JP2021090206A - ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング - Google Patents

ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング Download PDF

Info

Publication number
JP2021090206A
JP2021090206A JP2021016002A JP2021016002A JP2021090206A JP 2021090206 A JP2021090206 A JP 2021090206A JP 2021016002 A JP2021016002 A JP 2021016002A JP 2021016002 A JP2021016002 A JP 2021016002A JP 2021090206 A JP2021090206 A JP 2021090206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
codebook
scaling component
precoder
power scaling
components
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021016002A
Other languages
English (en)
Inventor
セバスチャン ファクサー,
Faxer Sebastian
セバスチャン ファクサー,
ニクラス ウェルネルソン,
Wernersson Niklas
ニクラス ウェルネルソン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Original Assignee
Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB filed Critical Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
Publication of JP2021090206A publication Critical patent/JP2021090206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0456Selection of precoding matrices or codebooks, e.g. using matrices antenna weighting
    • H04B7/0478Special codebook structures directed to feedback optimisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • H04B7/0636Feedback format
    • H04B7/0645Variable feedback
    • H04B7/065Variable contents, e.g. long-term or short-short

Abstract

【課題】ハイブリッドクラスA/B様式での使用を考慮して、ビーム形成CSI−RSを伴うクラスBタイプの動作のためにプリコーダ設計を行う方法及びワイヤレスデバイスを提供する。【解決手段】第1の符号ブックからプリコーダを決定する方法であって、プリコーダの決定S100は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定S102を行うことを含む。第1の符号ブック内のプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内のプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。第2の符号ブックからプリコーダを決定することは、典型的には非プリコーデッドなアンテナポートのより大きいセットに対し測定を行うS104ことを含む。【選択図】図10

Description

ワイヤレス通信であり、特に、ハイブリッド型非プリコーデッドビーム形成(hybrid non-precoded and beamformed)CSIリファレンス信号の使用を対象とする高度CSIレポーティングである。
マルチアンテナの技法は、ワイヤレス通信システムのデータレート及び信頼性を有意に増加させることができる。その性能は、特に、送信機及び受信機の双方が複数のアンテナを具備する場合に改善され、これは複数入力複数出力(MIMO)通信チャネルに帰結する。そうしたシステム及び/又は関連する技法は、通常、MIMOとして言及される。
3GPP LTE(long term evolution)規格は、現在のところ、拡張されるMIMOサポートと共に進化している。LTEにおけるコアコンポーネントは、MIMOアンテナ配備及びMIMO関連の技法のサポートである。現在のところ、LTEアドバンストは、チャネル依存のプリコーディングを伴う16個までの送信アンテナについての8レイヤの空間多重化モードをサポートし、LTEリリース14では、32個までの送信アンテナについてのサポートが追加されるであろう。空間多重化モードは、好ましいチャネル条件における高いデータレートを狙いとする。その空間多重化の動作の様子が図1に提供されている。
見て取れるように、情報搬送シンボルベクトルs10に、N×rのプリコーダ行列W,12が乗算され、それが(N個のアンテナポート14に対応する)N次元のベクトル空間のサブ空間内で送信エネルギーを分配する働きをする。プリコーダ行列12は、典型的には、プリコーダ行列候補の符号ブックから選択され、典型的には、プリコーダ行列インジケータ(PMI)によって指し示され、PMIは、所与の数のシンボルストリームのための上記符号ブック内の一意なプリコーダ行列を特定する。s10内のr個のシンボルは、各々がレイヤに相当し、rは送信ランクとして言及される。この手法で、同一の時間/周波数リソースエレメント(TFRE)上で同時に複数のシンボルを送信できることから、空間多重化が達成される。シンボル数rは、典型的には、現行のチャネル特性に適するように適応化される。
LTEは、ダウンリンクにおいてOFDMを(及びアップリンクにおいてDFTプリコーデッドOFDMを)使用し、そこで、サブキャリアn上のあるTFRE(又は代替的にデータTFRE番号n)についての受信されるNR×1ベクトルynは、よって、次のようにモデル化される

=HWs+e式1

ここで、eは、ランダムプロセスの実現として得られる雑音/干渉ベクトルである。プリコーダWは、広帯域プリコーダであることができ、これは周波数にわたって一定であるか又は周波数選択的である。
プリコーダ行列W12は、N×NのMIMOチャネル行列Hnの特徴に合うように選択されることが多く、いわゆるチャネル依存プリコーディングに帰結する。これは、通常、閉ループプリコーディングとしても言及され、本質的には、送信されるエネルギーの多くをワイヤレスデバイスへ伝達するという意味において強いサブ空間へ、送信エネルギーを集中させることを追求する。加えて、プリコーダ行列12は、チャネルを直交化することを追求するためにも選択されてよく、これは、ワイヤレスデバイスにおける適切な線形等化後にレイヤ間干渉が低減されることを意味する。
Figure 2021090206
LTEダウンリンクのための閉ループプリコーディングでは、ワイヤレスデバイスは、フォワードリンク(ダウンリンク)におけるチャネル測定に基づいて、使用するのに好適なプリコーダについての推奨を基地局、例えばeNodeB(eNB)へ送信する。基地局は、ワイヤレスデバイスの送信モードに応じたフィードバックを提供するようにワイヤレスデバイスを構成し、CSI−RSを送信し、及び、ワイヤレスデバイスを、CSI−RSの測定を使用して当該ワイヤレスデバイスが符号ブックから選択する推奨プリコーディング行列をフィードバックするように構成し得る。大きな帯域幅をカバーするはずである単一のプリコーダ(広帯域プリコーディング)がフィードバックされてもよい。チャネルの周波数変動に合わせて、代わりに、周波数選択的なプリコーディングのレポート、例えばサブ帯域ごとに1つである数個のプリコーダ、をフィードバックすることも有益であり得る。これは、チャネル状態情報(CSI)フィードバックのより一般的なケースの一例であり、当該フィードバックは、ワイヤレスデバイスへの以後の送信においてeNodeBを支援するために、推奨プリコーダ以外の他の情報をフィードバックすることをも包含する。こうした他の情報は、チャネル品質インジケータ(CQI)及び送信ランクインジケータ(RI)を含み得る。
CSIフィードバックに関連して、サブ帯域は、複数の隣接PRBペアとして定義される。LTEでは、サブ帯域のサイズ(即ち、隣接PRBペアの数)は、システム帯域幅と、CSIレポーティングの構成が定期的になされているかそれとも不定期かと、フィードバックのタイプ(即ち、上位レイヤ構成によるフィードバックが構成されているかそれともワイヤレスデバイス選択によるサブ帯域フィードバックが構成されているか)と、に依存する。サブ帯域と広帯域との違いを示す一例が図2に示されている。この例では、サブ帯域は6つの隣接PRBからなる。ただし、図示の簡略化のために図2には2つのサブ帯域のみが示されている。概して、システム帯域幅内の全てのPRBペアは、各々が固定数のPRBペアからなる複数のサブ帯域へ分割される。これに対し、広帯域にはシステム帯域幅内の全てのPRBペアが関与する。上述のように、ワイヤレスデバイスが基地局により広帯域PMIをレポートするように構成されている場合、ワイヤレスデバイスは、システム帯域幅内の全てのPRBペアからの測定値を考慮に入れた単一のプリコーダをフィードバックし得る。代替的に、ワイヤレスデバイスがサブ帯域PMIをレポートするように構成されている場合、ワイヤレスデバイスは、サブ帯域につき1つである複数のプリコーダをフィードバックし得る。サブ帯域プリコーダに加えて、ワイヤレスデバイスは、広帯域PMIをもフィードバックしてもよい。
LTEでは、PUSCH CSIレポーティングについて、次の2つのタイプのサブ帯域フィードバックタイプが可能である:(1)上位レイヤの構成によるサブ帯域フィードバック、及び(2)ワイヤレスデバイスの選択によるサブ帯域フィードバック。上位レイヤ構成によるサブ帯域フィードバックでは、サブ帯域の各々についてPMI及び/又はCQIをワイヤレスデバイスはフィードバックし得る。上位レイヤ構成によるサブ帯域フィードバックのためのPRBペアの数で換算されるサブ帯域のサイズは、システム帯域幅の関数であり、表1に列記される。ワイヤレスデバイス選択によるサブ帯域フィードバックでは、システム帯域幅内の全てのサブ帯域のうち選択された数のサブ帯域についてのみ、PMI及び/又はCQIをワイヤレスデバイスはフィードバックする。PRBペアの数で換算されるサブ帯域のサイズ及びフィードバックされるべきサブ帯域の数は、システム帯域幅の関数であり、表2に列記される。
Figure 2021090206
Figure 2021090206
ワイヤレスデバイスからCSIフィードバックが与えられると、基地局は、ワイヤレスデバイスへ送信するために使用したいと望む、プリコーティング行列、送信ランク、及び変調符号化状態(MCS)を含む送信パラメータを決定する。これらの送信パラメータは、ワイヤレスデバイスが推奨するものとは異なる場合がある。したがって、ダウンリンク制御情報(DCI)においてランクインジケータ及びMCSがシグナリングされてよく、また、DCIにおいてプリコーティング行列がシグナリングされることができ、又は、等価のチャネルをそこから測定可能な復調リファレンス信号を基地局は送信することができる。送信ランク及び、よって、空間多重化されるレイヤの数は、プリコーダWの列数に反映される。効率的な性能のためには、チャネル特性にマッチする送信ランクが選択されることが重要である。
LTEリリース10では、ダウンリンクのチャネル状態情報を推定する意図のために、CSI−RSという新たなリファレンスシンボルシーケンスが導入された。CSI−RSは、上記目的でリリース8〜9において使用された共通リファレンスシンボル(CRS)にCSIフィードバックを基づかせることに対していくつもの利点を提供する。第一に、CSI−RSは、データ信号の復調のためには使用されず、よって同じ密度を要しない(即ち、実質的にCSI−RSのオーバヘッドはより少ない)。第二に、CSI−RSは、CSIフィードバック測定を構成するための、格段に高い柔軟性のある手段を提供する(例えば、どのCSI−RSリソースを測定すべきかを、ワイヤレスデバイスに固有のやり方で構成することができる)。
基地局から送信されるCSI−RSを測定することにより、ワイヤレスデバイスは、CSI−RSが横切る実効的なチャネルを、無線伝播チャネル及びアンテナ利得を含めて推定することができる。より数学的に厳密にいうと、これは、既知のCSI−RS信号xが送信される場合にワイヤレスデバイスが送信信号と受信信号との間の連結(即ち、実効的なチャネル)を推定できることを示唆する。よって、送信において仮想化が行われない場合、受信信号yを次のように表現することができ、

