JP2021099584A - サービスコスト計算装置、サービスコスト計算システム、サービスコスト計算方法 - Google Patents

サービスコスト計算装置、サービスコスト計算システム、サービスコスト計算方法 Download PDF

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Abstract

【課題】APIを用いたサービスの提供によって得られる収益を容易に把握させるサービスコスト計算装置、サービスコスト計算システム及びサービスコスト計算方法を提供する。【解決手段】サービスコスト計算システム100は、サービスコスト計算装置200と、端末装置300とを含み、両者はネットワーク等を介して通信を行う。サービスコスト計算装置200は、サービス情報記憶部、料金体系記憶部、使用履歴記憶部、サービス利用料記憶部及びサービスコスト計算部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、サービスコスト計算装置、サービスコスト計算システム、サービスコスト計算方法に関する。
近年では、クラウドコンピューティングを用いたコンピュータサービスが、様々なサービス事業者によって提供されている。また、コンピュータサービスは、複数のAPI(Application Programming Interface)を利用していることが知られている。
国際公開WO2014/024251号公報
従来では、APIの料金体系が様々であり、コンピュータサービスの提供に要する各APIのコストを把握することが難しい。このため、従来では、サービスの提供によって得られる収益を把握することも困難であった。
1つの側面では、本発明は、APIを用いたサービスの提供によって得られる収益を容易に把握させることを目的としている。
一つの態様では、サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得する情報取得部と、前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出するコスト算出部と、を有する。
APIを用いたサービスの提供によって得られる収益を容易に把握させることができる。
サービスコスト計算システムのシステム構成の一例を示す図である。 サービスコスト計算装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 サービス情報記憶部の一例を示す図である。 料金体系記憶部の一例を示す図である。 使用履歴記憶部の一例を示す図である。 サービス利用料記憶部の一例を示す図である。 サービスコスト計算装置の機能構成を説明する図である。 サービスコスト計算装置の処理を説明するフローチャートである。 表示例を示す第一の図である。 表示例を示す第二の図である。 表示例を示す第三の図である。 表示例を示す第四の図である。
以下に、図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、サービスコスト計算システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のサービスコスト計算システム100は、サービスコスト計算装置200と、端末装置300とを含み、両者はネットワーク等を介して通信を行う。
本実施形態のサービスコスト計算システム100において、サービスコスト計算装置200は、コンピュータサービスに関するサービス情報を参照する。そして、サービスコスト計算システム100は、コンピュータサービスの提供によって得られる収益の見込みを算出し、コンピュータサービスの提供者に提示する。
コンピュータサービスに関するサービス情報は、例えば、コンピュータサービスの提供に要する各種の機能を実現するモジュールを示す情報、コンピュータサービスで使用される可能性のあるAPI(Application Programming Interface)を示す情報を含む。
尚、APIとは、ある目的のために作成されたプログラを他のソフトウェア)から利用可能にするものである。
また、コンピュータサービスで使用されるAPIとは、コンピュータサービスに呼び出されるAPIとも言える。言い換えれば、コンピュータサービスで使用されるAPIとは、コンピュータサービスの提供に要するモジュールに呼び出される(コールされる)APIとも言える。
また、コンピュータサービスで使用される可能性のあるAPIとは、コンピュータサービスによって呼び出されるAPIの候補と言える。
端末装置300は、例えば、コンピュータサービスの提供者等によって利用される。コンピュータサービスの提供者とは、例えば、コンピュータサービスを開発して提供する事業者等である。本実施形態では、端末装置300において、コンピュータサービスの提供によって得られる収益の見込みの表示等が行われる。
本実施形態のサービスコスト計算装置200は、サービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230、サービス利用料記憶部240、サービスコスト計算部250を有する。
サービス情報記憶部210は、コンピュータサービスの提供者毎に、コンピュータサービスに関するサービス情報が格納される。以下の説明では、コンピュータサービスを単にサービスと呼ぶ場合がある。また、以下の説明では、コンピュータサービスの提供者をサービス提供者と呼ぶ場合がある。
