JP2021117348A - 立体・可変画像表示体、立体視・可変視用画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、第四の方法では、撮影時におけるカメラと被写体の距離の変化に伴って、被写体の大きさが撮影画像ごとに違って写る。そして、このような撮影画像を使用して、被写体の合成画像を生成し固定し、背景の合成画像だけが動くように画像を設計して可変表示用のレンチキュラー画像を作成すると被写体の大きさの変化が目立つ。例えば、可変画像表示において左から右へ動画のように移動する電車や車が、左から右へと移動する間に、電車や車の大きさが伸びたり縮んだり変化するように見えてしまい、違和感がある。これに対し、本願出願人による特許文献2には、可変画像を違和感なく表示できる可変画像表示体及びレンチキュラー画像形成方法が開示されている。
本発明の立体視・可変視用画像形成方法によれば、可変視も立体視も可能にする立体視・可変視用画像を実現できる。
本実施形態の立体視・可変視用画像20は、被写体を複数の視差画像の組を一組として連続して撮影したn組(nは2以上の自然数)の撮影画像について、当該撮影画像の各視差画像からそれぞれ(凸レンズ配列の)垂直方向に延びるライン状に抽出して凸レンズの水平方向配列に対応する位置にそれぞれ順に配列して立体視可能に合成されたn個の合成立体画像であって、当該n個の合成立体画像からそれぞれ(凸レンズ配列の)水平方向に延びるライン状に抽出され、凸レンズの垂直方向配列に対応する位置にそれぞれ配列された表示用画像列により構成される
n組(ここではn=4)の撮影画像に含まれる複数の視差画像のそれぞれについて、当該複数の視差画像に現れる被写体画像のサイズが同一となるよう拡大又は縮小(拡縮)する(図4)。
本実施形態では、図2に示すように右眼用撮影画像20(iv)Rに現れる被写体画像21が最も大きなサイズで現れているため、右眼用撮影画像20(iv)R中の被写体画像21を基準被写体画像とし、これに基づいて他の右眼用撮影画像20(i)R〜20(iii)R及び左眼用撮影画像20(i)L〜20(iv)Lを拡大した(図4)。
具体的には、被写体画像21中に基準部位21aを定め当該基準部位21aが同位置となるよう位置調整して重ね合わせる。本実施形態では、図4及び図5に示すように、被写体画像である汽車の像のうち、汽車の煙突の先端を基準部位21aとして位置合わせを行った。
なお、複数の視差画像に基づいて合成立体画像を作成する工程は、従来公知の立体画像を観察するための画像の形成方法と同様であるためここでは簡単な説明に留める。
右眼用撮影画像20(i)R''と左眼用撮影画像20(i)L''に基づいて合成立体画像20i''を作成する際には、先ず、図7Aに示すように、右眼用撮影画像20(i)R''と左眼用撮影画像20(i)L''をそれぞれ凸レンズの水平方向の配列方向に垂直方向に延びるライン状に抽出する処理を行う。ライン状に抽出する処理では、右眼用撮影画像20(i)R''と左眼用撮影画像20(i)L''を、マイクロレンズアレイシート10の凸レンズの水平方向の配列方向にM分割して(凸レンズ配列の)垂直方向に延びるライン状に抽出する。Mはマイクロレンズアレイシート10の水平方向の凸レンズの数である。
合成立体画像20(ii)''から、表示用画像列20(ii)''a、20(ii)''b、20(ii)''c、20(ii)''d、20(ii)''e、20(ii)''f、20(ii)''g、20(ii)''hを抽出する。同様に、合成立体画像20(iii)''からも表示用画像列20(iii)''a〜20(iii)''hが抽出され、合成立体画像20(iv)''からも表示用画像列20(iv)''a〜20(iv)''hが抽出される。
さらに、複数の視差画像からなる撮影画像から合成立体画像を作成し、当該合成立体画像に基づいて立体視・可変視用画像20を形成したので、立体的な可変画像を実現でき、さらに臨場感の高い画像表現が可能になる。
10・・・マイクロレンズアレイシート
20(20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、20h)・・・立体視・可変視用画像
21・・・被写体画像
21a・・・基準部位
20(i)R、20(ii)R、20(iii)R、20(iv)R・・・右眼用撮影画像(視差画像)
20(i)L、20(ii)L、20(iii)L、20(iv)L・・・左眼用撮影画像(視差画像)
20(i)R'、20(ii)R'、20(iii)R'、20(iv)R'・・・拡縮後の右眼用撮影画像(視差画像)
20(i)L'、20(ii)L'、20(iii)L'、20(iv)L'・・・拡縮後の左眼用撮影画像(視差画像)
20(i)R''、20(ii)R''、20(iii)R''、20(iv)R''・・・トリミング後の右眼用撮影画像(視差画像)
20(i)L''、20(ii)L''、20(iii)L''、20(iv)L''・・・トリミング後の左眼用撮影画像(視差画像)
20(i)''、20(ii)''、20(iii)''、20(iv)''・・・合成立体画像
Claims (5)
- 複数の凸レンズが水平方向及び垂直方向に配列されたマイクロレンズアレイシートと、前記凸レンズの表面とは反対側の面に配置された立体視・可変視用画像を有し、前記凸レンズの表面側から前記立体視・可変視用画像を観察することにより立体・可変画像を表示する立体・可変画像表示体において、