y=Hx+e 式3

ワイヤレスデバイスは実効チャネルHを推定し得る。
LTEリリース10では8個までのCSI−RSポートを構成することができ、即ち、ワイヤレスデバイスは8個までの送信アンテナポートから上記チャネルを推定することができる。LTEリリース13では、構成することのできるCSI−RSポートの数は16ポートまで拡張されている。LTEリリース14では、32個までのCSI−RSポートをサポートすることが検討されている。
CSI−RSに関連するのは、(ミューティングされたCSI−RSとしても知られる)ゼロ電力のCSI−RSリソースの概念である。これらのリソースは通常のCSI−RSリソースと同じように構成され、それにより、それらリソースの周囲にデータ送信がマッピングされることをワイヤレスデバイスは理解する。ゼロ電力のCSI−RSリソースの意図するところは、おそらくは近隣のセル/送信ポイントにおいて送信される、対応する非ゼロ電力のCSI−RSの信号対干渉及び雑音比(SINR)を高めるために、対応するリソース上での送信をネットワークがミューティングすることを可能にすることである。LTEリリース11のために、干渉及び雑音を測定するためにワイヤレスデバイスが使用を義務付けられる特別なゼロ電力のCSI−RSが導入された。ワイヤレスデバイスは、サービングeNBがゼロ電力のCSI−RSリソース上で送信をしていないものと想定することができ、したがって、受信される電力は干渉及び雑音の指標として使用されることができる。
特定されるCSI−RSリソースに基づき、及び干渉測定構成(例えば、ゼロ電力のCSI−RSリソース)に基づいて、ワイヤレスデバイスは実効チャネル並びに雑音及び干渉を推定することができ、ひいては、その特定のチャネルに最もよく適合するものとして推奨すべきランク、プリコーティング行列、及びMCSをも決定することができる。
CSI−RSのこれまでの説明では、いわゆる非プリコーデッド(non-precoded)CSI−RSを想定していた。これは、単一のアンテナエレメント又はアンテナアレイのアンテナサブアレイに1つのCSI−RSアンテナポートがマッピングされることを意味する。このケースにおけるCSI−RSは、そこで、セル固有であること、即ち、セルのカバレッジエリア全域にブロードキャストされること、が意図される。しかしながら、LTEリリース13では、CSI−RS送信方式の新たなタイプ、いわゆるビーム形成(又はプリコーデッド)CSI−RSが導入された。これらのCSI−RSは、セル固有ではなくUE固有であることが意図され、そのため、各ワイヤレスデバイスに専用のCSI−RSリソースが割り当てられる。こうしたビーム形成CSI−RSは、典型的には、セルのカバレッジエリア全域ではなく、対象となるワイヤレスデバイスをカバーすることのみを意図することから、典型的には、非プリコーデッドCSI−RSよりもはるかに少数のポートを含有し、より狭いビームに対応する。LTEの専門用語を使用すると、非プリコーデッドCSI−RS送信方式は"クラスA eMIMOタイプ"と称され、ビーム形成CSI−RS送信方式は"クラスB eMIMOタイプ"と称される。
クラスBのアプローチの使用に伴う問題は、UEに対してCSI−RSをどのようにビーム形成すべきか、即ち、どの方向にビームをステアリングすべきか、をeNBが知っている必要があることである。この問題を解決するために、典型的なアプローチは、いわゆるハイブリッドクラスA/B動作を使用することである。ここで、第1のステップで、多数のアンテナポートを伴うクラスA CSI−RSがeNBにより送信され、大規模な符号ブックからのPMIレポートがワイヤレスデバイスによりeNBへフィードバックされる。PMIにおいて指し示されたプリコーダは、よって、UEのための最良のビーム方向を指し示す。後続のステップで、eNBは少数のアンテナポートを伴うクラスB CSI−RSをUEへ送信し、ここで、CSI−RSのビーム形成は、クラスAレポートにおいてレポートされたプリコーダに基づく。UEの望ましいビーム方向が変化していないことを確認するために、eNBは典型的には、所定の間隔で(例えば、クラスB CSI−RSよりも10〜20倍大きい周期で)クラスA CSI−RSを送信するであろう。
実施形態は、二次元アンテナアレイと共に使用されてよく、提示される実施形態のうちのいくつかはそうしたアンテナを使用する。そうしたアンテナアレイは、水平次元に対応するアンテナ列の数N、垂直次元に対応するアンテナ行の数N、及び異なる偏波に対応する次元の数Nにより(部分的に)記述され得る。アンテナの合計数は、よって、N=Nである。指摘されるべきこととして、アンテナの概念は、物理的なアンテナエレメントの何らかの仮想化(例えば、線形マッピング)への言及であり得るという意味において、非限定的である。例えば、物理的なサブエレメントのペアに同じ信号が供給されてもよく、よって、それらペアは仮想化された同じアンテナポートを共有し得る。
交差偏波アンテナエレメントを伴う4×4(即ち、4行×4列)のアレイの一例が図3に示されている。
プリコーディングは、送信に先立ってアンテナごとに異なるビーム形成重みを信号に乗算することであると解釈されてもよい。典型的なアプローチは、アンテナ形成ファクタにプリコーダを適合させること、即ち、プリコーダの符号ブックを設計する際にN、N及びNを考慮に入れること、である。一般的なタイプのプリコーディングは、DFTプリコーダを使用するものであり、ここで、N個のアンテナを伴う単一偏波の等間隔直線アレイ(ULA)を用いる単一レイヤの送信をプリコーディングするために使用されるプリコーダベクトルを、次のように定義する
Figure 2021090206
Figure 2021090206
×N個のアンテナを伴う二次元の等間隔平面アレイ(UPA)のための対応するプリコーダベクトルを、2つのプリコーダベクトルのクロネッカー積を次のように扱うことにより生成し得る
Figure 2021090206
ここで、Oは、N次元における整数のオーバサンプリングファクタである。各プリコーダw2D(l,m)は、2D DFTビームを形成し、全てのプリコーダ{w2D(l,m),l=0,...,N−1;m=0,...,N−1}は、DFTビームのグリッドを形成する。一例が図4に示されており、(N,N)=(4,2)及び(O,O)=(4,4)である。DFTビームのグリッドの各々は、方位角及び仰俯角での統合的な方向により記述され得る空間方向を指す。以下のセクションを通じて、用語'DFTビーム'及び'DFTプリコーダ'は互換可能に使用される。
より一般的には、インデックスペア(l,m)を伴うビームは、送信においてプリコーディング重みw2D(l,m)が使用される際に最大のエネルギーが送信される方向、により識別され得る。また、DFTビームの、メインビームから離れる方向におけるビームパターンであるサイドローブを低減するために、強度漸減器(magnitude taper)がDFTビームと共に使用され得る。強度漸減を伴うN次元及びN次元に沿った1D DFTプリコーダを、次のように表現し得る
Figure 2021090206
Figure 2021090206
ここで、s=i+i及びs=k+k(但し、0≦i<N,0≦i<N,0≦k<N、及び0≦k<N)は、(i,i)が第1のアンテナエレメント(又はポート)へマッピングされるビームw(l,m)の第1のエントリへ指し示し、(k,k)が第2のアンテナエレメント(又はポート)へマッピングされるビームw(l,m)の第2のエントリへ指し示すように、ビームw(l,m)の2つのエントリを識別する整数である。
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
各ランクについて、プリコーダの全ての候補が'プリコーダ符号ブック'又は'符号ブック'を形成する。ワイヤレスデバイスは、まずに、推定されるダウンリンク広帯域チャネルベースのCSI−RSのランクを決定することができる。ランクが識別された後、各サブ帯域について、ワイヤレスデバイスは次に、決定されたランクのための符号ブック内の全てのプリコーダ候補を探索して、当該サブ帯域のための最良のプリコーダを見つけ出す。例えば、ランク=1のケースでは、ワイヤレスデバイスは、w2D,DP(k,l,Φ)を探索して、あり得る全ての(k,l,Φ)値を求めるであろう。ランク=2のケースでは、ワイヤレスデバイスは、W2D,DP (2)(k,l,φ,φ)を探索して、あり得る全ての(k,l,Φ,Φ)値を求めるであろう。
マルチユーザMIMOでは、同じセル内の2人以上のユーザが、同一の時間―周波数リソース上で同時にスケジューリングされる。即ち、2つ以上の独立したデータストリームが、異なるワイヤレスデバイスへ同時に送信され、それぞれのストリームを分離するために空間ドメインが使用される。いくつものストリームを同時に送信することにより、システムのキャパシティを増加させることができる。しかしながら、これは、ストリーム当たりのSINRを低くするという代償を伴う。というのも、ストリーム間で電力を共有する必要があり、ストリーム同士は互いに干渉し合うことになるためである。
アンテナアレイサイズを増大する場合、増大されるビーム形成利得はより高いSINRにつながるであろう。しかしながら、ユーザのスループットは(大きなSINRについて)SINRに対数的にのみ依存するため、代わりに、SINRにおける利得と引き換えに多重化利得を得ることが有益であり、多重化利得は、多重化されるユーザの数と共に線形的に増大する。
同時にスケジューリングされる複数のユーザ間でヌル形成を適切に行う目的で、正確なCSIを要する。現行のLTEリリース13規格では、MU−MIMOについて特別なCSIモードは存在しないので、MU−MIMOスケジューリング及びプリコーダ構築は、単一ユーザMIMOのために設計された既存のCSIレポーティング(即ち、DFTベースのプリコーダを指し示すPMI、RI、及びCQI)に基づかなければならない。これは、MU−MIMOにとって非常に困難であることが判明しており、なぜなら、レポートされるプリコーダは、あるユーザにとって最も強いチャネル方向についての情報のみを含んでおり、よって、適切なヌル形成を行うために十分な情報を含んでいないかもしれないためである。これは、同時にスケジューリングされるユーザ間に大量の干渉を招くこととなり、MU−MIMOの恩恵を損ないかねない。
Figure 2021090206
上述のような単一偏波ULAのための適切な変換であった(回転済み)DFT行列を、二重偏波の2D等間隔平面アレイ(UPA)のより一般的なケースにも適合するように拡張することから始めよう。
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
Figure 2021090206
DFTベースのプリコーダを伴う暗黙的なCSIレポートに基づくMU−MIMOのための既存の解決策は、同時にスケジューリングされるユーザ間の干渉を正確に推定し及び低減することに問題を抱えており、劣悪なMU−MIMOの性能をもたらす。
先に提示した方式のようなマルチビームプリコーダ方式は、MU−MIMOのより良好な性能をもたらすかもしれない。しかしながら、これらのプリコーダ方式は、非プリコーデッドCSI−RSを伴うクラスAタイプの動作のために設計されている。特にハイブリッドクラスA/B様式での使用を考慮して、ビーム形成CSI−RSを伴うクラスBタイプの動作のためにプリコーダ設計をどのように行うべきかは、未解決の課題である。
いくつかの実施形態は、ハイブリッド型非プリコーデッドビーム形成CSIリファレンス信号の使用を対象とする高度CSIレポーティングのための方法、無線ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、及びユーザ機器を有利に提供する。1つの観点によれば、無線ネットワークノードのための方法が提供される。無線ネットワークノードにより、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。無線ネットワークノードにより、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、マルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダに含まれる電力スケーリング成分は、送信側の無線ネットワークノードにより、ビーム形成されるアンテナポート上の電力レベルをスケーリングするために使用される。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、第1のプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートにワイヤレスデバイスにより適用される。いくつかの実施形態において、アンテナポートの電力スケーリングは、無線ネットワークノードによりワイヤレスデバイスへシグナリングされる。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイスのための方法が提供される。ワイヤレスデバイスにより、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。ワイヤレスデバイスにより、第2の符号ブックへのアクセスが行われる。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第1の符号ブックからのプリコーダにおけるビーム電力スケーリング成分は、第2の符号ブックからのプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートにワイヤレスデバイスにより適用される。いくつかの実施形態において、アンテナポートの電力スケーリングは、無線ネットワークノードによりワイヤレスデバイスへシグナリングされる。