料金体系記憶部220は、サービスに呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報が格納される。使用履歴記憶部230は、ユーザによってサービスが使用された履歴を示す使用履歴情報が格納される。サービス利用料記憶部240は、サービスの利用料を示す利用料情報が格納される。これらの各記憶部の詳細は後述する。
サービスコスト計算部250は、サービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230を参照して、モジュールに呼び出されるAPI毎のコストを算出する。そして、サービスコスト計算部250は、サービス利用料記憶部240を参照して、サービス提供者毎に、サービスの利用料と、API毎のコストとに基づき、サービスを提供することで得られる収益を算出し、端末装置300へ出力する。
このとき、本実施形態では、サービスのユーザ数(サービスの利用者数)と、APIのコール数との二軸上に、各サービス及び各サービスで呼び出されるAPIのそれぞれを表す図形を、ユーザ数及び呼び出し回数に応じた位置に配置したグラフを表示させる。そして、本実施形態では、ここのグラフにおいて、サービスを表す図形と対応付けて、サービスを提供することで得られる収益を表示させる。
したがって、本実施形態によれば、APIを用いたサービスの提供によって得られる収益を容易に把握させることができる。
尚、図1の例では、サービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230、サービス利用料記憶部240がサービスコスト計算装置200に設けられるものとしたが、これに限定されない。これらの記憶部は、一部又は全部がサービスコスト計算装置200の外部の装置に設けられても良い。
また、サービスコスト計算システム100において、サービスコスト計算装置200は、複数の情報処理装置によって実現されても良い。
さらに、図1の例では、サービスコスト計算システム100に含まれる端末装置300は1台としているが、サービスコスト計算システム100に含まれる端末装置300の台数は任意であって良い。
以下に、サービスコスト計算装置200について説明する。図2は、サービスコスト計算装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態のサービスコスト計算装置200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含むコンピュータである。
入力装置21は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置22は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置27は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
サービスコスト計算部250を実現させるサービスコスト計算プログラムは、サービスコスト計算装置200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。サービスコスト計算プログラムは、例えば、記憶媒体28の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。サービスコスト計算プログラムを記録した記憶媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、サービスコスト計算プログラムは、サービスコスト計算プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置23にセットされると、記憶媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされたサービスコスト計算プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、サービスコスト計算装置200の有するサービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230、サービス利用料記憶部240等を実現するものであり、サービスコスト計算装置200にインストールされたサービスコスト計算プログラムを格納すると共に、サービスコスト計算装置200による各種の必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、サービスコスト計算装置200の起動時に補助記憶装置24からサービスコスト計算プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納されたサービスコスト計算プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
次に、図3乃至図6を参照して、サービスコスト計算装置200の有する各記憶部について説明する。
図3は、サービス情報記憶部の一例を示す図である。本実施形態のサービス情報記憶部210は、例えば、サービス提供者毎に、サービス情報が格納される。尚、サービス情報記憶部210は、予め、サービス提供者によって提供され、サービスコスト計算装置200に登録されても良い。
