JP2021098497A - 自動運航船シミュレーションシステム及びその運用方法 - Google Patents

自動運航船シミュレーションシステム及びその運用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動運航船シミュレーションシステム及びその運用方法を提供する。【解決手段】環境モデル構築システム100と、船舶モデル構築システム200と、中央処理システム300と、を含み、環境モデル構築システムは、少なくとも1つの環境モデルを構築し、船舶モデル構築システムが少なくとも1つの船舶モデルを構築し、中央処理システムの統合演算モジュール340が少なくとも1つの環境モデルと少なくとも1つの船舶モデルとを統合した後、船舶モデルを少なくとも1つの航行パラメータに基づき少なくとも1つの環境モデル内で航行させ、ディスプレイモジュール360を通じて船舶モデルの航行状態を表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動運航船シミュレーションシステム及びその運用方法に関し、特に、環境モデルと船舶モデルをそれ自体で構築することができる自動運航船シミュレーションシステム及びその運用方法に関する。
科学技術の発展に伴い、船舶数および輸送量が増加し続け、船舶の航行の安全性およびエネルギー節約の問題が益々注目されている。船用統合ブリッジシステム、自動ナビゲーションシステムなどの技術発展を変革するため、無人運航船は、人件費を効果的に削減し、船舶事故を減らし、船舶の運航効率を向上させることができる。
オートマチック航行は、具体的に船が航行目的地を取得した後、人間の介入なしに周囲環境を感知し、オートマチック的に航行し、オートマチック的に操船して初期航行プロセスに従うことを意味する。オートマチック航法のプロセスには、複雑なデータ処理、統合、最適化、人工知能などの課題に及び、現在、関連する理論や手法は完備されておらず、更なる研究が急務となっている。しかしオートマチック航法に関連する理論や技術の研究には高いコストがかかり、船舶に対する理解不足又はその他の不確実な要因により、実験の失敗や実験検証の過程での危険につながる可能性がある。
コンピューティングデバイスおよびシミュレーション技術の発展により、シミュレーション実験は、実際の実験の前に必要な研究手法となる。
そこで、本発明は従来技術が直面する問題点に鑑みてなされたものであり、環境モデル構築システムと、船舶モデル構築システムと、中央処理システムと、を含む自動運航船シミュレーションシステムを提供する。
前記環境モデル構築システムは、少なくとも1つの環境モデルを構築し;前記環境モデル構築システムは、実環境の少なくとも1つの環境情報を収集するための環境情報収集モジュールと、前記環境情報収集モジュールと接続し、前記実環境の電子海図情報及び前記少なくとも1つの環境情報を格納するための環境情報データベースと、前記環境情報収集モジュール及び前記電子海図データベースと接続し、前記少なくとも1つの環境情報と前記電子海図情報とを統合することで、前記少なくとも1つの環境モデルを構築するための環境モデル構築モジュールと、を含む。
船舶モデル構築システムは、少なくとも1つの船舶モデルを構築し;前記船舶モデル構築システムは、少なくとも1つの船舶の少なくとも1つの動的パラメータ及び少なくとも1つの静的パラメータを設定するための船舶パラメータ設定モジュールと、前記船舶パラメータ設定モジュールと接続し、前記少なくとも1つの動的パラメータ及び前記少なくとも1つの静的パラメータを格納するための船舶情報データベースと、前記船舶パラメータ設定モジュール及び前記船舶情報データベースと接続し、前記少なくとも1つの動的パラメータと前記少なくとも1つの静的パラメータとを統合することで、前記船舶モデルを構築するための船舶モデル構築モジュールと、を含む。
前記中央処理システムは、前記環境モデル構築システム及び前記船舶モデル構築システムに接続され;前記中央処理システムは、少なくとも1つの航行パラメータを設定するための航行パラメータ設定モジュールと、前記航行パラメータ設定モジュールと接続し、前記少なくとも1つの環境モデルと前記少なくとも1つの船舶モデルとを統合し、前記船舶モデルを前記少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるための統合演算モジュールと、前記統合演算モジュールと接続し、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するためのディスプレイモジュールと、を含む。
