JP2021099684A - 服薬指導システム、服薬指導方法、服薬指導プログラム - Google Patents

服薬指導システム、服薬指導方法、服薬指導プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 薬剤の処方において、服薬指導を効率的に行う。【解決手段】患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブル211と、薬の識別情報と、薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブル212と、患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力部11と、入力される薬の識別情報および薬テーブルの情報に基づいて、指導事項が一覧で表示される表示部12と、表示部に表示される指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録部23と、薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、指導計画において指導することが決定されている指導事項を、指導しない指導事項とは異なる態様で表示部に表示させる指導管理部24と、を備える、服薬指導システム1。【選択図】図1

Description

本発明は、服薬指導システム、服薬指導方法、および服薬指導プログラムに関する。
特許文献1には、患者への指導項目各々についての確認結果を診療科ごとに分類して記録する、投薬指導支援システムが開示されている。
特許文献2には、SOAP形式の入力データを記録でき、SOAPのそれぞれについて、分類されたセルが表示される薬歴管理業務支援システムが開示されている。
特許文献3には、記憶された情報のうち、次回投薬時の引継ぎを所望する引継ぎ情報を選択できる電子薬歴システムが開示されている。
特開2018−120369号公報 特許3759590号公報 特開2003−150711号公報
薬剤師が患者に薬を処方する際、注意事項等を伝達する服薬指導が行われている。服薬指導の内容は、薬の種類や服用期間、当該患者における副作用の発現状況等に応じて異なるため、患者ごとに指導計画を管理する必要がある。そこで、薬剤の処方において、服薬指導を効率的に行うことができる服薬指導システムが必要とされている。
本発明は、薬剤の処方における服薬指導を効率的に行うことを目的の1つとする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係る服薬指導システムは、患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力部と、前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示部と、前記表示部に表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録部と、前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で前記表示部に表示させる指導管理部と、を備える。
前記指導計画には、前記指導事項を前記患者に指導すべき指導頻度が、前記指導事項ごとに含まれているものとしてもよい。
前記指導計画には、前記指導事項を前記患者に指導すべき指導時期が、前記指導事項ごとに含まれているものとしてもよい。
前記薬と、前記薬の副作用の症状と、前記副作用の発生し得る発生時期と、が前記薬の識別情報と対応付けられて記憶されている副作用テーブルをさらに備え、前記指導管理部は、前記薬の服用が開始された時点を参照し、前記処方時点が前記副作用の発生し得る時期に含まれるとき、当該副作用の症状を確認することを決定するものとしてもよい。
前記指導管理部は、複数種類の薬が処方されるとき、各薬の副作用の症状を前記副作用テーブルから参照し、同一の症状に関する確認項目を統合して1個の確認項目として、前記表示部に表示させるものとしてもよい。
前記副作用の評価結果を、前記患者および前記副作用の症状と対応づけて記憶する薬歴登録部をさらに備えるものとしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の別の観点に係る服薬指導方法は、患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、を備える服薬指導システムが服薬指導を行う方法であって、前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力ステップと、前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示ステップと、前記表示ステップにおいて表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録ステップと、前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で表示させる指導管理ステップと、を含む。
