JP2021108423A - 遠隔操作装置 - Google Patents

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秀郎 鴫原
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Abstract

【課題】音声指令により動作する遠隔操作装置において、使用者が設定をすることなく自動的に学習可能な構成にする。【解決手段】遠隔操作装置において、対象リモコンから発せられた光を傍受する受光部と、発光パターンとリモコンの種類とを関連づけるリモコンデータを複数含むリモコンライブラリを記憶する記憶部と、前記受光部で受信した光に基づいて前記リモコンライブラリを参照することで、前記対象リモコンの種類を特定するリモコン特定部と、を備える構成とする。【選択図】図4

Description

本発明の一態様は、学習により任意の家電製品等を遠隔操作することが可能な遠隔操作装置等に関する。
従来、学習により、学習対象のリモコンと同じように操作対象機器を操作可能になる学習型の遠隔操作装置(リモコン)がある。例えば特許文献1には、機能別のキーと、このキー毎に対応した多機種のリモコンデータを予め記憶しておき、使用者が任意のリモコンを突き合わせて操作することで、リモコン情報信号から当該リモコンの機種を判別する機能を有する多機能リモコンが開示されている。特許文献2には、第1の記憶手段に第1の機器のリモコンコードを予め格納し、学習モードにおいて第2の機器のリモコン送信機から送信されたリモコンコードをキーに対応付けた状態で第2の記憶手段に記憶するよう学習するリモコン送信機が開示されている。
特開平5−347785号公報 特開平4−235497号公報
特許文献1に開示された多機能リモコンでは、学習に際し、使用者が学習対象のリモコンを操作し、このリモコンを特定可能な情報を多機能リモコンに入力する必要があった。特許文献2に開示されたリモコン送信機も同様に、使用者が学習対象リモコンを操作しながら学習する必要があった。使用者が煩雑な作業を行うことなく学習可能な学習リモコンが求められている。
本発明は、少なくとも上記課題のいずれかを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記する場合があるが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
対象リモコンから発せられた光を傍受する受光部(30)と、
前記受光部で受信した光に基づいて、発光パターンとリモコンの種類とを関連づけるリモコンデータを複数含むリモコンライブラリを参照することで、前記対象リモコンの種類を特定するリモコン特定部(11)と、
種類が特定された前記対象リモコンの前記リモコンデータを記憶する記憶部(20)と、を備える、
遠隔操作装置(1)である。
上記構成の遠隔操作装置によれば、対象リモコンからの光を傍受することで、対象リモコンが操作対象としている機器を操作できるよう自動的に学習可能な構成にすることが可能となる。これにより、使用者が煩雑な設定を行うことなく学習可能な構成にすることができる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
前記受光部(30)は、該遠隔操作装置以外の装置に向けて前記対象リモコンから発せられた光を傍受する。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
前記リモコン特定部により前記対象リモコンの種類が特定されたとき、所定の入力操作に対して前記リモコンデータの所定の処理を割り当てる操作割当部(12)をさらに備える。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
音声入力を取得する音声入力部(40)をさらに備え、
前記操作割当部は、所定の音声入力に対して所定の処理を割り当てる。
上記構成の遠隔操作装置によれば、使用者が音声によって対象リモコンの操作対象となっている機器を操作可能にすることができる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
前記記憶部(20)は、予め前記リモコンライブラリを記憶しており、
前記記憶部は該遠隔操作装置の内部記憶装置である。
上記構成の遠隔操作装置によれば、入力操作に対して所定の処理を割り当てる際に、外部機器と通信することなく、遠隔操作装置単体で設定可能な構成にすることが可能となる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
外部から情報を受信する受信部(60)をさらに備え、
前記操作割当部は、前記対象リモコンの種類が特定されたとき、前記受信部によって受信した情報に基づいて所定の入力操作に対して所定の操作を割り当てる。
上記構成の遠隔操作装置によれば、遠隔操作装置が多数のリモコンのリモコンライブラリを記憶することなく、入力操作に対して所定の処理を割り当てる処理を実行可能な構成にすることが可能となる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