サービス情報記憶部210に格納されたサービス情報は、情報の項目として、サービス名、モジュール名、API名を含む。また、サービス情報は、サービス提供者を特定する情報である提供者IDを含む。
サービス情報記憶部210において、提供者IDと、項目「サービス名」、「モジュール名」、「API名」とは対応付けられており、提供者IDと、項目「サービス名」、「モジュール名」、「API名」のそれぞれの値とを含む情報がサービス情報である。
項目「サービス名」の値は、提供者IDによって特定されるサービス提供者によって提供されるサービスの名称を示す。
項目「モジュール名」の値は、コンピュータサービスの提供に要する各種の機能を実現するモジュールの名称を示す。尚、本実施形態のモジュールとは、コンピュータサービスを提供するための各種の機能を提供する機能サービスとも言える。したがって、モジュールは、コンピュータサービスの一種である。
項目「API名」の値は、モジュールに呼び出される候補となるAPIの名称を示す。言い換えれば、項目「API名」の値は、コンピュータサービスの一種である機能サービスに呼び出される可能性のあるAPIの名称を示す。
図3の例では、提供者ID「01」で特定されるサービス提供者によって、名称「A」のサービスが提供され、名称「A」のサービスは、モジュール名が「x」、「y」、「z」の3つのモジュールを含むことがわかる。
また、図3の例では、モジュール名が「x」のモジュールは、API名が「API1」、「API2」のAPIの何れかを呼び出す可能性がある。つまり、API名が「API1」、「API2」のAPIは、モジュール名が「x」のモジュールにおいて使用されるAPIの候補を示す。
図3の例では、モジュール名が「y」のモジュールは、API名が「API2」、「API3」、「API4」の何れかを呼び出す可能性がある。つまり、API名が「API2」、「API3」、「API4」のAPIは、モジュール名が「y」のモジュールにおいて使用されるAPIの候補を示す。
また、本実施形態では、モジュールは、異なるサービスで共有されても良く、APIは、異なるモジュールで共有されても良い。
図3の例では、名称「A」のサービスと、名称「B」のサービスとにおいて、名称が「z」のモジュールが共有される。
また、図3の例では、名称が「x」のモジュールと、名称が「z」のモジュールとで、名称が「API1」のAPIが共有される。
また、本実施形態のサービス情報記憶部210には、各サービスと、各モジュールについて、想定されるユーザ数が対応付けられて格納されていても良い。また、サービス情報記憶部210には、API毎に、想定されるコール数が対応付けられて格納されていても良い。
また、以下の説明では、名称「A」のサービスをAサービスと呼び、名称「B」のサービスをBサービスと呼ぶ場合がある。また、以下の説明では、名称が「x」のモジュールをモジュールxと呼び、名称が「y」のモジュールをモジュールyと呼び、名称が「z」のモジュールをモジュールyと呼ぶ場合がある。さらに、以下の説明では、API名が「API2」、「API3」、「API4」であるAPIを、API1、API2、API3、API4と呼ぶ場合がある。
図4は、料金体系記憶部の一例を示す図である。料金体系記憶部220は、予めサービスコスト計算装置200に設けられていても良い。また、料金体系記憶部220に格納された料金体系情報は、例えば、インターネット等を介してサービスコスト計算装置200が収集しても良い。
料金体系記憶部220に格納された料金体系情報は、情報の項目として、API名、料金体系、開発費用を含み、項目「API名」と、その他の項目とが対応付けられている。本実施形態では、項目「API名」の値と、その他の項目の値とを含む情報が、料金体系情報である。
項目「料金体系」の値は、APIの利用に対する課金の仕方を示す。項目「開発費用」の値は、APIを開発した場合にかかる費用を示す。
図4の例では、API1は、1回コールされる毎に○円が課金され、1ヶ月間において100回以上コールされる場合には、一律で×円が課金される。また、API1を、サービス提供者が独自に開発した場合の費用は、××円である。
また、図4の例では、API2は、コールされる回数に関わらず、1ヶ月毎に×○円が課金される。また、API2を、サービス提供者が独自で開発した場合の費用は、○○円である。
図5は、使用履歴記憶部の一例を示す図である。使用履歴記憶部230は、サービスがユーザによって使用された履歴を示すサービス使用履歴情報231と、モジュールがユーザによって使用された履歴を示すモジュール使用履歴情報232と、APIがサービスによって使用された使用履歴を示すAPI使用履歴情報233と、を含む。
サービス使用履歴情報231は、情報の項目として、サービス名と、ユーザ数とを有し、両者が対応付けられている。項目「ユーザ数」の値は、対応するサービス名で特定されるサービスを利用しているユーザの数を示す。
モジュール使用履歴情報232は、情報の項目として、モジュール名と、ユーザ数とを有し、両者が対応付けられている。項目「ユーザ数」の値は、対応するモジュール名で特定されるモジュールを利用しているユーザの数を示す。
API使用履歴情報233は、情報の項目として、API名と、コール数とを有し、両者が対応付けられている。項目「コール数」の値は、対応するAPI名で特定されるAPIが、サービス情報において対応付けられているモジュールにコールされた回数を示す。尚、APIは、モジュールが使用される度に呼び出される。このため、APIのコール数は、サービスがユーザによって使用された履歴と言える。