上記目的を達成するため、本発明のさらに別の観点に係る服薬指導プログラムは、患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、を備える服薬指導システムにおいて実行するコンピュータプログラムであって、前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力命令と、前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示命令と、前記表示命令において表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録命令と、前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で表示させる指導管理命令と、をコンピュータにより実行する。
なお、コンピュータプログラムは、インターネット等のネットワークを介したダウンロードによって提供したり、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な各種の記録媒体に記録して提供したりすることができる。
本発明によれば、薬剤の処方における服薬指導を効率的に行うことができる。
上記服薬指導システムの機能ブロック図である。 上記服薬指導システムが記憶する、患者と薬の服用歴とが対応付けられて記憶されている服用歴テーブルの1例である。 上記服薬指導システムが記憶する、薬と指導事項とが対応付けられて記憶されている薬テーブルの1例である。 上記服薬指導システムが記憶する、薬と副作用の症状とが対応付けられて記憶されている副作用テーブルの1例である。 上記服薬指導システムに含まれる薬局端末の画面であって、1人の患者に対応付けられる複数の薬が表示されている画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、図5に表示される複数の薬のうち1個の薬を選択したときに表示される画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、上記服薬指導システムが記憶する、薬と指導事項とが対応づけられて記憶されている薬テーブルに基づいて、本処方時における患者への指導事項、および、次回以降の指導事項を記録する服薬指導画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、当該患者の副作用の症状を表示する画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、前記副作用の症状を入力する画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、上記患者に対するタスクを表示するタスク一覧画面の1例を示す図である。 上記薬局端末の画面であって、上記タスクの詳細を表示するタスク詳細画面の1例を示す図である。 上記服薬指導システムに含まれる患者端末の画面であって、(a)薬の情報を表示する画面の1例、(b)薬の情報を表示する画面の別の例を示す図である。 上記患者端末の画面の別の例であって、(a)薬の服用タイミングを知らせる画面の1例、(b)薬の服用実績を示す画面の第1例、(c)薬の服用実績を示す画面の第2例、(d)薬の服用実績を示す画面の第3例である。 上記服薬指導システムが、指導事項を決定するフローチャートである。
以下、本発明にかかる服薬指導システム、服薬指導方法、および服薬指導プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
●服薬指導システムの概要
服薬指導システムは、薬局にて患者に薬を処方する際、薬剤師が行う服薬指導を支援するシステムである。服薬指導システムは、薬剤師が閲覧および操作する薬局端末を介して、患者の服薬履歴、指導を要する事項、および副作用の有無等の確認事項を閲覧できる他、再度の処方時に指導すべき事項等を管理し、申し送りすることができる。また、服薬に際し、患者が注意すべき事項等を、患者が保有する患者端末を介して患者に通知することができる。
図1に示すように、服薬指導システム1は、薬局端末10、服薬管理装置20、および患者端末30がネットワークNWを介して互いに接続されている。薬局端末10、服薬管理装置20、および患者端末30は、それぞれ有線又は無線で接続されていてもよい。服薬管理装置20は、ハードウェア装置により構成されてもよいし、クラウドコンピュータにより実現されていてもよい。
薬局端末10は、薬を処方する担当者、例えば薬剤師が閲覧および操作する端末である。薬局端末10は、薬局に配置される据え置き型のコンピュータであってもよいし、タブレット端末であってもよい。薬局端末10は、複数あってもよい。薬局端末10は、1個の薬局に複数配置されていてもよいし、それぞれ別の薬局に配置されていてもよい。薬局端末10が複数の薬局に配置されている構成によれば、複数の薬局で処方された薬を一元管理することができ、患者が色々な薬局で処方を受けた場合であっても適切な服薬指導が可能である。
