JP2021101055A - 洗濯ケア組成物において青味剤としてロイコ着色剤を使用する方法 - Google Patents

洗濯ケア組成物において青味剤としてロイコ着色剤を使用する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】織物が光に曝露されないときでさえも付着及び初期乾燥後に効力が増大する、有効なホワイトニング剤で織物物品を処理する方法を提供する。【解決手段】(a)ロイコ組成物を含む洗濯ケア組成物を提供する工程と、(b)当該洗濯ケア組成物を液体媒体に添加する工程と、(c)当該織物物品を当該液体媒体と接触するように置く工程と、(d)当該ロイコ組成物の少なくとも一部を当該織物物品上に付着させる工程と、(e)任意に、当該織物をすすぐ工程と、(f)当該織物物品を乾燥させる工程とを含む、織物物品を処理する方法である。【選択図】なし

Description

本出願は、ロイコ着色剤を含有する洗濯ケア組成物で織物物品を処理する方法を記載する。これらの種類の着色剤は、安定した実質的に無色の状態で提供され、次いで、例えば、酸素への曝露、イオン添加、光への曝露などの特定の物理的又は化学的な変化に曝露されると、濃い有色状態に変換されてもよい。ロイコ着色剤を含有する洗濯ケア組成物で織物物品を処理する方法は、洗濯ケア組成物で洗浄し、乾燥した後に、経時的に織物物品の見かけの(apparent)若しくは視覚的に知覚される白色度を強化するように、又は織物物品に所望の色相を付与するように設計されている。
経年により、布地基材の色は、光、空気、汚れ、及び基材に含まれる繊維の自然劣化により、色あせ又は黄変する傾向がある。したがって、これら織物基材を視覚的に改良し、色あせ及び黄変を相殺するために、消費者製品を着色するための高分子着色剤の使用が従来技術において周知となっている。例えば、織物用途においては、蛍光増白剤又は青味剤のいずれかのホワイトニング剤を使用することが周知である。しかしながら、従来のホワイトニング剤は、光学増白剤の場合、付着又は光に曝露された際に最大効力を有する。
また、ロイコ染料は、特定の化学的又は物理的なトリガに曝露された際に、無色又はわずかに有色の状態から有色の状態への変化を呈することも従来技術において既知である。生じる呈色の変化は、典型的には、人間の目で視覚的に知覚可能である。全ての既存の化合物は、可視光領域(400〜750nm)においていくらかの吸光度を有するので、程度の差はあれいくらかの色を有する。本発明では、染料は、その適用濃度及び条件ではそれほど発色しなかったが、トリガされた形態では著しく発色する場合、「ロイコ染料」であるとみなされる。トリガされた際の色変化は、400〜750nmの範囲、好ましくは500〜650nmの範囲、最も好ましくは530〜620nmの範囲におけるロイコ染料分子のモル減衰係数(一部の文献ではモル吸光係数、モル吸収係数、及び/又はモル吸光率としても知られている)の変化に起因する。トリガ前後のロイコ染料のモル減衰係数の増加は、50%よりも大きく、より好ましくは200%よりも大きく、最も好ましくは500%よりも大きくなければならない。
ほとんどの消費者は、洗浄と洗浄との間に引き出し又はクローゼットなどの光の届かない場所に織物衣類を保管する。
したがって、織物が光に曝露されないときでさえも、付着及び初期乾燥後に効力が増大する有効なホワイトニング剤が依然として必要とされている。
驚くべきことに、ここで請求されるロイコ着色剤は、所望の白色度によって得られる消費者利益を提供するだけでなく、織物が光に曝露されないときでさえも、初期乾燥後に白色度の更なる増加を呈することも見出された。したがって、ここで請求されるロイコ着色剤は、実際により効果的になり、当該ロイコ着色剤が織物に付着している時間がより長くなるほど白色度によって得られる消費者利益の増大をもたらし、その結果、着用と着用の間に織物を保管している間に初期消費者利益が増大する。
一態様では、本発明は、織物物品を処理する方法であって、(a)ロイコ組成物を含む洗濯ケア組成物を提供する工程と、(b)当該洗濯ケア組成物を液体媒体に添加する工程と、(c)当該織物物品を当該液体媒体と接触するように置く工程と、(d)当該ロイコ組成物の少なくとも一部を当該織物物品上に付着させる工程と、(e)任意に、当該織物をすすぐ工程と、(f)当該織物物品を乾燥させる工程とを含み、1日保管した後の当該織物物品が、乾燥後に得られる初期白色度効果よりも高い、綿布に対する白色度効果を提供する。
用語の定義
本明細書で使用するとき、用語「アルコキシ」は、C〜Cアルコキシ、及びブチレンオキシド、グリシドールオキシド、エチレンオキシド、又はプロピレンオキシド等の繰返し単位を有するポリオールのアルコキシ誘導体を包含することを意図する。
本明細書で使用するとき、互換可能な用語「アルキレンオキシ」及び「オキシアルキレン」、並びに互換可能な用語「ポリアルキレンオキシ」及び「ポリオキシアルキレン」は、一般に、次の繰り返し単位:−CO−、−CO−、−CO−、及びこれらの任意の組み合わせのうちの1つ以上をそれぞれ含有する分子構造を指す。これら基に対応する非限定的な構造としては、例えば、−CHCHO−、−CHCHCHO−、−CHCHCHCHO−、−CHCH(CH)O−、及び−CHCH(CHCH)O−が挙げられる。更に、ポリオキシアルキレン構成要素は、C2〜20アルキレンオキシ基、グリシジル基、又はこれらの混合物から選択される1つ以上のモノマーからなる群から選択されてもよい。
本明細書において、用語「エチレンオキシド」、「プロピレンオキシド」及び「ブチレンオキシド」は、それぞれ、これらの典型的な表記である「EO」、「PO」及び「BO」で示される場合がある。
本明細書で使用するとき、用語「アルキル」及び「アルキル末端保護された」は、置換又は無置換の炭化水素から水素原子を除去することによって形成される任意の一価基を意味することを意図する。非限定的な例としては、C〜C18アルキル基、一態様では、C〜Cアルキル基を含む分枝状又は非分枝状、置換又は無置換のヒドロカルビル部分が挙げられる。
本明細書で使用するとき、特に明記しない限り、用語「アリール」は、C〜C12アリール基を含むことを意図する。用語「アリール」は、炭素環式及び複素環式のアリール基の両方を指す。
本明細書で使用するとき、用語「アルカリル」は、任意のアルキル置換アリール置換基及びアリール置換アルキル置換基を指す。より具体的には、この用語は、追加の置換基を含んでいても含んでいなくてもよいC7〜16アルキル置換アリール置換基及びC7〜16アリール置換アルキル置換基を指すことを意図する。
本明細書で使用するとき、用語「洗剤組成物」は、洗濯ケア組成物の一部であり、布地を洗濯するための製品が挙げられるがこれに限定されない洗浄組成物を含む。このような組成物は、洗浄工程の前に用いる前処理組成物であっても、すすぎ時添加用組成物、並びに、漂白添加剤及び「シミ取りスティック」又は前処理タイプのような洗浄助剤であってもよい。
本明細書で使用するとき、用語「洗濯ケア組成物」は、特に指定しない限り、顆粒状、粉末状、液状、ゲル状、ペースト状、1回分分包状(unit dose)、棒状、及び/又はフレーク状の洗浄剤及び/又は布地処理組成物を含み、例えば、布地を洗濯するための製品、布地柔軟化組成物、布地強化組成物、布地フレッシュニング組成物、並びに布地をケア及びメンテナンスするためのその他の製品、並びにこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。このような組成物は、洗浄工程の前に用いるための前処理組成物であっても、すすぎ添加用組成物、並びに漂白添加剤及び/又は「シミ取りスティック」、又は前処理組成物、又は乾燥機添加用シートなどの基材を有する製品などの洗浄助剤であってもよい。
本明細書で使用するとき、用語「ロイコ」(例えば、化合物、部分、ラジカル、染料、モノマー、断片、又はポリマーに関して使用するとき)は、特定の化学的又は物理的なトリガに曝露された際、1つ以上の化学的及び/又は物理的な変化を受け、その結果、第1の色状態(例えば、無着色又は実質的に無色)から第2のより高度に有色の状態へとシフトする実体(例えば、有機化合物又はその一部)を指す。好適な化学的又は物理的なトリガとしては、酸化、pH変化、温度変化、及び電磁放射線(例えば、光)曝露における変化が挙げられるが、これらに限定されない。ロイコ実体において生じる好適な化学的又は物理的な変化としては、分子内環化などの酸化及び非酸化的変化が挙げられるが、これらに限定されない。したがって、一態様では、好適なロイコ実体は、発色団の可逆的に還元された形態であり得る。一態様では、ロイコ部分は、好ましくは、上記の化学的及び/又は物理的なトリガのうちの1つ以上に曝露された際、第1及び第2のπ系を組み込んだ第3の複合共役π系に変換されてもよい少なくとも第1及び第2のπ系を含む。
本明細書で使用するとき、用語「ロイコ組成物」又は「ロイコ着色剤組成物」は、本明細書で更に詳細に記載されるように、独立して選択される構造を有する少なくとも2種のロイコ化合物を含む組成物を指す。
本明細書で使用するとき、ロイコ着色剤の「平均分子量」は、その分子量分布によって決定したときの重量平均分子量として報告され、その製造プロセスの結果として、本明細書に開示されるロイコ着色剤は、そのポリマー部分に繰り返し単位の分布を含み得る。
本明細書で使用するとき、用語「最大吸光係数」及び「最大モル吸光係数」は、400ナノメートル〜750ナノメートルの範囲における最大吸光波長(本明細書では最大波長とも称する)におけるモル吸光係数を表すことを意図する。
本明細書で使用するとき、用語「第1の色」は、トリガ前の洗濯ケア組成物の色を指すために使用され、無色及び実質的に無色を含む任意の色を含むことを意図する。
本明細書で使用するとき、用語「第2の色」は、トリガ後の洗濯ケア組成物の色を指すために使用され、目視検査又は分光測光分析などの分析技術の使用のいずれかを通じて洗濯ケア組成物の第1の色と区別可能な任意の色を含むことを意図する。
本明細書で使用するとき、用語「変換剤」は、その既知の形態(一重項及び三重項の状態)のいずれかにおける分子酸素以外の、当該技術分野において既知の任意の酸化剤を指す。
本明細書で使用するとき、用語「トリガ剤」は、ロイコ組成物を無色又は実質的に無色の状態から有色の状態に変換するのに好適な反応物質を指す。
本明細書で使用するとき、用語「ホワイトニング剤」は、白色の綿布における場合、210〜345の相対色相角、又は更には240〜320の相対色相角、又は更には250〜300(例えば、250〜290)の相対色相角を有する色相を当該布に提供する、トリガされたら染料を形成することができる染料又はロイコ着色剤を指す。
本明細書で使用するとき、「セルロース基材」は、重量基準でセルロースの少なくとも大部分を占めるあらゆる基材を含むことが意図される。セルロースは、木材、綿、亜麻布、黄麻、及び麻布に見出すことができる。セルロース基材は、粉末、繊維、パルプの形態、並びに粉末、繊維及びパルプから形成される物品の形態であってよい。セルロース繊維としては、綿、レーヨン(再生セルロース)、アセテート(酢酸セルロース)、トリアセテート(三酢酸セルロース)、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。セルロース繊維から形成される物品としては、布地などの生地物品が挙げられる。パルプから形成される物品としては、紙が挙げられる。
本明細書で使用するとき、特許請求の範囲において使用される「a」及び「an」などの冠詞は、特許請求又は記述されるものが1つ以上であることを意味すると理解される。
本明細書で使用するとき、用語「含む」は非限定的であることを意味する。
本明細書において使用するとき、用語「固体」は、顆粒、粉末、バー及び錠剤の製品形態を含む。
本発明で使用するとき、用語「流体」は、液体、ゲル、ペースト及び気体の製品形態を含む。
本出願人らの発明のパラメータのそれぞれの値を求めるには、本出願の試験方法の項で開示される試験方法を用いるべきである。
特に明記しない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、かかる成分又は組成物の市販の供給源中に存在し得る不純物、例えば、残留溶媒又は副生成物は除外される。
全ての百分率及び比率は、特に指示がない限り、重量で計算される。全ての百分率及び比率は、特に指示がない限り、全組成物に基づいて計算される。
一態様では、200〜1,000nm(より好ましくは400〜750nm)の範囲の波長における最大吸光度における当該第2の有色状態のモル吸光係数は、第2の有色状態の最大吸光度の波長における当該第1の色状態のモル吸光係数の好ましくは少なくとも5倍、より好ましくは10倍、更により好ましくは25倍、最も好ましくは少なくとも50倍である。好ましくは、200〜1,000nm(より好ましくは400〜750nm)の範囲の波長における最大吸光度における当該第2の有色状態のモル吸光係数は、対応する波長における当該第1の色状態の最大モル吸光係数の少なくとも5倍、好ましくは10倍、更により好ましくは25倍、最も好ましくは少なくとも50倍である。当業者であれば、これら比がはるかに高くなり得ることを理解するであろう。例えば、第1の色状態は、400〜750nmの波長範囲においてわずか10M−1cm−1の最大モル吸光係数を有していてよく、第2の有色状態は、400〜750nmの波長範囲において80,000M−1cm−1以上もの最大モル吸光係数を有していてよく、この場合、吸光係数の比は8,000:1以上になる。
