JP6816272B2 - 洗濯ケア組成物における青味剤としてのロイコポリマー - Google Patents
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Description
背景
テキスタイル基材が経年するにつれて、それらの色は、基材を含む繊維の、光、空気、汚れへの曝露、および自然劣化により、褪せるまたは黄ばむ傾向がある。そのため、これらのテキスタイル基材を視覚的に増強し、色褪せおよび黄ばみに対抗するために、消費者製品を着色するためのポリマー性着色剤の使用が先行技術において周知となった。たとえば、テキスタイル用途において、光学的増白剤または青味剤の何れかの白色化剤を使用することが周知である。しかしながら、伝統的な白色化剤は、消費者の目を引く白さという利益を提供するレベルで使用される場合、完成品の美観に悪影響を及ぼすか、または、高度に堆積すれば、経時的な蓄積および過剰な色相付与の問題を有するかの何れかとなり得る。
発明の概要
第1の態様において、本発明は、ロイコ部分に共有結合しているアルコキシル化ポリエチレンイミンを含むロイコポリマーを提供する。アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第1の部分には、ロイコ部分が共有結合しており、アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第2の部分には、オキシアルキレン部分、ポリオキシアルキレン部分、およびそれらの混合物からなる群から選択される部分が共有結合しており、アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第3の部分には、アルキレン鎖、フェニルまたはナフチル基が共有結合しているアルキレン鎖、およびそれらの混合物からなる群から選択される部分が共有結合している。
詳細な説明
定義
ここで使用される場合、用語「アルコキシ」は、繰り返し単位を有するポリオールのC1〜C8アルコキシおよびアルコキシ誘導体、たとえばブチレンオキシド、グリシドールオキシド、エチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを含むように意図されている。
から選択される。
からの1個以上の水素原子の除去によって得られる一価または多価の部分である。
同じヘテロ原子に結合しているR1、R2およびR3の任意の2つは、組み合わさって、−O−、−NR15−および−S−からなる群から選択される1個以上の追加のヘテロ原子を任意に含んでいてもよい5員以上の環を形成することができる。
洗濯ケア原料
界面活性剤系
本発明の製品は、約0.00重量%〜、より典型的には約0.10〜80重量%の界面活性剤を含んでいてもよい。一側面において、そのような組成物は、約5〜50重量%の界面活性剤を含んでいてもよい。利用される界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、両性、両性電解質性、両性イオン性もしくはカチオン性タイプのものであることができ、またはこれらのタイプの相溶性混合物を含むことができる。アニオン性および非イオン性界面活性剤は、典型的には、織物ケア製品が洗濯洗剤である場合に使用される。他方で、カチオン性界面活性剤は、典型的には、織物ケア製品が織物柔軟剤である場合に使用される。
アニオン性界面活性剤
有用なアニオン性界面活性剤は、それら自体がいくつかの異なるタイプのものであることができる。たとえば、高級脂肪酸の水溶性塩、すなわち「石鹸」は、ここでの組成物において有用なアニオン性界面活性剤である。これは、アルカリ金属石鹸、たとえば、約8〜約24個の炭素原子またはさらには約12〜約18個の炭素原子を含有する高級脂肪酸の、ナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびアルキロールアンモニウム塩を含む。石鹸は、脂肪および油の直接鹸化によってまたは遊離脂肪酸の中和によって作製することができる。特に有用なのは、ココナツ油および獣脂に由来する脂肪酸の混合物のナトリウムおよびカリウム塩、すなわち、ナトリウムまたはカリウム獣脂およびココナツ石鹸である。
非イオン性界面活性剤
好ましくは、組成物は、非イオン性洗浄性界面活性剤を含む。好適な非イオン性界面活性剤は、アルコキシル化脂肪アルコールを含む。非イオン性界面活性剤は、式R(OC2H4),OHのエトキシル化アルコールおよびエトキシル化アルキルフェノールから選択されていてもよく、式中、Rは、約8〜約15個の炭素原子を含有する脂肪族炭化水素ラジカル、およびアルキルフェニルラジカルからなる群から選択され、ここで、アルキル基は、約8〜約12個の炭素原子を含有し、nの平均値は、約5〜約15である。ここで有用な非イオン性界面活性剤の他の非限定的な例は、C8〜C18アルキルエトキシレート、たとえばShell製のNEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤;C6〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(ここで、アルコキシレート単位は、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、またはそれらの混合物であってもよい);エチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーを持つC12〜C18アルコールおよびC6〜C12アルキルフェノール凝縮物、たとえばBASF製のPluronic(登録商標);C14〜C22中鎖分枝アルコール、BA;C14〜C22中鎖分枝アルキルアルコキシレート、BAEX(ここで、xは、1〜30である);アルキル多糖;具体的にアルキルポリグルコシド;ポリヒドロキシ脂肪酸アミド;ならびにエーテルでキャップされたポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤を含む。具体例は、Shell製のC12〜C15 EO7およびC14〜C15 EO7 NEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤、Huntsman製のC12〜C14 EO7およびC12〜C14 EO9 Surfonic(登録商標)非イオン性界面活性剤を含む。
両性界面活性剤