前記リモコン特定部は、前記受信部が受信した前記リモコンライブラリの情報を参照して、前記対象リモコンの種類を特定する。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
使用者により使用される使用モードと、前記対象リモコンの種類を特定する学習モードとで動作し、
使用者により使用されていないときには前記学習モードで動作する。
上記構成の遠隔操作装置によれば、使用者により使用されていないときに自動的に学習可能な構成にすることができる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
外部から電力を受電する受電部(50)をさらに備え、
前記受電部が外部から電力を受電しているときに前記学習モードで動作する。
上記構成の遠隔操作装置によれば、例えば、バッテリーで動作しているときには対象リモコンから発せられた光を傍受しないようにすることで、傍受によってバッテリーを消費してしまうことを防止することが可能となる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
外部から情報を受信する受信部(60)をさらに備え、
前記受信部が外部から情報を受信可能なときに前記学習モードで動作する。
上記構成の遠隔操作装置によれば、外部のリモコンライブラリを参照可能なタイミングでのみ学習モードで動作するため、学習不能な状態で学習しようとすることを防止することができる。
上記構成の遠隔操作装置において好ましくは、
前記リモコン特定部(11)が、前記学習モードで動作中において、前記記憶部に登録された前記対象リモコンとは別の対象リモコンから発せられた光を前記受光部が傍受したとき、
前記記憶部(20)は、新たに種類が特定された前記対象リモコンの前記リモコンデータを記憶する、
遠隔操作装置である。
上記構成の遠隔操作装置によれば、例えば、遠隔操作装置を配置した場所に配置された機器を交換した場合に、操作対象機器を、以前のリモコンで操作される過去の機器から、新たなリモコンで操作される新たに配置された機器に変更することなどが可能となる。
図1は、実施形態1の遠隔操作装置1及びサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、実施形態1の遠隔操作装置1の外観斜視図である。 図3は、実施形態1の遠隔操作装置1における処理を示す処理を示すフローチャートである。 図4は、実施形態1の遠隔操作装置1における学習モードでの処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、リモコンから発せられる赤外線信号のデータ構成を示す図である。 図6は、実施例1−1において傍受信号メモリに記録された情報を示す図である。 図7は、実施例1−1においてリモコンライブラリに記憶された情報を示す図である。 図8は、実施例1−1において音声操作メモリに記憶された情報を示す図である。 図9は、実施例1−2において傍受信号メモリに記憶された情報を示す図である。 図10は、実施形態2の遠隔操作装置1における学習モードでの処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、実施例2−1において傍受信号メモリに記憶された情報を示す図である。 図12は、実施例2−1において音声操作メモリに記憶された情報を示す図である。 図13は、実施形態3の遠隔操作装置1及びサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。 図14は、実施形態4の遠隔操作装置1において音声操作メモリに記憶された情報を示す図である。 図15は、実施形態5の遠隔操作装置1及びサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。
本発明の遠隔操作装置(学習リモコン装置)は、学習対象のリモコンから発せられた赤外線発光パターンによる操作命令信号を傍受し、自動的に学習対象のリモコンの操作対象機器を操作可能にする点を特徴のひとつとする。特に、実施形態1で説明する遠隔操作装置1は、学習により、対象リモコンと同様の赤外線発光パターンを、音声入力に基づき操作対象機器に送信可能にしている点を特徴のひとつとしている。なお、本明細書では、赤外線発光パターンが示す信号を「赤外線信号」と呼ぶことがある。また、本明細書においてリモコンの「種類」とは、リモコンがどの操作対象機器を操作するものであるのかを指すものであって、リモコンが操作対象とする機器のカテゴリ等を指すものではない。
本発明の遠隔操作装置の実施形態及び実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態及び実施例はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
<1.実施形態1>
<(1)遠隔操作装置1を含むシステムの構成例>
図1は、本実施形態の遠隔操作装置1及びサーバ2の機能的構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本実施形態の遠隔操作装置1は、制御部10、記憶部20、受光部30、音声入力部40、受電部50、受信部60、機器制御指令送出部70、及び音声出力部80を含んで構成される。遠隔操作装置1は、サーバ2に有線または無線で接続される。制御部10は、リモコン特定部11及び操作割当部12を含んで構成される。記憶部20は、傍受信号メモリ21、リモコンライブラリ22、及び音声操作メモリ23を含んで構成される。