薬局端末10は、入力部11および表示部12を備える。入力部11は、患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける機能部である。表示部12は、服薬管理装置20又は患者端末30からの情報を表示する機能部である。
服薬管理装置20は、情報処理を実行するためのCPU(Central Processing Unit)などの演算装置、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの記憶装置を備え、これによりソフトウェア資源として少なくとも、薬歴記憶部21、薬歴登録部22、指導計画登録部23、指導管理部24、および出力部25を備える。
薬歴記憶部21は、患者への服薬に関する情報を記憶する機能部である。薬歴記憶部21は、服用歴テーブル211、薬テーブル212および副作用テーブル213を備える。
図2に示すように、服用歴テーブル211は、患者の識別情報、当該患者が服用する薬の識別情報、および服薬期間が互いに対応付けられて記憶されているテーブルである。服用歴テーブル211に記憶される服用歴は、服薬指導システム1を使用する薬局で処方された薬に関する履歴に限られず、他の薬局で処方された薬が記録されていてもよいし、市販薬を記録することもできる。また、服用歴テーブル211には、各薬の用量が合わせて登録されていてもよい。
図3に示すように、薬テーブル212は、薬の識別情報と、薬ごとに定められている指導事項とが互いに対応付けられて記憶されているテーブルである。指導事項は、薬効の説明、禁忌、および副作用に関する注意事項等を含む。また、指導事項は、患者に回答を促す質問事項を含む。薬テーブル212は、薬効の説明、禁忌、および副作用といった指導事項の種別が、指導事項ごとにラベルされている。また、薬には、SOAP形式における指導事項の種別が指導事項ごとに記憶されていてもよい。
図4に示すように、副作用テーブル213は、薬の識別情報と、確認を要する副作用の種類、および副作用の症状が互いに対応付けられて記憶されているテーブルである。副作用テーブル213は、血液障害、脈・心臓障害、筋・関節障害といった副作用の種類が、副作用の機序別分類と共に記憶されている。副作用は、薬理作用による副作用、過敏症状による副作用、毒性による副作用および機序不明な副作用に大別される。
また、副作用テーブル213には、副作用の症状ごとに、症状が起こりうる時期が記憶されている。副作用の発生時期は、機序により異なる。例えば、過敏症状による副作用は、服用された薬が体内で異物として感知されること等により発現するため、服用開始から6か月以内に発現することが知られている。また、毒性による副作用は、長期服薬により体内に薬が堆積すること等により発現するため、服用開始から6か月以降に発現することが知られている。また、薬理作用による副作用や、機序不明の副作用は、服用中常時発現の可能性がある。副作用テーブル213のデータは、薬の副作用および機序別分類のデータを提供する外部のシステム又は装置から受信可能になっていてもよい。服薬管理装置20は、外部のシステム又は装置から受信した機序別分類のデータに基づいて、副作用の発生時期を特定し、発生時期と症状とを対応付けて副作用テーブル213に格納する。
薬歴登録部22は、患者ごとに薬の服用歴を記録する機能部である。薬歴登録部22は、入力部11から入力される情報を服用歴テーブル211に記録する。薬歴登録部22は、薬局端末10が設置されている薬局で処方された薬の処方歴を、服用歴として記録する。また、薬歴登録部22は、当該薬局以外で処方された薬の服用歴や市販薬の服用歴を記録してもよい。
指導計画登録部23は、薬テーブル212に記憶される指導事項ごとに、指導計画を登録する機能部である。指導計画には、患者に薬を処方する際に伝達する指導事項と、指導すべき指導頻度および指導回数とが対応付けられて格納されている。
指導計画登録部23は、薬テーブル212に記憶される指導事項ごとに、指導を行う時点を登録してもよい。例えば、指導計画登録部23は、当該薬を再度処方するときに、指導を行う旨を登録する。また、指導計画登録部23は、処方から所定期間後であって最初の来局時に指導を行う旨を登録してもよい。また、指導計画登録部23は、処方の時点以外であって、処方から所定期間後に指導を行う旨を登録してもよい。処方から所定期間後に行う指導とは、適切に服用できているかの確認や、副作用の有無の確認等が含まれる。
指導管理部24は、当該薬が再度処方される際の指導事項を、薬の識別情報と、患者の服用歴と、指導計画と、に基づいて決定する機能部である。指導管理部24は、当該薬が再度処方される際、指導計画において指導することが決定されている指導事項を、指導しない指導事項とは異なる態様で薬局端末10の表示部12に表示させる。
また、指導管理部24は、薬剤師が指導を行うべき指導時期を決定してもよい。指導計画登録部23において、処方の時点以外に指導を行う旨登録された指導事項は、患者の識別情報、当該指導事項に対応する薬、および指導時期と共に、出力部25を介して薬局端末10に送信され、薬局端末10の表示部12に表示される。
