JP2021107190A - 監視装置、プログラム、システム及び監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイバーの呼吸に異常が発生した場合に、ダイバー自身にそのことを自覚させたり、そのことをバディ等の周囲の者に気づかせるような技術を提供することが望ましい。【解決手段】ダイバーの胸部に装着された収音センサによって収音されたダイバーの呼吸音に関する呼吸音情報を取得する呼吸音情報取得部と、呼吸音情報に基づいて、ダイバーの呼吸の異常を検知する異常検知部と、異常検知部によってダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて通知処理を実行する通知処理実行部とを備える監視装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、監視装置、プログラム、システム及び監視方法に関する。
ダイバーが所定時間、呼吸調整器を通して呼吸していなかったときに、潜水ジャケットを膨張させる技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2013−116738号公報
ダイバーの呼吸に異常が発生した場合に、ダイバー自身にそのことを自覚させたり、そのことをバディ等の周囲の者に気づかせるような技術を提供することが望ましい。
本発明の第1の態様によれば、監視装置が提供される。監視装置は、ダイバーの胸部に装着された収音センサによって収音されたダイバーの呼吸音に関する呼吸音情報を取得する呼吸音情報取得部を備えてよい。監視装置は、呼吸音情報に基づいて、ダイバーの呼吸の異常を検知する異常検知部を備えてよい。監視装置は、異常検知部によってダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて通知処理を実行する通知処理実行部を備えてよい。
上記呼吸音情報取得部は、上記収音センサによって出力されたセンサデータと、予め格納している呼吸音を識別するための呼吸識別用データとに基づいて、予め定められた時間毎の呼吸回数を含む上記呼吸音情報を取得してよい。上記監視装置は、上記収音センサによって出力されたセンサデータを格納する格納部を備えてよく、上記呼吸音情報取得部は、上記格納部に格納された上記センサデータを用いて生成された上記呼吸識別用データと、上記収音センサによって出力されたセンサデータとに基づいて、上記呼吸音情報を生成してよい。上記監視装置は、上記格納部に格納されている上記センサデータを外部装置に送信するデータ送信部と、上記外部装置から、上記センサデータに基づいて生成された上記呼吸識別用データを受信するデータ受信部とを備えてよい。上記異常検知部は、水中における上記ダイバーの呼吸の異常を検知してよい。上記異常検知部は、上記ダイバーの呼吸の異常の種類をさらに検知してよい。上記異常の種類は、呼吸が乱れている呼吸乱れ状態と、呼吸が停止している無呼吸状態とを含んでよい。上記通知処理実行部は、上記ダイバーの呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、上記通知処理として、発光部を発光させる発光処理、及び上記ダイバーに振動が伝わるように配置されたバイブレータを振動させる振動処理の少なくともいずれかを実行してよい。上記通知処理実行部は、上記ダイバーの呼吸の状態が無呼吸状態である場合、上記通知処理として、水中スピーカーに音声出力させる音声出力処理を実行してよい。上記通知処理実行部は、上記通知処理として、上記ダイバーの呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合と、上記ダイバーの呼吸の状態が無呼吸状態である場合とで異なる通知内容を、上記ダイバーが装着している表示装置に表示させる表示処理を実行してよい。
上記監視装置は、上記ダイバーの胸囲を測定する胸囲センサによって出力された上記ダイバーの胸囲を示す胸囲情報を取得する胸囲情報取得部を備えてよく、上記通知処理実行部は、上記ダイバーの入水前の上記胸囲情報が示す胸囲に対して、上記ダイバーが水中から水上まで浮上する前の上記胸囲情報が示す胸囲が、予め定められた閾値より長い場合に、通知処理を実行してよい。上記異常検知部は、地上における上記ダイバーの呼吸の異常を検知してよい。上記通知処理実行部は、上記ダイバーの入水前に上記異常検知部によって上記ダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて、入水に対する警告を通知する通知処理を実行してよい。
本発明の第2の態様によれば、コンピュータを、上記として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第3の態様によれば、システムが提供される。システムは、上記収音センサと、上記監視装置とを備えてよい。