図2は、遠隔操作装置1の外観斜視図である。図2に示されるように、円筒状の本体下部分と、上に向かって縮径する本体上部分とからなる。遠隔操作装置1の本体下部分の側面には、赤外線を透過する樹脂で覆われた受光部30及び機器制御指令送出部70が配置される。受光部30は、赤外線受光素子を含む。本体上部分の傾斜面には、音声入力部40が配置される。本体底面には、音声出力部80が配置される。本体内部には、制御部10、記憶部20、受電部50、及び受信部60が収容される。本体からは、ケーブル状の受電用配線51及び通信用配線61が出ている。これらの受電用配線51及び通信用配線61は、限定するものではないが、例えばUSBケーブルである。遠隔操作装置1は、内蔵のバッテリー(図示省略)またはUSBケーブルの受電用配線51から供給される電力により動作する。
学習後の遠隔操作装置1は、音声入力部40によって使用者の声を音声入力として取得し、この音声入力に対応する所定の操作命令信号を操作対象機器に赤外線発光パターンとして送信することで、操作対象機器を操作する。このとき、制御部10は、音声入力部40により取得された音声と、記憶部20の音声操作メモリ23に記録された情報に基づいて、所定の操作命令信号に対応する赤外線発光パターンを、機器制御指令送出部70から送出する。
以下、遠隔操作装置1を構成する各要素について簡単に説明する。各要素の具体的な動作については、フローチャートを用いて後ほど説明する。なお、本実施形態における各要素の説明、及びフローチャートを用いた動作の説明は、いずれも本実施形態において特徴的な部分のみの説明であって、従来技術と同様の構成及び動作についてはその説明を省略している。
<制御部10>
制御部10は、遠隔操作装置1の各構成の動作を制御する。制御部10は、リモコン特定部11、及び操作割当部12を含んで構成される。リモコン特定部11は、受光部30で傍受した赤外線の発光パターン(赤外線信号)に基づき、記憶部20に記憶されたリモコンライブラリ22を参照することで、この赤外線信号を送信したリモコンの種類を特定する。この赤外線信号は、遠隔操作装置1により操作する対象機器用のリモコン(学習対象のリモコン)から発せられるものである。より具体的には、リモコン特定部11は、遠隔操作装置1が対象リモコン同様に操作対象機器を操作可能にするために、操作対象機器がどのメーカーのどの機器であるか(テレビA、テレビB、録画機Cなどのどれに該当するのか)を特定する。なお、操作対象機器を操作可能になればよいため、リモコン特定部11が必ずしも操作対象機器のメーカーなどを認識する必要はない。操作割当部12は、リモコン特定部11により特定されたリモコンと同じ赤外線信号を遠隔操作装置1が送信して対象機器を操作できるようにするため、所定の音声入力に対して所定の赤外線信号を送信する処理を割り当てる。音声入力と関連づけられた赤外線信号は、記憶部20の音声操作メモリ23に記憶される。リモコン特定部11及び操作割当部12の機能及び動作を含む制御部10による具体的な機能及び動作については後述する。
<記憶部20>
記憶部20は、ROMまたはRAMであって、種々の情報を記憶する。記憶部20は、その記憶領域の一部に、傍受信号メモリ21、リモコンライブラリ22、及び音声操作メモリ23を含む。記憶部20は、更新により書き換え可能なリモコンライブラリ22を予め記憶している。リモコンライブラリ22には、複数のリモコンについて、それぞれのリモコンに関する情報であるリモコンデータが記憶されている。リモコンデータには、例えば、リモコンのメーカーを識別するための識別コード、操作命令の内容を示す操作命令信号等が記憶される。リモコンライブラリ22の更新は、例えば、制御部10が受信部60を介してサーバ2等から受信した情報に基づき行われる。リモコンライブラリ22の更新は、複数のリモコンデータの一部について行われてもよい。記憶部20は、制御部10の制御により、必要な情報を記憶するとともに、制御部10に出力する。
また、記憶部20は、遠隔操作装置1による音声操作を開始するためのウェイクアップワードを記憶する。このウェイクアップワードは、予め登録されていてもよいし、使用者自身が登録するものであってもよい。ウェイクアップワードは、音声そのものとして記憶されていてもよいし、音声に基づいて生成された情報(データ)であってもよい。音声に基づいて生成されたデータとは、例えば、使用者の発声の特徴点を抽出して符号化した情報(データ)などである。なお、ウェイクアップワードに続いて音声により入力される制御ワードも、ウェイクアップワード同様、予め登録されていてもよいし、使用者自身が登録するものであってもよい。記憶部20は、制御ワード、及び入力された制御ワードに対応する動作を記憶する。
<受光部30>
受光部30は、学習対象のリモコンから発せられる(送信される)赤外線を受光し、受光した発光パターンをデータにして制御部10に出力する。具体的には後述するが、リモコンから送信される赤外線発光パターン(赤外線信号)は、対象機器を識別する識別コード、操作対象に向けた命令の内容を示す操作命令信号、及びこの操作命令信号の反転データ等を含む(図5参照)。