さらに、指導管理部24は、患者端末30の表示部32に表示される情報を決定してもよい。患者端末30に送信する情報は、薬局端末10に送信される指導事項と同一の内容が含まれていてもよいし、異なる内容であってもよい。薬テーブル212には、薬に関する情報であって、患者が薬への理解を深めたり、適切な服薬を案内するためのガイダンス情報が薬の識別情報と対応付けられて記憶されていて、指導管理部24は、処方されている薬の情報に基づいて、当該薬のガイダンス情報を表示することを決定してもよい。このような構成によれば、出力部25を介して患者向けの情報を患者端末30に送信することができ、来局時以外においても薬の服用をフォローすることができる。
出力部25は、指導管理部24で指導することが決定された指導事項を、薬局端末10に出力する機能部である。出力部25は、薬局端末10からの要求に基づいて指導事項を表示部12に表示させてもよいし、出力部25から薬局端末10に自発的に情報を送信し、薬局端末10に通知を行ってもよい。出力部25は、所定の時点になったことに基づいて薬局端末10に通知を行ってもよい。例えば、出力部25は、処方から所定日数経過後に通知を行い、「患者へ連絡する」旨のタスクを薬局端末10に表示させてもよい。各タスクは、患者と、連絡時点とを含む情報である。各タスクには当該患者に対する1又は複数の指導事項が含まれる。
また、出力部25は、当該通知時に、患者に連絡して指導すべき指導事項を薬局端末10に合わせて表示させてもよい。
出力部25は、指導管理部24により案内することが決定されたガイダンス情報を患者端末30に送信してもよい。出力部25は、ガイダンス情報を、指導管理部24により決定された時期に患者端末30に送信する。また、出力部25は、患者への薬の処方が確定してから、患者に処方が行われるまでの間、すなわち薬局における待ち時間に、情報を患者端末30に送信してもよい。この構成によれば、薬局における待ち時間で、患者の薬への理解を深めることができる。
●服薬指導画面
図5は、表示部12に表示される服薬指導画面G1の一例を示す図である。服薬指導画面G1は、薬歴記憶部21に記憶されている服用歴テーブル211および薬テーブル212の情報に基づいて表示される。服薬指導画面G1には、処方を決定した医療機関の情報および患者の識別情報を示す情報欄G11が表示されている。また、服薬指導画面G2には、当該患者に処方されている処方薬の識別情報を示す処方薬欄G12a、G12b、G12cおよびG12dが並んで表示されている。また、服薬指導画面G1には、処方内容の確認および指導をした担当者の識別情報、例えば氏名が表示されていてもよい。
図6は、表示部12に表示される服薬指導画面G2の別の例であって、を示す図である。服薬指導画面G2は、服薬指導画面G1において処方薬欄G12a乃至G12dを選択することで遷移される。服薬指導画面G2は、服薬管理装置20が患者の識別情報および処方薬の識別情報を受け付けると、薬歴記憶部21に記憶されている服用歴テーブル211および薬テーブル212の情報に基づいて表示される。服薬指導画面G2には、患者の識別情報欄G11、および処方薬欄G12aが画面上部に表示されている。また、画面中央部には、選択された処方薬に対応付けられる詳細情報が表示される。詳細情報として、指導事項が表示される指導事項欄G23、指導頻度および指導回数を指導事項ごとに表示する確認欄G24、および処方時点以外に必要な指導の指導時期を指導事項ごとに表示するフォロー欄G25が表示されている。選択されていない処方薬については詳細情報が表示されず、処方薬欄G12bは、詳細情報の下方に表示されている。
なお、指導事項欄G23に表示する項目を選択する選択欄G26が表示されていてもよい。選択欄G26には「すべて」および「初回のみ」のボタンが表示されていて、「初回のみ」を選択すると、初回のみ指導が必要な指導事項のみが指導事項欄G23に表示される。
確認欄G24は、次回処方時に、当該処方を行う薬剤師に指導事項を申し送りするための欄である。確認欄G24は、薬局端末10を操作することで内容を変更可能である。例えば、確認欄G24上をタップすることで、表示が切り替わるようになっている。表示は、タップするごとに、無表示、「説明次回」、「次回」、「説明毎回」および「毎回」がこの順に切り替わってもよい。確認欄G24をタップするだけで表示を変更できる構成によれば、機械操作に不慣れな薬剤師であっても直感的な操作が可能である。また、確認欄G24の表示は、「説明次回」および「説明毎回」は「AEPOP」に対応し、「次回」および「毎回」は「AOP」に対応しており、SOAP形式における指導計画の記載態様に合致している。すなわち、服薬指導システム1は、指導計画をSOAP形式に整理することができ、SOAP形式に慣れている薬剤師にとっても、使用しやすい。なお、確認欄G24には「AEPOP」「AOP」といったSOAP形式の用語が表示されてもよい。
図6においては、一部の指導事項は背景が網掛けで表示され、他の指導事項の背景は無色で表示されている。背景が網掛けで表示されている指導事項は、指導計画において、指導することが決定されている指導事項である。本例では、前回の処方時に確認欄G24において「毎回」および「次回」確認すべきことが計画された指導事項が、今回指導すべき指導事項として網掛けで表示されている。なお、指導する指導事項の表示態様はこれに限られず、文字色、文字サイズ、文字の太さ、書体、背景色等が指導しない指導事項とは異なっていてもよい。指導する指導事項は、指導しない指導事項よりも強調表示されているとよい。指導する指導事項のみが表示され、指導しない指導事項は非表示となっていてもよい。