本発明の第4の態様によれば、コンピュータによって実行される監視方法が提供される。監視方法は、ダイバーの胸部に装着された収音センサによって収音されたダイバーの呼吸音に関する呼吸音情報を取得する呼吸音情報取得段階を備えてよい。監視方法は、呼吸音情報に基づいて、ダイバーの呼吸の異常を検知する異常検知段階を備えてよい。監視方法は、ダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて通知処理を実行する通知処理実行段階を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
監視装置100の一例を概略的に示す。 監視装置100の機能構成の一例を概略的に示す。 監視システム10のハードウェア構成の一例を概略的に示す。 監視装置100による処理の流れの一例を概略的に示す。 監視装置100の他の一例を概略的に示す。 監視装置100として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、監視装置100の一例を概略的に示す。監視装置100は、ダイバー20に装着されて、ダイバー20の呼吸を監視する機能を有する。ダイバー20は、水中にダイビングする人のことであってよい。図1では、監視装置100がダイバー20の腕に装着されている場合を例示しているが、監視装置100は、ダイバー20の腕以外に装着されてもよい。
通常、ダイバー20は、事前に安全講習等を受講して、ダイビング中は呼吸を止めてはならず、常に呼吸し続けなければならないことを学び、自身でダイビング中の呼吸を意識的に管理する。また、通常、ダイバー20は、バディ30とともにダイビングを行い、ダイビング中に自身で対処できない異変が発生したときは、ハンドシグナルによってバディに知らせるか、バディが感覚的にその状態を察して手助けをしている。
上述したように、ダイバー20個人で呼吸を管理してはいるが、不注意や、無意識的に呼吸を止めてしまったり排気が不十分であったりすることによって、浮上後に肺の過膨張によるエアーエンボリズムや減圧症を発症するおそれがある。そのため、常に一定の時間間隔で呼吸していることを監視し、呼吸が止まっている場合にはそれをその場で検知し、排気を意識させることができる仕組みを提供することが望ましい。また、ガス中毒(窒素酔い等)や、不測の事態によってパニックになり、ダイバー20自身がバディ30に知らせることができず事故につながることがあるため、ダイバー20が自身の状態を明確かつ自動的にバディ30に知らせられる仕組みを提供することが望ましい。
本実施形態に係る監視装置100は、ダイバー20の呼吸音に関する呼吸音情報に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知し、検知に応じて通知処理を実行する。呼吸音情報は、例えば、予め定められた時間毎の呼吸回数を含む。呼吸音情報は、呼吸が正常であるか否かを示す情報を含んでもよい。
監視装置100は、ダイバー20の胸部に装着される収音センサ200と接続されている。図1では、監視装置100と収音センサ200とが有線によって接続されている状況を示しているが、監視装置100と収音センサ200とは無線接続されてもよい。監視装置100は、例えば、収音センサ200による収音結果を示すセンサデータを収音センサ200から受信して、センサデータを解析することによって、呼吸音情報を取得する。
監視装置100は、例えば、ダイバー20の呼吸の異常を検知した場合に、振動がダイバー20に伝わるように配置されたバイブレータ装置を振動させる振動処理を実行する。これにより、無意識に呼吸が乱れたり呼吸が止まったりしているダイバー20に、そのことを意識させ、呼吸を整える等の対応をとらせることができる。監視装置100は、自らがバイブレータ装置を備えもよく、外部のバイブレータ装置を振動させてもよい。
また、監視装置100は、例えば、ダイバー20の呼吸の異常を検知した場合に、発光部を発光させる発光処理を実行する。これにより、ダイバー20の呼吸に異常が発生していることを、バディ等に気づかせることができる。発光部は、例えば、LED(Light Emitting Diode)発光装置であってよい。監視装置100は、自らが発光部を備えてもよく、外部の発光部を発光させてもよい。
また、監視装置100は、例えば、ダイバー20の呼吸の異常を検知した場合に、音声出力部に音声出力させる音声出力処理を実行する。これにより、ダイバー20の呼吸に異常が発生していることを、バディのみならず、周囲の他のダイバー20等にも伝わりやすくすることができる。音声出力部は、例えば、水中スピーカーであってよい。監視装置100は、自らが音声出力部を備えてもよく、外部の音声出力部に音声出力をさせてもよい。
監視装置100は、ダイバー20の呼吸の異常の種類をさらに検知してもよい。呼吸の異常の種類は、例えば、呼吸が乱れている呼吸乱れ状態と、呼吸が停止している無呼吸状態とを含む。
