買商品リストデータを会計機へと転送する。客は、購買商品リストデータを基に会計機にて会計を行う。以上で、客の購買商品の決済が完了する。
ショッピングカートを使用する客は、タッチパネルに表示されるレシピ情報等の種々の情報を確認しながら買物を行うことができる。客は、レシピ情報等の情報を覚えるのは難しいので、タッチパネルに表示される情報を印刷したいとの要望がある。
特開2019−46498号公報
しかしながら、ショッピングカートにプリンタを設置することは、設置スペース及び消費電力等を考慮すると難しい。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、買物中に提示された情報の客による買物後の活用を支援する技術を提供しようとするものである。
一実施形態において、情報処理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、送信部とを備える。前記第1の取得部は、購買者の買物に関する決済を示す情報を取得する。前記第2の取得部は、前記第1の取得部による前記決済を示す情報の取得に基づいて、買物中に前記購買者が使用する端末に表示された第1の情報を識別する情報を取得する。前記送信部は、前記第1の情報に対応する第2の情報の出力指示を送信する。
実施形態に係る店舗システムを例示するブロック図。 実施形態に係る情報端末を例示するブロック図。 実施形態に係るカートを例示する斜視図。 実施形態に係る配信サーバを例示するブロック図。 実施形態に係る購買商品リストデータを例示する図。 実施形態に係る商品−レシピデータベースを例示する図。 実施形態に係る会員−表示レシピデータベースを例示する図。 実施形態に係る配信サーバによる表示レシピIDの登録処理の手順を例示するフローチャート。 実施形態に係る情報端末における第1のレシピ情報の表示画面を例示する図。 実施形態に係る配信サーバによる第2のレシピ情報の出力制御処理の手順を例示するフローチャート。 実施形態に係る会計機から出る第2のレシピ情報が印刷されたレシートを例示する図。 実施形態に係る配信サーバによる出力対象の登録処理の手順の一例を示すフローチャート。 実施形態に係る配信サーバによる出力対象の登録処理の手順の別の例を示すフローチャート。
以下、図面を用いて実施形態について説明する。
図1は、本施形態に係る店舗システム100を例示するブロック図である。
店舗システム100は、店舗サーバ1、会員サーバ2、仮想POSサーバ3、通信サーバ4、会計機5、情報端末6、アクセスポイント7、配信サーバ8、レシートサーバ9及び情報保持サーバ10を含む。店舗システム100は、ネットワーク11を含む。ネットワーク11は、店舗サーバ1、会員サーバ2、仮想POSサーバ3、通信サーバ4、会計機5及びアクセスポイント7を互いに通信自在に接続する。ネットワーク11は、例えばLAN(Local Area Network)である。店舗システム100は、ネットワーク12を含む。ネットワーク12は、通信サーバ4、配信サーバ8、レシートサーバ9及び情報保持サーバ10を互いに通信自在に接続する。ネットワーク12は、例えばインターネットである。なお、店舗サーバ1、会員サーバ2及び仮想POSサーバ3は、ネットワーク11に代えてネットワーク12と接続するクラウドサーバでもよい。なお、店舗システム100は、店舗サーバ1、会員サーバ2、仮想POSサーバ3、通信サーバ4、会計機5、情報端末6、アクセスポイント7、配信サーバ8、レシートサーバ9及び情報保持サーバ10のうちの少なくとも2つを有するシステムを指すこともある。店舗システム100は、情報処理システムの一例である。
店舗サーバ1は、店舗業務を支援する。その支援のために店舗サーバ1は、商品データベース、売上データベース等を記憶する。商品データベースは、店舗で販売される商品毎に商品データを記述した商品レコードを保存する。商品データは、商品コード、価格、商品名等を含む。商品コードは、商品の識別コードである。売上データベースは、商品、部門、時間帯、日付、週、月等の項目毎に売上データを記述した売上レコードを保存する。売上データは、売上点数、売上金額等を含む。
会員サーバ2は、会員登録をした客いわゆる会員の購買業務を支援する。その支援のために会員サーバ2は、会員データベースを記憶する。会員データベースは、会員毎に会員データを記述した会員レコードを保存する。会員データは、会員を個々に識別するために会員毎に割り当てられた固有の会員IDを含む。会員データは、その会員に対して付与されたサービスポイントの累積値、その会員が買い上げた購買商品の履歴等を含んでもよい。
仮想POSサーバ3は、情報端末6と協働することで、その情報端末6がPOS端末として機能しているように見せかけるための支援を行う。仮想POSサーバ3は、店舗サーバ1で管理されている商品データベース及び会員サーバ2で管理されている会員データベースを用いて、客毎の購買商品リストデータを記憶する。客は、購買者ともいう。購買商品リストデータは、会員ID、1以上の購買商品データ及び合計金額を含む。購買商品データは、情報端末6で登録された購買商品に関するデータである。購買商品データは、客が購入する購買商品の商品コード、商品名、価格、販売点数、販売金額、税額等を含むデータである。合計金額は、購買商品データに含まれる販売金額と税額とを合計した金額である。仮想POSサーバ3は、情報端末6から送信される購買商品の商品コードに基づき、この情報端末6を使用している客の購買商品リストデータを作成する。作成は、データの追加、削除及び更新などを含む。例えば、仮想POSサーバ3は、情報端末6で登録された購買商品の商品コードに基づき、登録された購買商品の購買商品データを購買商品リストデータに追加する。例えば、仮想POSサーバ3は、情報端末6で登録解除された購買商品の商品コードに基づき、登録解除された購買商品の購買商品データを購買商品リストデータから削除する。購買商品リストデータの構成例については後述する。仮想POSサーバ3は、情報端末6から送信される会計指示に基づき、この情報端末6を使用している客の購買商品リストデータを会計機5へ送信する。
通信サーバ4は、店舗サーバ1、会員サーバ2、仮想POSサーバ3、会計機5及び情報端末6と、配信サーバ8、レシートサーバ9及び情報保持サーバ10との間のデータ通信処理を支援する。