<音声入力部40>
音声入力部40は、所謂マイクなどであって、周囲の音声を音声入力として取得し、電気信号に変換して制御部10に出力する。なお、音声入力部40が使用者の声を取得して認識することに特化する場合、人の声の周波数帯の音声だけを取得するバンドパスフィルタを有する構成としても良い。音声入力部40は、音声を取得しやすくするため、図2に示された遠隔操作装置1の本体上部分の傾斜面の位置と、この位置とは対称の位置に配置されてもよい。
<受電部50>
受電部50は、USBケーブルに含まれる受電用配線51を介して、外部から電力の供給を受ける。受電部50は、DC−DCコンバータなどの電源回路を含んでもよい。
<受信部60>
受信部60は、USBケーブルに含まれる通信用配線61を介して、サーバ2を含む外部機器とデータのやり取りをする。例えば、受信部60は、サーバ2から、リモコンライブラリ22の更新データを受け取ることなどが可能である。このとき、受信部60は受け取ったリモコンライブラリ22の更新データを、制御部10を介して記憶部20に記憶させる。
<機器制御指令送出部70>
機器制御指令送出部70は、例えば赤外線を用いた無線通信により、操作対象機器であるテレビ、録画機(レコーダ)、エアコン、扇風機、サーキュレーター、加湿器、除湿器、及びシーリングライト等の照明機器を含む種々の機器に対して指令(命令)を送出する。なお、赤外線を用いた無線通信とは、所定のデジタルパターンで赤外線を点滅させることを指す。操作対象機器に対して送出される指令は、操作命令信号を含む。具体的には、赤外線を発光する発光素子が所定のパターンに合わせて発光することで、操作対象機器がこの赤外線発光パターンを確認する。操作対象機器は、赤外線発光パターンに対応する所定の操作を実行する。
<音声出力部80>
音声出力部80は、所謂スピーカーなどであって、与えられた電気信号に応じて音声を出力する。音声出力部80は、制御部10から電気信号が与えられ、この電気信号に応じた音声を出力する。
<サーバ2>
サーバ2は、受信部60と有線または無線で接続され、種々のデータを記憶しており、遠隔操作装置1に対して種々のデータを送信可能である。例えば、サーバ2は、リモコンライブラリ22の更新データを持っており、遠隔操作装置1に出力する。リモコンライブラリ22の更新データは、更新対象となる特定のリモコンのリモコンデータであってもよい。別の例としては、サーバ2は、遠隔操作装置1がリモコンライブラリ22を記憶部20に記憶させていないときに、記憶部20に代わってリモコンライブラリ22を記憶する。
<(2)遠隔操作装置1における処理>
次に、遠隔操作装置1で行われる処理について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。なお、音声操作に関する詳細な説明は、既存の技術を適用可能であるためその詳細な説明を省略する。
<S101>
遠隔操作装置1は、電源オンの状態になると、まず、タイマーをスタートする(S101)。また、制御ワード認識モードが終了したときも、タイマーをリセットして再スタートする。タイマーは、制御部10の内蔵タイマーを使用してもよいし、制御部10とは別に用意されたタイマーを使用してもよい。
<S110、S120>
次に、遠隔操作装置1は、所定時間(例えば30秒)、音声操作を開始する契機となるウェイクアップワードを待つ(S110、S120)。
<S111>
遠隔操作装置1は、音声入力部40を介して入力された音声にウェイクアップワードを確認したら(S110でY)、制御ワード認識モードに移行する。制御ワード認識モードでは、ウェイクアップワードに続く制御ワードの入力を待ち、入力された制御ワードに対応した所定の処理を実行する。制御ワードの入力は使用者の音声によって行われる。このとき、制御部10は、音声入力部40が取得した音声入力を、音声認識によって識別し、識別された命令に対応した所定の動作を行う。制御ワードとしての音声入力と、音声入力に対応する処理は、記憶部20に記憶されている。記憶部20には、後述の音声操作メモリ23が含まれており、制御部10は、音声操作メモリ23に基づき、音声入力に対応する操作命令信号を、機器制御指令送出部70から赤外線で送出可能である。なお、ウェイクアップワードは任意に設定可能であり、例えば「アイリス」などという音声がウェイクアップワードとして登録される。また、制御ワード認識モードは、本発明の「使用モード」の一具体例である。
<S120〜200>
ウェイクアップワードが所定時間(例えば30秒)以上確認されない場合(S120でY)、遠隔操作装置1は学習モードの処理を開始する(S200)。
<(3)学習モードの動作>
次に、学習モードでの動作について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
<S210>
まず、制御部10は、受電部50が外部から受電していることを確認する(S210)。受電部50が外部から受電している場合には(S210でY)、学習モードの動作を継続する。一方で、受電部50が外部から受電していない場合には(S210でN)、学習モードの継続を停止する。すなわち、受電部50が受電している場合には、外部から受電部50を介して遠隔操作装置1の各部に対して給電が行われているため、バッテリーから給電されている状態と比較して、ある程度の消費電力を許容可能な状態である。したがって、遠隔操作装置1は、受電部50が受電している状態でのみ学習モードで動作する。