また、本発明は、自動運航船シミュレーション方法をさらに提案し、自動運航船シミュレーション方法が次のステップ(A)〜(F)を含む。すなわち、(A)自動運航船シミュレーションシステムを提案するステップ、(B)環境モデル構築システムは、少なくとも1つの環境モデルを構築するステップ、(C)船舶モデル構築システムは、少なくとも1つの船舶モデルを構築するステップ、(D)中央処理システムの統合演算モジュールは、前記少なくとも1つの環境モデルと前記少なくとも1つの船舶モデルとを統合するステップ、(E)ディスプレイモジュールは、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するステップ、(F)前記統合演算モジュールは、航行パラメータ設定モジュールによって設定された少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記少なくとも1つの船舶モデルを前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるステップ。
上記本発明の概要は、本発明の幾つか態様及び技術的特徴に対し基本的な説明を行うことを目的とする。発明の概要は、本発明の詳細な説明ではないため、その目的は特別に本発明のキーとなる或いは重要要素を挙げることなく、本発明の範囲を画定するために用いられることはなく、単に本発明のいくつかの概念を簡潔に開示する。
本発明の好ましい実施例に係る自動運航船シミュレーションシステムを示すモード図の一例である。 本発明の好ましい実施例の自動運航船シミュレーション方法のフローチャートの一例である。
本発明の技術的特徴及び実用効果を理解し、明細書の内容に基づいて実施することができるように、以下、好ましい実施例を、添付図面を参照しながら説明する。
図1を参照すると、本発明の好ましい実施例に係る自動運航船シミュレーションシステムを示すモード図の一例である。図1に示すように、本実施例によって提案される自動運航船シミュレーションシステム10は、環境モデル構築システム100、船舶モデル構築システム200及び中央処理システム300などの3つのシステムアーキテクチャを含む。
同時に図2も参照すると、本発明の好ましい実施例に係る自動運航船シミュレーション方法のフローチャートの一例である。図2に示すように、自動運航船シミュレーション方法は、次のステップ(A)〜(F)を含む。すなわち、(A)自動運航船シミュレーションシステム10を提案するステップ、(B)環境モデル構築システム100は、少なくとも1つの環境モデルを構築するステップ、(C)船舶モデル構築システム200は、少なくとも1つの船舶モデルを構築するステップ、(D)中央処理システム300の統合演算モジュール340は、前記少なくとも1つの環境モデルと前記少なくとも1つの船舶モデルとを統合するステップ、(E)ディスプレイモジュール360は、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するステップと、(F)前記統合演算モジュール340は、航行パラメータ設定モジュールによって設定された少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記少なくとも1つの船舶モデルを前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるステップ。
さらに言えば、ステップ(B)において、前記環境モデル構築システム100は、実環境の環境情報と電子海図情報とを統合して前記環境モデルを形成する。ステップ(C)において、前記船舶モデル構築システム200は、少なくとも1つの船舶の動的パラメータと静的パラメータとを統合して前記少なくとも1つの船舶モデルを形成する。ステップ(F)において、前記統合演算モジュール340は、外部航行パラメータ設定モジュール420によって設定された少なくとも1つの外部航行パラメータに基づいて前記船舶モデルを前記環境モデル内で航行させることができる。ステップ(F)において、前記少なくとも1つの航行パラメータ及び前記少なくとも1つの外部航行パラメータは、航行の起終点位置、航行経路、障害物位置或いはトラッキングポイント物標を含む。さらにステップ(E)の後、コントロールモジュール380を制御することで、前記少なくとも1つの船舶モデルを前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるステップ(f)を別途実行することができる。