尚、API使用履歴情報233には、上述した情報以外に、例えば、一日毎のコール数や、1ヶ月毎のコール数といった、一定期間毎のコール数を示す情報が含まれても良い。
また、API使用履歴情報233は、例えば、各APIを呼び出したモジュールと、モジュール毎のコール数とが対応付けられていても良い。
図6は、サービス利用料記憶部の一例を示す図である。サービス利用料記憶部240は、サービス提供者により、予めサービスコスト計算装置200に提供されていても良い。本実施形態のサービス利用料記憶部240は、情報の項目として、サービス名と、利用料とを有し、両者は対応付けられている。
項目「利用料」の値は、対応するサービス名で特定されるサービスを利用するユーザが、サービス提供者に支払う料金を示す。言い換えれば、項目「利用料」の値は、サービス提供者に対して支払われる対価である。
図6では、Aサービスを提供するサービス提供者は、このサービスをユーザに提供することで、ユーザから○○円の支払いを受ける。
次に、図7を参照して、本実施形態のサービスコスト計算装置200の有するサービスコスト計算部250の機能について説明する。
図7は、サービスコスト計算装置の機能構成を説明する図である。本実施形態のサービスコスト計算部250は、入力受付部251、情報取得部252、コスト算出部253、通知生成部254、収益算出部255、表示制御部256を有する。
入力受付部251は、サービスコスト計算装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部251は、提供者IDの入力を受け付ける。また、入力受付部251は、モジュールと対応するAPIの候補から、使用されるAPIの選択を受け付ける。
情報取得部252は、サービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230、サービス利用料記憶部240から、各記憶部に格納された情報を取得する。
コスト算出部253は、サービス情報記憶部210、料金体系記憶部220、使用履歴記憶部230を参照して、選択されたAPIを使用した場合におけるAPIの使用にかかるコストを算出する。コスト算出部253の処理の詳細は後述する。
通知生成部254は、料金体系記憶部220を参照し、APIの使用にかかるコストと、APIの開発費用とを比較し、開発費用の方が低価格である場合に、その旨を示す通知を生成し表示させる。
収益算出部255は、情報取得部252により、サービスの利用料情報を取得し、コスト算出部253によって算出されたコストに基づき、サービスの提供によりサービス提供者が得る収益を算出する。
表示制御部256は、コスト算出部253により算出されたコストと、収益算出部255によって算出された収益とを、サービス提供者に提示する。具体的には、表示制御部256は、コストと収益を、サービス提供者の端末装置300へ出力する。
尚、表示制御部256は、コストと収益の両方を端末装置300に表示させても良いし、コストと収益の何れか一方を端末装置300に表示させても良い。
以下に、図8を参照して、本実施形態のサービスコスト計算装置200の動作について説明する。図8は、サービスコスト計算装置の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態のサービスコスト計算装置200において、サービスコスト計算部250は、入力受付部251により、サービスの収益を算出する対象となる事業者の事業者IDの入力を受け付ける。また、入力受付部251は、事業者が提供するサービス毎に、サービスで利用するAPIの選択を受け付ける(ステップS801)。
続いて、サービスコスト計算部250は、情報取得部252により、サービス情報記憶部210において選択された提供者IDと対応する全てのサービスの使用履歴情報が、使用履歴記憶部230に存在するか否かを判定する(ステップS802)。サービス情報記憶部210において、選択された提供者IDと対応付けられた全てのサービスとは、提供者IDによって特定される提供者が提供する全てのサービスを示す。
ステップS802において、提供者が提供する全てのサービスについて、使用履歴情報が存在しない場合、つまり、使用履歴情報が存在しないサービスが存在する場合、情報取得部252は、サービス情報記憶部210を参照し、該当するサービスについて、利用が想定されるユーザ数と、選択されたAPIについて、想定されるコール数とを取得し(ステップS803)、後述するステップS804へ進む。
ステップS803において、提供者が提供する全てのサービスについて、使用履歴情報が存在する場合、サービスコスト計算部250は、情報取得部252により、選択された各APIのAPI使用履歴情報と、料金体系情報とを取得し、コスト算出部253により、選択された各APIの一定期間の使用にかかるコストを算出する(ステップS804)。
以下に、APIの使用にかかるコストの算出について、説明する。ここでは、一例として、Aサービスで呼び出されるAPIをAPI1とし、API1を使用するための1ヶ月間のコストの算出について説明する。
情報取得部252は、まず、使用履歴記憶部230を参照し、API1の1ヶ月間のコール数を取得する。続いて、情報取得部252は、料金体系記憶部220を参照し、API1の料金体系情報を取得する。