フォロー欄G25は、薬局端末10を操作することで内容を変更可能であり、例えばフォロー欄G25上をタップすることで、表示が切り替わる。表示は、フォロー欄G25をタップすることで、無表示、「3日後」、「10日後」がこの順に切り替わるようになっていてもよいし、プルダウンボックスが表示されてもよい。フォロー欄G25には、フォローを行う時期を複数回設定可能になっていてもよい。
図7は、表示部12に表示される服薬指導画面の別の例を示す図である。同図に示すように、服薬指導画面G3には、指導事項を概括して示す指導事項概括欄G31が表示されている。また、指導事項概括欄G31の項目ごとに、前回の指導時における確認の有無を表示する前回OP欄G32が表示されている。さらに、指導頻度および指導回数を指導事項ごとに表示する確認欄G33および、患者に指導箋を渡した時点を入力および表示する指導箋欄G34が表示されている。確認欄G33は、服薬指導画面G2の確認欄G24と同様、薬局端末10の操作により入力および変更が可能である。また、指導箋欄G34にも同様に入力および変更できる。
●服用歴に基づいて、指導事項を決定する流れ
図14に示すように、まず、服薬指導システム1は、処方される患者の識別情報および処方薬の識別情報を受け付ける(ステップS1)。患者の識別情報および薬の識別情報は、薬局端末10から入力されてもよいし、病院において医師からの処方箋の内容が入力される外部端末からの情報を受け取ってもよい。ついで、服薬指導システム1は、服用歴テーブル211を参照し、患者が当該薬について服用歴があるか否かを判定する(ステップS2)。服用歴がないとき、初回服用時の指導事項を表示する(ステップS3)。ついで、指導がなされた指導事項に対するチェック入力を受け付け、登録する(ステップS4)。
ステップS2において、患者が当該薬について服用歴があるとき、過去の処方において決定された指導計画に基づいて、今回の処方において指導すべき指導事項を抽出する(ステップS5)。また、副作用テーブル213を参照し、確認が必要な副作用を抽出する(ステップS6)。ついで、抽出された指導事項および副作用を表示部12に表示する(ステップS7)。副作用の表示は、当該副作用によって発現する症状の表示を含む。ついで、指導がなされた事項に対するチェック入力、および副作用の発現有無に関するチェック又はコメントの入力を受け付け、登録する(ステップS8)。
●服薬指導画面
図8は、表示部12に表示される服薬指導画面のさらに別の例を示す図である。同図に示すように、服薬指導画面G4には、患者の識別情報欄G41、処方薬の識別情報欄G42、服用頻度および服用期間を示す服用情報欄G43、副作用に関する情報を表示する副作用管理欄G44、および副作用管理欄G44に表示する副作用の種別を選択する表示抽出欄G45が表示されている。
副作用管理欄G44は、副作用種別欄G44a、症状欄G44b、確認欄G44cおよびフォロー欄G44dが、互いに対応付けられて表示されている欄である。副作用種別欄G44aは、副作用テーブル213に記憶されている情報に基づいて、処方薬の識別情報に対応する副作用の種別が一覧で表示されている。副作用種別欄G44aには、副作用の機序が表示され、副作用が機序ごとに表示されていてもよい。また、副作用種別欄G44aには、副作用の種別として、血液障害、肝障害、といった障害の起こる部位が表示されていてもよい。
症状欄G44bは、対応づけられる副作用の種別ごとに、患者からヒアリングした副作用の症状が表示される。症状欄G44bは、ヒアリングした時点ごとに列で区分けされている。図8においては、2018年12月1日にヒアリングした結果と2019年1月17日にヒアリングした結果と、が区分けされて、区別可能に表示されている。このような表示によれば、薬剤師が薬を処方する際に、当該患者にいつどのような症状があったのかを一覧で把握できる。
確認欄G44cおよびフォロー欄G44dの構成は、先に説明した確認欄G24およびフォロー欄G25の構成と同様である。
表示抽出欄G45には、発現時期によって副作用を抽出表示する発現時期抽出欄G45a、重大な副作用のみを抽出して表示させる重大副作用抽出欄G45b、機序によって副作用を抽出表示する機序抽出欄G45cが含まれている。発現時期抽出欄G45aによれば、継続服用における最初の服用の時点から所定期間内に発現の可能性がある副作用を抽出して表示可能である。本実施形態においては、「6か月以内」を選択することで、当該時点から6か月以内に発現の可能性のある副作用のみを表示する。副作用は、発現の機序により発現時期が予想でき、例えば過敏反応による副作用は、服用開始から6か月以内に発現する可能性が高い。また、毒性による副作用は、服用開始から6か月以降に発現する可能性が高い。薬理作用による副作用および機序が不明の副作用は、服用中常時発現の可能性がある。このように、あらかじめわかっている副作用の発現機序に基づいて、発現時期を予想し、発現時期ごとに副作用を抽出表示することができる。
