JP2021095127A - 埋め込まれて封入されたタイヤセンサユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤの耐久性とセンサユニットの寿命とを維持する、ユニットをタイヤ構造内に埋め込むことができる構造を有するセンサユニットを提供する。【解決手段】封入されたセンサユニット100が、タイヤ内に埋め込まれている。封入されたセンサユニット100は、センサ部分102と、アンテナ部分104と、を含む。第1の封入層106が、センサ部分102の周りに配置され、アンテナ部分104の周りには配置されていない。第2の封入層が、第1の封入層106およびアンテナ部分104の周りに配置されている。第3の封入層が、第2の封入層の周りに配置されている。【選択図】図5
Description
本発明は、タイヤとタイヤ用の監視システムとに関する。より詳細には、本発明は、タイヤ内の様々な状態を感知する電子センサに関する。具体的には、本発明は、タイヤ構造内へ埋め込むために封入されたセンサユニットを対象とする。
タイヤは、監視するのに有益な多くの状態を経る。このようなタイヤは、空気入りタイヤ、非空気入りタイヤ、自動車用タイヤ、乗用車用タイヤ、トラック用タイヤ、業務用タイヤ、オフロード用タイヤ、航空機用タイヤ、宇宙船用タイヤなどを含む。本明細書では、本発明があらゆるタイプのタイヤに適用されることを理解した上で、例として1つのタイヤについて一般的に述べる。
空気入りタイヤの製造において、タイヤは、通常、タイヤ組立ドラムとして当該技術分野で知られているタイヤ組立機のドラム上に組み立てられる。多数のタイヤ部品が順番に、ドラムの周りに巻き付けられ、および/またはドラムに貼り付けられて、円筒形状のタイヤカーカスを形成する。次いで、タイヤカーカスは、ベルトパッケージおよびゴムトレッドなどの、タイヤの残りの部品を受け入れるために環状に膨張させられる。この段階で当該技術分野でグリーンタイヤとして知られている完成した環状の未加硫のタイヤカーカスは、次に、トレッドパターンの形成および硬化または加硫のために、金型またはプレスの中に挿入される。
現代の多くのタイヤでは、硬化前または硬化後のいずれかに、電子センサユニットをタイヤに取り付けることが望ましいことが多い。このようなセンサユニットは、タイヤの温度、圧力、および/またはその他のパラメータまたは状態を、乗物の運転中に連続的に監視することを可能にする。センサユニットは、通常は、情報を処理し記憶する集積回路を含む。1つまたは複数のセンサが、集積回路と一体化されるか、または電子的に接続される。外部リーダに信号を送受信するためのアンテナも集積回路に電子的に接続され、集積回路とともに基板上に支持されてもよい。バッテリまたはエネルギー採取(エネルギーハーベスティング)構造や信号コンバータなどの動力手段を含むその他の電子部品も、通常は集積回路と一体化される。
従来技術では、このような電子センサユニットは、膨張気体を収容するキャビティを区画する空気入りタイヤの内面に取り付けられることが多い。このような配置は、タイヤの構造に干渉せず、センサユニットがタイヤキャビティの内部の温度および圧力などのパラメータを連続的に感知することを可能にする。
このような従来技術のセンサユニットは多くの用途に許容され得るが、キャビティに基礎を置くセンサでは不可能な、乗物における使用中にタイヤ構造の内部の特定の構造位置での実際の温度およびその他のパラメータを監視することが望まれている。例えば、ベルトパッケージ内のベルトの縁部における実際の温度を監視することは、タイヤに生じ得る熱損傷が発生する前に乗物の速度を調整するために運転手または管理者に即時の情報を提供する上で有利であるだけでなく、進行中のタイヤの性能および生じ得るタイヤ交換を予測する上で有利であるだろう。しかしながら、このような場所での実際の温度の正確な測定は、センサユニットをタイヤ構造の中に恒久的に埋め込むことを必要とする。
さらに、データの監視の需要が大きくなるにつれて、センサユニットの部品のサイズが大きくなることが多い。例えば、より多くのデータを収集するために、および/または、より高い感度でパラメータを監視するために、センサのサイズが大きくなることが多い。監視および伝送が増えるために電力の要求が大きくなることにより、電力に関連する部品のサイズが大きくなる。伝送のタイミングが増えること、および/または伝送の範囲が大きくなることにより、入力/出力の部品のサイズが大きくなる。
従来技術の、埋め込まれたセンサユニットは、特に、そのような部品のサイズを大きくするという要求を伴う不利な状況を経験している。より詳細には、従来技術のセンサユニットは、タイヤの硬化条件またはタイヤの動作条件に耐えることができない。例えば、従来技術のセンサユニットは、タイヤの硬化中または動作中に、望ましくないことに部品および/または基板の分離または亀裂を経験し、それによりセンサユニットの寿命が短くなる。