本実施例において、環境モデル構築システム100の目的は、仮想フィールドによる試験を行うため、環境モデルを構築することである。前記環境モデル構築システム100は、実環境の環境情報を収集するための環境情報収集モジュール120と、前記環境情報収集モジュール120と接続し、前記実環境の電子海図情報及び前記環境情報を格納するための環境情報データベース140と、前記環境情報収集モジュール120及び前記環境情報データベース140と接続し、前記環境情報と前記電子海図情報とを統合することで、前記環境モデルを構築するための環境モデル構築モジュール160と、を含む。その他の可能な実施例において、環境モデル構築システム100は、複数の環境モデルを構築すると共に統合することで、航海モデルなどの大規模環境モデルを形成することができる。
ここで、前記環境情報収集モジュール120は、カメラ又はレーザースキャナーであり得、空撮ドローンにより正面または側面のショットを撮影し、高精度レーザー方式で海岸線情報、港湾情報及び大規模な建築物情報などの比較的明瞭な輪郭の実環境における物体情報を取得し、その後実環境の広範囲の3次元リバースモデリングが容易になり;またカメラの死角となる場所は、レーザースキャナーで複雑な環境における橋脚や洋上風車などの小型構造物のような物体モデルの絶対座標を取得する。さらに、実環境に近づくために、環境情報収集モジュール120は、風向計又は波浪及び海流(潮流)の作用をモニタリングするセンサーであり得ることで、季節風、大霧又は雷雨などの気象情報及び波浪又は海流(潮流)などの水面情報を取得する。
前記環境情報データベース140は、前述の実環境の水面情報、気象情報及び物体情報を格納できる以外に、実環境の電子海図情報を内蔵し、環境情報構築モジュール160に、前記電子海図情報をベースにして前記環境情報を統合して実環境の3次元環境モデルを描画させることができる。
具体的に言えば、環境情報構築モジュール160は、以下のように、実環境の3次元環境モデルを構築する。まず実環境の電子海図情報をベースとし、GISと3Ds Maxなどのソフトウェアを利用してポストプロダクションを実行し、海岸線または河道の輪郭情報を取得する。また不規則メッシュモデルの方法で海底及び河床のDEMを作成すると共に海底と河床のDEMと陸地のDEMのステッチを完了させることができる。次にカメラ又はレーザースキャナーで取得した物体情報を利用して、本物に近い地形・地貌、ランドマーク及び建物を復元する。この方法では、空撮ドローンで広範囲の3Dリバースモデリングを行い、実環境の3次元画像を取得し、コンピュータトポロジー計算技術で最適化させる。
さらに水面モデルおよび水流数値シミュレーションモデル(総称して水面情報と呼ばれる)を確立し、不変項及び外乱項の2つの部分で水面のリアルタイム水位を表し、ここで不変項は深さ基準面であり、外乱項が潮汐部分及び海流部分を含み、潮汐表データ同化に基づく天文潮数値予報モデルを潮汐予測に使用して、瞬時水面深度情報を取得する。水流数値シミュレーションモデルは、航路CAD図面で実測された流量、水位及び勾配情報に基づいて、質量保存の連続方程式と運動量保存の運動方程式を確立し、フィールド流れ場の数値シミュレーションを行う。最後に、前述の電子海図情報、物体情報及び水面情報のシミュレーション計算結果を関連付けて統合し、各種データを総合的に表示して仮想現実の3次元シーンを構築する。また、気象情報により大霧や雷雨などのシーンを含む異なるシーンモードを切り替えることができる。
本実施例において、船舶モデル構築システム200の目的は、仮想船舶による航行試験を行うため、船舶モデルを構築することである。前記船舶モデル構築システム200は、少なくとも1つの船舶の少なくとも1つの動的パラメータ及び少なくとも1つの静的パラメータを設定するための船舶パラメータ設定モジュール220と、前記船舶パラメータ設定モジュール220と接続し、前記動的パラメータ及び前記静的パラメータを格納するための船舶情報データベース240と、前記船舶パラメータ設定モジュール220及び前記船舶情報データベース240と接続し、前記動的パラメータと前記静的パラメータとを統合することで、前記船舶モデルを構築するための船舶モデル構築モジュール260と、を含む。
具体的に言えば、前記動的パラメータは、前記少なくとも1つの船舶の(初期)位置、(初期)船速、(初期)プロペラ回転数又は(初期)舵角の方向などを含み、設定後に時間とともに変化するすべてのパラメータは、本発明の保護範囲に属し;一方、静的パラメータは、前記少なくとも1つの船舶の船型、船長、船の重量、最大喫水深、最高船速、最大回転数或いは最大舵角を含み、パラメータ設定後に値が固定されている限り、本発明の保護範囲に属する。前記船舶情報データベースは、前述の動的パラメータ及び静的パラメータを格納でき、前記船舶モデル構築モジュールがユーザーから新しく設定された動的パラメータ及び静的パラメータを通じて新しい仮想船舶モデルを構築でき、船舶情報データベース内のデータを呼び出して過去の仮想船舶モデルを使用することもできる。