また別の観点によれば、無線ネットワークノードのための方法が提供される。ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。無線ネットワークノードは、無線アクセスノード及びワイヤレスデバイスの一方である。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダに含まれる電力スケーリング成分は、送信側の無線ネットワークノードにより、ビーム形成されるアンテナポート上の電力レベルをスケーリングするために使用される。いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、第1のプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートにワイヤレスデバイスにより適用される。いくつかの実施形態において、アンテナポートの電力スケーリングは、無線ネットワークノードによりワイヤレスデバイスへシグナリングされる。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイスのための方法が提供される。ワイヤレスデバイスにより、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、ビーム形成されるアンテナポート上でレポートされる、第1の符号ブックからのプリコーダにおけるビーム電力スケーリング成分が、第2の符号ブックからのプリコーダを決定する前に適用される。いくつかの実施形態において、無線ネットワークノードから(直接的に又は間接的に)シグナリングされるアンテナポートの電力スケーリングが受信される。
また別の観点によれば、処理回路を備える無線ネットワークノードが提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第2のマルチビームから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、処理回路を備えるワイヤレスデバイスが提供される。処理回路は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。処理回路は、第2の符号ブックへアクセスする、ようにさらに構成される。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備える無線ネットワークノードが提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備えるワイヤレスデバイスが提供される。処理回路は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
1つの観点によれば、基地局のための方法が提供される。基地局により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。基地局により、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、マルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ユーザ機器のための方法が提供される。ユーザ機器により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。ユーザ機器により、第2の符号ブックへのアクセスが行われる。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、基地局のための方法が提供される。ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダが決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。基地局は、無線アクセスノード及びユーザ機器の一方である。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ユーザ機器のための方法が提供される。ユーザ機器により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備える基地局が提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第2のマルチビームから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、処理回路を備えるユーザ機器が提供される。処理回路は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。処理回路は、第2の符号ブックへアクセスする、ようにさらに構成される。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備える基地局が提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダの第1のプリコーダのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備えるユーザ機器が提供される。処理回路は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路を備える無線ネットワークノードが提供される。処理回路は、メモリ及び1つ以上のプロセッサを含む。無線ネットワークノードは、上述の無線ネットワークノードのいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路を備えるワイヤレスデバイスが提供される。処理回路は、メモリ及び1つ以上のプロセッサを含む。ワイヤレスデバイスは、上述のワイヤレスデバイスのいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路を備えるユーザ機器が提供される。処理回路は、メモリ及び1つ以上のプロセッサを含む。ユーザ機器は、上述のユーザ機器のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路を備える基地局が提供される。処理回路は、メモリ及び1つ以上のプロセッサを含む。基地局は、上述の基地局のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、媒体内に具現化されたコンピュータ読取可能なプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供される。コンピュータ読取可能なプログラムコードは、上記例の方法のいずれか1つ以上を実行するコンピュータ読取可能なコードを含む。別の観点によれば、コンピュータプログラムを含む担体が提供され、当該担体は、電子信号、光学信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである。いくつかの実施形態において、処理回路を含む無線ネットワークノードは、実行されると上述の例示的な実施形態の方法のいずれかを当該無線ネットワークノードに実行させる命令群、を含む。
別の観点によれば、無線ネットワークノードのための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路の1つ以上のプロセッサにより実行されると、上述の方法のいずれかを無線ネットワークノードに実行させる。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイスのための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路の1つ以上のプロセッサにより実行されると、上述の方法のいずれかをワイヤレスデバイスに実行させる。
別の観点によれば、ユーザ機器のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路の1つ以上のプロセッサにより実行されると、上述の方法のいずれかをユーザ機器に実行させる。
別の観点によれば、基地局のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路の1つ以上のプロセッサにより実行されると、上述の方法のいずれかを基地局に実行させる。
また別の観点によれば、無線ネットワークノードが提供される。無線ネットワークノードは、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定するように構成される測定モジュールを含む。測定モジュールは、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定するようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスするように構成される送受信機モジュールを含む。送受信機モジュールは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスするようにさらに構成される。
また別の観点によれば、無線ネットワークノードが提供される。無線ネットワークノードは、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定するように構成される測定モジュールを含み、第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイスが提供される。ワイヤレスデバイスは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスするように構成される送受信機モジュールを含み、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
本実施形態並びに付随する利点及びその特徴のより十分な理解が、添付図面と併せて考慮された場合に、以下の詳細な説明を参照することにより一層容易に得られるであろう
空間多重化のためのシステムのブロック図である。 システム帯域幅の区画化(partitioning)の図である。 二重偏波アンテナの4×4アレイである。 DFTビームのグリッドである。 アンテナポートのマッピングを示している。 ネットワークノードのブロック図である。 ネットワークノードの代替的な実施形態のブロック図である。 ワイヤレスデバイスのブロック図である。 ワイヤレスデバイスの代替的な実施形態のブロック図である。 ハイブリッド型非プリコーデッドビーム形成CSIリファレンス信号の使用を対象とする高度CSIレポーティングのためのネットワークノードにおける例示的な処理のフローチャートである。 符号ブック決定のためのワイヤレスデバイスにおける例示的な処理のフローチャートである。
ここで使用されるワイヤレスデバイスとの用語は、セルラー又はモバイル通信システムにおいて、ネットワークノードとの間で及び/若しくは他のワイヤレスデバイスとの間で通信する、いかなるタイプのワイヤレスデバイスへの言及であってもよい。ワイヤレスデバイスの例は、ユーザ機器(UE)、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)ワイヤレスデバイス、マシンタイプワイヤレスデバイス若しくはマシンツーマシン(M2M)通信可能なワイヤレスデバイス、PDA、iPAD、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、USBドングルなどである。
ここで使用される"ネットワークノード"との用語は、例えば、コアネットワークノード、MSC、MME、O&M、OSS、SON、測位ノード(例えば、E−SMLC)、MDTノードなどの、無線ネットワークノード又は他のネットワークノードへの言及であってもよい。
ここで使用される"無線ネットワークノード"との用語は、無線ネットワークに含まれるいかなる種類のネットワークノードであることもでき、それはさらに、基地局(BS)、無線基地局、基地送受信局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、拡張ノードB(eNB若しくはeNodeB)、gNodeB、ノードB、MSR BSといったマルチ標準無線(MSR)無線ノード、リレーノード、リレーを制御するドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、RRU(Remote Radio Unit)、RRH(Remote Radio Head)、DAS(distributed antenna system)内のノードなどのうちの任意のものを含み得る。
さらに、ワイヤレスデバイス又はネットワークノードにより実行されるものとしてここで説明される機能が、複数のワイヤレスデバイス及び/又は複数のネットワークノードをまたいで分散されてもよいことに留意されたい。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、注記されることとして、それら実施形態は、ハイブリッドクラスA/B動作のための高度CSIレポーティングに関連する装置のコンポーネント及び処理ステップの組み合わせに主として内在する。したがって、適切な場合には、コンポーネントは図中で型どおりのシンボルで表現されており、図面は、ここでの説明の恩恵を有する当業者にとって容易に明らかとなる詳細で本開示を曖昧にすることのないように、実施形態の理解に関する特定の詳細のみを示す。
ここで使用されるところでは、"第1"及び"第2"、"上"及び"下"などといった関係的な用語が、あるエンティティ又は要素と他のエンティティ又は要素とを単に区別するために、そうしたエンティティ又は要素間のいかなる物理的な若しくは論理的な関係若しくは順序を必ずしも要し又は示唆することなく使用され得る。
本開示は、ハイブリッドクラスA/B動作を伴う高度CSIフィードバックを考慮する。導入セクションで説明したように、クラスA CSIレポーティングのために、マルチビームプリコーダ符号ブックが使用され得る。ここで、クラスAプリコーダWは、ビーム成分のセットを線形結合することにより構築されてよく、ここで、ビーム電力割り当て及びビーム共位相化の双方が使用される。そうした符号ブック内のランク1のプリコーダは、例えば次のように表現され得る
Figure 2021090206