<S211>
遠隔操作装置1が受電部50を介して外部から給電を受けている場合には(S210でY)、受光部30は、リモコンから発せられる光の傍受を行う(S211)。遠隔操作装置1が傍受する光は、遠隔操作装置1に向けて発せられたものではなく、当該リモコンの操作対象機器に向けて発せられた赤外線信号である。
<S220〜S221>
受光部30が赤外線信号を傍受すると(S220でY)、受光部30は、受光した赤外線信号を制御部10に出力する。図5は、リモコンから発せられ、受光部30が受光する赤外線信号のデータ構造の一例を示している。このような赤外線信号のデータ構造は、周知の赤外線リモコンの通信フォーマットに基づく。赤外線信号には、例えば、16ビットの識別コード、8ビットの操作命令信号、及び8ビットの反転データが含まれる。識別コードには、リモコンの操作対象機器のメーカーを特定する情報が含まれるが、操作対象機器を具体的に特定する情報は含まれない。操作命令信号は、操作対象機器に対する命令の内容が含まれる。操作対象機器は、操作命令信号の内容に基づいて所定の処理を実行する。反転データは、操作命令信号を反転させたデータであって、エラー検出などに用いられる。制御部10は、受光部30が傍受した赤外線信号を、記憶部20の傍受信号メモリ21に記憶させる(S221)。
<S230>
次に、制御部10のリモコン特定部11は、傍受信号メモリ21に記憶された情報に基づき、傍受した赤外線信号を発する対象リモコンの特定を試みる(S230)。対象リモコンの特定は、リモコン特定部11がリモコンライブラリ22を参照し、傍受信号メモリ21の内容とリモコンライブラリ22に含まれるリモコンデータとを比較することで行われる。対象リモコンの特定を行うのに十分な情報が傍受信号メモリ21に記憶されていない場合には(S230でN)、リモコンから発せられる赤外線信号の傍受を継続する(S211)。
<S241〜S290>
リモコン特定部11が対象リモコンの特定に成功したら(S230でY)、制御部10の操作割当部12は、所定の音声入力に対して所定の処理を割り当てる、操作割り当てを行って(S241)、学習モードを終了する(S290)。具体的には、操作割当部12は、リモコンライブラリ22から対象リモコンのリモコンデータ、すなわち、識別コード、操作命令信号、及び処理、を読み出し、音声操作メモリに、音声入力と、識別コード、及び操作命令信号とを関連づけて記憶させる。これによって、使用者の音声入力に応答して、遠隔操作装置1が、機器制御指令送出部70から、対象リモコンの操作対象機器に対して操作命令信号を赤外線で送出することができるようになる。すなわち、遠隔操作装置1が、音声入力に基づいて操作対象機器を操作することが可能となる。
<(4)実施例1>
次に、本実施形態の具体的な実施例について説明する。実施例1では、操作対象機器がテレビであり、リモコンから発せられる赤外線信号を傍受した遠隔操作装置1が、操作対象機器のテレビを音声入力で操作できるようにする際の学習の流れについて説明する。
遠隔操作装置1は、テレビのリモコンAから発せられる赤外線信号を傍受して、逐次、傍受信号メモリ21に記憶させていく。図6には、赤外線信号を3つ傍受した後の、傍受信号メモリ21に記憶された情報を示している。このように、傍受信号メモリ21には、傍受した赤外線信号に含まれる識別コード及び操作命令信号が記憶されている。
制御部10は、傍受信号メモリ21に傍受した赤外線信号の情報が追加される度に、リモコンライブラリ22を参照して、対象リモコンの特定を試みる。
図7は、リモコンライブラリ22の具体例を示している。リモコンライブラリ22には、種々の機器を操作するリモコンについて、それぞれのリモコンに関する情報であるリモコンデータが記憶されている。より具体的には、図7のリモコンライブラリ22には、リモコンA〜リモコンEを含むリモコンについてのリモコンデータが記憶されている。これらの複数のリモコンデータは、それぞれ対応するリモコンから発せられる赤外線信号に含まれる識別コード、操作命令信号、及び対応する処理に関する情報が含まれる。図7のリモコンライブラリ22では、リモコンA〜リモコンCがテレビ、リモコンDが録画機(光ディスクレコーダまたはHDDレコーダ等)、リモコンEが照明機器に対応する。なお、リモコンライブラリ22には、これらの機器に限定されない、種々の機器を操作するリモコンデータが記憶される。
図6の傍受信号メモリ21に記憶された情報に基づくと、上から1つ目及び2つ目の情報では、対象リモコンがリモコンAまたはリモコンBのいずれであるかを特定できないが、3つ目の情報を確認することで、対象リモコンがリモコンAであることを特定できる。
対象リモコンがリモコンAであることの特定が完了すると、制御部10の操作割当部12は、リモコンライブラリ22からリモコンAに関するリモコンデータを読み出して、音声操作メモリ23に記憶させることで操作割り当てを行う。図8は、リモコンAについて、音声入力、識別コード、及び操作命令信号を記憶した状態の音声操作メモリ23を示している。すなわち、音声操作メモリ23には、音声入力と、リモコンデータに含まれる識別コード及び操作命令信号とが関連づけられて記憶されている。