その結果、タイヤの耐久性とセンサユニットの寿命とを維持する、ユニットをタイヤ構造内に埋め込むことができる構造を有するセンサユニットを開発することが望まれている。
本発明の例示的な実施形態の一態様によれば、タイヤ内に埋め込むための封入されたセンサユニットが、センサ部分と、アンテナ部分と、を含む。第1の封入層がセンサ部分の周りに配置され、第2の封入層が第1の封入層およびアンテナ部分の周りに配置されている。第3の封入層が第2の封入層の周りに配置されている。
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、タイヤが、封入されたセンサユニットを含む。タイヤと封入されたセンサユニットとの組み合わせがタイヤを含み、タイヤは、一対のビード領域と、それぞれのビード領域からトレッドまで延びるサイドウォールと、ビード領域の各々の間を環状に延びるカーカスと、トレッドとカーカスとの間に配置されたベルト補強パッケージと、を順番に含む。封入されたセンサユニットが、タイヤ内に埋め込まれている。封入されたセンサユニットは、センサ部分と、アンテナ部分と、を含む。第1の封入層がセンサ部分の周りに配置され、第2の封入層が第1の封入層およびアンテナ部分の周りに配置されている。第3の封入層が第2の封入層の周りに配置されている。
[定義]
「軸方向の」および「軸方向に」は、タイヤの回転軸に平行な線または方向を意味する。
「軸方向の」および「軸方向に」は、タイヤの回転軸に平行な線または方向を意味する。
「軸方向内側」および「軸方向内向き」とは、軸方向においてタイヤの軸方向中心に向かう方向を指す。
「軸方向外側」および「軸方向外向き」とは、軸方向においてタイヤの軸方向中心から離れる方向を指す。
「ビード」は、プライコードによって包まれ、フリッパ、チッパ、エイペックス、トウガードおよびチェーファのような他の補強要素を有していても有していなくてもよく、設計リムに適合するように成形された環状引張部材を含む、タイヤの一部分を意味する。
「カーカス」は、プライ上のベルト構造、トレッド、アンダートレッド、およびサイドウォールゴムとは別であるが、ビードを含むタイヤ構造を意味する。
「周方向」は、軸方向に垂直な環状のトレッドの表面の周囲に沿って延びる線または方向を意味する。
「コード」は、タイヤ内のプライを構成する補強ストランドの1つを意味する。
「クラウン」は、トレッド領域の、タイヤのショルダーの間の部分を意味する。
「赤道面(EP)」は、タイヤの回転軸に垂直でそのトレッドの中心を通る平面を意味する。
「フットプリント」とは、タイヤが回転または転がるときに平坦な面と接触する、タイヤトレッドの接触区画または接触領域を意味する。
「溝」は、トレッドの周りで周方向に、または横方向に、または角度を付けて、まっすぐに、または湾曲して、またはジグザグの形状で延びていてよい、トレッド内の細長い空隙領域を意味する。
「インボード側」は、タイヤをホイールに装着し、ホイールを乗物に装着したときに、その乗物に最も近いタイヤの側を意味する。
「内側の」は、タイヤの内側に向かうことを意味する。
「インナーライナー」は、チューブレスタイヤの内面を形成し、タイヤ内の膨張流体を収容するエラストマーまたはその他の材料の、1つまたは複数の層を意味する。
「横方向」および「横方向に」は、タイヤのトレッドを横切る軸方向を示すために用いられている。
「アウトボード側」は、タイヤをホイールに装着し、ホイールを乗物に装着したときに、その乗物から最も遠いタイヤの側を意味する。
「外側の」は、タイヤの外側に向かうことを意味する。
「半径方向の」および「半径方向に」は、タイヤの回転軸に垂直な線または方向を意味する。
「半径方向内側」および「半径方向内向き」は、半径方向においてタイヤの回転中心軸に向かう方向を指す。
「半径方向外側」および「半径方向外向き」は、半径方向においてタイヤの回転中心軸から離れる方向を指す。
「ラジアルプライタイヤ」は、ビードからビードまで延びるプライコードがタイヤの赤道面に対して約65度と約90度の間のコード角度で配置された、ベルト付きの、または周方向に拘束された空気入りタイヤを意味する。
「リブ」は、少なくとも1つの周方向溝と、そのような第2の溝または横方向縁部とによって画定される、トレッド上のゴムの周方向に延びるストリップを意味し、このストリップは、全深さの溝によって横方向に分割されることはない。
「ショルダー」は、トレッドとサイドウォールとの接合によって形成されるタイヤの外装の領域を意味する。
「トレッド」は、タイヤが正常に膨張し通常の荷重の下で道路と接触するタイヤの一部を含むゴム成形品を意味する。トレッドは、通常、トレッドの外表面からタイヤの最も深い溝の底まで測定された深さを有する。
「トレッドブロック」または「トレッド要素」は、隣接する複数の溝を有する形状によって画定されるリブまたはブロック要素を意味する。
本発明について、添付の図面を参照し、例を挙げて説明する。