会計機5は、仮想POSサーバ3から送信される購買商品リストデータに基づいて、購買商品の決済(会計)を店員若しくは客が行うことを可能とした機器である。会計機5は、周知のセルフ式POS端末である。会計機5は、周知の対面式POS端末であってもよい。会計機5の台数は、特に制限されない。図1では、1店舗に3台の会計機5が設置された店舗システム100を示している。会計機5は、種々の情報を印刷したレシートを出す。例えば、会計機5は、購買商品毎の価格及び合計金額などの情報を印刷したレシートを出す。会計機5は、レシートへの印刷により種々の情報を出力する出力機器の一例である。
情報端末6は、買物中に客が使用する機器である。「買物」は、客が店舗内の商品を購入するための動作である。例えば、「買物」は、客が購買商品を決済する前に、店舗内の購買商品を情報端末6で読み取る、登録また登録解除をする動作である。情報端末6は、客が購買商品の登録または登録解除に係るデータの入力をセルフで行うことを可能とした機器である。情報端末6は、買物中の客に関連する機器ということもできる。例えば、情報端末6は、登録に係る購買商品の商品コードを仮想POSサーバ3へ送信する。例えば、情報端末6は、登録解除に係る購買商品の商品コードを仮想POSサーバ3へ送信する。例えば、情報端末6は、会計指示を仮想POSサーバ3へ送信する。情報端末6は、ショッピングカートCに設けられている。以下では、ショッピングカートCを単にカートCと称する。情報端末6は、アクセスポイント7と無線通信を行う。
アクセスポイント7は、店舗サーバ1、会員サーバ2、仮想POSサーバ3、通信サーバ4及び会計機5と、情報端末6との間のデータ通信を中継する。アクセスポイント7は、図1では1台のみ示しているが、店舗の規模等により2台以上あってもよい。
配信サーバ8は、買物中に客が使用する情報端末6に情報を表示させるサーバである。例えば、配信サーバ8は、購買商品に関連する第1のレシピ情報を情報端末6に表示させる。第1のレシピ情報は、情報端末6への表示候補となるレシピ情報である。第1のレシピ情報は、購買商品を用いたレシピを紹介する情報である。第1のレシピ情報は、静止画像情報でもいいし、動画像情報を含む情報でもよい。第1のレシピ情報は、情報端末6への表示候補となる第1の情報の一例ある。配信サーバ8は、情報処理装置の一例である。配信サーバ8の構成例については後述する。
レシートサーバ9は、第2のレシピ情報を情報端末6とは異なる他の機器へ送信するサーバである。第2のレシピ情報は、購買商品を用いたレシピを紹介する情報である。例えば、第2のレシピ情報は、静止画像情報である。第2のレシピ情報は、第1のレシピ情報に対応する情報である。第1のレシピ情報と第2のレシピ情報との「対応」は、第1のレシピ情報と第2のレシピ情報との完全一致だけでなく、関連することも含む。第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報は、同じ購買商品のレシピを対象としていれば、互いに関連するといえる。第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報が同じ購買商品のレシピを対象とし、第1のレシピ情報が動画像を含む情報であり、第2のレシピ情報が静止画像情報であるものとする。この場合、第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報の形式は異なるが、第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報は、同じ購買商品のレシピを対象としているので、互いに関連する。なお、第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報に含まれるレシピの内容の細かさのレベルは、同じであっても異なっていてもよい。第1のレシピ情報は詳細なレシピの情報で、第2のレシピ情報は簡略化したレシピの情報であってもよい。第2のレシピ情報は、情報端末6とは異なる他の機器で出力される第2の情報の一例ある。レシートサーバ9は、種々のレシピに関する第2のレシピ情報を、第2のレシピ情報を識別する情報に紐付けて記憶する。
情報保持サーバ10は、種々のレシピに関する第1のレシピ情報を記憶するサーバである。
図2は、情報端末6を例示するブロック図である。
情報端末6は、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64、タッチパネル65、スキャナ66、リーダ67及びカメラ68を有するコンピュータである。
プロセッサ61は、情報端末6の中枢部分に相当する。例えば、プロセッサ61は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ61は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ61は、メインメモリ62または補助記憶デバイス63に予め記憶されているプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。例えば、プロセッサ61は、後述するスキャナ66で読み取られたコードシンボルに基づく商品コードを取得する。プロセッサ61は、商品コードに関連する購買商品の登録または登録解除を行う。
メインメモリ62は、情報端末6の主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ62は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ61によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ62は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ62は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。
補助記憶デバイス63は、情報端末6の補助記憶部分に相当する。例えば、補助記憶デバイス63は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)またはSSD(Solid State Drive)などである。補助記憶デバイス63は、上述のプログラム、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ61での処理によって生成されたデータを記憶する。