本実施例において、中央処理システム300は、前記環境モデル構築システム100及び前記船舶モデル構築システム200と接続し、前記船舶モデルを環境モデル内に統合し、ユーザーから提供された航行パラメータに基づいて仮想フィールド下のシミュレーションを実施することを目的とする。ここでの前記中央処理システム300は、少なくとも1つの航行パラメータを設定するための航行パラメータ設定モジュール320と、前記航行パラメータ設定モジュール320と接続し、前記環境モデルと前記船舶モデルとを統合し、前記船舶モデルを前記少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記環境モデル内で航行させるための統合演算モジュール340と、前記統合演算モジュール340と接続し、前記環境モデル及び前記船舶モデルを表示するためのディスプレイモジュール360と、を含む。
具体的に言えば、前記航行パラメータは、航行の起終点位置、航行経路、障害物位置又はトラッキングポイント物標等など(表1参照)を含む。前記統合演算モジュール340は、前記航行パラメータ設定モジュール320と接続し、前記環境モデルと前記船舶モデルとを統合し、前記船舶モデルを前記少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記環境モデル内で航行させ;例えばユーザーが航行の起終点、即ちトラッキングポイントを設定した後、船舶モデルは環境モデルにおいて、起点から出発すると共にトラッキングポイントの軌跡に追従して終点まで航行し;中途に障害物パラメータが設定されていた場合、船舶モデルは航行過程で障害物を自動的に回避するか、前方の物体を検出して自動的に衝突を回避することで、自動運航船シミュレーションを完了させる。これに着目して、本発明の統合演算モジュールは、障害物回避、衝突回避及び軌跡追従のアルゴリズムも含み、詳細な障害物回避、衝突回避及び軌跡追従のアルゴリズムの実施方法は以下の段落でさらに説明する。また同じ環境モデルにおいて複数の船舶モデルを同時にシミュレートできる。
Figure 2021098497
まず、本実施例の第1軌跡追従自動運航、障害物回避及び衝突回避のアルゴリズムは、以下のステップ(a)〜(d)を含む。すなわち(a)前記船舶モデルは、ユーザーから設定された航行経路(航行パラメータ)に沿って航行するステップで、前記航行経路が少なくとも2つのノードを含み、ここで前記少なくとも2つのノードは第1ノード及び第2ノード(ノード数が航行経路に基づいて自ら設定することができ、本発明はこれに限定されるべきではない)を含み、前記第1ノードと前記第2ノードのリンクを第1線分とする。(b)前記船舶モデルは、前記第1ノード或いは原トラッキングポイントとの距離が第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第1トラッキングポイントを生成させ、かつ前記船舶モデルが前記第1トラッキングポイントに追従して航行(前記第1トラッキングポイントから前記第1ノードまでの距離が第2の長さ)するステップ。(c)前記船舶モデルは、前記第1トラッキングポイントとの距離が前記第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第2トラッキングポイントを生成させ、かつ前記船舶モデルが前記第2トラッキングポイントに追従して航行(前記第2トラッキングポイントから前記第1トラッキングポイントまでの距離が第2の長さ)するステップ。(d)前記船舶モデルが各ノードを通過するまで上記ステップ(b)〜(c)を繰り返すステップ。
前記ステップ(a)の後、前記船舶モデルが前記第1線分に沿って航行し、外的要因によって妨害され、前記航行経路から逸脱するステップ(a1)をさらに含み、ステップ(a1)終了後、ステップ(b)を実行する。また前記外的要因は、ユーザーから設定された風力、波浪、海流又はそれらの組み合わせなどの環境情報とすることができ;或いは予め設定された船舶経路の航行過程で、前記経路に突発事態があることを検出し、例えば他の船舶モデルが予め設定された航行経路に航行、又は航行経路中に岩礁或いは大型海洋生物などが出現すると、船舶モデルが航行過程で障害物を回避したり、衝突を回避したりすることでオリジナル航行経路から逸脱させる。