監視装置100は、例えば、予め定められた時間毎の呼吸回数を記録していき、呼吸回数が予め定められた回数以上変化した場合に、呼吸乱れ状態と判定する。予め定められた時間として、10秒、15秒等の任意の時間が設定されてよく、また、変更可能であってよい。予め定められた回数として、2回、3回等の任意の回数が設定されてよく、また、変更可能であってよい。
また、例えば、監視装置100は、予め定められた時間、呼吸が無い場合に無呼吸状態と判定する。予め定められた時間として、5秒、8秒等の任意の時間が設定されてよく、また、変更可能であってよい。
監視装置100は、ダイバー20の呼吸の異常の種類に応じた通知処理を実行してもよい。例えば、監視装置100は、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、発光処理及び振動処理の少なくともいずれかを実行する。また、例えば、監視装置100は、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態である場合、音声出力処理を実行する。
監視装置100は、例えば、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態になった場合に発光処理及び振動処理を開始し、正常状態に戻った場合には発光処理及び振動処理を停止し、無呼吸状態に遷移した場合には音声出力処理をさらに開始してもよい。これにより、ダイバー20の状態の危険度が低い場合には、本人とバディのみに通知し、危険度が高い場合には、より多くの人に通知することができ、ダイバー20の状態に応じた通知処理を実行することができる。
監視装置100は、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合と無呼吸状態である場合とで異なる通知内容を、表示部に表示させる表示処理を実行してもよい。監視装置100は、例えば、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、呼吸を整えることを促す通知内容を表示部に表示させ、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態である場合、呼吸を行うことを促す通知内容を表示部に表示させる。これにより、ダイバー20が何をすべきなのかを、ダイバー20に明確に把握させることができる。監視装置100は、例えば、自らが備える表示部に通知内容を表示する。また、監視装置100は、ダイブコンピュータ300の表示部に通知内容を表示させてもよい。監視装置100とダイブコンピュータ300とは、無線接続されてよく、また、有線接続されてもよい。
図2は、監視装置100の機能構成の一例を概略的に示す。監視装置100は、格納部102、呼吸音情報取得部104、異常検知部106、通知処理実行部108、データ送信部110、及びデータ受信部112を備える。なお、監視装置100がこれらの全てを備えることは必須とは限らない。
格納部102は、各種情報を格納する。格納部102は、例えば、呼吸識別用データを格納する。呼吸識別用データは、収音センサ200によって出力される音に含まれる呼吸音を識別するためのデータであってよい。
呼吸識別用データは、1呼吸を識別可能なデータであってよく、監視装置100は、当該呼吸識別用データを用いることによって、ダイバー20の呼吸回数を特定可能であってよい。また、呼吸識別用データは、呼吸が正常であるか否かを識別可能なデータであってよく、監視装置100は、当該呼吸識別用データを用いることによって、ダイバー20の呼吸が正常であるか否かを判定可能であってよい。
呼吸識別用データは、例えば、大量の呼吸音のデータを学習した機械学習モデルであってよい。呼吸識別用データは、例えば、任意の装置によって生成されて、監視装置100の格納部102に格納される。当該装置は、既存の任意の生成方法によって、呼吸識別用データを生成してよい。
当該装置は、例えば、呼吸音のデータを大量に収集し、1呼吸の特徴量を抽出することによって、呼吸識別用データを生成する。また、当該装置は、例えば、正常な呼吸音のデータを大量に収集し、VAE(Variational Autoencoder)等のアルゴリズムを利用することによって、正常な呼吸音と異常な呼吸音とを識別可能な機械学習モデルを生成する。また、当該装置は、例えば、正常な呼吸音のデータと、異常な呼吸音のデータとを大量に収集し、CNN(Convolutional Neural Network)等のアルゴリズムを利用することによって、正常な呼吸音と異常な呼吸音とを識別可能な機械学習モデルを生成する。なお、呼吸識別用データの生成は、監視装置100が行ってもよい。