一態様では、400〜750nmの範囲の波長における当該第1の色状態の最大モル吸光係数は1000M−1cm−1未満であり、400〜750nmの範囲の波長における当該第2の有色状態の最大モル吸光係数は、5,000M−1cm−1よりも大きく、好ましくは10,000、25,000、50,000、又は更には100,000M−1cm−1よりも大きい。当業者であれば、1つを超えるロイコ部分を含むポリマーが、第1の色状態において有意に高い最大モル吸光係数を有し得る(例えば、多数のロイコ部分の相加効果又は第2の有色状態に変換された1つ以上のロイコ部分の存在に起因する)ことを認識し、理解するであろう。1つを超えるロイコ部分が分子に結合している場合、当該第2の色状態の最大モル吸光係数は、n×ε(式中、nは、分子上に存在するロイコ部分+酸化ロイコ部分の数であり、εは、5,000M−1cm−1、好ましくは10,000、25,000、50,000、又は更には100,000M−1cm−1超から選択される)よりも大きくなり得る。したがって、2つのロイコ部分を有する分子の場合、当該第2の色状態の最大モル吸光係数は、10,000M−1cm−1よりも大きくなり得、好ましくは20,000、50,000、100,000、又は更には200,000M−1cm−1よりも大きくなり得る。nは理論的に任意の整数であり得るが、当業者は、nが典型的には1〜100、より好ましくは1〜50、1〜25、1〜10、又は更には1〜5であることを理解するであろう。
本発明は、青色の色相を提供して織物基材を白色化するために、液体洗濯洗剤などの洗濯ケア組成物で使用するのに有用であり得る種類のロイコ着色剤で織物物品を処理する方法に関する。ロイコ着色剤は、本質的に無色であるか、又はほんのわずかに有色であるが、活性化時に強烈に発色することができる化合物である。洗濯ケア組成物においてロイコ化合物を使用する1つの利点は、このような化合物が活性化されるまで無色であるので、洗濯ケア組成物がそれ自体の色を呈することができる点である。ロイコ着色剤は、一般に、洗濯ケア組成物の原色を変化させない。したがって、このような組成物の製造業者は、青味剤などの添加成分が組成物の最終色値に影響を及ぼすことに関して懸念することなく、消費者にとって最も魅力的な色を処方することができる。
消費者の家庭でみられる織物物品は非常に広範囲にわたり、多くの場合、多種多様な天然繊維及び合成繊維の両方から構成された衣類、並びに一緒に洗われる洗濯物(the same wash load)又は更には同じ衣類内におけるこれらの混合物を含む。当該物品は、様々な方法で構築することができ、製造業者によって適用されてもよい膨大な仕上物質のいずれを含んでいてもよい。消費者の織物物品上に残存している任意のこのような仕上物質の量は多様な要因に依存し、その中でも、消費者によって使用される特定の洗浄条件下における仕上物質の耐久性、消費者が使用した可能性のある具体的な洗剤及び添加剤、並びに物品が洗浄されたサイクルの数に依存する。各物品の履歴に応じて、仕上物質は、様々な程度に存在していてもよく又は本質的に存在していなくてもよいが、洗浄又はすすぎサイクルに存在する他の物質、及び着用中に遭遇する汚染物質が、当該物品上に蓄積し始める場合がある。
当業者は、消費者によって使用される任意の洗剤製剤が、ありとあらゆる織物物品に使用される可能性のあることを強く認識し、一部の織物物品においてはその他の織物物品とは著しく異なる方法で製品が機能する可能性があるだけではなく、実際に存在すると予測する。これら違いは、日常的な実験によって見出すことができる。例えば、本発明のロイコ着色剤は、連続的な洗浄によって仕上物質が除去された新しい衣類の白色度を増大させるよりも、消費者が着古した衣類、更には布地強化剤が適用された衣類の白色度を増大させることが見出されている。したがって、従来の製剤、更には従来の色相剤を含有する製剤よりも、このようなロイコ着色剤を含む製剤が好ましい場合があるが、その理由は、より新しい衣類は通常黄変の問題が少ないが、より古い消費者が着古した衣類は、黄変の問題を有する傾向が高いためである。本発明のロイコ着色剤は、多くの従来の色相剤によって表されるバイアスよりも大きい、清潔な新しい衣類を上回る着古された衣類の白色度の増大についてのバイアスを有する。
一態様では、本発明は、ジアリールメタンロイコ、トリアリールメタンロイコ、オキサジンロイコ、チアジンロイコ、ヒドロキノンロイコ、アリールアミノフェノールロイコ、及びこれらの混合物からなる群から選択されるロイコ組成物に関する。
本明細書で使用するのに好適なジアリールメタンロイコ化合物としては、本明細書に記載される第2の有色状態を形成することができるジアリールメチレン誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適な例としては、ミヒラーメタン、−OH基で置換されたジアリールメチレン(例えば、ミヒラーヒドロール)並びにそのエーテル及びエステル、−CN基などの光切断性部分で置換されたジアリールメチレン(ビス(パラ−N,N−ジメチル)フェニル)アセトニトリル)、並びに同様のこのような化合物が挙げられるが、これらに限定されない。
一態様では、本発明は、
Figure 2021101055
(f)これらの混合物
から選択される群に一致する1つ以上のロイコ化合物を含む組成物で織物物品を処理する方法であって、
式I〜Vのその酸化形態に対する比は、少なくとも1:19、1:9、又は1:3、好ましくは少なくとも1:1、より好ましくは少なくとも3:1、最も好ましくは少なくとも9:1、又は更には19:1である、方法に関する。
式(I)の構造中、環A、B、及びCのそれぞれにおける各個々のR、R、及びR基は、独立して、水素、重水素、及びRからなる群から選択され、各Rは、独立して、ハロゲン、ニトロ、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−(CH−O−R、−(CH−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)O、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)SR、−NRC(O)NR、−P(O)、−P(O)(OR、−P(O)(OR)O、及び−P(O)(Oからなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、異なるA、B、及びC環における2つのR基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、当該縮合環が6員以上であるとき、異なるA、B、及びC環における2つのR基が結合して、所望により1つ以上のヘテロ原子を含有する有機リンカーを形成してもよく、一実施形態では、異なるA、B、及びC環における2つのR基が結合して、−O−及び−S−から選択されるヘテロ原子架橋を形成して、6員縮合環を作り出し、同じ環におけるR及びR又は同じ環におけるR及びRが結合して、縮合脂肪族環又は縮合芳香族環を形成してもよく、これら環のいずれもヘテロ原子を含有してもよく、3つの環A、B又はCの少なくとも1つにおいて、R及びR基のうちの好ましくは少なくとも2つ、より好ましくは少なくとも3つ、最も好ましくは4つ全てが水素であり、好ましくは、環A、B、及びCの少なくとも2つにおけるR及びR基の4つ全てが水素であり、いくつかの実施形態では、環A、B、及びCにおける全てのR及びR基が水素であり、好ましくは、各Rは、独立して、水素、−OR、及び−NRから選択され、Rのうちの2個以下、好ましくは1個以下が水素であり、好ましくは水素は存在せず、より好ましくは、少なくとも1個、好ましくは2個、最も好ましくは3個全てのRが−NRであり、いくつかの実施形態では、環A、B、及びCのうちの1つ又は更には2つは、所望により1つ以上の独立して選択されるR基で置換されている、独立してO、S、及びNから選択される1又は2つのヘテロ原子を含む独立して選択されるC〜Cヘテロアリール環で置換されてもよく、Gは、独立して、水素、重水素、C〜C16アルコキシド、フェノキシド、ビスフェノキシド、亜硝酸塩、ニトリル、アルキルアミン、イミダゾール、アリールアミン、ポリアルキレンオキシド、ハロゲン化物、アルキルスルフィド、アリールスルフィド、又はホスフィンオキシドからなる群から選択され、一態様では、Gの[(重水素)/(重水素+水素)]の比率は、少なくとも0.20、好ましくは少なくとも0.40、更により好ましくは少なくとも0.50、最も好ましくは少なくとも0.60、又は更には少なくとも0.80であり、同じヘテロ原子に結合しているR、R、及びRのうちのいずれか2個が結合して、所望により−O−、−NR15−、及び−S−からなる群から選択される1つ以上の追加のヘテロ原子を含む5員以上の環を形成してもよい。
式(II)〜(III)の構造中、e及びfは、独立して、0〜4の整数であり、各R20及びR21は、独立して、ハロゲン、ニトロ基、アルキル基、置換アルキル基、−NC(O)OR、−NC(O)SR、−OR、及び−NRからなる群から選択され、各R25は、独立して、単糖部分、二糖部分、オリゴ糖部分、及び多糖部分、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NRからなる群から選択され、各R22及びR23は、独立して、水素、アルキル基、及び置換アルキル基からなる群から選択される。
式(IV)の構造中、R30は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、−OR38及び−NR3637からなる群から選択され、各R36及びR37は、独立して、水素、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アシル基、R、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、R38は、水素、アシル基、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、g及びhは、独立して、0〜4の整数であり、各R31及びR32は、独立して、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルカリル、置換アルカリル、−(CH−O−R、−(CH−NR、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)O、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)SR、−NRC(O)NR、−P(O)、−P(O)(OR、−P(O)(OR)O、及び−P(O)(Oからなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、−NR3435は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、R34及びR35は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びRからなる群から選択され、R33は、独立して、水素、−S(O)、−C(O)N(H)R、−C(O)OR、及び−C(O)Rからなる群から選択され、gが2〜4であるとき、任意の2個の隣接するR31基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、当該縮合環における原子のうちの2個以下が窒素原子であってもよい。
式(V)の構造中、X40は、酸素原子、硫黄原子、及びNR45からなる群から選択され、R45は、独立して、水素、重水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)OH、−S(O)、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、R40及びR41は、独立して、−(CH−O−R、−(CH−NRからなる群から独立して選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、j及びkは、独立して、0〜3の整数であり、R42及びR43は、独立して、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)、−C(O)NR、−NC(O)OR、−NC(O)SR、−C(O)OR、−C(O)R、−(CH−O−R、−(CH−NRからなる群から選択され、指数nは、0〜4、好ましくは0〜1、最も好ましくは0の整数であり、R44は、−C(O)R、−C(O)NR、及び−C(O)ORである。
式(I)〜(V)の構造中、上記の基のいずれかに存在する任意の電荷は、好適な独立して選択される内部又は外部の対イオンで平衡にされる。好適な独立して選択される外部対イオンは、カチオン性又はアニオン性であってよい。好適なカチオンの例としては、好ましくは第I族及び第II族から選択される1種以上の金属が挙げられるが、これらに限定されず、これらのうち最も好ましいものは、Na、K、Mg、及びCa、又はイミニウム、アンモニウム、及びホスホニウムなどの有機カチオンである。好適なアニオンの例としては、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、過塩素酸、硫酸水素、硫酸、アミノ硫酸、硝酸、リン酸二水素、リン酸水素、リン酸、重炭酸、炭酸、メト硫酸、エソ硫酸、シアン酸、チオシアン酸、テトラクロロ亜鉛酸、ホウ酸、テトラフルオロホウ酸、酢酸、クロロ酢酸、シアノ酢酸、ヒドロキシ酢酸、アミノ酢酸、メチルアミノ酢酸、ジ−及びトリ−クロロ酢酸、2−クロロ−プロピオン酸、2−ヒドロキシプロピオン酸、グリコール酸、チオグリコール酸、チオ酢酸、フェノキシ酢酸、トリメチル酢酸、吉草酸、パルミチン酸、アクリル酸、シュウ酸、マロン酸、クロトネン酸、コハク酸、クエン酸、メチレンビス−チオグリコール酸、エチレン−ビス−イミノ酢酸、ニトリロ三酢酸、フマル酸、マレイン酸、安息香酸、メチル安息香酸、クロロ安息香酸、ジクロロ安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、アミノ安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、インドリル酢酸、クロロベンゼンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ビフェニルスルホン酸、並びにクロロトルエンスルホン酸が挙げられるが、これらに限定されない。当業者は、上に列挙したものの代わりに使用することができる異なる対イオンを十分に認識している。