図面全体を通して、同じ符号は同じ部分を指す。
本発明のタイヤ用の封入されたセンサユニットの前提として、図1から図4は、従来技術のセンサ構造およびタイヤを示す。図1を参照すると、タイヤ10は、1対のビード領域12(1つだけ図示されている)と、各ビード領域に埋め込まれたビードコア14とを含む。1対のサイドウォール16の各々は、それぞれのビード領域12から接地または地面係合トレッド18まで半径方向外向きに延びている。タイヤ10は、一方のビード領域12から他方のビード領域まで環状に延びるカーカス20によって補強されている。カーカス20は、好ましくは各ビードコア14の周りに巻かれた少なくとも1つのプライ22を含む。インナーライナー24が、カーカス20の内側または内面に形成されている。タイヤ10は、当該技術分野で知られているように、ホイールまたはリム26のフランジに装着されている。
図面全体を通して、同じ符号は同じ部分を指す。
本発明のタイヤ用の封入されたセンサユニットの前提として、図1から図4は、従来技術のセンサ構造およびタイヤを示す。図1を参照すると、タイヤ10は、1対のビード領域12(1つだけ図示されている)と、各ビード領域に埋め込まれたビードコア14とを含む。1対のサイドウォール16の各々は、それぞれのビード領域12から接地または地面係合トレッド18まで半径方向外向きに延びている。タイヤ10は、一方のビード領域12から他方のビード領域まで環状に延びるカーカス20によって補強されている。カーカス20は、好ましくは各ビードコア14の周りに巻かれた少なくとも1つのプライ22を含む。インナーライナー24が、カーカス20の内側または内面に形成されている。タイヤ10は、当該技術分野で知られているように、ホイールまたはリム26のフランジに装着されている。
タイヤ10がホイール26に装着されると、キャビティ28が形成され、空気などの加圧された流体で満たされる。タイヤ圧力監視システム(TPMS)センサユニット30のような集積センサをインナーライナー24に装着して、キャビティ28内の圧力および/または温度を測定することができる。
図2に示すように、ベルト補強パッケージ32がカーカス20とトレッド18との間に配置されている。ベルト補強パッケージ32は、必要に応じて特定の構成を採用することができる。例えば、ベルト補強パッケージ32は、半径方向外側のベルト構造34および半径方向内側のベルト構造36の少なくとも一方と、半径方向外側のベルト構造と半径方向内側のベルト構造との間に配置される中間ベルト構造38とを含むことができる。
前述したように、従来技術では、集積されたTPMSセンサユニット30がインナーライナー24に取り付けられており、タイヤ10の構造に干渉することなくセンサがタイヤキャビティ28の内部の温度および圧力などのパラメータを連続的に感知することを可能にしている。しかしながら、TPMSセンサユニット30は、乗物における使用中に、ベルトパッケージ32内のベルト構造34、36、38の縁部等の、タイヤ10の内部の特定の構造位置で実際の温度およびその他のパラメータを監視することができない。
図3および図4を参照すると、タイヤ10の構造(図2)内に埋め込むことができる従来技術のセンサユニット40が示されている。従来技術のセンサユニット40は、ベルトパッケージ32とトレッド18との間、ベルトパッケージとカーカス20との間、または、ベルトパッケージ内の複数のベルト34、36および/または38の間に配置されている。従来技術のセンサユニット40は、電子的に相互接続された複数の部品が形成される基板54を含む。
例えば、従来技術のセンサユニット40は、温度センサ42と、エネルギー採取ユニット(エネルギーハーベスティングユニット)または電力採取ユニット(電力ハーベスティングユニット、環境発電ユニット)などの電源44とを含む。電源44と温度センサ42とその他の電力供給される部品との間の電圧および/または電流を調整する電力コンバータであるブーストコンバータ46も含まれている。マイクロコントローラユニット(MCU)48は温度センサ42からデータを受け取り、それを送信するために処理する。無線周波数識別(RFID)集積回路50は、センサユニット40を識別するための情報を含む。
アンテナ52は、当業者に知られているように、センサユニット40からのデータを外部のリーダおよび/またはプロセッサに送信する。アンテナ52は、センサユニット40を作動させるための信号を受信してもよく、電源44のための無線周波数電力信号を受信してもよい。
温度センサ42、電源44、ブーストコンバータ46、マイクロコントローラユニット48、およびRFID集積回路は、通常は、基板54の第1の部分54Aに装着される。アンテナ52は、基板の第1の部分54Aから離れかつ第1の部分54Aに隣接する基板54の第2の部分54Bに装着される。