格納部102は、収音センサ200によって出力されたセンサデータを格納してもよい。格納部102は、例えば、ダイバー20が水中にダイビングしている間に収音センサ200によって出力されたセンサデータを格納する。
呼吸音情報取得部104は、収音センサ200によって収音されたダイバー20の呼吸音に関する呼吸音情報を取得する。呼吸音情報取得部104は、例えば、収音センサ200によって出力されたセンサデータを解析することによって、呼吸音情報を生成する。呼吸音情報取得部104は、収音センサ200によって出力されたセンサデータと、格納部102に格納されている呼吸識別用データとに基づいて、呼吸音情報を生成してよい。
呼吸音情報取得部104は、収音センサ200によって出力されたデータを解析した他の装置から、呼吸音情報を取得してもよい。収音センサ200が呼吸音情報を出力する機能を有する場合、呼吸音情報取得部104は、収音センサ200から呼吸音情報を取得してもよい。
異常検知部106は、呼吸音情報取得部104が取得した呼吸音情報に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知する。異常検知部106は、水中におけるダイバー20の呼吸の異常を検知してよい。異常検知部106は、例えば、水中において呼吸音情報取得部104が取得した呼吸音情報に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知する。
異常検知部106は、呼吸音情報に含まれる呼吸回数に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知してよい。例えば、異常検知部106は、予め定められた時間内の呼吸回数が予め定められた回数以下である場合に、ダイバー20の呼吸が異常であると判定する。異常検知部106は、予め定められた時間内に呼吸がない場合に、ダイバー20の呼吸が異常であると判定してよい。また、例えば、異常検知部106は、予め定められた時間毎の呼吸回数が、予め定められた回数以上変化している場合に、ダイバー20の呼吸が異常であると判定する。
異常検知部106は、ダイバー20の呼吸の異常の種類をさらに検知してもよい。異常の種類は、例えば、呼吸乱れ状態と、無呼吸状態とを含む。異常検知部106は、例えば、予め定められた時間毎の呼吸回数が、予め定められた回数以上変化している場合に、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態であると判定し、予め定められた時間内に呼吸が無い場合に、無呼吸状態であると判定する。具体例として、異常検知部106は、10秒毎の呼吸回数が、連続して3回以上変化している場合に、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態であると判定し、呼吸が無い状態が5秒間継続した場合に、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態と判定する。
異常検知部106は、地上におけるダイバー20の呼吸の異常を検知してもよい。異常検知部106は、例えば、ダイバー20が入水する前に、呼吸音情報取得部104が取得した呼吸音情報に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知する。
通知処理実行部108は、異常検知部106によって、ダイバー20の呼吸の異常が検知されたことに応じて、通知処理を実行する。通知処理実行部108は、水中におけるダイバー20の呼吸の異常が検知されたことに応じて、通知処理を実行してよい。通知処理実行部108は、通知処理として、振動処理を実行してよい。通知処理実行部108は、通知処理として、発光処理を実行してよい。通知処理実行部108は、通知処理として、音声出力処理を実行してよい。通知処理実行部108は、通知処理として、表示処理を実行してよい。
通知処理実行部108は、ダイバー20の呼吸の異常の種類に応じた通知処理を実行してもよい。例えば、通知処理実行部108は、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、通知処理として、発光処理及び振動処理の少なくともいずれかを実行する。通知処理実行部108は、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態である場合、通知処理として、音声出力処理を実行してよい。通知処理実行部108は、ダイバー20の球の状態が無呼吸状態である場合、発光処理、振動処理、及び音声出力処理を実行してもよい。
通知処理実行部108は、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態となったことに応じて、発光処理及び振動処理の少なくともいずれかを開始し、ダイバー20の呼吸の状態が正常状態に戻った場合には、実行中の発光処理及び振動処理を停止し、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態に遷移した場合には、音声出力処理をさらに開始してもよい。