無線ユニット64は、アクセスポイント7との間で無線通信プロトコルに従いデータの無線通信を行う。例えば、無線ユニット64は、登録に係る購買商品の商品コードを仮想POSサーバ3へ送信する。例えば、無線ユニット64は、登録解除に係る購買商品の商品コードを仮想POSサーバ3へ送信する。例えば、無線ユニット64は、客によりタッチパネル65で入力された会計指示を仮想POSサーバ3へ送信する。
タッチパネル65は、情報端末60の入力デバイスと表示デバイスとを兼ね備えた機器である。タッチパネル65は、表示された画像に対するタッチ位置を検出し、そのタッチ位置情報をプロセッサ61に出力する。例えば、タッチパネル65は、客による会計指示の入力を受け付ける。例えば、タッチパネル65は、配信サーバ8から送信される種々情報を表示する。
スキャナ66は、商品に付されたバーコード、二次元データコード等のコードシンボルを読み取る。商品には、その商品コードを表すコードシンボルが付されている。スキャナ66は、読み取ったコードシンボルに基づく商品コードをプロセッサ61に出力する。スキャナ66は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよいし、撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
リーダ67は、記録媒体に記録されたデータを読み取り、読み取ったデータをプロセッサ61に出力する。リーダ67は、記録媒体が磁気カードの場合には磁気カードリーダであり、接触式ICカードの場合にはICカードリーダである。非接触式ICカード又はスマートフォン等のようにRFID(Radio Frequency Identification)を使用した記録媒体の場合には、RFIDリーダがリーダ67として使用される。
カメラ68は、カートCの籠受部に置かれた籠を上方から撮影できるように、カートCに設けられている。カメラ68は、カートCのユーザである客が買上商品を正しく籠に入れたか否かを監視するためのものである。
以上のような回路構成要素を備えた情報端末6において、プロセッサ61、メインメモリ62、補助記憶デバイス63、無線ユニット64及びタッチパネル65は、タブレット端末TMによって構成されている。そしてこのタブレット端末TMに、スキャナ66、リーダ67及びカメラ68を電気的に接続することで、情報端末60が構成されている。
図3は、カートCを例示する斜視図である。
カートCは、情報端末6を取り付ける。
カートCは、移動用のキャスタ部C1と、ハンドルフレーム部C2と、籠受部C3とを備えている。キャスタ部C1は、床面上を円滑に移動させるための4輪の車輪C11を有している。またキャスタ部C1は、買物カゴSBに入らないような大きな荷物を置くための受け部C12を備えている。ハンドルフレーム部C2は、キャスタ部C1の後輪側に立設された一対の縦フレームC21、C21と、これら縦フレームC21、C21の上端を連結するハンドルバーC22と、を含む。籠受部C3は、ハンドルフレーム部C2の中途部位から前方にある。カートCは、籠受部C3に、店備え付けの買物カゴSBを載置することができる。買物カゴSBは、商品を収容するためのものである。
スキャナ66は、ハンドルバーC22の中途部にある。スキャナ66は、手前側に読取窓が位置するようにハンドルバーC22に取り付けられている。手前側は、ハンドルバーC22を持ってカートCを押す客が立つ側である。
一方の縦フレームC21に、ポールC4が取り付けられている。ポールC4は、その先端がハンドルバーC22よりも上方に位置している。タブレット端末TMは、タッチパネル65の画面を手前にしてポールC4の先端部に取り付けられている。リーダ67は、カートスリットが手前側に位置するようにタブレット端末TMのフレームに取り付けられている。図3においては、リーダ67を磁気カードリーダとしている。カメラ68は、籠受部C3に置かれた買物カゴSBの全体を上方から撮像するように、ポールC4の中途部に取り付けられている。
バッテリBTは、ハンドルフレーム部C2の下端側に、縦フレームC21、C21に亘って取り付けられている。バッテリBTは、タブレット端末TM、スキャナ66、リーダ67及びカメラ68の駆動電源となる。
図4は、配信サーバ8を例示するブロック図である。
配信サーバ8は、プロセッサ81、メインメモリ82、補助記憶デバイス83及び通信インタフェース84を有するコンピュータである。図4では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ81は、配信サーバ8の中枢部分に相当する。プロセッサ81は、上述のプロセッサ61と同様のハードウェア構成である。プロセッサ81は、メインメモリ82または補助記憶デバイス83に予め記憶されているプログラムをメインメモリ82に展開する。プログラムは、配信サーバ8のプロセッサ81に後述する各部を実現させるプログラムである。プロセッサ81は、メインメモリ82に展開されたプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
メインメモリ82は、配信サーバ8の主記憶部分に相当する。メインメモリ62は、上述のメインメモリ62と同様のハードウェア構成である。メインメモリ82は、プログラムを記憶する。
補助記憶デバイス83は、配信サーバ8の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス83は、上述の補助記憶デバイス83と同様のハードウェア構成である。補助記憶デバイス83は、上述のプログラムを記憶する。補助記憶デバイス83は記憶部の一例である。
補助記憶デバイス83は、商品−レシピデータベースを記憶する。商品−レシピデータベースは、各商品と各商品に関連する第1のレシピ情報とを紐付けたレコードを保存する。例えば、商品−レシピデータベースは、各商品について、商品コードと、レシピ情報IDとを紐付ける。レシピ情報IDは、第1のレシピ情報を識別する情報である。レシピ情報IDは、第1のレシピ情報を識別するために割り当てられた固有の識別IDである。商品−レシピデータベースの構成例については後述する。