次にまず、本実施例の第2軌跡追従自動運航、障害物回避及び衝突回避のアルゴリズムは、以下のステップ(e)〜(g)を含む。すなわち(e)前記船舶モデルは、ユーザーから設定された航行経路に沿って航行するステップで、前記航行経路が少なくとも2つのノードを含み、ここで前記少なくとも2つのノードは第1ノード、第2ノード及び第3ノード(ノード数は航行経路に基づいて自ら設定することができ、本発明はこれに限定されるべきではない)を含み、前記第1ノードと前記第2ノードのリンクを第1線分とし、前記第2ノードと前記第3ノードのリンクを第2線分とする。(f)前記船舶モデルは、前記第1ノード或いは原トラッキングポイントとの距離が第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第1トラッキングポイントを生成させ、かつ前記船舶モデルが前記第1トラッキングポイントに追従して航行(前記第1トラッキングポイントから前記第1ノードまでの距離が第2の長さ)するステップ。(g)前記船舶モデルは、前記第1トラッキングポイントとの距離が前記第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1トラッキングポイントは前記第2ノードの距離が前記第2の長さより短いところに到達した時、前記第2線分に第2トラッキングポイントを生成させ、かつ前記船舶モデルが前記第2トラッキングポイントに追従して航行(前記第2トラッキングポイントから前記第1トラッキングポイントまでの距離が第2の長さ)するステップ。(h)前記船舶モデルが各ノードを通過するまで上記ステップ(f)〜(g)を繰り返すステップ。前述の第1の方法と第2の方法の相違点は、元のトラッキングポイントから次のノードまでの距離が第2の長さよりも短いため、新しいトラッキングポイントを元のノードリンクの次のノードリンクに位置しなければならないことで、航行経路にノードをまたがっているように見える。船舶モデルがトラッキングポイントに追従して航行する過程で、設定された障害物がその経路上で検出された場合、まず障害物を回避してからトラッキングポイントに追従して航行する。
前記ステップ(e)の後、前記船舶モデルが前記第1線分に沿って航行し、外的要因によって妨害され、前記航行経路から逸脱するステップ(e1)をさらに含み、ステップ(e1)終了後、ステップ(f)を実行する。また前記外的要因は、ユーザーから設定された風力、波浪、海流又はそれらの組み合わせなどの環境情報とすることができ;或いは予め設定された船舶経路の航行過程で、センシングモジュールにより前記経路に突発事態があることを検出し、例えば他の船舶モデルが予め設定された航行経路に航行、又は航行経路中に岩礁或いは大型海洋生物などが出現すると、船舶モデルが航行過程で障害物を回避したり、衝突を回避したりすることでオリジナル航行経路から逸脱させる。
前述の船舶モデル、環境モデル、及び船舶モデルは、環境モデルで航行する画面は、ディスプレイモジュール360を通じて表示できる。具体的に言えば、前記ディスプレイモジュール360は、VR又はARのディスプレイモジュールであり、実シーンがより効果的に表示されることができ;またディスプレイモジュール360は、前述の環境情報、船舶パラメータ及び航行パラメータを画面に同時に表示できるため、ユーザーが環境モデルの数値及び船舶モデルの運航状況を知ることができる。これにより本実施例は、船舶モデルを通じてシミュレーション実験を実施することで、船舶自動運航の操作制御のため実験データを提供でき、最終的に内陸河川/海洋船舶の安全な航行のため重要保障を提供し、前記システムが船舶実験の難易度及びコストを低減することができる。
本実施例の自動運航船シミュレーションシステム10の前記中央処理システムは、前記統合演算モジュール340及び前記ディスプレイモジュール360に接続されるコントロールモジュール380を更に含み;言い換えると、本発明は、「実験テストモード」、「制御テストモード」及び「リモート制御モード」を含む複数のモードを同時に有することができることに留意されたい。「実験テストモード」ではユーザーは、構築した環境モデル及び船舶モデルに少なくとも1つの航行パラメータを設定し、船舶モデルを航行パラメータの設定値に基づいて環境モデルフィールド内で航行させることができ;「制御テストモード」では、同じユーザーは構築した環境モデル及び船舶モデルを使用して前記統合演算モジュール340及び前記ディスプレイモジュール360と接続するコントロールモジュール380を通じて環境モデルにおける船舶モデルの航行状態を自ら制御し、ディスプレイモジュール360で表示でき;最後に、「リモート制御モード」では、先に実環境内に実船を配置し、前記実環境の環境モデル及び前記実船の船舶モデルを構築し、この時、環境モデルが実船上に搭載されたカメラ等の光センサーで撮影された画像であり、ユーザーが前記統合演算モジュール340及び前記ディスプレイモジュール360と接続するコントロールモジュール380を通じて実船の航行状態をリモート制御し、前記航行状態の画面をディスプレイモジュール360に表示させることができる。