通知処理実行部108は、通知処理として、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合と、無呼吸状態である場合とで異なる通知内容を表示させる表示処理を実行してもよい。通知処理実行部108は、例えば、ダイバー20の呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、呼吸を整えることを促す通知内容を表示部に表示させ、ダイバー20の呼吸の状態が無呼吸状態である場合、呼吸を行うことを促す通知内容を表示部に表示させる。通知処理実行部108は、例えば、監視装置100が備える表示部に通知内容を表示する。また、通知処理実行部108は、ダイブコンピュータ300の表示部に通知内容を表示させてもよい。
通知処理実行部108は、異常検知部106によって、ダイバー20の入水前にダイバー20の呼吸の異常が検知されたことに応じて、入水に対する警告を通知する通知処理を実行してもよい。風邪で喉が腫れている場合等の呼吸器系の異常は、それが仮に軽度であったとしても、ダイビングでは命取りになる可能性がある。それに対して、入水前に呼吸の異常が検知されたことに応じて、ダイバー20に警告を行うことによって、水中での事故の発生を未然に防止することができる。
通知処理実行部108は、例えば、バイブレータ装置に、警告を表す振動を実行させる。通知処理実行部108は、例えば、発光部に、警告を表す色の発光を実行させる。通知処理実行部108は、例えば、音声出力部に、警告音を出力させる。通知処理実行部108は、例えば、音声出力部に、入水を中止することを促すメッセージを音声出力させる。通知処理実行部108は、例えば、表示部に、入水を中止することを促すメッセージを表示出力させる。
データ送信部110は、格納部102に格納されているセンサデータを外部装置に送信する。データ送信部110は、例えば、ダイバー20がダイビングしている間に収音センサ200によって出力され、格納部102に格納されたセンサデータを、ダイバー20のダイビングが終了した後に、外部装置に送信する。外部装置は、ダイバー20が所有する携帯通信端末やインターネット上のサーバ等の任意の装置であってよい。
データ受信部112は、データ送信部110がセンサデータを送信した外部装置から、当該外部装置によってセンサデータに基づいて生成された、ダイバー20専用の呼吸識別用データを受信する。データ受信部112は、受信した呼吸識別用データを格納部102に格納させる。データ受信部112は、受信した呼吸識別用データによって、格納部102に格納されている呼吸識別用データを更新してもよい。このように、ダイバー20がダイビングしている間のセンサデータに基づいて生成されたダイバー20専用の呼吸識別用データを用いることによって、ダイバー20の呼吸の識別精度を向上させることができる。また、ダイバー20の呼吸の特徴を考慮したダイバー20の呼吸の異常検知を実現することもできる。例えば、あるダイバー20が、正常な状態であるにも関わらず、呼吸が短時間停止する傾向にある場合、その短時間に対応する時間の呼吸停止は異常と判定しないようにすることで、無呼吸状態の誤検知を抑制することができる。
図3は、監視システム10のハードウェア構成の一例を概略的に示す。図3に例示する監視システム10は、ダイバー20の肌に装着される収音センサ200、デジタル信号化装置410、呼吸音解析装置420、呼吸回数記録装置430、タイムスタンプ装置440、監視装置100、LED発光装置450、バイブレーション装置460、及びアラーム音発生装置470を備える。図3に例示する収音センサ200は、収音した音をアナログ信号として出力する。
デジタル信号化装置410は、収音センサ200によって出力されたアナログ信号をデジタル信号化する。呼吸音解析装置420は、デジタル信号化装置410から出力されたデジタル信号を解析する。呼吸音解析装置420は、予め定められた時間内の呼吸回数を出力してよい。
呼吸回数記録装置430は、呼吸音解析装置420によって出力された呼吸回数を記録する。タイムスタンプ装置440は、呼吸音解析装置420によって出力される呼吸回数にタイムスタンプを施す。監視装置100は、呼吸回数記録装置430及びタイムスタンプ装置440から、呼吸数情報を取得する。監視装置100は、呼吸数情報に基づいて、ダイバー20の呼吸の異常を検知する。監視装置100は、ダイバー20の呼吸の異常の検知に応じて、LED発光装置450を発光させる発光処理を実行したり、バイブレーション装置460を振動させる振動処理を実行したり、アラーム音発生装置470にアラーム音を発生させる音声出力処理を実行したりする。アラーム音発生装置470は、例えば、水中スピーカーを有し、水中スピーカーから半径50mの範囲に届く音量でアラーム音を発生させる。