指導管理部24は、服薬指導画面G4の表示において、服用開始時期を参照し、処方時点において発現可能性の高い副作用を抽出し、発現可能性の低い副作用とは異なる態様で表示させてもよい。例えば、処方時点において、服用開始から6か月以内であるとき、6か月以内に発現可能性の高い副作用を、発現可能性の低い副作用と異なる態様で表示させてもよい。異なる態様とは、発現可能性の高い副作用を、発現可能性の低い副作用とは異なる文字色で表示したり、異なる背景色で表示したりすることを含む。また、異なる態様とは、発現可能性の高い副作用を表示させ、発現可能性の低い副作用を表示させない態様も含む。
●症状入力画面
図9は、確認された副作用に関する症状を入力する症状入力画面G5の一例を示す図である。症状入力画面G5は、服薬指導画面G2の症状欄G44bにおいて、症状を入力する副作用の種別および確認時点に応じて所定のカラムを選択することで表示される。
症状入力画面G5の略中央部には、発現可能性のある副作用に対応する症状が一覧表示される症状確認欄G51が表示されている。指導管理部24は、副作用テーブル213を参照して、発現可能性のある副作用を抽出し、症状確認欄G51に表示させる。指導管理部24は、複数種類の薬が処方されるとき、各薬の副作用の症状を副作用テーブル213から参照し、同一の症状に関する確認項目を統合して1個の確認項目として、表示部12に表示させる。この構成によれば、重複した確認が不要になり、症状の確認を簡素化かつ効率化できる。
症状確認欄G51には、症状ごとに、症状の確認有無および発現有無が選択入力可能になっている。また、各症状に関するコメントが、入力可能である。コメント欄は症状ごとに複数表示され、本実施例においては、症状の表示列の両側に表示されている。この構成によれば、症状の記載の前に読むことで理解しやすいコメントは、症状欄の左方のコメント欄に記載し、症状の記載の後に読むことで理解しやすいコメントは、症状欄の右方のコメント欄に記載することができる。例えば、「昨日から」といった、症状の発現時期を示す情報は、「だるい」の左方に入力および表示することで、「昨日からだるい」という連続した文章になる。また、「今日は平熱」といった補足情報は、症状欄の右方に入力および表示することで、補足情報であることがわかりやすくなる。すなわち、コメント欄が症状欄の左右に表示されている構成によれば、入力時にも読む際にも理解しやすい。
症状確認欄G51の上方には、副作用の発現有無の評価結果を選択可能な評価欄G52が表示されている。評価欄G52には評価が複数表示されていて、タップ等の選択操作により評価を選択可能である。評価欄G52は、副作用の発現がない旨が初期値として選択された状態になっていてもよい。また、症状確認欄G51に入力された症状の有無の情報に基づいて、副作用の発現有無の評価が選択され、表示されてもよい。評価欄G52に表示される評価結果は、薬歴登録部22により患者および副作用の症状と対応付けられて、服用歴テーブル211に記憶される。
症状確認欄G51の下方には、薬歴記載イメージ欄G53が表示されている。薬歴は、薬剤師又は患者が確認できる記録文書又はデータであり、患者ごとに作成され、保管される。症状確認欄G51に入力された症状は、文章化されて薬歴に記載されるため、薬歴に記載される具体的な表示を当該薬歴記載イメージ欄G53により確認できる。
●タスク一覧画面
図10は、薬局端末10において薬剤師のタスクを一覧表示する、タスク一覧画面G6の例である。タスク一覧画面G6の左部には、他の画面から当該タスク一覧画面G6に遷移するためのToDoボタンG61が表示されている。ToDoボタンG61には、現時点で行うべきタスクの数がバッジG61aとして表示されている。この構成によれば、他の画面で作業を行う際にも、現時点のタスク数が明確になり、指導忘れを防ぐことができる。なお、他の画面として、患者の薬歴を表示するための患者検索画面や、当日の処方に関する情報を表示する当日リスト画面、入力を保留とした内容を表示する入力保留画面、入力されていない項目を表示する未入力画面、指導済の項目を表示する指導済画面、最近来局した、又は処方した患者を表示する最近の患者画面、自動で送信する内容を入力又は表示する自動送信画面等がある。
タスク一覧画面G6の右部には、タスクを一覧にして表示するタスク欄G62が表示されている。タスクは、患者ごとに表示されている。また、タスクの進行状況に応じて、「未着手」又は「進行中」のラベルがタスクごとに表示されている。タスク欄G62には、タスクにて指導すべき指導事項の種別が表示されていてもよい。例えば、本例においては、「副作用確認」と表示されている。また、各患者の連絡可能時間帯が合わせて表示されている。この構成によれば、薬剤師は、各タスクの詳細を確認しなくても、現時刻において連絡可能な患者を一覧することができるため、効率がよい。なお、タスク欄G62において、現在時刻が連絡可能時間帯に含まれているとき、当該タスクを強調表示してもよい。