例えば、制御ワード認識モードにおいて、使用者が音声を上げようとして、「アイリス」というウェイクアックワードに続いて、「音量アップ」という制御ワードを音声入力するとする。「音量アップ」という音声入力を制御部10が検知すると、制御部10は、記憶部20の音声操作メモリ23を確認し、「音量アップ」の音声入力に対応する識別コード「ID1」及び操作命令信号「DATA13」に基づいて生成された赤外線信号を、機器制御指令送出部70から出力する。この赤外線信号は、リモコンAから操作対象機器であるテレビに対して発せられる赤外線信号(赤外線発光パターン)と同一である。すなわち、遠隔操作装置1は、学習によって、音声入力に基づいて操作対象機器に対して送信すべき命令を確認し、それに対応する赤外線信号を、リモコンAと同じように送出可能となる。
<(5)実施例2>
次に、本実施形態の実施例2について説明する。実施例2では、遠隔操作装置1が傍受したリモコンが複数ある状態から、リモコンAの特定を行う際の学習の流れについて説明する。
遠隔操作装置1は、テレビのリモコンA、及び録画機のリモコンD、及び照明機器のリモコンEが使用される場所に設置されている。よって、遠隔操作装置1の受光部30は、リモコンA(ID1)、リモコンD(ID3)、及びリモコンE(ID4)のリモコンの赤外線信号を傍受し、記憶部20の傍受信号メモリ21に記憶している。制御部10は、これらの傍受信号メモリ21に基づき、対象リモコンのひとつがリモコンAであることを特定する。
対象リモコンのひとつがリモコンAであることの特定が完了すると、制御部10の操作割当部12は、リモコンライブラリ22からリモコンAに関する情報を読み出して、音声操作メモリ23に記憶させることで操作割り当てを行う。すなわち、制御部10は、変形例1と同様に、音声操作メモリ23に図8に示された情報を記憶する。
なお、遠隔操作装置1は、例えば、リモコンAに加え、リモコンD及びリモコンEのように複数のリモコンに関する情報を音声操作メモリ23に記憶させ、リモコンA、リモコンD、及びリモコンEのそれぞれの操作対象機器を音声入力により操作することも可能である。
<2.実施形態2>
<(1)学習モードの動作>
次に、遠隔操作装置1の実施形態2について説明する。本実施形態では、学習対象のリモコンが同一カテゴリの機器を操作するものである場合に、当該リモコンに関する操作割り当てを上書きすることで音声操作メモリ23を上書きするものである。例えば、リビングに設置していたテレビを買い替えたことによりテレビのリモコンが交換された場合などに、当該処理が有用となる。以下、図10のフローチャートを参照しながら、本実施形態の遠隔操作装置1における学習モードの処理について具体的に説明する。なお、本実施形態では、実施形態1と相違する点についての説明を行い、実施形態1と共通する内容については、同様の符号を付してその説明を省略する。
<S230>
制御部10のリモコン特定部11は、対象リモコンの特定を完了したら(S230でY)、この対象リモコンが操作する対象機器が、操作割り当てが完了して音声操作メモリ23にその情報が記憶されたリモコンと同一カテゴリの機器であるかどうかを確認する(S240)。より具体的には、既にテレビのリモコンについての操作割り当てが完了していた場合において、新たに特定された対象リモコンがテレビのリモコンであったような場合が想定される。
<S241>
対象リモコンの操作対象機器が、操作割り当てされた機器と異なるカテゴリの機器であった場合には(S240でN)、制御部10の操作割当部12は、この対象リモコンについて、所定の音声入力に対して所定の処理を割り当て(S241)、学習モードを終了する(S290)。
<S242>
一方、対象リモコンの操作対象機器が、操作割り当てされた機器と同一カテゴリの機器であった場合には(S240でY)、操作割当部12は、この対象リモコンについて操作割り当ての上書きを行う。具体的には、操作割当部12は、音声操作メモリ23に記憶された、以前の同一カテゴリの機器のリモコンの操作内容を、新たな対象リモコンの操作内容に上書きする。これにより、遠隔操作装置1は、以前の同一カテゴリの機器を音声入力により操作することができなくなるが、新たな操作対象機器を音声入力により操作することができるようになる。
<(2)実施例2−1>
次に、本実施形態2の実施例である実施例2−1について、図11及び図12を参照しながら説明する。実施例2−1では、実施例1の学習が完了して、音声操作メモリ23には図8に示されたリモコンAについての情報が記憶された状態から、リモコンBに操作割り当ての上書きがなされる動作について説明する。
遠隔操作装置1は、テレビのリモコンBから発せられる赤外線信号を傍受して、逐次、傍受信号メモリ21に記憶させていく。図11には、リモコンBから発せられる赤外線信号を3つ傍受した後の、傍受信号メモリ21に記憶された情報を示している。ここで、制御部10のリモコン特定部11は、リモコンライブラリ22を参照して、対象リモコンの特定を試みる。リモコン特定部11は、特定されたリモコンが、既に操作割り当てがなされたリモコンAではなく、新たなリモコンBであることを確認すると、操作割当部12は操作割り当ての上書きを行う。これにより、音声操作メモリ23には、図12に示されるように、リモコンBに対応した、音声入力、識別コード、及び操作命令信号が記憶される。