界面活性剤系は、両性界面活性剤、たとえばアミンオキシドを含んでいてもよい。好ましいアミンオキシドは、アルキルジメチルアミンオキシドまたはアルキルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、より好ましくはアルキルジメチルアミンオキシド、とりわけココジメチルアミノオキシドである。アミンオキシドは、直鎖状または中分枝(mid-branched)アルキル部分を有していてもよい。
両性電解質性界面活性剤
界面活性剤系は、両性電解質性界面活性剤を含んでいてもよい。両性電解質性界面活性剤の具体的な非限定的な例は、第二級もしくは第三級アミンの脂肪族誘導体、またはヘテロ環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体を含み、ここで、脂肪族ラジカルは、直鎖または分枝鎖であり得る。脂肪族置換基の1つは、少なくとも約8個の炭素原子、たとえば約8〜約18個の炭素原子を含有していてもよく、少なくとも1つは、アニオン性水溶性基、たとえばカルボキシ、スルホネート、スルフェートを含有している。たとえば、両性電解質性界面活性剤の好適な例については、米国特許第3,929,678号、19段、18〜35行を参照されたい。
両性イオン性界面活性剤
両性イオン性界面活性剤は、当技術分野において公知であり、概して、全体的に中性に荷電しているが、少なくとも1個の正に荷電した原子/基および少なくとも1個の負に荷電した原子/基を有する、界面活性剤を含む。両性イオン性界面活性剤の例は、第二級および第三級アミンの誘導体、ヘテロ環式第二級および第三級アミンの誘導体、または第四級アンモニウム、第四級ホスホニウムもしくは第三級スルホニウム化合物の誘導体を含む。両性イオン性界面活性剤;アルキルジメチルベタインおよびココジメチルアミドプロピルベタイン、C8〜C18(たとえば、C12〜C18)アミンオキシドならびにスルホおよびヒドロキシベタイン、たとえば、アルキル基が、C8〜C18、ある特定の態様において、C10〜C14であり得る場合、N−アルキル−N,N−ジメチルアミノ−1−プロパンスルホネートを含む、ベタインの例については、米国特許第3,929,678号、19段、38行〜22段、48行を参照されたい。本発明において使用するための好ましい両性イオン性界面活性剤は、ココアミドプロピルベタインである。
カチオン性界面活性剤
カチオン性界面活性剤の例は、第四級アンモニウム界面活性剤を含み、これは、具体的には最大26個の炭素原子を有し得る。追加の例は、a)米国特許第6,136,769号において論じられている通りのアルコキシレート第四級アンモニウム(AQA)界面活性剤;b)米国特許第6,004,922号において論じられている通りのジメチルヒドロキシエチル第四級アンモニウム;c)参照によりここに組み込まれる、WO98/35002、WO98/35003、WO98/35004、WO98/35005およびWO98/35006において論じられている通りのポリアミンカチオン性界面活性剤;d)参照によりここに組み込まれる、米国特許第4,228,042号、同第4,239,660号、同第4,260,529号および米国特許第6,022,844号において論じられている通りのカチオン性エステル界面活性剤、ならびに、e)参照によりここに組み込まれる米国特許第6,221,825号およびWO00/47708において論じられている通りのアミノ界面活性剤、ならびに具体的にアミドプロピルジメチルアミン(APA)を含む。有用なカチオン性界面活性剤は、米国特許第4,222,905号、Cockrell、1980年9月16日発行において、および米国特許第4,239,659号、Murphy、1980年12月16日発行において記述されているものも含み、それらの両方とも、参照によりここに組み込まれる。第四級アンモニウム化合物は、織物増強組成物、たとえば織物柔軟剤中に存在していてもよく、構造NR4 +の正に荷電した多原子イオンである第四級アンモニウムカチオンを含んでいてもよく、ここで、Rは、アルキル基またはアリール基である。
補助クリーニング添加剤
本発明のクリーニング組成物は、補助クリーニング添加剤を含有していてもよい。クリーニング補助添加剤の正確な性質およびその組み込みのレベルは、クリーニング組成物の物理的形態、およびそれが使用されることになっているクリーニング操作の正確な性質によって決まることになる。
ポリマー
組成物は、1種以上のポリマーを含んでいてもよい。非限定的な例は、そのすべてが任意に修飾されていてもよく、WO2016/041676において記述されている通り、ポリエチレンイミン、カルボキシメチルセルロース、ポリ(ビニル−ピロリドン)、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピリジン−N−オキシド)、ポリ(ビニルイミダゾール)、ポリカルボキシレートまたはアルコキシル化置換フェノール(ASP)を含む。ASP分散剤の例は、Clariantから入手可能なHOSTAPAL BV CONC S1000を含むがこれに限定されない。
ビス((C2H5O)(C2H4O)n)(CH3)−N+−CxH2x−N+−(CH3)−ビス((C2H5O)(C2H4O)n)[式中、n=20〜30であり、x=3〜8である]、またはその硫酸化もしくはスルホン化バリアントである。より優れたグリース除去および乳化を達成するために、ポリプロポキシル化−ポリエトキシル化両親媒性ポリエチレンイミン誘導体も含まれていてもよい。これらは、好ましくは内側ポリエチレンオキシドブロックおよび外側ポリプロピレンオキシドブロックを有する、アルコキシル化ポリアルキレンイミンを含んでいてもよい。洗剤組成物は、増強された飲料の染み除去に有用な、修飾されていないポリエチレンイミンを含有していてもよい。種々の分子量のPEIは、商標名Lupasol(登録商標)で、BASF Corporationから市販されている。好適なPEIの例は、Lupasol FG(登録商標)、Lupasol G−35(登録商標)を含むがこれらに限定されない。
追加のアミン