式(I)〜(V)の構造中、R、R、R、及びR15は、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びRからなる群から選択され、Rは、1つ以上の有機モノマーで構成される有機基であり、当該モノマーの分子量は28〜500、好ましくは43〜350、更により好ましくは43〜250の範囲であり、当該有機基は、式I〜Vの構造に一致する1つ以上の追加のロイコ着色剤部分で置換されていてもよい。一態様では、Rは、アルキレンオキシ(ポリエーテル)、オキソアルキレンオキシ(ポリエステル)、オキソアルキレンアミン(ポリアミド)、エピクロロヒドリン、四級化エピクロロヒドリン、アルキレンアミン、ヒドロキシアルキレン、アシルオキシアルキレン、カルボキシアルキレン、カルボアルコキシアルキレン、及び糖からなる群から選択される。任意のロイコ着色剤が3個以上の連続するモノマーを有するR基を含む場合、そのロイコ着色剤は、本明細書において「高分子ロイコ着色剤」として定義される。当業者は、溶解度、分配、付着、除去、染色などの多くの特性属性のいずれかに関する化合物の特性が、その中に組み込まれるこのような連続するモノマーの配置、同一性、及び数に関連することを承知している。したがって、当業者は、このような連続するモノマーの配置、同一性、及び数を調整して、程度の差はあれ予測可能な様式で任意の特定の属性を変化させることができる。
上記のロイコ化合物は、家庭用洗濯プロセスなどの織物材料の処理に使用するのに好適であると考えられる。具体的には、ロイコ化合物は、ロイコ化合物の性質に起因して、織物材料の繊維上に付着すると考えられる。更に、織物材料上に付着したら、ロイコ化合物をその有色形態に変換する適切な化学的又は物理的なトリガを適用することによって、ロイコ化合物を有色化合物に変換することができる。例えば、ロイコ化合物が酸化化合物に酸化された際、ロイコ化合物はその有色形態に変換されてもよい。適切なロイコ部分を選択することによって、ロイコ化合物がその有色形態に変換されたときに所望の色相を織物材料に付与するようにロイコ化合物を設計することができる。例えば、その有色形態に変換された際に青色の色相を呈するロイコ化合物を使用して、時間の経過及び/又は洗濯の繰り返しによって通常生じる織物材料の黄変を相殺することができる。したがって、他の実施形態では、本発明は、上記のロイコ化合物を含む洗濯ケア組成物及び織物材料を処理するための家庭用方法(例えば、洗濯又は衣類の物品を洗浄する方法)を提供する。
好ましくは、ロイコ化合物は、210〜345の相対色相角、又は更には240〜320の相対色相角、又は更には250〜300(例えば、250〜290)の相対色相角を有する色相を布地に与える。相対色相角は、当該技術分野において既知の任意の好適な方法によって求めることができる。しかしながら、好ましくは、当該相対色相角は、ロイコ実体が全く存在しない綿布と比べて、ロイコ実体の綿布への付着に関して本明細書で更に詳細に記載されるように決定することができる。
好ましい一実施形態では、本発明は、25℃の暗所において雰囲気に曝露されて1日保管した後に、乾燥後の初期白色度効果よりも大きい白色度効果を洗浄時に綿布に提供する、織物物品を処理する方法を提供する。好ましくは、織物物品は、本明細書で更に詳細に記載されるように、6時間の保管後に少なくとも10%の白色度改善数(WIN)、最も好ましくは、24時間の保管後に少なくとも20%の白色度改善数(WIN)を有する。別の実施形態では、織物物品は、本明細書で更に詳細に記載されるように、6時間の保管後に少なくとも1%、2%、5%、又は10%の白色度改善数(WIN)を有する。更に別の実施形態では、織物物品は、本明細書で更に詳細に記載されるように、24時間又は48時間又は72時間の保管後に少なくとも1%、2%、5%、10%、20%、30%、40%、50%、75%、又は100%の白色度改善数(WIN)を有する。
洗濯ケア成分
界面活性剤系
本発明の製品は、約0.00重量%、より典型的には約0.10〜80重量%の界面活性剤を含み得る。一態様において、かかる組成物は、約5重量%〜50重量%の界面活性剤を含んでもよい。利用される界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、両性(amphoteric)、両性(ampholytic)、双性イオン性、若しくはカチオン性のタイプのものであってもよく、又はこれらのタイプの相容性混合物を含んでいてもよい。布地ケア製品が洗濯洗剤である場合、アニオン性及び非イオン性界面活性剤が通常使用される。一方、布地ケア製品が布地柔軟化剤である場合、カチオン性界面活性剤が通常使用される。
アニオン性界面活性剤
有用なアニオン性界面活性剤は、それら自体がいくつかの異なるタイプのものであってよい。例えば、高級脂肪酸類の水溶性塩、すなわち「石鹸」は、本明細書の組成物において有用なアニオン性界面活性剤である。これは、約8〜約24個の炭素原子、又は更には約12〜約18個の炭素原子を含有する高級脂肪酸のナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びアルキロールアンモニウム塩などのアルカリ金属石鹸を含む。石鹸は、油脂の直接鹸化によって、又は遊離脂肪酸の中和によって作製することができる。特に有用なものは、ココヤシ油及び獣脂から誘導される脂肪酸の混合物のナトリウム塩及びカリウム塩、すなわち、ナトリウム又はカリウムタロー及びココヤシ石鹸である。
好ましいアルキルサルフェートは、C8〜18アルキルアルコキシル化サルフェート、好ましくはC12〜15アルキル又はヒドロキシアルキルアルコキシル化サルフェートである。好ましくはアルコキシル化基はエトキシル化基である。典型的には、アルキルアルコキシル化サルフェートは、0.5〜30若しくは20、又は0.5〜10の平均アルコキシル化度を有する。アルキル基は、分枝状又は直鎖状であり得る。アルコキシル化アルキルサルフェート界面活性剤は、アルコキシル化アルキルサルフェートの混合物であってもよく、当該混合物は、約12〜約30個の炭素原子の範囲内の平均(算術平均)炭素鎖長、又は約12〜約15個の炭素原子の平均炭素鎖長、及び約1モル〜約4モルのエチレンオキシド、プロピレンオキシド、又はこれらの混合物の平均(算術平均)アルコキシル化度、又は約1.8モルのエチレンオキシド、プロピレンオキシド、又はこれらの混合物の平均(算術平均)アルコキシル化度を有する。アルコキシル化アルキルサルフェート界面活性剤は、約10個の炭素原子〜約18個の炭素原子の炭素鎖長、及び約0.1〜約6モルのエチレンオキシド、プロピレンオキシド、又はこれらの混合物のアルコキシル化度を有し得る。アルコキシル化アルキルサルフェートは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、又はこれらの混合物でアルコキシル化されてもよい。アルキルエーテルサルフェート界面活性剤は、ピークのあるエトキシレート分布を有し得る。具体例としては、Shell製のNEODOL(登録商標)アルコールに由来するC12〜C15 EO 2.5サルフェート、C14〜C15 EO 2.5サルフェート、及びC12〜C15 EO 1.5サルフェート、並びにHuntsman製の天然アルコールに由来するC12〜C14 EO3サルフェート、C12〜C16 EO3サルフェート、C12〜C14 EO2サルフェート、及びC12〜C14 EO1サルフェートが挙げられる。AESは、直鎖状、分岐状、又はこれらの組み合わせであってよい。アルキル基は、Shellによって商標名Neodol(登録商標)、SasolによってSafol(登録商標)、Lial(登録商標)、及びIsalchem(登録商標)として供給されているもの、又はココヤシ及びパーム核などの植物油に由来するミッドカットアルコール(midcut alcohols)などの合成又は天然のアルコールに由来していてよい。別の好適なアニオン性洗浄界面活性剤は、C10〜C26直鎖又は分枝状、好ましくはC10〜C20直鎖、最も好ましくはC16〜C18直鎖アルキルアルコール、及び2〜20、好ましくは7〜13、より好ましくは8〜12、最も好ましくは9.5〜10.5エトキシレートを含むアルキルエーテルカルボキシレートである。酸形態又はナトリウム若しくはアンモニウムの塩などの塩形態を使用してよく、アルキル鎖は、1つのシス又はトランス二重結合を含有していてもよい。アルキルエーテルカルボン酸は、花王(Akypo(登録商標))、Huntsman(Empicol(登録商標))及びClariant(Emulsogen(登録商標))から入手可能である。
他の有用なアニオン性界面活性剤は、アルキル基が約9〜約15個の炭素原子を直鎖(線状)又は分枝鎖の構成で含有する、アルキルベンゼンスルホン酸塩のアルカリ金属塩を含むことができる。いくつかの例では、アルキル基は、線状である。このような直鎖アルキルベンゼンスルホネートは、「LAS」として知られている。他の例では、線状アルキルベンゼンスルホン酸塩は、アルキル基中に約11〜14個の平均炭素原子数を有してもよい。具体例では、線状直鎖アルキルベンゼンスルホネートは、アルキル基中の平均炭素原子数が約11.8個の炭素原子であってもよく、C11.8 LASと略される場合がある。好ましいスルホネートは、C10〜13アルキルベンゼンスルホネートである。好適なアルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)は、市販の線状アルキルベンゼン(LAB)をスルホン化することによって得ることができる。好適なLABとしては、Sasolにより商品名Isochem(登録商標)として供給されているもの又はPetresaにより商品名Petrelab(登録商標)として供給されているものなどの低2−フェニルLABが挙げられ、他の好適なLABとしては、Sasolにより商品名Hyblene(登録商標)として供給されているものなどの高2−フェニルLABが挙げられる。好適なアニオン性洗浄性界面活性剤は、DETAL触媒プロセスによって得られるアルキルベンゼンスルホン酸塩であるが、HFなどの他の合成経路が好適な場合もある。一態様では、LASのマグネシウム塩を用いる。本明細書に用いるのに好適なアニオン性スルホネート界面活性剤としては、C8〜C18アルキル又はヒドロキシアルキルスルホネートの水溶性塩;国際公開第99/05243号、同第99/05242号、同第99/05244号、同第99/05082号、同第99/05084号、同第99/05241号、同第99/07656号、同第00/23549号、及び同第00/23548号に記載されているようなC11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、変性アルキルベンゼンスルホネート(MLAS)、メチルエステルスルホネート(MES);及びα−オレフィンスルホネート(AOS)が挙げられる。これらはまた、10〜20炭素原子のパラフィンをスルホン化することによって得られる、モノスルホネート及び/又はジスルホネートであり得るパラフィンスルホネートを含む。スルホネート界面活性剤としては、アルキルグリセリルスルホネート界面活性剤を挙げることもできる。
本発明のアニオン性界面活性剤は、酸形態で存在してもよく、当該酸形態を中和して、本洗剤組成物で使用するのに望ましい界面活性剤塩を形成してもよい。典型的な中和剤としては、水酸化物、例えば、NaOH又はKOHなどの金属対イオン塩基が挙げられる。酸型の、本発明のアニオン性界面活性剤及び補助アニオン性界面活性剤又は補助界面活性剤を中和するための更に好ましい中和剤としては、アンモニア、アミン、又はアルカノールアミンが挙げられる。アルカノールアミンが好ましい。当該技術分野で既知のモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、及び他の直鎖状若しくは分岐鎖状アルカノールアミンを含む好適な非限定的な例。例えば、かなり好ましいアルカノールアミンとしては、2−アミノ−1−プロパノール、1−アミノプロパノール、モノイソプロパノールアミン、又は1−アミノ−3−プロパノールが挙げられる。
非イオン性界面活性剤