前述したように、従来技術のセンサユニット40は、タイヤの硬化前にタイヤ10の構造の内部に埋め込む際に不利な状況を経験している。このような従来技術のセンサユニット40は、望ましくないことに、タイヤ10の硬化中または動作中に、部品および/または基板54の分離または亀裂を経験し、センサユニットの寿命が短くなることがしばしばある。
図5から図8を参照すると、本発明のタイヤ用の封入されたセンサユニットの例示的な実施形態が100で示されている。封入されたセンサユニット100は、前述したセンサユニット40(図4)と同じ部品を含んでいてよい。より詳細には、封入されたセンサユニット100は、温度センサ42と、電源44と、ブーストコンバータ46と、マイクロコントローラユニット48と、RFID集積回路50とを含んでいてよく、これらは基板54の第1の部分54Aに装着され、封入されたセンサユニットのセンサ部分102と呼ばれるものである。封入されたセンサユニット100は、好ましくは、基板54の第2の部分54Bに装着され、封入されたセンサユニットのアンテナ部分104と呼ばれるアンテナ52も含む。
図5に示すように、封入されたセンサユニット100のセンサ部分102の周囲に、第1の封入層106が配置されている。第1の封入層106は、好ましくはセンサ部分102を取り囲み、センサ部分とアンテナ部分104との間の接合部108で終端する。第1の封入層106は、外面110を含む。好ましくは、第1の封入層106はエポキシ樹脂などの熱硬化性ポリマーからなる。熱硬化性ポリマーを注ぎ込んで第1の封入層106にすることができ、従ってセンサ部分102の周りに第1の封入層を容易に形成することができるとともに、硬化して、依然として少し弾性を有する強い層を形成することができる。このようにして、第1の封入層106は、温度センサ42、電源44、ブーストコンバータ46、マイクロコントローラユニット48およびRFID集積回路50などの部品の位置を保護して維持する。
前述したように、第1の封入層106は好ましくは接合部108で終端し、したがって、アンテナ部分104を封入していない。アンテナ52がアンテナ部分104内に配置されるため、封入されたセンサユニット100のアンテナ部分から、および封入されたセンサユニット100のアンテナ部分に向けて、無線信号を伝送しなければならない。第1の封入層106を形成するために用いられる熱硬化性ポリマーはこのような伝送を妨害することがあるため、アンテナ部分104を封入しないようにする。さらに、アンテナ52は、センサ部分102に装着される部品よりも大きな屈曲に耐え、熱硬化性ポリマーによってアンテナ部分104を封入する必要がない。
図6を参照すると、第1の封入層106の外面110の周囲と、アンテナ部分104の周囲とに、第2の封入層112が配置されている。したがって、第2の封入層112はセンサ部分102およびアンテナ部分104を取り囲み、外面114を含む。好ましくは、第2の封入層112は、ゴムと強力に結合する加硫接着剤からなる。一例として、このような加硫接着剤の1つはケムロック(Chemlok)という名前で流通しており、これはロード コーポレーション(Lord Corporation)の登録商標である。センサ部分102およびアンテナ部分104の周りに配置された第1の封入層106を取り囲むことによって、第2の封入層は、第3の封入層116との接着性を向上させる。
図7に示すように、第3の封入層116は、第2の封入層112の外面114の周りに配置される。したがって、第3の封入層116は、センサ部分102とアンテナ部分104の両方を封入する。好ましくは、第3の封入層116は軟質ゴム状物質からなる。軟質ゴムで形成されることによって、第3の封入層116は、センサ部分102の電子部品とアンテナ部分104のアンテナ52とを大きな応力から保護するクッションとして作用する。さらに、第3の封入層116の軟質ゴムは、封入されたセンサユニット100がタイヤの硬化中にタイヤ構造のゴム部品と結合することを可能にする。
さらに、第3の封入層116の軟質ゴムは、好ましくは、無線周波数信号および/または無線電力信号の通過を許容し、封入されたセンサユニット100のアンテナ部分104内に配置されたアンテナ52との間の効率的な信号および/またはエネルギーの伝送を可能にするタイプのものである。このような信号伝送は、封入されたセンサユニット100を、外部リーダによって作動される受動的な無線周波数ユニットにすることを可能にする。例えば、マイクロコントローラユニット48、RFID集積回路50、およびその他の部品は、外部リーダがセンサユニット100に近接するまで受動的な状態を維持していてよい。このような近接により、無線周波数信号が第3の封入層116の軟質ゴムを通過し、マイクロコントローラユニット48、RFID集積回路50、およびその他の部品を作動させる信号をアンテナ52がリーダから受信することを可能にする。同様に、センサ部分102内のセンサ部品からのデータは、アンテナ52によって、第3の封入層116を介して外部リーダに、無線周波数を用いて無線で送信され得る。