ポリアミンは、グリース除去を改良することが公知である。性能が好ましい環式および直鎖状アミンは、1,3−ビス(メチルアミン)−シクロヘキサン、4−メチルシクロヘキサン−1,3−ジアミン(BASFによって供給されるBaxxodur ECX 210)、1,3プロパンジアミン、1,6ヘキサンジアミン、1,3ペンタンジアミン(Invistaによって供給されるDytek EP)、2−メチル1,5ペンタンジアミン(Invistaによって供給されるDytek A)である。US6710023は、少なくとも3つのプロトン化可能なアミンを含有する前記ジアミンおよびポリアミンを含有する食器手洗い組成物を開示している。本発明に従うポリアミンは、洗浄pHを上回る少なくとも1pkaおよび約6より大きく洗浄pHを下回る少なくとも2pkaを有する。好ましいポリアミンは、Dow、BASFおよびHuntmanから市販されている、テトラエチレンペンタミン、ヘキサエチルヘキサミン、ヘプタエチルヘプタミン(heptaethylheptamine)、オクタエチルオクタミン(octaethyloctamine)、ノネチルノナミン(nonethylnonamine)およびそれらの混合物からなる群から選択される。とりわけ好ましいポリエーテルアミンは、US9752101、US9487739、US9631163において記述されている通り、親油性修飾されている。
染料移行阻害剤(DTI)
組成物は、1種以上の染料移行阻害剤を含んでいてもよい。本発明の一態様において、本発明者らは、驚くべきことに、指定された染料に加えてポリマー性染料移行阻害剤を含む組成物が、性能の改良を与えることを見出した。これは、これらのポリマーが染料堆積を防止することから、驚くべきことである。好適な染料移行阻害剤は、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニルイミダゾール、ポリビニルオキサゾリドンおよびポリビニルイミダゾールのコポリマーまたはそれらの混合物を含むがこれらに限定されない。好適な例は、Ashland Aqualon製の、PVP−K15、PVP−K30、ChromaBond S−400、ChromaBond S−403EおよびChromabond S−100、ならびに、BASF製の、Sokalan HP165、Sokalan HP50、Sokalan HP53、Sokalan HP59、Sokalan(登録商標)HP56K、Sokalan(登録商標)HP66を含む。他の好適なDTIは、WO2012/004134において記述されている通りである。主題組成物中に存在する場合、染料移行阻害剤は、重量で組成物の約0.0001%〜約10%、約0.01%〜約5%またはさらには約0.1%〜約3%のレベルで存在していてもよい。
酵素
酵素は、基材からの、タンパク質ベース、炭水化物ベースまたはトリグリセリドベースの染みの除去、織物洗濯における浮遊染料移動の防止のためおよび織物修復のためを含む多様な目的のために、クリーニング組成物に含まれていてもよい。好適な酵素は、任意の好適な起源、たとえば植物、動物、細菌、真菌および酵母起源の、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、カルボヒドラーゼ、セルラーゼ、オキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、マンナナーゼ、およびそれらの混合物を含む。ここで記述されているクリーニング組成物において使用されていてもよい他の酵素は、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、エンドグルカナーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、アミラーゼ、グルコ−アミラーゼ、キシラナーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、もしくはそれらの混合物、エステラーゼ、マンナナーゼ、ペクチン酸リアーゼ、ならびにまたはそれらの混合物を含む。他の好適な酵素は、ヌクレアーゼ酵素を含む。組成物は、ヌクレアーゼ酵素を含んでいてもよい。ヌクレアーゼ酵素は、核酸のヌクレオチドサブユニット間のホスホジエステル結合を開裂することができる酵素である。ここでのヌクレアーゼ酵素は、好ましくは、デオキシリボヌクレアーゼもしくはリボヌクレアーゼ酵素またはその機能的フラグメントである。酵素選択は、要因、たとえばpH活性および/または安定性の最適条件、熱安定性、ならびに活性洗剤、ビルダーなどに対する安定性によって影響を受ける。
酵素安定化系
ここで記述されている酵素含有組成物は、重量で組成物の約0.001%〜約10%、一部の例において、約0.005%〜約8%、他の例において、約0.01%〜約6%の酵素安定化系を任意に含んでいてもよい。酵素安定化系は、洗浄性酵素と相溶性の任意の安定化系であることができる。そのような系は、他の調合活性物質によって生得的に提供されていてもよく、たとえば調合者によってまたは洗剤用の酵素の製造業者によって、別個に添加されていてもよい。そのような安定化系は、たとえば、カルシウムイオン、ホウ酸、プロピレングリコール、短鎖カルボン酸、ボロン酸、塩素系漂白剤スカベンジャーおよびそれらの混合物を含むことができ、クリーニング組成物のタイプおよび物理的形態に応じて、異なる安定化の問題に対処するように設計されている。ボレート安定剤の総説については、米国特許第4,537,706号を参照されたい。
キレート化剤
好ましくは、組成物は、キレート化剤および/または結晶成長阻害剤を含む。好適な分子は、銅、鉄および/またはマンガンキレート化剤ならびにそれらの混合物を含む。好適な分子は、アミノカルボキシレート、アミノホスホネート、スクシネート、それらの塩、およびそれらの混合物を含む。ここで使用するために好適なキレート剤の非限定的な例は、エチレンジアミン四酢酸、N−(ヒドロキシエチル)−エチレン−ジアミン−トリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレン−テトラアミン−ヘキサアセテート、ジエチレントリアミン−ペンタアセテート、エタノールジグリシン、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(DTPMP)、エチレンジアミンジスクシネート(EDDS)、ヒドロキシエタンジメチレンホスホン酸(HEDP)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)および1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジスルホン酸(タイロン)、それらの塩、ならびにそれらの混合物を含む。タイロンおよび他のスルホン化カテコールも、有効な重金属キレート剤として使用されていてもよい。本発明における使用のキレート剤の他の非限定的な例は、米国特許第7445644号、同第7585376号および2009/0176684A1において見られる。ここで使用するための他の好適なキレート化剤は、市販のDEQUESTシリーズ、ならびにMonsanto、DuPontおよびNalco Inc製のキレート剤である。