いくつかの実施形態において、ビーム電力レベルはW内に含まれ得る。注記されることとして、ビーム成分のセットを線形結合することによりプリコーダを構築することを含めて、プリコーダ符号ブック構造を表現するための多くの等価な手法があり、ここで使用される具体的な符号ブック構造は、そうした符号ブック構造の一例と見なされるべきであるが、本開示のいくつかの原理は、他の符号ブック構造にも適用可能である。類似の注記として、ここでの例及び説明ではランク1のプリコーダのみが使用されるが、本開示のいくつかの原理は、任意のランクのプリコーダを伴う符号ブックに適用可能である。
Figure 2021090206
本開示は、ハイブリッドクラスA/B動作へと適合される、プリコーダ決定のための方法とクラスBプリコーダ符号ブックのための設計とを提示し、マルチビームの符号ブックからのプリコーダ又は(行列ファクタといった)プリコーダ成分がクラスA CSIレポート内でワイヤレスデバイスによりレポートされる。
本開示の全ての実施形態において、クラスBレポーティングのための符号ブック内のプリコーダは、効率的なハイブリッドクラスA/B動作を確実にするために、クラスAレポーティングのために使用されるマルチビーム符号ブックとの間で1つ以上の共通成分を共有する。共有されるそれら成分は、いくつかの実施形態において、行列ファクタ又は、行列ファクタにより等価的に表現され得る成分を含み得る。いくつかの実施形態において、共有される成分は、電力スケーリング成分及び/又は位相スケーリング成分を含み得る。
先行技術では、典型的には、クラスAの符号ブックとクラスBの符号ブックとは別々の設計を有し、共通成分を共有することはない。この手法は、高度ではない単一ビームのクラスAの符号ブックについては十分うまく機能し得る。しかしながら、マルチビームのクラスAの符号ブックを伴う高度CSIレポーティングについては、先行技術の手法は、有意な性能ロスに帰結する場合があり、効率的なハイブリッドクラスA/B動作のためにはクラスAの符号ブックとクラスBの符号ブックとの間の共通性が望まれる。
Figure 2021090206
Figure 2021090206
実施形態の別のセットでは、先に記載したものと同じクラスA符号ブックが使用されるが、クラスB符号ブックは、共有される位相スケーリング成分のみを含み、即ち、クラスB符号ブック内のプリコーダは、W=Wと記述され得る。但し、マルチビームの符号ブックを伴う良好なプリコーディング性能のためには、ビーム電力スケーリングは通常は適用されなければならないであろう。以下の複数の実施形態は、クラスB符号ブックがそうした成分を含まない場合であっても、ビーム電力スケーリングを考慮するための多様な方法を開示する。
Figure 2021090206
別のそうした実施形態では、ワイヤレスデバイスは、レポートされるクラスAプリコーダの電力スケーリング成分を記憶する。ワイヤレスデバイスは、その後(各ポート上で均等な電力割り当てで送信されるものと想定される)ビーム形成されるクラスBアンテナポートを測定する際に、クラスBプリコーダを決定する前に、まず、測定されたクラスBアンテナポートに対してクラスAレポートからの記憶済みの電力スケーリングを適用する。よって、クラスAレポートにおいてワイヤレスデバイスにより選択される電力スケーリングは、半永続的であるとみなされてもよく、それにより、ワイヤレスデバイスは、クラスB CSI−RSをビーム形成するためにクラスAプリコーダレポート内のビーム選択成分が使用されるものと想定する。
また別のそうした実施形態では、eNBは、ポートの各々において均等な電力でクラスBアンテナポートを送信するが、代わりに、クラスBアンテナポートに対し適用されるべき電力スケーリングをワイヤレスデバイスへシグナリングする。
Figure 2021090206
図6は、ワイヤレスデバイスの構成を判定するように構成されるネットワークノード20のブロック図である。ネットワークノード20は、処理回路22を有する。いくつかの実施形態において、当該処理回路は、メモリ24及びプロセッサ26を含み得る。メモリ24は、プロセッサ26によって実行されると、ワイヤレスデバイスの構成を決定することに関連する機能を含む、ここに記載される1つ以上の機能を実行するようにプロセッサ26を構成する命令群を含む。旧来のプロセッサ及びメモリに加えて、処理回路22は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、1つ以上のプロセッサ及び/又はプロセッサコア及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)、を含み得る。
処理回路22は、メモリ24を含んでよく並びに/又はメモリ24へ接続されてよく並びに/又はメモリ24へアクセスする(例えば、メモリ24へ書き込む及び/若しくはメモリ24から読み出す)ように構成されてよい。メモリ24は、例えばキャッシュ及び/又はバッファメモリ及び/又はRAM(random access memory)及び/又はROM(read-only memory)及び/又は光学メモリ及び/又はEPROM(erasable programmable read-only memory)といった、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリを含み得る。こうしたメモリ24は、制御回路により実行可能なコード並びに/又は、例えばノードの構成及び/若しくはアドレスデータといった、例えば通信に関わるデータ等の他のデータ、を記憶するように構成され得る。処理回路22は、ここに記載される方法のうちの任意のものを制御するように、及び/又はそうした方法を例えばプロセッサ26に実行させるように構成されてもよい。対応する命令群は、メモリ24に記憶されてよく、メモリ24は読取可能であり及び/又は処理回路22へ読取可能に接続され得る。言い換えれば、処理回路22は、コントローラを含んでよく、コントローラは、マイクロプロセッサ及び/又はマイクロコントローラ及び/又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)デバイス及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得る。処理回路22は、アクセス可能に構成され得るメモリを含むか、メモリへ接続され得るか、メモリへ接続可能である、と考えられ得る。1つの実施形態では、メモリ24はプリコーダ30を記憶し、プロセッサは、測定ユニット32のアルゴリズムを実行することにより上述の手続を実装する。ネットワークノードは、ネットワークノード20とワイヤレスデバイス40との間で信号を送受信する送受信機モジュール29をも含む。図7は、プリコーダ30を記憶するメモリモジュール23を有し及びソフトウェアモジュールであり得る測定モジュール33を有する、ネットワークノード20の代替的な実施形態のブロック図である。
図8は、ワイヤレスデバイス40の一実施形態のブロック図である。ワイヤレスデバイス40は処理回路42を含み、処理回路42はメモリ44及びプロセッサ46を含む。メモリ44はプリコーダ50を記憶し、プロセッサ46は、ビーム電力スケーリング52及びプリコーダ決定部54を実行する。ワイヤレスデバイスは、ネットワークノード20とワイヤレスデバイス40との間で信号を送受信するための送受信機48も含む。
図9は、プリコーダ50を記憶するメモリモジュール45を含む、ワイヤレスデバイス40の代替的な実施形態のブロック図である。ワイヤレスデバイス40は、ビーム電力スケーリング及びプリコーダ決定を実行するためのソフトウェアモジュール53及び55も含む。ワイヤレスデバイス40は、ネットワークノード及び他のワイヤレスデバイスと通信するための送受信機モジュール49も含む。
図10は、ハイブリッド型非プリコーデッドビーム形成CSIリファレンス信号の使用を対象とする高度CSIレポーティングのための、ネットワークノードにおける例示的な処理のフローチャートである。当該処理は、第1の符号ブックから、マルチビームの第2の符号ブックと共通成分を共有するプリコーダを決定すること(ブロックS100)、を含む。当該処理は、ビーム形成されるアンテナポートを測定すること(ブロックS102)、をも含む。当該処理は、典型的には非プリコーデッドなアンテナポートのより大きいセットを測定すること(ブロックS104)、をオプションとして含んでもよい。
図11は、符号ブック決定のための、ワイヤレスデバイスにおける例示的な処理のフローチャートである。当該処理は、いくつかの成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすること(ブロックS108)、を含む。当該処理は、第1の符号ブックからの成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスすること(ブロックS110)、をも含む。当該処理は、成分のサブセットがビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含むこと(ブロックS112)、をオプションとして含んでもよい。
他のいくつかの実施形態は以下のとおりである。
実施形態A1: 第1の符号ブックからプリコーダを決定する方法であって、前記プリコーダの決定は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うこと、を含み、前記第1の符号ブック内の前記プリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内のプリコーダと1つ以上の共通成分を共有し、前記第2の符号ブックからプリコーダを決定することは、典型的には非プリコーデッドなアンテナポートのより大きいセットに対し測定を行うこと、を含む、方法。
実施形態A2: 実施形態A1の方法であって、前記1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
実施形態A3: 実施形態A2の方法であって、第1のプリコーダの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
実施形態A4: 実施形態A1の方法であって、前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
実施形態A5: 実施形態A4の方法であって、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダに含まれる電力スケーリング成分は、送信側のネットワークノードにより、前記ビーム形成されるアンテナポート上の電力レベルをスケーリングするために使用される、方法。
実施形態A6: 実施形態A4の方法であって、ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダの前記ビーム電力スケーリング成分は、第1のプリコーダを決定する前に、前記ビーム形成されるアンテナポートに前記ワイヤレスデバイスにより適用される、方法。
実施形態A7: 実施形態A4の方法であって、アンテナポートの電力スケーリングは、ネットワークノードによりワイヤレスデバイスへシグナリングされる、方法。
実施形態B1: いくつかの成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックに対するアクセスをワイヤレスデバイスが有する方法。当該ワイヤレスデバイスは、前記第1の符号ブックからの成分のサブセットを含む第2の符号ブックへのアクセスをも有する。
実施形態B2: 実施形態B1の方法であって、前記成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
実施形態B3: 実施形態B2の方法であって、前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
実施形態B4: 実施形態B1の方法であって、前記成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
実施形態B5: 実施形態B4の方法であって、前記ワイヤレスデバイスによりレポートされる前記第1の符号ブックからのプリコーダにおける前記ビーム電力スケーリング成分は、前記第2の符号ブックからのプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートに前記ワイヤレスデバイスにより適用される、方法。
実施形態B6: 実施形態B4の方法であって、アンテナポートの電力スケーリングは、ネットワークノードにより前記ワイヤレスデバイスへシグナリングされる、方法。
実施形態C1: 第1の符号ブックからプリコーダを決定する、無線ノードにおける方法であって、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うこと、を含み、前記第1の符号ブック内の前記プリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内のプリコーダと1つ以上の共通成分を共有し、及び、オプションとして、前記第2の符号ブックからプリコーダを決定することは、典型的には非プリコーデッドなアンテナポートのより大きいセットに対し測定を行うこと、を含み、前記無線ノードは、無線アクセスノード又はワイヤレスデバイスであり得る、方法。
実施形態C2: 実施形態C1の方法であって、前記1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
実施形態C3: 実施形態C2の方法であって、第1のプリコーダの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
実施形態C4: 実施形態C1の方法であって、前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
実施形態C5: 実施形態C4の方法であって、前記ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダに含まれる電力スケーリング成分は、送信側のネットワークノードにより、前記ビーム形成されるアンテナポート上の電力レベルをスケーリングするために使用される、方法。