好ましくは、本発明の組成物は非イオン性洗浄性界面活性剤を含む。好適な非イオン性界面活性剤としては、アルコキシル化脂肪族アルコールが挙げられる。非イオン性界面活性剤は、式R(OC2H4)OH(式中、Rは、約8〜約15個の炭素原子を含有する脂肪族炭化水素ラジカル及びアルキル基が約8〜約12個の炭素原子を含有するアルキルフェニルラジカルからなる群から選択され、nの平均値は、約5〜約15である)のエトキシル化アルコール及びエトキシル化アルキルフェノールから選択することができる。本明細書で有用な非イオン性界面活性剤の他の非限定例としては、C8〜C18アルキルエトキシレート、例えば、Shell製のNEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤;アルコキシレート単位が、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、又はこれらの混合物であってよいC6〜C12アルキルフェノールアルコキシレート;BASF製のPluronic(登録商標)などのエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーとのC12〜C18アルコール及びC6〜C12アルキルフェノール縮合物;C14〜C22中鎖分枝状アルコール、BA;C14〜C22中鎖分枝状アルキルアルコキシレート、BAE(式中、xは1〜30である);アルキル多糖類、具体的にはアルキルポリグリコシド、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド;及びエーテルキャップ化ポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤が挙げられる。具体例としては、Shell製のC12〜C15 EO7及びC14〜C15 EO7 NEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤、Huntsman製のC12〜C14 EO7及びC12〜C14 EO9 Surfonic(登録商標)非イオン性界面活性剤が挙げられる。
極めて好ましい非イオン性界面活性剤は、ゲルベアルコールと、アルコール1モル当たり2〜18モル、好ましくは2〜15モル、より好ましくは5〜9モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。好適な非イオン性界面活性剤としては、BASF製の商標名Lutensol(登録商標)を有するものが挙げられる。Lutensol XP−50は、平均して約5個のエトキシ基を含有するゲルベエトキシレートである。Lutensol XP−80は、平均して約8個のエトキシ基を含有する。本明細書に用いるのに好適な他の非イオン性界面活性剤としては、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル、アルキルポリグルコシド、及び脂肪酸グルカミド、ゲルべアルコールに基づくアルキルポリグルコシドが挙げられる。
両性界面活性剤
界面活性剤系は、アミンオキシドなどの両性界面活性剤を含み得る。好ましいアミンオキシドは、アルキルジメチルアミンオキシド又はアルキルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、より好ましくはアルキルジメチルアミンオキシド、特にココジメチルアミンオキシドである。アミンオキシドは、直鎖又は中鎖分枝状アルキル部分を有し得る。
両性界面活性剤(Ampholytic Surfactants)
界面活性剤系は、両性界面活性剤を含み得る。両性界面活性剤の具体的な非限定的な例としては、第二級若しくは第三級アミンの脂肪族誘導体、又は脂肪族ラジカルが直鎖若しくは分岐鎖であってよい複素環式第二級及び第三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられる。その脂肪族置換基の1つは、少なくとも約8個の炭素原子、例えば約8〜約18個の炭素原子を含んでよく、少なくとも1つは、アニオン性水溶化基、例えばカルボキシ、スルホン酸塩、硫酸塩を含む。両性界面活性剤の好適な例については、米国特許第3,929,678号、19欄、18〜35行目を参照されたい。
双極性界面活性剤
双極性界面活性剤は、当該技術分野において既知であり、一般に、全体的には中性に帯電しているが、少なくとも1つの正に帯電した原子/基及び少なくとも1つの負に帯電した原子/基を有する界面活性剤を含む。双性イオン性界面活性剤の例としては、二級及び三級アミン誘導体、複素環式二級及び三級アミン誘導体、又は四級アンモニウム化合物、四級ホスホニウム化合物若しくは三級スルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。双性イオン界面活性剤の例である、アルキルジメチルベタイン及びココジメチルアミドプロピルベタイン、C〜C18(例えば、C12〜C18)アミンオキシド、並びに、例えば、アルキル基がC〜C18、特定の実施形態ではC10〜C14であり得るN−アルキル−N,N−ジメチルアミノ−1−プロパンスルホネートなどのスルホ及びヒドロキシベタインを含むベタインについては、米国特許第3,929,678号の19欄38行〜22欄48行を参照されたい。本発明で使用するのに好ましい双性イオン界面活性剤は、ココアミドプロピルベタインである。
カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤の例としては、四級アンモニウム界面活性剤が挙げられ、これは具体的には最高26個の炭素原子を有し得る。更なる例としては、a)米国特許第6,136,769号で論じられているようなアルコキシレート四級アンモニウム(alkoxylate quaternary ammonium、AQA)界面活性剤、b)米国特許第6,004,922号で論じられているようなジメチルヒドロキシエチル四級アンモニウム、c)参照により本明細書に組み込まれる国際公開第98/35002号、同第98/35003号、同第98/35004号、同第98/35005号、及び同第98/35006号で論じられているようなポリアミンカチオン性界面活性剤、d)参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,228,042号、同第4,239,660号、同第4,260,529号、及び同第6,022,844号で論じられているようなカチオン性エステル界面活性剤、並びにe)参照により本明細書に組み込まれる米国特許第6,221,825号及び国際公開第00/47708号で論じられているようなアミノ界面活性剤、具体的にはアミドプロピルジメチルアミン(amido propyldimethyl amine、APA)が挙げられる。有用なカチオン性界面活性剤には、米国特許第4,222,905号(Cockrell、1980年9月16日発行)、及び米国特許第4,239,659号(Murphy、1980年12月16日発行)に開示されるものも含まれ、これら両方の文献も、参照により本明細書に組み込まれる。第四級アンモニウム化合物は、柔軟仕上げ剤などの布地柔軟化剤組成物中に存在してもよく、正に荷電された構造NR (式中、Rはアルキル基又はアリール基)の多原子イオンである第四級アンモニウムカチオンを含む。
洗浄補助添加剤
本発明の洗浄組成物はまた、洗浄補助添加剤を含有してもよい。洗浄補助添加剤の正確な性質及びそれを組み込む濃度は、洗浄組成物の物理的形態及びそれが使用される洗浄作業の正確な性質に依存する。
補助洗浄添加剤は、ビルダー、構造剤又は増粘剤、泥汚れ除去/再付着防止剤、高分子汚れ放出剤、高分子分散剤、高分子グリース洗浄剤、酵素、酵素安定化系、漂白化合物、漂白剤、漂白活性化剤、漂白触媒、増白剤、染料、色相剤、移染阻害剤、キレート剤、抑泡剤、柔軟剤、及び香料からなる群から選択されてもよい。この補助洗浄添加剤のリストは、単に例示的なものであり、使用することができる補助洗浄添加剤の種類を限定することを目的とするものではない。原則として、本発明では当該技術分野において既知の任意の補助洗浄添加剤を使用することができる。
ポリマー
上記組成物は1つ以上のポリマーを含んでよい。非限定的な例としては、国際公開第2016/041676号に記載されているように、ポリエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニル−ピロリドン)、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピリジン−N−オキシド)、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリカルボキシレート、又はアルコキシル化置換フェノール(alkoxylated substituted phenols、ASP)が挙げられ、これらは全て所望により変性されてもよい。ASP分散剤の例としては、Clariantから入手可能なHOSTAPAL BV CONC S1000が挙げられるが、これに限定されない。
ポリアミンは、グリース、微粒子除去、又は染み除去のために使用されてもよい。疎水性又は親水性の洗浄を達成するために、多種多様なアミン及びポリアルキレンイミンを様々な程度にアルコキシル化してもよい。このような化合物としては、エトキシル化ポリエチレンイミン、エトキシル化ヘキサメチレンジアミン、及びこれらを硫酸化したものが挙げられるが、これらに限定されない。このようなポリマーの有用な例は、BASFから入手可能なHP20、又は以下の一般構造を有するポリマー:
ビス((CO)(CO))(CH)−N+−C2x−N+−(CH)−ビス((CO)(CO))(式中、n=20〜30、x=3〜8)又はその硫酸化若しくはスルホン化変異体である。より優れたグリース除去及び乳化を達成するために、ポリプロポキシル化−ポリエトキシル化両親媒性ポリエチレンイミン誘導体が含まれていてもよい。これらは、好ましくは内側ポリエチレンオキシドブロック及び外側ポリプロピレンオキシドブロックを有するアルコキシル化ポリアルキレンイミンを含んでいてもよい。また、洗剤組成物は、飲料染みの除去の強化に有用な非変性ポリエチレンイミンを含有していてもよい。様々な分子量のPEIは、BASF Corporationから商標名Lupasol(登録商標)として市販されている。好適なPEIの例としては、Lupasol FG(登録商標)、Lupasol G−35(登録商標)が挙げられるが、これらに限定されない。
当該組成物は、ポリマー分散剤として有用なマレエート/アクリレートランダムコポリマー又はポリアクリレートホモポリマーなどの1つ以上のカルボキシレートポリマーを含み得る。ポリアクリレートから調製されるものなどのアルコキシル化ポリカルボキシレートも、泥分散性を提供するのに有用である。このような材料は、国際公開第91/08281号に記載されている。化学的に、これら物質は、7〜8個のアクリレート単位ごとに1つのエトキシ側鎖を有するポリアクリレートを含む。側鎖は、式−(CHCHO)(CHCH(式中、mは、2〜3であり、nは、6〜12である)のものである。側鎖は、ポリアクリレート「主鎖」にエステル又はエーテル結合されて、「櫛形」ポリマー型構造を提供する。
好ましい両親媒性グラフトコポリマーは、(i)ポリエチレングリコール主鎖と、(ii)ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、及びこれらの混合物から選択される少なくとも1つのペンダント部分と、を含む。両親媒性グラフトコポリマーの例は、BASFから供給されるSokalan HP22である。
国際公開第2016/041676号に記載されているようなアルコキシル化置換フェノールも、泥分散性を提供するポリマーの好適な例である。Clariantから入手可能なHostapal BV Conc S1000は、ASP分散剤の非限定的な一例である。
好ましくは、本組成物は、1種以上の汚れ放出ポリマーを含む。好適な汚れ放出ポリマーは、Repel−o−texポリマー(例えば、Rhodiaにより供給されているRepel−o−tex SF、SF−2及びSRP6)などのポリエステル汚れ放出ポリマーである。他の好適な汚れ放出ポリマーとしては、Clariantによって供給されているTexcare SRA100、SRA300、SRN100、SRN170、SRN240、SRN260、SRN300及びSRN325を含むTexcareポリマーが挙げられる。他の好適な汚れ放出ポリマーは、Marloquestポリマー、例えば、Sasolによって供給されているMarloquest SL、HSCB、L235M、B、G82である。他の好適な汚れ放出ポリマーとしては、米国特許第9,365,806号に記載されているようなメチル末端保護されたエトキシル化プロポキシル化汚れ放出ポリマーが挙げられる。
好ましくは、当該組成物は、特に、カルボキシメチルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロース、スルホエチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルキシログルカン、カルボキシメチルキシラン、スルホエチルガラクトマンナン、カルボキシメチルガラクトマンナン、ヒドロキシエチルガラクトマンナン、スルホエチルデンプン、カルボキシメチルデンプン、及びこれらの混合物から選択されてもよい1つ以上の多糖類を含む。本発明に用いるのに好適な他の多糖類は、グルカンである。好ましいグルカンは、グリコシド結合(すなわち、グルコシド結合)によって互いに連結されたグルコースモノマー単位を含むポリマーであるポリアルファ−1,3−グルカンであり、当該グリコシド結合の少なくとも約50%はアルファ−1,3−グルコシド結合である。ポリアルファ−1,3−グルカンは、多糖類の一種である。ポリアルファ−1,3−グルカンは、例えば、米国特許第7,000,000号、並びに米国特許出願公開第2013/0244288号及び同第2013/0244287号(その全てが参照により本明細書に組み込まれる)に記載されているように、1つ以上のグルコシルトランスフェラーゼ酵素を使用してスクロースから酵素的に生成することができる。