増白剤
光学的増白剤または他の増白剤もしくは白色化剤が、組成物の約0.01〜約1.2重量%のレベルで、ここで記述されているクリーニング組成物に組み込まれていてもよい。ここで使用されていてもよい市販の光学的増白剤は、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5および6員環のヘテロ環の誘導体、ならびに他の種々雑多な作用物質を含むが必ずしもこれらに限定されるとは限らない、下位群に分類され得る。そのような増白剤の例は、「The Production and Application of Fluorescent Brightening Agents」、M.Zahradnik、John Wiley&Sons、New York(1982)において開示されている。本発明の組成物において有用となり得る光学的増白剤の具体的な非限定的な例は、米国特許第4,790,856号および米国特許第3,646,015号において同定されているものである。非常に好ましい増白剤は、ジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネート、ジナトリウム4,4”−ビス[(4,6−ジ−アニリノ−s−トリアジン−2−イル)−アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホネートおよびジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホスチリル)ビフェニルを含む。
漂白剤
組成物は、1種以上の漂白剤を含むことが好ましい場合がある。好適な漂白剤は、光漂白剤、過酸化水素、過酸化水素の供給源、予め形成された過酸およびそれらの混合物を含む。
(2)予め形成された過酸:好適な予め形成された過酸は、予め形成されたペルオキシ酸からなる群から選択される化合物、またはそれらの塩、典型的には、過カルボン酸および塩、過炭酸および塩、過イミド酸および塩、ペルオキシモノスルホン酸および塩、たとえば、Oxone(登録商標)、ならびにそれらの混合物を含むがこれらに限定されない。好適な例は、ペルオキシカルボン酸もしくはその塩、またはペルオキシスルホン酸もしくはその塩を含む。特に好ましいペルオキシ酸は、フタルイミド−ペルオキシ−アルカン酸、特にε−フタルイミドペルオキシヘキサン酸(PAP)である。好ましくは、過酸またはその塩は、30℃〜60℃の範囲内の融点を有する。
織物シェーディング染料
織物シェーディング染料(時に、色相付与剤、青味剤または白色化剤と称される)は、典型的には、青色または紫色のシェーディングを織物に提供する。そのような染料は、当技術分野において周知であり、色相付与の具体的なシェーディングを作成するためおよび/または異なる織物タイプをシェーディングするために、単独でまたは組み合わせての何れかで使用されていてもよい。織物シェーディング染料は、アクリジン、アントラキノン(多環式キノンを含む)、アジン、アゾ(たとえば、モノアゾ、ジスアゾ、トリスアゾ、テトラキスアゾ、ポリアゾ)、ベンゾジフラン、ベンゾジフラノン、カロテノイド、クマリン、シアニン、ジアザヘミシアニン、ジフェニルメタン、ホルマザン、ヘミシアニン、インジゴイド、メタン、ナフタルイミド、ナフトキノン、ニトロ、ニトロソ、オキサジン、フタロシアニン、ピラゾール、スチルベン、スチリル、トリアリールメタン、トリフェニルメタン、キサンテンおよびそれらの混合物を含むがこれらに限定されない、当技術分野において公知の通りの任意の化学クラスの染料から選択されていてもよい。本発明の洗濯ケア組成物中に存在する補助織物シェーディング染料の量は、典型的には、全クリーニング組成物に基づき、0.0001〜0.05重量%、好ましくは0.0001〜0.005重量%である。洗浄液に基づき、織物シェーディング染料の濃度は、典型的には、1ppb〜5ppm、好ましくは10ppb〜500ppbである。
ビルダー
本発明のクリーニング組成物は、ビルダーを任意に含んでいてもよい。アルミノシリケートおよびシリケートから選択されるビルダーは、洗浄水中での鉱物硬度を制御することを補助する、または表面からの粒子状の汚れの除去を補助するためのものである。好適なビルダーは、ホスフェートポリホスフェート、とりわけそのナトリウム塩;カーボネート、ビカーボネート、セスキカーボネート、および炭酸ナトリウムまたはセスキカーボネート以外の炭酸塩鉱物;有機モノ−、ジ−、トリ−およびテトラカルボキシレート、とりわけ酸、ナトリウム、カリウムまたはアルカノールアンモニウム塩形態の水溶性非界面活性剤カルボキシレート、ならびに脂肪族および芳香族タイプを含むオリゴマー性または水溶性低分子量ポリマーカルボキシレート;ならびにフィチン酸からなる群から選択されていてもよい。これらは、ボレートによって、たとえばpH緩衝目的のために、またはスルフェート、とりわけ硫酸ナトリウムならびに安定な界面活性剤および/もしくはビルダー含有クリーニング組成物のエンジニアリングに重要となり得る任意の他の賦形剤もしくは担体によって、補完されていてもよい。
pH緩衝液系
組成物は、pH緩衝液系を含んでいてもよい。ここでのクリーニング組成物は、水性クリーニング操作で使用中、洗浄水が、約6.0乃至約12、一部の例において、約7.0乃至11のpHを有するように調合されていてもよい。pHを推奨される使用レベルに制御するための技術は、緩衝液、アルカリまたは酸の使用を含み、当業者に周知である。これらは、炭酸ナトリウム、クエン酸またはクエン酸ナトリウム、モノエタノールアミンまたは他のアミン、ホウ酸またはボレート、および当技術分野において周知である他のpH調整化合物の使用を含むがこれらに限定されない。ここでのクリーニング組成物は、クエン酸の放出を遅延させることにより、動的な洗浄中pHプロファイルを含んでいてもよい。
構造化剤/増粘剤