前記複数の凸レンズのうち水平方向に配列された凸レンズが当該立体視・可変視用画像と作用することにより立体視効果を奏し、かつ、
前記複数の凸レンズのうち垂直方向に配列された凸レンズが当該立体視・可変視用画像と作用することにより可変効果を奏することにより、
立体視効果を奏しながら可変表示することを特徴とする立体・可変画像表示体。 - 前記立体視・可変視用画像は、
被写体を複数の視差画像の組を一組として連続して撮影したn組(nは2以上の自然数)の撮影画像について、当該撮影画像の各前記視差画像からそれぞれ前記垂直方向に延びるライン状に抽出して前記凸レンズの前記水平方向配列に対応する位置にそれぞれ順に配列して立体視可能に合成されたn個の合成立体画像であって、
当該n個の合成立体画像からそれぞれ前記水平方向に延びるライン状に抽出され、前記凸レンズの前記垂直方向配列に対応する位置にそれぞれ配列された表示用画像列により構成されることを特徴とする請求項1に記載の立体・可変画像表示体。 - 前記n組の撮影画像は、移動体を前記被写体として複数の視差画像の組を一組として連続して撮影した前記n組の撮影画像であって、かつ、当該撮影画像に現れる前記移動体の像である被写体画像が移動しており、
前記立体視・可変視用画像は、
前記n組の撮影画像に含まれる一の前記視差画像に現れる被写体画像を基準被写体画像とし、前記n組の撮影画像に含まれる他の前記視差画像に現れる被写体画像が、前記基準被写体画像と同一サイズとなるよう、前記他の視差画像を拡縮し、
拡縮後の前記n組の撮影画像の各前記視差画像について、当該n組の撮影画像に含まれる前記各視差画像中の基準部位が同位置となるよう位置調整して重ね合わせた際に、前記n組の撮影画像に含まれる前記複数の視差画像のうち所定数が重なる領域で、かつ、前記被写体画像を含む領域をトリミングし、
トリミングされた前記n組の撮影画像の各前記視差画像からそれぞれ前記垂直方向に延びるライン状に抽出して前記凸レンズの前記水平方向配列に対応する位置にそれぞれ順に配列して立体視可能に合成された前記n個の合成立体画像であって、
当該n個の合成立体画像からそれぞれ前記水平方向に延びるライン状に抽出され、前記凸レンズの前記垂直方向配列に対応する位置にそれぞれ配列された表示用画像列により構成されることを特徴とする請求項2に記載の立体・可変画像表示体。 - 複数の凸レンズが水平方向及び垂直方向に配列されたマイクロレンズアレイシートと作用して立体視・可変画像を表示する立体視・可変視用画像を形成する立体視・可変視用画像形成方法において、
被写体を複数の視差画像の組を一組として連続して撮影したn組(nは2以上の自然数)の撮影画像について、当該撮影画像の各前記視差画像からそれぞれ前記垂直方向に延びるライン状に抽出して前記凸レンズの前記水平方向配列に対応する位置にそれぞれ順に配列して立体視可能に合成されたn個の合成立体画像を作成する合成立体画像作成工程と、
当該n個の合成立体画像からそれぞれ前記水平方向に延びるライン状に抽出され、前記凸レンズの前記垂直方向配列に対応する位置にそれぞれ配列された表示用画像列を形成する画像列形成工程と、
を有することを特徴とする立体視・可変視用画像形成方法。 - 前記n組の撮影画像は、移動体を前記被写体として複数の視差画像の組を一組として連続して撮影した前記n組の撮影画像であって、かつ、当該撮影画像に現れる前記移動体の像である被写体画像が移動しており、
前記合成立体画像作成工程は、
前記n組の撮影画像に含まれる一の前記視差画像に現れる被写体画像を基準被写体画像とし、前記n組の撮影画像に含まれる他の前記視差画像に現れる被写体画像が、前記基準被写体画像と同一サイズとなるよう、前記他の視差画像を拡縮する工程と、
拡縮後の前記n組の撮影画像の各前記視差画像について、当該n組の撮影画像に含まれる前記各視差画像中の基準部位が同位置となるよう位置調整して重ね合わせた際に、前記n組の撮影画像に含まれる前記複数の視差画像のうち所定数が重なる領域で、かつ、前記被写体画像を含む領域をトリミングする工程と、を有し、
トリミングされた前記n組の撮影画像の各前記視差画像からそれぞれ前記垂直方向に延びるライン状に抽出して前記凸レンズの前記水平方向配列に対応する位置にそれぞれ順に配列して立体視可能に合成された前記n個の合成立体画像を作成することを特徴とする請求項4に記載の立体視・可変視用画像形成方法。
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JP2014016845A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Noriji Ooishi | 立体画像および表示装置 |
JP2015099187A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 凸版印刷株式会社 | 立体視画像表示体 |
JP2016092623A (ja) * | 2014-11-06 | 2016-05-23 | 則司 大石 | 静的画像によって動画を表示する装置 |
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