補助記憶デバイス83は、会員−表示レシピデータベースを記憶する。会員−表示レシピデータベースは、各客と、各客の買物中に配信サーバ8から各客が使用する情報端末6へ送信された第1のレシピ情報とを紐付けたレコードを保存する。配信サーバ8から情報端末6へ送信された第1のレシピ情報は、情報端末6に表示された第1のレシピ情報ということもできる。以下では、配信サーバ8から情報端末6へ送信された第1のレシピ情報は、表示レシピ情報ともいう。例えば、会員−表示レシピデータベースは、会員IDと、表示レシピ情報IDとを紐付ける。表示レシピ情報IDは、表示レシピ情報を識別する情報である。表示レシピ情報は第1の表示レシピ情報に含まれるので、表示レシピ情報IDは、レシピ情報IDと同様の識別IDである。会員−表示レシピデータベースの構成例については後述する。
通信インタフェース84は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワーク12を介して、配信サーバ8を他の装置と通信可能に接続するインタフェースを含む。
なお、配信サーバ8のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。配信サーバ8は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ81に実装される各部について説明する。
プロセッサ81は、受信部810、第1の送信部811、第1の登録部812、第1の取得部813、第2の取得部814、検出部815、第2の送信部816、第3の取得部817、第2の登録部818及び第3の送信部819を実装する。以下では、客Xを対象に説明する。そのため、特に断りのない限り、情報端末6は、買物中に客Xが使用するものを指すものとする。
受信部810は、客Xによって情報端末6で登録された購買商品の商品コードを受信する。
第1の送信部811は、受信部810で受信された購買商品の商品コードに基づいて、購買商品に関連する第1のレシピ情報を情報端末6へ送信する。
第1の登録部812は、第1の送信部811による第1のレシピ情報の送信に基づいて、表示レシピ情報IDを会員−表示レシピデータベースに登録する。
第1の取得部813は、客Xの買物に関する決済を示す情報を取得する。以下では、決済を示す情報は、決済情報ともいう。決済情報は、会計機5での購買商品の決済の実行を示す情報である。決済情報は、決済された購買商品の商品コードを含む。決済情報は、決済種別を示す情報を含む。例えば、決済種別は、現金による決済またはスマートフォンなどのモバイル端末を用いた決済などの種別である。
第2の取得部814は、第1の取得部813による決済情報の取得に基づいて、表示レシピ情報IDを取得する。
検出部815は、決済情報に基づいて、第2の取得部814で取得された表示レシピ情報IDのうち、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDを検出する。検出部815は、決済情報に基づいて、客Xによる決済種別を検出する。
第2の送信部816は、第2のレシピ情報の出力指示を送信する。
第3の取得部817は、購買者によって選択された第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報の第1の選択指示を取得する。第1の選択指示は、第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報を指定する指示を含む。第3の取得部817は、購買者によって選択された第2のレシピ情報の非出力対象となる表示レシピ情報の第2の選択指示を取得する。第2の選択指示は、第2のレシピ情報の非出力対象となる表示レシピ情報を指定する指示を含む。
第2の登録部818は、第1の選択指示に基づいて、第2のレシピ情報の出力対象を示す情報を登録する。第2の登録部818は、第2の選択指示に基づいて、第2のレシピ情報の非出力対象を示す情報を登録する。
第3の送信部819は、種々の画面情報を情報端末6へ送信する。
仮想POSサーバ3で記憶される購買商品リストデータの構成例について説明する。
図5は、購買商品リストデータを例示する図である。
購買商品リストデータは、会員ID、1以上の購買商品データ及び合計金額を含む。
配信サーバで記憶される商品−レシピデータベースの構成例について説明する。
図6は、商品−レシピデータベースを例示する図である。
商品−レシピデータベースは、各商品について、商品コードと、レシピ情報IDとを紐付ける。例えば、商品Aの商品コードは、レシピaに関するレシピ情報IDと紐付いている。例えば、商品Bの商品コードは、レシピbに関するレシピ情報IDと紐付いている。なお、ある商品に複数のレシピがある場合、商品コードは、複数のレシピのそれぞれに関するレシピ情報IDと紐付くこともある。
配信サーバで記憶される会員−表示レシピデータベースの構成例について説明する。
図7は、会員−表示レシピデータベースを例示する図である。
会員−表示レシピデータベースは、各客について、会員IDと、各レシピに関する表示レシピ情報IDとを紐付ける。例えば、会員X(客Xに対応)の会員IDは、レシピaに関する表示レシピ情報ID及びレシピbに関する表示レシピ情報IDと紐付いている。配信サーバ8は、第1のレシピ情報を情報端末6へ送信する毎に、会員−表示レシピデータベースを更新する。
配信サーバ8による種々の処理の手順について説明する。
まず、配信サーバ8による表示レシピIDの登録処理について説明する。
図8は、配信サーバ8による表示レシピIDの登録処理の手順を例示するフローチャートである。
受信部810は、客Xによって情報端末6で登録された購買商品の商品コードを受信する(ACT10)。ACT10では、例えば、受信部810は、仮想POSサーバ3から購買商品の商品コードを受信する。仮想POSサーバ3は、客Xの購買商品リストデータに購買商品の商品コードを追加する毎に、追加した購買商品の商品コードを配信サーバ8へ送信する。