構造化された液体は、内部的に構造化され、それにより、構造が主原料(たとえば、界面活性剤材料)によって形成され得るか、かつ/または副原料(たとえば、ポリマー、粘土および/またはシリケート材料)を使用して三次元マトリックス構造を提供することによって外部的に構造化され得る。組成物は、組成物の約0.01〜約5重量%の構造化剤、一部の例において、組成物の約0.1〜約2.0重量%の構造化剤を含んでいてもよい。構造化剤は、ジグリセリドおよびトリグリセリド、エチレングリコールジステアレート、微結晶性セルロース、セルロースベースの材料、マイクロファイバーセルロース、バイオポリマー、キサンタンガム、ゲランガム、ならびにそれらの混合物からなる群から選択されていてもよい。一部の例において、好適な構造化剤は、水素化ヒマシ油、およびその非エトキシル化誘導体を含む。他の好適な構造化剤は、米国特許第6,855,680号において開示されている。そのような構造化剤は、様々なアスペクト比を有する糸状構造システムを有する。さらなる好適な構造化剤およびそれらを作製するための方法は、WO2010/034736において記述されている。
泡抑制剤
泡の形成を低減させるまたは抑制するための化合物を、ここで記述されているクリーニング組成物に組み込むことができる。泡抑制は、米国特許第4,489,455号、同第4,489,574号において記述されている通りのいわゆる「高濃度クリーニング方法」において、およびフロントローディング式洗濯機において、特に重要となり得る。
泡ブースター
高い泡立ちが所望される場合、泡ブースター、たとえばC10〜C16アルカノールアミドを、クリーニング組成物中に、クリーニング組成物の約1〜約10重量%で組み込んでいてもよい。一部の例は、C10〜C14モノエタノールおよびジエタノールアミドを含む。所望ならば、水溶性マグネシウムおよび/またはカルシウム塩、たとえばMgCl2、MgSO4、CaCl2、CaSO4などを、クリーニング組成物の約0.1〜約2重量%のレベルで添加して、追加の泡を提供し、グリース除去性能を増強していてもよい。
賦形剤および担体
賦形剤および担体が、ここで記述されているクリーニング組成物において使用されていてもよい。ここで使用される場合、用語「賦形剤」および「担体」は、同じ意味を有し、交換可能に使用され得る。液体クリーニング組成物、および液体成分を含むクリーニング組成物の他の形態(たとえば液体含有一回量包装クリーニング組成物)は、水または他の溶媒を賦形剤または担体として含有していてもよい。メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールおよびフェノキシエタノールによって例示される、低分子量第一級または第二級アルコールが好適である。一価アルコールは、一部の例において、界面活性剤、ならびにポリオール、たとえば2〜約6個の炭素原子および2〜約6つのヒドロキシ基(たとえば、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、2,3−ブタンジオール、エチレングリコールおよびグリセリンが使用されていてもよい)を含有するものを、可溶化するために使用されていてもよい。アミン含有溶媒が使用されていてもよい。
使用方法
本発明は、織物を白くするための方法を含む。消費者への販売に好適なコンパクトな流体洗剤組成物は、洗濯前処理用途、洗濯クリーニング用途およびホームケア用途において使用するのに適している。そのような方法は、未希釈形態または洗浄液中で希釈した洗剤組成物を、汚れていてもいなくてもよい織物の少なくとも一部と接触させる工程、次いで、織物を任意にリンスする工程を含むがこれらに限定されない。織物材料は、洗浄工程の後、任意選択のリンスする工程に供されていてもよい。機械洗濯方法は、有効量の本発明に従う機械洗濯洗剤組成物が溶解または分注された洗濯機内、汚れた洗濯物を洗浄水溶液で処理することを含んでいてもよい。洗剤組成物の「有効量」は、約5L〜約65Lの体積の洗浄溶液中に溶解または分注された約20g〜約300gの製品を意味する。水温は、約5℃〜約100℃の範囲であってもよい。水対汚れた材料(たとえば、織物)の比は、約1:1〜約30:1であってもよい。組成物は、溶液中約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用されていてもよい。織物洗濯組成物の文脈において、使用レベルは、汚れおよび染みのタイプおよび重大度だけではなく、洗浄水温度、洗浄水の体積、および洗濯機のタイプ(たとえば、トップローディング式、フロントローディング式、垂直軸日本型自動洗濯機)に応じて変動していてもよい。
組成物用の包装
ここで記述されているクリーニング組成物は、紙、ボール紙、プラスチック材料および任意の好適な積層板から構成されているものを含む、任意の好適な容器内に包装され得る。任意選択の包装タイプは、欧州出願第94921505.7号において記述されている。
マルチコンパートメントポーチ
ここで記述されているクリーニング組成物は、マルチコンパートメントクリーニング組成物として包装されていてもよい。
他の補助原料
たとえば、他の活性原料、担体、ヒドロトロープ、加工助剤、染料または顔料、液体調合物用の溶媒、固体または他の液体賦形剤、エリスロシン、コロイダルシリカ、ワックス、プロバイオティクス、サーファクチン、アミノセルロースポリマー、リシノール酸亜鉛、香料マイクロカプセル、ラムノ脂質、ソホロ脂質、糖ペプチド、メチルエステルエトキシレート、スルホン化エストリド、開裂可能な界面活性剤、バイオポリマー、シリコーン、変性シリコーン、アミノシリコーン、堆積助剤、ヒドロトロープ(とりわけクメン−スルホン酸塩、トルエン−スルホン酸塩、キシレン−スルホン酸塩およびナフタレン塩)、PVA粒子カプセル化染料または香料、真珠光沢剤、発泡剤、変色系、シリコーンポリウレタン、乳白剤、錠剤崩壊剤、バイオマス賦形剤、速乾性シリコーン、グリコールジステアレート、デンプン香水カプセル化物;炭化水素油、ポリオレフィンおよび脂肪エステルを含む乳化油、ビスフェノール酸化防止剤、微小繊維状セルロース構造化剤、プロ香料、スチレン/アクリレートポリマー、トリアジン、石鹸、スーパーオキシドディスムターゼ、ベンゾフェノンプロテアーゼ阻害剤、官能化TiO2、リン酸ジブチル、シリカ香料カプセル、ならびに他の補助原料、コリンオキシダーゼ、トリアリールメタンブルーおよびバイオレット塩基性染料、メチンブルーおよびバイオレット塩基性染料、アントラキノンブルーおよびバイオレット塩基性染料、アゾ染料ベーシックブルー16、ベーシックブルー65、ベーシックブルー66、ベーシックブルー67、ベーシックブルー71、ベーシックブルー159、ベーシックバイオレット19、ベーシックバイオレット35、ベーシックバイオレット38、ベーシックバイオレット48、オキサジン染料、ベーシックブルー3、ベーシックブルー75、ベーシックブルー95、ベーシックブルー122、ベーシックブルー124、ベーシックブルー141、ナイルブルーAおよびキサンテン染料ベーシックバイオレット10、アルコキシル化トリフェニルメタンポリマー性着色剤;アルコキシル化チオフェンポリマー性着色剤;チアゾリウム染料、雲母、二酸化チタン被覆雲母、オキシ塩化ビスマス、ならびに他の活性物質を含む、多種多様な他の原料が、ここでのクリーニング組成物において使用されていてもよい。