当該組成物に使用するための他の好適な多糖類は、カチオン性多糖類である。カチオン性多糖類の例としては、カチオン性グアーガム誘導体、四級窒素含有セルロースエーテル、並びにエーテル化セルロース、グアー、及びデンプンのコポリマーである合成ポリマーが挙げられる。使用される場合、本明細書におけるカチオン性ポリマーは、組成物に可溶性であるか、又は上述のカチオン性ポリマー、並びにアニオン性、両性及び/又は双極性界面活性剤成分によって形成される組成物中の複合コアセルベート相に可溶性である。好適なカチオン性ポリマーは、米国特許第3,962,418号、同第3,958,581号、及び米国特許出願公開第2007/0207109(A1)号に記載されている。
ポリマーは、他の洗剤原材料の付着助剤としても機能し得る。好ましい付着助剤は、カチオン性及び非イオン性ポリマーからなる群から選択される。好適なポリマーとしては、カチオンデンプン、カチオン性ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルホルムアルデヒド、ローカストビーンガム、マンナン、キシログルカン、タマリンドガム、ポリエチレンテレフタレート、並びに任意にアクリル酸及びアクリルアミドを含む群から選択される1つ以上のモノマーと共にジメチルアミノエチルメタクリレートを含有するポリマーが挙げられる。
追加的アミン
ポリアミンは、グリース除去を改善することが知られている。性能にとって好ましい環状及び直鎖状アミンは、1,3−ビス(メチルアミン)−シクロヘキサン、4−メチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン(BASFによって供給されているBaxxodur ECX 210)1,3プロパンジアミン、1,6ヘキサンジアミン、1,3ペンタンジアミン(Invistaによって供給されているDytek EP)、2−メチル1,5ペンタンジアミン(Invistaによって供給されているDytek A)である。米国特許第6710023号は、少なくとも3個のプロトン化可能なアミンを含有する当該ジアミン及びポリアミンを含有する食器手洗い用組成物を開示している。本発明に係るポリアミンは、洗浄pHよりも高い少なくとも1つのpka、並びに約6よりも高い及び洗浄pHよりも低い少なくとも2つのpkaを有する。好ましいポリアミンは、Dow、BASF、及びHuntmanから市販されている、テトラエチレンペンタミン、ヘキサエチルヘキサミン、ヘプタエチルヘプタミン、オクタエチルオクタミン、ノネチルノナミン、及びこれらの混合物からなる群から選択される。特に好ましいポリエーテルアミンは、米国特許第9752101号、同第9487739号、同第9631163号に記載されているように親油性変性されている。
移染阻害剤(Dye Transfer Inhibitor、DTI)
当該組成物は、1つ以上の移染阻害剤を含み得る。本発明の一実施形態では、驚くべきことに、特定の染料に加えて、ポリマー移染阻害剤を含む組成物は、性能が向上することを本発明者らは発見した。これは、驚くべきことに、ポリマー移染阻害剤が染料の付着を防ぐためである。好適な移染阻害剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン、及びポリビニルイミダゾール、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限らない。好適な例としては、Ashland Aqualon製のPVP−K15、PVP−K30、ChromaBond S−400、ChromaBond S−403E及びChromabond S−100、並びにBASF製のSokalan HP165、Sokalan HP50、Sokalan HP53、Sokalan HP59、Sokalan(登録商標)HP56K、Sokalan(登録商標)HP66が挙げられる。他の好適なDTIは、国際公開第2012/004134号に記載されているようなものである。対象組成物中に存在する場合、移染阻害剤は、組成物の約0.0001重量%〜約10重量%、約0.01重量%〜約5重量%、又は約0.1重量%〜約3重量%の濃度で存在してよい。
酵素
布地の洗濯の際に遊離する染料移行を防止するため、並びに布地を修復するための、タンパク質系、炭水化物系、又はトリグリセリド系の染みの基質からの除去を含む多様な目的のために、酵素を本洗浄組成物に含めてもよい。好適な酵素には、植物、動物、細菌、真菌、及び酵母起源質のような好適な起源物質からのプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、カルボヒドラーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、マンナナーゼ及びこれらの混合物が含まれる。本明細書に記載されている洗浄組成物中で使用することができる他の酵素としては、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、エンドグルカナーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、アミラーゼ、グルコ−アミラーゼ、キシラナーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、又はこれらの混合物、エステラーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、及び又はこれらの混合物が挙げられる。他の好適な酵素としては、ヌクレアーゼ酵素が挙げられる。当該組成物は、ヌクレアーゼ酵素を含み得る。ヌクレアーゼ酵素は、核酸のヌクレオチドサブユニット間のホスホジエステル結合を切断することができる酵素である。本明細書におけるヌクレアーゼ酵素は、好ましくは、デオキシリボヌクレアーゼ若しくはリボヌクレアーゼ酵素、又はこれらの機能的断片である。酵素の選択は、pH活性及び/又は安定性の最適条件、熱安定性、及び活性洗剤、ビルダーなどに対する安定性のような要因に影響される。
酵素は、洗浄組成物の0.0001重量%〜5重量%の活性酵素の濃度で当該洗浄組成物に組み込むことができる。酵素は、別個の単一原料として、又は2つ以上の酵素の混合物として、加えることができる。
いくつかの実施形態では、リパーゼが使用されてもよい。リパーゼは、Novozymes(Denmark)から商標名Lipexとして購入することができる。アミラーゼ(Natalase(登録商標)、Stainzyme(登録商標)、Stainzyme Plus(登録商標))は、Novozymes(Bagsvaerd,Denmark)によって供給されてもよい。プロテアーゼは、Genencor International(Palo Alto,Calif.,USA)(例えば、Purafect Prime(登録商標))、又はNovozymes(Bagsvaerd,Denmark)(例えば、Liquanase(登録商標)、Coronase(登録商標)、Savinase(登録商標))によって供給されてもよい。他の好ましい酵素としては、ペクチン酸リアーゼ、好ましくは、商標名Pectawash(登録商標)、Xpect(登録商標)、Pectaway(登録商標)で販売されているもの、並びに商標名Mannaway(登録商標)(全てNovozymes A/S、Bagsvaerd、Denmark製)及びPurabrite(登録商標)(Genencor International Inc.,Palo Alto,California)として販売されているマンナナーゼが挙げられる。様々な酵素材料及びそれを合成洗浄組成物へ組み込むための手段は、国際公開第9307263(A)号、同第9307260(A)号、同第8908694(A)号、米国特許第3,553,139号、同第4,101,457号、及び同第4,507,219号に開示されている。液体洗浄組成物に有用な酵素材料及び当該酵素材料のこのような組成物への組み込みは、米国特許第4,261,868号に記載されている。
酵素安定化系
本明細書に記載されている酵素含有組成物は、場合により、組成物の重量に基づき、約0.001%〜約10%、いくつかの例では、約0.005%〜約8%、及び別の例では、約0.01%〜約6%の酵素安定化系を含んでもよい。酵素安定化系は、洗浄性酵素と適合性のある任意の安定化系であってよい。そのような系は、他の配合物活性物質によって本質的に提供されてもよく、又は配合者によって若しくは洗剤に使用可能な酵素の製造業者によって別個に添加されてもよい。そのような安定化系は、例えば、カルシウムイオン、ホウ酸、プロピレングリコール、短鎖カルボン酸、ボロン酸、塩素漂白剤捕捉剤及びそれらの混合物が含むことができ、洗浄組成物のタイプ及び物理形態に応じて様々な安定化問題に対処するように設計される。ホウ酸塩系安定化剤の再検討には、米国特許第4,537,706号を参照されたい。
キレート剤。
好ましくは、本組成物は、キレート剤及び/又は結晶成長阻害物質を含む。好適な分子としては、銅、鉄、及び/又はマンガンキレート剤、並びにこれらの混合物が挙げられる。好適な分子としては、アミノカルボキシレート、アミノホスホネート、サクシネート、これらの塩、及びこれらの混合物が挙げられる。本明細書に用いるのに好適なキレート剤の非限定的な例としては、エチレンジアミンテトラアセテート、N−(ヒドロキシエチル)−エチレン−ジアミン−トリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレン−テトラアミン−ヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、エタノールジグリシン、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(DTPMP)、エチレンジアミンジスクシネート(EDDS)、ヒドロキシエタンジメチレンホスホン酸(HEDP)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、及び1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸(Tiron)、これらの塩、及びこれらの混合物が挙げられる。Tiron及び他のスルホン化カテコールを、有効な重金属キレート剤として使用することもできる。本発明で用いられるキレート剤の他の非限定的な例は、米国特許第7445644号、同第7585376号、及び米国特許出願公開第2009/0176684(A1)号にみられる。本明細書に用いるのに好適な他のキレート剤は、市販のDEQUESTシリーズ、並びにMonsanto、DuPont、及びNalco,Inc.製のキレート剤である。
増白剤
光学増白剤若しくはその他の増白剤、又は白化剤は、組成物の重量に基づき、約0.01%〜約1.2%のレベルで本明細書に記載されている洗浄組成物に配合することができる。本明細書で使用することのできる市販の光学増白剤は、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベンゾチフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5及び6員の複素環、並びに他の様々な剤の誘導体が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されない下位群に分類することができる。このような増白剤の例は、「The Production and Application of Fluorescent Brightening Agents」、M.Zahradnik,John Wiley & Sons,New York(1982)に開示されている。本組成物において有用であり得る光学増白剤の具体的な非限定例は、米国特許第4,790,856号及び米国特許第3,646,015号で特定されているものである。非常に好ましい増白剤としては、4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホン酸二ナトリウム、4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホン酸二ナトリウム、4,4’’−ビス[(4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸二ナトリウム、及び4,4’−ビス−(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウムが挙げられる。
漂白剤。
本組成物は1つ以上の漂白剤を含むことが好ましい場合がある。好適な漂白剤としては、光触媒、過酸化水素、過酸化水素源、予形成過酸、及びこれらの混合物が挙げられる。
(1)光漂白剤、例えば、スルホン化亜鉛フタロシアニン、スルホン化アルミニウムフタロシアニン、キサンテン染料、及びこれらの混合物。
(2)予形成過酸:好適な予形成過酸としては、予形成ペルオキシ酸又はその塩、典型的には過カルボン酸及び塩、過炭酸及び塩、過イミド酸及び塩、ペルオキシ一硫酸及び塩、例えばOxone(登録商標)、並びにこれらの混合物からなる群から選択される化合物が挙げられるが、これらに限らない。好適な例としては、ペルオキシカルボン酸若しくはその塩、又はペルオキシスルホン酸若しくはその塩が挙げられる。特に好ましいペルオキシ酸はフタルイミド−ペルオキシ−アルカン酸、特に、ε−フタルイミドペルオキシヘキサン酸(PAP)である。好ましくは、ペルオキシ酸又はその塩は、30℃〜60℃の範囲の融点を有する。