第1の送信部811は、受信部810で受信された購買商品の商品コードに基づいて、購買商品に関連する第1のレシピ情報を情報端末6へ送信する(ACT11)。ACT11では、例えば、第1の送信部811は、商品−レシピデータベースを参照し、受信部810で受信された購買商品の商品コードに紐付けられたレシピ情報IDを取得する。第1の送信部811は、取得されたレシピ情報IDで識別される第1のレシピ情報を情報保持サーバ10から取得する。例えば、第1の送信部811は、取得されたレシピ情報IDに紐付けられたURLを参照し、第1のレシピ情報を情報保持サーバ10から取得してもよい。なお、配信サーバ8は、情報保持サーバ10に代えて第1のレシピ情報を補助記憶デバイス83で記憶していてもよい。この場合、配信サーバ8は、補助記憶デバイス83からレシピ情報IDで識別される第1のレシピ情報を取得する。第1の送信部811は、取得された第1のレシピ情報を情報端末6へ送信する。配信サーバ8から情報端末6へ送信される第1のレシピ情報は、客Xによって情報端末6で登録された購買商品に関連する第1のレシピ情報である。情報端末6は、配信サーバ8から送信された第1のレシピ情報に基づいて、第1のレシピ情報の表示画面をタッチパネル65に表示する。情報端末6のタッチパネル65に表示された第1のレシピ情報の表示画面の例については後述する。
第1の登録部812は、第1の送信部811による第1のレシピ情報の送信に基づいて、表示レシピ情報IDを会員−表示レシピデータベースに登録する(ACT12)。ACT12では、例えば、第1の登録部812は、表示レシピ情報IDを、客Xの会員IDと紐付けて会員−表示レシピデータベースに登録する。第1の登録部812は、情報端末6へ第1のレシピ情報を送信する毎に、表示レシピ情報を識別する表示レシピ情報IDを会員−表示レシピデータベースに登録する。例えば、第1の登録部812は、第1の送信部811によるレシピaに関する第1のレシピ情報の送信に基づいて、レシピaに関する表示レシピ情報IDを登録する。
図9は、情報端末6のタッチパネル65に表示された第1のレシピ情報の表示画面を例示する図である。
例えば、第1のレシピ情報の表示画面は、商品Aを用いたレシピを紹介する動画像を表示する画面である。
次に、配信サーバ8による第2のレシピ情報の出力制御処理について説明する。
図10は、配信サーバによる第2のレシピ情報の出力制御処理の手順を例示するフローチャートである。
第1の取得部813は、客Xの買物に関する決済情報を取得する(ACT20)。ACT20では、例えば、第1の取得部813は、客Xによる会計機5での購買商品の決済に基づいて、会計機5から送信される決済情報を取得する。
第2の取得部814は、第1の取得部813による決済情報の取得に基づいて、客Xの会員IDに紐付けられている表示レシピ情報IDを取得する(ACT21)。ACT21では、例えば、第2の取得部814は、会員−表示レシピデータベースを参照し、客Xの会員IDに紐付けられている表示レシピ情報IDを取得する。図7の例では、第2の取得部814は、レシピaに関する表示レシピ情報ID及びレシピbに関する表示レシピ情報IDを取得する。
検出部815は、決済情報に基づいて、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDを検出する(ACT22)。ACT22では、例えば、検出部815は、決済情報から、購買商品の商品コードを検出する。検出部815は、商品−レシピデータベースから、決済された購買商品の商品コードに紐づくレシピ情報IDを抽出する。検出部815は、商品−レシピデータベースから抽出されたレシピ情報IDと表示レシピ情報IDとを比較する。検出部815は、比較結果に基づいて、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDを検出する。検出部815は、比較結果に基づいて、客Xにより決済されていない購買商品に関連する表示レシピ情報IDを検出する。例えば、レシピaに関する表示レシピ情報IDは、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDであるものとする。他方、レシピbに関する表示レシピ情報IDは、客Xにより決済されていない購買商品に関連する表示レシピ情報IDであるものとする。客Xにより決済されていない購買商品は、一度は情報端末6で登録されたが、後に登録解除された購買商品である。
検出部815は、決済情報に基づいて、客Xによる決済種別を検出する(ACT23)。ACT23では、例えば、検出部815は、決済情報から決済種別を示す情報を取得し、客Xによる決済種別を検出する。
第2の送信部816は、第2のレシピ情報の出力指示を送信する(ACT24)。ACT24では、例えば、第2の送信部816は、表示レシピ情報IDで識別される第1のレシピ情報に対応する第2のレシピ情報の出力指示をレシートサーバ9へ送信する。例えば、出力指示は、第2のレシピ情報を識別する情報を含む。第2の送信部816は、レシピ情報IDと、第2のレシピ情報を識別する情報とを紐付けたデータベースを用いてもよい。
第2の送信部816は、客Xによる購買商品の決済の有無に応じて、購買商品に関連する第2のレシピ情報の出力指示の送信または非送信を変える。購買商品は、表示レシピ情報に関連するものである。例えば、ACT22において、検出部815は、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDとして、レシピaに関する表示レシピ情報IDを検出したとする。第2の送信部816は、レシピaに関する表示レシピ情報IDに基づいて、レシピaに関する第2のレシピ情報の出力指示を送信する。例えば、ACT22において、検出部815は、客Xにより決済されていない購買商品に関連する表示レシピ情報IDとして、レシピbに関する表示レシピ情報IDを検出したとする。第2の送信部816は、レシピbに関する表示レシピ情報IDに基づいて、レシピbに関する第2のレシピ情報の出力指示を非送信にする。客Xは、決済した購買商品に関連する第2のレシピ情報を必要とするが、決済していない購買商品に関連する第2のレシピ情報を必要としない可能性がある。そのため、配信サーバ8は、不要な第2のレシピ情報を客Xへ提供することを防ぐことができる。また、配信サーバ8は、出力指示の送信を減らすことで、処理負荷を減らすことができる。