アルコキシル化ポリエチレンイミンの調製
第一級および第二級窒素原子上に(2×9)+(1×13)=31個のアミン水素を含有している122.2グラムの無置換の初期ポリエチレンイミン(PEI1)を、圧力反応器に充填する。次に、150.1gのプロピレンオキシド(2.6mol、83.9mol.%の第一級および第二級窒素原子のアミン水素)を反応器に添加する。反応物を、圧力が安定化するまで(約8時間)、120℃において圧力下でかき混ぜる。83.9mol%のアミン水素を、2−ヒドロキシプロピル基または1−ヒドロキシプロパン−2−イル基によって置き換えて、生成物(PEI2)を取得する。簡潔にするために、以下の構造において、2−ヒドロキシプロピル基のみが示されている。
上述により取得した273グラム(0.1mol)のPEI2に、28.4グラム(0.1mol、3.2%のアミノ水素をPEI1に平衡化する)を添加する。反応混合物を、窒素中180℃で16時間にわたって撹拌して、PEI4を取得する。
ロイコトシレートの調製
ロイコポリマー5の調製
ロイコポリマー5:PEI4(5.42g、1.8mmol)およびロイコトシレート4(1g、1.8mmol)のジクロロエタン(20mL)溶液を、65℃で12時間にわたって加熱する。反応を、薄層クロマトグラフィーを使用してモニターする。過剰のジクロロエタンを回転蒸発によって蒸発させて、ロイコポリマー5を取得する。
ここでの試験方法において使用される織物見本は、Testfabrics,Inc.West Pittston、PAから取得し、100%綿、Style 403(2”×2”に切断)および/またはStyle 464(4”×6”に切断)ならびに増白されていない多繊維織物、具体的にはStyle 41(5cm×10cm)である。
I.洗浄溶液からロイコ化合物効率を決定するための方法
綿見本(Style 403)を、重質液体洗濯洗剤無増白剤(水溶液中1.55g/L)で、49℃にて2回洗浄することにより、使用前に色抜きする。試験するそれぞれのロイコポリマーの濃縮ストック溶液を、エタノールまたは50:50 エタノール:水から選択される溶媒、好ましくはエタノール中で調製する。
10.0:1.0 液体:織物(w/w)比を提供するために十分なこの洗浄溶液のアリコートを、3つの250mLの三角フラスコのそれぞれに入れる。それぞれのフラスコに、1000gpgのストック硬度溶液を投入して、6gpg(3:1 Ca:Mg)の最終洗浄硬度を達成する。
A.乾燥後のダーク条件
綿織物についてのL*、a*、b*および白色度(WI CIE)値は、LabScan XE反射分光光度計を使用して、乾燥手順の48時間後、乾燥した見本上で測定する。それぞれのロイコ化合物について生成された12の見本(3つのフラスコにそれぞれ4つの見本)のL*、a*およびb*値を平均し、それぞれのロイコ化合物のロイコ化合物効率(LCE:leuco compound efficiency)を、下記の方程式:
LCE=DE*=[(L* c−L* s)2+(a* c−a* s)2+(b* c−b* s)2]1/2
を使用して算出し、式中、下付き文字cおよびsは、対照、すなわち、ロイコポリマーのない洗剤中で洗浄された織物、およびサンプル、すなわち、ロイコポリマーを含有する洗剤中で洗浄された織物をそれぞれ指す。
ΔWI=WI CIE(洗浄後)−WI CIE(洗浄前)
を使用して算出する。
B.乾燥後の光条件
消費者性向は世界中で大きく異なるため、使用される方法は、様々な条件にわたってロイコ化合物の利益を測定する可能性を考慮に入れなくてはならない。1つのそのような条件は、乾燥後の光への曝露である。一部のロイコ化合物は、ダークストレージ下では、光ストレージ下ほど大きい利益を呈さないため、最適な利益を決定するために、それぞれのロイコ化合物を両方の条件のセット下で試験しなくてはならない。したがって、方法Iは、測定が行われる前に、種々の時間増分にわたる乾燥させた織物の模擬太陽光への曝露を含み、LCE値は、後述する曝露時間のセットから取得された最大値に設定される。
II.相対色相角を決定するための方法(対無ロイコ化合物)
上述した方法Iに従って処理される綿織物に、ロイコ化合物によって送達される相対色相角は、次の通りに決定される。
Δa*=a* s−a* cおよびΔb*=b* s−b* c
を使用し、式中、下付き文字cおよびsは、ロイコ化合物のない洗剤中で洗浄された織物およびロイコ化合物を含有する洗剤中で洗浄された織物をそれぞれ指す。
Δb*≧0では、RHA=ATAN2(Δa*,Δb*)
Δb*<0では、RHA=360+ATAN2(Δa*,Δb*)
の一方を使用して決定される。
III.洗濯ケア調合物についての白色度における変化を決定するための方法
綿見本(Style 403)を、重質液体洗濯洗剤無増白剤(水溶液中1.55g/L)で、49℃にて2回洗浄することにより、使用前に色抜きする。
ΔWI=WI CIE(洗浄後)−WI CIE(洗浄前)
を使用して算出する。
調合物例
下記は、本開示に従うクリーニング組成物の例証的な例であり、限定を意図するものではない。
重質液体洗濯洗剤組成物
一回量包装組成物
これらの例は、一回量包装洗濯洗剤用の種々の調合物を提供する。組成物8〜12は、単一の一回量包装コンパートメントを含む。組成物をカプセル化するために使用される膜は、ポリビニル−アルコールベースの膜である。
AE3Sは、C12〜15アルキルエトキシ(3)スルフェートである
AE7は、7の平均エトキシル化度を持つC12〜13アルコールエトキシレートである
AE8は、8の平均エトキシル化度を持つC12〜13アルコールエトキシレートである
AE9は、9の平均エトキシル化度を持つC12〜13アルコールエトキシレートである
アミラーゼ1は、Novozymesによって供給されるStainzyme(登録商標)、15mg活性物質/gである
アミラーゼ2は、Novozymesによって供給されるNatalase(登録商標)、29mg活性物質/gである
キシログルカナーゼは、Novozymesによって供給されるWhitezyme(登録商標)、20mg活性物質/gである