続いて、コスト算出部253は、情報取得部252が取得した1ヶ月間のコール数と、API1の料金体系情報とに基づき、1ヶ月間のAPI1の使用にかかるコストを算出する。
ここでは、例えば、API1の料金体系が、1コール1円であり、1ヶ月間でコール数が100回以上となる場合は、一律で100円であったとする。この場合、API1の1ヶ月間のコール数が80回である場合には、コストは80円となる。
次に、別の例として、AサービスとBサービスの両方において、呼び出されるAPIをAPI1とした場合に、API1を使用するための1ヶ月間のコストの算出について説明する。
この場合、API1のコール数は、Aサービスによるコール数と、Bサービスによるコール数の合算となる。ここでは、Aサービスによるコール数と、Bサービスによるコール数を合算した値が150回であったとする。この場合、1ヶ月間でコール数が100回以上となるため、API1の使用にかかるコストは、100円となる。
また、別の例として、Aサービスで呼び出されるAPIをAPI1とし、Bサービスで呼び出されるAPIにAPI6を選択した場合の、API1とAPI6を使用するための1ヶ月間のコストの算出について説明する。
この場合、API1の1ヶ月間のコール数が80回である場合には、コストは80円となる。
また、API6の料金体系が1コール2円であり、1ヶ月間のコール数が30回であったとする。この場合、API6の1ヶ月間のコストは、60円である。
したがって、API1とAPI6を使用するための1ヶ月間のコストは、80円と60円の合算で140円となる。
このことから、Bサービスで呼び出すAPIの候補が、API1とAPI6であった場合には、API1を選択した方が、サービス提供者にとってのAPIの使用にかかるコストは低くなることがわかる。
続いて、サービスコスト計算部250は、通知生成部254により、料金体系記憶部220を参照し、コストが算出された全てのAPIにおいて、コストが開発費用よりも低額であるか否かを判定する(ステップS805)。言い換えれば、通知生成部254は、コストが開発費用よりも高額となるAPIが存在するか否かを判定する。
ステップS805において、コストが開発費用よりも高額となるAPIが存在する、通知生成部254は、その旨を示す通知を生成し(ステップS806)、後述するステップS807へ進む。
ステップS805において、コストが算出された全てのAPIにおいて、コストが開発費用よりも低額である場合、サービスコスト計算部250は、情報取得部252により、サービス利用料記憶部240から、事業者が提供する全てサービスについて、サービスの利用料を取得する(ステップS807)。
続いて、サービスコスト計算部250は、収益算出部255により、事業者が提供する各サービスの収益を算出して(ステップS808)、表示制御部256により、処理結果を端末装置300に出力し(ステップS809)、処理を終了する。
このとき、表示制御部256は、サービスのユーザ数と、APIのコール数との二軸上に、サービス提供者が提供する全てのサービスと、各サービスで呼び出されるAPIのそれぞれを表す図形を配置したグラフを表示させ、この図形ともに、サービス毎の収益を表示させる。
以下に、図9乃至図13を参照して、本実施形態の端末装置300における表示例について説明する。
図9は、表示例を示す第一の図である。図9に示す画面91は、端末装置300にサービスコスト計算部250による処理結果が表示された画面の例を示す。
図9の例では、図8のステップS801において、提供者ID「01」が入力された場合を示している。提供者ID「01」で特定されるサービス提供者が提供するサービスは、AサービスとBサービスであり、Aサービスは、モジュールx、モジュールy、モジュールzを含み、Bサービスはモジュールzを含む(図3参照)。
画面91には、横軸をサービスのユーザ数とし、縦軸をAPIのコール数としたグラフ92が表示されている。
グラフ92には、AサービスとBサービスとを示す図形が、各サービスのユーザ数と、各サービスによるAPIのコール数と、に基づく位置に配置されている。
具体的には、グラフ92には、Aサービスを示す図形93aが、Aサービスのユーザ数と、Aサービスが呼び出すAPIのコール数と対応する位置に配置されている。また、グラフ92には、Bサービスを示す図形93bが、Bサービスのユーザ数と、Bサービスが呼び出すAPIのコール数と対応する位置に配置されている。
また、グラフ92には、各サービスに含まれるモジュールを示す図形が、各サービスと対応付けられ表示され、各モジュールによって呼び出される候補となる各APIを示す図形が、各モジュールと対応付けられて表示される。
グラフ92では、Aサービスに含まれるモジュールxを示す図形94、モジュールyを示す図形95、モジュールzを示す図形96は、Aサービスを示す図形93aとノードとするツリー状に表示されている。
また、Bサービスに含まれるモジュールは、モジュールzであるため、図形96は、Bサービスを示す図形93bとも対応付けられている。
また、グラフ92では、各モジュールについて、呼び出される候補となるAPIを示す図形が対応付けられて表示される。
モジュールxに呼び出される候補となるAPIは、API1、API2であり、モジュールyに呼び出される候補となるAPIは、API3、API4、API5であり、モジュールzに呼び出される候補となるAPIは、API1、API6である(図3参照)。