ここで特に図8を参照すると、封入されたセンサユニット100の前述の構造は、硬化前にタイヤ120内の特定の構造位置にユニットを挿入することを可能にする。図1に示すタイヤ10と同様に、タイヤ120は、1対のビード領域12(図1)と、各ビード領域に埋め込まれたビードコア14と、それぞれのビード領域12から地面係合トレッド18まで半径方向外向きに延びているサイドウォール16と、を含む。タイヤ120は、一方のビード領域12から他方のビード領域まで環状に延びるカーカス20によって補強され、ベルト補強パッケージ32がカーカスとトレッド18との間に配置されている。ベルト補強パッケージ32は、半径方向外側のベルト構造34および半径方向内側のベルト構造36と、半径方向外側のベルト構造と半径方向内側のベルト構造との間に配置される中間ベルト構造38であってよい。
封入されたセンサユニット100が硬化前にタイヤ120に挿入されると、センサユニット100は、硬化中にタイヤ内の温度プロファイルを検知するために用いることができる。このような場合、封入されたセンサユニット100は、硬化されるタイヤ120の最後の部分に配置されてもよく、これは最小硬化点と呼ばれる。タイヤ120の最小硬化点に配置されることによって、センサユニット100は、硬化プレスのサイクルタイムを制御するために使用され得る、タイヤの硬化中の実際の集積時間および温度履歴を測定することができる。センサユニット100によるタイヤ120の最小硬化点における実際の温度のこのような測定は、予測技術よりも信頼性が高くなり得る。さらに、予測技術はしばしば、より多くの硬化時間を用心のための要素として追加するため、センサユニット100を用いる実際の温度の測定は、タイヤ120に必要とされる硬化時間を短縮し、それによって硬化プロセスの効率を高めることができる。
タイヤ120が硬化されると、封入されたセンサユニット100、特に第3の封入層116(図7)は、タイヤ構造内のセンサユニットの特定の配置または処置に応じて、カーカス20、ベルト補強パッケージ32および/またはトレッド18の、ゴム化合物と結合する。このようにして、封入されたセンサユニット100は、タイヤ120の内側の選択された位置に恒久的に配置される。第1、第2および第3の封入層106、112および116によって封入されたセンサ部分102と、第2および第3の封入層によって封入されたアンテナ部分104とを含む、センサユニット100の封入構造は、タイヤを損傷することなく、タイヤ120の構造へのセンサユニットの接合を可能にする。
封入されたセンサユニット100は、乗物における使用中にタイヤ120内の温度を検出するために用いられてもよい。例えば、センサユニット100は、ベルトの縁部の温度を測定するために、ベルト補強パッケージ32の縁部に配置してもよい。ベルトの縁部の温度は、タイヤ120の性能および/または寿命の問題の指標であることが多く、ベルト補強パッケージ32の縁部における構造内の温度を検出することによって、封入されたセンサユニット100は、タイヤの交換が推奨される時期を示すデータを提供する。また、封入されたセンサユニット100は、タイヤを交換すべき時期を予測するためのデータを提供するために、ベルトの縁部またはベルトの継ぎ目のような特定の位置における温度対時間履歴を追跡してもよい。さらに、封入されたセンサユニット100は、タイヤ120のその他の構造領域に配置されて、それらの位置の温度を監視してもよい。
このようにして、封入されたセンサユニット100は、タイヤ120内に埋め込むことができる構造を提供し、タイヤの耐久性およびセンサユニットの寿命を維持する。また、センサユニット100の封入構造は、タイヤ120の部品と結合し、それによってタイヤ内の構造上の問題を防止する。
本発明は、封入されたセンサユニット100を有するタイヤ120を形成する方法も含む。この方法は、前に提示され図5から図8に示されている記載に従った工程を含む。
本発明の全体的な概念または作用に影響を及ぼすことなく、前述した封入されたセンサユニット100および/またはセンサユニットが埋め込まれているタイヤ120の構造が変更または再配置されてもよく、あるいは当業者に知られている部品または工程が省略または追加されてもよいことが理解されるべきである。例えば、封入されたセンサユニット100をタイヤ120内の任意の位置に配置してよく、2つ以上の封入されたセンサユニットをタイヤ内に配置してよく、前述したもの以外の電子構造および/または前述したもの以外のタイプのセンサ110を、封入されたセンサユニットに接続または一体化してもよい。さらに、本発明は、空気入りタイヤ、非空気入りタイヤ、自動車用タイヤ、乗用車用タイヤ、トラック用タイヤ、業務用タイヤ、オフロード用タイヤ、航空機用タイヤ、宇宙船用タイヤ等を含む、あらゆるタイプのタイヤに適用される。