本実施例の自動運航船シミュレーションシステム10は、前記中央処理システム300に接続される外部処理システム400を更に含み得ることに留意されたい。ここでの前記外部処理システム400は、前記船舶モデルの前記少なくとも1つの航行パラメータを設定するための外部航行パラメータ設定モジュール420と、前記統合演算モジュール340と接続し、前記環境モデル及び前記船舶モデルを表示するための外部ディスプレイモジュール460と、を含む。外部処理システム400の外部航行パラメータ設定モジュール420を通じて、ユーザーは航行の起終点位置、航行経路、障害物位置或いはトラッキングポイント物標等の航行パラメータを遠隔で入力し、中央処理システムにより環境モデル、船舶モデル及び前記外部航行パラメータを統合した後、環境モデルにおける船舶モデルの航行画面を前記外部ディスプレイモジュール460に送信することができ;言い換えると、ユーザーは、リモート方式により本実施例のシミュレーションシステムを実行できる。外部ユーザーから入力された外部航行パラメータの形式が正しくない場合、中央処理システムはエラーメッセージを送信すると共に間違ったパラメータを示して、ユーザーが形式を修正できることに留意されたい。
本発明の効果は、その一として、自動運航機能について、複数の制御パラメータを調整でき;又はネットワークデータ送信を介して外部から直接プロペラ回転数、舵角、航行目標点等をこのシステム内に入力し;ユーザーは、テスト項目に応じてどれらの機能が組み込みプログラムを使用するか、どれらの機能が外部から入力するかを選択できる。その二としてこのシミュレーションシステムは、実フィールドに基づいて構築された仮想実境を含み、シーン内に船体の6つの自由度の姿勢と動きをリアルタイムで反映できるだけでなく、ユーザーが画面内において直接選択したフィールドの周囲環境を見ることができ、実際の操船状況をシミュレートし、直ちに制御効果を観察し、パラメータを調整することができる。その三として、このシミュレーションシステムを介して、実フィールド試験段階の前において、自動運航船舶の開発チームが先に試験所でシミュレーション試験を実施し、考えられるすべてのシナリオ、自動運航制御のパラメータ等を全般に検討量と調整し、直接実フィールドに入った試行錯誤のコストを節約でき、試験の安全性を高めることができる。
ただし、上記は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の実施範囲は、そのような実施形態に限定されるものではなく、すなわち、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に従って行われる簡単な変更や潤飾を加えるものは、本発明の保護範囲内に網羅される。
100 … 環境モデル構築システム
10 … シミュレーションシステム
120 … 環境情報収集モジュール
140 … 環境情報データベース
160 … 環境モデル構築モジュール
200 … 船舶モデル構築システム
220 … 船舶パラメータ設定モジュール
240 … 船舶情報データベース
260 … 船舶モデル構築モジュール
300 … 中央処理システム
320 … 航行パラメータ設定モジュール
340 … 統合演算モジュール
360 … ディスプレイモジュール
380 … コントロールモジュール
400 … 外部処理システム
420 … 外部航行パラメータ設定モジュール
460 … 外部ディスプレイモジュール
(A)〜(F) …ステップ

Claims (19)

  1. 実環境の少なくとも1つの環境情報を収集するための環境情報収集モジュールと、前記環境情報収集モジュールと接続し、前記実環境の電子海図情報及び前記少なくとも1つの環境情報を格納するための環境情報データベースと、前記環境情報収集モジュール及び電子海図データベースと接続し、前記少なくとも1つの環境情報と前記電子海図情報とを統合することで、前記少なくとも1つの環境モデルを構築するための環境モデル構築モジュールと、を含み、少なくとも1つの環境モデルを構築する環境モデル構築システムと、
    少なくとも1つの船舶の少なくとも1つの動的パラメータ及び少なくとも1つの静的パラメータを設定するための船舶パラメータ設定モジュールと、前記船舶パラメータ設定モジュールと接続し、前記少なくとも1つの動的パラメータ及び前記少なくとも1つの静的パラメータを格納するための船舶情報データベースと、前記船舶パラメータ設定モジュール及び前記船舶情報データベースと接続し、前記少なくとも1つの動的パラメータと前記少なくとも1つの静的パラメータとを統合することで、船舶モデルを構築するための船舶モデル構築モジュールと、を含み、少なくとも1つの船舶モデルを構築する船舶モデル構築システムと、
