JP2021094180A5 - - Google Patents

Description

しかしながら、有利状態の終了契機が複数存在する遊技機については、有利状態終了後の演出について、さらなる工夫の余地がある。そこで、本発明は、有利状態終了後の演出について工夫が施されていることにより、遊技興趣の低下を抑制することが可能な遊技機を提供することを目的とする。

手段１：所定条件の成立に基づいて当りであるか否かの抽選を行う抽選手段と、
前記抽選の結果に基づいて図柄を用いて変動表示を行う変動表示手段と、
演出を行う演出手段と、
少なくとも、通常状態、該通常状態よりも有利な第１有利状態、および、該第１有利状態よりも有利な第２有利状態に制御可能な遊技状態制御手段と、を備え、
前記第１有利状態と比較して、前記第２有利状態では、該状態中に当りが導出されない結果となる割合よりも該状態中に当りが導出される結果となる割合のほうが極めて高くなるように構成され、
前記第２有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において、前記第１有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において行われうる変動演出が実行されないようになされており、
さらに、前記所定条件が成立せず未だ抽選が行われていない情報を、所定数を上限として保留する保留手段を有し、
前記第１有利状態において保留された前記情報に関して前記通常状態に制御されてから前記所定条件が成立して行われる前記変動演出は、前記第２有利状態において保留された前記情報に関して前記通常状態に制御されてから前記所定条件が成立して行われる前記変動演出では行われず、
さらに、前記保留手段に保留された前記情報に関して前記所定条件の成立よりも前に当りであるか否かの判定を行う事前判定手段を有し、該判定の結果に基づく事前判定演出を実行可能になされ、
前記第２有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において、保留された前記情報に関して前記事前判定演出が実行されない
ことを特徴とする遊技機。

上記構成によると、当りが導出される割合のほうが極めて高いにもかかわらず当りが導出されなかった場合にストレスを感じる遊技者に対して、仮に第２有利状態の最終変動において第１有利状態の最終変動の変動演出と同一の変動演出を実行してしまうと、かえってストレスを増加させ感情を逆撫でしてしまうという事態も抑制することができ、遊技興趣の低下を抑制することができる（例えば、段落［２７４４］～［２８２７］、図２８８～２９６等の記載を参照）。

Claims (1)

1. 所定条件の成立に基づいて当りであるか否かの抽選を行う抽選手段と、
   前記抽選の結果に基づいて図柄を用いて変動表示を行う変動表示手段と、
   演出を行う演出手段と、
   少なくとも、通常状態、該通常状態よりも有利な第１有利状態、および、該第１有利状態よりも有利な第２有利状態に制御可能な遊技状態制御手段と、を備え、
   前記第１有利状態と比較して、前記第２有利状態では、該状態中に当りが導出されない結果となる割合よりも該状態中に当りが導出される結果となる割合のほうが極めて高くなるように構成され、
   前記第２有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において、前記第１有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において行われうる変動演出が実行されないようになされており、
   さらに、前記所定条件が成立せず未だ抽選が行われていない情報を、所定数を上限として保留する保留手段を有し、
   前記第１有利状態において保留された前記情報に関して前記通常状態に制御されてから前記所定条件が成立して行われる前記変動演出は、前記第２有利状態において保留された前記情報に関して前記通常状態に制御されてから前記所定条件が成立して行われる前記変動演出では行われず、
   さらに、前記保留手段に保留された前記情報に関して前記所定条件の成立よりも前に当りであるか否かの判定を行う事前判定手段を有し、該判定の結果に基づく事前判定演出を実行可能になされ、
   前記第２有利状態中に当りが導出されない場合に当該有利状態が終了されることとなる変動表示において、保留された前記情報に関して前記事前判定演出が実行されない
   ことを特徴とする遊技機。