キレート剤1は、ジエチレントリアミンペンタアセテート酸である
キレート剤2は、1−ヒドロキシエタン1,1−ジホスホン酸である
ディスパーシンBは、1000mg活性物質/gとして報告されるグリコシドヒドロラーゼである
DTIは、ポリ(4−ビニルピリジン−1−オキシド)(たとえばChromabond S−403E(登録商標))またはポリ(1−ビニルピロリドン−コ−1−ビニルイミダゾール)(たとえばSokalan HP56(登録商標))の何れかである。
HSASは、US6,020,303およびUS6,060,443において開示されている通りの中分枝アルキルスルフェートである
LASは、平均脂肪族炭素鎖長C9〜C15を有する直鎖状アルキルベンゼンスルホネートである(HLASは、酸形態である)。
Liquitint(登録商標)V200は、Millikenによって提供されるチオフェンアゾ染料である
マンナナーゼは、Novozymesによって供給されるMannaway(登録商標)、25mg活性物質/gである
ヌクレアーゼは、1000mg活性物質/gとして報告されるホスホジエステラーゼ配列番号1である
光学的増白剤1は、ジナトリウム4,4’−ビス{[4−アニリノ−6−モルホリノ−s−トリアジン−2−イル]−アミノ}−2,2’−スチルベンジスルホネートである
光学的増白剤2は、ジナトリウム4,4’−ビス−(2−スルホスチリル)ビフェニル(ナトリウム塩)である
光学的増白剤3は、3V Sigma製のOptiblanc SPL10(登録商標)である
香水カプセル化物は、コア−シェルメラミンホルムアルデヒド香水マイクロカプセルである。
ポリマー1は、ビス((C2H5O)(C2H4O)n)(CH3)−N+−CxH2x−N+−(CH3)−ビス((C2H5O)(C2H4O)n)[ここで、n=20〜30、x=3〜8である]またはその硫酸化もしくはスルホン化バリアントである
ポリマー2は、エトキシル化(EO15)テトラエチレンペンタミンである
ポリマー3は、エトキシル化ポリエチレンイミンである
ポリマー4は、エトキシル化ヘキサメチレンジアミンである
ポリマー5は、Rohm&Haasによって提供されるAcusol 305である
ポリマー6は、BASFによって提供される、酢酸ビニル側鎖でグラフト化したポリエチレングリコールポリマーである。
構造化剤は、水素化ヒマシ油である
ここで開示される寸法および値は、列挙されている正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきではない。それどころか、別段の定めがない限り、それぞれのそのような寸法は、列挙されている値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するように意図されている。たとえば、「40mm」として開示されている寸法は、「約40mm」を意味するように意図されている。
Claims (23)
- ロイコ部分に共有結合しているアルコキシル化ポリエチレンイミンを含むロイコポリマーであって、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第1の部分には、ロイコ部分が共有結合しており、400〜750nmの範囲内の波長におけるロイコ部分の最大モル吸光係数は、1000M −1 cm −1 未満であり、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第2の部分には、オキシアルキレン部分、ポリオキシアルキレン部分、およびそれらの混合物からなる群から選択される部分が共有結合しており、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子の少なくとも第3の部分には、アルキレン鎖、フェニルまたはナフチル基が共有結合しているアルキレン鎖、およびそれらの混合物からなる群から選択される部分が共有結合している、ロイコポリマー。
- 前記ポリエチレンイミンが、6〜100個の窒素原子を有する、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記ポリエチレンイミンが、12〜40個の窒素原子を有する、請求項2に記載のロイコポリマー。
- 前記アルキレン鎖が、前記ポリエチレンイミンのアミンとジアルキルスルフェート、アルコール、アルキルハライド、オレフィン、およびカルボニル化合物との反応によって、前記ポリエチレンイミンに共有結合しているペンダントアルキル基を有する、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記アルキレン鎖が、前記ポリエチレンイミンのアミンの、スチレンオキシドまたはアルファ−メチルスチレンオキシドへの付加によって形成されたペンダントフェニル基を有する、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記ロイコ部分が、ジアリールメタンロイコ部分、トリアリールメタンロイコ部分、オキサジン部分、チアジン部分、ヒドロキノン部分およびアリールアミノフェノール部分からなる群から選択される、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記ロイコ部分が、トリアリールメタンロイコ部分、ヒドロキノン部分、およびアリールアミノフェノール部分からなる群から選択される、請求項6に記載のロイコポリマー。
- 前記ロイコ部分が、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンを、ロイコ部分および求電子性部分を含む化合物と反応させることによって、前記アルコキシル化ポリエチレンイミンの窒素原子に共有結合しており、前記化合物の前記求電子性部分が、スルホオキシエチルスルホニル部分、ビニルスルホニル部分、ハロトリアジニル部分、第四級アンモニウムトリアジニル部分、ハロピリミジニル部分、ハロピリダジニル部分、ハロキノキサリニル部分、ハロフタラジニル部分、ブロモアクリルアミジル部分、およびベンゾチアゾリル部分からなる群から選択される、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記ロイコ部分が、以下の式(I)、(II)、(III)、(IV)または(V)の構造からの1個以上の水素原子の除去によって得られる一価または多価の部分である、請求項6に記載のロイコポリマー。