実施形態C6: 実施形態C4の方法であって、前記ワイヤレスデバイスによりレポートされる第2のプリコーダの前記ビーム電力スケーリング成分は、第1のプリコーダを決定する前に、前記ビーム形成されるアンテナポートに前記ワイヤレスデバイスにより適用される、方法。
実施形態C7: 実施形態C4の方法であって、アンテナポートの電力スケーリングは、ネットワークノードにより前記ワイヤレスデバイスへシグナリングされる、方法。
実施形態D1: ワイヤレスデバイスのための方法であって、いくつかの成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすること、を含み、オプションとして、前記第1の符号ブックからの前記成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスすること、をさらに含む、方法。
実施形態D2: 実施形態D1の方法であって、前記成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
実施形態D3: 実施形態B2の方法であって、前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
実施形態D4: 実施形態B1の方法であって、前記成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
実施形態D5: 実施形態B4の方法であって、前記第2の符号ブックからのプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートに、レポートされる前記第1の符号ブックからのプリコーダにおける前記ビーム電力スケーリング成分を適用すること、をさらに含む、方法。
実施形態D6: 実施形態B4の方法であって、ネットワークノードから(直接的に又は間接的に)シグナリングされるアンテナポートの電力スケーリングを受信すること、をさらに含む、方法。
実施形態E1: 回路を備えるノードであって、上記例の方法のうちのいずれか1つ以上を実行するように動作可能である、ノード。
実施形態E2: 実施形態E1のノードであって、前記回路はメモリ及び1つ以上のプロセッサを含む、ノード。
実施形態E3: 媒体内に具現化されたコンピュータ読取可能なプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、上記例の方法のうちのいずれか1つ以上を実行するコンピュータ読取り可能なコードを含む、コンピュータプログラムプロダクト。
実施形態E4: 実施形態E3のコンピュータプログラムを含む担体であって、前記担体は、電子信号、光学信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである、担体。
実施形態E5: 命令群を含む回路を含むノードであって、前記命令群は、実行されると、上記例示的な実施形態の方法のうちのいずれかを無線ネットワークノードに実行させる、ノード。
実施形態E6: ノードのための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリであって、前記実行可能な命令群は、1つ以上のプロセッサにより実行されると、上記例示的な実施形態の方法のうちのいずれかを無線ノードに実行させる、非一時的なコンピュータ読取可能なメモリ。
よって、いくつかの実施形態は、ハイブリッド型非プリコーデッドビーム形成CSIリファレンス信号の使用を対象とする高度CSIレポーティングのための方法、無線ネットワークノード、ワイヤレスデバイス、及びユーザ機器を有利に提供する。1つの観点によれば、無線ネットワークノード20のための方法が提供される。無線ネットワークノード20により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。無線ネットワークノード20により、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、マルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイス40のための方法が提供される。ワイヤレスデバイス40により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。ワイヤレスデバイス40により、第2の符号ブックへのアクセスが行われる。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、無線ネットワークノード20のための方法が提供される。ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。無線ネットワークノード20は、無線アクセスノード及びワイヤレスデバイス40の一方である。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイス40のための方法が提供される。ワイヤレスデバイス40により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路22を備える無線ネットワークノード20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第2のマルチビームから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、処理回路42を備えるワイヤレスデバイス40が提供される。処理回路42は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。処理回路42は、第2の符号ブックへアクセスする、ようにさらに構成される。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路22を備える無線ネットワークノード20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路42を備えるワイヤレスデバイス40が提供される。処理回路42は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
1つの観点によれば、基地局20のための方法が提供される。基地局20により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。基地局20により、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ユーザ機器40のための方法が提供される。ユーザ機器40により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。ユーザ機器40により、第2の符号ブックへのアクセスが行われる。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、基地局20のための方法が提供される。ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより、第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30が決定される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。基地局20は、無線アクセスノード及びユーザ機器40の一方である。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、ユーザ機器40のための方法が提供される。ユーザ機器40により、第1の符号ブックへのアクセスが行われる。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路22を備える基地局20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第2のマルチビームから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
別の観点によれば、処理回路42を備えるユーザ機器40が提供される。処理回路42は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。処理回路42は、第2の符号ブックへアクセスする、ようにさらに構成される。第2の符号ブックは、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路22を備える基地局20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、少なくとも1つのプリコーダ30の第1のプリコーダ30のビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路42を備えるユーザ機器40が提供される。処理回路42は、第1の符号ブックへアクセスする、ように構成される。第1の符号ブックは、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである。第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
この観点によれば、いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む。いくつかの実施形態において、第2の符号ブックのビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される。いくつかの実施形態において、複数の成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む。
また別の観点によれば、処理回路22を備える無線ネットワークノード20が提供される。処理回路22は、メモリ24及び1つ以上のプロセッサ26を含む。無線ネットワークノード20は、上述の無線ネットワークノード20のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路42を備えるワイヤレスデバイス40が提供される。処理回路42は、メモリ44及び1つ以上のプロセッサ46を含む。ワイヤレスデバイス40は、上述のワイヤレスデバイス40のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路42を備えるユーザ機器40が提供される。処理回路42は、メモリ44及び1つ以上のプロセッサ46を含む。ユーザ機器40は、上述のユーザ機器40のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、処理回路22を備える基地局20が提供される。処理回路22は、メモリ24及び1つ以上のプロセッサ26を含む。基地局20は、上述の基地局20のいずれか1つに従って構成される。
別の観点によれば、媒体内に具現化されたコンピュータ読取可能なプログラムコードを有する当該非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトが提供される。コンピュータ読取可能なプログラムコードは、上記例の方法のうちいずれか1つ以上を実行するコンピュータ読取可能なコードを含む。別の観点によれば、コンピュータプログラムを含む担体が提供され、当該担体は、電子信号、光学信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである。いくつかの実施形態において、処理回路22を含む無線ネットワークノード20は、実行されると上述の例示的な実施形態の方法のいずれかを当該無線ネットワークノード20に実行させる命令群、を含む。
別の観点によれば、無線ネットワークノード20のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路22の1つ以上のプロセッサ26により実行されると、上述の方法のいずれかを無線ネットワークノード20に実行させる。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイス40のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路42の1つ以上のプロセッサ46により実行されると、上述の方法のいずれかをワイヤレスデバイス40に実行させる。
別の観点によれば、ユーザ機器40のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路42の1つ以上のプロセッサ46により実行されると、上述の方法のいずれかをユーザ機器40に実行させる。
別の観点によれば、基地局20のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリが提供される。実行可能な命令群は、処理回路22の1つ以上のプロセッサ26により実行されると、上述の方法のいずれかを基地局20に実行させる。
また別の観点によれば、無線ネットワークノード20が提供される。無線ネットワークノード20は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定するように構成される測定モジュール33を含む。測定モジュール33は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定するようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイス40が提供される。ワイヤレスデバイス40は、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスするように構成される送受信機モジュール49を含む。送受信機モジュール49は、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスするようにさらに構成される。