タスク一覧画面G6の上部には、表示するタスクの抽出欄G63が表示されている。抽出欄G63は、並替ボタンG63a、完了済のタスクを表示するか否かを切り替える切替ボタンG63b、タスクを実行すべき店舗ごとに抽出する店舗抽出ボタンG63c、およびタスクを実行すべき時期ごとに抽出する時期ボタンG63dを有する。並替ボタンG63aは、例えば期限に応じた順番で表示するか、優先度に応じた順番で表示するかを切替可能である。時期ボタンG63dは、今日のタスク、所定期間内、例えば7日以内のタスク、およびすべてのタスクを抽出するボタンが選択可能になっている。時期ボタンG63dには、行うべきタスクの数がバッジで表示されている。
タスク欄G62の各タスクを選択すると、図11に示すタスク詳細画面G7に遷移する。
●タスク詳細画面
図11に示すように、タスク詳細画面G7は、タスクに含まれる1又は複数の指導事項を表示する画面である。タスク詳細画面G7は、患者情報欄G71、患者の連絡先欄G72、タスクに含まれる指導事項の詳細を表示する指導事項欄G73、表示する指導事項を抽出表示する抽出欄G74、タスクを実行すべき店舗を入力および表示する店舗欄G75、およびタスクの進行状況を入力および表示するタスク状況欄G76を有する。連絡先欄G72は、タスク詳細画面G7の上部右側に、他の欄よりも大きく表示されていて、薬剤師が連絡を取る際に視認しやすい。指導事項欄G73は、指導事項ごとに指導済か否かをチェック可能なチェックボックスが表示されている。
抽出欄G74は、表示する指導事項を優先度により抽出する優先度抽出ボタンG74a、およびタスク又は指導事項を進行状況に応じて抽出する進行状況抽出ボタンG74bを有する。
タスク状況欄G76は、タスクに関する伝達事項を入力できる欄であり、例えば自由記述が可能な欄である。本例においては、電話又は訪問したものの不在だった旨や、タスクの担当者が変更になった旨が記載されている。この構成によれば、薬剤師間においてタスクの実行に関する細やかな情報伝達が可能になり、タスクを効率よく確実に遂行することができる。
●ガイダンス画面
図12(a)および図12(b)は、患者端末30の表示部12に表示されるガイダンス画面の例を示す図である。図12(a)に示すガイダンス画面G8は、薬局からのメッセージG81が表示されている。メッセージG81は、服薬管理装置20からの情報を受信するための専用のアプリケーションにより表示されてもよいし、メール又は既存のメッセージアプリケーションを通じて表示されてもよい。メッセージG81には、薬の情報を表示させる第1リンクG81a、および第2リンクG81bが含まれている。第1リンクG81aは、タップ等の選択操作をすることで処方された薬に関する情報が表示される。第2リンクG81bは、薬の種類に応じた情報が表示される。例えば、第2リンクG81bは、選択操作により解熱剤の使い方に関する情報が表示される。
図12(b)に示すガイダンス画面G9は、薬局からのメッセージG91において、薬の情報を表示させる第1リンクG91aと、薬の服用方法に関する画像G91bが表示されている。なお、画像G91bは、動画であっても静止画であってもよい。画像G91bが動画である場合、画像G91bを選択することで、動画を再生することができる。
第1リンクG81a、G91a、第2リンクG81bおよび画像G91bは、リンク先にアクセスされた旨の記録が服薬管理装置20に送信されるようになっていてもよい。この構成によれば、リンク先の情報が患者に伝達されたことを把握することができる。ひいては、患者の薬に対する理解度や、服薬意欲を知ることができる。指導管理部24は、理解度および服薬意欲に関する情報に基づいて、患者端末30に通知する情報の内容および通知頻度を変更してもよい。
図13(a)、図13(b)、図13(c)および図13(d)は、患者端末30の表示部12に表示されるガイダンス画面の別の例を示す図である。図13(a)に示すガイダンス画面G100は、処方薬を服用するタイミングに応じて通知される画面である。ガイダンス画面G100は、例えば処方薬を服用する時点又はその所定時間前に、患者端末30にアラートと共に通知される。ガイダンス画面G100は、当該時点に服用すべき薬の情報が表示され、薬の画像情報が合わせて表示されてもよい。また、ガイダンス画面G100は、服用実績の入力を受け付けてもよい。服用実績は、例えば、これから服用するか、既に服用したか、服用を忘れたか、の情報を含む。ガイダンス画面G100に入力された服用実績は、薬歴記憶部21に記憶される。
図13(b)に示すガイダンス画面G110には、複数日間における服用実績がパネルで表示されている。服用された時点に対応するパネルは、未服用の時点に対応するパネルには服用された時点とは異なる態様の表示がなされている。例えば、服用された時点に対応するパネルは、それぞれ分割された絵柄が表示されていて、複数回服用することにより各絵柄が結合されて1個の絵柄となる。未服用の時点に対応するパネルには、例えば「×」が表示されている。この構成によれば、服用を続けることで絵柄が現れるので、服用および服用実績の入力操作に、ゲーム要素の楽しさを付加できる。ひいては、患者の継続服用を支援できる。