<3.変形例>
次に、上記実施形態の遠隔操作装置1の変形例について説明する。以下の変形例は、いずれも実施形態1及び実施形態2と一部が異なるものの、それ以外の部分については同様の構成及び機能を有するものである。以下の説明では、主に相違点についての説明を行い、実施形態1及び実施形態2と共通の構成及び機能についてはその説明を省略する。
<(1)変形例1>
図13は、本変形例の遠隔操作装置1の機能的構成を示すブロック図である。図13に示されるように、実施形態1と比較して、記憶部20が音声操作メモリ23に代えてキー操作メモリ24を有している点で相違する。本変形例の遠隔操作装置1は、音声入力に加え、または代えて、キー操作により操作される。
図14は、本変形例の記憶部20のキー操作メモリ24の一例である。図14に示されるように、キー操作メモリ24は、対応するキー、識別コード、及び操作命令信号を互いに関連づけて記憶する。すなわち、使用者により所定のキーが押されると、当該キーに対応する識別コード及び操作命令信号を含む赤外線信号が機器制御指令送出部70から送出される。この赤外線信号は、学習対象となったリモコンから発せられる赤外線信号と同一である。
<(2)変形例2>
図15は、本変形例の遠隔操作装置1の機能的構成を示すブロック図である。図15に示されるように、実施形態1と比較して、記憶部20がリモコンライブラリ22を有しておらず、サーバ2がリモコンライブラリ22を有している点で相違する。
サーバ2は、実施形態1の記憶部20が有しているリモコンライブラリ22と同様のリモコンライブラリ22を有する。制御部10は、リモコンの特定を行う際に、受信部60を介してサーバ2のリモコンライブラリ22を参照する。このとき、遠隔操作装置1は、通信用配線61を介してサーバ2と通信可能な状態となっている必要がある。通信用配線61が接続されていない場合には、制御部10は、傍受した赤外線信号を記憶部20の傍受信号メモリ21に記憶させるものの、通信用配線61が接続されるまでリモコンの特定を行わない。
<(3)その他の変形例>
本発明の遠隔操作装置1は、例えば、操作対象機器の状態に関する情報を、記憶部20に記憶可能な構成としてもよい。具体的には、操作対象機器がエアコンである場合に、当該エアコンの温度、風量、及び冷暖房の種別、等の情報を記憶してもよい。この場合において、遠隔操作装置1は、エアコンに対して、これらの設定に関する情報を、機器制御指令送出部70を介して赤外線通信で送信してもよい。
また、遠隔操作装置1は、記憶部20の音声操作メモリ23が、音声入力と、種類が特定された対象リモコンのリモコンデータの識別コード及び操作命令信号と、を関連づけて記憶する構成としていたが、記憶部20が、音声入力と、種類が特定された対象リモコンのリモコンデータをリモコンライブラリ22内で特定するための情報と、を関連づけて記憶する構成としてもよい。このような構成とした場合であっても、音声入力に基づいて、操作対象機器を操作することが可能となる。
<4.本発明の特徴>
以上、実施形態、実施例、及び変形例を例示して説明した本発明は、以下のような特徴を有する。
上記の遠隔操作装置1では、受光部30が対象リモコンから発せられた光を傍受して、傍受した光に基づいてリモコンライブラリ22を参照することで対象リモコンの種類、すなわち対象リモコンが具体的にどの機器を操作するものであるのか、を特定する構成としている。この構成により、対象リモコンを自動的に特定可能な構成としている。
上記において、受光部30が傍受する光は、遠隔操作装置1に向けて発せられたものではなく、対象リモコンの操作対象機器に対して発せられたものである。そのため、使用者は、遠隔操作装置1を操作して学習をさせることなく、自動的な学習を可能にしている。
また、本発明の遠隔操作装置1は、制御部10の操作割当部12が、特定されたリモコンについて、音声入力またはキー入力に対応した所定の処理を割り当てる構成としている。
また、本発明の遠隔操作装置1は、記憶部20を、リモコンライブラリ22を記憶した内蔵記憶装置とすることができる。この構成によれば、操作割り当てに際して、外部機器と通信することなく、遠隔操作装置1が単体で操作割り当てを実行可能な構成となる。
また、変形例2の遠隔操作装置1は、操作割り当てに際して、受信部60がサーバ2のリモコンライブラリ22を参照する構成としている。このような構成によれば、遠隔操作装置1が多数のリモコンのリモコンライブラリを記憶することなく、入力操作に対して所定の処理を割り当てる処理を実行可能な構成となる。
また、上記の遠隔操作装置1は、対象リモコンの特定に際して、受信部60がサーバ2のリモコン参照する構成とすることができる。
また、本発明の遠隔操作装置1は、使用モードと学習モードとで動作可能であり、使用モードでないときに自動的に学習モードで動作する。これにより、遠隔操作装置1が自動的に学習可能な構成となる。なお、使用モードは、音声入力により操作されるモードのみでなく、キー入力により操作されるモードを含む。