図4は、監視装置100による処理の流れの一例を概略的に示す。ここでは、ダイバー20が入水した後、監視装置100による監視が開始した状態を開始状態として説明する。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)102では、異常検知部106が、ダイバー20の呼吸の乱れを検知したか否かを判定する。呼吸乱れを検知した場合、S104に進む。S104では、通知処理実行部108が、通知処理として、発光処理及び振動処理を実行する。
S106では、異常検知部106が、ダイバー20の呼吸が正常化したか否かを判定する。正常化したと判定した場合、S108に進み、正常化していないと判定した場合、S110に進む。S108では、通知処理実行部108が通知処理を停止する。
S110では、異常検知部106が、ダイバー20の無呼吸を検知したか否かを判定する。無呼吸を検知していない場合、S112に進み、無呼吸を検知した場合、S114に進む。S112では、異常検知部106が、ダイバー20の呼吸が正常化したか否かを判定する。正常化したと判定した場合、S108に進み、正常化していないと判定した場合、S110に戻る。
S114では、通知処理実行部108が、通知処理として、音声出力を追加する。S116では、異常検知部106が、ダイバー20の呼吸が正常化したか否かを判定する。正常化したと判定した場合、S108に進む。
S108において、通知処理実行部108が通知処理を停止した後、S102に戻る。図4に示す処理は、ダイバー20が水中にいる間、継続されてよく、ダイバー20が水中から地上に移動した後に停止されてよい。
図5は、監視装置100の他の一例を概略的に示す。図5に示す監視装置100には、収音センサ200の他に、胸囲センサ500が接続されている。胸囲センサ500は、ダイバー20の胸囲を測定し、ダイバー20の胸囲を示す胸囲情報を監視装置100に送信する。なお、図5では、監視装置100と胸囲センサ500とが有線によって接続されている状況を示しているが、監視装置100と胸囲センサ500とは無線接続されてもよい。
監視装置100は、胸囲センサ500によって出力されたダイバー20の胸囲情報を取得する胸囲情報取得部を備えてよい。監視装置100の通知処理実行部108は、ダイバー20の入水前の胸囲情報が示す胸囲に対して、ダイバー20が水中から水上まで浮上する前の胸囲情報が示す胸囲が、予め定められた閾値より長い場合に、通知処理を実行する。入水前に対して、水中におけるダイバー20の胸囲が長い場合、肺が拡張している可能性があり、そのまま浮上すると、肺の過拡張を引き起こしかねない。それに対して、通知処理実行部108が通知処理を実行することによって、浮上前に呼吸を落ち着かせて、十分に排気をしてから浮上するよう促すことができ、ダイバー20の安全性を高めることができる。
通知処理実行部108は、通知処理として、振動処理、発光処理、音声出力処理、及び表示処理の少なくともいずれかを実行してよい。また、通知処理実行部108は、表示処理を実行する場合に、浮上前に呼吸を落ち着かせる通知内容を表示部に表示させてよい。
図6は、監視装置100として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、本実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、本実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブは、DVD−ROMドライブ及びDVD−RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVDドライブは、プログラム又はデータをDVD−ROM等から読み取り、記憶装置1224に提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD−ROM又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD−ROM、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ(DVD−ROM)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 監視システム、20 ダイバー、30 バディ、100 監視装置、102 格納部、104 呼吸音情報取得部、106 異常検知部、108 通知処理実行部、110 データ送信部、112 データ受信部、200 収音センサ、300 ダイブコンピュータ、410 デジタル信号化装置、420 呼吸音解析装置、430 呼吸回数記録装置、440 タイムスタンプ装置、450 LED発光装置、460 バイブレーション装置、470 アラーム音発生装置、500 胸囲センサ、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1230 ROM、1240 入出力チップ