また別の観点によれば、無線ネットワークノード20が提供される。無線ネットワークノード20は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定するように構成される測定モジュール33を含み、第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
別の観点によれば、ワイヤレスデバイス40が提供される。ワイヤレスデバイス40は、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスするように構成される送受信機モジュール49を含み、第1の符号ブックからの複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある。
当業者により理解されるであろうように、ここで説明した概念は、方法、データ処理システム及び/又はコンピュータプログラムプロダクトとして具現化されてよい。したがって、ここで説明した概念は、全体としてハードウェアでの実施形態、全体としてソフトウェアでの実施形態、又は、ソフトウェア及びハードウェアの側面を組み合わせた実施形態の形式をとってよく、それら全てが概して"回路"又は"モジュール"としてここで言及されている。さらに、本開示は、コンピュータにより実行可能なコンピュータプログラムを媒体において具現化した有形のコンピュータ使用可能な当該記憶媒体上のコンピュータプログラムプロダクトの形式をとってもよい。ハードディスク、CD−ROM、電子記憶デバイス、光学記憶デバイス、又は磁気記憶デバイスを含めて、任意の適した有形のコンピュータ読取可能な媒体が利用されてよい。
いくつかの実施形態は、フローチャートの例示、並びに/又は方法、システム及びコンピュータプログラムプロダクトのブロック図を参照しながらここで説明されている。理解されるであろうこととして、フローチャートの例示及び/又はブロック図の各ブロック、並びに、フローチャートの例示及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせを、コンピュータプログラム命令群により実装することができる。それらコンピュータプログラム命令群は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサへ提供されてマシンを生み出し、それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して稼働する上記命令群が、フローチャート及び/又はブロック図の1つ若しくは複数のブロックにおいて特定された機能/動作を実装するための手段を生成する。
それらコンピュータプログラム命令群は、コンピュータ読取可能なメモリ又は記憶媒体内に記憶されてもよく、コンピュータ読取可能なメモリ内に記憶される命令群がフローチャート及び/又はブロック図の1つ若しくは複数のブロックにおいて特定された機能/動作を実装する命令手段を含む製造の品目を生み出すように、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置に特定のやり方で機能するように指示することができる。
また、コンピュータプログラム命令群は、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で一連の動作ステップを実行させるように、当該コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置へロードされて、コンピュータ実装された処理を生み出してもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラム可能な装置上で稼働するそれら命令群は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ若しくは複数のブロックにおいて特定された機能/動作を実装するためのステップを提供する。
理解されるべきこととして、ブロック内に記述した機能/動作は、動作例において記述した順序から外れて生じてもよい。例えば、連続的に示した2つのブロックが実際には実質的に並行的に実行さてもよく、又は、それらブロックは関係する機能性/動作に依存して逆の順序で実行されることがあってもよい。図のうちのいくつかは通信の主要な方向を示すための通信経路上の矢印を含むものの、理解されるべきこととして、描かれた矢印に対して反対方向に通信が生じてもよい。
ここで説明した概念の動作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)又はC++といったオブジェクト指向プログラミング言語で書かれてもよい。しかしながら、本開示の動作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、"C"プログラミング言語といった旧来の手続型のプログラミング言語で書かれてもよい。そのプログラムコードは、全体としてユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアローンのソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上で及び部分的にリモートコンピュータ上で、又は、全体としてリモートコンピュータ上で稼働してよい。後者のシナリオにおいて、リモートコンピュータは、LAN(local area network)若しくはWAN(wide area network)を通じてユーザのコンピュータへ接続されてもよく、又は、その接続は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを通じて)外部コンピュータへなされてもよい。
多くの異なる実施形態が、上の説明及び図面に関連してここで開示されている。理解されるであろうこととして、それら実施形態のあらゆる組み合わせ及び副次的な組み合わせをそのまま記述し及び説明することは、過度に冗長的で分かりにくいはずである。したがって、全ての実施形態は、いかなる手法で及び/又は組み合わせで組み合わされてもよく、本明細書は、図面を含めて、ここで説明した実施形態の全ての組み合わせ及び副次的な組み合わせについて並びにそれらを活用するやり方及び処理について完全に記述した説明を構成するものと解釈されるものとし、そうしたいかなる組み合わせ又は副次的な組み合わせに関する請求項をもサポートするものとする。
ここまでの説明において使用されている略語は次を含む:
・1D 1次元
・2D 2次元
・3GPP 第三世代パートナーシッププロジェクト
・5G 第五世代
・ACK 確認応答
・ASIC 特定用途向け集積回路
・ARQ 自動再送要求
・CA キャリアアグリゲーション
・CB 符号ブック
・CDMA 符号分割多重アクセス
・CFAI CSIフィードバック精度インジケータ
・CFI 制御情報インジケータ
・CP サイクリックプレフィクス
・CPU 中央処理ユニット
・CQI チャネル品質インジケータ
・CRS 共通リファレンスシンボル/信号
・CSI チャネル状態情報
・CSI−RS チャネル状態情報リファレンスシンボル/信号
・dB デシベル
・DCI ダウンリンク制御情報
・DFT 離散フーリエ変換
・DL ダウンリンク
・eNB 拡張又は進化型ノードB
・DP デュアル偏波
・EPC 進化型パケットコア
・EPDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
・EPRE リソースエレメント毎エネルギー
・E−UTRAN 進化型又は拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・FDD 周波数分割複信
・FD−MIMO 全次元MIMO
・FFT 高速フーリエ変換
・FPGA フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
・GSM グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ
・HARQ ハイブリッドARQ
・ID 識別子
・IFFT 逆FFT
・LSB 最下位ビット
・LTE ロング・ターム・エボリューション
・M2M マシンツーマシン
・MCS 変調符号化方式(又は状態)
・MIMO 複数入力複数出力
・MME モビリティ管理エンティティ
・MSB 最上位ビット
・MU−MIMO マルチユーザMIMO
・NAK 非確認応答
・NZP 非ゼロ電力
・OCC 直交カバー符号
・OFDM 直交周波数分割多重
・PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
・PDA パーソナル・デジタル・アシスタント
・PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
・PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
・PRB 物理リソースブロック
・PMI プリコーダ行列インジケータ
・PSK 位相偏移変調
・PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
・PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
・QPSK 四位相偏移変調
・RB リソースブロック
・RE リソースエレメント
・Rel リリース
・RI ランクインジケータ
・RRC 無線リソース制御
・SINR 信号対干渉及び雑音比
・SNR 信号対雑音比
・SP 信号偏波
・SR スケジューリング要求
・SU−MIMO シングルユーザMIMO
・TDD 時分割複信
・TFRE 時間/周波数リソースエレメント
・TP 送信ポイント
・TS 技術仕様
・Tx 送信
・UE ユーザ機器
・UL アップリンク
・ULA 等間隔直線アレイ
・UMB ウルトラ・モバイル・ブロードバンド
・UPA 等間隔平面アレイ
・WCDMA 広帯域符号分割多元接続
・ZP ゼロ電力
当業者により認識されるであろうこととして、ここで説明した実施形態は、これまでに具体的に示し説明したものには限定されない。加えて、上で別段の言及がなされていない限り、添付図面の全ては等尺ではないことに留意すべきである。上の教示を踏まえて、多様な修正及び変形が可能である。
見て取れるように、情報搬送シンボルベクトルs10に、N×rのプリコーダ行列W12が乗算され、それが(N個のアンテナポート14に対応する)N次元のベクトル空間のサブ空間内で送信エネルギーを分配する働きをする。プリコーダ行列12は、典型的には、プリコーダ行列候補の符号ブックから選択され、典型的には、プリコーダ行列インジケータ(PMI)によって指し示され、PMIは、所与の数のシンボルストリームのための上記符号ブック内の一意なプリコーダ行列を特定する。s10内のr個のシンボルは、各々がレイヤに相当し、rは送信ランクとして言及される。この手法で、同一の時間/周波数リソースエレメント(TFRE)上で同時に複数のシンボルを送信できることから、空間多重化が達成される。シンボル数rは、典型的には、現行のチャネル特性に適するように適応化される。
また別の観点によれば、処理回路を備える無線ネットワークノードが提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
また別の観点によれば、処理回路を備える基地局が提供される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ように構成される。処理回路は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
また別の観点によれば、無線ネットワークノードが提供される。無線ネットワークノードは、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダを決定するように構成される測定モジュールを含み、第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダは、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダと1つ以上の共通成分を共有する。
実施形態D3: 実施形態2の方法であって、前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
実施形態D4: 実施形態1の方法であって、前記成分のサブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
実施形態D5: 実施形態4の方法であって、前記第2の符号ブックからのプリコーダを決定する前に、ビーム形成されるアンテナポートに、レポートされる前記第1の符号ブックからのプリコーダにおける前記ビーム電力スケーリング成分を適用すること、をさらに含む、方法。
実施形態D6: 実施形態4の方法であって、ネットワークノードから(直接的に又は間接的に)シグナリングされるアンテナポートの電力スケーリングを受信すること、をさらに含む、方法。
また別の観点によれば、処理回路22を備える無線ネットワークノード20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。
また別の観点によれば、処理回路22を備える基地局20が提供される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ように構成される。処理回路22は、ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ30を決定する、ようにさらに構成される。第1の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30は、第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ30と1つ以上の共通成分を共有する。