図13(c)に示すガイダンス画面G120は、複数日間における服用実績が記号で表示されている。ガイダンス画面G120は、例えば適宜のチャットアプリケーション上に表示され、チャットアプリケーションに「服用した」と入力されると、ガイダンス画面G120が表示されてもよい。本例においては、所定日数継続服用した、といった所定条件に応じて、コメントが表示されている。コメントは、例えば患者の継続服用を評価するような内容である。本構成によれば、患者の継続服用を支援できる。
図13(d)に示すガイダンス画面G130は、複数週間における服用実績が表示されている。本構成によれば、長期間の服用であっても、服用実績を一覧することができる。
このように、本発明にかかる服薬指導システムによれば、薬剤の処方における服薬指導を効率的に行うことができる。
1 服薬指導システム
10 薬局端末
20 服薬管理装置
21 薬歴記憶部
211 服用歴テーブル
212 薬テーブル
213 副作用テーブル
22 薬歴登録部
23 指導計画登録部
24 指導管理部
30 患者端末

Claims (8)

  1. 患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、
    前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、
    前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力部と、
    前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示部と、
    前記表示部に表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録部と、
    前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で前記表示部に表示させる指導管理部と、
    を備える、
    服薬指導システム。
  2. 前記指導計画には、前記指導事項を前記患者に指導すべき指導頻度が、前記指導事項ごとに含まれている、
    請求項1記載の服薬指導システム。
  3. 前記指導計画には、前記指導事項を前記患者に指導すべき指導時期が、前記指導事項ごとに含まれている、
    請求項1又は2記載の服薬指導システム。
  4. 前記薬と、前記薬の副作用の症状と、前記副作用の発生し得る発生時期と、が前記薬の識別情報と対応付けられて記憶されている副作用テーブルをさらに備え、
    前記指導管理部は、前記薬の服用が開始された時点を参照し、前記処方時点が前記副作用の発生し得る時期に含まれるとき、当該副作用の症状を確認することを決定する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の服薬指導システム。
  5. 前記指導管理部は、複数種類の薬が処方されるとき、各薬の副作用の症状を前記副作用テーブルから参照し、同一の症状に関する確認項目を統合して1個の確認項目として、前記表示部に表示させる、
    請求項4記載の服薬指導システム。
  6. 前記副作用の評価結果を、前記患者および前記副作用の症状と対応づけて記憶する薬歴登録部をさらに備える、
    請求項4又は5記載の服薬指導システム。
  7. 患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、
    前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、
    を備える服薬指導システムが服薬指導を行う方法であって、
    前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力ステップと、
    前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録ステップと、
    前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で表示させる指導管理ステップと、
    を含む、
    服薬指導方法。
  8. 患者ごとに薬の服用歴が記憶される服用歴テーブルと、
    前記薬の識別情報と、前記薬に関して患者に伝える指導事項とが対応付けられて記憶される薬テーブルと、
    を備える服薬指導システムにおいて実行するコンピュータプログラムであって、
    前記患者へ処方される薬の識別情報を受け付ける入力命令と、
    前記入力される薬の識別情報および前記薬テーブルの情報に基づいて、前記指導事項が一覧で表示される表示命令と、
    前記表示命令において表示される前記指導事項ごとに、当該薬の指導計画を登録する指導計画登録命令と、
    前記薬の処方時点において、当該患者に当該薬の服用歴があるとき、前記指導計画において指導することが決定されている前記指導事項を、指導しない前記指導事項とは異なる態様で表示させる指導管理命令と、
    をコンピュータにより実行する、
    服薬指導プログラム。
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