(3)過酸化水素源、例えば、過ホウ酸塩(通常、一水和物又は四水和物)、過炭酸塩、過硫酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、及びこれらの混合物のナトリウム塩などのアルカリ金属塩を含む、無機過水和物の塩。
布帛シェーディング染料
布帛シェーディング染料(色調剤、青味剤又は白色剤と呼ばれることもある)は、典型的には、青又は紫の色合いを布帛にもたらす。このような染料は当該技術分野において周知であり、単独で又は組み合わせて使用して、特定の色相の濃淡を作り出す及び/又は異なる種類の布地に色合いをつけることができる。布帛シェーディング染料は、アクリジン、アントラキノン(多環式キノンをはじめとするもの)、アジン、アゾ(例えば、モノアゾ、ジスアゾ、トリスアゾ、テトラキスアゾ、ポリアゾ)、ベンゾジフラン、ベンゾジフラノン、カロテノイド、クマリン、シアニン、ジアザヘミシアニン、ジフェニルメタン、ホルマザン、ヘミシアニン、インジゴイド、メタン、ナフタルイミド、ナフトキノン、ニトロ、ニトロソ、オキサジン、フタロシアニン、ピラゾール、スチルベン、スチリル、トリアリールメタン、トリフェニルメタン、キサンテン、及びこれらの混合物が挙げられるがこれらに限定されない、当該技術分野において既知の任意の化学分類の染料から選択することができる。本発明の洗濯ケア組成物中に存在する補助布帛シェーディング染料の量は、典型的には、全洗浄組成物に基づいて0.0001〜0.05重量%、好ましくは0.0001〜0.005重量%である。洗浄液に基づいて、布帛シェーディング染料の濃度は、典型的には1ppb〜5ppm、好ましくは10ppb〜500ppbである。
好適な布帛シェーディング染料としては、小分子染料、高分子染料、及び染料−クレイ結合体が挙げられる。好ましい布地濃淡染料は、小分子染料及び高分子染料から選択される。好適な小分子染料を、カラーインデックス(C.I.,Society of Dyers and Colourists(Bradford,UK))分類の酸性染料、直接染料、塩基性染料、反応染料、溶剤染料、又は分散染料に該当する染料からなる群から選択することができる。
好適なポリマー染料としては、共有結合した(結合したと称することもある)色原体(染料ポリマー結合体としても知られるもの)を含有するポリマー、例えば、ポリマーの主鎖中に共重合した色原体モノマーを有するポリマー、及びそれらの混合物からなる群から選択される染料が挙げられる。好ましいポリマー染料は、アルコキシル化トリフェニルメタンポリマー着色料、アルコキシル化炭素環アゾ着色料、及びアルコキシル化チオフェンポリマー着色料をはじめとするアルコキシル化複素環アゾ着色料、並びにそれらの混合物などの任意に置換されたアルコキシル化染料を含み、Liquitint(登録商標)(Milliken,Spartanburg(South Carolina,USA))の名称で販売の布地直接着色料などがある。
好適な染料クレイ結合体としては、少なくとも1つのカチオン染料/塩基性染料及びスメクタイトクレイを含む群から選択される染料クレイ結合体が挙げられ、好ましいクレイは、モンモリロナイトクレイ、ヘクトライトクレイ、サポナイトクレイ、及びそれらの混合物からなる群から選択されるものでよい。
顔料は、当該技術分野において周知であり、本明細書の洗濯ケア組成物において使用することもできる。好適な顔料としては、C.I.ピグメントブルー15〜20、特に15及び/又は16、C.I.ピグメントブルー29、C.I.ピグメントバイオレット15、モナストラルブルー、並びにこれらの混合物が挙げられる。
ビルダー
本発明の洗浄組成物は、場合により、ビルダーを含んでもよい。
アルミノシリケート及びシリケートから選択されるビルダーは、洗浄水の鉱物質硬度の制御、又は表面からの微粒子汚れの除去を支援する。好適なビルダーは、リン酸塩、ポリリン酸塩、特にそのナトリウム塩;炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、及び炭酸ナトリウム又はセスキ炭酸塩以外の炭酸塩鉱物;有機モノ−、ジ−、トリ−、及びテトラカルボキシレート、特に、酸、ナトリウム、カリウム、又はアルカノールアンモニウム塩の形態の水溶性非界面活性剤カルボキシレート、並びに脂肪族及び芳香族の種類を含むオリゴマー又は水溶性低分子量ポリマーカルボキシレート;並びにフィチン酸からなる群から選択されてもよい。これらは、例えば、pH緩衝化の目的のためのホウ酸塩によって、又は硫酸塩、とりわけ硫酸ナトリウム、及び安定な界面活性剤及び/又はビルダー含有洗浄組成物の工学に重要となり得る任意の他の充填剤又は担体によって補完されてもよい。
pH緩衝系
また、当該組成物は、pH緩衝系を含んでいてもよい。本明細書における洗浄組成物は、水性洗浄操作における使用中に洗浄水が約6.0〜約12、いくつかの例では約7.0〜11のpHを有するように処方されてもよい。推奨される使用レベルでpHを制御する技法としては、緩衝剤、アルカリ、酸の使用が挙げられ、これらは当業者には周知である。これらとしては、炭酸ナトリウム、クエン酸若しくはクエン酸ナトリウム、モノエタノールアミン若しくは他のアミン、ホウ酸若しくはホウ酸塩、及び当該技術分野において周知の他のpH調整化合物の使用が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書における洗浄組成物は、クエン酸の放出を遅延させることによって、動的な洗浄中のpHプロファイルを含んでいてよい。
構造化剤/増粘剤
構造化液体は、内部的に構造化することによって、一次成分(例えば界面活性剤物質)によってその構造を形成することも、及び/又は、二次成分(例えば、ポリマー、クレイ、及び/又はケイ酸塩材料)を用いて、三次元マトリックス構造をもたらすことによって、外部的に構造化することもできる。組成物は、組成物の重量に基づき、約0.01%〜約5%の構造剤、及びいくつかの例では、組成物の重量に基づき、約0.1%〜約2.0%の構造剤を含み得る。構造剤は、ジグリセリド及びトリグリセリド、ジステアリン酸エチレングリコール、微結晶セルロース、セルロース系物質、マイクロファイバーセルロース、バイオポリマー、キサンタンガム、ジェランガム、及びこれらの混合物からなる群から選択されてもよい。いくつかの実施例において、好適な構造剤としては、硬化ヒマシ油、及びその非エトキシル化誘導体が挙げられる。他の好適な構造化剤は、米国特許第6,855,680号に開示されている。このような構造化剤は、ある範囲のアスペクト比を有する糸様構造系を有する。更なる好適な構造剤、及びそれらの構造剤を作製するプロセスは、国際公開第2010/034736号に記載されている。
抑泡剤
泡の形成を低減又は抑制するための化合物を本明細書に記載されている洗浄組成物に組み込むことができる。抑泡制は、米国特許第4,489,455号及び同第4,489,574号に記載されているようないわゆる「高濃度洗浄プロセス」において、そしてフロントローディング方式の洗濯機において、特に重要であり得る。
広範な材料を抑泡剤として使用してよく、抑泡剤は当業者に周知である。例えば、Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、第3版、第7巻、430〜447頁(John Wiley & Sons,Inc.、1979年)を参照されたい。抑泡剤の例としては、モノカルボン脂肪酸及びその可溶性塩、高分子量炭化水素、例えば、パラフィン、脂肪酸エステル(例えば、脂肪酸トリグリセリド)、一価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18〜C40ケトン(例えば、ステアロン(stearone))、N−アルキル化アミノトリアジン、好ましくは約100℃未満の融点を有するろう質炭化水素、シリコーン抑泡剤、並びに第二級アルコールが挙げられる。抑泡剤は、米国特許第2,954,347号、同第4,075,118号、同第4,265,779号、同第4,265,779号、同第3,455,839号、同第3,933,672号、同第4,652,392号、同第4,978,471号、同第4,983,316号、同第5,288,431号、同第4,639,489号、同第4,749,740号、及び同第4,798,679号に記載されている。
本明細書に記載されている洗浄組成物は、当該組成物に基づき、0%〜約10%の抑泡剤を含み得る。抑泡剤として利用されるとき、モノカルボン脂肪酸及びその塩は、洗浄組成物の最大約5重量%の量で存在してよく、一部の例では、洗浄組成物の約0.5重量%〜約3重量%であってよい。シリコーン抑泡剤は、洗浄組成物の最大約2.0重量%の量で利用されてもよいが、より多い量で使用されてもよい。モノステアリルホスフェート抑泡剤は、洗浄組成物の約0.1重量%〜約2重量%の範囲の量で利用することができる。炭化水素抑泡剤は、洗浄組成物の約0.01重量%〜約5.0重量%の範囲の量で利用することができるが、より多い量を使用してもよい。アルコール抑泡剤は、洗浄組成物の約0.2重量%〜約3重量%使用されてもよい。
増泡剤
高い起泡性が望ましい場合、C10〜C16アルカノールアミドなどの増泡剤を、洗浄組成物の約1重量%〜約10重量%で当該洗浄組成物に組み込んでよい。いくつかの例としては、C10〜C14モノエタノール及びジエタノールアミドが挙げられる。所望の場合、更なる泡をもたらして、グリース除去性能を高めるために、MgCl、MgSO、CaCl、CaSOなどの水溶性マグネシウム及び/又はカルシウム塩を、洗浄組成物の約0.1重量%〜約2重量%のレベルで加えてもよい。
充填剤及び担体
本明細書において記載されている洗浄組成物に、充填剤及び担体を用いてもよい。本明細書において使用する場合、用語「充填剤」及び「担体」は、同じ意味を有し、互換的に使用できる。液体洗浄組成物、及び液体成分を含む他の形態の洗浄組成物(例えば、液体含有1回分分包状洗浄組成物)は、充填剤又は担体として水及び他の溶媒を含有し得る。メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、及びフェノキシエタノールによって例示される低分子量の一級又は二級アルコールが好適である。いくつかの例では、界面活性剤を可溶化するために一価アルコールを使用してもよく、2〜約6個の炭素原子と2〜約6個のヒドロキシ基を含有するものなどのポリオール(例えば、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、2,3−ブタンジオール、エチレングリコール、及びグリセリンを使用してもよい)。アミン含有溶媒もまた使用してよい。
使用方法
本発明は、布地をホワイトニングする方法を含む。消費者への販売に好適であるコンパクトな流体洗剤組成物は、洗濯前処理用途、洗濯洗浄用途、及びホームケア用途での使用に好適である。このような方法は、未希釈の形態の又は洗浄液で希釈した洗剤組成物を、汚れていてもよく汚れていなくてもよい布地の少なくとも一部と接触させる工程と、次いで、所望により当該布地をすすぐ工程とを含むが、これらに限定されない。所望によるすすぎ工程の前に、布地材料を洗浄工程に供してよい。機械洗濯の方法は、本発明による有効量の機械洗濯洗剤組成物を溶解又は分散した洗濯機中で汚れた洗濯物を水性洗浄溶液で処理することを含み得る。「有効量」の洗剤組成物とは、約5L〜約65Lの体積の洗浄溶液に溶解又は分散している約20g〜300gの製品を意味する。水温は、約5℃〜約100℃の範囲であってよい。水の汚れた材料(例えば、布地)に対する比は、約1:1〜約30:1であってよい。本組成物は、溶液中約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用されてもよい。布地洗濯組成物の状況において、使用濃度は、汚れ及び染みのタイプ及び程度だけでなく、洗浄水の温度、洗浄水の体積、及び洗濯機のタイプ(例えば、上側投入式、前側投入式、縦軸日本型自動洗濯機)にも応じて変化してよい。
本明細書の洗剤組成物は、低減された洗浄温度で布地を洗濯するために使用されてもよい。布地を洗濯するこれらの方法は、洗濯洗剤組成物を水に送達して洗浄液を形成する工程と、洗濯する布地を当該洗浄液に加える工程とを含み、当該洗浄液は、約0℃〜約20℃、又は約0℃〜約15℃、又は約0℃〜約9℃の温度を有する。洗濯洗剤組成物を水と接触させる前、又は後、又は同時に、布地を水に接触させてよい。別の方法は、洗剤組成物を含浸させた不織布基材を汚れた材料と接触させることを含む。本明細書で使用するとき、「不織布基材」は、好適な秤量、キャリパー(厚み)、吸収性、及び強度特性を有する任意の従来式の不織布シート又はウェブを含み得る。好適な市販されている不織布基材の非限定例としては、DuPontによって商標名SONTARA(登録商標)として、及びJames River Corp.によって商標名POLYWEB(登録商標)として販売されているものが挙げられる。
手洗い/浸漬方法、及び手洗と半自動洗浄機との組み合わせも含まれる。
組成物の包装
本明細書に記載されている洗浄組成物は、紙、厚紙、プラスチック材料、及び任意の好適な積層体から構築されるものを含む、任意の好適な容器に包装することができる。任意の包装のタイプは、欧州特許出願第94921505.7号に記載されている。
多区画パウチ
本明細書に記載されている洗浄組成物は、多区画洗浄組成物とし包装されてもよい。
他の添加剤成分