    少なくとも1つの航行パラメータを設定するための航行パラメータ設定モジュールと、前記航行パラメータ設定モジュールと接続し、前記少なくとも1つの環境モデルと前記少なくとも1つの船舶モデルとを統合し、前記船舶モデルを前記少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるための統合演算モジュールと、前記統合演算モジュールと接続し、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するためのディスプレイモジュールと、を含み、前記環境モデル構築システム及び前記船舶モデル構築システムに接続される中央処理システムと、
    を含む自動運航船シミュレーションシステム。
  2. 少なくとも1つの外部処理システム,與前記中央処理システムに接続される少なくとも1つの外部処理システムをさらに含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  3. 外部処理システムは、
    前記少なくとも1つの船舶モデルの前記少なくとも1つの航行パラメータを設定するための外部航行パラメータ設定モジュールと、
    前記統合演算モジュールと接続し、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するための外部ディスプレイモジュールと、
    を含む請求項2に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  4. 前記環境情報収集モジュールは、カメラ又はレーザースキャナーを含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  5. 前記少なくとも1つの環境情報は、物体情報、水面情報、気象情報又はそれらの組み合わせを含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  6. 前記少なくとも1つの動的パラメータは、前記少なくとも1つの船舶の位置、船速、プロペラ回転数、舵角の方向又はそれらの組み合わせを含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  7. 前記少なくとも1つの静的パラメータは、前記少なくとも1つの船舶の船型、船長、船の重量、喫水深又は、それらの組み合わせを含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  8. 前記少なくとも1つの航行パラメータは、航行の起終点位置、航行経路、障害物位置、トラッキングポイント物標又はそれらの組み合わせを含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  9. 前記統合演算モジュールは、障害物回避アルゴリズム、衝突回避アルゴリズム又は軌跡追従アルゴリズムを備える請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  10. 前記中央処理システムは、前記統合演算モジュール及び前記ディスプレイモジュールに接続されるコントロールモジュールをさらに含む請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステム。
  11. 次のステップ(A)〜(F)、すなわち、
    (A)請求項1に記載の自動運航船シミュレーションシステムを提案するステップと、
    (B)環境モデル構築システムは、少なくとも1つの環境モデルを構築するステップと、
    (C)船舶モデル構築システムは、少なくとも1つの船舶モデルを構築するステップと、
    (D)中央処理システムの統合演算モジュールは、前記少なくとも1つの環境モデルと前記少なくとも1つの船舶モデルとを統合するステップと、
    (E)ディスプレイモジュールは、前記少なくとも1つの環境モデル及び前記少なくとも1つの船舶モデルを表示するステップと、
    (F)前記統合演算モジュールは、航行パラメータ設定モジュールによって設定された少なくとも1つの航行パラメータに基づいて前記少なくとも1つの船舶モデルを前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるステップと、
    を含む自動運航船シミュレーション方法。