Claims (78)

  1. 無線ネットワークノード(20)のための方法であって、
    前記無線ネットワークノード(20)により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、
    前記無線ネットワークノード(20)により、前記ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、前記第2の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有することと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  5. ワイヤレスデバイス(40)のための方法であって、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすることと、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスすることと、
    を含む方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  8. 請求項5に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  9. 無線ネットワークノード(20)のための方法であって、
    前記無線ネットワークノード(20)により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有することと、前記無線ネットワークノード(20)は、無線アクセスノード及びワイヤレスデバイス(40)の一方であることと、
    を含む方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  12. 請求項9に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  13. ワイヤレスデバイス(40)のための方法であって、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすることと、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にあることと、
    を含む方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  16. 請求項13に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  17. 無線ネットワークノード(20)であって、
    処理回路(22)を備え、前記処理回路(22)は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定し、及び、
    前記ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、前記第2の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    無線ネットワークノード(20)。
  18. 請求項17に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、無線ネットワークノード(20)。
  19. 請求項18に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、無線ネットワークノード(20)。
  20. 請求項17に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、無線ネットワークノード(20)。
  21. ワイヤレスデバイス(40)であって、
    処理回路(42)を備え、前記処理回路(42)は、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスし、及び、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスする、ように構成される、
    ワイヤレスデバイス(40)。
  22. 請求項21に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、ワイヤレスデバイス(40)。
  23. 請求項22に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、ワイヤレスデバイス(40)。
  24. 請求項21に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、ワイヤレスデバイス(40)。
  25. 無線ネットワークノード(20)であって、
    処理回路を備え、前記処理回路は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    無線ネットワークノード(20)。
  26. 請求項25に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、無線ネットワークノード(20)。
  27. 請求項26に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、無線ネットワークノード(20)。
  28. 請求項25に記載の無線ネットワークノード(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、無線ネットワークノード(20)。
  29. ワイヤレスデバイス(40)であって、
    処理回路を備え、前記処理回路は、
    前記ワイヤレスデバイス(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスする、ように構成され、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある、
    ワイヤレスデバイス(40)。
  30. 請求項29に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、ワイヤレスデバイス(40)。
  31. 請求項30に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、ワイヤレスデバイス(40)。
  32. 請求項29に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、ワイヤレスデバイス(40)。
  33. 基地局(20)のための方法であって、
    前記基地局(20)により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、
    前記基地局(20)により、前記ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、前記第2の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有することと、
    を含む方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  35. 請求項34に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  36. 請求項33に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  37. ユーザ機器(40)のための方法であって、
    前記ユーザ機器(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすることと、
    前記ユーザ機器(40)により、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスすることと、
    を含む方法。
  38. 請求項37に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  39. 請求項38に記載の方法であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  40. 請求項37に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  41. 基地局(20)のための方法であって、
    前記基地局(20)により、ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定することと、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有することと、
    を含む方法。
  42. 請求項41に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  43. 請求項42に記載の方法であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  44. 請求項41に記載の方法であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  45. ユーザ機器(40)のための方法であって、
    前記ユーザ機器(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスすることと、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にあることと、
    を含む方法。
  46. 請求項45に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、方法。
  47. 請求項46に記載の方法であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、方法。
  48. 請求項45に記載の方法であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、方法。
  49. 基地局(20)であって、
    処理回路(22)を備え、前記処理回路(22)は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定し、及び、
    前記ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、前記第2の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    基地局(20)。
  50. 請求項49に記載の基地局(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、基地局(20)。
  51. 請求項50に記載の基地局(20)であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、基地局(20)。
  52. 請求項49に記載の基地局(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、基地局(20)。
  53. ユーザ機器(40)であって、
    処理回路(42)を備え、前記処理回路(42)は、
    前記ユーザ機器(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスし、及び、
    前記ユーザ機器(40)により、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスする、ように構成される、
    ユーザ機器(40)。
  54. 請求項53に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、ユーザ機器(40)。
  55. 請求項54に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、ユーザ機器(40)。
  56. 請求項53に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、ユーザ機器(40)。
  57. 基地局(20)であって、
    処理回路を備え、前記処理回路は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    基地局(20)。
  58. 請求項57に記載の基地局(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、基地局(20)。
  59. 請求項58に記載の基地局(20)であって、
    前記少なくとも1つのプリコーダ(30)の第1のプリコーダ(30)の前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、基地局(20)。
  60. 請求項57に記載の基地局(20)であって、
    前記1つ以上の共通成分は、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第2の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、基地局(20)。
  61. ユーザ機器(40)であって、
    処理回路を備え、前記処理回路は、
    前記ユーザ機器(40)により、複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスする、ように構成され、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある、
    ユーザ機器(40)。
  62. 請求項61に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム電力スケーリング成分及び/又はビーム位相スケーリング成分を含む、ユーザ機器(40)。
  63. 請求項62に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記第2の符号ブックの前記ビーム電力スケーリング成分は、広帯域基準で選択され、及び/又は、前記ビーム位相スケーリング成分は、サブ帯域基準で選択される、ユーザ機器(40)。
  64. 請求項61に記載のユーザ機器(40)であって、
    前記複数の成分の前記サブセットは、ビーム位相スケーリング成分を含み、
    前記第1の符号ブックは、ビーム電力スケーリング成分を含む、ユーザ機器(40)。
  65. 請求項17、18、19、20、25、26、27、及び28のいずれか一項に記載の無線ネットワークノード(20)であって、前記処理回路(22)は、メモリ(24)及び1つ以上のプロセッサ(26)を含む、無線ネットワークノード(20)。
  66. 請求項21、22、23、24、29、30、31、及び32のいずれか一項に記載のワイヤレスデバイス(40)であって、前記処理回路(42)は、メモリ(44)及び1つ以上のプロセッサ(46)を含む、ワイヤレスデバイス(40)。
  67. 請求項53、54、55、56、61、62、63、及び64のいずれか一項に記載のユーザ機器(40)であって、前記処理回路(42)は、メモリ(44)及び1つ以上のプロセッサ(46)を含む、ユーザ機器(40)。
  68. 請求項49、50、51、52、57、58、59、及び60のいずれか一項に記載の基地局(20)であって、前記処理回路(22)は、メモリ(24)及び1つ以上のプロセッサ(26)を含む、基地局(20)。
  69. 非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むコンピュータプログラムプロダクトであって、前記媒体において具現化されたコンピュータ読取可能なプログラムコードを有し、前記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、請求項1〜16及び33〜48のいずれかに記載の方法のうちいずれか1つ以上を実行するコンピュータ読取可能なコードを含む、コンピュータプログラムプロダクト。
  70. 請求項69のコンピュータプログラムを含む担体であって、前記担体は、電子信号、光学信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体、のうちの1つである、担体。
  71. 無線ネットワークノード(20)のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリであって、前記実行可能な命令群は、前記処理回路(22)の1つ以上のプロセッサ(26)により実行されると、請求項1、2、3、4、9、10、11、及び12のいずれか一項に記載の方法のいずれかを前記無線ネットワークノード(20)に実行させる、非一時的なコンピュータ読取可能なメモリ。
  72. ワイヤレスデバイス(40)のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリであって、前記実行可能な命令群は、前記処理回路(42)の1つ以上のプロセッサ(46)により実行されると、請求項5、6、7、8、13、14、15、及び16のいずれか一項に記載の方法のいずれかを前記ワイヤレスデバイス(40)に実行させる、非一時的なコンピュータ読取可能なメモリ。
  73. ユーザ機器(40)のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリであって、前記実行可能な命令群は、前記処理回路(42)の1つ以上のプロセッサ(46)により実行されると、請求項37、38、39、40、45、46、47、及び48のいずれか一項に記載の方法のいずれかを前記ユーザ機器(40)に実行させる、非一時的なコンピュータ読取可能なメモリ。
  74. 基地局(20)のための実行可能な命令群を記憶するように構成される非一時的なコンピュータ読取可能なメモリであって、前記実行可能な命令群は、前記処理回路(22)の1つ以上のプロセッサ(26)により実行されると、請求項33、34、35、36、41、42、43、及び44のいずれか一項に記載の方法のいずれかを前記基地局(20)に実行させる、非一時的なコンピュータ読取可能なメモリ。
  75. 無線ネットワークノード(20)であって、
    測定モジュール(33)を備え、前記測定モジュール(33)は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定し、及び、
    前記ビーム形成されるアンテナポートのセットよりも大きい非プリコーデッドなアンテナポートのセットに対し測定を行うことによりマルチビームの第2の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、前記第2の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    無線ネットワークノード(20)。
  76. ワイヤレスデバイス(40)であって、
    送受信機モジュール(49)を備え、前記送受信機モジュール(49)は、
    複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスし、及び、
    前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットを含む第2の符号ブックへアクセスする、ように構成される、
    ワイヤレスデバイス(40)。
  77. 無線ネットワークノード(20)であって、
    測定モジュール(33)を備え、前記測定モジュール(33)は、
    ビーム形成されるアンテナポートのセットに対し測定を行うことにより第1の符号ブックから少なくとも1つのプリコーダ(30)を決定する、ように構成され、前記第1の符号ブック内の前記少なくとも1つのプリコーダ(30)は、マルチビームの第2の符号ブック内の少なくとも1つのプリコーダ(30)と1つ以上の共通成分を共有する、
    無線ネットワークノード(20)。
  78. ワイヤレスデバイス(40)であって、
    送受信機モジュール(49)を備え、前記送受信機モジュール(49)は、
    複数の成分を含むマルチビームの符号ブックである第1の符号ブックへアクセスする、ように構成され、前記第1の符号ブックからの前記複数の成分のサブセットは、第2の符号ブック内にある、
    ワイヤレスデバイス(40)。
JP2021016002A 2016-09-30 2021-02-03 ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング Pending JP2021090206A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662402900P 2016-09-30 2016-09-30
US62/402,900 2016-09-30