例えば、他の活性成分、担体、ヒドロトロープ、加工助剤、染料又は顔料、液体製剤用溶媒、固体又は他の液体の充填剤、エリトロシン、コロイド状シリカ、ろう、プロバイオティクス、サーファクチン(surfactin)、アミノセルロース系ポリマー、リシノール酸亜鉛、香料マイクロカプセル、ラムノリピド、ソホロリピッド、グリコペプチド、メチルエステルエトキシレート、スルホン化エストリド、切断性界面活性剤、バイオポリマー、シリコーン、変性シリコーン、アミノシリコーン、付着助剤、ヒドロトロープ(特に、クメンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、及びナフタリン塩)、PVA粒子が封入された染料又は香料、真珠光沢剤、発泡剤、色変化系、シリコーンポリウレタン、乳白剤、錠剤崩壊剤、バイオマス充填剤、高速乾燥シリコーン、グリコールジステアレート、デンプン香料封入物、炭化水素油を含む乳化油、ポリオレフィン、及び脂肪酸エステル、ビスフェノール抗酸化剤、微細繊維状セルロース界面活性剤、プロ香料、スチレン/アクリレートポリマー、トリアジン、石鹸、スーパーオキシドジスムターゼ、ベンゾフェノンプロテアーゼ阻害剤、官能化TiO2、ジブチルホスフェート、シリカ香料カプセル、及び他の補助成分、コリンオキシダーゼ、トリアリールメタンブルー及びバイオレット塩基性染料、メチンブルー及びバイオレット塩基性染料、アントラキノンブルー及びバイオレット塩基性染料、アゾ染料ベーシックブルー16、ベーシックブルー65、ベーシックブルー66、ベーシックブルー67,ベーシックブルー71、ベーシックブルー159、ベーシックバイオレット19、ベーシックバイオレット35、ベーシックバイオレット38、ベーシックバイオレット48、オキサジン染料、ベーシックブルー3、ベーシックブルー75、ベーシックブルー95、ベーシックブルー122、ベーシックブルー124、ベーシックブルー141、ナイルブルーA及びキサンテン染料ベーシックバイオレット10、アルコキシル化トリフェニルメタン高分子着色剤、アルコキシル化チオフェン高分子着色剤、チアゾリウム染料、雲母、二酸化チタン被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、並びに他の活性剤を含む広範な他の成分を本明細書の洗浄組成物において使用してよい。
抗酸化剤:当該組成物は、所望により、当該組成物中に存在する抗酸化剤を約0.001〜約2重量%含有していてよい。好ましくは、抗酸化剤は、0.01〜0.08重量%の範囲の濃度で存在する。抗酸化剤の混合物を使用してもよい。
本発明で使用される抗酸化剤の一分類は、アルキル化フェノールである。ヒンダードフェノール化合物は、この式を有するアルキル化フェノールの好ましい種類である。この種の好ましいヒンダードフェノール化合物は、3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(BHT)である。
更に、当該組成物で使用される抗酸化剤は、α−、β−、γ−、δ−−トコフェロール、エトキシキン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、tert−ブチルヒドロキシアニソール、リグノスルホン酸及びその塩、並びにこれらの混合物からなる群から選択されてもよい。
また、本明細書に記載される洗浄組成物は、ビタミン及びアミノ酸、例えば、水溶性ビタミン及びその誘導体、水溶性アミノ酸並びにその塩及び/又は誘導体、水不溶性アミノ酸粘度調整剤、染料、不揮発性溶媒又は希釈剤(水溶性及び水不溶性)、真珠光沢助剤、殺シラミ剤、pH調整剤、防腐剤、皮膚活性剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、ナイアシンアミド、カフェイン、並びにミノキシジルを含有し得る。
本発明の洗浄組成物は、C.I.名を有するような水溶性成分を含め、ニトロソ、モノアゾ、ジスアゾ、カロテノイド、トリフェニルメタン、トリアリールメタン、キサンテン、キノリン、オキサジン、アジン、アントラキノン、インジゴイド、チオンインジゴイド、キナクリドン、フタロシアニン(phthalocianine)、植物着色料、及び天然着色料等の顔料材も含んでよい。
本発明の洗浄組成物は、また、抗菌剤を含有してもよい。カチオン性活性成分としては、n−アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチル四級アンモニウム化合物、例えば、ジデシルジメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジデシル−Nメチル−ポリ(オキシエチル)アンモニウムプロピオネート、ジオクチルジデシルアンモニウムクロリド(臭素などの無機又は有機対イオンを有する塩化ベンゼトニウム及び四級アンモニウム化合物などの四級種も含む)、炭酸塩、若しくはジアルキルジメチルアンモニウムカーボネートを含む他の部分に加えて、抗菌アミン、例えば、グルコン酸クロルヘキシジン、PHMB(ポリヘキサメチレンビグアニド)、ビグアニドの塩、置換ビグアニド誘導体、四級アンモニウム含有化合物の有機塩、若しくは四級アンモニウム含有化合物の無機塩、又はこれらの混合物を挙げることができるが、これらに限定されない。
一態様では、任意に上記表面又は布地を洗浄及び/又はすすぐ工程と、当該表面又は布地を本明細書に開示する任意の組成物と接触させ、次いで、任意に当該表面又は布地を洗浄及び/又はすすぐ工程とを含むこのような方法を、任意の乾燥工程と共に開示する。
このような表面又は布地の乾燥工程は、家庭環境又は工業環境のいずれかで採用される、一般的な手段のうちの任意の1つにより実行することができる。布地は、通常の消費者による又は業務用の使用条件で洗濯することができる任意の布地を含んでいてよく、本発明は、セルロース基材に好適であり、いくつかの態様では、ポリエステル及びナイロンなどの合成織物、並びに合成及びセルロース系の布地及び/又は繊維を含む混紡の布地及び/又は繊維の処理にも好適である。合成布地の例は、ポリエステル、ナイロンであり、これらは、セルロース系繊維、例えば、ポリコットン布地との混紡布中に存在し得る。溶液のpHは、典型的には、7〜11、より一般的には、8〜10.5である。本組成物は、典型的には、溶液中500ppm〜5,000ppmの濃度で使用される。水温は、典型的には約5℃〜約90℃の範囲である。水の布地に対する比は、典型的には、約1:1〜約30:1である。
試験方法
本明細書の試験方法で使用される布地見本は、Testfabrics,Inc.(West Pittston,PA)から入手され、100%木綿のStyle 403(2”×2”に切断)及び/又はStyle 464(4”×6”に切断)、並びに増白されていない多繊維布地、具体的にはStyle 41(5cm×10cm)である。
乾燥布地見本におけるL、a、b、K/S、及び白色度指数(WI CIE)の値を含む全ての反射スペクトル及び色測定値は、4つの分光光度計のうちの1つを用いて得られる:(1)Konica Minolta 3610d反射分光光度計(Konica Minolta Sensing Americas,Inc.,Ramsey,NJ,USA;D65光源、10°観察者、UV光除外)、(2)LabScan XE反射分光光度計(HunterLabs,Reston,VA;D65光源、10°観察者、UV光除外)、(3)Color Eye(登録商標)7000A(GretagMacbeth,New Windsor,NY,USA;D65光、UV除外)、又は(4)Color i7分光光度計(X−rite,Inc.,Grand Rapids,MI,USA;D65光、UV除外)。測定は、より小さな内部複製物(例えば、2”×2”のStyle 403)を積み重ねるか又はより大きな布地見本(例えば、4”×6”のStyle 464)を折り畳むことによって得られる、2層の布地を使用して実施される。
I.洗浄溶液からのロイコ着色剤効率を求める方法
綿布見本(Style 464)をもぎとった後、増白剤無配合重質液体洗濯洗剤(水溶液中1.55g/L)で49℃にて2回洗浄することによって使用する。エタノール又は50:50のエタノール:水から選択される溶媒、好ましくはエタノールで、試験される各ロイコ着色剤の濃縮原液を調製する。
脱イオン水に増白剤無配合重質液体洗濯洗剤(5.23g/1.0L)を溶解させることによって、基本洗浄溶液を調製する。4枚のもぎとり綿布見本(stripped cotton swatches)を一緒に計量し、2枚の10mmのガラスマーブルと共に250mLの三角フラスコに入れる。試験される各洗浄溶液について、合計3つのこのようなフラスコを準備する。基本洗浄溶液にロイコ着色剤原液を投入して、所望の1.0ppmの洗浄濃度のロイコ着色剤を含む洗浄溶液を得る。
10.0:1.0の液:布地(w/w)比を提供するのに十分なこの洗浄溶液のアリコートを、3つの250mLの三角フラスコのそれぞれに入れる。各フラスコに1000gpgの硬度の原液を投入して、6gpgの最終洗浄硬度(3:1 Ca:Mg)を得る。
フラスコをModel 75リストアクションシェーカー(Burrell Scientific,Inc.(Pittsburg,PA))の上に置き、最大設定で12分撹拌した後、洗浄溶液を吸引によって除去し、使用される洗浄溶液の量に等しい体積のすすぎ水(0gpg)を添加する。各フラスコに1000gpgの硬度の原液を投入して、6gpgの最終すすぎ硬度(3:1 Ca:Mg)を得た後、更に4分間撹拌する。すすぎ水を吸引によって除去し、布地見本を1分間脱水し(Mini Countertop Spin Dryer、The Laundry Alternative Inc.(Nashua,NH))、次いで、135°Fに設定された食品脱水機内に入れて、暗所で2時間乾燥させる。
綿布のL、a、b、及び白色度指数(WI CIE)の値は、乾燥した見本(測定と測定との間は暗所に保管される)上において、LabScan XE反射分光光度計を用いて乾燥させた後0、6、24、及び48時間時点で測定する。各ロイコ着色剤について作製された12個の見本(それぞれ4つの見本の入った3つのフラスコ)のL、a、及びb値を平均し、以下の等式を使用して48時間で収集されたデータに基づいて各ロイコ着色剤のロイコ着色剤効率(leuco colorant efficiency、LCE)を計算する:
HD=DE=((L −L +(a −a +(b −b 1/2
(式中、下付き文字c及びsは、それぞれ、対照、すなわち、ロイコ着色剤を含まない洗剤で洗浄された布地、及びサンプル、すなわち、ロイコ着色剤を含有する洗剤で洗浄された布地を指す)。
II.相対色相角を求める方法(ロイコ着色剤無配合に対する)
上記の方法Iに従って処理された綿布にロイコ着色剤によってもたらされる相対色相角は、以下のように求められる。
a)各溶液からの48時間時点における12個の見本のa及びbの値を平均し、以下の式を使用してΔa及びΔbを求める:
Δa=a −a 及び Δb=b −b
(式中、下付き文字c及びsは、それぞれ、ロイコ着色剤を含まない洗剤で洗浄された布地及びロイコ着色剤を含有する洗剤で洗浄された布地を指す)。
b)Δa及びΔbの両方の絶対値が<0.25である場合、相対色相角(Relative Hue Angle、RHA)は計算されない。Δa又はΔbのいずれかの絶対値が≧0.25である場合、RHAは以下の式のうちの1つを用いて求められる。
Δb>0の場合、RHA=ATAN2(Δa,Δb
Δb<0の場合、RHA=360+ATAN2(Δa,Δb
相対色相角は、乾燥後の暗所における評価又は乾燥後の明所における評価のいずれかでデータが収集される各時点について計算することができる。請求項の要件を満たすためにこれら時点のいずれを使用してもよい。
III.白色度改善数(WIN)を求める方法
白色度改善数(WIN)は、標準試験において本発明の織物物品を処理する方法が綿布に適用され、当該綿布が0時間〜x時間の間25℃において暗所で雰囲気に曝された状態で保管されたときの、0時間(乾燥が終了した瞬間、最初の測定時点)とx時間(2回目の測定時点)と間の白色度の改善の変化を表す。
上記方法Iに従って洗浄した綿布の白色度指数の変化は、以下の等式に従って計算される。
ΔW=WI CIEx時間−WI CIE洗浄前
上記方法Iに従って、ΔWI、ΔWI、ΔWI24、及びΔWI48とそれぞれ命名された0、6、24、及び48時間における白色度指数値の変化が得られる。
x時間後の白色度改善数(WIN)は、以下のように計算される:
WIN=[(ΔWIx時間/ΔWI0時間)−1.0]×100%
(式中、下付き文字xは、測定の実行と実行との間に綿布が(暗色で)保管される時間数、すなわち、6、24、及び48である)。
ΔWI0時間の値が0.0になる場合、その試験におけるその値の測定値についての標準偏差の正の値をΔWI0時間の値として供給することができ、その結果、WINを計算することができる(注記:分母(ΔWI0時間)をゼロにすることはできないか又は値は未決定である)。
実施例1:清潔な新しい衣類を超える着古された衣類の白色度の増大についてのロイコ着色剤のバイアスの決定
以下の点を除いて、もぎとり綿布について本明細書にみられるように方法I.A.に従って一連のロイコ着色剤A〜F(以下の構造を参照)を用いて試験を実施した:(a)Style 403綿布見本を使用した(Testfabrics,Inc.(West Pittston,PA))及び(b)等モル濃度のロイコ着色剤(2.02×10−6M)を使用してロイコ着色剤を試験した。次いで、もぎとり綿布を消費者から供給された着古されたTシャツ布地から切り出した見本(St.Vincent DePaul 4”×6”のTシャツ見本、重度黒ずみ、J&R Coordinating Services(Cincinnati,OH,USA)から購入)に置き換えて、記載されているように試験手順を再度行った。Tシャツの見本は、洗浄前に39.0〜46.0のWI CIE値を有していた。方法I.A.に従って組成物中で洗浄された、もぎとり綿布及び消費者から供給された着古されたTシャツ布地の両方についての白色度指数の変化を、以下の等式に従って計算した:
ΔWI=WI CIE洗浄後−WI CIE洗浄前。
いずれの場合も暗所で乾燥させた48時間後に測定したWI CIE値を上記の計算に使用した。対照(ロイコ無配合AATCC)及びサンプル(ロイコが配合されたAATCC)のΔWI値を使用して、以下の等式に従ってδΔWI CIE値を計算した。
δΔWI CIE=ΔWIサンプル−ΔWI対照
Figure 2021101055
示されている構造は代表的なものである。
100%木綿、Style #403、Test Fabrics,Inc.、もぎとり。
消費者から供給された100%木綿の白色Tシャツ(詳細については上記を参照されたい)。
CW120におけるδΔWI CIE(48時間)≧0.50の場合にのみ計算された値。
上記表中のデータは、もぎとり綿よりも着古された消費者の衣類においてより高い白色度効果の強いバイアスを維持するロイコ着色剤の能力を失うことなく、ロイコ着色剤において多種多様な置換を使用できることを示す。
実施例2:x=24及び48時間におけるロイコ着色剤A及びGのWIN値の決定
Figure 2021101055
各着色剤について1つだけ外部複製物を試験したことを除いて、方法Iに従って洗浄した綿布の白色度指数の変化に基づいて、上記方法IIIに従って、ロイコ着色剤A及びG(上に示される構造)のWIN値を求めた。
様々な時点で得られたWIN値を以下の表に示す。
Figure 2021101055
両ロイコ着色剤は、WIN24及びWIN48の値によって示されるように、織物が光に曝されていないときでさえも、付着及び初期乾燥後の効力の増大を示す。
処方例
以下は、本開示に係る洗浄組成物の例示的な実施例であり、限定を意図するものではない。
実施例1〜7:重質液体洗濯洗剤組成物
Figure 2021101055
洗浄及び/又は処理組成物の総重量に基づく。酵素レベルは、原材料として報告する。
実施例8〜18:1回分分包状組成物
これら実施例は、単位用量洗濯洗剤用の様々な処方を提供する。組成物8〜12は、1つの単位容量区画を含む。組成物を封入するために使用されるフィルムは、ポリビニルアルコール系フィルムである。
Figure 2021101055
洗浄及び/又は処理組成物の総重量に基づく。酵素レベルは、原材料として報告する。
以下の実施例では、単位用量は3つの区画を有するが、同様の組成物を2つ、4つ、又は5つの区画で作製することもできる。区画を封入するために使用されるフィルムはポリビニルアルコールである。
Figure 2021101055
Figure 2021101055
洗浄及び/又は処理組成物の総重量に基づいて、酵素レベルは原材料として報告する。
Figure 2021101055
本明細書にて開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に指示がない限り、このような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することが意図される。
相互参照される又は関連する全ての特許又は特許出願、及び本願が優先権又はその利益を主張する任意の特許出願又は特許を含む、本願に引用される全ての文書は、除外又は限定することを明言しない限りにおいて、参照によりその全容が本願に援用される。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのような発明全てを教示、示唆、又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照することによって組み込まれた文書内の同じ用語の意味又は定義と矛盾する場合、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行うことができる点は当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することを意図したものである。

Claims (15)

  1. 織物物品を処理する方法であって、(a)ロイコ組成物を含む洗濯ケア組成物を提供する工程と、(b)前記洗濯ケア組成物を液体媒体に添加する工程と、(c)前記織物物品を前記液体媒体と接触するように置く工程と、(d)前記ロイコ組成物の少なくとも一部を前記織物物品上に付着させる工程と、(e)任意に、前記織物をすすぐ工程と、(f)前記織物物品を乾燥させる工程とを含み、1日保管した後の前記織物物品が、乾燥後に得られる初期白色度効果よりも高い、綿布に対する白色度効果を提供する、方法。
  2. 前記織物物品が、乾燥の6時間後に少なくとも10%の白色度改善数(WIN)を有する、請求項1に記載の織物物品を処理する方法。
  3. 前記織物物品が、乾燥の24時間後に少なくとも20%の白色度改善数(WIN)を有する、請求項1又は2に記載の織物物品を処理する方法。
  4. 前記ロイコ組成物が、ジアリールメタンロイコ、トリアリールメタンロイコ、オキサジンロイコ、チアジンロイコ、ヒドロキノンロイコ、アリールアミノフェノールロイコ及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  5. 前記ロイコ組成物が、
    Figure 2021101055
    (f)これらの混合物
    からなる群から選択される1つ以上の化合物から選択され、
    式I〜Vのその酸化形態に対する比は、少なくとも1:3であり、環A、B及びCのそれぞれにおける各個々のR、R及びR基は、独立して、水素、重水素及びRからなる群から選択され、各Rは、独立して、ハロゲン、ニトロ、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)O、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)SR、−NRC(O)NR、−OR、−NR、−P(O)、−P(O)(OR、−P(O)(OR)O、及び−P(O)(Oからなる群から選択され、前記3つの環A、B又はCの少なくとも1つにおけるR及びR基の少なくとも1つは水素であり、各Rは、独立して、水素、−OR及び−NRから選択され、
    Gは、独立して、水素、重水素、C〜C16アルコキシド、フェノキシド、ビスフェノキシド、亜硝酸塩、ニトリル、アルキルアミン、イミダゾール、アリールアミン、ポリアルキレンオキシド、ハロゲン化物、アルキルスルフィド、アリールスルフィド、及びホスフィンオキシドからなる群から選択され、
    、R及びRは、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びRからなる群から選択され、Rは、1つ以上の有機モノマーで構成される有機基であり、前記モノマーの分子量は28〜500の範囲であり、
    e及びfは、独立して、0〜4の整数であり、
    各R20及びR21は、独立して、ハロゲン、ニトロ基、アルキル基、置換アルキル基、−NC(O)OR、−NC(O)SR、−OR、及び−NRからなる群から選択され、
    各R25は、独立して、単糖部分、二糖部分、オリゴ糖部分、多糖部分、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)NRからなる群から選択され、
    各R22及びR23は、独立して、水素、アルキル基、及び置換アルキル基からなる群から選択され、
    30は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、−OR38及び−NR3637からなる群から選択され、各R36及びR37は、独立して、水素、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アシル基、R、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、
    38は、水素、アシル基、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、
    g及びhは、独立して、0〜4の整数であり、
    各R31及びR32は、独立して、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルカリル、置換アルカリル、−C(O)R、−C(O)OR、−C(O)O、−C(O)NR、−OC(O)R、−OC(O)OR、−OC(O)NR、−S(O)、−S(O)OR、−S(O)、−S(O)NR、−NRC(O)R、−NRC(O)OR、−NRC(O)SR、−NRC(O)NR、−OR、−NR、−P(O)、−P(O)(OR、−P(O)(OR)O、及び−P(O)(Oからなる群から選択され、
    −NR3435は、架橋アミン部分に対してオルト又はパラに位置し、R34及びR35が、独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、及びRからなる群から選択され、
    33は、独立して、水素、−S(O)、−C(O)N(H)R、−C(O)OR、及び−C(O)Rからなる群から選択され、gが2〜4であるとき、任意の2つの隣接するR31基が結合して、5員以上の縮合環を形成してもよく、前記縮合環における原子の2つ以下が窒素原子であってもよく、
    40は、酸素原子、硫黄原子、及びNR45からなる群から選択され、R45は、独立して、水素、重水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)OH、−S(O)、−C(O)OR、−C(O)R、及び−C(O)NRからなる群から選択され、
    40及びR41は、独立して、−OR及び−NRからなる群から選択され、
    j及びkは、独立して、0〜3の整数であり、
    42及びR43は、独立して、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)、−C(O)NR、−NC(O)OR、−NC(O)SR、−C(O)OR、−C(O)R、−OR、−NRからなる群から選択され、
    44は、−C(O)R、−C(O)NR、及び−C(O)ORであり、
    前記化合物のいずれかに存在する任意の電荷が、好適な独立して選択される内部又は外部対イオンで平衡にされる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  6. 異なるA、B及びC環における2つのR基が結合して、5員以上の縮合環を形成する、請求項5に記載の織物物品を処理する方法。
  7. 前記縮合環が6員以上であり、異なるA、B、及びC環における2つのR基が結合して、1つ以上のヘテロ原子を含有する有機リンカーを形成する、請求項5又は6に記載の織物物品を処理する方法。
  8. 異なるA、B及びC環における2つのR基が結合して、−O−及び−S−から選択されるヘテロ原子架橋を形成して、6員縮合環を作り出す、請求項5〜7のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  9. 同じ環におけるR及びR又は同じ環におけるR及びRのいずれかが結合して、縮合脂肪族環又は縮合芳香族環を形成する、請求項5〜8のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  10. 3つの環A、B又はCのうちの少なくとも1つにおけるR及びR基の4つ全てが水素である、請求項5〜9のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  11. 3つの環A、B又はCの全てにおけるR及びR基の全てが水素である、請求項5〜10に記載の織物物品を処理する方法。
  12. 3つのR全てが−NRである、請求項5〜11のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  13. 前記有機基が、式Iの構造に一致する1つ以上の追加のロイコ着色剤部分で置換されてもよい、請求項5〜12のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  14. が、アルキレンオキシ、オキソアルキレンオキシ、オキソアルキレンアミン、エピクロロヒドリン、四級化エピクロロヒドリン、アルキレンアミン、ヒドロキシアルキレン、アシルオキシアルキレン、カルボキシアルキレン、カルボアルコキシアルキレン、及び糖からなる群から選択される、請求項5〜13のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
  15. 前記洗濯ケア成分が、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染阻害剤、分散剤、酵素、酵素安定剤、触媒材料、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、泥汚れ除去剤、再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、染料、香料、香料送達系、構造化剤、布地柔軟化剤、担体、ヒドロトロープ、加工助剤、顔料、抗酸化剤及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の織物物品を処理する方法。
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