第2の送信部816は、決済種別に応じた出力形態による第2のレシピ情報の出力指示をレシートサーバ9へ送信する。決済種別が現金による決済である例について説明する。この例では、レシートサーバ9は、出力指示に基づいて第2のレシピ情報を抽出し、第2のレシピ情報を会計機5へ送信する。会計機5は、第2のレシピ情報が印刷されたレシートを出す。第2の送信部816が複数のレシピに関する第2のレシピ情報の出力指示を送信する場合、会計機5は、複数のレシピに関する第2のレシピ情報が印刷されたレシートを出す。決済種別がモバイル端末による決済である例について説明する。この例では、レシートサーバ9は、出力指示に基づいて第2のレシピ情報を抽出し、第2のレシピ情報をモバイル端末へ送信する。モバイル端末は、所定のアプリケーションにより第2のレシピ情報を表示する。第2の送信部816が複数のレシピに関する第2のレシピ情報の出力指示を送信する場合、モバイル端末は、複数のレシピに関する第2のレシピ情報を表示する。モバイル端末は、画面表示により第2のレシピ情報を出力する出力機器の一例である。配信サーバ8は、決済種別に応じて第2のレシピ情報の出力形態を変えるので、客Xの利用し易い形式で第2のレシピ情報を客Xへ提供することができる。
なお、ACT24では、第2の送信部816は、客Xによる購買商品の決済の有無に応じて、出力指示の送信または非送信を変えているが、これに限定されない。第2の送信部816は、購買商品の決済の有無によらず、全ての表示レシピ情報IDで識別される第1のレシピ情報に対応する第2のレシピ情報の出力指示を送信してもよい。この例では、ACT23は、省略される。例えば、レシピaに関する表示レシピ情報IDは、客Xにより決済された購買商品に関連する表示レシピ情報IDであるものとする。他方、レシピbに関する表示レシピ情報IDは、客Xにより決済されていない購買商品に関連する表示レシピ情報IDであるものとする。第2の送信部816は、レシピaに関する第2のレシピ情報及びレシピbに関する第2のレシピ情報の出力指示を送信する。客Xは、決済していない購買商品に関連する第2のレシピ情報も見ることができる。配信サーバ8は、決済していない購買商品に関連する第2のレシピ情報を客Xへ提供することで、次回の買物での購入につなげることができる。
図11は、会計機5から出る第2のレシピ情報が印刷されたレシートを例示する図である。
例えば、会計機5は、商品Aを用いたレシピを紹介する画像が印刷されたレシートを出す。レシートに印刷された第2のレシピ情報は、図9に示すタッチパネル65に表示された第1のレシピ情報と同じ商品Aのレシピを対象としている。レシートに印刷された商品Aに関連する第2のレシピ情報は、タッチパネル65に表示された商品Aに関連する第1のレシピ情報に対応する。
次に、配信サーバ8による出力対象または非出力対象の登録処理の手順について説明する。
図12は、配信サーバ8による出力対象の登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。図12は、第2のレシピ情報の非出力対象を示す情報を登録する例である。以下では、第2のレシピ情報の出力対象を示す情報は、出力対象情報ともいう。
第1の送信部811は、受信部810で受信された購買商品の商品コードに基づいて、購買商品に関連する第1のレシピ情報を情報端末6へ送信する(ACT30)。ACT30は、上述のACT11と同様である。
第3の取得部817は、第1の選択指示を取得したか否かを判断する(ACT31)。ACT31では、例えば、第3の取得部817は、情報端末6に表示された表示レシピ情報を指定する第1の選択指示を情報端末6から取得する。情報端末6は、表示レシピ情報をタッチパネル65に表示する。情報端末6は、タッチパネル65に表示している表示レシピ情報について、第2のレシピ情報の出力対象とする第1の選択指示を入力可能なボタンを表示する。客Xは、タッチパネル65に表示されている表示レシピ情報について第2のレシピ情報の出力対象とすることを希望する場合、タッチパネル65で第1の選択指示を入力する。客Xは、タッチパネル65に異なる表示レシピ情報が表示される毎に、必要に応じて、タッチパネル65で第1の選択指示を入力することができる。情報端末6は、第1の選択指示を配信サーバ8へ送信する。
第3の取得部817が第1の選択指示を取得しない場合(ACT31、NO)、処理は終了する。第3の取得部817が第1の選択指示を取得する場合(ACT31、YES)、処理はACT31からACT32へ遷移する。第2の登録部818は、第1の選択指示に基づいて、出力対象情報を登録する(ACT32)。ACT32では、例えば、第2の登録部818は、第1の選択指示で指定される表示レシピ情報に関して、出力対象情報を登録する。第2の登録部818は、会員−表示レシピデータベースにおいて、表示レシピ情報IDに紐付けて出力対象情報を登録してもよい。出力対象情報と紐付く表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報は、第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報である。他方、出力対象情報と紐付かない表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報は、第2のレシピ情報の非出力対象となる表示レシピ情報である。これにより、客Xは、タッチパネル65に表示レシピ情報が表示される毎に、表示レシピ情報に対応する第2のレシピ情報の要否を決めることができる。
なお、出力対象情報を登録する例について説明したが、これに限られない。配信サーバ8は、第2のレシピ情報の非出力対象を示す情報を登録してもよい。以下では、第2のレシピ情報の非出力対象を示す情報は、非出力対象情報ともいう。
この例では、図12を参照すると、ACT31では、第3の取得部817は、第2の選択指示を取得したか否かを判断する。例えば、第3の取得部817は、情報端末6に表示された表示レシピ情報を指定する第2の選択指示を情報端末6から取得する。情報端末6は、表示レシピ情報をタッチパネル65に表示する。情報端末6は、タッチパネル65に表示している表示レシピ情報について、第2のレシピ情報の非出力対象とする第2の選択指示を入力可能なボタンを表示する。客Xは、タッチパネル65に表示されている表示レシピ情報について第2のレシピ情報の非出力対象とすることを希望する場合、タッチパネル65で第2の選択指示を入力する。客Xは、タッチパネル65に異なる表示レシピ情報が表示される毎に、必要に応じて、タッチパネル65で第2の選択指示を入力することができる。情報端末6は、第2の選択指示を配信サーバ8へ送信する。ACT32では、第2の登録部818は、第2の選択指示に基づいて、非出力対象情報を登録する。