Gは、水素、重水素、C1〜C16アルコキシド、フェノキシド、ビスフェノキシド、ニトライト、ニトリル、アルキルアミン、イミダゾール、アリールアミン、ポリアルキレンオキシド、ハライド、アルキルスルフィド、アリールスルフィドおよびホスフィンオキシドからなる群から独立して選択され、
R1、R2およびR3は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリルおよびR4からなる群から独立して選択され;R4は、1種以上の有機モノマーで構成される有機基であり、前記モノマー分子量は、28〜500の範囲であり、
eおよびfは、独立して、0〜4の整数であり、
それぞれのR20およびR21は、ハロゲン、ニトロ基、アルキル基、置換アルキル基、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−OR1および−NR1R2からなる群から独立して選択され、
それぞれのR25は、単糖部分、二糖部分、オリゴ糖部分、多糖部分、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)NR1R2からなる群から独立して選択され、
それぞれのR22およびR23は、水素、アルキル基および置換アルキル基からなる群から独立して選択され、
R30は、架橋アミン部分に対してオルトまたはパラに位置し、−OR38および−NR36R37からなる群から選択され、ここで、それぞれのR36およびR37は、水素、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アシル基、R4、−C(O)OR1、−C(O)R1および−C(O)NR1R2からなる群から独立して選択され、
R38は、水素、アシル基、−C(O)OR1、−C(O)R1および−C(O)NR1R2からなる群から選択され、
gおよびhは、独立して、0〜4の整数であり、
それぞれのR31およびR32は、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アルカリル、置換アルカリル、−C(O)R1、−C(O)OR1、−C(O)O−、−C(O)NR1R2、−OC(O)R1、−OC(O)OR1、−OC(O)NR1R2、−S(O)2R1、−S(O)2OR1、−S(O)2O−、−S(O)2NR1R2、−NR1C(O)R2、−NR1C(O)OR2、−NR1C(O)SR2、−NR1C(O)NR2R3、−OR1、−NR1R2、−P(O)2R1、−P(O)(OR1)2、−P(O)(OR1)O−および−P(O)(O−)2からなる群から独立して選択され、
−NR34R35は、架橋アミン部分に対してオルトまたはパラに位置し、R34およびR35は、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリルおよびR4からなる群から独立して選択され、
R33は、水素、−S(O)2R1、−C(O)N(H)R1、−C(O)OR1および−C(O)R1からなる群から独立して選択され;ここで、gが2〜4である場合、任意の2つの隣接するR31基は、組み合わさって、5員以上の縮合環を形成していてもよく、前記縮合環中の原子の2個以下は、窒素原子であってもよく、
X40は、酸素原子、硫黄原子およびNR45からなる群から選択され;ここで、R45は、水素、重水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2OH、−S(O)2O−、−C(O)OR1、−C(O)R1および−C(O)NR1R2からなる群から独立して選択され、
R40およびR41は、−OR1および−NR1R2からなる群から独立して選択され、
jおよびkは、独立して、0〜3の整数であり、
R42およびR43は、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アルカリル、置換アルカリル、−S(O)2R1、−C(O)NR1R2、−NC(O)OR1、−NC(O)SR1、−C(O)OR1、−C(O)R1、−OR1、−NR1R2からなる群から独立して選択され、
R44は、−C(O)R1、−C(O)NR1R2および−C(O)OR1であり、 前記化合物の何れか中に存在する任意の電荷は、好適な独立して選択される内部または外部対イオンと均衡がとれている]。 - 前記ロイコ部分が、式(I)の一部分である、請求項9に記載のロイコポリマー。
- 異なるA、BおよびC環上の2つのRo基が、組み合わさって、5員以上の縮合環を形成する、請求項10に記載のロイコポリマー。
- 前記縮合環が、6員以上であり、異なるA、BおよびC環上の2つのRo基が、組み合わさって、1個以上のヘテロ原子を含有する有機リンカーを形成する、請求項11に記載のロイコポリマー。
- 異なるA、BおよびC環上の2つのRoが、組み合わさって、−O−および−S−から選択されるヘテロ原子架橋を形成して、6員縮合環を作成する、請求項12に記載のロイコポリマー。
- 同じ環上のRoおよびRmまたは同じ環上のRmおよびRpの何れかが、組み合わさって、縮合脂肪族環または縮合芳香族環を形成する、請求項10に記載のロイコポリマー。
- 3つの環A、BまたはCのうちの少なくとも1つの上のRoおよびRm基の4つすべてが、水素である、請求項10に記載のロイコポリマー。
- 3つすべての環A、BまたはCの上のRoおよびRm基のすべてが、水素である、請求項10に記載のロイコポリマー。
- 3つのRpがすべて、−NR1R2である、請求項10に記載のロイコポリマー。
- ポリオキシアルキレン部分を含む、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 前記ポリオキシアルキレン部分が、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、およびそれらの混合物を含む、請求項18に記載のロイコポリマー。
- 前記ポリオキシアルキレン部分が、5〜50個のオキシアルキレン繰り返し単位を含有する、請求項19に記載のロイコポリマー。
- 前記ポリオキシアルキレン部分が、10〜20個のオキシアルキレン繰り返し単位を含有する、請求項20に記載のロイコポリマー。
- 前記ポリエチレンイミンの前記窒素の1つまたは2つのみが、アルコキシル化されている、請求項1に記載のロイコポリマー。
- 1つのロイコ部分のみが、前記ポリエチレンイミンに共有結合している、請求項1に記載のロイコポリマー。
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