したがって、グラフ92では、API1を示す図形941と、API2を示す図形942とが、モジュールxを示す図形94をノードとするツリー状に表示されている。また、API3を示す図形951、API4を示す図形952、API5を示す図形953は、モジュールyを示す図形94をノードとするツリー状に表示されている。また、API6を示す図形961、API1を示す図形941は、モジュールzを示す図形96をノードとするツリー状に表示されている。
また、グラフ92では、図形941と図形942とは、表示態様が異なっており、モジュールxで使用するAPIとして、API1が選択されていることがわかる。同様に、モジュールyについては、使用するAPIとして、API4が選択されており、モジュールzについては、使用するAPIとして、API1が選択されていることがわかる。
また、グラフ92では、サービス、モジュールのそれぞれを示す図形は、サービスのユーザ数と、使用するAPIのコール数とに応じた位置に配置される。また、APIを示す図形は、コール数に応じた大きさで配置される。
例えば、グラフ92において、図形93aは、サービス情報記憶部210のサービス使用履歴情報231から取得されるAサービスのユーザ数(横軸)と、Aサービスで呼び出される全てのAPIのコール数の合計数(縦軸)とが示す位置に配置される。
Aサービスで呼び出される全てのAPIは、API1、API4である。したがって、Aサービスで呼び出される全てのAPIのコール数の合計数は、使用履歴記憶部230のAPI使用履歴情報233におけるAPI1のコール数と、API4のコール数の合計数となる。
また、グラフ92において、図形93bはサービス情報記憶部210のサービス使用履歴情報231から取得されるBサービスのユーザ数と、Bサービスで呼び出される全てのAPIのコール数の合計数と、が示す位置に配置される。
Bサービスで呼び出される全てのAPIは、API1、API6である。したがって、Bサービスで呼び出される全てのAPIのコール数の合計数は、使用履歴記憶部230のAPI使用履歴情報233におけるAPI1のコール数と、API6のコール数の合計数となる。
また、本実施形態では、Aサービスを示す図形93aの近傍に、Aサービスの利用料、収益、コストを表示する表示欄931が表示され、Bサービスを示す図形93bの近傍に、Bサービスの利用料、収益、コストを表示する表示欄932が表示される。
また、グラフ92において、図形94は、使用履歴記憶部230のモジュール使用履歴情報232から取得されるモジュールxのユーザ数(横軸)と、モジュールxで呼び出されるAPIのコール数の合計数(縦軸)とが示す位置に配置される。
モジュールxで呼び出されるAPIは、API1である。したがって、モジュールxで呼び出されるAPIのコール数の合計数は、使用履歴記憶部230のAPI使用履歴情報233におけるAPI1のコール数となる。
図形95と図形96も同様である。グラフ92において、図形95は、モジュールyのユーザ数(横軸)と、モジュールyで呼び出されるAPI4のコール数の合計数(縦軸)とが示す位置に配置される。また、図形96は、モジュールzのユーザ数(横軸)と、モジュールzで呼び出されるAPI1のコール数の合計数(縦軸)とが示す位置に配置される。
本実施形態では、モジュールを示す図形は、モジュールのコストに応じた大きさの図形として表示される。モジュールのコストとは、モジュールが呼び出すAPIの使用にかかるコストである。
尚、図9の例では、各モジュールのそれぞれによって呼び出されるAPIは1つであるが、モジュールが呼び出すAPIの数は1つに限定されない。モジュールが呼び出すAPIの数は複数であって良い。その場合には、本実施形態では、モジュールに呼び出されるAPIの候補から、実際に呼び出す複数のAPIが選択されることになる。
また、グラフ92において、APIを示す図形は、API毎のコール数に応じた大きさで表示される。グラフ92において、図形941は、使用履歴記憶部230のAPI使用履歴情報233におけるAPI1のコール数と対応する大きさの図形として表示され、図形942は、使用履歴記憶部230のAPI使用履歴情報233におけるAPI2のコール数と対応する大きさの図形として表示される。
このように、本実施形態では、サービス毎に、サービスの利用料と収益とコストとを表示させる。また、本実施形態では、横軸をサービスのユーザ数、縦軸をAPIのコール数として、サービスに含まれるモジュールを示す図形と、サービスに呼び出されるAPIを示す図形とを配置した示すグラフを表示させる。さらに、モジュールを示す図形と、APIを示す図形とは、それぞれのコストに応じた大きさで表示される。
したがって、本実施形態では、APIを用いたサービスの提供によって得られる収益を容易に把握させることができる。
例えば、グラフ92では、Bサービスは、Aサービスと比較すると、ユーザ数が多く、APIのコール数が少ない。このため、Bサービスは、提供者にとって、Aサービスと比較して、コストが低く、高い収益が望めるサービスであることがわかる。
また、グラフ91では、モジュールxを示す図形94が、モジュールyを示す図形95よりも大きく、モジュールzを示す図形96と同等の大きさである。このことから、モジュールxは、ユーザ数がモジュールy、モジュールzより少ないのにも関わらず、API
のコール数から算出されるコストが、モジュールy、モジュールzよりも高く、対策が必要であることがわかる。