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019517819A Division JP7089509B2 (ja) 2016-09-30 2017-09-29 ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021090206A true JP2021090206A (ja) 2021-06-10

Family

ID=60191433

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019517819A Active JP7089509B2 (ja) 2016-09-30 2017-09-29 ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング
JP2021016002A Pending JP2021090206A (ja) 2016-09-30 2021-02-03 ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019517819A Active JP7089509B2 (ja) 2016-09-30 2017-09-29 ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10469142B2 (ja)
EP (1) EP3520231B1 (ja)
JP (2) JP7089509B2 (ja)
CN (1) CN109964414B (ja)
BR (1) BR112019006211A2 (ja)
ES (1) ES2956052T3 (ja)
MX (1) MX2019003660A (ja)
PL (1) PL3520231T3 (ja)
WO (1) WO2018060960A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3411958B1 (en) * 2016-02-04 2019-10-23 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) A method for adapting a beam shape of a beam
US10979119B2 (en) * 2018-04-18 2021-04-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Beamforming in cellular systems using the same feedback information for different physical channels
WO2020156638A1 (en) * 2019-01-29 2020-08-06 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Generation of a beam set
US11736990B2 (en) * 2020-07-21 2023-08-22 Qualcomm Incorporated Techniques for uplink performance optimization in dual carrier operation
CN112260735B (zh) * 2020-10-09 2022-01-28 哲库科技(北京)有限公司 一种码本确定方法、终端及存储介质
WO2023231039A1 (en) * 2022-06-03 2023-12-07 Qualcomm Incorporated Per-beam time-domain basis selection for channel state information codebook
CN115203797B (zh) * 2022-07-13 2023-11-28 中国建筑西南设计研究院有限公司 一种智能识别结合人工复检对梁支座进行判断的方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8599761B2 (en) * 2010-05-14 2013-12-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Systems and methods for PUCCH feedback in 3GPP wireless networks
US9407343B2 (en) * 2012-08-31 2016-08-02 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for mitigating downlink interference
US8971437B2 (en) * 2012-12-20 2015-03-03 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for antenna array channel feedback
CN107317614B (zh) * 2013-12-31 2020-09-04 上海华为技术有限公司 一种信道状态信息测量、参考信号的发送方法和装置
US10020860B2 (en) * 2014-12-02 2018-07-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Downlink signaling for partially precoded CSI-RS and CSI feedback
EP3269046A4 (en) * 2015-03-13 2018-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Advanced feedback and reference signal transmissions for mimo wireless communication systems
US10763925B2 (en) * 2015-11-11 2020-09-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for reduced feedback MIMO
US10411868B2 (en) * 2016-02-24 2019-09-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for channel state information (CSI) reporting
US10298300B2 (en) * 2016-07-27 2019-05-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Linear combination codebook for CSI reporting in advanced wireless communication systems

Also Published As

Publication number Publication date
JP7089509B2 (ja) 2022-06-22
ES2956052T3 (es) 2023-12-12
CN109964414A (zh) 2019-07-02
US10469142B2 (en) 2019-11-05
PL3520231T3 (pl) 2024-01-29
EP3520231C0 (en) 2023-08-23
MX2019003660A (es) 2019-08-05
US20180375554A1 (en) 2018-12-27
JP2020504465A (ja) 2020-02-06
BR112019006211A2 (pt) 2019-06-18
CN109964414B (zh) 2022-04-08
EP3520231B1 (en) 2023-08-23
WO2018060960A1 (en) 2018-04-05
EP3520231A1 (en) 2019-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7336489B2 (ja) 更に最適化されたオーバーヘッドを有するマルチビームコードブック
US11388685B2 (en) Configurable codebook for advanced CSI feedback overhead reduction
US11025322B2 (en) Progressive advanced CSI feedback
JP7089509B2 (ja) ハイブリッドクラスa/b動作のための高度csiレポーティング
US9680552B2 (en) Method and apparatus for reporting channel state information in wireless communication system
US20180212666A1 (en) Method for reporting beam index for 3d mimo transmission in wireless communication system, and device therefor
WO2017116119A1 (ko) 무선 통신 시스템에서 단말이 기지국으로 참조 신호 지시자를 보고하는 방법 및 이를 위한 장치
WO2014189206A1 (ko) 무선 통신 시스템에서 채널 상태 정보 보고 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220516

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220816

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230123