例えば、第2の登録部818は、第2の選択指示で指定される表示レシピ情報に関して、第2のレシピ情報の非出力対象を示す情報を登録する。第2の登録部818は、会員−表示レシピデータベースにおいて、表示レシピ情報IDに紐付けて非出力対象情報を登録してもよい。非出力対象情報と紐付く表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報は、第2のレシピ情報の非出力対象となる表示レシピ情報である。他方、非出力対象情報と紐付かない表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報は、第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報である。これにより、客Xは、タッチパネル65に表示レシピ情報が表示される毎に、表示レシピ情報に対応する第2のレシピ情報の要否を決めることができる。
図13は、配信サーバ8による出力対象の登録処理の手順の別の例を示すフローチャートである。図13は、出力対象情報を登録する例である。ここでは、客Xに関する何れの表示レシピ情報IDにも、出力対象情報または非出力対象情報が紐付いていないものとする。
第3の送信部819は、客Xに関する表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報の一覧を表示する第1の一覧画面の表示指示を情報端末6へ送信する(ACT40)。ACT40では、第3の送信部819は、客Xによってタッチパネル65で入力された第1の一覧画面の要求に応じて、第1の一覧画面の表示指示を情報端末6へ送信する。第1の一覧画面は、表示レシピ情報に関連する各レシピを識別可能に表示する。
第3の取得部817は、第1の選択指示を取得したか否かを判断する(ACT41)。ACT41では、例えば、第3の取得部817は、第1の一覧画面に表示される1以上のレシピに関する表示レシピ情報を指定する第1の選択指示を情報端末6から取得する。情報端末6は、第1の一覧画面をタッチパネル65に表示する。客Xは、第1の一覧画面において、第2のレシピ情報の出力対象とする表示レシピ情報に対して、タッチパネル65で第1の選択指示を入力する。情報端末6は、第1の選択指示を配信サーバ8へ送信する。
第3の取得部817が第1の選択指示を取得しない場合(ACT41、NO)、処理は終了する。第3の取得部817が第1の選択指示を取得する場合(ACT41、YES)、処理はACT41からACT42へ遷移する。第2の登録部818は、第1の選択指示に基づいて、出力対象情報を登録する(ACT42)。ACT42では、例えば、第2の登録部818は、第1の選択指示で指定される表示レシピ情報に関して、出力対象情報を登録する。第2の登録部818は、複数のレシピのそれぞれに関する表示レシピ情報について、出力対象情報を登録することもある。これにより、客Xは、タッチパネル65に表示された第1の一覧画面において、各レシピについて第2のレシピ情報の要否を一括で決めることができる。
なお、出力対象情報を登録する例について説明したが、これに限られない。配信サーバ8は、非出力対象情報を登録してもよい。
この例では、図13を参照すると、ACT41では、第3の取得部817は、第2の選択指示を取得したか否かを判断する。例えば、第3の取得部817は、第1の一覧画面に表示される1以上のレシピに関する表示レシピ情報を指定する第2の選択指示を情報端末6から取得する。情報端末6は、第1の一覧画面をタッチパネル65に表示する。客Xは、第1の一覧画面において、第2のレシピ情報の非出力対象とする表示レシピ情報に対して、タッチパネル65で第2の選択指示を入力する。情報端末6は、第2の選択指示を配信サーバ8へ送信する。ACT42では、第2の登録部818は、第2の選択指示に基づいて、非出力対象情報を登録する。例えば、第2の登録部818は、第2の選択指示で指定される表示レシピ情報に関して、非出力対象情報を登録する。第2の登録部818は、複数のレシピのそれぞれに関する表示レシピ情報について、非出力対象情報を登録することもある。これにより、客Xは、タッチパネル65に表示された第1の一覧画面において、各レシピについて第2のレシピ情報の要否を一括で決めることができる。
なお、第3の送信部819は、第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報の一覧を表示する第2の一覧画面の表示指示を情報端末6へ送信してもよい。この例では、第3の送信部819は、客Xによってタッチパネル65で入力された第2の一覧画面の要求に応じて、第2の一覧画面の表示指示を情報端末6へ送信する。第2の一覧画面は、出力対象情報と紐付けられた表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報の一覧である。第2の一覧画面は、表示レシピ情報に関連する各レシピを識別可能に表示する。情報端末6は、第2の一覧画面をタッチパネル65に表示する。客Xは、第2の一覧画面において、1以上のレシピに関する表示レシピ情報に対して、タッチパネル65で出力対象情報の解除指示を入力することができる。情報端末6は、解除指示を配信サーバ8へ送信する。第2の登録部818は、解除指示に基づいて、解除指示で指定される表示レシピ情報について、出力対象情報の登録を解除する。第2の登録部818は、複数のレシピのそれぞれに関する表示レシピ情報について、出力対象情報の登録を解除することもある。これにより、客Xは、出力対象を一覧で確認することができる。客Xは、必要に応じて、各レシピについて第2のレシピ情報の要否を変更することができる。
上述のように第2の登録部818が出力対象情報または非出力対象情報を登録する例では、第2の取得部814及び第2の送信部816は、以下のように動作する。
第2の取得部814は、第2のレシピ情報の出力対象となる表示レシピ情報IDを取得する。例えば、第2の取得部814は、会員−表示レシピデータベースを参照する。第2の取得部814は、客Xの会員IDに紐付けられている表示レシピ情報IDのうち、出力対象情報と紐付けられている表示レシピ情報IDを取得する。または、第2の取得部814は、客Xの会員IDに紐付けられている表示レシピ情報IDのうち、非出力対象情報と紐付けられていない表示レシピ情報IDを取得する。