つまり、グラフ92では、左上に配置された図形が示すサービス、モジュール、APIほどコストが高くユーザ数が少ないため、対策が必要である可能性が高い。また、グラフ92では、右下に配置された図形が示すサービス、モジュール、APIほどコストが低くユーザ数が多いため、収益に貢献している可能性が高い。
このように、本実施形態によれば、サービス提供者に対し、サービス毎に、ユーザ数、APIの料金、コール数の観点で、収益を妨げる要因を直観的に把握させることができる。
さらに、本実施形態では、例えば、グラフ92において、サービスを示す図形の位置を移動させる操作が行われると、グラフ92における移動後の位置に応じたコストと収益が算出されて、表示されても良い。
例えば、グラフ92において、図形93aを右方向に移動させた場合を考える。この場合、サービスのユーザ数が増加することになる。したがって、サービスコスト計算部250は、移動後の図形93aの位置と対応するユーザ数を用いて、コストと収益を算出すれば良い。
本実施形態では、このように、グラフ92上にで、図形を移動させることで、移動後のユーザ数に応じたコスと収益を算出できる。言い変えれば、本実施形態では、グラフ92上で、サービスを示す図形の位置を左右に変えることで、動的に収益とコストが反映され、ユーザ数によるシミュレーション結果を可視化できる。
また、本実施形態では、画面91において、モジュールを示す図形を選択する操作が行われると、選択されたモジュールと対応するAPIの候補の一覧が表示されても良い。
次に示す図10では、グラフ92において、モジュールyを示す図形95が選択された場合について説明する。
図10は、表示例を示す第二の図である。図10に示す画面91Aでは、モジュールyを示す図形95が選択された場合を示している。
画面91Aでは、図形95と対応付けられた表示欄101が表示される。表示欄101には、モジュールyに呼び出される可能性があるAPIと、各APIのコストとが表示される。より具体的には、表示欄101では、各APIと、各APIを1ヶ月間使用した場合の料金(コスト)とが表示される。また、表示欄101では、API4が現在選択されていることを示すように、該当箇所が強調表示されている。
本実施形態では、例えば、表示欄101において、他のAPIが選択された場合には、選択されたAPIを使用した場合のコストと収益を算出し、表示欄931に表示させても良い。
また、本実施形態では、表示欄101において、APIが選択されると、選択されたAPIの料金体系情報を表示させても良い。このとき、選択されたAPIの料金体系情報は、予め収集されて料金体系記憶部220に格納されていても良い。また、選択されたAPIの料金体系情報は、APIの選択を受け付けて、情報取得部252により、インターネット等を介して取得されても良い。
次に示す図10では、表示欄101において、API4が選択された場合について説明する。
図11は、表示例を示す第三の図である。図11に示す画面91Bでは、表示欄101において、API4が選択された場合を示している。
画面91Bでは、表示欄101と対応付けられた表示欄102が表示される。表示欄102には、API4の料金体系情報が表示される。
図11の例では、API4の料金体系には、4つの料金プランが含まれることがわかる。また、図11の例では、API4は、1つ目の料金プラン(コール数が100回までの場合は、1ヶ月間で5000円という料金体系)で使用されていることがわかる。
本実施形態では、例えば、表示欄102において、他の料金プランが選択された場合には、選択された料金プランでAPI4を使用した場合のコストと収益を算出し、表示欄931に表示させても良い。
また、本実施形態では、APIのコストが開発費用よりも高額である場合に、その旨を示す通知を表示させる。以下の図12では、モジュールyで使用するAPI4の1ヶ月間のコストが開発費用よりも高額だった場合について説明する。
図12は、表示例を示す第四の図である。図12に示す画面91Cでは、モジュールyを示す図形95と対応して、通知生成部254によって生成された通知103が表示されている。
通知103は、モジュールyに対する提案として表示される。また、通知103は、モジュールyで使用しているAPI4のコストが、サービス提供者がAPI4を独自で開発する場合の開発費用よりも高額であるため、API4の開発を推奨することを示すメッセージを含む。
本実施形態では、このように、サービス提供者に対し、コストを削減する方法を提示することができる。
以上のように、本実施形態によれば、サービスに含まれるモジュールやAPIの利用状況とコストを可視化する。
また、本実施形態では、サービス毎ではなく、サービス提供者が提供している全てのサービスにおいて使用されるAPIの料金体系情報を参照してコストを算出する。したがって、本実施形態によれば、サービス毎にAPIの利用状況等を確認する必要がない。
尚、本実施形態の表示例では、表示欄931、932のそれぞれに、サービスの利用料と、コストと、収益と、を表示させるものとしたが、これに限定されない。表示欄931、932には、少なくとも、サービスのコスト又は収益の何れか一方が表示されていれば良く、サービスの利用料は表示されていなくても良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得する情報取得部と、