Claims (16)

  1. ダイバーの胸部に装着された収音センサによって収音された前記ダイバーの呼吸音に関する呼吸音情報を取得する呼吸音情報取得部と、
    前記呼吸音情報に基づいて、前記ダイバーの呼吸の異常を検知する異常検知部と、
    前記異常検知部によって前記ダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて通知処理を実行する通知処理実行部と
    を備える監視装置。
  2. 前記呼吸音情報取得部は、前記収音センサによって出力されたセンサデータと、予め格納している呼吸音を識別するための呼吸識別用データとに基づいて、予め定められた時間毎の呼吸回数を含む前記呼吸音情報を取得する、請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記収音センサによって出力されたセンサデータを格納する格納部
    を備え、
    前記呼吸音情報取得部は、前記格納部に格納された前記センサデータを用いて生成された前記呼吸識別用データと、前記収音センサによって出力されたセンサデータとに基づいて、前記呼吸音情報を生成する、請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記格納部に格納されている前記センサデータを外部装置に送信するデータ送信部と、
    前記外部装置から、前記センサデータに基づいて生成された前記呼吸識別用データを受信するデータ受信部と
    を備える、請求項3に記載の監視装置。
  5. 前記異常検知部は、水中における前記ダイバーの呼吸の異常を検知する、請求項1から4のいずれか一項に記載の監視装置。
  6. 前記異常検知部は、前記ダイバーの呼吸の異常の種類をさらに検知する、請求項5に記載の監視装置。
  7. 前記異常の種類は、呼吸が乱れている呼吸乱れ状態と、呼吸が停止している無呼吸状態とを含む、請求項6に記載の監視装置。
  8. 前記通知処理実行部は、前記ダイバーの呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合、前記通知処理として、発光部を発光させる発光処理、及び前記ダイバーに振動が伝わるように配置されたバイブレータを振動させる振動処理の少なくともいずれかを実行する、請求項7に記載の監視装置。
  9. 前記通知処理実行部は、前記ダイバーの呼吸の状態が無呼吸状態である場合、前記通知処理として、水中スピーカーに音声出力させる音声出力処理を実行する、請求項7又は8に記載の監視装置。
  10. 前記通知処理実行部は、前記通知処理として、前記ダイバーの呼吸の状態が呼吸乱れ状態である場合と、前記ダイバーの呼吸の状態が無呼吸状態である場合とで異なる通知内容を、前記ダイバーが装着している表示装置に表示させる表示処理を実行する、請求項7から9のいずれか一項に記載の監視装置。
  11. 前記ダイバーの胸囲を測定する胸囲センサによって出力された前記ダイバーの胸囲を示す胸囲情報を取得する胸囲情報取得部
    を備え、
    前記通知処理実行部は、前記ダイバーの入水前の前記胸囲情報が示す胸囲に対して、前記ダイバーが水中から水上まで浮上する前の前記胸囲情報が示す胸囲が、予め定められた閾値より長い場合に、通知処理を実行する、請求項1から10のいずれか一項に記載の監視装置。
  12. 前記異常検知部は、地上における前記ダイバーの呼吸の異常を検知する、請求項1から11のいずれか一項に記載の監視装置。
  13. 前記通知処理実行部は、前記ダイバーの入水前に前記異常検知部によって前記ダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて、入水に対する警告を通知する通知処理を実行する、請求項12に記載の監視装置。
  14. コンピュータを、請求項1から13のいずれか一項に記載の監視装置として機能させるためのプログラム。
  15. 前記収音センサと、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の監視装置と
    を備える監視システム。
  16. コンピュータによって実行される監視方法であって、
    ダイバーの胸部に装着された収音センサによって収音された前記ダイバーの呼吸音に関する呼吸音情報を取得する呼吸音情報取得段階と、
    前記呼吸音情報に基づいて、前記ダイバーの呼吸の異常を検知する異常検知段階と、
    前記ダイバーの呼吸の異常が検知されたことに応じて通知処理を実行する通知処理実行段階と
    を備える監視方法。
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