また、本発明の遠隔操作装置1は、受電部50が外部から受電しているときにのみ、学習モードで動作可能な構成としてもよい。このような構成によれば、例えば、バッテリーで動作しているときには対象リモコンから発せられた光を傍受しないようにすることで、傍受によってバッテリーを消費してしまうことを防止することが可能となる。
また、本発明の遠隔操作装置1は、受信部60がサーバ2と通信可能な状態でのみ、学習モードで動作可能な構成としてもよい。具体的には、USBケーブルである受電用配線51が外部機器と接続されており、データの送受信が可能な状態でのみ、学習モードで動作可能とすることができる。このような構成によれば、サーバ2などの外部のリモコンライブラリ22を参照可能なタイミングでのみ学習モードで動作するため、学習不能な状態で学習しようとすることを防止することができる。
また、本発明の遠隔操作装置1は、操作割り当てを行ったリモコンを更新可能な構成としてもよい。具体的には、音声操作メモリ23に情報が記憶されたリモコンとは別のリモコンが検出されたときに、音声操作メモリ23に記憶されたリモコンの情報を上書きする構成としてもよい。このような構成によれば、例えば、遠隔操作装置1を配置した場所に配置された機器を交換した場合に、操作対象機器を、以前のリモコンで操作される過去の機器から、新たなリモコンで操作される新たに配置された機器に変更することなどが可能となる。
<5.補足事項>
以上、本発明の複数の実施形態についての具体的な説明を行った。これらの実施形態は、あくまで本発明の一構成例及び一作動例としての具体例であって、本発明の範囲はこれらの実施形態に留まらず、同様の技術思想に基づいて当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
1…遠隔操作装置
2…サーバ
10…制御部
11…リモコン特定部
12…操作割当部
20…記憶部
21…傍受信号メモリ
22…リモコンライブラリ
23…音声操作メモリ
24…キー操作メモリ
30…受光部
40…音声入力部
50…受電部
51…受電用配線
60…受信部
61…通信用配線
70…機器制御指令送出部
80…音声出力部

Claims (11)

  1. 対象リモコンから発せられた光を傍受する受光部と、
    前記受光部で受信した光に基づいて、発光パターンとリモコンの種類とを関連づけるリモコンデータを複数含むリモコンライブラリを参照することで、前記対象リモコンの種類を特定するリモコン特定部と、
    種類が特定された前記対象リモコンの前記リモコンデータを記憶する記憶部と、を備える、
    遠隔操作装置。
  2. 前記受光部は、該遠隔操作装置以外の装置に向けて前記対象リモコンから発せられた光を傍受する、
    請求項1に記載の遠隔操作装置。
  3. 前記リモコン特定部により前記対象リモコンの種類が特定されたとき、所定の入力操作に対して前記リモコンデータの所定の処理を割り当てる操作割当部をさらに備える、
    請求項1または請求項2に記載の遠隔操作装置。
  4. 音声入力を取得する音声入力部をさらに備え、
    前記操作割当部は、所定の音声入力に対して所定の処理を割り当てる、
    請求項3に記載の遠隔操作装置。
  5. 前記記憶部は、予め前記リモコンライブラリを記憶しており、
    前記記憶部は該遠隔操作装置の内部記憶装置である、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠隔操作装置。
  6. 外部から情報を受信する受信部をさらに備え、
    前記操作割当部は、前記対象リモコンの種類が特定されたとき、前記受信部によって受信した情報に基づいて所定の入力操作に対して所定の操作を割り当てる、
    請求項3に記載の遠隔操作装置。
  7. 前記リモコン特定部は、前記受信部が受信した前記リモコンライブラリの情報を参照して、前記対象リモコンの種類を特定する、
    請求項6に記載の遠隔操作装置。
  8. 使用者により使用される使用モードと、前記対象リモコンの種類を特定する学習モードとで動作し、
    使用者により使用されていないときには前記学習モードで動作する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遠隔操作装置。
  9. 外部から電力を受電する受電部をさらに備え、
    前記受電部が外部から電力を受電しているときに前記学習モードで動作する、
    請求項8に記載の遠隔操作装置。
  10. 外部から情報を受信する受信部をさらに備え、
    前記受信部が外部から情報を受信可能なときに前記学習モードで動作する、
    請求項8または請求項9に記載の遠隔操作装置。
  11. 前記リモコン特定部が、前記学習モードで動作中において、前記記憶部に登録された前記対象リモコンとは別の対象リモコンから発せられた光を前記受光部が傍受したとき、
    前記記憶部は、新たに種類が特定された前記対象リモコンの前記リモコンデータを記憶する、
    請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の遠隔操作装置。
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