前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出するコスト算出部と、を有するサービスコスト計算装置。
(付記2)
前記コスト算出部は、
前記API毎のコスト及び前記サービスの利用者数に基づいて、前記サービスに要するコストを算出する、付記1記載のサービスコスト計算装置。
(付記3)
サービスの利用者数と、APIの呼び出し回数とを示す二軸上に、前記サービスと、前記サービスで呼び出される各APIと、前記サービスで呼び出される候補となるAPIと、のそれぞれを示す図形を配置して表示させる表示制御部を有する、付記1又は2記載のサービスコスト計算装置。
(付記4)
前記図形は、前記コストに応じた大きさで表示される、付記3記載のサービスコスト計算装置。
(付記5)
前記サービスで呼び出されるAPIにおいて、前記APIのコストが前記APIの開発費用よりも高額となるAPIが存在する場合に、前記APIの開発を促す通知を生成して表示させる通知生成部を有する、付記4記載のサービスコスト計算装置。
(付記6)
前記表示制御部は、
前記サービスを示す図形を選択する操作を受け付けて、前記サービスで呼び出される候補となるAPIの一覧と、API毎のコストとを表示させる、付記3乃至5の何れか一項に記載のサービスコスト計算装置。
(付記7)
前記表示制御部は、
前記APIの一覧からAPIを選択する操作を受け付けて、選択されたAPIの料金体系情報を表示させる、付記6記載のサービスコスト計算装置。
(付記8)
端末装置と、サービスコスト計算装置とを有するサービスコスト計算システムであって、
サービスコスト計算装置は、
サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得する情報取得部と、
前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出するコスト算出部と、
算出結果を前記端末装置へ表示させる表示制御部と、を有する、サービスコスト計算システム。
(付記9)
コンピュータによるサービスコスト計算方法であって、前記コンピュータが、
サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得し、
前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出する、サービスコスト計算方法。
(付記10)
サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得し、
前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出する、処理をコンピュータに実行させるサービスコスト計算プログラム。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 サービスコスト計算システム
200 サービスコスト計算装置
210 サービス情報記憶部
220 料金体系記憶部
230 使用履歴記憶部
240 サービス利用料記憶部
250 サービスコスト計算部
251 入力受付部
252 情報取得部
253 コスト算出部
254 通知生成部
255 収益算出部
256 表示制御部
300 端末装置

Claims (6)

  1. サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得する情報取得部と、
    前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出するコスト算出部と、を有するサービスコスト計算装置。
  2. 前記コスト算出部は、
    前記API毎のコスト及び前記サービスの利用者数に基づいて、前記サービスに要するコストを算出する、請求項1記載のサービスコスト計算装置。
  3. サービスの利用者数と、APIの呼び出し回数とを示す二軸上に、前記サービスと、前記サービスで呼び出される各APIと、前記サービスで呼び出される候補となるAPIと、のそれぞれを示す図形を配置して表示させる表示制御部を有する、請求項1又は2記載のサービスコスト計算装置。
  4. 前記図形は、前記コストに応じた大きさで表示される、請求項3記載のサービスコスト計算装置。
  5. 端末装置と、サービスコスト計算装置とを有するサービスコスト計算システムであって、
    サービスコスト計算装置は、
    サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得する情報取得部と、
    前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出するコスト算出部と、
    算出結果を前記端末装置へ表示させる表示制御部と、を有する、サービスコスト計算システム。
  6. コンピュータによるサービスコスト計算方法であって、前記コンピュータが、
    サービスで呼び出されるAPI毎の料金体系を示す料金体系情報、及び、利用者による前記サービスの使用履歴を示す使用履歴情報を取得し、
    前記使用履歴情報に含まれる各APIの呼び出し回数、及び、前記各APIの料金体系に基づいてAPI毎のコストを算出する、サービスコスト計算方法。
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