第2の送信部816は、第2の情報の出力対象となる表示レシピ情報に対応する第2のレシピ情報の出力指示を送信する。例えば、第2の送信部816は、表示レシピ情報IDで識別される表示レシピ情報に対応する第2のレシピ情報の出力指示をレシートサーバ9へ送信する。第2の送信部816が用いる表示レシピ情報IDは、出力対象情報と紐付けられている表示レシピ情報IDである。または、第2の送信部816が用いる表示レシピ情報IDは、非出力対象情報と紐付けられていない表示レシピ情報IDである。
これにより、配信サーバ8は、出力指示の送信を減らすことで、処理負荷を減らすことができる。
実施形態によれば、配信サーバ8は、表示レシピ情報に対応する第2の情報を情報端末6とは異なる他の機器で出力させることができる。これにより、配信サーバ8は、買物中に提示された情報の客による買物後の活用を支援することができる。客は、買物中に提示された情報を買物後であっても見ることができる。
なお、上述の実施形態は以下のようにすることもできる。
レシートサーバ9が種々のレシピに関する第2のレシピ情報を記憶する例について説明したが、これに限定されない。レシートサーバ9は、種々のレシピに関する第2のレシピ情報を記憶していなくてもよい。この例では、配信サーバ8は、情報保持サーバ10などから第2のレシピ情報を取得する。第2の送信部816は、第2のレシピ情報の出力指示と共に第2のレシピ情報をレシートサーバ9へ送信する。
なお、第1のレシピ情報及び第2のレシピ情報を第1の情報及び第2の情報の例として説明したが、これに限定されない。第1の情報及び第2の情報は、レシピ以外の購買商品に関連する情報であってもよい。一例では、レシピ以外の購買商品に関連する情報は、購買商品の使い方、購買商品の産地などの購買商品に固有の情報である。別の例では、レシピ以外の購買商品に関連する情報は、購買商品に関連する別の購買商品に固有の情報である。一つの理由としては、ある購買商品を購入する客は、別の購買商品を必要とする可能性が高いからである。第1の情報及び第2の情報は、購買商品に関連しない情報であってもよい。例えば、購買商品に関連しない情報は、広告である。例えば、広告は、季節などの時期よって異なる内容である。広告は、時期に応じた購買商品をリコメンドするものであってもよい。この例では、第1の送信部811は、購買商品の商品コードの受信によらず、任意のタイミングで第1の情報を情報端末6へ送信する。
なお、第1のレシピ情報が表示される端末としてPOS機能を有する情報端末6を例にして説明したが、これに限定されない。第1のレシピ情報が表示される端末は、POS機能を有さないタブレットまたはスマートフォンなどの端末であってもよい。
なお、情報処理装置の譲渡は一般に、プログラムがメインメモリまたは補助記憶デバイスに記憶された状態にて行われる。しかしこれに限らず、プログラムがメインメモリまたは補助記憶デバイスに記憶されていない状態で譲渡されてもよい。そしてこの場合は、情報処理装置が備える書き込み可能な記憶デバイスに、この情報処理装置とは個別に譲渡されたプログラムがユーザ等の操作に応じて書き込まれる。プログラムの譲渡は、リムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。記録媒体は、CD−ROM、メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読取可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…店舗サーバ、2…会員サーバ、3…仮想POSサーバ、4…通信サーバ、5…会計機、6…情報端末、7…アクセスポイント、8…配信サーバ、9…レシートサーバ、10…情報保持サーバ、11…ネットワーク、12…ネットワーク、61…プロセッサ61、62…メインメモリ、63…補助記憶デバイス、64…無線ユニット、65…タッチパネル、66…スキャナ、67…リーダ、68…カメラ、81…プロセッサ、82…メインメモリ、83…補助記憶デバイス、84…通信インタフェース、100…店舗システム、810…受信部、811…第1の送信部、812…第1の登録部、813…第1の取得部、814…第2の取得部、815…検出部、816…第2の送信部、817…第3の取得部、818…第2の登録部、819…第3の送信部、C…ショッピングカート、TM…タブレット端末。

Claims (5)

  1. 購買者の買物に関する決済を示す情報を取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部による前記決済を示す情報の取得に基づいて、買物中に前記購買者が使用する端末に表示された第1の情報を識別する情報を取得する第2の取得部と、
    前記第1の情報に対応する第2の情報の出力指示を送信する送信部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記送信部は、前記購買者による前記第1の情報に関連する商品の決済の有無に応じて、前記商品に関連する前記第2の情報の出力指示の送信または非送信を変える、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記決済を示す情報は決済種別を示す情報を含み、
    前記送信部は、前記決済種別に応じた出力形態による前記第2の情報の前記出力指示を送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の取得部は、前記購買者によって選択された前記第2の情報の出力対象となる前記第1の情報を識別する情報を取得し、
    前記送信部は、前記第2の情報の出力対象となる前記第1の情報に対応する前記第2の情報の出力指示を送信する、
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータを、
    購買者の買物に関する決済を示す情報を取得する第1の取得部、
    前記第1の取得部による前記決済を示す情報の取得に基づいて、買物中に前記購買者が使用する端末に表示された第1の情報を識別する情報を取得する第2の取得部、
    前記第1の情報に対応する第2の情報の出力指示を送信する送信部、
    として機能させるためのプログラム。
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