  12. 前記ステップ(B)において、前記環境モデル構築システムは、実環境の環境情報と電子海図情報とを統合して前記環境モデルを形成する請求項11に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  13. 前記ステップ(C)において、前記船舶モデル構築システムは、少なくとも1つの船舶の動的パラメータと静的パラメータとを統合して前記少なくとも1つの船舶モデルを形成する請求項11に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  14. 前記ステップ(F)において、前記統合演算モジュールは、外部航行パラメータ設定モジュールによって設定された少なくとも1つの外部航行パラメータに基づいて前記船舶モデルを前記環境モデル内で航行させることができる請求項11に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  15. 前記ステップ(F)において、前記少なくとも1つの航行パラメータ及び前記少なくとも1つの外部航行パラメータは、航行の起終点位置、航行経路、障害物位置、トラッキングポイント物標又はそれらの組み合わせを含む請求項14に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  16. 前記ステップ(E)の後、コントロールモジュールを制御することで、前記少なくとも1つの船舶モデルを前記少なくとも1つの環境モデル内で航行させるステップ(f)を別途実行することができる請求項11に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  17. 前記統合演算モジュールは、障害物回避アルゴリズム、衝突回避アルゴリズム又は軌跡追従アルゴリズムを備える請求項11に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  18. 前記統合演算モジュールは、以下のステップ(a)〜(d)を含み、
    (a)前記少なくとも1つの船舶モデルは、航行経路が少なくとも2つのノードを含み、ここで前記少なくとも2つのノードは第1ノード及び第2ノードを含み、前記第1ノードと前記第2ノードのリンクを第1線分とする航行経路に沿って航行するステップと、
    (b)前記少なくとも1つの船舶モデルは、前記第1ノード或いは原トラッキングポイントとの距離が第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第1トラッキングポイントを生成させ、かつ前記少なくとも1つの船舶モデルが前記第1トラッキングポイントに追従して航行し、前記第1トラッキングポイントから前記第1ノードまでの距離が第2の長さであるステップと、
    (c)前記少なくとも1つの船舶モデルは、前記第1トラッキングポイントとの距離が前記第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第2トラッキングポイントを生成させ、かつ前記少なくとも1つの船舶モデルが前記第2トラッキングポイントに追従して航行し、前記第2トラッキングポイントから前記第1トラッキングポイントまでの距離が第2の長さであるステップと、
    (d)前記少なくとも1つの船舶モデルが各ノードを通過するまで上記ステップ(b)〜(c)を繰り返すステップと、を含む請求項17に記載の自動運航船シミュレーション方法。
  19. 前記統合演算モジュールは、以下のステップ(g)〜(j)、すなわち、
    (g)前記少なくとも1つの船舶モデルは、航行経路が少なくとも2つのノードを含み、ここで前記少なくとも2つのノードは第1ノード、第2ノード及び第3ノードを含み、前記第1ノードと前記第2ノードのリンクを第1線分とし、前記第2ノードと前記第3ノードのリンクを第2線分とする航行経路に沿って航行するステップと、
    (h)前記少なくとも1つの船舶モデルは、前記第1ノード或いは原トラッキングポイントとの距離が第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1線分に第1トラッキングポイントを生成させ、かつ前記少なくとも1つの船舶モデルが前記第1トラッキングポイントに追従して航行し、前記第1トラッキングポイントから前記第1ノードまでの距離が第2の長さであるステップと、
    (i)前記少なくとも1つの船舶モデルは、前記第1トラッキングポイントとの距離が前記第1の長さより短いところまで航行した時、前記第1トラッキングポイントは前記第2ノードの距離が前記第2の長さより短いところに到達した時、前記第2線分に第2トラッキングポイントを生成させ、かつ前記少なくとも1つの船舶モデルが前記第2トラッキングポイントに追従して航行し、前記第2トラッキングポイントから前記第1トラッキングポイントまでの距離が第2の長さであるステップと、
    (j)前記少なくとも1つの船舶モデルが各ノードを通過するまで上記ステップ(h)〜(i)を繰り返すステップと、
    を含む請求項17に記載の自動運航船シミュレーション方法。
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