本発明について、好ましい実施形態を参照して説明した。この説明を読んで理解すると、可能な修正および変更が他者に思いつくであろう。そのような修正および変更の全てが、添付されている特許請求の範囲に記載されている発明の範囲、またはその均等物に含まれることが理解されるべきである。
Claims (20)
- タイヤ内に埋め込むための、封入されたセンサユニットにおいて、
センサ部分と、
アンテナ部分と、
前記センサ部分の周りに配置された第1の封入層と、
前記第1の封入層および前記アンテナ部分の周りに配置された第2の封入層と、
前記第2の封入層の周りに配置された第3の封入層と、
を含むことを特徴とする、封入されたセンサユニット。 - 前記第1の封入層は、前記アンテナ部の周りには配置されていないことを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記第1の封入層は熱硬化性ポリマーからなることを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記熱硬化性ポリマーはエポキシ樹脂を含むことを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記第2の封入層は加硫接着剤からなることを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記第3の封入層は軟質ゴム状物質からなることを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記センサ部分は、無線周波数識別集積回路、マイクロコントローラユニット、電源、およびブーストコンバータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記センサ部分は少なくとも1つのセンサを含むことを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記少なくとも1つのセンサは温度センサを含むことを特徴とする、請求項8に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記アンテナ部分は、無線周波数信号を送信および受信するためのアンテナを含むことを特徴とする、請求項1に記載の封入されたセンサユニット。
- 前記アンテナが無線周波数電力信号を受信することを特徴とする、請求項10に記載の封入されたセンサユニット。
- 封入されたセンサユニットを含むタイヤにおいて、
前記タイヤと前記封入されたセンサユニットとの組み合わせが、
一対のビード領域と、それぞれのビード領域からトレッドまで延びるサイドウォールと、前記ビード領域の各々の間を環状に延びるカーカスと、前記トレッドと前記カーカスとの間に配置されたベルト補強パッケージと、を含むタイヤと、
センサ部分と、アンテナ部分と、前記センサ部分の周りに配置された第1の封入層と、前記第1の封入層および前記アンテナ部分の周りに配置された第2の封入層と、前記第2の封入層の周りに配置された第3の封入層と、を含む、前記タイヤ内に埋め込まれている封入されたセンサユニットと、
を含むことを特徴とする、封入されたセンサユニットを含むタイヤ。 - 前記第1の封入層が熱硬化性ポリマーからなることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記第2の封入層は加硫接着剤からなることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記第3の封入層は軟質ゴム状物質からなることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 少なくとも1つのセンサが温度センサを含むことを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記封入されたセンサユニットは、前記トレッドと前記ベルト補強パッケージとの間、または前記カーカスと前記ベルト補強パッケージとの間に埋め込まれていることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記封入されたセンサユニットが、前記ベルト補強パッケージの縁部に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記封入されたセンサユニットが、前記ベルト補強パッケージの複数の層の間に埋め込まれていることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
- 前記封入されたセンサユニットが、前記タイヤの硬化前に前記タイヤ内に挿入されていることを特徴とする、請求項12に記載の封入されたセンサユニットを含むタイヤ。
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